JP2001516926A - デジタル信号プロセッサ・システムのためのクロッキング方式 - Google Patents

デジタル信号プロセッサ・システムのためのクロッキング方式

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Abstract

(57)【要約】 デジタル信号処理システムが1群のプロセッサと1つのホストとを含む。ホストは、このホストを各プロセッサと相互接続している外部バス・システムを介して各プロセッサにアクセスすることができる。各プロセッサの外部ポートは、ローカル・クロック周波数とホスト・クロック周波数との一方に基づいて動作する。ローカル・クロック周波数とホスト・クロック周波数とは相互に非同期である。ホストは、ホスト・クロック周波数で動作する。1つのプロセッサにホストがアクセスすると、各プロセッサの外部パラレル・ポートの動作クロック周波数は、ホスト・クロック周波数で動作するように自動的に制御される。ある実施例では、各プロセッサはまた、ホスト・クロック周波数とは非同期であるローカル・クロック周波数の整数倍であるコア・クロック周波数で動作するコア・プロセッサを含む。従って、コア・プロセッサの動作速度と外部パラレル・ポートの動作速度とを独立に最適化することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタル信号プロセッサに関し、更に詳しくは、ユニークな非同期
クロッキング方式を有するデジタル信号処理システム及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
デジタル信号プロセッサ(DSP)は、例えば、高速フーリエ変換、デジタル
・フィルタリング、イメージ処理及び音声認識などのデジタル信号処理の応用例
のパフォーマンスを最適化するように設計された特定用途向きのコンピュータで
ある。デジタル信号処理の応用例は、リアルタイムでの動作、高い割り込み速度
及び集中的な数値計算を特徴とするのが典型的である。更に、デジタル信号処理
の応用例は、メモリ・アクセス動作の点で集中的であり大量のデータの入出力を
要求する傾向を有する。従って、デジタル信号プロセッサの設計は、汎用コンピ
ュータの場合とは非常に異なるものとなりうる。
【0003】 典型的なデジタル信号プロセッサは、デジタル信号処理において用いられるオ
ペランドに加えてデジタル信号処理動作の命令を記憶する少なくとも1つのメモ
リと、このメモリに接続されておりそのような動作を実行するコア・プロセッサ
とを含む。更に、デジタル信号プロセッサは、典型的には、他のプロセッサ及び
/又は外部デバイスとの通信をイネーブルし、他のプロセッサ及び/又は外部デ
バイスとの間のデータ転送をイネーブルする周辺の入出力(I/O)デバイスを
含む。コア・プロセッサは、命令に基づきオペランドへのデジタル信号処理動作
(すなわち、計算)を実行する何らかのタイプの計算ユニットを含む。多くの異
なる計算方式やデータ記憶及び転送方式が、デジタル信号プロセッサの速度、精
度、サイズ及びパフォーマンスを最適化するように開発されてきた。
【0004】 デジタル信号プロセッサは、一般には、1つの入力クロックの受信に基づいて
動作する。この1つの入力クロックから、コア・プロセッサがこれに基づいて動
作するコア・プロセッサ・クロックと、I/Oデバイスがこれに基づいて動作す
るI/Oクロックとが導かれる。入力クロックとI/Oクロックとが同じ周波数
に維持されることは珍しくない。
【0005】 コア・プロセッサのクロックがこの入力クロックの整数倍であって、コア・プ
ロセッサがI/Oデバイスとは異なる(典型的にはそれよりも高い)クロック周
波数で動作することがあり得る。I/Oデバイスの速度は、それに基づいて当該
I/Oデバイスが動作する外部の信号の速度によって制限をうける。これらの外
部信号の速度は、外部デバイス及びバスの物理的な制約やキャパシタンス及びイ
ンダクタンスによって制限されうる。コア・プロセッサはそのように制限される
ことはない。従って、コア・プロセッサは、別のより最適なクロック周波数で動
作させることが好ましい。
【0006】 デジタル信号プロセッサによっては、入力クロックに乗算してコア・プロセッ
サのクロックを得る比率(例えば、X2、X2.5、X3、X3.5、X4、・
・・)をユーザが選択することを可能にするものがある。これによって、ユーザ
は、特定のプロセッサにとって最良のコア・プロセッサの周波数をある制限され
た範囲内で選択することが可能となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
プロセッサの幾何学的外形が縮小するにつれて、内部的な速度経路は向上し、
より高速な動作が可能になる。従って、特定のプロセッサにとって、そのプロセ
ッサが動作することができる最適な速度は存在しない。現時点で使用可能なプロ
セッサにおける制限は、コア・プロセッサ周波数が使用可能な入力クロックとユ
ーザが選択可能なコア・クロック比率とによって制限されるという点である。
【0008】 デジタル信号処理システムにおいては、一群(すなわち、4つ、6つ又は8つ
)のプロセッサが外部バス・システムによって相互接続される場合がある。ホス
ト・コンピュータはシステム内の各プロセッサにバス・システムを介して接続さ
れ、任意のプロセッサにアクセスすることができる。ホスト・コンピュータは、
このプロセッサ群の中の各プロセッサの入力クロック周波数(I/Oクロック周
波数)とは関係しない(非同期的に関係する)ホスト・クロック周波数で動作す
る。
【0009】 ホストがいずれかのプロセッサへのアクセスを望むときには、ホスト・クロッ
クとプロセッサのI/Oクロックとを同期させなければならず、さもなければ、
非同期的なアクセスを可能にしなければならない。同期させるためには、ホスト
とプロセッサ群の中の各プロセッサとの間に何らかのタイプの外部同期インター
フェースが必要となる。あるいは、非同期的なアクセスを提供する場合には、追
