JP2001358212A - 電極基板の製造方法、並びにこの製造方法により製造された電極基板、これを用いた液晶装置 - Google Patents

電極基板の製造方法、並びにこの製造方法により製造された電極基板、これを用いた液晶装置

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JP2001358212A
JP2001358212A JP2000176964A JP2000176964A JP2001358212A JP 2001358212 A JP2001358212 A JP 2001358212A JP 2000176964 A JP2000176964 A JP 2000176964A JP 2000176964 A JP2000176964 A JP 2000176964A JP 2001358212 A JP2001358212 A JP 2001358212A
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concave portion
forming
etching
film
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JP2000176964A
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Junji Nakanishi
淳二 中西
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2つのエッチング比率の異なる積層膜からな
る絶縁膜に良好な形状のコンタクトホールを形成する。 【解決手段】 アレイ基板10は、半導体層1aを有す
るスイッチング素子30を覆うようにエッチング比率が
互いに異なる第1層間絶縁膜4及び第2層間絶縁膜7が
形成されている。第2層間絶縁膜7上には、半導体層1
aとコンタクトホール8を介して電気的に接続する画素
電極9aが形成されている。コンタクトホール8は、第
1凹部8aと第2凹部8bとが連なった形状を有してお
り、第1凹部8aは、第2層間絶縁膜7の一部をウエッ
トエッチング法によりエッチングして形成し、第2凹部
8bは、ゲート絶縁膜2、第1層間絶縁膜4及び第2層
間絶縁膜7をドライエッチング法によりエッチングして
形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば基板上に導
電層が配置されてなる電極基板の技術分野に属し、特に
絶縁膜を介して配置される2つの導電層を電気的に接続
するコンタクトホールの形成方法の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】図9に示すように、電極基板を使用した
液晶装置200は、例えば対向基板20と電極基板とし
てのアレイ基板10との間に液晶層50を挟持して構成
される。対向基板20は、基板70上に対向電極21が
配置されて構成される。一方、アレイ基板10は、基板
60上に、互いに交差する複数の走査線3aと複数のデ
ータ線6a、交差部毎にスイッチング素子30及び画素
電極9aとが配置されて構成される。詳細には、アレイ
基板10は、基板60上にスイッチング素子30を構成
する半導体層1aが形成され、該半導体層1aを覆うよ
うにゲート絶縁膜2が形成され、該ゲート絶縁膜2上に
走査線3aが形成される。そして、スイッチング素子3
0を覆うように第1層間絶縁膜4が形成され、該第1層
間絶縁膜4上にはゲート絶縁膜2及び第1層間絶縁膜4
に形成されたコンタクトホール5に電気的に接続したデ
ータ線6aが形成される。さらに、データ線6aを覆う
ように第2層間絶縁膜7が形成され、該第2層間絶縁膜
7上にはゲート絶縁膜2、第1層間絶縁膜4及び第2層
間絶縁膜7に形成されたコンタクトホール8を介して半
導体層1aと電気的に接続するITO(Indium Tin O
xide)からなる画素電極9aが形成されて構成される。
【0003】上述の半導体層1aと画素電極9aとを電
気的に接続するコンタクトホール8は、ウエットエッチ
ング法またはドライエッチング法を用いて形成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】コンタクトホール8の
形成の際、図10(a)に示すように、半導体層1aと
画素電極9aとを電気的に接続するコンタクトホール8
をドライエッチング法を用いる場合、ドライエッチング
法は異方性エッチングのため、基板に対してほぼ垂直の
側面を有するコンタクトホール8が形成される。このた
め、コンタクトホール8の側面にスパッタ法により形成
されるITO膜が形成されにくく、半導体層1aと画素
電極9aとの接続不良が生じやすい。
【0005】一方、ウエットエッチング法を用いてコン
タクトホール8を形成する場合、ウエットエッチング法
は等方性エッチングのため、コンタクトホールは基板か
ら第2層間絶縁膜の表面に向かって開口が広がるテーパ
ー形状となる。このため、コンタクトホールの側面にI
TO膜が形成されやすく、半導体層と画素電極との接続
不良が低減される。しかしながら、図10(b)に示す
ように、コンタクトホール8が形成される第1層間絶縁
膜4と第2層間絶縁膜7とのエッチング比率が異なる
と、コンタクトホール8の互いの層間絶縁膜4、7が接
する界面付近にV字状の切れ込み18が生じる。このた
め、この切れ込み18付近にITO膜の段切れが生じて
しまい、半導体層1aと画素電極9aとの接続不良が生
じやすい。尚、図10(a)、(b)は、図9のコンタ
クトホール8付近の部分拡大図である。
【0006】本発明は、このような問題を解決するため
になされたものであり、2つのエッチング比率の異なる
積層膜にコンタクトホールを形成する際に、半導体層と
画素電極との接続不良のない、良好な形状のコンタクト
ホールを形成する電極基板の製造方法、並びにこの製造
方法により製造された電極基板、これを用いた液晶装置
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るため、本発明は以下のような構成を採用している。
【0008】本発明の電極基板の製造方法は、基板上に
絶縁膜を形成する工程と、前記絶縁膜の一部をウエット
