JP2001508614A - 無線通信用信号結合デバイス及びその方法 - Google Patents

無線通信用信号結合デバイス及びその方法

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Abstract

(57)【要約】 本発明の信号結合デバイス及びその方法は、複数の周波数帯において情報を送信および受信するために、移動ユニットが1つの単一アンテナを使用することを可能にする。本結合デバイスは第1と第2の送信回路および第1と第2の受信回路を有し、前記回路は整合デバイスへ接続される。前記整合デバイスはアンテナへ接続される。第1送信回路および第1受信回路はディジタル信号をそれぞれ送信および受信するように設計され、第2送信回路および第2受信回路はアナログまたはデジタル信号をそれぞれ送信および受信するように設計される。前記の信号結合デバイスを使用することにより、異なる周波数帯域の信号、特に、異なる周波数帯域のディジタル信号およびアナログ信号を結合することが可能である。従って、本発明は、二重モード無線装置において1つの共用アンテナを使用することを可能にする。本発明は、セルラ移動無線通信システム及び/又は、衛星無線通信システムにおいて一般的に使用される。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 無線通信用信号結合デバイス及びその方法 発明の技術分野 本発明は、少なくとも1つの基地局を有するセルラ移動無線通信システムにお ける移動ユニット及び/又は衛星無線通信システムにおいて使用するためのアン テナを備えた二重バンド無線装置用の信号結合デバイスに関する。 本発明は、また、少なくとも1つの基地局を有するセルラ移動無線通信システ ム及び/又は衛星無線通信システムにおける作動のためにアンテナを備えた二重 バンド無線装置用信号の結合デバイスにおける信号結合方法に関する。 背景技術 無線通信システムは一般に異なる周波数帯を用いて作動する。例えば、米国に おいて、AMPSプロトコルは824−849MHzおよび869−894MH z帯において作動するように設計可能であり、他方、PCSシステムは1850 −1910MHzおよび1930−1990MHz帯において作動するように設 計可能である。更に、異なる地理的領域(例えば、州)が、無線通信における使 用のために異なる周波数帯を割当てることが可能である。 更に、場合によっては、無線通信のアナログとデジタルの両形式を用いて「二 重モード」無線通信を提供する。例えば、ディジタル信号の受信と送信のために デジタル時分割多重アクセス(TDMA)システムが使用可能である。アナログ 信号の送信および受信用としては連続送信および受信が用いられる。 発明の概要 本発明の代表的な一目的は、1つの単一アンテナを用いて異なるスペクトル帯 においてアナログおよびデジタル電磁情報(electromagnetic infomation)を送信 および受 信するために2重又は多重バンド移動無線装置において使用するためのデバイス を提供することにある。 本発明の別の代表的な一目的は、デジタル移動無線通信システムにおいては1 900MHz周波数帯用(例えば、PCS1900用)として、また、アナログ 移動無線通信システムにおいては800MHz周波数帯用(例えば、AMPS 800用)として使用可能な共用アンテナを用いる2重または多重バンド移動無 線装置において使用するためのデバイスを提供することにある。 本発明において、これらのおよび他の目的は、整合用デバイスに接続された第 1および第2の送信回路と第1および第2の受信回路を有するアンテナを含む二 重バンド無線装置用信号結合デバイスの使用により達成される。前記の整合用デ バイスも同様に前記のアンテナに接続される。前記の第1送信回路および第1受 信回路は、ディジタル信号をそれぞれ送信および受信するように設計され、前記 の第2送信回路および第2受信回路は、アナログまたはディジタル信号をそれぞ れ送信および受信するように設計される。 本発明の他の代表的な一実施例は、1つの単一アンテナを用いる多重バンド無 線通信システム用信号結合デバイスを提供する。この実施例は、整合用デバイス に接続され、順番にアンテナに接続されるそれぞれ複数の送信および受信回路を 使用する。 本発明の他の代表的一実施例によれば、結合デバイスは、1850−1910 の周波数帯(例えば、PCSバンド)において作動可能な無線装置において使用 できる。前記の第1送信回路はこのバンドにおいて情報を送る。この同じ無線装 置は、824−849の周波数帯(例えば、AMPSバンド)においても作動で きる。前記の第2送信回路はこのバンドにおいて情報を送る。この実施例におい て、前記第1の送信回路が送信するように設計された信号と前記第2の送信回路 が送信するよ うに設計された信号との間には1001MHzの周波数差がある。一般に、本発 明は周波数帯が十分離れている全ての2重バンド(または、多重バンド)応用分 野に適用できる。 本発明の更に具体的な代表的見地によれば、第1送信回路からアンテナに送信 される信号は切り替え用第1デバイスを通る。この場合、前記切り替え用第1デ バイスの第1接点および前記切り替え用第1デバイスの第2接点はそれぞれ前記 の第1送信回路およびアンテナへ接続される。幾つかの代表的実施例によれば、 第2の共振回路が前記の切り替え用第1デバイスとアンテナの間に追加的に挿入 される。 好都合なことに、第2送信回路からアンテナへ送信された信号は先ず濾波用第 1デバイスを通り、その後で、整合用デバイスを通ってアンテナへ通過する。前 記の濾波用第1デバイスは、前記の第2送信回路へ接続された第1の接点および 前記第2送信回路と前記第2受信回路と前記整合用デバイスの第1の接点との間 に位置する接続点へ接続された第2の接点を備える。前記濾波用第1デバイスは 、少なくとも前記第2受信回路によって受信される信号に対して前記濾波用第1 デバイスの前記第2接点における高い反射係数を持つ。前記整合用デバイスは、 前記第1接点に加えて、前記アンテナへ接続された第2の接点を備える。 前記第1受信回路によって前記アンテナから受信した信号は先ずインピーダン ス変換用第1デバイスを通り、次に、幾つかの代表的実施例においてゼロに設定 されるインピーダンス変換用第2デバイスを通る。その後で、前記信号は濾波用 第2デバイスを通過する。濾波用第2デバイスは随意に省略しても差し支えない 。前記のインピーダンス変換用第1デバイスは前記アンテナへ接続された第1の 接点および前記のインピーダンス変換用第2デバイスの第1接点へ接続された第 2の接点を備える。前記インピーダンス変換用第2デバイスは、前記濾波用第2 デバイスの第1の接点へ接続された第2の接点を備える。前記濾波用第2デバイ スは、前記第1受信回路へ接続された第2の接点を備える。切り替え用第2デバ イスは、前記のイン ピーダンス変換用第1デバイスの前記第2接点と前記のインピーダンス変換用第 2デバイスの前記第1接点との間に位置する接続点へ接続された第1の接点を備 える。前記切り替え用第2デバイスは、信号接地に接続された第2の接点を備え る。幾つかの代表的実施例において、第2の共振回路は、前記アンテナと前記イ ンピーダンス変換用第1デバイスとの間に追加的に挿入される。 前記第2受信回路によって前記アンテナから受信された信号は先ず前記整合用 デバイスを通り、次に、濾波用第3デバイスを通る。この実施例において、前記 濾波用第3デバイスは第1と第2の接点を備える。前記濾波用第3デバイスの前 記第1接点は、前記第2送信回路と前記第2受信回路と前記整合用デバイスの前 記第1接点との間に位置する接続点へ接続される。前記濾波用第3デバイスの前 記第2接点は前記第2受信回路へ接続される。この実施例における濾波用第3デ バイスは前記濾波用第3デバイスの第1接点において少なくとも前記第2送信回 路から送信される信号に対して高い反射係数を持つ。 他の代表的実施例によれば、1つのアンテナを有する二重バンド無線装置用信 号結合デバイスにおいて信号を結合するための方法が提供される。前記の二重バ ンド無線装置用信号結合デバイスは、整合用デバイスへ接続され順番に前記アン テナへ接続される第1と第2の送信回路および第1と第2の受信回路を有する。 ディジタル信号は前記第1送信回路から送信され、前記第2受信回路によって受 信され、アナログまたはディジタル信号は前記第2送信回路により送信され、前 記第2受信回路により受信される。前記第1送信回路が送信するように設計され たデジタル信号の周波数と前記第2送信回路が送信するように設計されたアナロ グ(またはデジタル)信号の周波数との間には帯域の乖離がある。前記第1受信 回路および前記第2受信回路が受信するように設計された周波数の間にも帯域の 乖離がある。 他の代表的実施例によれば、少なくとも1つの基地局を有するセルラ移動無線 通信システム及び/又は衛星無線通信システムにおける作動のために、1つのア ンテ ナを備えた移動ユニットにおける信号結合のための方法が提供される。共同アン テナを備えた二重バンド無線装置用信号結合デバイスは、整合用デバイスへ接続 され、順に前記アンテナへ接続される第1と第2の送信回路および第1と第2の 受信回路を有する。ディジタル信号は、第1送信回路から送信され、ディジタル 信号は第1受信回路により受信される。アナログ信号またはディジタル信号のい ずれかは、第2送信回路によって送信され、第2受信回路によって受信される。 本発明は多くのタイプの通信システム(上記のセル式および衛星システム以外 にも)において使用可能でる。この種の無線通信システムの一例はDECTシス テム(デジタル拡張無線通信:digital enhanced cordless telecommunications )である。本発明に基づいた信号結合デバイスを使用することのできるデジタル 無線通信システムの例はD−AMPS800、D−AMPS1900、DCS1 800、PCS1900、GSM900、GSM1800、PDC800、PD C1500である。本発明に基づいた信号結合デバイスを使用することのできる アナログ無線通信システムの例はNMT450、AMPS800N、NMT90 0、TAGSである。本発明によれば、アナログおよびディジタル信号が十分異 なる周波数帯域を持つ限り、前述のあらゆるアナログ無線通信システムのアナロ グ信号および前述のあらゆるデジタル無線通信システムのディジタル信号を結合 することが可能である。アナログ信号が異なる周波数帯域を有する場合には、本 発明により、前述のあらゆるアナログ無線通信システムの異なるアナログ信号を 結合することも同様に可能である。これは、前述のデジタル無線通信システムに おいて使用されるディジタル信号にも同様に適用される。従って、本発明は、二 重(または多重)バンド無線通信、または、二重バンド無線通信と二重モード無 線通信との組合わせにも極めて一般的に適用可能である。 2つの送信回路と2つの受信回路を有する二重バンド無線装置用の信号結合デ バイスを例として、本発明を以下に詳細に記述する。ただし、既に述べたように 、本発明が、多重バンド(例えば、2バンド以上)無線通信システムにおける使 用に関 して拡大可能であること、この場合には多重モード無線通信の見地も使用可能で あることは当該技術分野における当業者にとって明らかである。このような場合 には、2つ以上の送信および受信回路はそれぞれ前述の整合用デバイスへ接続さ れる。 図面の簡単な説明 既に述べたあるいはその他の本発明の目的、特徴、及び利点は、図面を参照し て以下の詳細な記述を読むことによって一層容易に理解されるはずである。 