JP2001518046A - ヘキサアンミン硝酸コバルトの製造法 - Google Patents

ヘキサアンミン硝酸コバルトの製造法

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Abstract

(57)【要約】 コバルト(II)塩からヘキサアンミンコバルト(III)硝酸塩を製造する新規な方法が開示される。その生成物はガス発生剤組成物を処方する際に有用である。

Description

【発明の詳細な説明】 ヘキサアンミン硝酸コバルトの製造法 発明の背景 1.発明の属する技術分野 本発明は、コバルト(II)塩からヘキサアンミンコバルト(III)硝酸塩錯体 :Co(NH3)6(NO3)3を製造する、低いエネルギー集約的方法に関し、特に有 意量の気体に急速に酸化あるいは分解され得るヘキサアンミンコバルト硝酸塩錯 体の製造に関する。 2.関連技術の説明 ヘキサアンミンコバルト(III)硝酸塩錯体Co(NH3)6(NO3)3(以後、単に“ HACN”と呼ぶ)は、六個の中性アンモニア配位子と、その錯体の電荷をバラ ンスさせるために十分な硝酸塩型酸化性アニオンを含んでなる。 HACNは、他の成分と組み合わせた場合、急速に燃焼あるいは分解して有意 量の窒素ガスおよび水蒸気のような気体になる性能によってこの技術分野に関連 する。HACNをベースとする配合物の有意量の気体への分解は、熱を利用する か、適切な常用の点火装置を使用してこの気体発生反応を開始させることにより 、殆ど瞬間的に完了させることができる。 HACN-系配合物の急速に気体を生成する性能と、HACN-系配合物が、常 用の装置によって、そのような気体を発生させる能力があることにより、HAC Nは、例えば自動車のエアバッグ補助束縛システムにおける気体発生剤成分とし て商業的に重要になる。自動車製造業者の利用とその規準に応じるために、HA CN系気体発生剤組成物は、エアバッグ用気体発生装置の中で、ペレットもしく は粒子の形状であることが極めて多い。HACNを含むペレットもしくは粒子か らの殆ど瞬間的な気体の発生は十分に迅速で、車が事故で衝撃を受けた時から、 さもなければ運転者あるいは乗客がハンドルまたはダッシュボードに突っ込むに 違いない時までに経過する何分の一秒かの間に、しぼんでいて膨張し得るエアバ ッグを実用的に展開させる。 HACNのような気体発生剤構成成分の市場的意味の拡大は、政府の規制と使 用者の要求の結果、殆どではないにしても、多くの新車にエアバッグが見られる ようになったことで証明される。しかし、この増大する市場の要求は、コスト効 率が良くそして効率のよい方式でHACNおよびHACNをベースとする組成物 を製造するための合成経路の開発というより重大な負担を課すことになった。 HACNを製造するための様々な合成経路がこの技術分野で知られている。一 つの合成経路は、無機合成Inorganic Syntheses)、第2巻、28頁(MaGraw- Hill社、1946年)に或る程度詳細に説明されている。その開示を完全にここ に引用、参照することによりそれが本明細書に含まれるものとする。この方法に よれば、HACNは硝酸コバルト(II)のような出発原料から合成される。硝酸 コバルト(II)(その六水和物0.25モル)を水(100mL)に溶かして水 溶液にする。次いで、このコバルト溶液に、硝酸アンモニウム(1モル)、活性 炭(0.166モル)および濃アンモニア水溶液(NH3・2.5モル)を次々 に加える。次いで、この混合物を通して空気を吹込んで、その溶液が黄褐色にな り、そして黄褐色の固体が生成するまで酸化する。この黄褐色の固体を少量の氷 水で洗い、次いでスチーム・バス上で熱い(70℃から100℃)水(1300 から1500mL)に溶かし、硝酸で僅かに酸性にする。次いで、その活性炭を 熱濾過する。この濾液を濃硝酸(200mL)で処理し、そして放冷する。