加的な非同期的なプロセッサI/Oインターフェースが必要となる。現時点では
、ホストを非同期的に動作してプロセッサにアクセスすることを可能にしようと
する各アプローチには、複雑で高価な回路が必要となる。更に、これらのアプロ
ーチそれぞれはユーザが実現し使用するには困難であり得る。
【0010】 本発明の一般的な目的は、プロセッサのクロッキング方式を向上させることで
ある。
【0011】
【課題を解決しようとする課題】
本発明のある実施例は、デジタル信号プロセッサに関する。このデジタル信号
プロセッサはローカル・クロックとシステム・クロックとを受け取るが、ローカ
ル・クロック周波数とシステム・クロック周波数とは相互に非同期である可能性
がある。コア・プロセッサは、ローカル・クロック周波数の整数倍であるコア・
クロック周波数で動作する。コア・プロセッサに結合された外部パラレル・ポー
トは、システム・クロック周波数又はローカル・クロック周波数で動作可能であ
る。
【0012】 本発明のある実施例では、デジタル信号プロセッサは、更に、外部パラレル・
ポートとコア・プロセッサとの間に結合され入力コマンド信号を受け取り有効な
ときにはそのコマンド信号にラッチする再同期化回路を含む。
【0013】 本発明の別の実施例は、デジタル信号処理システムに関する。このシステムは
、各プロセッサが外部ポートを介して外部バス・システムによって別のプロセッ
サに接続されている複数のプロセッサを含む。ホストは、外部バス・システムを
介して複数のプロセッサの中の各プロセッサに接続され、ホスト・クロック周波
数で動作する。ホストは、外部バス・システムを介して各プロセッサにアクセス
することができる。各プロセッサの外部バスは、ローカル・クロック周波数若し
くはホスト・クロック周波数のいずれか、又は、ローカル・クロック周波数若し
くはホスト・クロック周波数のいずれかの整数倍で動作する。ホスト・アクセス
の際には、各プロセッサの外部ポートのクロック周波数は、ホスト・クロック周
波数で動作するように自動的に制御される。
【0014】 ある実施例では、このシステムは、ホストとプロセッサの中の少なくとも1つ
とに外部バス・システムを介して接続された外部メモリ・ユニットを更に含む。
このメモリもまたローカル・クロック周波数又はホスト・クロック周波数のどち
らかで動作する。ホストが1つのプロセッサ又は1つのメモリ・ユニットにアク
セスする際には、メモリ・ユニットのクロック周波数もまた、ホスト・クロック
周波数で動作するように自動的に制御される。
【0015】 ある実施例では、各プロセッサの外部ポートの動作のクロック周波数はユーザ
によって制御される。
【0016】 ある実施例では、各プロセッサは、ローカル・クロックとホスト・クロックと
を受け取り外部パラレル・ポートの動作のために一方を選択するスイッチを更に
含む。ある実施例では、このスイッチはマルチプレクサを含む。
【0017】 ある実施例では、メモリ・ユニットのクロック周波数は、それが接続されてい
るマスタ・プロセッサによって制御される。
【0018】 このシステムのある実施例では、システムの各プロセッサは、ローカル・クロ
ック周波数の整数倍で動作するコア・プロセッサを含み、ローカル・クロック周
波数はホスト・クロック周波数と非同期でありうる。この実施例では、各プロセ
ッサは、コア・プロセッサと外部ポートとの間に結合されており有効なときには
受け取ったコマンド信号にラッチする再同期回路を含む。
【0019】 本発明の別の実施例は、電流信号の処理方法に関する。この方法は、バス・シ
ステムを介してホストを複数のデジタル信号プロセッサに接続するステップと、
各プロセッサの外部ポートをローカル・クロック周波数、ホスト・クロック周波
数又はローカル・クロック周波数若しくはホスト・クロック周波数の整数倍で動
作させるステップと、1つのプロセッサのホストによるアクセスの際には各プロ
セッサの外部ポートの動作をホスト・クロック周波数に自動的にスイッチングす
るステップと、を含む。
【0020】 ある実施例では、この方法は、各デジタル信号プロセッサのコア・プロセッサ
をシステム・クロック周波数と非同期であり得るローカル・クロック周波数の整
数倍で動作させるステップを更に含む。
【0021】 本発明の特徴及び効果は、添付の図面と共に読まれるべき本発明に関する以下
の詳細な説明と冒頭の特許請求の範囲とから容易に理解され明らかになる。
【0022】
【発明の実施の形態】
本発明の1つの実施例は、バス・システムによって相互接続された1群のデジ
タル信号プロセッサと、バス・システムを介してこれらのプロセッサの中の任意
のプロセッサにアクセスすることができるホストとに関する。各プロセッサの周
辺部分(periphery)はバス・システムに接続され、ローカル・クロック周波数 とホスト・クロック周波数との一方で動作する。ホストはホスト・クロック周波
数で動作しており、ホストがプロセッサの1つにアクセスするときには、各プロ
セッサの周辺部の動作クロック周波数はホスト・クロック周波数に自動的にスイ
ッチングされる。
【0023】 本発明の別の実施例は、コア・プロセッサを有するデジタル信号プロセッサに
関する。コア・プロセッサはプロセッサの周辺部分とは非同期的に動作し得る。
特に、外部パラレル・ポートなどのプロセッサの周辺部分は、ローカル・クロッ
ク周波数又はホスト・クロック周波数のいずれかで動作し、ユーザはこれら2つ
の間で選択することができる。デジタル・プロセッサのコア・プロセッサは、ロ
ーカル・クロック周波数の整数倍で動作する。ローカル・クロック周波数とホス
ト・クロック周波数とは独立に発生され相互に非同期でありうる。
【0024】 図1は、1群のデジタル信号プロセッサP1−P4を含む本発明の実施例を示
すブロック図である。示されているシステムは、ホスト100とメモリ102と
を更に含んでいる。ホスト100、メモリ102及びプロセッサP1−P4は、
バス・システム104によって相互に接続されている。ホストは、プロセッサP
1−P4のそれぞれ及び外部メモリと通信する外部コンピュータを含みうる。外
