JP2001358193A - 静電吸着装置、基板搬送装置、真空処理装置及び基板保持方法 - Google Patents

静電吸着装置、基板搬送装置、真空処理装置及び基板保持方法

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JP2001358193A
JP2001358193A JP2000176200A JP2000176200A JP2001358193A JP 2001358193 A JP2001358193 A JP 2001358193A JP 2000176200 A JP2000176200 A JP 2000176200A JP 2000176200 A JP2000176200 A JP 2000176200A JP 2001358193 A JP2001358193 A JP 2001358193A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】静電吸着装置に関し、特に、絶縁性基板を静電
吸着した状態で基板の表面や裏面に傷がつかないように
する技術を提供する。 【解決手段】本発明の静電吸着装置23は、矩形枠体2
5を有し、その内周面に第1、第2の電極271、272
が配置され、吸着面24を形成しており、この吸着面2
4が、基板11の側面と当接するように構成されてい
る。このため、第1、第2の電極271、272の間に電
圧を印加すると、各電極271、272の間にグラディエ
ント力が生じ、基板11の側面が吸着面24に静電吸着
される。従って、静電吸着された状態では、基板11の
表面や裏面は静電吸着装置23のどこにも接していない
ので、基板11が例えば熱膨張した場合であっても、基
板11の表面や裏面が静電吸着装置23と擦れることは
なく、基板11の表面や裏面には傷がつかない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静電吸着装置、基
板搬送装置、真空処理装置及び基板保持方法に関し、特
に、絶縁性基板を静電吸着することが可能な静電吸着装
置と、その静電吸着装置を備えた基板搬送装置及び真空
処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、真空装置内への基板の搬出入
には基板搬送ロボットが用いられている。図15(a)の
符号110は、真空処理装置(スパッタリング装置)であ
り、真空槽112と基板搬送装置120とを有してい
る。真空槽112内の天井側にはカソード電極113が
配置されており、底壁側には基板吸着装置114が配置
されている。
【0003】基板搬送装置120は、駆動装置121
と、該駆動装置121に取り付けられた腕部122と、
該腕部122の先端に取り付けられた保持部123とを
有している。
【0004】保持部123の構成を図16(a)、(b)に
示す。同図(a)は同図(b)のX−X線断面図に相当す
る。この保持部123は、金属板124と、該金属板1
24上に配置された誘電体層125を有している。この
誘電体層125はセラミックス製であり、その表面に、
導電性のカーボンからなる第1、第2の電極1271
1272が形成されている。
【0005】第1、第2の電極1271、1272の平面
図を同図(b)に示す。第1、第2の電極1271、12
2は櫛状に成形されており、その歯の部分が互いに噛
み合うように配置されている。
【0006】第1、第2の電極1271、1272はそれ
ぞれ真空槽112外に設けられた電源に接続されてお
り、その電源を駆動すると、第1、第2の電極12
1、1272の間に直流電圧を印加することができる。
第1、第2の電極1271、1272上には、第1、第2
の電極1271、1272と誘電体層125表面とを被覆
するように保護膜130が形成されている。
【0007】上述した真空槽112内に基板を搬入する
際には、保持部123表面に基板111を載置した状態
で、第1、第2の電極1271、1272の間に直流電圧
を印加する。
【0008】一般に、不均一な電場E中に分極率αの誘
電体を置いたとき、その誘電体には、単位面積当たり次
式で表されるグラディエント力が働く。 f = 1/2・α・grad(E2) 上述した保持部123では、互いに隣接する第1、第2
の電極1271、1272の間の距離が非常に小さくなっ
