JP2001500446A - 複数のタイヤを同時に組み立てる方法と装置 - Google Patents

複数のタイヤを同時に組み立てる方法と装置

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Abstract

(57)【要約】 おのおのが2つのドラム(26、28、58、60)を有する少なくとも2つの回転可能タレット(16、18)および、タイヤ構成部品を一方のタレットから他方のタレットに移送する少なくとも1つの移送ユニットを利用しているタイヤ組立方法と装置を開示する。本発明の好ましい実施形態の特徴は、3つのタレット(16、18、20)および2つの移送ユニット(156、170)を有し、前記第1と前記第3のタレット間で、カーカスバンドが第1のタレット(16)の前記ドラム上で組み立てられ、トレッドパッケージが第3のタレット(20)上で組み立てられ、完成品タイヤカーカスが第2のタレット(18)上で組み立てられる。本発明によって、複数のタイヤのタイヤカーカスおよびトレッドパッケージを同時に、連続的にそして順次に製造して組み立てる方法と装置が提供される。

Description

【発明の詳細な説明】 複数のタイヤを同時に組み立てる方法と装置 技術分野 本発明はタイヤを組み立てる方法と装置の技術に関し、より詳細には複数のタ イヤを同時にそして順次に組み立てる方法と装置に関する。 背景技術 過去においては、タイヤを製造する機械は、タイヤのカーカスを形成するドラ ムと、一部形成済みのタイヤカーカスをドラムからドラムへ移送する移送ユニッ トとの組み合わせを含んでいた。このようなタイヤ製造装置の1つが、スミウチ らに付与された米国特許第5、141、587号に開示されている。スミウチは 、未処理状態で一部形成済みのカーカスを形成する3つのドラムおよび一部形成 済みのカーカスをドラムからドラムに移送するガイドレールに沿って滑る移送ユ ニットを利用している。任意の時点で、タイヤの構成部品を3つのタイヤの一部 形成済みのカーカスに取り付けることができる。出願人は、タイヤ製造装置の効 率と生産性を向上させる必要性を認識した。出願人は多くの回転するタレットを 利用して、複数の形成済みタイヤカーカスをドラムから1度しか移送させずに、 タイヤ製造ドラムを構成部品アプリケータから構成部品アプリケータに連続的に 移動させ、これによって、タイヤの均一性と生産効率を維持しながらもタイヤの 生産に要する時間を減少させている。 本発明は、より良好でより有利な総体的な効果をもたらすとともに、構成が簡 単で、使用時において効率的であり、前述の問題や他の問題を克服する新規で、 かつ、改良されたタイヤ製造装置とタイヤ製造方法を意図する。 発明の開示 本発明によれば、生産時間を減少させるとともに、タイヤ製造の効率と均一性 を向上させる新規で、かつ、改良されたタイヤ製造装置とタイヤ製造方法が提供 される。 本発明の一形態によると、関連した複数のタイヤ構成部品を有するタイヤのタ イヤ製造装置が開示されている。複数のタイヤ構成部品を組み立てるタイヤ製造 装置は、それぞれが概ね垂直な軸の周りを回転可能な少なくとも2つのタレット と、それぞれのタレットから概ね両側に延びるドラムシャフトと、ドラムシャフ トに取付けられたドラムと、関連のタイヤ構成部品をドラムに取り付けてタイヤ カーカスのバンドを形成する、ドラムに隣接して置かれたタイヤ構成部品取り付 け手段と、一方のタレットのドラムのうちの1つから他方のタレットのドラムの うちの1つへとタイヤカーカスを移送する、タレットの間に配置された少なくと も1つの移送ユニットと、タイヤ製造装置からタイヤカーカスを取り外すタイヤ 取外し手段とを有し、前記タレットおよび前記ドラムシャフトとは、前記タレッ ト間に延びる軸に沿って互いに概ね整列していることにより特徴づけられている 。 本発明の別の一形態によれば、複数の関連したタイヤ構成部品を組み立ててタ イヤカーカスを形成するタイヤ製造装置において、第1のステーションと第2の ステーションとの間で回転可能な第1のタレットであり、第1のタレットから両 側に延びる第1のドラムシャフトおよび第2のドラムシャフトを備え、第1のド ラムシャフトが第1のドラムシャフトに取り付けられた第1のドラムを備え、第 2のドラムシャフトが第2のドラムシャフトに取り付けられた第2のドラムを有 する第1のタレットと、第3のステーションと第4のステーションとの間で回転 可能な第2のタレットであり、第2のタレットから両側に延びる第3のドラムシ ャフトおよび第4のドラムシャフトを備え、第3のドラムシャフトが第3のドラ ムシャフトに取り付けられた第3のドラムを備え、第4のドラムシャフトが第4 のドラムシャフトに取り付けられた第4のドラムを有する第2のタレットと、第 5のステーションと第6のステーションとの間で回転可能な第3のタレットであ り、第3のタレットから両側に延びる第5のドラムシャフトおよび第6のドラム シャフトを備え、第5のドラムシャフトが第5のドラムシャフトに取り付けられ た第5のドラムを備え、第6のドラムシャフトが第6のドラムシャフトに取り付 けられた第6のドラムを有する第3のタレットと、タイヤ構成部品を第1のステ ーションで第1のドラムおよび第2のドラムに取り付ける手段と、タイヤ構成部 品を第2のステーションで第1のドラムおよび第2のドラムに取り付ける手段と 、タイヤ構成部品を第5のステーションで第5のドラムおよび第6のドラムに取 り付ける手段と、タイヤ構成部品を第6のステーションで第5のドラムおよび第 6のドラムに取り付ける手段と、第1のタレットと第2のタレット間に配置され 、 第1のタレットの第1のステーションからの取付けられたタイヤ構成部品を第2 のタレットの第3のステーションに移送する第1の移送ユニットと、第1のステ ーションと第3のステーションとの間での移送の間に、取付けられたタイヤ構成 部品にビードを取り付ける手段と、第2のタレットと第3のタレット間に配置さ れた、タイヤカーカスを組み立てるために、取付けられたタイヤ構成部品を第3 のタレットの第5のステーションから第2のタレットの第4のステーションに移 送する第2の移送ユニットと、タイヤカーカスを取り外すタイヤカーカス取外し 手段と、を含むことを特徴とするタイヤ製造装置が提供される。 本発明の別の形態によれば、第3のドラムおよび第4のドラムを備えた第2の タレットから間隔を置いて配置されている、第1のドラムおよび第2のドラムを 備えた第1のタレットと、第1タレットと第2のタレットとの間に置かれた移送 ユニットと、第1のタレットのところに配置され、第1のドラムおよび第2のド ラムを構成部品アプリケータに隣接して位置づける第1のステーションおよび第 2のステーションと、第2のタレットのところに配置され、第3のドラムおよび 第4のドラムを移送ユニットからの、カーカスバンドおよび他のタイヤ構成部品 を受けとるように位置づける第3のステーションと第4のステーションとを有す るタイヤ製造装置を用いてタイヤを製造するタイヤ製造方法において、第1のド ラムを第1の位置に位置付けする工程と、第1の位置にあるタイヤ構成部品を第 1のドラムに取り付ける工程と、第1のドラムを第2の位置に移動させるために 第1のタレットを回転させる工程と、第2の位置にあるタイヤ構成部品を第1の ドラムに取付けてタイヤバンドを形成する工程と、第1のドラムおよびタイヤバ ンドを第1の位置に移動させるために第1のタレットを回転させる工程と、タイ ヤバンドを第1のドラムから第3のステーションにある第3のドラムにまで、移 送ユニットにより移送させて、ビードをタイヤバンドに取り付ける工程と、第3 のドラムを第4の位置に移動させるために第2のタレットを回転させる工程と、 第4の位置で追加のタイヤ構成部品を取付けてタイヤカーカスを形成する工程と 、第3のドラムを第4の位置から第3の位置に移動させるために第2のタレット を回転させる工程と、保管設備または加硫設備に移送するためにタイヤカーカス を第3のドラムから取り外す工程とを含むことを特徴とするタイヤ製造方法が提 供 される。 