エッチング法によりエッチングし、第1凹部を形成する
工程と、前記第1凹部を介してドライエッチング法によ
り前記絶縁膜をエッチングし、前記絶縁膜を貫通する第
2凹部を形成する工程とを具備することを特徴とする。
【0009】本発明のこのような構成によれば、絶縁膜
中に形成される第1凹部及び第2凹部からなる孔の形状
の一部をテーパー形状とすることができる。ずなわち、
第1凹部は、異方性エッチングであるウエットエッチン
グ法を用いて形成されるため、基板から絶縁膜表面に向
かって開口が広がるテーパー形状となるので、絶縁膜及
び孔に何らかの膜の形成する場合、孔の側面に膜を成膜
しやすい。従って、例えば、絶縁膜を介して2つの導電
層を孔を介して電気的に接続する場合、孔の側面に導電
層が成膜されやすいため、2つの導電層の接続不良の発
生を防止することができる。
【0010】また、前記第1の凹部は、前記基板から前
記絶縁膜表面に向かって開口が広がる形状を有すること
を特徴とする。このような構成によれば、第1凹部及び
第2凹部からなる孔の側面に膜を成膜しやすい。
【0011】また、前記基板上には第1導電層が配置さ
れ、該第1導電層を覆うように前記絶縁膜が配置され、
前記第1凹部及び前記第2凹部形成後、前記第1凹部及
び前記第2凹部を介して前記第1導電層と接続するよう
に、前記絶縁膜上に第2導電層を形成する工程とを更に
具備する。このような構成によれば、第1凹部及び第2
凹部からなる孔の側面に第2導電層が成膜されやすいた
め、孔を介して接続される第1導電層と第2導電層との
接続不良の発生を防止することができる。
【0012】また、前記絶縁膜は、第1絶縁膜と、該第
1絶縁膜上に第1絶縁膜とエッチング比率が異なる第2
絶縁膜とが積層された積層膜から形成され、前記第1凹
部は前記第2絶縁膜中に形成され、前記第2凹部は前記
第1絶縁膜及び前記第2絶縁膜中に形成されることを特
徴とする。このような構成によれば、エッチング比率の
異なる複数の絶縁膜、すなわち第1絶縁膜のウェットエ
ッチングによるエッチング速度が第2絶縁膜のエッチン
グ速度より速いものでなる絶縁膜で積層された積層膜に
第1凹部及び第2凹部からなる孔を形成する場合、第2
絶縁膜の途中までウエットエッチング法により第1凹部
を形成するので、ウエットエッチングにより、孔の側面
における第1絶縁膜と第2絶縁膜との界面付近にV字の
切れ込みが生じることがない。これにより、絶縁膜及び
孔に何らかの膜の形成する場合、切れ込みによる膜の段
切れが生じることなく、孔の側面に膜が成膜されやす
い。従って、例えば、絶縁膜を介して2つの導電層を孔
を介して電気的に接続する場合、孔の側面に導電層が成
膜されやすいため、2つの導電層の接続不良の発生を防
止することができる。
【0013】また、前記第1絶縁膜は減圧CVD法によ
り形成され、前記第2絶縁膜は常圧CVD法により形成
されることを特徴とする。減圧CVD法により形成され
る膜は、常圧CVD法により形成される膜と比べて、膜
の緻密性が高いため、エッチング比率が低い傾向にあ
る。このため、このように成膜方法が異なる第1絶縁膜
と第2絶縁膜とを積層する場合、第2絶縁膜の途中ま
で、ウエットエッチング法により孔の一部を形成するこ
とは有効である。
【0014】また、前記第1絶縁膜上には、アルミニウ
ムを含む層が形成され、該アルミニウムを含む層上に前
記第2絶縁膜が形成されていることを特徴とする。アル
ミニウムを含む層形成以降の製造工程では、アルミニウ
ムを含む層の形状変化などを防止するために、絶縁膜は
成膜温度条件が低い常圧CVD法により成膜することが
望ましい。従って、このように第1絶縁膜と第2絶縁膜
とで成膜方法が異なることにより、エッチング比率が異
なる積層膜が形成される場合、第2絶縁膜の途中まで、
ウエットエッチング法により孔の一部を形成することは
有効である。
【0015】また、前記絶縁膜は、エッチング比率の異
なる複数の絶縁膜が積層された積層膜から形成され、前
記第1凹部は前記積層膜の上層中に形成され、前記第2
凹部は前記上層及び前記上層以外の前記積層膜中に形成
されることを特徴とする。このような構成によれば、エ
ッチング比率の異なる複数の絶縁膜が積層された積層膜
に第1凹部及び第2凹部からなる孔を形成する場合、最
上層の絶縁膜の途中までウエットエッチング法により第
1凹部を形成するので、ウエットエッチングにより、孔
の側面における最上層とそれ以外の層との界面付近にV
字の切れ込みが生じることがない。これにより、絶縁膜
及び孔に何らかの膜の形成する場合、切れ込みによる膜
の段切れが生じることなく、孔の側面に膜が成膜されや
すい。従って、例えば、絶縁膜を介して2つの導電層を
孔を介して電気的に接続する場合、孔の側面に導電層が
成膜されやすいため、2つの導電層の接続不良の発生を
防止することができる。
【0016】本発明の他の電極基板の製造方法は、基板
上に半導体層を有するスイッチング素子を形成する工程
と、前記スイッチング素子を覆って前記基板上に第1絶
縁膜を形成する工程と、前記第1絶縁膜上に、前記半導
体層と電気的に接続するデータ線を形成する工程と、前
記第1絶縁膜上に、前記データ線を覆って前記第1絶縁
膜とエッチング比率の異なる第2絶縁膜を形成する工程
と、前記第2絶縁膜の一部をウエットエッチング法によ
りエッチングし、第1凹部を形成する工程と、前記第1
凹部を介してドライエッチング法により前記第2絶縁膜
及び前記第1絶縁膜をエッチングし、第2凹部を形成す
る工程と、前記第2絶縁膜上に、前記第1凹部及び第2
凹部を介して、前記半導体層と電気的に接続する画素電
極を形成する工程とを具備することを特徴とする。
【0017】本発明のこのような構成によれば、エッチ
ング比率の異なる複数の絶縁膜が積層された積層膜に第
1凹部及び第2凹部からなる孔を形成する場合、第2絶
縁膜の途中までウエットエッチング法により第1凹部を
形成するので、ウエットエッチングにより、孔の側面に
おける第1絶縁膜と第2絶縁膜との界面付近にV字の切
れ込みが生じることがない。これにより、画素電極を形
成する場合、切れ込みによる膜の段切れが生じることが
なく、孔の側面に膜が成膜されやすい。従って、画素電
極と半導体層との接続不良の発生を防止することができ
る。
【0018】本発明の電極基板の製造方法は、板上に半
