JP2001512451A - アモキシシリンおよびクラブラン酸塩を含む医薬処方 - Google Patents

アモキシシリンおよびクラブラン酸塩を含む医薬処方

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Abstract

(57)【要約】 既存の処方に比べて重量が低減した新規コアモキシクラブ合剤、ならびにアモキシシリンとクラブラン酸カリウムを8:1の比で含む処方およびアモキシシリンの顆粒およびアモキシシリンとクラブラン酸塩の顆粒から調製される処方を記載。

Description

【発明の詳細な説明】 アモキシシリンおよびクラブラン酸塩を含む医薬処方 本発明は、アモキシシリンおよびクラブラン酸塩((co-amoxiclav)コアモキ シクラブ合剤)を含む新規処方、その調製法およびその治療における使用に関す る。 製品コアモキシクラブ合剤は、SmithKline Beecham社より 細菌感染症を治療するためにAugmentinとして市販されている。これは 、β−ラクタム抗菌剤アモキシシリン(三水和物にする)およびβラクタマーゼ 抑制物質クラブラン酸(カリウム塩にする)の組み合わせを含む。異なる割合の アモキシシリンとクラブラン酸を含有する種々の処方、例えば、錠剤、カプセル 、散剤(水性シロップ中で復元する)および易流動性顆粒を含有するサッシェが 提供されている。このように、錠剤および散剤(水性シロップ中に復元)は、2 :1、4:1および7:1の割合のアモキシシリンとクラブラン酸を含む形態で 入手でき、一方、サッシェは同じ割合、ならびに8:1のものが入手可能である (Augmentin、SmithKline Beecham、France 、‘poudre pour suspension buvable a 1 00mg/ml nourisson’100mgのアモキシシリンと12.5 mgのクラブラン酸塩を含有)。異なる量のアモキシシリンとクラブラン酸塩を プロセスの早い段階でブレンドすることにより異なる割合の各製品を別々に調製 するので、これは、製造プロセスの複雑性につながる。 加えて、より安全に貯蔵し、輸送するために、クラブラン酸塩は希釈剤と、通 常1:1の割合でブレンドされてきた。これは、非錠剤処方についてはシリカゲ ル(例えば、製品Syloid AL−1)であり、錠剤処方については微結晶 性セルロース(例えば、製品Avicel)であり、製造プロセスをさらに複雑 にする。 そのために、プロセスの複雑さを軽減し、経済性を向上させるために、より効 率のよい製造法を工夫する必要がある。これは、一定比のアモキシシリンとクラ ブラン酸塩を含む共通の中間体顆粒を用いることにより達成され、最終処方では 異なる比率で含み、これはプロセスの後の工程で適当量のアモキシシリンを添加 することにより達成されることが判明している。アモキシシリンとクラブラン酸 塩を含む顆粒を有する処方は、GB2005538−A(Beecham Gr oup)、WO95/28927号(SmithKline Beecham) およびWO95/25516号(SmithKline Beecham)に記 載されている。しかしながら、アモキシシリンとクラブラン酸塩の顆粒をアモキ シシリンの顆粒と合することについての提案はない。 医薬物質の絶対量が増加するにつれ、錠剤の大きさも増加し、錠剤が飲み込み にくくなる。錠剤はさらに、錠剤を製造し、摂取した際の錠剤の薬理動態学的性 能を向上させるのに必要な、崩壊剤、希釈剤、滑沢剤などの賦形剤を含む。この ような賦形剤はさらに錠剤の総重量を増加させる。さらに、クラブラン酸カリウ ムと前記の希釈剤の1:1ブレンドからのクラブラン酸カリウムを含む錠剤を処 方する常法は、さらに錠剤の重量および大きさを増加させる。このように、現在 入手可能な500/125および875/125mgアモキシシリン+クラブラ ン酸塩(対応する遊離酸重量換算で表す)を含む(コート)錠剤の重量はそれぞ れ1050、1482mgであり、その医薬物質はそれぞれ約70重量%、81 重量%に相当する。以前の特許出願に開示されている原型処方は、872mg( 非コート〕(実施例1、GB2005538−A号)、950mg(非コート) 、1050mg(コート)(実施例14および15、WO92/19227号) の重量の500/125mg錠剤ならびに1350mg(非コート)および14 50mg(コート)(実施例14および15、WO92/19227号)の重量 の875/125mg錠剤を提案している。このために、一定量の医薬物質につ いてより小さな錠剤処方を提供する必要がある。 1000/125mgを一日に2回(bd)投与する新規なコアモキシクラブ の投与方法が、適当な錠剤処方に対する要求から生じた。この単位投与量は、単 に既存の875/125mg錠剤の寸法を大きくするだけで患者が飲み込むのに 許容できないほど大きな錠剤となるので、錠剤処方として提供されなかった。 従って、第一の態様において、本発明はn:1(ここにnは1ないし16の数 である)の比のアモキシシリンとクラブラン酸塩を含有し、 m:1ないし1:1(ここにmはnより小さな数である)の比のアモキシシリ ンとクラブラン酸塩を含有する第一組の顆粒;および アモキシシリンを含み、クラブラン酸を含まない第二組の顆粒; を、全体のアモキシシリンとクラブラン酸塩の比がn:1となるような第一と第 二組の顆粒間の比で含有する医薬処方を提供する。 好ましくは、nは2、4、6、7、8、または14である。 好ましくは、mは1ないし5の数であり、より好ましくは、1、2または4で ある。 好ましくは、第一組の顆粒は、1:1、2:1または4:1、好ましくは2: 1の比でアモキシシリンとクラブラン酸塩を含む。 さらに別の態様において、本発明は2:1ないし14:1、例えば、2:1、 4:1、6:1、7:1、8:1および14:1から選択される異なる比のアモ キシシリンとクラブラン酸塩を含む一連の医薬処方であって、一定比、例えば1 :1または2:1、好ましくは2:1のアモキシシリンとクラブラン酸塩を含む 第一組の顆粒と、アモキシシリンを含む第二組の顆粒から、異なる比の2組の顆 粒を合することにより調製される医薬処方を提供する。 このように、例えば4:1、7:1および8:1の比を有する一連の処方は、 アモキシシリンとクラブラン酸塩を2:1の比で含む顆粒を、異なる相対量のア モキシシリンを含む顆粒と、例えば3:2、3:5および3:6の比でそれぞれ 合することにより調製される。 「アモキシシリン」および「クラブラン酸塩」なる用語は本明細書において用 いる場合、特記しないかぎり、フリーな親酸とその塩などの誘導体の両方を包含 する。 重量および比は親化合物アモキシシリンまたはクラブラン酸の重量で表され、 この用語は特記しないかぎり本明細書全体にわたって用いられる。 アモキシシリンの適当な誘導体は、アモキシシリン三水和物、無水アモキシシ リンおよびアモキシシリンのアルカリ金属塩、例えばアモキシシリンナトリウム である。好ましくは、顆粒製造の原料として用いたアモキシシリン三水和物の平 衡相対湿度(ERH)を処方の他の特性をそこなわないように適切に乾燥するこ とにより慎重に調節する。好ましくは、ERHは50%未満であり、より好まし くは、30%未満であり、最も好ましくは10ないし20%である。 クラブラン酸の適当な誘導体は、クラブラン酸のアルカリ金属塩、例えばクラ ブラン酸カリウムである。 好ましくは、本発明の処方はアモキシシリン三水和物とクラブラン酸カリウム を含み、この組み合わせは調節に都合よく、特に有利である。 本発明の処方において用いるのに適当な顆粒は、WO92/19277号(S mithKline Beecham)およびGB2005538−A号(Be echam Group)においてすでに記載されている。適当な顆粒は、アモ キシシリンに加えて、存在するならばクラブラン酸塩、このような顆粒において 通常用いられる賦形剤、例えば顆粒内崩壊剤、顆粒内滑沢剤および顆粒内希釈剤 を含んでもよい。 