この 沈殿したHACNをもう一度水とアルコールで洗い、そして100℃で乾燥する 。この方法で得られるHACNの標準的な収率は88%から99%である。 上記文献の反応方法における活性炭は、HACNの理論的収率を基にして考え て、少なくとも2.3重量%の濃度で添加される。 開示をここに内容に引用、参照することにより、それが本明細書に含まれるも のとされる、F.A.コットン(F.A.Cotton)およびG.ウイルキンソン(G .Wilkinson)、Advanced Inorganic Chemistry、773-774頁(第4版、, John Eiley & Sons社、1980年)によれば、例えば[Co(NH3)5(NO3)]2+ のような、置換反応生成物を避けるために界面活性触媒として十分な濃度の活性 炭が必要であるとされる。 ヘキサアンミンコバルト(III)塩の、もう一つの合成法が、開示がここに完 全に引用、参照することによって本明細書に含まれるものとされる[“Practica l Inorganic Chemistry”、第2版、G.パス(G.Pass)およびH.サットクリ フエ(H.Sutcliffe)、Chapman and Hall社、1982年]の中に説明されてい る。この方法は、多量の炭素(7.6重量%)と、酸化剤としての過酸化水素を 使用する。さらに、この方法では、この反応は沸点に近い高い温度、例えば70 ℃から90℃で、コバルト(II)塩を完全に酸化するために十分な時間加熱する ことが必要である。さらに、この反応混合物は、次いで活性炭を含むHACNを 沈殿させるためにO0℃近くまで冷却される。次いで、この炭素含有生成物を単 離し、そして熱(70℃から90℃)硝酸溶液に溶かすことにより精製し、次い で炭素触媒を除去するために熱濾過する。次いで、このろ液を0℃近くまで冷却 すると、精製されたHACNが沈殿してくる。 上に説明した合成経路は幾つかの障害に悩まされる。気体発生剤組成物中で用 いられる中級のHACN製品中の不純物としては少量(約1%)の炭素しか許容 されないので、市場に受入れられる製品を提供するためには、活性炭の熱濾過が 必要である。これらの合成経路でのHACNの収率は、一般に、理論値の90% から95%以下である。さらにこの文献での経路は、反応工程と熱濾過工程の両 方で加熱を必要とするので、非常にエネルギー多消費型である。この所要エネル ギーは、結晶化工程あるいは単離工程(その一つは、反応工程と熱濾過工程の間 に挿入される)によって倍加される。この単離工程は、その溶液の、例えば約0 ℃のような凍結温度への冷却を含んでいる。この多いエネルギーを必要とするこ とに加えて、この方法の実施は、有意な量の、潜在的に環境に有害な廃棄物の生 成に結び付く。例えば、得られるHACNのグラム当たり20グラムというよう に多量の廃棄物が生成することが報告されている。さらに、単離されたHACN の粒径はむしろ大きく、通常約200ミクロンより大きい。気体発生剤組成物中 で用いるためには、これらの大きいHACN粒子は、続いて粒径を小さくする工 程にかけなくてはならなず、その結果、収量がさらに低下し、そして追加の加工 を行うことになる。 従って、複数回の加熱と冷却を交互に行う工程を避けてエネルギーを節約し、 より少量の活性炭とより安価な試薬で行うことが可能で、潜在的に環境に有害な 廃棄物の量を減らし、そして生成するHACN製品が、高い収率で、気体発生剤 組成物中で使用するために受容できる粒径と純度の粒子として直接得られるHA CNの製造方法を提供することが必要である。 本発明の要約 本発明の目的は、この問題にしている技術に関連する上述の諸問題を解決する ことを含み、上記の要求を取り扱うものである。 本発明のもう一つの目的は、粒径を小さくするためのさらなる工程または精製 工程を必要としないで、気体発生剤組成物中で使用するのに適した適切な粒径と 純度を有するHACNを製造する合成経路を提供することである。 