JP2001500235A - バルブ - Google Patents

バルブ

Info

Publication number
JP2001500235A
JP2001500235A JP10513281A JP51328198A JP2001500235A JP 2001500235 A JP2001500235 A JP 2001500235A JP 10513281 A JP10513281 A JP 10513281A JP 51328198 A JP51328198 A JP 51328198A JP 2001500235 A JP2001500235 A JP 2001500235A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
valve seat
passage
annular member
housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10513281A
Other languages
English (en)
Inventor
クラウッセン,ジョーゼフ
テラール,クリスチャーン
リーセルマン,フランツ―ジョーゼフ
Original Assignee
シュラットマン,ジョーゼフ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by シュラットマン,ジョーゼフ filed Critical シュラットマン,ジョーゼフ
Publication of JP2001500235A publication Critical patent/JP2001500235A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K1/00Lift valves or globe valves, i.e. cut-off apparatus with closure members having at least a component of their opening and closing motion perpendicular to the closing faces
    • F16K1/32Details
    • F16K1/34Cutting-off parts, e.g. valve members, seats
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K1/00Lift valves or globe valves, i.e. cut-off apparatus with closure members having at least a component of their opening and closing motion perpendicular to the closing faces
    • F16K1/02Lift valves or globe valves, i.e. cut-off apparatus with closure members having at least a component of their opening and closing motion perpendicular to the closing faces with screw-spindle
    • F16K1/06Special arrangements for improving the flow, e.g. special shape of passages or casings
    • F16K1/08Special arrangements for improving the flow, e.g. special shape of passages or casings in which the spindle is perpendicular to the general direction of flow

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Lift Valve (AREA)
  • Magnetically Actuated Valves (AREA)
  • Electrically Driven Valve-Operating Means (AREA)
  • Temperature-Responsive Valves (AREA)
  • Taps Or Cocks (AREA)
  • Sliding Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 バルブ入口(11)、バルブ出口(12)、及びバルブハウジング(2)の中をバルブ入口(11)からバルブ出口(12)まで延びる通路(66)を有するバルブハウジング(2)を含むバルブ。バルブ密閉面(50)を含む通路の中に弁座(5)が設けられている。さらに、バルブは、バルブ密閉面(50)への接触によって通路を閉塞するために、少なくとも一部が弁座(5)の中に動かされるべく適応させられた閉塞材(3)を含む。閉塞材は、弁座(5)が配されている平面(90)に対して鋭角をなして延びる方向(102)に沿って動かされる。弁座(5)のバルブ密閉面(50)の形状は球面である。

