JP2001504899A - ひだとりスライド及びその製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 伸長可能部を有する製品の製造。弾力的に伸長可能なワイヤ状要素を少なくとも一つ含む管状スリーブ（１）と、スリーブ上に横方向に施され、かつ、管状ひだとり部（７）を形成するように離れて配置される接続部（６）であって、前記ワイヤ状要素を部分的に挟みつけるための狭部（８）の形成をも行う接続部と、スリーブ内に挿通し、それぞれの管状部分を通って自由に伸びるように狭部で挟みつけられ、二つの部分、すなわち、非作用部（５１）と、作用部の間において可動なワイヤ状要素であって、問題となる管状部分よりも短くなり、結果としてスリーブの総方向に対して実質的に垂直な方向にひだをつくることができる、少なくとも一つのワイヤ状要素（５）と、を備えることを特徴とするひだとりスライド。そのナプキン及びおむつに対する適用。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 ひだとりスライド及びその製造方法 発明の技術分野 本発明は、繊維質ラップを基礎として製造された製品の一般分野に関し、従来 からあるひだとりによって、限定可能弾性伸長が局部的に機能する領域を確立可 能であることが有用であり、または必要であるような物質の一般分野に関する。 繊維質ラップの語は、不織布のサポートのように、或いは、すかれ、さらには 細かく縫われたラップまたはウェブのように、ランダムに織り合わされ或いは有 機的に組み合わされて得られる、組織的に構成された天然及び／または人工の繊 維に基づく、すべてのサポート或いはサブストレートを含めて解釈するべきであ る。そのような性質を有する製品は非常に多くの分野において用いられているが 、例として、理解を容易にするため、特に小さな予供用の衣類やサニタリーグッ ズ、たとえば、フィットするおむつ或いはナプキンについて簡単に述べる。 従来の技術 上記のような製品において、一または複数のひだとり部を使えるようにでき、 問題となるそのひだとり部が、考えられるひとつの物あるいは複数のものに対し て影響を与えることなく、適合性、順応性、形状維持性を擁することが一般的に 望まれる。 現在まで、一またはそれ以上の長さ方向に伸長可能なワイヤ状要素を用いた、 いくつかの異なる方法によって、そのような要求に答えることが望まれていた。 その知られた方法の一つに接着媒体製品としてのビーズ或いはドット状の接着 剤によって、長さ方向に伸長可能なワイヤ状要素が、サブストレートから離脱し ないようにする方法がある。 そのような技術を実現するには、特に連続製造装置において、少なからず問題 がある。ビーズ或いはドット状の接着剤を配置するために特に正確な温度調整を 行うことができ、位置的な正確性をもって、オーバーフローすることなく、噴出 することなく、分配装置の詰まりなく、そして、必要十分な量の滴下でもって、 介在できることが必要とされる。そして、比較的高速に製品を製造するためには 、これら全ての要求と条件を一定に維持することが必要である。 少量の滴下のためのそのような温度調整は従来技術では実際には解決できない 問題を有することは認識されている事実である。 この技術の他の欠点は、接着剤が埃に対して多かれ少なかれ敏感であり、埃は その存在によって、伸長可能ワイヤ状要素とサブストレートとの間の接着剤によ る接続を妨げるようになりうる、という事実に存する。 また、この技術の他の欠点は、接着剤がサブストレートを通じて有害な方法で 移動しうるという事実に存し、特に、ラミネート加工を行う場合、サブストレー トが皮膚の表面に直接触れるときには、製造された製品はインイーセティックで 攻撃的ですらあるという事実に存する。 そのような移動はまた、当然考えなくてはならない局部的な機能にとっても、 ラミネートによる不具合の原因ともなりうる。その機能とは、フィットするよう に作られたおむつ或いはナプキンにおける汚物の漏れ止めのことであり、もし漏 れ止めが、サポート上の接着によって、伸長可能ワイヤ状要素のひだとり機能に よるサポート面に対して実質上垂直に立ち上がるのに必要な自由度をもはや有し ないとすると、その効果は消滅してしまうのである。 他の従来技術としては、ワイヤ状要素を部分的に横切るように、或いは、サブ ストレートに拘束するように縫い付けることによって、ワイヤ状要素がサポート から離脱しないようにするものがある。 この技術はいくつかの異なる理由で十分とはいえない。 ひだとり部分を製造するコストが、ある場合、特に大量に消費される使い捨て 物品としては、不具合を有するものであり、これは、製造の低速化や、取りつけ られるワイヤ状要素の消費及び製造中の頻繁な中断によって生じる費用による。 