JP4064130B2 - 透明ハードコートフィルム - Google Patents

透明ハードコートフィルム Download PDF

Info

Publication number
JP4064130B2
JP4064130B2 JP2002071639A JP2002071639A JP4064130B2 JP 4064130 B2 JP4064130 B2 JP 4064130B2 JP 2002071639 A JP2002071639 A JP 2002071639A JP 2002071639 A JP2002071639 A JP 2002071639A JP 4064130 B2 JP4064130 B2 JP 4064130B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hard coat
transparent hard
acrylate
coat layer
meth
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2002071639A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003266582A5 (ja
JP2003266582A (ja
Inventor
正登 齋藤
正裕 原田
益生 小山
剛久 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kimoto Co Ltd
Original Assignee
Kimoto Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kimoto Co Ltd filed Critical Kimoto Co Ltd
Priority to JP2002071639A priority Critical patent/JP4064130B2/ja
Priority to KR1020030012275A priority patent/KR100930781B1/ko
Priority to TW92105372A priority patent/TWI255771B/zh
Priority to US10/385,640 priority patent/US6869673B2/en
Publication of JP2003266582A publication Critical patent/JP2003266582A/ja
Publication of JP2003266582A5 publication Critical patent/JP2003266582A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4064130B2 publication Critical patent/JP4064130B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J7/00Chemical treatment or coating of shaped articles made of macromolecular substances
    • C08J7/12Chemical modification
    • C08J7/123Treatment by wave energy or particle radiation
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J7/00Chemical treatment or coating of shaped articles made of macromolecular substances
    • C08J7/04Coating
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K3/00Use of inorganic substances as compounding ingredients
    • C08K3/34Silicon-containing compounds
    • C08K3/36Silica
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K2201/00Specific properties of additives
    • C08K2201/002Physical properties
    • C08K2201/003Additives being defined by their diameter
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/249921Web or sheet containing structurally defined element or component
    • Y10T428/249953Composite having voids in a component [e.g., porous, cellular, etc.]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/25Web or sheet containing structurally defined element or component and including a second component containing structurally defined particles
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/25Web or sheet containing structurally defined element or component and including a second component containing structurally defined particles
    • Y10T428/259Silicic material
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/26Web or sheet containing structurally defined element or component, the element or component having a specified physical dimension
    • Y10T428/263Coating layer not in excess of 5 mils thick or equivalent
    • Y10T428/264Up to 3 mils
    • Y10T428/2651 mil or less