導体層を有するスイッチング素子を形成する工程と、前
記スイッチング素子を覆う絶縁膜を形成する工程と、前
記絶縁膜の上層部をウエットエッチング法によりエッチ
ングし、第1凹部を形成する工程と、前記第1凹部を介
してドライエッチング法により前記絶縁膜をエッチング
し、第2凹部を形成し、前記半導体層と電気的に接続す
るためのコンタクトホールを形成する工程と、前記コン
タクトホールを介して、前記半導体層と電気的に接続す
る配線を形成する工程とを具備することを特徴とする。
【0019】本発明のこのような構成によれば、絶縁膜
中に形成される第1凹部及び第2凹部からなる孔の形状
の一部をテーパー形状とすることができる。ずなわち、
第1凹部は、異方性エッチングであるウエットエッチン
グ法を用いて形成されるため、基板から絶縁膜表面に向
かって開口が広がるテーパー形状となるので、絶縁膜及
び孔に何らかの膜の形成する場合、孔の側面に膜を成膜
しやすい。従って、孔の側面に導電層が成膜されやすい
ため、半導体層と配線との接続不良の発生を防止するこ
とができる。
【0020】また、前記コンタクトホールは、前記半導
体層と電気的に接続された中継電極と前記配線とを接続
することを特徴とする。このように、配線と半導体層と
の間に中継電極を介在させることにより、これにより接
続不良の発生をより防止することができる。
【0021】また、本発明の他の電極基板の製造方法
は、基板上に半導体層を有するスイッチング素子を形成
する工程と、前記スイッチング素子を覆って層間絶縁膜
を形成する工程と、前記層間絶縁膜上に前記半導体層と
電気的に接続する導電層を形成する工程と、前記層間絶
縁膜上に、前記導電層を覆って第1絶縁膜を形成する工
程と、前記第1絶縁膜上に、前記半導体層と電気的に接
続するデータ線を形成する工程と、前記第1絶縁膜上
に、前記データ線を覆って前記第1絶縁膜とエッチング
比率の異なる第2絶縁膜を形成する工程と、前記第2絶
縁膜の一部をウエットエッチング法によりエッチング
し、第1凹部を形成する工程と、前記第1凹部を介して
ドライエッチング法により前記第2絶縁膜及び前記第1
絶縁膜をエッチングし、第2凹部を形成する工程と、前
記第2絶縁膜上に、前記第1凹部及び第2凹部を介し
て、前記導電層と電気的に接続する画素電極を形成する
工程とを具備することを特徴とする。
【0022】本発明のこのような構成によれば、エッチ
ング比率の異なる複数の絶縁膜が積層された積層膜に第
1凹部及び第2凹部からなる孔を形成する場合、第2絶
縁膜の途中までウエットエッチング法により第1凹部を
形成するので、ウエットエッチングにより、孔の側面に
おける第1絶縁膜と第2絶縁膜との界面付近にV字の切
れ込みが生じることがない。これにより、画素電極を形
成する場合、切れ込みによる膜の段切れが生じることが
なく、孔の側面に膜が成膜されやすい。従って、画素電
極と導電層との接続不良の発生を防止することができ
る。
【0023】また、前記導電層は、タングステンシリサ
イドからなることを特徴とする。
【0024】また、前記第1凹部は、前記基板から前記
第2絶縁膜表面に向かって開口が広がる形状を有するこ
とを特徴とする。このような構成によれば、第1凹部
は、異方性エッチングであるウエットエッチング法を用
いて形成されるため、基板から絶縁膜表面に向かって開
口が広がるテーパー形状となるので、スッパタ法により
形成される画素電極を第1凹部及び第2凹部からなる孔
の側面に膜が成膜されやすい。
【0025】また、前記第1絶縁膜は減圧CVD法によ
り形成され、前記第2絶縁膜は常圧CVD法により形成
されることを特徴とする。減圧CVD法により形成され
る膜は、常圧CVD法により形成される膜と比べて、膜
の緻密性が高いため、エッチング比率が低い傾向にあ
る。このため、このように成膜方法が異なる第1絶縁膜
と第2絶縁膜とを積層する場合、第2絶縁膜の途中ま
で、ウエットエッチング法により孔の一部を形成するこ
とは有効である。
【0026】また、前記データ線は、アルミニウムを含
むことを特徴とする。アルミニウムを含む材料からなる
データ線形成以降の製造工程では、データ線の形状変化
などを防止するために、絶縁膜は成膜温度条件が低い常
圧CVD法により成膜することが望ましい。従って、こ
のように第1絶縁膜と第2絶縁膜とで成膜方法が異なる
ことによりエッチング比率が異なる積層膜が形成される
場合、第2絶縁膜の途中まで、ウエットエッチング法に
より孔の一部を形成することは有効である。
【0027】本発明の電極基板は、上述に記載の電極基
板の製造方法により製造されることを特徴とする。この
ような構成によれば、絶縁膜を介して2つの導電層が配
置され、絶縁膜中に形成される第1凹部及び第2凹部を
介して電気的に接続される場合、2つの導電層の接続不
良の発生が生じず、高品質の電極基板を得ることができ
る。
【0028】本発明の液晶装置は、2枚の基板間に液晶
を保持してなる液晶装置において、前記2枚の基板の一
方の基板は、上述に記載された電極基板からなることを
特徴とする。本発明のこのような構成によれば、接続不
良のない電極基板が用いられることにより、表示不良の
ない高品質の液晶装置を得ることができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態の電極基
板を用いた液晶装置を例にあげ、図面に基づいて説明す
る。
【0030】まず、液晶装置の構造について、図1〜図
3を用いて説明する。図1は、液晶装置の画像形成領域
を構成するマトリクス状に形成された複数の画素におけ
る各種素子、配線等の等価回路である。図2は、データ
線、走査線、画素電極等が形成された電極基板としての
アレイ基板の相隣接する複数の画素群の平面図であり、
これら画素群とスペーサとの配置を説明するための図で
ある。図3は、図2のA−A’断面図である。尚、図に
おいては、各層や各部材を図面上で認識可能な程度の大
きさとするため、各層や各部材毎に縮尺を異ならしめて
ある。
【0031】図1において、液晶装置は、表示領域とこ
れを制御する周辺駆動回路領域とから構成される。
【0032】表示領域は、平行に配置された容量線3b
及び走査線3aと、走査線3aと交差して配置されたデ
ータ線6aと、これら走査線3aとデータ線6aとの交