本発明の1つの利点は、5つのタイヤを同時に組み立てられる点である。 本発明の別の利点は、一部形成済みのカーカスが、あるドラムから別のドラム にたった1度だけ移送させる点である。 本発明の別の利点は、タイヤ製造装置が、約35〜40秒ごとに加硫する準備 がなされたタイヤを生産できる点である。 本発明の別の利点は、タイヤ構成部品アプリケータのレイアウトが、異なる仕 様のタイヤを製造したり、保守するためのアプリケータの交換を容易にさせるも のであるという点である。 本発明のさらに別の利点は、以下の詳細な説明を読み、かつ、理解ずれば、本 発明が属ずする当業者にとって明らかになるであろう。 図面の詳細な説明 本発明は、ある部品および部品構成の物理的形態をとり得、その好ましい実施 形態を本明細書中に詳細に記載し、かつ、本出願の一部を構成する添付の図面に 示す。 図1は、タイヤ製造装置の概略平面図であり、 図2は、移送ユニットの正面図であり、 図3は、タイヤ製造手順の第1の工程を示すタイヤ製造装置の側面図であり、 図4は、タイヤ製造手順の第2の工程を示すタイヤ製造装置の側面図であり、 図5は、タイヤ製造手順の第3の工程を示すタイヤ製造装置の側面図であり、 図6は、タイヤ製造手順の第4の工程を示すタイヤ製造装置の側面図であり、 図7は、タイヤ製造手順の第5の工程を示すタイヤ製造装置の側面図であり、 図8は、タイヤ製造手順の第6の工程を示すタイヤ製造装置の側面図であり、 図9は、タイヤ製造手順の第7の工程を示すタイヤ製造装置の側面図であり、 図10は、本発明と関連して使用される射出成形されたトレッドを取り付ける 射出成形トレッドピックアップ装置を含む変形例の平面図である。 発明の詳細な説明 本発明の好ましい実施形態の例示のみを目的とし、本発明を限定するものでな い図を参照すると、図1にタイヤ製造装置10の平面図を示す。タイヤ成形装置 10は、ステップバイステッププロセスで複数のタイヤを同時に製造するように 構成されている。タイヤ製造装置10は、そのピーク性能発揮時で同時に5個の タイヤカーカスの一部分を製造するのが好ましい。 タイヤ製造装置10は少なくとも2つのタレット16、18を有し、第3のタ レット20を有することもある。第1のタレット16は、第1のタレット16か ら互いに概ね両側に延びる2つのドラムシャフト26、28を有している。ドラ ム34、36は、第1のタレット16のドラムシャフト26、28の端部に取り 付けられている。第1のタレット16は、ドラム34、36が第1のステーショ ンIと第2のステーションIIとの間で回転するように、回転可能となっている。 最初の時点では、ドラム34は第1のステーションIに位置し、一方、ドラム3 6は第2のステーションIIに位置している。第1のタレット16が回転すると、 ドラム34は第2のステーションIIに移動し、ドラム36は第1のステーション Iに移動する。 第2のタレット18は、第2のタレット18から互いに概ね両側に延びる2つ のドラムシャフト50、52を有している。ドラム58、60は、第2のタレッ ト18のドラムシャフト50、52の端部に取り付けられている。第2のタレッ ト18は、ドラム58、60が第3のステーションIIIと第4のステーションIV との間を移動するように回転可能となっている。最初の時点では、ドラム58は 第3のステーションIIIに位置し、一方、ドラム60は第4のステーションIVに 位置している。第2のタレット18が回転すると、ドラム58は第4のステーシ ョンIVに移動し、ドラム60は第3のステーションIIIに移動する。第1のタレ ット16、第1のタレット16のドラムシャフト26、28、第2のタレット1 8、第2のタレット18のドラムシャフト50、52は、互いに概ね整列してい るのが好ましい。 第3のタレット20は、第3のタレット20から互いに概ね両側に延びる2つ のドラムシャフト74、76を有している。ドラム82、84は、第3のタレッ ト20のドラムシャフト74、76の端部に取り付けられている。第3のタレッ ト20は、ドラム82、84が第5のステーションVと第6のステーションVI間 を移動するように回転する。最初の時点では、ドラム82は第5のステーション Vに位置し、一方、ドラム84は第6のステーションVIに位置している。第3の タレット20が回転すると、ドラム82は第6のステーションIVに移動し、ドラ ム84は第5のステーションVに移動する。第3のタレット20と第3のタレッ ト20のドラムシャフト74、76は、第1のタレット16と第2のタレット1 8とほぼ軸方向に整列しているのが好ましい。 第1のステーションIには、ライナコンベヤ102によって送られてくるアプ リケータ100によるライナなどのタイヤ構成部品を、ドラム34、36に取り 付ける手段が備えられている。第1のステーションIはまた、サイドウォールコ ンベヤにより送られてくるアプリケータ108によるサイドウォールなどのタイ ヤ構成部品を、ドラム34、36に取り付ける手段を有している。本発明の好ま しい実施形態では、ライナアプリケータ100およびサイドウォールアプリケー タ108は軸x−xの両側に位置付けられている。ライナアプリケータ100は 最初にライナをドラム34、36のうちの一方に取付け、次に、サイドウォール アプリケータ108がサイドウォールを取り付ける。 第2のステーションIIには、トーガードをドラム34、36に取り付けるトー ガードアプリケータ116などのトーガード取り付け手段が配置されている。ま た、プライやウエッジなどの他のタイヤ構成部品を、第1のプライアプリケータ 122、第2のプライアプリケータ124およびウエッジアプリケータ130に よってドラムに取り付ける手段が第2のステーションIIに配置されている。本発 明の好ましい実施形態では、トーガードアプリケータ116と第1のプライアプ リケータ122はx−x軸の一方の側に位置し、第2のプライアプリケータ12 4とウエッジアプリケータ130はこの軸の反対側に位置する。トーガードは最 初に第2のステーションIIに取付けられ、次に、第1のプライが取付けられるの が好ましい。その後、第2のプライとウエッジが取付けられる。 第5のステーションVには、ブレーカなどの別のタイヤ構成部品を第1のブレ ーカアプリケータ136と第2のブレーカアプリケータ138によってドラム8 2、84に取り付ける手段が配置されている。本発明の好ましい実施形態では、 第1のブレーカアプリケータ136は軸x−xの一方の側に位置し、第2のブレ ーカアプリケータ138は軸x−xの反対側に位置する。第1のブレーカは第1 のブレーカアプリケータ136によってこれらドラム82、84のいずれかに取 付けられ、次に第2のブレーカが第2のブレーカアプリケータ138によって取 付けられるのが好ましい。 第6のステーションVIには、トレッドなどの追加のタイヤ構成部品をトレッド アプリケータ144によって取り付ける手段が位置している。また、第6のステ ーションVIには、高性能タイヤがタイヤ製造装置10により生産されている場合 は、スパイラルオーバレイなどの他のタイヤ構成部品をスパイライルオーバレイ アプリケータ150により取り付ける手段も配置してもよい。 図1と図2を参照すると、第1の移送ユニット156が、第1のタレット16 と第2のタレット18との間に配置されている。第1の移送ユニット156は、 第1のステーションIと第2のステーションIIでドラム34、36の一方の上で バンド158という形態で組み立て済みのタイヤ構成部品をピックアップして、 バンドを第1のステーションIから第3のステーションIIIにあるドラム58、 60のうちの一方へと移送する。第1の移送ユニット156はまた、バンドが第 1のステーションIから第3のステーションIIIに移送させられるときに、バン ド158にビードを取り付けるビード装着装置160を含んでいる。第1の移送 ユニット156は、バンド158を掴む、半径方向に可動のシュー166を備え た円筒形または実質的に円筒形の支持構造物164を有しているのが好ましい。 支持構造物164はドラム34、36のうちの一方を超えて装置10の軸方向に 移動し、可動シュー166は半径方向内側に移動して、バンド158を掴む。次 に、第1の移送ユニット156はバンド158をドラム34、36のうちの一方 から第3のステーションIIIで待機しているドラム58、60のうちの一方に移 送し、ここで、支持構造物164はこの待機しているドラムを囲んでバンドをこ のドラム上に置く。次に、バンド158は可動シュー166によって解放され、 第1の移送ユニット156がドラムから移動して離れる。 第3のステーションIIIには、バンド158は、タレットがバンドを第4のス テーションIVにまで回転させながら、第2のタレット18のドラム58、60の うちの一方の上で成形される。 第2の移送ユニット170が第2のタレット18と第3のタレット20の間に 配置されている。第2の移送ユニット170は、完成品のブレーカとトレッドの パッケージを第5のステーションVから転送して、それを、第4のステーション IVで待機しているバンド158の周りに置くように軸方向に移動可能である。第 2の移送ユニット170は、図2に示す第1の移送ユニット156と同様に動作 するのが好ましい。 5つのタイヤをタイヤ製造装置10で同時に製造できるが、図3〜図9に、こ のプロセスに必要なタイミングと工程を図示するためにタイヤ製造装置で1つの タイヤを生産する様子を示す。図3に、タイヤ製造装置10でタイヤを製造する 最初の工程を示す。最初に、インナライナが第1のステーションIでライナアプ リケータ100によってドラム34に取付けられる。次に、サイドウォールがサ イドウォールアプリケータ108によって取付けられる。次に、このサイドウォ ールは自動的に接合されるが、場合によっては作業者の手作業によって接合され る。サイドウォールが接合されると、第1のタレット16が回転して、ドラム3 4を第1のステーションIから第2のステーションIIに移動させる。それとほぼ 同時に、第1のブレーカが第3のタレット20の第5のステーションVで第1の ブレーカアプリケータ136によりドラム82に取付けられる。次に、第2のブ レーカが第2のブレーカアプリケータ138によってドラム82の第1のブレー カの頂部に取付けられる。第2のブレーカが取付けられたら、第3のタレット2 0が回転して、ドラム82を第5のステーションVから第6のステーションVIに 移動させる。 図4に、ドラム34が第2のステーションIIのところまで回転し、ドラム82 が第6のステーションVIのところまで回転した状態のタイヤ製造装置10を示す 。第2のステーションIIで、ライナが縫われる。ライナが縫われた後、次にトー ガードがトーガードアプリケータ116により取付けられる。次に、第1のプラ イが第1のプライアプリケータ122により取付けられる。第2のプライが第2 のプライアプリケータ124によって取付けられる。最後に、ウエッジがウエッ ジアプリケータ133により取付けられる。ウエッジが取付けられたら、第1の タレットが回転して、ライナ、サイドウォール、トーガード、プライおよびウエ ッジを含むバンド158が付いたドラム34を第1のステーションIに戻し、第 3 のステーションIIIに移送されるのを待つ。ドラム34は、その構成部品を引っ 張りながらその場所に置くためおよび閉じ込められた空気の除去のために、なん らかの構成部品の取付けの前後で拡大させてもよい。第6のステーションVIでは 、スパイラルオーバレイを必要に応じてブレーカの頂部にスパイラルオーバレイ アプリケータ150により取り付ける、すなわち、トレッドがブレーカの頂部に 取付けられるまでの時間の間、ドラム82がアイドリングしたままの状態にある ことがあり得る。次に、このトレッドはトレッドアプリケータ144によって取 付けられ、次に、必要に応じて手作業により接合される。次に、第3のタレット 20が回転して、ドラム82を第5のステーションVにまで戻し、第4のステー ションIVに移送させられるのを待つ。 図5に、バンド158をドラム34から取り外して第3のステーションIIIに あるドラム58に移動させるための位置に、第1の移送ユニット156が移動し た様子を示す。ビードは、第1のステーションIまたは第3のステーションIII にあるバンド158に、第1の移送ユニット156に接続されているビード装着 装置160により取付けられる。 図6に、第2の移送ユニット170が、第5のステーションVにあるドラム8 2からブレーカとトレッドのパッケージをピックアップする位置に移動した状態 での、タイヤカーカスを生産する次の工程を示す。 図7に、第3のステーションIIIにあるドラム58にバンド158を置くため の位置に第1の移送ユニット156が位置している様子を示す。バンド158が 第3のステーションIIIにあるドラム58に移送させられると、第2のタレット 18が回転して、ドラム58を第4のステーションIVに移動させる。第2のタレ ット18が回転するにつれて、ドラム58が膨張してバンド158の形状を整え 、バンドの一部をビードの周りで折り返す。ドラム58が第4のステーションIV で待機し、ブレーカとトレッドのパッケージの成形と折り返しが完了するのを待 つ場合は、必要ならばさらに折り返してもよい。次に、当技術で一般的に用いら れる縫製デバイスを用いてサイドウォールを縫う。 図8に、第4のステーションIVにあるバンド158にブレーカとトレッドのパ ッケージを置く位置に第2の移送ユニット170が位置している様子を示す。図 9に示すように、第2の移送ユニット170が中間位置に移動して戻った後で、 第2のタレット18が回転してドラム58を第3のステーションIIIに移動させ て戻す。第3のステーションIIIでは、ブレーカとトレッドのパッケージが縫わ れる。これで加硫準備がなされたタイヤカーカスは、第3のステーションにある タイヤ取り外し装置180によりタイヤ製造装置10から取り外される。タイヤ カーカスは、約35〜40秒に1回タイヤ製造装置10から取り外される。 図10に、射出成形トレッド180が第6のステーションVIにあるブレーカに 直接置かれる本発明のある他の実施形態を示す。射出成形トレッド180はピッ クアップ装置188によってインジェクタ本体184から直接取り外されるか、 または保管されてピックアップ装置188上に搭載されるかされる。