JP2001355613A - 油圧制御装置および建設機械 - Google Patents
油圧制御装置および建設機械Info
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Abstract
エータの動作も適正な速さで行える油圧制御装置を提供
する。 【解決手段】 アクチュエータ16からの戻り油を作動
油として再生する再生回路を、逆止弁46と、この逆止
弁46を経てシリンダコア24に流入する戻り油の流量
を油圧ポンプ20に作用する負荷の大きさに応じて絞る
流量調整弁50とから構成するとともに、方向切換弁2
2と合流用方向切換弁38とを接続するパイロットライ
ン68にアクチュエータ16に作用する負荷が軽負荷の
ときには第2の油圧ポンプ36から吐出された作動油が
第1の油圧ポンプ20から吐出された作動油と合流しな
いように合流用方向切換弁38を制御し、アクチュエー
タ16に作用する負荷が重負荷のときには第2の油圧ポ
ンプ36から吐出された作動油が第1の油圧ポンプ20
から吐出された作動油と合流するように合流用方向切換
弁38を制御する制御弁70を設ける。
Description
ベル等の建設機械などに適用される油圧制御装置に関す
るものである。
る。図3に示される油圧ショベルは、ブーム10と、こ
のブーム10に揺動可能に支持されたアーム12と、こ
れらのブーム10およびアーム12を駆動する複数の油
圧アクチュエータ14,16とを備えており、これらの
アクチュエータは、従来、たとえば図4に示す油圧制御
装置18によって駆動制御されるようになっている。
(以下、アームシリンダと称す)16に作動油を供給す
る油圧ポンプ20と、この油圧ポンプ20からアームシ
リンダ16に供給される作動油の流れを制御する方向切
換弁22とを備えており、方向切換弁22にはシリンダ
コア24,25およびタンクコア26が形成されてい
る。
換ると、油圧ポンプ20からシリンダコア24に流入し
た作動油は管路28内を流れてアームシリンダ16のヘ
ッド側油室161に供給され、一方、アームシリンダ1
6のロッド側油室162から排出された戻り油はシリン
ダコア25及びタンクコア26内を流れてタンク34に
排出される。そして、方向切換弁22にはアームシリン
ダ16のロッド側油室162から排出された戻り油を作
動油として再生する再生回路42が設けられ、この再生
回路42は方向切換弁22のシリンダコア24とタンク
コア26とを接続する再生コア44に設けられた逆止弁
46と、前記タンクコア26内に設けられた固定絞り4
8とから構成されている。
プ20と並列に設けられた第2の油圧ポンプ36と、こ
の第2の油圧ポンプ36から吐出された作動油を第1の
油圧ポンプ20からアームシリンダ16に供給される作
動油と合流させる合流用方向切換弁38と、この合流用
方向切換弁38および方向切換弁22をパイロット圧に
より切換操作するパイロットライン40とを備えてい
る。
ロッド側油室162からの戻り油は方向切換弁22のタ
ンクコア26と再生コア44の逆止弁上流側に流入し、
固定絞り48のロッド側油室162側には固定絞り48
による圧力上昇が発生する。このため、油圧ポンプ20
に作用する負荷の大きさが比較的小さいときには、再生
コア44の逆止弁上流側に流入した戻り油が逆止弁46
を押し開いて再生コア44の逆止弁下流側を通り方向切
換弁22のシリンダコア24内に流入し、作動油として
再生される。
た油圧制御装置では、方向切換弁22および合流用方向
切換弁38を左方へ切換操作するためのパイロットライ
ンは共にパイロットライン40であるため、方向切換弁
22および合流用方向切換弁38は常に同時に左方へ切
換わるため、ヘッド側油室161には油圧ポンプ20の
吐出油と油圧ポンプ36の吐出油が合流して供給され
る。このため、ロッド側油室162からの戻り油流量も
増大するため、固定絞り48による圧力上昇は、ヘッド
側油室161へ供給される作動油が油圧ポンプ20だけ
の時よりも増大する。したがって、ヘッド側油室161
の負荷が軽負荷のときにはロッド側油室162からの戻
り油は方向切換弁22の再生コア44により再生されて
ヘッド側油室161へ供給される。このような、ヘッド
側油室161に必要以上の作動油が供給されるような状
態では、固定絞り48による圧力上昇によりヘッド側油
室161へ再生される作動油の圧力上昇を引き起こし、
