JP2001510757A - 航空機用タイヤ - Google Patents

航空機用タイヤ

Info

Publication number
JP2001510757A
JP2001510757A JP2000504012A JP2000504012A JP2001510757A JP 2001510757 A JP2001510757 A JP 2001510757A JP 2000504012 A JP2000504012 A JP 2000504012A JP 2000504012 A JP2000504012 A JP 2000504012A JP 2001510757 A JP2001510757 A JP 2001510757A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tire
ply
cord
denier
bias
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000504012A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001510757A5 (ja
JP4034933B2 (ja
Inventor
ティモシー ルーキッチ、リュイス
アンドリュー ドゥエンガー、トーマス
ロバート マクジルヴレイ、ジョン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Goodyear Tire and Rubber Co
Original Assignee
Goodyear Tire and Rubber Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Goodyear Tire and Rubber Co filed Critical Goodyear Tire and Rubber Co
Publication of JP2001510757A publication Critical patent/JP2001510757A/ja
Publication of JP2001510757A5 publication Critical patent/JP2001510757A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4034933B2 publication Critical patent/JP4034933B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C9/00Reinforcements or ply arrangement of pneumatic tyres
    • B60C9/0042Reinforcements made of synthetic materials
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C1/00Tyres characterised by the chemical composition or the physical arrangement or mixture of the composition
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C9/00Reinforcements or ply arrangement of pneumatic tyres
    • B60C9/02Carcasses
    • B60C9/04Carcasses the reinforcing cords of each carcass ply arranged in a substantially parallel relationship
    • B60C9/06Carcasses the reinforcing cords of each carcass ply arranged in a substantially parallel relationship the cords extend diagonally from bead to bead and run in opposite directions in each successive carcass ply, i.e. bias angle ply

