JP2001352904A - 生茶葉の供給装置 - Google Patents

生茶葉の供給装置

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JP2001352904A
JP2001352904A JP2000175501A JP2000175501A JP2001352904A JP 2001352904 A JP2001352904 A JP 2001352904A JP 2000175501 A JP2000175501 A JP 2000175501A JP 2000175501 A JP2000175501 A JP 2000175501A JP 2001352904 A JP2001352904 A JP 2001352904A
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Yoshimi Yamada
好美 山田
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Kawasaki Kiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】生茶葉の収容装置への生茶葉の供給を常に連続
的に行うことができる生茶葉の供給装置を提供する。 【解決手段】埋設コンテナ1と、取出コンベア2と、ホ
ッパ3と、供給コンベア4と、を具備した生茶葉の供給
装置において、複数配設された第1検知手段16と、第
1検知手段16のうちホッパ3に対して遠い方から所定
個数のものが生茶葉を検知しなくなった時、埋設コンテ
ナ1から生茶葉を吐出するよう制御する制御手段19と
を備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生茶葉を一定時間
収容するための収容装置に生茶葉を供給する生茶葉の供
給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】生茶葉は、各茶園での摘採作業が一段落
する度に製茶工場に運び込まれるので、製茶工場内で
は、茶葉蒸機に供給するまでの間において生茶葉の鮮度
を保ちつつ一定時間貯蔵する必要がある。かかる貯蔵を
行わせしめる生茶葉の収容装置は、具備する側壁及び通
気性コンベアから構成される生茶コンテナ内に生茶葉を
収容するとともに、生茶葉の葉焼け等を防止するため下
方から送風する送風ファンを備え、収容された生茶葉を
次工程へ供給する際には、生茶コンテナにおける搬出口
に配設されたかき落とし装置で必要量の生茶葉を取り出
すよう構成されたものである。
【0003】上記生茶葉収容部内への生茶葉の投入手段
として、生茶コンテナの前後方向に移動可能な走行台車
と、該走行台車上を生茶コンテナの幅方向に移動しつ
つ、生茶コンテナ内に生茶葉を投入する走行コンベアと
から構成されたものが用いられ、これら走行台車及び走
行コンベアの動作を制御して生茶コンテナ内に生茶葉を
投入していた。
【0004】上記生茶コンテナに投入すべき生茶葉を走
行コンベアに供給する生茶葉の供給装置は、従来、図4
に示すように、保持手段としての埋設コンテナ1と、取
出コンベア2と、ホッパ3と、供給コンベア4と、取出
コンベア2の搬送面両端に配設された投光器5a及び受
光器5bから成る取出コンベア用光電スイッチ5と、ホ
ッパ3上部に配設されたホッパ用光電スイッチ6とから
主に構成されていた。
【0005】かかる生茶葉の供給装置によれば、埋設コ
ンテナ1から吐出された生茶葉は、取出コンベア2によ
ってホッパ3まで搬送され、このホッパ3内から供給コ
ンベア4によって上記生茶葉収容部内への生茶葉の投入
手段へ供給される。この時、供給コンベア4に配設され
た掻均し手段7の回動により、投入手段へ供給される生
茶葉が一定量づつとなるよう構成されている。
【0006】そして、取出コンベア用光電スイッチ5が
生茶葉を検出しなくなった時点で、取出コンベア2上に
生茶葉がなくなったことを検知し、埋設コンテナ1から
新たに生茶葉を吐出することにより連続的に生茶葉を供
給するとともに、ホッパ用光電スイッチ6によりホッパ
3内の生茶葉の有無をも検知して、連続的な生茶葉の供
給をより確実なものとしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の生茶葉の供給装置は、具備する取出コンベア用光電