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Surface Treatment Of Optical Elements (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、透明ハードコートフィルムに関し、特に液晶表示装置、CRT表示装置、プラズマ表示装置、EL表示装置等の各種の表示装置の表面基材に適した透明ハードコートフィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、液晶表示装置やプラズマ表示装置等のディスプレイ画面上には、その表面を保護すると共に、そのディスプレイ画面への外部光の映り込みによる眩しさからくる見にくさを防止するために、透明高分子フィルム上に表面凹凸処理を施した透明ハードコートフィルムが用いられている。そして、このような透明高分子フィルム上に施される表面凹凸処理としては、マット剤となる粒子を含有させた透明ハードコート層が一般に用いられている。
【0003】
しかしながら、従来の表面凹凸処理による透明ハードコートフィルムにおいては、防眩性、解像性、ハードコート性をバランス良く満足させることは困難であった。例えば、上記のマット剤となる粒子を含有する透明ハードコート層の場合、粒子の含有量を多くした場合にはヘーズ値の上昇を招いて解像性が低下し、含有量を少なくした場合には光沢度が上昇して防眩性を低下すると共に、表示像の視認性も低下するといった問題が発生する。また、粒子の粒子径を小さくした場合には、ヘーズの上昇を抑えて解像性を向上させるのに有効であるが、同時にハードコート層の厚みを薄くしなければ表面に粒子による凹凸が形成され難くなって防眩性が低下し、またハードコート層の厚みを薄くすると表面硬度が低下するといった問題が発生する。またハードコート層の厚みを厚くした場合には、表面硬度等に代表されるハードコート性を付与するには効果的であるが、粒子が膜内に埋もれてしまうため、表面凹凸が形成され難くなって防眩性が低下するといった問題が発生する。
【0004】
従って、以上のような問題が解決された、防眩性と解像性をバランス良く満たす光学特性と、表面硬度等に代表されるハードコート性を兼ね備えた透明ハードコートフィルムが切望されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、以上のような問題を解決するためになされたものであって、防眩性と解像性をバランス良く満たす光学特性と、表面硬度等に代表されるハードコート性とを兼ね備えた透明ハードコートフィルムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明者らは、このような目的を達成するために鋭意研究を重ねた結果、ハードコート層を形成する材料として特定の材料を用いることによって目的を達成することができることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0007】
即ち、本発明の透明ハードコートフィルムは、透明高分子フィルムの少なくとも一方の面に透明ハードコート層を設けてなる透明ハードコートフィルムであって、前記透明ハードコート層は少なくとも電離放射線硬化性有機無機ハイブリットハードコート剤とマット剤とから形成されてなるものであり、且つ前記マット剤は平均粒子径が1〜4.5μmからなる無機粒子であり、前記透明ハードコート層の厚みが〜10μmであることを特徴とするものである。
【0009】
また本発明の透明ハードコートフィルムは、前記電離放射線硬化性有機無機ハイブリットハードコート剤が、少なくとも表面に光重合反応性を有する感光性基が導入された反応性シリカ粒子を含むものであって、当該反応性シリカ粒子の平均粒子径が、0.001〜0.1μmであることを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の透明ハードコートフィルムについて、詳細に説明する。
【0011】
本発明の透明ハードコートフィルムは、透明高分子フィルムの少なくとも一方の面に透明ハードコート層が設けられてなるものである。
【0012】
ここで透明高分子フィルムとしては、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリカーボネート、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、トリアセチルセルロース、アクリル、ポリ塩化ビニル等の透明性を阻害しないものが使用でき、延伸加工、特に二軸延伸加工されたポリエチレンテレフタレートフィルムが、機械的強度や寸法安定性に優れる点で好ましい。また、表面にコロナ放電処理を施したり、易接着層を設けることによって透明ハードコート層との接着性を向上させたものも好適に用いられる。このような透明高分子フィルムの厚みとしては、適用される材料によって適宜選択されることになるが、一般には25〜500μmであり、好ましくは50〜200μmである。
【0013】
次に透明高分子フィルムの少なくとも一方の面に形成されてなる透明ハードコート層について説明する。この透明ハードコート層は、少なくとも電離放射線硬化性有機無機ハイブリットハードコート剤(以下、「HbHC剤」という)とマット剤とから形成されてなるものである。
【0014】
ここでHbHC剤として好ましい態様は、少なくとも表面に光重合反応性を有する感光性基が導入された反応性シリカ粒子(以下、単に「反応性シリカ粒子」ともいう)を含むものである。ここで光重合反応性を有する感光性基としては、(メタ)アクリロイルオキシ基に代表される重合性不飽和基などを挙げることができる。またこのようなHbHC剤は、この反応性シリカ粒子の表面に導入された光重合反応性を有する感光性基と光重合反応可能な化合物、例えば、重合性不飽和基を有する不飽和有機化合物を含むものであってもよい。またHbHC剤としては、このような反応性シリカ粒子や重合性不飽和基を有する不飽和有機化合物に適宜汎用の希釈溶剤を混合することによって固形分を調整したものを用いることができる。
【0015】
ここで反応性シリカ粒子の平均粒子径としては、0.001〜0.1μmの平均粒子径であることが好ましい。平均粒子径をこのような範囲にすることにより、後述する平均粒子径1〜10μmの無機粒子からなるマット剤と組合せて用いることによって、本発明の効果である防眩性と解像性とをバランス良く満たす光学特性と、ハードコート性とを兼ね備えた透明ハードコート層を形成し易くなる。尚、このような効果をより得易くする観点からは、更に平均粒子径として0.001〜0.01μmのものを用いることがより好ましい。
【0016】
ここでこのような反応性シリカ粒子としては、例えば、母体となる粉体状シリカあるいはコロイダルシリカに対し、分子中に加水分解性シリル基、重合性不飽和基、下記一般式(1)で表わされる基及び(2)で表わされる基を有する化合物(以下、「重合性不飽和基修飾加水分解性シラン」という)が、シリルオキシ基を介して化学的に結合しているものを用いることができる。即ち、本発明では、重合性不飽和基修飾加水分解性シランが、加水分解性シリル基の加水分解反応によって、シリカ粒子との間に、シリルオキシ基を生成して化学的に結合しているようなものを、反応性シリカ粒子として用いることができる。
