JP2001509465A - Smifポッド格納、搬送及び回収システム - Google Patents

Smifポッド格納、搬送及び回収システム

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Abstract

(57)【要約】 一つ以上のウェーハ保持ポッド(132)を支持することが可能な複数の棚(114)が固定された後壁(112)を有している格納、搬送及び回収システム(122)。構造は、棚支持壁(112)から離間されかつ実質的に並列な平面に置かれている一対の垂直レール(116)を更に含む。水平レール(118)は、垂直レール(118)の間に延伸しかつトランスレーション的に取付けられており、水平レール(118)は、水平レール(118)に沿った移動が可能であるグリッパ(120)を支持する。垂直レール(116)に沿った水平レール(118)の移動、及び水平レール(118)に沿ったグリッパ(120)の移動は、格納棚(114)を含んでいるX−Z平面内のあらゆる位置にグリッパ(120)を配置させる。システムは、二次元移送システムを含む。即ち、システムによるポッド(132)の全ての移送は、棚(114)のX−Z平面を離れるポッドなしで発生する。この特徴は、システム(122)の総合的に小さい設置面積を提供する。更に、グリッパ(120)は、ポッド(132)と同じ平面に対して動き、かつレール(116)は、小さいポロフィールを有しかつ格納棚(114)に直近して動作する。これらの特徴は、本発明による格納、搬送及び回収システム(122)を更に提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (産業上の利用分野) 本発明は、半導体ウェーハの搬送と格納に関し、更に詳細には、ウェーハ支持
ポッド及び/又はカセットを格納することができ、ウェーハ支持ポッド及び/又
はカセットを半導体プロセスツールへ及び該ツールから移送することができるシ
ステムに関する。本発明のシステムは、高度のフレキシビリティを提供し、最少
量のハードウエア及びソフトウエア制御で動作し、空間の有効利用を行う。
【0002】 (関連技術の説明) Hewlett-Packard Company によって提案されたSMIFシステムは、米国特許
第4,532,970号及び同第4,534,389号に開示されている。SM IFシステムの目的は、半導体製造処理を通して半導体ウェーハの格納と搬送の
間に半導体ウェーハへの粒子フラックスを減少することにある。この目的は、一
部において、搬送と格納の間ウェーハを取り巻く気体媒体(空気又は窒素等)が
ウェーハに対して基本的に静止していることを機械的に確保することにより、及
び、周囲の環境からの粒子が直接ウェーハの環境に入らないことを確保すること
によって、達成されている。
【0003】 SMIFシステムは、運動や気流方向や外部汚染に関して制御されている無粒
子気体を少量使用することにより、粒子に対するクリーンな環境を提供する。1
つの提案システムの詳細は、専門誌:Solid State Technology 1984年7月
の111〜115頁に記載の、Mihir Parikh 及び Ulrich Kaempf 著による、”SMIF:
A TECHNOLOGY FOR WAFER CASSETTE TRANSFER IN VLSI MANUFACTURING” という タイトルの論文に記載されている。
【0004】 上記形式のシステムは、0.02ミクロン(μm)未満から200μmを超え
るまでの範囲にある粒子サイズに関係している。これらのサイズの粒子は、半導
体装置の製造に用いられる小さな幾何学的形状のために、半導体処理において大
変傷つき易い。今日の普通に進歩した半導体処理は、1/2μm及びそれ以下の
幾何学的形状を有する。測定値で0.1μmより大きい幾何学的形状を有する、
望ましくない汚染粒子は、現在の幾何学的形状の半導体装置には相当に障害とな
る。勿論、半導体処理の幾何学的形状は更に小さくなる傾向にあり、今日の開発
及び研究所では、0.2μm及びそれ以下に到達している。将来、幾何学的形状
はさらに小さくなり、それ故、さらに小さな汚染粒子が関心事になる。
【0005】 SMIFシステムは、ウェーハ又は他のワークピースを格納して搬送するのに
使用される最小の体積のシールされたポッドを包含する。半導体工場の中では、
第1の自動搬送システムがSMIFポッドを1つのプロセスツールベイから別の
もの(インターベイ搬送システム)へ搬送するために設けられている。また、第
2の自動搬送システムが、ポッドを各特定のベイ(インターベイ搬送システム)
中で周回するように搬送するために設けられ得る。ツールベイは、普通、長さが
約80フィートのオーダであり、一般に、種々のウェーハ製造機能を成すための
多数のプロセスツールと、ウェーハロットからの1つのウェーハ又は複数のウェ
ーハをモニターし又はテストする計測ツールと、処理の前又は後にポッドを格納
する少なくとも1つのストッカーとから成る。
【0006】 1つのツールベイの中の幾つかのプロセスツールは、普通、高いスループット
のツールであり、このツールは、その特定のウェーハ処理を、他のプロセスツー
ルより相当に高い速度で行うことができる。同様に、計測ツールは、ロット当た
り1つのウェーハをサンプリングするだけなので、そのツールは、普通のプロセ
スツールより相当に高速で基体のキャリヤを取扱うことができる。現在、半導体
製造工場は、16億ドルを超える費用がかかり、その費用のほぼ80%は設備の
費用である。それ故、この設備の生産量を最大にするのが望ましく、ツールがア
イドル状態にあるのを最小にするのに相当な努力が払われている。
【0007】 高いスループットのツールや計測ツールについての著しいアイドル時間を防止
するため、高スループットツール及び計測ツールのツールロードポートに隣接し
てローカルツールバッファを備えることが知られている。この方法においては、
ポッドが、前記ツールに隣接してローカルに格納されて、ツールロードポートに
高速搬送されることができ、リモート配置のストッカーからポッドを絶えず回収
することをなくし、あるいは、リモート配置のストッカーからの供給にタイムリ
ーに依存しなければならないということをなくする。図1Aには、従来のローカ
ルツールバッファ10が、プロセスツール12に隣接して示されている。ここに
図示のように、ポッド取扱ロボット14は、複数のローカルシェルフ18とプロ
セスツール上のツールロードポート20との間にポッド16を搬送することがで
きる。ポッド取扱ロボット14は、Z軸に沿って並進するように、トラック22
に取付けられたベース21を包含する。第1アーム24と第2アーム26とグリ
ッパ28とが、ベース21に取付けられており、これらが、コンピュータによっ
て、シェルフ18とツールロードポート20との間での移送のためにポッド16
をグリッパするように、制御される。
【0008】 図1Aに図示のような従来のローカルバッファには幾つかの欠点がある。第1
は、左又は右の1つのキャリヤ空間にだけしか達しないという、そこに用いられ
るロボットの性質である。従って、ロボットに有効な格納空間は、ロボットに隣
接するところに限定される。従来のローカルバッファの第2の顕著な欠点は、バ
ッファがポッドの3次元搬送を用いていることである。すなわち、ポッドは、該
ポッドが格納されるX−Z平面の外側において搬送される。この従来のバッファ
の設置面積(支持台)は、その3次元搬送に適合するのに十分な大きさにしなけ
ればならない。
【0009】 従来のローカルバッファの別の欠点は、そのシステムの格納密度に関係する。
格納密度は、ローカルバッファによって必要とされる設置面積(支持台)全体に
対する有効な格納空間の比に関係する。図1Bは、図1Aに示すローカルバッフ
ァの格納密度の図形表示であり、ロボットの外形の輪郭が示されており、各ボッ
クスは、1個のウェーハ支持ポッドによって占められ得る空間を示している。図
示のように、格納空間は、バッファの左下部分1と右下部分2において有効であ
る。トラック22は、ポッドがロボットの正面(すなわちロボットとバッファの
壁の間)において通過させられるようにロボットからオフセットしていなければ
ならないので、中央下部の空間は、ポッドの垂直走行に利用されるが、ポッドの
格納には利用され得ない。同様に、ロボットのベース(上部中央)の左及び右は
、格納したポッド及びトラック22に起因して、アクセスできない。従って、2
段深さのローカルバッファの得られた格納密度は、2対6、即ち33%である。
【0010】 図1Aに図示のものと同様の機構が、ポッド格納のためのストッカーとして利
用し得る。かかる従来のストッカーは、第1の格納空間の列に併設して、更に、
第2の格納空間の列を含むのが好ましい。このシステムの格納密度は、図1Cに
図形的に示されている。図示のように、ロボットは、矢印A-Aの方向に並進す るように構成される。追加の列を加えることにより、格納密度は、4対9すなわ
ち約45%に改善される。しかしながら、これは比較的低い比率であり、また、
大きな設置面積(支持台)についての出費がある。
【0011】 従って、本発明の目的は、半導体プロセスツール及び計測ツールにポッドを供
給するためのプロセスツール格納、供給及び回収システムを提供するにある。
【0012】 本発明の別の目的は、ウェーハキャリヤが格納される平面と同じ平面において
搬送されるウェーハキャリヤの2次元搬送を提供するにある。
【0013】 本発明の更に別の目的は、最大の格納密度を持つウェーハキャリヤの格納空間
を、プロセスツールの最初の設置面積に対してバッファ無しに最小のインクリメ
ンタル設置面積内で提供するにある。
【0014】 本発明の更に別の目的は、小さな全体設置面積を有するツール統合ポッド格納
、供給及び回収システムを提供するにある。
【0015】 本発明の更に別の目的は、容易に異なるサイズに拡大又は縮小できるツール統
合ポッド格納、供給及び回収システムを提供するにある。
【0016】 本発明の更に別の目的は、高信頼性のツール統合ポッド格納、供給及び回収シ
ステムを提供するにある。
【0017】 本発明の更に別の目的は、クリーンルームにおいて粒状物の生成を最少にする
ことのできるツール統合ポッド格納、供給及び回収システムを提供するにある。
【0018】 本発明の更に別の目的は、ツールアイドル時間を最少にできるツール統合ポッ
ド格納、供給及び回収システムを提供するにある。
【0019】 本発明の更に別の目的は、高度にフレキシブルなデザインであって、種々に構
成されたプロセスツール及びポッド供給システムに容易に適応する、ツール統合
ポッド格納、供給及び回収システムを提供するにある。
【0020】 本発明の更に別の目的は、簡単なデザインの、ほとんどメンテナンスを必要と
しない、ツール統合ポッド格納、供給及び回収システムを提供するにある。
【0021】 本発明の更に別の目的は、プロセスツールの近くで作業するオペレータととも
に安全に共存し得る、ツール統合ポッド格納、供給及び回収システムを提供する
にある。
【0022】 好適な実施形態では、種々の半導体プロセスツールのための改良されたローカ
ルツールバッファ又はポッドを半導体ツールベイ中に格納する改良された格納庫
を提供することができる、ポッドの格納、搬送及び回収システムに関する本発明