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Tires In General (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 遊離アミンを含まず、ASTM D412に従った試験で300%モジュラスが12〜18MPaであって、最低引張り強さが23MPaであり、ASTMD2084に従った試験で基準温度135℃でのT90が30〜40分間であるゴム組成物中に埋め込まれた高モジュラス補強コードによって補強されたカーカスプライおよび/またはブレーカプライを、航空機用空気タイヤに設ける。該カーカスプライおよび/またはブレーカプライにおけるコードは、強力が6.6〜8.2g/デニールであり、初期モジュラスが120〜280g/デニールであり、破壊時伸び率が8〜18%であり、収縮率が3%以下である。ポリエステル補強コードが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、航空機での使用に好適な高モジュラスコードで補強された空気タイ
ヤに関する。
【0002】 (背景技術) タイヤ業界では、航空機での使用に好適なタイヤは、自動車、バス、トラック
または同様の地上車両で使用されるタイヤと比較して、非常に高速かつ高負荷の
条件下で運転できるものでなければならないと考えられている。地上車両で使用
されるタイヤは、比較的小さい範囲の負荷下で、その寿命までの期間に、数百万
回の伸縮(回転)を受ける。航空機タイヤは、離陸時に大きい遠心力および高い
負荷を受け、着陸時に大きく急激な衝撃応力(高G力など)および負荷を受ける
。航空機タイヤにおいては、(地上用タイヤと比較して)その寿命までの収縮回
数が相対的に少ない。本明細書および特許請求の範囲で使用する場合、タイヤが
「タイヤ・リム協会年鑑(Yearbook of the Tire and Rim Association)」もし
くは「欧州タイヤ・リム技術機構年鑑(Yearbook of the European Tire and Ri
m Technical Organization)」または現行の米国軍規格「MIL−T−5041
」のいずれかに規定の大きさおよび負荷範囲またはプライレーティングのもので
ある場合に、該タイヤは「航空機での使用に好適」であるとする。先行技術にお
いては、必要なレーティングを満足するため、航空機タイヤは、補強材として高
e.p.i.数のマルチフィラメントコード(通常はナイロン)を有する多くの
カーカスプライおよびブレーカプライを用いて製造されていた。ナイロンは耐疲
労性であり、それ以外の点では他の種類の補強材料より柔軟性が高く、航空機タ
イヤで使用する必要のある高耐熱性ゴムコンパウンドと適合性であることから、
航空機タイヤには好ましい補強材料である。しかしながら、ナイロン補強材料は
、比較的低温で融解し、通常の航空機運転温度で軟化することから、ナイロン補
強材を用いて製造したタイヤはフラットスポットを起こす。さらに、ナイロンが
他の種類の補強材料のような強度を持たないことから、航空機タイヤを構築する
のに、上記の多数のプライが必要になるのである。
【0003】 例えばポリエステル類のように、ナイロンより高温で融解する比較的高モジュ
ラスの材料によって、フラットスポットに対する耐性が相対的に高く、恐らくは
比較的軽量なタイヤが得られると考えられるが、高モジュラス材料は、航空機タ
イヤで最も高頻度で使用される高温安定性ゴムコンパウンドとの適合性が低いよ
うに思われることから、航空機タイヤで広く有用な補強材料ではないと考えられ
てきた。
【0004】 (発明の開示) 本発明は、航空機での使用に好適な空気タイヤに関するものである。該タイヤ
は、(a)1対以上の軸方向に隔てられた実質的に非伸縮性のビード、(b)該
ビード上に巻き付けられたカーカスプライ、(c)タイヤの冠状部分において該
カーカスプライの放射方向で外側に配置されたブレーカプライを有してなる。カ
ーカスプライおよびブレーカプライは、以下の組成を有するゴムコンパウンド中
に埋め込まれた実質的に平行な高モジュラスコードを有する。
【0005】 ゴム:100 カーボン・ブラック:40〜60 処理オイル:3〜10 脂肪酸:1〜3 酸化亜鉛:3〜8 硫黄:0.5〜2.5 促進剤:1〜3 接着増進剤:1〜7 上記において、成分はゴム100重量部当たりの重量部として列記してあり、該
コンパウンドには遊離アミン類は含まれていない。該ゴムコンパウンド用の接着
増進剤は、レゾルシン、ヘキサメチレンテトラミン、ヘキサメトキシメチルメラ
ミンおよび反応性フェノール−ホルムアルデヒド樹脂からなる群から選択され、
促進剤は非アミン発生性とすることができ、スルフェンアミド系促進剤またはベ
ンゾチアゾール系促進剤からなる群から選択される。高モジュラスコードは、強
力が6.6〜8.2g/デニールであり、初期モジュラスが120〜280g/