【0017】
【化1】
Figure 0004064130
【0018】
(式中、XはNH、酸素原子及び硫黄原子から選ばれ、Yは酸素原子及び硫黄原子から選ばれる、但し、Xが酸素原子のときYは硫黄原子である)
【0019】
【化2】
Figure 0004064130
【0020】
加水分解性シリル基としては、例えば、アルコキシリル基、アセトキシリル基等のカルボキシリレートシリル基、クロシリル基等のハロゲン化シリル基、アミノシリル基、オキシムシリル基、ヒドリドシリル基等が挙げられる。
【0021】
重合性不飽和基としては、アクリロイルオキシ基、メタクリロイルオキシ基、ビニル基、プロペニル基、ブタジエニル基、スチリル基、エチニイル基、シンナモイル基、マレート基、アクリルアミド基等が挙げられる。
【0022】
次にHbHC剤に他の成分として含ませることが可能な、重合性不飽和基を有する不飽和有機化合物としては、分子中に2個以上の重合性不飽和基を有する多価不飽和有機化合物、あるいは分子中に1個の重合性不飽和基を有する単価不飽和有機化合物等を挙げることができる。
【0023】
ここで多価不飽和有機化合物としては、例えばエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、グリセロールジ(メタ)アクリレート、グリセロールトリ(メタ)アクリレート、1,4−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ジシクロペンタニルジ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールモノヒドロキシペンタ(メタ)アクリレート、ジトリメチロールプロパンテトラ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート等が挙げられる。
【0024】
また単価不飽和有機化合物としては、例えばメチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、イソデシル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、アリル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、メチルシクロヘキシル(メタ)アクリレート、イソボルニル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、グリセロール(メタ)アクリレート、グリシジル(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレート、2−エトキシエチル(メタ)アクリレート、2−(2−エトキシエトキシ)エチル(メタ)アクリレート、ブトキシエチル(メタ)アクリレート、2−メトキシエチル(メタ)アクリレート、メトキシジエチレングリコール(メタ)アクリレート、メトキシトリエチレングリコール(メタ)アクリレート、メトキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、2−メトキシプロピル(メタ)アクリレート、メトキシジプロピレングリコール(メタ)アクリレート、メトキシトリプロピレングリコール(メタ)アクリレート、メトキシポリプロピレングリコール(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコール(メタ)アクリレート等が挙げられる。
【0025】
次にマット剤としては、平均粒子径が1〜4.5μmからなる無機粒子であることが必要である。平均粒子径がこのような範囲の無機粒子をマット剤として上記HbHC剤と組合せて用いることによって、理由は明らかではないが、本発明の効果である防眩性と解像性とをバランス良く満たす光学特性と、ハードコート性とを兼ね備えた透明ハードコート層を形成できるようになる。
【0026】
このような無機粒子としては、シリカ、アルミナ、タルク、クレイ、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、硫酸バリウム、水酸化アルミニウム、二酸化チタン、酸化ジルコニウム等の1種又は2種以上を併せて使用することができる。特に本発明の効果をより得易くする観点からは、多孔質シリカを用いることが好ましい。
【0027】
ここで無機粒子からなるマット剤は、HbHC剤の固形分100重量部に対して2重量部以上、好ましくは4重量部以上、より好ましくは6重量部以上、20重量部以下、好ましくは18重量部以下、より好ましくは16重量部以下の割合で混合されていることが望ましい。2重量部以上にすることにより、透明ハードコートフィルムとしての防眩性を十分なものにし易くなり、20重量部以下にすることにより、透明ハードコートフィルムとしての解像性を十分なものにし易くなる。
【0028】
また本発明の透明ハードコート層には、HbHC剤及びマット剤の他の成分として熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、電離放射線硬化性樹脂、光重合開始剤等を含有させることも適宜行い得る。
【0029】
このような熱可塑性樹脂としては、アセチルセルロース、ニトロセルロース、アセチルブチルセルロース、エチルセルロース、メチルセルロース等のセルロース誘導体、酢酸ビニル及びその共重合体、塩化ビニル及びその共重合体、塩化ビニリデン及びその共重合体等のビニル系樹脂、ポリビニルホルマール、ポリビニルブチラール等のアセタール系樹脂、アクリル樹脂及びその共重合体、メタクリル樹脂及びその共重合体等のアクリル系樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリアミド樹脂、線状ポリエステル樹脂、ポリカーボネート樹脂等が挙げられる。
【0030】
また熱硬化性樹脂としては、アクリルポリオールとイソシアネートプレポリマーとからなる熱硬化性ウレタン樹脂、フェノール樹脂、尿素メラミン樹脂、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、シリコーン樹脂等が挙げられる。
【0031】
また電離放射線硬化性樹脂としては、光重合性プレポリマー若しくは光重合性モノマーなどの1種又は2種以上を混合した電離放射線硬化塗料に電離放射線(紫外線又は電子線)を照射することで硬化するものを使用することができる。ここで光重合性プレポリマーとしては、1分子中に2個以上のアクリロイル基を有し、架橋硬化することにより3次元網目構造となるアクリル系プレポリマーが特に好ましく使用される。このアクリル系プレポリマーとしては、ウレタンアクリレート、ポリエステルアクリレート、エポキシアクリレート、メラミンアクリレート等が使用できる。また光重合性モノマーとしては、上記に記載した多価不飽和有機化合物等が使用できる。
【0032】
