JP2001507550A - フィルムソース映像検出 - Google Patents

フィルムソース映像検出

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Abstract

(57)【要約】 テレビジョン走査線倍増器(飛越し−順次走査変換器)は、低周波垂直遷移を動きとして扱わない改良されたフィールド動き検出器と、副搬送波信号成分から動きを区別する向上した能力を有するフレーム動き検出器と、鋸波アーチファクト検出器と、アーチファクト検出器が、フィルムパターンにおける中断にしか反応しない場合よりも早くフィルムモードからフィルムパターン検出器を取出すことができるように、フィルムパターン検出器と組合せられた鋸波アーチファクト検出器と、タンデムフィールド動き検出器と、改良されたフィールドベースフィルム検出器と、フィルムの終わり計算を行なうことによって動作するフィルムパターン検出器およびそれとともに用いられる動き検出器と、フレーム動き検出器がフィールド動き検出器によって検証するものとして用いられる動き信号を与えるようなフィールド動き検出器とフレーム動き検出器との組合せと、最小数のNTSCフィルムパターンシーケンスを必要とする改良されたNTSCフィルム検出器と、最小の動きしきい値検出器を採用する改良されたPALフィルム検出器との局面を組入れる。

Description

【発明の詳細な説明】 フィルムソース映像検出 技術分野 この発明はテレビジョン信号処理に関する。特に、この発明は、改良された信 号処理装置と、テレビジョン信号において動画フィルムソースを検出することと に関する。 背景技術 米国特許第4,876,976号によると、60HzのNTSCテレビジョン 信号がそのソースとして24フレーム/秒の動画フィルムを有すると検出される ことが公知である。24フレーム/秒のフィルムは、3つの映像フィールドが1 つのフィルムフレームから生じ、後の2つの映像フィールドが次のフィルムフレ ームから生じる(たとえば、AABBBCCDDDEE等、ここで「A」、「B 」等は継続するフィルムフレームである)ような3−2フィルムプルダウン比を 用いることによって、60HzのNTSC映像に与えられ、それと同期される。 隣接する映像フレームにおける同じパリティの映像フィールドが比較される。動 きが存在すると、映像ソースがフィルムである場合にのみ特徴的な反復パターン が得られる(すなわち、1101111011等、ここで「1」が動きのあるこ とを示し、「0」が動きがないことを示す)。 米国特許第4,982,280号は、60Hzの順次走査される非飛越しテレ ビジョンシステムにおいて、ビデオカメラまたはフィルムであってもよい、30 Hzの順次走査ソースを検出するための配置を開示している。30Hzの順次走 査された映像イメージシーケンス内にフレームからフレームへの動きが存在する 場合に、隣接する映像フィールドの映像シーケンスが比較されると、たとえば0 10101のパターンが生じ、30Hzの順次走査ソースを示す。111111 等のパターンを生むための1秒おきの映像フィールドの比較によって30Hzの 順次走査ソースがさらに確認される。動作するために、この配置は順次走査テレ ビジョン信号のフィールドの継続した同一対におけるピクセルの空間的な一致に 頼る。 公開国際特許出願WO94/30006は、PAL、SECAM、50HzN TSC、50HzHDTVおよび50Hz白黒テレビジョン信号のような50H zテレビジョン信号において毎秒25フレームの動画フィルムソースを検出する ための装置を開示している。この検出方式は一方ではあるフィールドと前のフィ ールドとの間での動きの差を探し、他方ではその同じフィールドと後のフィール ドとの間の動きの差を探す。 テレビジョン信号における動画フィルムソースの検出はさまざまな環境、たと えば、走査線倍増器、テレビジョン標準方式変換器、テレビジョンスローモーシ ョン処理装置および映像情報圧縮器において有益である。 周知の「走査線倍増」技術は、走査線の時間的に連続するインターリーブされ た2フィールドがフレームを表わす(NTSC、PALおよびSECAMシステ ムにおいて用いられるような)飛越しテレビジョン信号を、フレームにおける全 走査線が順次走査される非飛越しまたは順次走査テレビジョン信号に変換するこ とを採用する。NTSCの場合の結果として、262.5本の走査線ではなく5 25本の走査線が60分の1秒ごとに提示され、こうして垂直解像度を525本 の走査線の完全なフレーム解像度まで倍増し得る。典型的に、走査線倍増器は垂 直解像度を完全に倍増するフィールド合成またはフィールド間補間を少なくとも 一部の時間において採用する。フィールドの対が単一の順次走査フレームを形成 するために組合せられる。このような配置は米国特許第4,876,956号、 第4,967,271号、第4,982,280号、第4,989,090号、 第5,159,451号および第5,291,280号に説明される。 フィルム合成から生じる問題の1つは飛越しテレビジョン信号においてフィー ルド間に時間差があるということである。したがって、動く物体がフィールドか らフィールドの間で異なる場所に存在することがあり、このような2フィールド が単一のフレームを形成するために組合せられれば水平または斜め方向に動く物 体の垂直方向および斜め方向のエッジが滑らかな曲線ではなくギザギザした鋸波 として現われる。走査線倍増はこのような遷移に沿って失われる。鋸波効果は再 生システムが垂直エンハンスメントを用いる場合に悪化する。鋸波パターンは、 異なるフィルムフレームから生じる2フィールドの不適当なインターリーブによ って引起されるアーチファクトである。視覚的には、連続した垂直または斜め方 向の線であるべきものがエッジ上のジグザグとして見える。 この問題に対する解決法の1つは、動きが起こっているテレビジョン画像ディ スプレイの領域においてある種の走査線またはフィールド内補間を用いることで ある。動きを有する画像の領域においてフィールド内補間を与えるための改良さ れた技術は上述の米国特許第4,989,090号に記載される。 切換可能フィールド間/フィールド内補間走査線倍増器の起こり得る間題は、 動きが常には適切に検出されないかもしれず、上述のギザギザした垂直または斜 め方向の遷移のアーチファクトを短時間および断続的に出現させることである。 このような配置において、データ圧縮または(たとえばPALからNTSCへの )標準方式変換を受けた飛越しテレビジョン信号に対して動作するときに、動作 方式を正確に一貫して切換えることは特に困難であるかもしれない。 この問題に対する別の公知の解決法は、いつ飛越しテレビジョン信号のソース が動画フィルムであるかを認識することである。上述のように、米国では、毎秒 24フレームの動画フィルムが「3−2プルダウン比」によって毎秒30フレー ムのNTSCテレビジョン信号に与えられ、したがって、3フィルムフレーム、 2フィルムフレーム、3フィルムフレーム等のパターン化されたシーケンスが隣 接するテレビジョンフィールドによって運ばれる。同じフィルムフレームを運ぶ 飛越しフィールドの対を特定することによって、その対は、各々動画フレームを 表わす本質的に完全な走査線倍増された順次走査フレームを発生するよう合成さ れ得る。このような技術は上述の米国特許第4,876,596号、第4,98 2,280号および第5,291,280号に説明される。 しかしながら、動画フィルム検出配置にも問題がある。たとえば、(フィルム 編集ではなく)映像編集が3−2プルダウン比を混乱させ、合成されたテレビジ ョンフィールドを異なるフィルムフレームから引出させるかもしれない。このよ うに、フィルムプルダウン比検出回路がそれ自体再同期するまで(典型的には入 力された飛越しテレビジョン信号の1から4フィールド)、上述のギザギザした 鋸波遷移アーチファクトが動く物体のエッジに出現し得る。望ましくない効果は 一瞬であるが、これは目に見えるものであり、時にはその他の点ではほぼ完全な 走査線倍増配置を混乱させる。 最後に述べる問題も、入力された飛越しテレビジョン信号がフィルムソースか ら映像ソースへとフェードするときに動画フィルムソース走査線倍増配置におい て生じる。この場合、たとえば上述の米国特許第4,982,280号に説明さ れるようなシステムが、3−2プルダウンパターンの損失を認めて上述の種類の フィールド間/フィールド内補間配列に切換えるまで、数フィールドにわたって その「フィルムモード」で動作し続ける。フィルムモードの動作から転換するま でのこれら数フィールドの間に、フィールド間に動きがあれば同様のギザギザし た鋸波アーチファクトが発生し得る。さらに、動画ソースから引出される飛越し テレビジョン信号が不完全にデータ圧縮または標準方式変換されている場合にも 問題が起こり得る。 3−2プルダウン比を混乱させる映像編集の問題に対する解決法の1つは上述 の米国特許第5,291,280号に記載される。この解決法はフィールド動き 検出器を用い、映像編集のために「先を見越す」ための回路を含む。しかしなが ら、この発明のさまざまな局面に関して説明するように、上述のような走査線倍 増器および他の応用において用いるためのよりよいフィルム動き検出器を提供す ることがなお必要であるような欠点が上述の5,291,280特許および他の 先行技術に存在する。 発明の開示 この発明は多数の局面を有し、すなわち、低周波遷移を動きとして扱わない改 良されたフィールド動き検出器と、動きを副搬送波信号成分から区別する向上し た能力を有するフレーム動き検出器と、鋸波アーチファクト検出器と、アーチフ ァクト検出器が、フィルムパターンの中断にしか反応しない場合よりも早くフィ ルムモードからフィルムパターン検出器を取出すことができるようにフィルムパ ターン検出器と組合せられた鋸波アーチファクト検出器と、改良されたフィール ドベースフィルム検出器と、フィールドの終わりの計算を行なうことによって動 作するフィルム検出器およびそれとともに用いられる動き検出器と、フレーム動 き検出器がフィールド動き検出器によって検証のために用いられる動き信号を与 えるようなフィールド動き検出器およびフレーム動き検出器の組合せと、最小数 のNTSCフィルムパターンシーケンスを必要とする改良されたNTSCフィル ム検出器と、最小の動きしきい値検出器を用いる改良されたPALフィルム検出 器と、これらさまざまな局面の組合せと、1つ以上のこれらのさまざまな局面を 組入れる走査線倍増器(飛越し−順次走査変換器)とを有する。 