JP4568406B2 - 油圧制御装置および建設機械 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、たとえば油圧ショベル等の建設機械などに適用される油圧制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図3は建設用の油圧ショベルの一例である。図3に示される油圧ショベルは、ブーム10と、このブーム10に揺動可能に支持されたアーム12と、これらのブーム10およびアーム12を駆動する複数の油圧アクチュエータ14,16とを備えており、これらのアクチュエータは、従来、たとえば図4に示す油圧制御装置18によって駆動制御されるようになっている。
【0003】
油圧制御装置18は、油圧アクチュエータ(以下、アームシリンダと称す)16に作動油を供給する油圧ポンプ20と、この油圧ポンプ20からアームシリンダ16に供給される作動油の流れを制御する方向切換弁22とを備えており、方向切換弁22にはシリンダコア24,25およびタンクコア26が形成されている。
【0004】
図4において、方向切換弁22が左方へ切換ると、油圧ポンプ20からシリンダコア24に流入した作動油は管路28内を流れてアームシリンダ16のヘッド側油室161に供給され、一方、アームシリンダ16のロッド側油室162から排出された戻り油はシリンダコア25及びタンクコア26内を流れてタンク34に排出される。そして、方向切換弁22にはアームシリンダ16のロッド側油室162から排出された戻り油を作動油として再生する再生回路42が設けられ、この再生回路42は方向切換弁22のシリンダコア24とタンクコア26とを接続する再生コア44に設けられた逆止弁46と、前記タンクコア26内に設けられた固定絞り48とから構成されている。
【0005】
また、油圧制御装置18は第1の油圧ポンプ20と並列に設けられた第2の油圧ポンプ36と、この第2の油圧ポンプ36から吐出された作動油を第1の油圧ポンプ20からアームシリンダ16に供給される作動油と合流させる合流用方向切換弁38と、この合流用方向切換弁38および方向切換弁22をパイロット圧により切換操作するパイロットライン40とを備えている。
【0006】
このような構成の油圧制御装置18では、ロッド側油室162からの戻り油は方向切換弁22のタンクコア26と再生コア44の逆止弁上流側に流入し、固定絞り48のロッド側油室162側には固定絞り48による圧力上昇が発生する。このため、油圧ポンプ20に作用する負荷の大きさが比較的小さいときには、再生コア44の逆止弁上流側に流入した戻り油が逆止弁46を押し開いて再生コア44の逆止弁下流側を通り方向切換弁22のシリンダコア24内に流入し、作動油として再生される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した油圧制御装置では、方向切換弁22および合流用方向切換弁38を左方へ切換操作するためのパイロットラインは共にパイロットライン40であるため、方向切換弁22および合流用方向切換弁38は常に同時に左方へ切換わるため、ヘッド側油室161には油圧ポンプ20の吐出油と油圧ポンプ36の吐出油が合流して供給される。このため、ロッド側油室162からの戻り油流量も増大するため、固定絞り48による圧力上昇は、ヘッド側油室161へ供給される作動油が油圧ポンプ20だけの時よりも増大する。したがって、ヘッド側油室161の負荷が軽負荷のときにはロッド側油室162からの戻り油は方向切換弁22の再生コア44により再生されてヘッド側油室161へ供給される。このような、ヘッド側油室161に必要以上の作動油が供給されるような状態では、固定絞り48による圧力上昇によりヘッド側油室161へ再生される作動油の圧力上昇を引き起こし、その結果として回路圧力が高くなってしまい、これに伴って油圧ポンプ20,36の負荷が増大することから、油圧装置全体の効率の低下を招くと共にアームシリンダ16の動作スピードが不必要に速くなるという問題があった。
【0008】
