JP2001517047A - セルラー無線システムの基地局におけるチャネル割当て - Google Patents

セルラー無線システムの基地局におけるチャネル割当て

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JP2001517047A JP2000512372A JP2000512372A JP2001517047A JP 2001517047 A JP2001517047 A JP 2001517047A JP 2000512372 A JP2000512372 A JP 2000512372A JP 2000512372 A JP2000512372 A JP 2000512372A JP 2001517047 A JP2001517047 A JP 2001517047A
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ヘメレイネン、セッポー
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ラークソンネン、ニイナ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、セルラー無線システムの基地局におけるチャネル割当てを柔軟に実行することができる方法およびシステムを提供する。 【解決手段】 基地局は、相互にほぼ直交するチャネルを使用することによってセルラー無線システムの移動局と無線通信する。チャネルの使用を制御するために、そのチャネルは異なる優先順位を有するグループに分割されて、基地局は最も高い優先順位を有するチャネル・グループを主に使用する。異なる優先順位のグループに属しているチャネルは、基地局の負荷への応答として選択的な方法で使用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、セルラー無線システムにおける基地局が、移動局と基地局とのあい
だでデータ送信容量を必要とする接続に対して無線インタフェースで利用可能な
周波数、タイムスロットおよび/または分割コードを割当てる方法に関する。ま
た、本発明は、周波数、タイムスロットおよび/または分割コードの割当てが、
互いに近くに配置されるセルラー無線システムのそのような基地局に協調される
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
セルラー無線システムの計画における中心となるファクタは、隣接するセルで
起こるような無線送信が互いに妨害することをどのように防止するかである。た
とえば、GSM(Global System for Mobile telecommunications;移動遠隔通信
用グローバル・システム)システムでは、送信および受信は、その数が両方向で
124であるような、200kHz広周波数帯域で起こる。周波数帯域、または
略して周波数は、隣接する基地局が同じ周波数を用いることを許されないように
基地局に対して割当てられる。基地局への周波数の割当ては、周波数計画(freq
uency planning)と呼ばれ、結果として得られる周波数の使用の分割は、再使用
パターンと呼ばれる。現在のセルから現在のセルにおける周波数と同じ周波数の
セルを見出すまでどのくらい遠くまで行くことが必要であるかということを記述
する、周波数再使用ファクタを定義することができる。周波数再使用ファクタが
大きければ大きいほど、1つの単一セルで用いることができるすべての可能な周
波数の部分が小さくなる。GSMおよび多くの他の第2世代ディジタル・セルラ
ー無線システムにおいて周波数を割当てるために、それにより所与の周波数がセ
ル内の周期的に繰り返されるタイムスロットに分割される、TDMA、Time Div
ision Multiple Access(時分割多重アクセス)が適用される。それゆえに、1 つの同じ周波数がセル内の多数のアクティブ接続を構成することができる(GS
Mではその数は8である)。
【0003】 CDMA、Code Division Multiple Access(コード分割多重アクセス)に基 づくセルラー無線システムでは、送信周波数は、すべてのセルで同じでありうる
し、そして送信は、相互に直交なまたはほぼ直交な分割コードを用いることによ
り互いに切り離される。今、前記周波数計画がコード計画によって置換えられ、
それにより所与の分割コードがセルの使用に対して指定され、そして同じコード
を隣接するセルに用いてはならない。
【0004】 第三世代ディジタル・セルラー無線システムでは、基地局と移動局とのあいだ
のインタフェースにおける送信および受信は、可変サイズを有する可変数のスロ
ットから構成されているフレームに配列される。各スロットによって表わされる
データ送信容量の量は、問題になっているスロットの継続時間、周波数方向のス
ロット幅および可能であればスロットで用いられる分割コードによって決定され
