JP2001352438A - 画像通信装置 - Google Patents

画像通信装置

Info

Publication number
JP2001352438A
JP2001352438A JP2000170098A JP2000170098A JP2001352438A JP 2001352438 A JP2001352438 A JP 2001352438A JP 2000170098 A JP2000170098 A JP 2000170098A JP 2000170098 A JP2000170098 A JP 2000170098A JP 2001352438 A JP2001352438 A JP 2001352438A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
data
image
received
telephone number
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000170098A
Other languages
English (en)
Inventor
Takaaki Hashimoto
隆明 橋元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2000170098A priority Critical patent/JP2001352438A/ja
Publication of JP2001352438A publication Critical patent/JP2001352438A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Telephone Function (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Facsimile Transmission Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信機側から受信した電話番号情報と上記相
手電話番号情報登録テーブルとを、受信機側において比
較し、該当する電話番号が存在する場合は、上記記録紙
への記録後に、記録済レポートを送信機側に送信する画
像通信装置において、記録部が回復不可能な場合にで
も、送信側に返送することができる画像通信装置を提供
することを目的とするものである。 【解決手段】 受信時、送信機側からのTSI情報に基
づいて正常に記録が終了した時点で、受信通知レポート
を送信側に返送し、記録が異常終了した場合は、登録さ
れた第2のファクシミリに画像を転送し、転送が正常に
終了した時点で、受信通知レポートを送信側に返送する
画像通信装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メモリ受信した画
情報を記録紙にプリント終了した時点で、送信機ヘプリ
ント終了を示すレポートを返送する機能を有するファク
シミリ装置等の画像通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ページプリンタの普及によって、
ファクシミリ装置の記録部にも、LBPやBJ等のペー
ジプリンタを有する装置が増えている。
【0003】これらのページプリンタ、特に、LBPプ
リンタにおいて、その記録動作の途中で、一時停止でき
ないので、1ページ分のデータを受信しなければ、記録
が開始できない。したがって、これらの記録装置を備え
たファクシミリ装置は、受信した画像データを一旦メモ
リに蓄積し、1ページ分データが受信した段階で記録動
作を開始する。したがって、受信画情報は通信終了と同
時にメモリに記憶されているが、通信終了時には、ま
だ、記録部が記録紙にプリントされていない。
【0004】通信終了後、記録部に支障がなければ、受
信画は自動的にプリントアウトされるが、もし、記録紙
なし状態や紙詰まり状態であれば、受信画情報は、メモ
リに蓄積されたままであり、その間に、メモリ破壊等が
発生すると、受信原稿も消失される。
【0005】従来のファクシミリ装置は、上記のように
構成されているので、送信機側にとって、画情報を相手
機に送信したという事実はあっても、受信機側で実際に
その画情報を記録紙にプリントしたか否かを確認するこ
とができないという欠点がある。
【0006】この欠点を解決するために、特開平06−
062215号公報においては、受信時に、送信機側か
ら要求があれば、メモリ受信した情報を記録紙へプリン
