JP4403339B2 - 画像処理装置及び画像処理方法並びに信号切換出力装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、フィールドの走査線数倍加処理を行う画像処理装置及び画像処理方法並びに信号切換出力装置に関し、詳しくは複数のフィールドを使用して走査線数倍加処理した1フィールドを生成する画像処理装置及び画像処理方法並びにそのような画像処理装置に使用される信号切換出力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、テレビジョン信号伝送系において画質を改善する手法として、1フィールド当たりの走査線数を増加させて画像の垂直解像度を高める手法が知られている。そのような処理を行う装置として、1フィールド当たりの走査線数を倍加する走査線数倍加装置(Line Doubling Device)が挙げられる。走査線数倍加装置には、3フィールドを使用して倍加した1フィールドを生成するものがある。この走査線数倍加装置は、入力された3フィールドを再配置して、1フレームからのフィールドのみを任意の時点において処理する。そして、走査線数倍加装置は、各フィールド毎に異なる動きフェーズを有する通常のカメラソースの入力に対して走査線数を倍加するように最適化されたアルゴリズムによって構成されている。
【0003】
図5には、走査線数倍加装置による走査線数倍加の処理前後の画像を示している。走査線数倍加装置は、図5中(A)に示す処理前の画像を、図5中(B)に示すように走査線数倍加処理後の画像として得ている。
【0004】
一方、例えば、走査線数が1フレーム当たり525本のインターレース方式(525i)の画像を、走査線数が1フレーム当たり525本のプログレッシブ方式(525p)の画像に変換する場合には、一般的には、フィールド間相関やフィールド内相関を利用した処理が行われる。
【0005】
例えば、入力が525i方式のカメラソースである場合には、図6に示されるように、5個の連続するフィールドA,B’,C,D’,Eの画像はそれぞれ異なっている。ここで、A,C,Dのフィールドはフレーム内の奇数フィールドであり、B’及びD’のフィールドはフレーム内の偶数フィールドである。
【0006】
525iの画像を525pの画像に変換する場合には、画像の内容が時間の経過に従って順次変化する連続するフィールドA(走査線:262.5本)、フィールドB’(走査線:262.5本)のインターレース方式の画像を合成して、1フィールド当たり走査線が525本のプログレッシブ方式の画像を得ている。
【0007】
上述のような処理により、1フィールド当たりの走査線の数が2倍になる。これにより、連続するフィールドの画像の内容は時間の経過にしたがって順次変化しているので、合成された画像(フレーム)の垂直解像度についても2倍になる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、走査線数倍加処理の対象とされる入力画像がフィルムソースである場合には、上述のような走査線数倍加装置により走査線数倍加処理を行っても有効な結果が得られない。それは以下のような理由からくる。
【0009】
通常、映画等のフィルムソースは毎秒24コマであるのに対して、NTSCのテレビジョンシステムは毎秒30フレーム(毎秒60フィールド)である。このようなことから、フィルムソースをテレビジョン信号に変換するには、一般的には「3−2プルダウン(3:2プルダウン)」処理といったフレーム数変換処理が行われる。
【0010】
この3−2プルダウン処理は、フィルムソースの連続した2コマ(フレーム)のうち、最初のコマをビデオ信号の3個のフィールドとして読み出し、次のコマを2個のフィールドとして読み出し、そのような読み出し操作を繰り返す処理である。例えば、図7に示すように、最初の1コマからビデオ信号として3個のフィールドA,A’,Aが読み出され、次の1コマからビデオ信号として2個のフィールドB’,Bが読み出される。このようにして、3−2プルダウン処理では、同じ画像内容を有する連続するフィールドを3,2,3,2,3・・・としてビデオ信号として読み出している。
よって、3−2プルダウン処理により得られたNTSC信号では第3又は第2フィールド毎に動き(動きフェーズ)を有するので、各フィールド毎に異なる動きを有することが前提とされたアルゴリズムとされている走査線数倍加装置は、そのような3−2プルダウン処理により得られたNTSC信号に対して有効な走査線数倍加処理を施すことができない。