る。資源を共有するという観点から、第二世代システムの周波数およびコード、
ならびに第三世代システムのスロットは、すべて直交チャネル、または略してチ
ャネルと呼ぶことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
固定チャネル再使用パターンに基づくシステムは、トラフィック状況(traffi
c situation)における瞬間の変化に関して不変である。多数の移動端末装置が 、たとえばあるマス・アクティビティ(mass activity)により、1つのセルに 瞬間的に集中する場合には、該セルに対して割当てられたチャネルは、使い尽く
され得る。同時に、隣接セルに未使用の容量が存在し得るが、隣接セルの基地局
の受信可能領域は、高密度に負荷された領域(heavily loaded area)にまで拡 張しないので、未使用のチャネルを利用することができない。
【0006】 隣接セルまたは互いに近くに配置されたセルが負荷されたセルに対して未使用
の容量を「貸す」ことができるシステムを提供することは可能である。しかしな
がら、基地局がチャネルの必要性および利用可能性の両方を互いに通知し、また
状況を引き渡さなければならないので、これは基地局間において顕著なシグナリ
ングを必要とし、負荷されたセルの移動端末の一部分は、最も負荷されたセルの
使用に対してチャネルを貸すことによってチャネルが低減されるようなそのセル
に正確に移動し得る。
【0007】 本発明の課題は、それによりセルラー無線システムの基地局におけるチャネル
割当てを柔軟に実行することができる方法およびシステムを提供することにある
。本発明の別の課題は、基地局間でほんの少しのシグナリングしか必要としない
方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の前記課題は、各基地局に対して割当てられたチャネルを優先順位がつ
けられたグループに分割することによって、かつ要求により優先順位がつけられ
た順番にチャネルまたはチャネル・グループを使用することによって達成される
【0009】 基地局が相互にほぼ直交するチャネルを使用することによってセルラー無線シ
ステムの移動局と無線通信するような、セルラー無線システムの基地局における
チャネルの使用を制御する本発明による方法は、チャネルが異なる優先順位を有
するグループに分割された場合には、基地局は、最も高い優先順位を有するチャ
ネル・グループを主に使用することを特徴とする。
【0010】 本発明は、少なくとも1つの基地局において、優先順位グループに分割された
セルラー無線システム・チャネルの情報を記録する手段、ならびに、基地局のロ
ーディングに対する応答として異なる優先順位グループからのチャネルを選択的
に使用させるようにする手段が備えられていることを特徴とするセルラー無線シ
ステムにも関する。
【0011】
【発明の実施の形態】 本発明によれば、各基地局に対して割当てられたチャネルは、優先順位がつけ
られたグループに分割される。単一の基地局の優先順位が最も高いものは、周辺
に配置された他の基地局の優先順位が可能な限り低いチャネルである。負荷が軽
い場合には、各基地局は、優先順位が最も高いチャネルを使用するので、チャネ
ル再使用ファクタが高くかつセル間の妨害が低い。負荷が増加する場合には、す
でに使用中のチャネルに加えて、基地局は、優先順位が低い位置にあるチャネル
を使用するので、システム・レベルのチャネル再使用ファクタが減少する。今、
セル間の妨害の可能性が大きくなるが、周波数ホッピング(frequency hopping )および/または時間ホッピング(time hopping)を適用することによってその
影響を均等化することができる。負荷が再び減少する場合には、基地局は、優先
順位が最も高いチャネルだけを使用することに戻る。
【0012】
【実施例】
以下、例として示される2〜3の好ましい実施例を参照し、かつ添付した図面
を参照して、本発明を詳細に説明する。
【0013】 図面において同じ部分に対して同じ符号を用いる。
【0014】 図1a〜図1dは、簡単なセルラー無線システムのセルの概略図である。理解
しやすいように、セル101〜109は、標準形状の、互いに接する正六角形と
して示されているが、実際のセルラー無線システムでは、セルは、形状がさほど
正確ではなく、かつ相互に関してそれらの位置は、あまり規則的ではない。図1
a〜1dにおいてセルラー無線システムの操作に対して責任があるオペレータは
、チャネル1、2および3の、3つの利用可能なチャネルを有することを想定し
ている。
【0015】 セルラー無線システムのすべてのセルに対して、いわゆる優先グループに分割
されるある一定のチャネルが定義される。n優先グループへのチャネルの分割は
、n個の列ベクトル(column vectors)pi、i∈[1,n]、すなわちPV=
[p1,p2,…,pn]からなる、いわゆる優先マトリックスPVによって説明 することができる。理解しやすいように、優先マトリックスは、図1a〜1dに
