JP2001504118A - Cox―2のインデン阻害剤 - Google Patents

Cox―2のインデン阻害剤

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、関節炎障害、結腸直腸癌およびアルツハイマー病の治療に有用な構造(I)を有する式(I)の化合物[式中:R1は、水素、ハロゲン、アルキル、アルコキシ、フロオロアルコキシ、トリフルオロメチル、アルキルチオまたはSCF3;R2およびR3は、各々独立して、水素またはアルキル、あるいはR2およびR3は一緒になって、飽和シクロアルキル環を形成してもよい;R4、R5、R6、R7およびR8は、各々独立して、水素、アルキル、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、ハロゲン、フルオロアルコキシ、CF3またはSCF3を意味する]を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】 COX−2のインデン阻害剤 発明の分野 本発明は、抗炎症および抗癌医薬の分野に属するもので、特に、関節炎のよう な炎症および炎症を伴う疾患およびアルツハイマー病の治療用、ならびに糖尿病 性網膜症および腫瘍血管形成誘導で起こり得るようなシクロオキシゲナーゼ介在 疾患の治療および/または予防用の化合物、組成物および方法に関する。とりわ け、これらは、結腸直腸癌のような、ある種のタイプの癌の増殖およびアルツハ イマー病の治療に有用であることを証明できる。 発明の背景 プロスタグランジンは、従来から、炎症の進行において重要な役割を演じてい ることが知られており、幾つかの慢性ヒト疾患の病態生理学に関与していること が証明されている。これらは、慢性関節リウマチおよび変形性関節症のような関 節炎障害の痛み、水腫および血管透過性のメディエターとして関与する(Lewisお よびKreft,Immunopharmacol.Immunotoxicol.,17,607-663(1995))。加えて、 プロスタグランジンは、結腸直腸癌の病態生理学に関与していると仮定されてい る(Marcus,New Eng.J.Med.,333,656-657(1995);HuangおよびHeimbrook,Ex p.Opin.Invest.Drugs.,4(3),243-249(1995))。かくして、プロスタグラン ジン合成を阻害する薬剤は、これらの疾患の治療に有用であり得る。 プロスタグランジンの生合成は、従前、単一シクロオキシゲナーゼ酵素がアラ キドン酸に作用してプロスタグランジンH2を生ずることによるものと考えられ ていた(Vane et al.,Postgrad.Med.J.,66(Suppl 4),S2-S17(1990);Lewisお よびKreft,Immunopharmacol.Immunotoxicol.,17,607-663(1995))。この中間 体は、ついで、さらに末端の酵素により、プロスタグランジン・ファミリーの種 々のメンバーに変形される。シクロオキシゲナーゼ阻害剤(しばしば、NSA ID;非ステロイド性抗炎症薬と称される)の臨床的な用途は、関節炎障害にお いてよく確立されている(Brooks et al.,New Eng.J.Med.,324,1716-1725(1 991))。しかしながら、これらの化合物は、プロスタグランジンG/Hシンター ゼまたはシクロオキシゲナーゼ(COX)の阻害を含む機序を介して、炎症を伴 わない、むしろ消化管の完全性(gastrointestinal integrity)および腎血流を 維持する他のプロスタグランジン調節過程にも影響する(Dajani et al.,J.Phy siol.Pharmacol.,46,3-16(1995);Somasundaram et al.,Scand.J.Gastroen terol.,30,289-299(1995))。したがって、治療効果を示すためにしばしば必要 とされる高い用量で、大部分のNSAIDは、生命を脅かすような潰瘍を包含す る重篤な胃および腎副作用を示し、その治療用途が制限される。NSAIDに対 する代替は、コルチコステロイドの使用であり、これはむしろ、特に長期の治療 を含む場合、より重篤となる問題を有する。 