JP2001510094A - 金属の連続鋳造操作の開始方法 - Google Patents

金属の連続鋳造操作の開始方法

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JP2001510094A JP2000502900A JP2000502900A JP2001510094A JP 2001510094 A JP2001510094 A JP 2001510094A JP 2000502900 A JP2000502900 A JP 2000502900A JP 2000502900 A JP2000502900 A JP 2000502900A JP 2001510094 A JP2001510094 A JP 2001510094A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明方法では、鋳造開始前にストッパロッドをその自重で弁座に当接させ、ストッパロッドの駆動アクチュエータを初期位置(31)を求め、ストッパロッドを備えたタンディッシュを充填した後に駆動アクチュエータを駆動してタンディッシュを制御された超閉鎖位置(33)へ設置し、鋳造開始時には時間を関数とする移動法則(34)に従って駆動アクチュエータを駆動し、鋳造開始時間(t1)をこの法則から決定し、金属がインゴット金型内に流入できるよう駆動アクチュエータを開口方向に駆動し続ける。金属、特に鋼の連続鋳造に適用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は金属、特に鋼の連続鋳造方法、特に取鍋等の輸送容器中に収容された
溶融金属を鋳造装置に供給できるようになった状態から鋳造操作を開始する方法
に関するものである。
【0002】 一般的な鋳造装置はノズルを有するタンディッシュ(分配装置)と、インゴッ
ト金型とを備えている。タンディッシュにはさらにノズルを遮断したり、鋳造中
の溶融金属の流量を調整するための「ストッパ−ロッド(quenouille)」といわ
れる遮断手段も備えられている。 鋳造開始前に、ダミーバー(mannequin)を鋳造装置内に配置し、ダミーバーの 頭部をインゴット金型中に挿入して鋳型を一時的に閉じる。ストッパロッドは閉
鎖位置に配置される。
【0003】 鋳造開始時には取鍋中の金属をタンディッシュに注ぐ。次いで、ストッパロッ
ドを開いてノズルを通して金属を流し、インゴット金型中に充填する。金属がイ
ンゴット金型内の所定高さ位置に達した時にダミーバーを下方に動かして、イン
ゴット金型の冷却壁に接触して少なくとも部分的に凝固した鋳造物の引抜きを開
始する。
【0004】 この操作の一つの課題は、インゴット金型内での金属の所望高さ(レベル)と
引抜き開始前に鋳造物が十分に凝固するのに必要な時間とを考慮して、引抜きを
開始する瞬間をいかに定義するかにある。金属がインゴット金型内で所定高さに
達する時間はノズル中の金属の流量、従ってストッパロッドの開口位置に依存す
る。 この開始操作を自動化するために、金属がインゴット金型内の所定高さに到達
したことを検出するレベル検出器を用い、引抜きの開始時をこの検出器で制御す
ることは既に公知である。 さらに、鋳造中のインゴット金型内の高さをほぼ一定に保つように、インゴッ
ト金型に設置したレベル検出器を用いて鋳造中の流量または引抜き速度を調節す
ることも知られている。
【0005】 しかし、これらのレベル検出器はインゴット金型の上端部にした設置できない
。しかも、上記従来のレベル検出器は一般に検出距離が短く、鋳造中に基準高さ
付近のレベル変化を測定するように設定されているので、金属が基準レベルに近
づいている時のインゴット金型内のレベルしか検出しない。すなわち、インゴッ
ト金型がほぼ完全に満たされた時にには金属のレベルを制御できない。さらに、
レベル検出器が金属の存在を検出し、引抜き開始を命令するまでに所定の時間が
必要なため、金属のレベルが基準レベルを大幅に超えてしまう。これはストッパ
ロッドの閉鎖を同時に命令して供給速度を落とすことによって部分的に避けるこ
とができるが、ストッパロッドの位置はアクチュエータによって行なわれるので
、上記の問題をストッパロッドの反応時間によって完全に避けることはできない
。さらに、流動金属およびストッパロッド制御手段の慣性のためにレベル変動が
生じるため、調整(従って、金属のレベル)が安定し、鋳造が均等になるまでに