適当な顆粒内崩壊剤は、デンプン、例えばトウモロコシデンプンおよび米デン プン、クロスポピドン(架橋N−ビニル−2−ピロリドン;CLPVP)、デン プングリコール酸ナトリウム、クロスカルメロースナトリウムおよびホルムアル デヒド−カゼイン、またはその組み合わせを包含する。好ましい顆粒内崩壊剤は 、デンプングリコール酸ナトリウムおよびCLPVP、特にCLPVP,例えば 、商品名Polyplasdone XLおよびPolyplasdone X L−10で市販されている製品を包含する。好ましくは、顆粒内崩壊剤は、顆粒 の0.1ないし10重量%、好ましくは1.0ないし8.0%、より好ましくは 1.25%ないし3.5%で存在する。 適当な顆粒内滑沢剤は、当業界で通常のもの、例えば、ステアリン酸などの長 鎖脂肪酸、またはその塩、特に、II族金属塩、例えばマグネシウムまたはカル シウム塩である。好ましい滑沢剤は、ステアリン酸マグネシウムである。好まし くは、滑沢剤は低比率、例えば0ないし1%、好ましくは0ないし0.5%、よ り好ましくは0ないし0.35%で用いる。好ましくは、顆粒がローラー圧縮機 を用いて圧縮された成分から形成される場合、滑沢剤を全く使わないことも可能 である。 好ましくは、顆粒がクラブラン酸カリウムを含有する場合、顆粒はさらに顆粒 内希釈剤、例えばシリカゲル(顆粒内乾燥剤としても作用する)、例えば製品S yloid AL−1、または微結晶性セルロース(圧縮助剤としても作用する) 、例えば製品Avicelも包含する。好ましくは、顆粒内希釈剤は、もし存在 するならば、乾燥力が優れているためシリカゲルである。通常、希釈剤はクラブ ラン酸カリウムの重量に関して約1:1の重量比で配合され、顆粒はクラブラン 酸カリウムとシリカゲルまたは微結晶性セルロースの1:1ブレンドから調製さ れる。しかしながら、顆粒内希釈剤、特にシリカゲルの相対量をずっと低いレベ ルに減少させ、その使用を避けることさえも可能であることも判明している。従 って、さらに別の態様において、本発明は本明細書において定義したようなアモ キシシリンとクラブラン酸塩およびクラブラン酸カリウムの0ないし100重量 %、好ましくは0ないし50%、より好ましくは5ないし25%、最も好ましく は5ないし15%、典型的には約10%で存在する顆粒内希釈剤を含む顆粒を提 供する。好ましくは、乾燥希釈剤は、アモキシシリン+クラブラン酸塩の約0. 5−5重量%、より好ましくは1ないし3%の割合で配合される。このような顆 粒は、全体の重量および大きさが低減された最終処方、特に錠剤の調製を可能に する。 典型的には、顆粒内のアモキシシリンとクラブラン酸カリウム(存在するなら ば)の割合は、顆粒の重量の90ないし99.9wt%、好ましくは92ないし 99wt%、例えば95ないし99wt%、例えば96.5ないし98.75% である。顆粒が希釈剤を含有する場合、これは顆粒の30wt%まで、好ましく は25wt%まで、より好ましくは10wt%まで、好ましくは5%まで含有し てもよい。顆粒が希釈剤を含有する場合、顆粒は対応してより低い割合のアモキ シシリンまたはアモキシシリン+クラブラン酸塩、例えば顆粒の70ないし99 .9wt%、好ましくは85%から、より好ましくは90%から、典型的には9 3ないし97%を含有する。 好ましいアモキシシリン顆粒は95ないし99wt%、好ましくは96ないし 98wt%、より好ましくは96.5ないし97.5%のアモキシシリン三水和 物と、1ないし5wt%、好ましくは2ないし4wt%、より好ましくは2.5 ないし3.5wt%のデンプングリコール酸塩またはCLPVPを含む。最も好 ましい顆粒は、基本的に約97wt%アモキシシリン三水和物および3wt%C LPVPからなる。 好ましいアモキシシリンとクラブラン酸カリウム顆粒は、クラブラン酸塩に対 して2:1の割合のアモキシシリン;クラブラン酸カリウムの5ないし15wt %、典型的には約10wt%で存在するシリカゲル;およびアモキシシリン三水 和物の0.5ないし5wt%、好ましくは1ないし4wt%、典型的には約3% で存在するCLPVPを含む。 好ましくは、顆粒中のアモキシシリンと、もし存在するならばクラブラン酸塩 の粒子は、1μmないし300μm、特に10μmないし200μmの範囲の大 きさである。アモキシシリン/クラブラン酸粒子の典型的な適当な寸法分布は: >200μ、5%以下;200−100μ、5−15%;100−50μ、7. 5−15%;<50μ、70%以上である。 本発明の顆粒は、例えば、嚥下錠、分散性錠剤および咀嚼可能で、所望により 発泡性である錠剤;カプセル;水性シロップおよびサッシェを包含する種々の最 終処方で提供される。これらは、顆粒を付加的な、このような処方に通常用いら れる顆粒外賦形剤と合し、さらに最終処方に加工することにより調製される。 本発明の錠剤は顆粒外崩壊剤、例えばトウモロコシデンプンおよび米デンプン 、CLPVP、デンプングリコール酸ナトリウム、クロスカルメロースナトリウ ム、微結晶性セルロースまたは極微細セルロース、低置換ヒドロキシプロピルセ ルロース(すなわち、2−ヒドロキシプロピル基で部分的に置換された、例えば 25%未満の置換、好ましくは7−16%置換されたセルロース)、架橋カルボ キシメチルセルロースナトリウム、膨潤性イオン交換樹脂、ホルムアルデヒド− カゼイン、またはアルギン酸塩を包含してもよい。好ましい顆粒外崩壊剤は、低 置換ヒドロキシプロピルセルロース、例えば製品L−HPC LH−11(Sh inetsu)である。これはさらに、比較的低比率の成分に関して良好な硬度 を有する錠剤の調製を可能にする有用な結合性を有する。他の有用な顆粒外崩壊 剤は、CLPVPおよびデンプングリコール酸ナトリウムを包含する。 顆粒外崩壊剤の錠剤総重量に対する比率は、広範囲で、例えば0.1−25重 量%間で変化しうる。例えば、低置換ヒドロキシプロピルセルロース、CLPV Pまたはデンプングリコール酸ナトリウムは好ましくは全錠剤重量の0.1−1 5.0重量%、好ましくは1.0−10.0重量%、好ましくは3.0−8.0 重量%の比率で用いられる。セルロースまたはセルロースを含む組み合わせ、例 えば80−90重量%付近のセルロースを含有する前記のようなものを用いる場 合、顆粒外崩壊剤は、1−20重量%を含む。分散性錠剤は、溶解プロセスを助 けるために、比較的高比率の顆粒外崩壊剤を含む傾向にある。 本発明の錠剤は、さらに、顆粒外滑沢剤、例えば長鎖脂肪酸、例えばステアリ ン酸、またはその塩、特にそのII族金属塩、例えばマグネシウムまたはカルシ ウム塩、好ましくはステアリン酸マグネシウムを包含する。好ましくは、顆粒外 滑沢剤は、錠剤の0.1ないし2重量%、より好ましくは0.2ないし0.5、 典型的には0.3ないし0.4%の範囲で用いる。 本発明の処方は、さらに顆粒外乾燥剤、例えばシリカゲルを包含してもよい。 これは処方の5重量%まで、好ましくは錠剤処方の2%までの量で存在する。顆 粒に用いるアモキシシリン三水和物の平衡相対湿度を慎重に調節すると、顆粒外 乾燥剤の使用が比較的少なくてすむ。 錠剤はさらに、典型的には全錠剤重量の約10%までで存在する他の通常の賦 形剤、例えばメントール、ペパーミント、バニラまたは果物香料などの矯味矯臭 剤で、典型的には全錠剤の0.5−5重量%付近まで存在する矯味矯臭剤と、単 位投与量あたり15mg付近まで存在する甘味料、例えばアスパルテームを包含 してもよい。賦形剤はさらに、着色料、保存料、懸濁化助剤および増量剤、例え ば二酸化ケイ素、微結晶性セルロース、燐酸二カルシウム、ラクトース、ソルビ トール、炭酸カルシウムまたは炭酸マグネシウムを包含してもよい。このような 賦形剤を好ましくは顆粒外崩壊剤および滑沢剤(存在するならば)と混合する。 錠剤中に存在する物質は低湿度でなければならず、好ましくはあらかじめ乾燥し なければならない。 