JP2001502616A - 包装素材の調製法、このために設けた装置および包装材、特に、タバコ用カートン - Google Patents

包装素材の調製法、このために設けた装置および包装材、特に、タバコ用カートン

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Abstract

(57)【要約】 包装材内に含まれる対象またはタバコの箱(16)の1つ又は複数に対する触手を容易化するための開放手段(2)を含む包装材、特に、タバコ用カートン(1)。開放手段は、本質的に、包装材の材料を完全には貫通する且つ上記材料および接合部分の厚さを完全には貫通しないプレカットを含む強度弱化ライン(20)から構成されている。強度弱化ライン(20)は、上記包装材の1つ、2つまたは3つの面(10,11,12)に設けられた表面部分(21,22,23,24)を部分的にまたは完全に囲む。開放開始手段(20a,25,26)を設けるこしができる。本発明は、更に、この種の包装材を得ることができる装置に関する。

Description

【発明の詳細な説明】 包装素材を連続的に調製する方法および装置およびタバコ用カートン 技術分野 本発明は、包装材、特に、タバコの包装カートン、その製造法および装置に関 する。 背景技術 一般に20本のタバコを含む完成したタバコの箱は、一般に、5つの箱を重ね 合わせて2列に配置した10ヶの箱を含むカートンに統合される。各箱、即ち、 柔軟なまたは剛堅な箱の包装材の適性な構成とは無関係に、カートン自体は、選 択した材料にもとづき柔軟なタイプまたは剛堅なタイプである。本事例では、柔 軟なタイプのカートンのみを考慮する。 先行技術の柔軟なタイプのカートンは、一般に、不透明の可撓性材料(例えば 、紙、金属化紙または複合紙)からなる包装材から構成される。プルアップ糸ま たはプルアップリボンに結合されたプルアップトングは、一般に、カートンの1 つの面または稜に設けてあり、プルアップ糸またはリボンは、カートンを1周し 、即ち、カートンの開放時にカートンを2つの部分に完全に分離する。従って、 10ヶのタバコの箱を含むカートンを開けカートンから1つの箱を取出したいユ ーザは、一般に、1つの手で6つの箱を含むカートンの第1部分を持ち、他の手 で4つの箱を含むカートンの第2部分を持つことになる。プルアップ糸またはリ ボンを設けた箇所にもとづき、8つの箱を含む第1部分と、2つの箱を含む第2 部分とを得ることができる。実際、所望の如く、正に厳密に唯一つの箱を得るこ とは全く不可能である。 ユーザは、最後に、1つの部分を壊して唯一つのタバコの箱を得るが、その結 果、カートンの2つの部分が残り、そのうちの1つは壊されている。 先行技術の他の欠点は、包装材の材料とは異なる材料からなるプルアップ糸ま たはリボンが存在し、包装材の製造時に加える必要があるという点にある。 発明の開示 本発明の第1課題は、包装材、即ち、カートンを唯一つの部分として保存する とともにユーザが唯一つの箱を容易に且つ直接に取出し得る開放系を備えた包装 材、特に、タバコ用カートンの製造法を提案することにある。 本発明の他の課題は、上記製造法を実施できる装置を提案することにある。 本発明の更に他の課題は、カートンを唯一つの部分として保存するとともにユ ーザが唯一つの箱を容易に且つ直接に取出し得る開放手段を有する、唯一つの層 からなるエコロジックな包装材、特に、タバコ用カートンを提案することにある 。 本発明の更に他の課題は、補足の要素を加える必要なく上記包装材の開放を容 易に開始できる手段を提案することにある。 上記の各課題は、それぞれ、請求項20に記載の包装材またはカートンを得る ための、請求項1の特徴に依拠する方法および請求項10の特徴を有する装置に よって解決される。方法および装置または包装材の補足の実施例または変更例は 、従属請求項に記載してある。 このために使用される手段を添付の図面を参照して詳細に説明する。 図面の簡単な説明 第1A,1B,1C,1D図は、本発明に係るカートンの開放方式の4つの変 更例を例示する図面であり、第2A,2B,2C,2D図は、本発明に係るカー トンの開放開始手段の4つの変更例を例示する図面であり、第3図は、第1図の プレカットの4つの変更例を示すための、カートン構成材料の帯材部分の図面で あり、第4図は、包装材を本発明に係るカートンとして製造できる装置の第1実 施例の部分略図であり、第5図は、第4図の装置に使用できるプレカットローラ の第1実施例の図面であり、第6図は、第4図の装置に使用できるプレカットロ ーラの他の実施例の図面であり、第7図は、包装材を本発明に係るカートンとし て製造できる装置の他の実施例の図面である。 発明を実施するための最良の形態 第1A,1B,1C,1D図に示したタバコ用カートン1は、柔軟タイプであ り、即ち、可撓性材料(例えば、紙、セロハン紙、金属化紙)、複合材料または 合成材料(例えば、ポリプロピレン)のシートから構成される。材料の経済性お よび使用の容易さの理由から、カートンは、唯一つの層から構成する。 カートン1は、全体として直方体を形成する上面10と、下面11と、2つの 側面12,13と、2つの端面14,15とからなる。通常、カートン1は、5 つの箱を重ね合せた2つの列として統合した10ヶのタバコの箱16を含む。 本発明に係るカートン1は、更に、プレカットラインにもとづき引離し得るよ うカートンの少なくとも1つの面の部分から構成した開放手段2を含む。 第1A図の実施例にもとづき、プレカットライン20は、円部分から形成され たコーナを備えた概ね長方形の形状を有する。実際、プレカット表面部分21は 、その長さおよびその幅が上面10の対応する寸法よりも僅かに小さいような寸 法を有する。プレカット部分21の一部のみを開放することによって、1つのタ バコの箱を容易に且つ直接に取出すことができ、他方、すべての部分21を引剥 がした場合は、上面10の直下にある各箱に直接に触手できる。表面部分21を 部分的または完全に引剥した場合、箱16は、上面10の残存部分によってカー トン内部に軽く保持される。 開放手段2の他の実施例を第1B図に示した。この場合、部分22は、1つの 側面12の部分にプレカットされている。 第1C図に、表面部分23が上面10および側面12の部分上に延びる第3実 施例を示した。 第1D図に示した第4実施例にもとづき、2つの表面部分24は、上面10, 側面12および下面11上に延びている。この第4実施例は、下面11の1部分 のみが2つの重畳シートに対応し、上記面の他の部分がプレカットを受容する場 合にのみ実現される。 上述の4つの実施例は、単なる例に過ぎず、表面部分21,22,23,24 には、他の形状、寸法および配置を与えることができ、特に、プレカットライン 20の一部は、円部分の形である必要はなく、プレカット表面の部分は、多角形 (好ましくは、四角形)に構成でき、更に、プレカットライン20の少なくとも 一部は、四分円よりも大きいまたは小さい円部分の形状を有することができ、更 に一般的に云えば、曲線形状を有することができる。上述の実施例の場合、プレ カット表面21,22,23,24は閉じており、即ち、プレカットライン20 は、それ自体で閉じた周囲を形成する。更に、開放した、即ち、プレカットヒラ インが閉じていないプレカット表面が生ずる。第1A図を参照して説明すると、 この変更例にもとづくプレカットラインは、四分円からなる2つの部分および端 面15に平行なほぼ直線状の部分を除いて図示の直線20のユニットを含むこと ができる。この変更例は、上述のすべての実施例に適用できる。 カートンの開放操作を容易化するため、開放開始手段を設けることができる。 例えば、第2A図に、プレカットライン20に沿ってプレカットされた開始手段 25を示した。同図において、プレカットライン20は、直線であるが、トング 25は、同じく、プレカットラインの湾曲部分上にプレカットできる。この実施 例に係る開始トング25は、プレカット表面の部分の上述の各実施例に使用でき る。プレカット部分が、第2A図に示した如く、カートンの稜を跨ぐのが有効で ある他の実施例にもとづき、開放開始手段は、カートンの1つのコーナ上の1つ または2つのピクトグラフのプリント(例えば、矢印26の如く)のみから構成 できる。これから明らかな如く、カートンを開放するには、表面のこれら2つの 部分を挟み、後方へ引張っれば十分である。従って、この実施例は、第1C,1 D図の後者の2つの実施例に適用できるにすぎない。第2C図に、更に、ピクト グラフ26で、真っすぐなまたは湾曲したプレカットライン20のより長いプレ カット部分20aを示した。これから明らかな如く、上記部分を押下げることに よって、カートンの開放を容易に開始できる。第2D図の変更例は、プレカット ライン20を、特に、コーナを形成する直角部分の2つの部分から構成した場合 に適用される。ピクトグラフ26から明らかな如く、上記コーナを押下げるか引 上げてカートンの開放を開始できる。もちろん、矢印の形の上記のピクトグラフ は、単なる例であり、ユーザが理解できる任意のピクトグラフまたは他の指示を 使用できる。1つまたは複数の上記ピクトグラフは、以下に説明する帯材3の適 切な範囲に直接にプリントできるか、以下に説明する素材の製造時にプリントで きる。従って、先行技術のカートンに設けた開放開始手段に比して、本発明にも とづき設ける手段は、包装材にプルアップテープまたは糸を加える必要性を回避 できると云える。カートン1は、一般に、第3図に示した如き可撓性帯材3から 得られる。帯材3は、上記材料、即ち、紙、セロハン紙、金属化紙、合成材料ま たは複合材料の1つからなり、材料は、不透明または透明である。使用材料にも とづき、上記帯材の1つの面には、タバコの商標のロゴおよび/または他のすべ てのタイプの指示または模様をあらかじめプリントできる。この長い帯材3は、 折畳後にカートンを形成する個々の素材を形成するため、最終的に破線に沿って 截断される。細い連続の線で、各面10,11,12,13およびカートンの端 面を形成する部分を限定する仮想線を示した。各素材を分離する截断線17は、 下面を2つの部分11a,11bに分離するよう下面11の中心範囲にあるのが 好ましく、これら部分のうち1つの部分の縁部は、最終的に、他の部分の縁部に 重ね合わされ接着される。このため、帯材3の縦寸法方向の部分11a,11b の縦寸法の和は、上面10の縦寸法よりも僅かに大きくする必要がある。更に、 図示の如く、端面の折畳が容易であるよう、帯材3に部分的切れ目18を設ける ことができる。 