図面の簡単な説明 図1は、さまざまな局面を含む、この発明の全体図を示す機能ブロック図であ る。 図2は、それぞれのフィールド内の相対的なピクセル位置を示す、3つの隣接 する飛越し走査テレビジョンフィールドの擬似三次元図である。 図3は、この発明またはその局面が用いられ得る飛越し−走査線倍増順次走査 変換器環境を示す機能ブロック図である。 図4は、図1のフィールド動き検出器の詳細を示す機能ブロック図である。 図5A−Fは、動きなしで高周波(鋭い)垂直遷移を有する、先行技術のフィ ールド動き検出器の場合のための映像ストリームにおけるピクセル振幅を示す一 連の理想化された図である。 図6A−Fは、動きありで高周波(鋭い)垂直遷移を有する、先行技術のフィ ールド動き検出器の場合のための映像ストリームにおけるピクセル振幅を示す一 連の理想化された図である。 図7A−Fは、動きなしで低周波(広い)垂直遷移を有する、先行技術のフィ ールド動き検出器の場合のための映像ストリームにおけるピクセル振幅を示す一 連の理想化された図である。 図8A−Hは、動きなしで高周波(鋭い)垂直遷移を有する、この発明の局面 に従うフィールド動き検出器の場合のための映像ストリームにおけるピクセル振 幅を示す一連の理想化された図である。 図9A−Hは、動きありで高周波(鋭い)垂直遷移を有する、この発明の局面 に従うフィールド動き検出器の場合のための映像ストリームにおけるピクセル振 幅を示す一連の理想化された図である。 図10A−Hは、動きなしで低周波(広い)垂直遷移を有する、この発明の局 面に従うフィールド動き検出器の場合のための映像ストリームにおけるピクセル 振幅を示す一連の理想化された図である。 図11は、図1のフレーム動き検出器の詳細を示す機能ブロック図である。 図12は、図1のNTSCフィルム検出器の詳細を示す機能ブロック図である 。 図13は、図1のPALフィルム検出器の詳細を示す機能ブロック図である。 図14は、図1の鋸波検出器の詳細を示す機能ブロック図である。 図15A−Dは、適当にインターリーブされた走査線と不適当にインターリー ブされた走査線との理想化された図であり、不適当にインターリーブされた走査 線が鋸波アーチファクトを示す。 図16は、図1の鋸波ベース編集検出器の詳細を示す機能ブロック図である。 発明を実施するための形態 ここに特に明記しない限り、この発明の実際の実施例はアナログ、(ソフトウ ェアでのデジタル信号処理を含む)デジタル、またはハイブリッドアナログ/デ ジタル技術を用いて実現され得る。ほとんどの状況においてアナログ実現例とデ ジタル実現例とが等価であることは当業者には周知である。 この明細書を通じて、簡略化のために、信号入力および信号出力は単一点とし て描かれ、信号を搬送する線は単一線として描かれる。実際問題として、2つ以 上の入力点または出力点と2つ以上の信号搬送線とが、信号のフォーマットと、 この発明の実際の実施例が物理的に構成される態様とに依存して必要とされるこ とが理解される。 別個に示された機能が全体的または部分的に他のものと結合され得ることも理 解されるべきである。さらに、当業者は実際問題として、さまざまな図に示すス イッチが機械的ではなく電子的またはソフトウェア的に実現されることを理解す るであろう。 この発明またはその局面は、たとえば映像データ圧縮器または標準方式変換器 に先行する飛越し−査線倍増順次走査変換器と関連して有利に用いられ得る。映 像圧縮および標準方式変換の両方は、飛越しテレビジョン信号ではなく順次走査 テレビジョン信号において動作する際により正確かつより簡単に行なわれる。こ のような映像圧縮または標準方式変換に先行する順次走査変換器においてこの発 明を用いることによって、このプロセスはより最適な信号ソースに対して動作す ることを確実とされる。 そのさまざまな局面を含む、この発明の全体図を図1に示す。後述する図3は 、この発明またはその局面が用いられ得る飛越し−走査線倍増順次走査変換器を 示す。 ここで図1を参照すると、信号Yinがフィールド・ラインメモリ102のアレ イに与えられる。信号Yinは白黒映像信号であってもよく、コンポーネントカラ ー映像信号の輝度成分であってもよい。当業者は、コンポーネント映像信号が( 輝度およびクロミナンス(色)成分がそこから抽出され得る)RGB、Y/I/ Q、Y/U/V、Y/R−Y/B−Y、Y/Cr/Cb等のようなアナログまた はデジタル成分を含んでもよいことを理解するであろう。さらに、デジタル成分 の場合、受信されたデジタルコンポーネント映像信号は多数の圧縮または非圧縮 フォーマットのうちのどのようなものであってもよく、このフォーマットはたと えば、CCIR(国際無線通信諮問委員会)(たとえば、CCIR推奨601の 下でのデジタル映像符号化フォーマットの階層、4:2:2フォーマットがしば しばCCIR601映像信号と呼ばれる)、ISO/MPEG(国際標準化機構 のモーション・ピクチャー・エキスパート・グループ)、SMPTE(映画テレ ビ技術者協会)、EBU(ヨーロッパ放送連合)の推奨、規格または圧縮アルゴ リズム、および/または他の業界、政府または準政府組織の推奨または規格に従 うデジタルコンポーネント映像フォーマットのさまざまなものを含む。 メモリ102のアレイはYinの時間遅延されたものからなる5つの出力を与え 、これはYin自体とともに入力輝度信号の6つの時間的に間隔をあけられた信号 、すなわち、第1のテレビジョンフィールドF0における2信号、第2のテレビ ジョンF1における2信号、および第3のテレビジョンフィールドF2における 2信号を与える。 3つの隣接するフィールドにおけるピクセル(テレビジョン画素)の空間位置 に関する6つの信号ストリームの時間間隔は、図2を参照するとよりよく理解さ れるかもしれない。図2は擬似三次元図であり、縦軸が、走査線に対して垂直な 、テレビジョン画像フィールドの垂直方向であり、横軸が、走査線に対して平行 な、テレビジョン画像フィールドの水平方向であり、かつ各フィールドの面に対 して垂直な方向が各隣接フィールドが別個の時間で示される擬似時間軸であるよ うに、垂直および水平の次元がテレビジョン画像フィールドの面において定めら れている。テレビジョンフィールドの活性画像情報の間のある任意の時間に、ピ クセルがフィールドF0において、P(F0−1H)として表わされ得る。この ピクセルは水平走査線における点として図2に示される。後の時間に生じる、フ ィールドF0における第2のピクセル、ピクセルPF0は垂直方向にピクセルP (F0−1H)の真下にあり、次のより低い水平走査線における点として示され る。ピクセルP(F0)の262線分(NTSCの場合、PALでは312線) 後に生じる、フィールドF1における第1のピクセルと、ピクセルP(F0)の 263線分(NTSCの場合、PALでは313線)後に生じる、フィールドF 1における第2のピクセルとは、それぞれピクセルP(F1−1/2H)および ピクセルP(F1+1/2H)と称される。第1の水平走査線における点として 示されるピクセルP(F1−1/2H)は垂直方向にピクセルP(F1+1/2 H)の真上にあり、ピクセルP(F1+1/2H)は次のより低い水平走査線に おける点として示される。フィールドF0のピクセルP(F0)がある場所と空 間的に対応する、フィールドF1における点P(F1)は、フィールドからフィ ールドへの水平走査線の飛越しオフセットのためにピクセルP(F1−1/2H )とピクセルP(F1+1/2H)との間の中間点である。このように、ピクセ ルP(F1−1/2H)は点P(F1)から2分の1線分の時間だけ先行し、ピ クセルP(F1+1/2H)は2分の1線分の時間だけ点P(F1)の後にある 。F0およびF1に対応するフィールドF2の空間点はピクセルP(F0)の5 25線分、ちようど1フレームまたは2フィールド分後に生じるピクセルP(F 2)の場所である。ピクセルP(F2)はフィールドF2における水平走査線に おける点として示される。1水平走査線分だけ時間的に早く生じる、フィールド F2 における第2のピクセル、P(F2−1H)はピクセルP(F0)を含む走査線 の真上の水平走査線における点として示される。 ここで、フィールド・ラインメモリ102のアレイの詳細が示される図1を再 び参照すると、遅延しない入力輝度信号ストリームYin自体がF0−1H出力ス トリームを与える。入力輝度信号ストリームYinは第1の1H(1水平線時間) 遅延素子104に与えられてF0出力ストリームを生じる。遅延素子104の出 力はまた第1のnH遅延素子106(ここで、nはNTSCでは262線であり 、PALでは312線である)に与えられてF1−1/2H出力ストリームを生 じる。遅延素子106の出力はさらなる1H遅延素子108に与えられてF1+ 1/2H出力ストリームを生じ、さらなるnH遅延素子110(ここで、nはN TSCでは262線であり、PALでは312線である)に与えられてF2−1 H出力ストリームを生じる。遅延素子110の出力はまたさらなる1H遅延素子 112に与えられてF2出力ストリームを生じる。これら遅延素子は、当業者に は周知のさまざまなハードウェア、ソフトウェアおよびハイブリッドハードウェ ア/ソフトウェア技術によって実現され得る。遅延素子は直列遅延素子として示 されるが、これらは、信号ストリームが1回読込まれ、多数回読出されるマルチ ポートランダムアクセスメモリ、または他の等価な方法のような他の方法で実現 されてもよい。 このように、メモリ102のアレイは、隣接する3フィールドの各々に2つと いうように、6つのピクセル位置に対応する6つの信号出力ストリーム、すなわ ち、フィールドF0における時間位置F0−1HおよびF0のピクセルと、フィ ールドF1における時間位置F1−1/2HおよびF1+1/2Hのピクセルと 、フィールド2における時間位置F2−1HおよびF2のピクセルとを与える。 後述のフィールド動き検出器114が、1フィールド−2分の1線分、および 1フィールド+2分の1線分だけ時間的に間隔をあけられた信号であるF0、F 1−1/2HおよびF1+1/2H信号ストリームを受取る。