本発明の錠剤はさらに公知の起泡性対、例えば水と接触することにより二酸化 炭素を生成し、錠剤の崩壊を助ける固体酸およびアルカリ金属炭酸塩または炭酸 水素塩、例えばクエン酸一ナトリウム(56.04% w/w)および炭酸水素 ナトリウム(43.96% w/w)を含んでもよい。好ましくは、該対はWO 97/02014号(SmithKline Beecham Laborat ories Pharmaceutiques)に記載されているプロセスにし たがって、無水粉末クエン酸一ナトリウムおよび粉末炭酸水素ナトリウムから調 製され、ローラー圧縮により圧縮された顆粒として提供される。 錠剤は、例えば、化粧用、可食性または製造の目的で、常法でフィルムコート してもよい。適当なコーティングは、ヒドロキシプロピルセルロース、アクリレ ートおよび/またはメタクリレートコポリマー、例えば登録商標Eudragi t樹脂などで入手可能な製品を包含する。別法として、コーティングは腸溶コー ティング、例えば酸性の胃液中に溶解しないが、アルカリ性の消化液中では溶解 するものであってもよい。このようなコーティングにより、錠剤が胃を通過して 、十二指腸中に到達し、ここで吸収されることが可能になる。適当な腸溶コーテ ィングは酢酸フタル酸セルロースを包含する。 好ましくは、フィルムコーティングは、水性フィルムコーティング技術により 適用され、これにより有機溶媒の必要性を回避する。このような技術において用 いる適当なポリマーは、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメ チルセルロース、エチルセルロース(例えば、FMC Corporation から“Aqua−Coat”(登録商標)として供給されるラテックス組成物中 エチルセルロース)、メチルヒドロキシエチルセルロース、ポリビニルピロリド ン(“PVP”、例えばPovidone(登録商標)の名前で供給されるもの )、カルボキシメチルセルロースナトリウムおよびアクリレートポリマー(例え ば、商品名“Eudragit”(登録商標)で供給される公知のメタクリル酸 エステル)を包含する。 好ましいポリマーは、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(“HPMC”) 、好ましくはポリエチレングリコール(“PEG”)との組み合わせである。低 分子量(200ないし600級)のPEGは、室温で液体であり、可塑剤として の有用性が判明している。高分子量(900ないし8000)のPEGは、室温 でワックス状固体であり、低分子量PEGおよびHPMCなどの他のポリマーと の組み合わせでフィルム特性の修飾および錠剤の光沢に寄与するために用いられ る。 水性フィルムコーティング技術により適用できる好ましいポリマーは、1また はそれ以上のPEGと組み合わせた1またはそれ以上のヒドロキシプロピルメチ ルセルロースである。HPMCポリマーは生理学的液体ならびに水中の溶解性、 錠剤崩壊性、分解性または薬剤利用性に対する非干渉性、軟質フィルムの形成、 不快な味またはにおいがないこと、熱、光、空気、湿度に対する安定性、安定化 剤、着色料、乳濁剤に対する適合性、光沢の利点を有する。ヒドロキシプロピル メチルセルロースはフィルム形成物質として機能し、ポリエチレングリコールは 可塑剤として機能する。フィルムコーティング中のヒドロキシプロピルメチルセ ルロース:ポリエチレングリコール比は、好ましくは7.5:1ないし5.5: 1の間であり、例えば6.5:1±10%付近である。好ましくは、ヒドロキシ プロピルメチルセルロースは、ヒドロキシプロピルメチルセルロース6cpsと 15cpsの2:1ないし4:1付近、例えば3:1±10%付近の比の混合物 の形成に適用される。好ましくは、ポリエチレングリコールはポリエチレングリ コール4000と6000の1:2ないし2:1付近、例えば1:1付近の比の 混合物の形成に適用される。フィルムコートはさらに好ましくは、乳濁剤、例え ば二酸化チタン(白)を包含してもよい。好ましくは、乳濁剤はフィルムコート 中ヒドロキシプロピルメチルセルロースと1:1±10%付近の比で存在する。 フィルムコートの材料を、好ましくは水性フィルムコーティングプロセスによ り適用する。このような適用により生体利用性における向上した密度に寄与する らしい性質のフィルムが形成されるからである。水性フィルムコートに配合する のに適当な固体は約10−30%w/v、典型的には10−20%、例えば15 %±2%である。 好ましくは、フィルムコーティングは乾燥フィルム材料の重量が全コート錠剤 重量の0.5と5%の間、好ましくは1と4%の間、より好ましくは1.5ない し3.5%となるように適用する。 好ましくは、本発明の錠剤中のアモキシシリンとクラブラン酸塩の比は、全錠 剤重量の60−98%(使用した特定形態、例えばアモキシシリン三水和物また はクラブラン酸カリウムの重量として計算)である。 好ましくは、本発明の錠剤は、例えば表示上125/62.5、250/62 .5、250/125、500/62.5、500/125、875/125お よ び1000/125mgのアモキシシリン/クラブラン酸塩を含む都合の良い単 位投与形態で提供される。錠剤は摂取前に水中に分散させるか、または別法とし てかみ砕くかまたは丸のみする。 当業者は、本発明の錠剤において顆粒は錠剤の圧縮の結果粉砕された状態であ ってもよく、したがって明確に区分された境界を有しなくてもよく、またはより 小さな顆粒に細分されているかまた破壊されていてもよいことは容易に理解でき る。本発明は粉砕された顆粒を含むこのような構造を有する錠剤を包含すること を意図する。好ましくは、顆粒の大きさは、100μmないし2mm、好ましく は1mm±0.25mm付近の範囲の最大寸法である。 好ましくは、錠剤は、例えばブリスター包装またはきっちり密閉可能な瓶など の当業界で通常の大気中の湿度の侵入を防ぐ容器中に包装される。好ましくは、 瓶はさらにクラブラン酸塩を保持するために乾燥物質を含む。 賦形剤、特に顆粒内希釈剤の相対使用量を減少させ、錠剤処方中の顆粒外賦形 剤の使用量を最少にすることにより、軽量化錠剤を調製できる。これは種々の賦 形剤、ならびにアモキシシリン三水和物の水分を慎重に調節することにより促進 され、より大きな乾燥容量を確実に必要としないようにする。従って、さらに別 の態様において、本発明は、本明細書においてすでに定義したような、全賦形剤 の合した重量が錠剤のコートしていないコア重量の20%未満、好ましくは18 %未満、より好ましくは15%未満、典型的には10ないし12%である、アモ キシシリンとクラブラン酸塩を含む第一組の顆粒をアモキシシリンを含みクラブ ラン酸塩を含まない第二組の顆粒とともに含む錠剤処方を提供する。これにより 、患者がより容易に飲み込める錠剤が提供される。加えて、このような重量を低 減した錠剤は、用いる原料がより少なく、製造工場に輸送しなければならない材 料がより少なく、錠剤あたり加工される材料がより少ないので装置の容量が効率 よく向上されるので、製造コストがより低い。 好ましい重量を減じた錠剤は、 基本的に約97wt%で存在するアモキシシリン三水和物と約3wt%で存在 するCLPVPからなるアモキシシリン顆粒; 2:1比のアモキシシリンとクラブラン酸カリウム;クラブラン酸カリウムの 約10wt%で存在するシリカゲルおよび約3wt%のCLPVPを含むアモキ シシリンとクラブラン酸カリウム顆粒;および シリカゲル(好ましくは0.5ないし2.0%、より好ましくは約1.0ない し1.2%);低置換ヒドロキシプロピルセルロース(好ましくは3ないし8% 、より好ましくは5ないし6%);コロイド状シリカ(好ましくは0.1ないし 0.5%、より好ましくは0.1ないし0.3%);およびステアリン酸マグネ シウム(好ましくは、2ないし0.5%、より好ましくは0.3ないし0.4% );または CLPVP(好ましくは3ないし10%、より好ましくは5ないし8%);お よびステアリン酸マグネシウム(好ましくは0.2ないし0.5%、より好まし くは0.3ないし0.4%)を含む顆粒外賦形剤 を含む。 