によって、これら及び他の利点が達成される。本発明の基本的な実施形態は、1
以上のウェーハ運搬ポッドを支持することができる複数の棚が取り付けられた後
部の壁部を有する構造体を含む。その構造体は、棚を支持する壁部から間隔を空
けてほぼ平行な平面中にある、垂直レールの一対を更に含む。水平レールが、垂
直レールの間に広がり、移動するように設置され、またその水平レールは、水平
レールに沿って動かすことができるグリッパを支持する。垂直レールに沿った水
平レールの動き、及び水平レールに沿ったグリッパの動きにより、そのグリッパ
は、格納棚を含むX−Z平面内の任意の位置に位置させることができる。
【0023】 本発明の1つの実施形態では、上述の格納、搬送、及び回収システムは、プロ
セスツールの前面に設置することができる。プロセスツールは、通常、ツールの
前部からツールベイ中に突き出ているツール搭載ポートを含む。本発明による格
納、搬送、及び回収システムは、好適には、ツールの深さ(すなわち、ツールベ
イの壁部から離れたツールの距離)がツール搭載ポートに占められる部分を超え
て増加しないように、ツール搭載ポートの上にフィットする。
【0024】 好適な実施形態では、格納、搬送、及び回収システム内で、グリッパが垂直及
び水平に移動できる空間を画定する、複数の行及び列中に、棚が提供される。棚
は、X−Z平面に垂直な方向中に、1、2、又はそれより多くを含む種々の形態
で提供され得るし、またX−Z平面内でお互いに直近する、1、2、又はそれよ
り多くの棚を有することもできる。ポッドを把持していないとき、グリッパが、
ポッドをその上に持ったまま、棚を通して水平に移動することができることは、
本発明の特徴である。水平レールに沿ったグリッパの移動、及び垂直レールに沿
った水平レールの移動は、システムがポッドを格納棚とプロセスツールのツール
搭載ポートの間を移動させることができるように、制御することができる。
【0025】 上述の運搬システムが二次元の運搬システムであることは、本発明の特徴であ
る。すなわち、ポートと格納棚の間のポッドの運搬は全て、ポッドがポートのX
−Z平面及び棚から離れることなく起きる。この特徴は、本システムの全体的に
小さい設置面積を提供する。更に、レールグリッパは、ポッドと同じ平面中を移
動し、また、レールは小さい外形を有し、格納棚の近傍で直接動作する。これら
の特徴は、本システムの小さい設置面積に、更に寄与する。
【0026】 本発明の格納、搬送、及び回収システムは、システムが運ぶプロセスツールに
関する、種々の方向に提供することができる。1つの実施形態では、本システム
は、プロセスツールの前面上、ツール搭載ポートの回りで、1つのポッドのツー
ルベイ中への深さに大体沿って、設置することができる。本発明の他の実施形態
では、プロセスツール及び格納、搬送、及び回収システムは、ツールベイの近傍
の格納、搬送、及び回収システムの前部がツールベイの壁部と同じ高さになるよ
うに、後方に動かすことができる。この実施形態では、種々の形態の棚は、標準
的なベイ内ポッド搬送機構からポッドを受け取るために、格納、搬送、及び回収
システムからツールベイ中に延びることができる。
【0027】 本発明の他の実施形態では、格納、搬送、及び回収システムは、全体がプロセ
スツールベイの壁部の後方の空間内で、また近傍のプロセスツールの間の中で、
プロセスツールの側面に設置することができる。この実施形態では、格納、搬送
、及び回収システムは、ベイ内ポッド搬送機構からポッドを受け取るため、本シ
ステムの側面から外に及びツールベイ中に広がる、種々の形態の棚を含むことが
できる。他には、格納、搬送、及び回収システムは、それ自身が、搬送システム
からポッドを受け取るため、ツールベイ中に部分的に広がることもできる。
【0028】 本発明の他の実施形態では、2以上の格納、搬送、及び回収システムが、単一
のプロセスツールを運ぶことができる。この実施形態では、システムは、プロセ
スツールの前部又は側面に並んだ向きに合わせて配置することができる。他には
、システムは、プロセスツールの前部又は側面で背中合わせして提供することが
できる。種々の形態のコンベヤ及び/又は入れ子式の棚を、複数の格納、搬送、
及び回収システムの隣接するシステムの間でポッドを移動させるために、提供す
ることができる。コンベヤは、別個のプロセスツール上に設置された連結してい
る格納、搬送、及び回収システムのために提供することができることも考えられ
る。本発明の他の実施形態では、単一の格納、搬送、及び回収システムを、1よ
り多くのプロセスツールを運び、また連結するような大きさにすることができる
【0029】 更に他の実施形態では、本発明は、複数のポッドを格納するためのスタンドア
ローンのストッカーを含むことができる。ローカルツールバッファを含む本発明
の実施形態のように、ポッドが格納される同じ平面中でポッドを運ぶための本発
明の性能、ポッドと同じ平面中をグリッパが移動できる性能、及び移送レールの
小さい外形のおかげも多少あり、本発明によるストッカーは非常に小さい設置面
積で動作させることができる。
【0030】 以下、複数のポッドを格納及び転送するシステムに関係する図2〜図14を参
照して、本発明について説明する。第1実施例では、そのシステムは、プロセス
又はメトロロジイツールに隣接して取り付けられてそのツールにローカルバッフ
ァリングを与えてもよい。第2の実施例では、小さな設置面積に比較的多数のポ
ッドを格納できるスタンドアローンのストッカーであってもよい。本発明の好ま
しい実施例は、SMIFポッドとともに動作してもよいが、使用されるポッドの
タイプは、本発明にとって重要ではなく、半導体ウェーハを収容する様々なコン
テナのいずれが本発明とともに動作してもよいことは理解されたい。これは、様
々なサイズのポッド、ボトムオープニングポッド、フロントオープニングポッド
、カセットレスポッド、及びウェーハが置かれるオープンカセットを含むが、こ
れらに限定されない。加えて、レチクル、フラットパネルディスプレイ及び、ポ
ッド及びカセット内に格納及びまた移送できる他のサブストレートを含む半導体
ウェーハ以外のワークピースもパッド内に配置されるように意図される。
【0031】 本発明の基本的な実施例は、図2の背面斜視図に示されている。そこに示され
た格納、搬送及び回収(SDR)システム122は、後壁(明瞭にするため省略さ れている)を有する支持構造110より成っている。後壁には、1つ以上のポッド、
カセット、又は他のそのようなコンテナを支持できる複数の棚114が取り付けら れている。この支持構造は、さらに、棚支持壁から隔置されかつそれに対しほぼ
平行な平面内にある一対の垂直レール116(そのようレールの1つだけが図2に 示されている)を含んでいる。水平レール118が垂直レール間に設けられて垂直 レールに対して並進取り付けられ、その水平レール118は、水平レールに沿って 移動できるグリッパ120を支持している。垂直レールに沿った水平レールの移動 と、水平レールに沿ったグリッパの移動により、グリッパをX−Z平面内の任意
の位置に配置することができる。上記構造は、後述するいくつかの実施例によれ
ば、半導体プロセスツールと協働するか又はそれ自身独立している。
【0032】単一プロセスツール上の単一の格納、搬送及び回収システム 図3A、図3B及び図3Cの頂面、側面及び前面の各図には、プロセスツール
124の前面部分に取り付けられたSDRシステム122が示されている。本発明の好
ましい実施例では、ツール124は、高いスループット又はメトロロジイのツール から成るが、ツール124は、様々な半導体プロセスツールのどれであってもよい ことは理解されたい。ツール124は、好ましくは、SMIFポッドを受け入れて ポッドとプロセスツールの内部との間でウェーハを転送する少なくとも1つのツ
ールロードポート126を含む。ツール124は、好ましくは、さらに、人間のオペレ
ータか又は様々な自動搬送システムが手動でポッドを受け取るマニュアル入出力
(入出力)ポート128を含む。当業界で知られているように、プロセスツール124
は、最初は、ツールベイウォール130の背後のチェースと呼ばれる空間に配置さ れ、ツールロードポート及びマニュアル入出力ポートを含むツールの前面がツー
ルベイ内に突出している。
【0033】 SDRシステム122の後壁112(図3B)は、好ましくは、プロセスツール124の
前面に隣接して取り付けられている。本発明の好ましい実施例では、SDRシス
テムは、好ましくは、床取り付けであり、さらに、安定性を増すためにプロセス
ツールの天井及び/又は前部に取り付けられている。本発明の別の実施例では、
SDRシステムは、床に単独で取り付けられるか又はツールの天井及び/又は前
部に単独で取り付けられてもよいことは理解されたい。
【0034】 本発明の好ましい実施例では、棚114が壁112に取り付けられてプロセスツール
124の前部から外方へ突出している。本発明の別の実施例では、側壁111(図3A
及び図3C)に棚が取り付けられてSDRシステムの中心に向って内方へ突出し
ている。各棚はポッド132を支持することができる上面を有する。好ましい実施 例では、棚の間の垂直距離は、ちょうど、グリッパがポッドの頂部と次の棚の上
面との間に入ってポッドを持ち上げて運ぶことができるのに十分な長さである。
しかしながら、様々な高さのポッド及び様々なサイズのウェーハのハウジングを
本願発明の範囲内で使用してもよく、棚のサイズ並びに棚間の垂直間隔を変更し
てもよいことは理解されたい。
【0035】 各棚114は、好ましくは、低い粒状脱ガス特性を有する剛性材料、例えば、陽 極酸化表面仕上げされたアルミニウムのような材料から形成される。加えて、図
4Aに示されるように、各棚は、各ポッドの下面上の溝とかみ合う上面上の自動
取り付けピン134を含んでいて、ポッドを棚の上にしっかりと位置決めして保持 する。ポッドを棚から除去するために、グリッパは、最初、ポッド132を十分に 持ち上げてピン134を取り外さなければならない。故に、図4Bに示される本発 明の別の実施例では、棚が、ピンを囲む一段低い領域136を含みそれによりポッ ドが持ち上げられてピンが取り外されるときに棚の底とポッドの上面との間の総
距離を小さくしてもよい。このような方法で、棚内のポッドの垂直方向スタック
密度が増大されてもよい。
【0036】 図3Cに示されるように、本発明の実施例では、棚は複数の行と列に配列され
ている。しかしながら、本発明による棚は、ツール124のツールロードポートの 上方及び下方の両方に様々な構造で配置されることは理解されたい。棚は、好ま
しくは、少なくとも1つの垂直方向スペース113を定めるように列でグループ分け
される。スペース113は、SDRシステムの任意の棚とツールロードポート/マ ニュアル入出力ポートとの間でポッドが垂直方向に移動できるように、設けられ
ている。棚114のグループ分けにより定められるスペース113の位置と数は、本発
明の別の実施例において、変更されてもよいことは理解されたい。加えて、Semi
conductor Equipment and Materials Industry(SEMI)により設定され
た標準は、マニュアル入出力ポートの上方に明確な垂直経路があってパッドがオ
ーバヘッド搬送システムからその上へ降下できるようになっていることを要求し