所定の時間が必要である。
【0006】 鋳造開始時の他の課題は、鋳造の有効開始時間すなわちストッパロッドの開口
が命令された時にタンディッシュ中に収容された金属が流れ始める瞬間をいかに
決定するかにある。この課題はインゴット金型中のレベルの上昇をいかに制御す
るかという課題にも関連している(既に述べたように、充填操作の大部分におい
て金属のレベルを検出することはできなかった)。レベルの上昇を制御する唯一
の手段はタンディッシュから流れ出る金属の流量を制御することであるが、その
ためにはストッパロッドの正確な位置を知る必要がある。しかし、従来は、スト
ッパロッドの位置はストッパロッドそのものではなく、ストッパロッドの制御手
段に取り付けた測定装置で決めていた。ストッパロッドをその制御手段に接続す
る機械的手段に遊びが存在するので、測定手段によって与えられる指標はストッ
パロッドの位置を正確に表わさない。従って、ストッパロッドの開口命令と実際
の開口開始時(従って金属が流動を始める瞬間)との間にタイムラグがあるだけ
でなく、ストッパロッド位置の指標がその有効位置(金属の流量はこれに基づい
て決定される)を正確に反映してもいない。すなわち、鋳造開始時間と流量とが
正確に分かるまでは充填中のインゴット金型内のレベルを正確に決定できない。
【0007】 ロール間連続鋳造法では引抜き開始時間を正確に決定することが特に重要であ
るので、上記の課題は特に重大である。すなわち、ロール間連続鋳造法では流出
開始時と引抜き開始時との間の充填時間が短いため、流出開始時と充填流速とを
正確に知ることが特に必要である。
【0008】 本発明の目的は上記の各課題を解決して、鋳造有効開始時とインゴット金型へ
の充填時の鋳造流量とを正確に決めることにある。
【0009】 この目的を達成するために、本発明はストッパロッドの弁座に当接したストッ
パロッドによって遮断可能な排出口を有するタンディッシュと、ストッパロッド
とストッパロッドの移動を制御する駆動アクチュエータとの間の機械的接続手段
と、排出口から出た金属を収容するインゴット金型とを含む鋳造装置で金属の連
続鋳造操作を開始させる方法を提供する。
【0010】 本発明方法は下記(a)〜(g)を特徴とする: 鋳造開始前に、 (a) ストッパロッド)をその自重効果のみで弁座上に乗せ、駆動アクチュエー タは非作動状態にしてストッパロッドの位置によって規定される初期位置にし、
(b) 駆動アクチュエータの初期位置が求め、 (c) ストッパロッドがその弁座上に押圧される閉鎖方向に駆動アクチュエータ を駆動し、 (d) タンディッシュに液体金属を満たし、 (e) 駆動アクチュエータを駆動して、初期位置に対して所定の距離に規定され た制御された超閉鎖位置へ駆動アクチュエータをし、 鋳造開始時には、 (f) 時間を関数とする駆動アクチュエータの移動則に従って開口方向に駆動ア クチュエータを駆動し、駆動アクチュエータが超閉鎖位置から初期位置へ変わる
のに必要な時間を上記移動則を用いて計算して、鋳造開始時間を求め、 (g) 金属がインゴット金型中に流入するように駆動アクチュエータの開口方向 への駆動を続ける。
【0011】 以下の説明からよりよく理解できるように、本発明方法を用いることによって
溶融金属がストッパロッドとその弁座との間を流れを開始する時間を正確に決め
ることができる。この時間はストッパロッドがその弁座を離れる丁度その瞬間で
ある。
【0012】 理論的にはストッパロッドをこの位置に正確に保持し、上方へ移動して、弁座
から離れるようにすればよい。移動開始の正確な瞬間が鋳造開始の瞬間を規定す
る。 しかし、実際にはそうすることは不可能である。すなわち、ストッパロッドと
駆動アクチュエータの機械的接続手段に存在する不可避な遊びおよびタンディッ
シュ内に収容された液体金属によってストッパロッド上に加わわるスラスト力の
ため、ストッパロッドの正確な位置は、特に機械的遊びの吸収や膨張現象のため
、ストッパロッドがその弁座上に乗ったいわゆる駆動アクチュエータの固定され
た初期位置に保持されている時でも、タンディッシュが溶融金属で満たされた時
に変化するということは明らかである。 従って、ストッパロッドの弁座に対する液密性は保証されず、タンディッシュ
を満ちる前に溶融金属の流出することになる。
【0013】 これを防ぐための従来方法では、タンディッシュが満たされる前に操作者がス