好ましい500/62.5mg錠剤は、700ないし800mg、より好まし くは720ないし780mgの範囲の錠剤コア重量を有する。好ましい500/ 125mg錠剤は、800ないし950mg、より好ましくは800ないし90 0mg、もっとも好ましくは800ないし850mgの範囲の錠剤コア重量を有 する。好ましい875/125mg錠剤は、1250ないし1375mg、より 好ましくは1250ないし1325mgの範囲の錠剤コア重量を有する。好まし い1000/125mg錠剤は、1400ないし1550mg、より好ましくは 1425ないし1475mgの範囲の錠剤コア重量を有する。 特に好ましい500/125mg錠剤は、900mg未満、最も好ましくは8 50mg未満の総重量(コア+コーティング)を有する。特に好ましい500/ 62.5mg錠剤は、850mg未満、最も好ましくは800mg未満の総重量 (コア+コーティング)を有する。特に好ましい875/125mg錠剤は、1 400mg未満、最も好ましくは1350mg未満の総重量(コア+コーティン グ)を有する。特に好ましい1000/125mg錠剤は、1550mg未満、 好ましくは1500mg未満の総重量(コア+コーティング)を有する。 当業者は、前記錠剤はさらにより一般的な方法により、前記の2組の顆粒では なく、アモキシシリンとクラブラン酸塩を最終比、例えば4:1、7:1または 8:1で含む1組の顆粒を用いて、同じ割合の顆粒内および顆粒外賦形剤を用い て製造してもよいことは容易に理解できる。本発明はこのような錠剤をすべて包 含する。 すでに記載したように、錠剤処方における1000/125mg単位投与量は 、単一の、好ましくは軽量化錠剤として提供される。好ましい軽量化1000/ 125mg錠剤は、コア錠剤重量の83ないし95%、好ましくは85ないし9 3%、より好ましくは87ないし91%で存在するアモキシシリンとクラブラン 酸塩および錠剤のコア重量(コーティングを除く)の5ないし17重量%、好ま しくは7ないし15%、より好ましくは9ないし13%で存在する医薬上許容さ れる賦形剤を含む。しかしながら、当業者はさらに2種の500/62.5mg 錠剤(アモキシシリン/クラブラン酸塩比=8:1)を用いて投与形態を提供し てもよいことは容易に理解できる。このような錠剤は、含有する医薬物質の量が より少ないので本来小さく、このためこのような錠剤もより一般的な処方、例え ば錠剤の重量および大きさを減じる必要のない既存の500/125mg処方に 基づくものであってもよい。従って、さらに別の態様において、本発明は約50 0mgのアモキシシリンと約62.5mgのクラブラン酸カリウムと医薬上許容 できる賦形剤を含む錠剤を提供する。当業者はさらに1000/125mgの投 与量はさらに500/125mgアモキシシリン/クラブラン酸塩錠剤と500 mgアモキシシリン錠剤との組み合わせにより提供してもよく、例えば既存のこ のような錠剤を用いるか、または一方または他方を、この2つを形または色など によりもっと容易に区別できるように適用して提供されることは容易に理解でき る。このような2種の錠剤投与法を受ける患者の許容性は、各ブリスターに2つ の錠剤を入れたブリスター包装の錠剤を提供することにより向上する。本発明は このような方法をすべて包含する。 1000/125mg単位投与形態はさらに、発泡性であってもよい、咀嚼錠 として提供され、これにより、大きな錠剤全体を丸のみしなければならないとい う問題は、患者が錠剤をかみ砕き、これを飲み込む前により小さな断片に砕くこ とにより克服される。従って、さらに別の態様において、本発明は咀嚼可能で、 所望により発泡性の、1000/125mgアモキシシリンとクラブラン酸塩を 含む錠剤を提供する。 咀嚼錠は、前記の顆粒を、好ましくは最終錠剤の重量に基づいて10ないし3 0%、より好ましくは15ないし25%で存在する、咀嚼基剤を形成するのに通 常用いられる顆粒外賦形剤、例えばマンニトール、ソルビトール、デキストロー ス、フルクトース、またはラクトース(単独または組み合わせて)と合すること により調製される。錠剤はさらに、通常の滑沢剤、例えばステアリン酸マグネシ ウム、甘味料、例えばアスパルテームまたはサッカリンナトリウムおよび矯味矯 臭剤および着色料を含んでもよい。患者が投与前に錠剤を少量の水中に分散させ ることを選択できるように、崩壊剤もさらに顆粒外賦形剤として配合してもよい 。適当な崩壊剤は、セルロースベースの製品、例えば極微細セルロース、微結晶 性セルロースまたはヒドロキシプロピルセルロースならびにデンプングリコール 酸ナトリウムおよびCLPVPを包含する。崩壊剤は好ましくは最終錠剤の重量 に基づいて5ないし30%、より好ましくは5ないし15%で存在する。 好ましくは、咀嚼錠は起泡性対を用いて提供される。250/125または2 50/62.5mgアモキシシリン/クラブラン酸塩を含む起泡性咀嚼錠処方は すでにEP0396335A1号(Beecham Group plc)に記 載されている。適当なこのような起泡性対は当業界で周知であり、典型的には水 との接触により二酸化炭素を生じる固体酸とアルカリ金属炭酸塩または炭酸水素 塩、例えばクエン酸、クエン酸一ナトリウムまたはクエン酸水素ナトリウムおよ び炭酸(水素)ナトリウムを含む。他の医薬上許容される酸/アルカリまたはア ルカリ土類金属炭酸塩混合物、例えば酒石酸、アジピン酸、フマル酸またはリン ゴ酸および炭酸(水素)ナトリウム、カリウムまたはカルシウムまたはグリシン 炭酸ナトリウムもさらに用いることができる。好ましくは、2成分を化学分子等 価ベース中4:3ないし1:3、より好ましくは約2:3(酸性成分:塩基性成 分)で用いる。 好ましい対は、クエン酸/炭酸水素ナトリウムおよびクエン酸一ナトリウム/ 炭酸水素ナトリウム、特にクエン酸一ナトリウム(56.04%w/w)および炭 酸水素ナトリウム(43.96%w/w)を含む。好ましくは、これは、WO9 7/02014号(SmithKline Beecham Laborato ries Pharmaceutiques)に記載されたプロセスにしたがっ て、無水粉末クエン酸一ナトリウムおよび粉末炭酸水素ナトリウムから調製され た顆粒として提供され、ローラー圧縮により圧縮する。適当な等級の無水粉末ク エン酸一ナトリウムは、実質的に(すなわち、約90%以上)の0ないし500 ミクロンの範囲内、好ましくは355ミクロン、より好ましくは0ないし250 ミクロンの粒子を含む。適当な等級は、Roche(クエン酸一ナトリウム無水 粉末、最大5%w/w、粒度>0.250mm)、Boehringer In gelheim(クエン酸一ナトリウム 無水 Art−Nr661511、最 小90%w/w 粒度<0.150mm)、Jungbunzlauer(最大 5%w/w 粒度>0.355mm)およびHaarmann & Reime r Corp.(最大1% 粒度>0.500mm)から入手可能である。適当 な等級の粉末炭酸水素ナトリウムは、実質的に(すなわち、約90%以上)0な いし500ミクロンの範囲内、好ましくは270ミクロン、より好ましくは0な いし130ミクロンの粒子を含む。適当な等級の粉末炭酸水素ナトリウムは、S olvayから入手可能である。例えば、0ないし13の等級(粒度、篩別法に よる:>0.16mm最大;15g/kg)および超微細(篩別法による粒度: >0.125mm最大;20g/kg)。 好ましくは、該対は最終錠剤重量の5ないし30%、より好ましくは5ないし 15%、典型的には約10%で存在する。 前記の顆粒はさらに、錠剤に加えて、他の医薬処方の調製に用いてもよい。例 えば、これらは例えば小さな子供へ適用するために、使用直前に水中で復元して シロップ処方を形成する適当な単位投与量中易流動性顆粒処方を含むサッシェ製 品として供給してもよい。