JP2001514678A - 有機−無機ハイブリッド材料 - Google Patents

有機−無機ハイブリッド材料

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、有機ポリマーと無機粒子と無機−有機結合剤とを含有する混合物、この混合物から作成しうる有機−無機ハイブリッド材料、およびこのハイブリッド材料の使用に関するものである。

Description

【発明の詳細な説明】 有機−無機ハイブリッド材料 本発明は、有機−無機ハイブリッド材料を作成するための混合物およびその使 用に関するものである。 有機−無機ハイブリッド材料を合成することにより、無機および有機物質の典 型的性質を1つの材料に組み合わせることが検討されている。すなわち、ガラス およびセラミックはその硬度よび脆性を特徴とするのに対し、有機ポリマーは弾 軟性であるが同時に上記物質よりも実質的に軟質である。一方、多くの有機−無 機ハイブリッド材料は有機ポリマーよりも顕著に硬質であるが純粋な無機材料の 脆性を持たないことが知られている。 無機成分と有機成分との間の相互作用の種類に応じ、ハイブリッド材料は種々 異なる種類に分類される。これに関する検討がジャーナル・マテリアル・ケミス トリー、第6巻(1996)、第511頁に見られる。 1つの種類のハイブリッド材料は、有機ポリマーと金属アルコキシド(たとえ ばSi(OEt)4もしくはCH3−Si(OEt)3)との均質混合物を水と反応さ せることにより得られる。アルコキシドの加水分解および縮合の後に無機ネット ワークが得られ、これは有機ポリマーにより浸透される(「相互浸透ネットワー ク」)。無機相に対するポリマーの共有化学結合は存在しない。この種のハイブ リッド材料の例はUS−PS−5,346,939号およびWO 93/012 26号に見られる。 ポリ・マテリアル・サイエンス・エンジニアリング(Poly.Mater.Sci.Eng.) 、第74巻(1996)、第65頁によれば、たとえばポリアミド、ポリイミド 、ポリアミドイミドもしくはポリカーボネートのような強極性ポリマーに対する 無機相の適合性は特に良好である。しかしながら、たとえばポリ塩化ビニルもし くはポリメチルメタクリレートのような工業上極めて重要である極性の低いポリ マーについては相分離がしばしば生じ、すなわち不均質な濁った材料が得られる 。この種のシステムにおける適合性を向上させるため、ポリオキサゾリンの添加 が提案されている。 他の種類のハイブリッド材料も同様に作成されるが、使用される有機ポリマー は反応性基(たとえば−Si(OEt)3基)を有し、これら反応性基は無機ネッ トワークに対する共有化学結合を行う。この例がACSシンポジウム・シリーズ 、第585巻(1995)、第125頁、アドバンスト・マテリアル、第6巻( 1994)、第372頁およびマテリアル・レタース、第13巻(1992)、 第261頁に見られる。 WO 93/01226号には「ポリマー複合物」が記載されており、これは 有機および無機のガラス状ポリマーからなっている。有機ポリマーを抽出するこ とができずかつガラス転移点もしくは融点が観察されないことが、これら材料の 特性であると言われる。 US−PS 5,346,939号からは、非反応性の熱可塑性ポリマーと液 体有機金属化合物とからなる混合物が公知である。水の存在下に複合材料がそこ から得られ、ここには分子レベルにて混合が存在せず、有機相と無機相とが分離 されている。この種の複合材料は濁り或いは白色であり、従って高透明性材料に つき必要とされる用途(たとえば被覆ラッカー)には適さない。 従って本発明の課題は、表面の被覆に使用しうると共に、特に良好な付着性、 耐久性および摩耗−および引掻き耐性、並びに高い透明性を有する有機ポリマー に基づく透明混合物を提供することにある。これは本発明の混合物により可能と なる。 従って本発明の主題は、 (A)少なくとも1種の有機ポリマーと、 (B)1〜100nmの一次粒子直径を有する無機粒子と、 (C)それぞれ1〜3個のアルコキシ−もしくはヒドロキシ−基を持った少なく とも2個の珪素原子を有し、それぞれ少なくとも1個のSiC−結合によ り珪素原子がこの珪素原子をカップリングした構造単位に結合している多 官能性有機シランに基づく少なくとも1種の無機−有機結合剤と、 (D)少なくとも1種の溶剤と を含有することを特徴とする透明混合物である。 本発明の意味において、有機ポリマー(A)は成分(B)および(C)に対し 反応性もしくは非反応性のポリマーとすることができる。 