単一シクロオキシゲナーゼ酵素の古いパラダイムの下、G.I.(胃腸管)組 織におけるプロスタグランジン合成の抑制に対して、炎症組織におけるプロスタ グランジン合成の選択的抑制は、組織特異性が達成されない限り、ありそうもな いように考えられていた。 近年、アラキドン酸/プロスタグランジン経路における2つの異なるシクロオ キシゲナーゼが存在するという発見が、G.I.組織におけるプロスタグランジ ン合成の抑制から炎症組織におけるプロスタグランジン合成の抑制を区別させる 化合物を導くことができる新たなパラダイムを提起した(Hayllar,Lancet,346 ,521-522(1995),LewisおよびKreft,Immunopharmacol.Immunotoxicol.,17, 607-663(1995))。この新しいパラダイムにおいて、G.I.組織におけるプロス タグランジン合成に関与する構成シクロオキシゲナーゼ酵素はCOX−1と称さ れ、炎症組織におけるプロスタグランジン合成に関与する誘導シクロオキシゲナ ーゼ酵素(HlaおよびNielson,Proc.Natl.Acad.Sci.USA,89,7384(1992)に より報告されている)は、COX−2と称されている。COX−1は、消化管の 完全性および腎血流の維持に関与する生理的役割を有し、一方、COX−2は、 主としてプロスタグランジンの病理的影響に関与していると考えられる。 幾つかのグループが、NSAIDは、それらのCOX−1およびCOX−2阻 害能に変動があり、選択的阻害が可能でありうることを報告している(O'Neil et al,Molec.Pharmacol.,45,245-254(1994);Laneuville et al,J.Pharmacol .Exp.Ther.,271,927-934(1994);Mitchell et al,Proc.Natl,Acad.Sci. USA,90,11693-11697(1993))。最近の意見は、COX−2の選択的阻害剤が炎 症疾患において、消化管毒性および腎副作用の可能性が減少した臨床的効能を有 することを示唆している。この仮説を支持する動物実験からの証拠がある(Chan et al,J.Pharmacol.Exp.Ther.,274,1531-1537(1995);Masferrer et al,p roc.Natl.Acad.Sci.USA,91,3228-3232(1994);Seibert et al,Proc.Natl .Acad.Sci.USA,91,12013-1217(1994))。さらに、NSAIDエトドラク(e todolac)の改良されたG.I.安全性の裏にその機序があり得、COX−2阻 害に10倍の選択性を示すことが報告されている(Glaser et al,Eur.J.Pharm acol.,281,107-111(1995))。 COX−1およびCOX−2の比較的非選択性阻害剤であるインドメタシンは 、アルツハイマー病の治療に有用であることが示されている(Rogers et al,Neu rology,43,1609-1611(1993))。これらの知見は、新規COX−2阻害剤が、消 化管毒性および腎副作用の可能性が減じたアルツハイマー病および関節炎治療の 魅力的な標的であることを示唆している。また、COX−2酵素は、結腸直腸癌 においてアップレギュレート(upregulate)されることが示され、選択的COX −2阻害剤はまた、これらの疾患においても使用できる(Sano et al,Cancer Re s.,55,3785-3789(1995);HuangおよびHeimbrook,Exp.Opin.Invest.Drugs,4 (3),243-249(1995))。 ある種のテトロン酸、チオテトロン酸およびテトラミン酸(tetramic acid)誘 導体が、抗炎症特性を有するホスホリパーゼA2阻害剤および避妊薬として有用 なPAF−介在生物過程のモジュレーターとして米国特許5,420,153号に 記載されている。 ある種の置換インデニル酢酸が、抗炎症、解熱および鎮痛特性と共に米国特許 3,654,349号および3,647,858号に記載されている。 上記の特許は、本発明の化合物とは構造的に異なる化合物を開示している。