差部毎にマトリクス状に配置された画素電極9aと、画
素電極9aを制御するためのスイッチング素子としての
薄膜トランジスタ(以下、TFTと称する)30とから
なる。画像信号が供給されるデータ線6にはTFT30
の半導体層のソース領域が電気的に接続され、走査信号
が供給される走査線3aにはTFT30のゲート電極が
電気的に接続されている。画素電極9aは、TFT30
の半導体層のドレイン領域に電気的に接続されており、
スイッチング素子であるTFT30を一定期間だけその
スイッチを閉じることにより、データ線6から供給され
る画像信号S1、S2、…、Snを所定のタイミングで
書き込む。画素電極9aを介して液晶に書き込まれた所
定レベルの画像信号S1、S2、…、Snは、対向基板
(後述する)に形成された対向電極(後述する)との間
で一定期間保持される。また、容量線3bは、液晶に保
持された画像信号がリークするのを防ぐために、設けら
れている。
【0033】一方、周辺駆動回路領域は、走査線駆動回
路104、データ線駆動回路101、サンプリング回路
301、プリチャージ回路201からなる。走査線駆動
回路104は、外部制御回路から供給される電源、基準
クロックCLY及びその反転クロック等に基づいて、所
定タイミングで走査線3に走査信号G1、G2、…、G
nをパルス的に線順次で印加する。データ線駆動回路1
01は、外部制御回路から供給される電源、基準クロッ
クCLX及びその反転クロック等に基づいて、走査線駆
動回路104が走査信号G1、G2、…、Gnを印加す
るタイミングに合わせて、データ線6a毎にサンプリン
グ回路駆動信号としてのシフトレジスタからの転送信号
X1、X2、…、Xnを、サンプリング回路301にサ
ンプリング回路駆動信号線306を介して所定タイミン
グで供給する。プリチャージ回路201は、スイッチン
グ素子として、例えばTFT202を各データ線6a毎
に備えており、プリチャージ信号線204がTFT20
2のドレイン又はソース電極に接続されており、プリチ
ャージ回路駆動信号線206がTFT202のゲート電
極に接続されている。そして、動作時には、プリチャー
ジ信号線204を介して、外部電源からプリチャージ信
号NRSを書き込むために必要な所定電圧の電源が供給
され、プリチャージ回路駆動信号線206を介して、各
データ線6について画像信号S1、S2、…、Snの供
給に先行するタイミングでプリチャージ信号NRSを書
き込むように、外部制御回路からプリチャージ回路駆動
信号NRGが供給される。プリチャージ回路201は、
好ましくは中間階調レベルの画像信号S1、S2、…、
Snに相当するプリチャージ信号NRS(画像補助信
号)を供給する。サンプリング回路301は、TFT3
02を各データ線6a毎に備えており、画像信号線30
4がTFT302のソース電極に接続されており、サン
プリング回路駆動信号線306がTFT302のゲート
電極に接続されている。そして、画像信号線304を介
して、画像信号S1、S2、…、Snが入力されると、
これらをサンプリングする。即ち、サンプリング回路駆
動信号線306を介してデータ線駆動回路101からサ
ンプリング回路駆動信号としての転送信号X1、X2、
…、Xnが入力されると、画像信号線304夫々からの
画像信号S1、S2、…、Snをデータ線6aに順次印
加する。
【0034】図3に示すように液晶装置200は、対向
基板20とアレイ基板10との間隙に液晶50を挟んで
構成される。対向基板20とアレイ基板10とは、基板
の周縁部に沿って、液晶注入口となる部分を除く矩形状
のシール材により接着され、さらに液晶注入口は封止材
により封止されている。
【0035】図2及び図3において、アレイ基板10
は、基板60上に、マトリクス状に複数の透明な第2導
電層としての画素電極9aが設けられており、画素電極
9aの縦横の境界に各々沿って、一垂直線方向に延在し
たデータ線6a、一水平方向に延在した走査線3aが設
けられている。画素電極9aは、走査線3aとデータ線
6aとの交差部毎に設けられ、各画素電極9aは、各交
差部毎に配置されたTFT30と電気的に接続されてい
る。TFT30は、第1導電層としての半導体層1a
と、半導体層1aを覆うゲート絶縁膜2と、走査線3a
の一部を構成するゲート電極とを有する。半導体層1a
は、ゲート電極3aに対応したチャネル領域1a’と、
このチャネル領域1aを挟むように配置された低濃度ソ
ース領域1b及び低濃度ドレイン領域1c、これらを挟
むように配置された高濃度ソース領域1d及び高濃度ド
レイン領域1eとからなるLDD構造を有し、更に容量
用電極1fとを有している。高濃度ソース領域1dは、
ゲート絶縁膜2上に配置された第1絶縁膜としての第1
層間絶縁膜4及びゲート絶縁膜2に形成されたコンタク
トホール5を介して、データ線6aと電気的に接続され
ている。コンタクトホール5は、基板から第1層間絶縁
膜4の表面に向かって開口が広がるテーパー形状の第1
凹部5aと、基板に対し側面がほぼ垂直な第2凹部5b
とが連なった形状を有している。そして、基板60と平
行に第2凹部5bを切断した切断面は、基板60と平行
に第1凹部5aを切断した切断面領域内に位置してい
る。第1層間絶縁膜4上には、第1層間絶縁膜とエッチ
ング比率が異なる第2絶縁膜としての第2層間絶縁膜7
が配置される。高濃度ドレイン領域1eは、ゲート絶縁
膜2、第1層間絶縁膜4及び第2層間絶縁膜7に形成さ
れたコンタクトホール8を介して、画素電極9aと電気
的に接続されている。コンタクトホール8は、基板から
第2層間絶縁膜7の表面に向かって開口が広がるテーパ
ー形状の第1凹部8aと、基板に対し側面がほぼ垂直な
第2凹部8bとが連なった形状を有している。そして、
第1凹部8aは第2層間絶縁膜7の途中まで形成され、
第2凹部8bは、ゲート絶縁膜2、第1層間絶縁膜4及
び第2層間絶縁膜7に形成されている。また、そして、
基板60と平行に第2凹部8bを切断した切断面は、基
板60と平行に第1凹部8aを切断した切断面領域内に
位置している。容量線3bは、走査線3aとほぼ並行に
直線状に配置され、ゲート絶縁膜2を介して容量用電極
1fと蓄積容量を形成し、更に第1層間絶縁膜4および
第2層間絶縁膜を介して画素電極9aと蓄積容量を形成
している。更に、第2層間絶縁膜7上には、画素電極9