示されていない。優先マトリックスPVの左手側の最も離れた位置にある列ベク
トルp1は、第1の優先グループに属しているチャネル、すなわち該セルの優先 順位が最も高いそれらのチャネルの符号を含む。つぎの列ベクトルp2は、第2 の優先グループに属しているチャネルを含む、などである。右手側の最も離れた
位置にある列ベクトルpnによって示されるチャネルは、問題になっているセル の優先順位が最も低い。
【0016】 優先マトリックスの縦次元、すなわち、優先マトリックスに含まれる基本単位
元の数は、優先グループのいずれかで見出される最も大きなチャネルの数と同じ
ように大きい。各優先グループが1つのチャネルだけを含むならば、優先マトリ
ックスは、1×nマトリックスであり得る。1つの優先グループに含まれる最も
大きなチャネルの数がmならば、優先マトリックスは、m×nマトリックスであ
る。
【0017】 図1a〜図1cは、優先マトリックスが1×3マトリックスであるセルラー無
線システムを示しており、3つの優先グループのそれぞれにおいて、1つのチャ
ネルだけが存在しかつそれぞれ各列ベクトルにおいて、1つの基本単位元だけが
存在する。図1aでは、負荷は、ネットワーク全体にわたり軽い。セル101、
108、110、112、114、116および118では、チャネル1だけが
使用されており、これらのセルの優先マトリックスにおいて、左手側の最も離れ
た位置の列ベクトルが[1]であるということを意味する。それぞれ、セル10
2、104、106、111、115および119の優先マトリックスにおいて
、左手側の最も離れた位置の列ベクトルが[2]であり、かつセル103、10
5、107、109、113および117の優先マトリックスにおいて、左手側
の最も離れた位置の列ベクトルが[3]である。図1bでは中央セル101にお
ける負荷が増加すると想定されており、その場合にはこのセルは、第2の優先グ
ループに属しているチャネルを使用するようになる。この場合第2の優先グルー
プは、チャネル2だけを含む、すなわち優先マトリックスの第2の列ベクトルは
、[2]である。負荷がさらに増加しかつより広い領域に分散されると、図1c
に示す状況に結局最後にはなる。図1cにおいて、最も重く負荷されたセル10
1では、第3の優先グループに属しているチャネル3も使用されるようになり、
かつセル102〜107では、各セルの第2の優先グループに属しているチャネ
ルも使用されるようになる。
【0018】 図1a〜1cに基づき、セルの優先マトリックスは、以下のとおりであると結
論づけることができる: セル101、108、110、112、114、116および118:PV=[123] セル102、104、106、111、115および119:PV=[231] セル103、105、107、109、113および117:PV=[312]
【0019】 図1dは、図1bに対応している状況における代替手順を示す。図1bでは、
各セルのチャネルのあいだ中で、第1の優先グループに1つのチャネルが存在し
、かつ第2の優先グループに2つのチャネルが存在する。ここで優先マトリック
スは、以下のとおりであり得る:
【0020】
【数1】
【0021】 優先マトリックスが上記のような方法で表わされる場合には、マトリックスの
要素0はチャネル番号ゼロを示すのではなく(ここではそのようなチャネルが定
義すらされていないと想定し)、それは空を意味する。
【0022】 いくらかより複雑なシステムの例として、オペレータの使用に対して利用可能
な16チャネルを有するセルラー無線システムを考察してみよう。16個の異な
る優先マトリックスが形成され、かつセルは、16個のグループに分割されて、
同じグループに属しているすべてのセルが同じ優先マトリックスを有する。従来
の周波数計画から知られた方法を適用することによって、異なるグループに属し
ているセルは、同じグループに属している2つのセル間の距離ができるだけ長い
ように配置される。各優先マトリックスの第1の列ベクトルは、1つのチャネル
だけを含むので、第1のグループに属しているセルで、左手側の最も離れた位置
にある列ベクトルは、[10000000]Tであり、第2のグループに属して いるセルでは、[20000000]T、などである。各セルにおいて、第1の 優先グループに属しているチャネルだけが使用されているならば、チャネル再使
用ファクタは、16である。また、第2の優先グループは、各セルに1つのチャ
ネルだけを含む。すべてのセルが第2の優先グループに属しているこのチャネル
も使用するようになるならば、チャネル再使用ファクタは、8に下がる。第3の
優先グループは、各セルに2つのチャネルを含み、第4の優先グループは、4つ
のチャネルを含みかつ第5の優先グループは、8つのチャネルを含む。すべての
セルが3つの最初の優先グループのチャネルを使用するならば、チャネル再使用
ファクタは、4である。
【0023】 すべてのセルが4つの最初の優先グループのチャネルを使用するならば、チャ