その際、非反応性有機ポリマーは無機粒子または無機−有機結合剤との安定な 共有結合を形成しない。ポリマーのOH−基とアルコキシ基との、たとえば有機 −無機結合剤のOH基の反応によるSi−O−C−結合の形成は本発明の意味に おいて安定共有結合とは見なされない。何故なら、これらは水により緩和な条件 下で再び開裂されうるからである。実質的に、無機成分(B)および(C)に対 する有機ポリマーの「結合」は弱い相互作用(たとえば水素−架橋結合)に基づ いている。 本発明の意味で反応性有機ポリマーは、無機成分(B)および(C)との安定 な共有結合(特にSi−O−Si−結合もしくはSi−O−A1結合)を形成す る基を有する。対応の反応性基を含む有機ポリマーは、ACSシンポジウム・シ リーズ、第585巻(1995)、第125頁、アドバンスト・マテリアルス、 第6巻(1994)、第372頁及びマテリアル・レタース、第13巻(199 2)、第261頁に記載されたような(共)重合により、或いは非反応性ポリマ ーの官能化により生成されることができる。この目的に特に適するこの種の物質 は、有機ポリマーに対し高レベルの反応性を有すると同時に無機マトリックスに 対し容易に結合することもできる。その例としては「カップリング剤」(たとえ ばポリマーへのガラス繊維の埋設のため既に広範に使用されている二官能性有機 シランが挙げられる。詳細には、たとえば次の有機シランが挙げられ、ここでR =アルキル、アリール、好ましくはメチルもしくはエチルとすることができる: a) H2N−(CH2)3Si(OR)3 b) H2N−(CH2)2−HN−(CH2)3Si(OR)3 c) H2N−(CH2)2−HN−(CH2)3Si(OR)2(CH3) d) C65−HN−(CH2)3Si(OR)3 e) H2N−(CH2)2−HN−(CH2)2−HN−(CH2)3Si(OR)3 f) OCN−(CH2)3Si(OR)3 g) HS−(CH2)3Si(OR)3 h) H2COCH−CH2−O−(CH2)3Si(OR)3 i) H2C=C(CH3)−COO−(CH2)3Si(OR)3 j) H2C=CH−Si(OR)3 上記二官能性有機シランはたとえば以下に図示したように有機ポリマーと反応 することができる: 〔式中、R、R’=任意のポリマー鎖の残基〕。 しかしながら、先ず最初に無機成分(B)および/または(C)を必要に応じ 二官能性有機シランと実質的にSi−O−Si−結合を形成しながら反応させる と共に、その後に初めて有機ポリマーと反応させることも可能である。 有機ポリマー(A)の例としてはポリイミド、ポリカーボネート、ポリエステ ル、ポリアミド、ポリケトン、ポリエーテル、ポリスチレン、ポリアクリロニト リル、ポリアクリルアミド、ポリメタクリルエステル、ポリアクリルエステル、 ポリビニルエステル、ポリビニルエーテルおよびポリオレフィン、並びにそのコ ポリマーおよび混合物(「配合物」)が挙げられる。 好ましくは、たとえばポリエステル、ポリアクリルエステルもしくはポリメタ クリルエステルに基づく市販のポリオール−ポリマーおよびイソシアネート基含 有ポリマーが使用される。その例はポリアクリレートまたは線状もしくは分枝鎖 ポリエステルに基づくポリオール或いはポリエステル/ポリエーテルである。 複数の有機ポリマー(A)を使用する場合、これらはたとえばイソシアネート 基を有するポリマーでのポリオールポリマーの付加により互いに反応させること もできる。 本発明の意味において無機粒子(B)は1〜100nm、好ましくは5〜50 nmの一次粒子直径を有する金属−、半金属−もしくは非金属−酸化物またはオ キシドハイドレートである。粒子直径(一次粒子直径)はコロイド・ポリマー・ サイエンス、第267巻(1989)、第1113頁に従い超遠心分離により測 定した。これは可視光(約400〜700nm)の散乱が無視しうるほど低い範 囲であり、従って高い透明性物質が得られる。本発明による無機粒子の例はシリ カゾル(SiO2)、ベーマイトゾル(Al(O)OH)および/またはTiO2− ゾルである。有機溶剤におけるシリカゾルが好適である。何故なら、これらはた とえば有機ポリマー(A)を含有する他の溶剤と容易に混合しうるからである。 しかしながら、本発明による混合物の固形物含有量を増加させるには、追加溶剤 (有機ポリマーを溶解させるのに必要な溶剤)は本発明の意味で「追加溶剤」で ない)の使用なしに有機ポリマーに無機粒子(B)を分散させることも可能であ る。