同図に示した帯材3は、開放手段の上述の4つの実施例を含む。図面の最も左 側にあるカートンの場合、表面部分21は、最終的に上面10を形成するパネル をほぼ完全に被う。次のカートンは、側面に設けたプレカットされた表面部分2 2を含む。次のカートンの場合、プレカット部分23は、上面10および側面1 2に関し、右の最後のカートンの場合、プレカット部分は、側面12,上面10 および部分11bによって被われてない下面11の部分に設けてある。この場合 、帯材3の部分は、開放手段の上述の4つの実施例を含むが、実際には、実施の ためには唯一つの実施例が選択される。上記実施例の何れか1つにもとづきそれ ぞれプレカット表面を囲むプレカットライン20は、何れか1つの折畳ラインの 近傍に折畳ラインに直接に重畳しないよう設けるのが好ましい。かくして、最終 的に、折畳時に開放手段の望ましくない引裂けを阻止でき、開放されたカートン にある程度の剛堅性を保持でき、若干の実施例について、残存の箱をカートン内 部に保持できる。プレカットラインが折畳ラインの近傍にある場合、折畳ライン から1mm以上離してプレカットラインを設けるのが好ましい。 更に、帯材3上には、カートン毎に各カートンの所定の箇所、好ましくは、最 終的に折畳によって隠蔽される箇所に極めて正確にあらかじめプリントされ配置 された目印19が認められる。これらの目印19は、以下に説明するプレカット ・截断装置を停止するのに役立つ。 第4図に、タバコ用カートンを形成するための素材を調製する装置4の部分の 第1実施例を模式的に示した。帯材3は、回転軸に取付けたボビン30から送り 出され、次いで、一組のプーリー40を通過する。この場合、少なくとも1つの プーリーは、緊張器の役割を果たす。帯材3の送りは、好ましくは帯材3の全幅 にわたって延びる一組のローラ41,42によって制御される。この場合、上記 ローラの各々は、帯材の各面上に置かれる。ローラ41は、43で示した動力駆 動手段によって回転駆動され、一方、ローラ42は、支持ローラとして役立つ。 同図から明らかな如く、ローラ41は、周面に平坦部41aを有する。かくして 、ローラ41の周面の円部分41bが帯材3の上面と接触した場合、帯材3は連 続的に駆動され、一方、平坦部41aが帯材3に対向すると、帯材3は停止され る。帯材3の駆動を容易化するため、ローラ41の表面部分41bにはゴムを張 るのが好ましい。 この好ましい実施例の場合、調製装置4のプレカット部5は、好ましくは、2 つのローラ50,51から構成され、プレカットローラ50は、動力駆動手段5 2によって駆動され、一方、ローラ51は、支持ローラとして役立つ。支持ロー ラ51の外表面は、金属であるのが好ましい。第4図から明らかな如く、ローラ 50,51から構成されたプレカット部5は、駆動ローラ40,41の上流に配 置してある。かくして、ローラ40,41の下流に配置したローラ50,51が 得られる。 第5,6図に、プレカットローラ50の2つの実施例を示した。 第5図のプレカットローラ50は、プレカット表面部分21,22,23また は24の上記実施例の何れか1つの実施例のシリンダ上に展開された周囲に対応 する鋭利な突起54からなるプレカットラインを外表面53上に有する。カット を行う稜54は、カッティング部分と凹み部分とを交互に含み、かくして、1列 に配列されたプレカット部分と接合部分とからなるプレカットライン20を創成 する。プレカットライン20のプレカット部分および接合部分ならびにカットを 行う稜54のカッティング部分および凹み部分は、要件にもとづき且つカートン 構成材料の強度にもとづき決定される。更に、カットを行う稜54の高さは、帯 材3を構成する材料の厚さよりも小さくできる。かくして、各プレカットは完全 ではなく、プレカットライン20は、機械的強度が著しく弱化されたラインに対 応する。この構成態様にもとづき、カートンのある程度の密封性が保存される。 更に、同図には、第2A図に示した如き開始トング25を構成するため、稜54 に隣接するカッティング部分55が示してある。 第6図に、プレカットローラ50の他の実施例を示した。この場合、プレカッ トローラは、先行例よりも径が小さく、プレカットライン20の円筒形展開線に 対応するカットラインを決定するよう、湾曲部分58を有する真っすぐなカッタ ブレード57を取付けたローラ56から構成されている。カッタブレード57, 58は、図示してないが公知の固定手段(例えば、ネジまたは固定キー)によっ て、ローラ56に着脱自在に取付けてある。この後者の実施例にもとづくローラ の利点は、1つまたは複数のカッタブレードを変更することによってプレカット ライン20の形状および/または寸法を容易に変更できるという点にある。更に 、ブレードの過早の摩耗時または1つのカッタブレードの破損時にこのようなロ ーラを容易に交換できる。更に、カッタブレード58を複数の部分ブレードに、 例えば、四分円からなるカッタ部分を有する2つの部分および1つの直線状ブレ ード部分に分離できる。 上記の如く、開放開始トングを調製するためカッタ部分を加えることができる 。更に、カットを行う稜が、帯材3を完全には貫通せず、強い弱化のみを行うよ う構成できる。カットを行う稜の面のレベルにおけるローラ50の外周面の長さ は、2つの截断線17の間の帯材3の長さに対応する(第3図参照)。 第7図に、タバコ用カートンを形成するための素材の調製装置4の部分の他の 実施例を示した。帯材3の送出された部分は、第4図を参照して説明した部分に 絶対的に類似する。上述の如く、帯材3の連続的な送りは、プレカット部分5の 上流に設置され既述の如く機能する一組のローラ41,42によって制御される 。図示の実施例の場合、プレカット部5は、帯材3に対して垂直に可動であり、 59bに模式的に示した作動装置によって作動されるプレカットプレート59a からなる。この作動装置は、液圧式または空気圧式ジャッキ、連接棒装置または 帯材3の下方に不動に設けた支持プレート59cに支持されプレカットプレート 59aを連続的に上昇し且つ降下して帯材3に接触させ得るすべての任意の装置 であればよい。プレカットプレート59aは、その下面に、プレカットローラに 関して既述した態様と同様に上記プレカットを実施できるプレカットブレード( 図示してない)を有する。既述の実施例と同様、プレカットプレート59aは、 カッタブレードを固定できる支持プレートから構成できる。既述の如く、プレカ ット部分は、1列に配置された強度弱化部分および接合部分から構成でき、強度 弱化部分は、帯材3の厚さを完全にまたは部分的に貫通するプレカット部分から 構成できる。 第4,7図に、帯材3にプリントされた目印19の位置を検知するための光学 式検知器44を示した。目印19の通過時に検知器44から放出される信号は、 制御ユニット48に送られる。制御ユニット48は、特に、駆動およびプレカッ トが帯材3に対して規則的且つ逐次的に行われるよう、動力駆動手段43,52 (第4図)または43,59b(第7図)を角度的に停止する役割を果たす。例 えば、第4図の第1実施例の場合、帯材3は、駆動ローラ41の部分41bによ って駆動される。この場合、上記部分41bの展開長さは、2つの截断線17の 間の長さに対応する。上記駆動時、プレカットローラ50は、第3図に示した何 れかの位置にもとづきカットを行う。他方、第7図の実施例の場合、プレカット は、帯材3の停止時にのみ行われる。従って、この場合、帯材3の停止時にプレ カットプレート59aを作動できるよう、ローラ41の回転軸線に垂直な平面4 1aの寸法は、2つの截断線17の間の長さに対応しなければならない。 上記手段とは異なる截断実施手段のうち、例えば、レーザまたは微細なウォー タ・ジェット(Water Jet)による截断手段を挙げ得る。 装置は、更に、第4,7図に示した如く、印刷装置60(例えば、インキ噴射 装置)として模式的に示した印刷部6を含むことができる。この印刷装置は、所 定の箇所において帯材3の面に任意の模様(例えば、既述のピクトグラフ26) を逐次にプリントする役割を有する。制御ユニット48によって連続的に制御さ れる印刷手段6は、それぞれ、プレカットローラ50およびプレカットプレート 59aの直後に示してあるが、装置の適切な任意の箇所に設置できる。 上記印刷部6に代えてまたは加えて、上記印刷部6は、帯材3の所定箇所に自 己接着性ラベルを張付けることができる装置を含むことができる。このラベルは 、例えば、ピクトグラフ26または所定の任意の模様を含むことができ、上記装 置6によって帯材3上に配置、接着される。 同図には、更に、同じく制御ユニット48によって連続的に制御される動力駆 動手段47によって駆動されるカッタブレード46を備えた截断ローラ45を示 した。支持テーブルは、截断操作時、カッタブレード46を支持する。支持テー ブルの代わりに、他の支持ローラを設けることができる。帯材3の送り中、第3 図の截断線17に沿って各ラベルまたは包装素材を形成する前部31を帯材3か ら切離すよう、截断ローラ45の作動は制御される。上記截断の実施中、ラベル または素材31は、カートンに包装されるタバコの箱を受容するため、把持手段 (図示してない)によって移動される。タバコの箱の送り操作、包装材の折畳、 接着操作を実施する装置部分は、示してない。 ローラ50またはプレート59aから構成されたプレカット手段5を駆動ロー ラ41,42の下流に設けた装置の図示の実施例の場合、截断ローラ45を除き 、カッタブレード46を、それぞれ、ローラ50およびプレート59aに直接に 設置できる。 更に、カートンの折畳操作を支援するためプレカットライン18の一部を実現 する上記の2つの実施例の場合、適切な截断手段を、上記のプレカット手段、ロ ーラ50またはプレート59aに直接に加えることができまたは独立に構成でき る。 第4,7図を参照して説明する。帯材3が、それぞれ、ローラ50,51の間 またはプレート59aを通過した後、帯材には折畳ラインが現れる。これらの無 形のラインは、第3図と関連づけるために且つ帯材上の強度弱化ラインの位置を 知るためにのみ示した。従って、目印19は、既に、ボビンにおいて帯材にプリ ントするのが好ましい。 帯材3を透明材料(例えば、セロハン紙またはポリプロピレン)から構成した 場合、完成した包装材においてプレカットラインを識別できない。この場合、印 刷部6は、図示の実施例に比して、プリントされた線がプレカットライン20上 に現れ、かくして、プレカットラインがより明確となるよう、改良できる。同様 に、帯材3上にロゴ、マークまたは他のすべての指示をプリントするまたはプリ ントずみの自己接着性ラベルを設置する補助手段を印刷手段6に付加できる。 更に、装置通過中の帯材3を案内し、安定化するため、一般に技術的に公知の 案内・安定化手段(図示してない)を装置に設置することができる。 各包装材を個々に形成するための帯材の形の素材31の代わりに、適切なフォ ーマットに截断し装置入口にスタックの形で設けた上記ラベルを使用できる。公 知の把持手段によって、各素材を順次に把持し、プレカットローラ50、支持ロ ーラ51またはプレカットプレート50および支持プレート59cを含む装置に 送り、上記の如きプレカット操作を実施できる。 産業上の利用可能性 従って、上記装置の任意の実施例をタバコの箱の包装装置とともに使用して包 装装置の効率を顕著に改善できると云える。透明材料からなる包装材または素材 の場合、包装装置は、閉鎖前の包装材に広告紙片などを導入できる補助装置を含 むことができる。 上述の説明は、5つのタバコの箱を重ね合わせて2列に配置した10ヶの箱を 含むタバコ用カートンに関する。もちろん、本発明は、異なる数の箱および/ま たは異なる配置の箱を含むすべての種類のカートンに適用できる。本発明は、更 に、より総合的に、同様のタイプの包装、特に、若干数の対象を統合する包装、 更に、個々に包装ずみの対象の包装に任意に適用できる。含まれる対象を個々に 把持できるその機能に鑑みて、この種の包装体は、上記対象の配布に直接に使用 できる。
