JP2001515078A - プロテインチロシンキナーゼおよび細胞周期キナーゼ仲介細胞増殖を阻害するためのナフチリジノン - Google Patents

プロテインチロシンキナーゼおよび細胞周期キナーゼ仲介細胞増殖を阻害するためのナフチリジノン

Info

Publication number
JP2001515078A
JP2001515078A JP2000509710A JP2000509710A JP2001515078A JP 2001515078 A JP2001515078 A JP 2001515078A JP 2000509710 A JP2000509710 A JP 2000509710A JP 2000509710 A JP2000509710 A JP 2000509710A JP 2001515078 A JP2001515078 A JP 2001515078A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
naphthyridin
phenylamino
piperidin
methyl
dihydro
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000509710A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4965021B2 (ja
Inventor
マーク・ロバート・バーヴィアン
ウィリアム・アレグザンダー・デニー
エレン・マイラ・ドーブルシン
ジェイムズ・マリーノ・ハムビー
ハワード・ダニエル・ホリス・ショーウォーター
アンドルー・マーク・トムスン
ロイ・トマス・ウィンターズ
ジーペイ・ウー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Warner Lambert Co LLC
Original Assignee
Warner Lambert Co LLC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Warner Lambert Co LLC filed Critical Warner Lambert Co LLC
Publication of JP2001515078A publication Critical patent/JP2001515078A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4965021B2 publication Critical patent/JP4965021B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D471/00Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00
    • C07D471/02Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00 in which the condensed system contains two hetero rings
    • C07D471/04Ortho-condensed systems
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P17/00Drugs for dermatological disorders
    • A61P17/06Antipsoriatics
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P35/00Antineoplastic agents
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P43/00Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P9/00Drugs for disorders of the cardiovascular system
    • A61P9/08Vasodilators for multiple indications
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P9/00Drugs for disorders of the cardiovascular system
    • A61P9/10Drugs for disorders of the cardiovascular system for treating ischaemic or atherosclerotic diseases, e.g. antianginal drugs, coronary vasodilators, drugs for myocardial infarction, retinopathy, cerebrovascula insufficiency, renal arteriosclerosis

