JP2001509048A - 可変電流ctスキャニング - Google Patents

可変電流ctスキャニング

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Abstract

(57)【要約】 CTスキャナの放射線束を調節する方法で、スキャナで撮像する身体に関する放射線減衰データを、身体に沿った第1軸方向位置の近傍でCTスキャンから取得するステップと、データに基づき、半径方向の視角に応じて変調関数を決定するステップとを含む方法。身体をスキャナに対して身体に沿った第2軸方向位置に並進させ、変調関数を使用して身体に当たる放射線束を制御しながら、CTスキャンを第2軸方向位置の近傍で実行する。

Description

【発明の詳細な説明】 可変電流CTスキャニング 発明の分野 本発明は一般にコンピュータ断層撮影(CT)システムに関し、特にCTスキ ャニング中に患者が曝される放射線量を制御する方法に関する。 発明の背景 CTスキャナは、被検者の体内の複数の経路に沿ったX線減衰測定に基づいて 画像を形成する。身体は通常、当技術分野で知られているように、高圧電源(H VPS)で駆動されるX線管によって一方側から照射される。X線は、身体のX 線管とは反対側にある検出器が受け取り、検出器はそこに入射した減衰放射線束 に比例する信号を生成する。複数の角度の視野(view)から減衰信号データ を取得することができるように、X線管は身体の周囲を(3次元スキャナ内で、 検出器と共に)回転する。これらのデータは、前処理してフィルタにかけ、背面 投射して、身体を通る断面スライスの画像を再構築する。複数の画像スライスを 再構築し、3次元CT画像を生成するよう、身体をX線管の回転面に対して軸方 向に平行移動させる。 CT画像の品質は、減衰データの信号対ノイズ比(SNR)に依存し、この比 率は一般に検出器における放射線束が増加すると増加し、量子変動が主なノイズ 源である場合に特にそうである。したがって、HVPSは通常、比較的高い電流 をX線管に与え、その結果、高いX線束を身体に照射するよう設定される。高い 線束が必要なのは、特に、脳のような特に高いSNRが望ましい身体の領域、ま たは骨盤や肩のようなX線の減衰が特に高い領域、及び大きい被検者の身体の撮 像の際である。 しかし、身体の他の部分、または身体の異なる角度の視界では、X線の減衰が それほど高くないことがあり、比較的低いX線束で許容可能なSNRを獲得する ことができる。このような身体の部分および視野では、必要以上に高いX線束を 使用することは、次のような幾つかの理由で望ましくない。つまり、被検者を過 度の放射線量に曝し、X線管とHVPSの消耗を増大させ、CTスキャナの運転 費用を増加させるのである。したがって、X線束は、身体の相対的減衰を考慮に 入れて調節することが好ましい。 通常、身体のX線減衰は、身体の厚さが増加するとともに、つまり身体を通る 経路の長さが増加するとともに増加する。胴体の断面は円形ではなく、ほぼ楕円 であるので、左右方向に胴体を横断するX線の経路長は、表裏方向の経路長より かなり大きいものとなる。したがって、X線管が水平に近くX線が「厚い」方向 で胴体を通過する視野で、適切な照射レベルを与えるX線管の電流は、X線管が 垂直に近く「薄い」方向の視野で必要な電流より大きい。X線管を一定の電流で 作動させると、薄い視野が照射過剰になるか、厚い視野が照射不足になる。さら に、非対称形の身体では、再構築した画像に対するノイズの寄与は、非等方に分 散し、したがって画像のアーチファクトが生じることがある。 胴体は垂直方向より水平方向で厚いが、頭部など、身体には水平方向より垂直 方向の方が厚い部分もあることが理解されるであろう。さらに、所与の経路に沿 ったX線の減衰は、身体を通る経路の長さばかりでなく、X線が経路に沿って横 断する組織のタイプにも左右される。特に、骨は軟らかい組織よりはるかに強く X線を減衰させる。厚さの変化を補償するいかなる方法も、このような違いを考 慮に入れなければならない。 本特許出願の記述において、身体を通る放射線束の方向に関して使用される「 厚さ」、「厚い」および「薄い」という用語は、減衰の大小の方向を判別する際 に、身体を通る経路の長さと組織のタイプとを組み合わせた効果を指すことも理 解されるであろう。 引用により本明細書に組み込まれるToth他の米国特許第5,450,46 2号は、薄い方向より厚い方向で大きい照射を与え、厚い方向と薄い方向で検出 器への平均線束入射量が概ね等しくなるよう、X線管への電流がX線管の回転中 に変化するCTスキャナについて述べている。CTスキャンを実行する前に、身 体の、垂直、平面、縦方向に2回の予備スキャンを実行することにより、視角の 関数として被検者の身体を通るX線経路長を推定するものである。しかし、この やり方自体が、CT画像を取得する時間を長くし、被検者の放射線被曝量を増加 させる。というのは、通常、このような平面の予備スキャンは、実施しても1回 だけだからである。更に又、CTスキャンは身体のいたるところで一連の角度か らの視野を有するのに対し、身体の2つの平面投影しか考慮に入れないので不正 確でもある。 引用により本明細書に組み込まれるWilliams他の米国特許第5,48 5,494号は、HVPSにX線管電流値のルックアップ表を予めロードするこ とにより、X線管の回転中にX線管の電流を変化させる手法について述べている 。