図1は、本発明の代表的な見地に基づいた二重バンド無線通信用信号結合デバ イスの一般的な実施例を示す構成図である。 図2は、本発明に基づいた二重バンド無線通信用信号結合デバイスの代表的な 第1実施例を示す回路図である。 図3−8、9a、及び、9bは、本発明に基づいた二重バンド無線通信用信号 結合デバイスの代表的な第2から第9までの実施例を示す回路図である。 図10は、本発明に基づいた二重バンド無線通信用信号結合デバイスの更に別 の一実施例を示す回路図である。 好ましい実施例 以下の記述においては、制限を意味することなく説明を目的として、本発明の 完全な理解を提供するために特定の詳細について説明するが、当該技術分野にお ける当業者にとってはこれら特定の詳細に基づく他の実施例において本発明が実 現可能であることは明白であろう。不必要な詳細によって本発明の記述を不明瞭 にしないために、他の例においては、周知の方法、デバイス、および回路の詳細 な記述は省略する。図面において、同じ数字は同じ特徴を表す。 用語「移動ユニット」は、例えば無線信号のような電磁信号を送信および伝送 する機能を備えたあらゆる移動ユニットを含む。用語移動ユニットは、移動電話 、ハンドヘルド式データオーガナイザ、ヘッドセット、計算器、ポケットベル、 留守番電話、プリンタ、ファクシミリ装置、その他の無線通信を使用するその他 の電子装 置を含むが、これらに限定されるものではない。 図1は、二重バンド送受信アンテナ1を備えた移動ユニットにおいて信号組合 わせのために通常用いられる本発明に基づいた二重バンド無線装置用信号結合デ バイスの一般的な実施例を示す構成図である。本発明は少なくとも1つの基地局 を含むセルラ移動無線通信システム及び/又は衛星無線通信システムにおいて稼 働するために通常使用される。 図1に示す実施例は、アンテナインピーダンスを変換するためにアンテナ1に 接続されたアンテナ整合ネットワーク(antenna matching network)36を有する 。アンテナ整合ネットワーク36は、アンテナ整合ネットワーク36を切り替え るためのデバイス37を有する。2つの送信回路(2、3)と2つの受信回路( 4、5)は、整合用デバイス10に接続され、前記デバイスはアンテナ1に接続 される。後で詳細に記述するように、前記の整合用デバイスは、共振回路、スト リップラインインピーダンス変換デバイス、または、他のタイプのデバイスを含 むことが出来る。第1送信回路2と第1受信回路4は、ディジタル信号をそれぞ れ送信および受信するように設計される。第2送信回路3と第2受信回路5は、 それぞれアナログまたはディジタル信号を送信および受信するように設計される 。これらの回路(2、3、4、5)は、それぞれの結線の末端として示されてい るが、当該技術分野における当業者には明白であろうように、図示されていない がそれぞれの処理回路を備えても差し支えない。 第2送信回路3からアンテナ整合ネットワーク36を介してアンテナ1まで伝 送される信号は、先ず濾波用第1デバイス9を通り、その後で整合用デバイス1 0を通過する。濾波用の第1デバイス9は第1接点11と第2接点12を備える 。濾波用第1デバイス9の第1接点11は第2送信回路3に接続される。濾波用 第1デバイス9の第2接点12は第2送信回路3と第2受信回路5と整合用デバ イス10の第1接点14との間に位置する接続点13に接続される。濾波用第1 デバイス9は、 少なくとも第2受信回路5によって受信される信号に対してはその第2接点12 において高い反射係数を持つ。整合用デバイス10は、第1接点14に加えて、 アンテナ1に接続された第2接点15を備える。 第2受信回路5によってアンテナ1から受信された信号は先ずアンテナ整合ネ ットワーク36を通り、次に、整合用デバイス10を通り、その後で濾波用第3 デバイス30を通過する。濾波用第3デバイス30は第1接点31および第2接 点32を備える。濾波用第3デバイス30の第1接点31は、第2送信回路3と 第2受信回路5と整合用デバイス10の第1接点14との間に位置する接点13 に接続される。濾波用第3デバイス30の第2接点32は第2受信回路5に接続 される。濾波用第3デバイス30の第1接点31は、少なくとも第2送信回路5 から送信された信号に対しては高い反射係数を持つ。 第1送信回路2からアンテナ整合ネットワーク36を介してアンテナ1へ送信 された信号は先ず整合用第1デバイス6を通り、最終的に第2共振回路37’を 通過する。例えば、切り替え用第1デバイス6は、例えばPINダイオード、の ようなダイオードを有するか、或いは、電気的に作動されるスイッチを備えるこ とが出来る。切り替え用第1デバイス6は第1接点7と第2接点8を備え、第2 共振回路37’は第1接点38と第2接点39を備える。切り替え用第1デバイ ス6の第1接点7は第1送信回路2に接続される。切り替え用第1デバイス6の 第2接点8は第2共振回路37’の第2接点39に接続される。第2共振回路3 7’の第1接点38は、アンテナ1と整合用デバイス10の第2接点15と第2 共振回路37’の第1点38との間に位置する接続点35に接続される。 アンテナ整合ネットワーク36を介してアンテナ1から第1受信回路4によっ て受信された信号は先ず第2共振回路37’を通り、次に、インピーダンス変換 用第1デバイス16を通過する。次に、前記の信号は第2インピーダンス変換用 デバイス17を通過し、最終的に第2濾波用デバイス18を通過する。第1イン ピーダン ス変換デバイス16は第1点接19および第2接点20を備える。第2インピー ダンス変換デバイス17は第1接点21および第2接点22を備える。濾波用第 2デバイス18は第1接点23および第2接点24を備える。インピーダンス変 換用第1デバイス16の第1接点19は切り替え用第1デバイス6の第2接点8 とインピーダンス変換用第1デバイス16の第1接点19と第2共振回路37’ の第2接点39との間に位置する接点40に接続される。インピーダンス変換用 第1デバイス16の第2接点20とインピーダンス変換用第2デバイス17の第 1接点21は、インピーダンス変換用第1デバイス16の第2接点20とインピ ーダンス変換用第2デバイス16の第1接点21と切り替え用第2デバイス25 の第1接点26との間に位置する接続点27に接続される。インピーダンス変換 用第2デバイスの第2接点22は、濾過用第2デバイス18の第1接点23に接 続される。濾波用第2デバイス18の第2接点24は第1受信回路4に接続され る。例えば、切り替え用第2デバイスは、例えば電界効果形トランジスタのよう なダイオードまたは他のタイプの電気作動スイッチを備えることが出来る。切り 替え用第2デバイス25は、第1接点26に加えて、信号接地29に接続された 第2の接点28を備える。 残りの図面は、図1に示す一般的な回路を実現する種々の方法を示す。前記の 方法の幾つかは、或る種の態様において、図1に示す基本的レイアウトと異なる ことがあり得るが、図1に示す回路と同じ一般作動原理を用いる(後述する)。 例えば、図2は、少なくとも1つの基地局を含むセルラ移動無線通信システム における作動用、及び/又は、衛星無線通信システムにおける作動用として二重 バンド送受信アンテナ1を備えた移動ユニットにおいて信号結合のために使用す ることを意図した本発明に基づく二重バンド無線装置用信号結合デバイスの第1 実施例を示す回路図である。アンテナ整合ネットワーク36はアンテナインピー ダンス変換用として装備され、アンテナ1に接続される。アンテナ整合ネットワ ーク36は、アンテナインピーダンスを、アンテナ1と第1共振回路33の第2 接点15と第2共振回路37’の第1接点38との間に位置する接続点35にお いて両バンドに適 したインピーダンスに変換可能である。アンテナ整合ネットワーク36は、アン テナ整合ネットワーク36を切り替えるためのデバイス37を含む。2つの送信 回路(2、3)と2つの受信回路(4、5)はアンテナ1に接続された第1共振 回路33に接続される。第1送信回路2と第1受信回路4はそれぞれディジタル 信号を送信および受信するように設計される。第2送信回路3と第2受信回路5 はそれぞれアナログまたはディジタル信号および受信するように設計される。十 分な帯域分離を保証するために第1送信回路2が送信するように設計された信号 と第2送信回路3が送信するように設計された信号との周波数の間には差がある 。 濾波用第1デバイス9と濾波用第3デバイス30は、1つの3ポートデュープ レクスフィルタ(3-port duplex filter)50を提供するために、図2に示す方法 により相互接続可能である。換言すれば、濾波用第1デバイス9と濾波用第2デ バイス30は、図1に示す場合のように、相互に分離されていない。ただし、フ ィルタ設備は、図1に示すように、或る種の組み合わせネットワークを用いて結 合された2つの個別フィルタで構成することも可能である。 図2にもどって、デュープレクスフィルタ50の3個のポートは、それぞれ、 濾波用第1デバイス9の第1接点11と濾波用第3デバイス30の第2接点32 と接点49を有する。濾波用第1デバイス9と濾波用第3デバイス30は1つの 3ポートデュープレクスフィルタ50として相互に接続されるので、濾波用第1 デバイス9の第2接点12と濾波用第3デバイス30の第1接点31、並びに、 第2送信回路3と第2受信回路5との間の接続点13は物理的に同一点に集めら れる。既に言及したように、これは、図1における場合と対照的であり、この場 合、濾波用第3デバイス9の第2接点12と濾波用第3デバイス30の第1接点 31、並びに、第2送信回路3と第2受信回路5と整合用デバイス10の第1接 点14との間の接続点13は相互に分離される。 第2送信回路3からアンテナ整合ネットワーク36を介してアンテナ1に送信 さ れる信号は先ず濾波用第1デバイス9を通り、その後で第1共振回路33を通過 する。濾波用第1デバイス9は、第2接点12に加えて、第1接点11を備える 。濾波用第1デバイス9の第1接点11は第2送信回路3に接続される。濾波用 第1デバイス9は、少なくとも第2受信回路5によって受信された信号に対して 濾波用第1デバイス9の第2接点12において高い反射係数を持つ。第1共振回 路33は、インダクタ33”と直列接続されたコンデンサ33’によって構成さ れる。第1共振回路33の共振周波数は、第2送信回路3から送信される信号と 第2受信回路5によって受信される信号とがそれぞれ第1共振回路33を容易に 通過するような周波数である。更に詳細には、典型的な一実施例において、第1 共振回路33の共振周波数は、第2送信回路3から送信された信号の周波数帯域 と第2受信回路5によって受信された信号の周波数帯域との間の概略真中に位置 する。更に、第1共振回路33は、第1送信回路2から送信される信号と第1受 信回路4により受信される信号がそれぞれブロックされるように設計される。 第1共振回路33は、第2接点15に加えて第1接点14を備える。第1共振 回路33の第1接点14はデュープレクスフィルタ50の接点49に接続される 。既に述べたように、第1共振回路33の第2接点15は、アンテナ1と第2共 振回路37の第1接点38との間に位置する接続点35に接続される。 アンテナ整合ネットワーク36を介してアンテナ1から第2受信回路5によっ て受信した信号は先ず第1共振回路33を通り、その後で濾波用第3デバイス3 0を通過する。濾波用第3デバイス30は、例えば、バンドパスフィルタを備え ることが出来る。濾波用第3デバイス30は、第1接点31に加えて、第2接点 32を備える。