JP2001503893A

JP2001503893A - オンラインサービスのコミュニティを外部のサービスと統合するシステム

Info

Publication number: JP2001503893A
Application number: JP52186898A
Authority: JP
Inventors: ブルース、エー．マクノートン; ライ、アール．ターナー
Original assignee: アメリカ、オンライン、インコーポレーテッド
Priority date: 1996-11-08
Filing date: 1997-11-07
Publication date: 2001-03-21
Also published as: WO1998020410A1; AU5200898A; EP1010055A4; US6020884A; CA2270969A1; US6433795B1; EP1010055A1; US5796393A; CA2270969C

Abstract

(57)【要約】オンラインサービスのコミュニティをインターネットワールドワイドウェブなどの外部のサービス（２４）と統合するシステムおよび方法に関する。ユーザの好ましいウェブブラウザ（１９０）への拡張は、ユーザのコンピュータの画面上の制御ボタンとビュアーからなるツールバー（１９６）として現れる。ツールバー（１９６）の制御ボタンおよびビュアーのメニューと対話することによって、オンラインサービスの内容（１９８）は、ユーザがウェブを走査検索するときにユーザによって指定されるＵＲＬ（２２）に応答してユーザに送られる。また、ツールバー（１９６）上の制御ボタンは、他のコミュニティの会員と対話する機会を提供する。ユーザは、ＵＲＬ（２２）およびウェブサイトを頻繁に変更することができるが、本発明は、オンラインサービスの内容（１９８）が提出されて他のコミュニティの会員と容易に対話できるように、ユーザの指示のためのコンテキストを維持する。

Description

【発明の詳細な説明】オンラインサービスのコミュニティを外部のサービスと統合するシステム発明の背景技術分野本発明は、ヒューマン・コンピュータ対話用のシステムに関する。特に、本発明は、コンピュータのユーザの好みを決定し、オンラインの内容と関連したコミュニティの内容の注釈および同様の好みを共有するユーザのコミュニティ（コミュニティメンバー）との同期および非同期の対話を介して、同様の好みを共有するコミュニティメンバーとのユーザの対話を容易にすることによって、ユーザのインターネット走査検索体験を高めるシステムおよび方法に関する。関連技術の説明今日、コンピュータ情報サービスは様々なサービスおよび内容をその加入者に提供している。例えば、コンピュサーブ（登録商標）情報サービスの加入者は、この情報サービスまたは第三者のプロバイダによって維持された収納場所から情報または内容を検索することができる。また、コンピュサーブの加入者は、他の加入者と通信することができる。コンピュサーブの加入者は、この情報サービスによって管理された進行中の会議室、即ち「チャット（chat―雑談）」セッションに入会および加入すると、リアルタイムで通信することができる。また、コンピュザーブの加入者は、電子メール（ｅ−メール）を介して、他の加入者および非会員と直接通信することができる。また、コンピュサーブ内のスペシャルインタレスト・オンラインディスカッショングループ（即ち、メッセージボードまたはフォーラム）は、加入者が他の加入者と通信する機会を与える。一般に、フオーラムは、３つの主な領域、即ち、メッセージ領域、ライブラリ、およびフォーラム会議用の会議室とからなる。メッセージ領域は、特定の話題に関するメッセージに対して投函および応答する場所としての役割を果たす。メッセージが投函されて誰かがそれに応答すると、スレッドが形成される。スレッド（脈略）は、他のメッセージと関連し且つ特定の主題または話題の見出し（即ち、スレッド）を共有する２以上のメッセージの列である。フォーラムのライブラリは、走査検索、探索またはダウンロードできるドキュメント、グラフィックスおよび他の情報のための記憶領域としての役割を果たす。一方、フォーラムの会議は、２以上のフォーラムの会員の間の生の電子会話である。オンライン情報サービスの加入者にコミュニティに属するセンスを与えることは、これらの様々な方法を介して、共有される領域または興味のある話題に関して対話が容易になる。コンピュサーブ情報サービスと対話するために、加入者のコンピュータは、ウィンドウズ（登録商標）用のコンピュサーブ情報マネージャ（ＷｉｎＣＩＭ）などのグラフィカルユーザインターフェースを有する通信または接続ソフトウエアを備えている。この通信ソフトウエアによって、加入者は、情報サービスとの接続を確立および維持することができ、タスクを行い、情報サービスからの情報内容を検索し、他の加入者と対話することができる。典型的な通信ソフトウエアは、情報サービスのすべての特徴および機能をサポートするように構成され、オンラインサービスとのユーザの対話に加除される。オンラインサービスの内容は、典型的には、ユーザのグループの間で興味のある領域に従って編成または分類される（例えば、ウィンドウズのユーザのフォーラム、ＣＮＮオンライン、企業家の中小企業フォーラム）。一般に、オンラインの内容は、興味のある領域か否かにかかわらず、同様の方法で表示される。ユーザは、容易に内容の位置を見つけて、（例えば、フォーラム、ｅ−メールまたはチャットを介して）同様の興味を共有する他のユーザと容易に通信し、コミュニティを形成することができる。膨大な配列の国際コンピュータネットワークからなるインターネットおよびワールドワイドウェブ（World Wide Web）は、オンラインサービスの加入者に追加の内容または探索するための資源を供給する。これらの国際コンピュータネットワークは、ユーザが資源の位置を見つけるためにアクセスする外部のホストコンピュータまたはサービス（即ち、オンラインサービスネットワークの一部ではない）から構成することができる。典型的には、これらの資源は、ハイパーテキストマークアップ言語（ＨＴＭＬ）および他のドキュメントにアクセスできるウェブ上のサイトをナビゲートまたはその位置を見つけるために使用されるウェブおよびＨＴＴＰ（およびファイル転送プロトコル（ＦＴＰ）、インターネットリレーチャット（ＩＲＣ）、テルネット（telnet）などの他のプロトコルおよび／またはアプリケーション（総称してインターネットプロトコル））に見つけられるドキュメント（ウェブページ）を作るために使用されるハイパーテキストマークアップ言語（ＨＴＭＬ）を理解することができるＳｐｒｙ社のモザイク（Mosaic ）、マイクロソフト社のインターネットエクスプローラまたはネットスケープ社のナビゲータなどのウェブブラウザを使用してアクセスされる。典型的なウェブブラウザでは機能または洗練化のレベルが変化するが、検索された内容は、ウェブブラウザによって現在示されているウェブページに特有なビューまたはプレゼンテーションに従って表示される。各表示面の情報は、メニュー選択、ハイライトワードまたはグラフィックスを含み、これらの情報により、ユーザは、同一のコンピュータから、あるいはインターネット上の他のコンピュータに自動的にリンクすることによって、さらに情報の位置を見つける。ウェブブラウザは、実際には、ＨＴＭＬまたはＦＴＰやＩＲＣなどの他のプロトコル／アプリケーションの形態のプレゼンテーションの指示語を含むウェブページを表示する別のクライアント（顧客）のアプリケーションであるので、典型的なウェブページのビューおよびプレゼンテーションはオンラインサービスから通信ソフトウエアによって提供されたものとは異なっている。典型的なウェブサイトは、ユニフォームリソースロケータ（ＵＲＬ）を介して別のウェブサイトにリンクされている。ユーザは、ＵＲＬを表示するメニュー選択、ハイライトワードまたはグラフィックス（即ち、ウェブページ上のリンク）を選択またはクリックするだけでサイト内またはサイト間でナビゲートまたは走査検索することができる。ウェブを容易にナビゲートできること（ユーザが単にポイントおよびクリックするだけ）にかかわらず、現存するように、ウェブは、巨大で、威圧的で、混乱したスペースであり、そのスペースでは、意義のある内容を期待してリンクからリンク（即ち、ＵＲＬ）に無目的に迷い込む。ウェブを走査検索することは、本質的には孤独な体験である。大多数のウェブページは、他の人との対話を促進するというよりは、ユーザに情報を提供するようになっている。他の人との大多数の対話は、このＵＲＬを口コミ、ｅ−メールメッセージまたは他の印刷媒体によってチェックアウトすることからなる。他の人と対話する機会がウェブのユーザに提供される場合は殆どない。多くのコンピュータのユーザにさらに混乱させることは、ユーザは、ウェブと対話またはウェブをナビゲート／走査検索するために使用するというよりは、情報サービス（即ち、情報サービス通信ソフトウエア）と対話または情報サービスをナビゲート／走査検索する異なるユーザインターフェースソフトウエアを習って使用しなければならない。