この中断は、ワイヤ状要素の破断、ワイヤ状要素を施すリールの補充の必要性、 さらには、針の破断や折れを原因とする縫い付けヘッドの交換によるものである 。 この技術の特に不具合となる欠点は、密閉されていなければならないはずのサ ブストレートを突き抜け、それによってミシン目をいれさせる縫い付け工程から 結果として生ずる帰結に存する。 そのようなミシン目を入れる作業は、作られなければならない防水製品として は、乗り越えられない、具合の悪い障害物となり、それは科学の領域において或 いは医学の領域において問題である。 上記従来技術の欠点を解決するため、フランス特許出願2,532,337はサブスト レートと、例えばその一の端部のホールドとによって形作られる管状のスリーブ によって構成された、ひだとりスライドを用いることからなる他の技術を提案し ている。このスリーブの中であって、二つのラップの間には、伸長可能なワイヤ 状要素が配置される。そして、そのワイヤ状要素は、その要素が自由に動けるよ うな管状ひだとり部分をその間に形成し、間隔を空けて設けられた幅方向の接続 部によって、そのスリーブの壁に接続されている。その接続部はまた、そのスリ ーブの二つのラップの組み立てを確実なものとする。 そのようなひだとりスライドは、連続的に作られるが、それはフラットにされ たスリーブを配置し、その中に長さ方向の伸長張力を受けたワイヤ状要素を配置 知るような製造装置による。この装置は、熱圧及び高周波溶接によって、部分的 にそして、並べて、スリーブの二つのラップの間にワイヤ状要素の部分的な固定 部を形成する。この固定の後、ワイヤ状要素の力が放出され、その結果、固定部 の間に含まれていたワイヤ状要素は、管状部分の長さよりも短くなる。従って、 、実質的にはスリーブの方向に対して垂直方向にひだが形成される。 後者の技術は、その他技術が有する諸問題に対しては解決することができる。 だが、それでもなお、その施された接続部そのものの性質には一種の欠陥が見ら れる。 事実、フランス特許出願1,532,317によるとその接続部は実質的には矩形状と なっており、同時にスリーブを構成する二つのラップ間を確実に溶接し、スリー ブのラップそれぞれに対して伸長可能ワイヤ状要素を確実に接着する。その結果 スライドを加工後、ひだとりの調整が可能ではなくなる。その上、接続部は伸長 可能なワイヤ状要素の性質を変化させ、構造上の不連続を生じさせる。結果的に その不連続は機械的及び温度的な力から生じ、それはスリーブの壁に対するワイ ヤ状要素の溶接工程にて生じる。同様にワイヤ状要素が自由に可動する管状部分 もその性質が変化し、ワイヤ状要素がスリーブの壁に対して取付けられるその程 度において接続部も変形する。その変形によって、ワイヤ状要素の機械的特性を 十分に引き出すことが不可能となり、ワイヤ状要素は、ある一定の張力に対し、 ひだとりによって生じた一つの管状部分の範囲内でのみ動作する一連の独立した 弾性要素に区分けされてしまう。 発明の要旨 本発明の明確な目的は、上記欠点を克服することのできる新しい技術を提供す ることにより、上記技術を改良することにある。それは低価格にて耐水性及び伸 縮能力に優れたひだとりスライドの、単体での、又は連続的な製造を可能とする 。また、本発明の目的は、新規製品を製造可能とするための技術を提供すること にあるが、その製品は、正確な位置の接続によって、スライドに対して長さ方向 に伸長可能なワイヤ状要素を固定するという観点からは、行われる切断と同一の レベルの糸巻取機に対する特別なアレンジを、完成時に何ら要求するものではな い。また、伸長可能ワイヤ状要素の機械的性質を変化させることなしに、ひだと りを得ることが可能となる新規技術を供給できることも本発明の目的である。 また、本発明の目的は、ひだとりスライドについての新規な技術を提供するこ とにあるが、このひだとりスライドは、考えうる全ての範囲に適用できる伸長能 力及び動作能力を有し、連続的な製造方法が実現される場合にはローコストであ って、かつ非常に高速に製造可能であり、製造後にひだの調整の対象を形成する ことができるものである。 上記目的を達成するため、ひだとりスライドは、 少なくとも一つの弾性的に伸長可能なワイヤ状要素を備えることを意図された 管状スリーブと、 スリーブ上に幅方向に配列された接続部であって、その間に管状ひだとり部を 形成するように離れて配置され、前記ワイヤ状要素の部分的な固定部を呈する接 続部と、 スリーブに配置され、それにより、その固定部の状態が維持され、自由に、か つ、連続的に管状部分を通り、一方ではその管状部分のそれぞれに部分的に非作 用部を有し、他方では、管状部分よりも短くなり、結果としてスリーブの総方向 に対して実質的に垂直な方向にひだをつくることができる、少なくとも一つのワ イヤ状要素と、 を備える。 