この手法は、主として、上述の’462特許に記載されている予備スキャニン グ方法に適用するものであり、上記で指摘した欠点を克服していないものである 。 発明の概要 本発明の目的は、撮像される身体の様々な視角での減衰の変化に応じて、CT スキャナのX線管が生成する放射線束を調節する改良された方法を提供すること である。 本発明の幾つかの態様では、予備的な平面スキャンを実施する必要性のない、 スキャン中に線束を最適に調節する方法が提供される。 CTスキャン中にリアルタイムで取得し、処理したX線減衰データに基づき、 それに適応するよう線束を調節する方法を提供することが、本発明の幾つかの態 様のさらに別の目的である。 本発明の1つの態様では、スキャンで各軸方向画像スライスからの減衰データ を使用して、次の連続した画像スライス中に線束を調節する。 本発明の別の態様では、各視野または連続する視野のグループからの減衰デー タを使用して、次の視野または連続する視野のグループ中に線束を調節する。 本発明の別の態様では、「薄い」方向より「厚い」方向でより大きい照射を行 うよう、線束を調節する。 本発明の好ましい実施形態では、CTスキャナは、CTスキャン経路のコース に沿って、被検者の身体を通る1つまたは複数の初期視角からX線減衰データを 取得する。これらのデータを使用して、高減衰(「厚い」)を特徴とする半径方 向で、低減衰(「薄い」)方向より適切に大きい線束を提供するよう、視角の関 数として身体のX線照射の強さを制御する変調関数を決定する。スキャナが、初 期視角の近傍で、これに沿ってその後の1つまたは複数の視角からX線減衰デー タを取得できるよう、CTスキャンが継続する。変調関数を適用して、その後の 視角で照射強度を制御し、その後、これらの視角で取得した減衰データに応じて これを修正する。これらのステップは、ある範囲の半径および軸方向位置にわた り、反復的に繰り返すことが好ましい。 X線照射は、身体の周りで回転するX線管から行うことが好ましい。X線管は 、コンピュータに制御されたHVPSで駆動され、コンピュータは変調関数に応 じてHVPSの電流出力を変更する。コンピュータは、身体のCTスキャンと同 時に、連続的に変調関数を計算および/または更新することが、さらに好ましい 。 変調は、取得したデータのSNRがX線管の一回転全体にわたってほぼ一定に なるか、データが一回転全体にわたってほぼ一定の平均信号レベルを有する、あ るいはその両方になるよう決定することが好ましい。 本発明の幾つかの好ましい実施形態では、CTスキャナは順次モードで作動し 、身体を連続する位置ごとに軸方向で静止状態に保持しながら、減衰データを一 連の軸方向の位置のそれぞれで複数の角度視野から取得する。各位置での複数の 角度視野が、身体の周りの完全な360°のスキャン、あるいは180°のスキ ャンをカバーし、そのスキャンを利用して、その位置での身体を通した平面画像 スライスを再構築することが好ましい。軸方向の各位置で取得したデータを使用 して、シーケンス中の次の軸方向位置で適用される変調関数を修正することが、 さらに好ましい。別法として、または追加的に、各位置ごとに各視野または視野 のグループで取得したデータを使用して、その軸方向位置で次の視野または視野 のグループでの変調関数を修正する。 本発明の他の好ましい実施形態では、CTスキャナは螺旋モードで作動し、連 続する視野が軸に対して螺旋パターンを描くよう、連続的な視角からデータを取 得するにつれ、身体の軸方向位置を連続的に前進させる。変調関数の開始値は、 第1軸方向位置の近傍で螺旋の第1部分にわたる1つまたは複数の視野から取得 したデータを使用して、最初に決定することが好ましい。あるいは、開始値は演 繹的に推定してもよい。その後、スキャンが進行するにつれ、螺旋に沿って各視 野または視野のグループから連続的に取得したデータを使用して、関数を連続的 に修正する。 関数は、データを新しい視角から取得するごとに、例えば1°間隔で修正する ことが好ましい。したがって、新しい視野ごとにあるいは新しい視野のグループ ごとに取得したデータを使用して、次の視野で適用する変調関数を決定する。 あるいは、螺旋に沿った360°、180°または90°の回転区間ごとに、 または任意の他の適切な角度区間ごとに関数を修正してもよい。次に、新しい区 間ごとに取得したデータを使用して、スキャンの次の回転区間に適用する変調関 数を修正する。各区間内で、X線強度は概ね一定ではなく、区間内の視角の関数 として変化する。 本発明の好ましい実施形態では、CTスキャナは、X線減衰を示す生データ信 号を生成する複数の検出器エレメントを備えた検出器アレイを含む。この生デー タを前処理して、正規化し、補正した対数減衰データを生成し、次にこれをフィ ルタに通して背面映写し、身体の画像スライスを再構築する。 本発明の幾つかの好ましい実施形態では、上述したように、変調関数の決定お よび/または修正に生データを使用する。他の好ましい実施形態では、リアルタ イムで生データの前処理を実施し、変調関数の決定および/または修正に前処理 したデータを使用する。いずれの場合も、変調関数の決定および/または修正に は、データを取得したX線照射の強度を考慮してデータを調節することが好まし い。 