ている。そこで、このSEMI標準を満たすために、垂直スペース113の少なく とも1つは、マニュアル入出力ポート128の上方にあってもよい。
【0037】 図3Dに示されるように、格納棚114の2つの列が相互に隣接して配置されて もよいことも考慮されたい。この実施例では、破線の列(すなわち、図1Dの左
の列)の棚にアクセスするために、次の列の隣接ポッドを先ず移動しなければな
らない。このような構造は、処理のためにパッドがロードポートへ対で連続して
ロードされる「バッチ処理」に十分適している。2よりも多くの隣接格納棚列が
配置されてもよいことも考慮されたい。
【0038】 「発明の背景」の欄において述べたように、従来のローカルツールバッファで
は、転送ロボットによりグリッパに与えられる運動の範囲は、制限される。従っ
て、ローカル格納棚、ツールロードポート及びマニュアル入出力ポートの位置は
、それらにグリッパが確実に到達できるようにするために、制限される。しかし
ながら、後で詳しく説明するように、本発明の移送機構は、SDRシステムによ
り定められるX−Z平面の境界内の何処にでもグリッパを移動することができる
。このようなシステムで認識される利点は、格納システムをSDRシステムの壁
112の上の任意の位置に配置してもよく、そして、ツールロードポート及びマニ ュアル入出力ポートの位置を大幅に変更してもよいことである。本発明のこの特
徴は、本発明の柔軟性を大幅に増大させとともに、様々なプロセスツール、ウェ
ーハファブ及びコンテナとともに使用するように本発明を適合できる範囲を大幅
に増大させる。例えば、棚は、ツールロードポートの位置と関係なくSDRシス
テム内に配置されてもよい。そこで、様々な構造のSDRシステムが単一のプロ
節ツールとともに使用されてもよく、また、単一のSDRシステムが様々な構造
のプロセスツールとともに使用されてもよい。さらに、特定のツール構造を知る
必要もなく、棚114を備えたSDRシステムが製造されてもよい。
【0039】 加えて、SDRシステムにおいて任意のX−Zポイントにアクセスする搬送シ
ステムの能力は、ツールロードポートを従来の900mmの高さで並べて配置する 必要がない点で、プロセスツールに直接関係する幾つかの柔軟性の利点を与えて
いる。第1に、これにより、ツールロードポートがプロセスツールのより好まし
い位置に再配置される。例えば、ツールロードポートの1つ又は両方の高さを上 げることにより、これは、ウェーハ処理平面の真下のツール内のスペースの量を
増大させ、それにより、ツールの設置面積を減少させる。加えて、ツール内のス
タックされたキャリア又は位置からウェーハをアクセスすることが時々望ましい
。しかしながら、たいていのロボットは、スタックされたカセット内のウェーハ
の各々にアクセスするのに必要なZ軸ストロークのための十分な床からの空間を
有していない。ロードポートの高さを上げることにより、ロボットのZ軸ストロ
ークは増大される。本発明によるツールロードポートの柔軟な位置決めにより与
えられる更なる利点は、1つのツールロードポートが別のツールロードポートの
真上に配置されてもよく、したがって、プロセスツールの全幅を小さくできる可
能性があることである。
【0040】 X−Zグリッパ移送に関して、システムは、プロセスツール又はローカルバッ
ファへポッドを搬送する全ての従来のスキームで動作できる。現在、ポッドは、
4つの一般的なシステムの1つによりプロセスツール又はローカルツールへ搬送
される。第1に、オーバヘッド搬送システム上のツールベイ内でポッドを転送す
ることが知られおり、このオーバヘッド搬送システムは、ポッドを垂直エレベー
タへ転送してその後そのポッドをローカルバッファ内へ又は直接ツールロードポ
ート上へ降ろす一連のポッドハンドオフインターフェイスから成っている。この
ようなオーバヘッド搬送システムも、モノレールケーブルホイストから成り、こ
のホイストでは、オーバヘッドモノレールが所望位置に配されると、ケーブルが
ポッドをローカルバッファの上方棚内へ又はツールロードポート上へ降ろす。ツ
ール又はローカルバッファへのポッド搬送の第2モードはコンベヤによって行わ
れる。コンベヤは、ツール内の様々なエレベーションにおいて動作してもよく、
様々な数のツール及びバッファの間で接続されてもよい。ポッド搬送の第3の既
知のシステムは、900mmSEMI標準高さでポッドをポートへ搬送するツール ベイフロアの回りを移動する案内ビークルにより行われてもよい。このような案
内ビークルは、人による案内ビークル(PGV)、自動案内ビークル(AGV)
及びレール案内ビークル(RGV)を含む。これらの案内ビークルは、一般に、
側面(頂部からのポッドを搬送するオーバヘッド搬送システムに対向して)から
ツールロードポート上へ又はマニュアル入出力ポートへポッドをロードする。最
後に、ポッドは、人のオペレータにより手動で、900mmSEMI標準高さでロ ーカルバッファ内へ又はポート上へロードされてもよい。本発明は、これらの搬
送システムの各々とともに動作でき、さらに、後述するように、ポッド搬送にツ
ールに隣接する付加的な位置を与えることにより搬送の柔軟性を増大してもよい
【0041】 前に示したように、SDRシステム122の移送回収部分は、支持構造110
に取り付けられた垂直レール116と、垂直レール116に対して垂直移動でき
る水平レール118と、水平レール118に沿って水平移動できるグリッパ12
0とを備える。好適な実施例では、水平と垂直レールは、棚により占められる領
域から、間隔をおいて隣接した平面にあり、処理工具と反対側の棚の側面にある
。しかし、以下の説明するように、レールは処理工具に隣接して配置しても良く
、また棚は処理工具から間隔をおいた壁に取付けられていても良い。
【0042】 当業者には分かるように、1組の駆動機構(図示せず)を設け、第1駆動機構
が、垂直レール116に沿って水平レール118を駆動し、第2駆動機構が、水 平レール118に沿ってグリッパ120を駆動しても良い。各々の駆動機構は、
それぞれの機構を駆動するため、サーボモーター又はステッパモーター等のモー
ターを備えるのが好ましい。水平レール118とグリッパ120を釣り合わせる
ため、SDRシステムの一部として、釣り合い重り(図示せず)を設けることも
出来る。従って、水平レールの垂直移動を行う駆動機構は、ポッドの重量のみを
持上げれば良い。釣り合い重りは、囲み内の例えばSDRシステムの側壁に設け
て、汚染が清浄な環境に入るのを防止することが出来る。
【0043】 さらに、第1、第2駆動機構から水平レールとグリッパにそれぞれ動力を伝える
ため、動力伝達機構を設けることが出来る。1実施例では、第1動力伝達機構は 、一方又は両方の垂直レール116内のタイミングベルトで、そのタイミングベ
ルトに水平レールを取付けることも出来る。第2タイミングベルトは、グリッパ を水平レール118に沿って駆動するのに使用してもよく、このベルトは水平レ
ール内に収容するのが好ましい。当業者には分かるように、他の動力伝達機構を
使用することも出来る。垂直レールは、水平レール118の端部でキャリッジと
電気接続している電力レールを取り囲み、水平レール118は、グリッパを駆動
する水平レール上の第2駆動機構に電力を供給する。垂直レールは又、水平レー
ルの垂直ガイドとして作用する。
【0044】 水平レールグリッパの駆動機構に制御信号を送るのに幾つかの方式が使用され
る。1実施例では、制御信号は、水平レール内に位置する電力レール上を水平レ
ールとグリッパの両方に転送しても良い。他の実施例では、赤外線(IR)を使
用して、制御信号を垂直レールから水平レール上のグリッパ駆動機構へ通信して
も良い。この実施例では、一方の垂直レールに隣接してIR送信機を設け、水平
レールに取り付けられたミラーに信号を垂直に送ることが出来る。ミラーは、グ
リッパ駆動機構上のIR受信機に向けて45°の角度で取付けられる。このよう
なシステムは、水平レールの垂直位置にかかわらず、またグリッパの水平位置に
かかわらず適正に作動するであろう。他の公知の方式を使用して、制御信号を駆
動機構へ転送することも出来る。
【0045】 真空源(図示せず)が水平及び/又は垂直レールの内部を低圧にし、これらの レールの内部で発生した任意の微粒子をシステムから除去し、処理用具の領域の
微粒子を最小限にする。
【0046】 当業者には分かるように、色々の他の運動、移動、動力供給システムを使用し
て、グリッパ120の水平と垂直移動を行うことが出来る。このようなシステム
には、色々の構成があり、第1移動機構が、これと垂直に動く第2移動機構に重
ねられる。 グリッパ120に関する詳細は、図5の斜視図と図6の側面図に示される。水
平レール118内の動力伝達機構に取り付けられたL型ブラケット140は、水
平レールから下方へ延び、ポッドにより占められる空間の内部へ行く。グリッパ
はブラケット140に取り付けられ、グリッパの端部から上方へ突出するピン1
42を備える。水平レール118に沿った水平移動の方向から見ると、グリッパ
120は、ほぼ「C」形の断面である。このような形状で、グリッパは、通常ポ
ッド132の上面に設けられているハンドル144の上とその周りを動くことが
出来る。ハンドルは、ピン134と合う移動止146を有する。
【0047】 特定のパッドを掴んで移送するため、グリッパと水平レールは、グリッパ12
0が回収するポッドの隣に来るまで、空間113内で上下に垂直に動く。グリッ
パ120は、ポッドの隣のある高さに来て、グリッパは次に水平レール118に
沿って動き、「C」形グリッパがハンドル144の上と周りを動いて、ぴん14
2が移動止146とほぼ垂直に整列するようになる。この位置で、グリッパ12
0とハンドル144はまだ接触しないのが好ましい。次のステップで、水平レー
ルが垂直レールに沿って上方へ動き、ピン142が移動止146内に係合し、グ
リッパとハンドルのそれぞれの表面が相互に接触する。水平レール118が垂直
レール116に沿って続けて上方へ動き、ポッドを棚、工具装填ポート、又はマ
ニュアル入出力ポートから持上げ、その後パッドをグリッパ120でしっかり保
持して所望のように移送出来る。
【0048】 ある用途では、あるポッドの位置では、グリッパの移動経路が、例えばパッド
のドアで邪魔されて、グリッパはポッドのハンドル上を直接水平にスライドする
ことが出来ないかもしれない。このような用途では、グリッパが、ポッドに触れ
ない十分な高さで、アクセスするポッドのポッドハンドルをすぎて水平に動くよ
うにする。その後、グリッパはポッドを掴む高さまで低下し、次にグリッパがポ
ッドハンドルの上に位置するように水平に動いて戻る。従って、本発明によるグ
リッパは、ハンドルの何れの側からでもポッドハンドルに近づき掴むことが出来
る。
【0049】 グリッパ120がポッドを運んでいないとき、グリッパは、どの与えられた水
平の列でも、グリッパをポッドハンドルの高さとして、ポッド運搬棚を横切って
水平に動くことが出来る。この高さでグリッパが水平に動くと、グリッパ120
は、ポッドハンドル又はポッドに接触せずに、ポッドハンドルの周りを通る。
【0050】 本発明のグリッパと移送システムは、従来の局所的な工具バッファーにない利
点が幾つかある。第1に、グリッパはポッドと同じ平面を動けるので、またレー
ルは薄く、格納棚と直接隣接して作動できるので、本発明は、格納棚の面積を大