デニールであり、破壊時伸び率が8〜18%であり、収縮率が3%以下である。
ブレーカプライの高モジュラスコードは、末端数6〜28e.p.i.でゴムコ
ンパウンドに埋め込まれている。
【0006】 本発明によれば、ASTM D412に従った試験で300%モジュラスが1 2〜18MPaであって、最低引張り強さが23MPaであり、ASTM D2 084に従った試験で基準温度135℃でのT90が30〜40分間であるコン
パウンドが、本発明での使用に好適であることが認められている。
【0007】 定義 本明細書および特許請求の範囲で使用する場合、用語は以下の意味を有する。 「軸方向」および「軸方向に」という用語は、タイヤの回転軸に平行な方向を
指す。
【0008】 「放射方向」および「放射方向に」という用語は、タイヤの回転軸に対して垂
直な方向を指す。
【0009】 「ビード」とは、プライコードによって覆われ、他の補強要素を有してまたは
それらを持たずに、設計タイヤリムに適合するよう成型されている環状引張部材
を有してなるタイヤ部分を指す。
【0010】 「アペックス」とは、ビード領域を支持し、ビード領域における屈曲を低減す
る、ビードの横(放射方向でビードより上)に設けられた楔形の弾性材料を指す
【0011】 「カーカス」とは、ベルト構造、トレッド、アンダートレッドおよび側壁ゴム
以外のビードを含むタイヤ構造を指す(カーカスプライはビード周囲に巻き付け
られている)。
【0012】 「フリッパ」とは、ビード/アペックス周囲、通常はビード/アペックスとカ
ーカスプライとの間に配置される別の補強材(通常はファブリック)を指す。
【0013】 「赤道面」とは、タイヤの回転軸に対して垂直で、タイヤトレッドの中心を通
る面を指す。
【0014】 「ブレーカプライ」とは、タイヤの冠状領域にある環状補強部材であって、タ
イヤの赤道面に対する角度が、(バイアス)カーカスプライにおけるそのような
補強部材の角度より約5゜小さい長手方向の補強部材(図示の実施態様)を有す る部材を指す。
【0015】 「冠状部」とは、実質的に、トレッドが配置されているタイヤの外側円周部を
指す。
【0016】 「強力」とは、引っ張られていない試料の単位線密度当たりの力(g/テクス
またはg/デニール)として表現される応力(通常はテキスタイルで使用される
)を指す。
【0017】 「モジュラス」とは、歪み変化に対する応力変化の比を指す。
【0018】 (発明を実施するための最良の形態) ポリエステル補強旅客用タイヤで使用されるゴムコンパウンドは、航空機タイ
ヤで生じる高温に耐える必要がないことから、航空機タイヤでの使用には適さな
い。航空機タイヤで最も高頻度で使用されるゴムコンパウンドは高温に耐えるこ
とができるが、ポリエステル類などのように、融点が高く、フラットスポットに
対する耐性の高い高モジュラス補強材料に対して良好な接着性を示さない。航空
機タイヤでの使用に適した高モジュラス補強材料を得ることができれば、比較的
少ないプライで、そのようなタイヤに必要な強度が得られることから、これまで
以上に軽量の航空機タイヤを製造できる可能性がある。高温で安定であって、良
好な摩耗性および耐久性を示すある種の先行技術のコンパウンドは、ポリエステ
ルに対しても良好な接着性を示す場合があり、ポリエステルおよび他の高モジュ
ラス材料とともに用いて、フラットスポットに対して耐性の、軽量で耐久性の航
空機タイヤを構築する上で有用なものとなり得ることが認められている。 本発
明によれば、ASTM D412に従った試験で300%モジュラスが12〜1 8MPaであって、最低引張り強さが23MPaであり、ASTM D2084 に従った試験で基準温度135℃でのT90が30〜40分間であるコンパウン
ドが、本発明での使用に好適であることが認められている。
【0019】 本発明で使用可能なゴムコンパウンドの例としては、以下の組成を有するコン
パウンドがある。成分は重量部で示してある。最終コンパウンドには、遊離アミ
ンは含まれていない。
【0020】 天然ゴム:100 カーボン・ブラック:40〜60 処理オイル:3〜10 脂肪酸:1〜3 酸化亜鉛:3〜8 硫黄:0.5〜2.5 促進剤:1〜3 接着増進剤:1〜7 接着増進剤の例としては、レゾルシン、ヘキサメチレンテトラミン、ヘキサメ
トキシメチルメラミンおよび反応性フェノール−ホルムアルデヒド樹脂がある。
【0021】 促進剤は、スルフェンアミド系促進剤またはベンゾチアゾール系促進剤などの
非アミン発生性促進剤から選択することができる。他の好適な促進剤は、当業者
には明らかであろう。
【0022】 コンパウンド中に遊離アミンが存在すると、ポリエステルおよび恐らくは他の
高モジュラス補強材料との化学反応を起こし、そのような反応によって、本発明
の航空機タイヤの製造に使用される高モジュラス補強材の破壊が生じる可能性が
あることが認められていることから、非アミン発生性促進剤が好ましい。いくつ
かの工程段階によって、ゴム組成物の混和後に遊離アミンが確実に除去される場