本発明のさらに他の好ましい実施形態では、第1軸方向位置で画像スライスを 再構築した後、スライスを使用して、その位置における身体の厚いおよび薄い寸 法を見出す。次に、第2軸方向位置で適用すべき変調関数の決定および/修正に 、これらの寸法を使用する。 本発明の幾つかの好ましい実施形態では、身体をCTスキャナの中心軸に対し て対称に配置し、視角のシヌソイドまたは同様の関数を使用してX線照射を変調 する。しかし、他の好ましい実施形態では、身体の非対称性を、または中心軸に 対する身体の非対称の配置を考慮して、変調関数を調節する。これらの実施形態 では、関数は減衰データから演鐸的に導くことができ、予め決定された解析形式 を必要としないが、言うまでもなく、解析関数を使用してもよい。 また、本発明の幾つかの好ましい実施形態では、再構築した画像から身体の輪 郭を判別し、次に輸郭を使用して、変調関数の計算から、身体以外の区域からの 画像アーチファクトを排除する。このような補正をしないと、これらの画像アー チファクトは変調関数を歪めて、不均一なSNRをもたらすことがある。 したがって、本発明の好ましい実施形態により、CTスキャナの放射線束を調 節する方法であって、 身体に沿った第1軸方向位置の近傍で、CTスキャンからスキャナで撮像した 身体に関する放射線減衰データを取得するステップと、 データに基づき、半径方向の視角に応じて変調関数を決定するステップと、 身体に沿って第2軸方向位置に、身体およびスキャナを相対的に並進させるス テップと、 変調関数を使用して身体に当たる放射線束を制御して、第2軸方向位置の近傍 でCTスキャンを実施するステップを含む方法が提供される。 CTスキャンから放射線減衰データを取得するステップは、3つ以上の半径方 向の視角からのデータを取得するステップを含むことが好ましい。 この方法は、さらに、 放射線減衰データを取得する上記のステッブを第2位置で繰り返すステップと 、 第2位置で取得したデータに基づいて変調関数を修正するステップと、 面が身体に沿って第3軸方向位置を切り取るよう、身体と面を相対的に並進さ せるステップと、 修正した変調関数を使用して、第3軸方向位置で身体に当たる放射線束を制御 するステップを含むことが好ましい。 減衰データは、変調関数を決定する前に、検出効率の変化に合わせて正規化し 、補正することが好ましい。 減衰データを背面映写して画像スライスを生成し、スライスからの画像情報を 変調関数の決定に使用することが、さらに好ましい。 放射線減衰データを取得するステップは、身体の軸に対して回転パターンを描 く一連の視角から減衰データを取得するステップを含み、変調関数を決定するス テップは、回転パターンを複数の連続する角度セクターに分割するステップと、 セクターごとに関数を更新するステップとを含むことが好ましい。回転パターン を複数の角度セクターに分割するステップは、連続する各視角を連続するセクタ ーと一意的に関連付けるステップを含むことが好ましい。 変調関数を決定するステップは、各セクターで取得した放射線減衰データを使 用して、次の隣接するセクターで放射線束を制御するための変調関数を計算する ステップを含むことが好ましく、第1セクターで取得した放射線減衰値を使用し て、身体に対して第1セクターとほぼ同じ範囲の半径方向角度を含む次のセクタ ーの変調関数を計算することが、より好ましい。 回転パターンを描く一連の視角から減衰データを取得するステップは、螺旋パ ターンを描く一連の視角から減衰データを取得するステップを含むことが好まし い。 視角に応じて変調関数を決定するステップは、減衰データから導かれた関数パ ラメータを含む解析関数を決定するステップ、あるいは減衰データから導かれた 関数の1組の演鐸的値を決定するステップを含むことが好ましい。 本発明の好ましい実施形態によると、CTスキャナの放射線束を調節する方法 であって、 放射線源をCTスキャン経路のコースに沿って第1視角に配置するステップと 、 放射線源を使用して、CTスキャン経路のコースに沿って第1視角を含む第1 角度セクター内で、1つまたは複数の視角から被検者の身体を照射するステップ と、 第1角度セクター内の1つまたは複数の視角で、身体に関するX線減衰データ を取得するステップと、 第1角度セクターで取得したデータに基づき、変調関数の少なくとも1つの値 を決定するステップと、 放射線源を、CTスキャン経路のコースに沿って、第1角度セクターに隣接す る第2角度セクターまで前進させるステップと、 第1角度セクターで取得したデータに基づいて決定した変調関数の少なくとも 1つの値を使用して、放射線源の強度を制御しながら、第2角度セクター内の1 つまたは複数の視角から身体に照射するステップとを含む方法が、さらに提供さ れる。 この方法は、さらに、 第2角度セクター内の1つまたは複数の視角で、身体に関するX線減衰データ を取得するステップと、 第2角度セクターで取得したデータに基づいて、変調関数を修正するステップ と、 CTスキャン経路のコースに沿って、第2角度セクターに隣接する第3角度セ クターへ、放射線源を前進させるステップと、 修正した変調関数を使用して放射線源の強度を制御しながら、第3角度セクタ ー内の1つまたは複数の視角から身体に照射するステップとを含むことが好まし い。 放射線源を前進させるステップは、身体に対してほぼ螺旋形のスキャン経路に 沿って放射線源を前進させるステップを含むことが好ましい。 