ている。その結果、誘電体からなる基板がその表面に載
置されたときに、上式のgrad(E2)が大きくなって
いる。
【0009】その結果、基板111が、保持部123の
表面方向に上述したグラディエント力を受け、基板11
1の裏面全面が保持部123表面に静電吸着される。図
17は、その状態を模式的に示した図である。図17に
おいて、符号122は第1、第2の電極1271、12
2間に直流電圧を印加する直流電源を示しており、符
号Eは電場を示している。また、符号fは基板111に
働くグラディエント力の方向を示している。こうして、
保持部123表面に基板111が静電吸着された状態
で、腕部122を水平移動させ、基板111を基板吸着
装置114上に静止させる。
【0010】次いで、真空槽112底部に配置された昇
降機構106を動作させ、基板111を保持部123上
から基板吸着装置114上に移し替え、腕部122及び
保持部123を真空槽112から抜き出し、真空槽11
2を密閉し、スパッタリングガスを導入し、カソード電
極113に配置されたターゲットのスパッタリングを行
う。
【0011】上述した静電吸着装置では、グラディエン
ト力により基板を静電吸着しているため、例えばガラス
基板等のような絶縁性基板でも静電吸着することができ
る。また、基板111を静電吸着力で保持しているの
で、保持部123を高速に移動させても、基板111が
保持部123から滑落しにくく、基板111を高速に移
動させることができる。
【0012】しかしながら、保持部123の表面が基板
111の裏面と接触しているため、搬送の際に基板11
1の裏面が保持部123の表面と擦れ合い、基板111
の裏面に傷がついてしまうという問題が生じていた。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来技術
の要求に応じるために創作されたものであり、その目的
は、基板を静電吸着しつつ搬送する際に、基板の成膜面
や裏面に傷がつかない技術を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、基体と、前記基体に設けら
れた第1、第2の電極とを有する静電吸着装置であっ
て、前記第1、第2の電極が位置する吸着面は、吸着対
象である基板の側面に対して平行に配置されている。請
求項2記載の発明は、請求項1記載の静電吸着装置であ
って、前記基体は枠状に形成され、前記枠状の基体の内
周面が、前記吸着面とされたことを特徴とする。請求項
3記載の発明は、請求項2記載の静電吸着装置であっ
て、前記枠状の基体は、複数の部分に分割できるように
構成されたことを特徴とする。請求項4記載の発明は、
請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載の静電吸着装
置であって、前記吸着面から突出して設けられた突出部
を有することを特徴とする。請求項5記載の発明は、移
動可能に構成された腕部と、前記腕部に設けられ、前記
腕部の移動によって移動可能に構成された保持部とを有
する基板搬送装置であって、前記保持部は、請求項1乃
至請求項4のいずれか1項記載の静電吸着装置を備えた
ことを特徴とする。請求項6記載の発明は、真空排気可
能な真空槽と、前記真空槽内に配置された静電吸着装置
とを有し、前記静電吸着装置に基板を静電吸着した状態
で、前記基板を真空処理することができるように構成さ
れた真空処理装置であって、前記静電吸着装置は、請求
項1乃至請求項4のいずれか1項記載の静電吸着装置で
構成されたことを特徴とする。請求項7記載の発明は、
基板保持方法であって、基板の側面を静電吸着した状態
で、前記基板を保持することを特徴とする。
【0015】本発明の静電吸着装置は、第1、第2の電
極が位置する吸着面を有している。ここで吸着面とは、
静電吸着装置が基板の側面と当接する平面であり、例え
ば第1、第2の電極が露出している場合には、基板の側
面に面する第1、第2の電極の表面に相当し、第1、第
2の電極上に保護膜が形成されている場合には、保護膜
の表面に相当するものである。
【0016】一例として、枠状に形成された基体を有
し、その内周面が吸着面とされた場合には、この吸着面
が基板の側面と平行に配置されているので、基板の側面
が吸着面と当接した状態で、第1、第2の電極間に電圧
を印加すると、基板の側面が吸着面方向にグラディエン
