JP2001506286A - 過酷さに耐えるエラストマーの用途用の低臭素イソブチレン―4―ブロモメチルスチレンコポリマー組成物 - Google Patents

過酷さに耐えるエラストマーの用途用の低臭素イソブチレン―4―ブロモメチルスチレンコポリマー組成物

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JP2001506286A JP50805598A JP50805598A JP2001506286A JP 2001506286 A JP2001506286 A JP 2001506286A JP 50805598 A JP50805598 A JP 50805598A JP 50805598 A JP50805598 A JP 50805598A JP 2001506286 A JP2001506286 A JP 2001506286A
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Abstract

(57)【要約】 0.15乃至0.45モル%のベンジル臭素含有率を有し、1,6−ヘキサメチレン−ビス(チオ硫酸ナトリウム)及び酸化亜鉛から成る硬化剤系で加硫された(イソブチレン−4−ブロモメチルスチレン−4−メチルスチレン)コポリマーから硬化ブラダーが製造される。この加硫ゴムは、過酷さに耐えなければならない用途において改善された安定性をもたらす低い残留ベンジル臭素含有率、低減された高温残留伸び、及びハロブチルタイヤインナーライナーに対する低減された接着又は同時効果傾向を有する。

Description

【発明の詳細な説明】 過酷さに耐えるエラストマーの用途用の低臭素イソブチレン−4−ブロモメチ ルスチレンコポリマー組成物 発明の分野 本発明は、軽く臭素化されたポリ(イソブチレン−4−メチルスチレン)コポ リマー、前記臭素化コポリマーを含及び硬化剤パッケージを含む加硫可能な混合 物、及び得られる加硫ゴムに関する。本発明は、また、高温及びその他の厳しい 条件において有用な加硫ゴムから製造された製品にも関する。発明の背景 硬化ブラダー(curing bladders)はプレス中においてタイヤのような有用な製 品を成形し硬化するために一般的に使用されている。タイヤ硬化ブラダーは、典 型的には、雌型表面に対して朱硬化のタイヤを外向きに押し付けるために、例え ば、200psi及び190℃において、水蒸気で膨張させられる。ブラダーに よって与えられた圧力が、トレッドパターン及びサイドウォール配置に関して所 望の形状にタイヤを成形する。熱と圧力を加えることによってタイヤが硬化され タイヤ材料を構成するゴム状ポリマーが加硫される。 タイヤ硬化ブラダーは、通常、良好な熱安定性及び物理的特性を有するポリマ ーを形成するように架橋又は硬化されたブチルゴムから製造される。それでも、 タイヤ硬化ブラダーの膨張と収縮の繰り返しによって引き起こされる使用の高温 と極限条件のために、これらのポリマーから製造されたブラダーは有効寿命が限 られている。 最近、イソブチレン−4−ブロモメチルスチレンコポリマーがタイヤ硬化ブラ ダーを製造するために使用された。これらのポリマーは、飽和したポリマー主鎖 のために、本質的に酸化に対する抵抗がより大きい。しかしながら、これらの臭 素化ポリマーはタイヤ中において使用されるハロブチルインナーライナーとくっ つくか又は同時効果(co-cure)する可能性があるので、タイヤの硬化に続くタ イヤからのブラダーの分離がより難しくなる可能性がある。この問題を解決する 方 法の1つは、グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバー・カンパニーによって出願 されたEP0,711,642−A2に記載されているような、イソブチレンとp −メチルスチレンの臭素化コポリマー中におけるグラファイト添加剤の使用であ った。