濾波用第3デバイス30の第1接点31は、少なくとも第2送信 回路3から伝達された信号に対して高い反射係数を持つ。 第1送信回路2からアンテナ整合ネットワーク36を介してアンテナ1へ送信 される信号は先ず切り替え用第1デバイスを通り、最終的に第2共振回路37’ を通 過する。切り替え用第1デバイスは第1接点7と第2接点8を備え、第2共振回 路37’は第1接点38に加えて第2接点39を備える。切り替え用第1デバイ ス6の第1接点7は第1送信回路2に接続される。切り替え用第1デバイス6の 第2接点8は第2共振回路37’の第2接点39に接続される。第2番目秒共振 回路37’の第1接点38は、アンテナ1と第1共振回路33の第2接点15と 第2共振回路37’の第1接点38の間に位置する接続点35に接続される。第 2共振回路37’はインダクタ38と並列接続されたコンデンサ38’を有する 。模範的実施例によれば、第2共振回路37’は、第2送信回路3から送信され 、第2受信回路5によって受信される信号がそれぞれ第2共振回路37によって ブロックされるような共振周波数を持つ。第2共振回路37’は、第2送信回路 3から送信された信号と第2受信回路5によって受信された信号との間の周波数 帯域の真中に位置する共振周波数を持つことが粉増しい。切り替え用第1デバイ スは、例えば、PINダイオードのようなダイオードを使用することが出来る。 ダイオード6の第1接点7は陽極であり、ダイオード6の第2接点8は陰極であ る。 アンテナ整合ネットワーク36を介して第1受信回路4によってアンテナ1か ら受信された信号は先ず第2共振回路37’を通り、次に、インピーダンス変換 用第1デバイス16を経て、最終的に濾波用第2デバイス18を通る。濾波用第 2デバイス18は、例えば、バンドパスフィルタを備えることが出来る。インピ ーダンス変換用第1デバイス16は第1接点19と第2接点20を備え濾波用第 2デバイス18は第1接点23と第2接点24を備える。インピーダンス変換用 第1デバイス16の第1接点19は、切り替え用第1デバイス6の第2接点8と インピーダンス変換用第1デバイス16の第1接点19と第2共振回路37’の 第2接点39との間に位置する接続点40に接続される。インピーダンス変換用 第1デバイス16の第2接点20は、インピーダンス変換用第1デバイス16の 第2接点20と濾波用第2デバイス18の第1接点23と切り替え用第2デバイ ス25の第1接点26との間に位置する接続点27に接続される。インピーダン ス変換用第2デバイス17(図1に示す)は図2においてゼロに設定される(例 えば、省略される)。イン ピーダンス変換用第1デバイス16は第1送信回路2において送信された信号を 送信周波数帯域の中心における波長の4分の1に変換するように諸元決定される 。 切り替え用第2デバイス25は、第1接点26に加えて、信号接地29に接続 された第2接点28も備える。切り替え用第2デバイス25は、例えばPINダ イオードのようなダイオードを使用できる。前記ダイオードの第1接点26は陽 極であり、前記ダイオードの第2接点28は陰極である。 図3〜図5は、本発明に基づいた二重バンド無線装置用信号結合デバイスのそ れぞれ第2、第3、および、第4の実施例を示す回路図である。以前の場合と同 様に、少なくとも1つの基地局を有するセルラ移動無線通信システム及び/又は 衛星無線通信システムにおける作動用としての二重バンド送受信アンテナ1を備 えた移動ユニットにおいて信号を結合するために一般的に使用される。図3〜図 5における回路図は、第1共振回路33および第2共振回路37’の構造を除い ては、図2に示す回路図と同じである。 図2および図5においても、第1共振回路33はインダクタ33”と直列接続 されたコンデンサ33’によって構成される。両方の場合において、第1共振回 路33は、第2送信回路から送信された信号および第2受信回路5によって受信 された信号がそれぞれ容易に第1共振回路33を通過するような共振周波数を持 つ。第1共振回路33’の共振周波数は、第2送信回路3から送信された信号と 第2受信回路5によって受信された信号の間の周波数帯域の真中に位置する周波 数であっても差し支えない。これとは対照的に、図3および4においては、第1 共振回路33はインダクタ33”と並列接続されたコンデンサ33’を有する。 これらの実施例における第1共振回路33は、第1送信回路2から送信される信 号および第1受信回路4によって受信される信号がそれぞれ第1共振回路33に おいてブロックされる(例えば停止される)ような共振周波数を持つ。この実施 例において、第1共振回路33の共振周波数は、例えば、第1送信回路2から送 信された信号と第1受信回 路4によって受信された信号の間の周波数帯域の真中に位置する周波数であって も差し支えない。 図2および図4においても、第2共振回路37’はインダクタ38”と並列接 続されたコンデンサ38’を有する。第2共振回路37’は、第2送信回路3か ら送信される信号および第2受信回路5によって受信される信号の周波数帯域内 の共振周波数を持つ。一方、図3および図5においては、第2共振回路37’は インダクタ38”と直列接続されたてコンデンサ38’を有する。図3および5 における第2共振回路37’はそれぞれ第1送信回路2から送信される信号およ び第1受信回路4によって受信される信号の周波数帯域内の共振周波数を持つ。 図6および図7はそれぞれ本発明に基づいた二重バンド無線装置用信号結合デ バイスの第5および第6の実施例を示す回路図である。以前の実施例と同様に、 この構成は、少なくとも1つの基地局を有するセルラ移動無線通信システム及び /又は衛星無線通信システムにおける作動用として二重バンド送受信アンテナ1 を有する移動ユニットにおいて信号を結合するために一般的に使用される。 図6における回路図は、第2共振回路37’が無いということ、および、イン ピーダンス変換用第2デバイス17がゼロでない(即ち、省略されない)ことを 除けば、図2における回路図と同じである。インピーダンス変換用第2デバイス 17は第1接点21および第2接点22を備える。従って、図6において、アン テナ1と第1共振回路33の第2接点15との間に位置する接続点35は切り替 え用第1デバイス6の第2接点8とインピーダンス変換用第1デバイス16の第 1接点19との間に位置する接続点40に接続される。インピーダンス変換用第 2デバイス17はゼロでないので、接続点27は、インピーダンス変換用第1デ バイス16の第2接点20、インピーダンス変換用第2デバイス17の第1接点 21、および、切り替え用第2デバイス25の第1接点26に接続される。同様 に、インピーダンス変換用第2デバイス17の第2接点22は、濾波用第2デバ イス18の第1接点2 3に接続される。 図7における回路図は、第2共振回路37’が無いということ、および、イン ピーダンス変換用第2デバイス17がゼロでない(即ち、省略されない)ことを 除けば、図3における回路図と同じである。インピーダンス変換用第2デバイス 17は第1接点21および第2接点22を備える。従って、図7において、図6 の場合と同様に、アンテナ1と第1共振回路33の第2接点15との間に位置す る接続点35は切り替え用第1デバイス6の第2接点8とインピーダンス変換用 第1デバイス16の第1接点19との間に位置する接続点40に接続される。イ ンピーダンス変換用第2デバイス17はゼロでないので、接続点27(図7にお ける)は、インピーダンス変換用第1デバイス16の第2接点20、インピーダ ンス変換用第2デバイス17の第1接点21、および、切り替え用第2デバイス 25の第1接点26に接続される。同様に、インピーダンス変換用第2デバイス 17の第2接点22は、濾波用第2デバイス18の第1接点23に接続される。 従って、図6および7において、第1受信回路4によって受信される信号もイ ンピーダンス変換用第2デバイス17を通る。図6及び7の両方において、イン ピーダンス変換用第2デバイス17は、インピーダンス変換用第1デバイス16 の第1接点19におけるインピーダンスがそれぞれ第2送信回路において送信さ れる信号および第2受信回路5によって受信される信号に対して高くなるように 諸元決定される。 図8は、本発明に基づいた二重バンド無線装置用信号結合デバイスの第7実施 例を示す回路図である。図8における回路図は、図6と同様の第1共振回路33 の代りに、図8においてはインピーダンス変換用第3デバイス34が用いられる ことを除けば、図6における回路図と同じである。インピーダンス変換用第3デ バイス34は、第1共振回路33の場合と同様に、第1接点14および第2接点 15を備える。従って、図8において、接続点35は、アンテナ1、インピーダ ンス変換用第 3デバイス34の第2接点15、および、切り替え用第1デバイスの第2接点8 とインピーダンス変換用第1デバイス16の第1接点19との間に位置する接続 点40に接続される。ここに、インピーダンス変換用第2デバイス17は、イン ピーダンス変換用第1デバイス16の第1接点19におけるインピーダンスがそ れぞれ第2送信回路において送信される信号および第2受信回路5によって受信 される信号に対して高くなるように諸元決定される。 インピーダンス変換用第3デバイス34は、インピーダンス変換用第3デバイ ス34の第2接点15におけるインピーダンスがそれぞれ第1送信回路2から送 信される信号および第1受信回路4によって受信される信号に対して高くなるよ うに諸元決定される。従って、図8における1つの3ポートデュープレクスフィ ルタ50の接点49に対応するポートにおけるインピーダンスは、第1送信回路 2から送信される信号および第1受信回路4によって受信される信号のそれぞれ 両方に対して、インピーダンス変換用第3デバイス34の第2接点15において 高いインピーダンスに変換可能であるように諸元決定される。図8における第7 実施例は、1つの3ポートデュープレクスフィルタの接点49に対応するポート におけるインピーダンスは、第1受信回路4によって受信される信号に対しての み高いインピーダンスに変換可能であるように諸元決定されるという点において 、図9bにおける第9実施例と比較することができる。 図8に示すこの第7実施例の利点は、第2送信回路3から送信される信号およ び第2受信回路5によって受信される信号のせれぞれに関してアンテナ1までの 全伝送ラインの長さが、図9bに示す第9実施例の場合よりも短いことである。 従って、図8の実施例における信号損失がより低い。 図9aは、本発明に基づく二重バンド無線装置用信号結合デバイスの第8実施 例を示す回路図である。アンテナ1と第1共振回路33の第2接点15との間に 位置する接続点27が、インピーダンス変換用第1デバイス16の第2接点20 とイン ピーダンス変換用第2デバイスの第1接点21と切り替え第2デバイスの第1接 点26との間に位置する接続点27に接続され、これに反して図7においては、 接続点35は、切り替え用第1デバイスの第2接点8とインピーダンス変換用第 1デバイスの第1接点19との間に位置する接続点40と第1共振回路33の第 2接点15との間に位置するということを除けば、図9aにおける回路図は、図 7の回路図と同じである。従って、アンテナ整合ネットワーク36を介して第1 送信回路2からアンテナ1に送信される信号は先ず切り替え用第1デバイス6を 通り、次にインピーダンス変換用第2デバイス16を通る。アンテナ整合ネット ワーク36を介して第1受信回路4によりアンテナ1か受信する信号は先ずイン ピーダンス変換用第2デバイス17を通り、次に濾波用第2デバイス18を通過 する。 