本発明は前述した問題点を解決するためになされたもので、装置全体の効率を適正に保ち、かつアクチュエータの動作も適正な速さで行える油圧制御装置および建設機械を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するため、本発明は、油圧アクチュエータに作動油を供給する第1の油圧ポンプと、この第1の油圧ポンプから前記油圧アクチュエータに供給される作動油の流れ方向を制御する方向切換弁と、前記油圧アクチュエータからの戻り油を作動油として再生する再生回路と、前記第1の油圧ポンプと並列に設けられた第2の油圧ポンプと、この第2の油圧ポンプから吐出された作動油を前記方向切換弁から油圧アクチュエータに供給される作動油と合流させる合流用方向切換弁と、この合流用方向切換弁および前記方向切換弁をパイロット圧により切換操作するパイロットラインとを備えた油圧制御装置において、前記再生回路は逆止弁と流量調整弁から構成され、前記逆止弁は前記方向切換弁内に形成されたシリンダコアとタンクコアとを接続する再生コアに設けられ、前記流量調整弁は前記方向切換弁から吐出された戻り油が流入され、前記方向切換弁の切換パイロット圧力ポートと前記合流用方向切換弁の切換パイロット圧力ポートパイロットラインで接続され、このパイロットラインに前記油圧アクチュエータに作用する負荷が軽負荷のときには前記第2の油圧ポンプから吐出された作動油が第1の油圧ポンプから吐出された作動油と合流しないように前記合流用方向切換弁を制御し、前記油圧アクチュエータに作用する負荷が重負荷のときには前記第2の油圧ポンプから吐出された作動油が第1の油圧ポンプから吐出された作動油と合流するように前記合流用方向切換弁を制御する制御弁を設け、前記合流用方向切換弁の切換パイロット圧力ポートへの前記パイロットラインは前記制御弁内に設けられた通路を介して供給されることを特徴とする。
【0010】
本発明に係る油圧制御装置の一実施形態では、前記流量調整弁は、バルブボディと、このバルブボディ内にスライド可能に設けられたスプールと、このスプールの一端に前記シリンダコアを流れる作動油の圧力を付与するピストンとを備えてなり、前記バルブボディは、前記タンクコアに連通する戻り油流入孔と、前記タンクコアに連通する戻り油排出孔と、前記戻り油流入孔に流入する戻り油の流量を前記スプールの移動量に応じて調整する流量調整孔とを有している。そして、前記戻り油排出孔は、前記戻り油流入孔より小径に形成されている。
【0011】
また、本発明に係る油圧制御装置の一実施形態では、前記制御弁は、バルブボディと、このバルブボディ内にスライド可能に設けられたスプールと、このスプールを所定方向に付勢する付勢部材とを備えてなり、前記バルブボディは、前記方向切換弁の切換パイロット圧力ポートに連通する第1ポートと、前記合流用方向切換弁の切換パイロット圧力ポートに連通する第2ポートと、前記タンクに連通する第3ポートとを有している。また、前記制御弁のスプールは、前記第1ポートと前記第2ポートとを連通させる第1のノッチと、前記第2ポートと前記第3ポートとを連通させる第2のノッチとを有し、前記流量調整弁のスプールと一体にスライドする。
【0012】
本発明に係る建設機械は、請求項1乃至6のいずれかに記載の油圧制御装置を備えてなることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図1および図2に基づいて説明する。なお、図4に示したものと同一部分又は相当する部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0014】
図1は、本発明の一実施形態に係る油圧制御装置の要部を示す図である。同図において、符号50は流量調整弁であり、逆止弁46を経て方向切換弁22のシリンダコア24に流入する戻り油の流量を油圧ポンプ20,36に作用する負荷の大きさに応じて絞るものであり、この流量調整弁50は、方向切換弁22の再生コア44に設けられた逆止弁46と共に、アームシリンダ16のロッド側油室162から排出された戻り油を作動油として再生する再生回路を構成している。
【0015】
また、流量調整弁50は、バルブボディ52と、このバルブボディ52内にスライド可能に設けられたスプール54と、このスプール54の一端に方向切換弁22のシリンダコア24を介してヘッド側油室161側の作動油の圧力を付与するピストン56とを備えており、バルブボディ52には、方向切換弁22のシリンダコア24内を流れる作動油の圧力をピストン56に作用させるための油室55が形成されている。この油室55は方向切換弁22のシリンダコア24に管路49を介して連通しており、油圧ポンプ20から吐出された作動油が方向切換弁22のシリンダコア24を通ってアームシリンダ16のヘッド側油室161に供給されるときにはシリンダコア24内を流れる作動油の一部が流量調整弁50の油室55に導入されるようになっている。