【手続補正書】特許法第184条の4第4項 【提出日】平成10年1月16日(1998.1.16) 【補正内容】 請求の範囲 1.包装素材(31)の少なくとも1つの面(10,11,12)上に延びる表 面部分(21,22,23,24)を少なくとも部分的に囲む強度弱化ライン( 20)を調製する方法において、帯材(3)または上記包装素材(31)を構成 する材料スタックの供給手段(30,40)および逐次駆動手段(41,42) を含む、上記包装材の製造装置においてオンラインで上記調製操作を実施し、上 記帯材(3)にプリントされた目印(19)の位置を検知し、制御ユニット(4 8)を介して、プレカットローラ(50,50a)の駆動手段(52,59a) の角度固定を作用する検知セル(44)によって上記帯材の長さに強度弱化ライ ン(20)の位置を調節できることを特徴とする方法。 2.上記素材を構成する材料の帯材(3)を縦方向運動にもとづき駆動する際に 上記帯材に当接するプレカットローラ(50)から構成されたプレカット手段に よって調製操作を実施することを特徴とする請求項1に記載の方法。 3.上記素材を構成する材料の帯材(3)の停止時に上記帯材に当接するプレカ ットプレート(59a)によって調製操作を実施することを特徴とする請求項1 に記載の方法。 4.調製操作が、材料帯材(3)を完全に貫通するプレカット操作であることを 特徴とする先行請求項の1つに記載の方法。 5.調製操作が、材料帯材(3)の厚さの一部のみをプレカットすることからな ることを特徴とする請求項1−3の1つに記載の方法。 6.更に、強度弱化ライン(20)の少なくとも一部に、ピクトグラフ(26) および/またはロゴおよび/または任意の指示および/または図面をプリントす る操作を含むことを特徴とする先行請求項の1つに記載の方法。 7.更に、印刷ずみの自己接着性ラベルを設置する操作を含むことを特徴とする 先行請求項の1つに記載の方法。 8.包装素材(31)の少なくとも1つの面(10,11,12)上に延びる表 面部分(21,22,23,24)を少なくとも部分的に囲む強度弱化ライン( 20)を調製する装置において、上記包装材素材を構成する材料帯材(3)の縦 方向逐次変位を誘起できる駆動ローラ(41)に関連され、上記材料帯材(3) を逐次的に強く押すプレカット手段(5)と、帯材(3)の上記縦方向変位、停 止および上記プレカット手段(5)の作用を逐次制御する制御手段(44,48 )とを含むことを特徴とする装置。 9.プレカット手段(5)が、特に、プレカット回転ローラ(50)から構成さ れ、帯材(3)の変位時、上記帯材(3)に対する上記プレカットローラの作用 が制御されることを特徴とする請求項8に記載の装置。 10.プレカット手段(5)が、特に、上記帯材(3)を逐次的に強く押すこと ができるプレカットプレート(59a)から構成され、上記帯材(3)の停止時 、帯材(3)に対する上記プレカットプレート(59a)の作用が制御されるこ とを特徴とする請求項8に記載の装置。 11.プレカット手段(5)が、非カッティング部分を挿入したカッティング部 分からなり包装素材(31)上に強度弱化ライン(20)をプレカットできる稜 (54)を含む支持外表面(53)を含むことを特徴とする請求項9または10 に記載の装置。 12.プレカット手段(5)が、非カッティング部分を挿入したカッティング部 分からなる稜(57)をそれぞれ含むカッタブレード(57,58)を設けた支 持部材を含み、上記ブレードの上記稜が、包装素材(31)上に強度弱化ライン (20)をプレカットできることを特徴とする請求項9または10に記載の装置 。 13.カッタブレード(57,58)が着脱自在であることを特徴とする請求項 12に記載の装置。 14.上記駆動ローラ(41)の周面が、円筒形部分(41b)および平坦部分 (41a)を含み、上記ローラは、帯材(3)が円筒形部分(41b)と接触し た場合には上記帯材を縦方向運動にもとづき駆動でき、帯材が平坦部分(41a )に対向した場合には帯材を縦方向運動にもとづき駆動できないことを特徴とす る請求項8−13の1つに記載の装置。 15.該装置が、更に、上記帯材(3)にプリントされた目印(19)の通過の 検知手段(44)を含み、上記検知手段が、制御ユニット(48)に信号を供給 し、上記制御ユニットが、上記駆動ローラ(41)および上記プレカット手段( 5)の動力駆動手段(43,52;59b)を逐次制御することを特徴とする請 求項8−14の1つに記載の装置。 16.該装置が、更に、ピクトグラフ(26)および/または強度弱化ライン( 20)の図面および/またはロゴまたは任意の指示のプリント手段(6,60) を含み、上記プリント手段が、上記制御ユニット(48)によって逐次制御され ることを特徴とする請求項8−15の1つに記載の装置。 17.該装置が、更に、印刷ずみの自己接着性ラベルの設置手段(6)を含むこ とを特徴とする請求項8−16の1つに記載の装置。 18.該装置が、包装材製造装置の入口部分に設置されていることを特徴とする 請求項8−17の1つに記載の装置。 19.可撓性材料の唯一つの層からなり、6つの面を含む素材(31)から構成 され、複数の対象(16)を収納するための直方体包装材(1)において、上記 包装材が、上記包装材内に含まれる対象(16)の1つに対する触手を容易化す るための開放手段(2)を含み、上記開放手段が、強度弱化ライン(20)で部 分的にまたは完全に囲まれた表面部分(21,22,23,24)から構成され 、上記表面部分が、上記包装材の少なくとも1つの面(10,11,12)上に 延びることを特徴とする包装材。 20.プレカット表面(21,22,23,24)の部分が、閉じた表面であるこ とを特徴とする請求項19に記載の包装材。 21.プレカット表面(21,22,23,24)の部分が、開いた表面である ことを特徴とする請求項19に記載の包装材。 22.開放手段(2)が、包装材の開放開始手段(25,20a,26)を含む ことを特徴とする請求項20または21に記載の包装材。 23.開放開始手段が、強度弱化ライン(20)に隣接するプレカットトング( 25)から構成されていることを特徴とする請求項22に記載の包装材。 24.開放開始手段が、上記包装材にプリントされたまたは上記包装材に固定さ れた自己接着性ラベルにプリントされた少なくとも1つのピクトグラフから構成 されていることを特徴とする請求項22に記載の包装材。 25.強度弱化ライン(20)が、接合部分が1列に挿入され上記包装材の構成 材料を完全には貫通しないプレカット部分から構成されていることを特徴とする 請求項19−24の1つにに記載の包装材。 26.強度弱化ラベル(20)が、接合部分が1列に挿入され上記包装材の構成 材料を貫通するプレカット部分から構成されていることを特徴とする請求項19 −24の1つにに記載の包装材。 27.該包装材が、透明材料から構成されていることを特徴とする請求項19− 26の1つに記載の包装材。 28.該包装材が、強度弱化ライン(20)の少なくとも一部にプリントされた 線を含むことを特徴とする請求項27に記載の包装材。 29.タバコの箱(16)を収納するカートン(1)としての請求項19−28 の1つにに記載の包装材の使用。 30.対象、特に、タバコの箱(16)の供給具としての請求項19−28の1 つにに記載の包装材の使用 【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年7月9日(1998.7.9) 【補正内容】 明細書 包装素材の調製法、このために設けた装置および包装材、特に、タバコ用カート ン 技術分野 本発明は、包装材、特に、タバコの包装カートン、その製造法および装置に関 する。 背景技術 一般に20本のタバコを含む完成したタバコの箱は、一般に、5つの箱を重ね 合わせて2列に配置した10ヶの箱を含むカートンに統合される。各箱、即ち、 柔軟なまたは剛堅な箱の包装材の適性な構成とは無関係に、カートン自体は、選 択した材料にもとづき柔軟なタイプまたは剛堅なタイプである。本事例では、柔 軟なタイプのカートンのみを考慮する。 先行技術の柔軟なタイプのカートンは、一般に、不透明の可撓性材料(例えば 、紙、金属化紙または複合紙)からなる包装材から構成される。プルアップ糸ま たはプルアップリボンに結合されたプルアップトングは、一般に、カートンの1 つの面または稜に設けてあり、プルアップ糸またはリボンは、カートンを1周し 、即ち、カートンの開放時にカートンを2つの部分に完全に分離する。従って、 10ヶのタバコの箱を含むカートンを開けカートンから1つの箱を取出したいユ ーザは、一般に、1つの手で6つの箱を含むカートンの第1部分を持ち、他の手 で4つの箱を含むカートンの第2部分を持つことになる。プルアップ糸またはリ ボンを設けた箇所にもとづき、8つの箱を含む第1部分と、2つの箱を含む第2 部分とを得ることができる。実際、所望の如く、正に厳密に唯一つの箱を得るこ とは全く不可能である。 ユーザは、最後に、1つの部分を壊して唯一つのタバコの箱を得るが、その結 果、カートンの2つの部分が残り、そのうちの1つは壊されている。 