ト力を受け、吸着面に静電吸着される。
【0017】こうして、基板の表面や裏面には静電吸着
装置が接触しない状態で静電吸着できるので、基板が熱
膨張した場合でも、基板の成膜面やその裏面が静電吸着
装置と擦れることにより、傷がつくことはない。従っ
て、基板の表面や裏面に傷がつかない状態で基板を静電
吸着して保持することができる。
【0018】なお、上記構成の静電吸着装置において、
その吸着面から突出して設けられた突出部を有するよう
に構成してもよい。このように構成し、突出部を下方に
位置させた状態で、基板を上方から開口内へと下降させ
ると、基板の周囲は突出部の上に乗り、突出部によって
支えられる。このように、突出部で基板の周囲を支える
ことにより、静電吸着力が弱くなった場合でも、基板を
確実に保持することができる。
【0019】また、本発明の基板搬送装置は、本発明の
静電吸着装置を有しており、基板の側面を静電吸着した
状態で基板を搬送している。このため、搬送中に基板の
成膜面や裏面に傷がつかないようにして、基板を搬送す
ることができる。
【0020】さらに、本発明の真空処理装置は、本発明
の静電吸着装置を有しており、基板の側面を静電吸着し
た状態で基板を真空処理できるように構成されている。
このため、例えば真空処理中に基板が熱膨張しても、基
板の裏面や成膜面などは静電吸着装置に接触していない
ので、熱膨張によって基板の裏面や成膜面が静電吸着装
置と擦れ合って傷がつかないようにすることができる。
また、本発明の基板保持方法では、基板の側面を静電吸
着して保持しているので、基板を保持した状態で、基板
の表面や裏面に傷がつくことがない。
【0021】
【発明の実施の形態】以下で図面を参照し、本発明の実
施形態について説明する。図1の符号10は、本発明の
一例の真空処理装置(スパッタリング装置)を示してい
る。真空処理装置10は、真空槽12と搬送室15とを
有している。真空槽12内の天井側にはカソード電極1
3が配置されており、底壁側には基板吸着装置14が配
置されている。
【0022】搬送室15内には、基板搬送装置20が配
置されている。この基板搬送装置20は、駆動装置21
と、該駆動装置21に取り付けられた腕部22と、該腕
部22の先端に取り付けられた静電吸着装置23とを有
している。駆動装置21内には、図示しないモータが配
置され、腕部22の一端は、このモータに接続されてお
り、水平面内での伸縮移動と垂直方向への移動ができる
ように構成されている。
【0023】静電吸着装置23は、腕部22の他端に設
けられており、腕部22の移動に伴って、水平方向と垂
直方向に移動できるように構成されている。静電吸着装
置23の構成の一例を図2(a)、(b)に示す。この静電
吸着装置23は、誘電体で構成され、中央に矩形状の開
口99が設けられてなる矩形枠体25を有している。こ
の矩形枠体25は、開口99に面する側面を合計四面有
している。
【0024】図2(b)の符号26に示し、開口99に面
する矩形枠体25の側面(以下で吸着面と称する。)の平
面図を図3(b)に示し、この吸着面26を含む矩形枠体
25の一部断面図を図3(a)の符号24に示す。この図
3(a)は、同図(b)のA−A線断面図に相当している。
【0025】この矩形枠体25の吸着面26には、図3
(b)に示すように導電性のカーボンからなる第1、第2
の電極271、272が形成されている。第1、第2の電
極271、272は櫛状に成形されており、その歯の部分
が互いに噛み合うように配置されている。
【0026】第1、第2の電極271、272はそれぞれ
真空槽12外に設けられた図示しない電源に接続されて
おり、その電源を駆動すると、第1、第2の電極2
1、272の間に直流電圧を印加することができるよう
に構成されている。
【0027】搬送室15には、図示しない搬出入室が接
続されている。かかる真空処理装置10を用いて、ガラ
スからなる基板をスパッタリング処理する場合には、搬
出入室内の図示しない載置台に成膜対象の絶縁性基板を
配置し、真空槽12と、搬送室15と、搬出入室とを真
空雰囲気にしておく。
【0028】次に、基板搬送装置20を動作させ、搬送
室15から、静電吸着装置23を搬出入室内に入れ、静
電吸着装置23の矩形開口99を、基板11の上に位置
させる。矩形開口99は、基板11とほぼ同じ大きさに
なるように予め形成されており、矩形開口99と基板1
