JP2001359078A - 中継器 - Google Patents

中継器

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JP2001359078A
JP2001359078A JP2000180416A JP2000180416A JP2001359078A JP 2001359078 A JP2001359078 A JP 2001359078A JP 2000180416 A JP2000180416 A JP 2000180416A JP 2000180416 A JP2000180416 A JP 2000180416A JP 2001359078 A JP2001359078 A JP 2001359078A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】各分岐端子からの雑音の幹線への混入を分岐端
子に阻止する。 【解決手段】分岐端子10〜13のそれぞれに混入した
雑音は、DF83〜86にて下り信号成分と分離し、分岐
系はスイッチ部1〜4を経由して、さらに上り用4SP
9を経由し、入力端子15からの幹線系の上りの雑音と
結合される。幹線系の分岐系との上り流合雑音は、上り
幹線増幅部7により増幅され、検出部6に入力される。
検査部6は入力された上り信号の電力がパワーメータ6
2で測定されてCPU68に通知され、CPU68は予
め定められた電力のしきい値と比較して流合雑音混入を
検出した場合、スイッチ部1〜4に対してスイッチ制御
部65によって開制御を順に実行し、各スイッチ部1〜
4を開閉したときの電力がしきい値以下になった時点で
開制御されている分岐端子のスイッチ部は、開状態を保
持し、それ以外の分岐端子のスイッチ部は閉制御を保持
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は中継器に関し、特に
双方向CATV伝送略における上り分岐回線からの雑音
を遮断させる中継器に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来例について図面を参照して
説明する。
【0003】図3は従来の双方向CATV中継器の一例
を示すブロック図である。
【0004】図3において、この従来例の双方向CAT
V中継器は、特許第2891754号の開示内容を示
し、増幅器103,106がセンターから各端末への下
り方向信号(70MHz〜450MHz帯域)および各
端末装置などからの上り方向信号(10MHz〜50M
Hz帯域)を増幅する。また、方向性ろ波器108が幹
線より各上り、下り信号を分岐する。一方、4分配器1
09の、使用されな分配端子には、通常、終端を施す
(一般的に75Ω)。
【0005】このように終端された分配端子において、
分配端子111で使用しない分配端子に終端を施すこと
により金属間の接触状態の不完全が生じ伝送信号による
相互変調歪が発生する時がある。このようなとき、この
一定周波数間隔で発生する歪(例えば、6MHz間隔)
を検知する歪周波数検知部112において検知する。そ
して、検知した場合、スイッチ回路制御部113は、分
配系と幹線系とを切り分けるため、スイッチ回路7を制
御し開閉する。
【0006】また、従来の他の中継器においては、上り
流合雑音による妨害が発生した場合、雑音による実害が
出た時点(サービスが停止する等)で施設管理者が障害
に気付き、CATVセンタからブリッジャ・ゲートスイ
ッチ等の遠隔制御により当該中継器の切り分け作業を行
っていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この従来例の双方向C
ATV中継器においては、分配系の上り方向の信号を歪
周波数検知部によって相互変調歪の有無を検知し、歪を
検知するとスイッチ回路部で幹線等への入力を閉じる構
成になっているので、歪を検知した場合に分配系の総て
の端子からの上り方向の信号をスイッチ回路部で総て遮
断してしまうという問題点がある。
【0008】また、従来の他の中継器においては、上り
流合雑音による妨害が発生した場合、CATVセンタか
らブリッジャ・ゲートスイッチ等の遠隔制御により該当
中継器の切り分け作業を行うため、復旧に時間が掛かる
だけでなく、そのための人員が必要であるという問題点
がある。