また光重合開始剤としては、アセトフェノン、ベンゾフェノン、ミヒラーケトン、ベンゾイン、ベンジルメチルケタール、ベンゾインベンゾエート、ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2−メチル−1−(4−(メチルチオ)フェニル)−2−(4−モルフォリニル)−1−プロパン、α−アシロキシムエステル、チオキサンソン類等が挙げられる。
【0033】
本発明における透明ハードコート層の厚みとしては、〜10μmであることが望ましい。μm以上にすることにより、透明ハードコートフィルムとしてのハードコート性を十分なものにし易くなり、10μm以下にすることにより、透明ハードコートフィルムの光学特性のバランスを調整し易くなると共に、透明ハードコート層を透明高分子フィルムの一方の面にのみ設けた場合における透明ハードコートフィルムのカールを抑え易くすることができるようになる。
【0034】
以上のような透明ハードコート層は、HbHC剤、マット剤、及び必要に応じて他の成分を配合して、適宜必要に応じて用いる希釈溶剤によって塗布液として調整し、当該塗布液を透明高分子フィルム表面に従来公知の塗布方法によって塗布した後、電離放射線を照射して硬化させることにより形成することができる。尚、電離放射線を照射する方法としては、超高圧水銀灯、高圧水銀灯、低圧水銀灯、カーボンアーク、メタルハライドランプなどから発せられる100〜400nm、好ましくは200〜400nmの波長領域の紫外線を照射する、又は走査型やカーテン型の電子線加速器から発せられる100nm以下の波長領域の電子線を照射することにより行うことができる。
【0035】
【実施例】
以下、本発明の実施例について説明する。尚、「部」「%」は特記しない限り重量基準である。
【0036】
[実施例1]
厚み100μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(コスモシャインA4300:東洋紡績社)の一方の面に、下記の組成の透明ハードコート層用塗布液aを塗布し、60℃加熱で5分間乾燥し、高圧水銀灯で紫外線を1〜2秒照射することにより、約5μmの透明ハードコート層を形成して、透明ハードコートフィルムを作製した。
【0037】
<透明ハードコート層用塗布液a>
・少なくとも平均粒子径が0.001〜0.1μmの範囲内にある反応性シリカ粒子と重合性不飽和基を有する不飽和有機化合物とを含むHbHC剤(デソライト 7501<固形分50%>:JSR社) 100部
・多孔質シリカ(サイリシア446 <平均粒子径4.5μm>:富士シリシア化学社) 5部
・光重合開始剤(イルガキュア651:チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社) 1.5部
・メチルエチルケトン 40部
・トルエン 15部
【0038】
参考例1
厚み100μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(コスモシャインA4300:東洋紡績社)の一方の面に、下記の組成の透明ハードコート層用塗布液bを塗布し、60℃加熱で5分間乾燥し、高圧水銀灯で紫外線を1〜2秒照射することにより、約3μmの透明ハードコート層を形成して、透明ハードコートフィルムを作製した。
【0039】
<透明ハードコート層用塗布液b>
・少なくとも平均粒子径が0.001〜0.1μmの範囲内にある反応性シリカ粒子と重合性不飽和基を有する不飽和有機化合物とを含むHbHC剤(デソライト 7501<固形分50%>:JSR社) 100部
・多孔質シリカ(サイリシア446 <平均粒子径4.5μ m>:富士シリシア化学社) 4部
・光重合開始剤(イルガキュア651:チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社) 1.5部
・メチルエチルケトン 40部
・トルエン 15部
【0040】
[実施例3]
厚み100μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(コスモシャインA4300:東洋紡績社)の一方の面に、下記の組成の透明ハードコート層用塗布液cを塗布し、60℃加熱で5分間乾燥し、高圧水銀灯で紫外線を1〜2秒照射することにより、約7μmの透明ハードコート層を形成して、透明ハードコートフィルムを作製した。
【0041】
<透明ハードコート層用塗布液c>
・少なくとも平均粒子径が0.001〜0.1μmの範囲内にある反応性シリカ粒子と重合性不飽和基を有する不飽和有機化合物とを含むHbHC剤(デソライト 7501<固形分50%>:JSR社) 100部
・多孔質シリカ(サイリシア446 <平均粒子径4.5μ m>:富士シリシア化学社) 6部
・光重合開始剤(イルガキュア651:チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社) 1.5部
・メチルエチルケトン 40部
・トルエン 15部
【0042】
[比較例1]
厚み100μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(コスモシャインA4300:東洋紡績社)の一方の面に、下記の組成の透明ハードコート層用塗布液dを塗布し、60℃加熱で5分間乾燥し、高圧水銀灯で紫外線を1〜2秒照射することにより、約5μmの透明ハードコート層を形成して、透明ハードコートフィルムを作製した。
【0043】
<透明ハードコート層用塗布液d>
・電離放射線硬化塗料(ユニディック17-806 <固形分80%>:大日本インキ化学工業社) 62.5部
・多孔質シリカ(サイリシア446 <平均粒子径4.5μm>:富士シリシア化学社) 5部
・光重合開始剤(イルガキュア651:チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社) 1.5部
・メチルエチルケトン 62.5部
・トルエン 30部
【0044】
[比較例2]
厚み100μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(コスモシャインA4300:東洋紡績社)の一方の面に、下記の組成の透明ハードコート層用塗布液eを塗布し、60℃加熱で5分間乾燥し、高圧水銀灯で紫外線を1〜2秒照射することにより、約10μmの透明ハードコート層を形成して、透明ハードコートフィルムを作製した。
【0045】
<透明ハードコート層用塗布液e>
・電離放射線硬化塗料(ユニディック17-806 <固形分80%>:大日本インキ化学工業社) 62.5部
・多孔質シリカ(サイリシア446 <平均粒子径4.5μm>:富士シリシア化学社) 13部
・光重合開始剤(イルガキュア651:チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社) 1.5部
・メチルエチルケトン 62.5部
・トルエン 30部
【0046】
[比較例3]
厚み100μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(コスモシャインA4300:東洋紡績社)の一方の面に、下記の組成の透明ハードコート層用塗布液fを塗布し、60℃加熱で5分間乾燥し、高圧水銀灯で紫外線を1〜2秒照射することにより、約2μmの透明ハードコート層を形成して、透明ハードコートフィルムを作製した。