その結果として回路圧力が高くなってしまい、これに伴
って油圧ポンプ20,36の負荷が増大することから、
油圧装置全体の効率の低下を招くと共にアームシリンダ
16の動作スピードが不必要に速くなるという問題があ
った。
なされたもので、装置全体の効率を適正に保ち、かつア
クチュエータの動作も適正な速さで行える油圧制御装置
および建設機械を提供することを目的とする。
め、本発明は、油圧アクチュエータに作動油を供給する
第1の油圧ポンプと、この第1の油圧ポンプから前記油
圧アクチュエータに供給される作動油の流れ方向を制御
する方向切換弁と、前記油圧アクチュエータからの戻り
油を作動油として再生する再生回路と、前記第1の油圧
ポンプと並列に設けられた第2の油圧ポンプと、この第
2の油圧ポンプから吐出された作動油を前記方向切換弁
から油圧アクチュエータに供給される作動油と合流させ
る合流用方向切換弁と、この合流用方向切換弁および前
記方向切換弁をパイロット圧により切換操作するパイロ
ットラインとを備えた油圧制御装置において、前記再生
回路を、前記方向切換弁内に形成されたシリンダコアと
タンクコアとを接続する再生コアに設けられた逆止弁
と、この逆止弁を経て前記シリンダコアに流入する戻り
油の流量を油圧ポンプに作用する負荷の大きさに応じて
絞る流量調整弁とから構成するとともに、前記方向切換
弁の切換パイロット圧力ポートと前記合流用方向切換弁
の切換パイロット圧力ポートとをパイロットラインで接
続し、このパイロットラインに前記油圧アクチュエータ
に作用する負荷が軽負荷のときには前記第2の油圧ポン
プから吐出された作動油が第1の油圧ポンプから吐出さ
れた作動油と合流しないように前記合流用方向切換弁を
制御し、前記油圧アクチュエータに作用する負荷が重負
荷のときには前記第2の油圧ポンプから吐出された作動
油が第1の油圧ポンプから吐出された作動油と合流する
ように前記合流用方向切換弁を制御する制御弁を設けた
ことを特徴とする。
は、前記流量調整弁は、バルブボディと、このバルブボ
ディ内にスライド可能に設けられたスプールと、このス
プールの一端に前記シリンダコアを流れる作動油の圧力
を付与するピストンとを備えてなり、前記バルブボディ
は、前記タンクコアに連通する戻り油流入孔と、前記タ
ンクコアに連通する戻り油排出孔と、前記戻り油流入孔
に流入する戻り油の流量を前記スプールの移動量に応じ
て調整する流量調整孔とを有している。そして、前記戻
り油排出孔は、前記戻り油流入孔より小径に形成されて
いる。
形態では、前記制御弁は、バルブボディと、このバルブ
ボディ内にスライド可能に設けられたスプールと、この
スプールを所定方向に付勢する付勢部材とを備えてな
り、前記バルブボディは、前記方向切換弁の切換パイロ
ット圧力ポートに連通する第1ポートと、前記合流用方
向切換弁の切換パイロット圧力ポートに連通する第2ポ
ートと、前記タンクに連通する第3ポートとを有してい
る。また、前記制御弁のスプールは、前記第1ポートと
前記第2ポートとを連通させる第1のノッチと、前記第
2ポートと前記第3ポートとを連通させる第2のノッチ
とを有し、前記流量調整弁のスプールと一体にスライド
する。
のいずれかに記載の油圧制御装置を備えてなることを特
徴とする。
よび図2に基づいて説明する。なお、図4に示したもの
と同一部分又は相当する部分には同一符号を付し、その
詳細な説明は省略する。
御装置の要部を示す図である。同図において、符号50
は流量制御弁であり、逆止弁46を経て方向切換弁22
のシリンダコア24に流入する戻り油の流量を油圧ポン
プ20,36に作用する負荷の大きさに応じて絞るもの
であり、この流量調整弁50は、方向切換弁22の再生
コア44に設けられた逆止弁46と共に、アームシリン
ダ16のロッド側油室162から排出された戻り油を作
動油として再生する再生回路を構成している。
2と、このバルブボディ52内にスライド可能に設けら
れたスプール54と、このスプール54の一端に方向切
換弁22のシリンダコア24を介してヘッド側油室16
1側の作動油の圧力を付与するピストン56とを備えて
おり、バルブボディ52には、方向切換弁22のシリン
ダコア24内を流れる作動油の圧力をピストン56に作
用させるための油室55が形成されている。この油室5
5は方向切換弁22のシリンダコア24に管路49を介