【0011】
なお、PAL信号として扱う場合にも同様に、フィールムソースの24コマから毎秒50フィールドが生成され、第2フィールド毎に動きを有するので、走査線数倍加装置は、このようにフィールムソースから変換されたPAL信号に対しても有効な走査線数倍加処理を施すことができない。
【0012】
このようなことから、3−2プルダウン或いは2−2プルダウン等の処理によって生成されたフィールドに対して、上述したような3フィールドから走査線が倍加された1フィールドを生成する走査線数倍加装置を使用して走査線数倍加の処理を施す場合には、以下のよう問題を生じる。
【0013】
各フィールドは実際には同じ画像を有しているのにもかかわらず、走査線数倍加装置は異なった画像を有するものとして処理される。これにより、3−2プルダウン処理により得られたNTSCでは、走査線数倍加の処理後の画像信号が同じフレームの3フィールドから得られたものであるということが判らない。
【0014】
また、処理されるべき連続するフィールドの画像が異なるものであると仮定したときに、フィールド内処理を行うと解像度が低下する。
【0015】
また、既にライン周波数(ラインレート)を2倍にした元のフィルム画像は、二度と再生成されることはない。
【0016】
また、フィルムソースは、再生成された元の画像により最良の画質を達成するためには、各フレームが静止フレームであるものとして処理されるべきであるが、従来の走査線数倍加装置では、そのような処理を行っていない。すなわち、フィルムソースは各フレーム(2又は3フィールドからなる)が静止フレームとなるようにされるものとする必要があるが、走査線数倍加装置は元の画像を再作製することによって最良の解像度を実現するような動作をするわけではない。
【0017】
このような問題を解決するための唯一の方法は、走査線数倍加装置を全面的に再設計することであるが、費用と時間がかかってしまう。
【0018】
そこで、本発明は、上述の実情に鑑みてなされたものであり、走査線数倍加装置により劣化なく走査線数倍加処理することができる画像処理装置及び画像処理方法並びに信号切換出力装置を提供することを目的としている。
【0019】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る画像処理装置は、上述の課題を解決するために、3−2プルダウン処理又は2−2プルダウン処理されたフィールドが順次入力されたとき、当該入力されたフィールドに基づいて、同一画像から得られた3フィールドを出力する信号切換出力手段と、上記信号切換出力手段が出力した3フィールドを使用して走査線数倍加処理した1フィールドを生成する走査線数倍加手段とを備える。
【0020】
このような構成を備えた画像処理装置は、フィールドが順次入力されて、当該入力されたフィールドに基づいて、同一画像から得られた複数のフィールドを信号切換出力手段により出力し、信号切換出力手段が出力した複数のフィールドを使用して走査線数倍加処理した1フィールドを走査線数倍加手段により生成する。
【0021】
これにより、画像処理装置は、同一画像から得られた複数フィールドを使用して走査線数倍加手段により走査線数倍加処理した1フィールドを生成する。
【0022】
また、本発明に係る画像処理方法は、上述の課題を解決するために、3−2プルダウン処理又は2−2プルダウン処理されたフィールドが順次入力されたとき、当該入力されたフィールドに基づいて、同一画像から得られた3フィールドを出力するフィールド出力工程と、上記フィールド出力工程にて出力した3フィールドを使用して走査線数倍加処理した1枚のフィールドを生成する走査線数倍加工程とを有する。
【0023】
これにより、画像処理方法は、同一画像から得られた複数フィールドを使用して走査線数倍加装置により走査線数倍加処理した1フィールドを生成する。
【0024】
また、本発明に係る信号切換出力装置は、3−2プルダウン処理又は2−2プルダウン処理されたフィールドが順次入力されたとき、当該入力されたフィールドに基づいて、同一画像から得られた3フィールドを、当該3フィールドを使用して走査線数倍加処理した1フィールドを生成する走査線数倍加手段に出力する。
【0025】
この信号切換出力装置により、走査線数倍加装置は、同一画像から得られた複数フィールドを使用して走査線数倍加処理した1フィールドを生成する。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