このような、易流動性顆粒処方は、さらに賦形剤、例 えば甘味料、増粘剤、保存料、例えば安息香酸ナトリウムおよび緩衝剤、例えば クエン酸ナトリウムを含んでもよい。 好ましいサッシェは: 基本的に約97wt%で存在するアモキシシリン三水和物と約3wt%で存在 するCLPVPからなるアモキシシリン顆粒; クラブラン酸塩に対して2:1比のアモキシシリン、クラブラン酸カリウムの 約10wt%で存在するシリカゲルおよびアモキシシリン三水和物の約3wt% で存在するCLPVPを含むアモキシシリンとクラブラン酸カリウムの顆粒;お よび シリカゲル(好ましくは5ないし20%、より好ましくは約10ないし15%) 、および矯味矯臭剤(好ましくは2ないし10%、より好ましくは3ないし8% )を含む顆粒外賦形剤 を含む。 このようなサッシェは好ましくは、砂糖でなく人工甘味料としてアスパルテー ムなどを含む「シュガーレス」処方として提供される。好ましくは、このような 処方は、好ましくは1ないし10%、より好ましくは約1ないし5%アスパルテ ームを含む。 このようなサッシェ処方は、対応する重量のアモキシシリンおよびクラブラン 酸塩を含む既存のサッシェ処方と比較して重量が少なく、従ってより小さな薬袋 中で提供され、包装コストが節約される。 さらに適当な処方は、所望により、もし存在するならば顆粒の0.5重量%未 満の量の顆粒外滑沢剤を含んでもよい、医薬カプセル中に収容されたカプセル処 方を包含する。医薬カプセルは全く通常のカプセルであり、胃の中で溶けてその 内容物を放出する例えばゼラチンでできたものである。 前記サッシェおよびカプセル処方は好ましくは単位投与量のアモキシシリンを 含んでもよく、例えば表示上125/31.25、250/31.25、250 /62.5、500/125、500/62.5、875/125または100 0/125mgのアモキシシリン/クラブラン酸塩を含むサッシェである。 他の適当な処方は、使用前に水性懸濁液中で復元される小児用途の処方を包含 する。このような処方は、さらに顆粒外賦形剤、例えば乾燥剤、例えばシリカゲ ルまたは乾燥マルトデキストリン、キサンタンガム、カルボキシメチルセルロー スナトリウム、シリカゲル、およびヒドロキシプロピルメチルセルロースなどの 増粘剤、安息香酸ナトリウムなどの保存料、アスパルテーム、アセスルファミン 酸カリウム、およびサッカリンナトリウムなどの甘味料、ステアリン酸マグネシ ウムなどの滑沢剤、コロイド状二酸化ケイ素などの潤滑剤、および果物香料など の矯味矯臭剤を含んでもよい。このような処方は、あまり粉っぽくなく、従って 瓶の内部に付着せず、美的特性を向上させる。さらに、好ましい処方はかさが低 いので、より小さな容器中で提供される。処方は、例えば30ml中100/1 2.5mg/ml、60ml中100/12.5mg/ml、60ないし80m l中125/31.25mg/5mlおよび60ないし80ml中250/62 .5mg/5mlなどの水溶液中で復元される適当量のアモキシシリンおよびク ラブラン酸塩を含むように提供される。 当業者は、前記サッシェ、カプセルおよび小児用処方は、前記の2組の顆粒で なく、例えば4:1、7:1または8:1などの最終比でアモキシシリンおよび クラブラン酸塩を含む単一組の顆粒を用いて、同じ割合の顆粒内および顆粒外賦 形剤を用いて、より都合の良い方法により製造されることは容易に理解できる。 本発明はこのような処方をすべて包含する。 さらに別の態様において、本発明は、前記のようにアモキシシリンとクラブラ ン酸塩をn:1、好ましくは2:1、4:1、7:1および8:1の比で含む医 薬処方であって、基本的にアモキシシリンおよびクラブラン酸塩、アモキシシリ ン三水和物の0.5ないし5wt%、好ましくは1ないし4wt%、典型的には 約3%で存在するCLPVP(顆粒内崩壊剤として)、クラブラン酸カリウムの 5ないし15wt%、典型的には約10wt%で存在するシリカゲル(顆粒内希 釈剤/乾燥剤として)を含むものを提供する。 さらに別の態様において、本発明は前記定義の本発明の処方の調製法であって 、アモキシシリンとクラブラン酸塩を含む第一組の顆粒を、アモキシシリンを含 み、クラブラン酸塩を含まない第二組の顆粒と、適当な割合でブレンドし、次に さらに加工して、例えば錠剤に圧縮したり、薬袋、ビンまたはカプセル中に充填 して最終的な所望の処方を得るプロセスを提供する。 クラブラン酸塩に対するアモキシシリンの比が異なる一連の異なる処方は、特 定比、例えば2:1のアモキシシリンとクラブラン酸塩を含む共通の中間体顆粒 を用い、次に異なる相対量のアモキシシリンのみを含む顆粒を添加して、異なる 最終比を得ることにより容易に調製できることは容易に理解できる。 さらに、シリカゲルを含む顆粒および極微細セルロースでなく顆粒外賦形剤とし てのシリカゲルの使用により、より少ない異なる種類の賦形剤を含む広範囲の処 方が開発され、これによりさらに製造プロセスの複雑さが軽減される。 好ましくは、アモキシシリンとクラブラン酸塩(もし存在するならば)(医薬 物質)を微粉砕し、篩別して、望ましい粒度範囲を達成する。好ましくは、顆粒 内崩壊剤もさらに微粉砕し、適当な粒度、例えばCLPVPの場合、約30μに 篩別するが、粒度は重要ではないらしい。調製された医薬物質および顆粒内賦形 剤を次に乾燥状態でブレンドし、加圧下に圧縮する。これは通常の乾式圧縮手段 、例えば加圧、圧延、スラッギング押出などにより行い、圧縮プロセスに関して 適当な圧力は、アモキシシリン顆粒に関しては30−200KN、例えば70− 100、好ましくは80−90kN、アモキシシリン/クラブラン酸塩顆粒に関 しては50−80、好ましくは60−70kNである。前記顆粒処方は、ローラ ー圧縮により形成するのに特に適している。アモキシシリンとクラブラン酸カリ ウムを含む顆粒を調製するためのローラー圧縮の使用は、WO92/19227 号およびWO95/28927号(両方ともSmithKline Beech am)に記載されている。 クラブラン酸カリウムは湿度に対して高度に感受性であり、従って本発明の処 方の調製は低湿度の条件下、例えば30%RH未満、より好ましくは20%RH 未満、理想的には7−10%RHで行う。 さらに錠剤に加工するために、顆粒を微粉砕し、篩別して、顆粒の適当な大き さのフラクションを得る必要がある。打錠は常法で、例えば通常の打錠機で行う 。任意のさらに先の工程として、錠剤を前記のようにコートしてもよい。 本発明の処方は、細菌感染症、一般的には、例えば1またはそれ以上の特に上 気道感染症、下気道感染症、尿生殖路感染症および皮膚または軟組織感染症を治 療するために提供される。 従って、さらに別の態様において、本発明はアモキシシリンとクラブラン酸塩 を含む第一組の顆粒と、アモキシシリンを含み、クラブラン酸塩を含まない第二 組の顆粒の、細菌感染症の治療用医薬の製造における使用を提供する。 本発明を例示のみのために記載した。ここに、重量および%は、アモキシシリ ン三水和物およびクラブラン酸カリウムの実際の重量および%であって、対応す る遊離酸等価物でない。 以下の実施例において、アモキシシリン三水和物を使用するのが好ましく、こ こに、平衡相対湿度は10−20%の範囲にあり、これにより乾燥剤の相対量を 最低レベルまで低減できる。 実施例1−アモキシシリン顆粒 アモキシシリン三水和物を微粉砕し、0.04または0.027インチ(1. 0−0.7mm)の目の篩を用いて篩別し、15分間ブレンダー中で分子量がお よそ1000000であり、密度が1.22mg/cm3である乾燥架橋ポリビ ニルピロリドン(CLPVP)(Polyplasdone XL−登録商標) と混合した(混合物は3.4重量%のCLPVPを含有)。混合物をローラー縮 機を用いて50KNの制御圧で圧縮した。圧縮したフレークをミル中で造粒する か、または1mmメッシュを備えた篩を通して造粒して、適当な大きさのフラク ションを得た。 