【0009】(発明の目的)本発明の目的は、雑音発生
が多い分岐系の入力端子のみの入力を遮断して、雑音発
生源と直接関係のない伝送路への影響を無くすることの
できる、中継器を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の中継器は、光伝
送路を介してCATVセンタと接続するノードが複数の
双方向の中継器が木状に上り及び下りの幹線を介して接
続してなるCATV伝送システムに使用される前記中継
器であって、上位の幹線系の中継器と前記幹線を介して
接続する第1の入出力端子と、下位の幹線系の中継器と
前記幹線を介して接続する第2の入出力端子と、複数の
分岐系の中継器と分岐系信号線を介して上り及び下りの
信号の入出力を行う複数の分岐端子とを有し、前記幹線
系からの上りの幹線系信号に対して前記複数の分岐端子
のそれぞれからの上りの分岐系雑音の流合による流合雑
音を予め設定されたしきい値との比較によって検出し、
前記しきい値を超える前記分岐端子からの雑音混入を阻
止すべく制御する流合雑音混入阻止制御手段を有し、前
記流合雑音混入阻止制御手段は前記複数の分岐端子から
の総ての上りの雑音の混入を阻止しても検出した雑音が
前記しきい値を超える場合には下位の中継器からの上り
の幹線による信号の上位への送出を阻止すべく制御す
る。
【0011】本発明の中継器は、光伝送器を介してCA
TVセンタと接続するノードから複数の双方向の中継器
が木状に上りが下り幹線を介して接続してなるCATV
伝送システムに使用される前記中継器であって、前記C
ATVセンタに対する幹線系の上り信号が入力され下り
信号が出力される第1の入出力端子と、この入出力端子
に接続し前記上り信号及び下り信号の方向を分離する第
1の方向性ろ波器と、前記CATVセンタに対する前記
幹線系の下り信号が入力され上り信号が出力される第2
の入出力端子と、この第二の入出力端子に接続し前記下
り信号及び上り信号の方向を分離する第2の方向性ろ波
器と、前記第1の方向性ろ波器と前記第2の方向性ろ波
器間の上り幹線に直列に接続する前記上り幹線の上り信
号及び分岐系の上り信号を増幅する上り幹線増幅部と、
この上り幹線増幅部の出力信号から上り信号全体に対す
る前記複数の分岐端子からの流合雑音の混入を検出する
検出部と、この検出部の流合雑音の検出の結果に基づく
開閉制御されて前記上り幹線及び分岐系の上り信号を前
記第2の方向性ろ波器へ出力する第1のスイッチ部と、
前記分岐系の上り信号及び下り信号の入出力の端子とな
る複数の分岐端子と、この複数の分岐端子のそれぞれに
接続して前記分岐系の上り信号及び下り信号に分離させ
る複数の第3の方向性ろ波器と、この複数の第3の方向
性ろ波器のそれぞれの前記分岐系の上り信号の進行を前
記検出部の制御によって開閉が制御される複数の第2の
スイッチ部と、この複数の第2のスイッチ部からの前記
分岐系の上り信号を集合させて前記上り幹線増幅系へ入
力させる上り用4スプリット部と、前記下り幹線のアラ
ーム情報及び前記検出部からのアラーム情報を前記上り
幹線側に出力して前記CATVのセンタへ送出しまた、
前記CATVセンタからの前記検出部への制御信号を前
記下り幹線から入力して前記検出部へ出力する中継器監
視制御部とを有し、前記検出部は、前記上り信号全体に
対する前記複数の分岐端子からの流合雑音の混入の電力
を測定する電力測定部と、前記流合雑音の混入の有無を
予め定められたしきい値との比較によって検出するため
に使用する前記しきい値を記憶するしきい値メモリとを
有し、前記検出部は前記複数の第2のスイッチ部を閉状
態から予め定められた順に従って開制御した場合の入力
の電力の変化を前記電力測定部によって測定し、その測
定した電力が前記しきい値以下になった時点で前記開制
御を中止し、前記開制御をした第2のスイッチ部以外の
第2のスイッチ部を閉状態に保持すべく制御するスイッ
チ制御手段を有し、前記検出部は前記複数の第1のスイ
ッチ部の全体を閉状態から予め定められた順に従って開
制御した場合の入力の電力の変化を前記電力測定部によ
って測定し、その測定した電力を記憶し、前記複数の2
のスイッチ部の全体について前記開制御の終了の後に前
記しきい値との差が大きい第2スイッチ部のみを開状態
にし他の第2のスイッチ部に開状態にすべく制御するス
イッチ制御手段を有し、前記検出部の上り幹線への出力
側に直列に前記第1のスイッチ部を有し、前記スイッチ