合には、アミン発生性促進剤を使用することができる。
【0023】 図1について説明すると、本発明の図示の実施態様では、航空機用空気タイヤ
10は、1対の平行な環状ビード12、ビード12の周囲に巻き付けられたカー
カスプライ16、タイヤの冠状領域24において放射方向でカーカスプライ16
の上に配置されたベルトもしくはブレーカ22、カーカスプライの放射方向で内
側に配置された内側ライナー11、放射方向でベルト/ブレーカ22の上に配置
されたトレッド28(タイヤの冠状領域24で)、ならびにタイヤ10のトレッ
ド28とビード領域15との間に設けられた側壁26を有する。
【0024】 当業界で一般的に行われるように、カーカスプライおよびブレーカプライは、
実質的に平行な長手方向補強部材で補強されている。図示の実施態様では、ラジ
アルプライ航空機タイヤにおいて、上記のゴム組成を高モジュラス補強材ととも
に使うことも可能であると考えられるが、該タイヤは、ポリエステル製の補強コ
ードによって補強されたバイアスカーカスプライおよび/またはブレーカプライ
を有するバイアスプライ空気タイヤである。使用可能なポリエステルの例として
は、ポリエチレンテレフタレートおよびポリエチレンナフタレートおよびそれら
の混合物がある。
【0025】 本発明で有用な高モジュラス補強コードは、強力が6.6〜8.2g/d(デ
ニール当たりのグラム数)であり、初期モジュラスが120〜280g/dであ
り、破壊時伸び率が8〜18%であり、収縮率が0.5〜3.0%である。
【0026】 図示の実施態様では、ポリエチレンテレフタレート(PET)カーカス補強コ
ードを用いた。使用した種類のPETコード、すなわち撚りが8.5×8.5で
ある1500/1/2のコードは、強力が6.5〜7g/dであり、破壊時伸び
率が14〜20%であり、収縮率が1.5〜1.8%であり、初期モジュラスが
120〜180g/dである。そのようなポリエステルコードは市販されている
(例:Akzo Nobel、AlliedSignal、Hoechst Celanese、Teijin、ToyoboおよびKo
lon)。
【0027】 図示の実施態様で使用した具体的なコードは、強力が6.9g/d、破壊時伸
び率が14.8%、収縮率が1.7%、初期モジュラスが140g/dであるヘ
キスト・セラニーズ・トレビラ(Hoechst Celanese Trevira)792ポリエステ
ルであった。図2には、本発明の図示のタイヤと同型の航空機用に設計された先
行技術のタイヤ20を示してある。先行技術のタイヤ20は、アペックスやフリ
ッパを使用せずに構築されていることが明らかであり、ビード14は、4本のワ
イヤ18×5本のワイヤ18の構成を有する。この先行技術の設計を用いたタイ
ヤを、本発明によって製造されるポリエステルカーカスプライを用いて構築した
ところ、タイヤのビード真上でのコード破損のために、タクシー試験時にタイヤ
が破損した。タイヤの破損は恐らく、高モジュラスポリエステルコードがナイロ
ンコードに比べて脆く、タイヤのビード領域での疲労によって、側壁の屈曲部分
でコードが破砕されたためであると考えられる。
【0028】 先行技術のタイヤ設計でのポリエステルコードは疲労のために破損したが、該
ポリエステルコードは、タイヤ構成で使用された耐高温性コンパウンドに対して
良好な接着性を示したことから、タイヤ構成で使用される高温のポリエステル適
合性コンパウンドの有効性が裏付けられたように思われる。
【0029】 図1および3について説明すると、タイヤ10における応力をタイヤのビード
領域15から移動させる努力の一環として、先行技術のワイヤ4本×ワイヤ5本
の構成ではなく、5本のワイヤ18×6本のワイヤ18というビード構成を用い
ることで先行技術のタイヤ20のビード14よりビード12を大きくすることに
より、そしてタイヤ設計にフリッパ17とアペックス19を加えることによって
、タイヤのビード領域15を堅牢にすることが提案された。ビードを大きくし、
しかもフリッパ17とアペックス19によってビード領域15をさらに堅牢にす
ることで、側壁の屈曲部分がビードから離れる。 図4について説明すると、図
示の本発明のプライ40は、平行な高モジュラス補強コード42を弾性基材44
に組み込むことで製造される。好ましい実施態様では、平行補強コードを相互に
位置関係が固定された状態で、ガスを吸収もしくは放出し、恐らくはゴム基材か
らのガスの方向を変えることで、ガスの方向を補強コードから離すように特に設
計されたpicコード43によって、カレンダー処理してゴム基材中に入れる。
例えば、米国特許5221382号(該特許は、引用によって本明細書に含まれ
るものとする)に記載のように、サーマックス(Thermax;登録商標)picコ ード43は、タイヤを硬化しながらタイヤからガスを排出するのに役立ち、高モ
ジュラスコードと適合性のゴムコンパウンドの使用と相まって、タイヤにおける
高モジュラス補強コードがそのゴム基材から分離するのを防ぐ上で役立ち得る。