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Cardiology (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Urology & Nephrology (AREA)
  • Dermatology (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Pyridine Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 式(I) 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】
本発明は、プロテインチロシンキナーゼ(PTK)および細胞周期キナーゼ仲
介細胞増殖の阻害に関するものである。さらに詳しくは、本発明は、ナフチリジ
ノンおよび細胞増殖およびPTKまたは細胞周期キナーゼ酵素活性の阻害におけ
るそれらの使用に関するものである。
【0002】
【発明の背景】
多くの疾患状態は、細胞の制御されない増殖および分化によって特徴づけられ
る。これらの疾患状態は、種々の細胞型および疾病、例えば癌、アテローム性動
脈硬化症、再狭窄および乾癬を包含する。増殖因子刺激、自己リン酸化および細
胞内タンパク質基質のリン酸化は、増殖性疾患の病理機序における重要な生物学
的事象である。 正常な細胞においては、タンパク質基質上のチロシン残基のリン酸化は、刺激
された細胞外増殖因子受容体によって開始される細胞内増殖シグナル伝達経路に
おける重要な機能に役立つ。例えば、増殖因子、例えば血小板由来増殖因子(P
DGF)、繊維芽細胞増殖因子(FGF)および上皮増殖因子(EGF)とそれ
らのそれぞれの細胞外受容体であるPDGFr、FGFrおよびEGFrとの会
合は、これらの受容体の細胞内チロシンキナーゼ酵素ドメインを活性化、それに
よって、細胞内基質または受容体それ自体のリン酸化を触媒する。リガンド結合
に応答する増殖因子受容体のリン酸化は、自己リン酸化として知られている。
【0003】 例えば、EGF受容体は、その2種のもっとも重要なリガンドとしてEGFお
よびトランスフォーミング増殖因子α(TGFα)を有している。これらの受容
体は、正常な成人においては微小な機能を有しているにすぎないが、すべての癌
の大部分、殊に結腸および乳癌の疾患プロセスに関係があると思われる。密接に
関連したErb−B2およびErb−B3受容体は、主なリガンドとしてヒレグ
リンのファミリーを有しそして受容体の過剰発現および突然変異は、明確に悪い
予後の乳癌における主な危険因子として実証されている。
【0004】 血管平滑筋細胞(VSMC)の増殖および直接的な遊走は、血管再造形、再狭
窄およびアテローム性動脈硬化症のようなプロセスにおける重要な成分である。
血小板由来増殖因子は、もっとも強力な内因性VSMC分裂促進因子および誘引
物質の一つとして確認されている。PDGF−Aおよび−B鎖およびPDGF受
容体の上昇した血管mRNA発現は、バルーン損傷されたラットの頸動脈におい
て観察されている(J. Cell. Biol., 1990; 111: 2149-2158)。この損傷モデル
において、PDGFの注入は、また、VSMCの内膜濃化および遊走を非常に増
加させる(J. Clin. Invest., 1992; 28: 507-511)。さらに、PDGF−中和 抗体は、バルーン損傷後の内膜濃化を有意に減少させる(Science, 1991; 253:
1129-1132)。PDGFシグナル伝達経路をブロックするチルホスチン受容体チ ロシンキナーゼ阻害剤は、ラットカフ損傷モデル(Drug Develop. Res., 1993;
29: 158-166)において、生体内におけるPDGF刺激された受容体のチロシン キナーゼリン酸化を阻害することが証明されている。
【0005】 酸性繊維芽細胞増殖因子(aFGF)および塩基性繊維芽細胞増殖因子(bF
GF)は、細胞増殖および分化を促進する能力を包含する多くの生物学的活性を
有している。VSMCにおけるFGFの掛かり合いを支持する直接的な証拠が、
LindnerおよびReidy (Proc. Natl. Acad. Sci. USA. 88: 3739-3743 (1991))に
よって報告されている。その報告者等は、ラットの頸動脈のバルーン−血管形成
術に先立つbFGFに対する中和抗体の全身的注射は、損傷の2日後に測定した
ときに、損傷−誘発平均SMC増殖を80%以上阻害することを証明している。
損傷された細胞から放出されたbFGFは、パラ分泌方式で作用してVSMC増
殖を誘発するようである。最近、LindnerおよびReidy (Cir. Res., 1993; 73: 5
89-595)は、バルーン−損傷されたラットの頸動脈の標本でのVSMCおよび内
皮の複製におけるbFGFおよびFGFR−1に対するmRNAの増加した発現
を証明している。データは、損傷された動脈において、bFGFおよびFGFR
−1のリガンド/受容体系は、VSMCの連続した増殖応答に関与し、新内膜形
成を招くことができるという証拠を提供する。
【0006】 Buchdunger等 (Proc. Natl. Acad. Sci., 1995; 92: 2558-2562)は、。PD GF受容体チロシンプロテインキナーゼ阻害剤による試験管内および生体内にお
けるPDGFシグナル伝達経路の阻害を報告している。これらの化合物は、アス
トロサイトーマ細胞系を使用した腫瘍モデルにおいて抗腫瘍活性を示す。 すなわち、EGF、PDGF、FGFおよび他の増殖因子は、癌、アテローム
性動脈硬化症および再狭窄のような細胞増殖疾患の病理機序において非常に重要
な役割を果たす。これらのそれぞれの受容体との会合によって、これらの増殖因
子は、初期の生化学的事象の一つとしてチロシンキナーゼ活性を刺激し、DNA
合成および細胞分裂を招く。そのために、細胞内増殖因子シグナル伝達経路に関
連したPTKを阻害する化合物は、細胞増殖疾患を治療するための有効な剤であ
る。本発明者等は、ある種のナフチリジノンは、PTKを阻害し、アテローム性
動脈硬化症、再狭窄および癌の治療および予防に有用であるということを発見し
た。
【0007】 Srcファミリーのプロテインキナーゼは、多数の細胞シグナル経路に関係す
る。例えば、Srcは、増殖因子受容体シグナリング;インテグリン−仲介シグ
ナリング;T−およびB−細胞活性化および破骨細胞活性化に関係する。Src
がいくつかの重要な受容体および非受容体チロシンキナーゼ、例えばPDGF、
EGF、HER2(Neu)(EGFのオンコジーン形態)、繊維芽細胞増殖因
子、フォーカルアドヒーションキナーゼ、p130タンパク質およびp68タン
パク質に対するチロシンキナーゼを含有する受容体に結合することは知られてい
る。さらに、pp60c−Srcは、DNA合成、有糸分裂および他の細胞活性
の調節に関係することが証明されている。
【0008】 細胞周期キナーゼは、細胞周期の調節に関係する天然に存在する酵素である(
Meijer L.,“Chemical Inhibitors of Cyclin-Dependent Kinases", Progress i
n Cell Cycle Research, 1995; 1: 351-363)。典型的な酵素は、サイクリン− 依存性キナーゼ(cdk)cdk1、cdk2、cdk4、cdk5、cdk6
およびwee−1キナーゼを包含する。これらのキナーゼの増加された活性また
は一時的な異常の活性化は、ヒトの腫瘍および再狭窄のような他の増殖性疾患を
発現することが証明されている。サイクリンとそのキナーゼパートナーとの間の
相互作用をブロックすることによってまたはキナーゼに結合し、キナーゼを不活
性化することによってcdksを阻害する化合物は、細胞増殖の阻害を起こし、
その結果、腫瘍または他の異常に増殖する細胞を処置するのに有用である。
【0009】 cdksを阻害するいくつかの化合物は、前臨床学的および臨床学的な抗腫瘍
活性を示す。例えば、フラボピリドールは、いくつかの型の乳癌および肺癌細胞
の強力な阻害剤であることが証明されているフラボノイドである(Kaur等, J. N
atl. Cancer Inst., 1992; 84: 1736-1740; Int. J. Oncol., 1996; 9: 1143-11
68)。この化合物は、cdk2およびcdk4を阻害することが証明されている
。オロモウシン〔2−(ヒドロキシエチルアミン)−6−ベンジルアミン−9−
メチルプリン〕は、cdk2およびcdk5の強力な阻害剤であり(Vesely等,
Eur. J. Biochem., 1994; 224: 771-786)そして新規な癌治療剤をスクリーンす
るためにNational Cancer Institute (NCI)によって使用されている約60 種の異なるヒトの腫瘍細胞系の増殖を阻害することが証明されている(Abraham 等, Biology of the Cell, 1995; 83: 105-120)。 進歩しているにもかかわらず、経口的に生物学的に利用することができそして
広範囲の種々のヒトの腫瘍および他の増殖性疾患、例えば再狭窄およびアテロー
ム性動脈硬化症の治療に有用である小さな分子量の化合物に対する研究がつづけ
られている。 本発明は、PTKsおよび細胞周期キナーゼを阻害する化合物を提供する。
【0010】
【発明の要約】
本発明は、式I
【化24】 を有する化合物およびその医薬的に許容し得る塩を提供する。
【0011】 上記式において、 ----は、存在しないかまたは単一の結合であり; R1は、ハロゲン、
【化25】 であり; R2は、C1〜C6アルキル、C3〜C8シクロアルキルまたはC5〜C12ビシクロ
アルキルであり; それぞれのR3は、独立して水素またはC1〜C6アルキルであり; それぞれのnは、独立して0〜7であり;
【0012】 R4は、
【化26】
【0013】
【化27】 であり; Xは、
【化28】 モルホリノまたはイミダゾリルであり;そして R5は、水素、ハロゲン、アリール、置換されたアリール、ヘテロアリールま たは置換されたヘテロアリールである。
【0014】 式Iの化合物の好ましい実施態様においては、R1は、
【化29】 であり;そして R4は、
【化30】 である。
【0015】 他の好ましい実施態様においては、R1は、
【化31】 であり;そして R4は、−O(CH2)n−Xである。
【0016】 他の好ましい実施態様においては、R1は、
【化32】 であり;そして R4は、
【化33】 である。
【0017】 他の好ましい実施態様においては、R1は、
【化34】 であり;そして R4は、
【化35】 である。
【0018】 他の好ましい実施態様においては、R1は、
【化36】 である。 他の好ましい実施態様においては、R1は、−NH−(CH2)n−N(CH2CH3 )2である。 他の好ましい実施態様においては、R5は、フェニルまたは置換されたフェニ ルである。 他の好ましい実施態様においては、R5は、2,6−ジクロロフェニルである。 他の好ましい実施態様においては、R2はメチルである。 他の好ましい実施態様においては、R5は2,6−ジクロロフェニルであり、R 2 はメチルである。
【0019】 他の好ましい実施態様においては、本発明は、次の化合物を提供する。 7−アミノ−3−(2,6−ジクロロフェニル)−1−メチル−1H−〔1,6〕
ナフチリジン−2−オン; 3−(2,6−ジクロロフェニル)−1−メチル−7−メチルアミノ−1H− 〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 3−(2,6−ジクロロフェニル)−7−ジメチルアミノ−1−メチル−1H −〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 3−(2,6−ジクロロフェニル)−7−〔2−(ジエチルアミノ)エチルア ミノ〕−1−メチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 3−(2,6−ジクロロフェニル)−7−〔3−(ジエチルアミノ)プロピル アミノ〕−1−メチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 3−(2,6−ジクロロフェニル)−7−〔4−(ジエチルアミノ)ブチルア ミノ〕−1−メチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 3−(2,6−ジクロロフェニル)−7−〔5−(ジエチルアミノ)ペンチル アミノ〕−1−メチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 3−(2,6−ジクロロフェニル)−1−メチル−7−〔3−(4−メチルピ ペラジン−1−イル)プロピルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2− オン; 3−(2,6−ジクロロフェニル)−1−メチル−7−〔4−(4−メチルピ ペラジン−1−イル)ブチルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オ ン; 3−(2,6−ジクロロフェニル)−1−メチル−7−〔5−(4−メチルピ ペラジン−1−イル)ペンチルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2− オン;
【0020】 3−(2,6−ジクロロフェニル)−1−メチル−7−〔3−(4−モルホリ ノ)プロピルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 3−(2,6−ジクロロフェニル)−7−〔3−(イミダゾール−1−イル) プロピルアミノ〕−1−メチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 3−(2,6−ジクロロフェニル)−1−メチル−7−(フェニルアミノ)− 1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 3−(2,6−ジクロロフェニル)−1−メチル−7−(4−ピリジルアミノ)
−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 3−(2,6−ジクロロフェニル)−7−〔(4−メトキシフェニル)アミノ〕
−1−メチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 3−(2,6−ジクロロフェニル)−7−〔(4−(2−(ジエチルアミノ) エトキシ)フェニル)アミノ〕−1−メチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン− 2−オン; 3−(2,6−ジクロロフェニル)−1−メチル−7−〔4−(4−モルホリ ノ)ブチルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 3−(2,6−ジクロロフェニル)−7−〔(4−(3−(ジエチルアミノ) プロポキシ)フェニル)アミノ〕−1−メチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン −2−オン; 3−(2,6−ジクロロフェニル)−1−メチル−7−〔(4−(2−(4−メ
チルピペラジン−1−イル)エトキシ)フェニル)アミノ〕−1H−〔1,6〕 ナフチリジン−2−オン; 3−(2,6−ジクロロフェニル)−1−メチル−7−〔(4−(3−(4−メチ
ルピペラジン−1−イル)プロポキシ)フェニル)アミノ〕−1H−〔1,6〕 ナフチリジン−2−オン; 3−(2,6−ジクロロフェニル)−1−メチル−7−〔(4−(4−メチル ピペラジン−1−イル)フェニル)アミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン− 2−オン;
【0021】 7−アミノ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 7−アミノ−1−エチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 7−フルオロ−1−エチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−エチル−7−フェニルアミノ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン ; 1−エチル−7−(4−メトキシフェニルアミノ)−1H−〔1,6〕ナフチ リジン−2−オン; 1−エチル−7−〔4−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニルアミノ〕
−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−エチル−7−(4−(モルホリン−4−イル)フェニルアミノ)−1H−
〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−エチル−7−(4−(ピペリジン−1−イル)フェニルアミノ)−1H−
〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−エチル−7−フェニルアミノ−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチ
リジン−2−オン;
【0022】 7−〔4−(2−(ジエチルアミノ)エトキシ)フェニルアミノ〕−1−エチ
ル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 7−〔4−(3−(ジエチルアミノ)プロポキシ)フェニルアミノ〕−1−エ
チル−1,6−ナフチリジン−2−オン; 1−エチル−7−〔4−(2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ)
フェニルアミノ〕−1,6−ナフチリジン−2−オン; 1−エチル−7−〔4−(3−(4−メチルピペラジン−1−イル)プロポキ
シ)フェニルアミノ〕−1,6−ナフチリジン−2−オン; 1−エチル−7−(4−ピリジルアミノ)−1H−〔1,6〕ナフチリジン− 2−オン; 1−メチル−7−〔4−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニルアミノ〕
−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−イソプロピル−7−〔4−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニル
アミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−イソペンチル−7−〔4−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニル
アミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロペンチル−7−〔4−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニ
ルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロヘキシル−7−〔4−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニ
ルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン;
【0023】 1−シクロヘプチル−7−〔4−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニ
ルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−7−〔4−(4−メチルピペラ
ジン−1−イル)フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−メチル−7−{4−〔4−(3−(モルホリン−4−イル)プロピル)ピ
ペリジン−1−イル〕フェニルアミノ}−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2− オン; 1−エチル−7−{4−〔4−(3−(モルホリン−4−イル)プロピル)ピ
ペリジン−1−イル〕フェニルアミノ}−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2− オン; 1−イソプロピル−7−{4−〔4−(3−(モルホリン−4−イル)プロピ
ル)ピペリジン−1−イル〕フェニルアミノ}−1H−〔1,6〕ナフチリジン −2−オン; 1−イソペンチル−7−{4−〔4−(3−(モルホリン−4−イル)プロピ
ル)ピペリジン−1−イル〕フェニルアミノ}−1H−〔1,6〕ナフチリジン −2−オン; 1−シクロペンチル−7−{4−〔4−(3−(モルホリン−4−イル)プロ
ピル)ピペリジン−1−イル〕フェニルアミノ}−1H−〔1,6〕ナフチリジ ン−2−オン; 1−シクロヘキシル−7−{4−〔4−(3−(モルホリン−4−イル)プロ
ピル)ピペリジン−1−イル〕フェニルアミノ}−1H−〔1,6〕ナフチリジ ン−2−オン; 1−シクロヘプチル−7−{4−〔4−(3−(モルホリン−4−イル)プロ
ピル)ピペリジン−1−イル〕フェニルアミノ}−1H−〔1,6〕ナフチリジ ン−2−オン; 1−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−7−{4−〔4−(3−(モル
ホリン−4−イル)プロピル)ピペリジン−1−イル〕フェニルアミノ}−1H
−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン;
【0024】 1−メチル−7−{4−〔4−(3−(ヒドロキシ)プロピル)ピペリジン−
1−イル〕フェニルアミノ}−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−エチル−7−{4−〔4−(3−(ヒドロキシ)プロピル)ピペリジン−
1−イル〕フェニルアミノ}−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 7−{4−〔4−(3−(ヒドロキシ)プロピル)ピペリジン−1−イル〕フェ
ニルアミノ}−1−イソプロピル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 7−{4−〔4−(3−(ヒドロキシ)プロピル)ピペリジン−1−イル〕フェ
ニルアミノ}−1−イソペンチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロペンチル−7−{4−〔4−(3−(ヒドロキシ)プロピル)ピペ
リジン−1−イル〕フェニルアミノ}−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オ ン; 1−シクロヘキシル−7−{4−〔4−(3−(ヒドロキシ)プロピル)ピペ
リジン−1−イル〕フェニルアミノ}−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オ ン; 1−シクロヘプチル−7−{4−〔4−(3−(ヒドロキシ)プロピル)ピペ
リジン−1−イル〕フェニルアミノ}−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オ ン; 1−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−7−{4−〔4−(3−(ヒドロ
キシ)プロピル)ピペリジン−1−イル〕フェニルアミノ}−1H−〔1,6〕 ナフチリジン−2−オン; 1−メチル−7−(4−(ピラゾール−1−イル)フェニルアミノ)−1H−
〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−エチル−7−(4−(ピラゾール−1−イル)フェニルアミノ)−1H−
〔1,6〕ナフチリジン−2−オン;
【0025】 1−イソプロピル−7−(4−(ピラゾール−1−イル)フェニルアミノ)−
1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−イソペンチル−7−(4−(ピラゾール−1−イル)フェニルアミノ)−
1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロペンチル−7−(4−(ピラゾール−1−イル)フェニルアミノ)
−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロヘキシル−7−(4−(ピラゾール−1−イル)フェニルアミノ)
−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロヘプチル−7−(4−(ピラゾール−1−イル)フェニルアミノ)
−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−7−(4−(ピラゾール−1−
イル)フェニルアミノ)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 7−(4−フルオロフェニルアミノ)−1−メチル−1H−〔1,6〕ナフチ リジン−2−オン; 1−エチル−7−(4−フルオロフェニルアミノ)−1H−〔1,6〕ナフチ リジン−2−オン; 7−(4−フルオロフェニルアミノ)−1−イソプロピル−1H−〔1,6〕 ナフチリジン−2−オン; 7−(4−フルオロフェニルアミノ)−1−イソペンチル−1H−〔1,6〕 ナフチリジン−2−オン;
【0026】 1−シクロペンチル−7−(4−フルオロフェニルアミノ)−1H−〔1,6〕
ナフチリジン−2−オン; 1−シクロヘキシル−7−(4−フルオロフェニルアミノ)−1H−〔1,6〕
ナフチリジン−2−オン; 1−シクロヘプチル−7−(4−フルオロフェニルアミノ)−1H−〔1,6〕
ナフチリジン−2−オン; 1−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−7−(4−フルオロフェニルア
ミノ)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 7−〔4−(4−(ヒドロキシ)ピペリジン−1−イル)フェニルアミノ〕−
1−メチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−エチル−7−〔4−(4−(ヒドロキシ)ピペリジン−1−イル)フェニ
ルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 7−〔4−(4−(ヒドロキシ)ピペリジン−1−イル)フェニルアミノ〕−
1−イソプロピル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 7−〔4−(4−(ヒドロキシ)ピペリジン−1−イル)フェニルアミノ〕−
1−イソペンチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロペンチル−7−〔4−(4−(ヒドロキシ)ピペリジン−1−イル)
フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロヘキシル−7−〔4−(4−(ヒドロキシ)ピペリジン−1−イル)
フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン;
【0027】 1−シクロヘプチル−7−〔4−(4−(ヒドロキシ)ピペリジン−1−イル)
フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−7−〔4−(4−(ヒドロキシ)
ピペリジン−1−イル)フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2 −オン; 7−〔4−(3−(ヒドロキシメチル)ピペリジン−1−イル)フェニルアミ
ノ〕−1−メチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−エチル−7−〔4−(3−(ヒドロキシメチル)ピペリジン−1−イル)
フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 7−〔4−(3−(ヒドロキシメチル)ピペリジン−1−イル)フェニルアミ
ノ〕−1−イソプロピル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 7−〔4−(3−(ヒドロキシメチル)ピペリジン−1−イル)フェニルアミ
ノ〕−1−イソペンチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロペンチル−7−〔4−(3−(ヒドロキシメチル)ピペリジン−1
−イル)フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロヘキシル−7−〔4−(3−(ヒドロキシメチル)ピペリジン−1
−イル)フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロヘプチル−7−〔4−(3−(ヒドロキシメチル)ピペリジン−1
−イル)フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−7−〔4−(3−(ヒドロキシ
メチル)ピペリジン−1−イル)フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリ ジン−2−オン;
【0028】 1−メチル−7−〔4−(2H−テトラゾール−5−イル)フェニルアミノ〕
−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−エチル−7−〔4−(2H−テトラゾール−5−イル)フェニルアミノ〕
−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−イソプロピル−7−〔4−(2H−テトラゾール−5−イル)フェニルア
ミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−イソペンチル−7−〔4−(2H−テトラゾール−5−イル)フェニルア
ミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロペンチル−7−〔4−(2H−テトラゾール−5−イル)フェニル
アミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロヘキシル−7−〔4−(2H−テトラゾール−5−イル)フェニル
アミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロヘプチル−7−〔4−(2H−テトラゾール−5−イル)フェニル
アミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−7−〔4−(2H−テトラゾー
ル−5−イル)フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−メチル−7−(4−(ピペリジン−1−イル)フェニルアミノ)−1H−
〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−イソプロピル−7−(4−(ピペリジン−1−イル)フェニルアミノ)−
1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン;
【0029】 1−イソペンチル−7−(4−(ピペリジン−1−イル)フェニルアミノ)−
1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロペンチル−7−(4−(ピペリジン−1−イル)フェニルアミノ)
−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロヘキシル−7−(4−(ピペリジン−1−イル)フェニルアミノ)
−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロヘプチル−7−(4−(ピペリジン−1−イル)フェニルアミノ)
−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−7−(4−(ピペリジン−1−
イル)フェニルアミノ)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−メチル−7−(4−(ピロリジン−1−イル)フェニルアミノ)−1H−
〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−エチル−7−(4−(ピロリジン−1−イル)フェニルアミノ)−1H−
〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−イソプロピル−7−(4−(ピロリジン−1−イル)フェニルアミノ)−
1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−イソペンチル−7−(4−(ピロリジン−1−イル)フェニルアミノ)−
1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロペンチル−7−(4−(ピロリジン−1−イル)フェニルアミノ)
−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン;
【0030】 1−シクロヘキシル−7−(4−(ピロリジン−1−イル)フェニルアミノ)
−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロヘプチル−7−(4−(ピロリジン−1−イル)フェニルアミノ)
−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−7−(4−(ピロリジン−1−
イル)フェニルアミノ)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−メチル−7−〔4−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニルアミノ〕
−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−エチル−7−〔4−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニルアミノ〕
−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−イソプロピル−7−〔4−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニル
アミノ〕−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−イソペンチル−7−〔4−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニル
アミノ〕−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロペンチル−7−〔4−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニ
ルアミノ〕−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロヘキシル−7−〔4−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニ
ルアミノ〕−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロヘプチル−7−〔4−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニ
ルアミノ〕−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン;
【0031】 1−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−7−〔4−(4−メチルピペラ
ジン−1−イル)フェニルアミノ〕−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチ
リジン−2−オン; 1−メチル−7−{4−〔4−(3−(モルホリン−4−イル)プロピル)ピ
ペリジン−1−イル〕フェニルアミノ}−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナ
フチリジン−2−オン; 1−エチル−7−{4−〔4−(3−(モルホリン−4−イル)プロピル)ピ
ペリジン−1−イル〕フェニルアミノ}−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナ
フチリジン−2−オン; 1−イソプロピル−7−{4−〔4−(3−(モルホリン−4−イル)プロピ
ル)ピペリジン−1−イル〕フェニルアミノ}−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,
6〕ナフチリジン−2−オン; 1−イソペンチル−7−{4−〔4−(3−(モルホリン−4−イル)プロピ
ル)ピペリジン−1−イル〕フェニルアミノ}−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,
6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロペンチル−7−{4−〔4−(3−(モルホリン−4−イル)プロ
ピル)ピペリジン−1−イル〕フェニルアミノ}−3,4−ジヒドロ−1H−〔 1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロヘキシル−7−{4−〔4−(3−(モルホリン−4−イル)プロ
ピル)ピペリジン−1−イル〕フェニルアミノ}−3,4−ジヒドロ−1H−〔 1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロヘプチル−7−{4−〔4−(3−(モルホリン−4−イル)プロ
ピル)ピペリジン−1−イル〕フェニルアミノ}−3,4−ジヒドロ−1H−〔 1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−7−{4−〔4−(3−(モルホ
リン−4−イル)プロピル)ピペリジン−1−イル〕フェニルアミノ}−3,4 −ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−メチル−7−{4−〔4−(3−(ヒドロキシ)プロピル)ピペリジン−
1−イル〕フェニルアミノ}−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン
−2−オン;
【0032】 1−エチル−7−{4−〔4−(3−(ヒドロキシ)プロピル)ピペリジン−
1−イル〕フェニルアミノ}−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン
−2−オン; 7−{4−〔4−(3−(ヒドロキシ)プロピル)ピペリジン−1−イル〕フ
ェニルアミノ}−1−イソプロピル−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチ
リジン−2−オン; 7−{4−〔4−(3−(ヒドロキシ)プロピル)ピペリジン−1−イル〕フ
ェニルアミノ}−1−イソペンチル−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチ
リジン−2−オン; 1−シクロペンチル−7−{4−〔4−(3−(ヒドロキシ)プロピル)ピペ
リジン−1−イル〕フェニルアミノ}−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフ
チリジン−2−オン; 1−シクロヘキシル−7−{4−〔4−(3−(ヒドロキシ)プロピル)ピペ
リジン−1−イル〕フェニルアミノ}−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフ
チリジン−2−オン; 1−シクロヘプチル−7−{4−〔4−(3−(ヒドロキシ)プロピル)ピペ
リジン−1−イル〕フェニルアミノ}−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフ
チリジン−2−オン; 1−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−7−{4−〔4−(3−(ヒド
ロキシ)プロピル)ピペリジン−1−イル〕フェニルアミノ}−3,4−ジヒド ロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−メチル−7−(4−(ピラゾール−1−イル)フェニルアミノ)−3,4 −ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−エチル−7−(4−(ピラゾール−1−イル)フェニルアミノ)−3,4 −ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−イソプロピル−7−(4−(ピラゾール−1−イル)フェニルアミノ)−
3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン;
【0033】 1−イソペンチル−7−(4−(ピラゾール−1−イル)フェニルアミノ)−
3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロペンチル−7−(4−(ピラゾール−1−イル)フェニルアミノ)
−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロヘキシル−7−(4−(ピラゾール−1−イル)フェニルアミノ)
−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロヘプチル−7−(4−(ピラゾール−1−イル)フェニルアミノ)
−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−7−(4−(ピラゾール−1−
イル)フェニルアミノ)−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2
−オン; 7−(4−フルオロフェニルアミノ)−1−メチル−3,4−ジヒドロ−1H −〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−エチル−7−(4−フルオロフェニルアミノ)−3,4−ジヒドロ−1H −〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 7−(4−フルオロフェニルアミノ)−1−イソプロピル−3,4−ジヒドロ −1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 7−(4−フルオロフェニルアミノ)−1−イソペンチル−3,4−ジヒドロ −1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロペンチル−7−(4−フルオロフェニルアミノ)−3,4−ジヒド ロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン;
【0034】 1−シクロヘキシル−7−(4−フルオロフェニルアミノ)−3,4−ジヒド ロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロヘプチル−7−(4−フルオロフェニルアミノ)−3,4−ジヒド ロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−7−(4−フルオロフェニルア
ミノ)−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 7−〔4−(4−(ヒドロキシ)ピペリジン−1−イル)フェニルアミノ〕−
1−メチル−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−エチル−7−〔4−(4−(ヒドロキシ)ピペリジン−1−イル)フェニ
ルアミノ〕−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 7−〔4−(4−(ヒドロキシ)ピペリジン−1−イル)フェニルアミノ〕−1
−イソプロピル−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 7−〔4−(4−(ヒドロキシ)ピペリジン−1−イル)フェニルアミノ〕−1
−イソペンチル−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロペンチル−7−〔4−(4−(ヒドロキシ)ピペリジン−1−イル)フ
ェニルアミノ〕−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロヘキシル−7−〔4−(4−(ヒドロキシ)ピペリジン−1−イル)フ
ェニルアミノ〕−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロヘプチル−7−〔4−(4−(ヒドロキシ)ピペリジン−1−イル)フ
ェニルアミノ〕−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン;
【0035】 1−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−7−〔4−(4−(ヒドロキシ)