Description

【発明の詳細な説明】 バルブ 本発明は、バルブ入口、バルブ出口、及びバルブ入口とバルブ出口の間のバル ブハウジングを貫通する通路を備えた傾斜弁座バルブに関する。 バルブ、特に、円錐形の座面と、スピンドルに取り付けられて、バルブが閉じ られた時に流れの方向に垂直に動かされる閉塞材とを有するストロークバルブは その中を流れる流体に対して管路をふさぐためにしばしば用いられる。このよう なバルブは、その高い抗力と、その結果、流れの偏向のせいで閉領域に発生する 流れの大きな損失のために不都合である。 傾斜弁座バルブは、これらのまっすぐな弁座のバルブが発展した状態を代表し ている。ここで、弁座はその対称軸がスピンドル軸と平行して延びる円錐の傾斜 部分である。弁座と閉塞材との傾斜した配置は抗力の減少にかなり効果があるだ ろう。しかし、スピンドルが管軸に対して斜めに配されている場合、このバルブ はストロークが大きく、その結果操作性が損なわれるために不都合である。スピ ンドル軸と管軸とが直角に配されている傾斜弁座バルブでは、必要な面圧力が全 領域に及ぶわけではないため、閉塞材の両側の間の大きな差圧が、面圧力の不均 衡な分布のせいで弁座のところで漏れを生じさせる。このような傾斜弁座バルブ では、閉塞材のスピンドルへの偏心した配置は、ピンのような固定材を使って回 転に対して余分の取り付けを必要とする。 DE-A-43 42 025とDE-A-36 09 772とから、密閉の問題に関して最適化した傾斜 弁座バルブが公知である。閉塞材に接続されているスピンドル軸を弁座面により 形成され、スピンドル軸の方向に張り出している平面の中心に対して偏心させて 配置することによって、弁 座面に加わるスピンドルの力により生じるの面圧力の均衡が達成されている。ス ピンドル軸は、閉塞材の、スピンドルに最も近い(上側)部分の方へ移されてお り、スピンドルの力の加圧のポイントは、その有効方向が、閉塞材の中心平面と 、弁座面と、閉塞材に垂直に加わる圧力成分とのこれらの交差する直線により形 成される三角形の中で交差する複数の弁座面に対して垂直な線と交差するように 配置されている。 閉塞材における力関係の研究は、この実施例ではさらに、最大圧力FpGが密閉 面の一点において相殺される最大差圧ΔpGが存在し、その結果漏れが発生する ということを明らかにする。スピンドルの力を増大させることはわずかな改善に 終わるだろう。しかし、スピンドルの力の増大はスピンドル及びバルブハウジン グの強さに制限される。 さらに、一方では、ほとんど垂直な、かなり急峻な傾きの弁座を持つバルブを 使い、また他方では、円錐の軸線がスピンドル軸の方に傾斜している円錐形の弁 座を持つバルブを使うことにより、最大圧力FpGを増大させる可能性が知られて いる。急峻な傾きの座面は、バルブを開けると、戻り止め効果のせいで弁板が動 かなくなって、壊さずに開くことができなくなるかもしれないという点で不都合 である。傾斜させた円錐形の弁座の実施例では、これらのバルブで抗力がいくぶ ん大きくなるように、単に浅い楕円形の流れの断面が達成されている。 DE-A-24 30 537から、バルブハウジングの通路を横切って移動すすることが可 能なくさび形閉塞材を持った傾斜弁座バルブが公知である。閉塞材の傾き面は通 路に形成され、連続した玉縁状のバルブ密閉面を有する弁座に押し付けられて密 閉する。バルブハウジングはくさび形閉塞材用のガイドを含み、これによってバ ルブ密閉面に 押し付けられた時に、閉塞材を通路の長さ方向に偏向させられなくなるのを防ぐ 。これは、バルブハウジングのための機械加工の工程を増やし、バルブのコスト を上昇させる。 本発明の目的は、バルブ、特に、かなり簡単な構成でありながら、バルブハウ ジングの通路を確実に密閉する傾斜弁座バルブを提供することにある。 バルブ入口、バルブ出口及びバルブ入口からバルブ出口までバルブハウジング を貫通する通路を有するバルブハウジングと、 通路の中に設けられ、密閉面を含む弁座と、 密閉面との接触によって通路を閉塞するために、少なくとも一部が弁座の中へ 、弁座が配されている平面に鋭角をなして延びている方向に沿って移動され得る 閉塞材とを含む本発明のバルブの提供によって目的は解決される。 本発明のこのバルブは、弁座のバルブ密閉面の形が球面であるという理由で特 徴付けられる。 この弁座のバルブ密閉面の球面形状は閉塞材と弁座との間の線型接触を引き起 こす。実際は、閉塞材が、球根状,球面状、即ち凸面状のバルブ密閉面との線型 接触によって通路を閉塞するために弁座の中に部分的に移動でき、従って、閉塞 状態においては少なくとも弁座を部分的に貫通し、弁座の下が切り取られており 、行き渡っている圧力が閉塞材をさらに弁座に押し込む圧力に変換されるので、 確実に密閉される。 本発明の好ましい進展の結果、弁座のバルブ密閉面が(仮想)環状体にあり、 その表面の一部を形成している。この環状体は、環状体の中心軸が位置する中心 平面を含む。バルブ密閉面は、この中心平面の上下に位置する環状体の表面部分 により形成されているので、弁座の平面と中心平面とは、傾斜角が、特に10度 から30度の間、 好ましくは約20度の鋭角をなして広がっている。 換言すれば、環状体はバルブ入口に向けられている下面と、バルブ出口に向け られている上面とを含む。ここでバルブ密閉面は、上面と下面とにそれぞれ部分 的に位置し、また環状体の、上下の面の間の内側面の上の中心平面のレベルに部 分的に位置する仮想環状体の表面の数カ所によって形成されている。 好ましくは、環状体は特に円形か、でなけれは丸い断面を持つ円形又は長円形 の環状体である。閉塞材が移動していく方向に突出部として見られる環状体によ って取り囲まれる領域は閉塞材の断面に等しい。これら2つの領域のレベルには 閉塞材の外表面と環状体の内表面とが密閉線に沿って接触している。このような 線型圧力は、面圧力よりも容易に高圧を実現する。それは本発明のバルブがとて も簡単な構造でありながら確実に密閉する特徴を持っているからである。 本発明の好ましい実施例は、閉塞材の移動方向が通路の伸長方向に対して実質 的に直角の方向である。さらに、環状体が存在する平面が、通路の伸長方向に対 して環状体が鋭角の傾きをなして広がることが適切であろう。この傾き角は、好 ましくは30度から60度の間、特に40度から50度の間、そして好ましくは 実質的に約45度である。 好ましくは、仮想環状体が断面が円形の長円形の環であって、閉塞材の移動方 向に対して、閉塞材が移動していく方向に見られる円形領域を取り囲むように傾 いているがゆえに、閉塞材は尖っているか、又は先が丸いか、又は斜めに切られ た円錐体である。 本発明の好適な実施例は、弁座がバルブハウジングの一構成部分であって、バ ルブハウジングを形成する際に作成される。代わりに、弁座はバルブハウジング に挿入される別部材であってもよい。 さらに、本発明の好適な実施例では、バルブハウジングが、実質的にまっすぐ な通路管部分と、これに実質的に直角な枝管部分とを有するT字管形である。閉 塞材は枝管部分に位置しており、通路管部分に側面から移動させられる。通路管 部分の内表面は、内側に突出した連続した環状面が形成され、通路管の中に突出 した玉縁状に延びている。この環状の突出した玉縁は、通路管部分の長手方向の 軸に対して45度の角度をなし、従って、枝管部分の長手方向の軸とも45度を なしている。環状の突出した玉縁によって取り囲まれる領域の中心は、通路管部 分及び枝管部分の長手方向の軸の交点にに一致する。このことは、環状の突出し た玉縁が、通路管部分と枝管部分との間の角部分に広がっていることを意味する 。 上述の仕様により形成されるバルブハウジングは、じか道バルブとコーナーバ ルブとが同じバルブハウジングを用いて製造できるという点で好都合である。じ か道バルブに関して、閉塞材とこれを動かす部品とが、通路管部分に移動させら れるために枝管の中に位置する。このバルブハウジングをコーナーバルブに使用 した場合、閉塞材は通路管部分の一部分に位置して、通路管部分の他の部分と枝 管部分との間の角度の付いた流れを妨げるために、通路管部分のこの他の部分に 移動させられるであろう。従って、じか道バルブにおいては、バルブハウジング の入口と出口とは、通路管部分の軸端により形成され、コーナーバルブのバルブ ハウジングの入口と出口とは通路管部分の2つの軸端のいずれか、及び枝管部分 の軸端により形成される。 