ネル再使用ファクタは、2である。すべてのチャネルがすべてのセルで使用され
るならば、チャネル再使用ファクタは、1である。
【0024】 上述した16チャネルシステムにおける1つの優先マトリックスは、以下のと
おりであり得る:
【0025】
【数2】
【0026】 当業者に対して、他の優先マトリックスが構築される方法は明らかであり、す
べてのチャネルが使用されない場合には、隣接するセルは、可能な限り同じチャ
ネルを少なく含むようにする。
【0027】 第三世代のセルラー無線システムでは、チャネルは、送信および受信における
所与の周波数で使用されるフレーム構成のスロットに対応する。セルラー間妨害
の影響がスロット割当てならびに時間および周波数ホッピングによって低減され
るならば、隣接または重畳セルは、同じ周波数を使用することができる。1つの
可能な構成によれば、1つの周波数で使用されるべきフレーム構成は、64個以
下のスロットを有することができる。さらに、少数のフレームの長さを有するス
ーパーフレームにフレームを組合せることができ、スロットのリザベーション(
reservation)がスーパーフレーム毎に行なわれる。また、多数の周波数が使用 中であり得るならば、チャネルの合計数は、容易に非常に大きく上昇し、たとえ
ば512個のチャネルであり得る。優先マトリックスは、数十の行および列をも
含み得る。優先マトリックスがあまりにも複雑になることを防ぐために、512
個のスロットの好ましい実施例では、スロットは、4つの優先グループに分割さ
れ、その第1のグループは、64個のスロットを含み、第2のものは64個、第
3のものは128個、そして第4のものは256個のスロットを含む。スロット
のあるものは、システム維持のために必要な情報を送信するために、たとえばあ
る一定のダウンリンクBCCH(Broadcast Control Channel;同報通信制御チャ ネル)チャネルを送信するためにリザーブされる。
【0028】 多くのチャネルが所与のセルに使用されるようになる場合、または現在使用中
のチャネルの数がそれぞれ低減され得る場合の状況に対する条件は、多くの異な
る方法で定義することができる。1つの代替例は、現在使用中のチャネルによっ
て供給されるデータ送信容量のどれくらい大きな割合がリザーブされるかを測定
することである。チャネルが周波数であり、かつ各周波数において、時分割多重
アクセスが適用されるものと想定しよう。異なる接続に対してそれぞれをリザー
ブ(reserve)することができる、8個のタイムスロットをGSMフレームが含 むので、今、1つの周波数において、一度に一定の数のアクティブ接続、たとえ
ばGSMシステムにおいて8個の接続を送信することができる。所与のセルにお
いて基地局が現在使用中の周波数において、空きタイムスロットの数が所与の第
1のしきい値以下に減少するということを検出した場合には、基地局は、つぎの
優先グループに属している周波数を使用するようにさせる。それぞれ、セルの基
地局が使用中の周波数において、空きタイムスロットの数が所与の第2のしきい
値よりも増加するということを検出した場合には、基地局は、使用中の最も低い
優先グループに属している周波数を使用から除く。適格なしきい値は、シミュレ
ーションおよび試行によって見出すことができる。アップリンクおよびダウンリ
ンク方向のチャネルの数は、等しくなくてもよい。リザーブした容量に基づくチ
ャネルの使用および非使用は、周波数およびタイムスロットに基づき上述した構
成からチャネルが他の方法で定義されるような構成に容易に一般化される。
【0029】 別の可能な条件は、基地局および/または移動局がセルに使用されているチャ
ネルに使用する送信パワーに依存する。ダウンリンク送信では、基地局は、現在
使用中のチャネルで送信する場合にそれが使用する平均パワー、総合パワーおよ
び/またはピーク・パワーがどのくらい高いかを測定する。いずれかの測定した
パワー値、たとえばチャネル毎の総合ダウンリンク送信パワーが所与の第1のし
きいパワーよりも高いならば、基地局は、更なるチャネルをダウンリンク方向に
使用させるようにする。それぞれ、いずれかの測定したパワー値が所与の第2の
しきいパワーよりも低いならば、基地局は、最も低い現在使用中の優先グループ
に属しているダウンリンク・チャネルを使用から取除く。シミュレーションおよ
びトライアルにより、どの測定したパワー値が意思決定に対する基準として最も
適しているか、そしてどれが最適なしきいパワーであるかということを見出すこ
とができる。アップリンク送信において同様な手順に従うことができるために、
基地局は、そのセルに含まれる移動局が送信する周波数を知らなければならない
。この情報を移動局から基地局に送信するために、そのように知られたシグナリ
ングを採用することができる。
【0030】 ネットワークにおける負荷が軽い場合には、本発明により機能している少数の
チャネルだけがセルに使用されている。これは、あるチャネルで発生する妨害の