ユーザは、アプリケーション間で切り換えて情報サービスの内容にアクセスして、その後インターネット／ウェブの内容にアクセスしなければならないので、ユーザのオンライン体験は妥協される。アプリケーション間の切り換えは、ユーザが、対話の方法を変更しなければならないだけでなく、オンラインサービス上のコミュニティ指向から、インターネット／ウェブ上の孤独な社会的指向の少ない対話に対話の内容を変更しなければならない。従って、コンピュータのユーザが市販のブラウザを使用するインターネット／ウェブにアクセスでき、典型的にインターネット／ブラウザを離れてオンラインサービスの内容／オンラインサービスの通信ソフトウエアに切り換えるだけで達成できるオンラインサービスのコミュニティ指向のアクティビティおよび対話も享有できる対話の統合方法が必要となる。ウェブのユーザは、他のユーザとのオンライン関係を形成でき、同様の興味のある他のユーザまたはバックグラウンドと通信できることが必要である。発明の開示本発明（コミュニティブラウザ）は、同様の興味を有するユーザまたは共用の環境が進行中の社会的関係を享有できるようにすることによって、ユーザのオンライン体験を高める。オンライン環境における社会的関係は、チャットやゲームなどのリアルタイム対話方法またはオプションと、注釈を見ること（例えばスレッデッドメッセージ（脈略メッセージ））や共用のブックマークなどの静的な対話方法との両方に翻訳する。コミュニティのブラウザの許可技術は、オンラインサービスの会員やその会員によってコミュニティを作成する内容に対話の機会を与えるためにブラウザを介してアクセスされるインターネット／ウェブ上の使用可能内容を増大する。ユーザがインターネットに走査検索している間にオンラインサービスのメッセージや対話のコンポネントが入手できるように、オンラインのコミュニティの環境をユーザのブラウザと統合する。コミュニティのブラウザは、ウェブのユーザが、共用の興味に基づくウェブの集束ビューと、対話のためにアクセス可能な人々の入手可能なグループと、そのウェブを走査検索またはナビゲート中に発見される関連する適切な情報の収納場所とから利益を得ることができる一組のツールとケイパビリティである。これらのツールは、２つのグループ、即ち、コアコンポネントと対話コンポネントに分割される。コアコンポネントは、コミュニティが存在できるようにし、一般にユーザに透明である。対話コンポネントは、種々のケイパビリティおよびユーザの対話を可能にし、ユーザによるコミュニティの内容の作成を容易にする。コアコンポネントは、コミュニティサーバと、コミュニティクライアントとからなる。コミュニティサーバは、ユーザのコンピュータ上で動作するコミュニティクライアントとの通信を維持する。ユーザが見つけたどのような（特定のＵＲＬによって識別される）ウェブページにも加入するコミュニティの会員によって、コミュニティサーバとコミュニティクライアントが、ユーザに注釈を通知する。コミュニティサーバは、適当な注釈コンポネントとコミュニティクライアントとの間のセッションを開始して、注釈を作成できるようにするとともに、ウェブのナビゲートと関連してコミュニティの会員と対話ができるようにすることによって、コミュニティクライアントから要求する。コミュニティサーバの主な機能は、ユーザのブラウザの実行中にコミュニティとの対話を可能にするコミュニティ通信ハブとしての機能である。本発明の実施例では、これは、ユーザによって選択されたウェブのブラウザと関連して使用するときに、ユーザのコンピュータの画面上のツールバーとして現れる。本発明の他の実施例では、ウェブのブラウザから独立して使用することもできる。ツールバーのオプションは、例えば、ユーザがコミュニティ用のウェブページにアクセスできるようにするか、ユーザが他のコミュニティの会員とチャットセッションを開始できるようにすることによって、ユーザのコミュニティの対話オプションを容易にする。対話コンポネントまたは対話方法（即ち、コミュニティの対話オプション）は、ユーザのためにコミュニティ体験を可能にし、ユーザが進行中の社会的関係に携わることができるようにする。対話コンポネントは、メッセージボード（またはフォーラム）、チャット、コミュニティブックマーク、ゲームおよび投票から構成することができる。本発明の実施例では、対話コンポネントは、コミュニティと関連する「ケイパビリティ」をサポートする。ケイパビリティは、コミュニティ内で行うことができる動作として見ることができる。各コミュニティは、共通または独特の一組のケイパビリティをサポートすることができる。メッセージボードは、スレッデッドメッセージを介してコミュニティの会員間の非同期対話を可能にする。コミュニティのスレッデッドメッセージまたは注釈は、ＵＲＬによって識別される特定のウェブページと関連する。ウェブページと関連する注釈の概念は、コミュニティの会員が、メッセージについて自然な編成を作成できるようにする。ウェブページは、高レベルの興味のフィルタとして作用し、関連する注釈のトピックは、コミュニティの会員からの寄与に基づくコンテキストを規定する。従って、コミュニティのメッセージは、コミュニティに関する真の表示機構となり、数百万のウェブページが、コミュニティの会員からのコメントを引き出す触媒となる。会議または「チャット」は、コミュニティの会員間のリアルタイムの対話を可能にする。コミュニティの会員は、リアルタイムで流れるチャットセッションを開始または参加することができる。リアルタイムで流れるチャットは、ユーザがテキスト、音声および他のマルチメディア型のデータを交換できるようにする能力を有する。コミュニティブックマークは、コミュニティの会員が、他のコミュニティの会員のためにウェブページに寄稿できるようにする。寄稿者は、その寄稿についてのコミュニティの認識を得る。コミュニティのブックマートを作成すると、寄稿者は、その寄稿についてのタイトルおよび説明を提供する。この情報は、後に検索できるように作成時にディレクトリサービスに索引をつけることができる。また、コミュニティの会員は、ＤＯＯＭ、Ｑｕａｋｅ、フライトシミュレータなどのオンラインゲームに参加することができる。ユーザには、ゲームに参加するために他のユーザを招待するケイパビリティやオンラインゲームに実際に参加するケイパビリティが提出される。投票は、コミュニティの管理者および会員が、投票を通じて集められた入力に基づくコミュニティの気質を理解できる。２つのタイプの投票がある。（１）投票は、コミュニティのブックマートため、またはコミュニティのブックマートに対して登録して、そのブックマートについてのコミュニティの評価方式を作成する。（２）リアルタイムのポーリング寄稿は、オンライン中に、コミュニティの管理者が、コミュニティの会員から、質問をして中間のフィードバックを得ることができるようにする。本発明は、ウェブのユーザが、コミュニティの会員とオンライン関係を形成し、同様の興味のある他の会員またはバックグラウンドと通信し、コミュニティの内容を見ることができるようにする。本発明のコミュニティは、ウェブのナビゲートについての開始または焦点としての役割を果たすことができる。本発明は、ウェブ体験の構造を提供し、ユーザがウェブの複雑さによって圧倒され負担がかかり過ぎるのを避ける。本発明の特徴および利点は、添付図面と関連する以下の説明を参照することによってより理解できる。図面の簡単な説明図１は、本発明の実施例のシステムの構成を示す図である。図２は、本発明の実施例のコミュニティクライアントのコンポーネントを示す図である。図３、本発明の実施例のコミュニティサーバの構成を示す図である。図４は、本発明の実施例のトラッキングサーバの構成を示す図である。図５は、本発明の実施例のスレッデッドメッセージサーバの構成を示す図である。図６は、本発明の実施例のウェブページ、コミュニティクライアントおよびコミュニティウェブページの表示面を示す図である。実施例の詳細な説明図１は、本発明の実施例のシステムの構成を示す図である。このシステムは、本発明の特徴および機能を達成するために専門サービスを提供する幾つかのサーバから構成するのが好ましい。幾つかのサーバは、オンラインサービスによって所有され、運営され、維持された広域ネットワークの一部とすることができる。他のサーバは、第三者または多くの第三者によって所有され、運営され、維持され、外部のサービスを構成することができる。オンラインサービスの観点から、これらの第三者のサーバは、オンラインサービスの広域ネットワークの一部でないので、外部のサーバである。外部のサーバは、インターネットのウェブ部分のような大域的な広域ネットワークの一部であるのが好ましい。オンラインサービスの一部であるか外部のサーバであるかの各々のサーバは、クライアントの使用のために精巧な一組のサービスまたはオペレーションを提供するハードウエアおよびソフトウエアの要素からなる。