任意の1つの角度セクター内で1つまたは複数の視角から身体に照射するステ ップは、その角度セクター内の1つの視角から身体に照射するステップを含むこ とが好ましい。 減衰データは、変調関数を決定する前に、検出効率の変化に合わせて正規化し 、補正することが好ましい。 本発明は、その好ましい実施形態に関する以下の詳細な記述を、図面と合わせ て考察することにより、さらに完全に理解される。図面の簡単な説明 図1は、本発明の好ましい実施形態によるCTスキャナの略部分等角図である 。 図2Aは、本発明の好ましい実施形態により、CTスキャナのX線管を変調さ せる方法を概略的に示すフローチャートである。 図2Bは、本発明の別の好ましい実施形態により、CTスキャナのX線管を変 調させる方法を概略的に示すフローチャートである。 図3は、本発明のさらに他の好ましい実施形態により、CTスキャナのX線管 を変調させる方法を概略的に示すフローチャートである。 好ましい実施形態の詳細な説明 次に図1を引用すると、これは本発明の好ましい実施形態により作動可能なC Tスキャナ20を示す。スキャナ20は、ベース26に支持されたベッド24を 備え、ベッド上には被検者22が横たわり、その身体がスキャナで撮像されてい る。スキャナ20は、さらに、被検者22に照射するX線管28と、X線管28 からのX線を受け、被検者の身体を通過したX線の減衰に応じて信号を生成する 検出器アレイ30とを備える。アレイ30はX線検出器のエレメント23の1つ または複数の平行な列から成ることが好ましい。X線管28およびアレイ30は 、被検者22の周りを回転するよう、環状ガントリ32に取り付けられる。ベッ ド24は、被検者の身体の長軸に平行であることが好ましい軸34に沿って、ガ ントリ32中を前進する。 X線管28は、高圧電源(HVPS)38からの電流で駆動される。システム 制御ユニット46は、HVPSからX線管28に提供される電流が、以下のよう にスキャン中に動的に変化できるよう、制御信号および/またはデータをHVP S38に提供する。制御ユニット46は、通常はコンピュータを備え、さらに制 御信号を提供してベッド24を前進させ、ガントリ32を回転し、以下でも述べ るように、他のシステム機能を実行する。 HVPS38は、概ね、X線管28の作動範囲にわたって任意の電圧または電 流を供給することができる。しかし、HVPSは、例えば90、120および1 40kVなどの範囲内で制限された数の較正電圧値の1つを供給するよう制御さ れることが好ましい。これらのそれぞれの電圧で、X線管28は異なるX線エネ ルギー・範囲を生成するので、スキャナ20は、これらの違いを考慮に入れるよ う較正することが好ましい。HVPS38から供給される電流が変化しても、本 発明の原理により、電圧はほぼ一定に維持されることが好ましい。電流は、ある 範囲の較正された別個の値から同様に選択するか、連続的に変化させてもよい。 図1に示すようなスキャナ20は、当技術分野では第三世代のCTスキャナと して知られるタイプで、X線管28と検出器アレイ30との両方が被検者22の 周りを回転することを特徴とする。しかし、本発明の原理は、以下でさらに説明 するように、他のタイプのCTスキャナ、特に、X線管が被検者の周りを回転す る間、静止状態のままである環状検出器アレイを含む第四世代のCTスキャナに も等しく適用できることが理解される。さらに、スキャナ20は、当技術分野で 知られているような360°画像再構築モードか、180°再構築モードのいず れかで操作することができる。 スキャナ20は、順次モードまたは螺旋モードのいずれかで操作してよい。順 次モードでは、ベッド24を静止状態に保持しながら、X線管28をその周りで 完全に360°回転させる。次に、ベッド24を別の軸方向位置に前進させ、回 転を繰り返す。螺旋モードでは、X線管28が回転し、ベッド24が同時に前進 して、したがってX線管が軸34の周りの概ね螺旋の経路を描く。螺旋の経路が 一定のピッチを有するよう、ベッド24はほぼ一定の速度で移動することが好ま しい。いずれのモードでも、軸34はX線管28の回転面に対してほぼ垂直であ ることが好ましい。しかし別法として、軸34は、当技術分野で知られているよ うに、この面に対して角度をつけてもよい。 順次モードまたは螺旋モードのいずれかで、X線管28の複数の選択角度位置 のそれぞれで、データ取得回路36が「視野」を獲得する。つまり回路は、X線 管28からエレメントまでの線に沿ったX線減衰に応じて、アレイ30の各エレ メント23から信号を受信する。画像再構築回路40は、取得回路36からデー タを受け取り、当技術分野で知られているように信号の正規化および対数演算を 実施し、各エレメント23に対応する補正済みX線減衰値を導く。任意選択で、 これらの値を当技術分野で知られているようにリビン(rebin)して、これ をファン・ビーム・フォーマットから平行ビーム・フォーマットへと再整理する 。次に、回路40が、当技術分野で知られているように、フィルタリングおよび 背面投射を実行し、身体22の3次元CT画像を再構築する。これらの画像は、 画像メモリ42に保存して、表示ユニット44に表示し、他の方法で印刷および /または処理できることが好ましい。 図2Aは、本発明の好ましい実施形態により、順次スキャン・モードで、身体 22に対するX線管の位置の関数としてHVPS38からX線管28に供給され る電流を調整する方法を示すフローチャートである。