グラファイトは潤滑性を増加させ、硬化されたタイヤインナーライナーの タイヤ硬化ブラダーへの接着力を低下させ、そして高温残留伸び(有効寿命を通 じてのブラダーの老化)を低下させると記載されている。 Gravesらの米国特許第5,385,459号は、臭素化されたp−メチルスチレ ン−イソブチレンコポリマーにポリエーテル、ポリラクトン、又はポリエステル をグラフトさせて自己剥離性を有すると記載されているタイヤ硬化ブラダーを製 造することを開示している。 汎用ゴムの硫黄加硫されたマスターバッチ中において、安定剤として、より詳 細には戻り禁止剤(reversion inhibitor)として、1,6−ヘキサメチレン− ビス(チオ硫酸ナトリウム)(HTS)を使用することは知られていた。Moniot teの米国特許第4,417,012号、第4,520,154号、及び第4,587, 296号、及びTalmaらの米国特許第5,508,354号を参照のこと。より最 近になって、臭素化された(イソブチレン−p−メチルスチレン)コポリマー( BIMS)エラストマーに基づく黒色タイヤサイドウォール配合物の硬化を促進 するためにHTSと酸化亜鉛が使用できることが注目された。Ignatz-Hoover et al.,“Black Tire Sidewall Compounds Based on Brominated Poly(Isobutylen e-co-p-Methylstyrene)Elastomer and Accelerated with 1,6-Hexamethylen e-bis(Sodium Thiosulfate)”,オハイオ州クリーブランドで1995年の10月 17〜20日に開かれたAmerican Chemical Society,Rubber Divisionの会議に おいて提出、ペーパーNo.110。この論文は、2種類のBIMSエラストマ ーをHTSと酸化亜鉛を使用して加硫することを開示している。これらのBIM Sエラストマーは、それぞれ、0.75モル%のベンジル臭素と5モル%のp− メチルスチレンコモノマー、及び1.2モル%のベンジル臭素と7.5モル%のp −メチルスチレンコモノマーを含んでいた。 もう1つの研究は、臭素化された(イソブチレン−4−メチルスチレン)コポ リマーを含むゴムブレンド中の相間の添加剤の分布について報告している。この 研究は、HTSを含む場合と含まない場合の、臭素化されたイソブチレン−メチ ルスチレンコポリマー及びスチレン−ブタジエンゴムのブレンド中の硬化剤の分 布と移行の結果を報告している。Dias et al.,“Curative Migration in Rubber Compounds Containing Brominated Polyisobutylene-co-4-Methylstyrene,”オ ハイオ州クリーブランドで1995年の10月17〜20日に開かれたAmerican Chemical Society,Rubber Divisionの会議において提出、ペーパーNo.96。発明の要約 比較的低い臭素含有率まで臭素化された(イソブチレン−4−メチルスチレン) コポリマーは、タイヤ硬化ブラダーのような厳しい使用条件に適する加硫ゴムを 形成するために効果的に加硫できることが判明した。これらの加硫ゴムは非常に 効率的に架橋されて、極めて低い未反応ベンジル臭素(benzylic bromine)含分し か残さない。この低いベンジル臭素残分は反応性部位の数の減少によって加硫さ れたポリマーの安定性に寄与し、そしてまたタイヤの製造において使用されたと きこの加硫ゴムから製造された硬化ブラダーがハロブチルタイヤインナーライナ ーと同時硬化するか又はくっつくのを防ぐのを容易にする。 