本発明によれば、その固定部が、伸長部におけるワイヤ状要素の一部に実質上 は近い通路の一部を形成する狭部によって構成されることを特徴とする。 本発明はまた、本発明にかかるひだとりスライドをそのまま含んだ、或いはさ らに付加されて構成された新規な製品を目的達成のために提供する。 本発明はまた、一つの目的として上記スライドを製造する方法を提供するが、 その方法は、 張力を付加して平面状にスリーブを配置する工程と、 部分的に固定され、さらには長さ方向に伸長力を受ける少なくとも一の弾性的 伸長可能ワイヤ状要素を、スリーブに配置する工程と、 管状ひだとり部をスリーブに形成し、そのそれぞれが、ワイヤ状要素の伸長部 の一部に実質的には近い、通路の一部を形成し、伸長部を維持する狭部によって 構成された固定部を呈する接続部を、間隔を空けて部分的にスリーブに形成する 工程と、 前記ワイヤ状要素に与えられた伸長力を開放し、固定部の間であって、ひだが 形成される各管状部分の内部の非作用状態に縮ませる工程と、 を有することを特徴とする。 その他のさまざまな特徴は、以下の記載及び決して制限されることのない実施 例によって、本発明の実施の形態を示す添付図面を参照することによって明らか にされる。 図１は、本発明に係るひだとりスライドを示す一部透視図である。 図２は、本発明の他の特徴的部分を他の角度から示す一部透視図である。 図３は、図１のIIIーIIIで実質的に切った断面図である。 図４は、本発明の実施形態の可能性を示す一部透視図である。 図５及び６は、本発明の異なる実施の形態を示す概略図である。 図７は、図１のスライドを製造する装置の概略透視図である。 発明の最適な実施形態 図１乃至３におけるひだとりスライドは、適切な素材から成る繊維質のサブス トレートから構成されており、織布或いは不織布でもよく、さらには、特定の場 合には、プラスティック素材のシート又は、連続フィルムで構成されてもよい。 繊維質のサブストレートにおいては、全ての適当な繊維もしくは繊維を紡いだ 糸が確保されるべきであり、さらに言えば、個々によってはそれ以上のse単位に 存在する繊維や熱圧のキャパシティが確保されるべきである。 当然これはこの特徴に本質的に対応していない繊維質サブストレートに依存し ていると認識されることはできるが、このようなケースでは熱圧可能な素材から なるフィルムのコーティング・吹き付け・侵漬をすることによりそのサブストレ ートに事前の沈殿物を形成することができる。 そのひだとりスライドは図２に図示されるように必要な機能として、単一の要 素を構成するように、又は原位置に形成されるように、前もって作られたと考え てよい管状スリーブ１を主に含有する。そのようなケースでは、そのスリーブは 、折り目又はバンド３のプリーツ２により形成されるようになり、バンド３は、 必要ならば、及び特定の場合においては、伸張可能なひだとりの特徴を部分的に 持つ必要のあるラップにより構成されうる。そのようなケースでは、次に、その 折り目又はプリーツ２はラップの織端として形成された一種の縁又はヘリにより 形成される。 図２は又、その折り目又はプリーツ２が、その幅の一部のみと関係するバンド より形成されることができると例示している。このように、その一種の突起４の 存在を許容し、ラップに対しステッチング、接着、又は熱圧することによる接続 を、もし必要であれば、許容する。そして、そのラップ上には前記ラップのスラ イドに適合するように一種の突起４が付加されなければならない。 スリーブ１は、例えば、単数の、又は、或いはカバーされている複数のワイヤ 状要素により構成された、長さ方向に弾性的に伸張可能なワイヤ状要素５を少な くとも１つ包むことを意図している。 例示的に、ナプキン又はおむつのような衛生用品、そして更にはモブキャップ 適用される場合として、そのワイヤ状要素５はＬＹＣＲＡ（商標）として市場で 販売されている素材からなる糸により適当に構成されてもよい。 そのワイヤ状要素５は、スリーブ１の縦軸Ａ−Ａ’に対して横切る方向に配列 され又は傾斜して配列された接続部６を提供する、スリーブ１の中に配置される ことを意図される。接続部６は、等間隔に或いは非等間隔に、連続的に間隔を空 けて配置されるように形成され、その間であってスリーブの中に要素的管状ひだ とり部７を形成するように配置されている。さらに図示されている例では、接続 部６はそのそれぞれが、ワイヤ状要素５の固定部を部分的に形成するように作ら れている。このケースでは、そのような固定部は、各接続部６が設けられた結果 、スリーブ１の有用な部分が狭部８に制限されるという事実の結果である。狭部 ８は、完全にまたは部分的に伸張された状態のワイヤ状要素５の横方向交差部分 に実質的に近い通路となる。 