ベッド24を、初期位置で ガントリ32に対して配置し、管28を少なくとも180°+Δの角度スキャン しながら、アレイ30で減衰データを取得し、ここでΔはアレイ30が受け取る X線ビームのファン角度であり、完全に360°回転することが好ましい。これ らのデータを前処理し、フィルタにかけて背面投射し、上述したように画像スラ イスを再構築する。フィルタリングおよび背面投射のステップは、以下で述べる ように変調関数の計算には直接関係ないので、図2Aには示していない。 前処理と同時に、またはその直後に、アレイ30で取得した生画像データを使 用して、図2Aの実線の矢印60で示すように、視角依存変調関数を計算する。 データを取得したX線管28にHVPS38から供給される電流のレベルを、関 数の計算で考慮することが好ましい。次にベッド24を第2軸方向位置に前進さ せ、上記のステップを繰り返す。第2位置でのスキャンの間、HVPSがX線管 28に供給する電流を変調するため、HVPS38に変調関数を適用する。初期 軸方向位置で減衰が相対的に高いことを特徴とするX線管28の視角では、比較 的弱い検出器信号で示されるように、電流が増加し、比較的低い減衰を特徴とす る角度では、電流が減少するよう、関数を決定することが好ましい。 比較的高い減衰を特徴とする視角は、概ね「厚い」方向となる。しかし、本発 明のこの実施形態および他の好ましい実施形態では、変調関数を決定するために 、身体22の幾何学的寸法を測定する必要がないことが理解される。 第2位置で新しい生画像データを取得した後、再計算し、その後に次の軸方向 位置で使用するか次の180°のスキャンで使用するために、必要に応じて変調 関数を修正するため、上記のステップを繰り返す。画像アーチファクトが現れる ような急激な変調の変動を避けるため、変調関数の再計算には平滑化関数を適用 することが好ましい。身体の意図された部分22が完全にスキャンされるまで、 これらのステップを反復的に繰り返す。 HVPS38の生成した電流を変調するため、様々な変調関数を使用すること ができる。例えば、角度位置の関数としての電流は、下式で与えることができる 。 I(θ)=Iave+ΔIcos(2θ) (1) ここでIaveはスキャン中の平均電流、ΔIは電流変調深さ(プラスまたはマイ ナス)、およびθはX線管28の視角であり、θは水平軸ではゼロとされる。胴 体のスキャンの場合、ΔIは一般にプラスであり、水平方向の方が電流が大きい 。図2Aに関して上述したように変調関数を計算するステップは、Iaveおよび ΔIの適切な値を決定して、全ての視角について適切な信号レベルを与えるステ ップを含む。 式(1)で与えられた変調関数を使用するのは、被検者の身体の断面がほぼ対 称であり、軸34に沿って中心に配置されていることを前提とする。例えば患者 の身体が傾斜しているために、これらの対称の条件を満足していないと判断した 場合は、式のcos項に位相角度を加えてもよい。身体22の減衰プロフィール をさらに正確に補完するため、コンピュータで生成した任意の視角の関数など、 他の変調関数も使用することができる。 上述した好ましい実施形態では、アレイ30からの生減衰データを使用して変 調関数を計算するが、他の処理ステージでCTスキャナ20が収集したデータを 、この目的のために代わりに使用してもよい。例えば、図2Aの点線の矢印62 で概略的に示した本発明の1つの好ましい実施形態では、データ取得回路36か らの前処理したデータを、関数の計算に使用する。データは、スキャン中にリア ルタイムで前処理することが好ましい。前処理したデータは、ビームの強度およ び検出器の効率レベルに合わせて正規化され、補正されているので、この方法で 、より最適で精密な変調関数を決定することができる。 図2Bは、本発明のさらに別の好ましい実施形態を概略的に示すフローチャー トである。この実施形態は、図2Aに関して上述したものと同様であるが、変調 関数の計算に生減衰データまたは前処理した減衰データではなく、CT画像の情 報を使用する。図に示すように、画像再構築回路40がデータをフィルタにかけ て、背面投射し、初期およびその後の軸方向位置でのスキャン中に画像スライス を生成する。次に、矢印64で示すように、これらの画像スライスのそれぞれか ら得た情報を使用して、これに続く軸位置の変調関数を計算する。例えば、様々 な視角軸で身体22の厚さを測定し、さらに画像で被検者の骨を特定して、その 位置および厚さに合わせて変調関数を調節するため、画像スライスを使用するこ とができる。 しかし、一般に、1つの画像スライスに対応するデータを取得してから、そこ から導かれた画像情報を使用して変調関数を更新するまでには、背面投射の集中 計算ステップを実行するのに必要な時間のため、遅延が生じる。したがって、本 発明の他の好ましい実施形態では、画像情報を生および/または前処理減衰デー タと組み合わせて、変調関数を計算してもよい。例えば、画像情報を使用して初 期変調関数を訃算し、その後、減衰データに基づいてこれを更新する。 180°または360°のスキャンにおける各角度セクターからのデータを使 用して、次のこのようなスキャンにおける同じセクターの変調関数を計算または 更新する、図2Aおよび図2Bに関して上述した好ましい実施形態の原理は、必 要な変更を加えて、螺旋スキャン・モードのCTスキャニングに適用することが できる。 