トする動作が終了すると、送信機側へレポートで通知す
る点が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例に
おいては、NSF(非標準機能識別信号)、NSS(非
標準機能設定信号)において実現される機能であるの
で、これらの機能をサポートしていない機種において
は、無効であるという問題がある。
【0008】また、上記従来例では、記録部が回復不可
能な状態である場合には、いつまでも、送信側に応答が
できないという問題がある。
【0009】上記問題は、画像通信機能を有するパソコ
ン等の他の画像通信装置においても生じる問題である。
【0010】本発明は、送信機側から受信した電話番号
情報と上記相手電話番号情報登録テーブルとを、受信機
側において比較し、該当する電話番号が存在する場合
は、上記記録紙への記録後に、記録済レポートを送信機
側に送信する画像通信装置において、記録部が回復不可
能な場合にでも、送信側に返送することができる画像通
信装置を提供することを目的とするものである。
【0011】本発明は、記録部が回復不可能な状態に陥
った場合においても、受信した原稿を正常に受け取り、
かつその結果を送信側に返送しようとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、受信時、送信
機側からのTSI情報に基づいて正常に記録が終了した
時点で、受信通知レポートを送信側に返送し、記録が異
常終了した場合は、登録された第2のファクシミリに画
像を転送し、転送が正常に終了した時点で、受信通知レ
ポートを送信側に返送する画像通信装置である。
【0013】
【発明の実施の形態および実施例】図1は、本発明の一
実施例であるファクシミリ装置FS1を示すブロック図
である。
【0014】ファクシミリ装置FS1は、CPU(中央
処理装置)1と、ROM(リードオンリメモリ)2と、
RAM(ランダムアクセスメモリ)3と、読取制御ゲー
トアレイ(R_CNT)4と、コンタクトセンサ(C
S)5と、操作パネル制御ゲートアレイ(OPE_CN
T)6と、表示部(LCD)7と、キー(KEY)8
と、記録制御ゲートアレイ(W_CNT)9と、レーザ
ービームプリンタ(LBP)10と、ダイナミックRA
M(DRAM)11と、変復調器(MODEM)12
と、網制御装置(NCU)13と、公衆回線網14とを
有する。
【0015】また、CPU1は、ROM2に予め格納さ
れているプログラムに従って、ファクシミリ装置FS1
の全体を制御し、RAM3は、CPU1のワークエリア
やワンタッチダイヤルおよび短縮ダイヤルに登録されて
いるダイヤルデータやファクシミリ装置FS1の全体の
制御を決定する動作モード(「受信結果返送モード」
等)を登録した場合に格納されるエリアである。
【0016】原稿(不図示)は、コンタクトセンサ5に
よって読み取られ、この読取信号が、読取制御ゲートア
レイ4を介して、1ラインの2値データとして得られ
る。上記2値データは、符号化制御によって、圧縮また
は非圧縮の形で符号化され、画像メモリであるダイナミ
ックRAM11に格納される。
【0017】DRAM11に格納された画像データは、
ファクシミリ送信モード時において、CPU1によっ
て、受信側との手順によって決められた符号化方式に合
わせて、符号化される。そして、この符号化されたデー
タは、変復調器12によって、PM−AM変調された
後、網制御装置13を通じて、所定の手順によって決め
られた速度で、公衆回線網14に送り出される。
【0018】一方、コピーモード時において、DRAM
11に格納されている画像データは、CPU1によって
生データに復号され、レーザービームプリンタ10から
のデータ要求に応じて、記録制御ゲートアレイ9を通し
て、LBP10に送られ、そこで記録される。
【0019】ファクシミリ受信モード時において、公衆
回線網14からNCU13を通して受信したデータは、
MODEM12によって復調された後に、所定の手順に
よって決められた符号化方式に従って、CPU1によっ
て復号化される。
【0020】ここで、正しく復号化されて得られた2値
の生データは、符号化制御によって、圧縮または非圧縮
の形で符号化され、画像メモリであるDRAM11に格
納される。そして、操作者からの指示や設定に従って、
LBP10で記録されたり、新たな通信の際に、送信さ
れたりする。
【0021】なお、操作者は、キー8を押下することに
よって、各種の指示、設定を行うことができ、その内容
を表示部7上の画面で確認することができる。この場