先行技術の他の欠点は、包装材の材料とは異なる材料からなるプルアップ糸ま たはリボンが存在し、包装材の製造時に加える必要があるという点にある。 抄録JP−06,166,125には、合成材料帯材を逐次に穿孔できる装置 が記載されている。 米国特許US−A−5,429,577およびUS−A−5,464,148 には、唯一つの層からなる包装材の製造するのに使用される可撓性材料素材と類 似ではない、段ボールからなるまたは補強材を含む包装材が記載されている。 発明の開示 本発明の第1課題は、包装材、即ち、カートンを唯一つの部分として保存する とともにユーザが唯一つの箱を容易に且つ直接に取出し得る開放系を備えた包装 材、特に、タバコ用カートンの製造法を提案することにある。 本発明の他の課題は、上記製造法を実施できる装置を提案することにある。 本発明の更に他の課題は、カートンを唯一つの部分として保存するとともにユ ーザが唯一つの箱を容易に且つ直接に取出し得る開放手段を有する、唯一つの層 からなるエコロジックな包装材、特に、タバコ用カートンを提案することにある 。 本発明の更に他の課題は、補足の要素を加える必要なく上記包装材の開放を容 易に開始できる手段を提案することにある。 上記の各課題は、それぞれ、請求項18に記載の包装材またはカートンを得る ための、請求項1の特徴に依拠する方法および請求項8の特徴を有する装置によ って解決される。方法および装置または包装材の補足の実施例または変更例は、 従属請求項に記載してある。 このために使用される装置を添付の図面を参照して詳細に説明する。 図面の簡単な説明 第1A,1B,1C,1D図は、本発明に係るカートンの開放方式の4つの変 更例を例示する図面であり、第2A,2B,2C,2D図は、本発明に係るカー トンの開放開始手段の4つの変更例を例示する図面であり、第3図は、第1図の プレカットの4つの変更例を示すための、カートン構成材料の帯材部分の図面で あり、第4図は、包装材を本発明に係るカートンとして製造できる装置の第1実 施例の部分略図であり、第5図は、第4図の装置に使用できるプレカットローラ の第1実施例の図面であり、第6図は、第4図の装置に使用できるプレカットロ ーラの他の実施例の図面であり、第7図は、包装材を本発明に係るカートンとし て製造できる装置の他の実施例の図面である。 発明を実施するための最良の形態 請求の範囲 1.包装素材(31)の少なくとも1つの面(10,11,12)上に延びる表 面部分(21,22,23,24)を少なくとも部分的に囲む強度弱化ライン( 20)を調製する方法であって、特に、帯材(3)または上記包装素材(31) を構成する材料スタックの供給手段(30,40)および逐次駆動手段(41, 42)を含む、上記包装材の製造装置においてオンラインで上記調製操作を実施 する形式のものにおいて、上記帯材(3)にプリントされた目印(19)の位置 を検知し、制御ユニット(48)を介して、プレカットローラ(50,50a) の駆動手段(52,59a)の角度固定を作用する検知セル(44)によって上 記帯材の長さに強度弱化ライン(20)の位置を調節できることを特徴とする方 法。 2.上記素材を構成する材料の帯材(3)を縦方向運動にもとづき駆動する際に 上記帯材に当接するプレカットローラ(50)から構成されたプレカット手段に よって調製操作を実施することを特徴とする請求項1に記載の方法。 3.上記素材を構成する材料の帯材(3)の停止時に上記帯材に当接するプレカ ットプレート(59a)によって調製操作を実施することを特徴とする請求項1 に記載の方法。 4.調製操作が、材料帯材(3)を完全に貫通するプレカット操作であることを 特徴とする先行請求項の1つに記載の方法。 5.調製操作が、材料帯材(3)の厚さの一部のみをプレカットすることからな ることを特徴とする請求項1−3の1つに記載の方法。 6.更に、強度弱化ライン(20)の少なくとも一部に、ピクトグラフ(26) および/またはロゴおよび/または任意の指示および/または図面をプリントす る操作を含むことを特徴とする先行請求項の1つに記載の方法。 7.更に、印刷ずみの自己接着性ラベルを設置する操作を含むことを特徴とする 先行請求項の1つに記載の方法。 8.包装素材(31)の少なくとも1つの面(10,11,12)上に延びる表 面部分(21,22,23,24)を少なくとも部分的に囲む強度弱化ライン( 20)を調製する装置であって、上記包装材素材を構成する材料帯材(3)の縦 方向逐次変位を誘起できる駆動ローラ(41)に関連され、上記材料帯材(3) を逐次的に強く押すプレカット手段(5)を含む形式のものにおいて、該装置が 、更に、上記帯材(3)にプリントされた目印(19)の通過の検知手段(44 )を含み、上記検知手段が、制御ユニット(48)に信号を供給し、上記制御ユ ニットが、上記駆動ローラ(41)および上記プレカット手段(5)の動力駆動 手段(43,52;59b)を逐次制御することを特徴とする装置。 9.プレカット手段(5)が、特に、プレカット回転ローラ(50)から構成さ れ、帯材(3)の変位時、上記帯材(3)に対する上記プレカットローラの作用 が制御されることを特徴とする請求項8に記載の装置。 10.プレカット手段(5)が、特に、上記帯材(3)を逐次的に強く押すこと ができるプレカットプレート(59a)から構成され、上記帯材(3)の停止時 、帯材(3)に対する上記プレカットプレート(59a)の作用が制御されるこ とを特徴とする請求項8に記載の装置。 11.プレカット手段(5)が、非カッティング部分を挿入したカッティング部 分からなり包装素材(31)上に強度弱化ライン(20)をプレカットできる稜 (54)を含む支持外表面(53)を含むことを特徴とする請求項9または10 に記載の装置。 12.プレカット手段(5)が、非カッティング部分を挿入したカッティング部 分からなる稜(57)をそれぞれ含むカッタブレード(57,58)を設けた支 持部材を含み、上記ブレードの上記稜が、包装素材(31)上に強度弱化ライン (20)をプレカットできることを特徴とする請求項9または10に記載の装置 。 13.カッタブレード(57,58)が着脱自在であることを特徴とする請求項 12に記載の装置。 14.上記駆動ローラ(41)の周面が、円筒形部分(41b)および平坦部分 (41a)を含み、上記ローラは、帯材(3)が円筒形部分(41b)と接触し た場合には上記帯材を縦方向運動にもとづき駆動でき、帯材が平坦部分(41a )に対向した場合には帯材を縦方向運動にもとづき駆動できないことを特徴とす る請求項8−13の1つに記載の装置。 15.該装置が、更に、ピクトグラフ(26)および/または強度弱化ライン( 20)の図面および/またはロゴまたは任意の指示のプリント手段(6,60) を含み、上記プリント手段が、上記制御ユニット(48)によって逐次制御され ることを特徴とする請求項8−14の1つに記載の装置。 16.該装置が、更に、ピクトグラフ(26)および/または強度弱化ライン( 20)の図面および/またはロゴまたは任意の指示のプリント手段(6,60) を含み、上記プリント手段が、上記制御ユニット(48)によって逐次制御され ることを特徴とする請求項8−15の1つに記載の装置。 17.該装置が、更に、印刷ずみの自己接着性ラベルの設置手段(6)を含むこ とを特徴とする請求項8−16の1つに記載の装置。 18.該装置が、包装材製造装置の入口部分に設置されていることを特徴とする 請求項8−17の1つに記載の装置。 19.可撓性材料の唯一つの層からなり、6つの面を含む素材(31)から構成 され、複数の対象(16)を収納するための直方体包装材(1)において、上記 包装材が、上記包装材内に含まれる対象(16)の1つに対する触手を容易化す るための開放手段(2)を含み、上記開放手段が、強度弱化ライン(20)で部 分的にまたは完全に囲まれた表面部分(21,22,23,24)から構成され 、上記表面部分が、上記包装材の少なくとも1つの面(10,11,12)上に 延びることを特徴とする包装材。 20.プレカット表面(21,22,23,24)の部分が、閉じた表面であるこ とを特徴とする請求項19に記載の包装材。 21.プレカット表面(21,22,23,24)の部分が、開いた表面である ことを特徴とする請求項19に記載の包装材。 22.開放手段(2)が、包装材の開放開始手段(25,20a,26)を含む ことを特徴とする請求項20または21に記載の包装材。 23.開放開始手段が、強度弱化ライン(20)に隣接するプレカットトング( 25)から構成されていることを特徴とする請求項22に記載の包装材。 24.開放開始手段が、上記包装材にプリントされたまたは上記包装材に固定さ れた自己接着性ラベルにプリントされた少なくとも1つのピクトグラフから構成 されていることを特徴とする請求項22に記載の包装材。 25.強度弱化ライン(20)が、接合部分が1列に挿入され上記包装材の構成 材料を完全には貫通しないプレカット部分から構成されていることを特徴とする 請求項19−24の1つにに記載の包装材。 26.強度弱化ラベル(20)が、接合部分が1列に挿入され上記包装材の構成 材料を貫通するプレカット部分から構成されていることを特徴とする請求項19 −24の1つにに記載の包装材。 27.該包装材が、透明材料から構成されていることを特徴とする請求項19− 26の1つに記載の包装材。 28.該包装材が、強度弱化ライン(20)の少なくとも一部にプリントされた 線を含むことを特徴とする請求項27に記載の包装材。 29.タバコの箱(16)を収納するカートン(1)としての請求項19−28 の1つにに記載の包装材の使用。 30.対象、特に、タバコの箱(16)の供給具としての請求項19−28の1 つにに記載の包装材の使用 【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年11月5日(1998.11.5) 【補正内容】 請求の範囲 1.包装素材(31)の少なくとも1つの面(10,11,12)上に延びる表 面部分(21,22,23,24)を少なくとも部分的に囲む強度弱化ライン( 20)を調製する方法であって、特に、帯材(3)または上記包装素材(31) を構成する材料スタックの供給手段(30,40)および逐次駆動手段(41, 42)を含む、上記包装材の製造装置においてオンラインで上記調製操作を実施 する形式のものにおいて、上記帯材(3)にプリントされた目印(19)の位置 を検知し、制御ユニット(48)を介して、プレカットローラ(50,50a) の駆動手段(52,59a)の角度固定を作用する検知セル(44)によって上 記帯材の長さに強度弱化ライン(20)の位置を調節できることを特徴とする方 法。 