最終的に、接続部６は２つのタイル６ａと６ｂによりそれぞれ構成されている と考えることができ、そのタイルは、狭部８を形成するように縦軸Ａ−Ａ’の両 側に配置される。 図１及び図２の例によると、縦軸Ａ−Ａ’はスリーブ１の幅方向の中間に位置 されるが、しかし中間でない位置に配置されることも可能だということは考慮さ れなければならない。 同様に、スリーブ１が一定でない幅を提供することもありえる。平坦に配置さ れ、広げられた２枚のスリーブ１を接続するように、接続部６は適当な手段によ り作られる。例えば、熱圧を使用する方法は相応の利益を提供する解決手段とし て考慮することができる。 狭部８が横方向に見て中間と考慮される軸Ａ−Ａ’に対して並列な状態になく 、例えば平たんに置かれたその構造の折り目の１つ、又は、プリーツ２により形 成された折り目の１つ、に対応するスリーブの一端に狭部８が位置されるように 、接続部６が形成されてもよい。 望ましくは、それに限定するものでないが、接続部６は狭部８が直線の状態で 並ぶように作られる。 前記ひだとりスライドはさらに、ワイヤ状要素５を備え、このワイヤ状要素は 、自由にかつ連続的に、しかし、５１のような非作用状態を各管状部の中に作る ように、管状ひだとり部７を通過し、そして固定部８に固定される範囲内で保持 されるように、スリーブ１中に配置される。 付加された構成的なアレンジは各管状ひだとり部７の要素的な長さほど非作用 的な状態になり２つの固定部８の間に含まれているワイヤ状要素５の軸力の測定 を使用する。 各固定部８で固定される範囲で確立された相対的な固定のために、そしてこの 長さの差のために、ひだとりスライドは図２に示されているように各管状部の範 囲に区分されたひだを、非作用状態で提供する。この非作用状態では、ワイヤ状 要素５の連続部５２を狭部により拘束した固定部８により、軸方向に固定化され たワイヤ状要素５が相対的に外される可能性はない。 しかしながら、スライドのひだとりの調整が望まれるとき、固定部８に関して ワイヤ状要素５の相対的な軸的離脱を得ることは可能である。最終的に、ワイヤ 状要素５の横方向の断面の面積が狭部８のそれよりも小さくなるように、ワイヤ 状要素５にはいわゆる軸的調整牽引力又は張力が加えられればよい。 調整張力よりも少ない伸張張力が前記スリーブにかけられた時、ワイヤ状要素 の非作用部５１は伸張され、各管状ひだとり部７の伸張を許容する。しかしそれ は、伸張された領域５２により各固定化のレベルで相対的に拘束されて、軸Ａ− Ａ’上のワイヤ状要素５の相対的な離脱を誘発せずになされなければならない。 弾性伸張張力が消滅した時、非作用状態に戻り各管状ひだとり部７の部分的ひだ とりの状態に戻る傾向にある、異なる非作用部５１によりひだとりスライドに張 力が与えられる。更に、ワイヤ状要素５とスリーブ１の間の接着のドットがない ため、弾性張力がスライドに与えられた時、ワイヤ状要素の全体の長さがこの張 力の動きに反対する方に作用する。これは、従来技術によって、ひだとりスライ ドに起こる現象と反対である。 前記タイプのひだとりスライドは、独立した管状要素をより細かく、しかし限 定的ではなく構成する時、特に興味深い実行上の利益を提供する。結果として、 非作用状態では、固定部８のそれよりも大きな断面を必然的に提供する非作用部 ５１の存在のために、糸まき装置の操作又は関連なしでスリーブの横方向の切断 により望ましい長さにすることができる。結果として、各切断辺部５１は、非作 用状態においてそれが提供する断面により、連続的な固定部８と管状ひだとり部 ７によりワイヤ状要素５とスリーブ１の間に存在する張力の関係の保持を停止す る。 当然、複数列の固定部８が、それと同数のワイヤ状要素５のため保持されて、 ひだとりスライドに含まれる可能性があると考慮されなければならない。また、 特定の場合には、正確に直線に配列にされていない固定部８を、各列によって施 すしてもよく、しかし、ワイヤ状要素５のために多少は明白な屈曲あるいは交互 のカーブすら含んだ通路を形成してもよい、と言うことも考慮されなければなら ない。 図４は概略的に、図１乃至３におけるひだとりスライドの製造方法を実行する ための設置方法を図示する。その方法は、ラップ１０を用いた一つの実施の形態 に対応するものであり、ラップ１０からは、直接ラップ１０の上でひだとりスラ イドを構成するように意図されたプリーツ１２の端によって、チューブ１１が形 成される。 折り目の縁もしくはプリーツ１２を確実にもうけるために使用する手段は、発 明の主要構成には直接には含まれない、というのは、そのような手段は、例えば 織物のように連続的な縁を作らなければいけない当業者は、直接触れることので きるものと考えられるからである。 スリーブ１１の構成は、折り目もしくはスリーブを構成するレイヤーの間に支 持されるワイヤ状要素５を、矢印ｆ１の方向の弾性伸張力を与えつつ挿入するこ とによる。