影響を取除くためにチャネル間でホッピング(たとえば、チャネルが周波数であ
る場合には、周波数ホッピング)を使用することの可能性を低減する。他方、今
、チャネル再使用ファクタが最も高く、かつ1つのセルから別のセルにもたらさ
れた妨害が最も低い。さらに、たとえば、周波数に基づくTDMA構成では、周
波数の数がたった1つであるにもかかわらず、時間ホッピングを適用することが
できる。さらに多くのチャネルがセルで利用可能ならば、チャネルに関する妨害
を回避するために既知のチャネル・ホッピング・アルゴリズムのいずれかを適用
する機会が多くなる。また、時間および周波数ホッピングの使用は、それがチャ
ネルの多様性を増加する、すなわち、それが妨害を均等にするので、有利である
。加えて、セル間に周期的ホッピングを適用することができ、それはセルがそれ
らのあいだで現在使用中のチャネルを交換することを意味する。優先マトリック
スの左手側の最も遠い位置にある列ベクトル、または左手側から始まるあるベク
トルを基地局間で交換するように周期的ホッピングを実現することができる。た
とえば図1の状況では、これは、優先マトリックスの左手側の最も遠くに位置す
る列ベクトルが[1]であるようなそれらの基地局(それらのセル)が、このマ
トリックスの代りに、列ベクトル[2]を使用させるということを意味する:左
手側の最も遠くに位置する列ベクトルとして最初に[2]を有していたものは、
列ベクトル[3]を使用させるようにし、そして左手側の最も遠くに位置する列
ベクトルとして最初に[3]を有していたものは、列ベクトル[1]を使用させ
るようにする。所与の期間後に、該交換処理は、繰り返される。これは、基地局
間にかなり良い同期を必要とする。
【0031】 また、優先マトリックスは、セル内部の容量分割に利用することもできる;そ
こでは基地局は、使用されている容量単位(スロット、周波数および/またはコ
ード)のどれがアクティブ接続に対して割当てられるのかを決める。最も高い優
先グループに含まれるチャネル、すなわち優先マトリックスの左手側の最も遠く
に位置する列ベクトルは、他のセルによってもたらされるたぶん最も低く検出さ
れた妨害を有するものである。したがって、これらのチャネルは、ある既知のメ
カニズムにより最も重要として定義されるような接続に対してリザーブすること
ができる。たとえば、基地局は、リアルタイムおよび非リアルタイム・データ送
信の両方を要求している接続を送信することができる。リアルタイム・データ送
信に基づく接続は、再送信による誤り訂正を認めない、それゆえにそれらを最も
少ない妨害を有すると思われるチャネルに配置することができる。他方、セルの
周辺に配置された移動局は、隣接するセルからもたらされる妨害に対してより敏
感なので、それらに最も高い優先グループに含まれるチャネルを使用させること
によってそれらを「支持」することもできる。チャネル多様性を維持するために
、チャネル・ホッピングを適用するシステムでは最も重要な接続を最も高い優先
グループに含まれるチャネルだけに制限することは好ましくないが、それらのチ
ャネル・ホッピング・アルゴリズムは、それらが最も高い優先グループに含まれ
るチャネルをそれ以外のチャネルよりも多く使用するように計画されるべきであ
る。
【0032】 上述において、セルラー無線システムの基地局間にチャネルが割当てられる方
法を主に説明した。ベアラー(bearer)に対してチャネルをリザーブするために
、すなわち該基地局のセルで使用中のそれらのチャネルにアクティブ接続を配置
するために、基地局に適用することができる有利な手順をつぎに考察しよう。こ
こで「ベアラー」は、基地局と所与の移動局とのあいだのデータ送信に影響を及
ぼすようなすべてのファクタによって形成される単位を意味する。「ベアラー」
という概念は、中でも、データ送信速度、遅延、ビット誤り比率および所与の最
小値と最大値とのあいだにおいてこれらに生ずる変化を含む。ベアラーは、これ
らのファクタのすべてによって生成されたデータ送信経路として理解することが
でき、そのデータ送信経路は、基地局と所与の移動局を接続し、それを介して有
用なデータ、すなわちペイロード情報を送信することができる。1つのベアラー
は、常に1つの移動局だけを1つの基地局に接続する。多重機能移動局は、同時
に移動局を1つまたは多数の基地局に接続する多数のベアラーを維持することが
できる。
【0033】 基地局において現在および将来のベアラーをフレーム構成のスロットに配置す
る役割を果たしているアルゴリズムは、CA(Channel Allocation;チャネル割当
て)と呼ばれる。それは、アップリンクおよびダウンリンク方向のフレーム構成 スロットのリザベーション状況(reservation situation)を記述しているリザ ベーション・テーブルを維持する。スロットの選択は、フレーム構成の断片化が
最小化されるべく試みられるという事実によって制限できる、すなわちフレーム
構成において、比較的均等な領域の所与の大きさが空きのまま保持されるべく試