【0030】 2対、3対または4対のタイヤビードを用いたタイヤで、同様のプライを使用
し得ることは、当業者には明らかであろう。
【0031】 撚りが8.5×8.5で、28e.p.i.(1インチ当たり末端数)である
1500/2デニールPET補強コードを有してなるプライを用いて製造された
図1に図示のタイヤ構造は、タクシー試験および破損試験で許容される成績を示
し、FAA試験要件を満足した。
【0032】 図示の実施態様では、使用するポリエステルコードの大きさに応じて約8〜3
2e.p.i.の濃度でポリエステル補強材を有するカーカスプライを用いて、
良好な破損特性および耐久性を有するタイヤを構築できることが明らかになって
いる。約6〜28e.p.i.、好ましくは8〜20e.p.i.の濃度で補強
材を用いたブレーカまたはベルトプライは、タイヤの破損特性、耐久性および横
安定性にも有効なものとなり得る。本発明によって製造されるタイヤはまた、優
れた寸法安定性および低い発熱量を示すと考えられる。
【0033】 本発明のバイアスプライタイヤ10では、ビード12の上にカーカスバイアス
プライが巻き付けられていることで、ポリエステルコード42は、タイヤの赤道
面に対して30゜〜55゜、好ましくは40゜〜50゜の角度を有するようになって
いる。定義によると、ブレーカプライにおける補強部材は、カーカスプライにお
ける補強部材の角度より5゜以上小さい角度を有することから、ブレーカプライ での補強部材は、タイヤの赤道面に対して、25゜〜50゜、好ましくは35゜〜 45゜の角度を有する。
【0034】 本発明の図示した実施態様では、バイアスプライとブレーカプライの両方が、
本明細書に記載のように、ポリエステルコードで補強されている。しかしながら
、当業者であれば、バイアスカーカスプライをポリエステルコードで補強し(軽
量のタイヤを製造できるようにするため)、同時にブレーカプライをスチールそ
の他の種類の高モジュラス補強材で補強する(強度その他の望ましい特性の向上
のため)本発明に従ってタイヤを製造できることは明らかであろう。本明細書に
記載のプライの別の配置は、当業者には明らかであろう。
【0035】 以下、実施例によって本発明をさらに詳細に説明する。
【0036】 (実施例1) 14〜15e.p.i.およびバイアスカーカス角度46〜49゜のPETカ ーカス補強材を有する、大きさが6.00−6 6PR(プライレーティング) の航空機タイヤについて、FAA TSO認定試験および別のグッドイヤ試験を 行い、以下の結果を得た。
【0037】 該タイヤは61サイクル後に力学的要件を満足したが、分離が生じた。そこで
、試験を継続せずに、拡散要件が満足されているか否かを確認した。グッドイヤ
耐久性試験、すなわちプログレッシブ・タクシー(Progressive Taxi)試験では
、該タイヤは42サイクルを完了した。それは大型の商用タイヤには問題ないが
、本実施例のタイヤで予想されるタイヤには低いものである。該タイヤは440
psi(ポンド/平方インチ)で破裂するが、最低要件は200psiである。
【0038】 FAA TSO認定試験では、50回のテークオフサイクル、8回のタクシー サイクル、2回の120%負荷タクシーサイクルおよび1回の150%負荷テー
クオフサイクルという計61サイクルを行う。拡散試験では、試験後のタイヤ空
気圧を測定し、最初の空気充填から24時間後で、失われる圧が初期充填圧の1
0%以下の場合に、タイヤは合格である。
【0039】 グッドイヤ・プログレッシブ・タクシー試験では、タイヤが破損するか100
サイクルが完了するまで、連続的に距離を長くしながらタクシー試験を行う。
【0040】 (産業上の利用可能性) 本発明のタイヤについては、商業化に望まれるレベルでの試験は行わなかった
が、上記の試験から、本発明の考え方が今後とも有効である可能性のあること、
ならびにさらに改良を加えることで、十分な実証および商業化が期待されること
が明らかになった。 以上、本発明の具体的な実施態様について例示および説明
したが、本発明を多様な形で修正・実行することが可能であることは、当業者に
は明らかであろう。本発明は、添付の特許請求の範囲によってのみ限定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 タイヤの回転軸を含む面で切った場合の、本発明の1実施態様によるタイヤの
断面図である。
【図2】 本発明のタイヤと同型の航空機用に製造された先行技術のタイヤの断面図であ
る。
【図3】 本発明のタイヤのビード領域の拡大図である。
【図4】 補強プライの一部を示す図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年1月20日(2000.1.20)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項】 前記ポリエステルコード(42)が約1500/2デニール