【0027】
本発明では、従来より提供されている走査線数倍加装置(Line Doubling Device)により走査線数倍加処理しても静止フレームが生成することを可能にするものである。そして、元のフィルムソース画像も再作製される。
【0028】
この実施の形態は、本発明を、図1に示すように、入力信号切換出力部10、2個のフィールドメモリ2,3及び走査線数倍加装置1を備えた走査線数倍加処理部(走査線数倍加処理システム)に適用したものである。
【0029】
走査線数倍加装置1は、フィールド毎の垂直ラインの数を2倍にすることによって標準的なNTSC信号又はPAL信号の垂直解像度を高める装置である。この走査線数倍加装置1は、入力された3フィールドから走査線数倍加処理した1フィールドの画像を生成する。例えば、標準的なNTSC信号は、この走査線数倍加装置1により、垂直ラインが525iから1050i又は525pに増加される。すなわち、標準的なNTSC信号では、ライン数が262.5/フィールドから525/フィールドに増加されるのである。このような処理により、上述の図5に示すような効果を得ることができる。
【0030】
2個の第1及び第2のフィールドメモリ2,3は、走査線数倍加装置1に3フィールドを入力させるための画像記憶手段である。なお、第1及び第2のフィールドメモリ2,3の代わりにそれと同等なSDRAMスペースを設けてもよい。この第1及び第2のフィールドメモリ2,3は従来においても、走査線数倍加装置に3フィールドを入力させるために必要とされていたものである。よって、この第1及び第2のフィールドメモリ及び上述の走査線数倍加装置1とは従来の走査線数倍加処理を実現するために必要とされていた部分であり、実質的には図1に示す走査線数倍加処理システムにおいて新たな構成部分は入力信号切換出力部10になる。
【0031】
入力信号切換出力部10は、フィールドが順次入力されて、当該入力されたフィールドに基づいて、同一画像から得られた複数のフィールドを出力する信号切換出力手段として機能する。具体的には、入力信号切換出力部10は、上述の第1及び第2のフレームメモリ2,3を利用し、連続して入力されてくる入力信号から、同一フレーム(同一画像)を構成する3フィールドを後段の走査線数倍加装置1に出力する。入力信号切換出力部10の構成は、具体的には図2に示すようになる。なお、以下の説明において、入力信号切換出力部10が走査線数倍加装置1に出力する3フィールドを第1乃至第3の出力フィールドという。
【0032】
入力信号切換出力部10は、図2に示すように、検出手段11並びに第1及び第2のスイッチ12,13を備えている。そして、この入力信号切換出力部10に第1及び第2のフィールドメモリ2,3が接続されている。
【0033】
この入力信号切換出力部10においては、当該入力信号切換出力部10に入力される入力信号とされるフィールド(以下、入力フィールドという。)Finは、検出手段11、第1のスイッチ12及び第2のスイッチ13に入力されている。また、入力フィールドFinは、第1のフィールドメモリ2にも入力されている。ここで、入力フィールド(入力信号)Finは、カレントフィールドのディジタル入力信号である。
【0034】
入力信号が先ず入力される検出手段11は、入力信号に基づいて第1及び第2のスイッチ2,3のスイッチ切換制御を行うための部分である。すなわち、検出手段11の検出結果に応じて、第1のスイッチ12及び第2のスイッチ13の制御がなされる。例えば、検出手段11は、入力信号である入力ソースがフィルムソースであり、3−2プルダウンシーケンスに関するカレントフィールドのフェーズであるかを検出して、その検出結果に基づいて、第1及び第2のスイッチ2,3を制御する。検出手段11の検出結果に基づく第1のスイッチ12及び第2のスイッチ13の制御については、当該第1のスイッチ12及び第2のスイッチ13を説明する際に詳述する。
【0035】
一方、第1のフィールドメモリ2に入力された入力フィールドは、第2の出力フィールドFout2として当該入力信号切換出力部10から出力されるものとなる。そして、第1のフィールドメモリ2は、1つ前に入力されていたフィールドF1を第2のフィールドメモリ3に出力している。第2のフィールドメモリ3では、1つ前に入力されていたフィールドF2を第2のスイッチ13に出力している。このようなフィールドの遅延出力により、第1のフィールドメモリ2から出力されるフィールドF1は入力フィールドFinに対して1フィールド分遅延されたものとされ、第2のフィールドメモリ3から出力されるフィールドF2は入力フィールドFinに対して2フィールド分遅延されたものとされる。