みられ、その領域は、必要なときに、残りのものよりも広い帯域幅との接続の使
用に対して1つの高容量スロットとしてリザーブすることができる。さらに、互
いにどのくらい近くにそれらに対してリザーブしたスロットをフレーム構成に配
置することができ、かつどのように1つのかつ同じ移動局に対してリザーブされ
るべきアップリンクおよびダウンリンク・スロットが相互のあいだで同期される
べきであるかというような制限を多くの移動局が設定する。
【0034】 CAアルゴリズムの操作を容易にするために、所与の重要性または優先値が各
接続に対して定義できると想定する。接続の優先値に影響を及ぼす一つの特徴は
、接続がリアルタイムまたは非リアルタイム・データ送信のどちらを必要とする
かという事実である。一般的に、リアルタイム・データ送信を必要とする接続、
すなわちRT(Real Time;リアルタイム)接続は、NRT(Non Real Time;非リア ルタイム)接続よりも重要であると考えられる。RT接続は、断片化および他の 起こり得る制限ファクタの最小化を心に留めておきながら、フレーム構成の空き
スロットにランダムであるかのように配置されるべく試みられる。NRT接続は
、RT接続によって空きのままにされたスロットに配置される。
【0035】 各NRT接続は、CAアルゴリズムに対して、連続するフレームまたはスーパ
ーフレームの継続時間に対して、スロットを取得するための要求を送る。要求さ
れたスロットの数は、他のあいだ中で、送信されるべきNRTデータの量、適用
されるチャネル・コーディング、変調方法およびインターリーブ奥行き、ならび
に基地局または移動局が一度に処理すべき最も大きな可能なデータの量に設定す
る制限に依存する。CAアルゴリズムは、これまでは、それらの真のアクティブ
ビットレートであるものによりアクティブNRT接続を分類することができ、該
ビットレートは、たとえばそのあいだに送信可能NRTデータが該接続に存在す
る時間に対する無線インタフェースで成功裏に送信されたビットの比率として定
義される。スロットをリザーブすることにおいては、目的は、今、真のデータ送
信速度がデータ送信要求および可能性に関して最も低いそれらのNRT接続に有
利である。加えて、システムに対してもたらされるそれらの妨害負荷が最も低い
ので、CAアルゴリズムは、できるだけ低い送信パワーを使用するようなNRT
接続を支持し得る。さらに、CAアルゴリズムは、接続を設定するあいだにデー
タ送信に対する最小速度が保証されていたようなNRT接続を支持し得る。
【0036】 CAアルゴリズムは、以下に示す原理に従う: 1.リザベーション状況の更新は、所与の容量の解放を要求するそれらの要求を
処理することによって始まる。 2.時間および周波数ホッピングにおいて、所与の最小単位、たとえば1/16
フレーム・サイズ単位を適用する。 3.断片化を防ぐために、その一部分がすでにより小さい、リザーブされたスロ
ット(たとえば1/64フレームのサイズのスロット)で充填されているような
、フレーム構成の大きなスロット(たとえば、1/16フレームのサイズのスロ
ット)が、全く未リザーブのままで残されている同じサイズのようなスロットか
ら容量をリザーブする前に、完全に充填されるべく試みられる。 4.RT接続がNRT接続よりも高い優先順位を有する。 5.新しいRT接続は、空いているようなスロットに配置されるべく試みられる
。適当な空きのスロットが見出せないならば、RT接続は、今迄あるNRT接続
に対してリザーブされていたスロットに配置される。 6.接続を設定しているあいだに最小データ送信速度が保証されたが、該最小速
度を維持することにおいて困難を有するようなNRT接続は、他のNRT接続よ
りも高い優先順位を有する。 7.シグナリング負荷を過度の成長から防ぐために、同時アクティブNRT接続
の量は制限される。 8.接続の優先順位をつけることにおいて、たとえば同じユーザに属する、相互
に関係するようなベアラーを接続が送信するかどうかに注意を注ぐべきである。
【0037】 フレーム構成におけるリザベーション状況を維持するための有利な方法は、フ
ィンランド特許出願第964,308号明細書、および1997年2月19日に
出願された、対応米国特許出願第802,645号明細書に説明されている。
【0038】 本発明は、ハードウェア・レベルで、基地局が、セルラー無線システムのチャ
ネルおよびそれらの優先グループへの分割に関するデータを記録する手段、なら
びに必要な数のチャネルを使用させる手段およびフレーム構成におけるリザベー
ション状況を維持するCAアルゴリズムを実現する手段を備えていることを必要
とする。これに加えて、本発明は、移動局と基地局の両方がそれにより移動局が
チャネルをリザーブするための要求を送ることができかつ基地局が移動局にどの
チャネルがそれに対してリザーブされるかということを通知することができる手
段を備えていることを必要とする。同様に、基地局は、たとえば、どのように周