1との位置合わせをした状態で、基板11を上昇させる
と、基板11は図4(b)に示すように矩形開口99内に
収まる。収まったら基板11を静止させる。このとき静
電吸着装置23の吸着面26と、基板11の側面とは互
いに当接している。
【0029】この状態で、第1、第2の電極271、2
2間に電圧を印加すると、第1、第2の電極271、2
2の間に生じた電界により、基板11の側面が、各側
面に接する静電吸着装置23の吸着面26方向にグラデ
ィエント力を受け、基板11の各側面が、吸着面26に
静電吸着され、開口99から基板11が落下しない状態
になる。
【0030】こうして、静電吸着装置23の吸着面26
に基板11の側面が静電吸着されたら、腕部22を水平
移動させて静電吸着装置23を搬出入室から取り出し、
搬送室15を介して真空槽12内に搬入した後、基板1
1を基板吸着装置14上に静止させる(図5(a))。
【0031】次いで、真空槽12底部に配置された昇降
ピン6を上昇させ、その先端に基板11の裏面が当接し
たら、第1、第2の電極271、272への電圧印加を停
止し、基板11の静電吸着状態を解除する。すると、基
板11が昇降ピン6の先端に乗り、基板11が静電吸着
装置23から昇降ピン6へと移し替えられる。
【0032】その後昇降ピン6を降下させて、基板吸着
装置14上に基板11を載置させる(図5(b))。次に、
腕部22及び静電吸着装置23を真空槽12から抜き出
し、真空槽12を密閉し、スパッタリングガスを導入
し、カソード電極13に配置されたターゲットのスパッ
タリングを行う。
【0033】以上説明したように、本実施形態の基板搬
送装置20では、静電吸着装置23が基板11の側面を
静電吸着しているので、基板111の裏面を静電吸着装
置123表面に静電吸着していた従来と異なり、基板1
1の裏面が静電吸着装置と接していない。このため、搬
送中等に基板11の裏面が静電吸着装置23に擦られる
ことはなく、基板11の裏面に傷がつかない。このよう
に、基板11の成膜面や裏面に傷がつかない状態で、基
板11を搬送させることができる。なお、上記実施形態
では、静電吸着装置23の形状を矩形枠体としたが、本
発明の静電吸着装置の形状はかかる形状に限られるもの
ではない。
【0034】図6の符号31に、本発明の他の実施形態
の静電吸着装置を示す。この静電吸着装置31は、上述
した矩形枠体25の、矩形開口99に面した側面に、矩
形開口99側に突出して形成された庇状の突出部34を
有している。
【0035】この静電吸着装置31においても、矩形開
口99内には上述した吸着面26があり、この吸着面2
6に基板11の側面を静電吸着して保持することができ
る。矩形開口99は、搬送対象となる基板11と同じ大
きさであるが、突出部34が下方に位置した状態で開口
99の上方から基板11を降下させると、基板11底面
の周囲は突出部34上に乗る。このため基板11の底面
はその周囲が突出部34によって下方から支えられるの
で、静電吸着力が弱くなった場合でも、基板11は確実
に静電吸着装置31上に保持される。
【0036】また、静電吸着装置を、図7(a)、(b)の
符号40に示すような構成としてもよい。この静電吸着
装置40は、四本の駆動軸391〜394と、それぞれの
先端に取り付けられた直方体状の吸着部371〜374
有している。
【0037】各吸着部371〜374は2個一組が互いに
対向し、4個の吸着部371〜374の全てが略同一平面
上に配置されている。吸着部371〜374は駆動軸39
1〜394によってそれぞれが水平方向に移動できるよう
に構成されており、それぞれが水平移動して互いに近づ
くと、矩形の枠体を形成することができるように構成さ
れている。各吸着部371〜374の互いに対向する面に
は、上述した吸着面26があり、上述した矩形の枠体が
形成されたときにその枠体の内周面が、吸着面26とな
るように構成されている。
【0038】まず、図8(a)に示すように、基板11を
吸着部371〜374の下方に位置させた後、図8(b)に
示すように、基板11を吸着部371〜374の位置する
高さまで上昇させる。
【0039】次いで、図8(c)に示すように、各吸着部
371〜374を基板に向けて水平移動させ、それぞれの
吸着面を基板11の側面に当接させる。この状態で、吸
着面26の第1、第2の電極に電圧を印加すると、基板