幅に大きくしないポッド移送システムを提供する。これは、移送ロボットがかな
りの空間をとった従来の工具バッファーとは異なる。第2に、本発明では、ポッ
ドをポートと棚のX−Z面から離さずに、ポートと色々の格納棚の間のポッドの
全ての移送を行う。従って、本発明は2次元移送システムである。そのため、本
発明によりさらに必要面積が小さくなる。これと反対に従来の工具バッファは、
3次元移送システムを使用し、ポッドは格納されているX−Z面の外で移送され
る。このような従来のバッファの面積は、この3次元の移送をするのに十分な大
きさでなければならなかった。本発明の移送システムの更なる利点は、グリッパ
が、ポッド運搬棚に上を水平に動くことである。従って、例えば、グリッパが、
グリッパの現在の高さに位置し、3列先のポッドを移送する必要があるとき、グ
リッパは、ポッドの上を水平に移動すればよく、水平経路をとるため下方へ移動
し、次に水平に移動し、次にポッドの高さに戻る必要はない。
【0051】 当業者には分かるように、グリッパは、しばしばスカットセンサーといわれる
センサー(図示せず)を備え、転送回収機構が、既にポッドがある棚、工具装填
ポート、又はマニュアル入出力ポート上にポッドを降ろすことを防止しても良い
。色々の公知の構成が可能であるが、1実施例では、スカットセンサーはグリッ
パ120上に取り付けられ、グリッパとハンドル144の位置関係を検知しても
良い。ポッドがグリッパから分離すると考えられるときより前に、ハンドルがグ
リッパ120との係合を離すと、例えば1つのパッドが既にポッドがある棚に置
かれると、センサーはこの初期の分離を検出することが出来る。その後、機構を
制御するコンピュータが、問題の可能性を警告し、グリッパの動きは止まる。
【0052】 ポッドが次の目的地の位置に来ると、水平レールとグリッパは、下げられて、
ポッドが支持表面(棚、工具装填ポート等)上に置かれる。レールとグリッパは
下方への移動を継続して、ピン142が移動止146と離れ、それによりグリッ
パがポッドハンドルから離れる。その後、グリッパは水平に移動し、グリッパは
もひゃハンドル144の周りに垂直に整列しなくなり、再度自由にハンドル又は
ポッドに接触せずに垂直に移動できる。
【0053】 図3Aと3Cに示す本発明の1実施例では、ポッドの回転方向は、棚114、
工具装填ポート126、及び/又はマニュアル入出力ポート128の間を移送さ れたときと同じままである。このような実施例では、例えば図6に示すように、
グリッパ120はブラケットに固定して取付けられていても良い。しかし、後述
する本発明の他の実施例では、ポッドが棚114、工具装填ポート126、及び
/又はマニュアル入出力ポート128の間を移送されるとき、ポッドの回転方向 を調節する必要がある。このような実施例では、図5に示すように、グリッパは
ブラケット140に対して回転可能に取付けられていても良い。当業者には分か
るように、ブラケット140内に軸受けを設け、グリッパ120を回転支持する
ようにし、サーボモーター、ステッパモーター等の色々の駆動機構、又はソレノ
イドを設けて、ブラケットに対してグリッパを回転させることも出来る。回転の
程度は、システムを制御するコンピュータにより制御することが出来る。これに
加え、またはこれに代えて、棚、工具装填ポート、及び/又はマニュアル入出力 ポートは、いったんそこに置かれたポッドを回転することの出来る機構を備える
ことも出来る。置かれたポッドを回転することの出来る支持表面の構造と作動の
詳細は、本出願人が所有する「ROTATED,ORTHOGONAL LOAD COMPATIBLE FRONT OPE
NING INTERFACE」という題の米国特許出願第08/730,484号の開示されていて、そ
の出願全体をここに参照する。この出願は、主に工具装填ポートの回転に関する
が、棚114とプラットホーム156(後述する)を含む本発明の色々のポッド
支持表面は、公知の技術により回転出来るようにすることが出来る。
【0054】 当業者なら理解できることであるが、ポッド132を係合、転送そして離脱さ
せるのにグリッパ120の代わりに様々な既知の機構を使用できる。例えば、上
に説明したシステムは(グリッパそれ自体は一定形状のものであると言うことで
)受動的なグリッパであるけれども、開閉する顎を含んでいてポッドを掴んだり
放したりする能動的なグリッパを使用してもよい。更に、様々な機構の構造と動
作とは掴んで、転送しようとするポッドの形に応じて変わる。
【0055】 代わりのその様なつかみ機構を図7に示す。この例では、水平レール118(
図7には示されていない)に取り付けたブラケット140とグリッパとは上に説
明したブラケットとグリッパと同じである。しかし、この実施例ではブラケット
は、グリッパ120と反対のブラケット140の上側に取りつけた板148を含
んでいる。この板148は複数のオートキネマチックピン150を含んでいる。
図7の実施例は複数の棚152を含んでおり、これらの棚は棚114と似ている
が、ただ違っているところは棚の中心部分が切り出されていて、ポッド132の
下縁の周りでポッドを棚152上で支えていることである。ポッド132を上に
説明したように、グリッパ120で捉えた後に水平レール118がグリッパを上昇 させ、板148とオートキネマチックピン150とは次に上になっているポッド
132の下側に接触する。既に述べたように、ポッド132の下面の移動止めは
ピン150と係合することができ、それによって水平レール118が継続して上
昇するとポッド132を棚152から離し、ポッドはピン150により板148
上にしっかりと保持される。こうして、本発明の転送回収機構は一つもしくは二
つのポッドを同時に転送でき、そして(グリッパ120により)それの上面から
、もしくは(板150により)それの下面からポッドを掴む。
【0056】 グリッパがSDRシステム122の周りを動くときグリッパ120の位置を様
々なシステムを使って決定でき、グリッパを棚もしくはポート上のポッドに対し
て所望の場所に位置させることができる。グリッパの水平位置を求めれるように
するため垂直レール116の一つ、もしくは両方が指標を含んでいて、水平レー
ルがそれを超えるときに水平レール上のセンサーによりこれらの指標は読まれ、
水平レールの垂直位置を知ることができる。限定するものではないが、このよう
な指標はRF放射器、光学的基準線そして機械的なフラグを含む。ベイ内のグリ
ッパの水平位置を求めれるようにするためグリッパは、グリッパ駆動機構と協動
するサーボ機構を含んでいて、水平レールに沿って水平にグリッパがどれだけ動
いたかを測定するようにしている。水平レール上のグリッパの最左端もしくは最
右端(これらの位置は知られている)をグリッパは最初参照する。その後は、サ
ーボ機構がその参照位置を基準にしてグリッパの水平移動を測定する。
【0057】 当業者であれば理解することであるが、SDRシステム122内のグリッパの
X及び又はZ位置を求めるのに他の既知の仕方を採用できる。例えば、本発明の
別の実施例では、グリッパの長さに沿って導電ストリップもしくはコイルを取り
付けて、グリッパが水平レールに沿って動くときストリップやコイルに接触する
導電指片をグリッパが含んでいてもよい。このストリップ、コイルそして導電指
片は電気回路の一部分を構成していて、ストリップ、コイルは可変抵抗素子とし
て働き、この可変抵抗素子の基準端とグリッパの導電指片との間の距離が変わる
と、抵抗が変わる。抵抗素子の基準端から離れるグリッパの距離に対して可変抵
抗値を取っていくと水平レールに沿うグリッパの位置を示せる。
【0058】 グリッパの位置を示す別の実施例では、ビーム放射器例えばレーザーをグリッ
パに回転するよう取り付けて、垂直なX−Z面内に回転ビームを放射する。一対
のレシーバーを、例えば垂直レールに隣接したSDRシステムのベースに設ける
。これらのレシーバーは放射ビームが回転するとき周期的にそのビームを拾う。
回転ビームが先ず第1のレシーバーに入り、次いで他方のレシーバに入る角度で
三角形を創ることによりグリッパの位置を計算できるようにする。この情報は閉
じたループのサーボ制御システムで使用され、そしてグリッパの位置を放射器と
レシーバーとが常に測定しているので停電の場合有用である。
【0059】 ツールのアイルに面しているSDRシステムの部分はカバー152(図2,3
A、3B)を含んでいる。SEMIと他の機構によりセットされた幾つかの基準
はウェーハファブ内のオートメーションとそのファブ内の人とがぶつからないよ
うにするためである。ウェーハファブとは、自動機械が人に怪我をさせるような
ことのある、もしくは怪我をさせないまでも人にぶつかることがあるかもしれな
い領域である。カバー152は、作業員の通るところから外になっており、その
カバーの背後に棚とレールとが位置している結果として作業員と自動機械とのぶ
つかりを殆どないようにしている。カバー152はツールロードポートとマニュ
アル入出力ポートにおいてアクセス窓154を含んでいるのが好ましく、この窓
が本発明の可動部分(すなわち、グリッパとそれにより保持されているポッド)
と作業員とが同じ空間に来ることとなる唯一の場所である。こうして、本発明は
作業員に傷害を与えたり、作業員とぶつかることを殆どないようにしている。カ
バー152は、保守や修理のため必要となるプロセスツールの部分へ作業員が近
接できるようにするパネル(図示せず)も含んでいる。カバー152はプレクシ
グラスのような透明な材料から形成された部分を含んでいるのが好ましい。そう
すると、作業員はカバー152を通して見ながらツールロードポート、マニュア
ル入出力ポートの上にポッドを置いたり、その高さで棚に置いたりできるように
なる。カバー全体を透明な材料で作ってもよい。
【0060】 図3A、図3Bに示し、そして上に説明したように、棚114を壁112に取
り付け、そしてこれらの棚はプロセスツール124に隣接し、そしてそれから外
へ延びている。水平、垂直レールに取り付けられたグリッパ120は棚の長さよ
りもいくらか長い距離ツールの前面から離されている。こうなっているので、水
平レールが移動するとき、レールは棚114とポッド132との前を通過し、グ
リッパ120は水平レールから棚の空間に入り込む。
【0061】 別の実施例(図示せず)では、棚とグリッパとの相対位置は切りかえれるよう
に成っている。この実施例では、壁112は床及び又は天井から支えられていて
、棚114はそれへ取り付けられ、そしてプロセスツール124の方に延びてい
る。この実施例では垂直、水平レールはプロセスツール124に隣接しており、
グリッパ120はプロセスツールから離れるようにして延び、棚とポッドにより
占められている空間に入り込む。この様な実施例を使用する場合とは、後述する
ように、コンベヤーをSDRシステムの前面に取り付け、それへポッドを配ると
きである。水平レールが棚のアイル側にあるときはレールとコンベヤーとは相互
にぶつかり合う可能性がある。しかし、水平レールが棚のツール側にあると、コ
ンベヤーとのぶつかり合いはない。コンベヤーをSDRシステム側に取り付けて
それへポッドを配るようにすると、棚のアイル側か、もしくはツール側かのどち
らかに水平レールは位置する。
【0062】 更に別の実施例(図示せず)では、単一のSDRシステムは二組の垂直、水平