aを覆って、ポリイミド膜を配向処理してなる配向膜1
6が配置されている。
【0036】本実施形態においては、上述のようにコン
タクトホール5及びコンタクトホール8それぞれは、一
部がテーパー形状を有しているため、スパッタ法におい
てもコンタクトホールの側面に導電層が形成されやす
い。このため、コンタクトホール5においてはデータ線
6aと半導体層1aとの接続不良の発生がなく、コンタ
クトホール8においては画素電極9aと半導体層1aと
の接続不良の発生がない。更に、コンタクトホール8に
おいては、後述するように異なるエッチング比率の絶縁
膜同士の界面に切れ込みの発生がないため、ITO膜の
段切れの発生が生じず、画素電極9aと半導体層1aと
の接続不良の発生がない。
【0037】以上の本実施形態の液晶装置においては、
画素電極と半導体層との接続不良による画素電極の点灯
不良の発生がなく、高品質の液晶装置を得ることができ
る。
【0038】一方、対向基板20は、基板70上に、走
査線3a及びデータ線6aにほぼ対応した非画素開口領
域にマトリクス状の遮光膜23が形成され、この遮光膜
23を覆うように対向電極21が配置されている。そし
て対向電極21上には、配向膜15が配置されている。
【0039】次に、上述の液晶装置のアレイ基板の製造
方法について図4から図7を参照して説明する。図4か
ら図7は各工程におけるアレイ基板側の各層を、図3と
同様に図2のA−A’断面に対応させて示す工程図であ
る。
【0040】まず、石英基板、ハードガラス等の基板、
ここでは石英基板60を用意する。ここで、好ましくは
2(窒素)等の不活性ガス雰囲気且つ約900〜13
00℃の高温でアニール処理し、後に実施される高温プ
ロセスにおける石英基板10に生じる歪みが少なくなる
ように前処理しておく。即ち、製造プロセスにおける最
高温で高温処理される温度に合わせて、事前に石英基板
60を同じ温度かそれ以上の温度で熱処理しておく。
【0041】次に、図4(a)に示すように、上述のよ
うに処理された石英基板60の全面に、約450〜55
0℃、好ましくは約500℃の比較的低温環境中で、流
量約400〜600cc/minのモノシランガス、ジ
シランガス等を用いた減圧CVD(例えば、圧力約20
〜40PaのCVD)により、アモルファスシリコン膜
を形成する。その後、窒素雰囲気中で、約600〜70
0℃にて約1〜10時間、好ましくは、4〜6時間のア
ニール処理を施することにより、ポリシリコン膜1を約
50〜200nmの厚さ、好ましくは約100nmの厚
さとなるまで固相成長させる。
【0042】この際、TFT30として、nチャネル型
のTFT30を作成する場合には、当該チャネル領域に
Sb(アンチモン)、As(砒素)、P(リン)などの
V族元素のドーパントを僅かにイオン注入等によりドー
プしても良い。また、TFT30をpチャネル型とする
場合には、B(ボロン)、Ga(ガリウム)、In(イ
ンジウム)などのIII族元素のドーパントを僅かにイオ
ン注入等によりドープしても良い。尚、アモルファスシ
リコン膜を経ないで、減圧CVD法等によりポリシリコ
ン膜1を直接形成しても良い。或いは、減圧CVD法等
により堆積したポリシリコン膜にシリコンイオンを打ち
込んで一旦非晶質化(アモルファス化)し、その後アニ
ール処理等により再結晶化させてポリシリコン膜1を形
成しても良い。
【0043】次に図4(b)に示すように、フォトリソ
グラフィ工程、エッチング工程等により、図1に示した
如き所定パターンのポリシリコンからなる半導体層1a
及を形成する。この半導体層1aの一部は蓄積容量用電
極として機能する。
【0044】次に図4(c)に示すように、半導体層1
aを約900〜1300℃の温度、好ましくは約100
0℃の温度により熱酸化することにより、約30nmの
比較的薄い厚さの熱酸化シリコン膜からなるゲート絶縁
膜2を形成する。尚、ここで、熱酸化シリコン膜形成
後、更に減圧CVD法等により高温酸化シリコン膜(H
TO膜)や窒化シリコン膜を約50nmの比較的薄い厚
さに堆積し、多層構造を持つゲート絶縁膜2を形成して
も良い。
【0045】次に、図4(d)に示すように減圧CVD
法等によりポリシリコン膜3を堆積した後、リン(P)
を熱拡散し、ポリシリコン膜3を導電化する。又は、P
イオンをポリシリコン膜3の成膜と同時に導入したドー
プトシリコン膜を用いてもよい。
【0046】次に、図4(e)に示すように、レジスト
マスクを用いたフォトリソグラフィ工程、エッチング工
程等により、図2に示した如き所定パターンの走査線3
aと共に容量線3bを形成する。これらの容量線3b及
び走査線3aの層厚は、例えば、約350nmとする。
【0047】次に図5(a)に示すように、TFT30
をLDD構造を持つnチャネル型のTFTとする場合、
半導体層1に、先ず低濃度ソース領域1b及び低濃度ド
レイン領域1cを形成するために、走査線3aの一部を
なすゲート電極3aを拡散マスクとして、PなどのV族
元素のドーパント60を低濃度で(例えば、Pイオンを
1〜3×1013/cm2のドーズ量にて)ドープする。
これによりゲート電極3a下の半導体層1aはチャネル
領域1a’となる。この不純物のドープにより容量線3
b及び走査線3aも低抵抗化される。
【0048】続いて、図5(b)に示すように、TFT
30を構成する高濃度ソース領域1b及び高濃度ドレイ
ン領域1cを形成するために、ゲート電極3aよりも幅
の広いマスクでレジスト層62をゲート電極3a上に形
成した後、同じくPなどのV族元素のドーパント61を
高濃度で(例えば、Pイオンを1〜3×1015/cm 2
のドーズ量にて)ドープし、LDD構造のTFT30を
得る。また、TFT30をpチャネル型とする場合、半
導体層1に、低濃度ソース領域1b及び低濃度ドレイン
領域1c並びに高濃度ソース領域1d及び高濃度ドレイ
ン領域1eを形成するために、BなどのIII族元素のド
ーパントを用いてドープする。尚、例えば、低濃度のド
ープを行わずに、オフセット構造のTFTとしてもよ
く、ゲート電極3aをマスクとして、Pイオン、Bイオ
ン等を用いたイオン注入技術によりセルフアライン型の
TFTとしてもよい。
【0049】この不純物のドープにより容量線3b及び
走査線3aも更に低抵抗化される。
【0050】次に図5(c)に示すように、走査線3a