【0036】
第2のスイッチ13は、カレント入力フィールド又は2フィールド遅延フィールドの何れかを選択するために用いられ、第1の出力フィールドFout1及び第3の出力フィールドFout3の出力として用いられる。
【0037】
具体的には、第2のスイッチ13は、検出手段11からのスイッチ制御信号C2によりスイッチの切換制御がなされ、第2のフィールドメモリ3からのフィールドF2又は入力フィールドFinの何れかを後段に出力する。
【0038】
ここで、検出手段11は、第2のスイッチ13の切換制御をする場合の機能として、順次入力される入力フィールド画像の繰り返し周期内の所定の位相(フェーズ)を検出し、第2のスイッチ13は、この検出手段11のフェーズ情報に基づいて制御される。これにより、例えば、第2のスイッチ13は、入力フィールドFinが3−2プルダウン処理された後の偶数番目のフィールドである場合の検出手段11からのスイッチ制御信号(例えば、“1”の信号)により、入力フィールドFinを出力するようになされている。また、第2のスイッチ13は、入力フィールドFinが3−2プルダウン処理された後の奇数番目のフィールドである場合の検出手段11からのスイッチ制御信号(例えば、“0”の信号)により、第2のフィールドメモリ3のフィールドF2を出力するようになされている。
【0039】
ここで、3−2プルダウン処理後の奇数番目のフィールドとは、3−2プルダウン処理によってフィルムソースの1コマから3フィールドとして読み出された内の1番目及び3番目のフィールド、或いは2フィールドとして読み出された内の1番目のフィールドであって、例えば、上述の図7に示したフィールドA,AやフィールドB’である。また、3−2プルダウン処理後の偶数番目のフィールドとは、3−2プルダウン処理によってフィルムソースの1コマから3フィールド或いは2フィールドとして読み出された内の2番目のフィールド画像であって、例えば、上述の図7に示したフィールドA’やフィールドBである。
【0040】
第2のスイッチ13から出力されたフィールドF2は、第3の出力フィールドFout3として当該入力信号切換出力部10から出力される一方、第1のスイッチ12に出力される。なお、入力信号(入力ソース)がフィルムソースでない場合には、第2のスイッチ13は、検出手段11からのスイッチ制御信号C2により、入力フィールドの如何に関わらず、第2のフィールドメモリ3からのフィールドF2を第3の出力フィールドFout3として出力する。
【0041】
第1のスイッチ12には、上述したように入力フィールドFinも入力されている。第1のスイッチ12は、入力信号がフィルムソースではないとき、入力信号の出力に切り換えられ、入力信号がフィルムソースからの信号であるとき、第2のスイッチ13からの出力に切り換えられる。
【0042】
具体的には、第1のスイッチ12は、検出手段11からのスイッチ制御信号C1によりスイッチの切換制御がなされ、第2のスイッチ13からのフィールドF2(第3の出力フィールドと同一のフィールド)又は入力フィールドFinの何れかを後段に出力する。具体的には、第1のスイッチ12は、入力フィールドFin(入力ソース)がフィルムソースである場合の検出手段11からのスイッチ制御信号C1(例えば、“1”の信号)により、第2のスイッチ13からのフィールドF2を出力するようになされている。また、第2のスイッチ13は、入力ソースがフィルムソースでない場合の検出手段11からのスイッチ制御信号(“0”の信号)により、入力フィールドFinを出力するようになされている。そして、第1のスイッチ12から出力されたフィールドは、第1の出力フィールドFout1として当該入力信号切換出力部10から出力される。
【0043】
そして、走査線数倍加装置1では、上述したように入力フィールドFin及び入力ソースに応じて動作する入力信号切換出力部10からの第1乃至第3の出力フィールドFout1,Fout2,Fout3に基づいて走査線数倍加の処理を施した1フィールドの画像を出力する。
【0044】
以上、走査線数倍加処理システムの構成部分を説明した。次に、入力信号(入力フィールド画像或いは入力ソース)の流れに応じて走査線数倍加処理システムにおける動作を説明する。