本発明のさらなる目的は、HACN反応の進行と完了度をより正確にモニター できる方法を提供することである。 本発明の原理に従って、これらの目的および他の目的が、本発明の方法によっ てコバルト(II)塩からヘキサアンミンコバルト(III)塩を製造することによ り達成される。本発明の一つの態様では、構成成分として少なくとも一種のコバ ルト(II)塩(CoX2)、少なくとも一種の、Xのアンモニウム塩、およびC o(III)テンンプレートの六つの配位部位を充填するのに十分な、少なくとも 一つの他のアンモニア源を含んでなる水溶液が用意され、ここでXはクロリド、 ブロミド、パークロレートおよび/またはニトレートを表す。これらの場合の最 終生成物は、それぞれ、ヘキサアンミンコバルト・塩化物、ヘキサアンミンコバ ルト・臭化物、ヘキサアンミンコバルト・過塩素酸塩およびHACNである。次 いで、この水溶液は、場合により予め決められた時間の間、周期的に撹拌あるい は混合されながら反応もしくはエージングされ、ここで予め決められた長さの時 間とは、約25と約45ミクロンの間の粒径を有する最終生成物、そして20℃ から35℃の温度範囲で95%以上の平均製品収率をもたらすのに十分な時間で ある。一般に、この水溶液は大体室温で少なくとも約24時間エージング(agin g)される。エージングが完了した後、この水溶液に少なくとも一種の界面活性 触媒が加えられ、そして混合される。好ましくは、この界面活性触媒は活性炭素 である。次いで、この水溶液に、好ましくは気体である少なくとも一種の酸化剤 が導入され、そしてその溶液はヘキサアンミンコバルト塩を生成させるために、 適度の温度に調温される。或いは、また、この酸化剤は、界面活性触媒の添加前 もしくは同時に添加される。最後に、このヘキサアンミンコバルト塩は単離され る。 前述の態様に従って提供される方法は、エネルギー節約型で、廃棄物がより少 なく、そして気体発生剤組成物に直接混和できるHACN粒子が得られ、それに よりさらなる精製工程もしくは粒径を小さくする工程の必要がなくなる。 上記で明確に説明した本発明の原理は、全てのタイプのHACN-含有物品の 製造に適用できるが、特に自動車エアバッグ、例えば補助用安全束縛システムで 使用するのに適した気体発生剤粒子の製造に採用される。 本発明のこれらの目的および他の目的、特徴および利点は、本発明の原理を実 例によって例示している添付図面を併せて参考にすれば、以下の詳細な説明から 明らかになるであろう。 図面の簡単な説明 添付した図面は本発明を例示、説明するものである。これらの図面において: 図1は、本発明の態様に従ってHACNを合成する反応シーケンスの一つの系 統的フロー・ダイヤグラム(動線図)であり; 図2は、本発明の態様に従ってHACNを合成する反応シーケンスの一つの系 統的フロー・ダイヤグラムであり; 図3は、本発明の態様に従ってHACNを合成する反応シーケンスの一つの系 統的フロー・ダイヤグラムであり; 図4は、本発明の態様に従ってHACNを合成する反応シーケンスの一つの系 統的フロー・ダイヤグラムであり; 図5は、本発明の態様に従ってHACNを合成する反応シーケンスの一つの系 統的フロー・ダイヤグラムであり; 図6は、脱イオン水中での再-スラリー化および追加的アンモニア除去工程、 さらなるHACN回収を含む追加の濾過工程;および脱イオン水、NH4NO3ま たCo(NO3)2溶液の任意の部分あるいは全部を再循環する工程のような、さら なる工程を含んでいて、これらの工程の各々は、随意選択工程である、反応シー ケンスの一つの系統的フロー・ダイヤグラムであり; 図7は、HACNを合成するための常用の方法による反応混合物の、時間の経 過による標準的な温度の変化を例示したグラフであり;そして 図8は、本発明の方法による反応混合物の、時間の経過による温度の変化を例 示したグラフである。 