このような入力を フィールド動き検出器に与えることは公知である。たとえば米国特許第4,98 2,280号および第5,291,280号を参照されたい。フィールド動き検 出器の目的は、垂直方向の遷移が起こるときに(たとえば、ある水平線の下の画 像部分が黒であり、その線上の画像部分が白であろとき、またはその反対のとき に)動きを誤って検出せずに飛越しフィールドから飛越しフィールドへの(たと えば1フィールド当り2分の1線よりも高い速度を有する)動きを検出すること である。上述の5,291,280特許に開示されるタイプのフィールド動き検 出器がこの発明の局面で採用され得るが、この発明の一局面をなす後述の改良さ れたフィールド動き検出器を用いることが好ましい。なぜなら、この改良された フィールド動き検出器はあるタイプの垂直方向遷移によって引起される誤った検 出に対する抵抗がより大きいためである。4,982,280特許のもののよう なフィールド動き検出器がこの発明の局面で用いられ得るが、上述の5,291 ,280特許のフィールド動き検出器の方が4,982,280特許のものより 好ましく、これはより先の特許が垂直方向の遷移から生じる誤った検出を避ける ことができないためである。フィールド動き検出器114の出力F0mtnは、各 々以下に説明される、NTSCフィルム検出器118およびPALフィルム検出 器120に与えられる。 ここで、下の第2のフィールド動き検出器(図示せず)が、これもまた1フィ ールド−2分の1線分、および1フィールド+2分の1線分だけ時間的に間隔を あけられた信号である、F2、F1−1/2HおよびF1+1/2H信号を受取 ってもよい。このような第2のフィールド動き検出器がさらなる冗長性を与える ためまたは処理精度を高めるために用いられてもよい。 メモリ102のF0およびF2出力はフレーム動き検出器114に与えられ、 そこでこの2信号はピクセルごとに比較される。フレーム動き検出器の出力「M OTIN」は後述のNTSCフィルム検出器118、PALフィルム検出器12 0および鋸波ベース編集検出器126に与えられる。MOTION信号は図3に 示すような飛越し−走査線倍増順次走査変換器の入力としても用いられ得る。F 0およびF2信号ストリーム入力を受取るフレーム動き検出器は先行技術におい て公知である。たとえば、上述の米国特許第4,982,280号、第4,96 7,271号および第5,291,280号を参照されたい。上述の米国特許第 4,982,280号、第4,967,271号および第5,291,280号 の特許のものを含むさまざまなフレーム動き検出器がこの発明の局面においてフ レーム動き検出器として用いられ得る。しかしながら、この発明の局面をなす後 述の改良されたフレーム動き検出器を用いることが好ましい。 F0−1H、F0、F1−1HおよびF1+1H信号ストリームとF2、F2 −1H、F1−1HおよびF1+1H信号ストリームとはそれぞれF0鋸波検出 器128およびF2鋸波検出器130に与えられる。各鋸波検出器は、フィール ド1およびフィールド0の不適当なインターリーブまたはフィールド1およびフ ィールド2の不適当なインターリーブが引起すであろうジグザクアーチファクト を探す。これら2つの検出器の出力F0sawおよびF2sawはそれぞれ鋸波ベース 編集検出器126に与えられる。鋸波検出器は米国特許第5,625,421号 に開示されている。この発明の局面をなす鋸波検出技術は、この発明の鋸波検出 器が飛越し−順次変換の前の代わりに(走査線倍増後の)このような変換の後に 動作するという点で上述の第5,625,421号におけるものとは異なる。 さらに後述するように、NTSCフィルム検出器およびPALフィルム検出器 (それぞれ118および120)はフィールド0とフィールド1との間の累積し たフィールド動きを検査してから、フィールド動きフィルムシーケンスパターン (NTSCでは「10100」のパターン、PALでは「10」のパターン)を 探し、マテリアルがフィルムであって映像でないことを判断する。上述の4,9 82,280特許では、フィールドの代わりにフレームがフィルム検出器におい て比較される。4,982,280特許のフィルム検出器はピクセルの差を累積 する代わりに最小サイズ制限を与える。それにもかかわらず、上述の4,982 ,280特許におけるようなステートマシンがこの発明のフィルム検出器におい て用いられ得る。フィルム検出器は「悪い編集」が検出されるときに編集Y/N (イエス/ノー)信号によってリセットされる。悪い編集とは、2つの完全なフ ィルムフレームがまだ取除かれていないときにフィルムマテリアル上の映像に行 なわれた編集であって3−2プルダウン比が変更してしまうものを意味する。フ ィルムシーケンスは以下のように見えるかもしれない。 AAABBCCCDDEEEFF 良い編集は以下のように見えるかもしれない。 AAABBEEEFF 悪い編集は以下のように見えるかもしれない。 AAACCCDDEEEFF ここで、A、B等は特定の動画フレーム(フレームA、B等)から引出された映 像フィールドである。 フィルム検出器の出力はフィルムY/N(イエス/ノー)信号およびF0/F 2信号の2信号である。フィルムY/Nは走査線倍増器(図3参照)がその下で 機能するモードを選択する。F0/F2信号は、マテリアルがフィルムであると きに走査線倍増器(図3参照)がどちらのフィールド信号ストリームF0または F2をF1−1/2Hでインターリーブする(合成する)かを選択する。フィル ムY/NおよびF0/F2信号は図3に示すような飛越し−走査線倍増順次走査 変換器への入力として用いられ得る。 2つのフィルム検出器のうちの1つの出力が2回路2接点スイッチ132によ って選択される。スイッチは外部から与えられるNTSC/PAL信号によって 制御される。これは、入力された映像フォーマットに依存して活性状態であるべ き適切なフィルム検出器を選択する。PALフィルム検出器はまたNTSC信号 における30フレーム/秒のソースを検出するためにも用いられてもよく、この 場合スイッチ132はPALスイッチ位置に配置される。 F0およびF2鋸波検出器(128および130)の出力F0sawおよびF2s aw は、動き信号のフィルムY/N信号およびF0/F2信号とともに、鋸波ベー ス編集検出器126によって組合せられてフィルム検出器118および120を リセットするために用いられる編集Y/N信号を生じる。編集Y信号はフィルム Y/N信号を直ちにNにリセットする。 ここで、この発明またはその局面が用いられ得る飛越し−走査線倍増順次走査 変換器環境を示す図3を参照すると、入力信号Yin(Yinの性質については上の 説明を参照されたい)が、図1の配置のさまざまな機能を含むブロック302に 与えられる。ブロック302は、F0タイミングを有する第1の映像ストリーム と、F1−1/2Hタイミング(すなわち、F0ストリームタイミングの公称1 フィールド時間後)を有する第2の映像ストリームと、F2タイミングを有する 第3の映像ストリームとを与える(ここで、F0、F1−1/2HおよびF2は 図1および2に関連して説明されるとおりである)。F1−1/2H映像ストリ ームが「直接」フィールドYdirを走査線倍増器対304の一方の入力に与える 。F0およびF2映像ストリームは非フィルム映像プロセッサ306およびフィ ルム映像プロセッサ308に与えられる。ブロック302はそのF0/F2出力 をフィルム映像プロセッサ308に与え、そのフィルムY/N出力を1回路2接 点スイッチ310の制御入力に与える。スイッチ310の出力は「補間された」 フィールドYintを走査線倍増器対304の他方の入力に与える。走査線倍増器 対304からの出力は組合せられて出力信号Youtを与える。 動作において、補間されたフィールドYintからの走査線が直接フィールドYd ir からの走査線でインターリーブされる。補間されたフィールドの走査線は動画 フィルムソースの場合はF0またはF2映像ストリームから取出され、ソースが 動画フィルムでない場合は、フィールド内補間、フィールド間補間、フィールド 内補間とフィールド間補間との組合せ、または何らかの他の公知の技術のような さまざまな公知の技術の任意のものによって構成される。図3の例では、非フィ ルム映像プロセッサ306が、(たとえばF0とF2とを平均化することによっ て)動きなしまたは低度の動きの条件に対してはフィールド間補間を用い、中程 度から高程度の動きの条件に対してはフィールド内補間を用いるように、与えら れた動き信号に応答して適応して動作することを想定する。フィルム映像プロセ ッサはフィルムソースが検出されるときにF0/F2信号に応答してF0映像ス トリームまたはF2映像ストリームのいずれかを選択し、正しいフィールドが直 接フィールドと合成されることを確実とする。 フィールド動き検出器 図1のフィールド動き検出器の詳細を図4に示す。フィールド動き検出器は対 向するフィールドパリティ(たとえば、フィールド0およびフィールド1)の一 時的に隣接するピクセル情報を比較し、フィールドからフィールドへの動きを垂 直方向の画像遷移から区別してフィールド動き信号を与える。 各フィールド動き検出器は3つの減算器(402、404および406)、小 絶対値保持器408、大小比較器410および動き有無スイッチ412を含む。 減算器402はF1−1/2H信号およびF0信号を受取る。減算器404はF 0信号およびF1+1/2H信号を受取る。減算器406はF1−1/2H信号 およびF1+1/2H信号を受取る。米国特許第5,291,280号に説明さ れるフィールド動き検出器(たとえば図3参照)は上述したのと同じ入力を受取 る減算器402および404と小絶対値保持器408とを用いる。この発明のフ ィールド動き検出器は上述の5,291,280特許におけるのと同じ小絶対値 保持器の配置を用いることができる。 フィールド間減算はフィールド動きを生じるが、また垂直方向の遷移を動きと して誤って検出する。小絶対値保持器は2つのフィールド間減算値のうち小さい 方を選択し、それによって高周波垂直遷移を動きから区別する。残念ながら、低 周波垂直遷移がなお動きとして検出される。この欠点を克服するために、この発 明のフィールド動き検出器は、出力である垂直エネルギの測定値が大小比較器4 10において小絶対値保持器408の出力であるフィールド動きの測定値と比較 されるシングルライン垂直差分器(第3の減算器406)を付加する。