部メモリ102は、同期式ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ(SDR
AM)などのデジタル信号処理システムと動作する任意の適切な外部メモリであ
りうる。データの、各プロセッサへの書き込み又は各プロセッサからの読み出し
、更に、メモリへの書き込み又はメモリからの読み出しが可能である。
【0025】 好ましくは、外部バスはパイプライン式のバス(pipelined bus)として動作 する。換言すると、データは、アドレスが発行されてから1、2又は3サイクル
後に到達するが、これは、それぞれが1、2又は3サイクルのパイプライン遅延
に対応している。アドレスはすべてのサイクルにおいて発行されうる。好ましく
は、すべての信号はクロック信号の立上りエッジでサンプリングされるが、セッ
トアップ時間及びホールド時間の要件を満足しなければならない。
【0026】 動作の間には、ホスト100は、バス104を介してプロセッサP1−P4又
はメモリ102の中の任意の1つにアクセスすることができる。ホスト100は
、ホスト・クロック周波数のホスト・クロックHCLKで動作する。各プロセッ
サP1−P4は、ホスト・クロックHCLKとローカル・クロックLCLKとを
受け取る。ある実施例では、後により詳細に説明されるように、ホスト・クロッ
クHCLKとローカル・クロックLCLKとは独立に発生され相互に非同期であ
りうる。
【0027】 プロセッサの内部要素を外部バス・システム104に結合する外部パラレル・
ポートなどの各プロセッサの周辺部分ないしプロセッサの一部分は、ローカル・
クロックLCLKの周波数又はホスト・クロックHCLKの周波数のどちらかで
動作し得る。ある実施例では、後に説明されるように、この動作はユーザが選択
可能である。同様に、メモリも、ローカル・クロックLCLKの周波数又はホス
ト・クロックHCLKの周波数のどちらかで動作し得る。
【0028】 この実施例では、複数の直列終端された出力を有するバッファ110が、各目
的地にホスト・クロックHCLK信号を提供する。この実施例では、各目的地は
、ホスト100、各プロセッサP1−P4及びメモリ102を含む。同様に、や
はり複数の直列終端された出力を有するバッファ112が、各目的地にローカル
・クロックLCLK信号を提供する。この実施例では、各目的地は、ホスト10
0、各プロセッサP1−P4及びメモリ102を含む。各クロック信号は、バッ
ファから出力され別々のトレースを介して提供される。これらのバッファは、各
目的地に同じクロック信号のタイミングが提供されることを保証する。
【0029】 動作の間には、各プロセッサP1−P4とメモリ102との周辺部分はローカ
ル・クロックLCLK周波数で動作する可能性がある。ホスト100がプロセッ
サP1−P4又はメモリ102の中の1つにアクセスするときには、各プロセッ
サP1−P4の周辺部分の動作クロック周波数はローカル・クロックLCLKの
周波数からホスト・クロックHCLKの周波数に自動的にスイッチングされる。
同時に、メモリの動作クロック周波数もまたローカル・クロックLCLKの周波
数からホスト・クロックHCLKの周波数に自動的にスイッチングされる。
【0030】 ある実施例では、ホスト・バス・リクエスト(HBR)又はホスト・バス・グ
ラント(HBG)制御信号がホストによってアサートされるときにスイッチング
が生じる。このような制御信号が各プロセッサに提供されると、各プロセッサ内
の内部スイッチ(図示せず)にクロック周波数をローカル・クロックLCLKか
らホスト・クロックHCLKへスイッチングさせる。各プロセッサに対するスイ
ッチ内部は、マルチプレックサ又同様な装置を含む。どのようなクロック信号の
スイッチングにも、グリッチの抑制(glitch suppression)
がプロセッサに求められる。たとえば、1つのクロックがローになるのを待機し
、他方のクロックがローになるまでそのクロック出力をホールドし、その時点で
最初のクロックを用いて出力を駆動することによってグリッチの抑制が達成でき
る。
【0031】 ある実施例では、外部アナログ・スイッチ108がホスト・クロックHCLK
又はローカル・クロックLCLKの一方を選択してメモリをクロックする。マス
タ・プロセッサP3は、適切な時刻においてライン106に沿って制御信号を提
供し、アナログ・スイッチ108にホスト・クロックHCLK信号を選択させ、
その信号をメモリ102に提供する。スイッチ108は好ましくは低抵抗のアナ
ログ・スイッチであり、スイッチング遅延は0.2ナノ秒未満に維持される。た
とえば、スイッチは低抵抗の電界効果トランジスタである。外部スイッチ108
に対しては、ローカル・クロックLCLKからホスト・クロックHCLKへのス
イッチングはグリッチ・フリー(glitch−free)である必要はなく、
その理由は、スイッチ・オーバーの間はメモリ・アクセスが生じていないからで
ある。
【0032】 図1に示されたシステムの別の実施例では、図1のスイッチ108の代わりに
図2に示されている内部マルチプレクサ124が設けられる。このシステムは、
4つのプロセッサP1−P4、ホスト100及びメモリ102(図1を参照)を
含む。図1のシステムと同様に、ホストはホスト・クロックHCLK周波数で動
作し、各プロセッサP1−P4の周辺部分(I/Oポート)は、ホスト・クロッ
クHCLK周波数又はローカル・クロックLCLK周波数のどちらかに等しい周
辺部分クロックPCLK周波数で動作する。メモリ102は、ホスト・クロック
HCLK周波数又はローカル・クロックLCLK周波数のどちらかに等しいメモ
リ・クロックMCLK周波数で動作する。
【0033】 図1の実施例でのように、ホスト・アクセス(メモリ又はプロセッサ)の際に
は、周辺部分クロックPCLKとメモリ・クロックMCLKとはホスト・クロッ
クHCLKに自動的にスイッチングされる。このスイッチングは、各プロセッサ
の内部でマルチプレクサ124によって実行されうる。マルチプレクサ124は
、ホスト・バスのアクセス又はグラントの際には自動的にホスト・クロックHC