波数および時間ホッピングが実現されるかというような各特定の時間で使用され
る操作モードの詳細の情報を移動局に対して送信できなければならない。送信パ
ワーにおける変更を必要とするような実施例では、基地局および移動局は、現行
の送信パワーを測定する手段を当然に有さなければならない。ハードウェア・レ
ベルの必要事項は、既知のマイクロプロセッサで制御された設備により、本発明
によって要求される方法で機能すべくそれらをプログラムすることによって、実
現することができる。
【0039】
【発明の効果】
本発明の方法は、基地局が相互にほぼ直交するチャネルを使用することによっ
てセルラー無線システムの移動局と無線通信するような、セルラー無線システム
の基地局におけるチャネルの使用を制御する方法であり、チャネルが異なる優先
順位を有するグループに分割された場合には、基地局は、最も高い優先順位を有
するチャネル・グループを主に使用することを特徴とするので、セルラー無線シ
ステムの基地局におけるチャネル割当てを柔軟に実行することができる。
【0040】 本発明のセルラー無線システムは、少なくとも1つの基地局において、優先順
位グループに分割されたセルラー無線システム・チャネルの情報を記録する手段
、ならびに、基地局の負荷に対する応答として異なる優先順位グループからのチ
ャネルを選択的に使用させるようにする手段が備えられていることを特徴とする
ので、基地局間でほんの少しのシグナリングを必要とするだけでそれを実行する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1a】 軽い負荷のあいだ中のセルラー無線システムのセルを示す図である。
【図1b】 別の負荷状況における図1aのセルラー無線システムを示す図である。
【図1c】 第3の負荷状況における図1aのセルラー無線システムを示す図である。
【図1d】 図1bによる状況における代替手順を示す図である。
【符号の説明】
101〜119 セル
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年3月16日(2000.3.16)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項】 基地局を備えているセルラー無線システムであって、少なく
とも1つの基地局において、優先順位グループに分割されたセルラー無線システ
ム・チャネルの情報を記録する手段、基地局のローディングに対する応答として
異なる優先順位グループからのチャネルを選択的に使用させるようにする手段 ならびに前記基地局を、アクティブ接続間にすでに使用中のチャネルによって表 わされるデータ送信容量に分割して、リアルタイム・データ送信を必要とする接 続が、非リアルタイム・データ送信を必要とする接続に対してデータ送信容量へ の優先順位を有するようにする手段 が備えられていることを特徴とするセルラー
無線システム。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】 第三世代ディジタル・セルラー無線システムでは、基地局と移動局とのあいだ
のインタフェースにおける送信および受信は、可変サイズを有する可変数のスロ
ットから構成されているフレームに配列される。各スロットによって表わされる
データ送信容量の量は、問題になっているスロットの継続時間、周波数方向のス
ロット幅および可能であればスロットで用いられる拡大コードによって決定され
る。資源を共有するという観点から、第二世代システムの周波数およびコード、
ならびに第三世代システムのスロットは、すべて直交チャネル、または略してチ
ャネルと呼ぶことができる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【課題を解決するための手段】 本発明の前記課題は、各基地局に対して割当てられたチャネルを優先順位がつ
けられたグループに分割することによって、かつ要求により優先順位がつけられ
た順番にチャネルまたはチャネル・グループを使用し、前記基地局は、アクティ ブ接続間にすでに使用中のチャネルによって表わされるデータ送信容量に分割し て、リアルタイム・データ送信を必要とする接続は、非リアルタイム・データ送 信を必要とする接続に対してデータ送信容量への優先順位を有 することによって
達成される。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】 本発明は、少なくとも1つの基地局において、優先順位グループに分割された
セルラー無線システム・チャネルの情報を記録する手段、基地局のローディング
に対する応答として異なる優先順位グループからのチャネルを選択的に使用させ
るようにする手段、ならびに前記基地局を、アクティブ接続間にすでに使用中の チャネルによって表わされるデータ送信容量に分割して、リアルタイム・データ 送信を必要とする接続が、非リアルタイム・データ送信を必要とする接続に対し てデータ送信容量への優先順位を有するようにする手段 が備えられていることを