【0047】
<透明ハードコート層用塗布液f>
・少なくとも平均粒子径が0.001〜0.1μmの範囲内にある反応性シリカ粒子と重合性不飽和基を有する不飽和有機化合物とを含むHbHC剤(デソライト 7501<固形分50%>:JSR社) 100部
・微粉末シリカ(アエロジル50 <平均粒子径30nm>:日本アエロジル社) 4部
・光重合開始剤(イルガキュア651:チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社) 1.5部
・メチルエチルケトン 40部
・トルエン 15部
【0048】
[比較例4]
厚み100μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(コスモシャインA4300:東洋紡績社)の一方の面に、下記の組成の透明ハードコート層用塗布液gを塗布し、60℃加熱で5分間乾燥し、高圧水銀灯で紫外線を1〜2秒照射することにより、約5μmの透明ハードコート層を形成して、透明ハードコートフィルムを作製した。
【0049】
<透明ハードコート層用塗布液g>
・少なくとも平均粒子径が0.001〜0.1μmの範囲内にある反応性シリカ粒子と重合性不飽和基を有する不飽和有機化合物とを含むHbHC剤(デソライト 7501<固形分50%>:JSR社) 100部
・アクリル樹脂粒子(MX-500KS <平均粒子径5μm>: 綜研化学社) 5部
・光重合開始剤(イルガキュア651:チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社) 1.5部
・メチルエチルケトン 40部
・トルエン 15部
【0050】
[比較例5]
厚み100μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(コスモシャインA4300:東洋紡績社)の一方の面に、下記の組成の透明ハードコート層用塗布液hを塗布し、60℃加熱で5分間乾燥し、高圧水銀灯で紫外線を1〜2秒照射することにより、約5μmの透明ハードコート層を形成して、透明ハードコートフィルムを作製した。
【0051】
<透明ハードコート層用塗布液h>
・少なくとも平均粒子径が0.001〜0.1μmの範囲内にある反応性シリカ粒子と重合性不飽和基を有する不飽和有機化合物とを含むHbHC剤(デソライト 7501<固形分50%>:JSR社) 100部
・アクリル樹脂粒子(MX-500KS <平均粒子径5μm>: 綜研化学社) 3部
・光重合開始剤(イルガキュア651:チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社) 1.5部
・メチルエチルケトン 40部
・トルエン 15部
【0052】
以上のようにして実施例及び比較例で得られた透明ハードコートフィルムの防眩性、解像性、ハードコート性について、以下のように評価した結果を表1に示す。
【0053】
[防眩性]
SMカラーコンピューターUGV−5K(スガ試験機社)を用いて入出角度60°における光沢度「%」(JIS−K5400)を測定すると共に、画像を表示させたCRT画面上に透明ハードコートフィルムを積層した場合に外部光の映り込みによって表示画像が見難くなるかどうかについて目視評価した。目視評価した結果で良かったものを「○」、悪かったものを「×」とした。
【0054】
[解像性]
SMカラーコンピューターHGM−2K(スガ試験機社)を用いてヘーズ値「%」(JIS−K7105)を測定すると共に、画像を表示させたCRT画面上に透明ハードコートフィルムを積層した場合に表示画像がぼけるかどうかについて目視評価した。目視評価した結果で良かったものを「○」、悪かったものを「×」とした。
【0055】
[ハードコート性]
透明ハードコートフィルムの透明ハードコート層表面について、磨耗試験機(テーバー式:ヨシミツ製機社)を使用して、磨耗輪CS−10、荷重500g、回転速度700rpm、500回転の条件で磨耗試験を行い、その磨耗試験前後の透明ハードコートフィルムのヘーズ値の増加量を測定して評価した。尚、評価は、ヘーズ値の増加量が、5%未満のものを「○」とし、5%以上20%未満のものを「△」とし、20%以上のものを「×」とした。
【0056】
【表1】
Figure 0004064130
【0057】
表1の結果からも明らかなように、比較例1の透明ハードコートフィルムは、実施例1の塗布液aのHbHC剤を用いないで他の電離放射線硬化塗料に置き換えた塗布液dを用いて透明ハードコート層を形成したものであるため、解像性については問題ないものであったが、防眩性については劣るものであった。また、透明ハードコート層にHbHC剤を用いていないためハードコート性についても劣るものであった。
【0058】
また、比較例2の透明ハードコートフィルムは、透明ハードコート層を形成した塗布液eはHbHC剤を用いないで他の電離放射線硬化塗料に置き換えたものであるため、防眩性が問題ないレベルまでシリカ粒子を添加してしまうと解像性が劣るものとなってしまった。また、透明ハードコート層にHbHC剤を用いていないためハードコート性についても劣るものであった。
【0059】
また、比較例3の透明ハードコートフィルムは、マット剤である無機粒子の平均粒子径が1μm未満であったために、解像性は問題ないものの防眩性に極めて劣るものとなってしまった。
【0060】
また、比較例4の透明ハードコートフィルムは、実施例1の塗布液aのマット剤として無機粒子を用いないでアクリル樹脂粒子に置き換えた塗布液gを用いて透明ハードコート層を形成したものであるため、防眩性については問題ないものであったが、解像性については劣るものであった。また、透明ハードコート層にマット剤として無機粒子を用いていないためハードコート性についても若干劣るものであった。
【0061】
また、比較例5の透明ハードコートフィルムは、透明ハードコート層を形成した塗布液hはマット剤として無機粒子を用いないでアクリル樹脂粒子に置き換えたものであるため、解像性が問題ないレベルまでアクリル樹脂粒子の添加量を減らしてしまうと防眩性に劣るものとなってしまった。また、透明ハードコート層にマット剤として無機粒子を用いていないためハードコート性についても若干劣るものであった。
【0062】
一方、実施例1〜3の透明ハードコートフィルムは、透明ハードコート層が少なくともHbHC剤と平均粒子径4.5μmの無機粒子とから形成されてなるものであるため、防眩性と解像性とのバランスに優れると共に、十分なハードコート性をも兼ね備えているものであった。
【0063】
【発明の効果】
本発明の透明ハードコートフィルムによれば、透明高分子フィルムの少なくとも一方の面に、少なくともHbHC剤と平均粒子径が1〜4.5μmの無機粒子からなるマット剤とから形成されてなる、厚みが〜10μmである透明ハードコート層を設けたものとすることにより、防眩性と解像性をバランス良く満たす光学特性と、表面硬度等に代表されるハードコート性とを兼ね備えた透明ハードコートフィルムを提供することができる。