LKにスイッチングするように制御される。マルチプレクサ124の出力は、周
辺部分クロックPCLK信号とメモリ・クロックMCLK信号とを含む。1つの
マスタ・プロセッサP1−P4を選択して、メモリ・クロックMCLK信号をバ
ス116に沿ってメモリ102に提供することができる。
【0034】 図1及び2のシステムに示されている各プロセッサは、図3に示された要素を
有するように実現することができる。示されているように、DSP10の主な要
素は、計算ブロック12及び14と、メモリ16と、制御ブロック24と、リン
ク・ポート・バッファ26と、外部ポート28と、DRAMコントローラ30と
、命令アライメント・バッファ(IAB)32と、基本命令デコーダ34とであ
る。計算ブロック12及び14と命令アライメント・バッファ32と基本命令デ
コーダ34と制御ブロック24とが、DSP10の主要な計算及びデータ処理機
能を実行するコア・プロセッサを構成する。外部ポート28は、外部アドレス・
バス58と外部データ・バス68とを介して外部通信を制御する。外部ポート2
8がDSP10の周辺部分を構成する。リンク・ポート・バッファ26が通信ポ
ート36を介して外部通信を制御する。DSP10は、好ましくは、1つのモノ
リシック集積回路として構成される。
【0035】 メモリ16は、3つの独立で大容量のメモリ・バンク40、42及び44を含
む。ある実施例では、各メモリ・バンク40、42及び44は、32ビットずつ
の64Kワードの容量を有する。各メモリ・バンク40、42及び44は128
ビットのデータ・バスを有しうる。32ビットずつの4までの連続的な整合され
たデータ・ワードを、1クロック・サイクルで各メモリ・バンクとの間で転送す
ることができる。
【0036】 DSP10の要素は、効率的で高速の動作のためにバスによって相互接続され
ている。各バスは、バイナリ情報のパラレルな転送のために複数のラインを含ん
でいる。第1のアドレス・バス50(MA0)はメモリ・バンク40(M0)と
制御ブロック24とを相互接続する。第2のアドレス・バス52(MA1)はメ
モリ・バンク42(M1)と制御ブロック24とを相互接続する。第3のアドレ
ス・バス54(MA2)はメモリ・バンク44(M0)と制御ブロック24とを
相互接続する。アドレス・バス50、52及び54のそれぞれは16ビットの幅
である。外部アドレス・バス56(MAE)は外部ポート28と制御ブロック2
4とを相互接続する。外部アドレス・バス56は、外部ポート28を介して外部
アドレス・バス58に接続されている。外部アドレス・バス56及び58のそれ
ぞれは32ビット幅である。第1のデータ・バス60(MD0)は、メモリ・バ
ンク40と、計算ブロック12及び14と、制御ブロック24と、リンク・ポー
ト・バッファ26と、IAB32と、外部ポート28とを相互接続する。第2の
データ・バス62(MD1)は、メモリ・バンク42と、計算ブロック12及び
14と、制御ブロック24と、リンク・ポート・バッファ26と、IAB32と
、外部ポート28とを相互接続する。第3のデータ・バス64(MD2)は、メ
モリ・バンク44と、計算ブロック12及び14と、制御ブロック24と、リン
ク・ポート・バッファ26と、IAB32と、外部ポート28とを相互接続する
。データ・バス60、62及び64は、外部ポート28を介して外部データ・バ
ス68に接続される。データ・バス60、62及び64のそれぞれは128ビッ
ト幅、外部データ・バス68は64ビット幅でありうる。
【0037】 第1のアドレス・バス50と第1のデータ・バス60とは、メモリ・バンク4
0との間でのデータ転送のためのバスを備えている。第2のアドレス・バス52
と第2のデータ・バス62とは、メモリ・バンク42との間でのデータ転送のた
めの第2のバスを備えている。第3のアドレス・バス54と第3のデータ・バス
64とは、メモリ・バンク40との間でのデータ転送のための第3のバスを備え
ている。メモリ・バンク40、42及び44のそれぞれは別個のバスを有してい
るので、メモリ・バンク40、42及び44へのアクセスは同時に行うことがで
きる。ここで用いられている「データ」とは、バイナリ・ワードを意味し、DS
P10の動作と関係する命令又はオペランドのどちらかを表す。典型的な動作モ
ードでは、プログラム命令はメモリ・バンクの1つに記憶され、オペランドは他
の2つのメモリ・バンクに記憶される。従って、計算ブロック12及び14には
、1クロック・サイクルで1つの命令と2つのオペランドとが提供されうる。後
に説明されるように、メモリ・バンク40、42及び44のそれぞれは、1クロ
ック・サイクルで複数のデータ・ワードの読み出し及び書き込みが可能であるよ
うに構成されている。各メモリ・バンクから1クロックサイクルで複数のデータ
・ワードを同時に転送することが、命令キャッシュ又はデータ・キャッシュを必
要とすることなく達成される。
【0038】 制御ブロック24は、プログラム・シーケンサ70と、第1の整数ALU72
(JALU)と、第2の整数ALU74(KALU)と、第1のDMAアドレス
発生器76(DMAGA)と、第2のDMAアドレス発生器78(DMAGB)
とを含む。整数ALU72及び74は、異なる時刻において、整数ALU命令を
実行しデータ・アドレス発生を実行する。プログラムの実行の間には、プログラ
ム・シーケンサ70が、命令シーケンスのメモリ位置に従って、アドレス・バス
50、52、54及び56の1つを介して一連の命令アドレスを供給する。典型
的には、メモリ・バンク40、42及び44の1つが命令シーケンスの記憶に用
いられる。整数ALU72及び74のそれぞれは、命令によって要求されるオペ
ランドの位置に従って、アドレス・バス50、52、54及び56の1つを介し
てデータ・アドレスを供給する。たとえば、命令シーケンスがメモリ・バンク4
0に記憶され、要求されたオペランドがメモリ・バンク42及び44に記憶され
ていると仮定する。この場合には、プログラム・シーケンサは、アドレス・バス