11のそれぞれの側面が、各吸着部371〜374の吸着
面に静電吸着されて保持される。
【0040】また、図9(a)の符号45に示すように、
静電吸着装置を、4個の吸着部41 1〜414を有する構
成としてもよい。この吸着部411〜414は、図8で説
明した静電吸着装置40の吸着部371〜374のそれぞ
れに庇状の突出部421〜424が形成され、それぞれが
移動できるように構成されており、図9(b)に示すよう
に、矩形の枠体を形成し、基板11の側面を静電吸着し
て保持することができる。さらに、突出部421〜424
が形成されているため、基板11の周辺は突出部421
〜424に乗り、図6で説明した静電吸着装置31と同
様、静電吸着力が弱まった場合であっても、基板11を
静電吸着装置45上に確実に保持させることができる。
【0041】以上までは、矩形の絶縁性基板を側面から
静電吸着・保持する静電吸着装置23、31、40、4
5について説明したが、本発明において静電吸着可能な
基板はこれに限られるものではなく、例えばシリコン基
板等の導電性基板にも適用可能である。
【0042】以下で、円形のシリコン基板を静電吸着し
た状態で保持可能な静電吸着装置について説明する。図
10の符号51に、円形の基板を静電吸着する静電吸着
装置を示す。
【0043】この静電吸着装置51は、円形の枠体状に
形成されており、中央に円形の開口52が設けられてい
る。この開口52に面する内周面は、上述した吸着面2
6となっているが、第1、第2の電極271、272の表
面には、図3(c)に示すように保護膜90が形成されて
いる。
【0044】図10(b)に示すように、開口52中に円
形の基板50を収めると、円形の基板の側面が吸着面と
当接する。この状態で、吸着面26に形成された第1、
第2の電極271、272間に電圧を印加する。このと
き、第1、第2の電極271、272は保護膜90で被覆
されているので、導電性の基板50の側面には直接接触
しない。このため、基板50を介して第1、第2の電極
271、272が短絡することはないので、第1、第2の
電極271、272間には電界が発生し、基板50の側面
が吸着面26方向にグラディエント力を受け、静電吸着
されて保持される。
【0045】このように、保護膜90が設けられている
ので、導電性の基板50を静電吸着することができ、か
つ第1、第2の電極271、272が基板50の側面と直
接接触しないので、第1、第2の電極271、272が磨
耗しにくくなり、長期間の使用に堪えうる。
【0046】また、図11(a)の符号55に示すよう
に、図10(a)で示した静電吸着装置51に、円形の開
口52に向けて突出する庇状の突出部56を設ける構成
の静電吸着装置としてもよい。
【0047】この静電吸着装置55においても、図11
(b)に示すように、円形の開口52中に円形の基板50
を収めた状態で、円形基板50の側面を静電吸着するこ
とができる。しかも、この状態で円形の基板50の周囲
部分は、突出部56の上に乗るので、図6、図9でそれ
ぞれ説明した静電吸着装置31、45と同様に、静電吸
着力が弱くなったとしても、基板50を静電吸着装置5
5上に確実に保持させることができる。
【0048】また、静電吸着装置を図12(a)の符号6
1に示す構成としてもよい。この静電吸着装置61は、
2本の駆動軸541、542と、それぞれの先端に取り付
けられた吸着部531、532とを有している。
【0049】吸着部531、532は、互いに対向して同
一表面上に配置され、駆動軸541、542によって相対
的に移動することができ、近づいたときに、図12(a)
に示すように、円形の枠体を形成することができるよう
に構成されている。円形の枠体が形成されると、その中
央に円形の開口57が形成されるが、その開口57に面
する側面は、上述した吸着面26となっている。
【0050】図12(a)に示すように、各吸着部5
1、532が枠体を形成し、その中央に円形の開口57
が形成された状態で、円形の基板50を開口57の下に
配置し、次いで図12(b)に示すように円形の基板50
を上昇させて開口57中に収める。この状態で、吸着面
26に形成された第1、第2の電極間に電圧を印加する
と、円形の基板50の側面が吸着面方向にグラディエン
ト力を受け、静電吸着される。
【0051】さらに、静電吸着装置を、図13(a)の符