のコードであり、強力が6.6〜8.2g/デニールであり、初期モジュラスが
120〜280g/デニールであり、破壊時伸び率が8〜18%であり、収縮率
が3%以下である請求項1に記載のタイヤ(10)
【請求項】 前記ブレーカプライ(22)の高モジュラスコード(42) が、末端数6〜28e.p.i.で前記ゴムコンパウンド(44)に埋め込まれ
ている請求項1に記載のタイヤ。
【請求項】 前記高モジュラスコード(42)が、PETおよびPENな
らびにそれらの混合物からなる群から選択されるポリエステルである請求項1に
記載のタイヤ(10)
【請求項】 前記ポリエステルコード(42)が1500/2デニールの
コードであり、強力が6.9g/デニールであり、初期モジュラスが約140g
/デニールであり、破壊時伸び率が約14.8%であり、収縮率が約1.7%で
ある請求項に記載のバイアスプライタイヤ(10)
【請求項】 前記の折上げおよび折下げカーカスプライ(16)のポリエ
ステルコード(42)が、タイヤの赤道面に対して30゜〜55゜の方向に向いて
いる請求項に記載のバイアスプライタイヤ(10)
【請求項】 前記ブレーカプライ(22)のポリエステルコード(42) が、タイヤの赤道面に対して20゜〜45゜の方向に向いている請求項に記載の
バイアスプライタイヤ(10)
【請求項10】 前記ポリエステルコード(42)が1500/2デニール
のコードであり、強力が6.5〜7g/デニールであり、初期モジュラスが12
0〜180g/デニールであり、破壊時伸び率が12%以上であり、収縮率が3
%以下である請求項に記載のバイアスプライタイヤ(10)
【請求項11】 前記ポリエステルコード(42)が、撚りが8.5×8.
5で1500/2デニールのコードであり、末端数28e.p.i.でゴムコン
パウンド(44)に埋め込まれている請求項に記載のバイアスプライタイヤ 10)
【請求項12】 ポリエステル補強コード(42)を組み込んだプライ(1 6,22) が、前記補強コード(42)と織り交ぜられたガス吸収またはガス放
出picコード(43)を有する請求項に記載のバイアスプライタイヤ(10
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】 例えばポリエステル類のように、ナイロンより高温で融解する比較的高モジュ
ラスの材料によって、フラットスポットに対する耐性が相対的に高く、恐らくは
比較的軽量なタイヤが得られると考えられるが、高モジュラス材料は、航空機タ
イヤで最も高頻度で使用される高温安定性ゴムコンパウンドとの適合性が低いよ
うに思われることから、航空機タイヤで広く有用な補強材料ではないと考えられ
てきた。欧州特許出願0677546A1には、ゴム/ポリエステルコード複合
物およびタイヤであって、ポリエステルフィラメントおよび/またはコードがR
FL接着剤でコーティングされ、前記ゴムがスルホンアミド系および/またはベ
ンゾチアジルジスルフィド系促進剤を含有するものが記載されている。説明され
ている実施態様では、ゴムにはさらに、サリチル酸も含有されている。該複合物
は、ゴムとポリエステルコードとの間で高い接着性を示すと述べられている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B60C 9/18 B60C 9/18 H 9/20 9/20 D G 15/04 15/04 D C08K 3/04 C08K 3/04 3/06 3/06 3/22 3/22 5/09 5/09 C08L 21/00 C08L 21/00 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,HU,IL,IS,JP,KE,KG ,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT, LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,N O,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG ,SI,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG, US,UZ,VN (71)出願人 1144 East Market Stre et,Akron,Ohio 44316− 0001,U.S.A. (72)発明者 ドゥエンガー、トーマス アンドリュー アメリカ合衆国 44685 オハイオ州 ユ ニオンタウン ムーングロ ストリート 3611 (72)発明者 マクジルヴレイ、ジョン ロバート アメリカ合衆国 44266 オハイオ州 ラ ベンナ リン ロード 4449 Fターム(参考) 4J002 AC001 AE002 CC033 DA036 DA049 DE108 EF007 EJ039 EN009 EV279 EV329 FD016 FD149 FD159 FD207 FD208 FD209 GN01

