JP2001355305A - カーテンウォール - Google Patents

カーテンウォール

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JP2001355305A JP2000132367A JP2000132367A JP2001355305A JP 2001355305 A JP2001355305 A JP 2001355305A JP 2000132367 A JP2000132367 A JP 2000132367A JP 2000132367 A JP2000132367 A JP 2000132367A JP 2001355305 A JP2001355305 A JP 2001355305A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 縦材に対する左右のユニットパネルの取付角
度が調整可能であり、且つ隣合うユニットパネルが角度
を形成した場合にもユニットパネルの四周における水密
を簡単な構成で且つ容易に図ることができるカーテンウ
ォールを提供する。 【解決手段】 本発明によるカーテンウォール1では、
ユニットパネル5は隣に設けたユニットパネルに対する
角度調整可能に躯体に取り付けてあり、上タイト材11
が上方のユニットパネルの下タイト材17と圧接し、下
タイト材17が下方のユニットパネルの上タイト材11
と圧接しており、ブラケット33とブラケット当接部材
28とのいずれかに相手方に当接する湾曲面25を有し
ており、ユニットパネルの右側端部20aが右側にある
縦材19の左縦タイト材23に圧接し、ユニットパネル
の左側端部20bが左側にある縦材19の右縦タイト材
24に圧接し、上下のタイト材11、17が右側にある
縦材19の左タイト材23及び左側にある縦材19の右
縦タイト材24の室内側面に交差した位置で圧接してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カーテンウォール
に関する。
【0002】
【従来の技術】特公平4−47746号公報には、上下
方向に設けた左右の縦タイト材を備える縦材と、上タイ
ト材と下タイト材を設けたユニットパネルとを備え、上
下のタイト材と左右の縦タイト材とでユニットパネルの
四周を水密にするとともに、ユニットパネルのコーナで
は、縦タイト材と上下のタイト材とが交差する位置で、
左右の縦タイト材と上下のタイト材とを互いに当接させ
て、ユニットパネルのコーナにおける水密を図るカーテ
ンウォールが開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記公報に記
載の技術は、縦材をユニットパネルに対して略平行に固
定しており、縦材に対する左右のユニットパネルの取付
角度を調整するものでない。また、隣合う左右のユニッ
トパネルが角度を形成している場合に、ユニットパネル
と縦材とを連結し難いため、ユニットパネルと左右の縦
タイト材との圧接が困難になり、水密を保持し難い。こ
の場合に、ユニットパネルが形成する角度に応じて、各
ユニットパネル毎に、異なる寸法や形状のタイト材を設
けたのでは、構成が複雑になるとともに施工し難いとい
う不都合がある。
【0004】そこで、本発明は、縦材に対する左右のユ
ニットパネルの取付角度が調整可能であり、且つ隣合う
ユニットパネルが角度を形成した場合にもユニットパネ
ルの四周における水密を簡単な構成で且つ容易に図るこ
とができるカーテンウォールを提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、ユニットパネルと、隣合うユニットパネルの側端部
に亘って躯体側に設けた縦材と、ユニットパネルと縦材
との連結具とを備え、ユニットパネルは隣に設けたユニ
ットパネルに対する角度調整可能に躯体に取り付けてあ
り、上端部に左右方向に設けた上タイト材と、下端部に
左右方向に設けた下タイト材とを備え、上タイト材が上
方のユニットパネルの下タイト材と圧接し、下タイト材
が下方のユニットパネルの上タイト材と圧接しており、
縦材は上下方向に設けた左右の縦タイト材を備え、連結
具は縦材に固定したブラケットと、ユニットパネルに固
定したブラケット当接部材とを備え、ブラケットとブラ
ケット当接部材とのいずれかに相手方に当接する湾曲面
を有しており、ブラケットとブラケット当接部材とをボ
ルトとナットで締結固定するものであり、ユニットパネ
ルの右側端部が右側にある縦材の左縦タイト材に圧接