して連通しており、油圧ポンプ20から吐出された作動
油が方向切換弁22のシリンダコア24を通ってアーム
シリンダ16のヘッド側油室161に供給されるときに
はシリンダコア24内を流れる作動油の一部が流量調整
弁50の油室55に導入されるようになっている。
には戻り油流入孔58が設けられている。この戻り油流
入孔58は管路Z、コアW、スプール3に設けたノッチ
94を介して方向切換弁22のシリンダコア25に連通
しており、シリンダコア25へ流入した戻り油は戻り油
流入孔58からバルブボディ52内に流入するようにな
っている。さらに、バルブボディ52にはタンク34に
連通する戻り油排出孔60が設けられている。この戻り
油排出孔60は戻り油流入孔58より小径に形成されて
おり、バルブボディ52内に流入した戻り油は戻り油排
出孔60からタンク34へ排出されるようになってい
る。さらに、バルブボディ52には戻り油流入孔58に
流入する戻り油の流量をスプール54の移動量に応じて
調整するための流量調整孔62が設けられており、この
流量調整孔62は前記戻り油排出孔60の近傍に設けら
れている。
装置は、方向切換弁22の切換パイロット圧力ポート6
4に連通するパイロットライン68と合流用方向切換弁
38の切換パイロット圧力ポート66に連通するパイロ
ットライン69を有しており、このパイロットライン6
8とパイロットライン69との中間には制御弁70が設
けられている。
バルブボディ72内にスライド可能に設けられたスプー
ル74と、このスプール74を所定方向(図中左方)に
付勢する付勢部材としてのコイルばね76とを備えてお
り、バルブボディ72には方向切換弁22の切換パイロ
ット圧力ポート64にパイロットライン68を介して連
通する第1ポート78および合流用方向切換弁38の切
換パイロット圧力ポート66にパイロットライン69を
介して連通する第2ポート80が設けられている。
通する第3ポート82を有しており、流量調整弁50の
スプール54と一体にスライドするスプール74には、
第1ポート78と第2ポート80とを連通させる第1ノ
ッチ84が設けられているとともに、第2ポート80と
第3ポート82とを連通させる第2ノッチ86が設けら
れている。
61に作用する負荷が十分に小さいときには、流量調整
弁50のピストン56に作用する油圧力のほうがコイル
ばね76のばね力より小さくなるようコイルばね76の
ばね力を設定すると、流量調整弁50のスプール54は
図1で示す位置のままとなる。このとき、流量調整弁5
0の戻り油流入孔58からバルブボディ52内に流入し
た戻り油は戻り油排出孔60からタンク34へ排出され
る。戻り油排出孔60は前述した如く戻り油流入孔58
より小径に形成されているが、この戻り油排出孔60の
絞り作用による圧力上昇により逆止弁46を左方へ移動
させることが可能な大きさとなるように戻り油排出孔6
0の径を設定すると、方向切換弁22のシリンダコア2
5に流入した戻り油の一部は再生コア44を通り、ヘッ
ド側油室161へ再度供給つまり再生される。このと
き、戻り油排出孔60の絞りにより発生する圧力上昇を
背圧と呼ぶ。
が十分に小さいときには、制御弁70のスプール74が
図1で示す位置にある。このとき、制御弁70の第1ポ
ート78と第2ポート80は連通しておらず、さらに第
2ポート80と第3ポート82は第2ノッチ86を介し
て連通しているため、合流用方向切換弁38の切換パイ
ロット圧力ポート64内の圧力はタンク圧となるので、
合流用方向切換弁38は切り換わらない。従って、制御
弁70はヘッド側油室161に作用する負荷が軽負荷の
ときには第2の油圧ポンプ36から吐出された作動油が
第1の油圧ポンプ20から吐出された作動油と合流しな
いように合流用方向切換弁38を制御する。
る負荷が大きくなり、流量調整弁50のピストン56に
作用する油圧力がコイルばね76の初期設定力より大き
くなると、流量調整弁50のスプール54がピストン5
6に作用する油圧力に応じて図中右方へ移動する。そし
て、流量調整弁50のスプール54が図中右方へ移動す
ると、図2に示されるように、バルブボディ52に設け
られた流量調整孔62の開口面積がスプール54の移動
量に応じて大きくなり、方向切換弁22のシリンダコア
25内の圧力上昇も減少していく。これにより、流量調
整弁50の戻り油流入孔58、戻り油排出孔60、流量
調整孔62を介してタンク34に流入する戻り油の流量