【0045】
その前に先ず、3−2プルダウン処理後のNTSC信号に対して通常のオペレーションがなされた従来例を説明する。従来のままである場合、走査線数倍加装置に入力される3フィールドは5つの異なるパターンを有し、図3(下段)に示すようになる。
【0046】
なお、このような3フィールドのパターン形態は、入力信号切換出力部10の検出手段11が入力ソースが通常のカメラソースであるとして検出して、第1のスイッチ12からは入力フィールドFinが第1の出力フィールドFout1として出力され、第2のスイッチ13からは第2のフィールドメモリ3からのフィールドF2が第3の出力フィールドFout3として出力されるような場合と等価である。
【0047】
5つのパターンは、図3(下段)に示す第1列から例にとった場合、カレントフレームより1フィールド(フィールドA)、前フレームより2フィールド(フィールドZ’,Z)で1+2の3フィールド、次はカレントフレームより2フィールド(A’,A)及び次フレームより1フィールド(フィールドZ’)で2+1の3フィールド、その次はカレントフレームから3フィールド(フィールドA,A’,A)で3+0の3フィールドとなる。そして、以後、同様に1+2の3フィールド、2+1の3フィールド、3+0の3フィールド、・・・といったようになる。
【0048】
以上のように、3−2プルダウン処理後のNTSC信号に対して通常のオペレーションがなされた場合には、異なるフレーム(コマ)を構成していたフィールドによって第1乃至第3の出力フィールドが構成されてしまい、上述したように走査線数倍加装置による走査線数倍加処理を効果的に作用させることができない。
【0049】
しかし、本発明が適用されることにより、走査線数倍加装置1の前段に入力信号切換出力部10を設けることにより従来におけるような問題を解消することができる。次に、入力信号の流れに沿って走査線数倍加処理システムにおける動作を説明する。入力信号が3−2プルダウン処理されたものである場合について説明する。
【0050】
入力信号は検出手段11に入力され、検出手段11では、入力ソース(入力信号)がフィルムソースであり、3−2プルダウンシーケンスに関するカレントフィールドのフェーズであるかを検出する。
【0051】
検出手段11は、入力ソースがフィルムソースであることを検出すると、スイッチ制御信号によって第1のスイッチ12を切り換えて、第1のスイッチ12から出力されるフィールドを第2のスイッチ13からのフィールドF2にする。
【0052】
さらに、検出手段11は、入力ソースについてフェーズ情報を用いてスイッチ制御信号として“0”又は“1”の信号を第2のスイッチ13に出力する。“0”又は“1”のスイッチ制御信号のタイミングは図3(上段)に示すようになる。検出手段11は、入力フィールドFinが3−2プルダウン処理後の第2のフィールドである場合には“1”を出力し、その他のフィールドである場合には“0”を出力する。ここで、第2のフィールドとは、3−2プルダウン処理によってフィルムソースの1コマから3フィールドとして読み出された内の2番目のフィールドである。
【0053】
これにより、検出手段11が“1”を出力した場合には、第2のスイッチ13からは入力フィールドFinが出力され、その入力フィールドFinは第3の出力フィールドFout3として出力されるとともに、第1のスイッチ12を介して第1の出力フィールドFout1として出力される。
【0054】
また、検出手段11が“0”を出力した場合には、第2のスイッチ13からは第2のフィールドメモリ3からのフィールドF2が出力され、そのフィールドF2は第3の出力フィールドFout3として出力されるとともに、第1のスイッチ12を介して第1の出力フィールドFout1として出力される。
【0055】
これにより、常に第1及び第3の出力フィールドFout1,Fout3は常に同一のフィールドとされる。そして、出力信号のタイミングである第2の出力フィールドFout2は変更されない。よって、第1及び第3の出力フィールドFout1,Fout3は、両方が切り換えられ、それらが確実に第2の出力フィールドFout2の相補的なフィールドを構成することになる。
【0056】
以上のような処理により、図3(上段)に示すように、第1乃至第3の出力フィールドFout1,Fout2,Fout3が同一の画像(フレーム)から得られたフィールド画像によって構成され、走査線数倍加装置1では、静止画像となるように信号を処理し続けることができるようになる。