し、ユニットパネルの左側端部が左側にある縦材の右縦
タイト材に圧接し、上下のタイト材が右側にある縦材の
左タイト材及び左側にある縦材の右縦タイト材の室内側
面に交差した位置で圧接していることを特徴とする。
【0006】この請求項1に記載の発明によれば、ユニ
ットパネルでは、上タイト材が上方のユニットパネルに
設けた下タイト材に圧接し、下タイト材が下方のユニッ
トパネルに設けた上タイト材に圧接し、左側端部は右縦
タイト材に圧接し、右側端部は左縦タイト材に圧接し
て、ユニットパネルの四周における水密を図っている。
連結具は、湾曲面でブラケットとブラケット当接部材と
を締め付け固定しているので、ユニットパネルは縦材に
対する左右の取り付け角度を自在に調整可能であるとと
もに、ユニットパネルが縦材に対する角度を形成した状
態で、ユニットパネルと縦材とを互いに締め付けて、左
右の縦タイト材をユニットパネルの左右側端部に圧接さ
せ、水密を高めることができる。ユニットパネルの各コ
ーナでは、上下のタイト材と、右側にある縦材の左縦タ
イト材及び左側にある縦材の右縦タイト材とが交差した
位置で互いに圧接しているので、簡易な構成で且つ容易
に水密を図ることができる。各ユニットパネルの寸法や
形状が異なる場合にも、例えば隣合うユニットパネルが
少しづつ寸法が変化したり、台形や矩形のように形状が
異なる場合にも縦材に縦タイト材を取り付け、ユニット
パネルの上端部に上タイト材を設け、下端部に下タイト
材を設けるだけでユニットパネルの各コーナでは、これ
らのタイト材を交差させて水密を図ることができ、ユニ
ットパネルのコーナに別途タイト材を設ける必要がない
ので、構成が簡易であり、且つ施工が容易である。特
に、カーテンウォールを構成する各ユニットパネルの形
状や寸法が少しずつ異なる場合でも、各ユニットパネル
毎に合わせたコーナ用のタイト材が不要であるから、こ
のようなカーテンウォールでは、特に、構成を簡易にで
き且つ施工を容易にできる。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、縦材の室内側面にブラケットをパネル
に向けて回動自在に係止する係合部と、係合部よりもボ
ルト及びナット側に設けた当接部とを備え、ボルトとナ
ットの締め付けにより左右の縦タイト材がユニットパネ
ルに圧接していることを特徴とする。
【0008】この請求項2に記載の発明では、請求項1
に記載の作用効果を奏するとともに、連結具では、ボル
トとナットとの締め付けにより、縦材の室内側面に設け
た係合部を中心にしてブラケットが回動し、当接部を押
圧する。これにより、縦材はその室内側面が押されてユ
ニットパネル側に向けて移動するので、縦材に設けた縦
タイト材はユニットパネルに圧接する。縦材には当接部
が設けられているので、縦材を押圧し易い。連結具で
は、係合部が縦材の裏面に位置しているので、縦材の見
付け寸法を小さくすることができる。また、連結具で
は、ブラケット当接部材を力点とし、係合部を支点と
し、当接部を作用点としたてこの作用により、ボルトと
ナットとの締め付けにより縦材を小さい力でユニットパ
ネルに向けて圧接させることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、添付図面を参照して、本
発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の実
施の形態にかかるカーテンウォールを用いた建物の斜視
図であり、図2は図1に示すA−A断面の斜視図であ
り、図3は図1に示すB−B断面図であり、図4は図1
に示すC−C断面図である。本実施の形態にかかるカー
テンウォール1は、建物3の台形状の傾斜面2を構成し
ており、建物3の周面全体に設けられている。カーテン
ウォール1は、ユニットパネル5を上下左右に隣合わせ
て組み付けており、各ユニットパネル5と、縦材19
と、ユニットパネル5と縦材19とを連結する連結具2
1とを備えている。各ユニットパネル5は、上下に設け
た3枚のパネル7を連設して構成されている。ユニット
パネル5の上端部9には、上タイト材11が設けられて
いる。上タイト材11は、中空を有しており弾性変形が
容易になっている。この上タイト材11は上端部9の長
手方向の一端から他端に亘って左右方向(見付け方向)
に取付られている。ユニットパネル5の下端部15に
は、下タイト材17が設けられている。この下端部15
に設けた下タイト材17も上端部9の上タイト材11と
同様に、中空を有しており弾性変形が容易になっている