ま た、本発明の化合物はシクロオキゲナーゼ阻害剤であり、意外にも、COX−1 よりもCOX−2の阻害に著しい選択性を示す。上記の各特許に開示されている 化合物は、本発明の化合物とは異なり、COX−2の優先的な阻害剤としては作 用せず、これらは本発明化合物のいずれかの利点を示すとは期待できず、すなわ ち、これらは副作用を減少することが期待できない。 発明の説明 本発明によれば、式1: [式中、R1は、水素、ハロゲン、炭素数1〜6のアルキル、炭素数1〜6のア ルコキシ、炭素数1〜6のフロオロアルコキシ、トリフルオロメチル、炭素数1 〜3のアルキルチオまたはSCF3;R2およびR3は、各々独立して、水素また は炭素数1〜6のアルキル、あるいはR2およびR3は一緒になって、炭素数3〜 7の飽和シクロアルキル環を形成してもよい;R4、R5、R6、R7およびR8は 、各々独立して、水素、炭素数1〜6のアルキル、炭素数1〜6のアルコキシ、 炭素数1〜3のアルキルチオ、炭素数1〜3のアルキルスルフィニル、炭素数1 〜3のアルキルスルホニル、ハロゲン、炭素数1〜6のフルオロアルコキシ、C F3またはSCF3を意味する] で表される、抗関節炎剤、抗癌剤および抗アルツハイマー剤として有用なCOX −2阻害剤が提供される。 R1は、好ましくは、炭素数1〜6の低級アルコキシまたはハロゲンであり、 R2およびR3は、好ましくは、水素であり、好ましくは、R4、R5、R6、R7お よびR8は、各々独立して、水素、ハロゲン、炭素数1〜3のチオアルキル、炭 素数1〜3のアルキルスルフィニル、炭素数1〜3のアルキルスルホニル、CF3 または炭素数1〜6のフルオロアルキルであり、さらに好ましくは、R4、R5 、R6、R7およびR8は、各々独立して、塩素、水素またはチオメチルである。 特に好ましい具体例は、R7およびR5が共に水素であり、より好ましい具体例は 、R4、R6およびR8が塩素またはR4およびR8が水素で、R6がチオメチルであ る。 本発明の好ましい化合物は、式2: [式中、R1は、炭素数1〜6の低級アルコキシまたはハロゲン;R4、R5、R6 、R7およびR8は、各々独立して、水素、ハロゲン、炭素数1〜3のチオアルキ ル、炭素数1〜3のアルキルスルフィニル、炭素数1〜3のアルキルスルホニル 、CF3または炭素数1〜6のフルオロアルコキシを意味する] で表される化合物である。 本発明のさらに好ましい化合物は、式3:[式中、R4、R6およびR8は塩素、またはR4およびR8が水素で、R6がチオメ チルを意味する] で表される化合物である。 本発明の化合物の幾つかは、1個またはそれ以上の不整中心を含み、光学異性 体およびジアステレオマーを生じ得る。本発明は、そのような光学異性体および ジアステレオマーならびにラセミ体および分割されたエナンチオマー的に純粋な RおよびS立体異性体ならびにRおよびS立体異性体の他の混合物を包含する。 本明細書において、不整中心における絶対配置を示さない場合は、RおよびSエ ナンチオマーの両方およびそれら2つの混合物を含めることを意図するものであ る。 本発明の範疇のある種の化合物は、EおよびZ立体異性体として存在し、個々 の異性体は、許容されている配列規則手法により付された接頭語EおよびZによ って区別できる。したがって、本発明は、この形の立体異性体として存在する最 終生成物化合物のE、Zおよび混合形を含む。 「アルキル」なる語は、直鎖および分枝鎖の両方を包含する。これには、アルコ キシ、チオアルキル、アルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、フルオロア ルコキシ等のような置換基のアルキル部分が包含される。アルキルの例としては 、メチル、エチル、n−プロピル、i−プロピル、n−ブチル、i−ブチル、s − ブチル、t−ブチル、n−ペンチルおよびn−ヘキシルが挙げられる。「ハロ」な る語にはフッ素、塩素、臭素およびヨウ素が包含される。フルオロアルコキシに は、−OCF3、−OCH2F、−OCF2、−OCH2CF3等のようなモノ−、 ジ−、トリ−およびポリフッ化アルコキシ基が包含される。 本発明はまた、上記した化合物の医薬としての使用および関節炎障害、結腸直 腸癌またはアルツハイマー病の治療用の医薬の製造におけるそれらの使用にも関 する。