制御手段によって前記複数の第2のスイッチ部全体を開
制御にした場合でも前記検出部への流合雑音が前記しき
い値以下にならないことを前記検出部が検出すると、前
記スイッチ制御手段は前記第1のスイッチ部を開制御
し、前記複数の第2のスイッチ部及び前記第1のスイッ
チ部は、前記CATVセンタからの下り幹線を介しての
前記中継器監視制御部を経由した制御信号を前記検出部
が検出して受信し、自己への制御信号であることを認識
すると前記制御信号に基づいて前記スイッチ制御手段に
よって制御され、前記しきい値メモリは、前記CATV
センタからの前記下り幹線を介しての前記中継器監視制
御部を経由したしきい値データを前記検出部が検出して
受信し、自己へのしきい値データであることを認識する
と、前記しきい値データが前記しきい値メモリに記憶さ
れる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に本発明について図面を参照し
て説明する。
【0013】図1は本発明の一実施の形態における中継
器を示すブロック図、図2は本実施の形態における中継
器内の検出部を示すブロック図である。
【0014】図1において、本実施の形態の中継器20
は、光伝送路を介してCATVセンタ(図面省略)に接
続するノードから複数の中継器が上り及び下りの幹線
(同軸線)を介して接続してなるCATV伝送システム
内で使用され、CATVセンタに対する幹線系の上り信
号が入力され下り信号が出力される入出力端子15と、
入出力端子15に接続し上り信号および下り信号の方向
を分離する方向性ろ波器(DF)81 と、CATVセン
タからの下り信号が入力され上り信号が出力される入出
力端子14と、入出力端子14に接続し下り信号および
上り信号の方向を分離する方向性ろ波器(DF)82
と、DF82 とDF81 間の下り幹線21に直列に接続
して下り信号を増幅する下り幹線増幅部23と、DF8
1 とDF82 の間の上り幹線22に直列に接続する上り
幹線22の上り信号および分岐系の上り信号を増幅する
上り幹線増幅部7と、この上り幹線増幅部7の出力信号
から上り信号全体に対する分岐端子10〜13からの流
合雑音の混入を検出する検出部6と、検出部6の流合雑
音の検出の結果に基づいて開閉制御されて上り幹線22
及び全分岐系の上り信号をDF82 へ出力するスイッチ
部5と、分岐系の上り信号及び下り信号の入出力の端子
となる分岐端子10〜13と、この分岐端子10〜13
のそれぞれに接続して分岐系の上り信号及び下り信号に
分離されるDF83 〜DF86 と、DF83 〜DF86
のそれぞれの分岐系の上り信号の進行を検出部6の制御
によって開閉が制御されるスイッチ部1〜スイッチ部4
と、スイッチ部1〜スイッチ部4からの分岐系の上り信
号を集合させて上り幹線増幅部7へ入力させる上り用4
スプリット部(上り用4SP)9と、下り幹線21から
の下り信号を分岐のために増幅する下り分岐増幅部24
と、下り分岐増幅部24からの下り信号をDF83 〜D
F86 へ分岐するための下り用4スプリット部(下り用
4SP)25と、下り幹線21のアラーム情報及び検出
部6からのアラーム情報を上り幹線側に出力してCAT
Vセンタへ送出しまた、CATVセンタからの検出部6
への制御信号を下り幹線21から入力して検出部6へ出
力する中継器監視制御部(SMT)16とを有してい
る。
【0015】図2において、本実施の形態における中継
器20の検出部6は、上り幹線増幅部7にインタフェー
スしてインピータレス整合する入力上り幹線インタフェ
ース部61と、入力上り幹線インタフェース部61に介
して入力された上り信号全体の電力を測定し測定結果を
CPU68へ通知するパワーメータ62と、上り信号全
体内に分岐系からの流合雑音の混入を判定するための予
め定められた電力しきい値を記憶しているしきい値メモ
リ部63と、流合雑音の混入の判定の基にスイッチ部1
〜5を制御するスイッチ制御部65と、スイッチ部5に
インタフェースしてインピーダレス整合すると共に判定
結果の上り信号をスイッチ部5へ送出する出力上り幹線
インタフェース部66と、SMT16にインタフェース
しSMT16を介してのCATVセンタからの各種制御
信号及び流合雑音の混入の判定結果によるアラーム情報
をSMT16へ送出するSMTインタフェース部67
と、スイッチ部1〜4の開閉順序やスイッチ部1〜4の