2.上記素材を構成する材料の帯材(3)を縦方向運動にもとづき駆動する際に 上記帯材に当接するプレカットローラ(50)から構成されたプレカット手段に よって調製操作を実施することを特徴とする請求項1に記載の方法。 3.上記素材を構成する材料の帯材(3)の停止時に上記帯材に当接するプレカ ットプレート(59a)によって調製操作を実施することを特徴とする請求項1 に記載の方法。 4.調製操作が、材料帯材(3)を完全に貫通するプレカット操作であることを 特徴とする先行請求項の1つに記載の方法。 5.調製操作が、材料帯材(3)の厚さの一部のみをプレカットすることからな ることを特徴とする請求項1−3の1つに記載の方法。 6.更に、強度弱化ライン(20)の少なくとも一部に、ピクトグラフ(26) および/またはロゴおよび/または任意の指示および/または図面をプリントす る操作を含むことを特徴とする先行請求項の1つに記載の方法。 7.更に、印刷ずみの自己接着性ラベルを設置する操作を含むことを特徴とする 先行請求項の1つに記載の方法。 8.包装素材(31)の少なくとも1つの面(10,11,12)上に延びる表 面部分(21,22,23,24)を少なくとも部分的に囲む強度弱化ライン( 20)を調製する装置であって、上記包装材素材を構成する材料帯材(3)の縦 方向逐次変位を誘起できる駆動ローラ(41)に関連され、上記材料帯材(3) を逐次的に強く押すプレカット手段(5)を含む形式のものにおいて、該装置が 、更に、上記帯材(3)にプリントされた目印(19)の通過の検知手段(44 )を含み、上記検知手段が、制御ユニット(48)に信号を供給し、上記制御ユ ニットが、上記駆動ローラ(41)および上記プレカット手段(5)の動力駆動 手段(43,52;59b)を逐次制御することを特徴とする装置。 9.プレカット手段(5)が、特に、プレカット回転ローラ(50)から構成さ れ、帯材(3)の変位時、上記帯材(3)に対する上記プレカットローラの作用 が制御されることを特徴とする請求項8に記載の装置。 10.プレカット手段(5)が、特に、上記帯材(3)を逐次的に強く押すこと ができるプレカットプレート(59a)から構成され、上記帯材(3)の停止時 、帯材(3)に対する上記プレカットプレート(59a)の作用が制御されるこ とを特徴とする請求項8に記載の装置。 11.プレカット手段(5)が、非カッティング部分を挿入したカッティング部 分からなり包装素材(31)上に強度弱化ライン(20)をプレカットできる稜 (54)を含む支持外表面(53)を含むことを特徴とする請求項9または10 に記載の装置。 12.プレカット手段(5)が、非カッティング部分を挿入したカッティング部 分からなる稜(57)をそれぞれ含むカッタブレード(57,58)を設けた支 持部材を含み、上記ブレードの上記稜が、包装素材(31)上に強度弱化ライン (20)をプレカットできることを特徴とする請求項9または10に記載の装置 。 13.カッタブレード(57,58)が着脱自在であることを特徴とする請求項 12に記載の装置。 14.上記駆動ローラ(41)の周面が、円筒形部分(41b)および平坦部分 (41a)を含み、上記ローラは、帯材(3)が円筒形部分(41b)と接触し た場合には上記帯材を縦方向運動にもとづき駆動でき、帯材が平坦部分(41a )に対向した場合には帯材を縦方向運動にもとづき駆動できないことを特徴とす る請求項8−13の1つに記載の装置。 15.該装置が、更に、ピクトグラフ(26)および/または強度弱化ライン( 20)の図面および/またはロゴまたは任意の指示のプリント手段(6,60) を含み、上記プリント手段が、上記制御ユニット(48)によって逐次制御され ることを特徴とする請求項8−14の1つに記載の装置。 16.該装置が、更に、印刷ずみの自己接着性ラベルの設置手段(6)を含むこ とを特徴とする請求項8−15の1つに記載の装置。 17.該装置が、包装材製造装置の入口部分に設置されていることを特徴とする 請求項8−16の1つに記載の装置。 18.可撓性材料の唯一つの層からなり、特に2つの端面(14,15)を含め た6つの面を含む素材(31)から構成され、複数の対象(16)を収納するた めの直方体包装材(1)において、上記包装材が、上記包装材内に含まれる対象 (16)の1つに対する触手を容易化するための開放手段(2)を含み、上記開 放手段が、強度弱化ライン(20)で少なくとも部分的に囲まれた表面部分(2 1,22,23,24)から構成され、上記表面部分が、上記包装材の少なくと も1つの面(10,11,12)上に延び、2つの端面(14,15)が、開放 後、上記包装材上に残存することを特徴とする包装材。 19.プレカット表面(21,22,23,24)の部分が、閉じた表面であるこ とを特徴とする請求項18に記載の包装材。 20.プレカット表面(21,22,23,24)の部分が、開いた表面である ことを特徴とする請求項18に記載の包装材。 21.開放手段(2)が、包装材の開放開始手段(25,20a,26)を含む ことを特徴とする請求項19または20に記載の包装材。 22.開放開始手段が、強度弱化ライン(20)に隣接するプレカットトング( 25)から構成されていることを特徴とする請求項21に記載の包装材。 23.開放開始手段が、上記包装材にプリントされたまたは上記包装材に固定さ れた自己接着性ラベルにプリントされた少なくとも1つのピクトグラフから構成 されていることを特徴とする請求項21に記載の包装材。 【手続補正書】 【提出日】平成11年4月9日(1999.4.9) 【補正内容】 明細書 包装素材の調製法、このために設けた装置および包装材、特に、タバコ用カート ン 技術分野 本発明は、包装材、特に、タバコの包装カートン、その製造法および装置に関 する。 背景技術 一般に20本のタバコを含む完成したタバコの箱は、一般に、5つの箱を重ね 合わせて2列に配置した10ヶの箱を含むカートンに統合される。各箱、即ち、 柔軟なまたは剛堅な箱の包装材の適性な構成とは無関係に、カートン自体は、選 択した材料にもとづき柔軟なタイプまたは剛堅なタイプである。本事例では、柔 軟なタイプのカートンのみを考慮する。 先行技術の柔軟なタイプのカートンは、一般に、不透明の可撓性材料(例えば 、紙、金属化紙または複合紙)からなる包装材から構成される。プルアップ糸ま たはプルアップリボンに結合されたプルアップトングは、一般に、カートンの1 つの面または稜に設けてあり、プルアップ糸またはリボンは、カートンを1周し 、即ち、カートンの開放時にカートンを2つの部分に完全に分離する。従って、 10ヶのタバコの箱を含むカートンを開けカートンから1つの箱を取出したいユ ーザは、一般に、1つの手で6つの箱を含むカートンの第1部分を持ち、他の手 で4つの箱を含むカートンの第2部分を持つことになる。プルアップ糸またはリ ボンを設けた箇所にもとづき、8つの箱を含む第1部分と、2つの箱を含む第2 部分とを得ることができる。実際、所望の如く、正に厳密に唯一つの箱を得るこ とは全く不可能である。 ユーザは、最後に、1つの部分を壊して唯一つのタバコの箱を得るが、その結 果、カートンの2つの部分が残り、そのうちの1つは壊されている。 先行技術の他の欠点は、包装材の材料とは異なる材料からなるプルアップ糸ま たはリボンが存在し、包装材の製造時に加える必要があるという点にある。 抄録JP−06,166,125には、合成材料帯材を逐次に穿孔できる装置 が記載されている。 米国特許US−A−5,429,577およびUS−A−5,464,148 には、唯一つの層からなる包装材の製造するのに使用される可撓性材料素材と類 似ではない、段ボールからなるまたは補強材を含む包装材が記載されている。 発明の開示 本発明の第1課題は、包装材、即ち、カートンを唯一つの部分として保存する とともにユーザが唯一つの箱を容易に且つ直接に取出し得る開放系を備えた包装 材、特に、タバコ用カートンの製造法を提案することにある。 本発明の他の課題は、上記製造法を実施できる装置を提案することにある。 本発明の更に他の課題は、カートンを唯一つの部分として保存するとともにユ ーザが唯一つの箱を容易に且つ直接に取出し得る開放手段を有する、唯一つの層 からなるエコロジックな包装材、特に、タバコ用カートンを提案することにある 。 本発明の更に他の課題は、補足の要素を加える必要なく上記包装材の開放を容 易に開始できる手段を提案することにある。 上記の各課題は、それぞれ、請求項17に記載の包装材またはカートンを得る ための、請求項1の特徴に依拠する方法および請求項6の特徴を有する装置によ って解決される。方法および装置または包装材の補足の実施例または変更例は、 従属請求項に記載してある。 このために使用される装置を添付の図面を参照して詳細に説明する。 図面の簡単な説明 第1A,1B,1C,1D図は、本発明に係るカートンの開放方式の4つの変 更例を例示する図面であり、第2A,2B,2C,2D図は、本発明に係るカー トンの開放開始手段の4つの変更例を例示する図面であり、第3図は、第1図の プレカットの4つの変更例を示すための、カートン構成材料の帯材部分の図面で あり、第4図は、包装材を本発明に係るカートンとして製造できる装置の第1実 施例の部分略図であり、第5図は、第4図の装置に使用できるプレカットローラ の第1実施例の図面であり、第6図は、第4図の装置に使用できるプレカットロ ーラの他の実施例の図面であり、第7図は、包装材を本発明に係るカートンとし て製造できる装置の他の実施例の図面である。 発明を実施するための最良の形態 第1A,1B,1C,1D図に示したタバコ用カートン1は、柔軟タイプであ り、即ち、可撓性材料(例えば、紙、セロハン紙、金属化紙)、複合材料または 合成材料(例えば、ポリプロピレン)のシートから構成される。材料の経済性お よび使用の容易さの理由から、カートンは、唯一つの層から構成する。 カートン1は、全体として直方体を形成する上面10と、下面11と、2つの 側面12,13と、2つの端面14,15とからなる。通常、カートン1は、5 つの箱を重ね合せた2つの列として統合した10ヶのタバコの箱16を含む。 本発明に係るカートン1は、更に、プレカットラインにもとづき引離し得るよ うカートンの少なくとも1つの面の部分から構成した開放手段2を含む。 第1A図の実施例にもとづき、プレカットライン20は、円部分から形成され たコーナを備えた概ね長方形の形状を有する。