極性有機ポリマー(たとえばOH基を有するポリマー)におけるSiO2粒 子の分散が好適に使用され、一般にイソシアネートを含有する有機ポリマーと反 応するポリオールにおける分散が特に好適に使用される。 本発明の意味で有機−無機結合剤(C)は、それぞれ1〜3個のアルコキシ− もしくはヒドロキシ−基を有する少なくとも2個、好ましくは少なくとも3個の 珪素原子を持った多官能性有機シランであり、ここで珪素原子はそれぞれ珪素原 子にカップリングする構造単位に対しそれぞれ少なくとも1個のSi−C−結合 で結合する。 本発明の意味でカップリング構造単位としては、たとえば線状もしくは分枝鎖 のC1〜C10アルキレン鎖、C5〜C10−シクロアルキレン基、芳香族基、たとえ ばフェニル、ナフチルもしくはビフェニルまたは芳香族基と脂肪族基との組合せ が挙げられる。脂肪族基および芳香族基はたとえばSi、N、O、SもしくはF のような異原子をも含むことができる。 多官能性有機シランの例は一般式(I) R6 4-iSi[(CH2)nSi(OR7)a8 3-a]i (I) 〔式中、 i=2〜4、好ましくはi=4であり、 n=1〜10、好ましくはn=2〜4、特に好ましくはn=2であり、 R6=アルキル、アリールであり、 R8=アルキル、アリール、好ましくはR8=メチルであり、 a=1〜3であり、 R7=アルキル、アリール、好ましくはR7=メチル、エチル、イソプロピルであ り、 a=1である場合、R7は水素原子を示すこともできる〕 の化合物である。 他の例は一般式(II) 〔式中、 m=3〜6、好ましくはm=3もしくは4であり、 n=2〜10、好ましくはn=2であり、 R8=C1〜C6アルキルもしくはC6〜C14アリールであり、好ましくはR8=メ チル、エチル、特に好ましくはR8=メチルであり、 R10=アルキル、アリール、好ましくはR10=メチルであり、 c=1〜3であり、 R9=アルキル、アリール、好ましくはR9=メチル、エチル、イソプロピルであ り、 c=1である場合、R9は水素原子をも示すことができる〕 の環式化合物である。 多官能性有機シランの他の例は一般式(III) Si[OSiR11 2(CH2)pSi(OR12)d13 3-d]i (III) 〔式中、 p=1〜10、好ましくはp=2〜4、特に好ましくはp=2であり、 R11=アルキル、アリール、好ましくはR11=メチルであり、 R13=アルキル、アリール、好ましくはR13=メチルであり、 d=1〜3であり、 R12=アルキル、アリール、好ましくはR12=メチル、エチル、イソプロピルで あり、 d=1である場合、R12は水素原子とすることもできる〕 の化合物である。 場合によりオリゴマー、すなわち上記式(I)、(II)および/または(I II)の化合物からの加水分解生成物および/または縮合生成物も使用すること ができる。 さらに多官能性有機シランとしてはシラノールもしくはアルコキシド、たとえ ば a) Si[(CH2)2Si(OH)(CH3)2]4 b) シクロ−{OSiMe[(CH2)2Si(OH)Me2]}4、または c) シクロ−{OSiMe[(CH2)2Si(OEt)2Me]}4 d) シクロ−{OSiMe[(CH2)2Si(OMe)Me2]}4 e) シクロー{OSiMe[(CH2)2Si(OEt)3]}4 も挙げられる。 本発明による混合物は、たとえば摩耗耐性を向上させるべく金属アルコキシド および非金属アルコキシド(E)をも含有することができる。例としては一般式 (IV) R3 x-yM(OR2)y (IV) 〔式中、 M=Si、Sn、Ti、Zr(x=4、y=1〜4)、または M=B、Al(x=3、y=1〜3)であり、 R2、R3=アルキル、アリールであり、 好ましくはR2、R3=メチル、エチル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブ チル、t−ブチル、フェニル、 特に好ましくはR2、R3=メチルおよびエチルである〕 のアルコキシドが挙げられる。その例はSi(OEt)4、Si(OMe)4、H3C −Si(OEt)3、C65−Si(OEt)3、B(OEt)3、Al(OiPr)3また はZr(OiPr)4であり、好ましくはSi(OEt)4が使用される。モノマーア ルコキシドの代わりに、その縮合生成物も使用することができる。たとえばSi (OEt)4−縮合物を市販入手しうる。 さらに、本発明による混合物は加水分解反応および縮合反応を促進するための 触媒(F)および/または着色用もしくは腐食防止用の顔料をも含有することが できる。 