発明の詳細な説明 上述のように、本発明の方法は、少なくとも一つのアンモニア源、少なくとも 一種の分子式(CoX2)を有するコバルト(II)塩および少なくとも一種のX のアンモニウム塩からの水系反応溶液の調製を含んでいる。本明細書で言及した ように、Xは、好ましくは無機のアニオンで、例えば塩酸塩、臭化水素酸塩のよ うな少なくとも一種のハロゲンおよび硝酸塩である。Xは、また、過塩素酸塩、 炭酸塩、シュウ酸塩およびギ酸塩アニオンの場合もある。 水系反応溶液中のアンモニア源の濃度は、Co(III)テンンプレートに六当量 のアンモニアを提供するのに十分な濃度でなければならない。好ましくは、アン モニア源の濃度は、この水系反応溶液中のコバルトのモル当たり約80モルから 約10モルの範囲である。アンモニア生成源として水酸化アンモニウムを選ぶの が好ましい。 この水系反応溶液中のXのアンモニウム塩の濃度は、そのCo(III)テンンプ レートに、対イオン(HACNの場合なら硝酸塩イオン)とアンモニア配位子を 提供するのに十分な濃度であるべきであり、好ましくはこの水系反応溶液中のコ バルトのモル当たり約1.5モルから約3.0モルの範囲である。選ばれるアン モニウム塩は、製造される希望のヘキサアンミンコバルト塩と同じ対イオンを含 んでいるべきである。 特に、HACNの製造では、その出発コバルト含有原料は、コバルト(II)硝 酸塩の水溶液である。この塩水溶液が、硝酸アンモニウム、水酸化アンモニウム および水系反応溶液を生成するのに十分な水と混合される。 例として、限定するのでなく説明すると、この水系反応溶液は、混合もしくは 撹拌機構を備えた任意の適した大きさの容器中で調製される。この混合物は、好 ましくは程よい速度で撹拌され、そしてその塩類を溶解するために混合されて、 実質的に均質な混合物が生成する。 次いで、この混合された水系反応溶液は、約26℃と約32℃の間の温度で、 所定の時間エージングされるが、この場合の所定時間とは、約25と約45ミク ロンの間の粒径を有する最終製品と、95%以上の平均製品収率をもたらすのに 十分な時間である。この水系反応溶液は、このエージング工程の間、界面活性触 媒と過剰な酸化剤を実質的に含んでいない。その温度範囲は、好ましくは約20 ℃から約35℃の間、そしてより好ましくは約26℃から約32℃の間である。 エージング時間は少なくとも約24時間であるのが好ましい。必要なエージング 時間は少なくとも約24時間である。この必要なエージング時間はエージング温 度によって影響され、温度がより低い場合にはより長いエージング時間が必要に なる。 エージングの完了後、エージングした溶液を第二の容器に移すことができるか 、またはエージング/反応プロセスを単一の容器中で完了させることができる。 この単一の容器は、撹拌装置、熱源もしくは温度制御装置およびスパージャーも しくはチューブのような、コバルト酸化物の沈殿で詰まることのない程度の大き さの開口で、加えられるガスが溶液中でよく分散されることを確実にするに足る ガス放出装置を装備する。次いで、少なくとも一種の表面活性触媒を水性反応溶 液中に導入する。表面活性触媒を導入している間またはその導入に続いて、水性 反応溶液を混合することができる。溶液の温度を約32℃〜約38℃に制御する 。典型的な表面活性触媒には、活性炭またはガス発生配合物中に存在が少量で許 容できるその他の表面活性触媒およびそれらのいずれかの組み合わせ等があるが 、これらに限定されない。好ましくは、活性炭が選択される。表面活性触媒対理 論収量のコバルト(III)塩の比率は、好ましくは約0.8重量%〜約1.5重 量%の範囲内、そして、より好ましくは、約0.9重量%〜約1.1重量%の範 囲内である。 表面活性触媒の添加と同時またはその添加に続いて、一種以上のガス状酸化剤 を水性反応溶液中に導入するが、撹拌中に導入するのが好ましい。