開閉によって流合雑音の混入の判定を行うための電力し
きい値と判定した電力との差のデータを一時記憶し、ま
た検出部6全体の制御プログラム及び自己の機器番号を
格納している主メモリ64と、主メモリ64が格納して
いる制御プログラムの基に検出部6全体を制御し、上り
信号全体からの流合雑音の混入を判定し、流合雑音を上
位の中継器に対し上り幹線に混入しないように制御し、
混入している場合にはSMT16へ通知するCPU68
とを有している。
【0016】次に、本実施の形態における検出部の動作
とその第1、第2の流合雑音遮断方法について図1、図
2を参照して説明する。
【0017】先ず、検出部20の動作とその第1の流合
雑音遮断方法について以下に説明する。
【0018】CATV伝送システム内の全中継器20に
おいては、CATV伝送システムとして移動する前に、
CATVセンタからCATV伝送システムの全中継器2
0に共通の「共通機器番号」と共に書く中継器20内検
出部6のしきい値メモリ63に記憶させて流合雑音混入
を検出するための予め定められた「電力しきい値」及び
「設定コマンド」等が、端子14、DF82 下り幹線増
幅部23及びSMT16を経由して検出部6に入力され
る。検出部6のCPU68はSMTインタフェース部6
7を介して入力されたCATVセンタからの情報を主メ
モリ67を参照して解析し、全中継器20に対する「電
力しきい値の設定」だと判断するとしきい値メモリ63
に「電力しきい値」を記憶させる。
【0019】次に、CATV伝送システムの稼働中にお
いて、通常、スイッチ部1〜5は閉じた状態になってい
るため、分岐端子10〜13のそれぞれに混入した雑音
は、DF83 〜86 にて下り信号成分と分離し、分岐系
の雑音はスイッチ部1、スイッチ部2、スイッチ部3、
スイッチ部4を経由して、さらに上り用4SP9を経由
し、入出力端子15からの幹線系の上りの雑音と結合さ
れる。幹線系と分岐系との上り流合雑音は、上り幹線増
幅部7により増幅され、検出部6に入力される。
【0020】検査部6は入力上り幹線インタフェース部
61を介して入力された上り信号の電力をパワーメータ
62で測定してCPU68に通知され、CPU68はし
きい値メモリ63に記憶されている予め定められた電力
のしきい値と比較して流合雑音混入の有無を検出する。
【0021】CPU68は流合雑音混入を検出した場
合、スイッチ部1〜スイッチ部4に対してスイッチ制御
部65によって開制御を順に実行し、各スイッチ1〜4
を開閉したときの電力の変化をパワーメータ62で測定
し、電力がしきい値以下になった時点で開制御されてい
る分岐端子のスイッチ部は、開状態を保持し、それ以外
の分岐端子のスイッチ部は閉状態を保持する。
【0022】また、複数のスイッチ部を同時に順に開制
御することも可能とすることにより、複数の分岐端子か
ら同時に上り流合雑音が混入しても、CATVセンタ方
向への混入を阻止することもできる。
【0023】尚、スイッチ部1〜4を全て開制御しても
パワーメータ62で測定される電力が電力しきい値以下
とならない場合は、幹線系からの雑音混入または機器内
部でのトラブルであると想定されるため、CPU68は
スイッチ制御部65によってスイッチ部5のスイッチを
開とする。
【0024】次に、検出部20の動作とその第2の流合
雑音遮断方法について以下に説明する。
【0025】この第2の流合雑音遮断方法においては、
上記で説明した第1の流合雑音遮断方法における「電力
しきい値」の設定方法、及び各分岐端子10〜13から
の分岐系の雑音が入出力端子15からの幹線系の雑音と
流合されて上り幹線増幅部7で増幅された後に検出部6
へ入力までの動作は同じなので省略する。
【0026】検出部6は入力上り幹線インタフェース部
61を介して入力された上り信号の電力をパワーメータ
62で測定してCPU68に通知され、CPU68はし
きい値メモリ63に記憶されている予め定められた電力
のしき値と比較して流合雑音混入の有無を検出する。
【0027】CPU68は流合雑音を検出した場合、ス
イッチ部1〜スイッチ部4に対してスイッチ制御部5に
よって開閉制御を順に実行し、各スイッチ部1〜4の開
したときの電力をパワー62が測定し、測定電力としき
い値との差の値をCPU68に通知する。
【0028】CPU68はパワーメータ62からの差の
値を測定したスイッチ部と対応付けて一旦主メモリ64
に記憶し、次にスイッチ部1〜スイッチ部4に対する開