サーバ間の通信は、ＴＣＰ／ＩＰ接続のような周知の接続技術を使用して行うのが好ましい。最後に、本発明によって必要とされるデータは、幾つかのインターフェース（例えば、オープンデータベースコネクティビティ（Open Data base Connectivity：ＯＤＢＣ）インターフェース）の一つによってアクセスできるデータベースに記憶することができる。本発明の実施例では、オブジェクト指向ソフトウエア技術（オブジェクト指向プログラミング（ＯＯＰ））は、本発明のソフトウエアのコンポーネントの特徴および機能に使用される。ＯＯＰ技術は、「オブジェクト」の定義、作成、使用および破壊を含む。これらのオブジェクトは、自動的に関連するデータのタイプおよび手順からなるソフトウエアのエントリおよびクラスに基づいている。クラスは、オブジェクトの作成を指示するテンプレートとしての役割を果たす。ＯＯＰ技術は周知の技術である。図１を再び参照すると、本発明のユーザは、Ｓｐｒｙ社のモザイク、ネットスケープ社のナビゲータまたはマイクロソフト社のインターネットエクプローラなどの市販のウェブブラウザ１０を使用してウェブと対話またはウェブを走査検索をする。ウェブブラウザによって、ユーザは、インターネット上で取得された（ハイパーテキスト転送プロトコル（ＨＴＴＰ）、ファイル転送プロトコル（ＦＴＰ）、インターネットリレーチャット（ＩＲＣ）、テルネット（ｔｅｌｎｅｔ）を含む）幾つかの周知のプロトコルやアプリケーションの一つを介してサーバから情報を検索することができる。ユーザは、ＵＲＬ２２（例えば、ｗｗｗ．ｓｏｍｅｈｏｓｔ．ｃｏｍ）を与えることによってブラウザを介して情報を検索する。そして、このＵＲＬと関連するウェブサーバ２４に接続される。一旦接続されると、ユーザは、ウェブページのテキストを読んだりグラフィックを見ることによって、また同じサーバから入手できる関連情報へのリンクを選択することによって、ウェブサイトで情報を「走査検索」することができる。ユーザが対話するサーバは、多くの種々の会によって所有され、運営され、維持されるとともに、オンラインサービスの観点から外部のサーバである。また、オンラインサービスの一部である（即ち、オンラインサービスによって所有され、運営され、維持された）コミュニティサーバ１８は、動的リンクライブラリ（ＤＬＬ）に組込まれた遠隔パスフレーズ認証モジュール１２およびコミュニティ制御モジュール１４からなるコミュニティクライアントを介して、ユーザのウェブブラウザ１０と通信する。コミュニティサーバ１８は、各コミュニティためのハイパーページによって定義されたコミュニティ、注釈（即ち、情報サービスの内容）および（ＵＲＬによって定義された）ウェブページへの注釈のアソシエーションまたはリンク、および会員のためにコミュニティの対話オプションを介してコミュニティの対話を可能にするセッションを管理する。コミュニティサーバ１８は、コミュニティ通信ハブとして機能する。オンラインサービスのコミュニティ環境は、コミュニティがウェブ環境と容易に統合するようにウェブと同一の技術に基づくのが好ましい。コミュニティクライアントのコミュニティ制御モジュール１４とコミュニティサーバ１８との間の通信は、ＴＣＰ／ＩＰ接続１６を介して行うことができる。ユーザが新しいウェブページ２２にナビゲートすると、新しいウェブページと関連するコミュニティとの対話を始めることができるように、ＴＣＰ／ＩＰ接続１６を介してコミュニティクライアント１４からコミュニティサーバ１８までメッセージ（例えば、新しいＵＲＬ２０を含むＨＴＴＰメッセージ）が送られる。本発明の実施例では、ユーザの認証は、コミュニティサーバ１８を介して遠隔パスフレーズ（ＲＰＡ）許可サーバ３６と通信するコミュニティクライアントの別の遠隔パスフレーズ認証モジュール１２を介して行われる。さらに、ＲＰＡ許可サーバ３６は、パスフレーズデータベースとアクセスしてユーザの認証を行うことができる。コミュニティクライアントの遠隔パスフレーズ認証モジュール１２とコミュニティサーバ１８とＲＰＡ許可サーバ３６との間の通信は、ＨＴＴＰ、ＦＴＰ、ＩＲＣなどを含む幾つかの周知のプロトコルやアプリケーションの一つに従って行われ、ＴＣＰ／ＩＰ接続１６、３４を介してメッセージが送られる。ユーザが認証されると、コミュニティクライアントモジュール１４とコミュニティサーバ１８との間が「連続接続」される。本発明に独特なこの連続接続は、コミュニティサーバ１８との間で通知を送信および検索するために使用される。コミュニティクライアント１４は、ＵＲＬ２０によって識別されるウェブページ中の変更をコミュニティサーバ１８に知らせる。この変更は、ＨＴＴＰメッセージ２０を使用してコミュニティクライアント１４によってコミュニティサーバ１８に知らせるのが好ましい。ＦＴＰやＩＲＣなどの他のプロトコルを使用してもよい。コミュニティサーバ１８は、通知によってＨＴＴＰメッセージ２０を介してコミュニティクライアント１４に応答する。その結果、コミュニティサーバ１８とコミュニティクライアント１４との間の連続接続は、無国籍接続技術への拡張（例えば、ＨＴＴＰ接続上のタイムアウト値の増大）によって行うことができる。従って、ユーザが現在のＵＲＬ２２への変更に基づくウェブページを変更する一連の無国籍トランザクションに従ってユーザがウェブブラウザと対話する間に、コミュニティクライアント１４とコミュニティサーバ１８との間で追加の透過通信が行われ、ユーザのウェブの対話を追跡するとともにユーザの対話のための内容を決定する。ＨＴＴＰに加えて、表示すべきものや対話すべきものに従って、ＦＴＰやＩＲＣなどの他のプロトコルを使用してもよい。本発明による各々のコミュニティは、ケイパビリティを提供することができる。コミュニティ内で行うことができる動作は、コミュニティケイパビリティである。ケイパビリティは、様々な対話方法またはオプションを表す。主要なケイパビリティ、即ち、コアケイパビリティは、「コミュニティセンター」（またはユーザをコミュニティに誘導するホームページ）、「ビューコメントの作成」（例えば、特定のコミュニティ用のスレッデッドメッセージ、ドキュメント、スプレッドシートなどの注釈）、「フーズオンライン（Who’s Online）」（コミュニティの現在の会員リスト）、「チャット」（他のコミュニティの会員とのリアルタイムの対話）、「送信勧誘」（あるコミュニティの会員から他の会員へのチャットやゲームのプレイなどのメッセージ）、「ヘルプ」（例えば、特定のタスクの行い方についての指示）、「掲示およびパーソナルメッセージ」（例えば、メール）、「インターネット機能」（例えば、ＣＵＣＭＥ）インターネットホーン）、「ゲーム」（例えば、ＤＯＯＭ、クエークファイトシミュレータ）などを含むことができる。また、あるコミュニティのために特別なケイパビリティを開発してもよい。ユーザは、「通知」を介してケイパビリティに誘導またはケイパビリティを通知される。「通知」は、コミュニティと関連し、追加の情報または内容（即ち、コミュニティの内容）およびユーザが興味のある対話オプションまたは方法を表示または参照を付ける。ユーザがウェブを走査検索または「サーフ」し続けると、コミュニティサーバ１８からコミュニティクライアント１４に通知が送られ、現在のウェブページまたはＵＲＬについて追加のコミュニティケイパビリティまたは特徴を入手できることをユーザに知られることができる。例えば、所定のＵＲＬについて、このページについて一連の注釈が存在することやこのページに追加のコミュニティの会員もあることや数人のコミュニティの会員の間でリアルタイムのチャットが進行中であることなどを表示するために通知することができる。コミュニティの現在の状態を反映するためにＵＲＬにアクセスするときに通知が決定されるときに、その通知をテンポラリリスティングとして見ることができる。また、通知は、ユーザが特定の間隔（例えば、一日一回）で受け取ることを要求した現在の蓄積見積額などの特定のオンラインの内容から構成してもよい。本発明のケイパビリティの一つのタイプである注釈は、ＵＲＬによって識別される特定のウェブページと関連またはリンクする関連情報サービスに関する「注」として表示することができる。注は、ユーザが熟読する主題またはトピックに関連する見出しのリスト、特定の主題またはトピックの見出しに関連するスレッデッドメッセージのリスト、または特定のメッセージの内容から構成することができる。注は、メッセージの一般的な主題またはトピックと関連するライブラリまたはアーカイブファイルを含むこともできる。ユーザが、ＵＲＬによって識別されるとともに注釈を入手できるウェブページをナビゲートすると、要求によりその注釈を含むウェブページがユーザに提供されて、ユーザはその注釈を再検討またはアクセスすることができる。図１を参照すると、スレッデッドメッセージサーバ５４は、特定のＵＲＬと関連するスレッデッドメッセージ型の注釈を作成および検索するために使用される。