JP2001510224A5

JP2001510224A5 -

Info

Publication number: JP2001510224A5
Application number: JP2000503155A
Authority: JP
Filing date: 1998-07-14
Publication date: 2006-01-05

Description

【特許請求の範囲】
【請求項１】一般式Ｒ_a ＭＺ_b （ａ＝０〜３；ｂ＝１〜４；ａ＋ｂ＝３、４）で表わされる少なくとも１つの化合物Ａ〔式中、Ｒは、加水分解されない有機基である〕、
及び
一般式Ｒ' _x ＭＺ_y （ｘ＝１〜３；ｙ＝１〜３；ｘ＋ｙ＝３、４）で表わされる少なくとも１つの化合物Ｂ〔式中、Ｒ' は、加水分解されない有機基であり、そして少なくとも１つのＲ' は、構成元素ＣＯＮＨを含有する基によってＭから分離されたペルフルオロポリエーテル構造を含み、ここでＭは、主族III 〜Ｖ又は亜族II〜IVから選ばれた周期系の元素であり、そしてＺは、加水分解される有機基であり、そして式中の少なくとも１つのＲは、少なくとも１つのＲ' と等しくない〕
の縮合物を包含するコーティング材料。
【請求項２】Ｒ' は、加水分解されない有機基であり、そして少なくとも１つのＲ' は、構成元素ＣＯＮＨ−（ＣＨ ₂ ） _z （ｚ＝２〜４）を含有する基によってＭから分離されたペルフルオロポリエーテル構造を含む請求項１に記載のコーティング材料。
【請求項３】Ｍが、Ｓｉである請求項１又は２に記載のコーティング材料。
【請求項４】Ｚが、ＯＲ”であり、そしてＲ”が、有機基である請求項１〜３のいずれか１項に記載のコーティング材料。
【請求項５】少なくとも１つの化合物Ｂが、Ｒ' Ｓｉ（ＯＲ）₃ であり、そしてＲ' が、加水分解されない有機基である請求項１〜４のいずれか１項に記載のコーティング材料。
【請求項６】少なくとも１つの化合物Ａが、Ｓｉ（ＯＲ”）₄ であり、そしてＲ”が、Ｃ₁ 〜Ｃ₅ アルキルである請求項１〜５のいずれか１項に記載のコーティング材料。
【請求項７】少なくとも１つの化合物Ａが、ＲＳｉ（ＯＲ”）₃ であり、Ｒが、加水分解されない有機基であり、そしてＲ”が、Ｃ₁ 〜Ｃ₅ アルキルである請求項１〜５のいずれか１項に記載のコーティング材料。
【請求項８】少なくとも１つの化合物Ｂが、
ＣＦ ₃ 〔ＯＣＦ（ＣＦ ₃ ）ＣＦ ₂ 〕 _d （ＯＣＦ ₂ ） _e ＯＣＯＮＨＣＨ ₂ ＣＨ ₂ ＣＨ ₂ Ｓｉ（ＯＲ） ₃ （ｄ及びｅ≧０）であり、そして少なくとも１つの化合物Ａが、Ｓｉ（ＯＲ”） ₄ であり、そしてＲ”が、Ｃ ₁ 〜Ｃ ₅ アルキルである請求項１〜６のいずれか１項に記載のコーティング材料。
【請求項９】ペルフルオロポリエーテル構造が、６〜１００個のフッ素原子を含有する請求項１〜８のいずれか１項に記載のコーティング材料。
【請求項１０】基Ｒ：Ｒ' のモル比が、０．１：１００と１００：０．１の間に存在する請求項１〜９のいずれか１項に記載のコーティング材料。
【請求項１１】該材料が、ＳｉＯ₂ 粒子も含有する請求項１〜１０のいずれか１項に記載のコーティング材料。
【請求項１２】油価≧３を示す請求項１〜１１のいずれか１項に記載のコーティング材料。
【請求項１３】油価≧５を示す請求項１〜１１のいずれか１項に記載のコーティング材料。
【請求項１４】油価≧７を示す請求項１〜１１のいずれか１項に記載のコーティング材料。