ピックアッ プ装置188はピックアップシューを用いて、射出成形トレッド180を握る、 すなわち、図10に示すように、ピックアップ装置188は、射出成形トレッド 180を本来の位置に握って保持する真空リング190を有することがある。次 に、ピックアップ装置188は射出成形トレッド180を第6のステーションVI に移送させて、そのトレッドを、ブレーカを保持しているドラム82上に置く。 ピックアップシューをピックアップ装置188で使用すると、このシューは単に 射出成形トレッド180を解放するだけである。真空リング190をピックアッ プ装置188で使用すると、射出成形トレッド180を本来の位置に保持する真 空を作り出すために真空リング190中の空気が排出され、次に真空リング19 0中に空気を入れてトレッドを取り外し、これにより真空状態を解消してトレッ ドを解放する。 上記の通り、好ましい実施形態を説明した。上記の方法は本発明の全体的な範 囲から逸脱することなく変更例や変形例を包み得ることが当業者には明らかであ ろう。このような変形例や代替例は、添付の請求の範囲またはその同等物の範囲 内にあるかぎり、これらをすべて含むことを意図するものである。 以上に本発明を説明してきたが、本発明は次の請求の範囲のように権利が請求 される。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年10月2日(1998.10.2) 【補正内容】 のステーションIIIに移送されるのを待つ。ドラム34は、その構成部品を引っ 張りながら置くためおよび閉じ込められた空気の除去のために、なんらかの構成 部品の取付けの前後で拡大させてもよい。第6のステーションVIでは、スパイラ ルオーバレイを必要に応じてブレーカの頂部にスパイラルオーバレイアプリケー タ150により取り付ける、すなわち、トレッドがブレーカの頂部に取付けられ るまでの時間の間、ドラム82がアイドリングしたままの状態にあることがあり 得る。次に、このトレッドはトレッドアプリケータ144によって取付けられ、 次に、必要に応じて手作業により接合される。次に、第3のタレット20が回転 して、ドラム82を第5のステーションVにまで戻し、第4のステーションIVに 移送させられるのを待つ。 図5に、バンド158をドラム34から取り外して第3のステーションIIIに あるドラム58に移動させるための位置に、第1の移送ユニット156が移動し た様子を示す。ビードは、第1のステーションIまたは第3のステーションIII あるバンド158に、第1の移送ユニット156に接続されているビード装着装 置160により取付けられる。 図6に、第2の移送ユニット170が、第5のステーションVにあるドラム8 2からブレー力とトレッドのパッケージをピックアップする位置に移動した状態 での、タイヤカーカスを生産する次の工程を示す。 図7に、第3のステーションIIIにあるドラム58にバンド158を置くため の位置に第1の移送ユニット156が位置している様子を示す。バンド158が 第3のステーションIIIにあるドラム58に移送させられると、第2のタレット 18が回転して、ドラム58を第4のステーションIVに移動させる。第2のタレ ット18が回転するにつれて、ドラム58が膨張してバンド158の形状を整え 、バンドの一部をビードの周りで折り返す。ドラム58が第4のステーションIV で待機し、ブレーカとトレッドのパッケージの成形と折り返しが完了するのを待 つ場合は、必要ならばさらに折り返してもよい。次に、当技術で一般的に用いら れる縫製デバイスを用いてサイドウォールを縫う。 図8に、第4のステーションIVにあるバンド158にブレーカとトレッドのパ ッケージを置く位置に第2の移送ユニット170が位置している様子を示す。図 請求の範囲 1. 第3のドラム58および第4のドラム60を備えた第2のタレット18か ら間隔を置いて配置されている、第1のドラム34および第2のドラム36を備 えた第1のタレット16と、前記第1のタレット16と前記第2のタレット18 との間に置かれた移送ユニット156と、前記第1のタレット16のところに配 置され、前記第1のドラム34と前記第2のドラム36とをタイヤ構成部品アプ リケータ122、124に隣接して位置づける第1のステーションIおよび第2 のステーションIIと、前記第2のタレット18のところに配置され、前記第3の ドラム58および前記第4のドラム60を前記移送ユニットからのカーカスバン ドおよび他のタイヤ構成部品を受けとるように位置づける第3のステーションII Iと第4のステーションIVと、第2のタレット18から間隔を置いて配置されて いる、第5のドラム82と第6のドラム84とを備えた第3のタレット120と 、前記第3のタレット20のところに配置された第5のステーションVおよび第 6のステーションVIと、前記第3のタレット20と前記第2のタレット18との 間に置かれた第2の移送ユニット170とを有するタイヤ製造装置10を用いて タイヤを製造するタイヤ製造方法において、 (a)前記第1のドラム34を前記第1のステーションIに置く工程と 、 (b)第1のステーションIにあるタイヤ構成部品を前記第1のドラム 34に取り付ける工程と、 (c)前記第1のドラム34を前記第2のステーションIIまで移動させ るために前記第1のタレット16を回転させる工程と、 (d)第2の位置にあるタイヤ構成部品を前記第1のドラム34に取付 けてタイヤバンド158を形成する工程と、 (e)前記第1のドラム34および前記タイヤバンド158を前記第1 のステーションIIIまで移動させるために前記第1のタレット16を回転させる 工程と、 (f)前記タイヤバンド158を前記第1のドラム34から前記第3の ステーションIIIにある前記第3のドラム58まで前記移送ユニット156によ って移送させ、ビードを前記タイヤバンド158に取り付ける工程と、 (g)前記第3のドラム58を前記第4の位置に移動させるために前記 タレットを回転させる工程と、 (h)前記第5のステーションVでタイヤ構成部品を第3のドラム58 に取り付ける工程と、 (i)第6のステーションVIの前記第5のドラム82を移動させるため に前記第3のタレット20を回転させる工程と、 (j)別のタイヤ構成部品を前記第5のドラム82に取付けてトレッド とブレーカのパッケージとする工程と、 (k)前記第5のドラム82を前記第5のステーションVに移動させる ために前記第3のタレットを回転させる工程と、 (l)前記トレッドとブレーカのパッケージを第5のステーションVか ら前記第2のタレット18の前記第4のステーションIVまで前記第2の移送ユニ ット170により移送する工程と、 (m)前記第3のドラム58を前記第4のステーションIVから前記第3 のステーションIIIまで移動させるために前記第2のタレット18を回転させる 工程と、 (n)保管設備または加硫設備に移送するためにタイヤカーカスを前記 第3のドラム58から取り外す工程とを含むことを特徴とするタイヤ製造方法。 2. 前記タイヤ構成部品が前記第1のステーションIと前記第2のステーショ ンIIにある前記第1のドラム16の両側から取付けられることをさらに特徴とす る請求項1に記載のタイヤ製造方法。 3. 前記第3のドラム58が前記タイヤバンド158の形成するように拡大す ることをさらに特徴とする請求項1に記載のタイヤ製造方法。 4. 第2の第1ステーションのタイヤ構成部品を前記第1のステーションIに ある前記第1のドラム34に取り付ける工程をさらに含むことを特徴とする請求 項1に記載のタイヤ製造方法。 5. 第2の第2ステーションのタイヤ構成部品を前記第2のステーションIIに ある前記第1のドラム34に取り付ける工程をさらに含むことを特徴とする請求 項4に記載のタイヤ製造方法。 6. 前記第1ステーションのタイヤ構成部品および前記第2の第1ステーショ ンのタイヤ構成部品を前記第1のステーションにある前記第1のドラム34の両 側から取り付ける工程をさらに含むことを特徴とする請求項5に記載のタイヤ製 造方法。 7. 前記第1の第2ステーションのタイヤ構成部品および前記第2の第2ステ ーションのタイヤ構成部品を前記第2のステーションIIにある前記第1のドラム 34の両側から取り付ける工程をさらに含むことを特徴とする請求項5に記載の タイヤ製造方法。 8. 前記第6のステーションVIにある前記第5のドラム82に取付けられてい る前記タイヤ構成部品がタイヤトレッドであることをさらに特徴とする請求項1 に記載のタイヤ製造方法。 9. 前記タイヤトレッドが射出成形されたトレッドであり、前記トレッドをピ ックアップ装置内に搭載し、前記第5のドラムに取り付けるために前記トレッド を前記第6のステーションVIに移送する工程をさらに含むことを特徴とする請求 項8に記載のタイヤ製造方法。 10. 前記タイヤトレッドは射出成形トレッド176であり、前記トレッドを インジェクタ本体からピックアップ装置により直接取り外して、前記第5のドラ ム82に取り付けるために前記トレッドを前記第6のステーションに移送する工 程をさらに含むことを特徴とする請求項8に記載のタイヤ製造方法。 11. 複数の関連したタイヤ構成部品を組み立ててタイヤカーカスを形成する タイヤ製造装置において、 (a)第1のタレット16と、第2のタレット18と、第3のタレット 20と、第1のステーションIと第2のステーションIIとの間で回転する前記第 1のタレット16と、第3のステーションIIIと第4のステーションIVとの間で 回転する前記第2のタレット18と、第5のステーションVと第6のステーショ ンVIとの間で回転する前記第3のタレット20とを有し、 (b)それぞれが概ね垂直な軸の周りを回転可能なタレット16、18 、20と、それぞれのタレット16、18、20から概ね両側に延びるドラムシ ャフト26、28、50、52、74、76と、前記ドラムシャフト26、28 、 50、52、74、76に取付けられたドラム34、36、58、60、82、 84とを有し、前記タレットおよび前記ドラムシャフトとは前記タレット16、 18、20間に延びる軸に沿って互いに概ね整列しており、 (c)前記関連のタイヤ構成部品を前記ドラム34、36、58、60 、82、84に取付けてタイヤカーカスバンド158を形成する、前記ドラム3 4、36、58、60、82、84に隣接して位置しているタイヤ構成部品取り 付け手段と、 (d)前記タイヤカーカスバンド158を前記タレット16のうちの1 つの前記ドラム34、36のうちの1つから他の前記タレット18のうちの前記 ドラム58、60のうちの1つに移送する、前記第1および第2のタレット16 、18間に位置している少なくとも1つの移送ユニット156と、 (e)前記タイヤ製造装置から前記タイヤカーカスを取り外すタイヤ取 外し手段180とを含むことを特徴とするタイヤ製造装置。 12. 前記タイヤ構成部品取り付け手段が、サイドウォールおよびインナライ ナを前記第1のタレット16のうちの1つの前記ドラム34、36のうちの1つ に取り付ける手段と、トーガード、第1のプライ、第2のプライおよびウエッジ を前記第1のタレット18のうちの1つの前記ドラム34、36のうちの1つに 取り付ける手段とを含み、前記インナライナ、前記サイドウォール、前記トーガ ード、前記第1のプライ、前記第2のプライおよび前記ウエッジがタイヤバンド 158を形成することをさらに特徴とする請求項11に記載のタイヤ製造装置。 13. ブレーカを前記第3のタレット20のうちの1つの前記ドラム34、3 6のうちの1つに取り付ける前記タイヤ構成部品取り付け手段およびトレッドを 前記第3のタレット20のうちの1つの前記ドラム34、36のうちの1つに取 り付ける手段とを含むことをさらに特徴とする請求項12に記載のタイヤ製造装 置。 14. 前記タイヤ構成部品取り付け手段がビードを前記タイヤバンド154に 取り付ける手段を含むことをさらに特徴とする請求項13に記載のタイヤ製造装 置。 15. 前記タイヤ構成部品取り付け手段が、インナライナおよびサイドウォー ルを前記第1のタレット16の前記第1のステーションIにある前記ドラム34 、36のうちの1つに取り付ける手段と、トーガード、第1のプライ、第2のプ ライおよびウエッジを前記第1のタレット16の第2のステーションIIにある前 記ドラム34、36のうちの1つに取り付ける手段とを含み、前記インナライナ 、前記サイドウォール、前記トーガード、前記第1のプライ、前記第2のプライ および前記ウエッジがカーカスを形成することをさらに特徴とする請求項11に 記載のタイヤ製造装置。 16. 前記カーカスにビードを取り付ける手段をさらに含むことを特徴とする 請求項15に記載のタイヤ製造装置。 17. 前記タイヤ構成部品取り付け手段が、前記第3のタレット20の前記第 5のステーションVにある前記ドラム82、84のうちの1つにブレーカを取り 付ける手段と、前記第3のタレット20の前記第6のステーションVIにある前記 ドラム82、84のうちの1つにトレッドを取り付ける手段とを含むことをさら に特徴とする請求項16に記載のタイヤ製造装置。 18. 少なくとも1つの移送ユニットが、前記タイヤ構成部品を前記第1のタ レット16の前記第1のステーションIから前記第2のタレット18の前記第3 のステーションIIIに移送する第1の移送ユニットおよび前記タイヤカーカスを 前記第3のタレット20の前記第5のステーションVから前記第2のタレット1 8の前記第4のステーションIVに移送する第2の移送ユニットとを与えることを さらに特徴とする請求項17に記載のタイヤ製造装置。 19. 前記タイヤ構成部品取り付け手段が、前記第3のタレット20の前記第 6のステーションVIある前記ドラム82、84のうちの1つにスパイラルオーバ レイを取り付ける手段をさらに含むことをさらに特徴とする請求項18に記載の タイヤ製造装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,HU,I S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN, MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,S D,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TR,TT ,UA,UG,US,UZ,VN (72)発明者 コンガ、ケニス、ディーン アメリカ合衆国 44224 オハイオ州 ス トウ ホームサイト ドライヴ 1332 (72)発明者 ランデル、デニス、アラン アメリカ合衆国 44720 オハイオ州 ノ ース カントン ピーチモント アヴェニ ュー エヌダブリュ 7828 (72)発明者 リング、ラルフ、デーモン アメリカ合衆国 44319 オハイオ州 ア クロン アップハム ドライヴ 2867 (72)発明者 ロマン、ジョン、パトリック アメリカ合衆国 44223 オハイオ州 カ イホガ フォールズ サウス ヒドン ヴ ァレー 580

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 第3のドラムおよび第4のドラムを備えた第2のタレットから間隔を置い て配置されている、第1のドラムおよび第2のドラムを備えた第1のタレットと 、前記第1のタレットと前記第2のタレットとの間に置かれた移送ユニットと、 前記第1のタレットのところに配置され、前記第1のドラムと前記第2のドラム とをタイヤ構成部品アプリケータに隣接して位置づける第1のステーションおよ び第2のステーションと、前記第2のタレットのところに配置され、前記第3の ドラムおよび前記第4のドラムを前記移送ユニットからのカーカスバンドおよび 他のタイヤ構成部品を受けとるように位置づける第3のステーションと第4のス テーションとを有するタイヤ製造装置を用いてタイヤを製造するタイヤ製造方法 において、 (a)前記第1のドラムを前記第1の位置に置く工程と、 (b)第1の位置にあるタイヤ構成部品を前記第1のドラムに取り付け る工程と、 (c)前記第1のドラムを前記第2の位置まで移動させるために前記第 1のタレットを回転させる工程と、 (d)第2の位置にあるタイヤ構成部品を前記第1のドラムに取付けて タイヤバンドを形成する工程と、 (e)前記第1のドラムおよび前記タイヤバンドを前記第1の位置まで 移動させるために前記第1のタレットを回転させる工程と、 (f)前記タイヤバンドを前記第1のドラムから前記第3のステーショ ンにある前記第3のドラムまで前記移送ユニットによって移送させ、ビードを前 記タイヤバンドに取り付ける工程と、 (g)前記第3のドラムを前記第4の位置に移動させるために前記タレ ットを回転させる工程と、 (h)前記第4の位置で追加のタイヤ構成部品を取付けてタイヤカーカ スを形成する工程と、 (i)前記第3のドラムを前記第4の位置から前記第3の位置に移動さ せるために前記第2のタレットを回転させる工程と、 (j)保管設備または加硫設備に移送するためにタイヤカーカスを前記 第3のドラムから取り外す工程と、 を含むことを特徴とするタイヤ製造方法。 2. 前記タイヤ構成部品が前記第1の位置と前記第2の位置にある前記ドラム の両側から取付けられることをさらに特徴とする請求項1に記載のタイヤ製造方 法。 3. 前記第3のドラムが前記タイヤバンドの形成するように拡大することをさ らに特徴とする請求項1に記載のタイヤ製造方法。 4. 前記タイヤ製造装置が、第5のドラムおよび第6のドラムを備える前記第 2のタレットから間隔をいて配置されている第3のタレットと、前記第3のタレ ットのところに配置されている第5のステーションおよび第6のステーションと 、前記第3のタレットと前記第2のタレットとの間に配置されている第2の移送 ユニットとを有し、前記第4の位置で追加のタイヤ構成部品を取り付ける工程が 、 (a)前記第5のステーションでタイヤ構成部品を前記第5のドラムに 取り付ける工程と、 (b)前記第5のドラムを前記第6のステーションに移動させるために 前記第3のタレットを回転させる工程と、 (c)別のタイヤ構成部品を前記第5のドラムに取付けてトレッドとブ レーカのパッケージとする工程と、 (d)前記第5のドラムを前記第5の位置に移動させるために前記第3 のタレットを回転させる工程と、 (e)前記トレッドとブレーカのパッケージを前記第5の位置から前記 第2のタレットの前記第4の位置まで前記第2の移送ユニットにより移送する工 程とを含むことを特徴とする請求項1に記載のタイヤ製造方法。 5. 第2の第1位置タイヤ構成部品を前記第1の位置にある前記第1のドラム に取り付ける工程をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のタイヤ製造方 法。 6. 第2の第2位置タイヤ構成部品を前記第2の位置にある前記第1のドラム に取り付ける工程をさらに含むことを特徴とする請求項5に記載のタイヤ製造方 法。 7. 前記第1の位置のタイヤ構成部品および前記第2の第1位置のタイヤ構成 部品を前記第1の位置にある前記第1のドラムの両側から取り付ける工程をさら に含むことを特徴とする請求項6に記載のタイヤ製造方法。 8. 前記第1の第2位置タイヤ構成部品および前記第2の第2位置タイヤ構成 部品を前記第2の位置にある前記第1のドラムの両側から取り付ける工程をさら に含むことを特徴とする請求項6に記載のタイヤ製造方法。 9. 前記第6のステーションにある前記第5のドラムに取付けられている前記 タイヤ構成部品がタイヤトレッドであることをさらに特徴とする請求項4に記載 のタイヤ製造方法。 10. 前記タイヤトレッドが射出成形されたトレッドであり、前記トレッドを ピックアップ装置内に搭載し、前記第5のドラムに取り付けるために前記トレッ ドを前記第6のステーションに移送する工程をさらに含むことを特徴とする請求 項9に記載のタイヤ製造方法。 11. 前記タイヤトレッドは射出成形トレッドであり、前記トレッドをインジ ェクタ本体からピックアップ装置により直接取り外して、前記第5のドラムに取 り付けるために前記トレッドを前記第6のステーションに移送する工程をさらに 含むことを特徴とする請求項9に記載のタイヤ製造方法。 12. 複数の関連したタイヤ構成部品を組み立ててタイヤカーカスを形成する タイヤ製造装置において、 (a)それぞれが概ね垂直な軸の周りを回転可能な少なくとも2つのタ レットと、それぞれのタレットから概ね両側に延びるドラムシャフトと、前記ド ラムシャフトに取付けられたドラムとを有し、前記タレットおよび前記ドラムシ ャフトとは前記タレット間に延びる軸に沿って互いに概ね整列しており、 (b)前記関連のタイヤ構成部品を前記ドラムに取付けてタイヤカーカ スバンドを形成する、前記ドラムに隣接して位置しているタイヤ構成部品取り付 け手段と、 (c)前記タイヤカーカスバンドを前記タレットのうちの1つの前記ド ラムのうちの1つから前記タレットのうちの他方のタレットの前記ドラムのうち の1つに移送するために前記タレット間に位置している少なくとも1つの移送ユ ニットと、 (d)前記タイヤ製造装置から前記タイヤカーカスを取り外すタイヤ取 外し手段とを含むことを特徴とするタイヤ製造装置。 13. 前記タイヤ構成部品取り付け手段が、サイドウォールおよびインナライ ナを前記タレットのうちの1つの前記ドラムのうちの1つに取り付ける手段と、 トーガード、第1のプライ、第2のプライおよびウエッジを前記タレットのうち の1つの前記ドラムのうちの1つに取り付ける手段とを含み、前記インナライナ 、前記サイドウォール、前記トーガード、前記第1のプライ、前記第2のプライ および前記ウエッジがタイヤバンドを形成することをさらに特徴とする請求項1 2に記載のタイヤ製造装置。 14. ブレーカを前記タレットのうちの1つの前記ドラムのうちの1つに取り 付ける前記タイヤ構成部品取り付け手段がトレッドを前記タレットのうちの1つ の前記ドラムのうちの1つに取り付ける手段を含むことをさらに特徴とする請求 項13に記載のタイヤ製造装置。 15. 前記タイヤ構成部品取り付け手段がビードを前記タイヤバンドに取り付 ける手段を含むことをさらに特徴とする請求項14に記載のタイヤ製造装置。 16. 