通路管部分の内表面の環状の玉縁状の突出は、玉縁形成のためのT字管の壁面 の部分的な変形により形成されるのが好ましい。このようなバルブハウジングに おいては、従って外表面は、通路管部分の長手方向の軸と枝管部分の長手方向の 軸とに対して45度の角度 で傾斜している連続したくぼみを持つ。バルブハウジングは、プラスチック材で 作られているのが好都合である。射出成型又は高圧成型が適切な製造方法であっ て、後者では、内圧及び/又は外圧の発生によりブランクに所望の形状が与えら れる。両方の方法は、通路管部分の内側、従って弁座とそのバルブ密閉面とを後 で機械加工する必要がなく、バルブハウジングと一緒に直ちに製造することがで きるという点で好都合である。 本発明は、弁座が、弁座面として三次元的で凸面状に湾曲した座面を有するバ ルブハウジングを含む。バルブの閉位置では、特にスピンドル又は他の動き部材 の末端に設けられている閉塞材は弁座をポジティブに、また非ポジティブにふさ ぐ。 バルブ密閉面は、弁座の周りに環状に広がる仮想環状部材の表面域にある。仮 想環状部材は、流れの断面領域に位置する弁座の中心軸周りの回転平面に存在す る円形又は楕円形の経路の(断面)領域を回転させることにより、又はこの中心 軸周りの回転によりつくりだされる。断面領域は、中心軸に面している縁におい て凸面状をなし、その結果、中心軸に近い、環状部材の円周状の点の接線は、中 心軸にほぼ平行であり、回転平面からより遠い、環状部材の下側又は上側の円周 上の点の接線は、回転平面にほぼ平行である。環状部材の断面領域は円形又は楕 円の領域、また放物線又は双曲線で部分的に規定された領域が好適である。同様 に、多角形で形成され、回転平面から遠いその周縁部分が回転平面に対してわず かに傾斜している直線で形成された領域であってもよい。中心軸に近い周縁部分 は部分円により形成され、回転平面に近い周縁部分は回転平面に対して傾斜が急 峻な直線により形成されている。 特に好適な実施例では、仮想環状部材はドーナツ型の外観を持ち、バルブ入口 とバルブ出口の間に延びる主たる流れ方向、即ち管軸に 対して鋭角α(環状部材傾斜角)をなして傾斜している。閉塞材は、閉位置にお いて弁座のバルブ密閉面(ドーナツ型曲面)と線型接触する円錐台形であっても よい。面接触に比べ、線型接触は面圧がかなり高く、座面は、接触面が小さいせ いで、夾雑物の影響を受けにくい。 密閉線は、ドーナツ型曲面の周りに生成される線に対応している。この線は、 スピンドルに近い、第1の(上側の)線生成ポイントと、スピンドルから遠い、 第2の(下側の)線生成ポイントとを備えている。垂直断面では、環状部材は第 1の(上側の)断面領域と第2の(下側の)断面領域とを持つ。第1の線生成ポ イントは上側の断面領域の第1の円周の部分に存在し、この部分は第1の交点と 接線上の第1の点の間に広がっている。第1の交点は、上側の断面領域の、閉塞 材の流入側に加わる圧力の有効方向に延びている第1の直径と第1の円周とのス ピンドル側(上側)の交点である。接線上の第1の点は、内側の凸状面の接線と の第1の接点であり、この接線はスピンドル軸と平行に延びている。第2の線生 成ポイントは下側の断面領域の第2の円周の部分に存在し、この部分は第2の交 点と第2の接線とを連結する。第2の交点は、回転平面に存在する第2の直径と 第2の円周との交点である。接線上の第2の点は、スピンドル軸と平行に延びて いる、内側の凸状面の接線との第2の交点である。 このような弁座と弁板との配列によって、バルブの閉位置で、閉塞材が、弁座 の下側部分を差圧により生じる圧力Fpの方向に切り取り、その結果、嵌め込み がこの部分における自動密閉である。閉塞材の全体は、スピンドル軸に垂直なス ピンドルガイドにあるバルブの下側の部分により支持されているので、圧力Fp は閉塞材の上側の部分を弁座から離れる方へ押さない。従って、閉塞材は、スピ ンドルの軸方向のいかなる能動的な力を借りなくても安定している。能動的なス ピンドル力Fsは、弁座と閉塞材との間に結果として生じる面圧に影響を及ぼす 追加の圧力を加えなくても密閉面の全体に分布するであろう。 閉塞材に加えられる力の研究は、密閉線が、第1の(上側の)接線上の点と、 2つの断面領域の第2の(下側の)接線上の点との間に延びていることが理想的 であることを明らかにする。 弁板密閉面としてのくぼんだ板縁面を持つディスク状の弁板は、閉位置におい て弁座とポジティブにまた非ポジティブに接触し、流入側の弁板前側が、仮想環 状部材の回転面に対して鋭角β(板傾斜角)をなして配置され、閉塞材としても また適している。弁板の輪郭はバルブの閉位置において、弁板の前側が、密閉面 を限る密閉縁(密閉線)により規定されるように設計されている。 密閉面に作用する摩擦力と一緒に、上側の線生成ポイントへのスピンドル軸の 位置変更は、密閉面の上側の部分に生じるモーメントの補正に顕著な効果がある 。 閉塞材の本発明の形状は、動き部材の側から、特にスピンドル側から弁座への 閉塞材の円滑な挿入を考慮しており、閉の状態で、閉塞材は弁座のどの点におい てもしっかりと密閉する。仮想環状部材の傾斜は、円形又は楕円形の流れの断面 領域が獲得されるので、バルブにおける抗力を減少させる。仮想環状部材の湾曲 表面はバルブの流量を増す。即ち抗力が小さい。 他の利点は、弁板の下側の部分の力は、座面の上側の部分の対抗まさつ力に常 に打ち勝つほど十分に強く、弁板を最適の位置に保つから、弁板が弁座に自動的 にセンタリングされるという点にある。 要約すると、球根状にふくらんだ、球面の、凸面状の弁座面、特にドーナツ型 曲面の部分面によって、円錐状の弁座面を持つストロ ークバルブよりも密閉性がかなり高いということに注目すべきである。さらに、 ほぼ一定の円形通過断面を有する流れ性の良いハウジング通路を設計することが できる。 従って、本発明は、流入バルブ入口と流出バルブ出口を有するバルブハウジン グのあるバルブに言及している。バルブハウジングは弁座と、スピンドルの末端 に配置された閉塞材とを備える。閉塞材は、閉位置において、弁座のバルブ密閉 面とポジティブにまた非ポジティブに接触する。弁座は、バルブ密閉面として、 三次元的に凸面状の座面を有する。換言すれば、バルブ密閉面は、中心軸を持ち 、弁座の周りに環状に広がる仮想部材(環状部材)の面に存在する。これは、バ ルブ入口とバルブ出口との間の主たる流れ方向に対して鋭角α(環状部材傾斜角 )をなして傾斜している。環状部材の表面はドーナツ型球面がふさわしい。 本発明の好適な実施例では、スピンドルはスピンドル軸に垂直、即ち管軸に沿 った主たる流れの方向に直角の方向に動かされ、そこで、バルブの閉位置におい て、閉塞材はバルブ密閉面と少なくとも線型接触を持ち、少なくとも一つの密閉 線を持つ環状部材の内側の凸状面の周りの生成線に接し、この生成線の上に、ス ピンドルに近い第1の生成線ポイントと、スピンドルから遠い第2の生成線ポイ ントが位置する。第1の生成線ポイントは、環状体の第1の断面領域の第1の円 周の部分に存在し、この部分は第1の交点と第1の接線ポイントとの間に広がり 、第1の交点は、圧力Fpの有効方向に広がる第1の断面領域の第1の直径と第 1の円周部分とのスピンドル側の交点である。そして第1の接線ポイントは、第 1の接線の内側の凸状面との第1の接点であり、接線はスピンドル軸に平行に延 びている。第2の生成線ポイントは、環状部材の第2の断面領域の第2の円周の 部分に存在し、この部分は第2の交点と第2の接線と を連結し、第2の交点は、凸状面の内側において、中央平面に存在する下側の断 面領域の第2の直径と第2の円周との交点である。そして第2の接線ポイントは 、スピンドル軸と平行に広がる、内側の凸状面の第2の接線の交点であり、流入 側の閉塞材前面に、バルブ入口(11)とバルブ出口(12)との差圧Δpによ り引き起こされる圧力Fpが法線の方向に加わる。 閉塞材は、特に閉側の外形が凸状の円錐体又は先端を切った円錐体が好ましい 。 代わりに、くぼんだ板縁面を有するディスク状の弁板によって、閉側に弁板密 閉面としての閉塞材が形成され、密閉線は、流入側に位置する弁板密閉面の密閉 線であり、弁板密閉面は流入側の弁板側面(弁板前側)を規定しており、その結 果、弁板前側は環状部材の回転面に対して鋭角β(板傾斜角)で傾斜し、この面 は回転軸に直角である。好都合に、密閉線及び/又は密閉縁は環状部材の凸面状 の内側面の周りに延びる生成線に接すると規定されており、この線はスピンドル に近い第1生成線ポイントと、スピンドルから遠い第2生成線ポイントとの間に 延びている。ここで第1生成線ポイントは第1接線ポイントであり、第2生成線 ポイントは第2接線ポイントである。 スピンドル軸は中心からはずれているのが好ましく、第1生成線ポイントの方 にずれているのが好ましい。 本発明の他の局面は、特にドーナツ型局面を有する傾斜弁座バルブの取り付け 部品を製造する方法の提供にあり、この方法によれば、取り付けハウジングを、 複雑な幾何学で、低コストで、簡単な方法で、短い製造期間(周期)に組み立て られ、狭い許容誤差内の高い再現率を考慮に入れる。 今まで、取り付け部品とバルブとは、成形又はリフォーミング方 法と機械加工法との組み合わせで作られてきたので、弁座を後で成形しなければ ならなかった。これらの従来の製造方法は、数ある理由の中でとりわけ、工程ス テップ数がかなり多いせいで、また特に後での弁座の輪郭の機械加工のせいで、 時間を浪費するとともに出費がかさむ。 本発明のバルブは、ブランクとして用いる所定の形の管を、切断しない成形工 程で、一つのはめあい密閉面として、空間に凸面のあるはめあい面を持つ仕上が り部品である取り付けハウジングに加工することにより、簡単な方法で作ること ができる。 好適な製造方法は、複数の方法ステップを経て取り付けハウジングに最終の形 を与える高圧成形(HPF:High−Pressure Forming)方 法である。本発明の方法を用いることにより、三次元的に凸面状の弁座面を持つ 傾斜弁座のあるバルブハウジングをも製造することができる。 ブランク管の内径は、取り付け部品の称呼幅に対応している。高圧成形方法は 、一方では、管がアルミニウム製の場合は壁面の厚さが25.0mmまでの管を 使用することができる一方、壁面の厚さsが1.0〜10.0mmのブランクを 加工することができる。 本発明の他の利点は、バルブの管が、成形領域であってもほとんど元の壁面厚 さを持つ点であり、弁座の所定の弾力性しだいで壁面厚さをさまざまな寸法に合 わせることができる点である。 高圧成形(HPF)の種々のプロセス制御によって、弁座面の領域において弁 座面が環状スプリングとして設計され得るように壁面の厚さを変化させることが できるため、製造及び操作の許容誤差が柔軟に補正される。 高圧成形では、部品の寸法の安定性は、ツールの成形側面、即ち部品表面の圧 力のかからない側面からだけ提供される。弁座の寸法 の安定性は、有効成形圧力pi又はpaと管の内径に対する鋳型の外径の比とによ り実質的に影響され、その比は1より大きい。高圧成形(HPF)において、ツ ールに面する面、即ち仕上がり部品の圧力のかからない側の許容誤差はかなり小 さい。その上、狭い許容誤差内でのかなり厳密な再現性が得られる。 さらに、高圧成形(HPF)は仕上がりハウジングをいかなる変形可能な(延 性)素材から成形することも許す。 変形による高度のひずみが弁座領域の加工硬化を引き起こし、かなり大きな耐 久力が弁座を磨耗から守るということが他の利点である。 本発明のバルブを製造する好適な製造方法によれば、密閉面は後処理を必要と せず、可能な連接をハウジングに直接形成することができるので、バルブハウジ ングを、素材の最適な使用と最小限の切断(弁板の製造)により、非常に短い製 造周期で作ることができる。3ステップのHPF法において、取り付けハウジン グを製造する製造周期は3分もかからない。高圧成形(HPF)を使用すること で、でこぼこ(尖頭)を平らにすることによりとても滑らかな表面が見込まれ、 減少した抗力のために、開口のある取り付け部品の性能への明らかな効果が結果 として生じる。 凸面状の密閉面を持つ閉塞材を有するバルブに関して、弁板あるいは弁座の形 状はCNCフライス盤及び総形フライス盤により形成される。必要ならば、精巧 な処理をほどこすこともできる。 閉塞材が弁座の中に配されたとき、即ちバルブが潜在的な閉位置のとき、スピ ンドルがすえられる。そのために、閉塞材が定位置につけられたときに初めて、 スピンドルの位置を閉塞材に固定するボア(受入口)がドリルであけられる。又 はスピンドルが、すでにある閉塞材のボアにすえられ、調節される。 取り付けハウジング及びその中に配される閉塞材を有する取り付け部品を成形 する上述の方法は、ブランクとなる所定の管内径dR.iを有した管材が、切断の ない成形によって、仕上がり部品を構成し、はめあい密閉面としての空間的にく ぼんだはめあい座面を有する取り付けハウジングに加工される点に特徴がある。 ここで、取り付けハウジングは、好ましくは高圧成形プロセスの複数のステップ によって仕上がり部品の形に仕上げられる。 本発明の方法が提供する有益な進歩において、ブランクを仕上がり部品に成形 するときに、ブランクの壁面の厚さが維持され、取り付けハウジングは、成形部 分においてさえブランクのほとんど元の壁面厚さを持ち、その壁面の厚さは、弁 座の所定の弾力性しだいで、座領域においてさまざまに調整可能である。 好ましくは、ブランクの変形が、特に環状スプリングの形をとって、弾力のあ るはめあい座面をもたらす。 上述の方法によって製造された取り付け部品は、バルブハウジングと傾斜弁座 を有するストロークバルブである。都合のよいことに、バルブハウジングの大ま かな外側輪郭を成形する第1の方法ステップにおいて、単一又は組み合わせツー ル型枠におかれたブランクは通路部分と末端が閉じた枝(T部分)とを有するT 字部材に広げられ、ツール型枠を閉じた後、圧縮ダイスによりブランクの端面に 生成された成形圧力によってブランクは圧縮され、T字部分を形成すために、内 圧piが同時に、ツールに設けられている開口にブランクを押し込む。続いて、 第2方法ステップにおいて、ツールダイスを用いて、T字部材の枝領域にある通 路の長さ方向へ横切るように貫通し、閉じられた末端(カバー)をT字部材の枝 部分から切りとることによって、バルブハウジングに仕上部品の輪郭が与えられ る。そして、貫通領域の内部を形成する第3方法ステップにおいて、貫 通されたT字部材の枝部分と通路部分の開口端部分とに内部ツールとして挿入さ れた内側輪郭形成ダイスを用いて、T字部材の外側に加えられた高い外圧Paに より、弁座の輪郭が形成される。 都合よく、内側の輪郭を形作る際、貫通領域、及び貫通されたT字部材の枝部 分の前の長手方向に内側輪郭形成ダイスを用いて弁座が形成され、バルブの周り に延び、枝部分に対して斜めのバルブ密閉面が仮想環状部材の表面に存在する。 ブランクの壁面の厚さは1〜10mmが適しており、内側輪郭形成ダイスのダ イス外径ds.aと管内径dR.iとの径の比が1より大きいのが好ましい。 以下に本発明の実施例を、図に関連付けて詳細に説明する。 図1は、ドーナツ型の弁座と弁板とを有する傾斜弁座バルブの垂直断面図、 図2aは、ドーナツ型の弁座と弁板とを有する傾斜弁座バルブの他の実施例の 垂直断面斜視図、 図2bは、ドーナツ型の弁座と円錐形の閉塞材とを有する傾斜弁座バルブの他 の実施例の側断面図、 図3は、図2の閉塞材の側面図、 図4は、図2のストロークバルブの概要の垂直側断面図、 図5は、閉塞材に作用する力を図示した、図2のストロークバルブの概要の垂 直側断面図、 図6aは、ブランクがT字部材に拡張される、HPFプロセスの第1番目の段 階を示す図、 図6bは、T字部材が貫通され、T字部材の閉鎖端が切断される、HPFプロ セスの第2番目の段階を示す図、 図6cは、貫通されたT字部材に輪郭が与えられる、HPFプロセスの第3番 目の段階を示す図、 図7及び図8は、閉位置(図7)及び開位置(図8)の、じか道バルブの形を とった本発明の他の実施例の図、 図9及び図10は、バルブハウジングが図7及び図8のバルブハウジングと同 一である、閉位置(図9)及び開位置(図10)の、コーナーバルブの形をとっ た本発明の一実施例の図、 図11から図13は、バルブ密閉面の別の可能なデザインを示した、本発明の バルブのさらに他の実施例の長手方向一部断面図である。 図1から図5に示した傾斜弁座バルブ1の実施例は、弁座5と、ハウジング2 の中に配されたスピンドル4の末端に取り付けられている閉塞材3により流体に 対して閉塞される流入側のバルブ入口11及び流出側のバルブ出口12とを有す るバルブハウジング2を含む。図示された実施例において、スピンドル4はスピ ンドル軸SAに沿って、流れ方向SR、即ち管軸に直角に移動させられる。バル ブ1の閉位置において、閉塞材3は球根状で球面の、即ち、弁座5の、凸状に出 っ張ったバルブ密閉面50に接触する。バルブ密閉面50は、弁座5の周囲に広 がり、表面がドーナツ型曲面6である仮想環状部材RKに存在する。 ドーナツ型曲面6上の、点MP1、MP2、SP1、SP2、TP1、TP2 と、区域U1、U2、QF1、QF2とは、原点がドーナツ型曲面6の中央にあ る仮想の座標系に関連する。座標系の軸は中心軸RAと環状部材RKの回転平面 、即ち中心平面REとに存在する。座標系では「上部」と「下部」とが、図1と 、図2a及び2bと、図4と図5とに示されている上向きのスピンドル延長部を 有するバルブ1の位置を表す。 ドーナツ型曲面6は鋭角α(環状部材傾斜角)をなして、バルブ入口11とバ ルブ出口12との間に広がる流れの主方向SRに向い て傾いている。 流れの主方向SRとドーナツ型曲面6の中心平面REとに取り囲まれた環状部 材傾斜角αは、0度から90度、特に30度から60度、好ましくは40度から 50度の値であり、その結果、閉塞材3の閉領域において、流れの断面積は円形 又は楕円形である。 閉塞材3は、生成面30(図2a参照)としてのくぼんだ板縁の面を有する弁 板31、即ち頂点側が切り取られた円錐体3a(図2b参照)の弁板31、又は 一般化すると、くほみが生成された面を有する要素であってもよい。閉塞材3の 輪郭は、閉位置において、生成面30が、少なくとも1つの密閉線33に沿った 生成線63に接触するように設計されている。この生成線は環状部材6の内側の 生成面61に沿って延び、その生成線の上には、スピンドルに近い第1の(上側 の)接線ポイントTP1を、第1の生成線ポイントMP1として備え、スピンド ルから遠い第2の(下側の)接線ポイントTP2を第2の生成線ポイントMP2 として備えている。 バルブ1の閉位置において、閉塞材の流入側前面32の法線の方向に延びる圧 力Fpの成分が、閉塞材31に加わる。この圧力Fpは、前面32、即ちバルブ入 口11と閉塞材の流出側後面36、即ちバルブ出口12との間の差圧Δpの結果 生じる。 図1は、弁座5を持つ傾斜弁座バルブ1を示す図であって、バルブ入口11と バルブ出口12は流れの方向SRに延びる軸にあり、さえぎるもののないその通 路は、閉塞材3の閉領域の称呼幅に相当する。弁座5は、ドーナツ形表面の一部 に相当するバルブ密閉面50を含む。 閉塞材の後面36はバルブハウジング2に適応され、その結果、バルブ1が開 いたとき、後面はハウジングの内壁にポジティブに接触する。 閉塞材3は、スピンドル4の受入口34の領域が強化され、即ち、形状が円板 状から、受入口34を含む高密度ブロック35にしだいになる。 図2aは、閉塞材3の閉領域で開口径がしだいに小さくなっているドーナツ形 の弁座5と、互いに同軸状に配されたバルブ入口11及びバルブ出口12とを持 つ傾斜弁座の一例を示す図である。 閉側において、閉塞材3(図3参照)はディスク形状で、しかもくさび形状の 弁板であり、くぼんだ板縁面が弁板密閉面(図3の面30参照)を形成している 。閉状態において、周方向に密閉面が延びている弁板は、弁座5のスピンドルに 近い上側部分にほぼ直線的に接し、弁座5のスピンドルから遠い下側部分に面接 触する。 閉塞材3は、スピンドルの横に、スピンドル4を受けとめるシャフトを形成す る弧状の伸長部材35の形をした補強材35を有する。 図2bは、ドーナツ型局面の一部に相当する弁座5を備え、図2aに示すよう に、さらに、先端を切った円錐体3aの形状の閉塞材3を閉塞側に備えた傾斜弁 座1の一例も示している。閉塞位置において、閉塞材3,3aはドーナツ型球面 6の中に届き、接触線63を形成するドーナツ型球面6の生成線63と一致する 密閉線33に沿って、流体に対してバルブ1を密閉する。 図4は弁板31の輪郭の、密閉面30及びハウジング2の弁座5の周りに環状 に延びる仮想(ドーナツ型)環状部材RK,6への依存関係を説明する図である 。全ての断面にわたって一定の壁面厚sを有するバルブハウジング2は、その方 法ステップが図6aから6cに示されている、取り付けハウジングの製造方法を 用いて製造される。弁板前面32は、環状部材RK,6の中央平面REに対して 鋭角β(板傾斜角)で傾いている。 バルブの閉位置において、弁板31は、ドーナツ型球面6の生成 された内側面61の周りに延びる生成線63に、生成線63上に位置する、弁板密 閉面30の前側密閉端33、上側の第1の生成線ポイントMP1、及び下側の第 2の生成ポイントMP2で接する。 バルブ1の一側から他側までの縦断面には、環状部材RK,6の全体の断面領 域が形面(断面領域)QF1、QF2により形成されている。第1の断面領域Q F1は、中心軸RAの上にあるスピンドルに近く、第2の断面領域QF2は中心 軸RAから遠い。 第1の生成線ポイントMP1は、第1の交点SP1と第1の接線ポイントTP 1との間に広がる、第1の上側の断面領域QF1の第1の円周部分U1に位置し ている。第1の交点SP1は、上側の断面領域QF1の、圧力Fpの有効方向に 延びる第1の直径DM1と円周U1とのスピンドル側交点SP1である。 第1の接線ポイントTP1は接線TG1の、第1の断面領域QF1に含まれる 上側のドーナツ型球面部分の生成内側面61との接点であり、接線はスピンドル 軸SAの平行方向に延びている。 第2の生成線ポイントMP2は、第2の、下側の断面領域QF2の第2の円周 部分U2に存在し、この部分は第2の交点SP2と第2の接点TP2とを連結し ている。 第2の交点SP2は、生成線の内側に位置し、中央平面REに位置する、下側 の断面領域QF2の、第2の直径と円周部分U2との交点SP2である。 第2の接線ポイントTP2は接線TG2の、第2の断面領域QF2に含まれる 下側のドーナツ型球面部分の内側面61との交点であり、接線はスピンドル軸S Aの平行方向に延びている。 弁板31は下側部分の弁座5の下を、圧力Fpの有効方向に切り取る。しかし 、弁座5の上側部分には、弁板31が座面50の上側の面にある。 図5に示した力の線図は、弁板31が弁座5及びスピンドル4に加える力(Fp ,Fs)の相互作用を示している。 弁板31における力関係の考察のために、力のふるまいを、簡単のために、直 線を用い、まさつ力は無視して説明する。弁板31によって、圧力Fpの方向に 弁座5の下を切り取ることは、第1の支点を提供する第2の交点SP2と、さら なる支点Cとしてのスピンドルガイド41において閉塞材3を支持させる。した がって、力F2.x,F2.y及びFcが加わる。支持力Fcは、スピンドル軸SAの軸 方向に向けて加わる圧力Fpへの反作用力である。 圧力Fpとスピンドル軸SAは互いに鋭角をなして配置されているので、バル ブ5は自動的に漏れを止め、即ち、閉塞材が第2の交点SP2及び支点Cにおい て、有効なスピンドル力Fsなしで、軸方向に安定的に支持される。 スピンドルから遠く、スピンドル軸SAの下の密閉面30,50の部分におい て、閉塞材3に加わる圧力Fpは、第2の支持ポイントSP2における力成分F2 .x 及びF2.yと、スピンドル軸SAに直角に加わる支持力Fcと釣り合った状態に ある。 弁板31は弁座5の下側の部分において、支点SP2で支持され、またスピン ドルガイド41において、スピンドル軸SAに対して直角な角度で支持されてい るので、閉塞材3のスピンドルに近い部分は、スピンドル軸SAの上の部分で圧 力Fpによって弁座5から離されない。 有効スピンドル力は、圧力が増大すると、弁座密閉面50と弁板密閉面30と の間に密閉に何らかの影響を与える追加の圧力Fp又はそれらから生じる面圧な しに、交点SP1,SP2に均等に分布するであろう。 弁板31の本発明の配置は、弁板の下側部分における支持力F2. x ,F2.yは対立するまさつ力に打ち勝つのに十分なほど、そして板を最適な位置 に押すのに十分なほどに強いので、弁板31の自動センタリングを考慮に入れて いる。ドーナツ型球面の直径がより大きいと自動センタリングの精度が上がる。 