コミュニティの会員がメッセージボードを介して他の会員と対話すると、それらの会員が提出するメッセージは、特定のＵＲＬに基づく後の検索のためにこのコンポーネント５４によって編成および記憶される。後に他のユーザ（または同一のユーザ）が同一のＵＲＬを与えると、そのＵＲＬと関連する注釈（またはスレッデッドメッセージ）をスレッデッドメッセージサーバ５４によって検索し、そのユーザに提供することができる。ユーザの動作に依存して、スレッデッドメッセージのリスト、スレッド内のメッセージのリスト、または実際のメッセージをそのユーザに提供することができる。また、関連するライブラリまたはアーカイブファイルにアクセスすることもできる。本発明の実施例では、スレッデッドメッセージサーバ５４は、コミュニティへのアクセスが固定手段を介して行われるように、遠隔パスフレーズ認証をするサーバの拡張として動作する。コミュニティサーバ１８は、ＵＲＬデータベース４０と対話して、特定のＵＲＬ（即ち、ユーザによって選択されたＵＲＬ）について注釈を入手できるか否かを決定する。ＵＲＬデータベース４０が注釈を入手できることを示すと、コミュニティサーバ１８は、（好ましくは、スレッデッドメッセージサーバ５４へのＰＯＥＴインターフェースを介して）スレッデッドメッセージデータベース５８と対話して、そのメッセージの位置を見つける。ＵＲＬデータベースは、コミュニティに従って編成され、ＵＲＬ（または一連のＵＲＬ）と関連するオンラインサービスの内容に対するマップ（例えば、ファイルを参照またはポイントすることによる）を含む。また、コミュニティサーバ１８は、メンバーシップデータベース４４と対話して、ユーザがそのＵＲＬと関連するコミュニティに属するか否かを決定する。ユーザがコミュニティに属することが決定されると、そのユーザにそのコミュニティに入る（例えば、そのコミュニティを示す制御ボタンまたはアイコンを選択する）機会が与えられる。そのユーザは、そのコミュニティのホームページにアクセスして、コミュニティのコメントを見て（例えば、そのＵＲＬと関連するコミュニティの注釈を見て）、コミュニティのコメントを探索し、コミュニティのコメントを作成またはそのコメントに応答することができる。また、コミュニティの会員は、同様の興味を有する他のコミュニティの会員、またはチャットまたは会議のような同期通信を始めることによって共用の環境を有する他のコミュニティの会員と対話または通信することができる。コミュニティの会員になるためには、ユーザは、本発明の実施例において、ウェブサイト、コミュニティクライアント、オンラインサービスサインアッププロセスなどを含む幾つかのソースの一つから開始できる独立のプロセスであるメンバーシップモジュールへのアクセスを肯定的に要求する。メンバーシッププロセス中において、ユーザに関する情報（例えば、氏名、住所、年齢、支払い請求情報、趣味、好みのウェブサイトなどの嗜好およびプロフィールデータ）をメンバーシップデータベース４４に集めて記憶する。ユーザは、加入したい各コミュニティについてメンバーシッププロセスを完了するので、そのユーザが属する各コミュニティについて異なるプロフィールを持つことができる。また、ユーザは、コミュニティのメンバーシップを取り消して、そのコミュニティのメンバーシップデータベースから特定の嗜好およびプロフィールデータを削除することもできる。ある場合には、幾つかのコミュニティをすべてのオンラインサービスのユーザまたはすべてのウェブのユーザに開放することができるように、ユーザが自動的に（メンバーシッププロセスを肯定的に開始しないで）コミュニティの会員になることができる。本発明の実施例では、コミュニティサーバ１８は、ＴＣＰ／ＩＰ接続３０を介してトラッキングサーバ３２と通信して、送信する通知の内容を決定する。通知は、所定期間におけるコミュニティの会員の存在に関する情報および現在進行中のチャットの開会に関する情報を含む。関連するＵＲＬを指定することによってコミュニティに入ったばかりのユーザにそのコミュニティの状態を正確に反映する通知を迅速に送ることができるように、この動的情報を追跡するのが好ましい。従って、トラッキングサーバ３２は、ＯＢＤＣインターフェース４８を介してアクセス可能なトラッキングデータベース５０にログインして、コミュニティサーバ１８によって供給されたユーザのアクティビティに関する情報を得る。追跡できるアクティビティは、アクセスしたウェブページ、メッセージボードに投函したメッセージ、作成または入ったチャットルームを含む。トラッキングサーバ３２は、同様の興味を共有するユーザが様々なオプションを介して（例えば、リアルタイムのチャットセッションに携わるかコミュニティの会員によって提出されたスレッデッドメッセージを見ることによって）他のユーザについて知ることができるとともに他のユーザと通信することができるように、ユーザの動作を監視する。また、ユーザの動作に関するデータ（例えば、特定の問題についての投票結果）を集めてコミュニティの会員に知らせることができる。本発明の実施例では、コミュニティサーバとコミュニティクライアントとの間のセッションは、主に２つのオブジェクト、即ち、セッションのオブジェクトとコミュニティのオブジェクトによって管理される。セッションのオブジェクトは、コミュニティサーバとの通信セッションを制御する。それは、ユーザがウェブにナビゲートするときにコミュニティにアクセスできるように、ユーザが属するコミュニティのリストを維持する。ユーザがコミュニティセンターへのアクセスまたはコミュニティの対話を要求する場合には、セッションのオブジェクトは、特定のコミュニティサーバとの対話を管理するコミュニティのオブジェクトを規定する。コミュニティサーバは、順次応答して、ウェブページと関連するコミュニティとの対話を管理することができる。各コミュニティは、テキストネームと識別番号によって識別され、コミュニティサーバと接続できる関連するポート番号を有するのが好ましい。コミュニティクライアントとコミュニティサーバとの間の各々の対話は、「ケイパビリティＩｄ」番号によって識別されるのが好ましい。これらの番号は、特定の特徴、機能、またはユーザに提供できるコミュニティケイパビリティを表している。主要なケイパビリティ、即ちコアケイパビリティは、「コミュニティセンター」（またはユーザをコミュニティに誘導するホームページ）、「ビューコメントの作成」（例えば、特定のコミュニティための注釈）、「フーズオンライン（Who’s Online）」（コミュニティの現在の会員リスト）、「チャット」（他のコミュニティの会員とのリアルタイムの対話）、および「送信勧誘」（あるコミュニティの会員から他の会員へのチャットやゲームのプレイなどのメッセージ）などを含むことができる。また、あるコミュニティのために特別なケイパビリティを開発してもよい。各ケイパビリティは、一以上の機能から構成することができる。例えば、ウェブサイトへのコメントを注釈または加えることができるようにするコメントのケイパビリティは、通知（現在のウェブページについてのユーザのコメントを通知するための表示面の変更の属性を入手できる）、メッセージの作成（ウェブページと関連するトピックのビューリスト、コミュニティ内で作成されたトピックのビューリスト、トピック内の読取りメッセージ、メッセージに対する回答など）、およびチャット（関連する公のチャットルームのビューリスト、非公開または公のチャットセッションに入ること）などの機能を指示することができる。メンバーシップケイパビリティは、リストの作成（現在コミュニティに参加している会員のリスト）、プロフィール（会員のプロフィールのデータへのアクセス）、変更（個人的なプロフィールデータ）、探索（コミュニティのメンバーシップ）などをサポートする機能を含む。図２は、本発明の実施例のコミュニティクライアントのコンポーネントを示している。本発明の実施例では、コミュニティクライアントは、マイクロソフト（登録商標）のウィンドウズ（登録商標）動作システム環境で動作できる。本発明の実施例では、本発明のユーザは、コミュニティクライアントを介してコミュニティサーバと対話する。ユーザのコンピュータに常駐できるとともにツールバーとして現れるコミュニティクライアントは、ユーザのオンライン体験およびコミュニティサーバとの接続の両方に応答することができる。このコンポーテントは、ウェブに対する妥当性インターフェースに頼らない。むしろそれは、Ｓｐｒｙ社のモザイク、ネットスケープ社のナビゲータまたはマイクロソフト社のインターネットエクスプローラなどの市販のブラウザへの拡張として動作する。ブラウザ独立マネージャ６０は、多重ブラウザをサポートできるようにブラウザのプログラム可能インターフェースを抜き出す。コミュニティセッションマネージャ７８は、ウェブブラウザからの要求に基づくコミュニティサーバとの通信を処理する。コミュニティの内容は、検索されてコミュニティ内容ビュアー６４にパスされる。ツールバーおよびケイパビリティマネージャ６８は、ユーザの画面に現れるコミュニティ「ツールバー」を作成および管理するために応答することができる。ユーザの観点から、ツールバーは、コミュニティを制御するユーザインターフェースである。ツールバーおよびケイパビリティマネージャ６８は、コミュニティのケイパビリティまたは対話オプションをサポートする一以上のケイパビリティハンドラ７４とのインターフェースとして機能することもできる。ツールバーおよびケイパビリティマネージャ６８は、ユーザが種々のケイパビリティのためのツールバーを制御できるように、ケイパビリティハンドラ７４と対話する。ケイパビリティハンドラ７４は、多重ケイパビリティを管理するのが好ましい。また、ケイパビリティハンドラ７４は、コミュニティの内容や他のコミュニティの会員とのユーザの対話をさらに容易にするためにユーザに提供される（ツールバーの一部としてまたは画面の別のウィンドウ／領域において）追加の制御を有するように構成してもよい。コミュニティクライアント６２、６６、７０、７２、７６、８０からなる種々のコンポーテントの間の通信は、幾つかの機構を使用することによって行うことができる。例えば、マイクロソフト社のウィンドウズ（登録商標）・ダイナミック・データ・エクスチェンジャ（Windows Dynamic Data Exchanger）（ＤＤＥ）７６またはオブジェクト・リンキング・アンド・エンベッディング（Object Lin king and Embedding）（０ＬＥ）フォーマットなどの周知のインタープロセス通信機構を使用することができる。ＤＤＥを使用すると、同一のコンピュータで実行するプログラム（例えば、ウェブブラウザおよびコミュニティクライアント）が、実行中に互いにデータを交換できる。あるいは、異なるアプリケーションによって処理される情報をアプリケーション間で結合または通信することができるように、ＯＬＥフォーマットを使用してもよい。コミュニティセッションマネージャ７８とコミュニティサーバとの間の通信は、ＴＣＰ／ＩＰ接続８０を使用して行うことができる。コミュニティクライアントの同一の特徴および機能を達成するために、より少ないまたはより多くのコンポーネントを開発してもよい。なお、コミュニティクライアントの同一の特徴および機能を達成するために、同様のコンポーネントの他の配列および他のインタープロセス通信機構を使用してもよい。図３は、本発明の実施例のコミュニティサーバ１０４の構成を示している。コミュニティサーバ１０４は、本発明の特徴および機能を提供する追加のバックエンドサーバに対するディスパッチャおよびゲートキーパとして機能する。これは、コミュニティクライアント１００の固定入口点を供給し、コミュニティクライアント（およびウェブブラウザ）とコミュニティサーバとの間のすべてのトランザクションを取り次ぐ。コミュニティサーバ１０４は、コミュニティクライアント１００によって、（例えば、ＴＣＰ／ＩＰ接続１０２上のＨＴＴＰまたはＦＴＰやＩＲＣのような他のプロトコルを介して）非同期Ｉ／Ｏに依存する。本発明の実施例では、コミュニティサーバ１０４は、幾つかのスレッドから構成することができる。サービス制御スレッド１１４は、サービスの初期化および停止を行い、大域的構成情報の中央収納場所としての役割を果たす。ＴＣＰ／ＩＰリスナ・スレッド１０６は、到着クライアント接続用のＴＣＰ／ＩＰ８０を聴取する。クライアントがサービスに接続すると、このスレッドは、処理用の接続ワーカ・スレッド（Connection Worker Thread）にパスされるクライアント接続オブジェクトを作成する。主処理ループ用の疑似コードは、以下のようにすることができる。Ｗｈｉｌｅ（TRUE）新しいクライアント接続を待つブロック接続がＯＫであれば、クライアント接続オブジェクトを作成この接続オブジェクトのための完了イベントを接続ワーカ・スレッドに投函ワーカ・スレッド・プール１０８の３つの追加のクラスは、サーバのワークの大部分を行う。第１のワーカ・スレッド・プールは、接続ワーカ・スレッド・プールである。典型的には、ホストマシン上の各々のプロセッサのために３つのスレッドのうちの２つがある。主処理ループ用の疑似コードは、以下のようにすることができる。Ｗｈｉｌｅ（TRUE）非同期Ｉ／Ｏ完了イベントを待つブロック（GetQueuedCompletionStatusOを介して）Ｉ／Ｏイベントと関連する接続オブジェクトを得るために上記によって復帰したデータを使用接続オブジェクトの仮想のCompletionReceivedO法を呼出しＥｎｄｗｈｉｌｅ第２のワーカ・スレッド・プールはＯＤＢＣ接続スレッド・プールである。スレッドのプールは、サーバのスタートアップ時に作成され、各々のスレッドは、コミュニティデータベースによって連続ＯＤＢＣ接続を規定する。負荷に依存して、サーバが必要な追加のＯＤＢＣスレッドを作成してもよい。ＯＤＢＣデータソースにアクセスするために接続オブジェクトが必要な場合には、この接続オブジェクトが、これらのプールされたスレッドの一つを制御し、それ自体の専用スレッド中のそのデータベース照会をする。第３のワーカ・スレッド・プールは、非同期Ｉ／Ｏスレッド・プールである。このスレッド・プールは、サービスを初期化するときにスレッドを開始することができるＯＤＢＣ接続スレッド・プールと同様である。これらの主な目的は、ブロッキングＩ／Ｏが起こる間に主ワーカ・スレッドが処理し続けるようにスレッド内でブロックできる非同期Ｉ／Ｏの動作（例えば、トラッキングサーバに接続、ソケットの非同期記録）が、接続オブジェクトによって行えるようにすることである。このアクティブセッションリスト１１０は、特定のコミュニティサーバに現在ログインしているすべてのユーザのコンテキストを含む。ユーザのメンバーシップ情報は、ここで受けることができるとともに、幾つかの他の保守情報も受けることができる。アクティブセッションリスト１１２は、コミュニティサーバ（アクティブセッションではない）とのすべてのアクティブ接続のリストである。このリストは、ステール接続（例えば、立ち去ったクライアントからの未決済非同期Ｉ／Ｏイベントを待つ接続）をパージするためにガーベジ収集スレッド１１８によって使用される。接続は、コミュニティサーバとのＴＣＰ／ＩＰ接続を確立し、要求（例えば、ログイン、ＵＲＬ情報の取得、投票、メッセージの作成など）をし、回答を受け取るクライアントである。セッションは、最初のログインの要求からログアウトの要求まで一人のユーザに与える接続のグループである。トラッキングサーバは、このリスト上に保持された接続を確立することができる。このトラッキングサーバログ１１６は、コミュニティサーバとトラッキングサーバとの間の一方向の通信専用である。回答を必要としないすべてのトラッキングサーバのトランザクション（例えば、統計のために使用されるもの）は、専用接続からトラッキングサーバに送信される。トラッキングサーバ・リスナ・スレッド１１２は、このリスナが（参加するクライアントの接続と異なるＴＣＰ／ＩＰポート上の）トラッキングサーバからの接続を受け入れることを除いて、ＴＣＰ／ＩＰリスナ・スレッド１０６と同じである。主処理ループ用の疑似コードは、以下のようにすることができる。Ｗｈｉｌｅ（TRUE）新しいトラッキングサーバの要求接続を待つブロック接続がＯＫであれば、トラッキングサーバ接続オブジェクトを作成この接続オブジェクトのための完了イベントを接続ワーカ・スレッドに投函Ｅｎｄｗｈｉｌｅガーベジ収集スレッド１１８は、構成可能な時間動作しなかった接続およびセッションを探す。これらが終了すると、このスレッドがサービスからそれらをパージする。この機能は、サービスが長時間（おそらく数週間）実行すると、メモリのクリープを緩和する。統計値ログスレッド１２０は、多くのアクセスの試み方、ユーザがコミュニティサーバに接続する時間など、サーバ上のアクティビティに関する情報を追跡することができる。本発明の特徴および機能を行うために、コミュニティクライアントとコミュニティサーバとの間の一連のトランザクションが起こる。一般に、トランザクションは、２つの別個のクラス、即ち、要求（例えば、CRequest）および応答（例えば、CResponse)にある。トランザクションは、２つのコンポーネントの間の連続仮想接続中に起こる。従って、非同期要求は、例えば、ＨＴＴＰ、ＦＴＰ、ＩＲＣなどを使用してコンポーネント間で送信される。コミュニティクライアントとコミュニティサーバは、ポート８０上の設けられたＴＣＰ／ＩＰを通じてすべての通信を行うのが好ましい。すべてのクライアントサーバのプロトコルの交渉を処理するためにクラス（例えば、CSession）が作成される。クライアントのアプリケーションは、クライアントとサーバとの間でパスされる既定のCRequestおよびCResponseクラスの内容を処理する。クライアントは、サーバにログイン要求を送信することによってログインセッションを規定する。（ＲＰＡ使用可能サーバを使用して）認証されると、ユーザのセッションを規定して、クライアントとサーバとの間に仮想接続を維持することができる。この仮想接続は、サーバが（例えば、ＨＴＴＰ、ＦＴＰ、ＩＲＣを介して）クライアントに非同期メッセージを送信する機構としての役割を果たす。