さらに、本発明は、例えば、以下の記載に従って、式4の置換インデン3 −酢酸をテトロン酸と反応させることからなる該化合物の製造方法にも関する。 本発明のテトロン酸誘導体は、常套の方法を用いる種々の合成経路で製造でき る。1つの調製図(スキームI)に従って、式4の適宜に置換されたインデン3 −酢酸をテトロン酸と反応させて式1の所望の最終生成物を得る。 スキームI 式4の置換インデン3−酢酸出発物質は、米国特許3,654,349号の記載 に従って製造できる。好ましい経路をスキームIIに示す。適宜に置換された芳 香族アルデヒドを酸無水物および同じ酸のナトリウム塩と縮合させて対応する桂 皮酸を得る。この中間体桂皮酸をパラジウム触媒の存在下に水素添加して対応す るヒドロ桂皮酸とする。ヒドロ桂皮酸中間体を熱ポリリン酸中で環化し、生じた インダノンをシアノ酢酸と縮合させて該置換インデン3−酢酸を得る。ついで、 中間体インデン3−酢酸を、アルコキシドの存在下に適宜に置換された芳香族と 縮合させて式4の中間体インデニル酢酸を得る。 スキームII 本発明の化合物は、炎症および結腸直腸癌のようなある種のタイプの癌におけ る高いレベルのプロスタグランジンの産生に関与すると考えられるCOX−2酵 素を阻害する(表1)。COX−1阻害に対してCOX−2酵素阻害の優先的阻 害が実質的に減少したG.I.毒性の抗炎症効果をもたらす(Chan et al,J.Ph armacol.Exp.Ther.274,1531-1537(1995);Masferrer et al,Proc.Natl.Ac ad.Sci.USA,91,3228-3232(1994);Seibert et al,Proc.Natl.Acad.Sci. USA,91,12013-12017(1994))。Futaki et al(Gen.Pharmac.,24,105-110,1 993)は、選択的COX−2阻害剤N−(2−シクロヘキシルオキシ−4−ニト ロフェニル)メタンスルホンアミドが有効な抗炎症剤であり、胃副作用を欠くこ とを報告している。したがって、本発明の化合物は、それらのシクロオキシゲナ ーゼ−2の阻害および/またはシクロオキシゲナーゼ−1よりもシクロオキシゲ ナーゼ−2に対する特異性から、その安全性故、慢性関節リウマチのような炎症 およびアルツハイマー病の治療用のものであり、また、ある種のタイプの癌、特 に、消化性潰瘍、胃病変および他の胃障害の治療用のものである。 本発明の代表的化合物のCOX−2およびCOX−1酵素の阻害を以下のとお り評価した。ヒトCOX−1およびCOX−2cDNAを、公知のhCOX−1 およびhCOX−2配列(Jones et al,J.Biol.,Chem.,268,9049(1993))に 基づくオリゴヌクレオチドプライマーを用いるRT−PCRにより、各々、非処 理およびLPS−処理ヒト単球からクローンした。このcDNAをGlaser et al (Eur.J.Pharmacol.281,107-111(1995))による記載に従ってSf9またはC HOのいずれかにトランスフェクトし、ついでミクロソーム調製物に変換した。 このミクロソーム・ヒト組換体酵素を0.5mMフェノールを含有する緩衝液( 100mMトリス、pH7.8、37℃)で希釈した(総量964μl)。この 酵素調製物をビヒクル(DMSO)またはDMSO中の化合物(最終分析におい て1%DMSO)と共に37℃で30分間プレインキュベートした。30μMア ラキドン酸(ナトリウム塩)との反応開始1分前に過剰のヘマチンを加えた(最 終ヘマチン1.25μM)。最終分析容量は1.0mlであった(100mMト リス(pH7.8)、0.5mMフェノール、1.25μMヘマチンおよび 30μMアラキドン酸、37℃)。 反応混合物を35秒間インキュベートし(経時的研究により決定したPGH2 蓄積の最高レベル)、0.1N HCl中、50〜60mlのSnCl2の添加 により、停止した。この反応によりPGH2は、定量的にPGH2aに変換される (総変換の50%効率)。各試験管を1N NaOHでpH3.0〜3.5に調 整し、1.5mlの酢酸エチルで2回抽出する(抽出毎に75〜90%効率)。 酢酸エチル抽出物を合し、N2(g)下で乾燥し、EIA緩衝液(2.0ml) に再溶解し、EIAでPGF2 αを定量した。 全ての場合において、文献に報告されているように(R.A.Copeland et al,Pr oc.Natl.Acad.Sci.USA,91,11202(1994))、組換ヒトCOX−1または精製 ヒツジCOX−1酵素のいずれにおいても、同様な結果が得られることが判明し た。したがって、本明細書に記載するCOX−1のデータは、Cayman Chemicals (Ann Arbor,MI)から購入した精製ヒツジCOX−1についてのものである。 上記の標準的薬理テスト方法の結果を以下に示す。 この標準的薬理テスト方法の結果は、ヒトCOX−2アイソザイムの高い阻害 を示した。このテストで得られた結果に基づいて、本発明の化合物は、関節炎障 害、アルツハイマー病および結腸直腸癌の治療に有用である。また、本発明の化 合物は、ヒトCOX−2の阻害に高度の選択性を有することが期待され、関節炎 障害、アルツハイマー病および結腸直腸癌の治療におけるG.I.安全性の大き な利点が期待される。 本発明の化合物は、経口および非経口で、単味または通常の医薬担体と組み合 わせて投与できる。用いることのできる固体担体には、フレーバー、潤滑剤、可 溶化剤、沈澱防止剤、充填剤、滑剤、圧縮助剤、結合剤もしくは錠剤崩壊剤また はカプセル化剤として働く1種以上の物質を包含できる。粉末においては、担体 は、微粉砕した固体で、これを微粉砕した活性成分と混合混合する。錠剤では、 活性成分を、必要な圧縮特性を有する担体と適当な割合で混合し、所望の形およ び大きさに打錠する。粉末および錠剤は、好ましくは、99%までの活性成分を 含有する。適当な固体担体の例としては、リン酸カルシウム、ステアリン酸マグ ネシウム、タルク、砂糖、ラクトース、デキストリン、澱粉、ゼラチン、セルロ ース、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ポリビニル ピロリドン、低融点ワックスおよびイオン交換樹脂が挙げられる。 溶液、懸濁液、エマルジョン、シロップおよびエリキシルの製造には液体担体 が使用できる。本発明の化合物は、水、有機溶媒、これらの混合液または医薬上 許容される油脂のような医薬上許容される液体単体に溶解または懸濁することが えきる。液体担体は、可溶化剤、乳化剤、緩衝剤、保存料、甘味料、フレーバー 、沈澱防止剤、増粘剤、着色料、粘度調整剤、安定化剤または浸透圧調整剤のよ うな他の適当な製剤添加物を含むことができる。経口および非経口投与用の液体 担体の適当な例としては、水(特に、例えば、セルロース誘導体、好ましくは、 カルボキシメチルセルロースナトリウム溶液のような上記した添加剤を含有する )、アルコール(1価アルコールおよびグリコール類のような多価アルコールを 包含する)およびそれらの誘導体および油(例えば、分画ココナッツ油および落 花生油)が挙げられる。非経口投与用には、担体は、オレイン酸エチルおよびミ リスチン酸イソプロピルのような油性エステルであってもよい。滅菌液体担体が 、非経口投与用の滅菌液体形組成物に使用される。 滅菌溶液または懸濁液である液体医薬組成物は、例えば、筋肉内、腹腔内また は皮下注射によって利用される。滅菌溶液は、静脈内投与もできる。経口投与に は、液体または固体組成物形のいずれかが使用できる。 好ましくは、医薬組成物は、例えば、錠剤やカプセルのような単位用量形とす る。そのような剤形においては、組成物は、活性成分の適当な量を含有する単位 用量にさらに分割でき、単位用量形は、例えば、包装粉末、液体を入れたバイア ル、アンプル、プレフィルシリンジまたはサシェのような包装組成物とすること ができる。この単位用量形は、例えば、カプセル、錠剤そのものとすることがで き、また、包装形の組成物の適当な数とすることができる。 投与される治療活性化合物の量および本発明の化合物および/または組成物で 個々の関節炎障害または結腸直腸癌を治療するための用量処方は、体重、年齢、 性別、患者の医学的状態、疾患の重篤度、投与の経路と頻度および実際に用いる 化合物を包含する種々のファクターに依存し、広範に変動しうる。医薬組成物は 、 0.1〜2000mg、好ましくは0.5〜500mg、最も好ましくは1〜1 00mgの活性成分を含有することができる。計画される活性化合物の1日用量 は、0.01〜100mg/kg体重である。この1日量は、1日1回〜4回で 投与できる。 