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)1対以上の軸方向に隔てられた実質的に非伸縮性のビード、 (b)該ビード上に巻き付けられたカーカスプライ、 (c)タイヤの冠状部分において該カーカスプライの放射方向で外側に配置さ
    れたブレーカプライを有してなる航空機用空気タイヤにおいて、前記カーカスプ
    ライおよび前記ブレーカプライが、以下の組成: ゴム:100 カーボン・ブラック:40〜60 処理オイル:3〜10 脂肪酸:1〜3 酸化亜鉛:3〜8 硫黄:0.5〜2.5 促進剤:1〜3 接着増進剤:1〜7 を有するゴムコンパウンド中に埋め込まれた実質的に平行な高モジュラスコード
    を有し、上記組成における成分はゴム100重量部当たりの重量部として列記し
    てあり、該コンパウンドが遊離アミン類を含有しないことを特徴とするタイヤ。
  2. 【請求項2】 前記ゴムコンパウンド用の接着増進剤が、レゾルシン、ヘキ
    サメチレンテトラミン、ヘキサメトキシメチルメラミンおよび反応性フェノール
    −ホルムアルデヒド樹脂からなる群から選択され、前記促進剤は非アミン発生性
    であって、スルフェンアミド系促進剤またはベンゾチアゾール系促進剤からなる
    群から選択される請求項1に記載のタイヤ。
  3. 【請求項3】 前記ポリエステルコードが約1500/2デニールのコード
    であり、強力が6.6〜8.2g/デニールであり、初期モジュラスが120〜
    280g/デニールであり、破壊時伸び率が8〜18%であり、収縮率が3%以
    下である請求項1に記載のタイヤ。
  4. 【請求項4】 前記ブレーカプライの高モジュラスコードが、末端数6〜2
    8e.p.i.で前記ゴムコンパウンドに埋め込まれている請求項1に記載のタ
    イヤ。
  5. 【請求項5】 前記高モジュラスコードが、PETおよびPENならびにそ
    れらの混合物からなる群から選択されるポリエステルである請求項1に記載のタ
    イヤ。
  6. 【請求項6】 ゴムコンパウンドにおいて、ASTM D412に従った試 験で300%モジュラスが12〜18MPaであって、最低引張り強さが23M
    Paであり、ASTM D2084に従った試験で基準温度135℃でのT90 が30〜40分間である請求項1に記載のタイヤ。
  7. 【請求項7】 (a)1対の軸方向に隔てられた実質的に非伸縮性のビード、 (b)該ビード上に広がっている1対以上の折上げカーカスプライであって、
    それぞれが各ビードについて軸方向および放射方向で外側に折り畳まれている折
    上げカーカスプライ、 (c)タイヤの冠状部分において前記の全ての折上げおよび折下げカーカスプ
    ライに対して放射方向で外側に配置された1対以上のブレーカプライを有してな
    る航空機での使用に好適なバイアスプライ空気タイヤであって、前記の折上げお
    よび折下げカーカスプライがいずれも、6.5〜7g/デニールの強力、120
    〜180g/デニールの初期モジュラス、3%以下の収縮率および14〜20%
    の破壊時伸び率を有する並列のポリエステルコードを有してなるバイアスプライ
    空気タイヤ。
  8. 【請求項8】 前記ポリエステルコードが1500/2デニールのコードで
    あり、強力が6.9g/デニールであり、初期モジュラスが約140g/デニー
    ルであり、破壊時伸び率が約14.8%であり、収縮率が約1.7%である請求
    項7に記載のバイアスプライタイヤ。
  9. 【請求項9】 前記の折上げおよび折下げカーカスプライのポリエステルコ
    ードが、タイヤの赤道面に対して30゜〜55゜の方向に向いている請求項7に記
    載のバイアスプライタイヤ。
  10. 【請求項10】 前記カーカスプライのポリエステルコードが、タイヤの赤
    道面に対して40゜〜50゜の方向に向いている請求項9に記載のバイアスプライ
    タイヤ。
  11. 【請求項11】 前記ブレーカプライのポリエステルコードが、タイヤの赤
    道面に対して20゜〜45゜の方向に向いている請求項9に記載のバイアスプライ
    タイヤ。
  12. 【請求項12】 前記ブレーカプライのポリエステルコードが、タイヤの赤
    道面に対して30゜〜40゜の方向に向いている請求項10に記載のバイアスプラ
    イタイヤ。
  13. 【請求項13】 前記タイヤで使用されるゴムコンパウンドにおいて、AS
    TM D412に従った試験で300%モジュラスが12〜18MPaであって 、最低引張り強さが23MPaであり、ASTM D2084に従った試験で基 準温度135℃でのT90が30〜40分間である請求項7に記載のバイアスプ
    ライタイヤ。
  14. 【請求項14】 (a)1対以上の軸方向に隔てられた実質的に非伸縮性のビード、 (b)該ビード上に巻き付けられたバイアスカーカスプライ、 (c)タイヤの冠状部分において該カーカスプライの放射方向で外側に配置さ
    れたブレーカプライを有してなる航空機用バイアスプライ空気タイヤであって、
    前記カーカスプライおよび前記ブレーカプライが、以下の組成: ゴム:100 カーボン・ブラック:40〜60 処理オイル:3〜10 脂肪酸:1〜3 酸化亜鉛:3〜8 硫黄:0.5〜2.5 促進剤:1〜3 接着増進剤:1〜7 を有するゴムコンパウンド中に埋め込まれた実質的に平行なポリエステルコード
    を有し、上記組成における成分はゴム100重量部当たりの重量部として列記し
    てあり、該コンパウンドが遊離アミン類を含有せず、前記ビードがワイヤ5本×
    ワイヤ6本の構造を有し、それに隣接してアペックスがあり、前記ビードおよび
    前記アペックスの上にフリッパが巻き付けられていることを特徴とするバイアス
    プライタイヤ。
  15. 【請求項15】 前記ポリエステルコードが1500/2デニールのコード
    であり、強力が6.5〜7g/デニールであり、初期モジュラスが120〜18
    0g/デニールであり、破壊時伸び率が12%以上であり、収縮率が3%以下で
    ある請求項14に記載のバイアスプライタイヤ。
  16. 【請求項16】 前記カーカスプライのポリエステルコードが、タイヤの赤
    道面に対して24゜〜44゜の方向に向いている請求項14に記載のバイアスプラ
    イタイヤ。
  17. 【請求項17】 前記カーカスプライのポリエステルコードが、タイヤの赤
    道面に対して28゜〜40゜の方向に向いている請求項15に記載のバイアスプラ
    イタイヤ。
  18. 【請求項18】 前記ブレーカプライのポリエステルコードが、タイヤの赤
    道面に対して18゜〜35゜の方向に向いている請求項14に記載のバイアスプラ
    イタイヤ。
  19. 【請求項19】 前記ポリエステルコードが、撚りが8.5×8.5で15
    00/2デニールのコードであり、末端数28e.p.i.でゴムコンパウンド
    に埋め込まれている請求項14に記載のバイアスプライタイヤ。
  20. 【請求項20】 ポリエステル補強コードを組み込んだプライが、前記補強
    コードと織り交ぜられたガス吸収またはガス放出picコードを有する請求項1
    4に記載のバイアスプライタイヤ。
  21. 【請求項21】 前記タイヤで使用されるゴムにおいて、ASTM D41 2に従った試験で300%モジュラスが12〜18MPaであって、最低引張り
    強さが23MPaであり、ASTM D2084に従った試験で基準温度135 ℃でのT90が30〜40分間である請求項14に記載のバイアスプライタイヤ
JP2000504012A 1997-07-25 1997-07-25 航空機用タイヤ Expired - Fee Related JP4034933B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/US1997/013193 WO1999004989A1 (en) 1997-07-25 1997-07-25 Aircraft tire