シングル ライン垂直差分器として機能する減算器406はフィールド内の垂直遷移を探す 。垂直遷移の大きさがフィールド動きの大きさよりも大きければ、垂直遷移は誤 って動きであると判断され、出力スイッチがノー位置になり、動きが検出されな かった。しかしながら、フィールド動きが垂直エネルギよりも大きければ、動き の値イエスが出力される。これはより正確な動き検出を生む。ここで、減算器か らの動き情報信号のサインは小絶対値保持器を考慮して無関係である。 この発明の改良されたフィールド動き検出器の性能と比較して先行技術のフィ ールド動き検出器が低周波垂直遷移と動きとを区別することができないことは、 図5−10を参照することによってよりよく理解できる。図5−10は、さまざ まな信号条件での時間間隔をあけられた映像ストリームにおける、時間に対する (隣接する線での)ピクセル振幅(すなわち、水平ピクセルではなく垂直ピクセ ル)と、結果として生じるフィールド動き検出器信号出力との理想化された図で ある。図5−7は(上述のようにこの発明の改良されたフィールド動き検出器の 一部をなす)上述の5,291,280特許に開示されるような先行技術のフィ ールド動き検出器に関連し、図8−10はこの発明の改良されたフィールド動き 検出器に関連する。図5−10を参照する際に、飛越し映像フィールドにおける さまざまなピクセルの相対位置をより十分に認識するには図2を参照するとよい 。 ここで図5(先行技術−高周波垂直遷移、動きなし)を参照すると、図5Aは 映像ストリームF0における隣接する線のピクセル振幅を示し、図5Bは映像ス トリームF1−1/2H(時間的にF0映像ストリームの262線分後)におけ るピクセル振幅を示し、図5Cは映像ストリームF1+1/2H(時間的にF0 映像ストリームの263線分後)におけるピクセル振幅値を示す。減算器402 は図5Dに示す出力(1ピクセル)を生じ、減算器404は図5Eに示す出力( 0ピクセル)を生じる。したがって、小絶対値保持器408は図5Fに示す出力 (0ピクセル)を生じる。この出力、すなわち、上述の5,291,280特許 のフィールド動き検出器によって与えられるであろう出力は正しい出力であり、 動きがない場合の高周波遷移が各ピクセル位置に対して正しい「動きなし」出力 を生む。 ここで図6(先行技術−高周波垂直遷移、動きあり)を参照すると、図6Aは 映像ストリームF0における隣接する線のピクセル振幅を示し、図6Bは映像ス トリームF1−1/2H(時間的にF0映像ストリームの262線分後)におけ るピクセル振幅を示し、図6Cは映像ストリームF1+1/2H(時間的にF0 映像ストリームの263線分後)におけるピクセル振幅値を示す。減算器402 は図6Dに示す出力(2ピクセル)を生じ、減算器404は図6Eに示す出力( 3ピクセル)を生じる。したがって、小絶対値保持器は図6Fに示す出力(2ピ クセル)を生じる。この出力、すなわち、上述の5,291,280特許のフィ ールド動き検出器によって与えられるであろう出力は正しい出力であり、動きが ある場合の高周波遷移が正しい「動き」出力(相対的なフィールドからフィール ドへの動きの振幅を示す、2線におけるピクセル位置での動き信号)を生む。 ここで図7(先行技術−低周波遷移、動きなし)を参照すると、図7Aは映像 ストリームF0における隣接する線のピクセル振幅を示し、図7Bは映像ストリ ームF1−1/2H(時間的にF0映像ストリームの262線分後)のピクセル 振幅を示し、図7Cは映像ストリームF1+1/2H(時間的にF0映像ストリ ームの263線分後)のピクセル振幅値を示す。各々が低周波垂直遷移の場合 (黒から白へのフェード)で起こるであろうようなゆっくりと増加するピクセル 値を示す。減算器402は図7Dに示す出力(4低レベルピクセル)を生じ、減 算器404は図7Eに示す出力(4低レベルピクセル)を示す。したがって、小 絶対値保持器408は図7Fに示す出力(3低レベルピクセル)を生じる。図7 Hに示すこの出力、すなわち、上述の5,291,280特許のフィールド動き 検出器によって与えられるであろう出力は誤った出力であり、動きのない場合の 低周波遷移が誤った「動き」出力(3線におけるピクセル位置での低振幅動き信 号)を生む。 ここで図8(この発明−高周波垂直遷移、動きなし)を参照すると、図8Aは 映像ストリームF0における隣接する線のピクセル振幅を示し、図8Bは映像ス トリームF1−1/2H(時間的にF0映像信号の262線分後)におけるピク セル振幅を示し、図8Cは映像ストリームF1+1/2H(時間的にF0映像ス トリームの263線分後)におけるピクセル振幅値を示す。減算器402は図8 Dに示す出力(1ピクセル)を生じ、減算器404は図8Eに示す出力(0ピク セル)を生じる。したがって、小絶対値保持器408は図8Fに示す出力(0ピ クセル)を生じる。減算器406は図8Gに示す出力(1ピクセル)を生じる。 垂直エネルギを示す減算器406の出力が小絶対値保持器408の出力よりも大 きいので、大小比較器がスイッチ412をそのノーの位置になるようにさせ、出 力はなく、動きなしを示す。図8Hに示す出力は先行技術と同じである(図5参 照)。 ここで図9(この発明−高周波垂直遷移、動きあり)を参照すると、図9Aは 映像ストリームF0における隣接する線のピクセル振幅を示し、図9Bは映像ス トリームF1−1/2H(時間的にF0映像ストリームの262線分後)におけ るピクセル振幅を示し、図9Cは映像ストリームF1+1/2H(時間的にF0 映像ストリームの263線分後)におけるピクセル振幅値を示す。減算器402 は図9Dに示す出力(2ピクセル)を生じ、減算器404は図9Eに示す出力( 3ピクセル)を生じる。したがって、小絶対値保持器408は図9Fに示す出力 (2ピクセル)を生じる。減算器406は図9Gに示す出力(1ピクセル)を生 じる。垂直エネルギを示す減算器406の出力が小絶対値保持器408の出力 よりも小さいので、大小比較器は2ピクセル分の時間の間スイッチ412をその イエスの位置に移動させ、小絶対値保持出力がフィールド動き検出器の出力とし て与えられ、2ピクセル位置でこれらの振幅の動きがあることを示す。残りのピ クセル位置では、減算器406の出力が小絶対値保持器408の出力よりも大き いので、大小比較器がスイッチ412をそのノーの位置にさせ、出力がなく動き なしを示す。図9Hに示す結果は先行技術と同じである(図6参照)。 ここで図10(この発明−低周波垂直遷移、動きなし)を参照すると、図10 Aは映像ストリームF0におけるピクセル振幅を示し、図10Bは映像ストリー ムF1−1/2H(時間的にF0映像ストリームの262線分後)の隣接する線 のピクセル振幅を示し、図10Cは映像ストリームF1+1/2H(時間的にF 0映像ストリーム263線分後)におけるピクセル振幅値を示す。減算器402 は図10Dに示す出力(4低レベルピクセル)を生じ、減算器404は図10E に示す出力(これもまた4低レベルピクセル)を生じる。したがって、小絶対値 保持器408は図10Fに示す出力(4低レベルピクセル)を生じる。減算器4 06は図10Gに示す出力(より高いレベルの4ピクセル)を生じる。垂直エネ ルギを示す減算器406の出力が小絶対値保持器408の出力よりも大きいので 、大小比較器はスイッチをそのノーの位置に移動させ、出力はなく、動きなしが 示される。図10Hに示す出力は正しく、先行技術とは異なる(図8参照)。し たがって、この発明の改良されたフィールド動き検出器は、動きから高周波遷移 を区別する先行技術の能力を維持しながらも、動きから低周波垂直遷移を区別す る能力を加える。 フレーム動き検出器 図11に詳細に示すフレーム動き検出器124(図1)はF0映像ストリーム 信号とF2映像ストリーム信号とをピクセルごとに比較して、フィールドF1に おける対応のピクセルが動きありの可能性があるかどうかを判断する。多くの先 行技術のフレーム検出器がこの発明の局面で用いられ得るが、今から説明する改 良されたフレーム動きが好ましい。 上述の米国特許第4,982,280号に説明されるフレーム動き検出器では 、 高周波動きがフィルタ処理されて取除かれる。この発明の局面を構成するフレー ム動き検出器は動きと副搬送波信号成分とをより改良された態様で区別する。 この発明の一部をなす改良されたフレーム動き検出器では、フレーム減算が減 算器1102においてF0とF2との間で行なわれる。減算器1102の出力は 次に低域フィルタ1104および減算器1106によって生じる相補的な低域フ ィルタおよび高域フィルタを通る。デジタル実現例では、低域フィルタはカラー 副搬送波周波数で0の5タップFIRフィルタであってもよい(NTSCおよび PALの両方で使用するためのフレーム検出器では、フィルタ特性はNTSC信 号またはPAL信号のいずれが処理されているかによって切換可能であってもよ い)。ライン1108上の(ほとんどの動きが存在する)水平低域フィルタ処理 される経路は整流器1110において整流され、しきい値回路1112に与えら れ、しきい値回路1112は動きLPFノイズしきい値を与えることによってノ イズ成分を取除く。デジタル実現例では、しきい値回路1112はたとえば信号 を(たとえば8ビットから)4ビットに制限できる。ライン1114上の水平高 域フィルタ処理される経路は、減算器1116、加算器1118および(NTS Cに対しては1線分の遅延を、PALでは2線分の遅延を与える)遅延素子11 20によって構成される相補的な垂直低域フィルタおよび高域フィルタに入る。 これらの経路、すなわち垂直HPF経路1122および垂直LPF経路1124 は次に個々にそれぞれの整流器1126および1128において整流され、それ ら自体のしきい値回路を有する(それぞれ動きHHPF−VHPFノイズしきい 値および動きHHPF−VLPFノイズしきい値を与えることによってノイズ成 分を取除くしきい値回路1130および1132)(ここで、HHPFは水平高 域フィルタ等である)。デジタル実現例では、しきい値回路1130および11 32がそれぞれの信号を4ビットに制限できる。 このように、水平に低域フィルタ処理される(HLPF)経路と、水平に高域 フィルタ処理され、垂直に高域フィルタ処理される(HHPF−VHPF)経路 と、水平に高域フィルタ処理され、垂直に低域フィルタ処理される(HHPF− VLPF)経路との3つの経路が与えられる。