それは、この場合、弁座密閉面50の、上側のドーナツ型球面断面QF1におい て、スピンドル軸SAに対する角度がより鋭角になるからである。 図6aから6cは、図4のような(ドーナツ形の)弁座面を有する傾斜弁座1 を製造する3段階の製造方法の方法ステップVS1,VS2,VS3を示すもの である。 高圧成形法(HPF)に従ってバルブハウジング2を製造する場合、バルブハ ウジング2の大まかな輪郭を獲得するための第1の方法ステップVS1(図6a 参照)において、ブランクRは通路部分TS1と、端末が閉鎖されている枝部分 TS2とを有するT字形部材TSに広げられる。まず、ブランクRは1又は複数 の部品からなり、T字部材TSの外形を与えるツール型枠W1の中に置かれ、ツ ール型枠W1を閉じた後、続いて、ブランクRの両端面にプレスダイスDS1, DS2によって発生される成形力Fuによってブランクは圧縮される。伸長及び 引っ張り工程と、外側から発生され、ブランクRに加えられる内圧piとを用い て、管材は横軸のT字部分 プレスダイスDS3は、力FGによって作用し、枝TS2が均一に形作られるこ とを支援する圧力パッドDS1である。 長手方向に溶接された管がブランクRとして用いられることが好ましい。 十分に高い内圧piを生成するために、ブランクは非圧縮性の媒質で満たされ ているのが好ましい。 第2の方法ステップVS2において、T字部材(TS)は枝管TS2の領域に おいて通路部分TS1の長手方向へ横切るように、ツールダイスWS2を使用し て貫通される。貫通領域Dは傾斜弁座5の基礎形状を形成する。枝TS2の閉鎖 端(カバー)は切り取られる。 第3方法ステップVS3において、高圧成形法を用いて、内側に位置するツー ルIS1,IS2,IS3によって外部からの高圧paをT字部材TSの外部に 加えることにより弁座5の輪郭が形作られる。この効用のために、3部品からな るツールIS1,IS2,IS3が、枝TS2と、通路部分TS2の末端開口部 とに挿入される。製品TSの外部に加えられる圧力paは、非圧縮性の媒質を圧 縮することにより生成される。この力はツールW3の圧力線上に配列されたダイ スによって加えられる。 以下に、本発明のさらに他の実施例を、図7から13を用いて詳細に説明する 。前述の力の比についての考察、及び個々の構成要素の相関的な配置が以下の実 施例にも適用されなければならないことに注意すべきである。 図7から10は、いずれのバルブも同じバルブハウジング62を持つ2つの実 施例60,60’の縦方向断面図である。バルブ60はじか道バルブである一方 、バルブ60’はコーナーバルブとして設計されている。 その閉位置が図7に、またその開位置が図8に示されているバルブ60のバル ブハウジング62は、通路66を形成する通路管部分68と枝管部分70とから なるT字管部材64を備える。バルブハウジング62はプラスチック材からなる 。通路管部分68の向き合う軸端72,74は、バルブ60の入口76と出口7 8とをそれぞれ形成している。枝管部分70は、斜めに切られた円錐体の形をな した閉塞材84を一端に有する、スピンドル82の形をなした動き材に、搭載手 段80によって取り付けられている。スピンドル82の回転は(図7から10に は関連する回転手段は図示せず)、閉塞部材84を通路66の中へ直交するよう に動かす。 通路66の中で、弁座86は弁座面88を持つように形成されている。弁座面 88は、通路66に対して鋭角をなして広がる平面90の中に配されている面を 取り囲む。弁座面88は仮想環状部材92の一部であり、その中央平面94は平 面90に対して鋭角をなして広がっている。環状部材92の中央軸96は中央平 面94に垂直に延びている。環状部材92は、通路66の長手方向軸98と約4 5度の角度を形成している。この長手方向軸98は、中央平面94と中央軸96 との交点と交差する。枝管部分70の長手方向軸100もまたこの交点を通過す る。 図7に示すように、弁座86は通路管部分68の壁面がビード状に変形されて いる。このビード状変形は内側に向いた突出部を通路66に生ぜしめ、その表面 は環の内側面に相当する。環状部材92それ自体は長円形である。この長円の複 数の長軸は、閉塞材84の移動方向102に見られる、先端が切り取られた円錐 形の閉塞材84が通路66を塞ぐために突入する円形の内側面が得られるように 、互いに関連付けて寸法が決められている。 図7の閉塞位置において、閉塞材84の外側面は弁座86のバルブ密閉面88 に接する。ここで、閉塞材84と弁座86との間に下部切り取りが発生する。 図7及び8に示すバルブハウジング62の着想の利点は、バルブハウジング6 2が、図7及び8のじか道バルブ60と、図9及び10のコーナーバルブ60’ の両方に使用できる点である。これら2つの変形例は、ハウジング62と閉塞材 84との間の密閉のために、 弁座86の異なる表面部分を使用する。コーナーバルブ60’の部分が図7及び 8のじか道バルブ60に対応する限り、これらの部分には、図9及び10におい て同一の参照符号を付す。 図11から13は弁座と閉塞材との間の密閉面の着想の別の実施例を示すもの である。これらの図においても、図7から10のバルブ60及び60’に相当す る部分には、図11から13において同一の参照符号を付す。 図11に示すように、バルブ60の密閉は、プラスチック製のバルブハウジン グ62によって達成される。製造上の理由に関して(例えば、射出成形部材とし て又は高圧成形によってバルブハウジング62を製造する)、バルブ密閉面88 は弁座86に形成され、バルブ密閉面の質は、バルブ60を密閉するように、閉 塞材84の外側と直接的に協同するのに十分である。プラスチック材の代わりに 、例えば金属のような他の素材を用いてもよい。 図12の実施例において、弁座86のバルブ密閉面88と協同してバルブ60 を密閉するために、閉塞材84に素材コーティング106がほどこされている。 この素材コーティング106は弾力性により変形することができる。図12のバ ルブ60のハウジング62は金属製又はプラスチック製である。 図13の実施例において、バルブ60のハウジング62は金属製である。弁座 86を形成する通路66の内側の突出部は、45度の角度で傾斜する受入口10 8を備え、弾性プラスチック素材の長円形の密閉部材110がその中に挿入され ている。この長円形の環状部材110は閉塞材84とともに密閉に備える。さら に密閉面88は環状部材110に生じ、密閉面は環状部材110の一部だけ占領 し、図7から12に示すバルブの他の実施例でのように、閉塞材84に実質的に 線形に接触し、これによりバルブ60を密閉する。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年10月12日(1998.10.12) 【補正内容】 特許請求の範囲 1.バルブ入口(11;76)、バルブ出口(12;78)及びバルブ入口( 11;76)からバルブ出口(12;78)までバルブハウジング(2;62) を貫通する通路(66)を有するバルブハウジング(2;62)と、 通路(66)の中に設けられ、バルブ密閉面(50;88)を含む弁座(5; 86)と、 バルブ密閉面(50;88)との接触によって通路(66)を閉塞するために 、少なくとも一部が弁座(5;86)の中へ、弁座(5;86)が配されている 平面(90)に鋭角をなして延びている方向(102)に沿って移動され得る閉 塞材(3;84)とを含み、 弁座(5:86)のバルブ密閉面(50;88)の形が球根状であって、仮想 環状部材(6;92)の表面の一部をなし、 環状部材(6:92)は下側の面がバルブ入口(11;76)に、また上側の 面がバルブ出口(12;78)に面しており、仮想環状部材(6;92)の表面 の、その一部分が上側の面と下側の面とにそれぞれ位置する部分と、さらにその 一部分が仮想環状部材(6;92)の上側と下側との面の間の内側の面に位置す る部分とによってバルブ密閉面(50;88)が形成され、 弁座(5;86)が配されている平面(90)が、環状部材(6;92)が位 置する平面(94)に対して鋭角をなして広がっており、 閉塞材(3;84)が弁座表面(50;88)と接触しているときは、弁座平 面(90)と環状部材平面(94)とを横断していることを特徴とするバルブ。 2.