従って、1つの面において、本発明は、臭素化された(イソブチレン−4−メ チルスチレン)コポリマーと硬化剤パッケージ(cure package)の加硫可能な混合 物であって、臭素化された(イソブチレン−4−メチルスチレン)コポリマーが 0.10乃至0.45モル%、好ましくは0.15乃至0.35モル%のベンジル臭 素を含む混合物を提供する。硬化剤パッケージは、1,6−ヘキサメチレン−ビ ス(チオ硫酸ナトリウム)(HTS)、酸化亜鉛、選択的促進剤及び選択的遅延 剤を含むのが好ましい。 本発明のもう1つの面は、上述の加硫可能な混合物中における使用に対して特 に適合された(イソブチレン−4−ブロモメチルスチレン)コポリマーである。 このポリマーは、0.1乃至0.45モル%、好ましくは0.15乃至0.35モル %のベンジル臭素を含む(イソブチレン−4−ブロモメチルスチレン−4−メチ ルスチレン)コポリマーであって、ブロモメチルスチレンとメチルスチレンの合 計含有率が2モル%未満、好ましくは0.2乃至1モル%のものである。 別の面においては、上述の加硫可能な混合物を加硫させることによって得られ る加硫された(イソブチレン−4−ブロモメチルスチレン)コポリマーを提供す る。 本発明は、また、0.1乃至0.45モル%、好ましくは0.15乃至0.35モ ル%の4−ブロモメチルスチレンを含む(イソブチレン−4−ブロモメチルスチ レン)コポリマーの加硫ゴムであって、加硫ゴムが本質的にベンジル臭素を含ま ない程度まで加硫された加硫ゴムを提供する。 もう1つの面において、本発明は、加硫ゴムから製造された硬化ブラダー、高 温ホース、ガスケット、及びその他の耐熱性製品を提供する。本発明のもう1つ の面において、極めて低い濃度のハロゲンを有する薬品容器の栓を提供する。 本発明のさらに別の面は、(イソブチレン−4−メチルスチレン)コポリマー を加硫する方法である。この方法は、(イソブチレン−4−メチルスチレン)コ ポリマーを臭素化して0.1乃至0.45モル%のベンジル臭素を含む(イソブチ レン−4−ブロモメチルスチレン)コポリマーを得ることを含む。もう1つの工 程として、(イソブチレン−4−ブロモメチルスチレン)コポリマーを硬化剤パ ッケージと配合する。この方法はその後に配合された混合物を加熱して加硫ゴム を得る工程を含む。 加硫可能な混合物中及び上記の方法における硬化剤パッケージは、0.2〜6 phrのHTS、0.1〜6phrの酸化亜鉛、0〜8phrの脂肪酸又は脂肪 酸金属塩、及び0〜8phrの遅延剤を含むのが好ましい。硬化剤パッケージが 0.5〜5phrのHTS、2〜4phrの酸化亜鉛、0〜2phrのステアリ ン酸、及び0〜2phrの遅延剤を含むのがより好ましい。発明の詳細な説明 臭素化された(イソブチレン−4−メチルスチレン)コポリマー(BIMS) は本技術分野においてよく知られている。C4〜C7イソオレフィン/p−アルキ ルスチレンコポリマーの製造は、例えば、Powersらの米国特許第5,162,44 5号、及びU.S.Statutory Invention Registration H1475において一般的に開示 されており、これらは引用によって本明細書中に組み入れられている。比較的高 い濃度の臭素を有するBIMS(通常は少なくとも0.5モル%のベンジル臭素 ) はエクソンからEXXPOL(登録商標)の商品名で市販されている。 本発明によれば、BIMSは、0.1乃至0.45モル%のベンジル臭素の程度 の比較的低い臭素化水準を有する。この範囲より下では、加硫後に得られる架橋 密度が、有用であるには低すぎる可能性がある。この範囲より上では、同じ硬化 剤パッケージを使用すると、有用な特性を有するにはポリマーが緻密に架橋しす ぎ、例えば、堅くなるか又は脆くなり、或いは不安定さの原因となる未反応のベ ンジル臭素が存在する可能性がある。タイヤ硬化ブラダーにおいては、これは加 硫ゴムの寿命を減少させ、そしてハロブチルタイヤインナーライナーへの接着力 及びハロブチルタイヤインナーライナーと同時硬化する傾向を望ましくないほど 増加させる。本発明に従う範囲内において、臭素含有率、並びにその他のポリマ ーの特性及び硬化剤パッケージの選択を、得られる加硫ゴムの所望の特性が得ら れるように、調節し最適化することができる。 一般に、BIMSの臭素化水準は、上述のPowersらの米国特許第5,162,4 45号及びNewmanらによるU.S.S.I.R.H1475に開示されている手順と技術を使用 して臭素反応体の量を制限することによって制御される。 好ましい態様においては、BIMSは約0.5乃至10モル%のp−メチルス チレンを含み、その内の約5乃至30%がブロモメチルスチレンに転化されてお り、より好ましくは0.5乃至4モル%のメチルスチレンを含み、その内の約1 0%がブロモメチルスチレンに転化されている。特に好ましい態様においては、 BIMSは2モル%まで、特に0.2乃至1モル%のブロモメチルスチレンとメ チルスチレンの合計量を有する。 硬化ブラダー及びその他の厳しい条件での用途において使用するためには、B IMSは一般に約50,000乃至約500,000、好ましくは約300,00 0乃至約450,000の重量平均分子量を有する。125℃において30から 50又は60までのムーニー粘度が一般的であり、約45が典型的である。BI MSの特定の分子量分布は、加硫ゴムの用途に対して望ましい特定の特性に依存 する。例えば、本発明の架橋されたBIMSは、比較的低い抽出可能物含有率と 高い安定性を有するので、薬品容器のストッパー又は栓、血液及びその他の生物 学的液体を取り扱うために使用されるチューブ、ガスケット、及び栓などの医療 及び薬 品の用途において有用であるように意図されている。 本発明に従って好ましい硬化剤パッケージは、1,6−ヘキサメチレン−ビス (チオ硫酸ナトリウム)(HTS)及び酸化亜鉛から成る。1,6−ヘキサメチ レン−ビス(チオ硫酸ナトリウム)は、DURAKLINK HTSの商標名で 市販されており、これは加硫された汎用ゴム中で使用するための戻り禁止剤とし て売られている。一般に、硬化剤パッケージは、BIMSとその他の存在するゴ ム状ポリマーの100部当たり、0.2乃至6重量部のHTS及び0.1乃至6重 量部の酸化亜鉛を含む。HTSは一般的にBIMSのベンジル臭素官能基に対し て理論量的に過剰量で使用され、好ましくはBIMS中のベンジル臭素1モル当 たり1乃至2モルのHTSが使用される。酸化亜鉛は一般的に理論量的に過剰量 で使用され、典型的にはHTS1モル当たり約2.5モルの亜鉛が使用される。 好ましい態様においては、硬化剤パッケージは0.5乃至5phrのHTS及び 2乃至4phrの酸化亜鉛を含む。 硬化剤パッケージは、また、従来的な促進剤及び遅延剤も含むことができる。 促進剤は、例えば、ステアリン酸のような脂肪酸、及び脂肪酸金属塩を含む。促 進剤及び遅延剤は硬化剤パッケージ中において8phrまでの量で使用されるの が好ましく、0乃至2phrがより好ましい。 BIMSと硬化剤パッケージの加硫可能な混合物は、タイヤ硬化ブラダー及び その他の厳しい条件に耐えるエラストマーの製造において従来的に使用されてい るその他の添加剤、例えば、カーボンブラックのような強化充填剤を含む充填剤 、酸化防止剤及びオゾン亀裂防止剤、油及びワックスなどと配合することもでき る。 典型的には、BIMSは初めに硬化剤パッケージの成分を除く所望の添加剤と 共にバンバリーミキサー又はその同等物のような密閉式混合器中でマスターバッ チ化され、予め設定された温度、通常は150〜165℃、に達するまでブレン ドされる。このマスターバッチはその後取り出され冷却される。このマスターバ ッチはその後比較的低い温度、通常は115又は100℃以下で、硬化剤パッケ ージの成分(HTS、酸化亜鉛、促進剤及び遅延剤)と共に2本練りロール機又 は密閉式混合器で混合されてBIMSと硬化剤パッケージ成分の加硫可能な混合 物を形成する。 加硫可能なBIMS/硬化剤混合物はその後形成又は成形され、そして従来的 加硫装置を使用して硬化される。例えば、タイヤ硬化ブラダーは、圧縮、射出、 又はトランスファー成形機によって加硫可能な混合物から成形することができる 。最適な硬化時間及び温度を決定するためにキュアメーター(cure meter)が一 般的に使用されるが、実際の硬化時間は加熱速度及びタイヤ硬化ブラダーの厚さ に依存する。 本発明の加硫ゴムは、例えば、100℃又は150℃より高い温度で使用する ためのホース、ガスケットなどのようなその他の耐熱性成形品を製造するために も使用することができる。本発明のBIMS加硫ゴムは非常に安定で、不活性で 、そして低い抽出可能物濃度を有するので、例えば、血液、尿、生理的食塩水、 薬品、及びその他の生物的及び治療用液体を含むために使用されるホース、チュ ーブ、ガスケット、シール、及び栓のような不活性で安定な材料が必要とされる 医療及び薬品の分野において有用性を有する成形品を製造するのにも使用するこ とができる。実施例 以下の実施例においては、本質的にPowersらの米国特許第5,162,445号 に記載されているようにして(イソブチレン−p−メチルスチレン)コポリマー を臭素化することによって、臭素化された(イソブチレン−p−メチルスチレン) コポリマー(BIMS)を得た。比較の目的のために、従来技術のより高度に臭 素化されたBIMSとブレンドされた(イソブチレン−p−メチルスチレン)コ ポリマーからも幾つかのマスターバッチを調製した。これらの実施例において使 用された種々のポリマーの(特に指示しない限りはプロトンNMRによって測定 された)組成及びムーニー粘度を第1表に示す。 * 呼称値、実際の値は測定せず **FTIRによって測定 マスターバッチはバンバリーミキサーを使用する標準的方法によって調製した 。特に説明しない限り、これらのマスターバッチは、バンバリーミキサー中で温 度が165℃に達するまでブレンドされた、100重量部のBIMS又はその他 のゴム、55phrのN330カーボンブラック、7phrの鉱油、及び2ph rのパラフィンワックスを含んでいた。硬化添加剤は、2本練りロール機上で温 度を100℃より低く保ちながら、マスターバッチ中にブレンドされた。硬化特 性はモンサント(Monsanto)レオメーターODR(arc1°)を使用して評価し た。デルタトルクは、最大トルク(MH)と最小トルク(ML)の差である。ス コーチ安全性(scorch safety)(Ts2)は、トルクがMLより2トルク単位 (dMm)上昇するときの時間である。Tc(90)は、最小トルクよりデルタ トルクの90%上昇するまでの時間である。 残留伸びは、オーブン中での老化の前後に、室温で20分問サンプルを300 %伸ばし、20分間の静止後回復しなかったパーセンテージを測定することによ って評価した。サンプルを177℃で48時間オーブン老化させた後、残留伸び を測定する前に20分間放置した。高温残留伸びは、150℃で20分間サンプ ルを200%伸ばし、20分間サンプルを緩和させ、その後回復しなかったパー センテージを測定することによって評価した。 実施例1〜4 2つのBIMSマスターバッチを、2phrの酸化亜鉛、0.8phrのDU RALINK HTS、及び0.25phrのDHT加硫遅延剤から成る硬化剤 パッケージと混合した。比較の目的のために、高度に臭素化されたBIMS3及 びBIMS3(70重量%)と主鎖ポリマーIMS 1(30重量%)とのブレ ンドも同じ添加剤組成を使用してマスターバッチ化した。ブレンドは約0.35 モル%の総ベンジル臭素含有率を有していた。組成と試験結果を第2表に示す。 これらの結果は、BIMSとHTS/ZnO硬化剤パッケージとの加硫可能な 混合物が、Ts2とTc(90)に関する良好なODR時間によって示されるよ うに優れた加硫特性を有することを示している。実施例4のブレンドの比較的低 いデルタトルク(MH−ML)、強度、及び破断点伸びは、高度に臭素化された BIMS3と主鎖コポリマーIMSIとのブレンドの硬化が、たとえ総臭素含有 率がほぼ同じだとしても、BIMS1及びBIMS2に匹敵するものではないこ とを示している。実施例3及び4のいずれも300%まで伸ばせなかったことは 注目されなければならない。このことは、これらの材料がタイヤ硬化ブラダーで 使用するには堅く脆いか(実施例3)又は架橋が不十分で弱すぎる(実施例4) ことを示している。実施例1及び2の材料の引張り特性は、それらがタイヤ硬化 ブラダーで使用するのに優れた材料であることを示している。オーブン老化後の 実施例1及び2の引張り特性、特に残留伸びは、オーブン老化前の特性に近く、 顕著な改善を示している。 実施例5〜7 第3表に示されているように、BIMS4及びBIMS5を使用して実施例1 乃至4と同様にしてマスターバッチを製造し、硬化剤パッケージと混合した。得 られる硬化と特性データも第3表に示す。 これらの実施例は、ZnO/HTS硬化剤パッケージによる良好な特性がBI MS4及びBIMS5の0.24モル%及び0.17モル%という低いベンジル臭 素濃度においても得られることを示している。 実施例7は、ステアリン酸のような促進成分を添加することによってより速い 硬化を提供するように硬化剤パッケージを改良して、臭素濃度が低いことによる 硬化の遅さ(実施例6)を克服できることを示している。 実施例8〜15 BIMS6及び55phrのカーボンブラック、5phrの鉱油、及び5ph rのパラフィンワックスを使用してマスターバッチを調製した。このマスターバ ッチを様々な硬化剤パッケージで促進させた。実施例8はZnO/HTSに基づ く硬化剤パッケージを有し、一方、実施例9〜15はBIMSポリマー用に歴史 的に確立された硬化剤パッケージに基づく。第4表中において、ZDEDCはジ エチルジチオカルバミド酸亜鉛であり、TMTDはテトラメチルチウラムジスル フィドであり、DPTTSはジペンタメチレンチウラムテトラスルフィドであり 、MBTSは2−メルカプトベンゾチアジルジスルフィドであり、DHT4A2 はヒドロキシカルボン酸マグネシウムアルミニウム(CAS No.11097− 59−9)であり、そして樹脂SP1045はシェネクタディー・ケミカルズ・イ ンク(Schenectady Chemicals,Inc.)から得られたポリメチロールフェノールー ホルムアルデヒド硬化剤樹脂である。硬化剤パッケージと得られたODR硬化デ ータを第4表に示す。 コメントのインデックス: R=わずかな戻り SEF=半ば堅い F=堅い B=ふくれた S/T=軟質で粘着性 実施例8は、低臭素のBIMS6がZnO/HTSによって十分に硬化し、タ イヤ硬化ブラダーとして使用するのに満足のいく加硫ゴムを与えたことを示して いる。実施例9〜15は、BIMS用に以前に確立された硬化剤は、硬化は速い が、MH−MLトルク及び外観に基づいて許容可能な硬化を与えないことを示し ている。実施例9、10、及び12〜15は、また、高温老化安定性に関して望 ましくない硬化の戻りを示している。一方、ZnO/HTSは、実施例1〜2及 び5〜8においても示されているように、良好な硬化データと良好な硬化したポ リマーの外観を与える。 