図9bは、本発明に基づく二重バンド無線装置用信号結合デバイスの第9実施 例を示す回路図である。接続点35が、インピーダンス変換用第1デバイス16 の第2接点20、インピーダンス変換用第3デバイス34の第2接点15、およ び、インピーダンス変換用第1デバイス16の第2接点201とインピーダンス 変換第2デバイス17の第1点接21と切り替え用第2デバイスの第1接点26 との間に位置する接続点27に接続され、これに反して、図8における接続点3 5は、インピーダンス変換用第3デバイス34の第2接点15と接続点40との 間に位置し、前記の接続点40は切り替え用第1デバイス6の第2接点8とイン ピーダンス変換用第1デバイス16の第1接点19とインピーダンス変換用第3 デバイスの第2接点15との間に位置するということを除けば、図9bにおける 回路図は図8の回路図と同じである。 従って、図9bにおいて、切り替え用第1デバイスの第2接点8とインピーダ ンス変換用第1デバイス16の第1接点19との間に位置する接続点40はアン テナ1に直接接続される。従って、図9bにおいて、第1送信回路2からアンテ ナ整合ネットワーク36を介してアンテナ1に送信される信号は切り替え用第1 デバイス6のみを通る。第1受信回路4によりアンテナ整合ネットワーク36を 介してアン テナ1から受信される信号は、図8と同様に、先ず、インピーダンス変換用第1 デバイス16を通り、次に、インピーダンス変換用第2デバイス17を通り、最 終的に濾波用第2デバイス18を通過する。第2送信回路3からアンテナ整合ネ ットワーク36を介してアンテナ1へ送信される信号は、先ず、濾波用第1デバ イス9を通り、次に、インピーダンス変換用第3デバイス34を通り、最終的に 濾波用第1デバイス16を通過する。第2受信回路5によりアンテナ整合ネット ワーク36を介してアンテナ1から受信される信号は先ずインピーダンス変換用 第1デバイス16を通り、次に、インピーダンス変換用第3デバイス34を通り 、最終的に濾波用第3デバイス30を通過する。 インピーダンス変換用第3デバイス34は、インピーダンス変換用第3デバイ ス34の第2接点15におけるインピーダンスが第1受信回路4において受信さ れる信号に対して高くなるように諸元決定される。インピーダンス変換用第1デ バイス16は、図10に基づいた直流被制御スイッチが作動化された場合にイン ピーダンス変換用第1デバイス16の第1接点19におけるインピーダンスが第 1送信回路2から送信される信号に対して高くなるように諸元決定される。 既に図8の記述において言及したように、図8に示す第7実施例は図9bに示 す第9実施例と比較可能である。具体的には、図9bにおいて、1つの3ポート デュープレクスフィルタ50の接点49に対応するポートにおけるインピーダン スは、インピーダンス変換用第3デバイス34の第2接点15おけるインピーダ ンスが少なくとも第1受信回路4によって受信される信号に対して高くなるよう に変換可能に諸元決定される。 図10は、本発明に基づいた二重バンド無線装置用信号結合デバイスの更に他 の実施例を示す回路図である。図10は、次の項目を除き図2と同じである、即 ち、(1)インピーダンス変換用第2デバイス17はゼロでない、即ち省略され ない。(2)バンドパスフィルタ41がある。(3)アンテナ整合ネットワーク 36が無 いく、アンテナ整合ネットワーク37を切り替えるためのデバイスが無い。(4 )直流被制御スイッチ47−48、51−56が追加される。インピーダンス変 換用第2デバイス17は第1接点21と第2接点22を備える。バンドパスフィ ルタ41は第1接点42と第2接点43を備える。従って、接続点27は、イン ピーダンス変換用第1デバイス16の第2接点20、インピーダンス変換用第2 デバイス17の第1接点21、および、切り替え用第2デバイス25の第1接点 26に接続される。インピーダンス変換用第2デバイス17の第2接点22は濾 波用第2デバイス18の第1接点23に接続される。バンドパスフィルタ41の 第1接点42は第1送信回路2に接続される。バンドパスフィルタ41の第2接 点43は切り替え用第1デバイスの第1接点7に接続される。従って、第1受信 回路4によって受信される信号もインピーダンス変換用第2デバイス17を通り 、第1送信回路2から送信される信号もバンドパスフィルタ41を通過する。バ ンドパスフィルタ41は、第1送信回路2から送信される信号の周波数帯域の上 と下に周波数を減衰させる。バンドパスフィルタ41は、本発明の他の実施例に おいて、送信回路2から送信される信号の周波数帯以上の周波数を減衰させるロ ーパスフィルタを用いて実現可能である。 直流被制御スイッチは、回路48、抵抗器51、インピーダンス変換用第4デ バイス52、コンデンサ54、及び、コンデンサ56と直列接続されたインダク タ55により構成される。コンデンサ54は信号接地29に接続される。 コンデンサ47は、回路48から供給される直流電流をブロックするために第 2共振回路37’の第2接点39と切り替え用第1デバイス6の第2接点8とイ ンピーダンス変換用第1デバイス16の第1接点19との間に位置する接続点4 0との間にに挿入される。ただし、前記回路の他の実施例はコンデンサ47を使 用せず、直流被制御スイッチはコンデンサ47なしで機能し得る。 アンテナ1は、アンテナ1と第1共振回路33の第2接点15と第2共振回路 3 7の第1接点38との間の接続点35におけるインピーダンスの整合機能を備え た二重バンド送受信アンテナである。 図10において、濾波用第1デバイス9と濾波用第3デバイス30は相互に接 続され、図2の場合と同様に、1つの1つの3ポートデュープレクスフィルタ5 0を構成する。デュープレクスフィルタ50の接点49におけるデュープレクス フィルタ50の反射係数は概略|Γ|>0.7であり、デュープレクスフィルタ の位相のずれαは、1850−1990MHzにおいて約±10°だけ変化する 。フィルタ18の反射係数は、フィルタ18の第2接点23において約|Γ|> 0.9であり、フィルタ18の位相ずれβは、フィルタ18の第2接点23にお ける824−869MHzにおいて約±20°変化する。ただし、当該技術分野 における当業者にとっては、これらが一般的な値であることは明白なはずである 。反射係数の値および位相のずれは、二重バンド無線装置用信号結合デバイスに 用いられる構成要素に依存して変化する。切り替え用第1デバイス6および切り 替え用第2デバイス25はPIN-ダイオードで構成可能である。 全ての実施例において、各種のコンデンサおよびインダクタ用に用いられる値 は、所要の共振周波数を供給するように選定されなけらばならないことは当業者 にとって明白であるはずである。例えば、図10の実施例において、第1共振回 路33はインダクタ44と直列接続されたコンデンサ43によって構成され、コ ンデンサ43のキャパシタンスは約3.9pFであり、インダクタ44のインダ クタンスは約10nHである。インダクタ45と並列接続されたコンデンサ46 によって構成される第2共振回路37’において、コンデンサ46の容量は約3 .9pFであり、インダクタ46のインダクタンスは約10nHである。他の実 施例においても同じか或いは類似した値の構成要素を用いることができる。 図2から10までを全て参照することとし、インピーダンス変換用第1デバイ ス16、インピーダンス変換用第2デバイス17、インピーダンス変換用第3デ バイ ス34、インピーダンス変換用第4デバイス52、は、例えば、適切なインピー ダンスを持つ伝送線であっても差し支えない。例えば、インピーダンス変換デバ イス16、17、34、52固有の機能を達成するためには、当業者によって当 然理解されるはずであるように、適当な長さのストリップラインを使用できる。 例えば、図9bにおけるインピーダンス変換デバイス16は、(1880MHz において)4分の1波長であるストリップによって構成できる。 図1〜図8、図9a、図9b、図10において用いられる構成要素の間を通常 の方法で接続した場合における、これらの回路の作動モードについて、図9bを 参照して更に詳細に検討することとする。 図9bにおいて、例えばPCS周波数帯域1850−1990MHz内のディ ジタル信号が第1送信回路2から送信される場合、切り替え用第1デバイス6お よび切り替え用第2デバイス25は、第1送信回路2から送信される周波数帯域 の信号に対しては導電状態となる。例えば、これは、図10に示すように、直流 被制御スイッチを用いて実現可能である。例えばPIN-ダイオードのようなダ イオードである切り替え用第2デバイス25は、インピーダンス変換用第1デバ イス16の第2接点20と、インピーダンス変換用第2デバイス17の第1接点 21と、接地されたインピーダンス変換用第2デバイス25の第1接点26との 間に位置する接続点27を短絡する。この短絡は、インピーダンス変換用第1デ バイス16によって開回路に変換される。理由は、インピーダンス変換用第1デ バイス16は、第1送信回路2において送信される信号を概略4分の1波長に変 換することに因る。従って、第1送信回路2から送信される信号は、切り替え用 第1デバイスを経て、アンテナ整合ネットワーク36を通り、アンテナ1に送信 される。第1送信回路2から信号が送信されない場合には、例えば、図10に示 すように直流被制御スイッチが使われている場合において、直流電流が直流源か ら供給されないように、切り替え用第1デバイス6および切り替え用第2デバイ ス25は遮断された状態である。 例えば、図9bに示すように、AMPS周波数帯域824−894MHz内の アナログ信号が第2送信回路3から送信される場合、信号は先ず3ポートデュー プレクスフィルタ50を通り、次に、インピーダンス変換用第3デバイス34を 通って、インピーダンス変換用第1デバイス16の第2接点20に接続された接 続点35、および、インピーダンス変換用第3デバイス34の第2接点15、お よび、インピーダンス変換用第1デバイス16の第2接点20と、インピーダン ス変換用第2デバイス17の第1接点21と、切り替え用第2デバイス25の第 1接点26との間に位置する接続点27に到達する。ここで、インピーダンス変 換用第2デバイス17は、それぞれ第2送信回路3において送信される信号およ び第2受信回路5において受信される信号に対して、インピーダンス変換用第2 デバイス17の第2接点21におけるインピーダンスが高くなるように諸元決定 されている。図9aに示すインピーダンス変換用第2デバイス17はこれと同じ 様態で作動する。第1送信回路2からは送信されていないので、切り替え用第1 デバイス6および切り替え用第2デバイス26は遮断状態であり、信号はインピ ーダンス変換用第1デバイス16を通り、アンテナ整合ネットワーク36を経て アンテナ1に到達する。 同様に、図9bにおいて、例えば、PCS周波数帯域1850−1990MH z内のディジタル信号がアンテナ1からアンテナ整合ネットワーク36を経て第 1受信回路4によって受信された場合、信号はインピーダンス変換用第1デバイ ス16を通り、インピーダンス変換用第1デバイス16の第2接点20に接続さ れた接続点35、および、インピーダンス変換用第3デバイス34の第2接点1 5、および、インピーダンス変換用第1デバイス16の第2接点20と、インピ ーダンス変換用第2デバイス17の第1接点21と、切り替え第2デバイス25 の第1接点26との間に位置する接続点27に到達する。第1送信回路2からは 送信されていないので、両方の切り替え第1デバイス6および切り替え第2デバ イス26は遮断状態にある。