及び容量線3bを覆うように、TEOS(Tetraethylor
thosilicate)を成膜ガスとし、680℃の成膜温度に
て、減圧CVD法を用いて800nm厚のNSG(ノン
ドープシリケートガラス)膜からなる第1層間絶縁膜4
を形成する。
【0051】次に図5(d)に示すように、第1層間絶
縁膜4上にコンタクトホール5の凹部5bにほぼ対応し
た部分のレジストが除去されたレジストパターン膜71
を形成する。その後、このレジストパターン膜71をマ
スクとして、緩衝フッ酸をエッチング液としたウエット
エッチング法を施すことにより、第1層間絶縁膜4の一
部がエッチング除去され、第1凹部5aが形成される。
この際、ウエットエッチングは等方性エッチングのた
め、図に示すように、第1凹部5aは、基板60から第
1層間絶縁膜4の表面に向かって開口が広がるテーパー
形状となる。
【0052】次に、図5(e)に示すように、レジスト
パターン膜71をマスクとして、第1凹部5aを介し
て、CF4をエッチングガスとしたドライエッチング法
を施すことにより、残りの第1層間絶縁膜4部分とゲー
ト絶縁膜2とがエッチングされ、第2凹部5bが形成さ
れ、第1凹部5aと第2凹部5bとが連なった形状のコ
ンタクトホール5が形成される。この際、ドライエッチ
ングは異方性エッチングのため、図に示すように、第2
凹部5bは、レジストパターン膜71にほぼ対応した基
板60に対してほぼ垂直の側面を有する形状となる。コ
ンタクトホール5形成後、レジストパターン膜71は除
去される。
【0053】次に図6(a)に示すように、第1層間絶
縁膜4の上に、スパッタ処理等により、遮光性のAl
(アルミニウム)等の低抵抗金属やAlを含む金属シリ
サイド等を導電膜6として、約300nmの厚さに堆積
する。更に、図6(b)に示すように、フォトリソグラ
フィ工程、エッチング工程等を経て、導電膜6をパター
ニングし、データ線6aを形成する。
【0054】次に、図6(c)に示すように、TEO
S、B(OCH33(トリメトキシボロン)、P(OC
33(トリメトキシホスフィン)を成膜ガスとし、3
80℃の成膜温度にて常圧CVD法を用いて、データ線
6を覆うように800nm厚のBPSG(ホウ素、リン
ドープシリケートガラス)膜からなる第2層間絶縁膜7
を形成する。ここでは、先に形成したデータ線がAlを
含むため、熱処理による熱膨張などによるデータ線の形
状変化などの発生を防止するため、配線形成以降のプロ
セス温度は例えば450℃以下で行うことが望ましいた
め、低温条件下で成膜されている。その後、第2層間絶
縁膜7上には、コンタクトホール8の凹部8bにほぼ対
応した部分のレジストが除去されたレジストパターン膜
72が形成される。
【0055】次に、図6(d)に示すように、レジスト
パターン膜72をマスクとして、緩衝フッ酸をエッチン
グ液としたウエットエッチング法を施すことにより、第
2層間絶縁膜7の一部がエッチング除去され、第1凹部
8aが形成される。この際、ウエットエッチングは等方
性エッチングのため、図に示すように、第1凹部8a
は、基板60から第2層間絶縁膜7の表面に向かって開
口が広がるテーパー形状となる。
【0056】次に、図7(a)に示すように、レジスト
パターン膜72をマスクとして、第2凹部8aを介し
て、CF4をエッチングガスとしたドライエッチング法
を施すことにより、残りの第2層間絶縁膜7部分と第1
層間絶縁膜4とゲート絶縁膜2とがエッチングされ、第
2凹部8bが形成され、第1凹部8aと第2凹部8bと
が連なった形状のコンタクトホール8が形成される。こ
の際、ドライエッチングは異方性エッチングのため、図
に示すように、第2凹部8bは、レジストパターン膜7
2にほぼ対応した基板60に対してほぼ垂直の側面を有
する形状となる。コンタクトホール8形成後、レジスト
パターン膜72は除去される。本実施形態においては、
ウエットエッチングによりコンタクトホール8の一部を
形成するためコンタクトホール8の一部はテーパー形状
を有する。このため、後述するITO膜がコンタクトホ
ール8の側面に効率良く形成される。また、ウエットエ
ッチングによるエッチングを第2層間絶縁膜7の途中ま
でしか行わず、残りのエッチングをドライエッチングで
行うことにより、エッチング比率の異なる第1層間絶縁
膜4と第2層間絶縁膜7との界面にV字の切り込みが発
生することがない。このため、後述するITO膜が切り
込み付近で段切れすることがない。また、本実施形態に
おいては、第2凹部8bは基板60に対してほぼ垂直の
側面を有する形状となっているが、レジストパターン膜
72に影響されて、第2凹部8bの側面がややテーパー
形状に形成される場合がある。この場合、更に第2凹部
8bの側面にITO膜が効率良く形成される。
【0057】次に図7(b)に示すように、第2層間絶
縁膜7の上に、スパッタ処理等により、ITO膜等の透
明導電性薄膜9を、約50〜200nmの厚さに堆積
し、更に図7(c)に示すように、フォトリソグラフィ
工程、エッチング工程等により、画素電極9aを形成す
る。上述したように、コンタクトホール8は、第1層間
絶縁膜4と第2層間絶縁膜7との界面に切り込みなどが
発生していないので、ITO膜がコンタクトホール8の
側面に効率良く成膜される。この結果、半導体層1aと
画素電極9aとの接続不良の発生がなく、高品質のアレ
イ基板を得ることができる。
【0058】続いて、画素電極9aの上にポリイミド系
の配向膜の塗布液を塗布した後、所定のプレティルト角
を持つように且つ所定方向でラビング処理を施すこと等
により、配向膜16(図2、3参照)が形成されて、ア
レイ基板が形成される。
【0059】他方、図3に示した対向基板20について
は、ガラス基板70等が先ず用意され、遮光膜23が、
例えば金属クロムをスパッタした後、フォトリソグラフ
ィ工程、エッチング工程を経て形成される。その後、基
板70の全面にスパッタ処理等により、ITO膜を、約
50〜200nmの厚さに堆積することにより、対向電
極21を形成する。更に、対向電極21の全面にポリイ
ミド系の配向膜の塗布液を塗布した後、所定のプレティ
ルト角を持つように且つ所定方向でラビング処理を施す
こと等により、配向膜15が形成される。
【0060】最後に、図3に示すように、上述のように