本発明は以上の実施例及び説明によって例示される。この開示から当業者は様 々な改良及び変更を思い付くだろう。添付の請求の範囲の範囲と精神の範囲内に あるそのような変更及び改良の全ては請求の範囲の範囲内に含まれるものである 。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年8月7日(1998.8.7) 【補正内容】 1.(イソブチレン−4−ブロモメチルスチレン)コポリマー、及び1,6−ヘ キサメチレンビス(チオ硫酸ナトリウム)、酸化亜鉛、所望により促進剤及び 所望により遅延剤を含む硬化剤パッケージを含む加硫可能な混合物であって、 (イソブチレン−4−ブロモメチルスチレン)コポリマーが0.1乃至0.45 モル%のベンジル臭素を含む、加硫可能な混合物。 2.請求項1の混合物を加硫させることによって得られる加硫された生成物。 3.請求項2の加硫された生成物を含む硬化ブラダー。 4.請求項2の加硫された生成物を含む高温で有用なホース。 5.請求項2の加硫された生成物を含むガスケット。 6.請求項2の加硫された生成物を含む薬品容器用ストッパー。 7.本質的にベンジル臭素を含まない請求項1の加硫可能な混合物から製造され た加硫ゴム。 8.加硫可能な混合物の(イソブチレン−4−ブロモメチルスチレン)コポリマ ーが0.1乃至0.45モル%の4−ブロモメチルスチレンを含む、請求項7の 加硫ゴム。 9.0.1乃至0.45モル%のベンジル臭素を含む(イソブチレン−4−ブロモ メチルスチレン)コポリマーを加硫する方法であって、 (イソブチレン−4−ブロモメチルスチレン)コポリマーを、1,6−ヘキ サメチレン−ビス(チオ硫酸ナトリウム)、酸化亜鉛、所望により促進剤及び 所望により遅延剤を含む硬化剤パッケージと配合する工程、及び 配合された混合物を加熱して(イソブチレン−4−ブロモメチルスチレン) コポリマーを加硫する工程、 を含む方法。 10.硬化剤パッケージが、0.2乃至6phrの1,6−ヘキサメチレン−ビス(チ オ硫酸ナトリウム)、0.1乃至6phrの酸化亜鉛、0乃至8phrの脂肪酸 又は脂肪酸金属塩、及び0乃至8phrの遅延剤を含む、請求項9の方法。 11.硬化剤パッケージが、0.2乃至6phrの1,6−ヘキサメチレン−ビス(チ オ硫酸ナトリウム)、0.1乃至6phrの酸化亜鉛、0乃至8phrの脂肪酸 又は脂肪酸金属塩、及び0乃至8phrの遅延剤を含む、請求項9の方法。 12.硬化剤パッケージが、0.5乃至5phrの1,6−ヘキサメチレン−ビス(チ オ硫酸ナトリウム)、2乃至4phrの酸化亜鉛、0乃至2phrのステアリ ン酸、及び0乃至2phrの遅延剤を含む、請求項10の方法。 13.硬化剤パッケージが、0.5乃至5phrの1,6−ヘキサメチレン−ビス(チ オ硫酸ナトリウム)、2乃至4phrの酸化亜鉛、0乃至2phrのステアリ ン酸、及び0乃至2phrの遅延剤を含む、請求項11の方法。 14.0.1乃至0.45モル%のベンジル臭素を含む(イソブチレン−4−ブロモ メチルスチレン−4−メチルスチレン)コポリマーであって、ブロモメチルス チレンとメチルスチレンの合計含有率が2モル%未満である、コポリマー。 15.ブロモメチルスチレンとメチルスチレンの合計含有率が0.2乃至1モル%で ある、請求項14のコポリマー。 16.0.1乃至0.45モル%の臭素置換されたパラ−アルキルスチレン及び合計 で2モル%までの置換及び未置換のパラ−アルキルスチレンを含む、C4〜C7 イソオレフィンとパラ−アルキルスチレンの臭素化されたコポリマー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08K 13/02 C08K 13/02 //(C08K 13/02 3:22 5:36 5:098) B29K 19:00 105:24 B29L 23:00 31:26