インピーダンス変換用第3デバイス34はインピー ダンス変換用第3デバイス34の第2接点15におけるインピーダンスが少なく とも第1受信回路4によって受信された信号に対して高くなるように諸元決定さ れているので、信号はイン ピーダンス変換用第2デバイス17を通り、最終的に濾波用第2デバイスを経て 第1受信回路に到着する。 同様に、図9bにおいて、例えばAMPS周波数帯域824−894MHz内 のアナログ信号が、アンテナ1からアンテナ整合ネットワーク36を介して第2 受信回路5によって受信された場合、信号はインピーダンス変換用第1デバイス 16を通って、インピーダンス変換用第1デバイス16の第2接点20に接続さ れた接続点35、および、インピーダンス変換用第3デバイス34の第2接点1 5、および、インピーダンス変換用第1デバイス16の第2接点20と、インピ ーダンス変換用第2デバイス17の第1接点21と、切り替え用第2デバイス2 5の第1接点26との間に位置する接続点27に到達する。第1送信回路2から は送信されていないので、両方の切り替え用第1デバイス6および切り替え用第 2デバイス26は遮断状態にある。ここに、インピーダンス変換用第2デバイス 17は、それぞれ第2送信回路3において送信された信号および、第2受信回路 5によって受信された信号に対してインピーダンス変換用第2デバイス17の第 1接点21におけるインピーダンスが高くなるように寸法設定されている。従っ て、信号は、インピーダンス変換用第3デバイス34を通り、最終的にデュープ レクスフィルタ50を経て第2受信回路5に到達する。 図1〜図9a及び図10は、図9bに関して記述した基礎的作動理論と同じ理 論を用いる。即ち、全ての実施例において、受信回路4、5によよってアンテナ 1から受信された全ての信号および送信回路2、3からアンテナ1送信された全 ての信号は所要回路または接続点13、27、35、40を経てアンテナ1に供 給される。インピーダンス変換用デバイス16、17、34、整合用デバイス1 0、共振回路33、37’の共振周波数は、当業者にとって明白であるように、 各実施例において信号がそれぞれ適切な宛先に伝送されることを保証するように 諸元決定される。 本発明の典型的な一実施例において、時間多重アクセ又技術(例えば時分割多 重 アクセス(TDMA))は、それぞれ、ディジタル信号を送信および受信するため に用いられ、ディジタル信号はそれぞれのタイムスロット期間中に送信および受 信される。例えば、GSMシステムにおけるこれらタイムスロットの期間は約0 .577msであり、D−AMPSシステムにおいては約6〜7msである。従 って、タイムスロットの持続時間は、本発明が使用される通信システムに従って 変化する。 周波数多重アクセス技術(例えば周波数分割多重アクセス(FDMA))は、第 1送信回路2が送信するように設計されている信号の周波数と第2送信回路3が 送信するように設計されているアナログ信号信号の周波数との間に充分な周波数 帯の乖離がある限り、それぞれディジタル信号を送信および受信するために同様 に使用できる。周波数多重アクセス技術(例えば周波数分割多重アクセス(FD MA))は本発明の他の実施例におけるアナログ信号をそれぞれ送信および受信 するために使用できる。 第2共振回路37’が用いられる場合、コード分割多重アクセス(CDMA) 技法は、ディジタル信号をそれぞれ送信および受信するために使用できる。ただ し、このモードを使用する場合には、模範的実施例に従い、切り替え用第1デバ イス6および切り替え用第2デバイス25は使用されない。 本発明の理解を更に補うために、図10に示すデバイスの一般的な動作特性に ついて述べる2つの例を提供する。 例1 図10に基づいた二重バンド無線装置用信号結合デバイスにおいて、AMPS 周波数帯域824−894MHz内のアナログ信号が、第2送信回路3からアン テナ1まで送信され、交替に、第2受信回路5によってアンテナ1から受信され た。第2送信回路3からアンテナ1に送信され、また、第2受信回路5によって アンテナ1から受信されたAMPS周波数帯域824−894MHz内のアナロ グ信号の損失はアンテナ1と第1共振回路33の第1接点14との間で0.3d Bであった。 例2 例1に示す二重バンド無線装置用信号結合デバイスにおいて、PCS周波数帯 域1850−1990MHz内ディジタル信号が第1送信回路2からアンテナ1 まで送信され、交替に、第1受信回路4によってアンテナ1から受信された。信 号が第1送信回路2から送信される度に、信号が第1送信回路2から送信される 100us前に直流電流が回路48から供給された。従って、回路48から供給 された直流信号は、図10の直流被制御スイッチを制御した。回路48から供給 された直流電流はマイクロプロセッサによって制御可能である。従って、回路4 8から供給された直流電流はそれぞれPIN-ダイオード6及び25を通って供 給された。PIN-ダイオードは、直流電流がそれらを通って供給される場合に 、周波数1850−1990に対して導通状態になる。 第1送信回路2からアンテナ1まで送信し、第1受信回路4によってアンテナ 1から受信した場合のPCS周波数帯域1850−1990MHzにおけるディ ジタル信号の損失は、アンテナ1と第2共振回路37’の第2接点39との間に おいて、0.1dBであった。 当業者は図1〜図10に示すデバイスの構造および作動モードの中に各種の変 更を導入可能であることを理解するはずである。例えば、本発明は、二重バンド 無線装置についての文脈に従って説明した。本発明の他の典型的な一実施例は、 1つの単一アンテナを使用する多重バンド(例えば2つより多いバンド)無線装 置通信システム用信号結合デバイスを提供する。この実施例は、それぞれ、2つ よりも多い送信および受信回路(図示せず)を使用し、この場合、前記回路は整 合用デバイスに接続され、順番にアンテナへ接続される。 本発明は二重モードアンテナに関して記述した。この場合、移動無線装置無線 はアナログ及びデジタル両方の信号を受信できる。ただし、上記と同じ原理は、 アナ ログ信号またはディジタル信号の2つの異なるバンドを受信する移動無線装置用 にも使用できる。 更に詳細には、本発明は、多くのタイプの通信システム(上記のセル式および 衛星システム以外)において使用できる。この種の無線通信システム系の例はD ECTシステム(デジタル欧州コードレス電話)である。本発明に基づいた信号 結合デバイスが使用できるデジタル無線通信システムの例はD−AMPS 80 0,D−AMPS 1900,DCS 1800,PCS 1900,GSM 900,GSM 1800,PDC 800,PDC 1500である。本発明 に基づいた信号結合デバイスが使用できるアナログ無線通信システムの例はNM T 450,AMPS 800,NMT900,TACSである。アナログ信号 とディジタル信号が充分に異なる周波数帯域を有する限り、本発明によって、前 述のあらゆるアナログ無線通信システムのアナログ信号を上述のあらゆるデジタ ル無線通信システムのディジタル信号と結合することが出来る。アナログ信号の 周波数帯域が異なる場合には、本発明によって前述のあらゆるアナログ無線通信 システムの異なるアナログ信号を結合することも可能である。これは、前述のデ ジタル無線通信システムにおいて使用されるディジタル信号にも適用される。 更に、図1〜図9bの全てに関して、一実施例に示すように、アンテナ整合ネ ットワーク36とアンテナ整合ネットワーク37を切り替えるためのデバイスは 本発明の一部を構成しない。理由は、アンテナ1が、アンテナ1と両周波数帯に 対する整合用デバイス10の第2接点15との間の接続点35におけるインピー ダンスを整合するためのインピーダンスを備えた二重バンド送受信アンテナを含 むことができることに因る。本発明のこの実施例において、二重バンド送受信ア ンテナは、両方のバンドに対して50オーム程度であるこどが好ましい。ただし 、アンテナ整合ネットワーク36が図1〜図9bの全てにおける本発明に含まれ る場合には、アンテナ整合ネットワーク36は、アンテナインピーダンスを接続 点35における両方のバンドに適したインピーダンスに変換し、上に示す図1〜 図9bの各々において 接続点35は当接続点35の定義に従って規定される。アンテナ整合ネットワー ク36が本発明の一部である場合には、アンテナ整合ネットワーク36は純粋な 受動デバイスであるか、または、必要に応じて、アンテナ整合ネットワーク37 を切り替えるためのデバイスによりアンテナ1が使用するバンドに応じて整合ネ ットワーク36を切り替えることが出来る。 図1〜図5および図10の全てにおいて、濾波用第2デバイスは省略可能であ る。 従って、結果として、上述の模範的実施例は、本発明について全ての点で制限 的でなく説明的であることを意図するものである。従って本発明は、詳細な具体 例において、当該技術分野における当業者によってここに含まれる記述から派生 可能な多くの改変を行うこどが可能である。この種の改変は全て以下の請求項に よって規制される本発明の範囲と趣旨に含まれるものとみなされる。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成11年4月9日(1999.4.9) 【補正内容】 請求の範囲 1.二重バンド二重モード無線装置用信号結合デバイスであって、前記無線装 置において、共用アンテナと、第1の送信回路と、第1の受信回路と、第2の送 信回路と、第2の受信回路とを有し、前記第1送信および受信回路がそれぞれデ ィジタル信号を送信および受信し、前記第2送信および受信回路がそれぞれアナ ログ信号を受信する信号結合デバイスにおいて、 前記共用アンテナを用いて前記ディジタル信号を選択的に送信および受信する ために前記第1送信および受信回路に接続された第1処理回路と、 前記共用アンテナを用いて前記アナログ信号を選択的に送信および受信するた めに前記第2送信および受信回路に接続された第2処理回路とを有することを特 徴とする信号結合デバイス。 2.前記第1送信および受信回路が周波数のPCSバンドにおいて信号を送信 および受信し、前記第2送信および受信回路が周波数のAMPSバンドにおいて 信号を送信および受信し、周波数のPCSバンドが周波数のAMPSバンドと異 なることを特徴とする請求項1記載の信号結合デバイス。 3.多重バンド無線装置用信号結合デバイスであって、前記多重バンド無線装 置において、共用アンテナと、少なくとも第1の送信回路と、第1の受信回路と 、第2の送信回路と、第2の受信回路とを有する信号結合デバイスにおいて、 前記第2の送信および受信回路からそれぞれ送信中および受信する信号を選択 的に通過させるために前記アンテナへ接続された第1の共振回路と、 前記第1の送信および受信回路からそれぞれ送信中および受信する信号を選択 的に通過させるために前記アンテナへ接続された第2の共振回路と、 前記第1送信回路へ接続された第1接点および前記第2共振回路の第2の接点 に接続された第2の接点を備えた第1の切り替えデバイスと、 前記第1切り替えデバイスの前記第2接点へ接続された第1の接点と、第2の 接点とを備えたインピーダンス変換用第1デバイスとを有することを特徴とする 信号結合デバイス。 4.前記第1共振回路が直列又は並列に接続された少なくとも1つのコンデン サおよびインダクタを有し、 前記第2共振回路が直列又は並列に接続された他の少なくとも1つのコンデン サおよびインダクタを有することを特徴とする請求項3記載の信号結合デバイス 。 5.更に、前記のインピーダンス変換用第1デバイスの前記第2接点に接続さ れた第1の接点と、接地接続された第2の接点とを備えた第2の切り替えデバイ スを有することを特徴とする請求項3記載の信号結合デバイス。 6.更に、前記第2送信回路へ接続された第1の接点と、前記第1共振回路の 第1の接点へ接続された第2の接点を備えた第1フィルタと、 前記第1フィルタの第2接点へ接続された第1の接点と、前記第2受信回路へ 接続された第2の接点を備えた他のフィルタを有することを特徴とする請求項3 記載の信号結合デバイス。 7.前記第1フィルタおよび前記の他のフィルタが3つのポートを備えた1つ の単一フィルタを構成することを特徴とする請求項6記載の信号結合デバイス。 8.更に、前記アンテナへ接続された第1の接点と、前記第1共振回路と前記 第2共振回路との間に位置する点へ接続された第2の接点とを備えたアンテナ整 合回路を有することを特徴とする請求項3記載の信号結合デバイス。 9.多重バンド無線装置用信号結合デバイスであって、前記多重バンド無線装 置において、共用アンテナと、少なくとも1つの第1送信回路と、第1受信回路 と、第2送信回路と、第2受信回路とを有する前記信号結合デバイスにおいて、 前記アンテナへ接続され、第1および第2接点を備えた第1の共振回路と、 前記第1送信回路に接続された第1接点と、第2の接点とを備える第1の切り 替えデバイスと、 前記第1切り替えデバイスの前記第2接点へ接続された第1の接点と、第2の 接点とを備えたインピーダンス変換用第1デバイスと、 前記のインピーダンス変換用第1デバイスの前記第2接点へ接続された第1の 接点と、第2の接点とを備えたインピーダンス変換用第2デバイスを有し、 前記第1共振回路の前記第2接点が前記インピーダンス変換用第1デバイスの 前記第1接点又は前記第2接点に接続されることを特徴とする信号結合デバイス 。 10.前記第1共振回路が並列又は直列接続されたコンデンサとインダクタを 有することを特徴とする請求項9記載の信号結合デバイス。 11.更に、前記インピーダンス変換用第1デバイスの前記第2接点へ接続さ れた第1の接点と、接地接続された第2の接点とを備えた第2の切り替えデバイ スを有することを特徴とする請求項9記載の信号結合デバイス。 12.更に、前記第2送信回路へ接続された第1接点と、前記第1共振回路の 前記第1接点へ接続された第2の接点とを備えた第1フイルタと、 前記第1フィルタの第2接点へ接続された第1接点と、前記第2受信回路へ接 続された第2の接点とを備えた他のフィルタとを有することを特徴とする請求項 9記載の信号結合デバイス。 13.前記第1フィルタおよび前記の他のフィルタが3つのポートを備えた単 一フィルタを構成することを特徴とする請求項12記載の信号結合デバイス。 14.更に、前記アンテナへ接続された第1接点と、前記第1共振回路の前記 第2接点へ接続された第2の接点とを備えたアンテナ整合回路を有することを特 徴とする請求項9記載の信号結合デバイス。 15.多重バンド無線装置用の信号結合デバイスであって、前記多重バンド無 線装置が、共用アンテナと、少なくとも第1送信回路と、第1受信回路と、第2 送信回路と、第2受信回路とを有する前記信号結合デバイスにおいて、 第1および第2の接点を備えたインピーダンス変換用第1デバイスと、 第1および第2の接点を備えたインピーダンス変換用第2デバイスと、 第1および第2の接点を備えたインピーダンス変換用第3デバイスと、 前記第1送信回路に接続された第1接点と、前記のインピーダンス変換用第1 デバイスの前記第1接点へ接続された第2接点とを備えた第1の切り替えデバイ スとを有し、 前記インピーダンス変換用第1デバイスの前記第2接点が前記インピーダンス 変換用第2デバイスの前記第1接点へ接続され、前記インピーダンス変換用第3 デバイスの前記第2接点が前記インピーダンス変換用第1デバイスの前記第1接 点又は前記第2接点のいすれかに接続されることを特徴とする信号結合デバイス 。 16.前記インピーダンス変換用第3デバイスの前記第2接点が前記インピー ダンス変換用第1デバイスの前記第1接点へ接続され、前記アンテナが前記イン ピーダンス変換用第3デバイスの前記第2接点および前記インピーダンス変換用 第1デバイスの前記第1接点に接続されることを特徴とする請求項15記載の信 号結合デバイス。 17.前記インピーダンス変換用第3デバイスの前記第2接点が前記インピー ダンス変換用第1デバイスの前記第2接点へ接続され、前記アンテナが前記イン ピーダンス変換用第1デバイスの前記第1接点へ直接接続されることを特徴とす る請求項15記載の信号結合デバイス。 18.更に、前記インピーダンス変換用第1デバイスの前記第2接点へ接続さ れた第1接点と、接地接続された第2接点とを備えた第2の切り替えデバイスを 有することを特徴とする請求項15記載の信号結合デバイス。 19.更に、前記第2送信回路へ接続された第1の接点と、前記インピーダン ス変換用第3デバイスの前記第1接点へ接続された第2の接点とを備えた第1の フィルタと、 前記第1のフィルタの前記第2の接点に接続された第1の接点と、前記だI2 受信回路に接続された第2の接点とを備えた他のフィルタとを有することを特徴 とする請求項15記載の信号結合デバイス。 20.前記第1フィルタおよび前記の他のフィルタが3つのポートを備えた単 一フィルタを構成することを特徴とする請求項19記載の信号結合デバイス。 【図1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,LS,M W,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM ,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,E S,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU,ID ,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ, LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,M G,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT ,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL, TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,VN,Y U,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.二重バンド二重モード無線装置用信号結合デバイスであって、前記無線装 置において、共用アンテナと、第1の送信回路と、第1の受信回路と、第2の送 信回路と、第2の受信回路とを有し、前記第1送信および受信回路がそれぞれデ ィジタル信号を送信および受信し、前記第2送信および受信回路がそれぞれアナ ログ信号を受信する信号結合デバイスにおいて、 前記共用アンテナを用いて前記ディジタル信号を選択的に送信および受信する ために前記第1送信および受信回路に接続された第1処理回路と、 前記共用アンテナを用いて前記アナログ信号を選択的に送信および受信するた めに前記第2送信および受信回路に接続された第2処理回路とを有することを特 徴とする信号結合デバイス。 2.前記第1送信および受信回路が周波数のPCSバンドにおいて信号を送信 および受信し、前記第2送信および受信回路が周波数のAMPSバンドにおいて 信号を送信および受信し、周波数のPCSバンドが周波数のAMPSバンドと異 なることを特徴とする請求項1記載の信号結合デバイス。 3.多重バンド無線装置用信号結合デバイスであって、前記多重バンド無線装 置において、共用アンテナと、少なくとも第1の送信回路と、第1の受信回路と 、第2の送信回路と、第2の受信回路とを有する信号結合デバイスにおいて、 前記第2の送信および受信回路からそれぞれ送信中および受信する信号を選択 的に通過させるために前記アンテナへ接続された第1の共振回路と、 前記第1の送信および受信回路からそれぞれ送信中および受信する信号を選択 的に通過させるために前記アンテナへ接続された第2の共振回路とを有すること を特徴とする信号結合デバイス。 4.第1共振回路が少なくとも1つのコンデンサおよび直列接続された1つの インダクタを有し、前記第1共振回路が第1共振周波数において動作し、 第2共振回路が少なくとも他の1つのコンデンサおよび並列接続された他の1 つのインダクタを有し、前記第2共振回路が第2共振周波数で動作することを特 徴とする請求項3記載の信号結合デバイス。 5.第1共振回路が少なくとも1つのコンデンサおよび並列接続されたインダ クタを有し、前記第1共振回路が第1の共振周波数において動作し、 第2共振回路が少なくとも他の1つのコンデンサおよび直列接続された他の1 つのインダクタを有し、前記第2共振回路が第2の共振周波数動数で動作するこ とを特徴とする請求項3記載の信号結合デバイス。 6.第1共振回路が少なくとも1つのコンデンサおよび並列接続された1つの インダクタを有し、前記第1共振回路が第1の共振周波数において動作し、 第2共振回路が少なくとも他の1つのコンデンサおよび並列接続された他の1 つのインダクタを有し、前記第2共振回路が第2の共振周波数において動作する ことを特徴とする請求項3記載の信号結合デバイス。 7.第1共振回路が少なくとも1つのコンデンサおよび直列接続された1つの インダクタを有し、前記第1共振回路が第1共振周波数において動作し、 第2共振回路が少なくとも他の1つのコンデンサおよび直列接続された他の1 つのインダクタを有し、前記第2共振回路が第2の共振周波数で動作することを 特徴とする請求項3記載の信号結合デバイス。 8.前記マルチバンド無線装置が2つのバンドを使用することを特徴とする請 求項3記載の信号結合デバイス。 9.前記2つのバンドがPCSバンドおよびAMPSバンドを有することを特 徴とする請求項8記載の信号結合デバイス。 10.前記マルチバンド無線装置が2つよりも多いバンドを使用することを特 徴とする請求項3記載の信号結合デバイス。 11.前記マルチバンド無線装置がアナログ信号の送信および受信用として少 なくとも1つのバンドを使用し、ディジタル信号の送信および受信用として少な くとも1つのバンドを使用することを特徴とする請求項3記載の信号結合デバイ ス。 12.更に、前記第1送信回路へ接続された第1接点および前記第2共振回路 の第2の接点に接続された第2の接点を備えた第1の切り替えデバイスを有する ことを特徴とする請求項3記載の信号結合デバイス。 13.前記第1切り替えデバイスがダイオードを有することを特徴とする請求 項12記載の信号結合デバイス。 14.更に、前記第1切り替えデバイスの前記第2接点へ接続された第1の接 点と、第2の接点とを備えたインピーダンス変換用第1デバイスを有することを 特徴とする請求項12記載の信号結合デバイス。 15.更に、前記のインピーダンス変換用第1デバイスの前記第2接点に接続 された第1の接点と、接地接続された第2の接点とを備えた第2の切り替えデバ イスを有することを特徴とする請求項14記載の信号結合デバイス。 16.前記第2切り替えデバイスがダイオードを有することを特徴とする請求 項15記載の信号結合デバイス。 17.更に、前記のインピーダンス変換用第1デバイスの前記第2接点に接続 された第1の接点と、第2の接点とを備えたインピーダンス変換用第2デバイス を有することを特徴とする請求項15記載の信号結合デバイス。 18.インピーダンス変換用第2デバイスがゼロに設定されることを特徴とす る請求項17記載の信号結合デバイス。 19.更に、前記のインピーダンス変換用第2デバイスの前記第2接点へ接続 された第1の接点と、前記第1受信回路へ接続された第2の接点とを備えたフィ ルタを有することを特徴とする請求項17記載の信号結合デバイス。 20.更に、前記第2送信回路へ接続された第1の接点と、前記第1共振回路 の第1の接点へ接続された第2の接点を備えたフィルタを有することを特徴とす る請求項3記載の信号結合デバイス。 21.更に、前記第1フィルタの第2接点へ接続された第1の接点と、前記第 2受信回路へ接続された第2の接点を備えた他のフィルタを有することを特徴と する請求項20記載の信号結合デバイス。 22.前記第1番目フィルタおよび前記の他の1つのフィルタが3つのポート を備えた1つの単一フィルタを有することを特徴とする請求項21記載の信号結 合デバイス。 23.更に、前記アンテナへ接続された第1の接点と、前記第1共振回路と前 記第2共振回路との間に位置する点へ接続された第2の接点とを備えたアンテナ 整合回路を有することを特徴とする請求項3記載の信号結合デバイス。 24.更に、前記第1送信回路へ接続された第1の接点と、第2の接点とを備 えたフィルタを有することを特徴とする請求項3記載の信号結合デバイス。 25.更に、前記フィルタの前記第2接点へ接続された第1の接点と、前記第 2共振回路の第2の接点へ接続された第2の接点とを備えた第1切り替えデバイ スを有することを特徴とする請求項24記載の信号結合デバイス。 26.更に、前記第1送信回路から信号が送信される場合に前記第1切り替え デバイスに直流電流を供給するための回路を有することを特徴とする請求項25 記載の信号結合デバイス。 27.多重バンド無線装置用信号結合デバイスであって、前記多重バンド無線 装置において、共用アンテナと、少なくとも1つの第1送信回路と、第1受信回 路と、第2送信回路と、第2受信回路とを有する前記信号結合デバイスにおいて 、 前記アンテナへ接続された第1の共振回路を有し、前記第1共振回路が第1お よび第2接点を備え、 第1の切り替えデバイスが前記第1送信回路に接続された第1接点と、第2の 接点とを備えることを特徴とする信号結合デバイス。 28.前記多重バンド無線装置が2つのバンドを使用することを特徴とする請 求項27記載の信号結合デバイス。 29.前記2つのバンドがPCSバンドとAMPSバンドとを有することを特 徴とする請求項28記載の信号結合デバイス。 30.前記多重バンド無線装置が2つより多いバンドを使用することを特徴と する請求項27記載の信号結合デバイス。 31.前記多重バンド無線装置がアナログ信号の送信および受信用として少な くとも1つのバンドを使用し、ディジタル信号の送信および受信用として少なく とも1つのバンドを使用することを特徴とする請求項27記載の信号結合デバイ ス。 32.前記第1切り替えデバイスがダイオードを有することを特徴とする請求 項27記載の信号結合デバイス。 33.更に、前記第1切り替えデバイスの前記第2接点へ接続された第1の接 点と、第2の接点とを備えたインピーダンス変換用第1デバイスを有することを 特徴とする請求項27記載の信号結合デバイス。 34.前記第1共振回路の前記第2接点が前記のインピーダンス変換用第1デ バイスの前記第1接点へ接続されることを特徴とする請求項33記載の信号結合 デバイス。 35.前記第1共振回路の前記第2接点が前記のインピーダンス変換用第1デ バイスの前記第2接点へ接続されることを特徴とする請求項33記載の信号結合 デバイス。 36.前記第1共振デバイスが直列接続されたコンデンサとインダクタを有す ることを特徴とする請求項の27記載の信号結合デバイス。 37.前記第1共振回路が並列接続されたコンデンサとインダクタを有するこ とを特徴とする請求項27記載の信号結合デバイス。 38.更に、前記のインピーダンス変換用第1デバイスの前記第2接点へ接続 された第1の接点と、接地接続された第2の接点とを備えた第2の切り替えデバ イスを有することを特徴とする請求項33記載の信号結合デバイス。 39.前記第2切り替えデバイスがダイオードを有することを特徴とする請求 項38記載の信号結合デバイス。 40.更に、前記のインピーダンス変換用第1デバイスの前記第2接点へ接続 された第1の接点と、第2の接点とを備えたインピーダンス変換用第2デバイス を有することを特徴とする請求項33記載の信号結合デバイス。 41.更に、前記のインピーダンス変換用第2デバイスの前記第2接点へ接続 された第1の接点と、前記第1受信回路へ接続された第2の接点とを備えた1つ のフィルタを有することを特徴とする請求項40記載の信号結合デバイス。 42.更に、前記第2送信回路へ接続された第1接点と、前記第1共振回路の 前記第1接点へ接続された第2の接点とを備えた第1フィルタを有することを特 徴とする請求項27記載の信号結合デバイス。 43.更に、前記第1フィルタの第2接点へ接続された第1接点と、前記第2 受信回路へ接続された第2の接点とを備えた他のフィルタを有することを特徴と する請求項42記載の信号結合デバイス。 44.前記第1フィルタおよび前記の他のフィルタが3つのポートを備えた単 一フィルタを有することを特徴とする請求項43記載の信号結合デバイス。 45.更に、前記アンテナへ接続された第1接点と、前記第1共振回路の前記 第2接点へ接続された第2の接点とを備えたアンテナ整合回路を有することを特 徴とする請求項27記載の信号結合デバイス。 46.多重バンド無線装置用の信号結合デバイスであって、前記多重バンド無 線装置が、共用アンテナと、少なくとも第1送信回路と、第1受信回路と、第2 送信回路と、第2受信回路とを有する前記信号結合デバイスにおいて、 第1および第2の接点を備えたインピーダンス変換用第1デバイスと、 第1および第2の接点を備えたインピーダンス変換用第2デバイスと、 第1および第2の接点を備えたインピーダンス変換用第3デバイスとを有し、 、前記インピーダンス変換用第1デバイスの前記第2接点が前記インピーダン ス変換用第2デバイスの前記第1接点へ接続され、前記インピーダンス変換用第 3デバイスの前記第2接点が前記インピーダンス変換用第1デバイスの前記第1 接点または前記インピーダンス変換用第1デバイスの前記第2接点のいすれかに 接続されることを特徴とする信号結合デバイス。 47.前記多重バンド無線装置が2つのバンドを使用することを特徴とする請 求項46記載の信号結合デバイス。 48.前記2つのバンドがPCSバンドとAMPSバンドを有することを特徴 とする請求項47記載の信号結合デバイス。 49.前記多重バンド無線装置が2つよりも多いバンドを使用することを特徴 とする請求項46記載の信号結合デバイス。 50.前記多重バンド無線装置がアナログ信号の送信および受信用として少な くとも1つのバンドを使用し、ディジタル信号の送信および受信用として少なく とも1つのバンドを使用することを特徴とする請求項46記載の信号結合デバイ ス。 51.前記インピーダンス変換用第3デバイスの前記第2接点が前記インピー ダンス変換用第1デバイスの前記第1接点へ接続され、前記アンテナが前記イン ピーダンス変換用第3デバイスの前記第2接点および前記インピーダンス変換用 第1デバイスの前記第1接点に接続されることを特徴とする請求項46記載の信 号結合デバイス。 52.前記インピーダンス変換用第3デバイスの前記第2接点が前記インピー ダンス変換用第1デバイスの前記第2接点へ接続され、前記アンテナが前記イン ピーダンス変換用第1デバイスの前記第1接点へ直接接続されることを特徴とす る請求項46記載の信号結合デバイス。 53.更に、前記第1送信回路に接続された第1接点と、前記のインピーダン ス変換用第1デバイスの前記第1接点へ接続された第2接点とを備えた第1の切 り替えデバイスを有することを特徴とする請求項46記載の信号結合デバイス。 54.前記第1切り替えデバイスがダイオードを有することを特徴とする請求 項53記載の信号結合デバイス。 55.前記のインピーダンス変換用第1デバイスの前記第2接点へ接続された 第1接点と、接地接続された第2接点とを備えた切り替えデバイスを有すること を特徴とする請求項46記載の信号結合デバイス。 56.前記の切り替えデバイスがダイオードを有することを特徴とする請求項 55記載の信号結合デバイス。 57.更に、前記のインピーダンス変換用デバイスの前記第2接点へ接続され た第1接点と、前記第1受信回路へ接続された第2の接点とを備えたフィルタを 有することを特徴とする請求項46記載の信号結合デバイス。 58.更に、前記第2送信回路へ接続された第1の接点接と、前記のインピー ダンス変換用第3デバイスの前記第1接点へ接続された第2の接点とを備えた第 1のフィルタを有することを特徴とする請求項46記載の信号結合デバイス。 59.更に、前記第1フィルタの第2接点へ接続された第1の接点と、前記第 2受信回路へ接続された第2の接点とを備えた他のフィルタを有することを特徴 とする請求項58記載の信号結合デバイス。 60.前記第1フィルタおよび前記の他のフィルタが3つのポートを備えた単 一フィルタを有することを特徴とする請求項59記載の信号結合デバイス。 61.更に、前記アンテナへ接続された第1の接点を備えたアンテナ整合回路 を有することを特徴とする請求項46記載の信号結合デバイス。 62.共用アンテナを備えた多重バンド無線装置を用いて信号を受信および送 信するための方法であって、前記多重バンド無線装置が信号の第1バンドをそれ ぞれ送信および受信するための少なくとも第1の送信および受信回路と、信号の 第2バンドをそれぞれ送信および受信するための第2の送信および受信回路とを 有し、 i)前記第1送信回路から信号を送信するために、 前記第1送信回路から第2の共振回路へ第1バンド送信信号を送信するステ ップと、 第1バンド送信信号を前記第2共振回路を経てパスするステップと、 第1バンド送信信号が前記の第2共振回路を通った後で前記の共用アンテナ へチャネル化するステップとを含み、 ii)前記第1受信回路を用いて信号を受信するために、 前記アンテナからの第1バンド受信信号を受信するステップと、 前記アンテナによって受信した前記第1バンド受信信号を前記第2共振回路 へチャネル化するステツプと、 前記第1バンド受信信号を前記第2共振回路を経てパスした後で前記第1受 信回路に送るステップとを含み、 iii)前記第2送信回路から信号を送信するために、 第2バンド送信信号を前記第1送信回路から第1共振回路へ送信するステッ プと、 前記第1共振回路を経て第2バンド送信信号をパスさせるステップと、 前記第1共振回路を通過した後で第2バンド送信信号を前記共用アンテナへ チャネル化するステップとを含み、 iv)前記第1受信回路を用いて信号を受信するために、 前記アンテナから第2バンド受信信号を受信するステップと、 前記アンテナによって受信した前記第2バンド受信信号を前記第1共振回路 へチャネル化するステップと、 前記第1共振回路を通過した後で前記第2バンド受信信号を前記第2受信回 路に送るステップとを含む方法。 63.請求項62記載の方法であって、概略1850−1910MHzおよび 1930−1990MHzのバンドにおいて前記第1の送信および受信回路がそ れぞれ信号を送信および受信し、概略824−849MHzおよび869−89 4MHzのバンドにおいて前記第2の送信および受信回路がそれぞれ信号を送信 および受信する方法。 64.