号70に示すような構成としてもよい。この静電吸着装
置70は、図12で説明した静電吸着装置61の、吸着
部531、532にそれぞれ突出部631、632が形成さ
れることで構成されている。
【0052】この静電吸着装置70において、突出部6
1、632は、図13(a)に示すように吸着部531
532が円形の枠体を形成したときに中央に現れる円形
の開口57に向けて突出するように設けられており、円
形の基板50を円形の開口57と位置合わせした状態
で、その上方から降下させると、円形の基板50の周囲
が突出部631、632の上に乗る。
【0053】かかる静電吸着装置70においても、図1
3(b)に示すように円形の開口57中に円形の基板50
を収めた状態で、円形基板50の側面を静電吸着するこ
とができ、しかも、円形の基板50の周囲は、突出部6
1、632の上に乗るので、図6、図9、図11でそれ
ぞれ説明した静電吸着装置31、45、55と同様に、
静電吸着力が弱まっても、基板50を静電吸着装置70
上に確実に保持させることができる。
【0054】上述した静電吸着装置31、40、45、
51、55、61、70についても、基板の側面を静電
吸着して保持するため、搬送中などに基板の裏面に傷が
つかないようにすることができる。
【0055】なお、上述した静電吸着装置31、40、
45、51、55、61、70は、基板搬送装置20に
用いられるものとしたが、本発明の静電吸着装置は基板
搬送装置のみに用いられるものではなく、例えば、図1
4の符号71に示すように、スパッタリング装置の基板
保持装置に用いてもよい。
【0056】このスパッタリング装置71は、真空槽7
2を有している。真空槽72内の天井側にはカソード電
極73が配置されており、底壁側には基板保持装置74
が配置されている。この基板保持装置74は、上述した
静電吸着装置23、31、40、45、51、55、6
1、70のいずれか一つを有しており、処理対象である
基板11が真空槽72内に搬入されると、その基板11
の側面を静電吸着して保持することができるように構成
されている。
【0057】このようなスパッタリング装置71におい
ても、基板保持装置74によって基板の裏面がどこにも
当接しない状態で基板を保持し、その状態で基板を処理
することができるので、処理中に熱膨張などによって基
板裏面に傷がつかないようにすることができる。
【0058】また、上述した静電吸着装置においては、
第1、第2の電極271、272を導電性のカーボンで構
成しているが、本発明の第1、第2の電極271、272
はこれに限られるものではなく、例えばアルミニウムな
どの金属で構成してもよい。
【0059】さらに、上述した保護膜90の材料とし
て、シリコン窒化物を用いたが、本発明の保護膜はこれ
に限られるものではなく、例えば、AlN、TaN、W
N、GaN、BN、InN、SiAlON等の窒化物
や、SiO2、Al23、Cr2 3、TiO2、TiO、
ZnO等の酸化物を用いてもよい。さらに又、ダイヤモ
ンド、TiC、TaC、SiCなどの炭化物を用いても
よいし、ポリイミド、ポリ尿素、シリコーンゴムなどの
有機重合体を用いてもよい。
【0060】また、上述した第1、第2の電極271
272は、図2(a)、(c)に示すように基体25上に形
成されているが、本発明の第1、第2の電極271、2
2はこれに限られるものではなく、例えば、図18
(a)〜(d)の符号82〜85に示すように、基体25の
表面に凹部を形成して、それぞれの凹部に第1、第2の
電極271、272を配置するように構成してもよい。
【0061】同図(a)の符号82に示す場合では、第
1、第2の電極271、272の上端部は基体25上から
突き出されており、吸着面は、第1、第2の電極2
1、272の上端部の表面となっている。この吸着面を
符号92に示している。この吸着面92に基板の側面が
当接し、基板側面と基体25との間には隙間が形成され
る。
【0062】同図(b)の符号82では、第1、第2の電
極271、272の上端部は、基体25の表面と同じ高さ
に形成されている。即ち、基体25表面と第1、第2の
電極271、272の上端部は面一に形成されており、基
体25表面と第1、第2の電極271、272の上端部と
が吸着面93になっている。この場合、基板側面は第
1、第2の電極271、272の上端部と基体25表面と
の両方に接触する。