その弾性伸張力とは、例えばその自由な進行を制限するような扉やグ リッピングジョウズのようなブレーキ装置１３からの、スライドを形成する装置 ２０の均衡した生産工程を得られるような力である。 スリーブ１１とワイヤ状要素５は、一対のホイールを含むデバイス２０に対し 一緒に進行しなければならない。そのホイールの１つは、例えば２１がそれにあ たるが、ベースもしくはアンヴィルと呼ばれ、受動的にもしくは積極的に、その 軸２２の回転に従って、矢印ｆ２の方向に駆動される。１対のホイール２０は、 その軸２４を中心に矢印ｆ３の方向に駆動されるような、形成ホイール２３と呼 ばれるもうひとつのホイールを含む。その軸２４は、何らかの適当な手段によっ て、局部的に、そして、２つのホイールの間の間隔と同じ厚みで、スリーブ１１ を構成するサブストレートの間の接続を生成できるように、ソース２５に接続さ れている。 ホイール２３には、その周囲に軸方向に設けられた突出部２６上であって、例 えばその幅方向の中間付近に、残されるべき狭部８に対応した幅のノッチ２７が 施されている。そのバー２６はホイール２１に対向する２枚のシートを連続的に 押圧するため設けられたもので、これによって、部分的に温度上昇が起こり、繊 維からも熱可融性のコーティングからも部分的に接着される。そのような熱溶融 は直接の熱伝達或いは超音波によりもたらされる。 これは示されていないが、ホイール２１及び２３は相関性をもって設けられて もよく、その結果、バー２６は、たとえば調節弾性張力の影響下で押圧力をもっ て、あるいはもたずに、ホイール２１の周辺面にあわせて回転する。 その２つのホイール２０は矢印方向に同時に回転する。それにより、スリーブ １１と張力を付与されたままのワイヤ状要素５とが同時に矢印ｆ１方向に進む。 そうして、その幅方向に交差する部分は、何もしなくてもノッチ２７とほぼ同じ 幅に形成される。結果として、この一対のホイールの適当な速度での回転すれば 、スリーブ１１上に平面状にそして張力を付与された状態で連続的に間隔を空け て、接続部６が製造される。そして、その間には７が形成され、狭部８がそれぞ れ形成される。装置２０を越え、或いはその下流では、ワイヤ状要素に与えられ ていた張力がなくなり、結果としてこの要素は２つの連続した狭部の間の非作動 部分を再び採用し、関係のあるその部分７のひだとりを行なう。 この製造方法は、狭部８を形成する際に、ワイヤ状要素をスリーブに溶接しな くてもよく、機械的性質がこのように保持されたままのワイヤ状要素の構造に影 響を及ぼすことも無いという利点を有する。 連続製造方法を、予めワイヤ状要素５を提供された一つの要素としての管状ス リーブについて実行できることは考慮されなければならない。同時に、上記アレ ンジは少なくとも２つの独立したワイヤ状要素を持つスライドを提供する方法に も適用可能である。 図５及び６は、二つのホイール２１の他の実施の形態を示している。 図５は、図４の横のセクションに相当し、ホイール２３はバー２６を有し、ホ イール２１は滑らかな周端２８を有している。 例として図６によれば、二つのホイール２１及び２３はその周囲にバー２６１ 及び２６２を有し、バー２６１及び２６２は、その間に、ノッチ２７１及び２７ ２によって、ワイヤ状要素５の通路に対応する半分の部分をそれぞれ形成するよ うに製造される。 そのような場合にホイール２１と２３は極めて正確に同スピードで移動し、バ ー２６１及び２６２が反対方向に移動する度に接続部６と固定部８が作られてい く。 図７は本発明によって、スライドの製造方法を実現させるための他の製造装置 を示す図である。そのような製造装置は、軸３１を中心として回転するソノトロ ード３０を備えた装置２０を含む。ソノトロードは周囲のいくつかの部分に接続 部８を製造しようとするバー３２を有する。装置２０はまた、軸３４が回転して いるアンヴィルホイール３３であって、伸長状態のワイヤ状要素よりもずっと小 さい幅の連続わだち３５を周囲に有するものを備える。 スリーブ１１はソノトロード３０とホイール３３の間に挟み込まれ、周端部同 士の間のギャップに部分的にワイヤ状要素を巻きつけるようになっている。結果 としてワイヤ状要素は正確に巻き取られ、完全にその要素がその中に嵌まる轍に よって案内される。このようにしてバー３２の通路上では、ワイヤ状要素は狭部 ８を形成する高周波溶接の影響を受けることは無く、スリーブ１１に接着するこ とも無い。 工業的適用の可能性 本発明によるひだとりスライドは例えばフィットするナプキンや或いはおむつ に適用できる。 本発明は図及び文章によって具現化された実施形態に限定されるものではなく 、本発明の範囲を逸脱することなく、これらの実施の形態をさまざまに変更可能 で ある。