ガス状酸化剤 を反応器の底部に近い位置に設けられたガス発生装置により加え、水性反応溶液 全体にわたってガスの分布をも促進する。典型的なガス酸化剤には、酸素含有ガ ス、例えば酸素ガスまたは酸素ガスと窒素ガスとの混合物、空気並びにそれらの いずれかの組み合わせ等があるが、これらに限定されない。図2は、酸素ガスと 組み合わせ状態の典型的酸素含有ガスとして空気の添加を示す。酸素導入速度を 変動させることにより、反応速度および最終製品の粒度を修正できる。概して、 添加されるガス状酸化剤の量は、硝酸コバルト(II)を酸化するのに足る量であ る。過剰のガス状酸化剤を使用できるが、好ましくは、酸化剤の量は1モルのコ バルト当たり約0.3モル〜約0.6モルの範囲内である。しかし、ガス状酸化 剤の濃度は、反応溶液中の特定の試薬ならびに選択した酸化剤および表面活性触 媒に依存し得る。 水性反応溶液中にガス状酸化剤を添加している間、反応溶液を、例えば、加熱 または冷却することにより、反応を促進させるのに充分高いが、適切量のHACNを 溶解させるほど高くない穏やかな温度に維持する。好ましくは、反応溶液を、約 30℃〜約45℃の範囲内、より好ましくは、約32℃〜約38℃の範囲内の温 度に加熱し、反応が完了するまで継続する。反応の完了は、例えば、UV/可視分 光計により505nmの波長で反応溶液の吸光度の減少を観測することにより監視 できる。反応の完了時に加熱、撹拌、および酸素の添加を停止する。 次いで、反応溶液からHACN生成物を単離する。慣用的な方法のいずれかにより 単離を達成できる。例えば、混合物を室温に冷却させてHACNを沈殿させ、次いで 、HACN沈殿物を濾過し、乾燥させる。HACNの収率は、典型的には、HACNの理論収 量を基準に約92%〜約98%である。炭素触媒は、典型的には、沈殿したHACN 中に約0.9重量%〜約1.1重量%の濃度で存在する。 図7および8に例証されているように、文献方法に従う方法と本発明の方法と についての温度対時間のプロットの比較は、明らかに、本発明の利点を示す。本 発明の方法は、文献方法に従う方法に関連して、温度の極値、それに付随するエ ネルギー消費を被らない。 本方法のさらに別のバリエーションでは、本発明の方法により生成されるHACN は、適切でしかも望ましい化合物または溶液と直接混合でき、所望の形状でしか も寸法の物品に形成できる。HACN含有組成物は、自動車用エアバッグ中のガス発 生粒子としての特殊な利用性を提供する。このような用途では、HACN粒子は、好 ましくは、約25ミクロン〜約45ミクロンの範囲の平均粒径を有する。次いで 、HACN粒子を添加剤と混合し、ガス発生組成物に使用するためのペレットに形成 される。典型的な添加剤には、酸化剤および/または効率的な燃焼もしくは分解 およびガス発生を促進する燃料等があるがこれらに限定されない。 適切な酸化剤には、次の、硝酸塩、亜硝酸塩、過塩素化物、過酸化物、金属酸化 物、塩基性金属硝酸塩のような酸化剤、ならびにその他の類似の酸化性物質の一 種以上があるが、これは例示の目的でありこれらに限定されない。適切な二次的 燃料には、次の、尿素、グアニジン、硝酸塩、ニトログアニジンならびに水溶性 有機バインダーを含む慣用的な有機バインダーのようなその他の類似の慣用的な 燃料物質の一種以上があるがこれは例示の目的でありこれらに限定されない。ガ ス発生組成物は米国特許第5,516,377号、第5,592,812号および5,608,183号に記 載されている(これらの開示すべてを参照として本明細書に含める)。 HACNの純度が重要でなく、低量の炭素不純物を許容できる場合の用途では、反 応混合物から活性炭を濾過する工程を省くことができる。ガス発生組成物に使用 されるHACN中に存在する約1重量%の炭素不純物は衝撃性能に悪影響を与えず、 事実、ガス発生ペレットの構造一体性を増すことが見出された。 