実際、プレカット表面部分21は 、その長さおよびその幅が上面10の対応する寸法よりも僅かに小さいような寸 法を有する。プレカット部分21の一部のみを開放することによって、1つのタ バコの箱を容易に且つ直接に取出すことができ、他方、すべての部分21を引剥 がした場合は、上面10の直下にある各箱に直接に触手できる。表面部分21を 部分的または完全に引剥した場合、箱16は、上面10の残存部分によってカー トン内部に軽く保持される。 開放手段2の他の実施例を第1B図に示した。この場合、部分22は、1つの 側面12の部分にプレカットされている。 第1C図に、表面部分23が上面10および側面12の部分上に延びる第3実 施例を示した。 第1D図に示した第4実施例にもとづき、2つの表面部分24は、上面10, 側面12および下面11上に延びている。この第4実施例は、下面11の1部分 のみが2つの重畳シートに対応し、上記面の他の部分がプレカットを受容する場 合にのみ実現される。 上述の4つの実施例は、単なる例に過ぎず、表面部分21,22,23,24 には、他の形状、寸法および配置を与えることができ、特に、プレカットライン 20の一部は、円部分の形である必要はなく、プレカット表面の部分は、多角形 (好ましくは、四角形)に構成でき、更に、プレカットライン20の少なくとも 一部は、四分円よりも大きいまたは小さい円部分の形状を有することができ、更 に一般的に云えば、曲線形状を有することができる。上述の実施例の場合、プレ カット表面21,22,23,24は閉じており、即ち、プレカットライン20 は、それ自体で閉じた周囲を形成する。更に、開放した、即ち、プレカットヒラ インが閉じていないプレカット表面が生ずる。第1A図を参照して説明すると、 この変更例にもとづくプレカットラインは、四分円からなる2つの部分および端 面15に平行なほぼ直線状の部分を除いて図示の直線20のユニットを含むこと ができる。この変更例は、上述のすべての実施例に適用できる。 カートンの開放操作を容易化するため、開放開始手段を設けることができる。 例えば、第2A図に、プレカットライン20に沿ってプレカットされた開始手段 25を示した。同図において、プレカットライン20は、直線であるが、トング 25は、同じく、プレカットラインの湾曲部分上にプレカットできる。この実施 例に係る開始トング25は、プレカット表面の部分の上述の各実施例に使用でき る。プレカット部分が、第2A図に示した如く、カートンの稜を跨ぐのが有効で ある他の実施例にもとづき、開放開始手段は、カートンの1つのコーナ上の1つ または2つのピクトグラフのプリント(例えば、矢印26の如く)のみから構成 できる。これから明らかな如く、カートンを開放するには、表面のこれら2つの 部分を挟み、後方へ引張っれば十分である。従って、この実施例は、第1C,1 D図の後者の2つの実施例に適用できるにすぎない。第2C図に、更に、ピクト グラフ26で、真っすぐなまたは湾曲したプレカットライン20のより長いプレ カット部分20aを示した。これから明らかな如く、上記部分を押下げることに よって、カートンの開放を容易に開始できる。第2D図の変更例は、プレカット ライン20を、特に、コーナを形成する直角部分の2つの部分から構成した場合 に適用される。ピクトグラフ26から明らかな如く、上記コーナを押下げるか引 上げてカートンの開放を開始できる。もちろん、矢印の形の上記のピクトグラフ は、単なる例であり、ユーザが理解できる任意のピクトグラフまたは他の指示を 使用できる。1つまたは複数の上記ピクトグラフは、以下に説明する帯材3の適 切な範囲に直接にプリントできるか、以下に説明する素材の製造時にプリントで きる。従って、先行技術のカートンに設けた開放開始手段に比して、本発明にも とづき設ける手段は、包装材にプルアップテープまたは糸を加える必要性を回避 できると云える。カートン1は、一般に、第3図に示した如き可撓性帯材3から 得られる。帯材3は、上記材料、即ち、紙、セロハン紙、金属化紙、合成材料ま たは複合材料の1つからなり、材料は、不透明または透明である。使用材料にも とづき、上記帯材の1つの面には、タバコの商標のロゴおよび/または他のすべ てのタイプの指示または模様をあらかじめプリントできる。この長い帯材3は、 折畳後にカートンを形成する個々の素材を形成するため、最終的に破線に沿って 截断される。細い連続の線で、各面10,11,12,13およびカートンの端 面を形成する部分を限定する仮想線を示した。各素材を分離する截断線17は、 下面を2つの部分11a,11bに分離するよう下面11の中心範囲にあるのが 好ましく、これら部分のうち1つの部分の縁部は、最終的に、他の部分の縁部に 重ね合わされ接着される。このため、帯材3の縦寸法方向の部分11a,11b の縦寸法の和は、上面10の縦寸法よりも僅かに大きくする必要がある。更に、 図示の如く、端面の折畳が容易であるよう、帯材3に部分的切れ目18を設ける ことができる。 同図に示した帯材3は、開放手段の上述の4つの実施例を含む。図面の最も左 側にあるカートンの場合、表面部分21は、最終的に上面10を形成するパネル をほぼ完全に被う。次のカートンは、側面に設けたプレカットされた表面部分2 2を含む。次のカートンの場合、プレカット部分23は、上面10および側面1 2に関し、右の最後のカートンの場合、プレカット部分は、側面12,上面10 および部分11bによって被われてない下面11の部分に設けてある。この場合 、帯材3の部分は、開放手段の上述の4つの実施例を含むが、実際には、実施の ためには唯一つの実施例が選択される。上記実施例の何れか1つにもとづきそれ ぞれプレカット表面を囲むプレカットライン20は、何れか1つの折畳ラインの 近傍に折畳ラインに直接に重畳しないよう設けるのが好ましい。かくして、最終 的に、折畳時に開放手段の望ましくない引裂けを阻止でき、開放されたカートン にある程度の剛堅性を保持でき、若干の実施例について、残存の箱をカートン内 部に保持できる。プレカットラインが折畳ラインの近傍にある場合、折畳ライン から1mm以上離してプレカットラインを設けるのが好ましい。 更に、帯材3上には、カートン毎に各カートンの所定の箇所、好ましくは、最 終的に折畳によって隠蔽される箇所に極めて正確にあらかじめプリントされ配置 された目印19が認められる。これらの目印19は、以下に説明するプレカット ・截断装置を停止するのに役立つ。 第4図に、タバコ用カートンを形成するための素材を調製する装置4の部分の 第1実施例を模式的に示した。帯材3は、回転軸に取付けたボビン30から送り 出され、次いで、一組のプーリー40を通過する。この場合、少なくとも1つの プーリーは、緊張器の役割を果たす。帯材3の送りは、好ましくは帯材3の全幅 にわたって延びる一組のローラ41,42によって制御される。この場合、上記 ローラの各々は、帯材の各面上に置かれる。ローラ41は、43で示した動力駆 動手段によって回転駆動され、一方、ローラ42は、支持ローラとして役立つ。 同図から明らかな如く、ローラ41は、周面に平坦部41aを有する。かくして 、ローラ41の周面の円部分41bが帯材3の上面と接触した場合、帯材3は連 続的に駆動され、一方、平坦部41aが帯材3に対向すると、帯材3は停止され る。帯材3の駆動を容易化するため、ローラ41の表面部分41bにはゴムを張 るのが好ましい。 この好ましい実施例の場合、調製装置4のプレカット部5は、好ましくは、2 つのローラ50,51から構成され、プレカットローラ50は、動力駆動手段5 2によって駆動され、一方、ローラ51は、支持ローラとして役立つ。支持ロー ラ51の外表面は、金属であるのが好ましい。第4図から明らかな如く、ローラ 50,51から構成されたプレカット部5は、駆動ローラ40,41の上流に配 置してある。かくして、ローラ40,41の下流に配置したローラ50,51が 得られる。 第5,6図に、プレカットローラ50の2つの実施例を示した。 第5図のプレカットローラ50は、プレカット表面部分21,22,23また は24の上記実施例の何れか1つの実施例のシリンダ上に展開された周囲に対応 する鋭利な突起54からなるプレカットラインを外表面53上に有する。カット を行う稜54は、カッティング部分と凹み部分とを交互に含み、かくして、1列 に配列されたプレカット部分と接合部分とからなるプレカットライン20を創成 する。プレカットライン20のプレカット部分および接合部分ならびにカットを 行う稜54のカッティング部分および凹み部分は、要件にもとづき且つカートン 構成材料の強度にもとづき決定される。更に、カットを行う稜54の高さは、帯 材3を構成する材料の厚さよりも小さくできる。かくして、各プレカットは完全 ではなく、プレカットライン20は、機械的強度が著しく弱化されたラインに対 応する。この構成態様にもとづき、カートンのある程度の密封性が保存される。 更に、同図には、第2A図に示した如き開始トング25を構成するため、稜54 に隣接するカッティング部分55が示してある。 第6図に、プレカットローラ50の他の実施例を示した。この場合、プレカッ トローラは、先行例よりも径が小さく、プレカットライン20の円筒形展開線に 対応するカットラインを決定するよう、湾曲部分58を有する真っすぐなカッタ ブレード57を取付けたローラ56から構成されている。カッタブレード57, 58は、図示してないが公知の固定手段(例えば、ネジまたは固定キー)によっ て、ローラ56に着脱自在に取付けてある。この後者の実施例にもとづくローラ の利点は、1つまたは複数のカッタブレードを変更することによってプレカット ライン20の形状および/または寸法を容易に変更できるという点にある。更に 、ブレードの過早の摩耗時または1つのカッタブレードの破損時にこのようなロ ーラを容易に交換できる。更に、カッタブレード58を複数の部分ブレードに、 例えば、四分円からなるカッタ部分を有する2つの部分および1つの直線状ブレ ード部分に分離できる。 上記の如く、開放開始トングを調製するためカッタ部分を加えることができる 。更に、カットを行う稜が、帯材3を完全には貫通せず、強い弱化のみを行うよ う構成できる。カットを行う稜の面のレベルにおけるローラ50の外周面の長さ は、2つの截断線17の間の帯材3の長さに対応する(第3図参照)。 第7図に、タバコ用カートンを形成するための素材の調製装置4の部分の他の 実施例を示した。帯材3の送出された部分は、第4図を参照して説明した部分に 絶対的に類似する。