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2001510757A true JP2001510757A (ja) 2001-08-07
JP2001510757A5 JP2001510757A5 (ja) 2005-12-22
JP4034933B2 JP4034933B2 (ja) 2008-01-16

Family

ID=22261347

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000504012A Expired - Fee Related JP4034933B2 (ja) 1997-07-25 1997-07-25 航空機用タイヤ

Country Status (5)

Country Link
EP (1) EP1007376B1 (ja)
JP (1) JP4034933B2 (ja)
AU (1) AU3965297A (ja)
DE (1) DE69713165T2 (ja)
WO (1) WO1999004989A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101312845B1 (ko) 2011-12-15 2013-09-30 금호타이어 주식회사 내구성이 우수한 항공기용타이어
JP2023527444A (ja) * 2020-11-30 2023-06-28 コーロン インダストリーズ インク 軽量化されたゴム補強材、その製造方法およびそれを含むタイヤ

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6648041B2 (en) * 2001-08-31 2003-11-18 The Goodyear Tire & Rubber Company Aircraft tire with improved bead structure
WO2019244175A1 (en) * 2018-06-21 2019-12-26 Ceat Limited A vulcanization mix, and implementations thereof
DE102019130445A1 (de) * 2019-11-12 2021-05-12 Airbus Operations Gmbh System zum Detektieren von Reifenschäden an einem Fahrzeug

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5615321B2 (ja) * 1973-09-20 1981-04-09
JPH075790B2 (ja) * 1989-02-23 1995-01-25 株式会社ブリヂストン ゴム組成物
US5221382A (en) * 1991-05-10 1993-06-22 The Goodyear Tire & Rubber Company Pneumatic tire including gas absorbing cords
US5394919A (en) * 1993-06-18 1995-03-07 The Goodyear Tire & Rubber Company Tire with rubber/cord belt laminate
CA2121668A1 (en) * 1994-03-09 1995-09-10 Thomas Joseph Segatta Rubber/polyester cord composite and tire with component thereof
KR100193491B1 (ko) * 1995-06-21 1999-06-15 신형인 항공기 타이어용 카카스에 쓰이는 항-리버전 고무조성물

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101312845B1 (ko) 2011-12-15 2013-09-30 금호타이어 주식회사 내구성이 우수한 항공기용타이어
JP2023527444A (ja) * 2020-11-30 2023-06-28 コーロン インダストリーズ インク 軽量化されたゴム補強材、その製造方法およびそれを含むタイヤ
JP7462801B2 (ja) 2020-11-30 2024-04-05 コーロン インダストリーズ インク 軽量化されたゴム補強材、その製造方法およびそれを含むタイヤ

Also Published As

Publication number Publication date
DE69713165T2 (de) 2002-12-12
EP1007376A1 (en) 2000-06-14
WO1999004989A1 (en) 1999-02-04
AU3965297A (en) 1999-02-16
EP1007376B1 (en) 2002-06-05
JP4034933B2 (ja) 2008-01-16
DE69713165D1 (de) 2002-07-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100457612B1 (ko) 레이디얼 플라이 공기 타이어
KR100533410B1 (ko) 타이어
JP4629655B2 (ja) ラジアルタイヤ用クラウン補強体
US6016857A (en) Light weight aramid radial tire
KR20010013046A (ko) 타이어
KR20010013043A (ko) 타이어
JP2664114B2 (ja) 空気入りタイヤ
EP0911188A1 (en) Run-flat tyre
BR112016005790B1 (pt) Pneumático que compreende uma armadura de reforço de flanco
EP1829711A1 (en) Pneumatic tire and tire/rim assembly
US5490551A (en) Radial tires containing steel monofilament in the carcass ply
EP0396494B1 (en) Radial ply tire
JP2001510757A (ja) 航空機用タイヤ
CN110290933A (zh) 轮胎
CN112440623A (zh) 充气轮胎
JP4497602B2 (ja) 乗用車用空気入りタイヤ
JP2918349B2 (ja) 航空機用空気入りバイアスプライタイヤ
EP0644070B1 (en) Radial tires containing steel monofilament in the carcass ply
EP2731808B1 (en) Tyre for light vehicle
JPH0596907A (ja) 空気入りタイヤ
US6427741B1 (en) Aircraft tire
JPH1044725A (ja) 空気入りラジアルタイヤ
JPH0261129A (ja) タイヤ
JP2004268735A (ja) 空気入りラジアルタイヤ
CN113365853B (zh) 缺气保用轮胎

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040726

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040726

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20040726

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070511

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070516

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070815

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070926

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071026

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101102

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees