JP2001357387A - 車載用画像処理カメラ装置 - Google Patents
車載用画像処理カメラ装置Info
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- JP2001357387A JP2001357387A JP2000180122A JP2000180122A JP2001357387A JP 2001357387 A JP2001357387 A JP 2001357387A JP 2000180122 A JP2000180122 A JP 2000180122A JP 2000180122 A JP2000180122 A JP 2000180122A JP 2001357387 A JP2001357387 A JP 2001357387A
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- Image Analysis (AREA)
Abstract
して車両の走行制御を行い、車線逸脱防止を行うことが
可能な車載用画像処理カメラ装置を実現する。 【解決手段】検出ライン30、31の信号レベルを抽出
し、マーク3の信号レベルを入手する。入手した各々の
信号レベルのエッジ抽出処理を行い、距離「H1」、
「H2」の測定を実施する。距離「H1」の方が距離
「H2」よりも大きければ、検出した車線は轍であると
判断し、轍検出モードが選択される。距離「H2」の方
が距離「H1」よりも大きければ検出した車線は道路白
線であると判断し、白線検出モードが選択される。その
後、選択した検出モードに従って車線逸脱判断手段によ
り逸脱判断される。これにより、道路上に走行車線が無
い環境においても、安定して車両の走行制御を行い、車
線逸脱防止を行うことが可能となる。
Description
止に使用される、車載用画像処理カメラ装置に関する。
や側方の画像を取得して、画像内の撮影対象物、例え
ば、道路上の走行車線である白線を検出して、車両の走
行を制御するシステムや走行中の危険回避のための警報
を出力するシステムが提案されている。
−203446号公報に記載の技術は、雨等により路面
が濡れた場合に、濡れた部分からの反射光や轍の部分に
溜まった水の水面からの反射光により、その部分を道路
上の走行車線である白線と誤認識しないように、取得し
た画像から所望の撮影対象のみを正確に抽出しようとす
るものである。
ば、特開平10−11580号公報、特開平8−315
125号公報、特開平8−320997号公報等に記載
された技術がある。
術にあっては、道路上の白線検出に注目して制御を行う
技術であり、白線の引かれていない道路上や、積雪のあ
る道路、整備されていない道路(林道や平原)について
は、対象とされていなかった。
れていない道路では、車両の走行制御や逸脱警報等を行
うことができなかった。
も、轍が残されている場合には、それを走行車線と判断
する場合が考えられ、その轍を走行車線と判断した場合
には、その轍の内部に車両を位置させるように車両が制
御されるため、安定した走行制御が困難となる可能性が
ある。
環境においても、安定して車両の走行制御を行い、車線
逸脱防止を行うことが可能な車載用画像処理カメラ装置
を実現することである。
成するため、次にように構成される。 (1)車両に搭載される撮像手段からの撮像データによ
り、道路上の車両走行線を検出する車載用画像処理カメ
ラ装置において、自車両上の複数の特徴点と、道路上の
車両走行線とを検出し、検出した車両走行線と、自車両
上の複数の特徴点との偏差から、検出した道路上の走行
線が、走行車線であるか車両の轍であるかを判断する機
能を有する。
像データにより、道路上の車両走行線を検出する車載用
画像処理カメラ装置において、上記撮像手段の自車両へ
の取り付け位置からの光軸や画角により、検出した道路
上の車両走行線が、走行車線であるか車両の轍であるか
を判断する機能を有する。
像データにより、道路上の車両走行線を検出する車両走
行線検出判断処理手順を記録する、車載用画像処理カメ
ラ装置の処理手順記録媒体において、上記撮像データか
ら、自車両上の複数の特徴点と、道路上の車両走行線と
を検出し、検出した車両走行線と、自車両上の複数の特
徴点との偏差を算出し、算出した偏差から、検出した道
路上の走行線が、走行車線であるか車両の轍であるかを
判断する手順が記録されている。
像データにより、道路上の車両走行線を検出する車両走
行線検出判断処理手順を記録する、車載用画像処理カメ
ラ装置の処理手順記録媒体において、上記撮像データ
と、上記撮像手段の自車両への取り付け位置からの光軸
や画角とにより、検出した道路上の車両走行線が所定距
離より小か否かを判断して、走行車線であるか車両の轍
であるかを判断する手順が記録されている。
検出した車線幅と上記特徴点との相関関係から、検出し
た車線が道路上の白線か轍かを判断する。