この3つの経路の目的は真の動き 情報からカラー副搬送波信号成分を分離することである。HLPF経路出力はL PF1104の水平低域フィルタ処理作用の結果として副搬送波信号成分を実質 的に有さない。HLPF経路の補数を有する2つのHHPF経路はスペクトルの 高周波部分に存在する副搬送波信号成分を低減するために垂直フィルタ処理を必 要とする。このような成分は実際のテレビジョンスクリーンに起こり得る垂直線 パターンの様相を有する。HHPF−VHPF経路のフィルタ処理作用は低振幅 レベル副搬送波信号成分を通す。HHPF−VHPFしきい値を十分に高く設定 することによって、真の動きが副搬送波成分から区別される。HHPF−VLP F経路のフィルタ処理作用は(線から線で位相が異なっているので垂直成分を有 する)副搬送波成分を拒絶するが、動きとして検出されなければならない(「動 くマルチバースト」と呼ばれる)線の水平に動くパターンを通す(このようなパ ターンは他の2つの経路によって拒絶される)。HHPF−VLPF経路はHH PF−VHPF経路よりも低いしきい値レベルを有し得る。なぜなら、HHPF −VLPF経路は振幅に基づいて望ましくない信号成分から望ましいものを区別 しないためである。HLPFしきい値レベルおよびHHPF−VLPFしきい値 レベルはノイズから免れるために選択される。 3つの異なってフィルタ処理された動き経路が次に加算器1134において組 合せられ、伸長機1136において伸長させられる。好ましくは、これらは5ピ クセル分水平に、1フィールド分一時的に、かつ1線分垂直に伸長させられる。 このような水平、垂直および一時的伸長のための技術は公知である。たとえば、 上述の米国特許第5,488,422号を参照されたい。ブロック1136の出 力は大値保持器1138の第1の入力と262H/312H(NTSCでは26 2線、PALでは312線)遅延素子とに与えられ、その出力は第2の入力とし てブロック1138に、また1H(1線)遅延素子1142に与えられ、その出 力はブロック1138に第3の入力として与えられる。ブロック1136−11 42は一時的かつ垂直に伸長された動き信号を与える。一時的かつ垂直に伸長さ せる目的は、急速に動く物体(たとえば、揺れるペンジュラム)がフレーム間に 「ホール」を残す状況を防ぎ、NTSC信号の場合ではフィルムマテリアルがフ ィルムマテリアルとして検出されないときにシャープな画像とソフトな画像との 間でむらが起こる様相を防ぐという2つである。また、伸長はフレーム動き信号 がフィルム検出器においてフィルム動き信号を「取囲む」ことを確実とする。 フレーム動き検出器は動きLPFノイズしきい値、動きHHPF−VLPFノ イズしきい値および動きHHPF−VHPFノイズしきい値との3つの調節可能 なパラメータを有する。パラメータは、ノイズおよび副搬送波信号成分によって 引起される動きの誤った検出を最小にするよう調節されるべきである。 フィルム検出器 機能上、NTSCフィルム検出器118はPALフィルム検出器120とは別 個に設けられる。実際の実施例では、2つの検出器は回路および/または機能を 共有することがありがちである。両方のフィルム検出器がフィルムパターンの開 始を判断するという同じ目的を有し、(そのフィルムY/N信号をそのY(イエ ス)条件にすることによって示すように)フィルムモードに入り、フィルムモー ドに入った後フィルムパターンが崩れると(フィルムY/N信号をそのN(ノー )条件にすることによって示すように)フィルムモードから出る。異なるフィル ムパターンは(NTSCにおける24フレーム/秒のフィルムソースおよびPA Lにおける25/フレーム秒のフレームソースから生じる)各映像フォーマット (NTSCまたはPAL)に固有のものである。両方のフィルム検出器が動作の ある特性および原理を共有する。両方がフィールド動き検出器114のF0mtn 出力と、フレーム動き検出器124の動き出力と、鋸波ベース編集検出器126 からの編集Y/N信号とを受取る。一次入力はフィールド動き検出器のF0mtn 信号である。フレーム動き信号はフィールド動き信号の検証を行なうものとして 役立つ。編集Y/N信号は、フィルムパターンが崩れているという、鋸波アーチ ファクトを引起す信号条件の検出に基づいて初期の指示を与える。 NTSCテレビジョン信号において24フレーム/秒の動画ソースを検出する ための先行技術の典型的なフィルム検出器(たとえば上述の4,982,280 および5,291,280特許を参照)はフィールドベースというよりフレーム ベースである。しかしながら、PALテレビジョン信号において25フレーム秒 の動きを検出するためのフィールドベースフィルム検出器は公開国際特許出願W O94/30006に開示されている。この発明のNTSCフィルム検出器およ びPALフィルム検出器は上述の国際出願におけるフィールドベースPALフィ ルム検出器を改良したものである。したがって、たとえばNTSCのためのフレ ームベースフィルムパターンが0の後に4つの1が続く5フレームシーケンスで ある(周知のように、このパターンは動画ソースにおける動きの条件に対して生 じ、動きなしはその1を0にさせるが、特定の0の位置はフィルムソースを保証 するためにあらゆる条件下で0であり続けなければならない)。この発明の改良 されたフィールドベース検出技術では、3つの0の位置があらゆるフィルム動き 条件の下で5フィールドシーケンスにおいて0を維持しなければならず(2つの 1の位置が1または0の条件を想定できる)、こうしてフィルムパターンの崩れ をより高速に検出する。 さらに、このフィルム検出器は鋸波ベース編集検出器によって与えられる編集 Y/N信号に応答し、これは、信号がそのY状態になると、フィルム検出器が直 ちにフィルムモードから出て、検出器のフィルムY/N信号出力が直ちにNにな るように行なわれる。編集Y信号はフィルムシーケンスパターンが崩れていると いうフィールド内の指示を与え、こうしてフィルムシーケンスパターン検出器( エラーを検出するのに少なくとも1フィールドを必要とするパターン検出器)が このような判断を行なうことができる前に初期の指示を与える。こうして、編集 Y/N信号はフィルムモードから出るための第2の方法(第1のものはフィルム パターンの中断)を与える。 フィルムベース編集検出では、シーケンスが崩れている(シーケンスAAAB B122233−「鋸波検出器」の表題の下の説明を参照されたい)ので検出さ れないあるタイプの編集がある。全編集がフィールドベース検出において悪い編 集として検出される(許容可能な1つの「良い」編集を除く−たとえば上の「良 い編集」の例を参照されたい)。 NTSCフィルム検出器 NTSCフィルム検出器118(図1)はフィールド動き検出器114のF0mtn 出力と、フレーム動き検出器124の動き出力と、鋸波ベース編集検出器か らの編集Y/N信号とを受取る。NTSCフィルム検出器118はNTSCテレ ビ ジョン信号において24フレーム/秒のソースを探す。これはフィールド0とフ ィールド1との間の累積されたフィールド動きを検査してから、フィールド動き フィルムシーケンスパターン「10100」を探し、そのマテリアルがフィルム であって映像でないことを判断する。図12はNTSCフィルム検出器の詳細を 示す。 NTSCフィルム検出器への一次入力はフィールド動き検出器114(図1) のF0mtn出力である。F0mtn信号は副搬送波残留物を取除くために低域フィル タ1202においてフィルタ処理され、整流器1204において整流され、フィ ルム動き帰線消去機1206によって帰線消去されて、いかなる画像エッジアー チファクトおよびサブタイトルも動きとして検出されないようにする。整流され 、帰線消去された動き信号は次にノイズアーチファクトを低減するためにしきい 値回路1208に与えられる。しきい値回路は固定されかつ予め規定されたフィ ルムノイズしきい値によってセットされる。平行経路において、フレーム動き検 出器からの動き入力がしきい値回路1210によってデジタル形態で1ビット動 きイエス/ノー信号にしきい値処理される。このしきい値回路は動きしきい値に よってセットされる。1ビットの動きイエス/ノー信号は次に動き有無スイッチ 1212を制御するために用いられる。フレーム動き指示はフィールド動き指示 の検証に役立ち、所与のピクセルでフレーム動きがなければ同じピクセルに対し てフィールド動きはあり得ない(フレーム動きは、フレーム動きの帯域がフィー ルド動きを取囲むことを確実とするように水平および垂直に伸長させられる)、 スイッチ1212からの1ビットフィールド動き信号は次にフィールドレートア キュムレータ1214において全フィールドにわたって累積される。 各フィールドの終わりに、データがラッチされ、動き値が3つの平行な経路1 216、1218および1220に渡される。これらは、1)5フィールド最小 検出器1222(ただし5フィールド最小が安全マージンを満たすために設けら れることが好ましく、3フィールド最小は実用的でない)への経路1216と、 2)3フィールド重み平均計算機1224への経路1218と、3)フィールド の終わり計算が行なわれる減算器1226の一方の側への経路1220とである 。各フィールドの初めにアキュムレータがリセットされる。 フィールド動きが正確ではないので、動きのないフィールドがそれと関連した 非ゼロ値を有するかもしれない。5フィールド最小検出器1222は最小の動き を求めて5つの隣接するフィールドを検査する。動きのないフィールドが常にあ る5つの隣接するフィールドのフィルムでは、したがって最小の動き値がそれに 対応する。この出力は、経路1220上のアキュムレータ1214の出力から動 きのないフィールドと関連したベース動き値を取除くために減算器1226への 他の入力を与える。減算器1226の出力は次に、ブロック1224の出力、す なわち3つのフィールドの重み平均によってしきい値が決定される可変しきい値 回路1228に渡される。 動きしきい値は画像情報の動きに依存するので、ほとんど動きのない画像情報 は動きの多いマテリアルよりも低いしきい値を有する。