上述の如く、帯材3の連続的な送りは、プレカット部分5の 上流に設置され既述の如く機能する一組のローラ41,42によって制御される 。図示の実施例の場合、プレカット部5は、帯材3に対して垂直に可動であり、 59bに模式的に示した作動装置によって作動されるプレカットプレート59a からなる。この作動装置は、液圧式または空気圧式ジャッキ、連接棒装置または 帯材3の下方に不動に設けた支持プレート59cに支持されプレカットプレート 59aを連続的に上昇し且つ降下して帯材3に接触させ得るすべての任意の装置 であればよい。プレカットプレート59aは、その下面に、プレカットローラに 関して既述した態様と同様に上記プレカットを実施できるプレカットブレード( 図示してない)を有する。既述の実施例と同様、プレカットプレート59aは、 カッタブレードを固定できる支持プレートから構成できる。既述の如く、プレカ ット部分は、1列に配置された強度弱化部分および接合部分から構成でき、強度 弱化部分は、帯材3の厚さを完全にまたは部分的に貫通するプレカット部分から 構成できる。 第4,7図に、帯材3にプリントされた目印19の位置を検知するための光学 式検知器44を示した。目印19の通過時に検知器44から放出される信号は、 制御ユニット48に送られる。制御ユニット48は、特に、駆動およびプレカッ トが帯材3に対して規則的且つ逐次的に行われるよう、動力駆動手段43,52 (第4図)または43,59b(第7図)を角度的に停止する役割を果たす。例 えば、第4図の第1実施例の場合、帯材3は、駆動ローラ41の部分41bによ って駆動される。この場合、上記部分41bの展開長さは、2つの截断線17の 間の長さに対応する。上記駆動時、プレカットローラ50は、第3図に示した何 れかの位置にもとづきカットを行う。他方、第7図の実施例の場合、プレカット は、帯材3の停止時にのみ行われる。従って、この場合、帯材3の停止時にプレ カットプレート59aを作動できるよう、ローラ41の回転軸線に垂直な平面4 1aの寸法は、2つの截断線17の間の長さに対応しなければならない。 上記手段とは異なる截断実施手段のうち、例えば、レーザまたは微細なウォー タ・ジェット(Water Jet)による截断手段を挙げ得る。 装置は、更に、第4,7図に示した如く、印刷装置60(例えば、インキ噴射 装置)として模式的に示した印刷部6を含むことができる。この印刷装置は、所 定の箇所において帯材3の面に任意の摸様(例えば、既述のピクトグラフ26) を逐次にプリントする役割を有する。制御ユニット48によって連続的に制御さ れる印刷手段6は、それぞれ、プレカットローラ50およびプレカットプレート 59aの直後に示してあるが、装置の適切な任意の箇所に設置できる。 上記印刷部6に代えてまたは加えて、上記印刷部6は、帯材3の所定箇所に自 己接着性ラベルを張付けることができる装置を含むことができる。このラベルは 、例えば、ピクトグラフ26または所定の任意の模様を含むことができ、上記装 置6によって帯材3上に配置、接着される。 同図には、更に、同じく制御ユニット48によって連続的に制御される動力駆 動手段47によって駆動されるカッタブレード46を備えた截断ローラ45を示 した。支持テーブルは、截断操作時、カッタブレード46を支持する。支持テー ブルの代わりに、他の支持ローラを設けることができる。帯材3の送り中、第3 図の截断線17に沿って各ラベルまたは包装素材を形成する前部31を帯材3か ら切離すよう、截断ローラ45の作動は制御される。上記截断の実施中、ラベル または素材31は、カートンに包装されるタバコの箱を受容するため、把持手段 (図示してない)によって移動される。タバコの箱の送り操作、包装材の折畳、 接着操作を実施する装置部分は、示してない。 ローラ50またはプレート59aから構成されたプレカット手段5を駆動ロー ラ41,42の下流に設けた装置の図示の実施例の場合、截断ローラ45を除き 、カッタブレード46を、それぞれ、ローラ50およびプレート59aに直接に 設置できる。 更に、カートンの折畳操作を支援するためプレカットライン18の一部を実現 する上記の2つの実施例の場合、適切な截断手段を、上記のプレカット手段、ロ ーラ50またはプレート59aに直接に加えることができまたは独立に構成でき る。 第4,7図を参照して説明する。帯材3が、それぞれ、ローラ50,51の間 またはプレート59aを通過した後、帯材には折畳ラインが現れる。これらの無 形のラインは、第3図と関連づけるために且つ帯材上の強度弱化ラインの位置を 知るためにのみ示した。従って、目印19は、既に、ボビンにおいて帯材にプリ ントするのが好ましい。 帯材3を透明材料(例えば、セロハン紙またはポリプロピレン)から構成した 場合、完成した包装材においてプレカットラインを識別できない。この場合、印 刷部6は、図示の実施例に比して、プリントされた線がプレカットライン20上 に現れ、かくして、プレカットラインがより明確となるよう、改良できる。同様 に、帯材3上にロゴ、マークまたは他のすべての指示をプリントするまたはプリ ントずみの自己接着性ラベルを設置する補助手段を印刷手段6に付加できる。 更に、装置通過中の帯材3を案内し、安定化するため、一般に技術的に公知の 案内・安定化手段(図示してない)を装置に設置することができる。 各包装材を個々に形成するための帯材の形の素材31の代わりに、適切なフォ ーマットに截断し装置入口にスタックの形で設けた上記ラベルを使用できる。公 知の把持手段によって、各素材を順次に把持し、プレカットローラ50、支持ロ ーラ51またはプレカットプレート50および支持プレート59cを含む装置に 送り、上記の如きプレカット操作を実施できる。 産業上の利用可能性 従って、上記装置の任意の実施例をタバコの箱の包装装置とともに使用して包 装装置の効率を顕著に改善できると云える。透明材料からなる包装材または素材 の場合、包装装置は、閉鎖前の包装材に広告紙片などを導入できる補助装置を含 むことができる。 上述の説明は、5つのタバコの箱を重ね合わせて2列に配置した10ヶの箱を 含むタバコ用カートンに関する。もちろん、本発明は、異なる数の箱および/ま たは異なる配置の箱を含むすべての種類のカートンに適用できる。本発明は、更 に、より総合的に、同様のタイプの包装、特に、若干数の対象を統合する包装、 更に、個々に包装ずみの対象の包装に任意に適用できる。含まれる対象を個々に 把持できるその機能に鑑みて、この種の包装体は、上記対象の配布に直接に使用 できる。 請求の範囲 1.包装素材(31)の少なくとも1つの面(10,11,12)上に延びる表 面部分(21,22,23,24)を少なくとも部分的に囲む強度弱化ライン( 20)を調製する方法において、帯材(3)または上記素材(31)を形成する ための可撓性材料のスタックの逐次駆動手段(41,42)を含む上記素材の製 造装置(4)でプレカット作用によって上記調製を実施し、上記帯材にプリント された目印(19)の共働、上記目印の読取および上記読取に依存するプレカッ ト装置(50,51)の駆動手段(52)の角度固定の調節によって上記帯材( 3)の長さに強度弱化ライン(20)の位置を調節することを特徴とする方法。 2.調製操作が、材料帯材(3)を完全に貫通するプレカット操作であることを 特徴とする請求項1に記載の方法。 3.調製操作が、材料帯材(3)の厚さの一部のみをプレカットするよう操作さ れるプレカット操作である請求項1に記載の方法。 4.更に、強度弱化ライン(20)の少なくとも一部に、ピクトグラフ(26) および/またはロゴおよび/または任意の指示および/または図面をプリントす る操作を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。 5.更に、印刷ずみの自己接着性ラベルを設置する操作を含むことを特徴とする 請求項1に記載の方法。 6.包装素材(31)の表面部分(21,22,23,24)を少なくとも部分 的に囲む強度弱化ライン(20)を調製する装置において、該装置が、上記素材 を構成する可撓性材料帯材(3)を逐次的に強く押すプレカット手段(5)と、 上記帯材(3)の縦方向送りを逐次的に誘起できる駆動手段(44,48)と、 帯材の横方向截断手段(45,46)と、 帯材の送り、帯材の停止、プレカット装置の作動および横方向截断を制御する よう構成された制御ユニット(48)と、 を含むことを特徴とする装置。 7.プレカット手段(5)が、特に、プレカット回転ローラ(50)を含み、帯 材の縦方向送り中、帯材(3)に対するプレカットローラ(50)の作用が制御 されることを特徴とする請求項6に記載の装置。 8.プレカット装置(5)が、上記帯材(3)を逐次的に強く押すことができる プレカットプレート(59a)を含み、帯材の停止時、帯材に対する上記プレカ ットプレート(59a)の作用が制御されることを特徴とする請求項6に記載の 装置。 9.プレカット装置(5)が、交互に配置されたカッティング部分および非カッ ティング部分からなる稜(54)を含む支持外側表面(53)を含むことを特徴 とする請求項6に記載の装置。 10.プレカット装置(5)が、交互に配置されたカッティング部分および非カ ッティング部分からなる稜(57)をそれぞれ含むカッタブレード(57,58 )を配列した支持部材を含むことを特徴とする請求項6に記載の装置。 11.カッタブレード(57,58)が着脱自在であることを特徴とする請求項 10に記載の装置。 12.駆動装置(41,42)が、円筒形表面をカットして平坦部(41a)を 形成した駈動ローラ(41)を含み、上記ローラは、帯材(3)がローラ(41 )の円筒形部分(41b)と接触した場合には帯材(3)を縦方向運動にもとづ き駆動でき、帯材が平坦部分(41a)に対向した場合には帯材を駆動できない ことを特徴とする請求項6の記載の装置。 13.制御装置(48)が、帯材(3)にプリントされた目印(19)の通過の 少なくとも1つの検知器(44)を含み、制御装置(48)が、検知器(44) から受信した信号に応答して、プレカット装置(5)、駆動装置(50,51) および横方向裁断装置(45,46)を逐次制御することを特徴とする請求項6 に記載の装置。 14.該装置が、更に、ピクトグラフ(26)、強度弱化ライン(20)の図面 、ロゴおよび/または任意の指示のプリント手段(6,60)を含み、上記プリ ント手段が、上記制御ユニット(48)によって逐次制御されることを特徴とす る請求項6に記載の装置。 15.該装置が、更に、自己接着性ラベルの設置手段(6)を含むことを特徴と する請求項6に記載の装置。 