合、CPU1は、操作パネル制御ゲートアレイ6を介し
て、KEY8からの入力データを検出し、この入力に応
じて、必要なデータをLCD7に表示する。また、符号
化制御に用いるモードや閾値の選択も、このKEY8に
よって行う。
【0022】次に、上記実施例の動作について説明す
る。
【0023】ファクシミリモード時における受信動作に
おいて、通信管理タスクは、送信側からのデータについ
て、決められた手順に従って通信する。このときに、相
手側からのTSI信号(送信側端末識別信号)データ
と、画像データとをセットにした画像データ管理データ
を、DRAM11内に格納する。
【0024】図2は、上記実施例において、画像RAM
3内に格納されている画像データを管理する画像管理レ
コードの構造を示す図である。
【0025】ファクシミリ装置FS1の内部において、
画像データは、複数のページからなる1つのファイルと
して扱われる。ファクシミリ装置FS1の中で、複数の
ファイルを管理するために、画像管理レコードを複数有
する。
【0026】画像管理レコードは、次の画像管理レコー
ドヘのポインタを格納するnext_pixと、送信時
の宛先情報を格納するための宛先データ部へのポインタ
adrsと、ページ情報(画像データが格納されている
ダイナミックRAM(DRAM)の先頭アドレスや格納
されている画像のサイズや解像度が格納してある。)を
管理しているページ管理レコードヘのポインタpage
と、同報送信時の複数の宛先を管理するためのデータ部
へのポインタmapと、最初に切り出されたキューへの
アドレスを格納するbase_queと、通信手順で受
け取ったTSI信号(送信側端末識別信号)データを格
納する端末IDデータ部へのポインタterm_id_
ptrと、現在のファイルの状態を示すfile_st
atと、ファイルのシリアル番号を示すinput_i
dと、どのようなモードで作成されたかを示すinpu
t_modeと、ファイルをプリントしたときの状態を
示すprint_statと等によって構成されてい
る。
【0027】図3は、上記実施例において、通信手順で
受け取ったTSI信号(送信側端末識別信号)データを
格納する端末IDデータ部の構造を示す図である。
【0028】上記端末IDデータ部には、通信時に実行
されたサービスを設定するserv_type(通常
は、G3通信を示すG3と記述される。G4等異なるサ
ービスをサポートした場合を考慮したエリアである)が
設定されている。
【0029】次のエリアrcv_tsi_tel_no
[0]からrcv_tsi_tel_no[20]まで
は、ITU−T T.30で示されているTSI信号の
長さに、1つプラスした21個分のデータを格納するこ
とができる領域が確保されている。
【0030】図4は、上記実施例において、各キューの
動きを示す図である。
【0031】ファクシミリ装置FS1内には、上記画像
管理レコードを様々な用途で用いる画像管理レコード用
キューが用意されている。ファクシミリ装置FS1に何
も画像がない場合には、装置内の画像管理レコードは、
全て空であると考えられるので、空の画像管理レコード
の集合であるフリー管理レコードキュー:free_p
ix_queにつながれている。
【0032】受信動作を始めるにあたって、受信した画
像を格納する画像管理レコードを、free_pix_
queから切り出す。また、プリントする場合は、既に
受信し、画像格納されている画像管理レコードがつなが
れているキューから、プリントすべきファイルを切り出
す。
【0033】図5は、上記実施例において、ファクシミ
リ装置FS1の内部のソフト構成を示す図である。
【0034】楕円形で描かれている50:Real T
ime OSは、各タスクを管理しているOSである。
四角形でかかれているものは、タスクと呼ばれるもので
あり、それぞれ独立に動作している。各タスク間は、メ
ッセージと呼ばれるものによって、お互いの同期を取っ
ている。
【0035】次に、上記実施例において、受信した場合
の手順について、図4、図5を用いて説明する。
【0036】受信動作は、公衆回線網14からの呼出信
号によって起動される。網制御装置NCU13がこの呼
出信号を検出すると、図5に示す回線制御タスク52:
line_subが、呼出信号を確認し、網制御装置N
CU13リレーを制御し、回線を閉結し、メッセージ5
7を用いて、回線管理タスク51:line_ctlに
対して自動受信する旨を通知する。
【0037】回線管理タスク51:line_ctl
は、このメッセージに基づいて、図4の45に示すよう