【0063】同図(c)の符号84では、第1、第2の電
極271、272の上端部は、基体25の表面よりも低く
形成されている。即ち、第1、第2の電極271、272
の上端部は凹部内の奥まった部分に位置しており、第
1、第2の電極271、272間には、基体25の表面部
分で構成された突部29が形成されている。
【0064】この静電吸着装置34では、その表面に基
板を配置すると基板側面は突部29の上端部と接触する
が、第1、第2の電極271、272とは接触しないよう
になっている。この突部29の表面が、吸着面94とな
っている。従って、基板が比較的耐磨耗性の低い第1、
第2の電極271、272と直接接触しないため、第1、
第2の電極271、272の寿命が長くなる。
【0065】さらに、同図(d)の符号85に示すよう
に、凹部の内部に第1の電極271を配置し、突部29
の上端部に第2の電極272を配置するように構成して
もよい。このように構成した場合には、第2の電極27
2の上端部に基板側面が当接するので、この第2の電極
272の上端部が吸着面95となる。
【0066】また、上述した静電吸着装置のうち、突出
部を備えた静電吸着装置31、45、55、70につい
ては、それぞれに設けられた突出部34、421〜4
4、56、631〜632には第1、第2の電極が配置
されていないが、本発明の静電吸着装置はこれに限られ
るものではなく、それぞれの突出部34、421〜4
4、56、631〜632の、基板周囲と接する面に、
第1、第2の電極を配置して、基板周囲と接する面にお
いても静電吸着することができるように構成してもよ
い。この場合には、基板の側面のみならず、基板底面の
周囲もまた静電吸着されるので、静電吸着力が強くな
り、さらに確実に基板を保持することができる。
【0067】なお、上述の実施形態では、絶縁性基板と
してガラス基板を、導電性基板としてシリコン基板を静
電吸着する場合について説明したが、本発明の静電吸着
装置が静電吸着する基板は、これらの基板に限られるも
のではなく、また、基板の形状も、矩形形状と円形形状
について説明したが、これらの形状に限られるものでは
ない。
【0068】なお、図14では、スパッタリング装置を
例に基板保持装置への応用を述べたが、本発明はスパッ
タリング装置に限定されるものではなく、エッチング装
置、CVD装置、イオン注入装置、RTP(Rapid Therm
al Processing)装置等の基板保持装置にも応用できるも
のである。
【0069】
【発明の効果】基板に傷がつかない状態で搬送できる。
また、プロセス装置中で基板に傷をつけずに基板を保持
できる。さらに、基板の仕込室(カセット室)に応用すれ
ば、基板に傷をつけずに保持し続けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の真空処理装置の構成を説
明する図
【図2】(a):本発明の一実施形態の静電吸着装置の一
例を説明する斜視図 (b):本発明の一実施形態の静電吸着装置の一例を説明
する平面図
【図3】(a):本発明の一実施形態の静電吸着装置の一
部を説明する断面図(b):本発明の一実施形態の静電吸
着装置の吸着面を説明する平面図 (c):本発明の他の実施形態の静電吸着装置の一部を説
明する断面図
【図4】(a):本発明の一実施形態の静電吸着装置を説
明する斜視図 (b):本発明の一実施形態の静電吸着装置に基板が保持
された状態を説明する斜視図
【図5】(a):本発明の真空処置装置の動作を説明する
第1の図 (b):本発明の真空処置装置の動作を説明する第2の図
【図6】(a):本発明の他の実施形態であって、矩形枠
体に突出部が設けられた静電吸着装置を説明する斜視図 (b):矩形枠体に突出部が設けられた静電吸着装置に基
板が保持された状態を説明する斜視図
【図7】(a):本発明の他の実施形態であって、分割可
能な矩形枠体を有する静電吸着装置を説明する斜視図 (b):分割可能な矩形枠体を有する静電吸着装置に、基
板が保持された状態を説明する斜視図
【図8】(a):本発明の他の実施形態であって、分割可
能な矩形枠体を有する静電吸着装置の動作を説明する斜
視図 (b):その続きの動作を説明する斜視図 (c):その続きの動作を説明する斜視図
【図9】(a):本発明の他の実施形態であって、分割可
能な矩形枠体に突出部が設けられた静電吸着装置を説明