レールを含んでおり、一方の組は棚のプロセスツール側であり、他方の組は棚の
アイル側である。この実施例では、床及び又は天井へ取りつけた支持プラットフ
ォームへ棚は取り付けられている。各組のレールはそれ自身のグリッパを含んで
おり、SDRシステム内で2つのグリッパを使ってポッドを収納し、搬送しそし
て回収する。ソフトウエア制御システムによりグリッパは協動制御される。2つ
の水平レールとグリッパとはツールか、もしくは棚のアイル側のどちらかで一対
の垂直レールに取り付けられている。
【0063】 本発明の別の特徴は、SDRシステムのサイズを自由に決めれると言うことで
ある。すなわち、SDRシステムの高さと長さとは半導体製造装置のツールベイ
の大きさに応じて、所望の寸法にできる。更に、搬送システムのX−Z位置決め
に制限がないので棚114の数、大きさそして間隔も希望どおりに決めれる。同
様に、搬送システムの大きさも垂直及び又は水平レールの長さを変えるだけで所
望どおりにできる。最後に、後で説明するように、制御システムはSDRシステ
ムの大きさとは無関係にSDRシステムを制御するように容易に適応させれる。
SDRシステム内に棚をいったん配置してしまうと、各棚の位置はソフトウエア
コントロール内の早見表内に決められ、それにより搬送システムは棚に対して正
確に位置決めされることができる。各棚の位置を制御に知らせることが簡単とな
り、そして制御システムのソフトウエアを変更することは必要ではない。
【0064】 本発明の別の特徴は、窒素、清浄な空気もしくは他の条件付けガスをポッドが
棚114にある間にポッドに注入してポッド内のウェーハに予め条件付けしてし
まうことである。こうして、ツールロードポートから離れて、ウェーハ処理の重
要な路から外れたところで、条件付けが行われる。ポッド内であらかじめウェー
ハを条件付けするシステムについては1996年7月12日に出願され、「ポッ
ドの充填及び又はポッドの真空レリーフ用2段弁」と題する米国特許出願08/ 678、890に詳しい。
【0065】 さらに、ポッドを長期間収納しておく場合窒素もしくは他の条件付けガスを棚
114の各ポッドに常に供給することも可能である。又は、一つのその様な棚に
ガス充填システムを設け、SDRシステム内でポッドを循環させて各ポッドがそ
の充填棚に定期的に置かれるようにしてもよい。
【0066】 ここまでは、SDRシステム122を、加工ツール(用具)の前面に取付けら
れているものとして述べてきた。しかしながら、ここで図8A、8Bにそれぞれ
示された上面図および側面図を参照すれば、SDRシステム122は、代替的に
、隣接する加工ツール124同士の間における、ツールベイ壁(加工ツールの出
窓の壁)130の後ろの加工ツール124側に位置付けされ得ることが分かる。
図8Aに示された上面図を参照すれば、棚1141、1142の上に取付けられた ポッド1321、ポッド1322が示されている。図8Aは更に、ツール装填ポー
ト126の上に取付けられたポッド1323と、作動プラットホーム(動作用の 型枠)の上に位置付けられたポッド1324を示す。前に説明したように、例え ばポッド1323や1324のようなポッドを、様々なシステム(手動によるもの
、頭上引渡装置やコンベヤを介するもの、或いは、案内車両によるものを含む)
によって、加工ツール124やSDRシステム122へ持っていくこともできる
。一旦作動プラットホーム156に配置されると、ポッド1324は、好ましく は、作動プラットホームによってSDRシステムへ持っていかれ、その後、加工
ツール側に配置された棚114或いはツール装填ポート126(図8Aには示さ
れていない)上へ位置付けられる。図示されているように、ツール装填ポート上
に位置付けるために、ポッドを変則的な方向でSDRシステムへ持っていくこと
もできる。故に、上述したように、回転グリッパ、および/または、回転支持面
を有することによって、ポッドを所望通りに再方向付けすることもできる。
【0067】 作動プラットホーム156上に位置づけられたポッド1324を、既知の様々 なスキーム(策略)にしたがって、持って行くこともできる。例えば、作動プラ
ットホーム156は、ポッドを1561における位置から矢印方向に位置1562 へ移動させることができるようなコンベヤを備えていても良い。その後、ポッド
は、上述したように、X−Z運搬システムによって操作され得る。また作動プラ
ットホーム156は、スタック棚(積み重ね棚)を備えていても良い。これらの
スタック棚のうちの1つ若しくは2つ以上は、ポッドをその上で受け取るために
、1562における引込位置から、1561における突出位置へ延伸され得る。作
動プラットホーム156はコンベヤを備えており、このコンベヤ上には2個のポ
ッドを配置することができる(つまり、一方は位置1561に、第2のものは1 562に配置することができる)。作動プラットホーム156が、拡張/引込棚 を備えている場合には、例えば、作動プラットホームの上位棚は、ポッドを受け
取るために延伸し、その後、引込むことができる。その後、作動プラットホーム
156の下位棚が、第2のポッドを受け取るために延伸し得る。
【0068】 この実施形態は、複数のポッドに対して1つの局部ツールバッファ(緩衝部)
を与えるという利点を有する。この局部ツールバッファは、ツールベイ壁の後ろ
に配置されている。図8A、8Bに関して述べた作動プラットホーム156は、
また、前述した本発明のいずれかの実施形態の一部として、及び、以下に述べら
れた本発明のいずれかの実施形態の一部として、含まれ得ることが分かる。
【0069】 好ましい実施形態では、加工ツール124は、ツールベイ壁130と実質的に
同じ高さであり、また、装填ポートや、手動入出力ポート、SDRシステムは、
ツールの前方のスペースに位置する。この形態では、例えば、頭上引渡装置は、
棚114若しくはポートへのポッドを低下させ得る。しかしながら、本発明の他
の実施形態では、棚やポートは従来の頭上引渡装置と整列され得ない。例えば、
SDRシステムは加工ツールへ集積ことから、加工ツールとSDRシステムは後
方へ動かされることになり、この結果、SDRシステムの前面は、ベイ壁と同じ
高さとなる(また、加工ツールの前面は壁の後である)ことも考えられる。
【0070】 この実施形態では、ポッドを受け取るために外側に向かってベイへ延伸する延
伸棚やコンベヤを有していることが必要であり、そこでは、頭上引渡装置がそれ
を引き渡そうと待ち受けている。それが900mmの高さに配置されている場合
、棚、即ち、作動プラットホームは、延長位置に固定され得る(なぜなら、ポッ
ドは、この高さより下側のツール、即ち、SDRシステムへは引き渡されないか
らである)。この事例では延伸棚もコンベヤもいずれも作業を行なう。それが9
00mm以上の高さに配置されている場合、ポッドを受け取る際に延伸するが、
その後は、次の引渡しを妨害しないよう位置を低くするように、また、レールが
棚の通路側に配置されているような実施形態では水平レールを妨害しないよう引
込むように、棚は引込み式のものである。同様に、SDRシステムがベイ壁の後
ろのツール側に配置された、図8A、8Bに示した本発明の実施形態では、棚は
、ポッドを受け取るために外側に向かってベイへと延伸することができ、そこで
は、頭上引渡装置がそれを引き渡そうと待ち受けている。ここでも、延伸棚が9
00mm以上の高さの場合は、下側の位置へ引き渡すことを可能とするように、
それは引込み式でなければならない。棚やコンベヤがポッドを受け取った後、そ
れはSDRシステムへ持って行かれて、前述したように運搬される。
【0071】 上述したように、図8A、図8Bに示されたSDRシステムは、その全体がベ
イ壁130の後ろに配置される。図8Cの他の実施形態に示されているように、
さらに、次のようなものも考えられる。即ち、SDRシステムの位置は、加工ツ
ールの側に対して並列のままであるが、ほぼ1つのポッド幅の距離だけツールベ
イへ延伸するというものである。したがって、壁130のツールベイ側に位置付
けられたSDRシステムの部分でポッドを棚1143へ引き渡すこともできるし 、そこから再び戻すこともできる。ポッドを棚1143へ引き渡したりそこから 再び戻すために標準の引渡し機構(頭上運送装置、コンベヤ、案内車両等)を使
用することもできる。上述したように、ポッドをSDRシステム内であちこちに
移動させることもできる。この移動には、ツールベイのSDRシステムの部分と
チェースのSDRの部分との間でポッドを移動させることが含まれる。ポッドを
、チェースのSDRシステムの部分と加工ツール124との間で移動させること
もできる。
【0072】 ツールの前面に配置されているかツールの側面に配置されているかにかかわら
ず、本発明によるSDRシステムに有利な点は、SDRシステムが加工ツールの
深さ(前面に向けられたシステムについて)や幅(側面に向けられたシステムに
ついて)を付加しないことである。従来の加工ツールでは、ツール装填ポートは
、ツールの前面、及び/または、側面から、ポッドの深さの距離だけ外部に突き
出すことによってツール装填ポートがポッドをその上で受け入れることを可能に
していた。本発明の好ましい実施形態は、装填ポートの深さや加工ツールに付加
を行なうことなく、装填ポートを覆うように適合し若しくは包囲する。これは、
加工ツールの設置面積(格納域)へそれほどの付加を行なうことなく本発明に局
部ツールの緩衝部の提供(バッファリング)を可能とする他の特徴である。 ここまでは、上方や互いの側面に配置された(つまり、X−Z面の遠近から1
つ深いところにある)複数の棚を含むものとして本発明を述べてきた。ここで図
9Aの側面図を参照すると、本発明の代替実施形態によれば、SDRシステムは
、X−Z面に関して2つ深いところまで積み重ねられた複数の棚を含み得る。図
9Aに示されているように、ポッド132の第1の層は、垂直に積重ねられた一
対のツール装填ポート126上部の第1のX−Z面に格納されている。第2のポ
ッド対132は、加工ツール124の上部の未使用のスペースに格納されている
。したがって、前の実施形態で示したように、図9Aの実施形態は、加工ツール
の現存の設置面積へそれほど付加することなく、局部緩衝部を提供することがで
きる。グリッパ120が後部ポッドにアクセスする(つまり、それらのポッドが
加工ツールの上部に配置される)ように、前方のポッドが先ず取り除かれて場所
が移される。前に示したように、グリッパ120は、水平レール118上に据え
付けられ、こうして、垂直レール116上に乗る。故に、本発明の実施形態では
、グリッパ120が後部ポッドにアクセスするように、グリッパ120は、テレ
スコープ型部材(入れ子型部材)を含む。この部材により、グリッパは、後方に
向かって、それが後方のポッドを掴むことができるような位置へ延伸することが
できる。この実施形態では、ポッドは、上述したように棚の上に支持され、また
、図示したように図9Aの下位のポッド対を支持し得る。この実施形態では、複
数の棚を、後部壁112から据え付けられた1つの長い棚として、若しくは、S
DRシステムの側面に据え付けられシステムの中間へ向かって内部に(例えば、
図9Aのページ中へ)延伸するような2つの別々の棚として、組み合わされ得る
【0073】 図9Aの本発明の他の実施形態では、グリッパ120はテレスコープ型部材で
なくてもよく、代わりに、ポッド132は、図8A、8Bに関して上述したよう