トッパロッド駆動アクチュエータを操作してストッパロッドを弁座に強く押圧さ
せていた。しかし、駆動アクチュエータの位置とストッパロッドの位置との間に
は先覚な対応関係が無いため、駆動アクチュエータを反対方向に操作する際にス
トッパロッドがいつその弁座の密封位置にあるか否かを操作者が正確に知ること
は実質的には不可能であった。
【0014】 本発明の原理は上記の対応関係を人為的に再構築することにある。すなわち、
駆動アクチュエータがある方向、次いでそれとは別の方向に駆動された時にはス
トッパロッドの位置と駆動アクチュエータの位置との間には対応関係が無くても
、一方向のみ(すなわち開口方向のみ)で考えればこの対応関係を再構築すること
ができるという考えにもとずいている。 本発明では正確な測定が可能であり、駆動アクチュエータの位置(制御された
超閉鎖位置、position de surfermeture)と、ストッパロッドの上昇移動に対応
する駆動アクチュエータの移動法則とが規定される。
【0015】 制御された超閉鎖位置はストッパロッドをその弁座から離す駆動アクチュエー
タの位置(初期位置)からの所定距離によって規定される。 この駆動アクチュエータの初期位置は操作者または駆動アクチュエータに対す
る任意の動作では規定されず、鋳造装置、特にストッパロッドに加わる重力によ
ってのみで規定される。すなわち、駆動アクチュエータの初期位置を規定するの
は弁座上のストッパロッドの接触状態である。また、鋳造中にストッパロッドの
位置を固定するのは明らかに駆動アクチュエータであるのに対して、初期位置を
決める時の駆動アクチュエータの位置を規定するのはストッパロッドである。
【0016】 時間を関数とする駆動アクチュエータの移動制御則は実験的に規定され、鋳造
装置および方法の特徴に応じて上昇してストップロッドがその弁座と接触しなく
なってすぐに、駆動アクチュエータの移動とストッパロッドの移動の間の十分規
定された関係を成立させるように規定される。しかし、従来はこのような十分規
定された関係はなく、実際のストッパロッドの実際の位置がアクチュエータの位
置とは関係ない駆動アクチュエータの位置で規定されていただけである。
【0017】 この法則を用いることによって段階(f)の始めにストッパロッドの比例する動 き無しでアクチュエータの移動を確実にすることができ、アクチュエータのこの
移動はストッパロッドをその弁座に押圧する力によって生じる応力の解除に対応
する。 応力が解除される時、つまりストップロッドがその弁座を離れる時間から、ア
クチュエータの動きが、ストッパロッドの動きを引き起こし、このためタンディ
ッシュに含まれる金属の流動を引き起こすが、溶融金属の流量はアクチュエータ
に作用することによって制御され、アクチュエータの位置に依存する。
【0018】 上記説明は本発明の原理を述べたものであり、かなり理論的である。特に接触
面の寸法が理想的でなく、溶融金属の物理的特徴(流動性、表面張力等)が働く
ので、実際には金属流の実際の開始がストッパロッドがその弁座を離れる時に正
確に対応するわけではない。このために、アクチュエータの移動法則は実験的に
決められる。本発明の目的の一つは鋳造開始状態の再現性を保証できるようにす
ることある。
【0019】 本発明の具体的構成では、段階(c)でストッパロッドが制御手段によって加え られるスラストが所定値に達するまで弁座に押圧される。或いは、制御手段が所
定位置に達するまでストッパロッドがその弁座に押圧される。いずれの場合でも
、溶融金属がタンディッシュ内に導入される前にストッパロッドに加えられるス
ラストが、ストッパロッドの弁座に対する完全な密封性を保証するのに十分であ
り、タンディッシュ充填中にこの密封性が損なわれる危険性がないことが必要で
ある。この超閉鎖位置は閉鎖方向では制御された超閉鎖位置より上に位置する。
【0020】 本発明の他の構成では、鋳造開始時および制御手段が初期位置に設定された後
、ストッパロッドの自動開口が開口法則に従っていわゆる充填位置まで続けられ
る。この充填位置はインゴット金型を充填するまで維持される。この構造によっ
て、インゴット金型の充填が制御された流量下でできるようになり、このためイ
ンゴット金型内の液体金属の上昇は緩やかに実施され、インゴット金型内の金属
のレベルが基準面に近いレベルに達した時に、一般に公知のレベル調整をサージ