とともに、下端部15の長手方向の一端から他端に亘っ
て設けられている。また、本実施の形態では、カーテン
ウォール1は、等圧構造になっており、左右に設けたユ
ニットパネル5、5の上端部9、9間には、キャッチパ
ン13が配置されて上方のユニットパネル5からの水を
受けて排水するようになっている。縦材19は、左右に
隣合うユニットパネル5、5の室内側において、左右の
ユニットパネル5、5に亘って配置し、且つ上下方向に
設けている。縦材19の左右には、それぞれ左縦タイト
材23及び右縦タイト材24が上下方向に取付けられて
おり、2列に配置されている。左縦タイト材23は、ユ
ニットパネル5の右側端部20aに沿って位置し、ユニ
ットパネル5の右側端部20aの上下方向に当接してい
る。右縦タイト材24は、右隣のユニットパネル5の左
側端部20bの上下方向に当接している。尚、上下の縦
材19の間は、シール材でシールされている。即ち、ユ
ニットパネル5の上下は、上タイト材11と下タイト材
17により気密に保持されており、左右は左縦タイト材
23と右縦タイト材24により気密に保持されて、四周
全体に亘って水密に保持されている。ユニットパネル5
の各コーナ6では、上タイト材11及び下タイト材17
と、上タイト材11及び下タイト材17の室内側にある
左右縦タイト材23、24とが交差する位置にあり、上
タイト材11及び下タイト材17に、左縦タイト材23
及び右縦タイト材24が互いに圧接して、各コーナ6に
おける水密が図られている。縦材19には、室内側面
(裏面)に係合部27と当接部29とが設けられてい
る。係合部27は、ブラケット33に設けた被係合部3
9が係合するもので、室内側に突設した先端が断面略U
字形状になっており、このU字形状の内側に被係合部3
9が回動自在に係合している。また、当接部29には、
押圧部30が当接するようになっている。係合部27
は、縦材19の見付け方向の略中央部に設けられてい
る。当接部29は、左縦タイト材23及び右縦タイト材
24の取付部31の裏面に突設されている。この当接部
29は押圧部30に押されて左縦タイト材23及び右縦
タイト材24を上タイト材11及び下タイト材17に向
けて圧接させている。ユニットパネル5の上端部9と下
端部15とには、縦材19をユニットパネル5に向けて
圧接する連結具21が設けられている。連結具21は、
湾曲面25を有するブラケット33と、ボルト35及び
ナット37を備えている。ユニットパネル5には、ブラ
ケット33の湾曲面25が当接するブラケット当接部材
28が設けられており、ブラケット当接部材28とブラ
ケット33の湾曲面25とが点接触している。尚、ボル
ト35の頭はユニットパネルの上端部9(又は下端部1
5)に係合している。ブラケット33には、当接部を押
圧する押圧部30が設けられており、押圧部30の一端
がブラケット33に接続しており、他端には縦材19の
係合部27に係合する被係合部39が設けられている。
被係合部39は、略U字形状の被係合部の内側に摺動可
能に係合している。尚、縦材19はビス42により押圧
部30に固定されている。躯体41には、ユニットパネ
ル5が固定具43により固定されている。固定具43
は、アングル45と固定用ブラケット47とを備えてお
り、アングル45の一端側部49が躯体41にボルト止
めされており、アングルの他端側部51が固定用ブラケ
ット47を介して上端部9(又は下端部15)にボルト
53及びナット55により固定されている。固定用ブラ
ケット47は、湾曲面57を備えており、湾曲面57は
アングルに点接触して上下及び左右方向の角度調整が自
在になっている。このような躯体41とユニットパネル
5とを固定する固定具43は、上端部9及び下端部15
の長手方向における左右端及び略中央の3ヶ所に設けて
いる。また、本実施の形態では、各ユニットパネル5
は、略台形であり且つ上下の各ユニットパネル5の寸法
が少しずつ異なっている。
【0010】次に、本実施の形態にかかるカーテンウォ
ール1の施工及び作用について説明する。施工時には、
ユニットパネル5と躯体41とは、固定具43により連
結し、躯体にユニットパネル5を固定する。固定具43
の固定用ブラケット47は湾曲面をアングル45に点接
触により当接させており、躯体41に対するユニットパ
ネル5の上下及び左右の取付角度が自由に調整可能であ
る。次に、縦材19を左右に隣合うユニットパネル5、
5間に設け、縦材19と左右のユニットパネル5を連結
具21により連結し、右側にある縦材19の左縦タイト