【0016】
また、流量調整弁50のバルブボディ52には戻り油流入孔58が設けられている。この戻り油流入孔58は管路Z、コアW、スプール3に設けたノッチ94を介して方向切換弁22のシリンダコア25に連通しており、シリンダコア25へ流入した戻り油は戻り油流入孔58からバルブボディ52内に流入するようになっている。さらに、バルブボディ52にはタンク34に連通する戻り油排出孔60が設けられている。この戻り油排出孔60は戻り油流入孔58より小径に形成されており、バルブボディ52内に流入した戻り油は戻り油排出孔60からタンク34へ排出されるようになっている。さらに、バルブボディ52には戻り油流入孔58に流入する戻り油の流量をスプール54の移動量に応じて調整するための流量調整孔62が設けられており、この流量調整孔62は前記戻り油排出孔60の近傍に設けられている。
【0017】
また、本発明の一実施形態に係る油圧制御装置は、方向切換弁22の切換パイロット圧力ポート64に連通するパイロットライン68と合流用方向切換弁38の切換パイロット圧力ポート66に連通するパイロットライン69を有しており、このパイロットライン68とパイロットライン69との中間には制御弁70が設けられている。
【0018】
制御弁70は、バルブボディ72と、このバルブボディ72内にスライド可能に設けられたスプール74と、このスプール74を所定方向(図中左方)に付勢する付勢部材としてのコイルばね76とを備えており、バルブボディ72には方向切換弁22の切換パイロット圧力ポート64にパイロットライン68を介して連通する第1ポート78および合流用方向切換弁38の切換パイロット圧力ポート66にパイロットライン69を介して連通する第2ポート80が設けられている。
【0019】
また、バルブボディ72はタンク34に連通する第3ポート82を有しており、流量調整弁50のスプール54と一体にスライドするスプール74には、第1ポート78と第2ポート80とを連通させる第1ノッチ84が設けられているとともに、第2ポート80と第3ポート82とを連通させる第2ノッチ86が設けられている。
【0020】
このような構成において、ヘッド側油室161に作用する負荷が十分に小さいときには、流量調整弁50のピストン56に作用する油圧力のほうがコイルばね76のばね力より小さくなるようコイルばね76のばね力を設定すると、流量調整弁50のスプール54は図1で示す位置のままとなる。このとき、流量調整弁50の戻り油流入孔58からバルブボディ52内に流入した戻り油は戻り油排出孔60からタンク34へ排出される。戻り油排出孔60は前述した如く戻り油流入孔58より小径に形成されているが、この戻り油排出孔60の絞り作用による圧力上昇により逆止弁46を左方へ移動させることが可能な大きさとなるように戻り油排出孔60の径を設定すると、方向切換弁22のシリンダコア25に流入した戻り油の一部は再生コア44を通り、ヘッド側油室161へ再度供給つまり再生される。このとき、戻り油排出孔60の絞りにより発生する圧力上昇を背圧と呼ぶ。
【0021】
また、アームシリンダ16に作用する負荷が十分に小さいときには、制御弁70のスプール74が図1で示す位置にある。このとき、制御弁70の第1ポート78と第2ポート80は連通しておらず、さらに第2ポート80と第3ポート82は第2ノッチ86を介して連通しているため、合流用方向切換弁38の切換パイロット圧力ポート66内の圧力はタンク圧となるので、合流用方向切換弁38は切り換わらない。従って、制御弁70はヘッド側油室161に作用する負荷が軽負荷のときには第2の油圧ポンプ36から吐出された作動油が第1の油圧ポンプ20から吐出された作動油と合流しないように合流用方向切換弁38を制御する。
【0022】
この状態からアームシリンダ16に作用する負荷が大きくなり、流量調整弁50のピストン56に作用する油圧力がコイルばね76の初期設定力より大きくなると、流量調整弁50のスプール54がピストン56に作用する油圧力に応じて図中右方へ移動する。そして、流量調整弁50のスプール54が図中右方へ移動すると、図2に示されるように、バルブボディ52に設けられた流量調整孔62の開口面積がスプール54の移動量に応じて大きくなり、方向切換弁22のシリンダコア25内の圧力上昇も減少していく。これにより、流量調整弁50の戻り油流入孔58、戻り油排出孔60、流量調整孔62を介してタンク34に流入する戻り油の流量が次第に増加する結果、作動油として再生される戻り油の流量が減少し、ヘッド側油室161に作用する負荷がコイルばね76のばね力に打ち勝ってスプール54を図中右方ストロークエンドまで移動させるのに必要な圧力以上となった場合には、戻り油の再生はほどんど行われないが、同時に背圧は最小となる。