前記少なくとも2つのタレットが、第1のタレット、第2のタレットお よび第3のタレットを含み、前記第1のタレットが第1のステーションと第2の ステーションとの間で回転し、前記第2のタレットが第3のステーションと第4 のステーションとの間で回転し、前記第3のタレットが第5のステーションと第 6のステーションとの間で回転することをさらに特徴とする請求項12に記載の タイヤ製造装置。 17. 前記タイヤ構成部品取り付け手段が、インナライナおよびサイドウォー ルを前記第1のタレットの前記第1のステーションにある前記ドラムのうちの1 つに取り付ける手段と、トーガード、第1のプライ、第2のプライおよびウエッ ジを前記第1のタレットの第2のステーションにある前記ドラムのうちの1つに 取り付ける手段とを含み、前記インナライナ、前記サイドウォール、前記トーガ ード、前記第1のプライ、前記第2のプライおよび前記ウエッジがカーカスを形 成することをさらに特徴とする請求項16に記載のタイヤ製造装置。 18. 前記カーカスにビードを取り付ける手段をさらに含むことを特徴とする 請求項17に記載のタイヤ製造装置。 19. 前記タイヤ構成部品取り付け手段が、前記第3のタレットの前記第5の ステーションにある前記ドラムのうちの1つにブレーカを取り付ける手段と、前 記第3のタレットの前記第6のステーションにある前記ドラムのうちの1つにト レッドを取り付ける手段とを含むことをさらに特徴とする請求項18に記載のタ イヤ製造装置。 20. 少なくとも1つの移送ユニットが、前記タイヤ構成部品を前記第1のタ レットの前記第1のステーションから前記第2のタレットの前記第3のステーシ ョンに移送する第1の移送ユニットおよび前記タイヤカーカスを前記第3のタレ ットの前記第5のステーションから前記第2のタレットの前記第4のステーショ ンに移送する第2の移送ユニットを含むことをさらに特徴とする請求項19に記 載のタイヤ製造装置。 21. 前記タイヤ構成部品取り付け手段が、前記第3のタレットの前記第6の ステーションにある前記ドラムのうちの1つにスパイラルオーバレイを取り付け る手段をさらに含むことをさらに特徴とする請求項20に記載のタイヤ製造装置 。 22. 関連する複数のタイヤ構成部品を有するタイヤを組み立てるタイヤ製造 装置において、 (a)第1のステーションと第2のステーションとの間で回転可能な第 1のタレットであり、前記第1のタレットから両側に延びる第1のドラムシャフ トおよび第2のドラムシャフトを備え、前記第1のドラムシャフトが前記第1の ドラムシャフトに取り付けられた第1のドラムを備え、前記第2のドラムシャフ トが前記第2のドラムシャフトに取り付けられた第2のドラムを有する第1のタ レットと、 (b)第3のステーションと第4のステーションとの間で回転可能な第 2のタレットであり、前記第2のタレットから両側に延びる第3のドラムシャフ トおよび第4のドラムシャフトを備え、前記第3のドラムシャフトが前記第3の ドラムシャフトに取り付けられた第3のドラムを備え、前記第4のドラムシャフ トが前記第4のドラムシャフトに取り付けられた第4のドラムを有する第2のタ レットと、 (c)第5のステーションと第6のステーションとの間で回転可能な第 3のタレットであり、前記第3のタレットから両側に延びる第5のドラムシャフ トおよび第6のドラムシャフトを備え、前記第5のドラムシャフトが前記第5の ドラムシャフトに取り付けられた第5のドラムを備え、前記第6のドラムシャフ トが前記第6のドラムシャフトに取り付けられた第6のドラムを有する第3のタ レットと、 (d)インナライナを前記第1のステーションにある前記第1のドラム および前記第2のドラムに取り付ける手段と、 (e)サイドウォールを前記第1のステーションにある前記第1のドラ ムおよび前記第2のドラムに取り付ける手段と、 (f)トーガードを前記第2のステーションにある前記第1のドラムお よび前記第2のドラムに取り付ける手段と、 (g)第1のプライおよび第2のプライを前記第2のステーションにあ る前記第1のドラムおよび前記第2のドラムに取り付ける手段と、 (h)ウエッジを前記第2のステーションにある前記第1のドラムおよ び前記第2のドラムに取付けてタイヤバンドを形成する手段と、 (i)第1のブレーカおよび第2のブレーカを前記第5のステーション にある前記第5のドラムおよび前記第6のドラムに取り付ける手段と、 (j)トレッドを前記第6のステーションにある前記第5のドラムおよ び前記第6のドラムに取付けてトレッドパッケージを形成する手段と、 (k)前記第1のタレットと前記第2のタレットとの間に配置されてお り、前記タイヤバンドを前記第1のタレットの前記第1のステーションから第2 のタレットの前記第3のステーションに移送する第1の移送ユニットと、 (l)前記第2のタレットと前記第3のタレットとの間に配置されてお り、前記トレッドパッケージを前記第3のタレットの前記第5のステーションか ら前記第2のタレットの前記第4のステーションに移送する第2の移送ユニット と、 (m)前記タイヤカーカスを前記装置から取り外すタイヤカーカス取外 し手段と、 を含むことを特徴とするタイヤ製造装置。 23. 前記第6のステーションに隣接して置かれていて、射出成形トレッドを 前記第3のタレットの前記第6のステーションにある前記ドラムのうちの1つに 移送するピックアップ装置をさらに含むことを特徴とする請求項19に記載のタ イヤ製造装置。 24. 前記ピックアップ装置がインジェクタ本体に隣接して置かれていて、前 記トレッドを前記インジェクタ本体から直接に取り外すことをさらに特徴とする 請求項23に記載のタイヤ製造装置。 25. 関連する複数のタイヤ構成部品を組み立ててタイヤカーカスを形成する タイヤ製造装置において、 (a)第1のドラムシャフトおよび第2のドラムシャフトが両側に延び ている第1のタレットであり、前記第1のドラムシャフトが前記第1のドラムシ ャフトに取り付けられている第1のドラムを有し、前記第2のドラムシャフトが 前記第2のドラムシャフトに取り付けられている第2のドラムを有し、第1のス テーションと第2のステーションとの間で前記第1のドラムおよび前記第2のド ラムを移動させるように回転可能である第1のタレットと、 (b)第3のドラムシャフトおよび第4のドラムシャフトが両側に延び ている第2のタレットであり、前記第3のドラムシャフトが前記第3のドラムシ ャフトに取り付けられている第3のドラムを有し、前記第4のドラムシャフトが 前記第4のドラムシャフトに取り付けられている第4のドラムを有し、第3のス テーションと第4のステーションとの間で前記第3のドラムおよび前記第4のド ラムを移動させるように回転可能である第2のタレットと、 (d)タイヤ構成部品を前記第1のステーションにある前記第1のドラ ムおよび前記第2のドラムに取り付ける手段と、 (e)タイヤ構成部品を前記第2のステーションにある前記第1のドラ ムおよび前記第2のドラムに取り付ける手段と、 (f)タイヤ構成部品を前記第5のステーションにある前記第5のドラ ムおよび前記第6のドラムに取り付ける手段と、 (g)タイヤ構成部品を前記第6のステーションにある前記第5のドラ ムおよび前記第6のドラムに取り付ける手段と、 (h)前記第1のタレットと前記第2のタレットとの間に配置されてい て、取付けられたタイヤ構成部品を前記第1のタレットの前記第1のステーショ ンから前記第2のタレットの前記第3のステーションに移送する第1の移送ユニ ットと、 (i)ビードを前記取付けられたタイヤ構成部品に取り付ける手段と、 (j)前記第2のタレットと前記第3のタレットとの間に配置され、タ イヤカーカスを組み立てるために、取付けられたタイヤ構成部品を前記第3のタ レットの前記第5のステーションから前記第2のタレットの前記第4のステーシ ョンに移送する第2の移送ユニットと、前記タイヤカーカスを取り外すためのタ イヤカーカス取外し手段とを含むことを特徴とするタイヤ製造装置。 