50を介して命令アドレスを供給し、以下で説明されるように、アクセスされた
命令は命令アライメント・バッファ32に供給される。整数ALU72及び74
は、たとえば、アドレス・バス52及び54それぞれにオペランドのアドレスを
出力する。整数ALU72及び74によって発生されたアドレスに応答して、メ
モリ・バンク42及び44は、データ・バス62及び64それぞれを介して計算
ブロック12及び14のいずれか又は両方にオペランドを供給する。メモリ・バ
ンク40、42及び44は、命令及びオペランドの記憶に関して相互に交換可能
である。
【0039】 プログラム・シーケンサ70と整数ALU72及び74とは、外部ポート28
を介して外部メモリ(図示せず)にアクセスすることができる。所望の外部メモ
リ・アドレスは、アドレス・バス56上に配置される。外部アドレスは、外部・
ポート28を介して外部アドレス・バス58に結合される。外部メモリは要求さ
れたワード即ちデータワードを外部データバス68に供給する。外部データは、
外部ポート28とデータ・バス60、62及び64の1つとを介して計算ブロッ
ク12及び14の一方又は両方に供給される。DRAMコントローラ30が外部
メモリを制御する。
【0040】 既に述べたように、メモリ・バンク40、42及び44は、それぞれが32ビ
ットの64kワードの容量を有している。各メモリ・バンクは、128ビット幅
のデータ・バスに接続されうる。別の実施例では、各データ・バスは64ビット
幅であり、この64ビットはクロック・フェーズ1及びクロック・フェーズ2の
それぞれで転送され、よって、128ビットの有効なバス幅を提供する。各メモ
リ・バンクにおいて、複数のデータ・ワードへのアクセスは1クロック・サイク
ルで行うことができる。特に、データへは、32ビットずつの単一、二重(dual
)又は四重(quad)ワードとしてアクセスすることができる。二重又は四重のア
クセスのためには、データがメモリにおいて整合されていることが求められる。
四重のデータ・アクセスへの典型的な応用例としては、高速フーリエ変換と複素
(complex)FIRフィルタとがある。四重アクセスはまた、二重の正確な動作 を補助することになる。好ましくは、命令は四重のワードとしてアクセスされる
。しかし、以下で論じられるように、命令がメモリにおいて整合されることは求
められない。
【0041】 四重のワード転送を用いると、それぞれが32ビットである4つの命令と8つ
のオペランドとを1クロック・サイクルで計算ブロック12及び14に供給する
ことができる。転送されるデータ・ワード数と、これらのデータ・ワードが転送
される1つ又は複数の計算ブロックとは、命令の中の制御ビットによって選択さ
れる。単一、二重又は四重のワードを、計算ブロック12へ、計算ブロック14
へ、又はその両方へ転送することができる。二重又は四重のデータ・ワードのア
クセスは、複数のオペランドが1クロック・サイクルで計算ブロック12及び1
4まで転送されるのを可能にすることにより、多くのアプリケーションにおいて
DSP10のパフォーマンスを改善する。各クロック・サイクルにおいて複数の
命令にアクセスできることによって、複数の動作が各サイクルで実行されること
が可能となり、これは、パフォーマンスを向上させる。オペランドが計算ブロッ
ク12及び14によって必要とされるよりも高速で供給されることが可能である
場合には、DMAアドレス発生器76及び78が用いることができる残されたメ
モリ・サイクルが存在し、これらの使用されていないサイクルの間に、コア・プ
ロセッサからサイクルを盗むことなく、新たなデータがメモリ・バンク40、4
2及び44に提供される。最後に、複数のデータ・ワードへのアクセスが可能で
あることによって、2以上の計算ブロックを用いそれらをオペランドが供給され
ている状態に維持することが可能となる。単一又は二重のデータ・ワードへのア
クセスが可能であることにより、四重のデータ・ワードへのアクセスがなされる
構成と比較すると、電力消費を減少させることができる。
【0042】 図3に示されたプロセッサ10では、外部ポート28はプロセッサの周辺部分
で構成され、周辺部分クロックPCLKで動作する。DSP10の残りの成分は
、本発明のある実施例では、後で説明されるようにローカル・クロックLCLK
の整数倍であるコア・クロックCCLKで動作する。
【0043】 図4は、プロセッサP1のいくつかの成分とこれらの成分の動作の基礎となる
クロック信号との一部構造的な一部機能的なブロック図である。示されているプ
ロセッサP1は、コア・クロックCCLK周波数で動作するコア・プロセッサ1
32と、ローカル・クロックLCLK周波数若しくはホスト・クロックHCLK
周波数のどちらか、又はLCLK又はHCLKのどちらかの整数倍で動作する周
辺部分126とを含む。周辺部分126は、図3に示されているように、外部デ
ータ・バス68及び外部アドレス・バス58と通信する外部ポート28で構成さ
れうる。
【0044】 プロセッサ132は、ローカル・クロックLCLK信号とホスト・クロックH
CLK信号との両方を入力として受け取る。各入力クロック信号が通過して伝搬
遅延を得る遅延較正回路は図4には示されていないが、この回路については、図
5を参照して後でより詳細に説明される。図1及び2を参照してすでに述べたよ
うに、これらのクロック信号は共にスイッチ124に与えられ、周辺部分126
への周辺部分クロックPCLKとして一方が選択される。
【0045】 ローカル・クロックLCLK信号は、周波数乗算器128にも提供される。周
波数乗算器128はローカル・クロックLCLKとユーザによって選択された比
率とを乗算して積を出力するのであるが、この積が、ライン130を介してコア
・プロセッサ132に与えられるコア・クロック信号CCLKである。周波数乗
算器は、例えば、X2、X2.5、X3、X3.5、X4の比率を含み、この中
の1つがユーザによって選択されコア・クロックCCLKを生じる。
【0046】 本発明のこの実施例によって、コア・プロセッサ132の動作周波数を周辺部