背景の項目で記載した関連技術方法に基づく合成では生成したHACN100g当 たりに約4gの活性炭を使用し、したがって、HACNをガス発生組成物に使用され ることができる前に、炭素の除去とそれに続くHACNの再結晶を必要とした。本発 明の方法は、生成されるHACN100g当たり約1gの炭素を利用する。したがっ て、この方法による最終HACN製品は、さらに精製することなくガス発生組成物に 直接使用できる。 本発明に対するさらに別のバリエーションでは、水性反応溶液のエージングと それに続く活性炭および酸素ガスの添加を適当に装備した単一の容器ですべて行 うことができる。 その最も広い態様では、上記検討した方法に対して幾つかのバリエーションお よび修正を、本発明の範囲から逸脱しないで実行できる。例えば、硝酸アンモニ ウムを、適当なNH3源と組み合わせた硝酸に置き換えることができ(またはそれ らに加えて使用でき)、水酸化アンモニウム溶液を、水性溶液中で泡立てること ができる、無水アンモニアガスのようなアンモニア含有ガスに置き換えることが できる(またはそれに加えて使用できる)。無水アンモニアガスを使用すること は、反応容積全体を減少させ、それ故、反応により生成される不用副産物を減少 させ、さらに原材料のコストを低下させるので利点がある。このバリエーション では、アンモニアガスの添加は、硝酸をCo(NO3)2溶液と混合した後に開始するこ とができ、好ましくは、表面活性触媒を加える前に完了させる。エージングさせ た反応混合物への酸素ガスの添加は、アンモニアを加えた後に開始することがで き、好ましくは、505nmにおける吸光度が最小になるまで継続する。 本発明の別のバリエーションでは、不用濾液を再循環し、エージングしようと する水性溶液を形成するために使用できる。不用濾液を、水を除去し且つ乾燥固 形残留物を生成させるために、蒸発させて乾燥工程に付すことができる。この乾 燥固形残留物は、次いで、後続するHACN合成に再循環できる。より好ましくは、 この濾液から大部分の水を除去し、濃縮した液体を生成させるために、濾液を蒸 発させる。再循環した濾液は続く反応における硝酸アンモニウムの一部の代用を する。有利なことには、この再循環工程を行うことにより、処理すべき不要物の 総量を減らす。 全工程のコストは、出発試薬用によりやすい原材料を利用することによりさら に下げることができる。例えば、硝酸コバルト結晶の代わりに、硝酸コバルトの 溶液を利用できる。さらに、母液を再循環させて、Co(NO3)2を作るのに使用する コバルトを回収できる。 図3は、Co(NO3)2および硝酸アンモニウムのプレミックスの使用を示す。示さ れているように、このプレミックスを別々に調製することができ、水酸化アンモ ニウム添加のためにそのまま使用できる。 図4および図5は反応濾液から回収される物質の再使用を示す。これらの実施 態様を組合せで使用でき、または所望に応じてその他のプロセスの実施態様と併 せることができる。 ここで記載しおよび/または描写した種々の実施態様を、記載したように合わ せることができる。 本発明を、下記の非限定的な実施例により、より詳細にさらに示す。 実施例 実施例1 羽根車、加熱源、およびその羽根車の直下に設置された大径(5mm)ガス送 出管を備える100ガロンの反応器に、28.0ガロンの脱イオン水を入れた。 その反応器に、硝酸アンモニウム[106.0ポンド、NH4NO2:601モル、エ ルドラド・ケミカル社(Eldorado Chemical)]、硝酸コバルト(II)水溶液(17 0.0ポンド、Co:196モル、OMG、コバルト15%)および水酸化アンモニ ウム溶液(207ポンド、MH3:1600モル、VWR、NH3:29%)を加えた。 この溶液を、次に、十分に混合されるまで適度の速度(100rpm)で約5分間 攪拌した。