【請求項１５】一般式Ｒ_a ＭＺ_b （ａ＝０〜３；ｂ＝１〜４；ａ＋ｂ＝３、４）で表わされる少なくとも１つの化合物Ａ〔式中、Ｒは、加水分解されない有機基である〕、
及び
一般式Ｒ' _x ＭＺ_y （ｘ＝１〜３；ｙ＝１〜３；ｘ＋ｙ＝３、４）で表わされる少なくとも１つの化合物Ｂ〔式中、Ｒ' は、加水分解されない有機基であり、そして少なくとも１つのＲ' は、構成元素ＣＯＮＨを含有する基によってＭから分離されたペルフルオロポリエーテル構造を含み、ここでＭは、主族III 〜Ｖ又は亜族II〜IVから選ばれた周期系の元素であり、そしてＺは、加水分解される有機基であり、そして式中の少なくとも１つのＲは、少なくとも１つのＲ' と等しくない〕
の混合物を包含するコーティング材料の製造方法。
【請求項１６】化合物Ａ及びＢが、水と混合される請求項１５に記載の方法。
【請求項１７】添加される水の量が、１モルの基Ｚについて＞０．５モルである請求項１６に記載の方法。
【請求項１８】酸又は塩基が添加される請求項１５〜１７のいずれか１項に記載の方法。
【請求項１９】酸又は塩基の濃度が、１リットルの混合物について＞０．１ミリモルである請求項１８に記載の方法。
【請求項２０】金属酸化物の粒子が添加される請求項１５〜１９のいずれか１項に記載の方法。
【請求項２１】金属酸化物粒子がシルカゾルである請求項２０に記載の方法。
【請求項２２】基体及び基体の少なくとも１つの表面に塗布されたコーティング材料を含むコーテッド基材において、
一般式Ｒ_a ＭＺ_b （ａ＝０〜３；ｂ＝１〜４；ａ＋ｂ＝３、４）で表わされる少なくとも１つの化合物Ａ〔式中、Ｒは、加水分解されない有機基である〕、
及び
一般式Ｒ' _x ＭＺ_y （ｘ＝１〜３；ｙ＝１〜３；ｘ＋ｙ＝３、４）で表わされる少なくとも１つの化合物Ｂ〔式中、Ｒ' は、加水分解されない有機基であり、そして少なくとも１つのＲ' は、構成元素ＣＯＮＨを含有する基によってＭから分離されたペルフルオロポリエーテル構造を含み、ここでＭは、主族III 〜Ｖ又は亜族II〜IVから選ばれた周期系の元素であり、そしてＺは、加水分解される有機基であり、そして式中の少なくとも１つのＲは、少なくとも１つのＲ' と等しくない〕
の縮合物が包含されるコーテッド基材。
【請求項２３】請求項１記載のコーティング材料が、基体の上に塗布され、そして硬化される基体のコーティング方法。
【請求項２４】コーテッド基材を含有する換気及び排気エレメントであって、そのコーテッド基材が、基体及び基体の少なくとも１つの表面に塗布されたコーティング材料からなり、ここにコーティング材料が、
一般式Ｒ_a ＭＺ_b （ａ＝０〜３；ｂ＝１〜４；ａ＋ｂ＝３、４）で表わされる少なくとも１つの化合物Ａ〔式中、Ｒは、加水分解されない有機基である〕、
及び
一般式Ｒ' _x ＭＺ_y （ｘ＝１〜３；ｙ＝１〜３；ｘ＋ｙ＝３、４）で表わされる少なくとも１つの化合物Ｂ〔式中、Ｒ' は、加水分解されない有機基であり、そして少なくとも１つのＲ' は、構成元素ＣＯＮＨを含有する基によってＭから分離されたペルフルオロポリエーテル構造を含み、ここでＭは、主族III 〜Ｖ又は亜族II〜IVから選ばれた周期系の元素であり、そしてＺは、加水分解される有機基であり、そして式中の少なくとも１つのＲは、少なくとも１つのＲ' と等しくない〕
の縮合物を包含することを特徴とする換気及び排気エレメント。