ピペリジン−1−イル)フェニルアミノ〕−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕
ナフチリジン−2−オン; 7−〔4−(3−(ヒドロキシメチル)ピペリジン−1−イル)フェニルアミノ〕
−1−メチル−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−エチル−7−〔4−(3−(ヒドロキシメチル)ピペリジン−1−イル)フ
ェニルアミノ〕−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 7−〔4−(3−(ヒドロキシメチル)ピペリジン−1−イル)フェニルアミ
ノ〕−1−イソプロピル−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2
−オン; 7−〔4−(3−(ヒドロキシメチル)ピペリジン−1−イル)フェニルアミ
ノ〕−1−イソペンチル−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2
−オン; 1−シクロペンチル−7−〔4−(3−(ヒドロキシメチル)ピペリジン−1
−イル)フェニルアミノ〕−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−
2−オン; 1−シクロヘキシル−7−〔4−(3−(ヒドロキシメチル)ピペリジン−1
−イル)フェニルアミノ〕−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−
2−オン; 1−シクロヘプチル−7−〔4−(3−(ヒドロキシメチル)ピペリジン−1
−イル)フェニルアミノ〕−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−
2−オン; 1−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−7−〔4−(3−(ヒドロキシ
メチル)ピペリジン−1−イル)フェニルアミノ〕−3,4−ジヒドロ−1H− 〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−メチル−7−〔4−(2H−テトラゾール−5−イル)フェニルアミノ〕
−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン;
【0036】 1−エチル−7−〔4−(2H−テトラゾール−5−イル)フェニルアミノ〕
−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−イソプロピル−7−〔4−(2H−テトラゾール−5−イル)フェニルア
ミノ〕−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−イソペンチル−7−〔4−(2H−テトラゾール−5−イル)フェニルア
ミノ〕−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロペンチル−7−〔4−(2H−テトラゾール−5−イル)フェニル
アミノ〕−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロヘキシル−7−〔4−(2H−テトラゾール−5−イル)フェニル
アミノ〕−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロヘプチル−7−〔4−(2H−テトラゾール−5−イル)フェニル
アミノ〕−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−7−〔4−(2H−テトラゾー
ル−5−イル)フェニルアミノ〕−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリ
ジン−2−オン; 1−メチル−7−(4−(ピペリジン−1−イル)フェニルアミノ)−3,4 −ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−エチル−7−(4−(ピペリジン−1−イル)フェニルアミノ)−3,4 −ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−イソプロピル−7−(4−(ピペリジン−1−イル)フェニルアミノ)−
3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン;
【0037】 1−イソペンチル−7−(4−(ピペリジン−1−イル)フェニルアミノ)−
3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロペンチル−7−(4−(ピペリジン−1−イル)フェニルアミノ)
−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロヘキシル−7−(4−(ピペリジン−1−イル)フェニルアミノ)
−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロヘプチル−7−(4−(ピペリジン−1−イル)フェニルアミノ)
−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−7−(4−(ピペリジン−1−
イル)フェニルアミノ)−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2
−オン; 1−メチル−7−(4−(ピロリジン−1−イル)フェニルアミノ)−3,4 −ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−エチル−7−(4−(ピロリジン−1−イル)フェニルアミノ)−3,4 −ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−イソプロピル−7−(4−(ピロリジン−1−イル)フェニルアミノ)−
3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−イソペンチル−7−(4−(ピロリジン−1−イル)フェニルアミノ)−
3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロペンチル−7−(4−(ピロリジン−1−イル)フェニルアミノ)
−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン;
【0038】 1−シクロヘキシル−7−(4−(ピロリジン−1−イル)フェニルアミノ)
−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロヘプチル−7−(4−(ピロリジン−1−イル)フェニルアミノ)
−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−7−(4−(ピロリジン−1−
イル)フェニルアミノ)−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2
−オン; 3−フルオロ−1−メチル−7−〔4−(4−メチルピペラジン−1−イル)
フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−エチル−3−フルオロ−7−〔4−(4−メチルピペラジン−1−イル)
フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 3−フルオロ−1−イソプロピル−7−〔4−(4−メチルピペラジン−1−
イル)フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 3−フルオロ−1−イソペンチル−7−〔4−(4−メチルピペラジン−1−
イル)フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロペンチル−3−フルオロ−7−〔4−(4−メチルピペラジン−1
−イル)フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロヘキシル−3−フルオロ−7−〔4−(4−メチルピペラジン−1
−イル)フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロヘプチル−3−フルオロ−7−〔4−(4−メチルピペラジン−1
−イル)フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン;
【0039】 1−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−3−フルオロ−7−〔4−(4
−メチルピペラジン−1−イル)フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリ ジン−2−オン; 3−フルオロ−1−メチル−7−{4−〔4−(3−(モルホリン−4−イル)
プロピル)ピペリジン−1−イル〕フェニルアミノ}−1H−〔1,6〕ナフチ リジン−2−オン; 1−エチル−3−フルオロ−7−{4−〔4−(3−(モルホリン−4−イル)
プロピル)ピペリジン−1−イル〕フェニルアミノ}−1H−〔1,6〕ナフチ リジン−2−オン; 3−フルオロ−1−イソプロピル−7−{4−〔4−(3−(モルホリン−4−
イル)プロピル)ピペリジン−1−イル〕フェニルアミノ}−1H−〔1,6〕 ナフチリジン−2−オン; 3−フルオロ−1−イソペンチル−7−{4−〔4−(3−(モルホリン−4−
イル)プロピル)ピペリジン−1−イル〕フェニルアミノ}−1H−〔1,6〕 ナフチリジン−2−オン; 1−シクロペンチル−3−フルオロ−7−{4−〔4−(3−(モルホリン−4
−イル)プロピル)ピペリジン−1−イル〕フェニルアミノ}−1H−〔1,6〕
ナフチリジン−2−オン; 1−シクロヘキシル−3−フルオロ−7−{4−〔4−(3−(モルホリン−4
−イル)プロピル)ピペリジン−1−イル〕フェニルアミノ}−1H−〔1,6〕
ナフチリジン−2−オン; 1−シクロヘプチル−3−フルオロ−7−{4−〔4−(3−(モルホリン−4
−イル)プロピル)ピペリジン−1−イル〕フェニルアミノ}−1H−〔1,6〕
ナフチリジン−2−オン; 1−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−3−フルオロ−7−{4−〔4
−(3−(モルホリン−4−イル)プロピル)ピペリジン−1−イル〕フェニル
アミノ}−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 3−フルオロ−1−メチル−7−{4−〔4−(3−(ヒドロキシ)プロピル)
ピペリジン−1−イル〕フェニルアミノ}−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2 −オン;
【0040】 1−エチル−3−フルオロ−7−{4−〔4−(3−(ヒドロキシ)プロピル)
ピペリジン−1−イル〕フェニルアミノ}−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2 −オン; 3−フルオロ−7−{4−〔4−(3−(ヒドロキシ)プロピル)ピペリジン
−1−イル〕フェニルアミノ}−1−イソプロピル−1H−〔1,6〕ナフチリ ジン−2−オン; 3−フルオロ−7−{4−〔4−(3−(ヒドロキシ)プロピル)ピペリジン
−1−イル〕フェニルアミノ}−1−イソペンチル−1H−〔1,6〕ナフチリ ジン−2−オン; 1−シクロペンチル−3−フルオロ−7−{4−〔4−(3−(ヒドロキシ)
プロピル)ピペリジン−1−イル〕フェニルアミノ}−1H−〔1,6〕ナフチ リジン−2−オン; 1−シクロヘキシル−3−フルオロ−7−{4−〔4−(3−(ヒドロキシ)
プロピル)ピペリジン−1−イル〕フェニルアミノ}−1H−〔1,6〕ナフチ リジン−2−オン; 1−シクロヘプチル−3−フルオロ−7−{4−〔4−(3−(ヒドロキシ)
プロピル)ピペリジン−1−イル〕フェニルアミノ}−1H−〔1,6〕ナフチ リジン−2−オン; 1−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−3−フルオロ−7−{4−〔4
−(3−(ヒドロキシ)プロピル)ピペリジン−1−イル〕フェニルアミノ}−
1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 3−フルオロ−1−メチル−7−(4−(ピラゾール−1−イル)フェニルア
ミノ)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−エチル−3−フルオロ−7−(4−(ピラゾール−1−イル)フェニルア
ミノ)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 3−フルオロ−1−イソプロピル−7−(4−(ピラゾール−1−イル)フェ
ニルアミノ)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン;
【0041】 3−フルオロ−1−イソペンチル−7−(4−(ピラゾール−1−イル)フェ
ニルアミノ)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロペンチル−3−フルオロ−7−(4−(ピラゾール−1−イル)フ
ェニルアミノ)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロヘキシル−3−フルオロ−7−(4−(ピラゾール−1−イル)フ
ェニルアミノ)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロヘプチル−3−フルオロ−7−(4−(ピラゾール−1−イル)フ
ェニルアミノ)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−3−フルオロ−7−(4−(ピ
ラゾール−1−イル)フェニルアミノ)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2− オン; 3−フルオロ−7−(4−フルオロフェニルアミノ)−1−メチル−1H−〔
1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−エチル−3−フルオロ−7−(4−フルオロフェニルアミノ)−1H−〔
1,6〕ナフチリジン−2−オン; 3−フルオロ−7−(4−フルオロフェニルアミノ)−1−イソプロピル−1H
−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 3−フルオロ−7−(4−フルオロフェニルアミノ)−1−イソペンチル−1H
−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロペンチル−3−フルオロ−7−(4−フルオロフェニルアミノ)−
1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン;
【0042】 1−シクロヘキシル−3−フルオロ−7−(4−フルオロフェニルアミノ)−
1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロヘプチル−3−フルオロ−7−(4−フルオロフェニルアミノ)−
1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−3−フルオロ−7−(4−フル
オロフェニルアミノ)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 3−フルオロ−7−〔4−(4−(ヒドロキシ)ピペリジン−1−イル)フェ
ニルアミノ〕−1−メチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−エチル−3−フルオロ−7−〔4−(4−(ヒドロキシ)ピペリジン−1
−イル)フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 3−フルオロ−7−〔4−(4−(ヒドロキシ)ピペリジン−1−イル)フェ
ニルアミノ〕−1−イソプロピル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 3−フルオロ−7−〔4−(4−(ヒドロキシ)ピペリジン−1−イル)フェ
ニルアミノ〕−1−イソペンチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロペンチル−3−フルオロ−7−〔4−(4−(ヒドロキシ)ピペリジ
ン−1−イル)フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロヘキシル−3−フルオロ−7−〔4−(4−(ヒドロキシ)ピペリジ
ン−1−イル)フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロヘプチル−3−フルオロ−7−〔4−(4−(ヒドロキシ)ピペリジ
ン−1−イル)フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン;
【0043】 1−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−3−フルオロ−7−〔4−(4
−(ヒドロキシ)ピペリジン−1−イル)フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕 ナフチリジン−2−オン; 3−フルオロ−7−〔4−(3−(ヒドロキシメチル)ピペリジン−1−イル)
フェニルアミノ〕−1−メチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−エチル−3−フルオロ−7−〔4−(3−(ヒドロキシメチル)ピペリジ
ン−1−イル)フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 3−フルオロ−7−〔4−(3−(ヒドロキシメチル)ピペリジン−1−イル)
フェニルアミノ〕−1−イソプロピル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オ ン; 3−フルオロ−7−〔4−(3−(ヒドロキシメチル)ピペリジン−1−イル)
フェニルアミノ〕−1−イソペンチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オ ン; 1−シクロペンチル−3−フルオロ−7−〔4−(3−(ヒドロキシメチル)
ピペリジン−1−イル)フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2 −オン; 1−シクロヘキシル−3−フルオロ−7−〔4−(3−(ヒドロキシメチル)
ピペリジン−1−イル)フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2 −オン; 1−シクロヘプチル−3−フルオロ−7−〔4−(3−(ヒドロキシメチル)
ピペリジン−1−イル)フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2 −オン; 1−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−3−フルオロ−7−〔4−(3
−(ヒドロキシメチル)ピペリジン−1−イル)フェニルアミノ〕−1H−〔1
,6〕ナフチリジン−2−オン; 3−フルオロ−1−メチル−7−〔4−(2H−テトラゾール−5−イル)フ
ェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン;
【0044】 1−エチル−3−フルオロ−7−〔4−(2H−テトラゾール−5−イル)フ
ェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 3−フルオロ−1−イソプロピル−7−〔4−(2H−テトラゾール−5−イ
ル)フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 3−フルオロ−1−イソペンチル−7−〔4−(2H−テトラゾール−5−イ
ル)フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロペンチル−3−フルオロ−7−〔4−(2H−テトラゾール−5−
イル)フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロヘキシル−3−フルオロ−7−〔4−(2H−テトラゾール−5−
イル)フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロヘプチル−3−フルオロ−7−〔4−(2H−テトラゾール−5−
イル)フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−3−フルオロ−7−〔4−(2
H−テトラゾール−5−イル)フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジ ン−2−オン; 3−フルオロ−1−メチル−7−(4−(ピペリジン−1−イル)フェニルア
ミノ)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−エチル−3−フルオロ−7−(4−(ピペリジン−1−イル)フェニルア
ミノ)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 3−フルオロ−1−イソプロピル−7−(4−(ピペリジン−1−イル)フェ
ニルアミノ)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン;
【0045】 3−フルオロ−1−イソペンチル−7−(4−(ピペリジン−1−イル)フェ
ニルアミノ)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロペンチル−3−フルオロ−7−(4−(ピペリジン−1−イル)フ
ェニルアミノ)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロヘキシル−3−フルオロ−7−(4−(ピペリジン−1−イル)フ
ェニルアミノ)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロヘプチル−3−フルオロ−7−(4−(ピペリジン−1−イル)フ
ェニルアミノ)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−3−フルオロ−7−(4−(ピ
ペリジン−1−イル)フェニルアミノ)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2− オン; 3−フルオロ−1−メチル−7−(4−(ピロリジン−1−イル)フェニルア
ミノ)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−エチル−3−フルオロ−7−(4−(ピロリジン−1−イル)フェニルア
ミノ)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 3−フルオロ−1−イソプロピル−7−(4−(ピロリジン−1−イル)フェ
ニルアミノ)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 3−フルオロ−1−イソペンチル−7−(4−(ピロリジン−1−イル)フェ
ニルアミノ)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロペンチル−3−フルオロ−7−(4−(ピロリジン−1−イル)フ
ェニルアミノ)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン;
【0046】 1−シクロヘキシル−3−フルオロ−7−(4−(ピロリジン−1−イル)フ
ェニルアミノ)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロヘプチル−3−フルオロ−7−(4−(ピロリジン−1−イル)フ
ェニルアミノ)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−3−フルオロ−7−(4−(ピ
ロリジン−1−イル)フェニルアミノ)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2− オン; 3−(2,6−ジクロロフェニル)−7−(4−フルオロ−3−メチルフェニ ルアミノ)−1−メチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 3−(2,6−ジクロロフェニル)−7−(4−エトキシフェニルアミノ)− 1−メチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 3−(2,6−ジクロロフェニル)−7−(3−(ヒドロキシメチル)フェニ ルアミノ)−1−メチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 3−(2,6−ジクロロフェニル)−1−メチル−7−(4−(モルホリン− 4−イル)フェニルアミノ)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 3−(2,6−ジクロロフェニル)−1−メチル−7−〔4−(2−(モルホ リン−4−イル)エトキシ)フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン −2−オン; 3−(2,6−ジクロロフェニル)−1−メチル−7−〔4−(2−(ピペリ ジン−1−イル)エトキシ)フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン −2−オン; 3−(2,6−ジクロロフェニル)−1−メチル−7−〔4−(4−(メチル ピペラジン−1−イル)メチル)フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリ ジン−2−オン;
【0047】 3−(2,6−ジクロロフェニル)−7−〔4−(2−(ジメチルアミノ)エ トキシ)フェニルアミノ〕−1−メチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2− オン; 3−〔3−(2,6−ジクロロフェニル)−1−メチル−2−オキソ−1,2−
ジヒドロ−〔1,6〕ナフチリジン−7−イルアミノ〕−安息香酸; 3−(2,6−ジクロロフェニル)−7−〔3−(2−(ジエチルアミノ)エ トキシ)フェニルアミノ〕−1−メチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2− オン; N−(2−{4−〔3−(2,6−ジクロロフェニル)−1−メチル−2−オキ
ソ−1,2−ジヒドロ−〔1,6〕ナフチリジン−7−イルアミノ〕フェノキシ}
エチル)−N−エチル−アセトアミド; {4−〔3−(2,6−ジクロロフェニル)−1−メチル−2−オキソ−1,2
−ジヒドロ−〔1,6〕ナフチリジン−7−イルアミノ〕フェニル}−酢酸; 3−(2,6−ジクロロフェニル)−1−エチル−7−(4−フルオロ−3− メチルフェニルアミノ)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン;
【0048】 3−(2,6−ジクロロフェニル)−7−(4−エトキシフェニルアミノ)− 1−エチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 3−(2,6−ジクロロフェニル)−1−エチル−7−(3−(ヒドロキシメ チル)フェニルアミノ)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 3−(2,6−ジクロロフェニル)−1−エチル−7−(4−(モルホリン− 4−イル)フェニルアミノ)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 3−(2,6−ジクロロフェニル)−7−〔4−(2−(ジエチルアミノ)エ トキシ)フェニルアミノ〕−1−エチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2− オン; 3−(2,6−ジクロロフェニル)−1−エチル−7−〔4−(2−(モルホ リン−4−イル)エトキシ)フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン −2−オン; 3−(2,6−ジクロロフェニル)−1−エチル−7−〔4−(2−(ピペリ ジン−1−イル)エトキシ)フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン −2−オン; 3−(2,6−ジクロロフェニル)−1−エチル−7−〔4−(4−(メチル ピペラジン−1−イル)メチル)フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリ ジン−2−オン; 3−(2,6−ジクロロフェニル)−7−〔4−(2−(ジメチルアミノ)エ トキシ)フェニルアミノ〕−1−エチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2− オン; 3−〔3−(2,6−ジクロロフェニル)−1−エチル−2−オキソ−1,2−
ジヒドロ−〔1,6〕ナフチリジン−7−イルアミノ〕−安息香酸; 3−(2,6−ジクロロフェニル)−7−〔3−(2−(ジエチルアミノ)エ トキシ)フェニルアミノ〕−1−エチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2− オン; N−(2−{4−〔3−(2,6−ジクロロフェニル)−1−エチル−2−オキ
ソ−1,2−ジヒドロ−〔1,6〕ナフチリジン−7−イルアミノ〕フェノキシ}
エチル)−N−エチル−アセトアミド; 3−(2,6−ジクロロフェニル)−1−エチル−7−(4−ピリジルアミノ)
−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 3−(2,6−ジクロロフェニル)−1−エチル−7−〔4−(4−メチルピ ペラジン−1−イル)フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2− オン; {4−〔3−(2,6−ジクロロフェニル)−1−エチル−2−オキソ−1,2
−ジヒドロ−〔1,6〕ナフチリジン−7−イルアミノ〕フェニル}−酢酸;
【0049】 3−(3,5−ジメトキシフェニル)−1−メチル−7−〔3−(4−メチル ピペラジン−1−イル)プロピルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2 −オン; 3−(3,5−ジメトキシフェニル)−1−エチル−7−〔3−(4−メチル ピペラジン−1−イル)プロピルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2 −オン; 7−(4−(ジエチルアミノ)ブチルアミノ)−3−(3,5−ジメトキシフ ェニル)−1−メチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 7−(4−(ジエチルアミノ)ブチルアミノ)−3−(3,5−ジメトキシフ ェニル)−1−エチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 7−〔4−(2−(ジエチルアミノ)エトキシ)フェニルアミノ〕−3−(3,5
−ジメトキシフェニル)−1−エチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オ ン; 7−〔4−(2−(ジエチルアミノ)エトキシ)フェニルアミノ〕−3−(3,5
−ジメトキシフェニル)−1−メチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オ ン; 3−(3,5−ジメトキシフェニル)−1−エチル−7−(4−ピリジルアミ ノ)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 3−(3,5−ジメトキシフェニル)−1−メチル−7−(4−ピリジルアミ ノ)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 3−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−1−メチル−7−〔3
−(4−メチルピペラジン−1−イル)プロピルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナ フチリジン−2−オン; 3−(2−クロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−1−メチル−7−〔3− (4−メチルピペラジン−1−イル)プロピルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフ チリジン−2−オン;
【0050】 3−(2,6−ジメチル−3,5−ジメトキシフェニル)−1−メチル−7−〔3
−(4−メチルピペラジン−1−イル)プロピルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナ フチリジン−2−オン; 1−メチル−3−(2−メチル−3,5−ジメトキシフェニル)−7−〔3− (4−メチルピペラジン−1−イル)プロピルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフ チリジン−2−オン; 3−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−1−エチル−7−〔3
−(4−メチルピペラジン−1−イル)プロピルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナ フチリジン−2−オン; 3−(2−クロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−1−エチル−7−〔3− (4−メチルピペラジン−1−イル)プロピルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフ チリジン−2−オン; 3−(2,6−ジメチル−3,5−ジメトキシフェニル)−1−エチル−7−〔3
−(4−メチルピペラジン−1−イル)プロピルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナ フチリジン−2−オン; 1−エチル−3−(2−メチル−3,5−ジメトキシフェニル)−7−〔3− (4−メチルピペラジン−1−イル)プロピルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフ チリジン−2−オン; 3−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−7−(4−(ジエチ
ルアミノ)ブチルアミノ)−1−メチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2− オン; 3−(2−クロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−7−(4−(ジエチルアミ
ノ)ブチルアミノ)−1−メチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 7−(4−(ジエチルアミノ)ブチルアミノ)−1−メチル−3−(2−メチ
ル−3,5−ジメトキシフェニル)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 3−(2,6−ジメチル−3,5−ジメトキシフェニル)−7−(4−(ジエチ
ルアミノ)ブチルアミノ)−1−メチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2− オン;
【0051】 3−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−7−(4−(ジエチ
ルアミノ)ブチルアミノ)−1−エチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2− オン; 3−(2−クロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−7−(4−(ジエチルアミ
ノ)ブチルアミノ)−1−エチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 7−(4−(ジエチルアミノ)ブチルアミノ)−1−エチル−3−(2−メチ
ル−3,5−ジメトキシフェニル)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 7−(4−(ジエチルアミノ)ブチルアミノ)−3−(2,6−ジメチル−3,5
−ジメトキシフェニル)−1−エチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オ ン; 3−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−7−〔4−(2−(ジ
エチルアミノ)エトキシ)フェニルアミノ〕−1−メチル−1H−〔1,6〕ナ フチリジン−2−オン; 3−(2−クロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−7−〔4−(2−(ジエ チルアミノ)エトキシ)フェニルアミノ〕−1−メチル−1H−〔1,6〕ナフ チリジン−2−オン; 7−〔4−(2−(ジエチルアミノ)エトキシ)フェニルアミノ〕−1−メチ
ル−3−(2−メチル−3,5−ジメトキシフェニル)−1H−〔1,6〕ナフチ
リジン−2−オン; 3−(2,6−ジメチル−3,5−ジメトキシフェニル)−7−〔4−(2−(ジ
エチルアミノ)エトキシ)フェニルアミノ〕−1−メチル−1H−〔1,6〕ナ フチリジン−2−オン; 3−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−7−〔4−(2−(ジ
エチルアミノ)エトキシ)フェニルアミノ〕−1−エチル−1H−〔1,6〕ナ フチリジン−2−オン; 3−(2−クロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−7−〔4−(2−(ジエ チルアミノ)エトキシ)フェニルアミノ〕−1−エチル−1H−〔1,6〕ナフ チリジン−2−オン;
【0052】 7−〔4−(2−(ジエチルアミノ)エトキシ)フェニルアミノ〕−1−エチ
ル−3−(2−メチル−3,5−ジメトキシフェニル)−1H−〔1,6〕ナフチ
リジン−2−オン; 7−〔4−(2−(ジエチルアミノ)エトキシ)フェニルアミノ〕−3−(2,6
−ジメチル−3,5−ジメトキシフェニル)−1−エチル−1H−〔1,6〕ナフ
チリジン−2−オン; 1−メチル−7−〔3−(4−メチルピペラジン−1−イル)プロピルアミノ〕
−3−(2,3,5,6−テトラメチルフェニル)−1H−〔1,6〕ナフチリジン
−2−オン; 1−エチル−7−〔3−(4−メチルピペラジン−1−イル)プロピルアミノ〕
−3−(2,3,5,6−テトラメチルフェニル)−1H−〔1,6〕ナフチリジン
−2−オン; 7−(4−(ジエチルアミノ)ブチルアミノ)−1−メチル−3−(2,3,5,6
−テトラメチルフェニル)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 7−(4−(ジエチルアミノ)ブチルアミノ)−1−エチル−3−(2,3,5,6
−テトラメチルフェニル)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 7−〔4−(2−(ジエチルアミノ)エトキシ)フェニルアミノ〕−1−エチ
ル−3−(2,3,5,6−テトラメチルフェニル)−1H−〔1,6〕ナフチリジ
ン−2−オン; 7−〔4−(2−(ジエチルアミノ)エトキシ)フェニルアミノ〕−1−メチ
ル−3−(2,3,5,6−テトラメチルフェニル)−1H−〔1,6〕ナフチリジ
ン−2−オン; 1−メチル−7−〔3−(4−メチルピペラジン−1−イル)プロピルアミノ〕
−3−フェニル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−エチル−7−〔3−(4−メチルピペラジン−1−イル)プロピルアミノ〕
−3−フェニル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン;
【0053】 7−(4−(ジエチルアミノ)ブチルアミノ)−1−メチル−3−フェニル−
1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 7−(4−(ジエチルアミノ)ブチルアミノ)−1−エチル−3−フェニル−
1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 7−〔4−(2−(ジエチルアミノ)エトキシ)フェニルアミノ〕−1−エチ
ル−3−フェニル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 7−〔4−(2−(ジエチルアミノ)エトキシ)フェニルアミノ〕−1−メチ
ル−3−フェニル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 7−〔4−(2−(ジエチルアミノ)エトキシ)フェニルアミノ〕−1−メチ
ル−3−(チオフェン−3−イル)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 7−〔4−(2−(ジエチルアミノ)エトキシ)フェニルアミノ〕−1−エチ
ル−3−(チオフェン−3−イル)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 7−〔4−(2−(ジエチルアミノ)エトキシ)フェニルアミノ〕−1−メチ
ル−3−(チオフェン−2−イル)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン;
および 7−〔4−(2−(ジエチルアミノ)エトキシ)フェニルアミノ〕−1−エチ
ル−3−(チオフェン−2−イル)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン。
【0054】 式Iの化合物の一つの好ましい実施態様においては、----は存在しない。 他の好ましい実施態様においては、----は単一の結合である。 他の好ましい実施態様においては、R2は−CH2CH3である。 他の好ましい実施態様においては、R1は、
【化37】 (式中、アリールはフェニルであり、置換されたアリールは置換されたフェニル
である)である。
【0055】 他の好ましい実施態様においては、R2は、−CH3、−CH2CH3、水素、
【化38】 である。
【0056】 他の好ましい実施態様においては、R5は、水素、
【化39】 である。
【0057】 他の好ましい実施態様においては、R1は、−NH2、−F、−NH−フェニル
、−NH−置換されたフェニル、
【化40】
【0058】
【化41】 である。
【0059】 さらに好ましい実施態様においては、本発明は、式I
【化42】 〔式中、 ----は、単一結合であるかまたは存在せず;
【0060】 R1は、−NH2、−F、−NH−フェニル、−NH−置換されたフェニル、
【化43】
【0061】
【化44】 であり;
【0062】 R2は、−CH3、−CH2CH3、水素、
【化45】 であり;そして
【0063】 R5は、水素、
【化46】 である〕 の化合物およびその医薬的に許容し得る塩を提供する。
【0064】 また、本発明によれば、式Iの化合物の治療的に有効な量を癌を有する患者に
投与することからなる癌の治療方法が提供される。 また、式Iの化合物の治療的に有効な量をアテローム性動脈硬化症を有するか
またはアテローム性動脈硬化症を有する危険のある患者に投与することからなる
アテローム性動脈硬化症を治療または予防する方法が提供される。 また、式Iの化合物の治療的に有効な量を再狭窄を有するかまたは再狭窄を有
する危険のある患者に投与することからなる再狭窄を治療または予防する方法が
提供される。 また、式Iの化合物の治療的に有効な量を乾癬を有する患者に投与することか
らなる乾癬の治療方法が提供される。 また、式Iの化合物のプロテインチロシンキナーゼ阻害量を、プロテインチロ
シンキナーゼ阻害を必要とする患者に投与することからなるプロテインチロシン
キナーゼの阻害方法が提供される。
【0065】 プロテインチロシンキナーゼを阻害する方法の好ましい実施態様においては、
プロテインチロシンキナーゼは、c−Srcである。 他の好ましい実施態様においては、プロテインチロシンキナーゼは、PDGF
rである。 他の好ましい実施態様においては、プロテインチロシンキナーゼは、FGFr
である。 また、式Iの化合物の細胞周期キナーゼ阻害量を細胞周期キナーゼ阻害を必要
とする患者に投与することからなる細胞周期キナーゼの阻害方法が提供される。 細胞周期キナーゼを阻害する方法の好ましい実施態様においては、細胞周期キ
ナーゼは、CDK4、CDK2またはCDK1である。 また、本発明によれば、式Iの化合物を含有する医薬組成物が提供される。
【0066】
【発明の詳述】
“アルキル”なる用語は、直鎖状または分枝鎖状の炭化水素を意味する。アル
キル基の代表的な例は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、イソブチル
、ブチル、第3ブチル、第2ブチル、ペンチルおよびヘキシルである。 “ハロゲン”なる用語は、塩素、弗素、臭素および沃素を包含する。 “アルケニル”なる用語は、1個または2個以上の炭素−炭素二重結合を有す