例えば、あるユーザから他のコミュニティの会員へのチャットの送信勧誘がある。サーバのクライアントによってなされたその後の要求は、ウィンドウズ・ソケット・コネクションのような別の接続によって行ってもよい。この接続を行ってクライアントのアプリケーションに透過的に書き取ってもよい（例えば、CSessi onクラス会員ファンクションに組込んでもよい）。この後続の接続は、遠隔パスフレーズ認証機構を使用してサーバによって認証することができる。ログイントランザクションログイントランザクションに４つのステップがあるのが好ましい。１．ログイン要求（クライアントからサーバへ）２．認証呼びかけ（サーバからクライアントへ）３．呼びかけに対する応答（クライアントからサーバへ）４．ログイン応答（サーバからクライアントへ）クライアントは、以下のＨＴＴＰ要求を送信することによってログイン要求を開始するのが好ましい。 “CSI−Community−Session/<version>Login HTTP/1.0<crlf> コミュニティサーバは、ＲＰＡＷＷＷ−認証応答ヘッダとともに、９０１の拡張ＨＴＴＰ応答コードで応答する。サーバがＲＰＡ呼びかけに対するクライアントの応答を待つとき、このポイントでクライアントとサーバの両方によって接続が維持される。クライアントは以下の形式のログインパケットを送る：ログイン応答（サーバからクライアントへ）認証されると、サーバはログイン応答パケットにより応答する。クライアントの要求プロトコルには２つのステップがある。１．要求（クライアントからサーバへ）２．応答（サーバからクライアントへ）クライアントは、以下のＨＴＴＰ要求を送信することによってログイン要求を開始する。 CSI−Community−Session/<version>Request HTTP/1.0<crlf> Content-Length:<length of request packet><crlf> <crlf> <request transaction> 要求処理の形式は以下であっも良い：以下の表は種々の要求タイプの説明を含む。（続き）成功すると、サーバは以下によって応答する。 HTTP/1.0 200 OK<crlf> <optional HTTP response headers> <crlf> <response transaction> -or- HTTP/1.0 401 Unauthorized<crlf> <optional HTTP response header> <crlf> -or- HTTP/1.0<http response code><http reason><crlf> <optional HTTP response headers> <crlf> ４０１ Unauthorized（不許可）の場合、ユーザのログインセッションの内容はタイムアウトになり、クライアントはログインのシーケンスを再び行う。この再認証は、ユーザが見えるように行うことができる。ｎｏｎ−４０１または２００ＨＴＴＰ状態コードの場合には、サーバ側にエラーが起こる。標準的なＨＴＴＰは、問題があるものを表示する。連続する応答処理の形式は以下のものであっも良い：以下の表が種々の応答タイプを説明する。全てがサーバからクライアントへ送られる。サーバの要求トランザクションには２つのステップがある。１．要求（クライアントからサーバへ）２．応答（サーバからクライアントへ）サーバは、クライアントの非同期要求を作成する。サーバからクライアントに送信された要求のタイプは、送信勧誘要求である。図４には、本発明の実施例のトラッキングサーバ１４８の構成が示されている。トラッキングサーバ１４８は、コミュニティサーバによって供給されたユーザのアクティビティを記録する。ユーザがＵＲＬを変更し、コミュニティメッセージを投函し、チャットセッションに加入し、チャットセッションを離れるなどすると、これらの動作は、そのユーザのコンピュータ上で実行するコミュニティクライアントによってコミュニティサーバ１４０に報告される。この情報は、読取りトラッキング・イベント・スレッド・プール１４４へのＴＣＰ／ＩＣ接続１４２を介してコミュニティサーバ１４０によってトラッキングサーバ１４８に報告してもよい。次いで、トラッキングサーバ１４８は、Ｉ／Ｏ完了ポート１４６を介してプール内のスレッドから情報を受け取る。トラッキングサーバ１４８は、（例えば、動作と関連するユーザの識別子を奪うことによって）情報を修正し、書込みトラッキング・イベント・スレッド・プールへのＩ／Ｏ完了ポート１５８を介してＳＱＬトラッキングデータベース１５６に記録する。また、トラッキングサーバは、クライアントのためにコミュニティサーバ１４０によって識別できるメモリマップドファイル１５０に現在のユーザのリストを維持する。トラッキングは、以下の例に使用することができる。・投票・トラッキング・オンラインアクティビティ・コミュニティの会員間の連結度の確立（例えば、ゲームおよびリアルタイム会議（チャット））・「誰がいるか？」の決定コミュニティサーバ１４０に送信されたすべてのトランザクションは、トラッキングサーバ１４８を介して一方向または他方にフィルタをかけてもよい。コミュニティサーバ１４０とトラッキングサーバ１４８との間の通信は、ＴＣＰ／ＩＰ１４２上に層にした要求／応答プロトコルに基づく。要求および応答は、（例えば、CTrack Transactionとして識別された）オブジェクトから得られるタイプの逐次オブジェクトである。コミュニティサーバ１４０は、起動時にトラッキングサーバ１４８に対して非同期ＴＣＰ／ＩＰ接続１４２を開放する。この接続が失われた場合またはトラッキングサーバ１４８が動作していない場合には、コミュニティサーバ１４０が周期的に接続の再確立を試みることができる。送信勧誘要求の場合には、ユーザが送信勧誘の受信にログインするコミュニティサーバに対して別の非同期ＴＣＰ／ＩＰ接続を行うことができる。送信勧誘を受け入れるか断った後、トラッキングサーバは、元のコミュニティサーバへの現在の接続を使用して招待者に何が起こったのかを知らせる。図４に示すように、トラッキングサーバ１４８は、特定のポート（即ち、Ｉ／Ｏ完了ポート）１４６上の非同期接続について聴取するマルチスレッデッドサーバ１４４として実施される。２つのスレッドプール、即ち、接続プールとＯＤＢＣプールが存在して入力データを処理する。接続ワーカ・スレッドは、適当なＯＤＢＣスレッドに入力データを発信する。各ＯＤＢＣワーカ・スレッドは、初期化時にＳＱＬサーバに対するＯＤＢＣ接続を開放する。コミュニティサーバおよびトラッキングサーバは、以下のトランザクションを介して通信することができる。トランザクションは、ユーザＩｄ（ストリング）、コミュニティＩｄ（番号）、サーバＩｄ（番号）、要求コードとも呼ばれているトランザクションタイプ（番号）、バージョン（番号）などのデータ（タイプ）を伝達する。トランザクションは、逐次オブジェクトであるので、トランザクションのタイプ名およびスキーマバージョン番号を含む。逐次オブジェクトのバイトは、８バイトから始まり、パケットのバージョンを識別する４バイト（ネットワークのバイトの順に３２ビットの数を示す）、その後に続くバイト数を指定する４バイト（ネットワークのバイトの順に３２ビットの数を示す）とを含む。トランザクションは、トランザクションのタイプに適当な追加のデータを伝達する。追加のデータは、表に指定された順序でトランザクションに追加される。ストリング（例えば、指定されたCString）は、単一のバイトカウントの文字と、それに続く零で終わらないバイトを有する多くの文字とすることができる。最初の番号はＬＳＢである。ブールのタイプは、０または１の値を有する３２ビットの数である。例えば、CWhoIsHereTrackReqトランザクションは、CWhoIsHereTrackRsp回答をトリガし、CInviteTrackReqトランザクションは、CInviteTrackRsp回答をトリガする。回答パケットは、トラッキングトランザクションをトラッキングサーバまたは投票サーバに送る同一の接続を介して戻される。送信勧誘処理は、他のトランザクションと特別な比較が行われる。例えば、CI nviteTrackReqトランザクションは、トラッキングサーバに接続を（送信勧誘を開始した同一のコミュニティサーバでもよい）第２のコミュニティサーバに開放させ、CInviteTrackReqトランザクションを放出して、特定のユーザ（招待者）がログインしているか否かをコミュニティサーバに照会する。コミュニティサーバがｙｅｓまたはｎｏのCInviteTrackRspトランザクションを戻すと、トラッキングサーバが遮断して、CInviteTrackRspトランザクションを元の要求するコミュニティサーバに戻す。コミュニティサーバがトラッキングサーバと接続すると、コミュニティサーバによってCSetupTrackトランザクションがトラッキングサーバに送信される。持続性フラグは、コミュニティサーバが接続が一以上のトランザクションについて開放したままであることを期待するか否かを示している。このスキームによって、一つの照会のためにコミュニティサーバがトラッキングサーバに臨時に接続することができる。各トランザクションは、基礎情報（例えば、ユーザＩｄ、コミュニティＩｄ、要求Ｉｄ）、および入手可能であれば、対応するＵＲＬを使用して、トラッキングデータベースのトラッキングテーブルに記録することができる。例えば、CLog inTrackおよびCLogoutTrackトランザクションは、メモリに保持された「誰がいるか」のリストからユーザＩｄ情報を追加または削除することができる。最後に、CInviteTrackReqトランザクションは、CWhoIsHereTrackReqトランザクションが全体のリストに戻る間に「誰がいるか」リストを照会する。投票が支持される実施例では、CVoteURLTrackトランザクションは、コミュニティＩｄ、アイテムストリング、投票テーブルに挿入または更新されるスコア、増分される投票カウントを生ずることができる。スコアの値は、特定のコミュニティＩｄおよび問題の組合せについてのスコア（最初は０）に加えられる。データソース連結度トラッキングサーバは、ＯＤＢＣアプリケーションプログラミングインターフェースを介してＳＱＬサーバに接続するのが好ましい。トラッキングサーバが接続されるデータソースを起動時に決定することができる。（ＴＣＰ／ＩＰまたはＮｅｔＢｅｕｉプロトコル上の）多重ＯＤＢＣは、起動時に（ＯＤＢＣワーカ・スレッドごとに一つの）ＳＱＬサーバに接続され、その接続は各スレッドの寿命中維持される。すべてのトラッキングトランザクションは、用意されたＯＤＢＣ −ＳＱＬステートメントを実行してトランザクションを記録する。図５には、スレッデッドメッセージサーバ１７４が示されている。スレッデッドメッセージサーバ１７４は、特定のＵＲＬ（即ち、ウェブページ）について作成された会員のスレッデッドメッセージの注釈を作成および検索するために使用される。スレッデッドメッセージの注釈は、ＰＯＥＴインターフェース１８０を介しでアクセス可能なスレッデッドメッセージデータベース１８２に記憶することができる。実施例では、スレッデッドメッセージサーバ１７４は、（メンバ− シップデータベース１６８へのＯＢＤＣ接続を介して認証する遠隔パスフレーズ認証デイティ（deity）１６４へのＴＣＰ／ＩＰ接続を備えた）遠隔パスフレーズ認証（ＲＰＡ）使用可能サーバ１６０への拡張として動作して、固定手段を介してアクセスされることを保証する。スレッデッドメッセージサーバ１７４は、コミュニティごとに必要ではなく、大域的な資源として作用し、コミュニティ間で共有されるのが好ましい。スレッデッドメッセージサーバ１７４は、コミュニティサーバではなくコミュニティクライアントを介してＲＰＡ使用可能サーバ１６０から通知を受けるのが好ましい。ＲＰＡ使用可能サーバ１６０とスレッデッドメッセージサーバ１７４との間の通信は、２進ゲートウェイインターフェース１７０によって容易になる。例えば、ＲＰＡ使用可能サーバへの拡張として、スレッデッドメッセージサーバ動的リンクライブラリ（ＴＭＳ．ＤＬＬ）を実行することができる。ＲＰＡ使用可能サーバは、要求されたトランザクションの特徴に従って、ＨＴＴＰＧＥＴとＰＯＳＴ法との組合せによってＴＭＳ．ＤＬＬと通信することができる。次いで、ＴＭＳ．ＤＬＬは、遠隔手続き呼出し（ＲＰＣ）を介してスレッデッドメッセージサーバ１７４と対話するとともに、ＯＤＢＣ呼出し１７６を介してコミュニティＵＲＬデータベースサーバ１７８と対話する。各トランザクションの結果は、ＨＴＭＬページを動的に作成するようにウェブサーバに戻すことができる。ＧＥＴ法ＨＴＴＰＧＥＴ法を使用して以下のトランザクションを要求することができる。・PringSectionThreads ・PrintThreadMassages ・PrintMessage ・GenerateReplyPage ・GenerateCreateMessagePage PrintSectionThreads このトランザクションは、所定のメッセージベースセクション内にスレッドのリストを含むＨＴＭＬページを印刷する。また、適当なナビゲーション制御を表示してもよい。これらの制御の一つは、GenerateCreateMessagePageトランザクションへのリンクでもよい。 PrintTreadMessage このトランザクションは、所定のスレッド内にメッセージのリストを含むＨＴＭＬページを印刷する。印刷された各メッセージ項目は、PrintMessageトランザクションへのハイパーリンクである。また、適当なナビゲーション制御を表示してもよい。 PrintMessage このトランザクションは、メッセージの内容を表示するＨＴＭＬページを印刷する。また、ナビゲーション制御を表示してもよい。これらの制御の一つは、Ge nerateReplyPageトランザクションへのリンクである。 GenerateReplyPage このトランザクションは、メッセージに対する回答を作成するために必要なフォーム制御を含むＨＴＭＬページを印刷する。また、このページは、ＰＯＳＴコマンドを介してPostReplyトランザクションにパスされる状態情報を記憶するために必要な隠れ制御も含む。GenerateCreateMessagePage このトランザクションは、メッセージを作成するために必要なフォーム制御を含むＨＴＭＬページを印刷する。また、このページは、ＰＯＳＴコマンドを介してPostCreateMessageトランザクションにパスできる状態情報を記憶するために必要な隠れ制御も含む。ＰＯＳＴ法ＨＴＴＰＰＯＳＴ法を使用して以下のトランザクションが要求される。・PostCreateMessage ・PostReply PostCreateMessage このトランザクションは、GenerateCreateMessagePageトランザクションによって作成されたＨＴＭＬフォーム制御の内容を使用して、新しいメッセージを作成する。このデータは、ＨＴＴＰＰＯＳＴ法によって送られる。 PostRelay このトランザクションは、GenerateReplyPageトランザクションによって作成されたフォーム制御の内容を使用して、メッセージに対する回答を作成する。このデータは、ＰＯＳＴ法によって送られる。図６は、本発明の実施例のウェブページ１９４、コミュニティクライアント１９６およびコミュニティウェブページ１９８の表示面を示している。ＵＲＬ１９４と関連するウェブページ１９８は、ユーザのコンピュータ上で実行するウェブブラウザ１９０（この例ではマイクロソフト社のインターネットエクスプローラ）によって表示される。コミュニティクライアント１９６は、ウェブブラウザ１９０から独立して実行し、ディスプレイ上にツールバーとして現れる。コミュニティクライアントのツールバーは、複数のカスタム制御ボタンからなる。制御ボタンは、メニューコマンドと同様（即ち、ユーザが動作できるようにする）であるが、メニューより目立ち、常にアクセス可能である。各制御ボタンは、異なるタイプのコミュニティファンクションを提供することができる。例えば、一つの制御ボタンによって、ユーザが現在のＵＲＬと関連したスレッデッドメッセージにアクセスすることができる。このメッセージは、このメッセージをナビゲートする追加の制御オプションとともに別のページ（またはウィンドウ）１９８に現れる。例えば、メッセージページ上の一以上の制御ボタンを使用して、メッセージスレッド内で前後に移動することができる。別の例では、ユーザをコミュニティウェブサイトのホームページに移すために、コミュニティクライアントツールバー上の「コミュニティホームページ」ボタンの制御を利用することができる。このホームページは、ユーザがその興味のために特別に設計した環境に行くことができる場所としての役割を果たす。このツールバーの別の制御ボタンは、ウェブブラウザのような別のアプリケーションとともに存在するときに、ユーザがコミュニティクライアントを開始および停止できるようにする開始／停止機構を呼出すようにしてもよい。別の制御ボタンは、ユーザが特定のコミュニティに加入またはそのコミュニティから離れることができるようにしてもよい。ある制御ボタンの選択により、追加のクライアントのアプリケーション（即ち、独立のインターフェースを備えたアプリケーション）を呼出して、ある対話を容易にできるようにしてもよい。例えば、特定の制御ボタンの選択により、他のコミュニティの会員とチャットセッションを開始することができる。このチャットセッションは、制御ボタンが選択されたときに呼出されるとともにユーザがセッションを離れることを決定するときに停止される別の（即ち、コミュニティクライアントのユーザのブラウザから独立した）アプリケーションを介して開始および管理することができる。本発明の実施例では、ツールバーは、ユーザがそれを修正または加除してユーザの要求または嗜好に合わせることができるように拡張可能で動的である。