に、空の画像管理レコードの集合であるフリー管理レコ
ードキュー40:free_pix_queから1つの
画像管理レコードp0を受信用の受信管理キュー41:
rcv_pix_queにつなぐ。
【0038】そして、通信系を管理している通信管理タ
スク53:com_ctlに対して、上記受信のために
獲得したp0を教え、受信スタートするメッセージ58
を送る。これを受け取った53:com_ctlは、通
信実行タスク54:com_subに、実際の受信動作
の開始を指示するメッセージ59を送る。
【0039】通信管理タスク54:com_subは、
変復調器(MODEM)12を制御し、画像を受信し、
この受信した画像データをダイナミックRAM(DRA
M)11に格納する。
【0040】受信が終了すると、受信が終了した旨のメ
ッセージ5Aを、受信時に獲得した送信側端末識別信号
の情報等とともに、53:com_ctlに送る。5
3:com_ctlは、獲得した送信側端末識別信号の
情報を、図2に示す画像管理レコードの中の端末IDデ
ータ部へのポインタterm_id_ptrに示される
図3の端末IDデータ部に格納する。
【0041】次に、受信が終了した旨のメッセージ5B
を51:line_ctlに送る。51:line_c
tlでは、画像管理レコードに対して、図4の46に示
す操作、すなわち受信完了と同時に、図4の41:rc
v_pix_queにつながれた画像管理レコードp0
を、42:print_pix_queにつなぎ変え
て、画像管理レコード中のfile_statを、プリ
ント要求を示す状態にする。
【0042】図5に示す55:print_ctlは、
50:Real Time OSの管理下で独立に動作
しているプリント制御タスクである、この55:pri
nt_ctlは、図4に示す42:print_pix
_queを検索し、画像管理レコードのfile_st
atのプリント要求ステータスになっているファイルを
見つけると、そのファイルをプリントするものである。
【0043】図5に示す5Cは、この様子を示したもの
でありOSを通したメッセージではなく、画像管理レコ
ードでの同期の様子を示している。
【0044】55:print_ctlは、プリントす
べきファイルを見つけると、56:write_ctl
に対してプリントするために獲得したp0を教え、受信
スタートするためのメッセージ5Dを送る。
【0045】プリントが正常に終了すると、56:wr
ite_ctlは、画像管理レコードのprint_s
tatに、正常終了の旨を示す値をセットする。そし
て、プリントが終了したことを示すメッセージ5Eを、
55:print_ctlに送る。55:print_
ctlは、プリントが正常に終了したことが、画像管理
レコードのprint_statから判明すると、RA
M3に格納されている登録データに基づいて、「受信結
果返送モード」になっているか否かをチェックする。
「受信結果返送モード」になっている場合は、プリント
した画像が、受信したときのTSIデータがワンタッチ
ダイヤルと短縮ダイヤルとに登録されているダイヤルデ
ータと等しいものがあるか否かをチェックする。
【0046】ワンタッチダイヤルデータは、図6および
図7に示すような構造で格納されている。
【0047】図6は、上記実施例において、ワンタッチ
ダイヤルと短縮ダイヤルとの様々なデータを格納してい
るアドレスデータテーブルを示す図である。
【0048】このデータは、たとえばワンタッチダイヤ
ルの[01]が、adrs_data_tbl[0]に
対応している。ワンタッチダイヤルの[01]の様々な
データ、たとえば相手先のダイヤルデータ(例、007
7 03 1111 2222)や通信モード等が格納
されている。
【0049】このデータは、図6の左図に示すように、
構造体の配列という形態をとり、RAM3に格納されて
いる。1つの構造体の中身は、図3に示す構造をとって
いる。
【0050】次に、上記実施例におけるアドレスデータ
テーブルの要素について説明する。
【0051】dial_mode0と呼ばれるエリアに
は、通信スタートスピード、国際回線におけるモード、
ECM送信する/しない、グループダイヤル、ファクシ
ミリ通信網等のモードが設定されているかを示すエリア
である。
【0052】dial_mode1と呼ばれるエリアに
は、親展送信、中継指示送信、ポーリング受信、タイマ
送信、サブアドレスやパスワードを用いたITU−T拡
張送信、G3/G4送信を示すエリアである。
【0053】dial_dataと呼ばれるエリアに
は、ダイヤルのデータが格納されている場所を示してい