分126の動作周波数とは独立に最適化することが可能となる。周辺部分126
の動作周波数は、この周辺部分が外部パラレル・ポートで構成されている場合に
は、外部バスによって制限されうる。しかし、このような制限は、コア・プロセ
ッサの速度に影響しない。また、本発明によると、周辺部分の動作周波数をコア
の動作周波数とは独立に最適化することが可能となる。
【0047】 すでに述べたように、ホスト・クロックHCLKとローカル・クロックLCL
Kとは独立に発生され、相互に非同期であり得る。例えば、ホスト・クロックH
CLKは66MHzであり、ローカル・クロックLCLKは100MHzであり
得る。周辺部分126は、ローカル・クロックLCLKで動作するときには、コ
ア・プロセッサ132と同期して動作しているように見える。上述したように、
図1及び2を参照すると、ホスト・クロックHCLKでの動作へのスイッチング
は、ホストによるアクセス要求の際に自動的に生じる。コア・クロックCCLK
はローカル・クロックLCLKと関係し、ローカル・クロックLCLKはホスト
・クロックHCLKと非同期的に関係しているから、周辺部分126は、(ホス
ト・クロックHCLK周波数で動作しているときには)コア・プロセッサ132
と非同期的に動作しているように見える。このような動作を与えるために、非同
期インターフェース(図4には示されていない)が周辺部分126とコア・プロ
セッサ132との間に存在する。これについては後でより詳細に説明される。
【0048】 バスが動作する高速が与えられると、周辺部分クロックPCLKとメモリ・ク
ロックMCLKとにおけるスキュは最小化されるはずである。更に、コア・クロ
ックCCLKにおけるスキュは周波数乗算器において除去されるはずである。本
発明のある実施例では、遅延較正ループが用いられて、不所望のスキュを較正し
て除去する。遅延較正回路への入力はLCLK又はHCLKの入力クロック信号
である。乗算器は、2つの間で選択することができる。好ましくは、そして、別
の場合には、2つの遅延較正回路を、各入力クロック信号に1つずつ用いること
もできる。
【0049】 本発明のプロセッサと共に用いられる例示的な遅延較正回路が、図5にブロッ
ク図形式で示されている。このような遅延較正回路は、LCLK又はHCLKに
対して用いられうる。遅延較正回路によって、プロセッサへの(又は、プロセッ
サからの)データのラッチが正確にクロック信号の立上りエッジにおいてなされ
ることが保証され、配分ツリー(distribution tree)などのプロセッサ要素を 介する信号の伝搬遅延が与えられる。この回路により、ラッチ制御信号が、適切
なクロック信号の立上りエッジよりも遅延時間周期だけ前にアサートされる。遅
延ロック・ループ(DLL)が、入力クロック信号に類似し同相であるがクロッ
ク信号の内部入力伝搬遅延を1周期から減算した分だけ遅延している別のクロッ
ク信号を提供する。この別のクロックにより、ラッチが、与えられた伝搬遅延を
有するクロック信号の立上りエッジにおいて、適切な時刻にデータをラッチ・イ
ン又はラッチ・アウトすることが可能となる。
【0050】 示されているように、遅延較正回路は、DLL136と、遅延要素138と、
遅延要素140とを含む。遅延要素138はDLL136によって出力された信
号にT2の遅延を提供し、この遅延T2はラッチ158とドライバ160とで構 成される出力駆動パッドの出力遅延に対応する。遅延140は、T1の遅延を信
号入力に提供し、この遅延T1は154、156及び166に示されている配分
ツリーを通過する信号の伝搬遅延に対応する。
【0051】 DLL136は、位相検出器142と、制御回路144と、インバータ・チェ
ーン146とを含む。データがプロセッサの中にラッチされるときに、信号pd
により、ラッチ164が信号pdの立上りエッジにおいてデータをラッチ・イン
することが可能となる。遅延回路140によって出力される信号pdは配分ツリ
ー166のそれに対応する遅延T1を有する。DLL136によって、ライン1
48上のDLLへの周辺部分のクロックPCLK入力がクロック信号pdと同期
しておりラッチ164がPCLKの立上りエッジから伝搬遅延を減算したものと
同期的にラッチされることが保証される。同様に、ラッチ158とドライバ16
0とをイネーブルするものを含む出力駆動パッドに提供された信号は入力クロッ
クの立上りエッジと同期しており、適切な遅延を与える。このように、実際のラ
ッチ制御信号は、入力であっても出力であっても、当初の入力クロック周期から
配分ツリー及び/又は出力パッドとは無関係にそれに与えられた適切な遅延を減
算した時点よりも1クロック信号周期分だけ後にアサートされる。
【0052】 図6は、本発明の各プロセッサ内部で用いられる例示的な外部ポート・ブロッ
ク28のブロック図である。記載されているように、外部ポート28は、相互に
非同期であるローカル・クロックLCLK又はホスト・クロックHCLKに等し
い周辺部分クロックPCLKで動作する。外部ポートは、外部データ・バス68
(この実施例では、64ビット幅)を介してデータを受信及び送信し、アドレス
・バス58(この実施例では、32ビット幅)を介してアドレスを受信及び送信
する。
【0053】 異なる(マスタ)プロセッサから受け取られたコマンドに基づき、(スレーブ
)プロセッサによって、多くの動作を実行することができる。これらの動作は外
部ポート・ブロックを介して通信される。これらの動作はスレーブ・プロセッサ
からのデータの読み出しとマスタ・プロセッサへのデータの書き込みとを含む。
多数の異なる読み出し及び書き込み動作が入手可能である。入手可能なこれらの
特定の読み出し及び書き込み動作は特に本発明の一部を形成することはないが、
本発明によるクロッキング方式を用いることの効果を説明するのに役立つ。
【0054】 示されているように、外部ポート・ブロックは、入力先入れ先出し(FIFO
)バッファ170、出力FIFO172及び出力バッファ174を含む。入力F
IFO170、出力FIFO072及び出力バッファ174は、図3を参照して