Claims (2)

  1. 透明高分子フィルムの少なくとも一方の面に透明ハードコート層を設けてなる透明ハードコートフィルムであって、前記透明ハードコート層は少なくとも電離放射線硬化性有機無機ハイブリットハードコート剤とマット剤とから形成されてなるものであり、且つ前記マット剤は平均粒子径が1〜4.5μmからなる無機粒子であり、前記透明ハードコート層の厚みが〜10μmであることを特徴とする透明ハードコートフィルム。
  2. 前記電離放射線硬化性有機無機ハイブリットハードコート剤が、少なくとも表面に光重合反応性を有する感光性基が導入された反応性シリカ粒子を含むものであって、当該反応性シリカ粒子の平均粒子径が0.001〜0.1μmであることを特徴とする請求項1記載の透明ハードコートフィルム。
JP2002071639A 2002-03-15 2002-03-15 透明ハードコートフィルム Expired - Lifetime JP4064130B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002071639A JP4064130B2 (ja) 2002-03-15 2002-03-15 透明ハードコートフィルム
KR1020030012275A KR100930781B1 (ko) 2002-03-15 2003-02-27 투명 하드 코오트 필름
TW92105372A TWI255771B (en) 2002-03-15 2003-03-12 Transparent hard coating film
US10/385,640 US6869673B2 (en) 2002-03-15 2003-03-12 Transparent hard coat film