【手続補正書】特許法第１８４条の８第１項 【提出日】平成１０年４月６日（１９９８．４．６） 【補正内容】 ブストレートを突き抜け、それによってミシン目をいれさせる縫い付け工程から 結果として生ずる帰結に存する。 そのようなミシン目を入れる作業は、作られなければならない防水製品として は、乗り越えられない、具合の悪い障害物となり、それは科学の領域において或 いは医学の領域において問題である。 上記従来技術の欠点を解決するため、フランス特許出願2,532,337はサブスト レートと、例えばその一の端部のホールドとによって形作られる管状のスリーブ によって構成された、ひだとりスライドを用いることからなる他の技術を提案し ている。このスリーブの中であって、二つのラップの間には、伸長可能なワイヤ 状要素が配置される。そして、そのワイヤ状要素は、その要素が自由に動けるよ うな管状ひだとり部分をその間に形成し、間隔を空けて設けられた幅方向の接続 部によって、そのスリーブの壁に接続されている。その接続部はまた、そのスリ ーブの二つのラップの組み立てを確実なものとする。 そのようなひだとりスライドは、連続的に作られるが、それはフラットにされ たスリーブを配置し、その中に長さ方向の伸長張力を受けたワイヤ状要素を配置 知るような製造装置による。この装置は、熱圧及び高周波溶接によって、部分的 にそして、並べて、スリーブの二つのラップの間にワイヤ状要素の部分的な固定 部を形成する。この固定の後、ワイヤ状要素の力が放出され、その結果、固定部 の間に含まれていたワイヤ状要素は、管状部分の長さよりも短くなる。従って、 、実質的にはスリーブの方向に対して垂直方向にひだが形成される。 後者の技術は、その他技術が有する諸問題に対しては解決することができる。 だが、それでもなお、その施された接続部そのものの性質には一種の欠陥が見ら れる。 事実、フランス特許出願1,532,337によるとその接続部は実質的には矩形状と なっており、同時にスリーブを構成する二つのラップ間を確実に溶接し、スリー ブのラップそれぞれに対して伸長可能ワイヤ状要素を確実に接着する。その結果 スライドを加工後、ひだとりの調整が可能ではなくなる。その上、接続部は伸長 可能なワイヤ状要素の性質を変化させ、構造上の不連続を生じさせる。結果的に その不連続は機械的及び温度的な力から生じ、それはスリーブの壁に対するワイ つ、連続的に管状部分を通り、一方ではその管状部分のそれぞれに部分的に非作 用部を有し、他方では、管状部分よりも短くなり、結果としてスリーブの総方向 に対して実質的に垂直な方向にひだをつくることができる、少なくとも一つのワ イヤ状要素と、 を備える。 本発明によれば、それぞれの接続部（６）が、一方では、いわゆる調整張力の 影響の下でのワイヤ状要素の相対的離脱を可能とするために、そして他方では、 非作用状態で或いは前記調整張力よりも少ない張力を受けた場合にワイヤ状要素 を固定するために、伸長状態（５２）でのワイヤ状要素の一部と実質的に近い通 路の一部を与える狭部を形成することを特徴とする。 本発明はまた、本発明にかかるひだとりスライドをそのまま含んだ、或いはさ らに付加されて構成された新規な製品を目的達成のために提供する。 本発明はまた、一つの目的として上記スライドを製造する方法を提供するが、 その方法は、 張力を付加して平面状にスリーブを配置する工程と、 部分的に固定され、さらには長さ方向に伸長力を受ける少なくとも一の弾性的 伸長可能ワイヤ状要素を、スリーブに配置する工程と、 管状ひだとり部をスリーブに形成し、そのそれぞれが、ワイヤ状要素の伸長部 の一部に実質的には近い、通路の一部を形成し、伸長部を維持する狭部によって 構成された固定部を呈する接続部を、間隔を空けて部分的にスリーブに形成する 工程と、 前記ワイヤ状要素に与えられた伸長力を開放し、固定部の間であって、ひだが 形成される各管状部分の内部の非作用状態に縮ませる工程と、 を有することを特徴とする。 その他のさまざまな特徴は、以下の記載及び決して制限されることのない実施 例によって、本発明の実施の形態を示す添付図面を参照することによって明らか にされる。 図１は、本発明に係るひだとりスライドを示す一部透視図である。 図２は、本発明の他の特徴的部分を他の角度から示す一部透視図である。 図３は、図１のIII-IIIで実質的に切った断面図である。 図４は、本発明の実施形態の可能性を示す一部透視図である。 図５及び６は、本発明の異なる実施の形態を示す概略図である。 請求の範囲 １．