16.該装置が、包装材製造装置の入口部分に設置されていることを特徴とする 請求項6に記載の装置。 17.可撓性材料の唯一つの層からなり6つの面を含む素材(31)から構成さ れ、包装された対象(16)を収納するための長方形断面を有するプリズム状包 装材(1)において、上記包装材が、強度弱化ライン(20)で完全にまたはほ ぼ大半を囲まれた表面部分(21,22,23,24)を含み、上記表面部分が 、2つの端面(14,15)および4つの他の面に直接に隣接する部分を除いて 包装材(1)の少なくとも1つの面上に延び、上記表面部分が、開放後に形状お よび2つの端面を保持するとともに包装材内に含まれる対象(16)に対する触 手を容易化するための開放手段(2)を構成することを特徴とする包装材。 18.上記表面部分が、閉じた表面であることを特徴とする請求項17に記載の 包装材。 19.上記表面部分が、開いた表面であることを特徴とする請求項17に記載の 包装材。 20.包装材の開放開始手段(20a,25,26)を含むことを特徴とする請 求項17の包装材。 21.開放開始手段が、強度弱化ライン(20)に隣接するプレカットトング( 25)から構成されていることを特徴とする請求項20に記載の包装材。 22.開放開始手段が、包装材(1)にプリントされたまたは上記包装材に固定 された自己接着性ラベルにプリントされた少なくとも1つのピクトグラフから構 成されていることを特徴とする請求項20に記載の包装材。 23.強度弱化ライン(20)が、接合部分が1列に挿入され上記包装材の材料 を完全には貫通しないプレカット部分から構成されていることを特徴とする請求 項17に記載の包装材。 24.強度弱化ラベル(20)が、接合部分と交互に配置され上記包装材の材料 を完全に貫通するプレカット部分から構成されていることを特徴とする請求項1 7に記載の包装材。 25.該包装材が、強度弱化ラインの少なくとも一部にプリントされた線を含み 、包装材の材料が透明であることを特徴とする請求項17に記載の包装材。 26.タバコの箱(16)を収納するカートン(1)としての請求項17に記載 の包装材の使用。 27.対象、特に、タバコの箱(16)の供給具としての請求項17に記載の包 装材の使用。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B26F 1/22 B26F 1/22 B31B 1/74 B31B 1/74 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,GH,HU,ID,IL,IS,JP ,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR, LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,M W,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR, TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.包装素材(31)の少なくとも1つの面(10,11,12)上に延びる表 面部分(21,22,23,24)を少なくとも部分的に囲む強度弱化ライン( 20)を調製する方法において、特に、帯材(3)または上記包装素材(31) を構成する材料スタックの供給手段(30,40)および逐次駆動手段(41, 42)を含む、上記包装材の製造装置においてオンラインで上記調製操作を実施 することを特徴とする方法。 2.上記素材を構成する材料の帯材(3)を縦方向運動にもとづき駆動する際に 上記帯材に当接するプレカットローラ(50)によって調製操作を実施すること を特徴とする請求項1に記載の方法。 3.上記素材を構成する材料の帯材(3)の停止時に上記帯材に当接するプレカ ットプレート(59a)によって調製操作を実施することを特徴とする請求項1 に記載の方法。 4.上記帯材(3)にプリントされた目印(19)の位置を検知し、制御ユニッ ト(48)を介して、プレカットローラ(50)の駆動手段(52)の角度固定 を作用するまたはプレカットプレート(59a)の駆動手段(59b)に作用す る検知セル(44)によって上記帯材の長さに強度弱化ライン(20)の位置を 調節できることを特徴とする先行請求項の1つに記載の方法。 5.調製操作が、材料帯材(3)を完全に貫通するプレカット操作であることを 特徴とする先行請求項の1つに記載の方法。 6.調製操作が、材料帯材(3)の厚さの一部のみをプレカットすることからな ることを特徴とする請求項1−4の1つに記載の方法。 7.更に、強度弱化ライン(20)の少なくとも一部に、ピクトグラフ(26) および/またはロゴおよび/または任意の指示および/または図面をプリントす る操作を含むことを特徴とする先行請求項の1つに記載の方法。 8.更に、印刷ずみの自己接着性ラベルを設置する操作を含むことを特徴とする 先行請求項の1つに記載の方法。 9.包装素材(31)の少なくとも1つの面(10,11,12)上に延びる表 面部分(21,22,23,24)を少なくとも部分的に囲む強度弱化ライン( 20)を調製する装置において、上記包装素材(31)を構成する材料帯材(3 )の縦方向逐次変位を誘起できる駆動ローラ(41)に関連され、上記材料帯材 (3)を逐次的に強く押すプレカット手段(5)と、上記縦方向変位を逐次的に 制御できるまたは帯材(3)の停止および上記プレカット手段(5)の作用を制 御できる制御手段(44,48)とを含むことを特徴とする装置。 10.プレカット手段(5)が、特に、プレカット回転ローラ(50)から構成 され、上記帯材(3)の変位時、帯材(3)に対する上記プレカットローラの作 用が制御されることを特徴とする請求項9に記載の装置。 11.プレカット手段(5)が、特に、上記帯材(3)を逐次的に強く押すこと ができるプレカットプレート(59a)から構成され、上記帯材(3)の変位時 、帯材(3)に対する上記プレカットプレート(59a)の作用が制御されるこ とを特徴とする請求項9に記載の装置。 12.プレカット手段(5)が、非カッティング部分を挿入したカッティング部 分からなる稜(54)を含み包装素材(31)上に強度弱化ライン(20)をプ レカットできる支持外表面(53)を含むことを特徴とする請求項10または1 1に記載の装置。 13.プレカット手段(5)が、非カッティング部分を挿入したカッティング部 分からなる稜(57)をそれぞれ含むカッタブレード(57,58)を設けた支 持部材を含み、上記ブレードの上記稜が、包装素材(31)上に強度弱化ライン (20)をプレカットできることを特徴とする請求項10または11に記載の装 置。 14.カッタブレード(57,58)が着脱自在であることを特徴とする請求項 13に記載の装置。 15.上記駆動ローラ(41)の周面が、円筒形部分(41b)および平坦部分 (41a)を含み、上記ローラは、帯材(3)が円筒形部分(41b)と接触し た場合には上記帯材を縦方向運動にもとづき駆動でき、帯材が平坦部分(41a )に対向した場合には帯材を縦方向運動にもとづき駆動できないことを特徴とす る請求項9−14の1つに記載の装置。 16.該装置が、更に、上記帯材(3)にプリントされた目印(19)の通過の 検知手段(44)を含み、上記検知手段が、制御ユニット(48)に信号を供給 し、上記制御ユニットが、上記駆動ローラ(41)および上記プレカット手段( 5)の動力駆動手段(43,52;59b)を逐次制御することを特徴とする請 求項9−15の1つに記載の装置。 17.該装置が、更に、ピクトグラフ(26)および/または強度弱化ライン( 20)の図面および/またはロゴまたは任意の指示のプリント手段(6,60) を含み、上記プリント手段が、上記制御ユニット(48)によって逐次制御され ることを特徴とする請求項9−16の1つに記載の装置。 18.該装置が、更に、印刷ずみの自己接着性ラベルの設置手段(6)を含むこ とを特徴とする請求項9−17の1つに記載の装置。 19.該装置が、包装材製造装置の入口部分に設置されていることを特徴とする 請求項9−18の1つに記載の装置。 20.可撓性材料の唯一つの層からなり6つの面を含む素材(31)から構成さ れ、複数の対象(16)を収納するための直方体包装材(1)において、上記包 装材が、上記包装材内に含まれる対象(16)の1つに対する触手を容易化する ための開放手段(2)を含み、上記開放手段が、強度弱化ライン(20)で少な くとも部分的に囲まれた表面部分(21,22,23,24)から構成され、上 記表面部分が、上記包装材の少なくとも1つの面(10,11,12)上に延び ることを特徴とする包装材。 21.プレカット表面(21,22,23,24)の部分が、閉じた表面である ことを特徴とする請求項20に記載の包装材。 22.プレカット表面(21,22,23,24)の部分が、開いた表面である ことを特徴とする請求項20に記載の包装材。 23.開放手段(2)が、包装材の開放開始手段(25,20a,26)を含む ことを特徴とする請求項20または21に記載の包装材。 24.開放開始手段が、強度弱化ライン(20)に隣接するプレカットトング( 25)から構成されていることを特徴とする請求項23に記載の包装材。 25.開放開始手段が、上記包装材にプリントされたまたは上記包装材に固定さ れた自己接着性ラベルにプリントされた少なくとも1つのピクトグラフから構成 されていることを特徴とする請求項23に記載の包装材。 26.強度弱化ライン(20)が、接合部分が1列に挿入され上記包装材の材料 を完全には貫通しないプレカット部分から構成されていることを特徴とする請求 項20−25の1つに記載の包装材。 27.強度弱化ラベル(20)が、接合部分が1列に挿入され上記包装材の材料 を貫通するプレカット部分から構成されていることを特徴とする請求項20−2 5の1つに記載の包装材。 28.該包装材が、透明材料から構成されていることを特徴とする請求項20− 27の1つに記載の包装材。 29.該包装材が、強度弱化ライン(20)の少なくとも一部にプリントされた 線を含むことを特徴とする請求項28に記載の包装材。 30.タバコの箱(16)を収納するカートン(1)としての請求項20−29 の1つに記載の包装材の使用。 31.対象、特に、タバコの箱(16)の供給具としての請求項20−29の1 つに記載の包装材の使用。
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