溶剤(D)としては、たとえばメタノール、エタノール、イソプロパノール、 1−ブタノール、2−ブタノール、1,2−エタンジオールおよびグリセリンの ようなアルコール類、たとえばアセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチ ルケトンおよびブタノンのようなケトン類、たとえば酢酸エチルエステルもしく は酢酸ブチルエステルのようなエステル類、たとえばトルエンもしくはキシレン のような芳香族物質、たとえばt−ブチルメチルエーテルのようなエーテル類、 並びに脂肪族炭化水素が適している。 触媒(F)としては有機酸および無機酸もしくは塩基、並びに金属有機化合物 、或いは金属アルコキシドも使用することができる。 本発明の好適具体例において、混合物は溶剤(D)およびたとえば触媒および /または顔料のような全ての追加成分を無視して次の成分を有する: 3〜80重量%の有機ポリマー(A)、 1〜60重量%の無機粒子(B)、 1〜80重量%の無機−有機結合剤(C)、および 0〜60重量%の金属−および非金属−アルコキシド(E) 〔ここで、成分(A)と(B)と(C)と(E)とは100%まで添加される〕 本発明の特に好適具体例において、混合物は溶剤(D)およびたとえば触媒お よび/または顔料のような全ての追加成分を無視して次の成分を有する: 8〜50重量%の有機ポリマー(A)、 5〜40重量%の無機粒子(B)、 3〜50重量%の無機−有機結合剤(C)、および 0〜50重量%の金属−および非金属−アルコキシド(E) 〔ここで、成分(A)と(B)と(C)と(E)とは100%まで添加される〕 好ましくは溶剤(D)の量は混合物の固形物含有量が5〜80%、特に好まし くは10〜60%となるよう選択される。 本発明による混合物を製造するには<各成分を任意の順序で混合する。好まし くは有機ポリマーを溶剤中で使用する。 有機ポリマーと無機成分とが共有結合してない材料をもたらす混合物を製造す るには、次の具体例が好適である:有機ポリマー(A)を容器内で溶剤(D)中 に入れ、無機粒子(B)を撹拌下に好ましくは溶剤における透明分散物として添 加すると共に有機−無機結合剤(C)を添加し、次いで必要に応じアルコキシド 、他の溶剤、水、触媒および/または顔料を添加する。 有機ポリマーと無機成分とが加水分解安定的に共有結合している材料を作成す べき混合物につき、1好適具体例においては有機ポリマー(A)を先ず最初に二 官能性有機シランと反応させる。この反応が完結した後、無機粒子(B)(好ま しくは溶剤における透明分散物として)と有機−無機結合剤(C)とを添加し、 最後に必要に応じ他の溶剤、水、触媒および/または顔料を添加する。 他の具体例においては、先ず最初に二官能性有機シランを無機粒子(B)およ び/または有機−無機結合剤(C)と反応させることもできる。その後、有機ポ リマー(A)を添加すると共にアルコキシド、他の溶剤、水、触媒および/また は顔料を必要に応じ添加する。 上記の各具体例において、無機粒子(B)は有機ポリマー(A)における分散 物として必要に応じ溶剤の存在下に使用することもできる。 本発明による混合物は各出発成分の混合直後に使用することができ、たとえば ラッカー塗布につき使用することができる。しかしながら、混合物は好ましくは 所定の時間にわたり撹拌される。特に水および凝縮触媒の存在下では有機−無機 結合剤から或いは必要に応じ添加される金属アルコキシドからポリ縮合物が生成 する。このように処理された混合物は、新たに作成されるものよりもずっと急速 に硬化する。 有機−無機ハイブリッド材料は揮発性成分を本発明による混合物から除去して 作成することができる。これは、たとえば揮発性成分を−10〜200℃、好ま しくは15〜160℃の温度で蒸発させて行うことができる。 このようにして得られる有機−無機ハイブリッド材料は、無機および有機成分 の浸透性ネットワークまたは分子混合物で構成される。その際、無機ネットワー クは無機粒子(B)と有機−無機結合剤(C)と必要に応じアルコキシドおよび /または二官能性有機シランまたは対応の上記全成分の加水分解生成物および縮 合生成物から形成される。珪素原子が有機基を介し結合して無機ネットワークが これらにSi−C結合を介して結合される構造単位を有することが、これら材料 の特徴である。 これら新規な材料は、たとえばコーチングおよび成型体の製造に適している。 その高い無機成分の割合に鑑み、本発明による材料からの成型体はポリウレタン からの成型体と比較して減少した可燃性を有する。 