少なくとも一つの弾性的に伸長可能なワイヤ状要素を備えることを意図さ れた管状スリーブと、 スリーブ上に横方向に配列され、管状ひだとり部（７）の間に形成するように 離れて配置され、前記ワイヤ状要素の部分的な固定部（８）を呈する接続部（６ ）と、 スリーブに配置され、それにより、その固定部の状態が維持され、自由に、か つ、連続的に管状部分を通り、一方ではその管状部分のそれぞれに部分的に非作 用部（５１）を有し、他方では、管状部分よりも短くなり、結果としてスリーブ の総方向に対して実質的に垂直な方向にひだをつくることができる、少なくとも 一つのワイヤ状要素（５）と、 を備え、 それぞれの接続部（６）が、一方では、いわゆる調整張力の影響の下でのワイ ヤ状要素の相対的離脱を可能とするために、そして他方では、非作用状態で或い は前記調整張力よりも少ない張力を受けた場合にワイヤ状要素を固定するために 、伸長状態（５２）でのワイヤ状要素の一部と実質的に近い通路の一部を与える 狭部を形成することを特徴とするひだとりスライダ。 ２．前記ワイヤ状要素は複数の独立したワイヤによって構成されることを特徴 とする請求項１に記載のひだとりスライダ。 ３．前記固定部（８）は前記ワイヤ状要素のための直線状の通路を形成するた めに並べられることを特徴とする請求項１又は２に記載のひだとりスライダ。 ４．前記固定部（８）は前記ワイヤ状要素のための非直線上の通路を形成する ことを特徴とする請求項１又は２に記載のひだとりスライダ。 ５．前記固定部（８）は少なくとも二本の前記ワイヤ状要素のための少なくと も二本の通路を形成することを特徴とする請求項１乃至４のいずれか一つに記載 のひだとりスライダ。 ６．前記スリーブは独立した平面状のシースであることを特徴とする請求項１ 乃至５のいずれか一つに記載のひだとりスライダ。 ７．シースは繊維状ラップ（３）のプリーツ（２）によって形成されることを 特徴とする請求項１乃至５のいずれか一つに記載のひだとりスライダ。 ８．前記スリーブの接続部は熱圧で形成されることを特徴とする請求項１乃至 ７のいずれか一つに記載のひだとりスライダ。 ９．前記請求項１乃至８のいずれか一つに記載のスライドを直接或いは付加的 に含む繊維質のサポートによって形成される新規製品。 １０．張力を付加して平面状にスリーブを配置する工程と、 部分的に固定され、さらには長さ方向に伸長力を受ける少なくとも一の弾性的 伸長可能ワイヤ状要素を、スリーブに配置する工程と、 管状ひだとり部をスリーブに形成し、そのそれぞれが、一方では、いわゆる調 整張力の影響の下でのワイヤ状要素の相対的離脱を可能とするために、そして他 方では、非作用状態で或いは前記調整張力よりも少ない張力を受けた場合にワイ ヤ状要素を固定するために、ワイヤ状要素の伸長部（５２）の一部に実質的には 近い通路の一部を形成し、伸長部を維持する、狭部によって構成された固定部を 呈する接続部を、間隔を空けて部分的にスリーブに形成する工程と、 前記ワイヤ状要素に与えられた伸長力を開放し、固定部の間であって、ひだが 形成される各管状部分の内部の非作用状態（５１）に縮ませる工程と、 を有することを特徴とする請求項１乃至９のいずれか一つに記載のひだとりス ライドの製造方法。 １１．前記接続部が形成されることによって、結果として前記固定部は、複数 のワイヤ状要素のために確保された複数のアラインメントを形成することを特徴 とする請求項１０に記載の方法。 １２．サブストレートを固定し、前記接続部の製造を有利に利用する事によっ て、前記スリーブが形成されることを特徴とする請求項１０又は１１に記載の方 法。 １３．連続的に前記スリーブのフォーメーションを呈する工程と、 前記スリーブに前記ワイヤ状要素を挿入する工程と、 前記ワイヤ状要素を長さ方向に伸長する工程と、 前記接続部を形成する工程と、 をさらに有することを特徴とする請求項１０、１１または１２に記載の方法。 １４．前記接続部を熱圧により形成する工程を有することを特徴とする請求項 １０乃至１３のいずれか一つに記載の方法。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ， ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＥＫ，ＬＳ，ＭＷ，Ｓ Ｄ，ＳＺ，ＵＧ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ， ＣＮ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，Ｇ Ｂ，ＧＥ，ＧＨ，ＨＵ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ， ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，Ｎ Ｏ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ ，ＳＩ，ＳＫ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ， ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．