最小動き検出器1222 および重み平均計算機1224は小さい動きのあるシーン上でのフィルム検出の 感度を大いに高め、ナイキスト基準に反するコンピュータ発生マテリアルをファ クタ出力する。動きのあるフィールドでは「1」であり、動きのないフィールド では「0」である可変しきい値回路1228の出力が次に、循環するシーケンス 10100を探すステートマシン1230に与えられる。ステートマシン123 0は上述の4,982,280特許に説明されるタイプのものであってもよい。 検出されるフィルムシーケンスの数がフィルムシーケンス獲得数に一旦達すれば 、フィルムモードが活性化される。フィルムシーケンス獲得数、すなわち、フィ ルムシーケンスの検出を示すためにパターンが繰返さなくてはならない回数がシ ステム設計者によって設定される。たとえば、この数はNTSCでは3であって もよく(ただし1で十分かもしれない)、あまり固有のフィルムパターンを有さ ないPALでは5または6であってもよい。 ビデオモードへの遷移は、1)フィルムシーケンスが「1」で置き換えられる 「0」によって中断される場合(フィルムモードでは一度動きのないフィールド の場合のように「1」フィールドが「0」フィールドで置き換えられ得るが、動 きのないフィールドは動きのあるものへと転換され得ないことに注目されたい) 、または2)編集Y/N信号がハイ(イエス)になる場合の2つの条件のいずれ かで起こる。 この発明のNTSCフィルム検出器がフィールドベースであるので、悪い編集 がフィルム検出器をフィルムモードから出させることができる場所は5フィール ドシーケンス内に3つある。これに対して、フレーム動きフィルム検出方式では その場所は1つである−0111。上述のように、「0」は「1」になることが できないが「1」は「0」となることができ、したがってフィールド動きシーケ ンスは、フレームベースフィルムシーケンス上の1つの「0」に対して、編集検 出器として用いられ得る3つの「0」を有する。これは悪い編集の負の視覚的影 響を最小にする効果を有する。 NTSCフィルム検出器は、フィルムノイズしきい値と、動きしきい値と、N TSCフィルムシーケンス獲得数と、エッジ効果を最小にするためにフィルム動 き検出の領域を規定する4つのフィルム帰線消去パラメータとの7つのパラメー タを有し、4つのフィルム帰線消去パラメータは、フィルム帰線消去トップライ ンと、フィルム帰線消去ボトムラインと、フィルム帰線消去右側と、フィルム帰 線消去左側とを有する。 PALフィルム検出器 PALフィルム検出器120(図1)はPALテレビジョン信号において25 フレーム/秒のソースを探し、これはまたNTSCテレビジョン信号において3 0フレーム/秒のソースを探すことができる。これはフィールド0とフィールド 1との間の累積されたフィールド動きを検査し、フィールド動きフィルムシーケ ンスパターン「10」を探し、その後マテリアルがフィルムであってビデオでな いかを判断する。PALフィルム検出器の詳細を図13に示す。 PALフィルム検出器は図12のNTSCフィルム検出器118(図1)と同 じF0フィルム動き信号F0mthをその入力で受取り、同じピクセルレート処理 を行なう。実際問題として、低域フィルタ1202、整流器1204、帰線消去 回路1206、ノイズしきい値回路1208、動きしきい値回路1210、動き 有無スイッチ1212およびフィールドレートアキュムレータ1214はNTS Cフィルム検出器とPALフィルム検出器との間で共通である。PALフィルム 検出器において対応する素子には対応の「13xx」の参照番号が割当てられる 。 図12のNTSCフィルム検出器と関連して説明される共通の素子は繰返し説明 されない。 PALで行なわれるフィールドの終わり計算は、NTSCで検出されるシーケ ンスがPALで検出されるものと異なるので、NTSCとは異なる。PALの循 環するフィルムシーケンスは「10」である。このシーケンスは連続して数フレ ームにわたって映像マテリアル上に起こり得るので、この場合を区別するために 注意を払わなくてはならない。まず、フィールドレートアキュムレータ1314 からの現在のフィールド動き(B)が、フィールドレートアキュムレータ131 4の出力を1フィールド遅延素子1342において遅延させる(これは垂直同期 信号によってフィールドレートでクロックされるフリップフロップとして行なわ れ得る)ことによって引出されたすぐ前のフィールド動き(A)と比較器134 0において大きさを比較されて、比較器1340の出力で動きサイン信号を形成 する。現在の値が前の動き値よりも大きければ「1」が出力され、逆に現在の値 が前の動きよりも小さいかそれと等しければ「0」が出力される。 平行経路で、現在のフィールド動き(B)とすぐ前のフィールド動き(A)と の2つの動きが演算子1344によって変更されて割合|(A−B)/[(A+ B)/2]|を形成する。平均値によって割算される差の絶対値であるこの関数 が隣接するフィールドの動き割合に対応し、これは次に、その出力が動きサイン 信号でANDゲート1348においてゲーティング処理されるしきい値回路13 46に渡される。最小の動き制約を導入することが必要とされ、これは動きサイ ン信号がAとBとの間の差が1であるかまたは1000であるかを考慮しないた めである。映像マテリアルでは、1000、1410、1400および1510 のような動き値を得ることは稀ではない。これらは動きサイン信号−フィルム状 パターンから「0101」を生じる。小さい動きフィルムソースは6、100、 5、110のような値を有するかもしれない。このように、PAL最小動き割合 はフィルムと映像とを区別するのに役立つ。代替的であるがあまり望ましくない 態様で、フィールドレートアキュムレータ(図12の1214、図13の131 4)と、ステートマシン(図12の1230、図13の1350)との間のNT SCフィルム検出器の配置が用いられてもよい。 最小の動き割合制約が適えられれば、動きサインはPALフィルムステートマ シン1350に与えられ、これは上述の4,982,280特許におけるのと同 じタイプのステートマシンであってもよい。制約が適えられなければ0が入力さ れる。PALフィルムモードはフィルムシーケンスの数がPALフィルムシーケ ンス獲得数に達すると入力される。 NTSCの場合のように、映像モードへの遷移は、1)フィルムシーケンスが 中断される場合かまたは2)編集Y/N信号がハイになる場合の2つの条件のう ちのいずれかで起こる。ルックアップテーブルがそれぞれの映像規格に対して適 切に用いられるならば、単一フィルムステートマシンがNTSCフィルム検出器 およびPALフィルム検出器のために用いられてもよいことに注意されるべきで ある。 NTSCフィルム検出器と同様、PALフィルム検出器は、フィルムノイズし きい値と、動きしきい値と、PALフィルムシーケンス獲得数と、PAL最小動 き割合と、フィルム動き検出の領域を規定する4つのフィルム帰線消去パラメー タとの8つの調節可能なパラメータを有し、4つのフィルム帰線消去パラメータ は、フィルム帰線消去トップラインと、フィルム帰線消去ボトムラインと、フィ ルム帰線消去右側と、フィルム帰線消去左側とを有する。 鋸波検出器 鋸波検出器128および130(図1)はF1とF0とのまたはF1とF2と の不適当なインターリーブが生じる「鋸波」アーチファクトを探す。鋸波検出器 の詳細を図14に示す。 鋸波は、同様の垂直内容を有する偶数番目の線と同様の垂直内容を有する奇数 番目の線とによって特徴付けられ、奇数番目の線は図15A−15Dに示すよう に偶数の線から水平にオフセットされている。鋸波アーチファクトについては上 述の5,625,421特許でさらに説明される。図15Aは線が適当にインタ ーリーブされた場合の垂直バーの表示された外観を示す。図15Bは線が不適当 にインターリーブされた場合の同じ垂直バーを示す。図15Cは線が適当にイン ターリーブされた場合の斜めのバーを示す。図15Dは線が不適当にインターリ ーブ場合の斜めのバーを示す。 各鋸波検出器は4つの減算器1402、1404、1406および1408の バンクを含む。理解を助けるため、偶数番目の線がフィールド0にあり、奇数番 目の線がフィールド1にあると想定する(図2を参照して、ピクセルPF0-1Hを 含む線を線0とし、ピクセルPF0を含む線を線2とし、ピクセルPF1-1/2Hを含 む線を線1とし、ピクセルPF1+1/2Hを含む線を線3とする)。 図14および上の表はF0鋸波検出器に存在する信号を示す。F2鋸波検出器 では「F2−1/2H」が「F0−1/2H」に置き換わり、「F2」が「F0 」に置き換わる。 減算器1402−1408の出力は4つの同一の平行経路1410−1416 を通って進み、各々が、副搬送波残留物およびノイズを取除くための低域フィル タ(それぞれ1418、1420、1422および1424)と、整流器(それ ぞれ1426、1428、1430および1432)と、画像エッジアーチファ クトが鋸波として検出されないようにするための編集帰線消去器(それぞれ14 34、1436、1438および1440)と、しきい値回路(それぞれ144 2、1444、1446および1448)との4つの素子を含む。フィールド内 減算器1402および1406のしきい値は同じであり、出力が小さいことを必 要としてそれらが垂直に整列することを明らかにする。フィールド間減算器14 04および1408のしきい値は同じであり、出力が大きいことを必要とし、フ ィールドからフィールドへの遷移の水平のずれがあることを示す。4つのしきい 値回路の出力はANDゲート1450に与えられ、しきい値回路1442および 1446の出力は反転入力を介して与えられる。したがって、減算器1402お よび1406の出力がしきい値よりも低く、減算器1404および1408の出 力がしきい値よりも高い場合に鋸波が予測されるように4つの信号が組合せられ る。ANDゲート1450の出力はF0Saw(F2鋸波検出器からのF2Saw)で ある。 鋸波検出器は、鋸波2H類似しきい値と、鋸波1H差分しきい値と、編集動き 検出の領域を規定する4つの編集帰線消去パラメータとの6つの調節可能なパラ メータを有し、4つの編集帰線消去パラメータは、編集帰線消去トップライン、 変種帰線消去ボトムライン、編集帰線消去右側、および編集帰線消去左側を有す る。 