各層が形成されたTFTアレイ基板10と対向基板20
とは、配向膜16及び15が対面するようにシール材に
より貼り合わされ、両基板間の空間に、例えば複数種類
のネマティック液晶を混合してなる液晶が吸引されて、
所定層厚の液晶50が形成されて、液晶装置200が製
造される。
【0061】以上、上述の実施形態においては、半導体
層1aと画素電極9aとは直接接触して電気的に接続さ
れているが、図8に示すように中継層としてタングステ
ンシリサイドからなる導電層14を間に介在させて半導
体層1aと画素電極9aとを電気的に接続しても良い。
以下、図8における液晶装置の構造について説明する
が、上述の実施形態と同様の構成については同じ符号を
用い、同様の構成については一部説明を省略する。
【0062】図8に示すように、アレイ基板90の基板
80としてはTFT30に対応した領域に凹部を有する
基板が用いられ、凹部には遮光膜11が配置されてい
る。遮光膜11上には下地膜12が形成されており、下
地膜12上に半導体層1aが形成されている。容量線3
bは、下地膜12に形成されたコンタクトホールを介し
て遮光膜11と電気的に接続されている。走査線3a及
び容量線3bを覆うように、第3層間絶縁膜13が形成
され、該第3層間絶縁膜13上にはタングステンシリサ
イド14からなる導電層14が形成されている。導電層
14は、ゲート絶縁膜2及び第3層間絶縁膜12に形成
されたコンタクトホールを介して高濃度ドレイン領域1
eに電気的に接続している。更に、導電層14は、第1
層間絶縁膜4及び第2層間絶縁膜7に形成されたコンタ
クトホール18を介して画素電極9aと電気的に接続し
ている。コンタクトホール18は、上述した実施形態の
コンタクトホール8と同じ製法により形成され、基板8
0から第2層間絶縁膜7の表面に向かって開口が広がる
テーパー形状の第1凹部18aと、基板に対し側面がほ
ぼ垂直な第2凹部18bとが連なった形状を有してい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 液晶装置の画像形成領域を構成するマトリク
ス状に形成された複数の画素における各種素子、配線等
の等価回路である。
【図2】 データ線、走査線、画素電極等が形成された
アレイ基板の相隣接する複数の画素群の平面図である。
【図3】 図2のA−A’断面図であり、本発明の一実
施形態を説明する図である。
【図4】 アレイ基板の製造工程を説明する図(その
1)である。
【図5】 アレイ基板の製造工程を説明する図(その
2)である。
【図6】 アレイ基板の製造工程を説明する図(その
3)である。
【図7】 アレイ基板の製造工程を説明する図(その
4)である。
【図8】 他の実施形態の液晶装置の断面図である。
【図9】 従来の液晶装置の断面図である。
【図10】 従来の液晶装置における問題点を説明する
図である。
【符号の説明】
1a…半導体層 3a…走査線 4…第1層間絶縁膜 5…コンタクトホール 5a…第1凹部 5b…第2凹部 6…データ線 7…第2層間絶縁膜 8…コンタクトホール 8a…第1凹部 8b…第2凹部 9a…画素電極 10…アレイ基板 20…対向基板 50…液晶 60、70、80…基板 200…液晶装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09F 9/30 348 G02F 1/136 500 5G435 H01L 29/786 H01L 29/78 612D 21/336 616K 619A Fターム(参考) 2H090 HA03 HA04 HA06 HB02X HC01 HC12 HC17 HD05 JB04 LA01 LA04 2H092 GA59 JA24 JA35 JA36 JB51 JB56 JB69 KA04 KA05 KA12 KB02 KB04 KB25 MA07 MA18 MA19 MA27 MA29 MA37 NA15 NA28 PA09 5C094 AA42 AA43 BA03 BA43 CA19 DA09 DA13 DA15 DB01 DB04 EA04 EA05 EB02 FA01 FA02 FB02 FB12 FB14 FB15 GB10 5F033 GG04 HH08 HH10 HH38 JJ01 JJ08 JJ10 JJ38 KK04 NN32 PP15 QQ09 QQ10 QQ16 QQ19 QQ22 QQ37 RR04 RR15 SS01 SS04 SS12 SS13 TT02 VV15 XX02 5F110 AA26 BB02 CC02 DD02 DD03 DD25 EE09 EE45 FF02 FF03 FF09 FF23 FF32 GG02 GG13 GG24 GG25 GG32 GG47 GG51 GG52 HJ01 HJ04 HJ12 HJ13 HL03 HL05 HL14 HL23 HM15 HM17 HM18 NN03 NN22 NN23 NN35 NN44 NN46 NN47 NN54 NN72 NN73 PP10 PP13 PP33 QQ04 QQ05 QQ10 QQ11 5G435 AA17 BB12 CC09 EE37 HH12 HH13 HH14 KK05

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に絶縁膜を形成する工程と、 前記絶縁膜の一部をウエットエッチング法によりエッチ
    ングし、第1凹部を形成する工程と、 前記第1凹部を介してドライエッチング法により前記絶
    縁膜をエッチングし、前記絶縁膜を貫通する第2凹部を
    形成する工程とを具備することを特徴とする電極基板の
    製造方法。
  2. 【請求項2】 前記第1の凹部は、前記基板から前記絶
    縁膜表面に向かって開口が広がる形状を有することを特
    徴とする請求項1記載の電極基板の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記基板上には第1導電層が配置され、
    該第1導電層を覆うように前記絶縁膜が配置され、 前記第1凹部及び前記第2凹部形成後、前記第1凹部及
    び前記第2凹部を介して前記第1導電層と接続するよう
    に、前記絶縁膜上に第2導電層を形成する工程とを更に
    具備することを特徴とする請求項1または請求項2記載