特徴とするセルラー無線システムにも関する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GE,GH,GM,HR ,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP, KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,L V,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI, SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,U S,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 ヘメレイネン、セッポー フィンランド共和国、フィン−02760 エ スポー、サールニメエンクヤ 6 ベー 20 (72)発明者 サロナホ、オスカル フィンランド共和国、フィン−00100 ヘ ルシンキ、オクサセンカツ 4ベー アー 8 (72)発明者 ラークソンネン、ニイナ フィンランド共和国、フィン−00200 ヘ ルシンキ、コイッリスベイレ 9ベー ア ー7 Fターム(参考) 5K067 AA12 BB04 CC04 EE22 EE55 JJ12 JJ17 JJ72 KK13 LL11

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基地局が相互にほぼ直交するチャネルを使用することによっ
    てセルラー無線システムの移動局と無線通信するような、セルラー無線システム
    の基地局におけるチャネルの使用を制御する方法であって、前記チャネルは、異
    なる優先順位を有するグループに分割され、かつ前記基地局は、最も高い優先順
    位を有するチャネル・グループを主に使用することを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 負荷が増加した場合に、前記基地局は、すでに使用中のチャ
    ネルに加えて、最も高い優先順位を有する未使用チャネル・グループを使用させ
    ることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 負荷が減少した場合に、前記基地局は、最も低い優先順位を
    有するチャネル・グループのチャネルの使用を停止することを特徴とする請求項
    1記載の方法。
  4. 【請求項4】 負荷における増加または減少に対する基準は、現在使用中の
    チャネルによって表わされるデータ送信容量のリザベーション状況であり、該デ
    ータ送信容量のうちの、所与の第1のしきい値よりも大きい割合がリザーブされ
    ているということが認められた場合には、基地局は、現在使用中のチャネルに加
    えて、最も高い優先順位を有する未使用チャネル・グループも使用させ、かつ該
    データ送信容量のうちの、所与の第2のしきい値よりも小さい割合がリザーブさ
    れているということが認められた場合には、基地局は、最も低い優先順位を有す
    るチャネル・グループのチャネルの使用を停止するということを特徴とする請求
    項2または3記載の方法。
  5. 【請求項5】 負荷における増加または減少に対する基準は、現在使用中の
    チャネルの送信パワーであり、該送信パワーが所与の第1のしきいパワーよりも
    高いことが認められた場合には、基地局は、現在使用中のチャネルに加えて、最
    も高い優先順位を有するチャネル・グループを使用させ、かつ該送信パワーが所
    与の第2のしきい値よりも低いということが認められた場合には、基地局は、最
    も低い優先順位を有するチャネル・グループのチャネルの使用を停止するという
    ことを特徴とする請求項2または3記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記基地局は、また、アクティブ接続間にすでに使用中のチ
    ャネルによって表わされるデータ送信容量に分割して、リアルタイム・データ送
    信を必要とする接続は、非リアルタイム・データ送信を必要とする接続に対して
    データ送信容量への優先順位を有することを特徴とする請求項1記載の方法。
  7. 【請求項7】 基地局を備えているセルラー無線システムであって、少なく
    とも1つの基地局において、優先順位グループに分割されたセルラー無線システ
    ム・チャネルの情報を記録する手段、ならびに、基地局のローディングに対する
    応答として異なる優先順位グループからのチャネルを選択的に使用させるように
    する手段が備えられていることを特徴とするセルラー無線システム。
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