以下の実施例は、本発明の代表的化合物の製造を説明するものである。 実施例1 (Z)−3−[[5−フルオロ−2−メチル−1−[[4−(メチルチオ)フ ェニル]メチレン]−1H−インデン−3−イル]アセチル]−4−ヒドロキシ −2(5H)−フラノン 0℃に保ったN,N−ジメチルホルムアミド(8.5ml)中のテトロン酸( 0.264g、2.64ミリモル)の撹拌懸濁液に、窒素雰囲気下、トリエチル アミン(0.395ml)、ついで4−ジメチルアミノピリジン(0.138m l、0.974ミリモル)を加えた。この溶液を5分間撹拌し、0℃にて、5− フルオロ−2−メチル−1−(4−メチルチオベンジリデン)−3−酢酸(1g 、2.93ミリモル、ここに参照として組み入れる米国特許3,654,349号 の記載に従って調製)、ついで1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチ ルカルボジイミド塩酸塩(0.607g、3.16ミリモル)を加えた。氷浴を 外し、室温で撹拌を一夜続けた。さらに、トリメチルアミン(0.39ml) および4−ジメチルアミノピリジン(0.138g)を加え、混合物を、さらに 2日撹拌した。真空下で溶媒を蒸発させ、残渣を水で希釈し、残渣1N HCl でpH4の酸性にした。沈澱した生成物を集め、濾液を蒸発乾固した。残渣をフ ラッシュクロマトグラフィー(酸処理シリカMerck-60上、溶離液:トルエン−E tOAc 7:3)に付し、さらに標記化合物を得た。この物質を上記で得られ た沈澱と合し、トルエン(酢酸エチル)−エーテルから再結晶させて明黄色固体 (収率45%)を得た。融点178〜181℃(分解)。 元素分析(C2419FO4Sとして) 計算値:C,68.23;H,4.53 実測値:C,68.13;H,4.37 マススペクトル(+FAB,m/z):423[M+H]+, 445[M+Na]+ IR(KBr):2920,1760,1735,1650,1600cm-1N MR(400MHz,DMSO−d6):δ2.10(s,3H,CH3),2. 52(s,3H,CH3),4.06(s,2H,CH2),4.46(s,2H ,CH2),4.2−4.7(ブロードシグナル,exchangeable),6.68( m,1H),6.92(m,1H),7.23(s,1H),7.30(m,1 H),7.35および7.49(m,4H)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,GH,HU,ID,IL,IS,JP ,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR, LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,M W,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR, TT,UA,UG,UZ,VN,YU,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.式1: [式中、R1は、水素、ハロゲン、炭素数1〜6のアルキル、炭素数1〜6のア ルコキシ、炭素数1〜6のフロオロアルコキシ、トリフルオロメチル、炭素数1 〜3のアルキルチオまたはSCF3;R2およびR3は、各々独立して、水素また は炭素数1〜6のアルキル、あるいはR2およびR3は一緒になって、炭素数3〜 7の飽和シクロアルキル環を形成してもよい;R4、R5、R6、R7およびR8は 、各々独立して、水素、炭素数1〜6のアルキル、炭素数1〜6のアルコキシ、 炭素数1〜3のアルキルチオ、炭素数1〜3のアルキルスルフィニル、炭素数1 〜3のアルキルスルホニル、ハロゲン、炭素数1〜6のフルオロアルコキシ、C F3またはSCF3を意味する] で表される構造を有する化合物。 2.式2:[式中、R1は、炭素数1〜6の低級アルコキシまたはハロゲン;R4、R5、R6 、R7およびR8は、各々独立して、水素、ハロゲン、炭素数1〜3のチオアルキ ル、炭素数1〜3のアルキルスルフィニル、炭素数1〜3のアルキルスルホニル 、CF3または炭素数1〜6のフルオロアルコキシを意味する] で表される構造を有する化合物。 3.