少なくとも一つの弾性的に伸長可能なワイヤ状要素を備えることを意図さ れた管状スリーブと、 スリーブ上に幅方向に配列された接続部であって、その間に管状ひだとり部（ ７）を形成するように離れて配置され、前記ワイヤ状要素の部分的な固定部（８ ）を呈する接続部（６）と、 スリーブに配置され、それにより、その固定部の状態が維持され、自由に、か つ、連続的に管状部分を通り、一方ではその管状部分のそれぞれに部分的に非作 用部（５１）を有し、他方では、管状部分よりも短くなり、結果としてスリーブ の総方向に対して実質的に垂直な方向にひだをつくることができる、少なくとも 一つのワイヤ状要素（５）と、 を備え、 その固定部が、伸長部（５２）におけるワイヤ状要素の一部に実質上は近い通 路の一部を形成する狭部によって構成されることを特徴とするひだとりスライド 。 ２．前記ワイヤ状要素は複数の独立したワイヤによって構成されることを特徴 とする請求項１に記載のひだとりスライダ。 ３．前記固定部（８）は前記ワイヤ状要素のための直線上の通路を形成するた めに並べられることを特徴とする請求項１又は２に記載のひだとりスライダ。 ４．前記固定部（８）は前記ワイヤ状要素のための非直線状の通路を形成する ことを特徴とする請求項１又は２に記載のひだとりスライダ。 ５．前記固定部（８）は少なくとも二本の前記ワイヤ状要素のための少なくと も二本の通路を形成することを特徴とする請求項１乃至４のいずれか一つに記載 のひだとりスライダ。 ６．前記スリーブは独立した平面状のシースであることを特徴とする請求項１ 乃至５のいずれか一つに記載のひだとりスライダ。 ７．シースは繊維状ラップ（３）のプリーツ（２）によって形成されることを 特徴とする請求項１乃至５のいずれか一つに記載のひだとりスライダ。 ８．前記スリーブの接続部は熱圧で形成されることを特徴とする請求項１乃至 ７のいずれか一つに記載のひだとりスライダ。 ９．前記請求項１乃至８のいずれか一つに記載のスライドを直接或いは付加的 に含む繊維質のサポートによって形成される新規製品。 １０．張力を付加して平面状にスリーブを配置する工程と、 部分的に固定され、さらには長さ方向に伸長力を受ける少なくとも一の弾性的 伸長可能ワイヤ状要素を、スリーブに配置する工程と、 管状ひだとり部をスリーブに形成し、そのそれぞれが、ワイヤ状要素の伸長部 （５２）の一部に実質的には近い、通路の一部を形成し、伸長部を維持する狭部 によって構成された固定部を呈する接続部を、間隔を空けて部分的にスリーブに 形成する工程と、 前記ワイヤ状要素に与えられた伸長力を開放し、固定部の間であって、ひだが 形成される各管状部分の内部の非作用状態（５１）に縮ませる工程と、 を有することを特徴とする請求項１乃至９のいずれか一つに記載のひだとりス ライドの製造方法。 １１．前記接続部が形成されることによって、結果として前記固定部は、複数 のワイヤ状要素のために確保された複数のアラインメントを形成することを特徴 とする請求項１０に記載の方法。 １２．サブストレートを固定し、前記接続部の製造を有利に利用する事によっ て、前記スリーブが形成されることを特徴とする請求項１０又は１１に記載の方 法。 １３．連続的に前記スリーブのフォーメーションを呈する工程と、 前記スリーブに前記ワイヤ状要素を挿入する工程と、 前記ワイヤ状要素を長さ方向に伸長する工程と、 前記接続部を形成する工程と、 をさらに有することを特徴とする請求項１０、１１または１２に記載の方法。 １４．前記接続部を熱圧により形成する工程を有することを特徴とする請求項 １０乃至１３のいずれか一つに記載の方法。 １５．スライド或いは前記請求項１乃至９のいずれか一つに記載の製品の製造 方法を実現する製造装置であって、 アンヴィルホイール（２１，３３）と、溶接ホイール（２３，３０）とを含む ２つの噛み合う回転ホイールによって構成される形成装置（２０）と、 少なくとも一つの弾性的伸長可能ワイヤ状要素の挿入させるとともに、前記ホ イール同士の間にラップとスリーブ（１１）を通過させる手段と、 前記ワイヤ状要素に張力を付加する手段と、 ワイヤ状要素の伸長状態の一部と実質的に近い通路の一部となる狭部を形成す る接続部（６）をスリーブ上に作るためにホイールの一つに施されたバー（２６ ，３２）と、 を備えることを特徴とする製造装置。 １６．前記ワイヤ状要素の通路を確保するため、前記２つのホイールの一つの 周辺に一種の轍を形成することを特徴とする請求項１５に記載の製造装置。 １７．前記溶接ホイールはソノトルードであり、その周囲にバー（３２）を施 され、また、アンヴィルホイールは伸長状態でのワイヤ状要素の幅よりも、狭 い幅の轍（３５）をその周囲に備えることを特徴とする請求項１６に記載の製造 装置。