スイッチ5の投光器5a及び受光器5bが、取出コンベ
ア2の長手方向両端に配設されて生茶葉の有無の検知を
行うため、取出コンベア2上に生茶葉が完全になくなら
ない限り埋設コンテナ1から生茶葉を取り出すことがで
きない。
【0008】従って、特に生茶葉の供給速度が速い場合
等には、取出コンベア2上に生茶葉がなくなったことを
検知して埋設コンテナ1から生茶葉が供給されるころに
はホッパ3には生茶葉がない状態になることがあり、供
給される生茶葉が断続的になって生茶葉の収容装置にお
ける生茶コンテナへの均一な生茶葉の収容が妨げられる
虞があった。
【0009】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、生茶葉の収容装置への生茶葉の供給を常に連
続的に行うことができる生茶葉の供給装置を提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
生茶葉の収容手段と該収容手段に生茶葉を投入する投入
手段とを含んで構成された収容装置へ生茶葉を供給する
ための生茶葉の供給装置であって、搬入した生茶葉を保
持するとともに、当該生茶葉を吐出可能な保持手段と、
該保持手段から吐出された生茶葉を搬送する取出コンベ
アと、該取出コンベアから搬送された生茶葉を所定量保
持可能なホッパと、該ホッパ内の生茶葉を一定量づつ前
記投入手段に供給する供給コンベアと、を具備した生茶
葉の供給装置において、前記取出コンベアの長手方向に
複数配設され、その各々が当該取出コンベア上の生茶葉
の有無を検知する第1検知手段と、該第1検知手段のう
ち前記ホッパに対して遠い方から所定個数のものが生茶
葉を検知しなくなった時、前記保持手段から生茶葉を吐
出するよう制御する制御手段と、を備えたことを特徴と
する。
【0011】かかる構成によれば、第1検知手段によ
り、取出コンベア上の生茶葉が除々にホッパに供給され
る過程を夫々検知することができるので、取出コンベア
上の生茶葉の残量がどれくらいになったら保持手段から
新たな生茶葉を供給するのかを任意設定でき、取出コン
ベア上に生茶葉がある程度残っている状態で保持手段か
ら生茶葉を供給可能とする。
【0012】請求項2記載の発明は、前記第1検知手段
の代わりに、前記取出コンベア上における生茶葉の重量
を検知する重量検知手段を設け、前記制御手段が、該重
量検知手段において所定量以下の生茶葉の重量を検知し
た時、前記保持手段から生茶葉を吐出するよう制御する
ことを特徴とする。
【0013】かかる構成によれば、重量検知手段によ
り、取出コンベア上における生茶葉の重量が所定量以下
であることを検知すると、取出コンベア上の生茶葉がな
くなる虞があると判断し、保持手段から生茶葉を吐出す
る。
【0014】請求項3記載の発明は、前記ホッパに保持
された生茶葉の量を検知する第2検知手段を設け、前記
制御手段が、前記第2検知手段により検知された生茶葉
の量に基づいて、前記取出コンベアの搬送速度を制御す
ることを特徴とする。
【0015】かかる構成によれば、ホッパに保持された
生茶葉が少ない時は、取出コンベアの搬送速度を速くし
て生茶葉のホッパへの供給を早める一方、ホッパに保持
された生茶葉が多い時は、取出コンベアの搬送速度を遅
くして生茶葉のホッパへの供給を遅らせる。ホッパに保
持された生茶葉の量の検知は、保持された生茶葉の高さ
を検知(レベル検知)してもよいし、重さを検知しても
よい。
【0016】請求項4記載の発明は、前記保持手段にお
ける生茶葉の吐出口に生茶葉の有無を検知する第3検知
手段を設け、前記制御手段は、前記第3検知手段により
生茶葉を検知しなくなった時、前記保持手段に保持され
た生茶葉を吐出口まで移動するように制御したことを特
徴とする。
【0017】かかる構成によれば、保持手段の吐出口に
生茶葉がない状態であれば、吐出口まで生茶葉を移動す
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の形態について図面
を参照しながら具体的に説明する。まず、本実施形態の
生茶葉の供給装置が適用される生茶葉の収容装置につい
て説明する。かかる生茶葉の収容装置は、各茶園で摘採
された生茶葉をその鮮度を保ちつつ一定時間貯蔵するた
めのものであり、図2及び図3に示すように、生茶コン
テナ8と、走行台車9と、走行コンベア10と、制御盤
11と、かき落とし装置15とから主に構成されてい
る。
【0019】生茶コンテナ8は、側部が一対の側壁8
a、8bで囲まれた通気性コンベア13を有して当該通
気性コンベア13上に生茶葉を収容するとともに、収容
した生茶葉に対して下方から送風するための送風手段と
しての送風ファン14が配設されたものである。側壁8
a(8bも同様)は、図2で示すように、上枠8c、下
枠8d及び柱枠8eで支持されたもので、生茶葉を収容
するための空間を構成している。
【0020】通気性コンベア13は、パンチングメタル
板等から成る搬送面を図示しないモータ等で駆動させ、
生茶葉を搬出口8fへ搬送可能なものであり、その下方
に配設された送風ファン14からの送風を搬送面上の生
茶葉に通過させ得るものである。
【0021】生茶コンテナ8の搬出口8fには、通気性
コンベア13で搬送された生茶葉をかき落とすためのか
き落とし装置15が配設されている。このかき落とし装
置15は、例えば具備する機枠15aが上下に揺動しつ
つ、この機枠15aの先端に形成された爪15bが回転
して、搬出口8fの生茶葉を生茶コンテナ8からかき落
とすよう構成されている。
【0022】走行台車9は、具備する車輪9aが生茶コ
ンテナ8の上部を構成する上枠8c上を転動することに
より、上部に配設された走行コンベア10と共に生茶コ
ンテナ8の前後方向(図2中a方向)に移動可能なもの
である。尚、走行台車9は、生茶コンテナ8における前
後端近傍に配設されたリミットスイッチ(不図示)によ
り、その移動範囲が制限されており、走行台車9が規定
範囲外に移動してしまうのを防止している。
【0023】走行コンベア10は、具備する車輪10a
が走行台車9上に固定されたガイドレール9b上を転動
することにより、走行台車9上を生茶コンテナ8の幅方
向(図3中b方向)に移動しつつ、供給コンベア4及び
振分けコンベア12で搬送された生茶葉を生茶コンテナ
8内に投入するものである。尚、走行コンベア10は、
同図中二点鎖線で表した符号10’から10’’の位置
まで往復動可能とされたものである。
【0024】振分けコンベア12は、後述する供給コン
ベア4における上端4bの下方に基端12aが位置する
とともに、下方に走行コンベア10が位置するよう配設
されたものであり、基端12aを軸に揺動自在とされて
いる。そして、走行コンベア10が生茶コンテナ8の幅
方向に移動すると先端12bがそれに追従し、常に走行
コンベア10上に生茶葉を供給し得るよう構成されたも
のである。
【0025】制御盤11は、床面fに固設されるととも
に、上記走行台車9及び走行コンベア10の動作等を制
御して、一括投入、分割投入及び先投入により生茶コン
テナ8内に生茶葉を収容せしめるものである。そして、
所定回数だけ一括投入又は分割投入による生茶葉の投入
を行った後、規定高さ(即ち、生茶コンテナ8が満杯に
なる高さ)になるまで先投入にて生茶葉を投入するよう
走行台車9や走行コンベア10等を制御する。
【0026】かかる制御盤11による制御は、走行コン
ベア10の移動と走行台車9の前進又は後退とを交互に
繰り返し行わせつつ、生茶葉を投入すべき範囲の始端と
終端との間で走行台車9を所定回数往復動させて生茶コ
ンテナ8に生茶葉を積み上げる所謂一括投入又は分割投
入により、生茶コンテナ8内で生茶葉が所定高さになる
まで投入する。かかる所定高さは、図示しない検知手段
(走行台車9又は走行コンベア3に配設されてもよい
し、他の部位に配設されていてもよい。)により認識し
得るよう構成されている。尚、分割投入による生茶葉の
積層状態を、同図中符号Tで表してある。
【0027】また、制御盤11によって所謂先投入を行
うよう走行台車9及び走行コンベア10の動作制御を行
うこともできる。この先投入は、走行台車9を所定距離
毎に停止させつつ前進又は後退させて始端〜終端まで移
動させるとともに、走行台車9が停止した各位置で走行
コンベア10を往復動させて生茶葉が所定高さになるま
で投入する方法である。
【0028】このように、本実施形態の生茶葉の供給装
置が適用される生茶葉の収容装置は、生茶コンテナ8内
に高さを均一にしつつ生茶葉を収容するよう構成されて
いるので、送風ファン14による下方からの風が略均等