式3: [式中、R4、R6およびR8は塩素、またはR4およびR8が水素で、R6がチオメ チルを意味する] で表される構造を有する請求項2記載の化合物。 4.(Z)−3−[[5−フルオロ−2−メチル−1−[[4−(メチルチオ )フェニル]メチレン]−1H−インデン−3−イル]アセチル]−4−ヒドロ キシ−2(5H)−フラノンである請求項1記載の化合物。 5.有効量の式1: [式中、R1は、水素、ハロゲン、炭素数1〜6のアルキル、炭素数1〜6のア ルコキシ、炭素数1〜6のフロオロアルコキシ、トリフルオロメチル、炭素数1 〜3のアルキルチオまたはSCF3;R2およびR3は、各々独立して、水素また は炭素数1〜6のアルキル、あるいはR2およびR3は一緒になって、炭素数3〜 7の飽和シクロアルキル環を形成してもよい;R4、R5、R6、R7およびR8は 、各々独立して、水素、炭素数1〜6のアルキル、炭素数1〜6のアルコキシ、 炭素数1〜3のアルキルチオ、炭素数1〜3のアルキルスルフィニル、炭素数1 〜3のアルキルスルホニル、ハロゲン、炭素数1〜6のフルオロアルコキシ、C F3またはSCF3を意味する] で表される構造を有する化合物を、治療の必要な哺乳動物に投与することを特徴 とする哺乳動物における関節炎障害の治療方法。 6.有効量の式1:[式中、R1は、水素、ハロゲン、炭素数1〜6のアルキル、炭素数1〜6のア ルコキシ、炭素数1〜6のフロオロアルコキシ、トリフルオロメチル、炭素数1 〜3のアルキルチオまたはSCF3;R2およびR3は、各々独立して、水素また は炭素数1〜6のアルキル、あるいはR2およびR3は一緒になって、炭素数3〜 7の飽和シクロアルキル環を形成してもよい;R4、R5、R6、R7およびR8は 、各々独立して、水素、炭素数1〜6のアルキル、炭素数1〜6のアルコキシ、 炭素数1〜3のアルキルチオ、炭素数1〜3のアルキルスルフィニル、炭素数1 〜3のアルキルスルホニル、ハロゲン、炭素数1〜6のフルオロアルコキシ、C F3またはSCF3を意味する] で表される構造を有する化合物を、治療の必要な哺乳動物に投与することを特徴 とする哺乳動物における結腸直腸癌の治療方法。 7.有効量の式1: [式中、R1は、水素、ハロゲン、炭素数1〜6のアルキル、炭素数1〜6のア ルコキシ、炭素数1〜6のフロオロアルコキシ、トリフルオロメチル、炭素数1 〜3のアルキルチオまたはSCF3;R2およびR3は、各々独立して、水素また は炭素数1〜6のアルキル、あるいはR2およびR3は一緒になって、炭素数3〜 7の飽和シクロアルキル環を形成してもよい;R4、R5、R6、R7およびR8は 、各々独立して、水素、炭素数1〜6のアルキル、炭素数1〜6のアルコキシ、 炭素数1〜3のアルキルチオ、炭素数1〜3のアルキルスルフィニル、炭素数1 〜3のアルキルスルホニル、ハロゲン、炭素数1〜6のフルオロアルコキシ、C F3またはSCF3を意味する] で表される構造を有する化合物を、治療の必要な哺乳動物に投与することを特徴 とする哺乳動物におけるアルツハイマー病の治療方法。 8.式1: [式中、R1は、水素、ハロゲン、炭素数1〜6のアルキル、炭素数1〜6のア ルコキシ、炭素数1〜6のフロオロアルコキシ、トリフルオロメチル、炭素数1 〜3のアルキルチオまたはSCF3;R2およびR3は、各々独立して、水素また は炭素数1〜6のアルキル、あるいはR2およびR3は一緒になって、炭素数3〜 7の飽和シクロアルキル環を形成してもよい;R4、R5、R6、R7およびR8は 、各々独立して、水素、炭素数1〜6のアルキル、炭素数1〜6のアルコキシ、 炭素数1〜3のアルキルチオ、炭素数1〜3のアルキルスルフィニル、炭素数1 〜3のアルキルスルホニル、ハロゲン、炭素数1〜6のフルオロアルコキシ、C F3またはSCF3を意味する] で表される構造を有する化合物を含有することを特徴とする医薬組成物。 9.請求項1〜4いずれか1項記載の化合物の医薬としての使用。 10.請求項1〜4いずれか1項記載の化合物の、関節炎障害、結腸直腸癌ま たはアルツハイマー病治療用の医薬の製造における使用。 11.式4の置換インデン3−酢酸をテトロン酸と反応させることを特徴とす る請求項1〜4いずれか1項記載の化合物の製造方法:
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