鋭角の角度が10度から30度の間、好ましくは約20度で あることを特徴とする請求項1記載のバルブ。 3.仮想環状部材(6;92)が、円形又は丸い円形の断面を有する、円形、 楕円形又は長円形の環状部材であることを特徴とする請求項1又は2のいずれか に記載のバルブ。 4.閉塞材(3;84)の移動の方向(102)が、通路(66)の伸長方向 (98)に対して実質的に直角をなしていることを特徴とする請求項1乃至3の いずれかに記載のバルブ。 5.弁座(5;86)が位置する平面(90)が、通路(66)の伸長方向( 98)に対して鋭角の傾きをなして広がっていることを特徴とする請求項1乃至 4のいずれかに記載のバルブ。 6.環状部材(6;92)が位置する平面(94)が、通路(66)の伸長方 向(98)に対して鋭角の傾きをなして広がっていることを特徴とする請求項1 乃至5のいずれかに記載のバルブ。 7.環状部材の傾きの角度が30度から60度の間、特に40度から50度の 間、好ましくは実質的に約45度であることを特徴とする請求項6記載のバルブ 。 8.閉塞材(3;84)が、先端が尖った円錐体、先端が丸い円錐体、又は斜 めに切り取られた円錐体であり、また仮想環状部材(6;92)が、円形の断面 を有する楕円形の環であり、該仮想環状部材(6;92)は閉塞材(3,84) の移動方向(102)に対して、閉塞材(3;84)の移動方向(102)に見 える円形範囲を取り囲むように傾いていることを特徴とする請求項1乃至7のい ずれかに記載のバルブ。 9.弁座(5;86)かバルブハウジング(2;62)の一構成部分であるこ とを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載のバルブ。 10.バルブハウジング(2;62)が、実質的にまっすぐな通 路管部分(68)と、これに実質的に直角な枝管部分(70)とを有するT字管 (64)であり、通路管部分(68)には、通路管部分(68)と枝管部分(7 0)との両方の長軸(98,100)に対して45度をなして傾いている面に位 置する、内側に突出する連続的な環状面域が設けられており、この面域にはバル ブ密閉面(50;88)が存在し、この球面域は、通路管部分(68)と枝管部 分(70)との間の2つの角部分のいずれかに沿って広がっていることを特徴と する請求項1乃至9のいずれかに記載のバルブ。 11.球面域がT字管(64)を部分的に玉縁状に変形させて形成されている ことを特徴とする請求項10記載のバルブ。 12.バルブハウジング(2;62)がプラスチック素材で形成されているこ とを特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載のバルブ。 13.バルブハウジング(2;62)が射出成形部品であることを特徴とする 請求項1乃至12のいずれかに記載のバルブ。 14.バルブハウジング(2;62)が管材を切断加工しないで形成されいて いることを特徴とする請求項1乃至13のいずれかに記載のバルブ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.バルブ入口(11;76)、バルブ出口(12;78)及びバルブ入口( 11;76)からバルブ出口(12;78)までバルブハウジング(2;62) を貫通する通路(66)を有するバルブハウジング(2;62)と、 通路(66)の中に設けられ、バルブ密閉面(50;88)を含む弁座(5; 86)と、 バルブ密閉面(50;88)との接触によって通路(66)を閉塞するために 、少なくとも一部が弁座(5;86)の中へ、弁座(5;86)が配されている 平面(90)に鋭角をなして延びている方向(102)に沿って移動され得る閉 塞材(3;84)とを含み、 弁座(5;86)のバルブ密閉面(50;88)の形が球根状であることを特 徴とするバルブ。 2.バルブ密閉面(50;88)が、仮想環状部材(6;92)の表面の一部 をなしていることを特徴とする請求項1に記載のバルブ。 3.弁座(5;86)が配されている平面(90)が、環状部材(6;92) が位置する平面(94)に対して鋭角をなして広がっていることを特徴とする請 求項2記載のバルブ。 4.鋭角の角度が10度から30度の間、好ましくは約20度であることを特 徴とする請求項3記載のバルブ。 5.環状部材(6;92)は下側の面がバルブ入口(11;76)に、また上 側の面がバルブ出口(12;78)に面しており、仮想環状部材(6;92)の 表面の、その一部分が上側の面と下側の面とにそれぞれ位置する部分と、さらに その一部分が仮想環状部材(6;92)の上側と下側との面の間の内側の面に位 置する部分と によってバルブ密閉面(50;88)が形成されていることを特徴とする請求項 2乃至4のいずれかに記載のバルブ。 6.仮想環状部材(6;92)が、円形又は丸い円形の断面を有する、円形、 楕円形又は長円形の環状部材であることを特徴とする請求項2乃至5のいずれか に記載のバルブ。 7.閉塞材(3;84)の移動の方向(102)が、通路(66)の伸長方向 (98)に対して実質的に直角をなしていることを特徴とする請求項1乃至6の いずれかに記載のバルブ。 8.弁座(5;86)が位置する平面(90)が、通路(66)の伸長方向( 98)に対して鋭角の傾きをなして広がっていることを特徴とする請求項1乃至 7のいずれかに記載のバルブ。 9.環状部材(6;92)が位置する平面(94)が、通路(66)の伸長方 向(98)に対して鋭角の傾きをなして広がっていることを特徴とする請求項2 乃至8のいずれかに記載のバルブ。 10.環状部材の傾きの角度が30度から60度の間、特に40度から50度 の間、好ましくは実質的に約45度であることを特徴とする請求項9記載のバル ブ。 11.閉塞材(3;84)が、先端が尖った円錐体、先端が丸い円錐体、又は 斜めに切り取られた円錐体であり、また仮想環状部材(6;92)が、円形の断 面を有する楕円形の環であり、該仮想環状部材(6;92)は閉塞材(3;84 )の移動方向(102)に対して、閉塞材(3;84)の移動方向(102)に 見える円形範囲を取り囲むように傾いていることを特徴とする請求項2乃至10 のいずれかに記載のバルブ。12.弁座(5;86)がバルブハウジング(2; 62)の一構成部分であることを特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載 のバルブ。 13.バルブハウジング(2;62)が、実質的にまっすぐな通 路管部分(68)と、これに実質的に直角な枝管部分(70)とを有するT字管 (64)であり、通路管部分(68)には、通路管部分(68)と枝管部分(7 0)との両方の長軸(98,100)に対して45度をなして傾いている面に位 置する、内側に突出する連続的な環状面域が設けられており、この面域にはバル ブ密閉面(50;88)が存在し、この球面域は、通路管部分(68)と枝管部 分(70)との間の2つの角部分のいずれかに沿って広がっていることを特徴と する請求項1乃至12のいずれかに記載のバルブ。 14.球面域がT字管(64)を部分的に玉縁状に変形させて形成されている ことを特徴とする請求項13記載のバルブ。 15.バルブハウジング(2;62)がプラスチック素材で形成されているこ とを特徴とする請求項1乃至14のいずれかに記載のバルブ。 16.バルブハウジング(2;62)が射出成形部品であることを特徴とする 請求項1乃至15のいずれかに記載のバルブ。 17.バルブハウジング(2;62)が管材を切断加工しないで形成されいて いることを特徴とする請求項1乃至15のいずれかに記載のバルブ。
JP10513281A 1996-09-16 1997-09-16 バルブ Pending JP2001500235A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19637663.7 1996-09-16
DE19637663A DE19637663C2 (de) 1996-09-16 1996-09-16 Ventil und Verfahren zu dessen Herstellung
PCT/EP1997/005050 WO1998011369A1 (de) 1996-09-16 1997-09-16 Ventil