実施例2−アモキシシリン顆粒 アモキシシリン三水和物 97.087% CLPVP(Polyplasdone XL) 2.913 微粉砕したアモキシシリン三水和物およびクロスポビドン(湿度<2%、1m m篩で篩別)を別々に秤量し、次に一緒にブレンドするためにブレンダー(アモ キシシリンを最初に)中に導入し、両方の操作を制御されたエリア(t°=20 ±1℃、RH<30%)内で行った。得られたブレンドをラベルをつけた容器中 2つのポリエチレンの袋に移し、続くローラー圧縮のために貯蔵した。 Bepexローラー圧縮機にフィーディングホッパー中一定レベルを保ちなが ら、ロードセルを15kNに設定し、圧縮機をローラー強度80−90kNに設 定して、ブレンドを供給した。得られたフレークを1mmの目のスクリーンを備 えたオシレーティンググラニュレーターで検量した。1mm篩を通過した未圧縮 材料をリサイクルした。顆粒を秤量し、2つのポリエチレンの袋および樽中に集 めた。ローラー圧縮および検量は、制御されたエリア(t°=20±1℃、RH <30%)中で行った。 実施例3−アモキシシリン顆粒 顆粒を97.12重量%のアモキシシリン三水和物を顆粒内崩壊剤として2. 88重量%のデンプングリコール酸ナトリウム〈“Primogel”として) と合わせて含む顆粒を、実施例1と同じ工程を用いて調製した。 実施例4−アモキシシリン/クラブラン酸塩顆粒 アモキシシリンとクラブラン酸塩を2:1の比で含み、以下の組成を含む顆粒 を、実施例1と同じ手順を用いて調製した。 アモキシシリン三水和物 46.3% クラブラン酸カリウム 24.3 シリカゲル(Syloid Al−1) 24.3 CLPVP(Polyplasdone XL)(乾燥) 1.38 クラブラン酸カリウムおよびシリカゲルを1:1ブレンド(クラブラン酸カリ ウムの実際の重量に基づく)として用いる。 実施例5−アモキシシリン/クラブラン酸塩顆粒 アモキシシリンとクラブラン酸塩を2:1の比で含み、実施例4より少ない割 合のシリカゲルを含む、以下の組成を含む顆粒を実施例1と同じ手順を用いて調 製した。 アモキシシリン三水和物 63.3% クラブラン酸カリウム 31.7 シリカゲル(Syloid Al−1) 3.1 CLPVP(Polyplasdone XL)(乾燥) 1.9 微粉砕したアモキシシリン、クロスポビドン(湿度<2%)およびシリカゲル( 1mmで篩別)および最後にアモキシシリン三水和物/クラブラン酸カリウム の1:1ブレンド(1mmで篩別)を連続してブレンダー中に導入し、制御され たエリア(t°=20±1℃、RH<30%)中でブレンドした。ブレンドを次 にローラー圧縮前に貯蔵するためにラベルをつけた容器中乾燥剤とともに2つの ポリエチレンの袋中に移した。 Bepexローラー圧縮機にフィーディングホッパー中一定レベルを保ちなが ら、ロードセルを15kNに設定し、圧縮機をローラー強度60−70kNに設 定して、ブレンドを供給した。得られたフレークを1mmの目のスクリーンを備 えたオシレーティンググラニュレーターで検量した。1mm篩を通過した未圧縮 材料をリサイクルした。顆粒を秤量し、2つのポリエチレンの袋および樽中に集 めた。ローラー圧縮および検量は、制御されたエリア(t°=20±1℃、RH <30%)中で行った。 実施例6−軽量化錠剤 500mg/62.5mg、500mg/125mg、875mg/125m gまたは1g/125mgのアモキシシリン/クラブラン酸塩を含む減量した錠 剤を、アモキシシリンおよびクラブラン酸カリウムを2:1の比で含む顆粒(実 施例5)をアモキシシリンを含む顆粒(実施例2)と合し、全体の比がそれぞれ 8:1、4:1、7:1または8:1で、細胞外賦形剤、特に顆粒外乾燥剤とし て低置換ヒドロキシプロピルセルロースを含む顆粒を得、全体の組成は以下の通 りである: 1Syloid AL-12 L-HPC LH-11または等価物3 Aerosil 200または等価物 錠剤の製造は制御されたエリア(t°=20±1℃、RH<30%)中で行っ た。0.5mmで篩別したアモキシシリン顆粒;アモキシシリン/クラブラン酸 塩2/1顆粒;シリカゲル、L−HPC LH−11およびコロイド状二酸化ケ イ素をブレンダー中に導入することにより圧縮ミックスを調製した。これらの材 料を一緒にブレンドした。ステアリン酸マグネシウム(0.5mmで篩別)を次 に添加し、続いてさらにブレンドした。このミックスを次に凹楕円パンチを用い て圧縮して、望ましい重量の錠剤を得た。コートしていない錠剤を圧縮工程中5 −15分ごとにサンプリングし、硬度、厚さ、平均重量、素材の均一性およびも ろさについてチェックした。 コートしていない錠剤コアを次にコーティング懸濁液(水中15w/w%)で 、適当なコーターで、コアを回転させ、フィルムコーティング懸濁液を理論量の フィルムコートが適用されるまでスプレーしてフィルムコートした(WO95/ 28927号、SmithKline Beecham)。 フィルムコートされた錠剤を適当な密封容器中に貯蔵した。 500/125mg錠剤について、錠剤は63mgの顆粒外賦形剤+約21m gのコーティングを含む約817.9mgの総重量を有する。アモキシシリン三 水和物およびクラブラン酸カリウムは錠剤のコア重量の約89.6%をしめる。 これは、アモキシシリン三水和物およびクラブラン酸カリウムが約69.3%を 占め、微結晶性セルロースが約27%を占める1050mgのコア重量を有する 既存の500/125mg錠剤と対照をなす。この量を半分にして、250/6 2.5mg錠剤を得る。 875/125mgにおいて、アモキシシリン三水和物およびクラブラン酸カ リウムは錠剤のコア重量の約89.43%を占める。これは1450mgのコア 重量を有し、アモキシシリン三水和物およびクラブラン酸カリウムが約80%を 占め、微結晶性セルロースが約15.6%を占める現在一般にある875/12 5mg錠剤と対照をなす(WO95/28927号、SmithKline B eecham)。 1g/125mg錠剤において、アモキシシリン三水和物およびクラブラン酸 カリウムは錠剤のコア重量の89.41%を占める。この量を半分にして、50 0/62.5mg錠剤を得る。 実施例7−減量錠剤 500/125mg、875mg/125mgまたは1g/125mgアモキ シシリン/クラブラン酸塩を含む減量錠剤を、アモキシシリンとクラブラン酸カ リウムを2:1の比で含む顆粒(実施例5)をアモキシシリンを含む顆粒(実施 例1)と合して、全体の比がそれぞれ4:1、7:1または8:1であり、顆粒 外賦形剤、特にCLPVPを顆粒外崩壊剤として有する顆粒を得ることにより調 製し、従って全組成が以下のようであった: 1Syloid AL-1 前記錠剤のコアに関する適当な溶媒ベースのコーティングは以下の通りである : 実施例8−500mg/125mgおよび1g/125mgサッシェ 実施例1および5と同じ手順を用いて顆粒を調製する。顆粒を次に適当な比で 典型的なサッシェ賦形剤とブレンドして、以下のものからなるサッシェ処方を製 造する: 1Syloid AL-1 500/62.5mgおよび250/31.25mgを含むサッシェを1g/ 125mg処方に基づいて比例した量を用いて調製してもよい。 実施例9−250/62.5、500/125および875/125mgサッ シェ 実施例1および5と同じ手順を用いて顆粒を合成する。