既に説明されたように、マルチプレクサ及びドライバ・ブロック176を介して
内部データ・バス60、62、64及び56と通信する。
【0055】 本発明の外部ポート・ブロックはコア・プロセッサと非同期的に動作し得るの
で、読み出しであっても書き込みであっても受信されたコマンド信号が有効であ
り適切な時刻にラッチ・インされることを保証するのに、再同期回路が用いられ
る。コマンド信号は、クロック信号の立上りエッジにおいてラッチ・インされな
ければならない。コマンドは、外部ポート・ブロックによって受け取られると、
そこでラッチされる。そして、図7に示された再同期ラッチ回路190を介して
提供される。
【0056】 例として、書き込み動作及び読み出し動作が、図7を参照しながら次に説明さ
れる。書き込み動作の間には、書き込みコマンドがマスタ・プロセッサからスレ
ーブ・プロセッサに提供される。マスタ・プロセッサは、書き込まれるべきデー
タのアドレスと書き込まれるべき実際のデータとをその出力FIFO172にプ
ット(put)する。書き込まれる側のスレーブ・プロセッサは、マスタ・プロ
セッサから受け取られたアドレスとデータとをその入力FIFO170にプット
する。
【0057】 読み出し動作の間には、読み出しコマンドがマスタ・プロセッサからスレーブ
・プロセッサに提供される。マスタ・プロセッサは、(データが読み出されるべ
き場所からの)アドレスをその出力FIFO172にプットする。スレーブ・プ
ロセッサは受け取られたアドレスをその入力FIFO170にプットする。デー
タは、いったん読み出されると、スレーブ・プロセッサの出力バッファ174に
プットされ、スレーブ・プロセッサは出力FIFO172をバイパスする。
【0058】 書き込みコマンド信号などのコマンド信号が受信されると、再同期ラッチ回路
190が、そのコマンド信号が有効であると認められる前に遅延を生じさせ、そ
う認められた時点で入力FIFO170へのデータの書き込みが実行される。ま
ず最初に、書き込みコマンド信号が、コア・クロックCCLK信号の立上りエッ
ジにおいてアービトレーション・ラッチ192によってラッチされる。次に、書
き込みコマンド信号が、遅延時間周期であるtだけ後にコア・クロックCCLK
の立上りエッジにおいてラッチ194によってラッチされる。ある実施例では、
この時間周期tは3ナノ秒に等しくすることができる。アービトレーション・ラ
ッチは非常に高速であると考えるべきである。次に、遅延tは、コマンド信号が
第2のラッチによってラッチされる前に生じ、それによって、コマンド信号は適
切な動作が実行されるまで有効であると見なされる。この実施例では、ラッチ1
94の出力がDフリップフロップ196をクロックし、Dフリップフロップ19
6がコンパレータ198を制御して動作を開始させる。しかし、本発明はそのよ
うに限定されるわけではない。
【0059】 第2のラッチがコマンド信号にいったんラッチすると、動作が実行されうる。
この実施例では、書き込みカウンタ200の内容がコンパレータ198によって
読み出しカウンタ202の内容と比較される。書き込みカウンタ200は、入力
FIFO170における位置が書き込みされる度に更新される。同様に、読み出
しカウンタ202は、ある位置が読み出される度に更新される。書き込みカウン
タ200の内容が読み出しカウンタ202の内容と等しいときには、書き込みポ
インタは読み出しポインタと同じ位置を指し、指された位置が空であることを示
している。従って、その位置にデータを書き込むことができる。ここで示され説
明されたもの以外の方法を、この目的のために用いることもできる。
【0060】 示されているように、入力FIFOに対しては、書き込みカウンタ200はホ
スト・クロックHCLKによって制御され、読み出しカウンタ202はローカル
・クロックLCLKによって制御される。再同期ラッチが入力FIFOに結合さ
れているように示されてきたが、同様の回路を出力FIFOに対して同じように
用いることができる。出力FIFO(図示せず)のためには、書き込みカウンタ
はコア・クロックCCLKによって制御され、読み出しカウンタはホスト・クロ
ックHCLKによって制御される。
【0061】 以上で本発明の少なくとも1つの実施例を説明したが、この技術分野の当業者
にとっては、様々な変更、修正及び改良が容易である。このような変更、修正及
び改良は、本発明の精神と範囲とに含まれることが意図されている。従って、以
上の説明は単に例示に過ぎず、制約を意図してはいない。本発明は、冒頭の特許
請求の範囲及びその均等物とによって定義されたものだけによって画定される。
【図面の簡単な説明】
本発明をよりよく理解するために、添付の図面を参照する。
【図1】 本発明の1つの実施例による1群のプロセッサを含むシステムのブロック図で
ある。
【図2】 図1に示されたシステムの別の実施例のブロック図である。
【図3】 本発明と共に用いることができる例示的なプロセッサの内部要素のブロック図
である。
【図4】 いくつかのプロセッサの要素とこれらの要素の動作の基礎となる異なるクロッ
ク信号との一部機能的な一部構造的なブロック図である。
【図5】 本発明のプロセッサと共に用いることができる例示的な遅延較正回路のブロッ
ク図である。
【図6】 本発明のプロセッサの内部で用いることができる例示的な外部ポート・ブロッ
クのブロック図である。
【図7】 本発明のプロセッサの内部で用いることができる再同期回路の一部機能的な一
部構造的なブロック図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年3月16日(2000.3.16)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項12】 請求項11記載の方法において、各デジタル信号プロセッ
サ(Pn)のコア・プロセッサ(132)を前記ローカル・クロック周波数(L
CLK)の整数倍で動作させるステップであって、前記ローカル・クロック周波
数(LCLK)は前記ホスト・クロック周波数(HCLK)と非同期であること