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001500235A true JP2001500235A (ja) 2001-01-09

Family

ID=7805760

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10513281A Pending JP2001500235A (ja) 1996-09-16 1997-09-16 バルブ

Country Status (8)

Country Link
US (1) US6116572A (ja)
EP (1) EP0829666B1 (ja)
JP (1) JP2001500235A (ja)
KR (1) KR20000036167A (ja)
AT (1) ATE233873T1 (ja)
CA (1) CA2267358A1 (ja)
DE (2) DE19637663C2 (ja)
WO (1) WO1998011369A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002276493A (ja) * 2001-03-21 2002-09-25 Tgk Co Ltd 圧力制御弁
JP2007046513A (ja) * 2005-08-09 2007-02-22 Mitsubishi Motors Corp 流体制御装置

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19802993C2 (de) * 1998-01-28 2000-09-07 Messer Griesheim Gmbh Armatur
DE19816244A1 (de) * 1998-04-11 1999-10-21 Schulz Gmbh Wilhelm Gehäuse für Rohrleitungsarmaturen und Verfahren zu ihrer Herstellung
DE20111721U1 (de) * 2001-07-14 2002-11-21 Richter Albert Ari Armaturen Hubventil
US6698718B2 (en) 2001-08-29 2004-03-02 Wafermasters, Inc. Rotary valve
GB0200697D0 (en) * 2002-01-14 2002-02-27 Aeon Valves Ltd Gate valves
DE102009021943A1 (de) * 2009-05-19 2010-11-25 Bürkert Werke GmbH Verfahren zur Herstellung eines Ventilgehäuses
DE102011101948B4 (de) * 2010-05-19 2016-08-11 Tenneco Gmbh Verfahren zur Herstellung einer Ventilklappenvorrichtung
EP2763803A4 (en) * 2011-10-08 2015-12-30 Triteck Ltd DEVICE FOR A PLUMBING INSTALLATION
US8904785B2 (en) 2012-09-13 2014-12-09 Honeywell International Inc. Turbine wastegate
US9200532B2 (en) * 2012-09-13 2015-12-01 Honeywell International Inc. Turbine wastegate
DE202016000514U1 (de) * 2016-01-27 2017-05-02 Gebr. Kemper Gmbh + Co. Kg Metallwerke Absperrarmatur

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US762436A (en) * 1902-09-29 1904-06-14 Alfred G Osgood Valve.
US2269404A (en) * 1940-06-17 1942-01-06 Hugh E Haven Eddy reducing valve
NL6806266A (ja) * 1968-05-03 1969-11-05
US3519245A (en) * 1968-08-23 1970-07-07 Westinghouse Electric Corp Valve structure
US3712328A (en) * 1971-08-05 1973-01-23 Scovill Manufacturing Co Tire valve core
DE2430537A1 (de) * 1974-04-15 1975-10-16 Mladen Jankovic Schieberventil
US4350176A (en) * 1980-08-18 1982-09-21 Lace Donald A Check valve structure
GB2085128A (en) * 1980-10-03 1982-04-21 Saunders Philip Keith Valves
JPS5865374A (ja) * 1981-10-09 1983-04-19 Eagle Ind Co Ltd 傾斜弁の閉弁調心機構
DE3609772A1 (de) 1986-03-22 1987-09-24 Klein Schanzlin & Becker Ag Hubventil
JPH01295085A (ja) * 1988-05-20 1989-11-28 Kimura Koki Kk 比例式電動二方弁
DE3901700A1 (de) * 1989-01-21 1990-07-26 Klein Schanzlin & Becker Ag Absperr- oder regelarmatur
DE3901695A1 (de) * 1989-01-21 1990-07-26 Klein Schanzlin & Becker Ag Hubventil
DE4001605A1 (de) * 1990-01-20 1991-07-25 Klein Schanzlin & Becker Ag Verschlussstueck fuer eine absperrarmatur
DE4027459A1 (de) * 1990-08-30 1992-03-12 Richter Albert Ari Armaturen Hubventil
DE4103083C1 (en) * 1991-02-01 1992-05-27 H.D. Eichelberg & Co Gmbh, 5750 Menden, De Steel pipe branch for IC engine exhaust - is formed by integral, hydrostatically shaped component with inner, longitudinal flanges
JP2816524B2 (ja) * 1993-09-22 1998-10-27 株式会社荏原製作所 真空弁
DE4342025A1 (de) * 1993-12-09 1995-06-14 Richter Albert Ari Armaturen Armatur
DE19504120A1 (de) * 1995-02-08 1996-08-14 Buerkert Werke Gmbh & Co Verfahren zur Herstellung eines Ventilgehäuses

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002276493A (ja) * 2001-03-21 2002-09-25 Tgk Co Ltd 圧力制御弁
JP2007046513A (ja) * 2005-08-09 2007-02-22 Mitsubishi Motors Corp 流体制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
WO1998011369A1 (de) 1998-03-19
EP0829666B1 (de) 2003-03-05
EP0829666A2 (de) 1998-03-18
ATE233873T1 (de) 2003-03-15
KR20000036167A (ko) 2000-06-26
DE19637663A1 (de) 1998-04-02
DE59709429D1 (de) 2003-04-10
EP0829666A3 (de) 1998-04-01
CA2267358A1 (en) 1998-03-19
DE19637663C2 (de) 1999-03-25
US6116572A (en) 2000-09-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001500235A (ja) バルブ
US5749394A (en) Check valve including molded valve seat
US7364132B2 (en) Sanitary diaphragm valve
JP3976352B2 (ja) 管の永久継手を製造するための圧着式管継手
US2995057A (en) Seal for rigid seating members wherein protruding portion thereof is receivable into adjacent channel portion
JPS63235773A (ja) ちょう弁
US4765372A (en) Check valve
US20060071193A1 (en) Valve
US4180542A (en) Methods for making molded plug and plug valve
US4340084A (en) Check valve
US4757974A (en) Check valve
US5092634A (en) Sealed tube block assembly
CN100339618C (zh) 用于阀的座圈
CA2174371A1 (en) Method for Adjusting Valve Sealing Engagement
US8628094B2 (en) Metal seal
US11898664B2 (en) Universal indissoluble pipe connection system and joint comprised in said system
US3623699A (en) Valve with raised sealing seat abutting a soft annular ring and stem
US2963266A (en) Valve
US5169124A (en) Method for assembling a plastic ball valve
JPH1130353A (ja) バルブ
JP2005098351A (ja) 三重偏心バタフライ弁
JPS6146295Y2 (ja)
CN85103937A (zh) 全金属的阀密封机构
KR100478390B1 (ko) 밸브 및 그 배관 방법
JP3021302B2 (ja) バタフライバルブの軸封装置