と、検出した車線幅との相関関係から、検出した車線が
道路上の白線か轍かを判断する。
においても、安定して車両の走行制御を行い、車線逸脱
防止を行うことが可能な車載用画像処理カメラ装置を実
現することができる。
る車載用画像処理カメラ装置を車両に搭載した状態の全
体構成図である。図1において、自車両1には車外の環
境を撮像する画像センサ(カメラ(撮像手段カメラ))
2が設置されている。また、ボンネット脇の両側のフェ
ンダーには、それぞれのその位置が画像センサ2の撮像
エリア内に入るように、2つのマーク3が固定されてい
る。
ック図である。図2において、車外の環境を撮像する撮
像素子10で撮像した画像をデジタル出力する映像信号
変換部11からの信号は、画素単位の画像データを取り
込む画像メモリ12に記憶される。
画像データは、車線抽出を行う車線抽出手段13とマー
ク抽出手段14とに入力される。
段14からの出力信号は、位置判断手段15に入力され
る。そして、位置判断手段15にて、マーク位置と車線
位置との関係が演算され、検出モード決定手段16で、
検出した車線データが、道路白線なのか轍なのかが決定
される。
た情報を基に、車線逸脱判断手段17で処理が実行さ
れ、逸脱判定と判断されると、警告手段18にて、車線
逸脱警告が発せられる。
メージ図である。画像センサ2が捉える領域は、エリア
20に囲まれた範囲であり、図3では、左側車線21
a、右側車線22a、マーク3を含む、自車両1のフェ
ンダーを含むボンネットの一部である。
出手段13とマーク抽出手段14とが使用する領域を示
している。
のイメージ図である。図3と図4との相違点は、左側車
線21bと右側車線22bとの位置関係のみである。こ
れは、図3は、道路上の白線を検出したイメージであ
り、図4は、車両の通過した跡に出来る轍のイメージで
ある。
ている。図5において、検出ライン30、31は、それ
ぞれ車線21a、21b、22a、22bのエッジを検
出するラインと、マーク3のエッジを検出するラインと
を示しており、その検出結果を合成して示したものが、
信号32である。
るのは、図5の(A)が、図3場合における車線検出イ
メージであり、図5の(B)が、図4の場合における轍
検出イメージである。
中心線どおしの距離を示すものが「H1」であり、車線
21a(21b)と車線22a(22b)の互いのエッ
ジの中心線どおしの距離を示すものが「H2」である。
CCD撮像素子を使用したと想定すると、使用するセン
サ2の画素数の値が既知である事と、使用するレンズの
画角、光軸が既知である事、並びに、自車両1のマーク
3の間隔が既知である事から、容易に距離「H1」、
「H2」の実寸法を算出する事が可能である。
2」の方が距離が大である(H2>H1)事が判り、図
5の(B)では、「H1」の方が「H2」よりも距離が
大である(H1>H2)事が判る。
が路上に引かれるため、この距離関係に着目すれば、道
路上の車線を検出した場合、検出した車線が、道路白線
なのか、車両の轍なのかの判断は容易である。
両の轍なのかの判断方法について述べる。図6は、図2
の位置判断手段15の内部処理を示すフローチャートで
ある。
検出ライン30の信号レベル抽出を実施し、車線の信号
レベルを入手する。次の、ステップ152では、検出ラ
イン31の信号レベル抽出を行い、マーク3の信号レベ
ルを入手する。
の信号レベルのエッジ抽出処理を行い、ステップ154
で、距離「H1」の測定を実施し、ステップ155で、
距離「H2」の測定を実施して終了する。
内部フローチャートである。図7において、図6に示し
たフローチャートの処理を完了した後、距離測定結果で
ある、距離「H1」、「H2」の相関をステップ161
で調べる。
1」の方が距離「H2」よりも大きければ、つまり、検
出した車線が、マーク3とマーク3との内側である場合
は、検出した車線は、轍であると判断し、ステップ16
2で、轍検出モードが選択される。
りも大きければ、検出した車線は、道路白線であると判
断され、ステップ163で白線検出モードが選択され
る。その後、図2に示した車線逸脱判断手段17によ
り、逸脱判断される。
したステップ162であるかステップ163であるかが
切り替えられるということを除き、車線逸脱の判定処理
そのものは、本発明と特に関係ないので、割愛する。
を設置したが、マーク以外のもの、例えば、サイドミラ
ー等を自車両上の複数の特徴点として設定し、これらの
特徴点に基づいて、白線か轍かの判定を行うように構成
することもできる。
置されていない場合でも、本発明は適用可能である。
いない場合を想定する。マーク3が無い場合には、基準
となる比較距離データが無くなる訳であるが、自車両1
に取り付けられる画像センサ2の取り付け位置情報と、
光軸と画角の情報とが既知であれば、三角関数を用いれ
ば、車線と車線との距離測定は容易に実現可能である。
方のイメージ図である。図8において、予め、検出した