【0023】
また、ヘッド側油室161に作用する負荷が大きくなると、制御弁70のスプール74が流量調整弁50のスプール54と一体に図中右方へ移動する。そして、制御弁70のスプール74が図中右方へ移動すると、図2に示されるように、スプール74に設けられた第1ノッチ84の開口面積が次第に大きくなると共に第2ノッチ86の開口面積が次第に小さくなる。このとき、第1ポート78の圧力が減圧することなく第2ポート80の圧力がスプール74のストロークに合わせて直線的に上昇するように第1ノッチ84、第2ノッチ86を設定する。ヘッド側油室161に作用する負荷がコイルばね76のばね力に打ち勝ってスプール74を図中右方ストロークエンドまで移動させるのに必要な圧力以上となった場合には、制御弁70の第2ポート80は第1ノッチ84を介して第1ポート78のみと連通し、第2ポート80と第3ポート82間の連通は閉ざされる。従って、制御弁70は、ヘッド側油室161に作用する負荷がある荷重以上に重くなったときには第2の油圧ポンプ36から吐出された作動油が第1の油圧ポンプ20から吐出された作動油と合流するように合流用方向切換弁38を制御する。
【0024】
上述したように、本発明の一実施形態に係る油圧制御装置では、ヘッド側油室161に作用する負荷が軽負荷のときには方向切換弁22のシリンダコア25内を流れる戻り油の一部が再生コア44内に流入し、作動油として再生されるとともに、第2の油圧ポンプ36から吐出された作動油が第1の油圧ポンプ20から吐出された作動油と合流しないように合流用方向切換弁38が制御弁70によって制御される。従って、ヘッド側油室161に作用する負荷が軽負荷のときに必要以上の作動油が供給されることがなく、ヘッド側油室161に作用する負荷の上昇に合わせて背圧を流量調整弁50で調整することでポンプ負荷の不必要な上昇を抑制しながら、同時に流量調整弁50の弁開度が大きくなることで再生効率が低下し、それによって生じるアームシリンダ16の動作スピードの低下を油圧ポンプ36からの作動油で補うことで未然に防ぐことができる。さらに負荷の上昇に合わせて流量調整弁50の弁開度が大きくなることで背圧が低減され、必要な動作力を発生することができる。
【0025】
また、上述した実施形態では、常に適切な流量の作動油をヘッド側油室161に供給でき、これによりアームシリンダ16の動作スピードを適正に保つことができる。
【0026】
なお、上述した実施形態では油圧ポンプ36からの作動油は合流用方向切換弁38から方向切換弁22を経由してアームシリンダ16に供給されているが、この方法に限らず、方向切換弁22とアームシリンダ16間の給排用管路28,30と合流用方向切換弁38のアクチュエータ側の給排用管路X、X′、Y、Y′を合流させるといった方法をとってもよい。また、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が実施可能である。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、戻り油を作動油として再生する再生回路を、方向切換弁の一方のシリンダコアとタンクコアとの間に再生コアを設け、この再生コアに設けられた逆止弁と、この逆止弁を経て他方のシリンダコアに流入する戻り油の流量を油圧ポンプに作用する負荷の大きさに応じて絞る流量調整弁とから構成するとともに、方向切換弁の切換パイロット圧力ポートと合流用方向切換弁の切換パイロット圧力ポートとをパイロットラインで接続し、このパイロットラインに油圧アクチュエータに作用する負荷が軽負荷のときには第2の油圧ポンプから吐出された作動油が第1の油圧ポンプから吐出された作動油と合流しないように合流用方向切換弁を制御し、油圧アクチュエータに作用する負荷が重負荷のときには第2の油圧ポンプから吐出された作動油が第1の油圧ポンプから吐出された作動油と合流するように合流用方向切換弁を制御する制御弁を設けたことにより、装置全体の効率を適正に保ち、かつアクチュエータの動作も適正な速さで行える油圧制御装置および建設機械を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る油圧制御装置の構成を示す図である。
【図2】図1に示す流量調整弁と制御弁の作用を説明するための図である。
【図3】油圧ショベルの側面図である。
【図4】従来の油圧制御装置の一例を示す油圧回路図である。
【符号の説明】
10 ブーム
12 アーム
14,16 油圧アクチュエータ
20 第1の油圧ポンプ
22 方向切換弁
24 シリンダコア
26 タンクコア
34 タンク
36 第2の油圧ポンプ
38 合流用方向切換弁
40 パイロット操作弁
42 再生回路
44 再生コア
46 逆止弁
50 流量調整弁
64,66 切換パイロット圧力ポート
68 パイロットライン
70 制御弁
72 バルブボディ
74 スプール
78 第1ポート
80 第2ポート
82 第3ポート
84 第1ノッチ
86 第2ノッチ

Claims (7)

  1. 油圧アクチュエータに作動油を供給する第1の油圧ポンプと、この第1の油圧ポンプから前記油圧アクチュエータに供給される作動油の流れ方向を制御する方向切換弁と、前記油圧アクチュエータからの戻り油を作動油として再生する再生回路と、前記第1の油圧ポンプと並列に設けられた第2の油圧ポンプと、この第2の油圧ポンプから吐出された作動油を前記方向切換弁から油圧アクチュエータに供給される作動油と合流させる合流用方向切換弁と、この合流用方向切換弁および前記方向切換弁をパイロット圧により切換操作するパイロットラインとを備えた油圧制御装置において、前記再生回路は逆止弁と流量調整弁から構成され、前記逆止弁は前記方向切換弁内に形成されたシリンダコアとタンクコアとを接続する再生コアに設けられ、前記流量調整弁は前記方向切換弁から吐出された戻り油が流入され、前記方向切換弁の切換パイロット圧力ポートと前記合流用方向切換弁の切換パイロット圧力ポートパイロットラインで接続され、このパイロットラインに前記油圧アクチュエータに作用する負荷が軽負荷のときには前記第2の油圧ポンプから吐出された作動油が第1の油圧ポンプから吐出された作動油と合流しないように前記合流用方向切換弁を制御し、前記油圧アクチュエータに作用する負荷が重負荷のときには前記第2の油圧ポンプから吐出された作動油が第1の油圧ポンプから吐出された作動油と合流するように前記合流用方向切換弁を制御する制御弁を設け、前記合流用方向切換弁の切換パイロット圧力ポートへの前記パイロットラインは前記制御弁内に設けられた通路を介して供給されることを特徴とする油圧制御装置。
  2. 前記流量調整弁は、バルブボディと、このバルブボディ内にスライド可能に設けられたスプールと、このスプールの一端に前記シリンダコアを流れる作動油の圧力を付与するピストンとを備えてなり、前記バルブボディは、前記タンクコアに連通する戻り油流入孔と、前記タンクコアに連通する戻り油排出孔と、前記戻り油流入孔に流入する戻り油の流量を前記スプールの移動量に応じて調整する流量調整孔とを有することを特徴とする請求項1記載の油圧制御装置。
  3. 前記戻り油排出孔は、前記戻り油流入孔より小径に形成されていることを特徴とする請求項2記載の油圧制御装置。
  4. 前記制御弁は、バルブボディと、このバルブボディ内にスライド可能に設けられたスプールと、このスプールを所定方向に付勢する付勢部材とを備えてなり、前記バルブボディは、前記方向切換弁の切換パイロット圧力ポートに連通する第1ポートと、前記合流用方向切換弁の切換パイロット圧力ポートに連通する第2ポートと、前記タンクに連通する第3ポートとを有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の油圧制御装置。
  5. 前記制御弁のスプールは、前記第1ポートと前記第2ポートとを連通させる第1のノッチと、前記第2ポートと前記第3ポートとを連通させる第2のノッチとを有することを特徴とする請求項4記載の油圧制御装置。
  6. 前記制御弁のスプールは、前記流量調整弁のスプールと一体にスライドすることを特徴とする請求項4または5記載の油圧制御装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の油圧制御装置を備えてなることを特徴とする建設機械。
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