る分枝鎖状または直鎖状の炭化水素を意味する。 “アリール”なる用語は、芳香族炭化水素を意味する。アリール基の代表的な
例は、フェニルおよびナフチルを包含する。 “ヘテロ原子”なる用語は、酸素、窒素および硫黄を包含する。 “ヘテロアリール”なる用語は、芳香族炭化水素の1個または2個以上の炭素
原子がヘテロ原子により置換されているアリール基を意味する。ヘテロアリール
基の例は、限定するものではないが、ピリジル、イミダゾリル、ピロリル、チエ
ニル、フリル、ピラニル、ピリミジニル、ピリダジニル、インドリル、キノリル
、ナフチリジニルおよびイソキサゾリルを包含する。 “シクロアルキル”なる用語は、環状炭化水素を意味する。シクロアルキル基
の例は、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルおよびシクロヘキシル
を包含する。記号“−”は、単一の結合を意味する。
【0067】 “患者”なる用語は、ヒトを包含するすべての動物を意味する。患者の例は、
ヒト、ウシ、イヌ、ネコ、ヤギ、ヒツジおよびブタを包含する。 “置換された”なる用語は、基有機基が1個または2個以上の置換分を有する
ことを意味する。例えば置換されたアリールは、1個または2個以上の置換分を
有するベンゼンのようなアリール基を意味する。置換分は、限定するものではな
いが、ハロゲン、C1〜C8アルキル、−CN、CF3、−NO2、−NH2、−N H−C1〜C8アルキル、−N(C1〜C8アルキル)2、−OC1〜C8アルキル、− OH、−C(=O)OH、または−C(=O)O−C1〜C6アルキルを包含する。 “複素環”なる用語は、1個または2個以上の炭素原子がヘテロ原子によって
置換されているシクロアルキル基を意味する。複素環の例は、限定するものでは
ないが、ピロリジニル、ピペリジルおよびピペラジニルを包含する。
【0068】 “ビシクロアルキル”なる用語は、式
【化47】 (式中、それぞれのpは、独立して1〜4である)を有する環状炭化水素を意味
する。 当業者は、癌、アテローム性動脈硬化症、乾癬、再狭窄を有するまたアテロー
ム性動脈硬化症または再狭窄を有する危険のある患者を容易に確認することがで
きる。例えば、再狭窄を有する危険のある患者は、限定するものではないが、バ
ルーン血管形成術または他の血管手術操作をうけている患者を包含する。
【0069】 治療的に有効な量は、患者に投与したときに、疾患の症状を軽減する式Iの化
合物の量である。 “癌”なる用語は、限定するものではないが、次の癌を包含する。 乳癌; 卵巣癌; 頚癌; 前立腺癌; 精巣癌; 食道癌; 膠芽腫; 神経芽腫 胃癌; 皮膚癌、ケラトアカントーマ; 肺癌、類表皮癌、大細胞癌、腺癌;
【0070】 骨癌; 結腸癌、腺癌、腺腫; 膵臓癌、腺癌; 甲状腺癌、濾胞腺癌、未分化癌、乳頭状癌; 精上皮腫; 黒色腫; 肉腫; 膀胱癌; 肝臓癌および胆汁通路癌; 腎臓癌; 骨髄性疾患; リンパ性疾患、ホジキン病、毛髪細胞癌; 口腔前庭および咽頭(経口)、口唇、舌、口、咽頭癌; 小腸癌; 結腸−直腸癌、大腸癌、直腸癌; 脳および中枢神経系癌;および 白血病。
【0071】 本発明の化合物は、単独でまたは医薬組成物の一部として患者に投与すること
ができる。組成物は、経口的に、直腸的に、非経口的に(静脈内的に、筋肉内的
にまたは皮下的に)、槽内的に、膣内的に、腹腔内的に、膀胱内的に、局所的に
(粉末、軟膏または点滴剤)または口腔または鼻スプレーとして患者に投与する
ことができる。 非経口的注射に適した組成物は、生理学的に許容し得る滅菌した水性または非
水性の溶液、分散液、懸濁液または乳濁液および滅菌した注射溶液または分散液
に再構成される滅菌した粉末を包含する。適当な水性および非水性の担体、希釈
剤、溶剤またはビヒクルの例は、水、エタノール、ポリオール(プロピレングリ
コール、ポリエチレングリコール、グリセロールなど)、これらの適当な混合物
、植物油(例えばオリーブ油)および注射できる有機酸エステル、例えばオレイ
ン酸エチルを包含する。適当な流動性は、例えばレシチンのようなコーティング
の使用によって、分散液の場合は必要な粒子の大きさの維持によっておよび界面
活性剤の使用によって維持することができる。
【0072】 これらの組成物は、また、補助剤、例えば防腐剤、湿潤剤、乳化剤およ分散剤
を含有することもできる。微生物の作用の防止は、種々の抗細菌剤および抗カビ
剤、例えばパラベン、クロロブタノール、フェノール、ソルビン酸などによって
確保することができる。また、等張化剤、例えば糖、塩化ナトリウム等を含有さ
せることが望ましい。注射用の医薬形態の延長された吸収は、吸収を遅延する剤
、例えば、−ステアリン酸アルミニウムおよびゼラチンの使用によって行うこと
ができる。 経口的投与用の固体の使用形態はカプセル、錠剤、ピル、粉末および顆粒を包
含する。このような固体の使用形態においては、活性化合物を、少なくとも1種
の不活性の慣用の賦形剤(または担体)、例えばクエン酸ナトリウムまたは燐酸
二カルシウムまたは(a)充填剤または増量剤、例えば澱粉、ラクトース、スク
ロース、グルコース、マンニトールおよび珪酸、(b)結合剤、例えばカルボキ
シメチルセルロース、アリグネート、ゼラチン、ポリビニルピロリドン、スクロ
ースおよびアラビアゴム、(c)保湿剤、例えばグリセロール、(d)崩壊剤、
例えば寒天、炭酸カルシウム、馬鈴薯またはタピオカ澱粉、アルギン酸、ある種
の複合シリケートおよび炭酸ナトリウム、(e)溶解遅延剤、例えばペラフィン
、(f)吸収促進剤、例えば第四級アンモニウム化合物、(g)湿潤剤、例えば
セチルアルコールおよび−ステアリン酸グリセロール、(h)吸着剤、例えばカ
オリンおよびベントナイトおよび(i)滑沢剤、例えばタルク、ステアリン酸カ
ルシウム、ステアリン酸マグネシウム、固体のポリエチレングリコール、硫酸ラ
ウリルナトリウムまたはこれらの混合物と混合する。カプセル、錠剤およびピル
の場合においては、使用形態は、また緩衝剤を含有することもできる。
【0073】 同様な型の固体の組成物は、また、ラクトースまたは乳糖ならびに高分子量の
ポリエチレングリコールなどのような賦形剤を使用して、軟質および硬質−充填
ゼラチンカプセルにおける充填剤として使用することもできる。 錠剤、糖剤、カプセル、ピルおよび顆粒のような固体の使用形態は、コーティ
ングおよびシエル、例えばエンテリックコーティングおよび当該技術において公
知のコーティングを使用して製造することができる。これらは、不透明化剤を含
有することができ、遅延された方法で活性化合物を腸管のある部分に放出するよ
うな組成物であることもできる。使用することのできる封埋組成物の例は、重合
体状物質およびワックスである。活性化合物は、また、適当である場合は、上述
した賦形剤の1種または2種以上を使用して、シクロ−封入形態にすることがで
きる。 経口投与用の液状の使用形態は、医薬的に許容し得る乳濁液、溶液、懸濁液、
シロップおよびエリキシル剤を包含する。液状の使用形態は、活性化合物のほか
に、普通当該技術において使用される不活性の希釈剤、例えば水または他の溶剤
、可溶化剤および乳化剤、例えばエチルアルコール、イソプロピルアルコール、
炭酸エチル、酢酸エチル、ベンジルアルコール、安息香酸ベンジル、プロピレン
グリコール、1,3−ブチレングリコール、ジメチルホルムアミド、油、特に綿 実油、落花生油、とうもろこし胚芽油、オリーブ油、ヒマシ油および胡麻油、グ
リセロール、テトラヒドロフルフリルアルコール、ポリエチレングリコールおよ
びソルビタンの脂肪酸エステルまたはこれらの物質の混合物などを含有すること
ができる。
【0074】 このような不活性の希釈剤のほかに、組成物は、また、補助剤、例えば湿潤剤
、乳化および懸濁剤、甘味剤、風味剤および着香料を含有することができる。 懸濁液は、活性化合物のほかに、懸濁剤、例えばエトキシル化イソステアリル
アルコール、ポリオキシエチレンソルビトールおよびソルビタンエステル、微小
結晶性セルロース、アルミニウムメタヒドロキシド、ベントナイト、寒天、トラ
ガカントゴムまたはこれらの物質の混合物などを含有することができる。 直腸投与用の組成物は、好ましくは、本発明の化合物を適当な非刺激性の賦形
剤または担体、例えばカカオ脂、ポリエチレングリコールまたは坐剤ワックスと
混合することによって製造することのできる坐剤である。この坐剤は、常温では
固体であるが体温では液体であり、従って直腸または腟腔で融解し、活性化合物
を放出する。 本発明の化合物の局所的投与用の使用形態は、軟膏粉末、スプレーおよび吸入
剤を包含する。活性化合物は、滅菌条件下において、生理学的に許容し得る担体
および必要に応じて何れかの防腐剤、緩衝剤または噴射剤と混合される。眼科用
処方、眼軟膏、粉末および溶液も、また、本発明の範囲に含まれるものとして企
図される。
【0075】 本明細書において使用される“医薬的に許容し得る塩、エステル、アミドおよ
びプロドラッグ”なる用語は、不当な毒性、刺激、アレルギー反応等なしに患者
の組織との接触に使用するのに適し、つり合った合理的な利点/危険比を有し、
企図された使用に有効である健全な医薬的判断の範囲内にある本発明の化合物な
らびに可能である場合は双性イオン形態の本発明の化合物のカルボキシレート塩
、アミノ酸付加塩、エステル、アミドおよびプロドラッグを意味する。“塩”な
る用語は、本発明の化合物の比較的非毒性の無機酸または有機酸の付加塩を意味
する。これらの塩は、反応系内において、化合物の最終の単離および精製中に、
または別個に遊離塩基形態の精製された化合物を適当な有機酸または無機酸と反
応させ、このようにして形成された塩を単離することによって製造することがで
きる。代表的な塩は、臭化水素酸塩、塩酸塩、硫酸塩、酸性硫酸塩、硝酸塩、酢
酸塩、蓚酸塩、吉草酸塩、オレイン酸塩、パルミチン酸塩、ステアリン酸塩、ラ
ウリン酸塩、硼酸塩、安息香酸塩、乳酸塩、燐酸塩、トシレート、クエン酸塩、
マレイン酸塩、フマル酸塩、コハク酸塩、酒石酸塩、ナフチレート、メシレート
、グルコヘプトネート、ラクトビオネートおよびラウリルホスホネート塩などを
包含する。これらは、アルカリ金属およびアルカリ土類金属、例えばナトリウム
、リチウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどに基づく陽イオンならび
に限定するものではないがアンモニウム、テトラメチルアンモニウム、テトラエ
チルアンモニウム、メチルアミン、ジメチルアミン、トリメチルアミン、トリエ
チルアミン、エチルアミンなどを包含する非毒性のアンモニウム、第四級アンモ
ニウムおよびアミン陽イオンを含有することができる。(例えば、S. M. Berge 等、“Pharmaceutical Salts" 、J. Pharm. Sci. 1977; 66: 1-19参照。これを 参照として本明細書中に加入する)。
【0076】 本発明の化合物の医薬的に許容し得る非毒性のエステルの例は、C1〜C6アル
キルエステル(アルキル基は、直鎖状または分枝鎖状である)を包含する。許容
し得るエステルは、また、C5〜C7シクロアルキルエステルならびに限定するも
のでないがベンジルのようなアリールアルキルエステルを包含する。C1〜C4
ルキルエステルが好ましい。本発明の化合物のエステルは、慣用の方法によって
製造することができる。 本発明の化合物の医薬的に許容し得る非毒性のアミドの例は、アンモニア、第
一級C1〜C6アルキルアミンおよび第二級C1〜C6ジアルキルアミン(アルキル
基は直鎖状または分枝鎖状である)から誘導されたアミドを包含する。第二級ア
ミンの場合においては、アミンは、また、1個の窒素原子を含有する5−または
6−員の複素環の形態にあることができる。アンモニア、C1〜C3アルキル第一
級アミンおよびC1〜C2ジアルキル第二級アミンから誘導されたアミドが好まし
い。本発明の化合物のアミドは、慣用の方法によって製造することができる。 “プロドラッグ”なる用語は、生体内において、例えば血液中における加水分
解によって急速に変換されて上記式のもとの化合物を与える化合物を意味する。
十分な説明が、T. HiguchiおよびV. Stella, “Pro-drugs as Novel Delivery S
ystems", A. C. S. Symposium Series のVol 14およびBioreversible Carriers
in Drug Design, Edward B. Roche編、American Pharmaceutical Association a
nd Pergamon Press 1987に記載されている。これらの両方の文献を参照として本
明細書中に加入する。
【0077】 さらに、本発明の化合物は、非溶媒和形態ならびに水、エタノールなどのよう
な医薬的に許容し得る溶剤との溶媒和形態で存在することができる。一般に、溶
媒和形態は、本発明の目的に対して非溶媒和形態と均等であるとみなされる。 本発明の化合物は、化合物中に不斉中心の存在のために、異なる立体異性形態
で存在することができる。化合物のすべての立体異性形態ならびにラセミ混合物
を包含するその混合物は、本発明の一部を構成する。 本発明の化合物は、一日当たり約0.1〜1,000mgの範囲の使用レベルで患
者に投与することができる。体重約70kgを有する正常なヒト成人に対して、一
日につき体重1kg当たり約0.01〜100mgの範囲の使用量が好ましい。しか しながら、具体的な使用量は、変化させることができる。例えば、使用量は、患
者の必要条件、治療される病態の程度および使用される化合物の薬理学的活性度
を包含する多数の因子に依存する。特定の患者に対する最適の使用量の決定は当
業者によく知られている。 さらに、本発明はコンビネートリアルケミストリーを包含する標準有機合成技
術を使用してまたは代謝によるような生物学的方法によって製造された化合物を
包含するものであることを意図する。 以下に記載する実施例は、本発明の特定の実施態様を説明することを意図する
ものであり、そして何れの点においても請求の範囲を包含する本明細書の範囲を
限定することを意図するものではない。
【0078】
【実施例】
式Iの化合物は、以下のスキーム1に記載した方法によって製造することがで
きる。 一般的合成 僅かに良好な収率(一般的に、0.5モル規模の反応に対して79%〜86% )で得られる以外は、報告〔W. J. Middleton、米国特許、Chem. Abstracts, 19
57; 2,790,806 (51): p 14829; Carboni R. A., Coffman D. D., Howard E. G., J. Am. Chem. Soc., 1958; 80. 2838〕されているように、HBrの存在下にお
けるマロノニトリルの二量化は、2−ブロモ−3−シアノ−4,6−ジアミノピ リジン(II)を与える。この中間体の水素化分解は、良好な収率(一般的に80
%〜91%)で3−シアノ−4,6−ジアミノピリジン(III)を与える〔Metzge
r R., Oberdorfer J., Schwager C., Thielecke W., Boldt P., Liebigs Ann. C
hem., 1980; 946-953〕。1997年4月15日発行の米国特許第5,620,9 81号に以前に記載されているようなラネーニッケル触媒を使用したギ酸および
水の混合物中におけるシアノピリジンの次の水素添加は、重要な4,6−ジアノ −3−ピリジルカルボキシアルデヒド中間体(IV)を与える。この特許を参照と
して本明細書中に加入する。使用した触媒の等級によって、数日の反応にあたる
新鮮な触媒の小量ずつの多数回の添加を使用することが好ましい。生成物は、有
機溶剤、例えば酢酸エチルによる(濾過し、中和した)水溶液の多数回の抽出を
遂行することによって、良好な収率(一般的に、70%)で単離、精製すること
ができる。
【0079】 それから、またHawes等〔Hawes E. M., Gorecki D. K. J., J. Heterocycl. C
hem. 1972; 9, 703〕により報告されている方法にならって、米国特許第5,62
0,981号に記載されているように、このアルデヒドを直接アリールアセトニ トリルと縮合させて3−アリール−2,7−ジアミノ−1,6−ナフチリジン(VI
)を得る。この反応は、一般に沸騰アルコール(好ましくは2−エトキシエタノ
ール)中において、そして反応系内におけるアルコール溶剤に対するナトリウム
金属または水素化ナトリウムの添加によって形成することのできるアルコキシド
塩基(好ましくはナトリウム2−エトキシエトキシド)の存在下において達成さ
れる。最小量の溶剤における1当量より僅かに過剰のアリールアセトニトリルお
よび触媒量の塩基(好ましくは0.4当量)の使用が反応を完了するのに十分で あるが、良好な収率(74%〜81%)は、ニトリルおよび塩基の2当量を使用
して得ることができる。所望の生成物は、固体の支持体(好ましくはシリカゲル
)上のクロマトグラフィー処理によって、試薬誘導された物質および少量の副生
成物から分離することができる。この副生成物は、ニトリルそれ自体を含む縮合
反応から得られる7−アミノ−2−(アリールメチル)ピリド〔4,3−d〕ピ リミジン(V)である。
【0080】 3−アリール−2,7−ジアミノ−1,6−ナフチリジンは、以前に記載されて
いる方法〔Rewcastle G. W., Palmer B. O., Thompson A. M., Bridges A. J.,
Cody D. R., Zhou H., Fry D. J., McMichael A., Denny W. A., J. Med. Chem. 1996; 39, 1823〕にならって、低温度(−5℃または−5℃以下)で数日間の 大過剰(8当量まで)の固体の亜硝酸ナトリウムを使用した50%水性弗化硼素
酸中におけるジアゾ化反応によって、合理的な収率(一般的に、50%〜60%
)で3−アリール−7−フルオロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン(V
II)に変換することができる。この反応からの生成物は、無機塩基(好ましくは
炭酸ナトリウム)による注意深い低温度の中和後の有機溶剤(好ましくは酢酸エ
チル)中への抽出それからクロマトグラフィーによるジオン副生成物(VIII)か
らの分離によって得られる。このナフチリジン−2−オン中間体は、0〜20℃
で適当な無水の非反応性溶剤(好ましくはジメチルホルムアミド)中で塩基(好
ましくは水素化ナトリウム)の存在下において沃化アルキルで処理することによ
って、高収率でN−アルキル化することができる。競合O−アルキル化からの少
量の副生成物(X)も得られ、クロマトグラフィーによって分離される。得られ
た1−アルキル−3−アリール−7−フルオロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン −2−オン(IX)は、有用な反応性中間体である。この中間体は、適当な溶剤(
好ましくは2−ペンタノールまたはガス状アミンの場合においては適当な耐圧容
器を使用して2−プロパノール)中で脂肪族アミンとまたはある種の適性なアリ
ールアミンと90〜175℃の温度で30分〜3日間直接反応させて、R5がア リール基であり、点線が単一の結合である式Iの化合物を得る。または、別法と
して、同じフルオロ中間体を、−78〜20℃で3日までの時間適当な無水の非
反応性溶剤(好ましくはテトラヒドロフラン)中において、アリールアミノのリ
チウムアニオンで処理して、式Iの化合物を得ることができる。これらの化合物
は、一般に、シリカゲルおよび/またはアルミナ上のクロマトグラフィーおよび
適当な溶剤からの結晶化によって精製される。
【0081】
【化48】
【0082】 式Iの化合物は、また、以下のスキーム2に記載した方法によって製造するこ ともできる。 重要な4,6−ジアミノ−3−ピリジルカルボキシアルデヒド(IV)を、安定 化されたホスホラン、または塩基の存在下においてホスホネートエステル、また
は何れかの他のWittigまたはHorner-Emmons試薬と反応させて、相当する不飽和 エステルを得ることができる。得られた二重結合は、トランス、シスまたはこれ
らの両方の混合物であることができる。例えば、還流温度における1,4−ジオ キサン中での4,6−ジアミノ−3−ピリジルカルボキシアルデヒドと過剰な量 の安定化されたホスホラン(カルボキシメチレン)トリフェニルホスホランとの
反応は、主にまたはある場合においてはもっぱら、トランスの不飽和のエチルエ
ステル(XI)を与える。塩基で処理することによって、閉環が起こり所望の7−
アミノ−1,6−ナフチリジン−2−オン(XII)が得られる。この反応は、1, 8−ジアザビシクロ〔5.4.0〕ウンデカ−7−エン 1〜10当量の存在下で 溶剤として第三級アミン、例えばトリエチルアミンまたは好ましくはN,N−ジ イソプロピルエチルアミンを使用して実施することができる。反応は、上昇した
温度で実施され、普通2〜24時間で完了する。また別法として、4,6−ジア ミノ−3−ピリジルカルボキシアルデヒドを、強解離塩基(Tetrahedron Lett., 1983: 4405)を使用してホスホネートエステル、例えばビス(2,2,2−トリ フルオロエチル)(メトキシカルボニルメチル)−ホスホネートと反応させて、
もっぱらではないが、主にシスの不飽和のエステルを得ることができる。上述し
た条件下で塩基で処理することによって、閉環が起こる。
【0083】 ナフチリジン−2−オン中間体(XII)は、0〜20℃で適当な無水の非反応 性溶剤(好ましくはN,N−ジメチルホルムアミド)中で塩基(好ましくは水素 化ナトリウム)の存在下において沃化アルキルで処理することによって、好収率
でN−アルキル化することができる。競合O−アルキル化からの少量の生成物(
XIV)も得られ、クロマトグラフィーによって除去される。得られた1−アルキ ル−7−アミノ−1,6−ナフチリジン−2−オン(XIII)は、低温度(−5℃ または−5℃以下)で数時間の過剰の固体の亜硝酸ナトリウムを使用した50%
水性弗化硼素酸中におけるジアゾ化反応によって、合理的な収率(一般的に、5
0%〜60%)で1−アルキル−7−フルオロ−1,6−ナフチリジン−2−オ ン(XV)に変換することができる。この反応からの生成物は、無機塩基(好ましく
は炭酸ナトリウム)による注意深い低温度中和後の有機溶剤(好ましくは酢酸エ
チル)への抽出、それからクロマトグラフィーによる精製によって得られる。 1−アルキル−7−フルオロ−1,6−ナフチリジン−2−オン(XV)は、適当 な溶剤(好ましくは、2−ペンタノールまたはガス状アミンの場合においては適
当な耐圧容器を使用して2−プロパノール)中で脂肪族アミンとまたはある種の
適正なアリールアミンと90〜175℃の温度で30分〜3日間直接反応させて
、R5が水素であり、点線が単一の結合である式Iの化合物を得ることができる 。また、別法として、中間体(XV)を−78〜20℃で3日までの時間適当な無
水の非反応性溶剤(好ましくはテトラヒドロフラン)中でアリールアミンのリチ
ウムアニオンで処理して、式Iの化合物を得ることができる。これらの化合物は
、一般に、シリカゲルおよび/またはアルミナ上のクロマトグラフィー、次いで
適当な溶剤からの結晶化によって、精製される。それから式Iの化合物は、標準
の還元方法によって、R5が水素であり、点線が存在しない式Iのジヒドロ同族 体に変換することができる。好ましい方法は、標準触媒、例えばパラゾウム付炭
素またはラネーニッケルを使用した触媒水素添加を使用することである。低級ア
ルコール、エーテルおよび低級アルキルアミドを包含するある範囲の溶剤がこの
変換に使用される。この変換は、また、ある範囲の温度および圧力にわたって実
施することができる。
【0084】
【化49】
【0085】 実施例A 7−アミノ−3−(2,6−ジクロロフェニル)−1−メチル−1H−〔1,6
〕ナフチリジン−2−オンの製造 試験1 無水のHBr(49g、0.60モル)を、0℃のマロノニトリル(37.5g
、0.57モル)およびトルエン(800ml)の撹拌混合物に加え、得られた混 合物を、20℃で16時間、還流下で2時間撹拌した。得られた溶液を、0℃に
冷却し、固体を濾過によって集め、オーブン乾燥させた。それから、この物質を
水(1l)に溶解し、溶液を40%NaOHで中和して粗製の2−ブロモ−3−
シアノ−4,6−ジアミノピリジン(II)(51.8g、86%)を得た。融点(
水)215.5〜218.5℃〔W. J. Middleton, 米国特許、 Chem. Abstoracts, 1957; 2,790,806 (51): P 14829は融点(EtOH) 255℃を記録し; Carboni R. A.
, Coffman D. D., Howard E. G., J. Am. Chem. Soc., 1958; 80: 2838は融点26
0〜265℃(分解)を記録している〕。1 H NMR〔(CD3)2SO〕 δ 6.66, 6.54 (2 br s, 2×2H, 2NH2), 5.60 (s, 1H, H-5
)13 C NMR δ 160.66, 157.46 (2s, C-4, 6), 143.73 (s, C-2), 117.00 (s, CN), 86.37 (d, C-5), 85.31 (s, C-3)
【0086】 試験2 無水のHBr(90g、1.11モル)を、0℃の1,2−ジクロロエタン(5
00ml)を含有するパール反応器中で凝縮させた。マロノニトリル(40.0g 、0.605モル)を加え、反応器を密閉し、得られた混合物を100℃で16 時間振盪した。溶液を0℃に冷却し、固体を濾過によつて集め、水(150ml)
に懸濁した。水性懸濁液を濃水性水酸化アンモニアでpH9に調節し、2時間撹
拌し、濾過した。集めた固体を水でよく洗浄し、乾燥させて2−ブロモ−3−シ
アノ−4,6−ジアミノピリジン(II)(42.4g、60%)を得た。融点(水 )215.5〜218.5℃〔W. J. Middleton、 米国特許、 Chem. Abstracts, 19
57; 2,790,806 (51): P 14829は、融点(EtOH) 255℃を記録し;Carboni R. A.
Coffman D. D., Howard E. G., J. Am. Chem. Soc., 1958; 80: 2838は、融点2
60〜265℃(分解)を記録している〕。スペクトルデータは、試験1におい
て観察されたものと同じであった。
【0087】 THF(テトラヒドロフラン)(130ml)およびMeOH(メタノール)(
70ml)中の(II)(15.1g、0.071モル)、KOAc(7.0g、0.0
71モル)および5%Pd/C(4g)の溶液を、7日間水素添加(55psi/20
℃)した。得られた溶液をセライトを通して濾過し、THF/MeOHで洗浄し
、溶剤を減圧下で除去した。残留物を稀HClに溶解し、溶液を40%NaOH
および過剰のNa2CO3で中和して3−シアノ−4,6−ジアミノピリジン(III
)(6.58g、69%)を得た。融点(水)197〜198℃〔Metzger R., O
berdorfer J., Schwager C., Thielecke W., Boldt P., Liebig Ann. Chem., 19
80; 946-953は、融点(ベンゼン)205℃を記録している〕。1 H NMR〔(CD3)2SO〕 δ 7.91 (s, 1H, H-2), 6.26, 6.24 (2 br s, 2×2H, 2NH2 ), 5.63 (s, 1H, H-5)13 C NMR δ 161.98, 155.48 (2s, C-4,6), 153.86 (d, C-2), 118.10 (s, CN),
87.71 (d, C-5), 83.34 (s, C-3)
【0088】 EtOAc(4×200ml)による残留液体の抽出は、追加の(III)(2.1
g、22%)を与えた。 99%ギ酸(150ml)および水(40ml)中の(III)(5.00g、37. 3ミリモル)および新しく製造されたW−7ラネーニッケル(無水のEtOH〔
エタノール〕中の湿潤触媒120mg)の溶液を、2日間水素添加(60psi/2 0℃)した。新鮮な触媒(130mg)を加え、反応を5日間つづけ、さらに触媒
(207mg)を加え、反応を2日間つづけた。得られた溶液をセライトを通して
濾過し、ギ酸で洗浄し、溶剤を減圧下で除去した。残留物を水(150ml)でう
すめ、過剰のNa2CO3を加え、溶液をEtOAc(酢酸エチル)(15×10
0ml)で抽出した。溶剤を除去して固体(3.65g、71%)を得、これを直 接使用した。溶離剤として1〜3% MeOH/CHCl3を使用した中性アルミ
ナ上の試料のクロマトグラフィー処理によって、4,6−ジアミノ−3−ピリジ ルカルボキシアルデヒド(IV)を得た。融点(MeOH/CHCl3/石油エー テル)343℃。1 H NMR〔(CD3)2SO〕 δ 9.48 (s, 1H, CHO), 8.04 (s, 1H, H-2), 7.12, 6.46 (
2 br s, 2×2H, 2NH2), 5.55 (s, 1H, H-5)13 C NMR δ 190.27 (d, CHO), 162.34 (s, C-4 or 6), 159.77 (d, C-2), 155.1
4 (s, C-4 or 6), 110.45 (s, C-3), 86.98 (d, C-5) 分析値:C6H7N3OHClに対する 計算値:C 41.5; H 4.7; N 24.2% 実測値:C 41.5; H 4.6; N 24.1%
【0089】 2−エトキシエタノール(1.3ml)の溶解したナトリウム(31.5mg、1. 37ミリモル)の溶液に、2.6−ジクロロフェニルアセトニトリル(0.70g
、3.76ミリモル)および(IV)(467mg、3.41ミリモル)を加え、混合
物を還流下で2時間撹拌した。溶剤を減圧下で除去し、残留物を水性NaHCO 3 (50ml)でうすめ、EtOAc(5×50ml)で抽出した。溶剤を除去し、 残留物を、溶離剤として0〜0.5%MeOH/CHCl3を使用してシリカゲル
上でクロマトグラフィー処理して、はじめに7−アミノ−2−〔(2.6−ジク ロロフエニル)メチル〕ピリド〔4,3−d〕ピリミジン(V)(61mg、6% )を得た。融点(MeOH/CHCl3/石油エーテル)205〜206℃。1 H NMR〔(CD3)2SO〕 δ 9.12, 8.93 (2s, 2H, H-4,5), 7.50 (d, J=8.1 Hz, 2H, H-3´,5´), 7.35 (dd, J=8.5, 7.7 Hz, 1H, H-4´), 6.91 (br s, 2H, NH2),
6.36 (s, 1H, H-8), 4.55 (s, 2H, CH2) 13 C NMR δ 166.88 (s, C-2), 162.45 (s, C-7), 160.45 (d, C-4), 154.27 (d, C-5), 153.96 (s, C-8a), 135.64 (s, 2C, C-2´,6´), 134.12 (s, C-1´), 1
29.23 (d, C-4´), 128.22 (d, 2C, C-3´,5´), 112.88 (s, C-4a), 95.01 (d, C-8), 40.86 (t, CH2) 分析値:C14H10Cl2N4に対する 計算値:C 55.1; H 3.3; N 18.4% 実測値:C 55.2; H 3.0; N 18.6%
【0090】 さらに0.5〜3%MeOH/CHCl3による溶離は、2,7−ジアミノ−3 −(2.6−ジクロロフエニル)−〔1,6〕ナフチリジン(VI)(708g、6
8%)を与えた。融点(CH2Cl3/石油エーテル)218〜219℃。1 H NMR〔(CD3)2SO〕 δ 8.40 (s, 1H, H-5), 7.59 (d, J=7.8 Hz, 2H, H-3´,5 ´), 7.59 (s, 1H, H-4), 7.46 (dd, J=8.7, 7.4 Hz, 1H, H-4´), 6.29 (s, 1H
, H-8), 6.26, 5.94 (2 br s, 2×2H, 2NH2) 13 C NMR δ 159.84, 157.68 (2s, C-2,7), 153.27 (s, C-8a), 150.40 (d, C-5)
, 136.91 (d, C-4), 135.26 (s, 2C, C-2´,6´), 134.52 (s, C-1´), 130.61
(d, C-4´), 128.48 (d, 2C, C-3´,5´), 116.30, 112.72 (2s, C-3,4a), 95.4
3 (d, C-8) 分析値:C14H10Cl2N4に対する 計算値:C 55.1; H 3.3; N 18.4% 実測値:C 55.3; H 3.5; N 18.0%
【0091】 他の条件。2−エトキシエタノール(7.0ml)に溶解したナトリウム(16 9mg、7.35ミリモル)の溶液に、2,6−ジクロロフェニルアセトニトリル(
1.40g、7.53ミリモル)および(IV)(502mg、3.66ミリモル)を 加え、混合物を還流下で30分撹拌した。得られた溶液を、水性NaHCO3( 50ml)でうすめ、EtOAc(3×50ml)で抽出した。溶剤を減圧下で除去
し、残留物を、溶離剤として2〜3%MeOH/CH2CH2を使用してシリカゲ
ル上でクロマトグラフィー処理して、はじめに混合フラクションを得た。これは
、CHCl3/石油エーテルからの結晶化によって、2,6−ジクロロフェニルア
セトアミド(165mg)を与えた。融点(MeOH/CH2Cl2)211.5〜 213℃。1 H NMR〔(CD3)2SO〕 δ 7.53 (br s, 1H, NH), 7.44 (d, J=8.1 Hz, 2H, H-3,5)
, 7.30 (dd, J=8.5, 7.6 Hz, 1H, H-4), 7.02 (br s, 1H, NH), 3.77 (s, 2H, C
H2)13 C NMR δ 169.60 (s, CONH2), 135.56 (s, 2C, C-2,6), 132.67 (s, C-1), 12
9.22 (d, C-4), 128.09 (d, 2C, C-3,5), 37.31 (t, CH2) 分析値:C8H7Cl2NOに対する 計算値:C 47.1; H 3.4; N 6.9% 実測値:C 47.3; H 3.5; N 7.1%
【0092】 さらに、液体の結晶化によって、(V)(42mg、4%)を得た。さらに、4
〜4.5%MeOH/CH2Cl2によるカラムの溶離によって、(VI)(920m
g、82%)を得た。 −5℃の50%HBF4(75ml)中の(VI)(1.55g、5.08ミリモル )の懸濁液を、固体のNaCO2(3.0g、43.5ミリモル、5時間にわたっ て小量ずつ加えた)で処理し、それから−20℃に5日間保持した。得た混合物
を、温度を−10℃以下に保持しながら固体のNaCO3/氷で中和し、EtO Ac(4×150ml)で抽出した。溶剤を除去し、残留物を、溶離剤として1〜
2%MeOH/CH2Cl2を使用してシリカゲル上でクロマトグラフィー処理し
て3−(2,6−ジクロロフェニル)−7−フルオロ−1H−〔1,6〕ナフチリ
ジン−2−オン(VII)(0.91g、58%)を得た。融点(CH2Cl2/石油
エーテル)254.5〜255.5℃。1 H NMR〔(CD3)2SO〕 δ 12.54 (br s, 1H, NH), 8.66 (s, 1H, H-5), 8.13 (s,
1H, H-4), 7.61 (d, J=8.2 Hz, 2H, H-3′,5′), 7.49 (dd, J=8.8,7.4 Hz, 1H, H-4′), 6.89 (s, 1H, H-8)13 C NMR δ 163.55 (d, JC-F=234 Hz, C-7), 159.77 (s, C-2), 148.95 (dd, JC
-F=19 Hz, C-5), 147.69 (d, JC-F=12 HZ, C-8a), 138.13 (d, C-4), 134.51 (s
, 2C, C-2′,6′), 133.51 (s, C-1′), 130.85 (d, C-4′), 129.61 (d, JC-F=
2.5 Hz, C-3), 128.08 (d, 2C, C-3,′5′), 114.34 (d, JC-F=2.5 Hz, C-4a),
92.95 (dd, JC-F=42 Hz, C-8) 分析値:C14H7Cl2FN2Oに対する 計算値:C 54.4; H 2.3; N 9.1; F 6.2% 実測値:C 54.0; H 2.0; N 9.2; F 6.1%
【0093】 さらに、10〜12%MeOH/CH2Cl2/で溶離して、3−(2,6−ジ クロロフェニル)−1H,6H−〔1,6〕ナフチリジン−2,7−ジオン(VIII
)(0.45g、29%)を得た。融点(MeOH/CHCl3)363〜369
℃(分解)。1 H NMR〔(CD3)2SO〕 δ 12.07, 11.55 (2 br s, 2H, 2NH), 8.10 (s, 1H, H-5), 7.67 (s, 1H, H-4), 7.56 (d, J=8.1 Hz, 2H, H-3′,5′), 7.44 (dd, J=8.8,7
.5 Hz, 1H, H-4′), 5.90 (s, 1H, H-8)13 C NMR δ 161.84, 160.38 (2 s, C-2,7), 147.87 (s, C-8a), 139.65 (br d,
C-5), 138.60 (d, C-4), 134.90 (s, 2C, C-2′,6′), 133.90 (s, C-1′), 130
.50 (d, C-4′), 127.97 (d, 2C, C-3′,5′), 124.18 (s, C-3), 105.09 (s, C
-4a), 95.50 (d, C-8) 分析値:C14H8Cl2N2O2に対する 計算値:C 54.7; H 2.6; N 9.1% 実測値:C 54.6; H 2.5; N 9.0%
【0094】 0℃の乾燥DMF(50ml)中の(VII)(2.00g、6.47ミリモル)の 撹拌溶液に、60%NaH(0.31g、7.75ミリモル)次いでMeI(0. 48ml、8.03ミリモル)を加え、混合物を0℃で2時間撹拌した。溶剤を減 圧下で除去し、残留物を水性NaHCO3(100ml)でうすめ、EtOAc( 3×150ml)で抽出した。溶剤を除去し、残留物を、溶離剤として3.3%石 油エーテル/CH2Cl2を使用してシリカゲル上でクロマトグラフィー処理して
、はじめに3−(2,6−ジクロロフェニル)−7−フルオロ−2−メトキシ〔 1,6〕ナフチリジン(X、R2はメチルである)(39mg、2%)を得た。融点
(CH2Cl2/石油エーテル)165〜165.5℃。1 H NMR〔(CD3)2SO〕 δ 9.05 (s, 1H, H-5), 8.51 (s, 1H, H-4), 7.66 (d, J=8
.2 Hz, 2H, H-3′,5′), 7.53 (dd, J=8.6, 7.6 Hz, 1H, H-4′), 7.49 (s, 1H, H-8), 4.02 (s, 3H, OCH3)13 C NMR δ 163.68 (d, JC-F=234 Hz, C-7), 162.59 (s, C-2), 152.93 (d, JC-
F=13 Hz, C-8a), 150.80 (dd, JC-F=18 Hz, C-5), 139.53 (d, C-4), 134.33 (s
, 2C, C-2′,6′), 133.02 (s, C-1′), 131.11 (d, C-4′), 128.27 (d, 2C, C
-3′,5′), 122.19 (d, JC-F=2.4 Hz, C-3), 119.46 (d, JC-F=3.0 Hz, C-4a),
102.52 (dd, JC-F=37 Hz, C-8), 54.58 (q, OCH3) 分析値:C15H9Cl2FN2Oに対する 計算値:C 55.8; H 2.8; N 8.7% 実測値:C 55.8; H 3.0; N 8.5%
【0095】 さらに、CH2Cl2で溶離して、3−(2,6−ジクロロフェニル)−7−フ ルオロ−1−メチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン(IX、R2はメチ
ルである)(1.88g、90%)を得た。融点(CH2Cl2/石油エーテル) 201〜203℃。1 H NMR〔(CD3)2SO〕 δ 8.70 (s, 1H, H-5), 8.16 (s, 1H, H-4), 7.61 (d, J=8
.0 Hz, 2H, H-3′,5′), 7.50 (dd, J=8.7, 7.3 Hz, 1H, H-4′), 7.38 (s, 1H, H-8), 3.66 (s, 3H, NCH3)13 C NMR δ 164.21 (d, JC-F=234 Hz, C-7), 159.23 (s, C-2), 149.16 (dd, JC
-F=19 Hz, C-5), 148.57 (d, JC-F=12 Hz, C-8a), 137.48 (d, C-4), 134.47 (s
, 2C, C-2′,6′), 133.85 (s, C-1´), 130.88 (d, C-4´), 128.51 (d, JC-F=
2.7 Hz, C-3), 128.11 (d, 2C, C-3´,5´), 114.64 (d, JC-F=3.0 Hz, C-4a),
93.91 (dd, JC-F=43 Hz, C-8), 29.90 (q, NCH3) 分析値:C15H9Cl2FN2Oに対する 計算値:C 55.8; H 2.8; N 8.7; F 5.9% 実測値:C 55.8; H 2.5; N 8.5; F 5.9%
【0096】 2−プロパノール(30ml)中の(IX)(R2はメチルである)(80mg、0.2
5ミリモル)および25%水酸化アンモニウム(5.0ml、66ミリモル)の溶 液をアンモニア(ガス)で飽和し、耐圧容器中で170℃で3日間撹拌した。溶
剤を除去し、それから残留物を水性Na2CO3(50ml)でうすめ、CH2Cl2 (3×50ml)で抽出した。溶剤を除去し、残留物を、溶離剤として1〜2%M
eOH/CH2Cl2を使用しシリカゲル上でクロマトグラフィー処理して、7−
アミノ−3−(2,6−ジクロロフェニル)−1−メチル−1H−〔1,6〕ナフ
チリジン−2−オン(70mg、88%)を得た。融点239〜240℃。1 H NMR〔(CD3)2SO〕 δ 8.37 (s, 1H, H-5), 7.76 (s, 1H, H-4), 7.56 (d, J=8
.2 Hz, 2H, H-3′,5′), 7.43 (dd, J=8.7, 7.4 Hz, 1H, H-4′), 6.65 (br s,
2H, NH2), 6.30 (s, 1H, H-8), 3.49 (s, 3H, NCH3)13 C NMR δ 161.24, 159.76 (2s, C-2,7), 150.91 (d, C-5), 146.26 (s, C-8a)
, 138.32 (d, C-4), 135.07 (s, 2C, C-2′,6′), 135.03 (s, C-1′), 130.23
(d, C-4′), 127.96 (d, 2C, C-3′,5′), 122.19 (s, C-3), 108.18 (s, C-4a)
, 88.28 (d, C-8), 28.76 (q, NCH3) 分析値:C15H11Cl2N3Oに対する 計算値:C 56.3; H 3.5; N 13.1% 実測値:C 56.1; H 3.3; N 13.1%
【0097】 実施例B 3−(2,6−ジクロロフェニル)−1−メチル−7−メチルアミノ−1H− 〔1,6〕ナフチリジン−2−オンの製造 2−プロパノール(30ml)中の(IX)(R2はメチルである)(103mg、 0.32ミリモル)および40%水性メチルアミン(5.0ml、58ミリモル)の
溶液を、耐圧容器中において100℃で5時間撹拌した。溶剤を除去し、残留物
を水性Na2CO3(50ml)でうすめ、CH2Cl2(3×50ml)で抽出した。
溶剤を除去して、3−(2,6−ジクロロフェニル)−1−メチル−7−メチル アミノ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン(103mg、97%)を得た 。融点(CH2Cl2/石油エーテル)252〜253.5℃。1 H NMR〔(CD3)2SO〕 δ 8.42 (s, 1H, H-5), 7.76 (s, 1H, H-4), 7.56 (d, J=8
.0 Hz, 2H, H-3′,5′), 7.43 (dd, J=8.7, 7.3 Hz, 1H, H-4′), 7.15 (br q,
J=4.8 Hz, 1H, NHCH3), 6.20 (s, 1H, H-8), 3.53 (s, 3H, NCH3), 2.88 (d, J=
4.9 Hz, 3H, NHCH3)13 C NMR δ 160.76, 159.77 (2s, C-2,7), 150.71 (d, C-5), 146.15 (s, C-8a)
, 138.32 (d, C-4), 135.05 (s, 2C, C-2′,6′), 135.04 (s, C-1′), 130.19
(d, C-4′), 127.93 (d, 2C, C-3′,5′), 122.03 (s, C-3), 108.03 (s, C-4a)
, 86.98 (br d, C-8), 28.82, 28.23 (2q, 2NCH3) 分析値:C16H13Cl2N3Oに対する 計算値:C 57.5; H 3.9; N 12.6% 実施例:C 57.5; H 4.0; N 12.6%
【0098】 実施例C 3−(2,6−ジクロロフェニル)−7−ジメチルアミノ−1−メチル−1H −〔1,6〕ナフチリジン−2−オンの製造 2−プロパノール(50ml)中の(IX)(R2はメチルである)(102mg、 0.32ミリモル)および40%水性ジメチルアミン(5.0ml、40ミリモル)
の溶液を、耐圧容器中において90℃で30分撹拌した。溶剤を除去し、残留物
を水性Na2CO3(50ml)でうすめ、EtOAc(4×50ml)で抽出した。