26. 前記添付説明と図面に述べられ図示されている装置とタイヤ製造方法。 27. 前記第1のステーションから前記第3のステーションに移送する間に、 前記取付けられたタイヤ構成部品にビードを取り付けることをさらに特徴とする 請求項25に記載のタイヤ製造装置。 28. 前記タイヤカーカス取外し手段が前記第2のタレットに隣接しているこ とをさらに特徴とする請求項25に記載のタイヤ製造装置。 29. 関連する複数のタイヤ構成部品を組み立ててタイヤカーカスを形成する タイヤ製造装置において、 (a)それぞれが概ね垂直な軸の周りを回転可能な3つのタレットと、 それぞれのタレットから概ね両側に延びるドラムシャフトと、前記ドラムシャフ トに取付けられたドラムとを有し、前記タレットおよび前記ドラムシャフトとは 、前記タレット間に延びる軸に沿って互いに概ね整列しており、 (b)前記関連するタイヤ構成部品を前記ドラムに取付けてタイヤカー カスバンドを形成する、前記ドラムに隣接して置かれているタイヤ構成部品取り 付け手段と、 (c)前記タイヤ構成部品を前記タレットのうちの1つの前記ドラムの うちの1つから前記タレットのうちの他方のタレットの前記ドラムのうちの1つ に移送する、前記タレット間に置かれた少なくとも2つの移送ユニットと、 (d)前記タイヤ製造装置から前記タイヤカーカスを取り外すタイヤ取 外し手段とを含むことを特徴とするタイヤ製造装置。 30. 前記第1のタレットが第1のステーションと第2のステーションとの間 で回転し、前記第2のタレットが第3のステーションと第4のステーションとの 間で回転し、前記第3のタレットが第5のステーションと第6のステーションと の間で回転することをさらに特徴とする請求項29に記載のタイヤ製造装置。 31. 前記タイヤ構成部品取り付け手段が、インナライナおよびサイドウォー ルを前記第1のタレットの前記第1のステーションにある前記ドラムのうちの1 つに取り付ける手段および、トーガード、第1のプライ、第2のプライおよびウ エッジを前記第1のタレットの前記第前記第2のステーションにある前記ドラム のうちの1つに取り付ける手段を含み、前記インナライナ、前記サイドウォール 、前記トーガード、前記第1のプライ、前記第2のプライおよび前記ウエッジが カーカスを形成することをさらに特徴とする請求項30に記載のタイヤ製造装置 。 32. ビードを前記カーカスに取り付けることをさらに特徴とする請求項31 に記載のタイヤ製造装置。 33. 前記タイヤ構成部品取り付け手段が、前記第3のタレットの前記第5の ステーションにある前記ドラムのうちの1つにブレーカを取り付ける手段および トレッドを前記第3のタレットの前記第6のステーションにある前記ドラムのう ちの1つに取り付ける手段を含むことをさらに特徴とする請求項32に記載のタ イヤ製造装置。 34. 少なくとも1つの移送ユニットが、前記タイヤ構成部品を前記第1のタ レットの前記第1のステーションから前記第2のタレットの前記第3のステーシ ョンに移送する第1の移送ユニットおよび前記タイヤカーカスを前記第3のタレ ットの前記第5のステーションから前記第2のタレットの前記第4のステーショ ンに移送する第2の移送ユニットを含むことをさらに特徴とする請求項33に記 載のタイヤ製造装置。 35. 前記タイヤ構成部品取り付け手段が、スパイラルオーバレイを前記第3 のタレットの前記第6のステーションにある前記ドラムのうちの1つに取り付け る手段をさらに含むことをさらに特徴とする請求項34に記載のタイヤ製造装置 。 36. 第2のタレットから間隔を置いて配置されている第1のタレットと、前 記第1のタレットと前記第2のタレット間に置かれている移送ユニットとを有し 、前記第1のタレットが第1のドラムおよび第2のドラムを有し、前記第2のタ レットが第3のドラムおよび第4のドラムを有し、第1のステーションおよび第 2のステーションが前記第1のタレットのところにあって、前記第1のドラムお よび前記第2のドラムをタイヤ構成部品アプリケータに隣接して位置付けするよ うになっており、第3のステーションおよび第4のステーションが前記第2のタ レットのところにあって、前記第3のドラムおよび前記第4のドラムを、前記移 送ユニットから取付けられたタイヤ構成部品を受けとるように位置付けしている タイヤ製造装置を用いてタイヤを製造するタイヤ製造方法において、 (a)前記第1のドラムを前記第1の位置に位置付けする工程と、 (b)第1の位置のタイヤ構成部品を前記第1のドラムに取り付ける工 程と、 (c)前記第1のドラムを前記第2の位置に移動させるために前記第1 のタレットを回転させる工程と、 (d)第2の位置のタイヤ構成部品を前記第1のドラムに取付けてタイ ヤバンドを形成する工程と、 (e)前記第1のドラム、前記取付けられた第1の位置の構成部品およ び前記取付けられた第2の位置の構成部品を前記第1の位置に移動させるために 前記第1のタレットを回転させる工程と、 (f)前記取付けられた第1の位置のタイヤ構成部品および前記取付け られたも第2の位置の構成部品を前記第1のドラムから前記第3のステーション にある前記第3のドラムに前記移送ユニットよって転送して、ビードを前記取付 けられたタイヤ構成部品に取り付ける工程と、 (g)前記第3のドラムを前記第4の位置に移動させるために前記タレ ットを回転させる工程と、 (h)前記第4の位置の追加のタイヤ構成部品を取付けてタイヤカーカ スを形成する工程と、 (i)前記第3のドラムを前記第4の位置から前記第3の位置に移動さ せるために前記第2のタレットを回転させる工程と、 (j)保管設備または加硫設備への移送のために前記タイヤカーカスを 前記第3のドラムから取り外す工程とを含むことを特徴とするタイヤ製造方法。 37. 前記タイヤ製造装置が、第5のドラムおよび第6のドラムを備えた前記 第2のタレットから間隔を置いて配置されている第3のタレットと、前記第3の タレットのところに位置する第5のステーションおよび第6のステーションと、 前記第4の位置で前記追加のタイヤ構成部品を取り付ける、前記第3のタレット と前記第2のタレットのと間に配置されている第2の移送ユニットとを有するタ イヤ製造方法において、 (a)第5の位置のタイヤ構成部品を前記第5のステーションにある前 記第5のドラムに取り付ける工程と、 (b)前記第5のドラムを前記第6のステーションに移動させるために 前記第3のタレットを回転させる工程と、 (c)第6の位置のタイヤ構成部品を前記第6のステーションにある前 記第5のドラムに取り付ける工程と、 (d)前記第5のドラムを前記第5の位置に移動させるために前記第3 のタレットを回転させる工程と、 (e)前記取付けられた第5の位置の構成部品および前記取付けられた 第6の位置の構成部品を前記第5の位置から前記第2のタレットの前記第4の位 置まで前記第2の移送ユニットによって移送する工程と、 を含むことを特徴とする請求項36に記載のタイヤ製造方法。
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