ユーザは、本発明によって提供された主要なケイパビリティまたはコアケイパビリティに基づく新しいケイパビリティを作成することによってツールバーのケイパビリティを拡張することができる。前に説明したように、主要なケイパビリティの組またはコアケイパビリティの組は、コミュニティセンター、ビューコメントの作成、フーズオンライン、チャットまたは送信勧誘を含むことができる。他のコミュニティは、コアケイパビリティに加えて特別なケイパビリティを有することができる。ユーザは、スクリプティング言語を使用して、主要なケイパビリティまたはコアケイパビリティからなる新しいオプションを作成することによってツールバーを拡張してもよい。例えば、ユーザは、「フーズオンライン」ケイパビリティと「送信勧誘」ケイパビリティとからなる「ゲーム」ケイパビリティを作成してもよい。ツールバーから呼出されると、ゲームケイパビリティが、ユーザに現在のオンラインのコミュニティのユーザのリストを供給し、ゲームをプレイするために他のコミュニティの会員の送信勧誘の受入れに基づいてゲームを呼出す。コミュニティ情報の表示は、コミュニティの内容が表示されるとともに追加の管理ファンクションおよびケイパビリティをサポートする基本ウィンドウフレームを供給するコミュニティビュアーによって制御するのが好ましい。コミュニティビュアーは、表示される情報の量および種類に従って、一つのウィンドウまたは多重ウィンドウにコミュニティ情報を表示するように配置させる。この情報は、ＵＲＬによって識別されるＨＴＭＬページによって表されるのが好ましい。例えば、特定のウェブページの注釈、現在コミュニティに存在する会員のリスト、および注釈作成ページをすべて異なるＵＲＬと関連する異なるＨＴＭＬページとして提供してもよい。また、コミュニティのホームページにアクセスすること、コミュニティのコメントを見ること、コミュニティに加入することなどのケイパビリティを、ＵＲＬによって識別されるＨＴＭＬページや関連するアプリケーションによってサポートしてもよい。本発明は、ウェブ／インターネットとオンラインサービスの内容と対話を統合してコミュニティを作成する新しいシステムおよび方法を提供する。本発明は、ユーザの好ましいウェブブラウザへの拡張として作用し、ユーザがオンラインサービスの内容の位置を見つけたり他のコミュニティの会員と対話するために新しいユーザインターフェースを習う必要がない。オンラインサービスの内容は、ユーザがウェブを走査検索するときにそのユーザによって指定されるＵＲＬに応答してぞのユーザに送られる。また、他のコミュニティの会員と対話する機会がユーザに提供される。オンラインサービスの内容が提供されて対話が容易になるように本発明がユーザの対話についてコミュニティサーバとコミュニティクライアントどの間の連続接続を介してコンテキストを維持する間に、ユーザは、ＵＲＬおよびウェブサイトを頻繁に変更することができる。エンドユーザに対する本発明の利点は、はるかに好意的且つ価値のある場所、即ちコミュニティに対するウェブの変形である。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＺ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＨＵ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＺ，ＶＮ【要約の続き】

Claims

【特許請求の範囲】１．複数の外部のサービスを介して一つの外部のサービスと接続および統合するブラウザと、前記ブラウザによって処理され、前記外部のサービスの一つから内容の位置を見つける識別子と、前記識別子と関連するコミュニティの会員である複数のオンラインサービスの加入者と、前記識別子と関連するオンラインサービスの内容と、前記ブラウザと通信して前記識別子をオンラインサービスのサーバに送信するクライアントとからなり、前記オンラインサービスのサーバが、前記識別子と関連するオンラインサービスの内容を検索して、前記識別子と関連する前記コミュニティに属する前記オンラインサービスの加入者との対話を容易にするように適合させることを特徴とする、オンラインサービスの内容および対話方法を外部のサービスの内容および対話方法と統合するシステム。２．前記クライアントが、前記ブラウザから独立して実行するツールバーであることを特徴とする、請求項１に記載のシステム。３．前記ツールバーが、加入者に入手可能なコミュニティ対話オプションを示すボタンからなることを特徴とする、請求項２に記載のシステム。４．前記オンラインサービスのサーバが、オンラインサービスの内容を提供し、コミュニティビュアーを介して対話を容易にすることを特徴とする、請求項１に記載のシステム。５．前記オンラインサービスの内容が、ライブラリファイルと、コメントと、スレッデッドメッセージと、前記識別子の主題と関連するヘルプとからなることを特徴とする、請求項１に記載のシステム。６．前記オンラインサービスの加入者との前記クライアントの対話が、送信勧誘と、メッセージと、ゲームと、チャットセッションと、会議と、投票とからなることを特徴とする、請求項１に記載のシステム。７．前記ブラウザと、前記クライアントと、前記オンラインサービスのサーバが、インターネットのプロトコルを介してアプリケーションレベルで通信することを特徴とする、請求項１に記載のシステム。８．前記オンラインサービスの内容が、ハイパーテキストマークアップ言語のページに提供され、前記対話が、ハイパーテキストマークアップ言語のページによって容易になることを特徴とする、請求項１に記載のシステム。９．前記識別子が、ユニフォームリソースロケータであることを特徴とする、請求項１に記載のシステム。１０．前記外部のサービスが、インターネットであることを特徴とする、請求項１に記載のシステム。１１．前記外部のサービスが、ワールドワイドウェブであることを特徴とする、請求項１に記載のシステム。１２．（ａ）ブラウザと外部のサーバとの間の接続を確立する識別子を選択するステップと、（ｂ）前記ブラウザと通信するクライアントからオンラインサービスのサーバに前記識別子を送信するステップと、（ｃ）前記オンラインサービスのサーバによって、前記識別子と関連するオンラインサービスの内容を検索するステップと、（ｄ）前記検出されたオンラインサービスの内容を含む表示ページを作成するステップと、（ｅ）前記クライアントが、前記ブラウザによって表示された他のウィンドウから独立したウィンドウに前記表示ページを表すステップとからなる、オンラインサービスの内容および対話をブラウザと統合する方法。１３．（ｇ）前記オンラインサービスのサーバによって、前記識別子と関連するコミュニティの複数の会員の位置を見つけるステップと、（ｈ）前記クライアントおよび前記オンラインサービスのサーバによって、前記識別子と関連する前記コミュニティの前記複数の会員の一以上との対話を開始して管理するステップとを含むことを特徴とする、請求項１２に記載の方法。１４．前記ブラウザと、前記クライアントと、前記オンラインサービスのサーバが、インターネットのプロトコルを介して通信することを特徴とする、請求項１２に記載の方法。１５．前記表示ページが、ハイパーテキストマークアップ言語を使用して作成されることを特徴とする、請求項１２に記載の方法。１６．前記オンラインサービスの内容が、ヘルプ、スレッデッドメッセージ、ライブラリファイル、またはアーカイブファイルからなることを特徴とする、請求項１２に記載の方法。１７．前記識別子がユニフォームリソースロケータであることを特徴とする、請求項１２に記載の方法。１８．（ａ）オンラインサービスの加入者のリストと、前記オンラインサービスの内容からなるコミュニティの内容と、前記オンラインサービスの対話オプションからなるコミュニティ対話オプションとから構成され且つユニフォームリソースロケータによって識別される少なくとも一つのコミュニティを定義するステップと、（ｂ）前記ユニフォームリソースロケータによって識別される外部のサービスの内容をブラウザを介して表示するステップと、（ｃ）前記ブラウザを介して前記コミュニティの内容を表示するステップと、（ｄ）前記オンラインサービスの加入者のリストから加入者間で前記コミュニティの対話オプションを容易にするステップとからなる、オンラインサービスの内容および対話オプションを外部のサービスの内容および対話オプションと統合する方法。１９．コミュニティビュアーによって、前記コミュニティの内容を提供し、前記コミュニティの対話オプションを容易にすることを特徴とする、請求項１８に記載の方法。２０．前記コミュニティの内容が、ヘルプ、アーカイブファイル、ライブラリファイルまたはスレッデッドメッセージからなることを特徴とする、請求項１８に記載の方法。２１．前記コミュニティの対話オプションが、メッセージと、ゲームと、チャット・セッションと、会議と、送信勧誘と、投票とからなることを特徴とする、請求項１８に記載の方法。