溶剤を除去して、3−(2,6−ジクロロフェニル)−7−ジメチルアミノ−1 −メチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン(107mg、97%)を得 た。融点(CH2Cl2/石油エーテル)265〜266℃。1 H NMR (CDCl3) δ 8.40 (s, 1H, H-5), 7.54 (s, 1H, H-4), 7.39 (d, J=8.2 H
z, 2H, H-3′,5′), 7.24 (dd, J=8.6, 7.7 Hz, 1H, H-4′), 6.09 (s, 1H, H-8
), 3.67 (s, 3H, NCH3), 3.22 (s, 6H, N(CH3)2)13 C NMR δ 160.90, 160.02 (2s, C-2,7), 150.15 (d, C-5), 146.95 (s, C-8a)
, 138.29 (d, C-4), 135.88 (s, 2C, C-2′,6′), 135.01 (s, C-1′), 129.48
(d, C-4′), 127.91 (d, 2C, C-3′,5′), 123.80 (s, C-3), 108.33 (s, C-4a)
, 86.64 (d, C-8), 38.40 (q, 2C, N(CH3)2), 29.27 (q, NCH3) 分析値:C17H15Cl2N3Oに対する 計算値:C 58.6; H 4.3; N 12.1% 実測値:C 58.9; H 4.2; N 12.4%
【0099】 実施例D 3−(2,6−ジクロロフェニル)−7−〔2−(ジエチルアミノ)エチルア ミノ〕−1−メチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オンの製造 2−ペンタノール(10ml)中の(IX)(R2はメチルである)(101mg、 0.31ミリモル)およびN,N−ジエチルエチレンジアミン(0.45ml、3.2
1ミリモル)の溶液を、115℃で15時間撹拌した。溶剤を減圧下で除去し、
残留物を、水性Na2CO3(50ml)でうすめ、EtOAc(3×50ml)で抽
出した。溶剤を除去し、残留物を、溶離剤として0.3%Et3Nを含有する2%
MeOH/CH2Cl2を使用しシリカゲル上のクロマトグラフィー処理して、粗
製生成物を得た。これを水性Na2CO3で処理し、CH2Cl2(4×50ml)で
抽出した。溶剤を除去し、残留物を溶離剤として0.25〜0.3%MeOH/C
2Cl2を使用しアルミナ上でクロマトグラフィー処理して、3−(2,6−ジ クロロフェニル)−7−〔2−(ジエチルアミノ)エチルアミノ〕−1−メチル
−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン(81mg、62%)を得た。融点(ヘ
キサン/Et2O)100〜102℃。1 H NMR (CDCl3) δ 8.34 (s, 1H, H-5), 7.52 (s, 1H, H-4), 7.39 (d, J=8.1 H
z, 2H, H-3′,5′), 7.24 (dd, J=8.5, 7.7 Hz, 1H, H-4′), 6.07 (s, 1H, H-8
), 5.67 (br s, 1H, NH), 3.65 (s, 3H, NCH3), 3.38 (q, J=5.6 Hz, 2H, NHCH2 ), 2.75 (t, J=6.0 Hz, 2H, NCH2), 2.60 (q, J=7.1 Hz, 4H, N(CH2)2), 1.06 (
t, J=7.1 Hz, 6H, 2CH3)13 C NMR δ 160.80, 159.93 (2s, C-2,7), 150.77 (d, C-5), 147.16 (s, C-8a)
, 138.31 (d, C-4), 135.86 (s, 2C, C-2′,6′), 134.91 (s, C-1′), 129.51
(d, C-4′), 127.92 (d, 2C, C-3′,5′), 123.98 (s, C-3), 109.27 (s, C-4a)
, 87.23 (d, C-8), 51.16 (t, NCH2), 46.53(t, 2C, N(CH2)2), 39.76 (t, NCH2 ), 29.37 (q, NCH3), 11.69 (q, 2C, 2CH3) 分析値:C21H24Cl2N4Oに対する 計算値:C 60.2; H 5.8; N 13.4% 実測値:C 60.1; H 5.6; N 13.2%
【0100】 実施例E 3−(2,6−ジクロロフェニル)−7−〔3−(ジエチルアミノ)プロピル アミノ〕−1−メチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オンの製造 2−ペンタノール(10ml)中の(IX)(R2はメチルである)(101mg、 0.31ミリモル)および3−(ジエチルアミノ)プロピルアミン(0.50ml、
3.18ミリモル)の溶液を、還流下で17時間撹拌した。溶剤を減圧下で除去 し、残留物を水性Na2CO2(50ml)でうすめ、EtOAc(4×50ml)で
抽出した。溶剤を除去し、残留物を、溶離剤として0.3%Et3Nを含有する2
〜4%MeOH/CH2Cl3を使用しシリカゲル上でクロマトグラフィー処理し
て、粗製生成物を得た。これを水性Na2CO3で処理し、CH2Cl2(3×50
ml)で抽出した。3−(2,6−ジクロロフェニル)−7−〔3−(ジエチルア ミノ)プロピルアミノ〕−1−メチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン
(127mg、94%)を得た。融点(CH2Cl2/石油エーテル)118〜12
0℃。1 H NMR (CDCl3) δ 8.33 (s, 1H, H-5), 7.51 (s, 1H, H-4), 7.39 (d, J=8.3 H
z, 2H, H-3′,5′), 7.24 (dd, J=8.6, 7.7 Hz, 1H, H-4′), 6.36 (br s, 1H,
NH), 6.01 (s, 1H, H-8), 3.64 (s, 3H, NCH3), 3.43 (td, J=6.1,5.3 Hz, 2H,
NHCH2), 2.60 (t, J=6.3 Hz, 2H, NCH2), 2.57 (q, J=7.1 Hz, 4H, N(CH2)2), 1
.83 (pentet, J=6.3 Hz, 2H, CH2), 1.07 (t, J=7.1 Hz, 6H, 2CH3)13 C NMR δ 160.82, 160.05 (2s, C-2,7), 150.87 (d, C-5), 147.14 (s, C-8a)
, 138.36 (d, C-4), 135.88 (s, 2C, C-2′,6′), 134.96 (s, C-1′), 129.48
(d, C-4′), 127.91 (d, 2C, C-3′,5′), 123.72 (s, C-3), 109.11 (s, C-4a)
, 86.65 (d, C-8), 51.87 (t, NCH2), 47.01 (t, 2C, N(CH2)2), 42.34 (t, NCH 2 ), 29.32 (q, NCH3), 25.95 (t, CH2), 11.81 (q, 2C, 2CH3) 分析値:C22H26Cl2N4Oに対する 計算値:C 61.0; H 6.1; N 12.9% 実測値:C 61.0; H 5.9; N 12.8%
【0101】 実施例F 3−(2,6−ジクロロフェニル)−7−〔4−(ジエチルアミノ)ブチルア ミノ〕−1−メチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オンの製造 2−ペンタノール(10ml)中の(IX)(R2はメチルである)(104mg、 0.32ミリモル)および4−(ジエチルアミノ)ブチルアミン(0.51ml、3
.54ミリモル)の溶液を、還流下で1日撹拌した。溶剤を減圧下で除去し、残 留物を、水性Na2CO3(50ml)でうすめ、EtOAc(3×50ml)で抽出
した。溶剤を除去し、残留物を、溶離剤として0.3%Et3Nを含有する2〜5
%MeOH/CH2Cl2を使用しシリカゲル上でクロマトグラフィー処理して、
粗製生成物を得、これを水性Na2CO3で処理し、CH2Cl2(4×50ml)で
抽出した。溶剤を除去し、残留物を、溶離剤として0.5〜1%MeOH/CH2 Cl2を使用しアルミナ上でクロマトグラフィー処理して、3−(2,6−ジクロ
ロフェニル)−7−〔4−(ジエチルアミノ)ブチルアミノ〕−1−メチル−1
H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン(125mg、87%)を得た。融点(ペン
タン)123〜124.5℃。1 H NMR (CDCl3) δ 8.32 (s, 1H, H-5), 7.52 (s, 1H, H-4), 7.39 (d, J=8.4 H
z, 2H, H-3′,5′), 7.24 (dd, J=8.5, 7.6 Hz, 1H, H-4′), 6.03 (s, 1H, H-8
), 5.59 (br s, 1H, NH), 3.64 (s, 3H, NCH3), 3.35 (td, J=6.5,4.6 Hz, 2H,
NHCH2), 2.56 (q, J=7.2 Hz, 4H, N(CH2)2), 2.49 (t, J=7.1 Hz, 2H, NCH2), 1
.74 (pentet, J=7.0 Hz, 2H, CH2), 1.62 (pentet, J=7.0Hz, 2H, CH2), 1.05 (
t, J=7.1 Hz, 6H, 2CH3)13 C NMR δ 160.81, 159.92 (2s, C-2,7), 150.80 (d, C-5), 147.17 (s, C-8a)
, 138.32 (d, C-4), 135.86 (s, 2C, C-2′,6′), 134.92 (s, C-1′), 129.51
(d, C-4′), 127.91 (d, 2C, C-3′,5′), 123.89 (s, C-3), 109.21 (s, C-4a
), 86.72 (d, C-8), 52.57 (t, NCH2), 46.69 (t, 2C, N(CH2)2), 42.47 (t, NC
H2), 29.34(q, NCH3), 27.37, 24.91 (2t, 2CH2), 11.47(q, 2C, 2CH3) 分析値:C23H28Cl2N4Oに対する 計算値:C 61.8; H 6.3; N 12.5% 実測値:C 61.6; H 6.5; N 12.4%
【0102】 実施例G 3−(2,6−ジクロロフェニル)−7−〔5−(ジエチルアミノ)ペンチル アミノ〕−1−メチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オンの製造 2−ペンタノール(10ml)中の(IX)(R2はメチルである)(94mg、0.
29リモル)および5−(ジエチルアミノ)ペンチルアミン(約90%の0.5 2ml、2.96ミリモル)の溶液を、還流下で18時間撹拌した。溶剤を減圧下 で除去し、残留物を、水性Na2CO3(50ml)でうすめ、EtOAc(4×5
0ml)で抽出した。溶剤を除去し、残留物を、溶離剤として0.3%Et3Nを含
有する1〜2%MeOH/CH2Cl2を使用しシリカゲル上でクロマトグラフィ
ー処理して、粗製生成物を得た、これを水性Na2CO3で処理し、CH2Cl2
4×50ml)で抽出した。溶剤を除去し、残留物を、溶離剤として1%EtOH
/CHCl3を使用しアルミナ上でクロマトグラフィー処理して、3−(2,6−
ジクロロフェニル)−7−〔5−(ジエチルアミノ)ペンチルアミノ〕−1−メ
チル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン(125mg、93%)を得た。フ
ォーム状物質。1 H NMR (CDCl3) δ 8.32 (s, 1H, H-5), 7.52 (s, 1H, H-4), 7.40 (d, J=8.0 H
z, 2H, H-3′,5′), 7.24 (dd, J=8.6, 7.7 Hz, 1H, H-4′), 6.04 (s, 1H, H-8
), 5.06 (br t, J=5.4 Hz, 1H, NHCH2), 3.65 (s, 3H, NCH3), 3.34 (td, J=6.9
,5.7 Hz, 2H, NHCH2), 2.53 (q, J=7.2 Hz, 4H, N(CH2)2), 2.44 (t, J=7.4 Hz, 2H, NCH2), 1.73 (pentet, J=7.2 Hz, 2H, CH2), 1.54, 1.46 (2pentet, J=7.5 Hz, 2×2H, 2CH2), 1.03 (t, J=7.2 Hz, 6H, 2CH3)13 C NMR δ 160.78, 159.86 (2s, C-2,7), 150.76 (d, C-5), 147.25 (s, C-8a)
, 138.28 (d, C-4), 135.85 (s, 2C, C-2′,6′), 134.87 (s, C-1′), 129.53
(d, C-4), 127.92 (d, 2C, C-3′,5′), 124.05 (s, C-3), 109.03 (s, C-4a),
86.61 (d, C-8), 52.73 (t, NCH2), 46.86 (t, 2C, N(CH2)2), 42.47 (t, NCH2)
, 29.38 (q, NCH2), 29.15, 26.85, 25.07 (3t, 3CH2), 11.59 (q, 2C, 2CH3) 分析値:C24H30Cl2N4Oに対する 計算値:C 62.5; H 6.6; N 12.1% 実測値:C 62.2; H 6.7; N 11.8%
【0103】 実施例H 3−(2,6−ジクロロフェニル)−1−メチル−7−〔3−(4−メチルピ ペラジン−1−イル)プロピルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2− オンの製造 2−ペンタノール(10ml)中の(IX)(R2はメチルである)(80mg、0.
25ミリモル)および1−(3−アミノプロピル)−4−メチルピペラジン(0
.42g、2.66ミリモル)の溶液を、還流下で16時間撹拌した。溶剤を減圧
下で除去し、残留物を、水性Na2CO3(50ml)でうすめ、EtOAc(3×
50ml)で抽出した。溶剤を除去し、残留物を溶離剤として0.3%Et3Nを含
有する3〜6%MeOH/CH2Cl2を使用しシリカゲル上でクロマトグラフィ
ー処理して、粗製の生成物を得た。これを水性Na2CO3で処理し、EtOAc
(3×50ml)で抽出して、3−(2,6−ジクロロフェニル)−1−メチル− 7−〔3−(4−メチルピペラジン−1−イル)プロピルアミノ〕−1H−〔1,
6〕ナフチリジン−2−オン(99mg、87%)を得た。融点(CH2Cl2/ヘ
キサン)164〜166℃。1 H NMR 〔(CD3)2SO〕 δ 8.40 (s, 1H, H-5), 7.74 (s, 1H, H-4), 7.56 (d, J=
7.9 Hz, 2H, H-3′,5′), 7.43 (dd, J=8.7, 7.5 Hz, 1H, H-4′), 7.21 (br t, J=5.6 Hz, 1H, NHCH2), 6.24 (s, 1H, H-8), 3.50 (s, 3H, NCH3), 3.34 (q, J
=6.4 Hz, 2H, NHCH2), 2.6-2.1 (br s, 8H, N(CH2)4N), 2.36 (t, J=7.1 Hz, 2H
, NCH2), 2.14 (s, 3H, NCH3), 1.71 (pentet, J=6.9 Hz, 2H,CH2)13 C NMR δ 160.15, 159.80 (2s, C-2,7), 150.73 (d, C-5), 146.07 (s, C-8a)
, 138.32 (d, C-4), 135.07 (s, 3C, C-1´,2´,6´), 130.23 (d, C-4´), 127
.97 (d, 2C, C-3´,5´), 122.04 (s, C-3), 108.10 (s, C-4a), 87.73 (br d,
C-8), 55.53 (t, NCH2), 54.70, 52.66 (2t, 2×2C, N(CH2)4N), 45.67 (q, NCH 3 ), 39.43 (t, NCH2), 28.81 (q, NCH3), 26.07 (t, CH2) 分析値:C23H27Cl2N5Oに対する 計算値:C 60.0; H 5.9; N 15.2% 実測値:C 59.8; H 6.2; N 15.0%
【0104】 実施例I 3−(2,6−ジクロロフェニル)−1−メチル−7−〔4−(4−メチルピ ペラジン−1−イル)ブチルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オ ンの製造 2−ペンタノール(10ml)中の(IX)(R2はメチルである)(101mg、 0.31ミリモル)および1−(4−アミノブチル)−4−メチルピペラジン( 0.55g、3.22ミリモル)の溶液を、還流下で16時間撹拌した。溶剤を減
圧下で除去し、残留物を、水性Na2CO3(50ml)でうすめ、EtOAc(3
×50ml)で抽出した。溶剤を除去し、残留物を、溶離剤として0.3%Et3
を含有する2〜4%MeOH/CH2Cl2を使用しシリカゲル上でクロマトグラ
フィー処理して粗製生成物を得、これを水性Na2CO3で処理し、CH2Cl2
4×50ml)で抽出した。溶剤を除去し、残留物を、溶離剤として1%EtOH
/CHCl3を使用しアルミナ上でクロマトグラフィー処理して、3−(2,6−
ジクロロフェニル)−1−メチル−7−〔4−(4−メチルピペラジン−1−イ
ル)ブチルルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン(140mg、9
4%)を得た。ホーム状物質1 H NMR (CDCl3): δ 8.32 (s, 1H, H-5), 7.52 (s, 1H, H-4), 7.39 (d, J=8.1
Hz, 2H, H-3′,5′), 7.23 (dd, J=8.6, 7.7 Hz, 1H, H-4′), 6.03 (s, 1H, H-
8), 5.54 (br s, 1H, NHCH2), 3.64 (s, 3H, NCH3), 3.36 (td, J=6.2, 4.4 Hz, 2H, NHCH2), 2.8-2.2 (br s, 8H, N(CH2)4N), 2.42 (t, J=7.1 Hz, 2H. NCH2)
, 2.30 (s, 3H, NCH3), 1.75 (pentet, J=6.7 Hz, 2H, CH2), 1.66 (pentet, J=
6.9 Hz, 2H, CH2)13 C NMR δ 160.75, 159.85 (2s, C-2,7), 150.74 (d, C-5), 147.13 (s, C-8a)
, 138.27 (d, C-4), 135.81 (s, 2C, C-2′,6′), 134.85 (s, C-1′), 129.49
(d, C-4′), 127.88 (d, 2C, C-3′,5′), 123.88 (s, C-3), 109.19 (s, C-4a)
, 86.67 (d, C-8), 57.90 (t, NCH2), 55.02, 53.11, (2t, 2×2C, N(CH2)4N),
46.00 (q, NMCH3), 42.35 (t, NCH2), 29.34 (q, NCH3) 27.08, 24.47 (2t, 2CH 2 ) 分析値:C24H29Cl2N5O・0.5 H2Oに対する 計算値:C 59.6; H 6.3; N 14.5% 実測値:C 59.6; H 5.9; N 14.5%
【0105】 実施例J 3−(2,6−ジクロロフェニル)−1−メチル−7−〔5−(4−メチルピ ペラジン−1−イル)ペンチルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2− オンの製造 2−ペンタノール(10ml)中の(IX)(R2はメチルである)(102mg、 0.32ミリモル)および1−(5−アミノペンチル)−4−メチルピペラジン (0.56g、3.03ミリモル)の溶液を、還流下で1日撹拌した。溶剤を減圧
下で除去し、残留物を、水性Na2CO3(50ml)でうすめ、EtOAc(4×
50ml)で抽出した。溶剤を除去し、残留物を、溶離剤として0.3%Et3Nを
含有する2〜4%MeOH/CH2Cl2を使用しシリカゲル上でクロマトグラフ
ィー処理して粗製の生成物を得、これを水性Na2CO3で処理し、CH2Cl2
4×50ml)で抽出した。溶剤を除去し、残留物を、溶離剤として0.25〜0.
5%MeOH/CH2Cl2を使用しアルミナ上でクロマトグラフィー処理して、
3−(2,6−ジクロロフェニル)−1−メチル−7−〔5−(4−メチルピペ ラジン−1−イル)ペンチルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン
(109mg、71%)を得た。ホーム状物質。1 H NMR (CDCl3): δ 8.32 (s, 1H, H-5), 7.52 (s, 1H, H-4), 7.40 (d, J=8.0
Hz, 2H, H-3′,5′), 7.24 (dd, J=8.6, 7.8 Hz, 1H, H-4′), 6.03 (s, 1H, C-
8), 5.01 (br t, J=5.4 Hz, 1H, NHCH2), 3.65 (s, 3H, NCH3), 3.34 (td, J=6.
9, 5.8 Hz, 2H, NHCH2), 2.8-2.1 (br s, 8H, N(CH2)4N), 2.37 (t, J=7.6 Hz,
2H. NCH2), 2.29 (s, 3H, NCH3), 1.73 (pentet, J=7.3 Hz, 2H, CH2), 1.58 (p
entet, J=7.5 Hz, 2H, CH2), 1.47 (pentet, J=7.4 Hz, 2H, CH2)13 C NMR δ 160.78, 159.84 (2s, C-2,7), 150.77 (d, C-5), 147.26 (s, C-8a)
, 138.27 (d, C-4), 135.85 (s, 2C, C-2′,6′), 134.86 (s, C-1′), 129.55
(d, C-4′), 127.93 (d, 2C, C-3′,5′), 124.10 (s, C-3), 109.33 (s, C-4a)
, 86.62 (d, C-8), 58.45 (t, NCH2), 55.11, 53.26, (2t, 2×2C, N(CH2)4N),
46.04 (q, NCH3), 42.43 (t, NCH2), 29.40 (q, NCH3) 29.11, 26.60, 24.98 (3
t, 3CH2) 分析値:C25H31Cl2N5O・0.75 H2Oに対する 計算値:C 59.8; H 6.5; N 14.0% 実測値:C 59.7; H 6.5; N 13.8%
【0106】 実施例K 3−(2,6−ジクロロフェニル)−1−メチル−7−〔3−(4−モルホリ ノ)プロピルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オンの製造 2−ペンタノール(10ml)中の(IX)(R2はメチルである)(103mg、 0.32ミリモル)および4−(3−アミノプロピル)モルホリン(0.47g、
3.22ミリモル)の溶液を、還流下で16時間撹拌した。溶剤を減圧下で除去 し、残留物を、水性Na2CO3(50ml)でうすめ、EtOAc(3×50ml)
で抽出した。溶剤を除去し、残留物を、溶離剤として3〜5%MeOH/CH2 Cl2を使用しシリカゲル上でクロマトグラフィー処理して粗製生成物を得た。 これを水性Na2CO3で処理し、CH2Cl2(3×50ml)で抽出して、3−(
2,6−ジクロロフェニル)−1−メチル−7−〔3−(4−モルホリノ)プロ ピルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン(133mg、93%)を
得た。融点(CH2Cl2/石油エーテル)157〜159℃。1 H NMR (CDCl3): δ 8.33 (s, 1H, H-5), 7.52 (s, 1H, H-4), 7.40 (d, J=7.9
Hz, 2H, H-3′,5′), 7.24 (dd, J=8.6, 7.6 Hz, 1H, H-4′), 6.03 (s, 1H, H-
8), 5.87 (br t, J=5.2 Hz, 1H, NHCH2), 3.77 (t, J=4.7 Hz, 4H, O(CH2)2), 3
.65 (s, 3H, NCH3), 3.45 (q, J=6.1 Hz, 2H. NHCH2), 2.54 (t,J=6.6 Hz, 2H,
NCH2), 2.50 (br m, 4H, N(CH2)2), 1.87 (pentet, J=6.5 Hz, 2H, CH2)13 C NMR δ 160.77, 159.95 (2s, C-2,7), 150.82 (d, C-5), 147.18 (s, C-8a)
, 138.29 (d, C-4), 135.83 (s, 2C, C-2′,6′), 134.86 (s, C-1′), 129.53
(d, C-4′), 127.92 (d, 2C, C-3′,5′), 123.99 (s, C-3), 109.27 (s, C-4a)
, 86.73 (d, C-8), 67.02 (t, 2C, O(CH2)2), 57.20 (t, NCH2), 53.77 (t, 2C, N(CH2)2), 41.61 (t, NCH2), 29.36 (q, NCH3) 25.29 (t, CH2) 分析値:C22H24Cl2N4O2に対する 計算値:C 59.1; H 5.4; N 12.5% 実測値:C 59.1; H 5.4; N 12.5%
【0107】 実施例L 3−(2,6−ジクロロフェニル)−7−〔3−(イミダゾール−1−イル)プ
ロピルアミノ〕−1−メチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オンの製造 2−ペンタノール(10ml)中の(IX)(R2はメチルである)(107mg、 0.33ミリモル)および1−(3−アミノプロピル)イミダゾール(0.40g
、3.36ミリモル)の溶液を、還流下で16時間撹拌した。溶剤を減圧下で除 去し、残留物を水性Na2CO3(50ml)でうすめ、EtOAc(3×50ml)
で抽出した。溶剤を除去し、残留物を、溶離剤として3〜6%MeOH/CH2 Cl2を使用しシリカゲル上で2回クロマトグラフィー処理して粗製生成物を得 た。これを水性Na2CO3で処理し、CH2Cl2(3×50ml)で抽出して、3
−(2,6−ジクロロフェニル)−7−〔3−(イミダゾール−イル)プロピル アミノ〕−1−メチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン(116mg、8
2%)を得た。融点(CH2Cl2/ヘキサン/Et2O)175〜178℃。1 H NMR (CDCl3): δ 8.34 (s, 1H, H-5), 7.54, 7.53 (2s, 2H, H-4,2″), 7.39 (d, J=8.1 Hz, 2H, H-3′,5′), 7.24 (dd, J=8.5, 7.6 Hz, 1H, H-4′), 7.11
, 6.97 (2s, 2H, H-4″,5″), 6.03 (s, 1H, H-8), 5.09 (br t, J=5.8 Hz, 1H, NHCH2), 4.11 (t, J=6.8 Hz, 2H, NCH2), 3.61 (s, 3H. NCH3), 3.41 (q, J=6.
4 Hz, 2H, NHCH2), 2.17 (pentet, J=6.7 Hz, 2H, CH2)13 C NMR δ 160.69, 159.52 (2s, C-2,7), 150.61 (d, C-5), 147.10 (s, C-8a)
, 138.17 (d, C-4), 137.18 (d, C-2″), 135.77 (s, 2C, C-2′,6′), 134.72
(s, C-1′), 129.83, 129.61 (2d, C-4′,4″), 127.93 (d, 2C, C-3′,5′), 1
24.65 (s, C-3), 118.76 (d, C-5″), 109.72 (s, C-4a), 87.76 (d, C-8), 44.
32, 39.02 (2t, 2NCH2), 30.82 (t, CH2), 29.39 (q, NCH3) 分析値:C21H19Cl2N5Oに対する 計算値:C 58.9; H 4.5; N 16.4% 実測値:C 58.5; H 4.5; N 16.0%
【0108】 実施例M 3−(2,6−ジクロロフェニル)−1−メチル−7−(フェニルアミノ)−1 H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オンの製造 (IX)(R2はメチルである)(86mg、0.27ミリモル)およびアニリン(
1.0ml、11.0ミリモル)の混合物を、175℃で100分撹拌した。得られ
た混合物を水性Na2CO3(50ml)でうすめ、CH2Cl2(2×50ml)で抽
出した。溶剤を除去し、残留物を、溶離剤として1%MeOH/CH2Cl2を使
用してシリカゲル上でクロマトグラフィー処理して、3−(2,6−ジクロロフ ェニル)−1−メチル−7−(フェニルアミノ)−1H−〔1,6〕ナフチリジ ン−2−オン(88mg、83%)を得た。融点(CH2Cl2/石油エーテル)2
37〜239℃。1 H NMR 〔(CD3)2SO〕δ9.52(br s, 1H, NH), 8.59(s, 1H, H-5), 7.89(s, 1H, H
-4), 7.68(d, J=7.7Hz, 2H, H-2″,6″), 7.58(d, J=8.2Hz, 2H, H-3′,5′), 7
.45(dd, J=8.8, 7.5 Hz, 1H, H-4′), 7.32(t, J=7.9Hz, 2H, H-3″,5″), 6.98
(t, J=7.3Hz, 1H, H-4″), 6.73(s, 1H, H-8), 3.56(s, 3H, NCH3)13 C NMR δ159.60, 156.99(2s, C-2,7), 150.07(d, C-5), 145.91(s, C-8a), 14
0.77(s, C-1″), 138.01(d, C-4), 134.88(s, 2C, C-2′,6′), 134.71(s, C-1 ′), 130.38(d, C-4′), 128.70(d, 2C, C-3″,5″), 127.97(d, 2C, C-3′,5′
), 124.08(s, C-3), 121.44(d, C-4″), 118.94(d, 2C, C-2″,6″), 109.84(s, C-4a), 91.30(d, C-8), 28.83(q, NCH3) 分析値: C21H15Cl2N3O・0.75 H2Oに対する 計算値: C 61.5; H 4.0; N 10.3% 実測値: C 61.4; H 3.6; N 10.2%
【0109】 実施例N 3−(2,6−ジクロロフェニル)−1−メチル−7−(4−ピリジルアミノ) −1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オンの製造 窒素下−78℃のTHF(5.0ml)中の(IX)(R2はメチルである)(10
0mg、0.31ミリモル)および4−アミノピリジン(87mg、0.93ミリモル
)の撹拌溶液を、シクロヘキサン中のLDAの溶液(1.5Mの1.2ml、1.8 ミリモル)で処理し、温度を徐々に20℃に上昇させ、混合物を20℃で2日撹
拌した。得られた溶液を水性Na2CO3で処理し、EtOAc(4×50ml)で
抽出し、不溶性物質を濾過によって集め、上記抽出液と合した。溶剤を除去し、
残留物を、溶離剤として0.5〜5%MeOH/EtOAcを使用しシリカゲル 上でクロマトグラフィー処理して、3−(2,6−ジクロロフェニル)−1−メ チル−7−(4−ピリジルアミノ)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン (58mg、47%)を得た。融点(MeOH/CHCl3/石油エーテル)27 5〜277℃。1 H NMR 〔(CD3)2SO〕δ9.99(br s, 1H, NH), 8.70(s, 1H, H-5), 8.36(d, J=5.8
Hz, 2H, H-3″,5″), 7.98(s, 1H, H-4), 7.71(d, J=5.6Hz, 2H, H-2″,6″), 7
.59(d, J=8.1Hz, 2H, H-3′,5′), 7.47(dd, J=8.8, 7.4 Hz, 1H, H-4′), 6.86
(s, 1H, H-8), 3.60(s, 3H, NCH3)13 C NMR δ159.55, 156.01(2s, C-2,7), 149.93(d, 2C, C-3″,5″), 149.78(d, C-5), 147.44(s, C-1″), 145.96(s, C-8a), 137.97(d, C-4), 134.80(s, 2C,
C-2′,6′), 134.51(s, C-1′), 130.58(d, C-4′), 128.05(d, 2C, C-3′,5′)
, 125.58((s, C-3), 112.25(d, 2C, C-2″,6″), 110.87(s, C-4a), 93.79(d, C
-8), 29.03(q, NCH3) 分析値: C20H14Cl2N4O・0.5 CH3OHに対する 計算値: C 59.6; H 3.9; N 13.6% 実測値: C 59.8; H 3.8; N 13.8%(NMRによってMeOHを検出した)
【0110】 実施例O 3−(2,6−ジクロロフェニル)−7−〔(4−メトキシフェニル)アミノ〕 −1−メチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オンの製造 (IX)(R2はメチルである)(200mg、0.62ミリモル)およびp−アニ
シジン(1.46g、11.9ミリモル)の混合物を、175℃で4時間撹拌した
。得られた混合物を水性Na2CO3(50ml)でうすめ、CH2Cl2(3×50
ml)で抽出した。溶剤を除去し、残留物を、溶離剤として0〜1%MeOH/C
2Cl2を使用しシリカゲル上で連続的にクロマトグラフィー処理(3×)して
、3−(2,6−ジクロロフェニル)−7−〔(4−メトキシフェニル)アミノ 〕−1−メチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン(99mg、38%) を得た。融点(CH2Cl2/石油エーテル)173〜175℃。1 H NMR (CDCl3) δ8.39(s, 1H, H-5), 7.55(s, 1H, H-4), 7.40(d, J=8.1Hz, 2H
, H-3′,5′), 7.30(d, J=8.9Hz, 2H, H-2″,6″), 7.24(dd, J=8.6, 7.7 Hz, 1
H, H-4′), 6.97(d, J=8.8Hz, 2H, H-3″,5″), 6.95(br s, 1H, NH), 6.40(s,
1H, H-8), 3.85(s, 3H, OCH3), 3.54(s, 3H, NCH3)13 C NMR δ160.67, 158.79(2s, C-2,7), 157.24(s, C-4″), 150.74(d, C-5), 1
47.23(s, C-8a), 138.00(d, C-4), 135.77(s, 2C, C-2′,6′), 134.71(s, C-1 ′), 131.88(s, C-1″), 129.63(d, C-4′), 127.94(d, 2C, C-3′,5′), 125.2
4(d, 2C, C-2″,6″), 125.03(s, C-3), 114.95(d, 2C, C-3″,5″), 110.25(s, C-4a), 87.97(d, C-8), 55.53(q, OCH3), 29.41(q, NCH3) 分析値: C22H17Cl2N3O2に対する 計算値: C 62.0; H 4.0; N 9.9% 実測値: C 61.8; H 3.9; N 10.1%
【0111】 実施例P 3−(2,6−ジクロロフェニル)−7−〔(4−(2−(ジエチルアミノ)エ トキシ)フェニル)アミノ〕−1−メチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2 −オンの製造 (IX)(R2はメチルである)(100mg、0.31ミリモル)および4−〔2
−(ジエチルアミノ)エトキシ〕アニリン(1.18g、5.67ミリモル)の混
合物を、170℃で2.5時間撹拌した。得られた混合物を、水性Na2CO3( 50ml)でうすめ、CH2Cl2(4×50ml)で抽出した。溶剤を除去し、残留
物を、溶離剤として0.25%MeOH/CH2Cl2を使用しアルミナ上で2回 クロマトグラフィー処理して、粗製の油状物を得た。これを、さらに分取用逆相
(C−18)HPLC(56%CH3CN/水性HCO2NH4緩衝液、pH4.5)
によって、それから溶離剤として1%MeOH/CH2Cl2を使用したアルミナ
上のクロマトグラフィー(上記精製中の部分的酸化のために)によって精製して
、3−(2,6−ジクロロフェニル)−7−〔(4−(2−(ジエチルアミノ) エトキシ)フェニル)アミノ〕−1−メチル−〔1,6〕ナフチリジン−2−オ ン(31mg、20%)を得た。融点(ヘキサン/Et2O)149〜150℃。1 H NMR (CDCl3) δ8.40(s, 1H, H-5), 7.55(s, 1H, H-4), 7.40(d, J=8.0Hz, 2H
, H-3′,5′), 7.28(d, J=8.9Hz, 2H, H-2″,6″), 7.25(dd, J=8.5, 7.6 Hz, 1
H, H-4′), 6.97(d, J=8.9Hz, 2H, H-3″,5″), 6.67(br s, 1H, NH), 6.39(s,
1H, H-8), 4.09(t, J=6.2Hz, 2H, OCH2), 3.54(s, 3H, NCH3), 2.91(t, J=6.2Hz
, 2H, NCH2), 2.67(q, J=7.1Hz, 4H, N(CH2)2), 1.09(t, J=7.1Hz, 6H, 2HC3)13 C NMR δ160.67, 158.79(2s, C-2,7), 156.55(s, C-4″), 150.72(d, C-5), 1
47.24(s, C-8a), 138.00(d, C-4), 135.77(s, 2C, C-2′,6′), 134.72(s, C-1 ′), 131.84(s, C-1″), 129.63(d, C-4′), 127.95(d, 2C, C-3′,5′), 125.2
5(d, 2C, C-2″,6″), 125.05(s, C-3), 115.58(d, 2C, C-3″,5″), 110.26(s, C-4a), 87.99(d, C-8), 66.84(t, OCH2), 51.72(t, NCH2), 47.83(t, 2C, N(CH 2 )2), 29.41(q, NCH3), 11.74(q, 2C, 2CH3) 分析値: C27H28Cl2N4O2に対する 計算値: C 63.4; H 5.5; N 11.0% 実測値: C 63.5; H 5.8; N 11.1%
【0112】 実施例Q 3−(2,6−ジクロロフェニル)−1−メチル−7−〔4−(4−モルホリノ )ブチルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オンの製造 2−ペンタノール(10ml)中の(IX)(R2はメチルである)(100mg、 0.31ミリモル)および4−(4−アミノブチル)モルホリン(0.50g、3
.16ミリモル)の溶液を、還流下で15時間撹拌した。溶剤を減圧下で除去し 、残留物を水性Na2CO3(50ml)でうすめ、EtOAc(5×50ml)で抽
出した。溶剤を除去し、残留物を、溶離剤として2.5〜4%MeOH/CH2
2を使用しシリカゲル上で3回クロマトグラフィー処理して、粗製生成物を得 た。これを水性Na2CO3で処理し、CH2Cl2(4×50ml)で抽出して、3
−(2,6−ジクロロフェニル)−1−メチル−7−〔3−(4−モルホリノ) ブチルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン(135mg、95% )を得た。フォーム状物質。1 H NMR (CDCl3) δ8.32(s, 1H, H-5), 7.52(s, 1H, H-4), 7.39(d, J=8.1Hz, 2H
, H-3′,5′), 7.24(dd, J=8.6, 7.7 Hz, 1H, H-4′), 6.02(s, 1H, H-8), 5.48
(br s, 1H, NHCH2), 3.75(t, J=4.6Hz, 4H, O(CH2)2), 3.65(s, 3H, NCH3), 3.3
6(br t, J=6.6Hz, 2H, NHCH2), 2.47(br m, 4H, N(CH2)2), 2.41(t, J=7.1Hz, 2
H, NCH2), 1.76, 1.66(2 pentet, J=7.0Hz, 2×2H, 2CH2)13 C NMR δ160.76, 159.85(2s, C-2,7), 150.76(d, C-5), 147.18(s, C-8a), 13
8.27(d, C-4), 135.81(s, 2C, C-2′,6′), 134.84(s, C-1′), 129.52(d, C-4 ′), 127.89(d, 2C, C-3′,5′), 123.97(s, C-3), 109.23(s, C-4a), 86.61(d,
C-8), 66.88(t, 2C, O(CH2)2), 58.37(t, NCH2), 53.66(t, 2C, N(CH2)2), 42.
36(t, NCH2), 29.34(q, NCH3), 27.02, 24.11(2t, 2CH2) 分析値: C23H26Cl2N4O2 H2Oに対する 計算値: C 57.6; H 5.9; N 11.7% 実測値: C 57.3; H 5.6; N 11.5%
【0113】 実施例R 3−(2,6−ジクロロフェニル)−7−〔(4−(3−(ジエチルアミノ)プ ロポキシ)フェニル)アミノ〕−1−メチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン− 2−オンの製造 窒素下−78℃のTHF(5.0ml)中の(IX)(R2はメチルである)(82
mg、0.25ミリモル)および4−〔3−(ジエチルアミノ)プロポキシ〕アニ リン(0.17g、0.77ミリモル)の撹拌溶液を、シクロヘキサン中のLDA
の溶液(1.5Mの1.0ml、1.5ミリモル)で処理し、温度を徐々に20℃に 上昇させ、混合物を20℃で43時間撹拌した。得られた溶液を水性Na2CO3 で処理し、EtOAc(4×50ml)で抽出した。溶剤を除去し、残留物を、溶
離剤として0.25〜0.5%MeOH/CH2Cl2を使用しアルミナ上でクロマ
トグラフィー処理して、3−(2,6−ジクロロフェニル)−7−〔(4−(3 −(ジエチルアミノ)プロポキシ)フェニル)アミノ〕−1−メチル−1H−〔
1,6〕ナフチリジン−2−オン(67mg、50%)を得た。融点(CH2Cl2 /ヘキサン)151〜152℃。1 H NMR (CDCl3) δ8.39(s, 1H, H-5), 7.55(s, 1H, H-4), 7.40(d, J=8.3Hz, 2H
, H-3′,5′), 7.27(d, J=90Hz, 2H, H-2″,6″), 7.25(dd, J=8.7, 7.7 Hz, 1H
, H-4′), 6.97(d, J=9.0Hz, 2H, H-3″,5″), 6.86(br s, 1H, NH), 6.39(s, 1
H, H-8), 4.05(t, J=6.4Hz, 2H, OCH2), 3.54(s, 3H, NCH3), 2.63(t, J=7.3Hz, 2H, NCH2), 2.56(q, J=7.2Hz, 4H, N(CH2)2), 1.95(pentet, J=6.8Hz, 2H, CH2 ), 1.05(t, J=7.1Hz, 6H, 2CH3)13 C NMR δ160.68, 158.84(2s, C-2,7), 156.81(s, C-4″), 150.76(d, C-5), 1
47.24(s, C-8a), 138.01(d, C-4), 135.78(s, 2C, C-2′,6′), 134.73(s, C-1 ′), 131.67(s, C-1″), 129.63(d, C-4′), 127.95(d, 2C, C-3′,5′), 125.2
9(d, 2C, C-2″,6″), 125.01(s, C-3), 115.56(d, 2C, C-3″,5″), 110.24(s, C-4a), 87.92(d, C-8), 66.71(t, OCH2), 49.38(t, NCH2), 47.00(t, 2C, N(CH 2 )2), 29.41(q, NCH3), 27.05(t, CH2), 11.77(q, 2C, 2CH3) 分析値: C28H30Cl2N4O2に対する 計算値: C 64.0; H 5.8; N 10.7% 実測値: C 63.9; H 5.6; N 11.0%
【0114】 実施例S 3−(2,6−ジクロロフェニル)−1−メチル−7−〔(4−(2−(4−メ チルピペラジン−1−イル)エトキシ)フェニル)アミノ〕−1H−〔1,6〕 ナフチリジン−2−オンの製造 窒素下−78℃のTHF(5.0ml)中の(IX)(R2はメチルである)(10
0mg、0.31ミリモル)および4−〔2−(4−メチルピペラジン−1−イル )エトキシ〕アニリン(0.26g、1.12ミリモル)の撹拌溶液を、シクロヘ
キサン中のLDAの溶液(1.5Mの0.8ml、1.2ミリモル)で処理し、温度 を徐々に20℃に上昇させ、混合物を20℃で2.5日撹拌した。得られた溶液 を−78℃に冷却し、AcOH(0.5ml)で処理し、20℃で水性Na2CO3 で処理し、EtOAc(5×50ml)で抽出した。溶剤を除去し、残留物を、溶