閉制御が終ると、主メモリ64を参照して、測定電力と
しきい値との差の値が一番大きいスイッチ部をスイッチ
制御部65を介して開状態に実行し、そのスイッチ部は
開状態に保持する。
【0029】他に、しきい値との差の値の一番大きいス
イッチ部が複数ある場合にはその複数のスイッチ部を開
状態に実行し、残りのスイッチ部は閉状態に保持する。
【0030】尚、第2の流合雑音遮断方法においても、
第1の流合雑音遮断方法の場合と、同様に、スイッチ部
1〜4を全て開制御してもパワーメータ62で測定され
る電力がしきい値以下とならない場合は、幹線系からの
雑音混入または機器内部でのトラブルであると想定され
るため、CPU68はスイッチ制御部6によってスイッ
チ部5のスイッチを開とする。
【0031】次に、中継器20とCATVセンタとのア
ラーム情報及び制御情報の送受信動作について以下に説
明する。
【0032】中継器20において、検出部6が上記で説
明した第1又は第2の流合雑音遮断方法によって流合雑
音を検出した場合、CPU68は主メモリ64を参照し
て自己の機器番号及び、開状態にしたスイッチ部の番号
と共に流合雑音混入したことを示すアラーム情報をSM
Tインタフェース部67を介してSMT16へ送出す
る。
【0033】SMT16は上り幹線22を介してDF8
2 を経由し入出力する端子14から検出部6からのアラ
ーム情報をCATVセンタへ送出する。
【0034】尚、SMT16は下り幹線系のアラーム情
報についても同様方法でCATVセンタへ送出すること
ができる。
【0035】中継器20の流合雑音混入等の障害が復旧
し、CATVセンタから中継器20の目的のスイッチ部
の開閉を遠隔制御する場合、CATVセンタは中継器の
機器番号と制御する目的のスイッチ部の番号と共に開制
御、又は閉制御のコマンドを含んだ制御情報を送出す
る。
【0036】中継器20は入出力端子14、DF82
び下り幹線増幅部23を経由したCATVセンタからの
制御情報をSMT16が受信して検出部6へ送出し、下
り分岐増幅部24に対しては制御情報の出力を禁止す
る。検出部6のCPU68はSMTインタフェース部6
7を介して制御情報を受信すると、主メモリ64を参照
して自己の機器のスイッチ部への制御であることを認識
すると、制御情報の中のコマンドに従って目的のスイッ
チ部を開閉すべくスイッチ制御部65へ通知する。
【0037】以上に示した本実施の形態における中継器
20は、検出部6が上り流合雑音成分を検出した時点で
SMT16にアラーム情報を出力して、CATVセンタ
に設置される監視制御装置により、中継器20で流合雑
音を検出したことを確認することができ、また、CAT
Vセンタの監視制御装置からスイッチ部1〜スイッチ部
5を遠隔制御することも可能である。
【0038】また本実施の形態の中継器20は、CAT
V伝送システムを利用した通信サービスにおいて、上り
流合雑音発生時にサービス停止がサービスエリア全域に
及ぶことを防止するとともに、サービス停止から復旧ま
での一連の作業を簡素化することに着目したもので、C
ATV伝送システムを構成する中継器20に上り流合雑
音成分を検出する検出部6と幹線及び分岐系の上り信号
を阻止するスイッチ部1〜5を搭載し、雑音成分を検出
すると同時にスイッチ部1〜5を搭載し、雑音成分を検
出すると同時にスイッチ部1〜5の開閉を行い、上り流
合雑音が発生した箇所のみCATV伝送路網から切り離
すことで、通信サービスの停止範囲を小規模に限定する
とともに、上り流合雑音発生箇所の特定作業を速やかに
行えるようにすることができる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、光伝送路
を介してCATVセンタと接続とするノードから複数の
双方向の中継器が本状に上り及び下りの幹線を介して接
続してなるCATV伝送システムに使用される前記中継
器であって、上位の幹線系の中継器と幹線を介して接続
する第1の入出力端子と、下位の幹線系の中継器と幹線
を介して接続する第2の入出力端子と、複数の分岐系の
中継器と分岐系信号線を介して上り及び下りの信号の入
出力を行う複数の分岐端子とを有し、幹線系からの上り
の幹線系信号に対して複数の分岐端子のそれぞれからの
上りの分岐系雑音の流合による流合雑音を予め設定され
たしきい値との比較によって検出し、しきい値を超える