る。
【0054】ダイヤルデータは、図7に示すダイヤルプ
ールの構造に示すダイヤルプールというエリアに全て格
納されている。このダイヤルプールは、RAM3内にあ
り、データを格納しておく場所であり、図7に示すよう
に、構造体の配列という形態をとって格納されている。
【0055】1つの構造体の中身は、図6の右図のよう
な構造をとっている。最初のエリアには、次のダイヤル
プールの配列の添字を示している。次のエリアからは、
データを1バイトずつ格納するエリアである。
【0056】次に、上記実施例における具体的な格納例
を、図6に示すアドレスデータテーブルの格納状況と、
図7に示すダイヤルデータの格納状況とを用いて説明す
る。
【0057】図6の右図には、adrs_data_t
bl[0]のデータを示してある。この中のdial_
dataには、‘0’が書き込まれている。
【0058】これは、このadrs_data_tbl
[0]のダイヤルデータが、ダイヤルプールの0番目か
ら格納されていることを意味している。
【0059】図7は、上記実施例において、ダイヤルデ
ータの格納状況を示す図である。
【0060】dial_pool[0]の最初のエリア
には、次のダイヤルプールの配列の添字を示している。
次のエリアからは、ダイヤルデータが1バイトずつ10
バイト分格納されている。データは、BCDコードとし
て格納されている。
【0061】上記例では‘0077 03 3758
2111’というデータが格納されていることを示して
いる。次のダイヤルプールの配列の添字が‘1’である
ので、続くダイヤルデータが格納されているエリアは、
dial_pool[1]に格納されていることが示さ
れている。
【0062】dial_pool[1]の最初のエリア
には‘eeee’が格納されているが、これは格納され
ている配列の最後を示すデータである。このデータか
ら、adrs_data_tbl[0]のダイヤルデー
タが、このdial_pool[1]で最後のデータで
あることが示されている。dial_pool[0]に
は、データの最後が格納されている。このデータは
‘e’で示されている。
【0063】図8は、上記実施例において、受信したT
SIデータが格納される端末IDデータ部に格納されて
いる様子を示す図である。
【0064】ここでは、アスキーコードで格納されてい
る。このTSIデータと各ワンタッチ/短縮ダイヤルと
を比較する。比較にあたっては、アスキーコードで格納
されているTSIデータを、BCDに変換し、下の桁か
ら比較し、予め登録データに格納されている比較する桁
数分または全ての桁数が一致した場合にのみ、受信結果
レポートの返送を行うものとする。
【0065】受信プリントが正常に終了したことを示す
受信結果レポートを送信側に送信するため、空の画像管
理レコードの集合であるフリー管理レコードキュー4
0:free_pix_queから、1つの画像管理レ
コードp1を送信用の送信管理キュー44:trn_p
ix_queにつなぐ。さらに、この画像管理レコード
に、正常に記録されたことを示すレポート画像を作成
し、画像管理レコードのfile_statを、送信要
求ステータスにする。
【0066】回線管理タスク51:line_ctl内
では、送信管理キュー44:trn_pix_queの
検査を行い、キューにつながれた画像管理レコードのf
ile_statが、送信要求ステータスになっていれ
ば、即送信を開始する。送信の手順は、上記受信とほぼ
同じメッセージを、53:com_ctl、54:co
m_subに送りながら実現する。
【0067】上記のように、記録が正常終了した場合に
は、受信したTSI信号データに基づいて、正常受信
し、記録が完了した旨の受信結果レポートが送信側に返
送される。
【0068】しかし、受信が正常に終了した場合におい
ても、記録が正常に終了できなかった場合は、その場合
に応じて、動作を変える。
【0069】等倍に記録できる記録紙がなければ、縮小
して記録動作を行い、その記録動作が正常に終了した場
合、上記シーケンスと同様な手順によって受信結果レポ
ートが返送され、また、送信する受信結果レポート上に
は、縮小して記録した旨を表すメッセージが添えられ
る。
【0070】LBP10のトナーが切れた場合または記
録紙が全くない場合は、まず、上記シーケンスと同様な
手順によって、受信結果レポートが返送され、また送信
する受信結果レポート上には、トナー切れまたは記録紙
なしを示す旨がメモリ内に格納したままであることを示
すメッセージが添えられる。