車線間の位置関係を切り出すエリア23を決めておけ
ば、前述した画像センサ2の取り付け位置情報と、光軸
と画角の情報とから、車線間の距離の測定は可能であ
る。
を測定することで、検出した車線間の距離を計測するこ
とができる。
が、この図10に示したフローチャートのステップ15
01〜1503は、基本的な処理内容は、上述した図6
のステップ151、153、155と同様なので、その
詳細な説明は割愛する。
に基づいて、道路白線であるのか轍であるのかを判断す
る処理フロチャートである。
車両であれば、道路白線に対し、十分狭い)は、予め既
知であるので、ステップ1601で、設定した規定値よ
りも距離「H3」が大きければ、道路白線と判断し、ス
テップ1602で白線検出モードに設定する。
も距離「H3」が小さければ、ステップ1603で、轍
検出モードに設定する。
ードと轍検出モードとを切り替えることが可能である。
ば、検出した車線間の距離が、所定距離より大か小かに
より、検出車線が、走行車線(白線)か轍であるかを判
断し、いずれかに適した車線逸脱判断処理を行うように
構成したので、道路上に走行車線が無い環境において
も、安定して車両の走行制御を行い、車線逸脱防止を行
うことが可能な車載用画像処理カメラ装置を実現するこ
とができる。
車載用画像処理カメラ装置の車線判断処理プログラムが
記録された記録媒体がある。つまり、車両1に搭載され
る撮像手段からの撮像データにより、道路上の車両走行
線を検出する車両走行線検出判断処理手順を記録する処
理手順記録媒体において、画像センサ2により得られた
撮像データから、自車両1上のマーク3又はその他の複
数の特徴点と、道路上の車両走行線とを検出する。
の複数の特徴点との偏差を算出し、算出した偏差から、
検出した道路上の走行線が、走行車線であるか車両の轍
であるかを判断する手順(プログラム)が記録されてい
る処理手順記録媒体も本発明の他の実施形態である。
の撮像データにより、道路上の車両走行線を検出する車
両走行線検出判断処理手順を記録する、車載用画像処理
カメラ装置の処理手順記録媒体において、撮像手段2に
より得られた撮像データと、撮像手段2の自車両1への
取り付け位置からの光軸や画角とにより、検出した道路
上の車両走行線が所定距離より小か否かを判断して、走
行車線であるか車両の轍であるかを判断する手順が記録
されている処理手順記録媒体も本発明のさらに他の実施
形態である。
車線を逸脱した場合には、警報を行う例について説明し
たが、検出した車線に基づいて、自動的にステアリング
を制御することも可能である。
を白線としたが、白線のみならず、例えば、黄色い線や
縁石等であって、車両の走行線を示すものであれば、本
発明は適用可能である。
た車線が、道路白線か轍であるかを判断して車線逸脱判
断処理を行うように構成することにより、道路上に走行
車線が無い環境においても、安定して車両の走行制御を
行い、車線逸脱防止を行うことが可能な車載用画像処理
カメラ装置を実現することができる。
線に対応可能となるので、整備された道路のみならず、
積雪で、轍がついた雪道、草原についた車両の轍、林道
などを走行中においても車線逸脱を警告できるようにな
るので、より安全に車両を運行させることができる。
ラ装置を車両に搭載した状態の全体構成図である。
構成図である。
合の画像イメージ図である。
の画像イメージ図である。
処理の説明図である。
処理の動作フローチャートである。
ローチャートである。
ていない場合の車線検出の動作説明図である。
ていない場合の車線検出の動作説明図である。
れていない場合の車線検出の動作フローチャートであ
る。
れていない場合の車線検出判断の動作フローチャートで
ある。
Claims (4)
- 【請求項1】車両に搭載される撮像手段からの撮像デー
タにより、道路上の車両走行線を検出する車載用画像処
理カメラ装置において、 自車両上の複数の特徴点と、道路上の車両走行線とを検
出し、検出した車両走行線と、自車両上の複数の特徴点
との偏差から、検出した道路上の走行線が、走行車線で
あるか車両の轍であるかを判断する機能を有することを
特徴とする車載用画像処理カメラ装置。 - 【請求項2】車両に搭載される撮像手段からの撮像デー
タにより、道路上の車両走行線を検出する車載用画像処
理カメラ装置において、 上記撮像手段の自車両への取り付け位置からの光軸や画
角により、検出した道路上の車両走行線が、走行車線で
あるか車両の轍であるかを判断する機能を有することを
特徴とする車載用画像処理カメラ装置。 - 【請求項3】車両に搭載される撮像手段からの撮像デー
タにより、道路上の車両走行線を検出する車両走行線検
出判断処理手順を記録する、車載用画像処理カメラ装置
の処理手順記録媒体において、 上記撮像データから、自車両上の複数の特徴点と、道路
上の車両走行線とを検出し、検出した車両走行線と、自