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.(イソブチレン−4−ブロモメチルスチレン)コポリマー、及び1,6−ヘ キサメチレンビス(チオ硫酸ナトリウム)、酸化亜鉛、所望により促進剤及び 所望により遅延剤を含む硬化剤パッケージを含む加硫可能な混合物であって、 (イソブチレン−4−ブロモメチルスチレン)コポリマーが0.1乃至0.45 モル%のベンジル臭素を含む、加硫可能な混合物。 2.請求項1の混合物を加硫させることによって得られる加硫された(イソブチ レン−4−ブロモメチルスチレン)コポリマー。 3.請求項2の加硫された(イソブチレン−4−ブロモメチルスチレン)コポリ マーを含む硬化ブラダー。 4.請求項2の加硫された(イソブチレン−4−ブロモメチルスチレン)コポリ マーを含む高温で有用なホース。 5.請求項2の加硫された(イソブチレン−4−ブロモメチルスチレン)コポリ マーを含むガスケット。 6.請求項2の加硫された(イソブチレン−4−ブロモメチルスチレン)コポリ マーを含む薬品容器用ストッパー。 7.加硫ゴムが本質的にベンジル臭素を含まない程度まで加硫された(イソブチ レン−4−ブロモメチルスチレン)コポリマーから成る加硫ゴム。 8.(イソブチレン−4−ブロモメチルスチレン)コポリマーが0.1乃至0.4 5モル%の4−ブロモメチルスチレンを含む、請求項7の加硫ゴム。 9.0.1乃至0.45モル%のベンジル臭素を含む(イソブチレン−4−ブロモ メチルスチレン)コポリマーを加硫する方法であって、 (イソブチレン−4−ブロモメチルスチレン)コポリマーを、1,6−ヘキ サメチレン−ビス(チオ硫酸ナトリウム)、酸化亜鉛、所望により促進剤及び 所望により遅延剤を含む硬化剤パッケージと配合する工程、及び 配合された混合物を加熱して(イソブチレン−4−ブロモメチルスチレン) コポリマーを加硫する工程、 を含む方法。 10.硬化剤パッケージが、0.2乃至6phrの1,6−ヘキサメチレン−ビス(チ オ硫酸ナトリウム)、0.1乃至6phrの酸化亜鉛、0乃至8phrの脂肪酸 又は脂肪酸金属塩、及び0乃至8phrの遅延剤を含む、請求項9の加硫可能 な混合物。 11.硬化剤パッケージが、0.2乃至6phrの1,6−ヘキサメチレン−ビス(チ オ硫酸ナトリウム)、0.1乃至6phrの酸化亜鉛、0乃至8phrの脂肪酸 又は脂肪酸金属塩、及び0乃至8phrの遅延剤を含む、請求項9の方法。 12.硬化剤パッケージが、0.5乃至5phrの1,6−ヘキサメチレン−ビス(チ オ硫酸ナトリウム)、2乃至4phrの酸化亜鉛、0乃至2phrのステアリ ン酸、及び0乃至2phrの遅延剤を含む、請求項10の加硫可能な混合物。 13.硬化剤パッケージが、0.5乃至5phrの1,6−ヘキサメチレン−ビス(チ オ硫酸ナトリウム)、2乃至4phrの酸化亜鉛、0乃至2phrのステアリ ン酸、及び0乃至2phrの遅延剤を含む、請求項11の方法。 14.0.1乃至0.45モル%のベンジル臭素を含む(イソブチレン−4−ブロモ メチルスチレン−4−メチルスチレン)コポリマーであって、ブロモメチルス チレンとメチルスチレンの合計含有率が2モル%未満である、コポリマー。 15.ブロモメチルスチレンとメチルスチレンの合計含有率が0.2乃至1モル%で ある、請求項14のコポリマー。 16.0.1乃至0.45モル%の臭素置換されたパラ−アルキルスチレン及び合計 で2モル%までの置換及び未置換のパラ−アルキルスチレンを含む、C4〜C7 イソオレフィンとパラ−アルキルスチレンの臭素化されたコポリマー。
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