分岐端子からの雑音混入を阻止すべく制御する混合雑音
混入阻止制御手段を備えることにより、以下に示す結果
が得られる。
【0040】第1の効果は、上り流合雑音が発生した場
合、作業員がブリッジャ、ゲートスイッチを利用した切
り分けによる仮復旧を行う等の必要が無く、自動的に障
害箇所直近の中継器のみが上り雑音をカットするため、
夜間等、人員が不在の時でも仮復旧が可能であり、これ
により、施設管理者の工数を削減することができる。
【0041】第2の効果は、突然の流合雑音増加に対し
ても数秒で仮復旧することが可能なため、作業員が切り
分けを行う場合に比較し、極めて短時間であり、これに
より、利用者へのサービスが向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における中継器を示すブ
ロック図である。
【図2】本実施の形態における中継器内の検出部を示す
ブロック図である。
【図3】従来の双方向CATV中継器の一例を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1〜5 スイッチ部 6 検出部 7 上り幹線増幅部 81 〜86 方向性ろ波器(DF) 9 上り用4スプリット部(上り用4SP) 10〜13 分岐端子 14,15 入出力端子 16 中継器監視制御部(SMT) 20 中継器 21 下り幹線 22 上り幹線 23 下り幹線増幅部 24 下り分岐増幅部 25 下り用4スプリット部(下り用4SP) 61 入力上り幹線インタフェース部 62 パワーメータ 63 しきい値メモリ 64 主メモリ 65 スイッチ制御部 66 出力上り幹線インタフェース部 67 SMTインタフェース部 68 CPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 17/00 H04L 25/20 Fターム(参考) 5C064 BA02 BB05 BB06 BB10 BC10 BC14 BC27 5K002 AA06 CA02 DA04 DA12 FA01 GA01 5K029 AA02 CC01 DD15 DD30 KK28 5K042 AA04 CA15 DA13 EA14 FA01 FA15 GA01 HA13 JA01 NA03

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光伝送路を介してCATVセンタと接続
    するノードが複数の双方向の中継器が木状に上り及び下
    りの幹線を介して接続してなるCATV伝送システムに
    使用される前記中継器であって、 上位の幹線系の中継器と前記幹線を介して接続する第1
    の入出力端子と、下位の幹線系の中継器と前記幹線を介
    して接続する第2の入出力端子と、複数の分岐系の中継
    器と分岐系信号線を介して上り及び下りの信号の入出力
    を行う複数の分岐端子とを有し、 前記幹線系からの上りの幹線系信号に対して前記複数の
    分岐端子のそれぞれからの上りの分岐系雑音の流合によ
    る流合雑音を予め設定されたしきい値との比較によって
    検出し、前記しきい値を超える前記分岐端子からの雑音
    混入を阻止すべく制御する流合雑音混入阻止制御手段を
    備えることを特徴とする中継器。
  2. 【請求項2】 前記流合雑音混入阻止制御手段は前記複
    数の分岐端子からの総ての上りの雑音の混入を阻止して
    も検出した雑音が前記しきい値を超える場合には下位の
    中継器からの上りの幹線による信号の上位への送出を阻
    止すべく制御することを特徴とする請求項1記載の中継
    器。
  3. 【請求項3】 光伝送器を介してCATVセンタと接続
    するノードから複数の双方向の中継器が木状に上りが下
    り幹線を介して接続してなるCATV伝送システムに使
    用される前記中継器であって、 前記CATVセンタに対する幹線系の上り信号が入力さ
    れ下り信号が出力される第1の入出力端子と、この入出
    力端子に接続し前記上り信号及び下り信号の方向を分離
    する第1の方向性ろ波器と、前記CATVセンタに対す
    る前記幹線系の下り信号が入力され上り信号が出力され
    る第2の入出力端子と、この第二の入出力端子に接続し
    前記下り信号及び上り信号の方向を分離する第2の方向
    性ろ波器と、前記第1の方向性ろ波器と前記第2の方向