を特徴とする方法。
【手続補正書】
【提出日】平成12年12月8日(2000.12.8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル信号プロセッサであって、 ホスト・クロック周波数又はローカル・クロック周波数で動作可能な外部パラ
    レル・ポートと、 前記外部パラレル・ポートに結合されており、ローカル・クロック周波数の整
    数倍であるコア・クロック周波数で動作するコア・プロセッサと、 を備えており、前記ローカル・クロック周波数とホスト・クロック周波数とは
    非同期であることを特徴とするデジタル信号プロセッサ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のデジタル信号プロセッサにおいて、ユーザは
    前記外部パラレル・ポートの動作のために前記ホスト・クロック周波数と前記ロ
    ーカル・クロック周波数との間で選択することができることを特徴とするデジタ
    ル信号プロセッサ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のデジタル信号プロセッサにおいて、前記外部
    パラレル・ポートと前記コア・プロセッサとの間に結合されておりコマンド信号
    を受け取り、コア・クロック信号に続く遅延された時間周期を前記コマンド信号
    にラッチする再同期回路を更に含むことを特徴とするデジタル信号プロセッサ。
  4. 【請求項4】 デジタル信号処理システムであって、 各プロセッサが外部ポートを介して外部バス・システムによって別のプロセッ
    サに接続されている複数のプロセッサであって、各プロセッサの外部ポートはロ
    ーカル・クロック周波数、ホスト・クロック周波数又は前記ローカル・クロック
    周波数若しくはホスト・クロック周波数の整数倍で動作する、複数のプロセッサ
    と、 前記複数のプロセッサの中の各プロセッサと前記外部バス・システムを介して
    接続されており、前記ホスト・クロック周波数で動作し、前記外部バス・システ
    ムを介して各プロセッサにアクセスすることができるホストと、 を備えており、前記プロセッサの中の1つにホストがアクセスする際には、各
    プロセッサの外部ポートのクロック周波数は前記ホスト・クロック周波数で動作
    するように自動的に制御されることを特徴とするデジタル信号処理システム。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のデジタル信号処理システムにおいて、前記ホ
    ストと前記プロセッサの中の少なくとも1つとに前記外部バス・システムを介し
    て接続された外部メモリを更に含んでおり、前記メモリは前記ローカルクロック
    周波数又は前記ホスト・クロック周波数のどちらかで動作し、ホスト・アクセス
    の際には、前記メモリのクロック周波数は前記ホスト・クロック周波数で動作す
    るように自動的にスイッチングされることを特徴とするデジタル信号処理システ
    ム。
  6. 【請求項6】 請求項4記載のデジタル信号処理システムにおいて、各プロ
    セッサの各外部パラレル・ポートの動作のクロック周波数はユーザによって制御
    されることを特徴とするデジタル信号処理システム。
  7. 【請求項7】 請求項4記載のデジタル信号処理システムにおいて、各プロ
    セッサの中に配置されておりローカル・クロックとホスト・クロックとを受け取
    り、前記外部パラレル・ポートの動作のために一方を選択するスイッチを更に含
    むことを特徴とするデジタル信号処理システム。
  8. 【請求項8】 請求項5記載のデジタル信号処理システムにおいて、前記メ
    モリのクロック周波数はマスタ・プロセッサによってどちらに接続されるべきか
    制御されることを特徴とするデジタル信号処理システム。
  9. 【請求項9】 請求項4記載のデジタル信号処理システムにおいて、各プロ
    セッサは前記ローカル・クロック周波数の整数倍で動作するコア・プロセッサを
    含み、前記ローカル・クロック周波数は前記ホスト・クロック周波数と非同期で
    あることを特徴とするデジタル信号処理システム。
  10. 【請求項10】 請求項9記載のデジタル信号処理システムにおいて、各プ
    ロセッサは前記コア・プロセッサと前記外部パラレル・ポートとの間に結合され
    ておりコマンド信号を受け取りコア・クロック信号に続く遅延された時間周期を
    前記コマンド信号にラッチする再同期回路を更に含むことを特徴とするデジタル
    信号処理システム。
  11. 【請求項11】 デジタル信号を処理する方法であって、 バス・システムを介してホストを複数のデジタル信号プロセッサに接続するス
    テップと、 各プロセッサの外部ポートをローカル・クロック周波数、ホスト・クロック周
    波数又は前記ローカル・クロック周波数若しくはホスト・クロック周波数の整数
    倍で動作させるステップと、 前記プロセッサの中の1つのホストによるアクセスの際には各プロセッサの外
    部ポートの動作を前記ホスト・クロック周波数に自動的にスイッチングするステ
    ップと、 を含む方法。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の方法において、各デジタル信号プロセッ
    サのコア・プロセッサを前記ローカル・クロック周波数の整数倍で動作させるス
    テップであって、前記ローカル・クロック周波数は前記ホスト・クロック周波数
    と非同期であることを特徴とする方法。
JP2000512150A 1997-09-16 1998-09-16 デジタル信号プロセッサ・システムのためのクロッキング方式 Expired - Lifetime JP4303417B2 (ja)

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