F0SawおよびF2Saw信号が孤立した鋸波アーチファクト信号条件がいつ起こ るかを示すが、悪い編集が起きているかを判断するためにはより多くの情報が必 要とされる。鋸波ベース編集検出器126の目的はF0Saw信号およびF2Saw信 号を他の情報とともに処理して悪い編集をかなりの信頼性を持って識別すること である。 F0Saw信号およびF2Saw信号、F1−1/2H信号ならびにフレーム動き信 号を受取る鋸波ベース編集検出器126(図1)はフィールド1に対してフィー ルド0およびフィールド2上の予測され得る鋸波アーチファクトを探す。1本の 線当りの鋸波の関数が累積され、F1−1/2H信号における動く水平遷移の数 と比較される。現在表示されているフィールド(F1)では、動くエッジに対す る鋸波の割合が最小の割合を満たし、この割合が予め規定された数の隣接する線 にわたって満たされれば、編集が検出される。表示されていないかまたは代替的 なフィールド(F0またはF2)上では、動くエッジよりも多くの鋸波があり、 現在表示されているフィールド上に検出される鋸波があり、これが予め規定され た数の隣接する線にわたって起これば、編集が検出される。鋸波ベース編集検出 器の詳細を図16に示す。 鋸波ベース編集検出器は動きエッジ検出入力部と鋸波検出入力部との2つの別 個の入力部を有する。動きエッジ検出器入力部はF1−1/2H信号入力を受取 り、それを水平遷移を探す水平差分器1602に与える。これは1クロック(1 ピクセル)遅延素子1604および減算器1606によって実施される。差分器 1602の出力は次に低域フィルタ1608によってフィルタ処理され、整流器 1610によって整流され、編集帰線消去器1612によって帰線消去され、H エッジ(水平エッジ)しきい値回路の制御の下でノイズしきい値処理を与えるし きい値回路1614に与えられる。平行経路において、フレーム動き信号がまた 動きしきい値の制御の下でしきい値1616によってしきい値処理されて動きY /N信号を形成し、これは次にANDゲート1618において水平遷移信号と論 理積を取られて、動き水平エッジだけを通す。動き水平エッジはHレート(水平 レート)動き水平エッジアキュムレータ1620に与えられ、ここで、ピークを 検出することによって決定される別個の動きエッジの数が1ラインの間に累積さ れる。 鋸波検出入力部はそれぞれF0鋸波検出器およびF2鋸波検出器からのF0Sa w 出力およびF2Saw出力を受取る。F0Saw信号およびF2Saw信号はそれぞれの H最小(水平最小)検出器1622および1624に与えられる。鋸波が検出さ れるためにはそれが2ピクセルの最小水平持続期間を有さなくてはならない。各 水平線の期間の間に最小2ピクセルよりも大きい持続期間を有する鋸波の例の数 がそれぞれのHレート鋸波例アキュムレータ1626および1628に累積され る。F0信号およびF2信号に対する例の数は、それぞれ現在表示されているフ ィールドと代替的なフィールドとを表わす2つの平行経路1630および163 2に与えられる。どちらがF0でありF2であるかの判断は(NTSCまたはP ALフィルム検出器によって判断されるように)システム内のF0/F2スイッ チの状態次第である。NTSCまたはPALフィルム検出器からのF0/F2信 号が、F0/F2信号の極性に依存してF0Saw信号入力およびF2Saw信号入力 を逆にする2回路2接点スイッチ1629を制御する。 現在表示されている経路1630では、現在表示されているフィールド上の鋸 波の数が割算器1634において動きエッジの数で割算される。商がしきい値回 路1636によって決定されるような鋸波動きエッジ割合よりも大きければ、カ ウンタ1638がインクリメントされる。次の線が同じ基準に満たなければ、カ ウンタ1638がリセットされる。一旦カウンタがしきい値回路1646によっ て設定される現在のフィールドの鋸波V最小しきい値に達すれば、編集が検出さ れる。 ある場合、現在表示されている編集検出器経路1630が故障する。これは、 異なるシーンのフィールド間の動き検出が起こってほとんどのフィールドが動い ているように見えるときである。これは動いているように見える水平遷移の数を 大きく増加させ、これは、水平遷移対鋸波の割合を低下させ、編集が検出されな いようにする影響を有する。これは主としてインターリーブされた2つのフィー ルドが同じ情報、一般に編集後情報(以下の例を参照)からのものである場合で ある。経路1632における代替的なフィールド編集検出器がこの問題に対処す る。 鋸波ベース編集検出器の代替的なフィールド除去編集検出部は現在表示されて いないフィールドからの検出された鋸波の数をその入力として受取る。この数は 一般にフィールドが動いていれば大きいはずである。信号は、現在表示されてい るフィールドにおける鋸波の発生によって制御されるスイッチ1642を通過す る。発生がなければスイッチは0を出力し、さもなければそれは検出される鋸波 の数を出力する。この数は次に比較器1644において動きエッジの数と比較さ れる。これが動きエッジの数に等しいかそれよりも大きければ、カウンタ164 6がインクリメントされる。次の線が同じ基準に満たなければカウンタがリセッ トされる。一旦カウンタ1646がしきい値1648によって設定される代替的 なフィールドの鋸波V最小しきい値回路に達すれば、編集が検出される。2つの 処理分岐の出力がORゲート950に与えられ、したがって、どちらの分岐が編 集を検出しても最終スイッチ1652に出力が与えられ、これによって、編集検 出器のみがフィルムマテリアル上の編集を検出することが確実となる。 鋸波ベース編集検出器の動作をよりよく理解するために、以下の例を検討する 。編集のあるフィルムストリームはAAABB122233のように見えるかも しれず、ここで文字は編集前情報を表わし、数は編集後マテリアルを表わす。フ ィルム検出器が1および2をインターリーブし、これらのフィールド間に動きが あることを想定する。したがって、鋸波は可視である(1本の線当り5つの鋸波 があると想定する)。これはまた、線1本当り5つの動きエッジがあることを意 味する。フレーム動き経路はB−2を減算し、したがって全フィールドが動いて いるように見える。ここでフィールド1におけるあらゆるエッジが動いているよ うに見える。エッジは20個あれば、20個すべてが動いているように見える。 鋸波対動きエッジの割合はもはや5/5でなく、しきい値よりも下の5/20で あり、したがって編集は検出されない。代替的なフィールド経路は今やBと1と の 間の鋸波を検出している。これはフィールド1における遷移の実際の数よりも一 般に大きいかそれに等しいであろう。(これは動きありのフィルムでも同様であ ろう)。たとえば、30個の鋸波が線1本当りに検出されると想定する。30個 の鋸波は20個の動きエッジよりも大きく、現在表示されているフィールドには 5つの鋸波があり、したがって編集が検出される。標準的なフィルムでは現在表 示されているフィールド上にの鋸波はおそらくなく、編集は検出されないであろ う。コンピュータ発生の単一線マテリアルがこれらの要件に適うことができるの で、垂直の最小しきい値が与えられる。 鋸波ベース編集検出器は、Hエッジしきい値と、動きしきい値と、鋸波動きエ ッジ割合と、現在のフィールドの鋸波V最小しきい値と、代替的なフィールドの 鋸波V最小しきい値と、編集検出の領域を規定する4つの編集帰線消去パラメー タとの9つの調節可能なパラメータを有し、4つの編集帰線消去パラメータは、 編集帰線消去トップライン、編集帰線消去ボトムライン、編集帰線消去右側、編 集帰線消去左側を有する。
───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】 る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ソースから映像信号(F0)を受取る入力と、入力における映像信号を1フ ィールド期間から1走査線の2分の1期間を減じた分だけ遅延させ、第1の遅延 出力(F1−1/2H)を与える第1の遅延素子(106)と、入力における映 像信号を1フィールド期間に1走査線の2分の1期間を加えた分だけ遅延させ、 第2の遅延出力(F1+1/2H)を与える第2の遅延素子(106および10 8)と、映像信号から第1の遅延出力を減算して第1の差を与える第1の減算器 と、映像信号から第2の遅延出力を減算して第2の差を与える第2の減算器と、 第1の差および第2の差のうちの小さいものをフィールド動きの出力標識、すな わちフィールド動きの大きさとして選択し、与える小絶対値値保持比較器とを有 する、2−1飛越し方式映像信号の反対のパリティのフィールドに含まれる情報 からフィールド動き検出信号を発生するためのフィールド動き検出器であって、 改良点は、 フィールド内の垂直遷移に応答して、垂直エネルギを示す出力を与えるシング ルライン垂直差分器(406)と、 前記小絶対値保持比較器からのフィールド動きの大きさを前記シングルライン 垂直差分器からの垂直エネルギと比較する比較器(410)と、 検出器が、フィールド動きの大きさが前記垂直エネルギの大きさよりも大きい ときはフィールド動きの指示、すなわち、前記小絶対値保持比較器の出力から取 出されるフィールド動きの大きさをその出力として与え、かつ、垂直エネルギの 大きさがフィールド動きの大きさよりも大きいときはフィールド動きなしの指示 をその出力として与えるように、前記比較器によって制御されるスイッチ(41 2)とによって特徴付けられる、検出器。 2.前記シングルライン垂直差分器は、第2の遅延出力から第1の遅延出力を減 算して第3の差を与える第3の減算器を含み、前記第3の差は垂直エネルギを示 す出力を構成する、請求項1に記載のフィールド動き検出器。 