ングの発生無しで滑らかに働かせることができる。このことによって金属がイン
ゴット金型からあふれ出る危険性を全て防ぐことができる。また、開始段階(イ ンゴット金型内のレベルがほぼ基準面に等しくなるまで)と引抜き開始時との間 の滑らかな変化が保証される。
【0021】 本発明の他の好ましい構造では、インゴット金型内の金属のレベルが所定の鋳
造基準面に達する前にレベル調整機構を働かせて、金属レベルが基準面に近いレ
ベルに達するとすぐにレベル調整できるようにする。金属のレベルが調整システ
ムにおいて一般的に用いられるセンサで検出される十分前に、連続鋳造装置で公
知のレベル調整を用いることができる。しかし、調整を飽和してストッパロッド
の追加開口(通常は金属のレベルが通常レベル以下である)を引き起こさないよ
うにする。しかし、調整回路はセンサがインゴット金型に注がれた金属を検出す
る前に既に作動しているため、調整システムは金属のレベルが検出されるとすぐ
に遅れずに働く。その結果、注入した金属が基準に近いレベルに達した時には調
整により引き起こされた反応があまり激しくなくなり、ストッパロッドが急激に
動いたり、鋳造速度が突然変化したりしなくなる。
【0022】 本発明の上記以外の利点および特徴は以下に説明する本発明による鋼の連続鋳
造装置の開始方法から明らかになろう。 図1はインゴット金型で鋼を連続鋳造する装置の概念図。 図2は時間を関数としたストッパロッド駆動アクチュエータの測定位置を示す
グラフ。
【0023】 図1に示した連続鋳造装置は溶融鋼2を収容するタンディッシュ1を有し、こ
のタンディッシュ1はノズル4を有する排出孔3を備えている。排出孔3はスト
ッパロッド5がその弁座6上に乗った時に遮断される。ストッパロッド5の移動
は駆動アクチュエータ7によって行なわれる。この駆動アクチュエータはベアリ
ング9に枢着されたレバー8のような機械的接続手段を介してストッパロッド5
に接続されている。
【0024】 連続鋳造装置は公知の状態でインゴット金型20をさらに有している。このイ
ンゴット金型20はノズル4を介してインゴット金型中に注がれた溶融金属を冷
却、凝固するための強制冷却された壁を有している。通常の鋳造操作では、少な
くとも部分的に凝固した金属、例えばスラブ21の形の金属がモータ(図示せず
)によって回転駆動される引抜きロール22によってインゴット金型から引き抜
かれる。 駆動アクチュエータ7は常にその正確な位置を測定する位置センサ10を備え
ている。 連続鋳造装置は略図で示した調整システム11をさらに有している。この調整シ
ステム11はインゴット金型内の金属のレベル23を検出し、測定するレベル検
出器12に接続されている。調整システム11はさらに、アクチュエータの移動
を制御するソレノイド弁13またはその均等制御手段と、速度を制御する引抜き
ロール22のモータとにも接続されている。
【0025】 上記の手段は全て既存の鋳造装置で公知のものである。しかし、駆動アクチュ
エータは図1に示したアクチュエータ本体中を並進移動する通常のアクチュエー
タだけでなく、ストッパロッドに上記と同じ移動機能をさせることができる他の
任意のアクチュエータでもよいということは理解できよう。
【0026】 図2のグラフは本発明方法の一例を示し、ストローク開始前から通常の鋳造速
度に達するまでの駆動アクチュエータ7の位置dを時間tの関数で示したもので
ある。 プロット31は駆動アクチュエータの初期位置”0”、つまりストッパロッド
5がその弁座6にそれ自体の重量で載っている時のアクチュエータロッドの測定
位置に対応している。駆動アクチュエータ7はソレノイド弁13からの圧力を全
く受けず、アクチュエータロッドの位置はストッパロッド5の位置によってのみ
決定される、。図示された実施例ではストッパロッドの重量とアクチュエータロ
ッドの重量とによってレバー8に下向きの力が加わるので、枢着部分に不可避な
全ての遊びはストッパロッドおよびアクチュエータロッドの枢着部分51、61
の場合にはレバーの所で上側にあり、レバーのピボット9の場合には鋳造装置の
上側にあるということは理解できよう。
【0027】 この位置からアクチュエータが駆動されると、ロッドは値d1だけ移動して上
記の各種遊びを補償し、ストッパロッドをその弁座に強く押圧する。この位置は
プロット32に示されるようにタンディッシュが金属で満たされる期間の間維持
される。この段階でアクチュエータの位置d1を規定する代わりに、既に述べた