請求項62記載の方法であって、ディジタル信号の送信および受信に前 記第1バンドが用いられ、アナログ信号の送信および受信に前記第2バンドが用 いられる方法。 65.請求項62記載の方法であって、前記第1バンド送信信号が、前記第2 共振回路へパスされる以前に、第1切り替えデバイスを通過する方法。 66.請求項65記載の方法であって、第1送信回路がその第1バンド信号を 送信する際に、前記第1切り替えデバイスへ直流電流が供給される方法。 67.請求項62記載の方法であって、前記第1バンド受信信号が、受信用の 前記第1回路により受信される以前に、インピーダンス変換用第1デバイスおよ びフィルタを通過する方法。 68.請求項62の方法であって、前記第2バンド送信信号が、前記第1共振 回路に到達する以前に、フィルタを通過する方法。 69.請求項62の方法であって、前記第2バンド受信信号が、前記第2受信 回路により受信される以前に、フィルタを通過する方法。 70.共用アンテナを備えた多重バンド無線装置を用いて信号を受信および送 信するための方法であって、前記多重バンド無線装置が信号の第1バンドをそれ ぞれ送信および受信するための少なくとも第1の送信および受信回路と、信号の 第2バンドをそれぞれ送信および受信するための第2の送信および受信回路とを 有し、 i)前記第1送信回路から信号を送信するために、 前記第1送信回路からアンテナへ第1バンド送信信号を送信するステップを 含み、 ii)前記第1受信回路を用いて信号を受信するために、 前記アンテナからの第1バンド受信信号を受信するステップと、 前記アンテナによって受信した前記第1バンド受信信号をインピーダンス変 換用デバイスを経てチャネル化するステップと、 前記第1バンド受信信号を前記インピーダンス変換用デバイスを経てパスし た後で前記第1受信回路に送るステップとを含み、 iii)前記第2送信回路から信号を送信するために、 第2バンド送信信号を前記第1送信回路から第1共振回路へ送信するステッ プと、 前記第1共振回路を経て第2バンド送信信号をパスさせるステップと、 前記第1共振回路を通過した後で第2バンド送信信号を前記共用アンテナへ チャネル化するステップとを含み、 iv)前記第1受信回路を用いて信号を受信するために、 前記アンテナから第2バンド受信信号を受信するステップと、 前記アンテナによって受信した前記第2バンド受信信号を前記第1共振回路 へチャネル化するステップと、 前記第1共振回路を通過した後で前記第2バンド受信信号を前記第2受信回 路に送るステップとを含む方法。 71.請求項70記載の方法であって、概略1850−1910MHzおよび 1930−1990MHzのバンドにおいて前記第1の送信および受信回路がそ れぞれ信号を送信および受信し、概略824−849MHzおよび869−89 4MHzのバンドにおいて前記第2の送信および受信回路がそれぞれ信号を送信 および受信する方法。 72.請求項70記載の方法であって、ディジタル信号の送信および受信に前 記第1バンドが用いられ、アナログ信号の送信および受信に前記第2バンドが用 いられる方法。 73.請求項の範囲70の方法であって、前記第1バンド送信信号が、前記ア ンテナ、第1切り替えデバイスを通過する方法。 74.請求項73の方法であって、前記第1バンド送信信号が第1の切り替え デバイスを通過した後であって、前記アンテナへパスされる以前に、インピーダ ンス変換用の他のデバイスを経て追加的に通過する方法。 75.請求項70記載の方法であって、前記第1バンド受信信号が、前記第1 受信回路による受信される以前にインピーダンス変換用の2つのデバイスをパス する方法。 76.請求項70記載の方法であって、前記第2バンド送信信号が、前記第1 共振回路に到達する以前にフィルタを経てパスされる方法。 77.請求項70記載の方法であって、前記第2バンド受信信号が、前記第2 受信回路によって受信される以前にフィルタを経てパスされる方法。 78.共用アンテナを備えた多重バンド無線装置を用いて信号を受信および送 信するための方法であって、前記多重バンド無線装置が信号の第1バンドをそれ ぞれ送信および受信するための少なくとも第1の送信および受信回路と、信号の 第2バンドをそれぞれ送信および受信するための第2の送信および受信回路とを 有し、 i)前記第1送信回路から信号を送信するために、 前記第1送信回路からアンテナへ第1バンド送信信号を送信するステップを 含み、 ii)前記第1受信回路を用いて信号を受信するために、 記アンテナからの第1バンド受信信号を受信するステップと、 前記アンテナによって受信した前記第1バンド受信信号をインピーダンス変 換用デバイスを経てチャネル化するステップと、 前記第1バンド受信信号を前記インピーダンス変換用第1デバイスを経てパ スした後で前記第1受信回路に送るステップとを含み、 iii)前記第2送信回路から信号を送信するために、 第2バンド送信信号を前記第1送信回路からインピーダンス変換用第3デバ イスへ送信するステップと、 前記インピーダンス変換用第3デバイスを通過した後で第2バンド送信信号 を前記共用アンテナへチャネル化するステップとを含み、 iv)前記第1受信回路を用いて信号を受信するために、 前記アンテナから第2バンド受信信号を受信するステップと、 前記アンテナによって受信した前記第2バンド受信信号を前記インピーダン ス変換用第3デバイスへチャネル化するステップと、 前記インピーダンス変換用第3デバイスを通過した後で前記第2バンド受信 信号を前記第2受信回路に送るステップとを含む方法。 79.請求項78記載の方法であって、概略1850−1910MHzおよび 1930−1990MHzのバンドにおいて前記第1の送信および受信回路がそ れぞれ信号を送信および受信し、概略824−849MHzおよび869−89 4MHzのバンドにおいて前記第2の送信および受信回路がそれぞれ信号を送信 および受信する方法。 80.請求項78記載の方法であって、ディジタル信号の送信および受信に前 記第1バンドが用いられ、アナログ信号の送信および受信に前記第2バンドが用 いられる方法。 81.請求項78記載の方法であって、前記第1バンド送信信号が、前記アン テナへパスされる以前に第1の切り替えデバイスを通過する方法。 82.請求項78記載の方法であって、前記第1バンド受信信号も、前記第1 受信回路によって受信される以前にインピーダンス変換用第2デバイスを通過す る方法。 83.請求項78記載の方法であって、インピーダンス変換用第1デバイスが 信号を1/4波長だけ修正する方法。 84.請求項78記載の方法であって、前記第2バンド送信信号が、インピー ダンス変換用第3デバイスに到達する以前にフィルタを経てパスされる方法。 85.請求項78記載の方法であって、前記第2バンド受信信号が、前記第2 受信回路によって受信される以前にフィルタを通過する方法。 86.前記第2送信回路および前記第2受信回路からの信号が前記第1共振回 路を経て通過可能であるが、前記第1送信回路または前記第1受信回路からの信 号は前記第1共振回路を経て通過不可能であるように第1共振回路が諸元決定さ れることを特徴とする請求項3記載の信号結合デバイス。 87.前記第1送信回路および前記第1受信回路からの信号が前記第2共振回 路を経て通過可能であるが、前記第2送信回路または前記第2受信回路からの信 号は前記第2共振回路を経て通過不可能であるように第2共振回路が諸元決定さ れることを特徴とする請求項3記載の信号結合デバイス。 88.第1共振回路が少なくとも1つのコンデンサと、直列接続されたインダ クタを有し、コンデンサのキャパシタンスが約3.9pFであり、インダクタの インダクタンスが約10nHであることを特徴とする請求項3記載の信号結合デ バイス。 89.第2共振回路がコンデンサと、並列接続されたインダクタを有し、コン デンサのキャパシタンスが約3.9pFであり、インダクタのインダクタンスが 約10nHであることを特徴とする請求項3記載の信号結合デバイス。 90.第1共振回路がコンデンサと、並列接続されたインダクタとを有し、コ ンデンサのキャパシタンスが約3.9pFであり、インダクタのインダクタンス が約10nHであることを特徴とする請求項3記載の信号結合デバイス。 91.第2共振回路が少なくとも1つのコンデンサと、直列接続されたインダ クタとを有し、コンデンサのキャパシタンスが約3.9pFであり、インダクタ のインダクタンスが約10nHであることを特徴とする請求項3記載の信号結合 デバイス。 92.請求項14記載のインピーダンス変換用第1デバイスが、信号を1/4 波長だけ修正するように諸元決定されることを特徴とする信号結合デバイス。 93.請求項27記載の前記第2送信回路および前記第2受信回路からの信号 が前記第1共振回路を経て通過可能であるが、前記第1送信回路または前記第1 受信回路からの信号は前記第1共振回路を経て通過不可能であるように第1共振 回路が諸元決定されることを特徴とする信号結合デバイス。 94.請求項36記載のコンデンサのキャパシタンスが約3.9pFであり、 インダクタのインダクタンスが7約10nHであることを特徴とする信号結合デ バイス。 95.請求項37記載のコンデンサのキャパシタンスが約3.9pFであり、 インダクタのインダクタンスが約10nHであることを特徴とする信号結合デバ イス。 96.請求項33記載のインピーダンス変換用第1デバイスが信号を1/4波 長だけ修正するように諸元決定されることを特徴とする信号結合デバイス。 97.請求項40記載の前記第1共振回路の前記第2接点が前記のインピーダ ンス変換用第1デバイスの前記第1接点へ接続され、インピーダンス変換用第1 デバイスがその接点の1つにおいて、第2送信回路によって送信された信号およ び第2受信回路によって受信された信号に対して高いインピーダンスを持つよう に前記のインピーダンス変換用第2デバイスが諸元決定されることを特徴とする 信号結合デバイス。 98.請求項46記載のインピーダンス変換用第1デバイスが、信号を1/4 波長だけ修正するように諸元決定されることを特徴とする信号結合デバイス。 99.請求項51記載のインピーダンス変換用第1デバイスがその接点の1つ において、第2送信回路によって送信された信号および第2受信回路によって受 信された信号に対して高いインピーダンスを持つように前記のインピーダンス変 換用第2デバイスが諸元決定されることを特徴とする信号結合デバイス。 100.請求項51の信号結合デバイスであって、インピーダンス変換用第3 デバイスが、その接点の1つにおいて、第2送信回路によって送信された信号お よび第2受信回路によって受信された信号に対して高いインピーダンスを持つよ うに諸元決定されることを特徴とする信号結合デバイス。 101.請求項46記載の前記の第1送信回路が信号を送る際に開回路を提供 するようにインピーダンス変換用第1デバイスが諸元決定されることを特徴とす る信号結合デバイス。 102.請求項52記載のインピーダンス変換用第2デバイスが、その接点の 1つにおいて、第2送信回路によって送信された信号および第2受信回路によっ て受信された信号に対して高いインピーダンスを持つように諸元決定されること を特徴とする信号結合デバイス。 103.請求項の範囲52の信号結合デバイスであって、インピーダンス変換 用第3デバイスが、その接点の1つにおいて、前記第1受信回路によって受信さ れた信号に対して高いインピーダンスを持つように諸元決定されることを特徴と する信号結合デバイス。
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