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002071639A JP4064130B2 (ja) 2002-03-15 2002-03-15 透明ハードコートフィルム

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007266737A Division JP5014055B2 (ja) 2007-10-12 2007-10-12 透明ハードコートフィルム

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2003266582A JP2003266582A (ja) 2003-09-24
JP2003266582A5 JP2003266582A5 (ja) 2005-08-18
JP4064130B2 true JP4064130B2 (ja) 2008-03-19

Family

ID=28035125

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002071639A Expired - Lifetime JP4064130B2 (ja) 2002-03-15 2002-03-15 透明ハードコートフィルム

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6869673B2 (ja)
JP (1) JP4064130B2 (ja)
KR (1) KR100930781B1 (ja)
TW (1) TWI255771B (ja)

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100979369B1 (ko) 2002-03-15 2010-08-31 키모토 컴파니 리미티드 투명 하드코오트 필름 투명 도전성 하드코오트 필름 및 이필름을 사용한 터치판넬과 이 터치판넬을 사용한액정표시장치
US20050106377A1 (en) * 2003-11-18 2005-05-19 Koestner Roland J. Anti-glare optical film for display devices
WO2005077651A1 (ja) * 2004-02-18 2005-08-25 Kimoto Co., Ltd. ニュートンリング防止シート、およびこれを用いたタッチパネル
CN1918005B (zh) * 2004-02-18 2010-12-08 木本股份有限公司 牛顿环防止膜以及使用该膜的触摸屏
US20060009536A1 (en) * 2004-07-12 2006-01-12 Guang-Way Jang Functionalized sol-gel material, sol-gel film derived therefrom, and method for preparing the same
KR100625116B1 (ko) * 2004-09-23 2006-09-20 주식회사 대하맨텍 올리고머/실리카 나노복합체를 포함하여 이루어지는난반사 코팅제
KR101307400B1 (ko) * 2006-06-30 2013-09-11 동우 화인켐 주식회사 경화성 수지 조성물,코팅 필름, 및 이를 구비한 편광판 및 표시장치
JP2008238711A (ja) * 2007-03-28 2008-10-09 Fujifilm Corp 親水性部材及び下塗り組成物
JP5320703B2 (ja) * 2007-08-10 2013-10-23 大日本印刷株式会社 ハードコートフィルム
JP5186834B2 (ja) * 2007-08-10 2013-04-24 大日本印刷株式会社 ハードコートフィルム
TWI409311B (zh) 2007-08-10 2013-09-21 Dainippon Printing Co Ltd 硬塗膜
US8153249B2 (en) * 2008-08-26 2012-04-10 Snu R&Db Foundation Article treated with silica particles and method for treating a surface of the article
JP6109483B2 (ja) * 2012-03-01 2017-04-05 日本製紙株式会社 ハードコートフィルム及びその製造方法
JP6199605B2 (ja) * 2013-05-27 2017-09-20 日東電工株式会社 ハードコートフィルム及びハードコートフィルム巻回体
JP6213349B2 (ja) * 2014-03-31 2017-10-18 マツダ株式会社 透明性積層体およびその製造方法
KR102045881B1 (ko) * 2016-09-28 2019-11-19 주식회사 포스코 강판 표면처리용 용액 조성물 및 이를 이용하여 표면처리된 강판
KR102573582B1 (ko) * 2020-11-19 2023-09-01 엠에스웨이 주식회사 내구성이 강화된 투명필름