が次第に増加する結果、作動油として再生される戻り油
の流量が減少し、ヘッド側油室161に作用する負荷が
コイルばね76のばね力に打ち勝ってスプール54を図
中右方ストロークエンドまで移動させるのに必要な圧力
以上となった場合には、戻り油の再生はほどんど行われ
ないが、同時に背圧は最小となる。
が大きくなると、制御弁70のスプール74が流量調整
弁50のスプール54と一体に図中右方へ移動する。そ
して、制御弁70のスプール74が図中右方へ移動する
と、図2に示されるように、スプール74に設けられた
第1ノッチ84の開口面積が次第に大きくなると共に第
2ノッチ86の開口面積が次第に小さくなる。このと
き、第1ポート78の圧力が減圧することなく第2ポー
ト80の圧力がスプール74のストロークに合わせて直
線的に上昇するように第1ノッチ84、第2ノッチ86
を設定する。ヘッド側油室161に作用する負荷がコイ
ルばね76のばね力に打ち勝ってスプール74を図中右
方ストロークエンドまで移動させるのに必要な圧力以上
となった場合には、制御弁70の第2ポート80は第1
ノッチ84を介して第1ポート78のみと連通し、第2
ポート80と第3ポート82間の連通は閉ざされる。従
って、制御弁70は、ヘッド側油室161に作用する負
荷がある荷重以上に重くなったときには第2の油圧ポン
プ36から吐出された作動油が第1の油圧ポンプ20か
ら吐出された作動油と合流するように合流用方向切換弁
38を制御する。
る油圧制御装置では、ヘッド側油室161に作用する負
荷が軽負荷のときには方向切換弁22のシリンダコア2
5内を流れる戻り油の一部が再生コア44内に流入し、
作動油として再生されるとともに、第2の油圧ポンプ3
6から吐出された作動油が第1の油圧ポンプ20から吐
出された作動油と合流しないように合流用方向切換弁3
8が制御弁70によって制御される。従って、ヘッド側
油室161に作用する負荷が軽負荷のときに必要以上の
作動油が供給されることがなく、ヘッド側油室161に
作用する負荷の上昇に合わせて背圧を流量調整弁50で
調整することでポンプ負荷の不必要な上昇を抑制しなが
ら、同時に流量調整弁50の弁開度が大きくなることで
再生効率が低下し、それによって生じるアームシリンダ
16の動作スピードの低下を油圧ポンプ36からの作動
油で補うことで未然に防ぐことができる。さらに負荷の
上昇に合わせて流量調整弁50の弁開度が大きくなるこ
とで背圧が低減され、必要な動作力を発生することがで
きる。
流量の作動油をヘッド側油室161に供給でき、これに
よりアームシリンダ16の動作スピードを適正に保つこ
とができる。
6からの作動油は合流用方向切換弁38から方向切換弁
22を経由してアームシリンダ16に供給されている
が、この方法に限らず、方向切換弁22とアームシリン
ダ16間の給排用管路28,30と合流用方向切換弁3
8のアクチュエータ側の給排用管路X、X′、Y、Y′
を合流させるといった方法をとってもよい。また、本発
明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発
明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が実施可能であ
る。
戻り油を作動油として再生する再生回路を、方向切換弁
の一方のシリンダコアとタンクコアとの間に再生コアを
設け、この再生コアに設けられた逆止弁と、この逆止弁
を経て他方のシリンダコアに流入する戻り油の流量を油
圧ポンプに作用する負荷の大きさに応じて絞る流量調整
弁とから構成するとともに、方向切換弁の切換パイロッ
ト圧力ポートと合流用方向切換弁の切換パイロット圧力
ポートとをパイロットラインで接続し、このパイロット
ラインに油圧アクチュエータに作用する負荷が軽負荷の
ときには第2の油圧ポンプから吐出された作動油が第1
の油圧ポンプから吐出された作動油と合流しないように
合流用方向切換弁を制御し、油圧アクチュエータに作用
する負荷が重負荷のときには第2の油圧ポンプから吐出
された作動油が第1の油圧ポンプから吐出された作動油
と合流するように合流用方向切換弁を制御する制御弁を
設けたことにより、装置全体の効率を適正に保ち、かつ
アクチュエータの動作も適正な速さで行える油圧制御装
置および建設機械を提供できる。
を示す図である。
るための図である。
ある。
Claims (7)
- 【請求項1】 油圧アクチュエータに作動油を供給する
第1の油圧ポンプと、この第1の油圧ポンプから前記油
圧アクチュエータに供給される作動油の流れ方向を制御
する方向切換弁と、前記油圧アクチュエータからの戻り
油を作動油として再生する再生回路と、前記第1の油圧
ポンプと並列に設けられた第2の油圧ポンプと、この第
2の油圧ポンプから吐出された作動油を前記方向切換弁
から油圧アクチュエータに供給される作動油と合流させ
る合流用方向切換弁と、この合流用方向切換弁および前
記方向切換弁をパイロット圧により切換操作するパイロ
ットラインとを備えた油圧制御装置において、 前記再生回路を、前記方向切換弁内に形成されたシリン
ダコアとタンクコアとを接続する再生コアに設けられた
逆止弁と、この逆止弁を経て前記シリンダコアに流入す
る戻り油の流量を油圧ポンプに作用する負荷の大きさに
応じて絞る流量調整弁とから構成するとともに、前記方
向切換弁の切換パイロット圧力ポートと前記合流用方向
切換弁の切換パイロット圧力ポートとをパイロットライ
ンで接続し、このパイロットラインに前記油圧アクチュ
エータに作用する負荷が軽負荷のときには前記第2の油
圧ポンプから吐出された作動油が第1の油圧ポンプから
吐出された作動油と合流しないように前記合流用方向切
換弁を制御し、前記油圧アクチュエータに作用する負荷
が重負荷のときには前記第2の油圧ポンプから吐出され
た作動油が第1の油圧ポンプから吐出された作動油と合
流するように前記合流用方向切換弁を制御する制御弁を
設けたことを特徴とする油圧制御装置。 - 【請求項2】 前記流量調整弁は、バルブボディと、こ
のバルブボディ内にスライド可能に設けられたスプール
と、このスプールの一端に前記シリンダコアを流れる作
動油の圧力を付与するピストンとを備えてなり、前記バ
ルブボディは、前記タンクコアに連通する戻り油流入孔
と、前記タンクコアに連通する戻り油排出孔と、前記戻
り油流入孔に流入する戻り油の流量を前記スプールの移
動量に応じて調整する流量調整孔とを有することを特徴
とする請求項1記載の油圧制御装置。 - 【請求項3】 前記戻り油排出孔は、前記戻り油流入孔
より小径に形成されていることを特徴とする請求項2記
載の油圧制御装置。 - 【請求項4】 前記制御弁は、バルブボディと、このバ
ルブボディ内にスライド可能に設けられたスプールと、
このスプールを所定方向に付勢する付勢部材とを備えて
なり、前記バルブボディは、前記方向切換弁の切換パイ
ロット圧力ポートに連通する第1ポートと、前記合流用
方向切換弁の切換パイロット圧力ポートに連通する第2
ポートと、前記タンクに連通する第3ポートとを有する
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の油
圧制御装置。 - 【請求項5】 前記制御弁のスプールは、前記第1ポー
トと前記第2ポートとを連通させる第1のノッチと、前
記第2ポートと前記第3ポートとを連通させる第2のノ
ッチとを有することを特徴とする請求項4記載の油圧制
御装置。 - 【請求項6】 前記制御弁のスプールは、前記流量調整
弁のスプールと一体にスライドすることを特徴とする請
求項4または5記載の油圧制御装置。 - 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれかに記載の油圧
制御装置を備えてなることを特徴とする建設機械。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000177269A JP4568406B2 (ja) | 2000-06-13 | 2000-06-13 | 油圧制御装置および建設機械 |
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---|---|---|---|
JP2000177269A JP4568406B2 (ja) | 2000-06-13 | 2000-06-13 | 油圧制御装置および建設機械 |
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Publication Number | Publication Date |
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