ように駆動アクチュエータへの供給圧力または力を規定することもできる。タン
ディッシュが満たされた時に、駆動アクチュエータを駆動して、ストッパロッド
が制御された超閉鎖(surfermeture)位置(図2のプロット33)
まで移動させる。この位置は初期位置からの距離d2によって規定される。この
距離は例えば駆動アクチュエータの全ストロークの所定割合(%)、例えば3%
にすることができる。実際にはこの距離は、長すぎず、ストッパロッドが弁座上
に十分に押圧され、しかも、各枢着部分の遊びが全くなくなるように実験で決め
られる。
【0028】 この位置を上記の開口則(loi de ouverture)における駆動
アクチュエータの制御開始点と考える。 この開口則は図2にプロット34で示されている。図から分かるように、駆動
アクチュエータロッドの移動を時間に対して一定にするこの開口則は線形である
。しかし、そうすることは必須ではなく、開口則を表す曲線は線形から外し、駆
動アクチュエータとストッパロッドとの間の接続手段の運動機構および以下で説
明するインゴット金型充填流量条件を関数にすることもできる。
【0029】 駆動アクチュエータの移動則、上記距離d2および時間t0(駆動アクチュエ
ータの移動は移動則に従って制御される)が分かれば、正確な開始時間t1を時
間t0+Δtとして計算によって決めることができる(Δtは駆動アクチュエー タロッドが距離d2を移動する時間)。この瞬間から駆動アクチュエータが移動
すると、ストッパロッドによって加わっていた弁座に対する圧力が解除され、全
て枢着部分の遊びがタンディッシュ充填前に駆動アクチュエータを加圧した時に
生じたものとは反対方向に吸収される。駆動アクチュエータ、レバーおよびスト
ッパロッドの集合体は初期状態とほぼ同じ状態になる。すなわち、初期状態に加
わる力と実質的に同じ力が加わり、唯一違うのは駆動アクチュエータがストッパ
ロッドを上方に引張ることだけである(初期状態ではストッパロッドが駆動アク
チュエータを保持する)。
【0030】 流出口は時間t1から次第に開く。この開口操作は駆動アクチュエータの移動
によって制御される。駆動アクチュエータの連続移動は距離d3で規定された部
分まで所定の規則に従って行なわれる。この距離d3はストッパロッドの所定開
口度に対応して決められる。通常の鋳造範囲で開口度を変えて、引抜き開始後の
みに最大開口となるようにすることもできる。 タンディッシュ中に収容された金属は時間t1から駆動アクチュエータがストッ
パロッドの開口度によって決まる流量でインゴット金型中に流入する。この流量
は位置d3に達するまで次第に大きくなり、その後はインゴット金型への充填が
続く限り所定の値(プロット35)で安定する。
【0031】 インゴット金型が充填され且つ引抜きが開始する前の金属の流量は、金属がタ
ンディッシュから出てインゴット金型中に流入する通常の流量とは違ったものに
なろう。公知のレベル調整で駆動アクチュエータ7を制御(必要な場合にはさら
に引抜きロール22の速度制御)し、引抜き速度に流量を合わせてインゴット金
型内の金属をほぼ一定のレベルに保持するようになるのは、インゴット金型内の
金属のレベルがレベル検出器12の近くのレベルに達してからである。
【0032】 本発明は例として説明した上記の開始方法に限定されるものではない。本発明
方法は特にロール間連続鋳造装置で使用するのが有利である。 また、センサ10を駆動アクチュエータに直接取り付けてロッドの位置を測定
する代わりに、ストッパロッド制御手段の位置を正確に決めることができる他の
任意の測定手段で位置を測定することもできる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR, NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,L S,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL ,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR, BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,E E,ES,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HR ,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP, KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,L V,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI, SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,U S,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 ブレヴィエール,ヤン フランス国 62190 エケデケ リュ バ ッセ 5デ (72)発明者 メルシエール,ジョルジュ フランス国 62190 ハマナルトワ リュ ベルゲッテ 52 (72)発明者 フェラス,ギーユ フランス国 95640 マリン リュ ジャ ン メルモ 19 (72)発明者 アビ カラム,ミシェル フランス国 92400 クールブヴォワ リ ュ ルイ ブラン 50 (72)発明者 ルクレルク,イヴ レネ フランス国 78620 エタン ラ ヴィー ユ シュマン デ ミニョテリエ 14 Fターム(参考) 4E004 MB02 MB10 MB17 4E014 LA02 LA17

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ストッパロッドの弁座(6)に当接したストッパロッド(5)
    によって遮断可能な排出口(3)を有するタンディッシュ(1)と、ストッパロ
    ッド(5)とストッパロッドの移動を制御する駆動アクチュエータ(7)との間
    の機械的接続手段(8)と、排出口(3)から出た金属(2)を収容するインゴッ ト金型(20)とを含む鋳造装置で金属の連続鋳造操作を開始させる方法におい
    て、 下記(a)〜(g)を特徴とする方法: 鋳造開始前に、 (a) ストッパロッド(5)をその自重効果のみで弁座(6)上に乗せ、駆動ア クチュエータ(7)は非作動状態にしてストッパロッドの位置によって規定され
    る初期位置(31)にし、 (b) 駆動アクチュエータの初期位置が求め、 (c) ストッパロッドがその弁座上に押圧される閉鎖方向に駆動アクチュエータ を駆動し、 (d) タンディッシュに液体金属を満たし、 (e) 駆動アクチュエータを駆動して、初期位置に対して所定の距離(d2)に 規定された制御された超閉鎖位置(33)へ駆動アクチュエータをし、 鋳造開始時には、 (f) 時間を関数とする駆動アクチュエータの移動則(34)に従って開口方向に
    駆動アクチュエータを駆動し、駆動アクチュエータが超閉鎖位置(33)から初
    期位置へ変わるのに必要な時間を上記移動則を用いて計算して、鋳造開始時間(
    t1)を求め、 (g) 金属がインゴット金型中に流入するように駆動アクチュエータの開口方向 への駆動を続ける。
  2. 【請求項2】 駆動アクチュエータによって加えられるスラストが所定値に達
    するまで(c)段階でストッパロッドを弁座に押圧する請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 駆動アクチュエータが所定位置(32)に達するまで(c)段階 でストッパロッドをその弁座に押圧する請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 鋳造開始時および制御手段を初期位置へ戻した後に、全開位置
    より下側に位置する充填位置(35)までストッパロッドの開口し続け、インゴ
    ット金型を充填する間この充填位置を維持する請求項1〜3のいづれか一項に記
    載の方法。
  5. 【請求項5】 インゴット金型内の金属のレベル(23)が所定鋳造基準面に
    達する前に、レベル調整システムを使用して、金属のレベルが基準面に近いレベ
    ルに達した時に直ちにレベル調整ができるようにする請求項4に記載の方法。
JP2000502900A 1997-07-16 1998-07-01 金属の連続鋳造操作の開始方法 Expired - Fee Related JP4224840B2 (ja)

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