図3は、上述した螺旋スキャン・モードのCTスキャニングに適用することが でき、本発明の好ましい実施形態による、身体22に対するX線管の位置の関数 としてHVPS38がX線管28に供給する電流を調整する別の方法を示すフロ ーチャートである。この方法では、ベッドがX線管の回転面を前進するにつれ、 ベッド24に対するX線管によって描かれる螺旋経路に沿ってX線管28が行う 360°の各スキャン回転が、N個の等しい角度セクターに分割され、それぞれ が360°/Nの角度範囲を有する。Nは、360°のスキャンで取得される角 度視野の数まで、任意の適切な整数値でよい。 図で示すように、HVPS38に適用する変調関数を最初に決定するため、X 線管28が螺旋の初期セグメントをスキャンする。減衰データをアレイ30から 受取り、これを使用して、好ましくは図2Aに関して上述した方法のいずれか1 つに従い、変調関数を計算する。セクター指数Jは、ゼロに初期化される。ベッ ド24が前進し、X線管28が第1セクターを好ましくは連続的かつ一定速度で 回転する。変調関数をHVPS38に適用して、スキャン角度の関数としてX線 管28が放射する放射線束を制御する。上述したように、第1セクターでアレイ 30から取得したデータを前処理し、画像再構築に使用する。それと同時に、こ れらのデータを使用して次のセクターの変調関数を更新し、必要に応じてこれを 再計算し、補正する。 次に、N個のセクターをスキャンするまで、第2セクター(N>1とする)お よびその後のセクター(N>2とする)で、これらのステップを繰り返す。次に 、Jをゼロにリセットし、身体22の意図した部分を完全にスキャンするまで、複 数回回転して、プロセスを繰り返す。 所与の回転のそれぞれの、つまりJ番目のセクターで取得したデータをリアル タイムで使用して、同じスキャンの次のJ+1セクターでX線束の制御に適用す る変調関数を更新し、修正することが好ましい。例えばJ+1セクターの変調関 数に割り当てる最適値などを、補間によって計算するため、J番目のセクターま で、所与の回転で取得したデータを、以前の1つまたは複数の回転から取得した データと比較することが、さらに好ましい。あるいは、単純化のため、セクター の角度範囲が比較的小さい限り、J+1セクターの変調関数は、J番目のセクタ ーのデータだけで決定することができる。いずれの場合も、セクターNの数は、 1つのセクターと次のセクターとの変調関数の相対的変動が小さくなるよう、十 分に大きいことが好ましい。これで、変調関数は、適用できるよう変動する任意 の関数形を有し、これは、その結果生じるCT画像にアーチファクトが現れるよ うなHVPSの急激な電流変動をなくすよう、平滑化することが好ましい。 さらに、各セクターで取得したデータを使用して、次のセクターの変調関数を 更新して修正する、このタイプの幾つかの好ましい実施形態では、図3に示すよ うに、変調関数を計算する前に、初期スキャン・セグメントでデータを取得する 必要がない。その代わり、変調関数の開始値は、演鐸的に推定するか、スキャン の最初のセクターまたは最初の数セクターのみで取得したデータに基づいて計算 することができる。その後、関数を上述したように更新(または決定)する。こ の原理は、図2Aおよび図2Bに示したタイプの好ましい実施形態の第1スキャ ンにも、同様に適用することができる。 各セクターで取得したデータを使用して、次のセクターの変調関数の更新に使 用する、図3で示した本発明の原理は、順次スキャン・モードにも同様に適用で きることが理解される。 さらに、上記の好ましい実施形態は、大部分は、単一の画像スライスを取得し て再構築する第三世代のCTスキャナに関して述べてきたが、本発明の原理は当 技術分野で知られているような第四世代および複数スライスのスキャナにも等し く適用できることが理解される。 上述した好ましい実施形態は、例示として引用したものであり、本発明の完全 な範囲は、請求の範囲によってのみ制限されることも理解されよう。
【手続補正書】 【提出日】平成12年3月16日(2000.3.16) 【補正内容】 (1)「明細書」第1頁第16〜17行の「背面投射」を 補正します。 (2)「明細書」第5頁第15行の「背面映写」を「逆投影」に補正し ます。 (3)「明細書」第6頁第27行の「背面映写」を「逆投影線」に補正 します。 (4)「明細書」第10頁第25〜26行の「背面投射」を「逆投影」 に補正します。 (5)「明細書」第11頁第6行の「背面投射」を「逆投影」に補正し ます。 (6)「明細書」第11頁第7行の「背面投射」を「逆投影」に補正し ます。 (7)「明細書」第12頁第25行の「背面投射」を「逆投影」に補正 します。 (8)「明細書」第13頁第3行の「背面投射」を「逆投影」に補正し ます。 (9)「請求の範囲」については別紙の通り補正します。 (10)「図面」については別紙の通り補正します(図2B)。 請求の範囲 1.CTスキャナの放射線束を調節する方法であって、 スキャナで撮像する身体に関する放射線減衰データを、身体に沿った第1軸方 向位置の近傍でCTスキャンから取得するステップと、 データに基づき、半径方向の視角に応じて変調関数を決定するステップと、 身体に沿った第2軸方向位置に、身体およびスキャナを相対的に並進させるス テップと、 変調関数を使用して、身体に当たる放射線束を制御しながら、第2軸方向位置 の近傍でCTスキャンを実施するステップとを含む方法。 