材23をユニットパネル5の右側端部20aに圧接す
る。尚、左側にある縦材19の右縦タイト材24はユニ
ットパネル5の左側端部20bに圧接する。ユニットパ
ネル5の上タイト材11には、上方のユニットパネル5
の下タイト材17が圧接し、互いに押し潰して水密を図
っている。下タイト材17においても下方のユニットパ
ネル5の上タイト材11が同様に圧接する。上タイト材
11及び下タイト材17は、中空を有しているので、弾
性変形し易く、互いに圧接して接触面積を大きくしてい
るので、水密性が高い。ユニットパネル5の左側端部2
0a、右側端部20bには、縦材19に設けた左縦タイ
ト材23と右縦タイト材24が圧接しており、上タイト
材11、下タイト材17、左縦タイト材23及び右縦タ
イト材24とで、ユニットパネル5の四周における気密
を図っている。特に、本実施の形態では、上タイと材1
1、下タイト材17、左縦タイト材23及び右縦タイト
材24は中空形状により弾性変形が容易であり、弾性変
形により圧接する面積を広くして、水密性を高めてい
る。尚、本実施の形態では、カーテンウォール1は、等
圧排水構造になっており、室内側と室外側とが気密に保
持されている。縦材19とユニットパネル5とを連結す
る連結具21は、ブラケット33の湾曲面をユニットパ
ネル5又は縦材19に点接触により当接させて両者を連
結しているので、ユニットパネル5は縦材19に対する
上下及び左右の取り付け角度を自在に調整可能である。
従って、ユニットパネル5に対する縦材19の取付角度
が形成されていても、角度を形成した状態でユニットパ
ネル5と縦材19とを固定でき、左縦タイト材23及び
右縦タイト材24をユニットパネル5に水密に圧接でき
る。また、ユニットパネル5のコーナ6では、左縦タイ
ト材23及び右縦タイト材24が、上タイト材11と交
差した位置、及び下タイト材17と交差した位置で、互
いに圧接するが、連結具21がユニットパネル5と縦材
19とを互いに締め付けているので、左縦タイト材23
及び右縦タイト材24を強く圧接して水密を高めてい
る。左縦タイト材23、右縦タイト材24も上タイト材
11及び下タイト材17と同様に、それぞれ中空を有し
変形が容易であるから、圧接したときに変形して接触面
が広くなるので、水密性が高い。施工時には、縦材19
に左縦タイト材23及び右縦タイト材24を取り付け、
ユニットパネル5に上タイト材11及び下タイト材17
を設けるだけであり、ユニットパネル5のコーナ6に別
途コーナ用のタイト材を設ける必要がないので、構成が
簡易であり、且つ施工が容易である。特に、本実施の形
態では、カーテンウォール1を構成する各ユニットパネ
ル5の形状が台形でありしかも上下のユニットパネル5
の寸法が少しづつ異なっているが、その場合でも、各ユ
ニットパネル5毎に合わせたコーナ用のタイト材が不要
であるから、構成が簡易で且つ施工が容易である。連結
具21では、ブラケット当接部材28を力点とし、係合
部27を支点とし、当接部29を作用点としたてこを構
成しており、ボルト35とナット37とを締め付けるこ
とにより、てこの作用により、当接部29が押圧部30
に押され、縦材19がユニットパネル5側に移動して、
縦取付部材19に設けられた左縦タイト材23及び右縦
タイト材24を、ユニットパネル5に向けて圧接する。
従って、てこの作用により力で強く左縦タイト材23及
び右縦タイト材24をユニットパネル5に圧接させるこ
とができる。また、縦材19では、当接部29が押圧部
30に当接するので、縦材19を押圧し易い。特に、カ
ーテンウォール1は、建物3の稜線8を挟むようにして
互いに隣合う左右のユニットパネル5を設けているとこ
ろでは、隣合う左右のユニットパネル5が形成する角度
は他の場所に比較して大きいが、上述した実施の形態と
同様に左右の縦タイト材23、24をユニットパネル5
の左右の側端部20a、20bに当接できるとともに上
タイト材11及び下タイト材17にも当接でき、上述し
た実施の形態と同様にカーテンウォール1の水密を図る
ことができる。
【0011】本発明は、上述した実施の形態に限らず、
本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
上タイト材11、下タイト材17、左縦タイト材23及
び右縦タイト材24は、中空を有することに限らない。
ブラケット当接部材28を湾曲面25として、これに当
接するブラケット33を平坦面とするものであってもよ
い。ブラケット33は係合部27を縦材19に回動可能
に係合させることに限らず、ブラケット33により縦材
19とユニットパネル5とを直接連結するものであって
もよい。ユニットパネル5は、複数のパネル7を連設し
たものに限らず、一枚のパネル7であってもよい。
【0012】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、ブラケ
ットとブラケット当接部材とのいずれかの面を湾曲面と
して、ユニットパネルと縦材とを締め付け固定している
ので、ユニットパネルは縦材に対する左右の取り付け角
度を自在に調整可能であるとともに、ユニットパネルが
縦材に対する角度を形成した状態で、ユニットパネルと
縦材とを互いに締め付けて、左右の縦タイト材をユニッ
トパネルに圧接させ、水密を高めることができる。特
に、左右のユニットパネルがカーテンウォールの稜線
(角)を形成するように大きな角度を形成して設けた場
合にも、左右の縦タイト材をユニットパネルに圧接で
き、水密を高めることができる。ユニットパネルの各コ
ーナでは、左右の縦タイト材と上下のタイト材とが交差
した位置で、互いに圧接しているので、簡易な構成で且
つ容易に水密を図ることができる。各ユニットパネルの
寸法や形状が異なる場合にも、縦材に左右の縦タイト材
を取り付け、ユニットパネルに上タイト材及び下タイト
材を設けるだけでユニットパネルの各コーナにおける水
密を図ることができ、ユニットパネルの各コーナに別途
タイト材を設ける必要がないので、構成が簡易であり、
且つ施工が容易である。請求項2に記載の発明によれ
ば、請求項1に記載の効果を奏するとともに、ブラケッ
トが、縦材の裏面で係合する構成であるから、縦材の見
付け寸法を小さくすることができる。縦材には、当接部
が設けられているので、縦材をユニットパネルに向けて
押圧し易い。また、連結具では、ボルトとナットとを力
点とし、係合部を支点とし、突部を作用点としたてこの
作用により、ボルトとナットとの締め付けにより縦材を
小さい力でユニットパネルに向けて圧接させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかるカーテンウォール
を用いた建物の斜視図である。
【図2】図1に示すA−A断面の斜視図である。
【図3】図1に示すB−B断面図である。
【図4】図1に示すC−C断面図である。
【符号の説明】
1 カーテンウォール 5 ユニットパネル 9 上端部 11 上タイト材 17 下タイト材 15 下端部 19 縦材 20a 左側端部 20b 右側端部 21 連結具 23 左縦タイト材 24 右縦タイト材 25湾曲面 27 係合部 28 ブラケット当接部材 29 当接部 33 ブラケット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ユニットパネルと、隣合うユニットパネル
    の側端部に亘って躯体側に設けた縦材と、ユニットパネ
    ルと縦材との連結具とを備え、ユニットパネルは隣に設
    けたユニットパネルに対する角度調整可能に躯体に取り
    付けてあり、上端部に左右方向に設けた上タイト材と、
    下端部に左右方向に設けた下タイト材とを備え、上タイ
    ト材が上方のユニットパネルの下タイト材と圧接し、下
    タイト材が下方のユニットパネルの上タイト材と圧接し
    ており、縦材は上下方向に設けた左右の縦タイト材を備
    え、連結具は縦材に固定したブラケットと、ユニットパ
    ネルに固定したブラケット当接部材とを備え、ブラケッ
    トとブラケット当接部材とのいずれかに相手方に当接す
    る湾曲面を有しており、ブラケットとブラケット当接部
    材とをボルトとナットで締結固定するものであり、ユニ
    ットパネルの右側端部が右側にある縦材の左縦タイト材
    に圧接し、ユニットパネルの左側端部が左側にある縦材
    の右縦タイト材に圧接し、上下のタイト材が右側にある
    縦材の左タイト材及び左側にある縦材の右縦タイト材の
    室内側面に交差した位置で圧接していることを特徴とす
    るカーテンウォール。
  2. 【請求項2】縦材の室内側面にブラケットをパネルに向
    けて回動自在に係止する係合部と、係合部よりもボルト
    及びナット側に設けた当接部とを備え、ボルトとナット
    の締め付けにより左右の縦タイト材がユニットパネルに
    圧接していることを特徴とする請求項1に記載のカーテ
    ンウォール。
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