離剤としてCH2Cl2を使用しアルミナ上でクロマトグラフィー処理して、はじ
めに、IX(R2はメチルである)(49mg、49%)を回収した。さらに、0.2
5〜0.5%MeOH/CH2Cl2で溶離して粗製の油状物を得た。この油状物 を、再び溶離剤として0.25〜0.3%MeOH/CH2Cl2を使用してアルミ
ナ上でクロマトグラフィー処理して、3−(2,6−ジクロロフェニル)−1− メチル−7−〔(4−(2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ)フ
ェニル)アミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン(27mg、16% )を得た。融点(CH2Cl2/ヘキサン)170〜171.5℃。1 H NMR (CDCl3) δ8.40(s, 1H, H-5), 7.55(s, 1H, H-4), 7.40(d, J=8.4Hz, 2H
, H-3′,5′), 7.28(d, J=8.9Hz, 2H, H-2″,6″), 7.25(dd, J=8.7, 7.7 Hz, 1
H, H-4′), 6.97(d, J=8.9Hz, 2H, H-3″,5″), 6.83(br s, 1H, NH), 6.40(s,
1H, H-8), 4.14(t, J=5.8Hz, 2H, OCH2), 3.54(s, 3H, NCH3), 2.86(t, J=5.8Hz
, 2H, NCH2), 2.66, 2.50(2 br s, 2×4H, N(CH2)4N), 2.31(s, 3H, NCH3)13 C NMR δ160.66, 158.71(2s, C-2,7), 156.43(s, C-4″), 150.74(d, C-5), 1
47.23(s, C-8a), 137.99(d, C-4), 135.77(s, 2C, C-2′,6′), 134.71(s, C-1 ′), 131.97(s, C-1″), 129.64(d, C-4′), 127.95(d, 2C, C-3′,5′), 125.1
7(d, 2C, C-2″,6″), 125.08(s, C-3), 115.66(d, 2C, C-3″,5″), 110.29(s, C-4a), 88.02(d, C-8), 66.25(t, OCH2), 57.15(t, NCH2), 55.02, 53.56(2t,
2×2C, N(CH2)4N), 46.01(q, NCH3), 29.43(q, NCH3) 分析値: C28H29Cl2N5O2に対する 計算値: C 62.5; H 5.4; N 13.0% 実測値: C 62.5; H 5.7; N 13.1%
【0115】 実施例T 3−(2,6−ジクロロフェニル)−1−メチル−7−〔(4−(3−(4−メ チルピペラジン−1−イル)プロポキシ)フェニル)アミノ〕−1H−〔1,6 〕ナフチリジン−2−オンの製造 窒素下−78℃のTHF(5.0ml)中の(IX)(R2はメチルである)(10
3mg、0.32ミリモル)および4−〔3−(4−メチルピペラジン−1−イル )プロポキシ〕アニリン(0.31g、1.24ミリモル)の撹拌溶液を、シクロ
ヘキサン中のLDAの溶液(1.5Mの0.9ml、1.35ミリモル)で処理し、 温度を徐々に20℃に上昇させ、混合物を20℃で2.5日撹拌した。得られた 溶液を水性Na2CO3で処理し、EtOAc(5×50ml)で抽出した。溶剤を
除去し、残留物を、溶離剤として0.3〜0.5%MeOH/CH2Cl2を使用し
てアルミナ上でクロマトグラフィー処理し、3−(2,6−ジクロロフェニル) −1−メチル−7−〔(4−(3−(4−メチルピペラジン−1−イル)プロポ
キシ)フェニル)アミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン(111m
g、63%)を得た。融点(CH2Cl2/ヘキサン)159〜160℃。1 H NMR (CDCl3) δ8.39(s, 1H, H-5), 7.55(s, 1H, H-4), 7.40(d, J=7.8Hz, 2H
, H-3′,5′), 7.28(d, J=8.8Hz, 2H, H-2″,6″), 7.25(dd, J=8.7, 7.7 Hz, 1
H, H-4′), 6.96(d, J=8.8Hz, 2H, H-3″,5″), 6.90(br s, 1H, NH), 6.40(s,
1H, H-8), 4.05(t, J=6.4Hz, 2H, OCH2), 3.54(s, 3H, NCH3), 2.8-2.2(br s, 8
H, N(CH2)4N), 2.56(t, J=7.4Hz, 2H, NCH2), 2,30(s, 3H, NCH3), 2.00(pentet
, J=6.9Hz, 2H, CH2)13 C NMR δ160.66, 158.79(2s, C-2,7), 156.69(s, C-4″), 150.74(d, C-5), 1
47.23(s, C-8a), 138.00(d, C-4), 135.76(s, 2C, C-2′,6′), 134.71(s, C-1 ′), 131.76(s, C-1″), 129.63(d, C-4′), 127.94(d, 2C, C-3′,5′), 125.2
3(d, 2C, C-2″,6″), 125.01(s, C-3), 115.55(d, 2C, C-3″,5″), 110.24(s, C-4a), 87.94(d, C-8), 66.59(t, OCH2), 55.13(t, 3C, NCH2,N(CH2)2), 53.23
(t, 2C, N(CH2)2), 46.04(q, NCH3), 29.41(q, NCH3), 26.79(t, CH2) 分析値: C29H31Cl2N5O2に対する 計算値: C 63.0; H 5.7; N 12.7% 実測値: C 62.9; H 5.7; N 13.0%
【0116】 実施例U 3−(2,6−ジクロロフェニル)−1−メチル−7−〔(4−(4−メチルピ ペラジン−1−イル)フェニル)アミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2 −オンの製造 窒素下−78℃のTHF(5.0ml)中の(IX)(R2はメチルである)(10
0mg、0.31ミリモル)および4−(4−メチルピペラジン−1−イル)アニ リン(177mg、0.93ミリモル)の撹拌溶液を、シクロヘキサン中のLDA の溶液(1.5Mの1.2ml、1.8ミリモル)で処理し、温度を徐々に20℃に 上昇させ、混合物を20℃で40時間撹拌した。得られた溶液を水性Na2CO3 で処理し、EtOAc(3×50ml)で抽出した。溶剤を除去し、残留物を、溶
離剤として0.25〜0.5%MeOH/CH2Cl2を使用してアルミナ上で、そ
れから溶離剤として2〜3%MeOH/CH2Cl2を使用してシリカゲル上でク
ロマトグラフィー処理し、粗製生成物を得た。これを、水性Na2CO3で処理し
、EtOAc(2×50ml)で抽出して、3−(2,6−ジクロロフェニル)− 1−メチル−7−〔(4−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニル)アミ
ノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン(56mg、37%)を得た。融 点(CH2Cl2/ヘキサン)153〜161℃。1 H NMR (CDCl3) δ8.40(s, 1H, H-5), 7.55(s, 1H, H-4), 7.40(d, J=7.8Hz, 2H
, H-3′,5′), 7.26(d, J=9.0Hz, 2H, H-2″,6″), 7.25(dd, J=8.6, 7.6 Hz, 1
H, H-4′), 6.99(d, J=9.0Hz, 2H, H-3″,5″), 6.68(br s, 1H, NH), 6.43(s,
1H, H-8), 3.54(s, 3H, NCH3), 3.25(t, J=5.0Hz, 4H, N(CH2)2), 2,62(t, J=4.
9Hz, 4H, N(CH2)2), 2.38(s, 3H, NCH3)13 C NMR δ160.68, 158.69(2s, C-2,7), 150.75(d, C-5), 148.86(s, C-4″), 1
47.22(s, C-8a), 138.01(d, C-4), 135.78(s, 2C, C-2′,6′), 134.74(s, C-1 ′), 130.93(s, C-1″), 129.61(d, C-4′), 127.94(d, 2C, C-3′,5′), 124.9
3(s, C-3), 124.66(d, 2C, C-2″,6″), 117.06(d, 2C, C-3″,5″), 110.21(s, C-4a), 87.95(d, C-8), 55.03(t, 2C, N(CH2)2), 49.14(t, 2C, N(CH2)2), 46.
05(q, NCH3), 29.44(q, NCH3) 分析値: C26H25Cl2N5O・0.5 H2Oに対する 計算値: C 62.0; H 5.2; N 13.9% 実測値: C 61.8; H 5.3; N 13.5%
【0117】 実施例V 7−フルオロ−1−エチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オンの製造 ジオキサン(10ml)中の(IV)(1.0g、7.3ミリモル)の溶液を、カル
ボエトキシメチレントリフェニルホスホラン(5.1g、14.7ミリモル)で処
理し、2.5時間おだやかに加熱還流した。冷却した反応混合物を、溶離剤とし て酢酸エチル中の0%〜5%メタノールを使用してシリカゲルの床を通して急速
に濾過した。溶剤の蒸発および得られた残留物の再結晶(1:1の塩化メチレン
/酢酸エチル)によって、固体として3−(4,6−ジアミノ−3−ピリジル) アクリル酸エチル(XI)(0.72g、48%)を得た。融点151〜152℃。1 H NMR 〔(CD3)2SO〕δ8.01(s, 1H, H-2), 7.68(d, 1H, J=15.9Hz), 6.17(d, 1H
, J=15.9Hz), 5.99, 5.87(2 br s, 2×2H, 2NH2), 5.62(s, 1H, H-5), 4.13(q,
2H, J=7.23Hz, CH2), 1.23(t, 3H, J=7.23Hz, CH3) 分析値: C10H13N3O2に対する 計算値: C 57.96; H 6.32; N 20.28% 実測値: C 57.90; H 6.21; N 20.34%
【0118】 1,8−ジアザビシクロ〔5.4.0〕ウンデカ−7−エン(22ml)中の(XI)
(4.7g、22.7ミリモル)の懸濁液を、窒素下において16時間165℃に
加熱した。1,8−ジアザビシクロ〔5.4.0〕ウンデカ−7−エンを、真空下 で蒸留して残留物を得、これを熱ヘキサン(2×100ml)中ですりつぶした。
それから固体を熱い5:1の酢酸エチル:メタノール中ですりつぶして灰白色の
固体を得、これを濾過し、酢酸エチルで洗浄した。濾液を濃縮し、シリカゲルク
ロマトグラフィーによって精製し、さらに上述したように処理して追加の生成物
を得た。得られた収量を合し7−アミノ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2− オン(XII)(2.55g、70%)を得た。融点>275℃。1 H NMR 〔(CD3)2SO〕δ11.42(bs, 1H, NHC=0), 8.24(s, 1H, H-5), 7.68(d, 1H, J=9.40Hz), 6.37(bs, 2H, NH2), 6.13(s, 1H, H-8), 6.06(d, 1H, J=9.40Hz) MS (APCI) m/z 162 (M+H, 100%)
【0119】 乾燥DMF(65ml)中の(XII)(2.1g、13ミリモル)の撹拌溶液に、炭
酸セシウム(6.4g、19.6ミリモル)を加え次いで沃化エチル(1.71ml 、21.4ミリモル)を加え、混合物を60℃で4.5時間撹拌した。冷却した混
合物を濾過し、濾液を酢酸エチルでうすめた。溶液をブラインで洗浄し、乾燥さ
せ、濃縮してオレンジ色の残留物を得、これを、溶離剤として1:1の酢酸エチ
ル:ヘキサン、それから酢酸エチルを使用してシリカゲルクロマトグラフィー処
理によって精製した。生成物フラクションの濃縮によって、7−アミノ−1−エ
チル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン(XIII)(1.3g、53%)を
得た。1 H NMR 〔(CD3)2SO〕δ8.23(s, 1H, H-5), 7.64(d, 1H, J=9.28Hz), 6.40(bs, 2
H, NH2), 6.26(s, 1H, H-8), 6.11(d, 1H, J=9.28Hz), 3.98(q, 2H, J=7.08Hz,
CH2), 1.11(t, 3H, J=7.08Hz, CH3)
【0120】 −10℃の48%水性HBF4(20ml)中の(XIII)(1.1g、5.8ミリ モル)の懸濁液を、NaNO2(0.44g、6.38ミリモル、3時間にわたっ て小量ずつ加えた)で処理した。得られた混合物を、温度を0℃以下に保持しな
がら、固体のNa2CO3で注意深く中和(pH7)し、EtOAc(3×75ml
)で抽出した。溶剤を除去し、残留物を溶離剤として酢酸エチルを使用してシリ
カゲル上でクロマトグラフィー処理して、7−フルオロ−1−エチル−1H−〔
1,6〕ナフチリジン−2−オン(XV)(0.72g、64%)を得た。1 H NMR 〔(CD3)2SO〕δ8.57(s, 1H, H-5), 7.95(d, 1H, J=9.52Hz), 7.30(s, 1H
, H-8), 6.11(d, 1H, J=9.52Hz), 4.15(q, 2H, J=7.08Hz, CH2), 1.12(t, 3H, J
=7.08Hz, CH3) MS (APCI) m/z 193 (M+H, 100%)
【0121】 実施例W 1−エチル−7−フェニルアミノ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オンの 製造 窒素下−78℃のTHF(5.0ml)中の(XV)(R2はエチルである)(10
0mg、0.52ミリモル)およびアニリン(120mg、1.3ミリモル)の撹拌溶
液を、リチウムジイソプロピルアミドの溶液(シクロヘキサン中1.5M、1.2
ml、1.8ミリモル)で処理し、温度を一夜20℃に徐々に上昇させた。得られ た溶液を、氷酢酸3滴で処理し、濃縮して褐色の残留物を得、これを、溶離剤と
してEtOAcを使用したシリカゲルクロマトグラフィー処理によって精製した
。生成物フラクションを集め、濃縮して固体を得、これを結晶化させて、1−エ
チル−7−フェニルアミノ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン(33mg 、24%)を得た。融点(8:1のヘキサン/ジクロロメタン)174〜175
℃。1 H NMR 〔(CD3)2SO〕δ9.37(bs, 1H, NH), δ8.52(s, 1H, H-5), 7.81(d, 1H, J
=9.40Hz), 7.66(d, 2H, J=8.44Hz), 7.30(t, 2H, J=7.47Hz), 6.95(t, 1H, J=7.
47Hz), 6.72(s, 1H), 6.32(d, 1H, J=9.40Hz), 4.10(q, 2H, J=7.23Hz, CH2), 1
.23(t, 3H, J=7.23Hz, CH3) IR (KBR) 1624 cm-1 MS (APCI)) m/z 266.1 分析値: C16H15N3O・0.30 H2Oに対する 計算値: C 70.99; H 5.81; N 15.52% 実測値: C 71.01; H 5.62; N 15.35%
【0122】 実施例X 1−エチル−7−(4−メトキシフェニルアミノ)−1H−〔1,6〕ナフチリ ジン−2−オンの製造 窒素下−78℃のTHF(5.0ml)中の(XV)(R2はエチルである)(10
0mg、0.52ミリモル)およびp−アニシジン(160mg、1.3ミリモル)の
撹拌溶液を、リチウムジイソプロピルアミドの溶液(シクロヘキサン中1.5M 、1.2ml、1.8ミリモル)で処理し、温度を徐々に一夜20℃に上昇させた。
得られた溶液を、氷酢酸3滴で処理し、濃縮して褐色の残留物を得、これを溶離
剤として1:1のEtOAc/ヘキサン、それからEtOAcを使用したシリカ
ゲルクロマトグラフィー処理によって精製した。生成物フラクションを集め、濃
縮して固体を得、これを結晶化させて、1−エチル−7−(4−メトキシフェニ
ルアミノ)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン(87mg、57%)を得 た。融点(2−プロパノール)165〜166℃。1 H NMR 〔(CD3)2SO〕δ9.17(bs, 1H, NH), δ8.46(s, 1H, H-5), 7.77(d, 1H, J
=9.40Hz), 7.52(d, 2H, J=8.92Hz), 6.90(d, 2H, J=8.92Hz), 6.59(s, 1H), 6.2
8(d, 1H, J=9.40Hz), 4.07(q, 2H, J=6.99Hz, CH2), 1.20(t, 3H, J=6.99Hz, CH 3 ) IR (KBR) 1619 cm-1 MS (APCI)) m/z 296.0 分析値: C17H17N3O2に対する 計算値: C 69.14; H 5.80; N 14.23% 実測値: C 69.14; H 5.84; N 13.99%
【0123】 実施例Y 1−エチル−7−〔4−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニルアミノ〕
−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オンの製造 窒素下−78℃のTHF(5.0ml)中の(XV)(R2はエチルである)(10
0mg、0.52ミリモル)および4−(4−メチル−1−ピペラジニル)アニリ ン(0.26g、1.12ミリモル)の撹拌溶液を、リチウムジイソプロピルアミ
ンの溶液(シクロヘキサン中1.5M、0.8ml、1.2ミリモル)で処理し、温 度を徐々に一夜20℃に上昇させた。得られた溶液を、氷酢酸3滴で処理し、濃
縮して暗色の残留物を得、これを溶離剤として90:9:1のEtOAc:Me
OH:NH4OHを使用したシリカゲルクロマトグラフィー処理によって精製し た。生成物フラクションを集め、濃縮して固体を得、これを沸騰ヘキサン中です
りつぶした。固体を集め、結晶化させて、1−エチル−7−〔4−(4−メチル
ピペラジン−1−イル)フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2 −オン(84mg、44%)を得た。融点(CH2Cl2/ヘキサン)188〜18
9℃。1 H NMR 〔(CD3)2SO〕δ9.10(bs, 1H, NH), δ8.44(s, 1H, H-5), 7.76(d, 1H, J
=9.40Hz), 7.45(d, 2H, J=8.92Hz), 6.91(d, 2H, J=9.16Hz), 6.57(s, 1H), 6.2
6(d, 1H, J=9.40Hz), 4.08(q, 2H, J=6.99Hz, CH2), 3.05-3.08(m, 4H, CH2), 2
.44-2.46(m, 4H, CH2), 2.22(s, 3H, NCH3), 1.20(t, 3H, J=6.99Hz, CH3) IR (KBR) 1619 cm-1 MS (APCI)) m/z 364.2 分析値: C21H25N5O1 0.7 H2Oに対する 計算値: C 67.07; H 7.08; N 18.62% 実測値: C 67.22; H 6.70; N 18.39%
【0124】 実施例Z 1−エチル−7−(4−(モルホリン−4−イル)フェニルアミノ)−1H−〔
1,6〕ナフチリジン−2−オンの製造 窒素下−78℃のTHF(5.0ml)中の(XV)(R2はエチルである)(10
0mg、0.52ミリモル)および4−(4−モルホリニル)アニリン(0.26g
、1.1ミリモル)の撹拌溶液を、リチウムジイソプロピルアミドの溶液(シク ロヘキサン中1.5M、0.8ml、1.2ミリモル)で処理し、温度を徐々に一夜 20℃に上昇させた。得られた溶液を、氷酢酸3滴で処理し、濃縮して暗色の残
留物を得、これを、溶離剤としてEtOAcを使用したシリカゲルクロマトグラ
フィー処理によって精製した。生成物フラクションを集め、濃縮して固体を得、
これを結晶化させて、1−エチル−7−(4−(モルホリン−4−イル)フェニ
ルアミノ)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン(94mg、52%)を得 た。融点(2−プロパノール/ヘキサン)219〜223℃。1 H NMR 〔(CD3)2SO〕δ9.13(bs, 1H, NH), δ8.45(s, 1H, H-5), 7.77(d, 1H, J
=9.40Hz), 7.48(d, 2H, J=8.92Hz), 6.92(d, 2H, J=8.92Hz), 6.58(s, 1H), 6.2
7(d, 1H, J=9.40Hz), 4.06(q, 2H, J=6.99Hz, CH2), 3.68-3.78(m, 4H, CH2), 3
.06-3.03(m, 4H, CH2), 1.20(t, 3H, J=6.99Hz, CH3) IR (KBR) 1619 cm-1 MS (APCI)) m/z 351.2 分析値: C20H22N4O2・0.3H2Oに対する 計算値: C 67.44; H 6.41; N 15.73% 実測値: C 67.45; H 6.16; N 15.35%
【0125】 実施例AA 1−エチル−7−(4−(ピペリジン−1−イル)フェニルアミノ)−1H−〔
1,6〕ナフチリジン−2−オンの製造 窒素下−78℃のTHF(5.0ml)中の(XV)(R2はエチルである)(10
0mg、0.52ミリモル)および4−(1−ピペリジニル)アニリン(0.26g
、1.12ミリモル)の撹拌溶液を、リチウムジイソプロピルアミドの溶液(シ クロヘキサン中1.5M、0.8ml、1.2ミリモル)で処理し、温度を徐々に一 夜20℃に上昇させた。得られた溶液を氷酢酸3滴で処理し、濃縮して暗色の残
留物を得、これを、溶離剤としてEtOAcを使用したシリカゲルクロマトグラ
フィー処理によって精製した。生成物フラクションを集め、濃縮してフォーム状
物質を得、これを結晶化させて1−エチル−7−(4−(ピペリジン−1−イル
)フェニルアミノ)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン(79mg、44 %)を得た。融点(CH2Cl2/ヘキサン)137〜139℃。1 H NMR 〔(CD3)2SO〕δ9.09(bs, 1H, NH), δ8.44(s, 1H, H-5), 7.76(d, 1H, J
=9.40Hz), 7.43(d, 2H, J=8.92Hz), 6.90(d, 2H, J=9.16Hz), 6.57(s, 1H), 6.2
6(d, 1H, J=9.16Hz), 4.06(q, 2H, J=6.99Hz, CH2), 3.03-3.06(m, 4H, CH2NCH2 ), 1.66-1.60(m, 4H, CH2), 1.50-1.54(m, 2H, CH2), 1.20(t, 3H, J=6.99Hz, C
H3) IR (KBR) 1620 cm-1 MS (APCI)) m/z 349.2 分析値: C21H24N4O1・0.2H2Oに対する 計算値: C 71.65; H 6.99; N 15.91% 実測値: C 71.72; H 6.81; N 15.93%
【0126】 実施例BB 1−エチル−7−フェニルアミノ−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリ
ジン−2−オンの製造 実施例Wからの1−エチル−7−フェニルアミノ−1H−〔1,6〕ナフチリ ジン−2−オン(75mg、0.29ミリモル)、ラネーニッケル0.6gおよびエ
タノール50mlの懸濁液を、50psiの水素下で室温で23時間撹拌した。この 懸濁液を濾過し、濾液を濃縮して固体の残留物を得、これを分取薄層クロマトグ
ラフィーによって精製して1−エチル−7−フェニルアミノ−3,4−ジヒドロ −1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン(10mg、収率13%)を得た。融 点137〜138℃。1 H NMR 〔(CD3)2SO〕δ1.10(t, 3H, J=7Hz), 2.50(t, 2H, J=7Hz), 2.71(t, 2H, J=7Hz), 3.76(q, 2H, J=7Hz), 6.47(s, 1H), 6.79(t, 1H, J=7Hz), 7.18(t, 2H
, J=8Hz), 7.58(d, 2H, J=8Hz), 7.89(s, 1H), 8.89(s, 1H) MS (APCI)) m/z 268 (M+1) 分析値: C16H17N3O・0.10 H2O・0.15 C4H8O2に対する 計算値: C 70.62; H 6.57; N 14.88% 実測値: C 70.90; H 6.26; N 14.56%
【0127】 チロシンキナーゼの精製 上皮増殖因子受容体(EGFr)。ヒトEGF受容体チロシンキナーゼは、次
の方法によって、A431ヒト類表皮癌細胞から単離される。細胞を、ローラー
びん中において、10%のウシ胎仔血清を含有する50%Dulbecco変性イーグル
培地および50%HAM F−12栄養培地(Gibco)中で増殖させた。約109 の細胞を、20mM 2−(4N−〔2−ヒドロキシメチル〕ピペラジン−1−イ ル)エタンスルホン酸(Hepes)(pH7.4)、5mMエチレングリコールビス(2−
アミノエチルエーテル)N,N,N′,N′−テトラ酢酸(EGTA)、1%Trito
n X−100、10%グリセロール、0.1mMオルトバナジン酸ナトリウム、5m
M弗化ナトリウム、4mMピロホスフェート、4mMベンズアミド、1mMジチオスレ イトール(DTT)、80μg/mlのアプロチニン、40μg/mlのロイペプチン
および1mMのフェニルメチルスルホニルフルオリド(PMSF)を含有する緩衝
液の2容量に溶解(lyse)させる。25,000×gで10分遠心分離した後、 上澄液を高速Qセファロースカラム(Pharmacia)に適用し、50mM Hepes、1 0%グリセロール(pH7.4)中の0.1M NaCl〜0.4M NaClの直線勾
配で溶離する。酵素活性フラクションを集め、アリコートに分割し、−100℃
で貯蔵する。
【0128】 血小板由来増殖因子受容体(PDGFr)および繊維芽細胞増殖因子受容体(F GFr) 。マウスPDGF−βおよびヒトFGF−1(flg)受容体チロシンキナ
ーゼに対する十分な長さのcDNAsを、J. Escobedoから得、J. Biol. Chem.
1991;262:1482-1487に記載されているようにして調製する。PCRプライマー
は、細胞内チロシンキナーゼドメインをコードするDNAのフラグメントを増幅
するように選定する。このフラグメントをバキュロウイルスベクトルに融合結合
させ、AcMNPV DNAでコトランスフェクトし、組み換えウイルスを単離 する。SF9昆虫細胞をウイルスで感染してプロテインを発現させ、細胞溶解産
物を検査に使用する。
【0129】 他のキナーゼ。c−Srcキナーゼは、Fry等、Anticancer Drug Design 1994
;9:331-351によって記載されているように、N−末端2−17アミノ酸に対し
て向けられたアンチペプチド単クローン抗体を使用してバキュロウイルス感染し
た昆虫細胞溶解産物から精製した。プロテインキナーゼc(PKC)は、Promega からラットの脳調製物として得られる。
【0130】 キナーゼ検査 EGFr。IC50測定に対する酵素検査は、96−ウエルフィルタープレート
(Millipore MADVN6550)で遂行する。全容量は、20mM Hepes(pH7.4)、5
0μMバナジン酸ナトリウム、40mM塩化マグネシウム、〔32P〕ATPの0.5
μCiを含有する10μM ATP、ポリグルタミン酸/チロシン(Sigma Chemical Co., St. Louis, MO)の20μg、EGF受容体チロシンキナーゼの10ngおよ
び阻害剤の適当な希釈液を含有する0.1mlである。ATP以外のすべての成分 をウエルに加え、プレートを25℃で10分振盪してインキュベートする。〔32 P〕ATPを加えることによって反応を開始させ、プレートを25℃で10分イ
ンキュベートする。反応は、20%トリクロロ酢酸(TCA)0.1mlの添加に よって終了させる。プレートを4℃で少なくとも15分保持して基質を沈殿させ
る。それから、ウエルを10%TCA 0.2mlで5回洗浄し、32P取り込みをWa
llacベータプレートカウンターで測定する。
【0131】 PDGFrおよびFGFr。検査は、96−ウエルプレート(100μl/イ
ンキュベーション/ウエル)中で遂行し、条件は、グルタメート−チロシン共重
合体基質への〔γ32P〕ATPからの32Pの取り込みを測定するのに最適化する
。要約すると、それぞれのウエルに、25mM Hepes(pH7.0)、150mM Na
Cl、0.1%Triton X−100、0.2mM PMSF、0.2mMバナジン酸ナト リウム、10mM塩化マンガンおよびポリ(4:1)グルタメート−チロシンの7
50μg/mlを含有するインキュベーション緩衝液82.5μl次いで阻害剤の2
.5μlおよび酵素溶解産物(FGFR−TK 7.5μg/μlまたはPDGFR
−TK 6.0μg/μl)の5μlを加えて反応を開始する。25℃で10分の インキュベーション後に、〔γ32P〕ATP(0.4μCi+50μM ATP)の 10μlをそれぞれのウエルに加え、試料をさらに25℃で10分インキュベー
トする。反応は、20μMピロリン酸ナトリウムを含有する30%トリクロロ酢 酸(TCA)の100μlの添加およびガラス繊維フィルターマット(Wallac)
上の物質の沈殿によって終了する。フィルターを、100mMピロリン酸ナトリウ
ムを含有する15%TCAで3回洗浄し、フィルター上に保持された放射能をWa
llac 1250ベータプレートリーダーにおいてカウントする。非特異的活性は 、緩衝液単独(酵素なし)で試料をインキュベーションした後にフィルター上に
保持された放射能として定義される。特異的酵素活性は、全体の活性(酵素+緩
衝液)−非特異的活性として定義される。特異的活性を50%まで阻害する化合
物の濃度(IC50)を、阻害曲線を基にして測定する。
【0132】 c−Src。0.65−μmのラテックスビーズに共有的に結合した抗体を、1
50mM NaCl、50mM Tris(pH7.5)、1mM DTT、1%NP−40、2
mM EGTA、1mMバナジン酸ナトリウム、1mM PMSF、ロイペプチン、ペプ
スタチンおよびアプロチニンのそれぞれの1μg/mlからなる昆虫細胞溶解(lys
is)緩衝液の懸濁液に加える。c−Srcタンパク質を含有する昆虫細胞溶解産
物を、これらのビーズと一緒に回転させながら4℃で3〜4時間インキュベート
する。この溶解産物インキュベーションの終わりに、ビーズを溶解緩衝液中で3
回すすぎ、10%グリセロールを含有する溶解緩衝液に再懸濁し、凍結する。こ
れらのラテックスビーズを解凍し、40mM Tris(pH7.5)、5mM塩化マグネシ
ウムからなる検査緩衝液中で3回すすぎ、同じ緩衝液に懸濁する。0.65μmの
ポリビニリジン膜底を有するMillipore 96−ウエルプレート中に、反応成分:
10−μlのc−Srcビーズ、2.5mg/mlのポリグルタメート−チロシン基 質の10μl、0.2μCi標識した32P−ATPを含有する5μM ATP、阻害 剤を含有するまたは溶剤対照としての5μlのDMSOおよび最終容量125μ
lにする緩衝液を加える。反応は、ATPの添加によって室温で開始し、10分
後に、氷上における15分の0.1Mピロリン酸ナトリウムを含有する30%T CA 125μlの添加によって反応停止する。プレートを濾過し、ウエルを、 0.1Mピロリン酸塩を含有する15%TCAの2つの250−μlのアリコー トで洗浄する。フィルターをパンチし、液体シンチレーション計数器中でカウン
トし、データを、エルブスタチンのような既知の阻害剤と比較して、阻害活性に
ついて検査する。方法は、J. Med. Chem. 1994;37:598-609により詳細に記載 されている。
【0133】MAPキナーゼ経路の阻害剤に対するカスケード検査(APK検査) ミエリン塩基性タンパク質(MBP)への32Pの取り込みを、グルタチオン;
p44MAPキナーゼを含有するS−トランスフェラーゼ融合タンパク質(GS
T−MAPK)およびグルタチオン;P45MEKを含有するS−トランスフェ
ラーゼ融合タンパク質(GST−MEK)の存在下において検査する。検査溶液
は、100μlの最終容量中に20mM Hepes(pH7.4)、10mM塩化マグネシウ
ム、1mM塩化マンガン、1mM EGTA、50μM〔γ32P〕ATP、10μgの GST−MEK、0.5μgのGST−MAPKおよび40μgのMBPを含有す る。反応は、20分後に、トリクロロ酢酸の添加によって終了させ、GF/Cフ
ィルターマットを通して濾過する。フィルターマット上に保持された32Pを12
05ベータプレートを使用して測定する。化合物は、32Pの取り込みを阻害する
能力について10μMで評価した。
【0134】 化合物がGST−MEKまたはGST−MAPKを阻害するかどうかを確かめ
るために、2つの追加のプロトコールを使用した。第一のプロトコールにおいて
は、化合物をGST−MEKを含有する管に加え次いでGST−MAPK、MB
Pおよび〔γ32P〕ATPを添加する。第二のプロトコールにおいては、化合物
をGST−MEKおよびGST−MAPKを含有する管に加え、次いでMBPお
よび〔γ32P〕ATPを加える。両方のプロトコールにおいて活性を示す化合物
は、MAPK阻害剤として評価し、他方において、第一のプロトコールのみにお
いて活性を示す化合物は、MEK阻害剤として評価する。
【0135】 他のキナーゼ。インスリン受容体(INSr)の細胞内キナーゼドメインを使
用する検査は、10mM塩化マンガンを反応に包含させることを除いてはEGF受
容体に対して記載したように遂行する。PKC検査は、Martiny-Baron等、 J. Bi ol. Chem. 1993;268:9194-9197によって記載されているように遂行する。
【0136】
【表1】
【0137】 細胞培養 PDGF受容体自己リン酸化検査。Rossの方法(J. Cell. Biol., 1971;30:
172-186)によって、ラットの大動脈平滑筋細胞(RASMC)を、ラットの胸 部大動脈から単離し、移植する。細胞を、10%ウシ胎仔血清(FBS,Hyclone,
Logan, Utah)、1%グルタミン(Gibco)および1%ペニシリン/ストレプトマ
イシン(Gibco)を含有するDulbecco変性イーグル培地(DMEM、Gibco)中で増殖
させる。細胞は、それらの“ヒルおよびバリー(hill and valley)”増殖パター
ンによっておよびSMC μ−アクチン(Sigma)に対して特異的な単クローン抗
体による蛍光染色によって確認する。RASMCは、すべての実験に対して継代
5および20の間で使用した。試験化合物は、ビヒクル中におけるコンシステン
シー(consistency)を達成し、化合物の溶解性を確保するためにジメチルスル ホキシド(DMSO)中で製造する。試験化合物と同時に適当なDMSO対照を
評価する。
【0138】 ラットの大動脈平滑筋細胞を、100mmの皿中で密集(confluency)まで増殖
させる。増殖培地を除去し、血清を含有していない培地で置換し、細胞をさらに
37℃で24時間インキュベートする。それから、試験化合物を直接培地に加え
、細胞をさらに2時間インキュベートする。2時間後に、PDGF−BBを、3
7℃で5分30ng/mlの最終濃度で加えて、PDGF受容体の自己リン酸化を刺
激する。増殖因子処理後、培地を除去し、細胞を冷リン酸塩−緩衝化食塩水で洗
浄し、直接溶解緩衝液(50mM Hepes(pH7.5)、150mM NaCl、10%
グリセロール、1%Triton−X100、1mM EDTA、1mM EGTA、50mM NaF、1mMオルトバナジン酸ナトリウム、30mM p−ニトロフェニルホスフ
ェート、10mMピロリン酸ナトリウム、1mMフェニルメチルスルホニルフルオリ
ド、10μg/mlのアプロチニンおよび10μg/mlのロイペプチン)1mlで溶解
する。溶解産物を、10,000×gで10分遠心分離した。上澄液を、ウサギ のアンチ−ヒトPDGF型AB受容体抗体(1:1000)10μlと一緒に2
時間インキュベートする。インキュベーション後に、プロテイン−A−セファロ
ーズビーズを、連続的に混合しながら2時間加え、ビーズに結合した免疫複合体
を、溶解洗浄緩衝液1mlで4回洗浄する。免疫複合体をLaemmli試料緩衝液40 μlに溶解し、8%〜16%SDSポリアクリルアミドゲル中で電気泳動させる
。電気泳動後、分離したタンパク質をニトロセルロースに移し、抗−ホスホチロ
シン単クローン抗体(UBIクローン;4G10;#05−321)の1:10
00希釈で免疫ブロットする。PBS−0.2%トウイーン−20による十分な 洗浄後に、プロットを、ホースラディッシュペルオキシダーゼ標識したヤギのア
ンチ−マウスIgG(1:5000;Bio-Rad Inc., Hercules, CA)と一緒にイ
ンキュベートし、タンパク質レベルを、供給者(Amersham Inc., Arlington Hei
ght, IL)の使用説明書によって、強化化学発光(ECL)検出系により検出す る。タンパク質バンドの密度を、NIHイメージソフトウェアー(v.1.56)
を使用して測定し、IC50値を、デンシトメーターデータから生ずる。
【0139】
【表2】
【0140】 ヒト結腸癌増殖遅延検査。ヒト結腸癌細胞を、96−ウエル組織培養プレート
において、10%ウシ胎仔血清含有増殖培地の180μlの最終容量に接種し、
一夜インキュベート(37℃、5%CO2、95%空気)する。SW−620細 胞系の細胞は、1ウエル当たり1.0〜1.5×104細胞において接種する。H CT−8およびHT−29細胞系の細胞は、1ウエル当たり2〜4×103細胞 において接種する。連続的に希釈した薬剤溶液は、増殖培地中において10倍の
濃度で製造されるこれらの溶液20μlを二重のウエルに加え、細胞を細胞培養
インキュベーター中で3日間インキュベートする。インキュベーション期間の終
わりにおいて、薬剤/培養培地の除去後に、1ウエル当たり100μlの10%
トリクロロ酢酸で細胞を定着する。プレートを、水道水で5回洗浄し、1ウエル
当たり100μlの1%酢酸中の0.075%スルホロダミンBで10分間染色 する。プレートを4回すすぎ、空気乾燥させる。ウエル中の染剤を10mM未緩衝
化Trisベースの添加によって溶解し、吸光度を、ミクロタイタープレート光学リ
ーダーを使用して読む。細胞増殖の阻害は、未処理の対照細胞に比較した処理し
た細胞の吸光度データから計算する。
【0141】 ヒト結腸癌クローン原性検査。ヒト結腸癌細胞を、6−ウエルプレートにおい
て、3mlの容量に接種し、一夜インキュベート(37℃、5%CO2、95%空 気)する。SW−620細胞は、1ウエル当たり7×105において接種する。 HCT−8細胞は、1ウエル当たり5×105において接種する。HT−29細 胞は、1ウエル当たり4×105細胞において接種する。連続的に希釈した薬剤 は、200倍の最終濃度で製造し、そして15μlを二重のウエルのそれぞれに
加える。細胞を薬剤と一緒に2日間インキュベートし、トリプシン+EDTAの
1mlで1回すすぎ、同じトリプシン溶液でトリプシン処理する。すりつぶしおよ
び3分の750×gにおける遠心分離後に、細胞を、血清を含有していない増殖
培地に懸濁し、電子粒子カウンターを使用してカウントする。増殖培地中の10
%ウシ胎仔血清を使用して、それぞれの細胞系のクローニングに適したアガロー
ス混合物を製造する(SW−620−0.35%アガロース、HCT−8および HT−29−0.4%アガロース)。薬剤処理した細胞を含有する適当な容量の 培地を、アガロース−血清混合物に懸濁して、1.75×104 SW−620、 1.25×104 HCT−8および7.5×103 HT−29の2.5ml中の最終 細胞濃度を得る。これらの細胞懸濁液のそれぞれ1mlを前もって10%血清/増
殖培地/1%アガロースプラグを使用して製造した6ウエルプレートの二重ウエ
ルに加える。これらのプレート中における細胞を、インキュベーター中で約2週
間インキュベートし、1ウエル当たり1mlの1mg/mlのヨードニトロテトラゾリ
ウムバイオレット染剤で染色する。可視コロニーを電子光学コロニーカウンター
でカウントし、処理した細胞のクローン原性(clonogenicity)を未処理の細胞 に比較して計算する。
【0142】
【表3】
【0143】 本発明の化合物は、サイクリン−依存性キナーゼの阻害剤であり、したがって
、アテローム性動脈硬化症および癌のような他の細胞増殖疾患を治療および予防
するのに有用である。化合物は、このような活性を測定するために慣用的に利用
されるすべての検査系において、広範囲な種々のサイクリン−依存性キナーゼに
対して阻害活性を示す。
【0144】サイクリン−依存性キナーゼ4(cdk4/サイクリンD)検査 IC50測定および動的(kinetic)評価に対する酵素検査を、96−ウエルフ イルタープレート(Millipore MADVN6550)において遂行した。全容量は、20m
M TRIS(トリス〔ヒドロキシメチル〕アミノメタン)(pH7.4)、50mM
NaCl、1mMジチオスレイトール、10mM MgCl2、〔32P〕ATPの0. 25μCiを含有する25μM ATP、cdk4/サイクリンDの20ng、網膜芽
腫の1μgおよび本発明の化合物の適当な希釈液の最終濃度を含有する0.1ml である。ATPを除いたすべての成分を、ウエルに加え、プレートをプレートミ
キサー上に2分間置いた。反応を、〔32P〕ATPの添加によって開始し、プレ
ートを25℃で15分インキュベートした。反応は、20%トリクロロ酢酸(T
CA)0.1mlの添加によって終了した。プレートを4℃で少なくとも1時間保 持して基質を沈殿させた。それから、ウエルを10%TCA 0.2mlで5回洗浄
し、32P取り込みをベータプレートカウンター(Wallace Inc., Gaithersburg,
MD)で測定した。
【0145】サイクリン−依存性キナーゼ検査(cdk2/サイクリンE、cdk2/サイク リンA、cdk1/サイクリンB) IC50測定および動的評価に対する酵素検査を、96−ウエルフイルタープレ
ート(Millipore MADVN6550)において、20mM TRIS(トリス〔ヒドロキシ
メチル〕アミノメタン)(pH7.4)、50mM NaCl、1mMジチオスレイトー
ル、10mM MgCl2、〔32P〕ATPの0.25μCiを含有する12mM ATP
、酵素(cdk2/サイクリンE、cdk2/サイクリンA、またはcdk1/
サイクリンB)の20ng、網膜芽腫1μgおよび特定の本発明の化合物の適当な
希釈液の0.1mlの全容量中で遂行した。ATPを除いたすべての成分をウエル に加え、プレートをプレートミキサー上に2日間置いた。反応を、〔32P〕AT
Pの添加によって開始し、プレートを25℃で15分インキュベートした。反応
は、20%TCAの0.1mlの添加によって終了した。プレートを4℃で少なく とも1時間保持して基質を沈殿させた。それから、ウエルを、10%TCA 0.
2mlで5回洗浄し、32P取り込みをベータプレートカウンター(Wallace Inc.,
Gaithersburg, MD)で測定した。 これらの細胞周期(CDK)検査の結果は、以下の表4に示す通りである。
【0146】
【表4】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 31/5377 A61K 31/5377 A61P 9/08 A61P 9/08 9/10 101 9/10 101 17/06 17/06 35/00 35/00 43/00 111 43/00 111 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AU,BA,BB,BG,BR,CA,CN, CU,CZ,EE,GE,HR,HU,ID,IL,I S,JP,KR,LC,LK,LR,LT,LV,MG ,MK,MN,MX,NO,NZ,PL,RO,SG, SI,SK,SL,TR,TT,UA,US,UZ,V N,YU (72)発明者 エレン・マイラ・ドーブルシン アメリカ合衆国ミシガン州48104.アンア ーバー.ウィンチェルドライブ2205 (72)発明者 ジェイムズ・マリーノ・ハムビー アメリカ合衆国ミシガン州48103.アンア ーバー.チャドコート4390 (72)発明者 ハワード・ダニエル・ホリス・ショーウォ ーター アメリカ合衆国ミシガン州48103.アンア ーバー.ラムプライタードライブ3578 (72)発明者 アンドルー・マーク・トムスン ニュージーランド国オークランド1003.マ ウントイーデン.ライヒリロード2/13 (72)発明者 ロイ・トマス・ウィンターズ アメリカ合衆国ミシガン州48103.アンア ーバー.ダブルユー・デイヴィス501 (72)発明者 ジーペイ・ウー アメリカ合衆国ミシガン州48176.セイラ イン.ヒドゥンクリークサウス1436 Fターム(参考) 4C065 AA04 BB09 CC01 DD02 EE02 HH02 HH09 JJ02 JJ04 KK06 LL02 LL03 LL07 LL08 PP09 4C086 AA01 AA02 AA03 CB09 MA01 NA14 ZA45 ZA89 ZB26 ZC20