3.2−1飛越し方式映像信号の連続するフレームに含まれる情報からフレーム 動き検出信号を発生するための動き検出器であって、前記検出器は、ソースから 映像信号(F0)を受取る入力と、入力における映像信号を1フレームだけ遅延 させ、フレーム遅延出力(F1)を与える遅延素子(106,110および11 2)と、映像信号から遅延された映像信号を減算してフレーム動き信号を与える 減算器とを有し、改良点は、 フレーム動き信号を受取り、水平に低域フィルタ処理されたフレーム動き信号 を出力する水平低域フィルタと、 前記水平に低域フィルタ処理されたフレーム動き信号を整流する第1の整流器 と、 整流され、水平に低域フィルタ処理されたフレーム動き信号における、しきい 値レベルよりも下の成分を除去し、第1のフィルタ処理され、整流され、しきい 値処理された信号を出力する第1のしきい値回路と、 フレーム動き信号を受取り、水平に高域フィルタ処理され、垂直に高域フィル タ処理されたフレーム動き信号を出力する水平高域および垂直高域フィルタと、 前記水平に高域フィルタ処理され、垂直に高域フィルタ処理されたフレーム動 き信号を整流する第2の整流器と、 整流され、水平に高域フィルタ処理され、垂直に高域フィルタ処理されたフレ ーム動き信号における、しきい値レベルよりも下の成分を除去し、第2のフィル タ処理され、整流され、しきい値処理された信号を出力する第2のしきい値回路 と、 フレーム動き信号を受取り、水平に高域フィルタ処理され、垂直に低域フィル タ処理されたフレーム動き信号を出力する水平高域および垂直低域フィルタと、 前記水平に高域フィルタ処理され、垂直に低域フィルタ処理されたフレーム動 き信号を整流する第3の整流器と、 整流され、水平に高域フィルタ処理され、垂直に低域フィルタ処理されたフレ ーム動き信号における、しきい値レベルよりも下の成分を除去し、第3のフィル タ処理され、整流され、しきい値処理された信号を出力する第3のしきい値回路 と、 第1、第2および第3のフィルタ処理され、整流され、しきい値処理された信 号を加算し、副搬送波信号成分によってあまり影響されない変更されたフレーム 動き信号を出力する加算コンバイナとによって特徴付けられる、検出器。 4.前記第2のしきい値検出器は、実質的に全カラー搬送波信号成分がそのしき い値よりも下であるようにしきい値レベルを有する、請求項3に記載の動き検出 器。 5.変更された動き信号を水平、垂直および一時的に伸長する伸長機をさらに含 む、請求項3または請求項4に記載の動き検出器。 6.NTSCテレビジョン信号において24フレーム/秒のソースを検出するた めのNTSCフィルム検出器であって、検出器は飛越しフィールドから飛越しフ ィールドへの動きを示すフィールド動き信号を受取り、 前記フィールド動き信号に応答し、全体のフィールドの間の動きの指示を出力 するアキュムレータ(1214)と、 予め定められた数のフィールドのためのアキュムレータ出力に応答し、最小の 動きを有するフィールドの間の動きの指示を出力するフィールド最小検出器(1 222)と、 アキュムレータ出力とフィールド最小検出器出力とを受取り、その差を出力す る減算器(1226)と、 アキュムレータ出力に応答し、予め定められた数のフィールドのための動きの 重み平均の指示を出力するフィールド重み平均計算機(1224)と、 前記減算器の出力を受取り、前記フィールド重み平均計算機の出力によって制 御されるしきい値を有し、動きのあるフィールドのためのあるセンスと動きのな いフィールドのための別のセンスとを有する2進信号を出力する可変しきい値回 路(1228)と、 前記可変しきい値回路の出力を受取って、動きのあるフィールドと動きのない フィールドとの予め定められたパターンの発生を判断するパターン検出器(12 30)とを含む、検出器。 7.同じパリティフィールドから次の同じパリティフィールドへの動きを示すフ レーム動き信号を受取るフレーム動きベリファイヤ(1210,1212)をさ らに含み、フレーム動きベリファイヤはフィールド動きと一致するフレーム動き がないときは前記アキュムレータ(1214)によるフィールド動き信号の受取 を中断する、請求項6に記載のNTSCフィルム検出器。 8.前記パターン検出器はまた編集発生信号を受取り、前記パターン検出器は肯 定的な編集発生信号を受取ると前記予め定められたパターンがないことを示す、 請求項6または請求項7に記載のNTSCフィルム検出器。 9.前記フィールド最小検出器(1222)は3、4または5フィールドのため のアキュムレータ出力に応答する、請求項8に記載のNTSCフィルム検出器。 10.前記フィールド重み平均計算機(1224)は3フィールドのためのアキ ュムレータ出力の重み平均を取る、請求項8に記載のNTSCフィルム検出器。 11.PALテレビジョン信号において25フレーム/秒のソースを検出するか 、またはNTSCテレビジョン信号において30フレーム/秒のソースを検出す るためのフィルム検出器であって、検出器は飛越しフィールドから飛越しフィー ルドへの動きを示すフィールド動き信号を受取り、 前記フィールド動き信号に応答し、全体のフィールドの間の動きの指示を出力 するアキュムレータ(1314)と、 アキュムレータ出力に応答し、1フィールド遅延したアキュムレータ出力を出 力するフィールド遅延素子(1342)と、 アキュムレータ出力およびフィールド遅延素子出力に応答する比較器(134 0)とを含み、比較器は、アキュムレータ出力によって示される現在のフィール ド動きを、前記フィールド遅延素子によって1フィールドだけ遅延されたアキュ ムレータ出力によって示されるすぐ前のフィールド動きと比較し、比較器は、現 在のフィールド動き(B)がすぐ前のフィールド動き(A)よりも大きいときは 第1のセンスを有する2進信号を出力し、現在のフィールド動きがすぐ前のフィ ールド動きよりも小さいかそれと等しいときは第2のセンスを有する2進信号を 出力し、さらに、 アキュムレータ出力およびフィールド遅延素子出力に応答する演算子(134 4)を含み、演算子は隣接するフィールドの動きに対する現在のフィールド動き の割合を示す信号を出力し、さらに、 演算子出力に応答し、最小動き割合信号によって設定されるしきい値を有し、 隣接するフィールド動きに対する現在のフィールド動きの割合がしきい値レベル よりも上であるときは第1のセンスを有する2進信号を出力し、さもなければ第 2のセンスを有する2進信号を出力するしきい値回路(1346)と、 前記比較器および前記しきい値回路の出力を受取るANDゲート(1348) を含み、前記ANDゲートはしきい値回路出力が前記第1のセンスであるときに 比較器出力を出力し、さらに、 前記ANDゲートの出力を受取って、動きのあるフィールドと動きのないフィ ールドとの予め定められたパターンの発生を判断するためのパターン検出器(1 350)を含む、検出器。 12.前記隣接するフィールドの動き割合は|(A−B)/[(A+B)/2] |として表わすことができ、ここで、Bは現在のフィールド動きであり、Aはす ぐ前のフィールド動き(A)である、請求項11に記載のフィルム検出器。 13.同じパリティフィールドから次の同じパリティフィールドへの動きを示す フレーム動き信号を受取るフレーム動きベリファイヤ(1310,1312)を さらに含み、フレーム動きベリファイヤはフィールド動きに一致するフレーム動 きがないときに前記アキュムレータ(1314)によるフィールド動き信号の受 取りを中断する、請求項11または請求項12に記載のフィルム検出器。 14.前記パターン検出器はまた編集発生信号を受取り、前記パターン検出器は 肯定的な編集発生信号を受取ると前記予め定められたパターンがないことを示す 、請求項11、12または13のいずれか1つに記載のフィルム検出器。 15.鋸波ベース編集検出器であって、 動きエッジ検出部を含み、前記動きエッジ検出部は、 入力飛越し映像信号と、検出された遷移で映像信号にフレーム動きがあること を示す信号とを受取り、水平動きエッジにのみ応答する信号を出力する水平遷移 検出器(1602,1604,1606,1608,1610,1612,16 14,1616,1618)と、 前記水平動きエッジを受取り、映像信号の一部の間の水平動きエッジの数の指 示を出力する水平エッジアキュムレータ(1620)とを含み、鋸波ベース編集 検出器はさらに、 鋸波検出部を含み、前記鋸波検出部は、3つの隣接する飛越しフィールドの第 1の対または第2の対をインターリーブすることによって鋸波アーチファクトが 生じるであろうことをそれぞれ示す2つの検出器の出力を受取り、前記鋸波検出 部はまた、映像信号がフィルムソースを有するときに合成される3つのフィール ドのシーケンスにおける飛越しフィールドの対を示す信号を受取り、前記鋸波検 出部は、 前記2つの検出器の出力をそれぞれ受取り、映像信号の前記一部の間に最小の 持続期間を有する鋸波アーチファクトの数の指示を各々出力する第1および第2 の鋸波アキュムレータ(1622,1626;1624,1628)と、 第1の比較器(1634,1636)および第1のカウンタ(1638)を含 み、第1の比較器は、前記第1の鋸波アキュムレータからの鋸波の数を水平動き エッジの数と比較し、映像信号の前記一部の間に予め定められた割合を超えると きに第1のカウンタをインクリメントし、映像信号の前記一部の間に前記予め定 められた割合を超えないときに第1のカウンタをリセットし、さらに、 第1のしきい値回路(1640)を含み、前記しきい値回路は前記第1のカウ ンタが予め定められたカウントに達するときに第1の編集検出信号を出力し、さ らに、 第1の鋸波アキュムレータが第1の鋸波アキュムレータによって感知されるフ ィールドにおいて鋸波アーチファクトが発生していることを示すときに、前記第 2の鋸波アキュムレータから鋸波の数を受取り、さもなければ0の入力を受取る 第2の比較器(1644)および第2のカウンタ(1646)を含み、第2の比 較器は、前記第2の鋸波アキュムレータからの鋸波の数または0を水平動きエッ ジの数と比較し、映像信号の前記一部の間に予め定められた割合を超えるときに カウンタをインクリメントし、映像信号の前記一部の間に前記予め定められた割 合を超えないときにカウンタをリセットし、さらに、 第2のしきい値回路(1648)を含み、前記第2のしきい値回路は前記第2 のカウンタが予め定められたカウントに達するときに第2の編集検出信号を出力 し、さらに、 前記第1の編集検出信号または前記第2の編集検出信号が発生すると、編集信 号を出力する編集出力(1650)を含む、検出器。 16.映像信号の前記一部は1水平線である、請求項15に記載の鋸波ベース編 集検出器。 17.前記水平遷移検出器は遅延素子(1604)、低域フィルタ(1608) および整流器(1610)を含む、請求項15に記載の鋸波ベース編集検出器。
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