    の電極基板の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記第1導電層は、タングステンシリサ
    イドからなることを特徴とする請求項3記載の電極基板
    の製造方法.。
  5. 【請求項5】 前記絶縁膜は、第1絶縁膜と、該第1絶
    縁膜上に第1絶縁膜とエッチング比率が異なる第2絶縁
    膜とが積層された積層膜から形成され、 前記第1凹部は前記第2絶縁膜中に形成され、 前記第2凹部は前記第1絶縁膜及び前記第2絶縁膜中に
    形成されることを特徴とする請求項1から請求項4のい
    ずれか一項に記載の電極基板の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記第1絶縁膜は減圧CVD法により形
    成され、 前記第2絶縁膜は常圧CVD法により形成されることを
    特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載
    の電極基板の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記第1絶縁膜上には、アルミニウムを
    含む層が形成され、該アルミニウムを含む層上に前記第
    2絶縁膜が形成されていることを特徴とする請求項1か
    ら6のいずれか一項に記載の電極基板の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記絶縁膜は、エッチング比率の異なる
    複数の絶縁膜が積層された積層膜から形成され、 前記第1凹部は前記積層膜の上層中に形成され、 前記第2凹部は前記上層及び前記上層以外の前記積層膜
    中に形成されることを特徴とする請求項1から請求項4
    のいずれか一項に記載の電極基板の製造方法。
  9. 【請求項9】 基板上に半導体層を有するスイッチング
    素子を形成する工程と、 前記スイッチング素子を覆う絶縁膜を形成する工程と、 前記絶縁膜の上層部をウエットエッチング法によりエッ
    チングし、第1凹部を形成する工程と、 前記第1凹部を介してドライエッチング法により前記絶
    縁膜をエッチングし、第2凹部を形成し、前記半導体層
    と電気的に接続するためのコンタクトホールを形成する
    工程と、 前記コンタクトホールを介して、前記半導体層と電気的
    に接続する配線を形成する工程とを具備することを特徴
    とする電極基板の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記コンタクトホールは、前記半導体
    層と電気的に接続された中継電極と前記配線とを接続す
    ることを特徴とする請求項9記載の電極基板の製造方
    法。
  11. 【請求項11】 基板上に半導体層を有するスイッチン
    グ素子を形成する工程と、 前記スイッチング素子を覆って前記基板上に第1絶縁膜
    を形成する工程と、 前記第1絶縁膜上に、前記半導体層と電気的に接続する
    データ線を形成する工程と、 前記第1絶縁膜上に、前記データ線を覆って前記第1絶
    縁膜とエッチング比率の異なる第2絶縁膜を形成する工
    程と、 前記第2絶縁膜の一部をウエットエッチング法によりエ
    ッチングし、第1凹部を形成する工程と、 前記第1凹部を介してドライエッチング法により前記第
    2絶縁膜及び前記第1絶縁膜をエッチングし、第2凹部
    を形成する工程と、 前記第2絶縁膜上に、前記第1凹部及び第2凹部を介し
    て、前記半導体層と電気的に接続する画素電極を形成す
    る工程とを具備することを特徴とする電極基板の製造方
    法。
  12. 【請求項12】 基板上に半導体層を有するスイッチン
    グ素子を形成する工程と、 前記スイッチング素子を覆って層間絶縁膜を形成する工
    程と、 前記層間絶縁膜上に前記半導体層と電気的に接続する導
    電層を形成する工程と、 前記層間絶縁膜上に、前記導電層を覆って第1絶縁膜を
    形成する工程と、 前記第1絶縁膜上に、前記半導体層と電気的に接続する
    データ線を形成する工程と、 前記第1絶縁膜上に、前記データ線を覆って前記第1絶
    縁膜とエッチング比率の異なる第2絶縁膜を形成する工
    程と、 前記第2絶縁膜の一部をウエットエッチング法によりエ
    ッチングし、第1凹部を形成する工程と、 前記第1凹部を介してドライエッチング法により前記第
    2絶縁膜及び前記第1絶縁膜をエッチングし、第2凹部
    を形成する工程と、 前記第2絶縁膜上に、前記第1凹部及び第2凹部を介し
    て、前記導電層と電気的に接続する画素電極を形成する
    工程とを具備することを特徴とする電極基板の製造方
    法。
  13. 【請求項13】 前記導電層は、タングステンシリサイ
    ドからなることを特徴とする請求項12記載の電極基板
    の製造方法。
  14. 【請求項14】 前記第1凹部は、前記基板から前記第
    2絶縁膜表面に向かって開口が広がる形状を有すること
    を特徴とする請求項9または請求項11から請求項13
    のいずれか一項に記載の電極基板の製造方法。
  15. 【請求項15】 前記第1絶縁膜は減圧CVD法により
    形成され、 前記第2絶縁膜は常圧CVD法により形成されることを
    特徴とする請求項11から請求項14のいずれか一項に
    記載の電極基板の製造方法。
  16. 【請求項16】 前記データ線は、アルミニウムを含む
    ことを特徴とする請求項11から請求項15のいずれか
    一項に記載の半導体基板の製造方法。
  17. 【請求項17】 請求項1から請求項16のいずれか一
    項に記載の電極基板の製造方法により製造されることを
    特徴とする電極基板。
  18. 【請求項18】 2枚の基板間に液晶を保持してなる液
    晶装置において、 前記2枚の基板の一方の基板は、請求項17に記載され
    た電極基板からなることを特徴とする液晶装置。
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