にプラットホーム156上に支持されて、図示したように図9Aの上位のポッド
対を支持してもよい。図8A、8Bのように、プラットホーム156は、ポッド
を後部位置へ後方へ向かって、また、後部位置から前方へ向かって、移動させる
ことができるコンベヤを備えていても良い。また、プラットホーム156は、ポ
ッドをグリッパ120から受け取ったりそれに与えることができるような、また
、その後方位置へ引込んでポッドを格納することができるような、後方の棚を有
したスタック棚を備えていても良い。図9Aの実施形態は、混合形態(この形態
では、下位のポッドは延伸グリッパを用いて動作する静止棚の対の上に格納され
ており、上位のポッドは固定位置グリッパを用いて動作する移動プラットホーム
の上に格納されている)を示しているが、好ましい実施形態は、固定棚114と
プラットホーム156のいずれも備える。
【0074】 好ましい実施形態は、加工ツール上部の未使用スペースを占有するが、このよ
うな加工ツール上部の未使用スペースを占有する代わりに、若しくは、これに加
えて、複数の行がツールベイの通路へ延伸されていてもよいことが分かる。さら
に言えば、本発明の実施形態は、X−Z面の遠近から2行の深さよりも大きいも
のを含むことができることが分かる。図9Bの上面図に示されているように、プ
ラットホーム156がコンベヤを備える実施形態では、コンベヤは、チェース中
へ比較的大きな距離だけ後方へ延伸され、若しくは、ツールベイ中に前方へ(そ
の高さに依存して)延伸され得る。また、図9Cの上面図に示されているように
、コンベヤ156は、ポッド132を格納することができるコンベヤループの一
部を形成し得る。このループに格納されたある特別のポッドにシステムがアクセ
スする必要があるときは、所望のポッドが再びコンベヤ156上に配置されるま
でループが回転し、その後、そのループは移動のためにポッドを与える。最後に
、図9Dの上面図に示されているように、コンベヤループは1つより多くのプラ
ットホーム156を含み得る。
【0075】 図9A〜9Dに示された本発明の実施形態は、例えば、図8A、8Bの側面取
付型のSDRシステムのような前述の実施形態や、また、以下に述べる実施形態
と組合わせることもできると考えられる。 ここまで、SDRシステムは、バッファの範囲内でポッドをいろいろな所に輸送す
るためにポッドハンドルをグリッパすることと記述された。 本発明の代替実施態様で、ポッドがロードポートにある間に、一旦カバーがポ ッドベースから切り離されるならば、SDRシステムのグリッパがポッドカバーを 握り、それを持ち去ることに使用されることは十分考えられる。 この実施態様で、一旦ポッドカバーがグリッパされて、ポッドベースと分離す るならば、カセットを実質的に孤立させるミニ環境をつくるためのはめ込みサイ
ドバネルをロードポートは含むことができる。 そのようなシステムに関する詳細は、 本発明の所有者に譲渡され、そして、こ
こでその全てが参照として取り入れられるLOAD PORT OPENER(1996年10月11日 出願)と称される米国特許出願シリアル番号08/730643で、開示される。他のオ ペレーションのためにグリッパを自由にするためにグリッパからポッドトップを
受け取るためのシェルフを設けることができる。
【0076】単一プロセスツールに多重の格納、搬送および回収システム ここまで、発明は一つのプロセスツールで一つのSDRシステムを含んでいる
ものとして記述された。しかし、図10A−図11Bに関して記述される実施態
様では、発明は一つのプロセスツールにマウントされる多重SDRシステムを含
む。上記の実施態様の場合と同じ機能と作用を持っている要素には、同じ参照数
字が与えられる。
【0077】 ここで図10Aの平面図と図10Bの正面図を参照すると、多重SDRシステ
ム158は、プロセスツール124のすぐ近くに取り付けられている。多重SD
Rシステム158は、(左右に並んで取付けられた)一対のSDRシステム12
2を含む得るし、このシステム122の各々は、上述のSDRシステム122の
実施態様と同一である。各SDRシステムは、複数のポッド132を格納するた
めに複数のシェルフ114、及びX−Z移送システムを含む得る。そして、X−
Z移送システムは、水平レール118に並進的に取り付けられたグリッパ120
を含んでいる、そして水平レールは、一対の垂直レール116で垂直に取り付け
られている。多重SDRシステムの2つのSDRシステムは、各々が交互の期間 に、プロセスツールとの間でウェーハをやり取りすることができるように、制御
ソフトウェアによって協動するようにして制御される。もちろん、それは他のシ
ステム122がプロセスツールからポッドを受け取る間、1つのシステム122 がプロセスツールにポッドを供給するということでありえる。図10Cの平面図
において示される発明の実施態様は、図10Aと10Bの実施態様に類似してい
るが、多重SDRシステム158の2つのSDRシステム122の間でポッドを 移すためのコンベヤ160が付け加わっている。この実施態様で、コンベアは、
それぞれのSDRシステムにシステムの側面を通して入る。同じツールまたは異
なるツールにおける一つ以上のSDRシステムは、SDRシステムの間を延伸し
ているある長さのコンベヤを通して、結びつけられことができる。そのような実
施態様で、コンベヤの一端を、第一のSDRシステムのグリッパ120からポッ
ドを受け取るために第一のSDRシステムの棚の位置に配置することができる。
コンベヤの反対側の端は、第二のSDRシステムのグリッパ120がポッドを回
収するのを可能とするために第二のSDRシステムの棚の位置に配置することが
できる。図10CがSDRシステムの側部内に、1棚分の長さだけ延伸している
コンベヤを示しているが、コンベヤ160が棚の長より長くてSDRシステムに
達することが可能であることは理解できる。コンベヤの高さは、代替実施態様で
変化することができる、しかし、それは作業区画で人間のオペレータを妨げない
のに十分高いことが望ましい。もちろん、ポッドは、また、オーバーヘッド搬送
システム、または搬送車によって隣接したSDRシステムの間で転送され得る。
【0078】 図11Aと及び11Bの平面図に、プロセスツール124の近傍に取付けられ
た多重SDRシステム158の2つの更なる実施例が示されている。図11Aと 11Bの両方の図の中の多重SDRシステム158は、上述したSDRシステム
122の実施態様と同じものを背中合わせに取付けた一対のSDRシステム12
2を含み得る。図11Aと11Bの各SDRシステムは、複数のポッド132を
格納するための複数の棚114とX−Z移送システムを含み得る。X−Z移送シ
ステムは、水平レール118に並進的に取付けられたグリッパ120を含んでお
り、該水平レールは、一対の垂直レール116に垂直に取付けられている。個々
のSDRシステム122は、多重SDRシステム158の範囲内で、プロセスツ
ール124のツールロードポートと棚との間でポッドを転送するためにコントロ
ールシステムを介して協動で制御され得る。
【0079】 図11Aの実施態様は、SDRシステムがプロセスツールの側部にマウントさ
れる図8Aと8Bに類似するが、図11Aの実施態様は、一対の背中合わせのシ
ステム122を含む変更を伴う。ポッドは、手動で、オーバーヘッド搬送システ
ムにより、コンベヤにより、または搬送車によって、位置1561でプラットフ ォーム156にロードされかつプラットフォーム156から回収され得る。一旦
ポッドが位置1561でプラットフォーム156の上にロードされたならば、プ ラットフォームは、前部SDRシステム122(即ち、ベイ壁130に最も近い
システム122)に、及び/又は、後部SDRシステム122にポッドを運び得
る。上述の様に、プラットフォーム156は、前部および後部SDRシステムと
位置1561の間でポッドを動かすべく前方又は後方に回転することができるコ ンベヤを備え得る。同じように、プラットフォーム156は、少なくとも2つの スタックされた棚を含むことができ、その内の少なくとも1つは、延びたり引っ 込んだりして前部および後部SDRシステムと位置1561との間で、上に位置 するポッドを動かすようにすることができる。図11Aの多重SDRシステム1
58のグリッパ120の一方または両方は、望ましくはシステムの範囲内でその
最終的なオリエンテーションに位置1561で示されるその最初のオリエンテー ションから、且つその逆にそれを回転させるためにポッドを回転させることがで
きる。代わりにまたは追加的に、プラットフォーマット156が2つ以上の棚を 含む場合、棚は、ポッドを回転し得る。
【0080】 図11Bの実施態様は、SDRシステムがプロセスツールの前面に取付けられ
た図3A−3Cの実施態様に類似しているが、図11Bの実施態様は、一対の背
中合わせのシステム122を含むという変更を伴う。この実施態様で、前部SD
Rシステムだけがツール区画内にベイ壁130を超えて突き出るように、ツール
とSDRシステムは、セットバックされる。これは、後部SDRシステムだけに
ネットフットプリント増加をもたらす。ポッドは、手動で、オーバーヘッド搬送
システムにより、コンベヤにより、または搬送車によって、前部SDRシステム
内の棚114のうちの1つに又はそれから転送され得る。ポッドが図11Bの多 重SDRシステム158にロードされたところで、ポッドは、その後、前部SD
Rシステムで格納されるか、プラットフォーム156を介して後部SDRシステ
ムに転送され得る。再び、この実施態様のプラットフォーム156は、コンベヤ
が延びて且つ引っ込むことができるスタックされた棚を含むことができる。一度
後部SDRシステムで、ポッドは再び格納されるか、ツールロードポートに転送
され得る。ウェーハの特定のロットの処理の完了時に、従属するポッドは、ツー
ルロードポートから後部SDRシステムの棚までまたはコンベヤ156を介して
前部SDRシステムの棚に転送され得る。図示しないが、図11Aと11Bの多
重SDRシステムは、2つの別々のSDRシステム間でポッドを転送するために 二つ以上のコンベヤ156を含み得るように考えられる。水平レールを後部SD
Rシステムで棚のツール側に、かつ前部SDRシステムで棚の通路側に置くこと
は、図11A及び11Bの実施態様で望ましいかもしれない。そのように、水平
レールは、前後部SDRシステム間でポッドをシャッフルしているコンベヤを妨
げることができない。
【0081】多重のプロセスツールに一つの格納、搬送および回収システム ツールが、これらのツールの間でポッドの移動を容易にするために、SDRシ
ステム122によって結び付けられることを可能にするのが本発明のもう一つの
特徴である。例えば、プロセスツールに入る前にまたはプロセスツールからの出
た際にウェーハを検査する役割がある測定ツールとプロセスツールとを結びつけ
ることは、有利だろう。同じように、湿式ステーションからのウェーハが自然酸
化物成長を最小にするために炉にSDRシステムを通して速く通過することがで
きるように、特定のプロセスツール(例えば湿式ステーションと炉)を結びつけ
ることは、有利だろう。さらに、2つの同じプロセスツールを結びつけることは
有利だろう。このように、あるツールが不活動になるならば、そのツールに予定
のポッドは、活動ツールにSDRシステムを通して至るようコースを変更される