2.CTスキャンから放射線減衰データを取得するステップが、3つまたはそれ 以上の半径方向視角からデータを取得するステップを含む、請求項1に記載の方 法。 3.第2位置で上記の放射線減衰データを取得するステップを繰り返すステップ と、 第2位置で取得したデータに基づいて変調関数を修正するステップと、 身体に沿って第3軸方向位置に身体およびスキャナを相対的に並進させるステ ップと、 修正した変調関数を使用して、第3軸方向位置で身体に当たる放射線束を制御 するステップを含む、請求項1または2のいずれか一項に記栽の方法。 4.変調関数を決定する前に、減衰データを正規化するステップを含む、請求項 1から3のいずれか一項に記載の方法。 5.変調関数を決定する前に、検出効率の変化に合わせて減衰データを補正する ステップを含む、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。 6.減衰データを逆投影して画像スライスを生成するステップと、スライスから の画像情報を使用して変調関数を決定するステップとを含む、請求項1から5の いずれか一項に記載の方法。 7.放射線減衰データを取得するステップが、身体の軸に対して回転パターンを 描く連続した視角から、減衰データを取得するステップを含み、変調関数を決定 するステップが、回転パターンを複数の連続する角度セクターに分割して、各セ クターで関数を更新するステップを含む、請求項1から6のいずれか一項に記載 の方法。 8.回転パターンを複数の角度セクターに分割するステップが、連続する各視角 を連続するセクターと一意的に関連付けるステップを含む、請求項7に記載の方 法。 9.変調関数を決定するステップが、各セクターで取得した放射線減衰データを 使用して、隣接する次のセクターの放射線束を制御する変調関数を計算するステ ップを含む、請求項7または8のいずれか一項に記載の方法。 10.変調関数を決定するステップが、第1セクターで取得した放射線減衰値を 使用して、身体に関して第1セクターとほぼ同じ半径方向視角の範囲を含む次の セクターの変調関数を計算するステップを含む、請求項7から9のいずれか一項 に記載の方法。 11.回転パターンを記述する連続した視角から減衰データを取得するステップ が、螺旋パターンを描く連続した視角から減衰データを取得するステップを含む 、請求項7から10のいずれか一項に記載の方法。 12.視角に応じて変調関数を決定するステップが、減衰データから導かれた関 数パラメータを含む解析関数を決定するステップを含む、請求項1から11のい ずれか一項に記載の方法。 13.視角に応じて変調関数を決定するステップが、減衰データから導かれた1 組の演鐸的な関数値を決定するステップを含む、請求項1から12のいずれか一 項に記載の方法。 14.CTスキャナの放射線束を調節する方法であって、 放射線源をCTスキャン経路のコースに沿って第1視角に配置するステップと 、 放射線源を使用して、CTスキャン経路のコースに沿って第1視角を含む第1 角度セクター内で、1つまたは複数の視角から被検者の身体を照射するステップ と、 第1角度セクター内の1つまたは複数の視角で、身体に関するX線減衰データ を取得するステップと、 第1角度セクターで取得したデータに基づき、変調関数の少なくとも1つの値 を決定するステップと、 放射線源を、CTスキャン経路のコースに沿って、第1角度セクターに隣接す る第2角度セクターまで前進させるステップと、 第1角度セクターで取得したデータに基づいて決定した変調関数の少なくとも 1つの値を使用して、放射線源の強度を制御しながら、第2角度セクター内の1 つまたは複数の視角から身体に照射するステップとを含む方法。 15.第2角度セクター内の1つまたは複数の視角で、身体に関するX線減衰デ ータを取得するステップと、 第2角度セクターで取得したデータに基づいて、変調関数を修正するステップ と、 CTスキャン経路のコースに沿って、第2角度セクターに隣接する第3角度セ クターへ、放射線源を前進させるステップと、 修正した変調関数を使用して放射線源の強度を制御しながら、第3角度セクタ ー内の1つまたは複数の視角から身体に照射するステップとを含む、請求項1 4に記載の方法。 16.放射線源を前進させるステップが、身体に対してほぼ螺旋形のスキャン経 路に沿って放射線源を前進させるステップを含む、請求項14または15のいず れか一項に記載の方法。 17.任意の1つの角度セクター内で1つまたは複数の視角から身体に照射する ステップが、その角度セクター内の1つの視角から身体に照射するステップを含 む、請求項14から16のいずれか一項に記載の方法。 18.変調関数を決定する前に減衰データを正規化するステップを含む、請求項 14から17のいずれか一項に記載の方法。 19.変調関数を決定する前に、検出効率の変化に合わせて減衰データを補正す るステップを含む、請求項14から18のいずれか一項に記載の方法 【図2】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.CTスキャナの放射線束を調節する方法であって、 スキャナで撮像する身体に関する放射線減衰データを、身体に沿った第1軸方 向位置の近傍でCTスキャンから取得するステップと、 データに基づき、半径方向の視角に応じて変調関数を決定するステップと、 身体に沿った第2軸方向位置に、身体およびスキャナを相対的に並進させるス テップと、 変調関数を使用して、身体に当たる放射線束を制御しながら、第2軸方向位置 の近傍でCTスキャンを実施するステップとを含む方法。 