する斜視図 (b):分割可能な矩形枠体に突出部が設けられた静電吸
着装置に、基板が保持された状態を説明する斜視図
【図10】(a):本発明の他の実施形態であって、円形
の枠体を有する静電吸着装置を説明する斜視図 (b):円形の枠体を有する静電吸着装置に、基板が保持
された状態を説明する斜視図
【図11】(a):本発明の他の実施形態であって、円形
の枠体に突出部が設けられてなる静電吸着装置を説明す
る斜視図 (b):円形の枠体に突出部が設けられて成る静電吸着装
置に、基板が保持された状態を説明する斜視図
【図12】(a):本発明の他の実施形態であって、分割
可能な円形枠体を有する静電吸着装置を説明する斜視図 (b):分割可能な円形枠体を有する静電吸着装置に、基
板が保持された状態を説明する斜視図
【図13】(a):本発明の他の実施形態であって、分割
可能な円形枠体に突出部が設けられた静電吸着装置を説
明する斜視図 (b):分割可能な円形枠体に突出部が設けられた静電吸
着装置に、基板が保持された状態を説明する斜視図
【図14】本発明の静電吸着装置を有するスパッタリン
グ装置を説明する断面図
【図15】(a):従来の真空処理装置の動作を説明する
第1の図 (b):従来の真空処理装置の動作を説明する第2の図
【図16】(a):従来の静電吸着装置の構成を説明する
断面図 (b):従来の静電吸着装置の構成を説明する平面図
【図17】グラディエント力を説明する図
【図18】(a):本発明の第1、第2の電極の配置状態
を説明する第1の断面図 (b):本発明の第1、第2の電極の配置状態を説明する
第2の断面図 (c):本発明の第1、第2の電極の配置状態を説明する
第3の断面図 (d):本発明の第1、第2の電極の配置状態を説明する
第4の断面図
【符号の説明】
10……真空処理装置 11……基板 23……静
電吸着装置 26……吸着面 271……第1の電極
272……第2の電極 90……保護膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/203 H01L 21/203 S Fターム(参考) 3F061 AA01 CA00 DB04 5F031 CA02 CA05 FA02 FA07 FA12 FA15 GA30 GA32 GA49 HA05 HA18 HA33 MA29 NA05 5F103 AA08 BB33 BB36 PP20

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基体と、 前記基体に設けられた第1、第2の電極とを有する静電
    吸着装置であって、 前記第1、第2の電極が位置する吸着面は、吸着対象で
    ある基板の側面に対して平行に配置された静電吸着装
    置。
  2. 【請求項2】前記基体は枠状に形成され、 前記枠状の基体の内周面が、前記吸着面とされたことを
    特徴とする請求項1記載の静電吸着装置。
  3. 【請求項3】前記枠状の基体は、複数の部分に分割でき
    るように構成されたことを特徴とする請求項2記載の静
    電吸着装置。
  4. 【請求項4】前記吸着面から突出して設けられた突出部
    を有することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいず
    れか1項記載の静電吸着装置。
  5. 【請求項5】移動可能に構成された腕部と、 前記腕部に設けられ、前記腕部の移動によって移動可能
    に構成された保持部とを有する基板搬送装置であって、 前記保持部は、請求項1乃至請求項4のいずれか1項記
    載の静電吸着装置を備えたことを特徴とする基板搬送装
    置。
  6. 【請求項6】真空排気可能な真空槽と、前記真空槽内に
    配置された静電吸着装置とを有し、前記静電吸着装置に
    基板を静電吸着した状態で、前記基板を真空処理するこ
    とができるように構成された真空処理装置であって、 前記静電吸着装置は、請求項1乃至請求項4のいずれか
    1項記載の静電吸着装置で構成されたことを特徴とする
    真空処理装置。
  7. 【請求項7】基板の側面を静電吸着した状態で、前記基
    板を保持することを特徴とする基板保持方法。
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