顆粒を次に適当な割合 で典型的なサッシェ賦形剤とブレンドして、以下のものを含むサッシェ処方を調 製する: 250/62.5 500/125 875/125 mg mg mg アモキシシリン三水和物 289.35 573.87mg 1147.4 (アモキシシリンについての86.4%分析に 基づく;アモキシシリン100%250、500 および875mgに相当) クラブラン酸カリウム 75.75 148.93 148.93 (KCAについての82.5%分析に基づく;クラ ブラン酸100%125mgに相当) CLPVP(顆粒内) 8.7 17.4 30.4 シリカゲル1(顆粒内) 7.6 15.2 15.2 シリカゲル1(顆粒外) 167.5 335 335 アスパルテーム 6 12.00 12.00 桃−レモン−イチゴ香料 107 214 214 微結晶性セルロース 213.1 326.2 229.2 1Syloid AL-1 実施例10−100mg/12.5mg/ml懸濁液−30ml 実施例1および5と同じ手順を用いて顆粒を調製する。顆粒を次に適当な比で 典型的な懸濁剤賦形剤とブレンドして、以下のものからなるサッシェ処方を製造 する: 1Syloid AL-1 処方を最初の使用直前に30mlの水溶液にする。同じ処方をさらに60ml の水溶液にしてもよい。 実施例11−発泡性咀嚼錠(1g/125mg) 1Crospovidone2 SyloidA L-13 Avicel PH112 実施例12−通常の500/125mg錠剤 1(Primojel/Explotab) 実施例13−500/125mg錠剤 アモキシシリン、クラブラン酸塩源(クラブラン酸:アモキシシリンの1:1 ブレンドまたはクラブラン酸と微結晶性セルロースの1:1ブレンド)、大部分 の微結晶性セルロースおよびステアリン酸マグネシウムの一部を一緒にブレンド した。このブレンドを次にローラー圧縮し、微粉砕して、顆粒を形成した。これ らの顆粒をデンプングリコール酸ナトリウム、コロイド状二酸化ケイ素、残りの 微結晶性セルロース(総量の約38.55)およびステアリン酸マグネシウムと ブレンドし、ブレンドを次に錠剤コアに圧縮した。最終工程において、コアをコ ーティングの水性懸濁液でコートした。 前記実施例1ないし13の成分の重量および相対比は列挙した数値に変化しう るが、好ましくは±10%、より好ましくは±5%以内、好ましくは±2.5% 以内である。過剰量の活性成分を必要ならば用い、調整する。 前記処方はさらに、前記二組でなく最終比4:1、7:1、または8:1のア モキシシリンおよびクラブラン酸塩を含む単一組の顆粒を用い、同じ割合の顆粒 内および顆粒外賦形剤を用いて製造できることは容易に理解できる。本発明はこ のような処方のすべてを包含する。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成11年3月1日(1999.3.1) 【補正内容】 請求の範囲 1.アモキシシリンとクラブラン酸塩をn:1(ここにnは1ないし16の数 である)の比で含む医薬処方であって、 アモキシシリンとクラブラン酸塩をm:1ないし1:1(ここに、mはnより 小さい数である)の比で含む第一組の顆粒;および アモキシシリンを含むが、クラブラン酸塩を含まない第二組の顆粒; をアモキシシリンとクラブラン酸塩の全体としての割合がn:1となるような 第一および第二組の顆粒の比で含み、錠剤の形態である場合、第一組および第二 組の顆粒を混合して含んでなる医薬処方。 む医薬処方。 2.第一組の顆粒がアモキシシリンとクラブラン酸塩を1:1または2:1の 比で含む請求項1記載の処方。 3.nが2、4、6、7、8または14である請求項1または2記載の処方。 4.アモキシシリンがアモキシシリン三水和物として存在する請求項1ないし 3のいずれか1項に記載の処方。 5.クラブラン酸塩がクラブラン酸カリウムとして存在する請求項1ないし4 のいずれか1項に記載の処方。 6.顆粒が顆粒内崩壊剤を含む請求項1ないし5のいずれか1項に記載の処方 。 7.第一組の顆粒が、本質的に、アモキシシリン、クラブラン酸カリウム、シ リカゲルおよび顆粒内崩壊剤からなる請求項1ないし6のいずれか1項に記載の 処方。 8.第二組の顆粒が、本質的に、アモキシシリンおよび顆粒内崩壊剤からなる 請求項1ないし6のいずれか1項に記載の処方。 9.顆粒内崩壊剤が架橋N−ビニル−2−ピロリドンまたはデンプングリコー ル酸ナトリウムである請求項6ないし8のいずれか1項に記載の処方。 10.さらに低置換ヒドロキシプロピルセルロースである顆粒外賦形剤を含む 請求項1ないし9のいずれか1項に記載の処方。 11.錠剤、サッシェ、カプセルまたは水性シロップとして復元する散剤の形 態である先行する請求項のいずれか1項に記載の処方。 12.請求項1に記載のアモキシシリンとクラブラン酸塩を含む第一組の顆粒 を、アモキシシリンを含むがクラブラン酸塩を含まない第二組の顆粒とともに含 む錠剤処方であって、全賦形剤の合計重量が錠剤のコートされていないコア重量 の20%未満である錠剤処方。 13.本質的に約97wt%で存在するアモキシシリン三水和物と約3wt% で存在するCLPVPとからなるアモキシシリン顆粒と、 クラブラン酸塩に対してアモキシシリンを2:1の比で含み、クラブラン酸カ リウムの約10wt%で存在するシリカゲルおよび約3wt%のCLPVPを含 むアモキシシリンとクラブラン酸カリウム顆粒と、 シリカゲル、低置換ヒドロキシプロピルセルロースまたはCLPVP、コロイ ド状シリカおよびステアリン酸マグネシウムを包含する顆粒外賦形剤と を含む請求項12記載の錠剤処方。 14.錠剤コアが重量: 500/62.5 − 700−800mg; 500/125mg − 800ないし950mg; 875/125mg − 1250ないし1350mg;および 1000/125mg − 1400ないし1550mg; を有する請求項13記載の錠剤処方。 15.合計錠剤重量(コア+コーティング): 500/62.5mg − 850mg未満; 500/125mg − 900mg未満;および 1000/125mg − 1550mg未満 を有するアモキシシリン/クラブラン酸塩の錠剤。 16.錠剤のコア重量(コーティングを除く)の83ないし95重量%で存在 するアモキシシリンとクラブラン酸塩錠剤および5ないし17重量%で存在する 医薬上許容される賦形剤を含む1000/125mgの錠剤処方。 17.約500mgのアモキシシリンと62.5mgのクラブラン酸カリウム および医薬上許容される賦形剤を含む錠剤。 18.請求項17において定義した2つの錠剤を各ブリスターに含む錠剤ブリ スター包装。 19.1000mgのアモキシシリンと125mgのクラブラン酸カリウムの 単位投与量を提供するための請求項17において定義した2つの錠剤の使用。 20.発泡性であってもよい、咀嚼錠であり、約1000mgのアモキシシリ ンと約125mgのクラブラン酸塩を含む錠剤処方。 21.発泡性カップルがクエン酸一ナトリウムおよび炭酸水素ナトリウムで、 好ましくは顆粒として提供される請求項20記載の発泡性咀嚼錠。 22.先行する請求項のいずれか1項に記載の処方の製法であって、アモキシ シリンとクラブラン酸塩を含む第一組の顆粒を、アモキシシリンを含むがクラブ ラン酸塩を含まない第二組の顆粒と、適当な比率で他の賦形剤と一緒にブレンド し、必要かつ所望により、さらにそのブレンドを加工処理して、最終の所望の処 方を得ることからなる製法。 23.第一および/または第二組の顆粒をローラー圧縮により調製する準備工 程を含む請求項22記載の方法。 24.アモキシシリンとクラブラン酸塩を2:1の比で含む第一組の顆粒およ びアモキシシリンを含むがクラブラン酸塩を含まない第二組の顆粒の、アモキシ シリンとクラブラン酸塩を2:1より大きな割合で含む医薬処方の製造における 使用。 25.アモキシシリンとクラブラン酸塩を含む第一組の顆粒およびアモキシシ リンを含むがクラブラン酸塩を含まない第二組の顆粒の、細菌感染症の治療用医 薬の製造における使用。 26.アモキシシリンと、クラブラン酸塩+顆粒内希釈剤がクラブラン酸塩の 1:1ないし1:20重量%の比で存在する先行する請求項のいずれか1項に記 載の顆粒。 