本発明による材料からのコーチングはその良好な付着性、高い透明性、溶剤お よび薬品に対する耐性、摩耗耐性および弾力性を特徴とする。これらコーチング はガラスおよび金属に極めて良好に付着し、さらに多くの有機材料およびセラミ ック材料にも良好に付着する。たとえばポリウレタンラッカーからの下塗コート には問題なしに仕上コートすることができる。良好に付着性するコーチングは、 たとえばポリカーボネートのような透明プラスチックに予備処理なしに施して引 掻き耐性を向上させることもできる。 本発明による有機−無機ハイブリッド材料はたとえば高い耐摩耗性、弾力性、 並びに薬剤および溶剤に対する耐性が必要とされる用途につき、透明コーチング として使用することができる。例としては自動車部門、海洋部門(船舶、港湾設 備)における被覆ラッカー塗装および化学装置(たとえばパイプラインもしくは 反応器の内部および外部コーチング)における被覆ラッカー塗装が挙げられる。 自動車部門で使用するには、溶剤および薬品に対する耐性と同時に高い耐摩耗 性が重要である。変形による損傷に際しラッカーフィルムの剥離(大きい領域に わたる)を回避するには、コーチングは或る程度の弾力性をも示さねばならない 。コーチングは実用的に試験された最良の被覆ラッカーと同等に良好または部分 的にずっと良好である溶剤および薬品に対する耐性を示す本発明による有機−無 機ハイブリッド材料から作成しうるコーチングは、同時に本発明による材料に顕 著に向上した耐摩耗性を与える。高割合の無機成分を有する本発明によるコーチ ングは、たとえば船舶のための汚染防止コーチングとしても適している。 多くの着色剤に対するその排斥作用および溶剤に対するその良好な耐性に基づ き、本発明によるコーチングはアンチグラフィチ(anti-graffiti)ラッカーとし ても良く適している。一方ではコーチングは濡れが少なく着色剤フィルムが凝集 して液滴を形成し、他方では乾燥着色剤を難なく除去することができる。さらに 、これらコーチングを既存のコーチングに施して車両もしくは建造物を効果的に 保護することもできる。 以下、限定を意味するものでないが実施例により本発明をさらに説明する。実施例 有機ポリマーとして使用したポリアクリレートはバイエルAG社、D−513 86レバークッセンにて商品名デスモフェン(商標)として入手しうる。特記し ない限りデスモフェン(商標)A665(3.0%のOH基)はn−ブチルアセ テート/キシレン(3:1)における65%溶液として使用し、デスモフェン( 商標)A450(1.0%のOH基)はn−ブチルアセテートにおける50%溶 液として使用した。 シクロー{OSiMe[(CH2)2Si(OH)Me2]}4(「D4−シラノール 」)およびシクロ−{OSiMe[(CH2)2Si(OEt)2Me]}4(「D4−ジ エトキシド」)については実施例1または2に説明し、HSiClMe2もしく はHSiCl2Meによるシクロ−{OSi(CH3)(C23)}4のヒドロシリル 化に続く加水分解もしくはアルコール分解により作成した。 Si[(CH2)2Si(OH)Me2]4(「TVS−シラノール」)は相応の方 法にてテトラビニルシラン(HSiClMe2)からおよびその後の加水分解に よってDE OS 19 603 242号に記載されたように作成した。 ヒドロシリル化触媒は、たとえば「シロプレンU触媒Pt/S」(シクロ−{ OSi(CH3)(C23)}4リガンドで置換されたPt−錯体のイソプロパノー ルにおける68%溶液)として、たとえばバイエルAG社、D−51368レバ ークッセンから市販入手でき、或いは上記のように作成した。 上記化合物の合成はアルゴン雰囲気下または減圧下で行った。 使用した(有機)シリカゾルはイソプロパノールにおける約30重量%のSi O2(一次粒子直径約9nm)の分散物で構成した。所定のSiO2含有量は、( 有機)シリカゾルの添加量(SiO2含有量30%)およびTEOSの添加量( 完全縮合にてSiO2含有量28.8%)から全固形物に対して示される。 各フィルムをフィルム展延フレーム(ドクターブレード)によりガラス上に施 し、特記しない場合は130℃にて1時間にわたり循環空気オーブン内で硬化さ せた。 付着性を検査するには、ISO 2409に従いクロスカット付着試験を行っ た。鉛筆硬度の測定は、「スタビロ−ミクロ8000」ブランド(シュワン社、 ドイツ国)硬度B〜7Hの鉛筆によりASTM D3363〜92aに従って行 った。