に生茶葉内を通過し、生茶コンテナ8内における生茶葉
の葉焼け等を回避することができる。
【0029】このような効果は、上記生茶葉の収容装置
に連続して生茶葉が供給されることによって奏される。
即ち、生茶葉が断続的に供給されたのでは、走行台車9
及び走行コンベア10の上記一連の制御が行われる際、
生茶コンテナ8内への生茶葉の投入が不連続となり、高
さが不均一な収容となってしまうのである。
【0030】ここで、本発明に係る実施形態としての生
茶葉の供給装置は、生茶葉の収容手段と該収容手段に生
茶葉を均一に投入する投入手段とを含んで構成された収
容装置へ生茶葉を供給するためのものであり、図1に示
すように、埋設コンテナ1と、取出コンベア2と、ホッ
パ3と、供給コンベア4と、第1検知手段16と、第2
検知手段17と、第3検知手段18と、制御手段19と
から主に構成される。
【0031】埋設コンテナ1は、茶園等から搬入した生
茶葉を保持するとともに、当該生茶葉を吐出可能なもの
であり、モータM2の駆動で埋設コンテナ1内に配設さ
れたコンベア(不図示)を駆動することにより、保持し
た生茶葉を吐出口1a側に移動(前詰め)させ、生茶葉
が取出コンベア2上(一端2a側)に落下して吐出する
よう構成されている。かかる埋設コンテナ1は、公知で
ある種々のものを用いることができ、その形状や容量等
については、任意設計されるものである。
【0032】取出コンベア2は、埋設コンテナ1から吐
出された生茶葉をホッパ3へ搬送するベルトコンベアで
あり、モータM1の駆動により搬送面を成すベルトが回
動し、一端2a側の生茶葉を他端2b側へ搬送した後、
当該他端2bからホッパ3内へ落下させるよう構成され
ている。
【0033】ホッパ3は、取出コンベア2から搬送され
た生茶葉を所定量保持可能なものであり、供給コンベア
4の下端4a近傍に連結されている。かかるホッパ3に
より、取出コンベア2から搬送される生茶葉の所定量を
一旦保持した後、後述する供給コンベア4にほぼ均一化
した量の生茶葉を供給することができる。
【0034】供給コンベア4は、ホッパ3内の生茶葉を
一定量づつ投入手段に供給すべく所定角度傾斜して配設
されたもので、その下端4aに配設されたホッパ3内に
収容された生茶葉を上端8bまで搬送し、該上端8bか
ら振分けコンベア12上に落下させるものである。ま
た、供給コンベア4の途中には掻均し手段7が配設され
ており、具備する4本の爪7aが回転することにより、
搬送途中の生茶葉の高さを均すよう構成されている。
【0035】第1の検知手段16は、取出コンベア2の
長手方向に複数配設され、その各々が当該取出コンベア
2の生茶葉の有無を検知するセンサであり、例えば光電
スイッチ等を用いることができる。かかる第1の検知手
段16のそれぞれは、後述する制御手段19に電気的に
接続されており、生茶葉の有無を示す信号S1を制御手
段19に送信することができるよう構成されている。
【0036】第2の検知手段17は、ホッパ3の上方に
配設され、当該ホッパ3内に保持された生茶葉の量を検
知するセンサであり、例えば光電式のレベルセンサ等を
用いて生茶葉の高さを検知するよう構成することができ
る。かかる第2の検知手段17も制御手段19と電気的
に接続されており、生茶葉の量を示す信号S2を制御手
段19に送信することができるよう構成されている。
【0037】尚、ホッパ3内の生茶葉の量を検知する他
の手段として、ホッパ内の生茶葉の重さを測定し、この
重さに基づく生茶葉の量を制御手段19に送信するよう
にしてもよく、他の公知の手段によって生茶葉の量を検
知するよう構成してもよい。
【0038】第3の検知手段18は、埋設コンテナ1の
開口近傍に配設された投光器18a及び受光器18bか
ら成り、生茶葉の有無を検知するセンサである。かかる
第3の検知手段18も、第1の検知手段16及び第2の
検知手段17と同様、制御手段19と電気的に接続され
ており、生茶葉の有無を示す信号S3を制御手段19に
送信することができるよう構成されている。
【0039】制御手段19は、例えばマイコン等の演算
手段から成り、既述の如く第1の検知手段16、第2の
検知手段17及び第3の検知手段18のそれぞれと電気
的に接続されるとともに、モータM1及びM2とも接続
されている。以下、制御手段19による制御について説
明する。
【0040】制御手段19が信号S1を受信して、第1