【0071】LBP10が致命的な故障に陥り、回復の
見込みが当分立たないような状態の場合は、上記受信の
段階で受信動作を行わないが、受信後にまたは記録中に
このような状態に陥った場合、その装置に登録されてい
るバックアップ転送用のファクシミリの番号に受信した
画像データを転送する。
【0072】転送が正常終了した段階で、受信結果レポ
ートが返送され、また送信する受信結果レポート上に
は、記録系が故障し、バックアップ用のファクシミリに
データを転送した旨を表すメッセージが添えられる。こ
のシーケンスは、図4の48において、受信済みの画像
管理レコードp0を、送信用の送信管理キュー44:t
rn_pix_queにつなぐ。
【0073】そして、file_statに、送信の要
求を示す状態にあることをセットする。メモリ内に格納
されている受信画像は、これによってバックアップ用の
ファクシミリにデータを転送する。この転送が正常に終
了した場合に、今度は51:line_ctlにおい
て、空の画像管理レコードの集合であるフリー管理レコ
ードキュー40:free_pix_queから、1つ
の画像管理レコードp1を、送信用の送信管理キュー4
4:trn_pix_queにつなぐ。
【0074】さらに、この画像管理レコードに正常に記
録されなかったのでバックアップ用のファクシミリに転
送したことを示すレポート画像を作成し、画像管理レコ
ードのfile_statを、送信要求ステータスにす
る。
【0075】このレポート画像は、上記シーケンスによ
って、送信側に送られる。また、バックアップ用のファ
クシミリヘの転送が失敗した場合には、正常に記録され
なかったためにバックアップ用のファクシミリへの転送
にも失敗したことを示すレポート画像を作成し、このレ
ポート画像と受信した受信画像の全てとを返送する。
【0076】なお、画像通信機能を有するパソコン等の
他の画像通信装置に、上記実施例を適用するようにして
もよい。
【0077】
【発明の効果】本発明によれば、デコード処理をソフト
ウェアで行っているようなシステムにおいて、JBIG
のような高い圧縮効果の望める符号化形式を用いてV.
34による高速伝送を行った場合でも、デコード処理の
能力に関わりなく受信動作を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるファクシミリ装置FS
1を示すブロック図である。
【図2】上記実施例において、画像RAM3内に格納さ
れている画像データを管理する画像管理レコードの構造
を示す図である。
【図3】上記実施例において、通信手順で受け取ったT
SI信号(送信側端末識別信号)データを格納する端末
IDデータ部の構造を示す図である。
【図4】上記実施例において、各キューの動きを示す図
である。
【図5】上記実施例において、ファクシミリ装置FS1
の内部のソフト構成を示す図である。
【図6】上記実施例において、ワンタッチダイヤルと短
縮ダイヤルとの様々なデータを格納しているアドレスデ
ータテーブルを示す図である。
【図7】上記実施例において、ダイヤルデータの格納状
況を示す図である。
【図8】上記実施例において、受信したTSIデータが
格納される端末IDデータ部に格納されている様子を示
す図である。
【符号の説明】
FS1…ファクシミリ装置、 1…CPU、 2…ROM、 3…RAM、 4…読取制御ゲートアレイ、 5…コンタクトセンサ、 6…操作パネル制御ゲートアレイ、 7…表示部、 8…キー、 9…記録制御ゲートアレイ、 10…レーザービームプリンタ、 11…ダイナミックRAM、 12…変復調器、 13…網制御装置。
フロントページの続き Fターム(参考) 5C062 AA02 AB08 AB22 AB43 AC38 AC43 AE02 AE14 AF03 AF13 BA02 BC04 5C075 BA05 BA08 CA01 CD07 CD25 CE03 CE13 CE17 CF01 CF09 FF03 FF90 5K036 AA15 DD11 DD39 DD48 KK09 LL01 5K101 KK01 NN21 RR19 VV01

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相手先の電話番号情報を登録する相手電
    話番号情報登録テーブルと;交信毎の通信情報を記憶・
    管理するデータ処理部と;送信機側からの要求に基づい
    てメモリ受信した原稿を、記録紙に記録する記録手段
    と;送信機側から受信した電話番号情報と上記相手電話
    番号情報登録テーブルとを、受信機側において比較し、