【0057】
なお、入力信号が3−2プルダウン処理されたものではなく、通常のカメラソース等である場合には、検出手段11は、スイッチ制御信号C1によって第1のスイッチ12を切り換えて、第1のスイッチ12から出力されるフィールドを入力フィールドFinにする。さらに、検出手段11は、第2のスイッチ13へのスイッチ制御信号C2として“0”の信号を出力する。
【0058】
これにより、第1のスイッチ12からは入力フィールドFinが常に出力されて、当該入力フィールドFinが第1の出力フィールドFout1として出力され、また、第2のスイッチ13からは第2のフィールドメモリ3からのフィールドF2(入力フィールドFinから2フィールド分遅延されたフィールド)が出力されて、当該フィールドF2が第3の出力フィールドFout3として出力される。そして、このとき、第1のフィールドメモリ2から出力されたフィールドF1(入力フィールドFinから1フィールド分遅延されたフィールド)が、第2の出力フィールドFout2として出力される。
【0059】
以上のように、入力信号切換出力部10の各部が入力信号に応じて動作して、3−2プルダウン処理されたフィルムソースが入力された場合には、同一の画像(フレーム)から得られた第1乃至第3の出力フィールドFout1,Fout2,Fout3を後段の走査線数倍加装置1に出力して、通常のカメラソース等が入力された場合には、1フィールド分だけ遅延された関係にある第1乃至第3の出力フィールドFout1,Fout2,Fout3を後段の走査線数倍加装置1に出力している。
【0060】
これにより、走査線数倍加処理システムは、NTSCの3−2プルダウン及びPALの2−2プルダウンのフィールドシーケンスを考慮に入れてフィルムソース画像に対する走査線数倍加処理を最適なものとして実行することができる。
また、走査線数倍加処理システムは、画像における動体の垂直解像度の大幅な改良をすることもできる。これにより、通常のカメラソース用の走査線数倍加装置1の処理方法及びフィルムソースの必要に不適合があるときに訂正することができるようになる。
【0061】
また、既存の走査線数倍加装置を再設計する必要がない。また、入力信号切換出力部10も構成が容易でありコストを抑えることができる。また、第1及び第2のフィールドメモリ2,3は従来の走査線数倍加処理システムにおいて一部として既に存在していたので、新たにメモリを追加する必要がなく、ロジックは非常に小さくできる。また、フィルムソースの解釈における改良の効果が明らかに認められ、フィルムカメラの利点を最大限に利用することができる。
【0062】
なお、2−2プルダウン処理された画像についても、本発明を適用することができる。2−2プルダウン処理の場合、フィールムソースの24コマから毎秒50フィールドが生成され、第2フィールド毎に動きを有するPAL信号が生成される。
【0063】
このような2−2プルダウン処理後のPAL信号に対して通常のオペレーションがなされた場合、図4(下段)に示すように、走査線数倍加装置に入力される3フィールドは異なるものとなる。しかし、本発明が適用された入力信号切換出力部10の上述したような動作により、図4(上段)に示すように、走査線数倍加装置1に入力される3フィールドは、同一のフレームから得られたフィールドから構成されるようになる。
【0064】
【発明の効果】
本発明に係る画像処理装置は、フィールドが順次入力されて、当該入力されたフィールドに基づいて、同一画像から得られた複数のフィールドを信号切換出力手段により出力し、信号切換出力手段が出力した複数のフィールドを使用して走査線数倍加処理した1フィールドを走査線数倍加手段により生成することにより、同一画像から得られた複数フィールドを使用して走査線数倍加手段により走査線数倍加処理した1フィールドを生成することができる。
【0065】
また、本発明に係る画像処理方法は、フィールドが順次入力されて、当該入力されたフィールドに基づいて、同一画像から得られた複数のフィールドを出力するフィールド出力工程と、フィールド出力工程にて出力した複数のフィールドを使用して走査線数倍加処理した1枚のフィールドを生成する走査線数倍加工程とを有することにより、同一画像から得られた複数フィールドを使用して走査線数倍加装置により走査線数倍加処理した1フィールドを生成することができる。
【0066】