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5747152A (en) * 1993-12-02 1998-05-05 Dai Nippon Printing Co., Ltd. Transparent functional membrane containing functional ultrafine particles, transparent functional film, and process for producing the same
JP2740943B2 (ja) * 1994-10-31 1998-04-15 大日本印刷株式会社 耐摩耗性を有する化粧材
US6072018A (en) * 1996-09-30 2000-06-06 Virginia Tech Intellectual Properties, Inc. High abrasion resistant coating material
FR2759464B1 (fr) * 1997-02-10 1999-03-05 Commissariat Energie Atomique Procede de preparation d'un materiau optique multicouches avec reticulation-densification par insolation aux rayons ultraviolets et materiau optique ainsi prepare
WO1998038251A1 (de) * 1997-02-25 1998-09-03 Bayer Aktiengesellschaft Organisch-anorganische hybridmaterialien
US6103854A (en) * 1997-11-21 2000-08-15 Orient Chemical Industries, Ltd. Organic-inorganic hybrid polymer material and process for preparing the same
JPH11286083A (ja) * 1998-04-02 1999-10-19 Oike Ind Co Ltd 防眩性フイルム
US6376060B1 (en) * 1998-09-25 2002-04-23 Dai Nippon Printing Co., Ltd. Hardcoat film
JP2000103887A (ja) * 1998-09-25 2000-04-11 Dainippon Printing Co Ltd プラスチック基材フィルム用ハードコート膜、ハードコートフィルム、コーティング溶液、プラスチック基材フィルム用ハードコート膜の形成方法、反射防止フィルム、熱線反射フィルム、及び紫外線遮蔽フィルム
KR100673796B1 (ko) * 1999-09-09 2007-01-24 키모토 컴파니 리미티드 투명 하드코트 필름
US6495253B1 (en) * 1999-09-17 2002-12-17 Kimoto Co., Ltd. Support film for a transparent conductive thin film
JP2001323087A (ja) * 2000-03-10 2001-11-20 Fuji Photo Film Co Ltd ハードコートフイルム

Also Published As

Publication number Publication date
US20030180520A1 (en) 2003-09-25
US6869673B2 (en) 2005-03-22
KR20030074166A (ko) 2003-09-19
TWI255771B (en) 2006-06-01
KR100930781B1 (ko) 2009-12-09
TW200303818A (en) 2003-09-16
JP2003266582A (ja) 2003-09-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4064130B2 (ja) 透明ハードコートフィルム
JP6055541B2 (ja) ハードコーティングフィルムの製造方法
TWI301096B (en) Anti glare hard coat film
JP5616329B2 (ja) 表面保護フィルム
JP5014055B2 (ja) 透明ハードコートフィルム
JP5239347B2 (ja) ハードコートフィルムおよびその製造方法
JP2003147017A (ja) 硬化性組成物、それを用いたハードコート処理物品及び画像表示装置
JP2001205179A (ja) ハードコートフィルムの製造方法及びその方法を用いて得られるハードコートフィルム
JP2008248214A (ja) シリカ粒子、これを含有する樹脂組成物並びに光学フィルム
JP2008231163A (ja) ハードコート層形成用組成物、及びこれを用いたハードコートフィルムとその製造方法
JP2012166480A (ja) 耐指紋性フィルム及びその製造方法
JP5602999B2 (ja) 紫外線硬化型樹脂組成物及び防眩性フィルム
JP5197775B2 (ja) 透明ハードコートフィルム
JP2000167999A (ja) 放射線硬化型樹脂組成物の硬化被膜層を有するフィルム
JP2003080644A (ja) ハードコート層を有するフィルムおよびその製造方法、並びにハードコート層を有するフィルムを適用した製品
JP7323986B2 (ja) 防眩フィルム
JP2006171724A (ja) 防眩フィルム
JP4545851B2 (ja) 透明ハードコートフィルム
WO2014091835A1 (ja) ハードコートフィルム
JP2010047621A (ja) 紫外線硬化型樹脂組成物および成型物
JP2007231223A (ja) 放射線硬化性樹脂組成物およびその放射線硬化性樹脂組成物用いた積層体の製造方法
JP2003311891A (ja) 耐擦傷性樹脂板及びその製造方法
JP6739949B2 (ja) 防眩性フィルム及び表示装置
JP2019209533A (ja) ハードコートフィルム及びハードコート樹脂
JP5825094B2 (ja) 表面硬化物品および硬化性の塗膜形成用樹脂組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050128

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050128

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070410

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070508

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070709

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070814

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071012

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20071108

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071218

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071226

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4064130

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110111

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120111

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140111

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term