    性ろ波器間の上り幹線に直列に接続する前記上り幹線の
    上り信号及び分岐系の上り信号を増幅する上り幹線増幅
    部と、この上り幹線増幅部の出力信号から上り信号全体
    に対する前記複数の分岐端子からの流合雑音の混入を検
    出する検出部と、この検出部の流合雑音の検出の結果に
    基づく開閉制御されて前記上り幹線及び分岐系の上り信
    号を前記第2の方向性ろ波器へ出力する第1のスイッチ
    部と、前記分岐系の上り信号及び下り信号の入出力の端
    子となる複数の分岐端子と、この複数の分岐端子のそれ
    ぞれに接続して前記分岐系の上り信号及び下り信号に分
    離させる複数の第3の方向性ろ波器と、この複数の第3
    の方向性ろ波器のそれぞれの前記分岐系の上り信号の進
    行を前記検出部の制御によって開閉が制御される複数の
    第2のスイッチ部と、この複数の第2のスイッチ部から
    の前記分岐系の上り信号を集合させて前記上り幹線増幅
    系へ入力させる上り用4スプリット部と、前記下り幹線
    のアラーム情報及び前記検出部からのアラーム情報を前
    記上り幹線側に出力して前記CATVのセンタへ送出し
    また前記CATVセンタからの前記検出部への制御信号
    を前記下り幹線から入力して前記検出部へ出力する中継
    器監視制御部とを有することを特徴とする中継器。
  4. 【請求項4】 前記検出部は、前記上り信号全体に対す
    る前記複数の分岐端子からの流合雑音の混入の電力を測
    定する電力測定部と、前記流合雑音の混入の有無を予め
    定められたしきい値との比較によって検出するために使
    用する前記しきい値を記憶するしきい値メモリとを有す
    ることを特徴とする請求項3記載の中継器。
  5. 【請求項5】 前記検出部は前記複数の第2のスイッチ
    部を閉状態から予め定められた順に従って開制御した場
    合の入力の電力の変化を前記電力測定部によって測定
    し、その測定した電力が前記しきい値以下になった時点
    で前記開制御を中止し、前記開制御をした第2のスイッ
    チ部以外の第2のスイッチ部を閉状態に保持すべく制御
    するスイッチ制御手段を有することを特徴とする請求項
    3及び4記載の中継器。
  6. 【請求項6】 前記検出部は前記複数の第2のスイッチ
    部の全体を閉状態から予め定められた順に従って開制御
    した場合の入力の電力の変化を前記電力測定部によって
    測定し、その測定した電力を記憶し、前記複数の第2の
    スイッチ部の全体について前記開制御部の終了の後に前
    記しきい値との差が大きい第2スイッチ部のみを開状態
    にし他の第2のスイッチ部に開状態にすべく制御するス
    イッチ制御手段を有することを特徴とする請求項3及び
    4記載の中継器。
  7. 【請求項7】 前記検出部の上り幹線への出力側に直列
    に前記第1のスイッチ部を有し、前記スイッチ制御手段
    によって前記複数の第2のスイッチ部全体を開制御にし
    た場合でも前記検出部への流合雑音が前記しきい値以下
    にならないことを前記検出部が検出すると、前記スイッ
    チ制御手段は前記第1のスイッチ部を開制御することを
    特徴とする請求項3,5及び6記載の中継器。
  8. 【請求項8】 前記複数の第2のスイッチ部及び前記第
    1のスイッチ部は、前記CATVセンタからの下り幹線
    を介しての前記中継器監視制御部を経由した制御信号を
    前記検出部が検出して受信し、自己への制御信号である
    ことを認識すると前記制御信号に基づいて前記スイッチ
    制御手段によって制御されることを特徴とする請求項
    3,5,6及び7記載の中継器。
  9. 【請求項9】 前記しきい値メモリは、前記CATVセ
    ンタからの前記下り幹線を介しての前記中継器監視制御
    部を経由したしきい値データを前記検出部が検出して受
    信し、自己へのしきい値データであることを認識する
    と、前記しきい値データが前記しきい値メモリに記憶さ
    れることを特徴とする請求項4記載の中継器。
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