また、本発明に係る信号切換出力装置は、フィールドが順次入力されて、当該入力されたフィールドに基づいて、同一画像から得られた複数のフィールドを、当該複数のフィールドを使用して走査線数倍加処理した1フィールドを生成する走査線数倍加手段に出力することにより、走査線数倍加装置は、同一画像から得られた複数フィールドを使用して走査線数倍加処理した1フィールドを生成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の走査線数倍加システムの構成を示すブロック図である。
【図2】上述の走査線数倍加システムの備える走査線数倍加装置の具体例を示すブロック図である。
【図3】NTSC信号に基づく第1乃至第3のフィールド出力信号の信号タイミングを示す図である。
【図4】PAL信号に基づく第1乃至第3のフィールド出力信号の信号タイミングを示す図である。
【図5】走査線数倍加処理の前後の画像を示す図である。
【図6】カメラソースのフィールド画像を示す図である。
【図7】3−2プルダウン処理されたフィルムソースのフィールド画像とを示す図である。
【符号の説明】
1 走査線数倍加装置、2,3 フィールドメモリ、10 入力信号切換出力部、11 検出手段、12 第1のスイッチ、13 第2のスイッチ
Claims (9)
- 3−2プルダウン処理又は2−2プルダウン処理されたフィールドが順次入力されたとき、当該入力されたフィールドに基づいて、同一画像から得られた3フィールドを出力する信号切換出力手段と、
上記信号切換出力手段が出力した3フィールドを使用して走査線数倍加処理した1フィールドを生成する走査線数倍加手段とを備える
画像処理装置。 - 上記信号切換出力手段は、順次入力されるフィールドの繰り返し周期内の所定の位相を検出する検出手段を備え、
上記信号切換出力手段は、上記検出手段の位相検出結果に基づいて同一画像から得られた複数のフィールドを出力する
請求項1記載の画像処理装置。 - 入力されたフィールドを遅延して出力するための画像信号記憶手段を備え、
上記信号切換出力手段は、上記画像信号記憶手段から出力されたフィールドと入力されたフィールドとを切り換えて出力するスイッチ手段を備え、
上記信号切換出力手段は、入力されたフィールドに基づいて上記スイッチ手段を切り換えて、同一画像から得られた複数のフィールドを出力する
請求項1記載の画像処理装置。 - 上記信号切換出力手段は、順次入力されたフィールドが3−2プルダウン処理又は2−2プルダウン処理されたフィールドであるときには、同一画像から得られた複数のフィールドを出力し、順次入力されたフィールドがプルダウン処理されていない画像のときには、当該順次入力されたフィールドをその入力順を維持して複数のフィールドとして出力する
請求項1記載の画像処理装置。 - 3−2プルダウン処理又は2−2プルダウン処理されたフィールドが順次入力されたとき、当該入力されたフィールドに基づいて、同一画像から得られた3フィールドを出力するフィールド出力工程と、
上記フィールド出力工程にて出力した3フィールドを使用して走査線数倍加処理した1枚のフィールドを生成する走査線数倍加工程と
を有した画像処理方法。 - 3−2プルダウン処理又は2−2プルダウン処理されたフィールドが順次入力されたとき、当該入力されたフィールドに基づいて、同一画像から得られた3フィールドを、当該3フィールドを使用して走査線数倍加処理した1フィールドを生成する走査線数倍加手段に出力する
信号切換出力装置。 - 順次入力されるフィールドの繰り返し周期内の所定の位相を検出する検出手段を備え、
上記検出手段の位相検出結果に基づいて同一画像から得られた複数のフィールドを出力する
請求項6記載の信号切換出力装置。 - 入力されたフィールドを遅延して出力するための画像信号記憶手段から出力されたフィールドと、入力されたフィールドとを切り換えて出力するスイッチ手段を備え、
入力されたフィールドに基づいて上記スイッチ手段を切り換えて、同一画像から得られた複数のフィールドを出力する
請求項6記載の信号切換出力装置。 - 順次入力されたフィールドが3−2プルダウン処理又は2−2プルダウン処理されたフィールドであるときには、同一画像から得られた複数のフィールドを出力し、順次入力されたフィールドがプルダウン処理されていない画像のときには、当該順次入力されたフィールドをその入力順を維持して複数のフィールドとして出力する
請求項6記載の信号切換出力装置。
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