Claims (65)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式I 【化1】 を有する化合物およびその医薬的に許容し得る塩。 上記式において、 ----は、存在しないかまたは単一の結合であり; R1は、ハロゲン、 【化2】 であり; R2は、C1〜C6アルキル、C3〜C8シクロアルキルまたはC5〜C12ビシクロ
    アルキルであり; それぞれのR3は、独立して水素またはC1〜C6アルキルであり; それぞれのnは、独立して0〜7であり; R4は、 【化3】 【化4】 であり; Xは、 【化5】 モルホリノまたはイミダゾリルであり;そして R5は、水素、ハロゲン、アリール、置換されたアリール、ヘテロアリールま たは置換されたヘテロアリールである。
  2. 【請求項2】 R1が、 【化6】 であり;そして R4が、 【化7】 である請求項1記載の化合物。
  3. 【請求項3】 R1が、 【化8】 であり;そして R4が、−O(CH2)n−Xである請求項1記載の化合物。
  4. 【請求項4】 R1が、 【化9】 であり;そして R4が、 【化10】 である請求項1記載の化合物。
  5. 【請求項5】 R1が、 【化11】 であり;そして R4が、 【化12】 である請求項1記載の化合物。
  6. 【請求項6】 R1が、 【化13】 である請求項1記載の化合物。
  7. 【請求項7】 R1が、−NH−(CH2)n−N(CH2CH3)2である請求項1
    記載の化合物。
  8. 【請求項8】 R5が、フェニルまたは置換されたフェニルである請求項1 記載の化合物。
  9. 【請求項9】 R5が、2,6−ジクロロフェニルである請求項1記載の化合
    物。
  10. 【請求項10】 R2が、メチルである請求項1記載の化合物。
  11. 【請求項11】 R5が、2,6−ジクロロフェニルでありそしてR2がメチ ルである請求項1記載の化合物。
  12. 【請求項12】 化合物: 7−アミノ−3−(2,6−ジクロロフェニル)−1−メチル−1H−〔1,6〕
    ナフチリジン−2−オン; 3−(2,6−ジクロロフェニル)−1−メチル−7−メチルアミノ−1H− 〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 3−(2,6−ジクロロフェニル)−7−ジメチルアミノ−1−メチル−1H −〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 3−(2,6−ジクロロフェニル)−7−〔2−(ジエチルアミノ)エチルア ミノ〕−1−メチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 3−(2,6−ジクロロフェニル)−7−〔3−(ジエチルアミノ)プロピル アミノ〕−1−メチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 3−(2,6−ジクロロフェニル)−7−〔4−(ジエチルアミノ)ブチルア ミノ〕−1−メチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 3−(2,6−ジクロロフェニル)−7−〔5−(ジエチルアミノ)ペンチル アミノ〕−1−メチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 3−(2,6−ジクロロフェニル)−1−メチル−7−〔3−(4−メチルピ ペラジン−1−イル)プロピルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2− オン; 3−(2,6−ジクロロフェニル)−1−メチル−7−〔4−(4−メチルピ ペラジン−1−イル)ブチルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オ ン;および 3−(2,6−ジクロロフェニル)−1−メチル−7−〔5−(4−メチルピ ペラジン−1−イル)ペンチルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2− オン。
  13. 【請求項13】 化合物: 3−(2,6−ジクロロフェニル)−1−メチル−7−〔3−(4−モルホリ ノ)プロピルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 3−(2,6−ジクロロフェニル)−7−〔3−(イミダゾール−1−イル) プロピルアミノ〕−1−メチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 3−(2,6−ジクロロフェニル)−1−メチル−7−(フェニルアミノ)− 1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 3−(2,6−ジクロロフェニル)−1−メチル−7−(4−ピリジルアミノ)
    −1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 3−(2,6−ジクロロフェニル)−7−〔(4−メトキシフェニル)アミノ〕
    −1−メチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 3−(2,6−ジクロロフェニル)−7−〔(4−(2−(ジエチルアミノ) エトキシ)フェニル)アミノ〕−1−メチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン− 2−オン; 3−(2,6−ジクロロフェニル)−1−メチル−7−〔4−(4−モルホリ ノ)ブチルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 3−(2,6−ジクロロフェニル)−7−〔(4−(3−(ジエチルアミノ) プロポキシ)フェニル)アミノ〕−1−メチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン −2−オン; 3−(2,6−ジクロロフェニル)−1−メチル−7−〔(4−(2−(4−メ
    チルピペラジン−1−イル)エトキシ)フェニル)アミノ〕−1H−〔1,6〕 ナフチリジン−2−オン; 3−(2,6−ジクロロフェニル)−1−メチル−7−〔(4−(3−(4−メチ
    ルピペラジン−1−イル)プロポキシ)フェニル)アミノ〕−1H−〔1,6〕 ナフチリジン−2−オン;および 3−(2,6−ジクロロフェニル)−1−メチル−7−〔(4−(4−メチル ピペラジン−1−イル)フェニル)アミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン− 2−オン。
  14. 【請求項14】 化合物: 7−アミノ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 7−アミノ−1−エチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 7−フルオロ−1−エチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−エチル−7−フェニルアミノ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン ; 1−エチル−7−(4−メトキシフェニルアミノ)−1H−〔1,6〕ナフチ リジン−2−オン; 1−エチル−7−〔4−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニルアミノ〕
    −1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−エチル−7−(4−(モルホリン−4−イル)フェニルアミノ)−1H−
    〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−エチル−7−(4−(ピペリジン−1−イル)フェニルアミノ)−1H−
    〔1,6〕ナフチリジン−2−オン;および 1−エチル−7−フェニルアミノ−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチ
    リジン−2−オン。
  15. 【請求項15】 化合物: 7−〔4−(2−(ジエチルアミノ)エトキシ)フェニルアミノ〕−1−エチ
    ル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 7−〔4−(3−(ジエチルアミノ)プロポキシ)フェニルアミノ〕−1−エ
    チル−1,6−ナフチリジン−2−オン; 1−エチル−7−〔4−(2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ)
    フェニルアミノ〕−1,6−ナフチリジン−2−オン; 1−エチル−7−〔4−(3−(4−メチルピペラジン−1−イル)プロポキ
    シ)フェニルアミノ〕−1,6−ナフチリジン−2−オン; 1−エチル−7−(4−ピリジルアミノ)−1H−〔1,6〕ナフチリジン− 2−オン; 1−メチル−7−〔4−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニルアミノ〕
    −1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−イソプロピル−7−〔4−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニル
    アミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−イソペンチル−7−〔4−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニル
    アミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロペンチル−7−〔4−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニ
    ルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン;および 1−シクロヘキシル−7−〔4−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニ
    ルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン。
  16. 【請求項16】 化合物: 1−シクロヘプチル−7−〔4−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニ
    ルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−7−〔4−(4−メチルピペラ
    ジン−1−イル)フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−メチル−7−{4−〔4−(3−(モルホリン−4−イル)プロピル)ピ
    ペリジン−1−イル〕フェニルアミノ}−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2− オン; 1−エチル−7−{4−〔4−(3−(モルホリン−4−イル)プロピル)ピ
    ペリジン−1−イル〕フェニルアミノ}−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2− オン; 1−イソプロピル−7−{4−〔4−(3−(モルホリン−4−イル)プロピ
    ル)ピペリジン−1−イル〕フェニルアミノ}−1H−〔1,6〕ナフチリジン −2−オン; 1−イソペンチル−7−{4−〔4−(3−(モルホリン−4−イル)プロピ
    ル)ピペリジン−1−イル〕フェニルアミノ}−1H−〔1,6〕ナフチリジン −2−オン; 1−シクロペンチル−7−{4−〔4−(3−(モルホリン−4−イル)プロ
    ピル)ピペリジン−1−イル〕フェニルアミノ}−1H−〔1,6〕ナフチリジ ン−2−オン; 1−シクロヘキシル−7−{4−〔4−(3−(モルホリン−4−イル)プロ
    ピル)ピペリジン−1−イル〕フェニルアミノ}−1H−〔1,6〕ナフチリジ ン−2−オン; 1−シクロヘプチル−7−{4−〔4−(3−(モルホリン−4−イル)プロ
    ピル)ピペリジン−1−イル〕フェニルアミノ}−1H−〔1,6〕ナフチリジ ン−2−オン;および 1−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−7−{4−〔4−(3−(モル
    ホリン−4−イル)プロピル)ピペリジン−1−イル〕フェニルアミノ}−1H
    −〔1,6〕ナフチリジン−2−オン。
  17. 【請求項17】 化合物: 1−メチル−7−{4−〔4−(3−(ヒドロキシ)プロピル)ピペリジン−
    1−イル〕フェニルアミノ}−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−エチル−7−{4−〔4−(3−(ヒドロキシ)プロピル)ピペリジン−
    1−イル〕フェニルアミノ}−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 7−{4−〔4−(3−(ヒドロキシ)プロピル)ピペリジン−1−イル〕フェ
    ニルアミノ}−1−イソプロピル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 7−{4−〔4−(3−(ヒドロキシ)プロピル)ピペリジン−1−イル〕フェ
    ニルアミノ}−1−イソペンチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロペンチル−7−{4−〔4−(3−(ヒドロキシ)プロピル)ピペ
    リジン−1−イル〕フェニルアミノ}−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オ ン; 1−シクロヘキシル−7−{4−〔4−(3−(ヒドロキシ)プロピル)ピペ
    リジン−1−イル〕フェニルアミノ}−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オ ン; 1−シクロヘプチル−7−{4−〔4−(3−(ヒドロキシ)プロピル)ピペ
    リジン−1−イル〕フェニルアミノ}−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オ ン; 1−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−7−{4−〔4−(3−(ヒドロ
    キシ)プロピル)ピペリジン−1−イル〕フェニルアミノ}−1H−〔1,6〕 ナフチリジン−2−オン; 1−メチル−7−(4−(ピラゾール−1−イル)フェニルアミノ)−1H−
    〔1,6〕ナフチリジン−2−オン;および 1−エチル−7−(4−(ピラゾール−1−イル)フェニルアミノ)−1H−
    〔1,6〕ナフチリジン−2−オン。
  18. 【請求項18】 化合物: 1−イソプロピル−7−(4−(ピラゾール−1−イル)フェニルアミノ)−
    1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−イソペンチル−7−(4−(ピラゾール−1−イル)フェニルアミノ)−
    1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロペンチル−7−(4−(ピラゾール−1−イル)フェニルアミノ)
    −1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロヘキシル−7−(4−(ピラゾール−1−イル)フェニルアミノ)
    −1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロヘプチル−7−(4−(ピラゾール−1−イル)フェニルアミノ)
    −1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−7−(4−(ピラゾール−1−
    イル)フェニルアミノ)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 7−(4−フルオロフェニルアミノ)−1−メチル−1H−〔1,6〕ナフチ リジン−2−オン; 1−エチル−7−(4−フルオロフェニルアミノ)−1H−〔1,6〕ナフチ リジン−2−オン; 7−(4−フルオロフェニルアミノ)−1−イソプロピル−1H−〔1,6〕 ナフチリジン−2−オン;および 7−(4−フルオロフェニルアミノ)−1−イソペンチル−1H−〔1,6〕 ナフチリジン−2−オン。
  19. 【請求項19】 化合物: 1−シクロペンチル−7−(4−フルオロフェニルアミノ)−1H−〔1,6〕
    ナフチリジン−2−オン; 1−シクロヘキシル−7−(4−フルオロフェニルアミノ)−1H−〔1,6〕
    ナフチリジン−2−オン; 1−シクロヘプチル−7−(4−フルオロフェニルアミノ)−1H−〔1,6〕
    ナフチリジン−2−オン; 1−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−7−(4−フルオロフェニルア
    ミノ)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 7−〔4−(4−(ヒドロキシ)ピペリジン−1−イル)フェニルアミノ〕−
    1−メチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−エチル−7−〔4−(4−(ヒドロキシ)ピペリジン−1−イル)フェニ
    ルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 7−〔4−(4−(ヒドロキシ)ピペリジン−1−イル)フェニルアミノ〕−
    1−イソプロピル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 7−〔4−(4−(ヒドロキシ)ピペリジン−1−イル)フェニルアミノ〕−
    1−イソペンチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロペンチル−7−〔4−(4−(ヒドロキシ)ピペリジン−1−イル)
    フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン;および 1−シクロヘキシル−7−〔4−(4−(ヒドロキシ)ピペリジン−1−イル)
    フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン。
  20. 【請求項20】 化合物: 1−シクロヘプチル−7−〔4−(4−(ヒドロキシ)ピペリジン−1−イル)
    フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−7−〔4−(4−(ヒドロキシ)
    ピペリジン−1−イル)フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2 −オン; 7−〔4−(3−(ヒドロキシメチル)ピペリジン−1−イル)フェニルアミ
    ノ〕−1−メチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−エチル−7−〔4−(3−(ヒドロキシメチル)ピペリジン−1−イル)
    フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 7−〔4−(3−(ヒドロキシメチル)ピペリジン−1−イル)フェニルアミ
    ノ〕−1−イソプロピル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 7−〔4−(3−(ヒドロキシメチル)ピペリジン−1−イル)フェニルアミ
    ノ〕−1−イソペンチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロペンチル−7−〔4−(3−(ヒドロキシメチル)ピペリジン−1
    −イル)フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロヘキシル−7−〔4−(3−(ヒドロキシメチル)ピペリジン−1
    −イル)フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロヘプチル−7−〔4−(3−(ヒドロキシメチル)ピペリジン−1
    −イル)フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン;および 1−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−7−〔4−(3−(ヒドロキシ
    メチル)ピペリジン−1−イル)フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリ ジン−2−オン。
  21. 【請求項21】 化合物: 1−メチル−7−〔4−(2H−テトラゾール−5−イル)フェニルアミノ〕
    −1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−エチル−7−〔4−(2H−テトラゾール−5−イル)フェニルアミノ〕
    −1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−イソプロピル−7−〔4−(2H−テトラゾール−5−イル)フェニルア
    ミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−イソペンチル−7−〔4−(2H−テトラゾール−5−イル)フェニルア
    ミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロペンチル−7−〔4−(2H−テトラゾール−5−イル)フェニル
    アミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロヘキシル−7−〔4−(2H−テトラゾール−5−イル)フェニル
    アミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロヘプチル−7−〔4−(2H−テトラゾール−5−イル)フェニル
    アミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−7−〔4−(2H−テトラゾー
    ル−5−イル)フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−メチル−7−(4−(ピペリジン−1−イル)フェニルアミノ)−1H−
    〔1,6〕ナフチリジン−2−オン;および 1−イソプロピル−7−(4−(ピペリジン−1−イル)フェニルアミノ)−
    1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン。
  22. 【請求項22】 化合物: 1−イソペンチル−7−(4−(ピペリジン−1−イル)フェニルアミノ)−
    1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロペンチル−7−(4−(ピペリジン−1−イル)フェニルアミノ)
    −1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロヘキシル−7−(4−(ピペリジン−1−イル)フェニルアミノ)
    −1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロヘプチル−7−(4−(ピペリジン−1−イル)フェニルアミノ)
    −1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−7−(4−(ピペリジン−1−
    イル)フェニルアミノ)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−メチル−7−(4−(ピロリジン−1−イル)フェニルアミノ)−1H−
    〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−エチル−7−(4−(ピロリジン−1−イル)フェニルアミノ)−1H−
    〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−イソプロピル−7−(4−(ピロリジン−1−イル)フェニルアミノ)−
    1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−イソペンチル−7−(4−(ピロリジン−1−イル)フェニルアミノ)−
    1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン;および 1−シクロペンチル−7−(4−(ピロリジン−1−イル)フェニルアミノ)
    −1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン。
  23. 【請求項23】 化合物: 1−シクロヘキシル−7−(4−(ピロリジン−1−イル)フェニルアミノ)
    −1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロヘプチル−7−(4−(ピロリジン−1−イル)フェニルアミノ)
    −1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−7−(4−(ピロリジン−1−
    イル)フェニルアミノ)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−メチル−7−〔4−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニルアミノ〕
    −3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−エチル−7−〔4−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニルアミノ〕
    −3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−イソプロピル−7−〔4−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニル
    アミノ〕−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−イソペンチル−7−〔4−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニル
    アミノ〕−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロペンチル−7−〔4−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニ
    ルアミノ〕−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロヘキシル−7−〔4−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニ
    ルアミノ〕−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン;およ
    び 1−シクロヘプチル−7−〔4−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニ
    ルアミノ〕−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン。
  24. 【請求項24】 化合物: 1−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−7−〔4−(4−メチルピペラ
    ジン−1−イル)フェニルアミノ〕−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチ
    リジン−2−オン; 1−メチル−7−{4−〔4−(3−(モルホリン−4−イル)プロピル)ピ
    ペリジン−1−イル〕フェニルアミノ}−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナ
    フチリジン−2−オン; 1−エチル−7−{4−〔4−(3−(モルホリン−4−イル)プロピル)ピ
    ペリジン−1−イル〕フェニルアミノ}−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナ
    フチリジン−2−オン; 1−イソプロピル−7−{4−〔4−(3−(モルホリン−4−イル)プロピ
    ル)ピペリジン−1−イル〕フェニルアミノ}−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,
    6〕ナフチリジン−2−オン; 1−イソペンチル−7−{4−〔4−(3−(モルホリン−4−イル)プロピ
    ル)ピペリジン−1−イル〕フェニルアミノ}−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,
    6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロペンチル−7−{4−〔4−(3−(モルホリン−4−イル)プロ
    ピル)ピペリジン−1−イル〕フェニルアミノ}−3,4−ジヒドロ−1H−〔 1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロヘキシル−7−{4−〔4−(3−(モルホリン−4−イル)プロ
    ピル)ピペリジン−1−イル〕フェニルアミノ}−3,4−ジヒドロ−1H−〔 1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロヘプチル−7−{4−〔4−(3−(モルホリン−4−イル)プロ
    ピル)ピペリジン−1−イル〕フェニルアミノ}−3,4−ジヒドロ−1H−〔 1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−7−{4−〔4−(3−(モルホ
    リン−4−イル)プロピル)ピペリジン−1−イル〕フェニルアミノ}−3,4 −ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン;および 1−メチル−7−{4−〔4−(3−(ヒドロキシ)プロピル)ピペリジン−
    1−イル〕フェニルアミノ}−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン
    −2−オン。
  25. 【請求項25】 化合物: 1−エチル−7−{4−〔4−(3−(ヒドロキシ)プロピル)ピペリジン−
    1−イル〕フェニルアミノ}−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン
    −2−オン; 7−{4−〔4−(3−(ヒドロキシ)プロピル)ピペリジン−1−イル〕フ
    ェニルアミノ}−1−イソプロピル−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチ
    リジン−2−オン; 7−{4−〔4−(3−(ヒドロキシ)プロピル)ピペリジン−1−イル〕フ
    ェニルアミノ}−1−イソペンチル−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチ
    リジン−2−オン; 1−シクロペンチル−7−{4−〔4−(3−(ヒドロキシ)プロピル)ピペ
    リジン−1−イル〕フェニルアミノ}−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフ
    チリジン−2−オン; 1−シクロヘキシル−7−{4−〔4−(3−(ヒドロキシ)プロピル)ピペ
    リジン−1−イル〕フェニルアミノ}−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフ
    チリジン−2−オン; 1−シクロヘプチル−7−{4−〔4−(3−(ヒドロキシ)プロピル)ピペ
    リジン−1−イル〕フェニルアミノ}−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフ
    チリジン−2−オン; 1−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−7−{4−〔4−(3−(ヒド
    ロキシ)プロピル)ピペリジン−1−イル〕フェニルアミノ}−3,4−ジヒド ロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−メチル−7−(4−(ピラゾール−1−イル)フェニルアミノ)−3,4 −ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−エチル−7−(4−(ピラゾール−1−イル)フェニルアミノ)−3,4 −ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン;および 1−イソプロピル−7−(4−(ピラゾール−1−イル)フェニルアミノ)−
    3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン。
  26. 【請求項26】 化合物: 1−イソペンチル−7−(4−(ピラゾール−1−イル)フェニルアミノ)−
    3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロペンチル−7−(4−(ピラゾール−1−イル)フェニルアミノ)
    −3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロヘキシル−7−(4−(ピラゾール−1−イル)フェニルアミノ)
    −3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロヘプチル−7−(4−(ピラゾール−1−イル)フェニルアミノ)
    −3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−7−(4−(ピラゾール−1−
    イル)フェニルアミノ)−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2
    −オン; 7−(4−フルオロフェニルアミノ)−1−メチル−3,4−ジヒドロ−1H −〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−エチル−7−(4−フルオロフェニルアミノ)−3,4−ジヒドロ−1H −〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 7−(4−フルオロフェニルアミノ)−1−イソプロピル−3,4−ジヒドロ −1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 7−(4−フルオロフェニルアミノ)−1−イソペンチル−3,4−ジヒドロ −1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン;および 1−シクロペンチル−7−(4−フルオロフェニルアミノ)−3,4−ジヒド ロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン。
  27. 【請求項27】 化合物: 1−シクロヘキシル−7−(4−フルオロフェニルアミノ)−3,4−ジヒド ロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロヘプチル−7−(4−フルオロフェニルアミノ)−3,4−ジヒド ロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−7−(4−フルオロフェニルア
    ミノ)−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 7−〔4−(4−(ヒドロキシ)ピペリジン−1−イル)フェニルアミノ〕−
    1−メチル−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−エチル−7−〔4−(4−(ヒドロキシ)ピペリジン−1−イル)フェニ
    ルアミノ〕−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 7−〔4−(4−(ヒドロキシ)ピペリジン−1−イル)フェニルアミノ〕−1
    −イソプロピル−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 7−〔4−(4−(ヒドロキシ)ピペリジン−1−イル)フェニルアミノ〕−1
    −イソペンチル−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロペンチル−7−〔4−(4−(ヒドロキシ)ピペリジン−1−イル)フ
    ェニルアミノ〕−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロヘキシル−7−〔4−(4−(ヒドロキシ)ピペリジン−1−イル)フ
    ェニルアミノ〕−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン;
    および 1−シクロヘプチル−7−〔4−(4−(ヒドロキシ)ピペリジン−1−イル)フ
    ェニルアミノ〕−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン。
  28. 【請求項28】 化合物: 1−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−7−〔4−(4−(ヒドロキシ)
    ピペリジン−1−イル)フェニルアミノ〕−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕
    ナフチリジン−2−オン; 7−〔4−(3−(ヒドロキシメチル)ピペリジン−1−イル)フェニルアミノ〕
    −1−メチル−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−エチル−7−〔4−(3−(ヒドロキシメチル)ピペリジン−1−イル)フ
    ェニルアミノ〕−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 7−〔4−(3−(ヒドロキシメチル)ピペリジン−1−イル)フェニルアミ
    ノ〕−1−イソプロピル−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2
    −オン; 7−〔4−(3−(ヒドロキシメチル)ピペリジン−1−イル)フェニルアミ
    ノ〕−1−イソペンチル−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2
    −オン; 1−シクロペンチル−7−〔4−(3−(ヒドロキシメチル)ピペリジン−1
    −イル)フェニルアミノ〕−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−
    2−オン; 1−シクロヘキシル−7−〔4−(3−(ヒドロキシメチル)ピペリジン−1
    −イル)フェニルアミノ〕−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−
    2−オン; 1−シクロヘプチル−7−〔4−(3−(ヒドロキシメチル)ピペリジン−1
    −イル)フェニルアミノ〕−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−
    2−オン; 1−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−7−〔4−(3−(ヒドロキシ
    メチル)ピペリジン−1−イル)フェニルアミノ〕−3,4−ジヒドロ−1H− 〔1,6〕ナフチリジン−2−オン;および 1−メチル−7−〔4−(2H−テトラゾール−5−イル)フェニルアミノ〕
    −3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン。
  29. 【請求項29】 化合物: 1−エチル−7−〔4−(2H−テトラゾール−5−イル)フェニルアミノ〕
    −3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−イソプロピル−7−〔4−(2H−テトラゾール−5−イル)フェニルア
    ミノ〕−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−イソペンチル−7−〔4−(2H−テトラゾール−5−イル)フェニルア
    ミノ〕−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロペンチル−7−〔4−(2H−テトラゾール−5−イル)フェニル
    アミノ〕−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロヘキシル−7−〔4−(2H−テトラゾール−5−イル)フェニル
    アミノ〕−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロヘプチル−7−〔4−(2H−テトラゾール−5−イル)フェニル
    アミノ〕−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−7−〔4−(2H−テトラゾー
    ル−5−イル)フェニルアミノ〕−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリ
    ジン−2−オン; 1−メチル−7−(4−(ピペリジン−1−イル)フェニルアミノ)−3,4 −ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−エチル−7−(4−(ピペリジン−1−イル)フェニルアミノ)−3,4 −ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン;および 1−イソプロピル−7−(4−(ピペリジン−1−イル)フェニルアミノ)−
    3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン。
  30. 【請求項30】 化合物: 1−イソペンチル−7−(4−(ピペリジン−1−イル)フェニルアミノ)−
    3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロペンチル−7−(4−(ピペリジン−1−イル)フェニルアミノ)
    −3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロヘキシル−7−(4−(ピペリジン−1−イル)フェニルアミノ)
    −3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロヘプチル−7−(4−(ピペリジン−1−イル)フェニルアミノ)
    −3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−7−(4−(ピペリジン−1−
    イル)フェニルアミノ)−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2
    −オン; 1−メチル−7−(4−(ピロリジン−1−イル)フェニルアミノ)−3,4 −ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−エチル−7−(4−(ピロリジン−1−イル)フェニルアミノ)−3,4 −ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−イソプロピル−7−(4−(ピロリジン−1−イル)フェニルアミノ)−
    3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−イソペンチル−7−(4−(ピロリジン−1−イル)フェニルアミノ)−
    3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン;および 1−シクロペンチル−7−(4−(ピロリジン−1−イル)フェニルアミノ)
    −3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン。
  31. 【請求項31】 化合物: 1−シクロヘキシル−7−(4−(ピロリジン−1−イル)フェニルアミノ)
    −3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロヘプチル−7−(4−(ピロリジン−1−イル)フェニルアミノ)
    −3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−7−(4−(ピロリジン−1−
    イル)フェニルアミノ)−3,4−ジヒドロ−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2
    −オン; 3−フルオロ−1−メチル−7−〔4−(4−メチルピペラジン−1−イル)
    フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−エチル−3−フルオロ−7−〔4−(4−メチルピペラジン−1−イル)
    フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 3−フルオロ−1−イソプロピル−7−〔4−(4−メチルピペラジン−1−
    イル)フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 3−フルオロ−1−イソペンチル−7−〔4−(4−メチルピペラジン−1−
    イル)フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロペンチル−3−フルオロ−7−〔4−(4−メチルピペラジン−1
    −イル)フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロヘキシル−3−フルオロ−7−〔4−(4−メチルピペラジン−1
    −イル)フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン;および 1−シクロヘプチル−3−フルオロ−7−〔4−(4−メチルピペラジン−1
    −イル)フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン。
  32. 【請求項32】 化合物: 1−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−3−フルオロ−7−〔4−(4
    −メチルピペラジン−1−イル)フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリ ジン−2−オン; 3−フルオロ−1−メチル−7−{4−〔4−(3−(モルホリン−4−イル)
    プロピル)ピペリジン−1−イル〕フェニルアミノ}−1H−〔1,6〕ナフチ リジン−2−オン; 1−エチル−3−フルオロ−7−{4−〔4−(3−(モルホリン−4−イル)
    プロピル)ピペリジン−1−イル〕フェニルアミノ}−1H−〔1,6〕ナフチ リジン−2−オン; 3−フルオロ−1−イソプロピル−7−{4−〔4−(3−(モルホリン−4−
    イル)プロピル)ピペリジン−1−イル〕フェニルアミノ}−1H−〔1,6〕 ナフチリジン−2−オン; 3−フルオロ−1−イソペンチル−7−{4−〔4−(3−(モルホリン−4−
    イル)プロピル)ピペリジン−1−イル〕フェニルアミノ}−1H−〔1,6〕 ナフチリジン−2−オン; 1−シクロペンチル−3−フルオロ−7−{4−〔4−(3−(モルホリン−4
    −イル)プロピル)ピペリジン−1−イル〕フェニルアミノ}−1H−〔1,6〕
    ナフチリジン−2−オン; 1−シクロヘキシル−3−フルオロ−7−{4−〔4−(3−(モルホリン−4
    −イル)プロピル)ピペリジン−1−イル〕フェニルアミノ}−1H−〔1,6〕
    ナフチリジン−2−オン; 1−シクロヘプチル−3−フルオロ−7−{4−〔4−(3−(モルホリン−4
    −イル)プロピル)ピペリジン−1−イル〕フェニルアミノ}−1H−〔1,6〕
    ナフチリジン−2−オン; 1−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−3−フルオロ−7−{4−〔4
    −(3−(モルホリン−4−イル)プロピル)ピペリジン−1−イル〕フェニル
    アミノ}−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン;および 3−フルオロ−1−メチル−7−{4−〔4−(3−(ヒドロキシ)プロピル)
    ピペリジン−1−イル〕フェニルアミノ}−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2 −オン。
  33. 【請求項33】 化合物: 1−エチル−3−フルオロ−7−{4−〔4−(3−(ヒドロキシ)プロピル)
    ピペリジン−1−イル〕フェニルアミノ}−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2 −オン; 3−フルオロ−7−{4−〔4−(3−(ヒドロキシ)プロピル)ピペリジン
    −1−イル〕フェニルアミノ}−1−イソプロピル−1H−〔1,6〕ナフチリ ジン−2−オン; 3−フルオロ−7−{4−〔4−(3−(ヒドロキシ)プロピル)ピペリジン
    −1−イル〕フェニルアミノ}−1−イソペンチル−1H−〔1,6〕ナフチリ ジン−2−オン; 1−シクロペンチル−3−フルオロ−7−{4−〔4−(3−(ヒドロキシ)
    プロピル)ピペリジン−1−イル〕フェニルアミノ}−1H−〔1,6〕ナフチ リジン−2−オン; 1−シクロヘキシル−3−フルオロ−7−{4−〔4−(3−(ヒドロキシ)
    プロピル)ピペリジン−1−イル〕フェニルアミノ}−1H−〔1,6〕ナフチ リジン−2−オン; 1−シクロヘプチル−3−フルオロ−7−{4−〔4−(3−(ヒドロキシ)
    プロピル)ピペリジン−1−イル〕フェニルアミノ}−1H−〔1,6〕ナフチ リジン−2−オン; 1−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−3−フルオロ−7−{4−〔4
    −(3−(ヒドロキシ)プロピル)ピペリジン−1−イル〕フェニルアミノ}−
    1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 3−フルオロ−1−メチル−7−(4−(ピラゾール−1−イル)フェニルア
    ミノ)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−エチル−3−フルオロ−7−(4−(ピラゾール−1−イル)フェニルア
    ミノ)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン;および 3−フルオロ−1−イソプロピル−7−(4−(ピラゾール−1−イル)フェ
    ニルアミノ)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン。
  34. 【請求項34】 化合物: 3−フルオロ−1−イソペンチル−7−(4−(ピラゾール−1−イル)フェ
    ニルアミノ)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロペンチル−3−フルオロ−7−(4−(ピラゾール−1−イル)フ
    ェニルアミノ)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロヘキシル−3−フルオロ−7−(4−(ピラゾール−1−イル)フ
    ェニルアミノ)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロヘプチル−3−フルオロ−7−(4−(ピラゾール−1−イル)フ
    ェニルアミノ)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−3−フルオロ−7−(4−(ピ
    ラゾール−1−イル)フェニルアミノ)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2− オン; 3−フルオロ−7−(4−フルオロフェニルアミノ)−1−メチル−1H−〔
    1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−エチル−3−フルオロ−7−(4−フルオロフェニルアミノ)−1H−〔
    1,6〕ナフチリジン−2−オン; 3−フルオロ−7−(4−フルオロフェニルアミノ)−1−イソプロピル−1H
    −〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 3−フルオロ−7−(4−フルオロフェニルアミノ)−1−イソペンチル−1H
    −〔1,6〕ナフチリジン−2−オン;および 1−シクロペンチル−3−フルオロ−7−(4−フルオロフェニルアミノ)−
    1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン。
  35. 【請求項35】 化合物: 1−シクロヘキシル−3−フルオロ−7−(4−フルオロフェニルアミノ)−
    1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロヘプチル−3−フルオロ−7−(4−フルオロフェニルアミノ)−
    1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−3−フルオロ−7−(4−フル
    オロフェニルアミノ)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 3−フルオロ−7−〔4−(4−(ヒドロキシ)ピペリジン−1−イル)フェ
    ニルアミノ〕−1−メチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−エチル−3−フルオロ−7−〔4−(4−(ヒドロキシ)ピペリジン−1
    −イル)フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 3−フルオロ−7−〔4−(4−(ヒドロキシ)ピペリジン−1−イル)フェ
    ニルアミノ〕−1−イソプロピル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 3−フルオロ−7−〔4−(4−(ヒドロキシ)ピペリジン−1−イル)フェ
    ニルアミノ〕−1−イソペンチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロペンチル−3−フルオロ−7−〔4−(4−(ヒドロキシ)ピペリジ
    ン−1−イル)フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロヘキシル−3−フルオロ−7−〔4−(4−(ヒドロキシ)ピペリジ
    ン−1−イル)フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; および 1−シクロヘプチル−3−フルオロ−7−〔4−(4−(ヒドロキシ)ピペリジ
    ン−1−イル)フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン。
  36. 【請求項36】 化合物: 1−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−3−フルオロ−7−〔4−(4
    −(ヒドロキシ)ピペリジン−1−イル)フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕 ナフチリジン−2−オン; 3−フルオロ−7−〔4−(3−(ヒドロキシメチル)ピペリジン−1−イル)
    フェニルアミノ〕−1−メチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−エチル−3−フルオロ−7−〔4−(3−(ヒドロキシメチル)ピペリジ
    ン−1−イル)フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 3−フルオロ−7−〔4−(3−(ヒドロキシメチル)ピペリジン−1−イル)
    フェニルアミノ〕−1−イソプロピル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オ ン; 3−フルオロ−7−〔4−(3−(ヒドロキシメチル)ピペリジン−1−イル)
    フェニルアミノ〕−1−イソペンチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オ ン; 1−シクロペンチル−3−フルオロ−7−〔4−(3−(ヒドロキシメチル)
    ピペリジン−1−イル)フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2 −オン; 1−シクロヘキシル−3−フルオロ−7−〔4−(3−(ヒドロキシメチル)
    ピペリジン−1−イル)フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2 −オン; 1−シクロヘプチル−3−フルオロ−7−〔4−(3−(ヒドロキシメチル)
    ピペリジン−1−イル)フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2 −オン; 1−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−3−フルオロ−7−〔4−(3
    −(ヒドロキシメチル)ピペリジン−1−イル)フェニルアミノ〕−1H−〔1
    ,6〕ナフチリジン−2−オン;および 3−フルオロ−1−メチル−7−〔4−(2H−テトラゾール−5−イル)フ
    ェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン。
  37. 【請求項37】 化合物: 1−エチル−3−フルオロ−7−〔4−(2H−テトラゾール−5−イル)フ
    ェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 3−フルオロ−1−イソプロピル−7−〔4−(2H−テトラゾール−5−イ
    ル)フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 3−フルオロ−1−イソペンチル−7−〔4−(2H−テトラゾール−5−イ
    ル)フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロペンチル−3−フルオロ−7−〔4−(2H−テトラゾール−5−
    イル)フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロヘキシル−3−フルオロ−7−〔4−(2H−テトラゾール−5−
    イル)フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロヘプチル−3−フルオロ−7−〔4−(2H−テトラゾール−5−
    イル)フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−3−フルオロ−7−〔4−(2
    H−テトラゾール−5−イル)フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジ ン−2−オン; 3−フルオロ−1−メチル−7−(4−(ピペリジン−1−イル)フェニルア
    ミノ)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−エチル−3−フルオロ−7−(4−(ピペリジン−1−イル)フェニルア
    ミノ)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン;および 3−フルオロ−1−イソプロピル−7−(4−(ピペリジン−1−イル)フェ
    ニルアミノ)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン。
  38. 【請求項38】 化合物: 3−フルオロ−1−イソペンチル−7−(4−(ピペリジン−1−イル)フェ
    ニルアミノ)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロペンチル−3−フルオロ−7−(4−(ピペリジン−1−イル)フ
    ェニルアミノ)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロヘキシル−3−フルオロ−7−(4−(ピペリジン−1−イル)フ
    ェニルアミノ)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロヘプチル−3−フルオロ−7−(4−(ピペリジン−1−イル)フ
    ェニルアミノ)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−3−フルオロ−7−(4−(ピ
    ペリジン−1−イル)フェニルアミノ)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2− オン; 3−フルオロ−1−メチル−7−(4−(ピロリジン−1−イル)フェニルア
    ミノ)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−エチル−3−フルオロ−7−(4−(ピロリジン−1−イル)フェニルア
    ミノ)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 3−フルオロ−1−イソプロピル−7−(4−(ピロリジン−1−イル)フェ
    ニルアミノ)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 3−フルオロ−1−イソペンチル−7−(4−(ピロリジン−1−イル)フェ
    ニルアミノ)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン;および 1−シクロペンチル−3−フルオロ−7−(4−(ピロリジン−1−イル)フ
    ェニルアミノ)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン。
  39. 【請求項39】 化合物: 1−シクロヘキシル−3−フルオロ−7−(4−(ピロリジン−1−イル)フ
    ェニルアミノ)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−シクロヘプチル−3−フルオロ−7−(4−(ピロリジン−1−イル)フ
    ェニルアミノ)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 1−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−3−フルオロ−7−(4−(ピ
    ロリジン−1−イル)フェニルアミノ)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2− オン; 3−(2,6−ジクロロフェニル)−7−(4−フルオロ−3−メチルフェニ ルアミノ)−1−メチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 3−(2,6−ジクロロフェニル)−7−(4−エトキシフェニルアミノ)− 1−メチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 3−(2,6−ジクロロフェニル)−7−(3−(ヒドロキシメチル)フェニ ルアミノ)−1−メチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 3−(2,6−ジクロロフェニル)−1−メチル−7−(4−(モルホリン− 4−イル)フェニルアミノ)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 3−(2,6−ジクロロフェニル)−1−メチル−7−〔4−(2−(モルホ リン−4−イル)エトキシ)フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン −2−オン; 3−(2,6−ジクロロフェニル)−1−メチル−7−〔4−(2−(ピペリ ジン−1−イル)エトキシ)フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン −2−オン;および 3−(2,6−ジクロロフェニル)−1−メチル−7−〔4−(4−(メチル ピペラジン−1−イル)メチル)フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリ ジン−2−オン。
  40. 【請求項40】 化合物: 3−(2,6−ジクロロフェニル)−7−〔4−(2−(ジメチルアミノ)エ トキシ)フェニルアミノ〕−1−メチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2− オン; 3−〔3−(2,6−ジクロロフェニル)−1−メチル−2−オキソ−1,2−
    ジヒドロ−〔1,6〕ナフチリジン−7−イルアミノ〕−安息香酸; 3−(2,6−ジクロロフェニル)−7−〔3−(2−(ジエチルアミノ)エ トキシ)フェニルアミノ〕−1−メチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2− オン; N−(2−{4−〔3−(2,6−ジクロロフェニル)−1−メチル−2−オキ
    ソ−1,2−ジヒドロ−〔1,6〕ナフチリジン−7−イルアミノ〕フェノキシ}
    エチル)−N−エチル−アセトアミド; {4−〔3−(2,6−ジクロロフェニル)−1−メチル−2−オキソ−1,2
    −ジヒドロ−〔1,6〕ナフチリジン−7−イルアミノ〕フェニル}−酢酸;お よび 3−(2,6−ジクロロフェニル)−1−エチル−7−(4−フルオロ−3− メチルフェニルアミノ)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン。
  41. 【請求項41】 化合物: 3−(2,6−ジクロロフェニル)−7−(4−エトキシフェニルアミノ)− 1−エチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 3−(2,6−ジクロロフェニル)−1−エチル−7−(3−(ヒドロキシメ チル)フェニルアミノ)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 3−(2,6−ジクロロフェニル)−1−エチル−7−(4−(モルホリン− 4−イル)フェニルアミノ)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 3−(2,6−ジクロロフェニル)−7−〔4−(2−(ジエチルアミノ)エ トキシ)フェニルアミノ〕−1−エチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2− オン; 3−(2,6−ジクロロフェニル)−1−エチル−7−〔4−(2−(モルホ リン−4−イル)エトキシ)フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン −2−オン; 3−(2,6−ジクロロフェニル)−1−エチル−7−〔4−(2−(ピペリ ジン−1−イル)エトキシ)フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン −2−オン; 3−(2,6−ジクロロフェニル)−1−エチル−7−〔4−(4−(メチル ピペラジン−1−イル)メチル)フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリ ジン−2−オン; 3−(2,6−ジクロロフェニル)−7−〔4−(2−(ジメチルアミノ)エ トキシ)フェニルアミノ〕−1−エチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2− オン; 3−〔3−(2,6−ジクロロフェニル)−1−エチル−2−オキソ−1,2−
    ジヒドロ−〔1,6〕ナフチリジン−7−イルアミノ〕−安息香酸; 3−(2,6−ジクロロフェニル)−7−〔3−(2−(ジエチルアミノ)エ トキシ)フェニルアミノ〕−1−エチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2− オン; N−(2−{4−〔3−(2,6−ジクロロフェニル)−1−エチル−2−オキ
    ソ−1,2−ジヒドロ−〔1,6〕ナフチリジン−7−イルアミノ〕フェノキシ}
    エチル)−N−エチル−アセトアミド; 3−(2,6−ジクロロフェニル)−1−エチル−7−(4−ピリジルアミノ)
    −1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 3−(2,6−ジクロロフェニル)−1−エチル−7−〔4−(4−メチルピ ペラジン−1−イル)フェニルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2− オン;および {4−〔3−(2,6−ジクロロフェニル)−1−エチル−2−オキソ−1,2
    −ジヒドロ−〔1,6〕ナフチリジン−7−イルアミノ〕フェニル}−酢酸。
  42. 【請求項42】 化合物: 3−(3,5−ジメトキシフェニル)−1−メチル−7−〔3−(4−メチル ピペラジン−1−イル)プロピルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2 −オン; 3−(3,5−ジメトキシフェニル)−1−エチル−7−〔3−(4−メチル ピペラジン−1−イル)プロピルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2 −オン; 7−(4−(ジエチルアミノ)ブチルアミノ)−3−(3,5−ジメトキシフ ェニル)−1−メチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 7−(4−(ジエチルアミノ)ブチルアミノ)−3−(3,5−ジメトキシフ ェニル)−1−エチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 7−〔4−(2−(ジエチルアミノ)エトキシ)フェニルアミノ〕−3−(3,5
    −ジメトキシフェニル)−1−エチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オ ン; 7−〔4−(2−(ジエチルアミノ)エトキシ)フェニルアミノ〕−3−(3,5
    −ジメトキシフェニル)−1−メチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オ ン; 3−(3,5−ジメトキシフェニル)−1−エチル−7−(4−ピリジルアミ ノ)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 3−(3,5−ジメトキシフェニル)−1−メチル−7−(4−ピリジルアミ ノ)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 3−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−1−メチル−7−〔3
    −(4−メチルピペラジン−1−イル)プロピルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナ フチリジン−2−オン;および 3−(2−クロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−1−メチル−7−〔3− (4−メチルピペラジン−1−イル)プロピルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフ チリジン−2−オン。
  43. 【請求項43】 化合物: 3−(2,6−ジメチル−3,5−ジメトキシフェニル)−1−メチル−7−〔3
    −(4−メチルピペラジン−1−イル)プロピルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナ フチリジン−2−オン; 1−メチル−3−(2−メチル−3,5−ジメトキシフェニル)−7−〔3− (4−メチルピペラジン−1−イル)プロピルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフ チリジン−2−オン; 3−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−1−エチル−7−〔3
    −(4−メチルピペラジン−1−イル)プロピルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナ フチリジン−2−オン; 3−(2−クロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−1−エチル−7−〔3− (4−メチルピペラジン−1−イル)プロピルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフ チリジン−2−オン; 3−(2,6−ジメチル−3,5−ジメトキシフェニル)−1−エチル−7−〔3
    −(4−メチルピペラジン−1−イル)プロピルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナ フチリジン−2−オン; 1−エチル−3−(2−メチル−3,5−ジメトキシフェニル)−7−〔3− (4−メチルピペラジン−1−イル)プロピルアミノ〕−1H−〔1,6〕ナフ チリジン−2−オン; 3−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−7−(4−(ジエチ
    ルアミノ)ブチルアミノ)−1−メチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2− オン; 3−(2−クロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−7−(4−(ジエチルアミ
    ノ)ブチルアミノ)−1−メチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 7−(4−(ジエチルアミノ)ブチルアミノ)−1−メチル−3−(2−メチ
    ル−3,5−ジメトキシフェニル)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン;
    および 3−(2,6−ジメチル−3,5−ジメトキシフェニル)−7−(4−(ジエチ
    ルアミノ)ブチルアミノ)−1−メチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2− オン。
  44. 【請求項44】 化合物: 3−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−7−(4−(ジエチ
    ルアミノ)ブチルアミノ)−1−エチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2− オン; 3−(2−クロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−7−(4−(ジエチルアミ
    ノ)ブチルアミノ)−1−エチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 7−(4−(ジエチルアミノ)ブチルアミノ)−1−エチル−3−(2−メチ
    ル−3,5−ジメトキシフェニル)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 7−(4−(ジエチルアミノ)ブチルアミノ)−3−(2,6−ジメチル−3,5
    −ジメトキシフェニル)−1−エチル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オ ン; 3−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−7−〔4−(2−(ジ
    エチルアミノ)エトキシ)フェニルアミノ〕−1−メチル−1H−〔1,6〕ナ フチリジン−2−オン; 3−(2−クロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−7−〔4−(2−(ジエ チルアミノ)エトキシ)フェニルアミノ〕−1−メチル−1H−〔1,6〕ナフ チリジン−2−オン; 7−〔4−(2−(ジエチルアミノ)エトキシ)フェニルアミノ〕−1−メチ
    ル−3−(2−メチル−3,5−ジメトキシフェニル)−1H−〔1,6〕ナフチ
    リジン−2−オン; 3−(2,6−ジメチル−3,5−ジメトキシフェニル)−7−〔4−(2−(ジ
    エチルアミノ)エトキシ)フェニルアミノ〕−1−メチル−1H−〔1,6〕ナ フチリジン−2−オン; 3−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−7−〔4−(2−(ジ
    エチルアミノ)エトキシ)フェニルアミノ〕−1−エチル−1H−〔1,6〕ナ フチリジン−2−オン;および 3−(2−クロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−7−〔4−(2−(ジエ チルアミノ)エトキシ)フェニルアミノ〕−1−エチル−1H−〔1,6〕ナフ チリジン−2−オン。
  45. 【請求項45】 化合物: 7−〔4−(2−(ジエチルアミノ)エトキシ)フェニルアミノ〕−1−エチ
    ル−3−(2−メチル−3,5−ジメトキシフェニル)−1H−〔1,6〕ナフチ
    リジン−2−オン; 7−〔4−(2−(ジエチルアミノ)エトキシ)フェニルアミノ〕−3−(2,6
    −ジメチル−3,5−ジメトキシフェニル)−1−エチル−1H−〔1,6〕ナフ
    チリジン−2−オン; 1−メチル−7−〔3−(4−メチルピペラジン−1−イル)プロピルアミノ〕
    −3−(2,3,5,6−テトラメチルフェニル)−1H−〔1,6〕ナフチリジン
    −2−オン; 1−エチル−7−〔3−(4−メチルピペラジン−1−イル)プロピルアミノ〕
    −3−(2,3,5,6−テトラメチルフェニル)−1H−〔1,6〕ナフチリジン
    −2−オン; 7−(4−(ジエチルアミノ)ブチルアミノ)−1−メチル−3−(2,3,5,6
    −テトラメチルフェニル)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 7−(4−(ジエチルアミノ)ブチルアミノ)−1−エチル−3−(2,3,5,6
    −テトラメチルフェニル)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 7−〔4−(2−(ジエチルアミノ)エトキシ)フェニルアミノ〕−1−エチ
    ル−3−(2,3,5,6−テトラメチルフェニル)−1H−〔1,6〕ナフチリジ
    ン−2−オン; 7−〔4−(2−(ジエチルアミノ)エトキシ)フェニルアミノ〕−1−メチ
    ル−3−(2,3,5,6−テトラメチルフェニル)−1H−〔1,6〕ナフチリジ
    ン−2−オン; 1−メチル−7−〔3−(4−メチルピペラジン−1−イル)プロピルアミノ〕
    −3−フェニル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン;および 1−エチル−7−〔3−(4−メチルピペラジン−1−イル)プロピルアミノ〕
    −3−フェニル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン。
  46. 【請求項46】 化合物: 7−(4−(ジエチルアミノ)ブチルアミノ)−1−メチル−3−フェニル−
    1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 7−(4−(ジエチルアミノ)ブチルアミノ)−1−エチル−3−フェニル−
    1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 7−〔4−(2−(ジエチルアミノ)エトキシ)フェニルアミノ〕−1−エチ
    ル−3−フェニル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 7−〔4−(2−(ジエチルアミノ)エトキシ)フェニルアミノ〕−1−メチ
    ル−3−フェニル−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 7−〔4−(2−(ジエチルアミノ)エトキシ)フェニルアミノ〕−1−メチ
    ル−3−(チオフェン−3−イル)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 7−〔4−(2−(ジエチルアミノ)エトキシ)フェニルアミノ〕−1−エチ
    ル−3−(チオフェン−3−イル)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン; 7−〔4−(2−(ジエチルアミノ)エトキシ)フェニルアミノ〕−1−メチ
    ル−3−(チオフェン−2−イル)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン;
    および 7−〔4−(2−(ジエチルアミノ)エトキシ)フェニルアミノ〕−1−エチ
    ル−3−(チオフェン−2−イル)−1H−〔1,6〕ナフチリジン−2−オン。
  47. 【請求項47】 ----が存在しない請求項1記載の化合物。
  48. 【請求項48】 ----が単一の結合である請求項1記載の化合物。
  49. 【請求項49】 R2が−CH2CH3である請求項1記載の化合物。
  50. 【請求項50】 R1が、 【化14】 (式中、アリールはフェニルでありそして置換されたアリールは置換されたフェ
    ニルである)である請求項1記載の化合物。
  51. 【請求項51】 R2が、−CH3、−CH2CH3、水素、 【化15】 である請求項1記載の化合物。
  52. 【請求項52】 R5が、水素、 【化16】 である請求項1記載の化合物。
  53. 【請求項53】 R1が、−NH2、−F、−NH−フェニル、−NH−置換
    されたフェニル、 【化17】 【化18】 である請求項1記載の化合物。
  54. 【請求項54】 式I 【化19】 〔式中、 ----は、単一結合であるかまたは存在せず; R1は、−NH2、−F、−NH−フェニル、−NH−置換されたフェニル、 【化20】 【化21】 であり; R2は、−CH3、−CH2CH3、水素、 【化22】 であり;そして R5は、水素、 【化23】 である〕を有する化合物およびその医薬的に許容し得る塩。
  55. 【請求項55】 請求項1記載の化合物の治療的に有効な量を癌を有する患
    者に投与することからなる癌の治療方法。
  56. 【請求項56】 請求項1記載の化合物の治療的に有効な量をアテローム性
    動脈硬化症を有しているかまたはアテローム性動脈硬化症を有する危険のある患
    者に投与することからなるアテローム性動脈硬化症を治療または予防する方法。
  57. 【請求項57】 請求項1記載の化合物の治療的に有効な量を再狭窄を有し
    ているかまた再狭窄を有する危険のある患者に投与することからなる再狭窄を治
    療または予防する方法。
  58. 【請求項58】 請求項1記載の化合物の治療的に有効な量を乾癬を有する
    患者に投与することからなる乾癬の治療方法。
  59. 【請求項59】 請求項1記載の化合物のプロテインチロシンキナーゼ阻害
    量をプロテインチロシンキナーゼ阻害を必要とする患者に投与することからなる
    プロテインチロシンキナーゼを阻害する方法。
  60. 【請求項60】 プロテインチロシンキナーゼがc−Srcである請求項5
    9記載の方法。
  61. 【請求項61】 プロテインチロシンキナーゼがPDGFrである請求項5
    9記載の方法。
  62. 【請求項62】 プロテインチロシンキナーゼがFGFrである請求項59
    記載の方法。
  63. 【請求項63】 請求項1記載の化合物の細胞周期キナーゼ阻害量を細胞周
    期キナーゼ阻害を必要とする患者に投与することからなるすべての周期キナーゼ
    を阻害する方法。
  64. 【請求項64】 細胞周期キナーゼがCDK4、CDK2またはCDK1で
    ある請求項63記載の方法。
  65. 【請求項65】 請求項1記載の化合物を含有する医薬組成物。
JP2000509710A 1997-08-20 1998-08-13 プロテインチロシンキナーゼおよび細胞周期キナーゼ仲介細胞増殖を阻害するためのナフチリジノン Expired - Fee Related JP4965021B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US5674697P 1997-08-20 1997-08-20
US60/056,746 1997-08-20
PCT/US1998/016848 WO1999009030A1 (en) 1997-08-20 1998-08-13 Naphthyridinones for inhibiting protein tyrosine kinase and cell cycle kinase mediated cellular proliferation