ことができる。 これらの利点を提供している本発明の実施態様は、図12の正面図で示される
。図12の実施態様は、SDRシステムがプロセスツールの前面に取付けられた
図3A−3Cの実施態様に類似しているが、図12の2つの隣接したプロセスツ ール124を提供するように寸法が決められた一つのSDRシステム122を含
む変更を伴う。上記の実施態様の場合のように、図12のSDRシステムは、複
数のポッド132を格納するために複数の棚114及びX−Z移送システムを含
み得る。そして、X−Z移送システムは、水平レール118に並進的に取付けら
れたグリッパ120を含んでおり、該水平レールは、一対の垂直レール116に
垂直に取付けられている。制御ソフトウェアは、必要に応じて棚と両方のツール
のポートの間でポッドを転送するために、X−Z移送システムの動作を制御し得
る。図12の説明は、2つのプロセスツールに関するものであったが、この実施
態様がプロセスツールと測定ツールに等しく適用できると理解される。図12の
実施態様は、例えば図11Bの背中合わせの多重SDRシステム158のような
上述された本発明の実施態様と以下に記述される発明の記述される発明の実施態
様との組み合わせとすることができると理解される。
【0082】 特定の実施態様で、プロセスツールや測定ツールは、互いの上に積み重ねるこ
とができる。本発明の実施態様に従うSDRシステムがスタックされたツールを
提供し、かつそれぞれのスタックされたツールとSDRシステムの格納棚との間
でのポッドの移送を行うために大きさが設定されるであろうと考えられる。
【0083】スタンドアロンのストッカーとしての格納、受渡しおよび回収システム 本発明の背景部分で述べたように、通常、ツールベイは、複数のポッドを格納
することができるストッカーを備えている。図1Aに示されているような直進す
るストッカーは通常、1列の格納棚と、棚の前にあり棚間でポッドを搬送するた
めのロボットとを備えている。時折、格納棚の別の列は第1列に並列に追加され
、中央にあり両方の棚間でポッドを搬送するロボットを備えている。本発明の背
景部分で説明したように、そのような直進するストッカーは幾つかの欠点がある
。例えば、格納棚の各列は搬送ロボットの直近になければならず、そのような装
置は所定平面で2つの列の棚を有することに限られる。ロボットは遠方の棚に到
達することができない。さらに、直進するストッカーは、ロボットがそれ自体の
空間を必要とすると共に3次元の搬送機構であるということのため、かなり大空
間を必要とする。
【0084】 スタンドアロンのストッカーとして、本発明はまた従来技術のこれらの問題を
解決することができる。グリッパはいろいろな大きさのSDRシステムの如何な
る地点にもアクセス可能であるので、システムはシステムの平面で多数の各種列
で供給されてもよい。その上さらに、本発明によるストッカーは従来の直進する
ストッカーに匹敵する格納能力を供給することができるが、より小さな設置面積
でそうすることができる。例えば、図2に示されているように、本発明は1列の
格納棚114を備え、直進するストッカーの格納棚と実質上同一空間を占有する
。しかし、X−Z搬送システムが実質上開発され、棚の上に横たわる時、本発明
は従来のポッド操作ロボットより非常に小さい設置面積でポッドを棚間で搬送す
ることができる。1実施例では、搬送システムは棚の奥行きに約3インチと同じ
くらい少し追加されてもよい。本発明によるストッカーの別の特徴は、ストッカ
ーに格納されている間、ポッドが静止したままであることである。幾つかの従来
のストッカーは回転木馬型システムを提供し、ポッドは循環し、アクセスされる
ポッドが搬送位置まで回転されるようになっている。そのようなシステムは振動
に影響されやすく、代わるがわるウェーハに粒子を発生することがある。SDR
システムの静止した格納位置にため、本発明では問題がない。
【0085】 本発明によるスタンドアロンのストッカーの更なる利点は、それが従来のロー
カルツールバッファと同一またはそれより少ない設置面積でより高い格納密度を
提供することである。図13Aを参照すると、図11Aに示されているように、
3つのポッドの幅、2つのポッドの奥行きのSDRシステム用の格納密度(すな
わち、設置面積に対する格納空間の割合)のグラフによる表現を示している。図
1B〜1Cの従来のバッファのための格納密度のグラフ表現でのように、各ボッ
クスは単一ポッドにより占有されることのできる空間を表わしている。そのため
、図11Aで示されているシステムのための格納密度は4〜6または66%であ
る。本発明の1つのポッドの奥行きおよび3つの装置の幅によるシステムは同一
の格納密度を有するであろう。図13Bを参照すると、4つのポッドの幅で2つ
のポッドの奥行きのSDRシステム用パッキングのグラフによる表現を示してい
る。そのようなシステムのための格納密度は6〜8または75%である。従来技
術ではその範囲の格納密度を提供することはできない。
【0086】 図13Cに示されているように、SDRシステム122はスタンドアロンのス
トッカーとしてベイ中のいろいろな場所で提供されてもよい。好適な実施例では
、システム122は(図8Aおよび8Bの実施例でのように)その側がツールベ
イの壁に近接するように方向付けされてもよい。代わりに、この実施例によるS
DRシステムは一部分がツールベイ内で、一部分が溝にあってもよい。この実施
例によるSDRシステムは他の方向付けをされてもよいことが分かる。その上さ
らに、この実施例のSDRシステムは、例えば、図11Aおよび11Bに関して
開示された裏返しのSDRシステムのように、上述された実施例と組合せられて
もよいことが考えられる。そのような実施例は前後のSDRストッカー装置の間
でポッドを移動させるための1以上のコンベアを備えていてもよい。この設計は
、いろいろな搬送が互いに緩衝する虞れなく、X−Z平面ではグリッパにより、
またY方向ではコンベアにより迅速なポッド搬送を提供する。
【0087】ソフトウェア制御システム バッファシステムの動作およびソフトウェア制御は今、図14に示されたフロ
ーチャートに関連させて説明されるであろう。一般に、材料制御ソフトウェアは
ファブワイドスケジューリングルーティン、幾つかの例では、イントラベイスケ
ジューリングルーティンを備えている。ファブワイドでイントラベイのスケジュ
ーリングルーティンは通常、プロセスツールへの受渡しが到着に関して重要でな
くなる範囲を除いて、本発明により影響を受けない。
【0088】 本発明の所有者に譲渡された米国特許No.5,166,884、米国特許No.4,974,166お
よび米国特許No.5,097,421はそれぞれいわゆる「スマートタグ(SMART tag)」 に関しており、ウェーハロットはウェーハファブの回りのその各種場所で探知さ
れてもよく、プロセスがそのロットに実行されることに関して制御されてもよい
。上記した3つの特許は完全にここにインコーポレイテッドバイリファレンスさ
れている。特に、各ポッドはポッド内の特定のウェーハロットとロットで実行さ
れる特定のプロセスを識別する情報を格納する電子タグ162(図9A)を備え
ている。グリッパはスマートタグからこの情報を回収し、バッファスケジューリ
ングルーティンおよびツールにこの情報を伝えることができるセンサー備えてい
る。スマートタグシステムの代わりまたはそれに加えて、バーコードリーダーま
たはRF受信機はグリッパ120に供給されてもよい。そのような実施例では、
グリッパは横列に沿って水平に及び又は縦列に沿って垂直に移動する時、バーコ
ードリーダーはバーコードを読み取り、またはRF受信機は横列及び又は縦列で
各ポッドに供給される索引情報を受け取る。水平レールはその長さに沿った複数
のそのようなセンサーを備え、各センサーは格納棚の縦列に配列されている。こ
の実施例では、水平レールが垂直に1回完全に通る間、センサーはSDRシステ
ムのそれぞれのポッドをマップしていもよい。この情報はまたポッドを追跡する
と共にポッドの動作を制御するためにも使用することができる。特定のウェーハ
ロットに関連する情報を格納し、情報を回収すると共に伝達するために各種他の
機構が使用されてもよい。例えば、本発明の代わりの実施例では、ポッドにはス
マートタグ、バーコードまたは他の索引マークがない。
【0089】 幾つかの例では、ポッド内のウェーハロットは優先ロットとして示されている
。いろいろな理由のため、短期間で特定のロットに対する半導体処理シーケンス
を完了することが望まれている。したがって、一度、ツールロードポートが段階
200で直ぐに利用可能であると決定された場合には、次にスケジューリングル
ーティンがチェックし、優先ロットが段階204でスケジュールされるかどうか
を調べる。そうである場合には、段階206で優先ロットはそれが利用可能にな
った時に得られ、ツールロードポートに載せられる。ロットの優先性を示す情報
はポッドスマートタグに含まれてもよく、バーコードまたはRF送信機で符号化
され、または何か他の公知な索引機構により示される。その後、スケジューリン
グルーティンは段階200に戻り、次に利用可能なツールロードポートをチェッ
クする。
【0090】 優先ロットがないとスケジューリングルーティンが決定した場合には、それは
次にチェックし、段階208でスケジュールされたバッファの正常製品のウェー
ハロットがあるかどうかを調べる。好適な実施例では、スケジューリングルーテ
ィンはFIFO論理を利用して、1以上の正常な製品ロットがスケジュールされ
、プログラムは長時間格納されたロットをバッファに選択させ、段階210でツ
ールロードポートにそのロットを搬送するようになっている。
【0091】 時折、ロットはプロセスを通して送られ、ウェーハ及び又はプロセスツール内
の各種パラメータをテストする。これらロットは「エンジニアリングロット」と
呼ばれる。代わりに、オペレーターはスケジュールルーティンを中断したり、別
のツールまたは場所に移動するためロッドを手動で回収したいことがある。段階
208で、ツールロードポートを直ぐに利用可能にスケジュールされた正常な製
品ロットがないとスケジュールルーティンが決定した場合には、ルーティンは次
に段階212でエンジニアリング又は中断ロットをチェックする。あった場合に
は、段階214で、それらのロットは手動の入出力ポートに搬送され、再び、F
IFO論理が適用される。ロットがエンジニアリングまたは中断ロットであるこ
とを示す情報はポッドのスマートタグに含まれてもよく、バーコードまたはRF
送信機で符号化され、または何か他の公知な索引機構で示される。次に、ルーテ
ィンは段階200に戻り、次に利用可能なロットをチェックする。ツールロード
ポートが直ぐに利用可能であり、優先事項、正常な製品、またはベイ100で利
用可能なプロセスツールのためにスケジュールされたエンジニアリング/中断ロ
ットがない場合には、自動材料取扱いシステム(AMHS)スケジューリングル
ーティンが動作し、利用可能なプロセスツールのためにスケジュールされたロッ
トを得て、そのロットは段階216でバッファに搬送される。
【0092】 上述したように、プロセスに空きがないことが重要である。そのため、好適な
実施例でのイントラベイスケジューリングルーティンのための最優先事項は、プ
ロセスの完了により段階202〜216においてツールロードポートでポートが