車両上の複数の特徴点との偏差を算出し、算出した偏差
から、検出した道路上の走行線が、走行車線であるか車
両の轍であるかを判断する手順が記録されていることを
特徴とする車載用画像処理カメラ装置の処理手順記録媒
体。 - 【請求項4】車両に搭載される撮像手段からの撮像デー
タにより、道路上の車両走行線を検出する車両走行線検
出判断処理手順を記録する、車載用画像処理カメラ装置
の処理手順記録媒体において、 上記撮像データと、上記撮像手段の自車両への取り付け
位置からの光軸や画角とにより、検出した道路上の車両
走行線が所定距離より小か否かを判断して、走行車線で
あるか車両の轍であるかを判断する手順が記録されてい
ることを特徴とする車載用画像処理カメラ装置の処理記
録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000180122A JP3737935B2 (ja) | 2000-06-15 | 2000-06-15 | 車載用画像処理カメラ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000180122A JP3737935B2 (ja) | 2000-06-15 | 2000-06-15 | 車載用画像処理カメラ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001357387A true JP2001357387A (ja) | 2001-12-26 |
JP3737935B2 JP3737935B2 (ja) | 2006-01-25 |
Family
ID=18681279
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000180122A Expired - Lifetime JP3737935B2 (ja) | 2000-06-15 | 2000-06-15 | 車載用画像処理カメラ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3737935B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019074398A (ja) * | 2017-10-16 | 2019-05-16 | 独立行政法人自動車技術総合機構 | 車両周囲認識センサ検査システム、車両周囲認識センサ検査方法 |
JP2019096121A (ja) * | 2017-11-24 | 2019-06-20 | エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社 | 道路画像処理装置、道路画像処理方法、道路画像処理プログラム、および、記録媒体 |
CN112020461A (zh) * | 2018-04-27 | 2020-12-01 | 图森有限公司 | 用于确定汽车到车道距离的系统和方法 |
-
2000
- 2000-06-15 JP JP2000180122A patent/JP3737935B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019074398A (ja) * | 2017-10-16 | 2019-05-16 | 独立行政法人自動車技術総合機構 | 車両周囲認識センサ検査システム、車両周囲認識センサ検査方法 |
JP7166582B2 (ja) | 2017-10-16 | 2022-11-08 | 独立行政法人自動車技術総合機構 | 車両周囲認識センサ検査システム、車両周囲認識センサ検査方法 |
JP2019096121A (ja) * | 2017-11-24 | 2019-06-20 | エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社 | 道路画像処理装置、道路画像処理方法、道路画像処理プログラム、および、記録媒体 |
CN112020461A (zh) * | 2018-04-27 | 2020-12-01 | 图森有限公司 | 用于确定汽车到车道距离的系统和方法 |
CN112020461B (zh) * | 2018-04-27 | 2024-02-27 | 图森有限公司 | 用于确定汽车到车道距离的系统和方法 |
US12073724B2 (en) | 2018-04-27 | 2024-08-27 | Tusimple, Inc. | System and method for determining car to lane distance |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3737935B2 (ja) | 2006-01-25 |
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