27.2:1ないし14:1、例えば2:1、4:1、6:1、7:1、8: 1および14:1から選択される種々の比のアモキシシリンとクラブラン酸塩を 含む一連の医薬処方であって、一定比、例えば1:1または2:1、好ましくは 2:1のアモキシシリンとクラブラン酸塩を有する第一組の顆粒およびアモキシ シリンを含む第二組の顆粒から二組の顆粒を種々の相対的割合で合することによ り調製される医薬処方。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 9703101.7 (32)優先日 平成9年2月14日(1997.2.14) (33)優先権主張国 イギリス(GB) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,LS,M W,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM ,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,E S,FI,GB,GE,GH,HU,ID,IL,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,Z W (71)出願人 スミスクライン・ビーチャム・コーポレイ ション アメリカ合衆国ペンシルベニア州19406― 0939、キング・オブ・プルシア、スウェー ドランド・ロード709番 (72)発明者 マンション,ジャッキー・アンドレ・ギュ スターヴ フランス、エフ―53101マイエンヌ・セデ ックス、ブワート・ポスタル2、ゾーヌ・ アンデュストリイェル・ドゥ・ラ・ペイニ エール、スミスクライン・ビーチャム・ラ ボラトワール・ファルマソーティク (72)発明者 サンロマ・ボルダリョ,ホセ・ルイス スペイン、エ―45007トレド、ポリゴノ・ インドゥストリアル・デ・トレド、スミス クライン・ビーチャム・ソシエダッド・ア ノニマ・ファーマシューティカルズ (72)発明者 ストーム,ケビン アメリカ合衆国37620テネシー州ブリスト ル、ウィーバー・パイク、ブリストル・イ ンダストリアル・パーク、スミスクライ ン・ビーチャム・ファーマシューティカル ズ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.アモキシシリンとクラブラン酸塩をn:1(ここにnは1ないし16の数 である)の比で含む医薬処方であって、 アモキシシリンとクラブラン酸塩をm:1ないし1:1(ここに、mはnより 小さい数である)の比で含む第一組の顆粒;および アモキシシリンを含むが、クラブラン酸塩を含まない第二組の顆粒; をアモキシシリンとクラブラン酸塩の全体としての割合がn:1となるような 第一および第二組の顆粒の比で含む医薬処方。 2.第一組の顆粒がアモキシシリンとクラブラン酸塩を1:1または2:1の 比で含む請求項1記載の処方。 3.nが2、4、6、7、8または14である請求項1または2記載の処方。 4.アモキシシリンがアモキシシリン三水和物として存在する請求項1ないし 3のいずれか1項に記載の処方。 5.クラブラン酸塩がクラブラン酸カリウムとして存在する請求項1ないし4 のいずれか1項に記載の処方。 6.顆粒が顆粒内崩壊剤を含む請求項1ないし5のいずれか1項に記載の処方 。 7.第一組の顆粒が、本質的に、アモキシシリン、クラブラン酸カリウム、シ リカゲルおよび顆粒内崩壊剤からなる請求項1ないし6のいずれか1項に記載の 処方。 8.第二組の顆粒が、本質的に、アモキシシリンおよび顆粒内崩壊剤からなる 請求項1ないし6のいずれか1項に記載の処方。 9.顆粒内崩壊剤が架橋N−ビニル−2−ピロリドンまたはデンプングリコー ル酸ナトリウムである請求項6ないし8のいずれか1項に記載の処方。 10.さらに低置換ヒドロキシプロピルセルロースである顆粒外賦形剤を含む 請求項1ないし9のいずれか1項に記載の処方。 11.錠剤、サッシェ、カプセルまたは水性シロップとして復元する散剤の形 態である先行する請求項のいずれか1項に記載の処方。 12.請求項1に記載のアモキシシリンとクラブラン酸塩を含む第一組の顆粒 を、アモキシシリンを含むがクラブラン酸塩を含まない第二組の顆粒とともに含 む錠剤処方であって、全賦形剤の合計重量が錠剤のコートされていないコア重量 の20%未満である錠剤処方。 13.本質的に約97wt%で存在するアモキシシリン三水和物と約3wt% で存在するCLPVPとからなるアモキシシリン顆粒と、 クラブラン酸塩に対してアモキシシリンを2:1比で含み、クラブラン酸カリ ウムの約10wt%で存在するシリカゲルおよび約3wt%のCLPVPを含む アモキシシリンとクラブラン酸カリウム顆粒と、 シリカゲル、低置換ヒドロキシプロピルセルロースまたはCLPVP、コロイ ド状シリカおよびステアリン酸マグネシウムを包含する顆粒外賦形剤と を含む請求項12記載の錠剤処方。 14.錠剤コアが重量: 500/62.5 − 700−800mg; 500/125mg − 800ないし950mg; 875/125mg − 1250ないし1350mg;および 1000/125mg − 1400ないし1550mg; を有する請求項13記載の錠剤処方。 15.合計錠剤重量(コア+コーティング): 500/62.5mg − 850mg未満; 500/125mg − 900mg未満; 875/125mg − 1400mg未満;および 1000/125mg − 1550mg未満 を有するアモキシシリン/クラブラン酸塩の錠剤。 16.錠剤のコア重量(コーティングを除く)の83ないし95重量%で存在 するアモキシシリンとクラブラン酸塩錠剤および5ないし17重量%で存在する 医薬上許容される賦形剤を含む1000/125mgの錠剤処方。 17.約500mgのアモキシシリンと62.5mgのクラブラン酸カリウム および医薬上許容される賦形剤を含む錠剤。 18.請求項17において定義した2つの錠剤を各ブリスターに含む錠剤ブリ スター包装。 19.1000mgのアモキシシリンと125mgのクラブラン酸カリウムの 単位投与量を提供するための請求項17において定義した2つの錠剤の使用。 20.発泡性であってもよい、咀嚼錠であり、約1000mgのアモキシシリ ンと約125mgのクラブラン酸塩を含む錠剤処方。 21.発泡性カップルがクエン酸一ナトリウムおよび炭酸水素ナトリウムで、 好ましくは顆粒として提供される請求項20記載の発泡性咀嚼錠。 22.先行する請求項のいずれか1項に記載の処方の製法であって、アモキシ シリンとクラブラン酸塩を含む第一組の顆粒を、アモキシシリンを含みクラブラ ン酸塩を含まない第二組の顆粒と、適当な比率で他の賦形剤と一緒にブレンドし 、必要かつ所望により、さらにそのブレンドを加工処理して、最終の所望の処方 を得ることからなる製法。 23.第一および/または第二組の顆粒をローラー圧縮により調製する準備工 程を含む請求項22記載の方法。 24.アモキシシリンとクラブラン酸塩を2:1の比で含む第一組の顆粒およ びアモキシシリンを含むがクラブラン酸塩を含まない第二組の顆粒の、アモキシ シリンとクラブラン酸塩を2:1より大きな割合で含む医薬処方の製造における 使用。 25.アモキシシリンとクラブラン酸塩を含む第一組の顆粒およびアモキシシ リンを含むがクラブラン酸塩を含まない第二組の顆粒の、細菌感染症の治療用医 薬の製造における使用。 26.アモキシシリンと、クラブラン酸塩+顆粒内希釈剤がクラブラン酸塩の 1:1ないし1:20重量%の比で存在する先行する請求項のいずれか1項に記 載の顆粒。 27.2:1ないし14:1、例えば2:1、4:1、6:1、7:1、8: 1および14:1から選択される種々の比のアモキシシリンとクラブラン酸塩を 含む一連の医薬処方であって、一定比、例えば1:1または2:1、好ましくは 2:1のアモキシシリンとクラブラン酸塩を有する第一組の顆粒およびアモキシ シリンを含む第二組の顆粒から二組の顆粒を種々の相対的割合で合することによ り調製される医薬処方。
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