迅速に除去されると共に取り替えられることを保証することである。しかし、直
ぐに利用可能な(例えば、次の1〜2分間)ツールロードポートがないとスケジ
ュールルーティンが決定した場合には、バッファスケジューリングルーティンの
次の優先順位がバッファにより多くパッドを運んでくるであろう。イントラベイ
スケジューリングルーティンは、例えば、ポッドが次に搬送されるロードポート
に最も近い利用可能な棚のような、ポッドを格納する棚を選択する各種基準を使
用してもよい。段階221では、スケジューリングルーティンはまたロットのス
マートタグ、バーコード、またはそのロットに実行されるプロセス等に関連する
RF送信機に含まれた情報、ロットが優先事項またはエンジニアリング/中断ロ
ットであるかどうか、ポッドが格納される棚のアドレス、およびポッドが格納さ
れている時間を記憶する。段階204〜212において、この情報が使用され、
ポッドがロードポートに搬送される優先順位を決定する。
【0093】 時々、二つ以上の処理が同じバッファ内のロット上で実行される。そのように
、その上の処理の完了により一度ロットがロードポートから除去されたならば、
スケジューリングルーチンは、そのロットがSDRシステムよって提供される別
のツール内で更なる処理を経験するかどうかをステップ222で検査する。経験
するならば、ロットは、ステップ220で格納棚114に戻され、かつSDRシ
ステムによって提供されるツールのそのロット上で更なる処理が実行されないな
らば、ステップ224でポッドを受渡しシステムに転送し戻すのが好ましい。
【0094】 当業者により理解されるように、図14に示しかつ上述した動作のシステムは
、本発明によるバッファの制御に対する多くの実施例のたった一つである。
【0095】 システムの動作を決定するための上述した基準に加えて又はその代わりに、多
数の他の優先順位(プライオリティ)及び偶発性(コンテンジェンシ)をルーチ
ンに含み得る。更に、上述したシステムは、プルベースシステムである。即ち、
アルゴリズムは、バッファ内のツールロードポートがオープンであるかどうかに
注目し、かつそうであれば、ポッドは、利用可能なロードポートに転送、または
プルされる。
【0096】 ソフトウェア制御は、ツールへの電源異常を処理するためのコードを含むとい
うことも意図する。当業者により理解されるように、電源異常の場合には、処理
のリザンプションにより、数、位置、及び/又はロットの識別を再識別するため
に種々の誤り回復スキームがソフトウェア制御に提供され得る。本発明の一実施
例では、グリッパは、電源落ちにより元の位置に戻り得る。電源異常を処理する
アルゴリズムは、SDRシステムの又はツール上の他の構成と衝突せずにグリッ
パが元の位置に戻り得ることを確保すべくグリッパ上のセンサ及び/又は水平レ
ールと協動し得る。
【0097】 グリッパは、移動する度にポッドの位置を感知するための様々な他の位置セン
サ(図示省略)を含み得る。当業者により理解されるように、そのようなセンサ
は、ポッドが棚に適切に配置されることを確実にするために用いられ得る。セン
サシステムは、例えば、光ブロックザビームまたは反射センサ、IRセンサ、電
荷結合ディスプレイ(CCD)カメラのような、レーザ又はビデオカメラのよう
な、様々な感知システムのいずれかであり得る。
【0098】 ポッドをSDRシステムに挿入するために、人間のオペレータは、手動式入出
力ポート128にポッドを位置決めする。しかしながら、SDRシステム内の全
ての他の利用可能な格納位置がポッドによって占有されている場合には手動式入
出力ポート128のポッドの手動位置は、システムバックアップにおいて、X−
Z転送機構がポッドをリフトしかつどこにも転送することができないという結果
をもたらす。上述したスケジューリングルーチンは、この状況を回避するために
自動搬送装置を制御することができる。しかしながら、人間のオペレータは、こ
の状況を認識できないかもしれない。従った、本発明の更なる実施例によれば、
SDRシステムの全ての利用可能な格納位置が占有されているならば、ソフトウ
ェア制御システムは、ポッドを手動式入出力ポー度128に自動的に移動し、そ
れによりオペラータが別のポッドをそれにロードしないようにさせてかつ少なく
とも一つの棚がSDRシステムについてポッドを入れ換えかつ移送するために利
用可能であるといおうことを確実にする。
【0099】 ここで本発明は詳細に説明されたが、本発明は、ここに開示された実施例に限
定されるものではないということを理解すべきである。添付した請求の範囲によ
って記述されかつ定義される本発明の精神及び範疇から逸脱することなく様々な
変形、代替、及び変更が当業者によってされる得る。
【図面の簡単な説明】
【図1A】 複数のポッドを格納及び移送するための、従来のローカルツールバッファの透
視図である。
【図1B】 先行技術の格納及び移送デバイスでの格納密度の図による表現である。
【図1C】 先行技術の格納及び移送デバイスでの格納密度の図による表現である。
【図2】 本発明によるポッドの格納、搬送、及び回収システムの透視図である。
【図3A】 本発明による格納、搬送、及び回収システムのプロセスツールの前部の近傍の
平面図である。
【図3B】 図3Aに示した格納、搬送、及び回収システムの側面図である。
【図3C】 図3Aに示した格納、搬送、及び回収システムの前面図である。
【図3D】 本発明による他の格納棚の形態を含む格納、搬送、及び回収システムの前面図
である。
【図4A】 本発明による、棚上に設置された半導体ポッドの前面図である。
【図4B】 本発明の他の実施形態による、棚上に設置されたポッドを示す図である。
【図5】 本発明による、グリッパの透視図である。
【図6】 本発明による、グリッパの側面図である。
【図7】 本発明の他の実施形態による、グリッパの透視図である。
【図8A】 プロセスツールの側面に設置された、本発明による、格納、搬送、及び回収シ
ステムの平面図である。
【図8B】 図8Aに示された格納、搬送、及び回収システムの前面図である。
【図8C】 プロセスツールの側面に設置され、プロセスツールベイ中に広がる、本発明に
よる、格納、搬送、及び回収システムの平面図である。
【図9A】 プロセスツールの前部に設置され、2つの深い棚の形態を有する、本発明によ
る、格納、搬送、及び回収システムの断面の側面図である。
【図9B】 プロセスツールの前部に設置され、2つの深い形態及びそこに取り付けられた
コンベヤを含む、本発明による、格納、搬送、及び回収システムの平面図である
【図9C】 プロセスツールの前部に設置され、2つの深い形態及びそこに取り付けられた
コンベヤを含む、本発明による、格納、搬送、及び回収システムの平面図である
【図9D】 プロセスツールの前部に設置され、2つの深い形態及びそこに取り付けられた
コンベヤを含む、本発明による、格納、搬送、及び回収システムの平面図である
【図10A】 プロセスツールの前部に設置された、本発明による、複数の並んでいる格納、
搬送、及び回収システムの平面図である。
【図10B】 図10Aに示された、複数の並んでいる格納、搬送、及び回収システムの平面
図である。
【図10C】 プロセスツールの前部に設置され、2つの個別のシステムを連結するコンベヤ
を含む、本発明による、複数の並んでいる格納、搬送、及び回収システムの平面
図である。
【図11A】 プロセスツールの側面に設置された、本発明による、複数の背中合わせの格納
、搬送、及び回収システムの平面図である。
【図11B】 プロセスツールの前部に設置された、本発明による、複数の背中合わせの格納
、搬送、及び回収システムの平面図である。
【図12】 1より多くのプロセスツールを運ぶ、本発明による、格納、搬送、及び回収シ
ステムの平面図である。
【図13A】 本発明によるストッカーでの格納密度の図による表現である。
【図13B】 本発明の他の実施形態によるストッカーでの格納密度の図による表現である。
【図13C】 本発明によるストッカーを含むプロセスツールの平面図である。
【図14】 本発明によるソフトウェア制御のフローチャートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マーティン レイモンド エス アメリカ合衆国 カリフォルニア州 95134 サン ホセ カミール サークル 437−12 (72)発明者 フォスナイト ウィリアム ジェイ アメリカ合衆国 テキサス州 78730 オ ースティン カイト テイル ドライヴ 5300 (72)発明者 ネッツ ロバート アメリカ合衆国 カリフォルニア州 94536 アラメーダ グランド ストリー ト 719 (72)発明者 オーデン ジョシュア ティー アメリカ合衆国 カリフォルニア州 94536 フリーモント バルセロナ ドラ イヴ 894 (72)発明者 モーシア テリー エル アメリカ合衆国 カリフォルニア州 95070 サラトガ マイケルス ドライヴ 21075 Fターム(参考) 3F022 AA08 BB08 CC02 EE05 EE09 FF01 JJ11 JJ19 KK11 LL07 MM01 MM08 MM15 MM17 MM22 MM32 MM35 NN02 NN05 PP04 QQ08 QQ11 QQ17 5F031 CA02 DA01 FA11 GA13 GA48 GA49 GA59 【要約の続き】 つレール(116)は、小さいポロフィールを有しかつ 格納棚(114)に直近して動作する。これらの特徴 は、本発明による格納、搬送及び回収システム(12 2)を更に提供する。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンテナを格納及び/又は移送するための機構であって: 支持構造; 前記支持構造に取付けられかつ基準面に延伸している少なくとも一つの棚であ
    り、前記コンテナを支持することが可能である該少なくとも一つの棚;及び 前記支持構造に取付けられた一対の垂直レール、 前記垂直レールに関して垂直な移動に対する前記一対の垂直レールに並進的に取
    付けられた水平レール、及び 前記水平レールに関して水平な移動に対する前記水平レールに並進的に取付けら
    れたグリッパであり、前記コンテナをグリッパしかつ移送することが可能である
    該グリッパ、 を含む移送機構 を備えていることを特徴とするコンテナを格納及び/又は移送するための機構。
  2. 【請求項2】 前記グリッパは、前記基準面を垂直及び水平に移動するよう
    に拘束されることを特徴とする請求の範囲第1項に記載のコンテナを格納及び/
    又は移送するための機構。
  3. 【請求項3】 前記機構は、半導体プロセスツールのツールロードポート上
    に取付けられ、かつ該機構は、前記コンテナを前記半導体プロセスツールへ転送
    しかつ当該半導体プロセスツールから転送することを特徴とする請求の範囲第1
    項に記載のコンテナを格納及び/又は移送するための機構。
  4. 【請求項4】 前記機構は、コンテナを格納するためのストッカーとして機
    能することを特徴とする請求の範囲第1項に記載のコンテナを格納及び/又は移
    送するための機構。
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