示した鉛筆硬度は、基質に到るまでフィルムを引掻かなかった硬度である 。振子硬度はDIN 53 157に従って測定し、エリクセンカッピング指数 はDIN ISO 1520に従って測定した。 溶剤耐性は肉眼検査した(作用時間:1分間もしくは5分間とした):「0」 (未変化)〜「5」(著しく変化:たとえばブリスタ形成、脱着もしくは溶解ま たは軟化)。 洗浄トレイン試験は回転ブラシ(ポリエチレン刷毛)と摩耗性媒体(石英砂、 平均粒子寸法25μm)を供給する2個のノズルとよりなる実験室洗浄トレイン で行った。試験すべき被覆プレートを刷毛の下で10回にわたり前後移動させる と同時に水−砂混合物を噴霧した。10サイクルの後、表面をエタノールで清浄 し、光沢喪失を測定した(20℃における光沢測定)。 アンチグラフィチ被覆としての効果は、水−エタノール−ブチルグリコール( 1:1:1)におけるフクシン1%溶液の1時間にわたる作用により試験した。 乾燥フィルムをエタノール飽和された紙タオルで拭い、残留染料を肉眼で「弱桃 色」および「桃色」に分類した。残留スクシンが識別しえなかった場合、これは 「残留物なしに除去」として示した。 特記しない限り%は重量%である。実施例1 粉末状活性炭素のH2Ptl6による被覆 49.5gの活性炭ノリットCN 1を300mlのダブル蒸留水にスラリー 化させ、200mlのH2PtCl6水溶液(この水溶液は金属として計算し0. 5gのPtを含有する)と混合した。次いで10分間撹拌し、フィルター漏斗で 触媒を吸引濾過した。水で濡れた粗生成物(153g)を0.1Paおよび11 0℃にて乾燥させ、アルゴン下で貯蔵した。この触媒は1%の白金を含有した。 シクロ−{OSiMe[(CH2)2SiClMe2]}4の合成 120mlのTHFにおける50g(145.2ミリモル)のシクロ−{OS i(CH3)(C23)}4に、69gの(726.7ミリモル)のクロルジメチル シランと800mgの触媒(上記したように作成)とを添加した。反応混合物を 50℃まで加温し、2時間後にこの温度にて熱発生は観察されなかった。さらに 55〜60℃にて20時間の後、室温まで冷却すると共に触媒をガラスフリット で濾過した。無色透明な濾液から減圧下で揮発性成分を除去し、生成物を無色油 状物として得た。 シクロ−{OSiMe[(CH2)2Si(OH)Me2]}4の合成 87.4ml(63.6g、628.3ミリモル)のトリエチルアミンと12 .1ml(12.1g、672.2ミリモル)の水と2850mlのt−ブチル メチルエーテルとからなる混合物に、1時間以内に100mlのジエチルエーテ ルにおける105g(145.2ミリモル)のシクロ−{OSiMe[(CH2)2 SiClMe2]}4を滴下した。添加が終了した後、さらに1時間にわたり撹拌 し、次いで沈殿物をトリエチルアンモニウムヒドロクロライドから濾過した。次 いで揮発性成分を減圧下に回転蒸発器により除去し、油状残留物を僅かなT HFに取り、シリカゲルで濾過した。全揮発性成分を減圧下で更めて除去した後 、生成物が粘性油状物として得られた。 収量:69.5g、理論値の74%に相当。実施例2 シクロ−{OSiMe[(CH2)2SiCl2(CH3)]}4の合成 249.5g(725.5ミリモル)のシクロ−{OSi(CH3)(C23) }4を250mlのトルエン(p.a.)に入れ、50μlのシロプレンU−触 媒を添加した後に100℃まで加温した。次いで30mlのジメチルクロルシラ ンを迅速に添加し、温度を直ちに110℃まで上昇させた。次いで332.3m l(367.2g;3.19モル)のジメチルクロルシランの残量を滴下し始め た。滴下(約2時間)に際し反応混合物の温度はその間に約120℃まで上昇し たが、最後の30mlに際し107℃まで下降した。黄色の反応混合物をさらに 2時間にわたり110℃にて撹拌し、次いで室温まで冷却した。減圧下での揮発 性成分の凝縮後、淡黄色油状物が得られた。 収量:581.0g、理論値の99.6%に相当。 シクロ−{OSiMe[(CH2)2Si(OEt)2(CH3)]}4の合成 581.0g(722.2ミリモル)のシクロ−{OSiMe[(CH2)2Si Cl2(CH3)]}4(上記のように作成)を500mlに溶解し、撹拌下に47 6.0g(10.33モル)のエタノール(p.a.)に滴下した。滴下(約2 時間)の後、(その間に反応混合物は約32℃まで上昇)、さらに2時間にわた り還流するまで加温し、ここで塩化水素ガスがまだ激しく発生した。最後に揮発 性成分を先ず最初に常圧にて、次いで減圧下に蒸留した。