その羽根車を止め、そしてその混合物を24〜26℃で68時間静置 させておいた。 上記の羽根車を適度の速度(100rpm)で回し、そしてその溶液に活性炭[ 670g、C:56モル、ダルコ社(Darco)]を加えた。次いで、酸素ガスを上 記ガス送出管経由で15SCFH(標準立法フィート/時)の速度で加えた。その溶 液の温度を35〜40℃の範囲内に維持するために、熱を必要なだけ加えた。そ の溶液をUV/Vis分光計で505nmにおいてモニターした。1:12希釈 水性試料の505nmにおける吸光度が0.110未満となったとき、羽根車と 酸素の添加を止め、そしてその溶液を室温まで放冷した。金色/橙色の沈殿を濾 別し、脱イオン水で洗浄し、そして乾燥した。 収率:理論HACNの97%。C:1.1重量%。中央粒度値:34ミクロン。生 成廃物:約70ガロンの反応液および30ガロンの洗浄水。 実施例2 羽根車、加熱源、およびその羽根車の直下に設置された2本の大径(3mm) ガス送出管を備える5ガロンの容器に、3000mlの脱イオン水を入れた。そ の水を攪拌しながら、濃硝酸(360g、5.4モル、VWR)をゆっくり加えた 。その反応器に、硝酸コバルト(II)(880g、Co:3.0モル、OMG)および 活性炭(40g,C:3.3モル、ダルコ社)を加えた。次に、その溶液に工業 等級アンモニアガスを加えた。約500グラムのアンモニアを加えてから、高純 度の酸素ガスを上記の第二ガス送出管を通して加えた。合計527グラムのアン モニアガス(NH3:30モル)を加えたら、アンモニアガスの流れを止めた。 NH3の添力仲に、温度を約63℃まで上昇させた。酸素ガスを、その溶液におけ る酸素の気泡のピンクがかった色が消失するまで加え、次いで酸素の流れを止め た。その溶液を次いで80℃まで1時間昇温、加熱した。 加熱を止め、その溶液を速やかに0℃まで冷却した。金色/橙色の沈殿を濾別 し、次いで熱希薄硝酸溶液から再結晶化させた。 収率:理論HACNの93%。C:熱濾過後0.06重量%。生成廃物:合成中に 3200g、再結晶化中に14,560g。 実施例3 羽根車、加熱源、およびその羽根車の直下に設置された大径(3mm)ガス送 出管を備える19,000mlの容器に、1300mlの脱イオン水を入れた。 その反応器に、工業等級硝酸アンモニウム(380g、NH4NO3:3.5モル)、 硝酸コバルト(II)水溶液(1173g、Co:3.0モル、OMG、コバルト15% )、並びに主として硝酸アンモニウムと硝酸コバルトから構成される従来のHACN 配合物から回収された固体物質(440g)を加えた。この溶液を、次に、十分 に混合されるまで適度の速度(200rpm)で約5分間攪拌した。その羽根車を 止め、そしてその混合物を23〜30℃で約26時間静置させておいた。 上記の羽根車を適度の速度(200rpm)で回し、そしてその溶液に活性炭( 10g、C:0.83モル、ダルコ社)を加えた。次いで、酸素ガスを上記ガス 送出管経由で5SCFHの速度で加えた。その溶液の温度を35〜42℃の範囲内に 維持するために、熱を必要なだけ加えた。その溶液をUV/Vis分光計で50 5nmにおいてモニターした。1:12希釈試料の505nmにおける吸光度が 0.110未満となったとき、羽根車と酸素の添加を止め、そしてその溶液を室 温まで放冷した。金色/橙色の沈殿を濾別し、そして乾燥した。 収率:理論HACNの95%。C:0.91重量%。中央粒度値:29ミクロン。 生成廃物:2220g。 しかして、本発明の目的と原理は十分かつ効果的に達成されたことが分かるだ ろう。しかし、前記の好ましい特定の態様は本発明の目的のために示され、説明 されたものであって、そのような原理から逸脱しない範囲で変更されることがあ ることは了解されるであろう。