2.CTスキャンから放射線減衰データを取得するステップが、3つまたはそれ 以上の半径方向視角からデータを取得するステップを含む、請求項1に記載の方 法。 3.第2位置で上記の放射線減衰データを取得するステップを繰り返すステップ と、 第2位置で取得したデータに基づいて変調関数を修正するステップと、 身体に沿って第3軸方向位置に身体およびスキャナを相対的に並進させるステ ップと、 修正した変調関数を使用して、第3軸方向位置で身体に当たる放射線束を制御 するステップを含む、請求項1または2のいずれか一項に記載の方法。 4.変調関数を決定する前に、減衰データを正規化するステップを含む、請求項 1から3のいずれか一項に記載の方法。 5.変調関数を決定する前に、検出効率の変化に合わせて減衰データを補正する ステップを含む、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。 6.減衰データを背面投射して画像スライスを生成するステップと、スライスか らの画像情報を使用して変調関数を決定するステップとを含む、請求項1から5 のいずれか一項に記載の方法。 7.放射線減衰データを取得するステップが、身体の軸に対して回転パターンを 描く連続した視角から、減衰データを取得するステップを含み、変調関数を決定 するステップが、回転パターンを複数の連続する角度セクターに分割して、各セ クターで関数を更新するステップを含む、請求項1から6のいずれか一項に記載 の方法。 8.回転パターンを複数の角度セクターに分割するステップが、連続する各視角 を連続するセクターと一意的に関連付けるステップを含む、請求項7に記載の方 法。 9.変調関数を決定するステップが、各セクターで取得した放射線減衰データを 使用して、隣接する次のセクターの放射線束を制御する変調関数を計算するステ ップを含む、請求項7または8のいずれか一項に記載の方法。 10.変調関数を決定するステップが、第1セクターで取得した放射線減衰値を 使用して、身体に関して第1セクターとほぼ同じ半径方向視角の範囲を含む次の セクターの変調関数を計算するステップを含む、請求項7から9のいずれか一項 に記載の方法。 11.回転パターンを記述する連続した視角から減衰データを取得するステップ が、螺旋パターンを描く連続した視角から減衰データを取得するステップを含む 、請求項7から10のいずれか一項に記載の方法。 12.視角に応じて変調関数を決定するステップが、減衰データから導かれた関 数パラメータを含む解析関数を決定するステップを含む、請求項1から11のい ずれか一項に記載の方法。 13.視角に応じて変調関数を決定するステップが、減衰データから導かれた1 組の演鐸的な関数値を決定するステップを含む、請求項1から12のいずれか一 項に記載の方法。 14.CTスキャナの放射線束を調節する方法であって、 放射線源をCTスキャン経路のコースに沿って第1視角に配置するステップと 、 放射線源を使用して、CTスキャン経路のコースに沿って第1視角を含む第1 角度セクター内で、1つまたは複数の視角から被検者の身体を照射するステップ と、 第1角度セクター内の1つまたは複数の視角で、身体に関するX線減衰データ を取得するステップと、 第1角度セクターで取得したデータに基づき、変調関数の少なくとも1つの値 を決定するステップと、 放射線源を、CTスキャン経路のコースに沿って、第1角度セクターに隣接す る第2角度セクターまで前進させるステップと、 第1角度セクターで取得したデータに基づいて決定した変調関数の少なくとも 1つの値を使用して、放射線源の強度を制御しながら、第2角度セクター内の1 つまたは複数の視角から身体に照射するステップとを含む方法。 15.第2角度セクター内の1つまたは複数の視角で、身体に関するX線減衰デ ータを取得するステップと、 第2角度セクターで取得したデータに基づいて、変調関数を修正するステップ と、 CTスキャン経路のコースに沿って、第2角度セクターに隣接する第3角度セ クターへ、放射線源を前進させるステップと、 修正した変調関数を使用して放射線源の強度を制御しながら、第3角度セクタ ー内の1つまたは複数の視角から身体に照射するステップとを含む、請求項1 4に記載の方法。 16.放射線源を前進させるステップが、身体に対してほぼ螺旋形のスキャン経 路に沿って放射線源を前進させるステップを含む、請求項14または15のいず れか一項に記載の方法。 17.任意の1つの角度セクター内で1つまたは複数の視角から身体に照射する ステップが、その角度セクター内の1つの視角から身体に照射するステップを含 む、請求項14から16のいずれか一項に記載の方法。 18.変調関数を決定する前に減衰データを正規化するステップを含む、請求項 14から17のいずれか一項に記載の方法。 19.変調関数を決定する前に、検出効率の変化に合わせて減衰データを補正す るステップを含む、請求項14から18のいずれか一項に記載の方法
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