弱黄色の油状物が得ら れた。実施例3 追加溶剤なしのD4−シラノール/デスモフェン(商標)A665 15gのシクロ−{OSiMe[(CH2)2Si(OH)Me2]}4を108. 4gのデスモフェン(商標)A665と共に均質混合物が得られるまで撹拌した 。次いで133.5mlのオルガノゾルと75mlのTEOSと12mlの0. 1N塩酸とを添加し、均質混合物をさらに2時間にわたり撹拌した。固形物 含有量:43%。 塗布および硬化の後、透明な亀裂のないフィルムが得られ、これは弱い乾燥パ ターンを有した。 実施例4 低オルガノゾル割合を含むD4−シラノール/デスモフェン(商標)A665 n−ブタノールにおけるシクロ−{OSiMe[(CH2)2Si(OH)Me2 ]}4の150gの10%溶液に108.4gのデスモフェン(商標)A665 と68mlのオルガノゾルと75mlのTEOSと12mlの0.1N塩酸とを 添加した。 塗布および硬化の後、透明な亀裂のないフィルムが得られた。 実施例5 高オルガノゾル割合を含むD4−シラノール/デスモフェン(商標)A665 n−ブタノールにおけるシクロ−{OSiMe[(CH2)2Si(OH)Me2 ]}4の150gの10%溶液に108.4gのデスモフェン(商標)A665 と135.5mlのオルガノゾルと75mlのTEOSと12m1の0.1N塩 酸とを一緒に添加すると共に2時間にわたり撹拌した。均質混合物が得られた。 塗布を噴霧(キャリアガス:窒素)により行った。自動車特異性試験: * キシレン、MPA、酢酸エチル、アセトン(1分間の作用時間)、ベンジ ン(10分間)。** 木材樹脂、ブレーキ液、パンクレアチン(50%)、NaOH(1%)、 硫酸(1%); 示した温度は第1可視損傷に相当する。*** 10回の洗浄後の光沢損失、20°の入射角度にて測定(初期光沢、最終 光沢、差)。 比較: 市販入手しうる2K−ポリウレタン被覆ラッカーの光沢損失: 35.2。実施例6 無機成分の予備反応を伴うD4−シラノール/デスモフェン(商標)A665 n−ブタノールにおけるシクロ−{OSiMe[(CH2)2Si(OH)Me2 ]}4の150gの10%溶液に68mlのオルガノゾルと75mlのTEOS と12mlの0.1N塩酸とを添加すると共に2時間撹拌した。その後、108 .4gのデスモフェン(商標)A665を添加し、さらに15分間撹拌した。均 質混合物が得られた。 塗布および硬化の後、透明な亀裂のないフィルムが得られた。 実施例7 D4−シラノール/デスモフェン(商標)A665(n−ブチルアセテートにお ける70%) 1.5gのシクロ−{OSiMe[(CH2)2Si(OH)Me2]}4を10. 08gのデスモフェン(商標)A665と共に均質混合物が得られるまで撹拌し た。次いで13.6mlのオルガノゾルと7.5mlのTEOSと1.2mlの 0.1N塩酸とを添加し、均質混合物をさらに2時間撹拌した。 塗布および硬化の後、透明な亀裂のないフィルムが得られた。 実施例8−10 D4−ジエトキシド/デスモフェン(商標)A665 下表に示した順序で出発物質を互いに混合し、2時間撹拌した。均質混合物が 得られた。 塗布および硬化の後、透明かつ亀裂のないフィルムが得られた。 実施例11および12 無機成分の予備反応を伴うD4−ジエトキシド/デスモフェン(商標)A665 下表に示した(無機)成分を混合すると共に2時間撹拌した。次いで有機ポリ マー(デスモフェン(商標)A665)を添加し、均質混合物が得られるまで撹 拌した。 塗布および硬化の後、透明かつ亀裂のないフィルムが得られた。 実施例13および14 デスモフェン(商標)A665(n−ブチルアセテートにおける70%)とOC N−(CH2)3−Si(OEt)3との反応 それぞれ100gのデスモフェン(商標)A665を0.7g(実施例13) もしくは3.5g(実施例14)のOCN−(CH2)3−Si(OEt)3と共に撹 拌し、次いで乾燥オーブン内で45℃にて5時間調温した。顕著には変化してな い粘度を有する無色混合物が得られた。 D4−シラノール/デスモフェン(商標)A665(OCN−(CH2)3−Si( OEt)3により官能化) 下表に示した順序で出発物質を混合すると共に2時間撹拌した。均質混合物が 得られた。 塗布および硬化の後、透明かつ亀裂のないフィルムが得られた。 実施例15および17 TVS−シラノール/デスモフェン(商標)A450(n−ブチルアセテート/ キシレン1:1における50%) 2.0gのSi[(CH2)2Si(OH)Me2]4と4.0mlのTEOSと5. 