従って、本発明は、添付請求の範囲の精神とその 範囲内に包含される全ての変更、修正および改善を含むものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR, NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,L S,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL ,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR, BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,E E,ES,FI,GB,GE,GH,HU,IL,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,Z W (72)発明者 ランド,ゲイリー・ケイ アメリカ合衆国アイダホ州83252,マラド, サウス・オールド・ハイウェイ・191 6276

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ヘキサアンミンコバルト(III)塩の製造方法にして、次の: (a)Co(X)2とNH4X(式中、Xはクロリド、ブロミド、パークロレートおよび ニトレートより成る群から選ばれる少なくとも1種の員子である)との溶液を用 意し; (b)工程(a)からの溶液を水酸化アンモニウム、アンモニア含有ガスまた はそれらの組み合わせから成るアンモニア源と合わせ; (c)工程(b)で得られた組み合わせを十分にエージングし; (d)工程(c)のエージングされた組み合わせに表面活性触媒を加え; (e)酸素を含有するガス状の酸化剤を導入して反応混合物を形成し; (f)該反応混合物の温度を選択された中温に維持し;そして (g)工程(f)からの混合物を冷却し、それよりヘキサアンミンコバルト( III)塩を前記表面活性触媒との混合物として回収し; (h)場合によっては、該ヘキサアンミンコバルト(III)塩を水からの再結 晶化により精製する 工程を含んで成る上記の方法。 2.Xがニトレートである、請求の範囲第1項による方法。 3.工程(f)において中温が30〜50℃の範囲である、請求の範囲第2項 による方法。 4.工程(a)の溶液が水、硝酸アンモニウムおよびCo(NO3)2より成る成分か ら処方されている、請求の範囲第2項による方法。 5.前記方法において、ヘキサアンミンコバルト(III)硝酸塩(HACN)がヘ キサアンミンコバルト(III)塩であり、そしてHACNを濾過により回収し、また コバルトを得られた濾液から回収し;回収された該コバルトを用いてCo(NO3)2を 製造し、かくして製造されたCo(NO3)2を工程(a)で使用する溶液を調製するた めに再循環させる、請求の範囲第2項または第3項による方法。 6.酸素含有ガス状酸化剤が酸素ガス、窒素−酸素ガス混合物、空気およびそ れらの混合物から成る、請求の範囲第1項による方法。 7.工程(b)のエージングを24時間行う、請求の範囲第1項による方法。 8.工程(b)のエージングを20〜35℃の温度で行う、請求の範囲第1項 による方法。 9.NH4NO3の濃度がコバルト1モル当たり約1.5〜約3.0モルである、請 求の範囲第2項による方法。 10.表面活性触媒が活性炭から成る、請求の範囲第1項による方法。 11.回収HACNの理論収率に対して0.8〜1.5重量%の表面活性触媒を使 用する、請求の範囲第1項、第2項、第9項または第10項による方法。 12.回収されたヘキサアンミンコバルト(III)塩を使用してガス発生剤組 成物を処方する工程をさらに含む、請求の範囲第1項による方法。 13.回収されたHACNを使用してHACN含有ガス発生剤組成物を処方する工程を さらに含む、請求の範囲第2項による方法。
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