    該当する電話番号が存在する場合は、上記記録紙への記
    録後に、記録済レポートを送信機側に送信する第1の送
    信手段と;上記記録紙への記録が正常に終了した場合に
    は、正常記録を示すレポートを送信し、上記記録紙への
    記録が異常終了した場合には、上記異常の状態を示すレ
    ポートを送信し、上記記録手段が回復不可能な状態に陥
    った場合に、バックアップ用のファクシミリ装置に受信
    画像を転送し、このバックアップ用転送が正常に終了し
    た場合に、上記バックアップ用転送が正常に終了した旨
    を示すレポートを送信し、上記バックアップ用転送がエ
    ラー終了した場合、送信側に、上記バックアップ用転送
    がエラー終了した旨を示すレポートを送信し、さらに受
    信した受信画像の全てを第2の画像通信装置に送信する
    第2の送信手段と;を有することを特徴とする画像通信
    装置。
JP2000170098A 2000-06-07 2000-06-07 画像通信装置 Pending JP2001352438A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000170098A JP2001352438A (ja) 2000-06-07 2000-06-07 画像通信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000170098A JP2001352438A (ja) 2000-06-07 2000-06-07 画像通信装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001352438A true JP2001352438A (ja) 2001-12-21

Family

ID=18672862

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000170098A Pending JP2001352438A (ja) 2000-06-07 2000-06-07 画像通信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001352438A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4856052A (en) Apparatus having a dial calling function and operable to identify picture image signals not yet transmitted to a called selected destination party
US5103318A (en) Image information communication apparatus with power interruption report generation
JP2001352438A (ja) 画像通信装置
JP2929960B2 (ja) 送達確認機能付き通信装置
JPH08274922A (ja) ファクシミリ装置
JPS59125172A (ja) フアクシミリ再送通信方式
JPH06113086A (ja) ファクシミリ装置
JP3335382B2 (ja) 複数のファクシミリ装置間の送受信方法
JP2563193B2 (ja) ファクシミリ装置
JP3349758B2 (ja) ファクシミリ装置の制御方法
JP2935716B2 (ja) ファクシミリ装置
JP3448979B2 (ja) ファクシミリ装置
JP2618076B2 (ja) ファクシミリ端末装置およびファクシミリ通信システム
JP2922651B2 (ja) 通信処理装置および通信処理方法
JPH0619245Y2 (ja) ファクシミリ装置
JPH04127772A (ja) ファクシミリ蓄積装置
JPH02123872A (ja) ファクシミリ装置
JP3183923B2 (ja) テレマティーク端末装置の制御方法
JPH08256254A (ja) ファクシミリ通信における帳票の送達確認システム
JPH0383451A (ja) ファクシミリ装置
JPH02135865A (ja) ファクシミリ装置
JPH10173853A (ja) ファクシミリシステム
JP2002064696A (ja) 通信装置
JPH11239261A (ja) データ通信装置
JPH0344239A (ja) フアクシミリサーバ