0mlのエタノールと1.0mlの0.1N塩酸とを混合し、1時間撹拌した。 次いで、それぞれ2mlのこの溶液に2gのデスモフェン(商標)A450 (実施例15)、1.0gのデスモフェン(商標)A450(実施例16)もし くは0.5gのデスモフェン(商標)A450(実施例17)を添加し、均質混 合物が得られるまで撹拌した。 このようにして得られた溶液によりそれぞれ1枚のポリカーボネート板および 1枚のABS板を被覆し(90μm)、このコーチングを130℃もしくは90 ℃にて1時間硬化させた。クロスカット付着試験の結果は次の通りであった: 実施例18 D4−シラノール/デスモフェン(商標)A450 1.5gのシクロ−{OSiMe[(CH2)2Si(OH)Me2]}4と10g のメチルエチルケトンと10gのデスモフェン(商標)A450と13.6ml のオルガノゾルと7.5mlのTEOSと1.2mlの0.1N塩酸とを混合し 、2時間撹拌した。均質混合物が得られた。 塗布および硬化の後、透明な亀裂のないフィルムが得られた。 比較例1a〜1g TEOS、H3C−Si(OEt)3またはPh−Si(OEt)3/デスモフェン( 商標)A665(有機−無機結合剤なし) 出発物質を下表に示した順序で混合し、2時間にわたり撹拌した。均質混合物 が得られた。 このようにして得られた溶液によりそれぞれ1枚のガラス板を被覆し(湿潤フ ィルム厚さ240μm)、このコーチングを130℃にて15分間にわたり硬化 させた。 比較例2aおよび2b TEOS、H3C−Si(OEt)3または実施例14からのPh−Si(OEt)3 /デスモフェン(商標)A665(有機−無機結合剤なし) 出発物質を下表に示した順序で混合し、2時間にわたり撹拌した。均質混合物 が得られた。 このようにして得られた溶液によりそれぞれ1枚のガラス板を被覆し(湿潤フ ィルム厚さ240μm)、このコーチングを130℃にて15分間にわたり硬化 させた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09D 201/00 C09D 201/00 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,LS,M W,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM ,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,E S,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU,ID ,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ, LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,M G,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT ,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL, TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ,V N,YU,ZW (72)発明者 プツペ,ロタール ドイツ連邦共和国デイー51399 ブルシヤ イト、アム・ヴアイハー 10アー

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  1. 【特許請求の範囲】 1. (A)1種もしくはそれ以上の有機ポリマーと、 (B)1〜100nmの一次粒子直径を有する無機粒子と、 (C)それぞれ1〜3個のアルコキシ−もしくはヒドロキシ−基を持った少なく とも2個の珪素原子を有し、それぞれ少なくともl個のSiC−結合によ り珪素原子がこの珪素原子をカップリングした構造単位に結合している多 官能性有機シランに基づく1種もしくはそれ以上の無機−有機結合剤と、 (D)溶剤と を含有することを特徴とする透明混合物。 2. 請求の範囲第1項に記載の混合物から揮発性成分を除去することにより得 られる有機−無機ハイブリッド材料。 3. 成形体または表面コーチングを作成するための請求の範囲第2項に記載の 有機−無機ハイブリッド材料の使用。
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