検知手段16のうちホッパ3に対して遠い方から所定個
数のものが生茶葉を検知しなくなったことを認識した場
合、埋設コンテナ1から生茶葉を吐出するよう制御す
る。かかる制御により、取出コンベア2上の生茶葉が除
々にホッパ3に供給される過程を夫々検知することがで
きるので、取出コンベア2上の生茶葉の残量がどれくら
いになったらコンベア1から新たな生茶葉を供給するの
かを任意設定でき、取出コンベア2上に生茶葉がある程
度残っている状態でコンベア1から生茶葉を供給可能と
する。
【0041】また、制御手段19が信号S2を受信し
て、ホッパ3内の生茶葉の量を認識した場合、その量に
基づいて取出コンベア2の搬送速度を制御する。即ち、
ホッパ3内の生茶葉の量が少ないと認識した場合は、モ
ータM1の駆動を制御して、取出コンベア2の搬送面を
なすベルトの回動速度を速くすることにより搬送速度を
速くし、生茶葉のホッパ3への供給を早める一方、ホッ
パ3内の生茶葉の量が多いと認識した場合は、ベルトの
回動速度を遅くすることにより生茶葉のホッパ3への供
給を遅らせる。
【0042】尚、モータM1に対しては第2検知手段1
7からの信号S2に基づいてインバータ制御できるよう
構成されており、搬送速度の調整を無段階に行うことが
できる。生茶葉の量と搬送速度との対応は、予め作成さ
れたテーブルを参照して行ってもよいし、所定の演算式
により導かれた値に基づいて行ってもよい。
【0043】更に、制御手段19が信号S3を受信し
て、埋設コンテナ1の開口近傍に生茶葉が無いことを検
知した場合、取出コンベア2上の生茶葉が不足する可能
性があると認識し、モータM2を駆動して埋設コンテナ
1内の生茶葉を吐出口1a側に移動(前詰め)するよう
制御する。かかる制御により、取出コンベア2上のうち
埋設コンテナ1直下の生茶葉の有無を判断して埋設コン
テナ1からの供給のための準備を行うので、取出コンベ
ア2上の生茶葉が全くなくなってしまうのを確実に防止
でき、従ってホッパ3には常に生茶葉が保持された状態
とすることができる。
【0044】尚、上記第1の検知手段16に代えて、又
は第1の検知手段16と併設させて、取出コンベア上に
おける生茶葉の重量を検知する重量検知手段を設けても
よい。かかる重量検知手段は、例えば取出コンベア2全
体の重量を検知するロードセル等の計量機構とすること
ができ、取出コンベア2全体の重量から取出コンベア2
単体での重量を減算する演算処理で取出コンベア2上に
おける生茶葉の重量を検知する。
【0045】そして、取出コンベア2上における生茶葉
の重量が所定量以下であることを検知すると、取出コン
ベア2上の生茶葉がなくなる虞があると判断し、制御手
段19の制御により、埋設コンテナ1から生茶葉を吐出
させる。かかる構成によれば、生茶葉の有無の検知では
なく量(重量)を検知するので、取出コンベア2上の連
続的できめの細かい生茶葉の監視をも行うことができ
る。
【0046】本実施形態によれば、第1検知手段16、
第2検知手段17、及び第3検知手段18により、常に
生茶葉の供給状態を把握することができるので、ホッパ
3内に生茶葉が全く無くなってしまう状態を防止し、生
茶葉の収容装置への生茶葉の供給を常に連続的に行うこ
とができる。
【0047】以上、本実施形態について説明したが、本
発明はこれに限定されるものではなく、例えば第1検知
手段、第2検知手段、又は第3検知手段のいずれか1つ
或いはこれらの内のいずれか2つを組み合わせて生茶葉
の状態を検知するようにしてもよい。また、適用される
生茶葉の収容装置については、他の形態のものとしても
よく、本発明の取出コンベア又は供給コンベアを他の形
態のコンベア(例えば振動コンベア等)としてもよい。
【0048】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、取出コンベア
上の生茶葉の残量がどれくらいになったら保持手段から
新たな生茶葉を供給するのかを任意設定でき、生茶葉の
収容装置への生茶葉の供給を常に連続的に行うことがで
きる。
【0049】請求項2の発明によれば、生茶葉の有無の
検知ではなく量(重量)を検知するので、取出コンベア
上の連続的できめの細かい生茶葉の監視をも行うことが
できる。
【0050】請求項3の発明によれば、ホッパ内の生茶
葉の残量に応じて取出コンベアによる供給量を制御する
ことができるので、生茶葉の収容装置への生茶葉の供給
を常に連続的に行うことができる。
【0051】請求項4の発明によれば、保持手段の吐出
口に生茶葉がない状態であれば、保持した生茶葉を吐出
口側に移動させるので、生茶葉の収容装置への生茶葉の
供給を常に連続的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施形態における生茶葉の供給装
置を示す模式図
【図2】本発明に係る実施形態における生茶葉の供給装
置が適用される生茶葉の収容装置を示す側面図
【図3】本発明に係る実施形態における生茶葉の供給装
置が適用される生茶葉の収容装置を示す上面図
【図4】従来の生茶葉の供給装置を示す模式図
【符号の説明】
1…埋設コンテナ(保持手段) 2…取出コンベア 2a…一端 2b…他端 3…ホッパ 4…供給コンベア 4a…下端 4b…上端 5…取出コンベア用光電スイッチ 5a…投光器 5b…受光器 6…ホッパ用光電スイッチ 7…掻均し手段 7a…爪 8…生茶コンテナ 9…走行台車 10…走行コンベア 11…制御盤 12…振分けコンベア 13…通気性コンベア 14…送風ファン 15…掻落とし装置 15a…機枠 15b…爪 16…第1検知手段 17…第2検知手段 18…第3検知手段 M1、M2…モータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】生茶葉の収容手段と該収容手段に生茶葉を
    投入する投入手段とを含んで構成された収容装置へ生茶
    葉を供給するための生茶葉の供給装置であって、 搬入した生茶葉を保持するとともに、当該生茶葉を吐出
    可能な保持手段と、 該保持手段から吐出された生茶葉を搬送する取出コンベ
    アと、 該取出コンベアから搬送された生茶葉を所定量保持可能
    なホッパと、 該ホッパ内の生茶葉を一定量づつ前記投入手段に供給す
    る供給コンベアと、を具備した生茶葉の供給装置におい
    て、 前記取出コンベアの長手方向に複数配設され、その各々
    が当該取出コンベア上の生茶葉の有無を検知する第1検
    知手段と、 該第1検知手段のうち前記ホッパに対して遠い方から所
    定個数のものが生茶葉を検知しなくなった時、前記保持
    手段から生茶葉を吐出するよう制御する制御手段と、を
    備えたことを特徴とする生茶葉の供給装置。
  2. 【請求項2】前記第1検知手段の代わりに、前記取出コ
    ンベア上における生茶葉の重量を検知する重量検知手段
    を設け、 前記制御手段は、該重量検知手段が所定量以下の生茶葉
    の重量を検知した時、前記保持手段から生茶葉を吐出す
    るよう制御することを特徴とする請求項1記載の生茶葉
    の供給装置。
  3. 【請求項3】前記ホッパに保持された生茶葉の量を検知
    する第2検知手段を設け、 前記制御手段は、前記第2検知手段により検知された生
    茶葉の量に基づいて、前記取出コンベアの搬送速度を制
    御することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の
    生茶葉の供給装置。
  4. 【請求項4】前記保持手段における生茶葉の吐出口に生
    茶葉の有無を検知する第3検知手段を設け、 前記制御手段は、前記第3検知手段により生茶葉を検知
    しなくなった時、前記保持手段に保持された生茶葉を吐
    出口まで移動するように制御したことを特徴とする請求
    項1〜請求項3のいずれか1つに記載の生茶葉の供給装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101146809B1 (ko) 2010-01-11 2012-05-21 김사종 국화차 제조방법
CN114271351A (zh) * 2021-12-28 2022-04-05 广东豪爽天然保健食品有限公司 一种溪黄茶生产用清洁发酵设备

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101146809B1 (ko) 2010-01-11 2012-05-21 김사종 국화차 제조방법
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