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001515078A true JP2001515078A (ja) 2001-09-18
JP4965021B2 JP4965021B2 (ja) 2012-07-04

Family

ID=22006345

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000509710A Expired - Fee Related JP4965021B2 (ja) 1997-08-20 1998-08-13 プロテインチロシンキナーゼおよび細胞周期キナーゼ仲介細胞増殖を阻害するためのナフチリジノン

Country Status (13)

Country Link
US (1) US6150359A (ja)
EP (1) EP1003745B1 (ja)
JP (1) JP4965021B2 (ja)
KR (1) KR20010023089A (ja)
AT (1) ATE286053T1 (ja)
AU (1) AU742999B2 (ja)
BR (1) BR9811956B1 (ja)
CA (1) CA2291222C (ja)
DE (1) DE69828408T2 (ja)
ES (1) ES2235353T3 (ja)
NZ (1) NZ502704A (ja)
WO (1) WO1999009030A1 (ja)
ZA (1) ZA987491B (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009507924A (ja) * 2005-09-14 2009-02-26 ジヤンセン・フアーマシユーチカ・ナームローゼ・フエンノートシヤツプ c−fmsキナーゼ阻害剤としての5−オキソ−5,8−ジヒドロ−ピリド−ピリミジン
JP2015532281A (ja) * 2012-09-26 2015-11-09 マンカインド コーポレイション 複数キナーゼ経路阻害剤
JP2020510083A (ja) * 2016-12-16 2020-04-02 シーストーン・ファーマスーティカルズCstone Pharmaceuticals Cdk4/6阻害剤
JP7546603B2 (ja) 2019-05-16 2024-09-06 ユニバーシティー オブ ヒューストン システム タンパク質キナーゼ阻害剤ならびに疾患および状態の治療のためのその使用

Families Citing this family (51)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1801112A1 (en) * 1998-05-26 2007-06-27 Warner-Lambert Company LLC Bicyclic pyrimidines and bicyclic 3,4-dihydropyrimidines as inhibitors of cellular proliferation
BR9911590A (pt) 1998-05-26 2001-02-13 Warner Lambert Co Pirimidinas bicìclicas e 3,4-diidropirimidinas bicìclicas como inibidores da proliferação celular
ATE320255T1 (de) 2001-01-19 2006-04-15 Smithkline Beecham Corp Tie2 rezeptor-kinase-inhibitoren zur behandlung von angiogenen erkrankungen
US6756374B2 (en) 2001-01-22 2004-06-29 Hoffmann-La Roche Inc. Diaminothiazoles having antiproliferative activity
EP1364950A4 (en) * 2001-02-26 2005-03-09 Tanabe Seiyaku Co PYRIDOPYRIMIDINE OR NAPHTHYRIDINE DERIVATIVE
US6822097B1 (en) * 2002-02-07 2004-11-23 Amgen, Inc. Compounds and methods of uses
US20040005567A1 (en) * 2002-07-02 2004-01-08 Isis Pharmaceuticals Inc. Antisense modulation of cyclin-dependent kinase 4 expression
AU2003231098A1 (en) 2002-04-25 2003-11-10 University Of Connecticut Health Center Using heat shock proteins to improve the therapeutic benefit of a non-vaccine treatment modality
PA8577501A1 (es) * 2002-07-25 2004-02-07 Warner Lambert Co Inhibidores de quinasas
JP4252534B2 (ja) * 2002-08-06 2009-04-08 エフ.ホフマン−ラ ロシュ アーゲー p−38MAPキナーゼインヒビターとしての6−アルコキシ−ピリド−ピリミジン類
US20040147561A1 (en) * 2002-12-27 2004-07-29 Wenge Zhong Pyrid-2-one derivatives and methods of use
EP1590341B1 (en) * 2003-01-17 2009-06-17 Warner-Lambert Company LLC 2-aminopyridine substituted heterocycles as inhibitors of cellular proliferation
JP4758349B2 (ja) * 2003-10-08 2011-08-24 アイアールエム・リミテッド・ライアビリティ・カンパニー タンパク質キナーゼ阻害剤としての化合物および組成物
JP2007513967A (ja) * 2003-12-11 2007-05-31 セラヴァンス, インコーポレーテッド 変異レセプターチロシンキナーゼが駆動する細胞増殖性疾患の処置において使用するための組成物
US7211576B2 (en) 2004-04-20 2007-05-01 Hoffmann-La Roche Inc. Diaminothiazoles
TW200800983A (en) 2005-09-14 2008-01-01 Janssen Pharmaceutica Nv 5-oxo-5,8-dihydro-pyrido-pyrimidines as inhibitors of C-FMS kinase
US7642270B2 (en) 2005-09-14 2010-01-05 Janssen Pharmaceutica N.V. 5-oxo-5,8-dihydro-pyrido-pyrimidine as inhibitors of c-fms kinase
EP2094698A1 (en) * 2006-11-09 2009-09-02 F. Hoffmann-Roche AG Substituted 6-phenyl-pyrido [2,3-d]pyrimidin-7-one derivatives as kinase inhibitors and methods for using the same
US20100173426A1 (en) * 2006-12-19 2010-07-08 Johnson Faye M Biomaker identifying the reactivation of stat3 after src inhibition
WO2008104473A2 (en) * 2007-02-28 2008-09-04 F. Hoffmann-La Roche Ag Pyrazolopyriidine derivatives and their use as kinase inhibitors
ES2383331T3 (es) 2008-02-22 2012-06-20 Irm Llc Compuestos heterocíclicos y composiciones como inhibidores de las Cinasas C-KIT y PDGFR INHIBITORS
CN101684119B (zh) * 2008-09-27 2012-11-28 中国科学院上海药物研究所 5,8-二取代-1,6-二氮杂萘-7-羰酰胺类化合物及其制备方法、组合物和用途
WO2011159726A2 (en) 2010-06-14 2011-12-22 The Scripps Research Institute Reprogramming of cells to a new fate
WO2012088266A2 (en) 2010-12-22 2012-06-28 Incyte Corporation Substituted imidazopyridazines and benzimidazoles as inhibitors of fgfr3
CN107652289B (zh) 2012-06-13 2020-07-21 因塞特控股公司 作为fgfr抑制剂的取代的三环化合物
WO2014026125A1 (en) 2012-08-10 2014-02-13 Incyte Corporation Pyrazine derivatives as fgfr inhibitors
US9266892B2 (en) 2012-12-19 2016-02-23 Incyte Holdings Corporation Fused pyrazoles as FGFR inhibitors
JP6449244B2 (ja) 2013-04-19 2019-01-09 インサイト・ホールディングス・コーポレイションIncyte Holdings Corporation Fgfr抑制剤としての二環式複素環
US10851105B2 (en) 2014-10-22 2020-12-01 Incyte Corporation Bicyclic heterocycles as FGFR4 inhibitors
MA41551A (fr) 2015-02-20 2017-12-26 Incyte Corp Hétérocycles bicycliques utilisés en tant qu'inhibiteurs de fgfr4
WO2016134320A1 (en) 2015-02-20 2016-08-25 Incyte Corporation Bicyclic heterocycles as fgfr inhibitors
US9580423B2 (en) 2015-02-20 2017-02-28 Incyte Corporation Bicyclic heterocycles as FGFR4 inhibitors
CN108264511B (zh) * 2017-01-03 2021-04-13 浙江海正药业股份有限公司 杂环类衍生物及其制备方法和其在医药上的用途
WO2018213219A1 (en) * 2017-05-15 2018-11-22 University Of Houston System Pyrido[2,3-d]pyrimidin-7ones and related compounds as inhibitors of protein kinases
AR111960A1 (es) 2017-05-26 2019-09-04 Incyte Corp Formas cristalinas de un inhibidor de fgfr y procesos para su preparación
SG11202010882XA (en) 2018-05-04 2020-11-27 Incyte Corp Salts of an fgfr inhibitor
DK3788047T3 (da) 2018-05-04 2024-09-16 Incyte Corp Faste former af en FGFR-inhibitor og fremgangsmåder til fremstilling deraf
CN113473986B (zh) * 2018-11-20 2024-10-11 恩福莱克逊治疗有限公司 用于治疗皮肤疾病萘啶酮苯胺化合物
EP3902801A4 (en) * 2018-12-28 2022-12-14 SPV Therapeutics Inc. CYCLINE-DEPENDENT KINASE INHIBITORS
US11628162B2 (en) 2019-03-08 2023-04-18 Incyte Corporation Methods of treating cancer with an FGFR inhibitor
WO2021007269A1 (en) 2019-07-09 2021-01-14 Incyte Corporation Bicyclic heterocycles as fgfr inhibitors
CN114761000A (zh) * 2019-10-01 2022-07-15 金翅雀生物公司 Cdk5的取代的1,6-萘啶抑制剂
MX2022004513A (es) 2019-10-14 2022-07-19 Incyte Corp Heterociclos biciclicos como inhibidores de los receptores del factor de crecimiento de fibroblastos (fgfr).
WO2021076728A1 (en) 2019-10-16 2021-04-22 Incyte Corporation Bicyclic heterocycles as fgfr inhibitors
JP2023505258A (ja) 2019-12-04 2023-02-08 インサイト・コーポレイション Fgfr阻害剤としての三環式複素環
BR112022010664A2 (pt) 2019-12-04 2022-08-16 Incyte Corp Derivados de um inibidor de fgfr
US12012409B2 (en) 2020-01-15 2024-06-18 Incyte Corporation Bicyclic heterocycles as FGFR inhibitors
AR122928A1 (es) * 2020-07-10 2022-10-19 Goldfinch Bio Inc 1,6-naftiridinas sustituidas inhibidoras de cdk5
EP4323405A1 (en) 2021-04-12 2024-02-21 Incyte Corporation Combination therapy comprising an fgfr inhibitor and a nectin-4 targeting agent
WO2022236319A1 (en) * 2021-05-07 2022-11-10 Enliven Therapeutics, Inc. Naphthyridone compounds for inhibition of raf kinases and/or bcr-abl tyrosine kinases
CA3220274A1 (en) 2021-06-09 2022-12-15 Incyte Corporation Tricyclic heterocycles as fgfr inhibitors

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1171218A (en) * 1967-11-09 1969-11-19 Parke Davis & Co New Heterocyclic Amine Compounds and Methods for their Production
US3639401A (en) * 1969-07-28 1972-02-01 Parke Davis & Co 6-aryl-2 7-bis((trialkylsilyl)amino)pyrido (2 3-d)pyrimidine compounds
US4271164A (en) * 1979-04-16 1981-06-02 Warner-Lambert Company 6-Substituted-arylpyrido[2,3-d]pyrimidin-7-amines and derivatives
WO1992020642A1 (en) * 1991-05-10 1992-11-26 Rhone-Poulenc Rorer International (Holdings) Inc. Bis mono-and bicyclic aryl and heteroaryl compounds which inhibit egf and/or pdgf receptor tyrosine kinase
FR2706898B1 (ja) * 1993-06-25 1995-09-08 Union Pharma Scient Appl
MD1861G2 (ro) * 1994-11-14 2002-09-30 Уорнер-Ламберт Кампэни Derivaţi ai 6-arilpirido[2,3-d]pirimidinelor şi naftiridinelor, compoziţie farmaceutică pe baza lor, metode de tratament şi de inhibare a proliferării şi migraţiei celulei receptorului tirozinkinazei
US5620981A (en) * 1995-05-03 1997-04-15 Warner-Lambert Company Pyrido [2,3-D]pyrimidines for inhibiting protein tyrosine kinase mediated cellular proliferation

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009507924A (ja) * 2005-09-14 2009-02-26 ジヤンセン・フアーマシユーチカ・ナームローゼ・フエンノートシヤツプ c−fmsキナーゼ阻害剤としての5−オキソ−5,8−ジヒドロ−ピリド−ピリミジン
JP2015532281A (ja) * 2012-09-26 2015-11-09 マンカインド コーポレイション 複数キナーゼ経路阻害剤
JP2020510083A (ja) * 2016-12-16 2020-04-02 シーストーン・ファーマスーティカルズCstone Pharmaceuticals Cdk4/6阻害剤
JP7044801B2 (ja) 2016-12-16 2022-03-30 シーストーン・ファーマスーティカルズ・(スージョウ)・カンパニー・リミテッド Cdk4/6阻害剤
JP7546603B2 (ja) 2019-05-16 2024-09-06 ユニバーシティー オブ ヒューストン システム タンパク質キナーゼ阻害剤ならびに疾患および状態の治療のためのその使用

Also Published As

Publication number Publication date
DE69828408T2 (de) 2005-12-08
EP1003745A1 (en) 2000-05-31
DE69828408D1 (de) 2005-02-03
EP1003745B1 (en) 2004-12-29
JP4965021B2 (ja) 2012-07-04
AU742999B2 (en) 2002-01-17
BR9811956B1 (pt) 2010-06-01
CA2291222C (en) 2004-03-30
ATE286053T1 (de) 2005-01-15
NZ502704A (en) 2002-06-28
KR20010023089A (ko) 2001-03-26
AU8828998A (en) 1999-03-08
CA2291222A1 (en) 1999-02-25
WO1999009030A1 (en) 1999-02-25
ES2235353T3 (es) 2005-07-01
US6150359A (en) 2000-11-21
BR9811956A (pt) 2000-08-15
ZA987491B (en) 1999-04-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4965021B2 (ja) プロテインチロシンキナーゼおよび細胞周期キナーゼ仲介細胞増殖を阻害するためのナフチリジノン
US5620981A (en) Pyrido [2,3-D]pyrimidines for inhibiting protein tyrosine kinase mediated cellular proliferation
KR100362339B1 (ko) 표피성장인자수용체군의티로신키나제를억제할수있는이환식화합물
EP0790997B1 (en) 6-ARYL PYRIDO[2,3-d]PYRIMIDINES AND NAPHTHYRIDINES FOR INHIBITING PROTEIN TYROSINE KINASE MEDIATED CELLULAR PROLIFERATION
US5733913A (en) 6-Aryl pyrido 2,3-d! pyrimidines and naphthyridines for inhibiting protein tyrosine kinase mediated cellular proliferation
AU763839B2 (en) Bicyclic pyrimidines and bicyclic 3,4-dihydropyrimidines as inhibitors of cellular proliferation
US6084095A (en) Substituted pyrido[3,2-d]pyrimidines capable of inhibiting tyrosine kinases of the epidermal growth factor receptor family
SK3542002A3 (en) Pteridinones as kinase inhibitors
CN116406271B (zh) 双环类化合物
JP3541829B2 (ja) ピリドトリアジンおよびピリドピリダジン
EP3661935A1 (en) Substituted pyrazolopyrimidines useful as kinases inhibitors
WO2019080723A1 (zh) 多取代吡啶酮类衍生物、其制备方法及其医药用途
US20090054471A1 (en) Pyridopyrazolopyrimidine compounds and their uses as anti-cancer and anti-diabete drugs
CN116655599A (zh) 一类egfr别构抑制剂的合成及其用途
MXPA99011792A (en) Naphthyridinones for inhibiting protein tyrosine kinase and cell cycle kinase mediated cellular proliferation
UA62028C2 (en) A method for inhibition of tyrosine kinase of epidermal growth factor receptor (variants), bicyclic compounds of pyrimidin, a pharmaceutical composition having activity inhibing the epidermal growth factor receptor tyrosine kinase, and a composition having contraceptive activity

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050812

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090204

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090331

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20090624

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20090624

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20090624

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20090706

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090930

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091110

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120213

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120329

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150406

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees