JP2001351396A - 半導体メモリ及び半導体メモリ搭載ボード - Google Patents

半導体メモリ及び半導体メモリ搭載ボード

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JP2001351396A
JP2001351396A JP2000171153A JP2000171153A JP2001351396A JP 2001351396 A JP2001351396 A JP 2001351396A JP 2000171153 A JP2000171153 A JP 2000171153A JP 2000171153 A JP2000171153 A JP 2000171153A JP 2001351396 A JP2001351396 A JP 2001351396A
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JP
Japan
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memory
semiconductor memory
fuse
state
circuit
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JP2000171153A
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Hirotaka Nakajima
大貴 中島
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Priority to US09/876,423 priority patent/US6650576B2/en
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    • G11C29/88Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring with partially good memories
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    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/0001Technical content checked by a classifier
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  • For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)
  • Dram (AREA)
  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 動作不良を有する半導体メモリが、より有効
に再利用される構成を有する半導体メモリを提供する。 【解決手段】 本発明による半導体メモリは、第1メモ
リ(3)と、第1メモリ(3)に接続する遮断回路
(1、2)と、遮断回路(1,2)に接続し、且つ、当
該半導体メモリの外部と信号を授受するための外部端子
(DQ0〜DQ7)と、第1メモリ(3)と一体に形成
された第2メモリ(33)とを具備する。遮断回路
(1、2)は、第1メモリ(3)が動作不良を有すると
き、外部端子(DQ0〜DQ7)と第1メモリ(3)と
を電気的に遮断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体メモリ及び
半導体メモリ搭載ボードに関する。本発明は、特に、動
作不良を有する半導体メモリを再利用するための構成を
有する半導体メモリ及び半導体メモリ搭載ボードに関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体メモリが製造される場合、製造上
の問題により、動作不良がある半導体メモリが製造され
得る。動作不良を含んだ半導体メモリのほとんどは、そ
の半導体メモリに含まれる回路のごく一部分のみにしか
異常がない。その半導体メモリに含まれる回路のうちの
異常がない部分は、使用されても何ら問題がない。動作
不良のある半導体メモリを有効に利用することが望まれ
ている。
【0003】動作不良のある半導体メモリを有効に利用
するための方法が、公開特許公報(特開平7−6559
8)に知られている。公知のその欠陥DRAMの再利用
方法は、図12に示されている半導体回路500に欠陥
のあるDRAMを組み込んで、その欠陥のあるDRAM
を再利用する方法である。
【0004】その半導体回路500は、図12に示され
ているように、トライステートスイッチ501、トライ
ステートスイッチ505、中央コラムに対して左側に欠
陥があるDRAM509及び中央コラムに対して右側に
欠陥があるDRAM510とからなる。
【0005】トライステートスイッチ501の入力端5
03には、DRAM509、510を使用可能にする信
号である信号/CASが入力される。トライステートス
イッチ501の出力端502には、DRAMの中央コラ
ムに対して左側に欠陥があるDRAM509が接続され
ている。トライステートスイッチ501の制御端504
には、最上位ビットアドレス信号A9が入力される。ト
ライステートスイッチ501の出力端502と入力端5
03とは、最上位ビットアドレス信号A9がHighレ
ベル(電源電位)のとき導通する。
【0006】一方、トライステートスイッチ505の入
力端507には、前述の信号/CASが入力される。ト
ライステートスイッチ505の出力端506には、DR
AMの中央コラムに対して右側に欠陥があるDRAM5
10が接続されている。トライステートスイッチ505
の制御端508には、最上位ビットアドレス信号A9が
入力される。トライステートスイッチ505の出力端5
06と入力端507とは、最上位ビットアドレス信号A
9がLowレベル(接地電位)のとき導通する。
【0007】公知のその欠陥DRAMの再利用方法にお
いては、最上位ビットアドレス信号A9が、トライステ
ートスイッチ501とトライステートスイッチ505を
順に開閉するのに応じて、DRAM509とDRAM5
10とが順に使用可能にされる。公知のその欠陥DRA
Mの再利用方法により、DRAM509とDRAM51
0とが、一組のDRAMとして再利用される。
【0008】公知のその欠陥DRAMの再利用方法は、
中央コラムに対して左側に欠陥があるDRAM509
と、中央コラムに対して右側に欠陥があるDRAM51
0とが一組として再利用される。従って、公知のその欠
陥DRAMの再利用方法は、DRAMのどこに欠陥があ
るかを予め探しておく必要がある。
【0009】更に、公知のその欠陥DRAMの再利用方
法は、中央コラムに対して左側に欠陥がある2つのDR
AMを再利用することはできず、また、中央コラムに対
して右側に欠陥がある2つのDRAMを再利用すること
もできない。このように、公知のその欠陥DRAMの再
利用方法は、DRAMを再利用する際の自由度が低い。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、動作
不良を有する半導体メモリが、より有効に再利用される
構成を有する半導体メモリ及び半導体メモリ搭載ボード
を提供することにある。
【0011】本発明の他の課題は、動作不良を有する半
導体メモリがボードに搭載される場合に、ボードの配線
を動作不良が存在する部位に応じて変更する必要がない
半導体メモリ及び半導体メモリ搭載ボードを提供するこ
とにある。
【0012】本発明の更に他の課題は、パッケージング
された後又はボードに搭載された後に動作不良を有する
ことが見出された半導体メモリが、有効に再利用され得
る構成を有する半導体メモリ及び半導体メモリ搭載ボー
ドを提供することにある。
【0013】本発明の更に他の課題は、動作不良を有す
る半導体メモリが再利用された場合に、その半導体メモ
リの消費電力を低減することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】その課題を解決するため
の手段は、下記のように表現される。その表現中に現れ
る技術的事項には、括弧()つきで、番号、記号等が添
記されている。その番号、記号等は、本発明の複数の実
施の形態のうちの、少なくとも1つの実施の形態を構成
する技術的事項、特に、その実施の形態に対応する図面
に表現されている技術的事項に付せられている参照番
号、参照記号等に一致している。このような参照番号、
参照記号は、請求項記載の技術的事項と実施の形態の技
術的事項との対応・橋渡しを明確にしている。このよう
な対応・橋渡しは、請求項記載の技術的事項が実施の形
態の技術的事項に限定されて解釈されることを意味しな
い。
【0015】本発明による半導体メモリは、図1に示さ
れているように、第1メモリ(3)と、第1メモリ
(3)に接続する遮断回路(1、2)と、遮断回路
(1、2)に接続し、且つ、当該半導体メモリの外部と
信号を授受するための外部端子(DQ0〜DQ7)と、
第1メモリ(3)と一体に形成された第2メモリ(3
3)とを具備する。遮断回路(1、2)は、第1メモリ
(3)が動作不良を有するとき、外部端子(DQ0〜D
Q7)と第1メモリ(3)とを電気的に遮断する。
【0016】本発明による半導体メモリは、第1メモリ
(3)が動作不良を有するとき、第2メモリ(33)が
第1メモリ(3)と一体に、且つ、分離不可能に形成さ
れていても、第2メモリ(33)のみを有する半導体メ
モリとして再利用することができる。
【0017】当該半導体メモリにおいて、遮断回路
(1、2)は、第1メモリ(3)が動作不良を有しない
とき、当該半導体メモリの外部から入力されるマスク信
号(a)に応答して第1メモリ(3)と外部端子(DQ
0〜DQ7)とを電気的に接続することがある。
【0018】当該半導体メモリにおいて、外部端子(D
Q0〜DQ7)は、第1メモリ(3)が動作不良を有す
るとき、当該半導体メモリの外部からみて高インピーダ
ンス状態をとることが望ましい。
【0019】当該半導体メモリにおいて、第1メモリ
(3)が動作不良を有するとき、第1メモリ(3)は、
動作を停止することが望ましい。このとき、使用不可能
な第1メモリ(3)により電力が消費されることがな
い。これにより、当該半導体メモリの消費電力が低減さ
れる。
【0020】当該半導体メモリにおいて、遮断回路
(1、2)は、状態保持素子(12、12’、56)を
含むことがある。状態保持素子(12、12’、56)
は、第1メモリ(3)が動作不良を有するとき、第1状
態を保持し、且つ、前記第1メモリが動作不良を有しな
いとき、第2状態を保持する。遮断回路(1、2)は、
状態保持素子(12、12’、56)が第1状態を保持
することに応答して、第1メモリ(3)と外部端子(D
Q0〜DQ7)とを電気的に遮断する。
【0021】当該半導体メモリを検査した後、当該半導
体メモリの第1メモリ(3)が動作不良を有するか否か
についての情報を、状態保持素子(12、12’、5
6)に保持することができる。
【0022】当該半導体メモリにおいて、遮断回路
(1、2)は、状態保持素子(12、12’、56)が
第2状態を保持するとき、外部から入力されるマスク信
号(a)に応答して第1メモリ(3)と外部端子(DQ
0〜DQ7)とを接続することがある。
【0023】当該半導体メモリにおいて、状態保持素子
(12、12’、56)は、ヒューズ(12、12’)
を含むことがある。このとき、第1状態は、ヒューズ
(12、12’)が溶断した状態であり、第2状態は、
ヒューズ(12、12’)が溶断していない状態であ
る。また、第1状態は、ヒューズ(12、12’)が溶
断していない状態であり、第2状態は、ヒューズ(1
2、12’)が溶断した状態であることも可能である。
【0024】当該半導体メモリにおいて、遮断回路
(1、2)は、ヒューズ溶断回路(5、6、7、9、1
0、13)を更に含むことがある。このとき、ヒューズ
溶断回路(5、6、7、9、10、13)は、ヒューズ
(12)に通電することによりヒューズ(12)を溶断
する。ヒューズ(12)は、電気的に溶断される。
【0025】当該半導体メモリにおいて、ヒューズ溶断
回路(5、6、7、9、10、13)は、第1メモリ
(3)が動作不良を有するか有しないかに基づいて外部
から入力されるヒューズ溶断信号(g)に応答してヒュ
ーズ(12)を溶断することがある。この場合には、当
該半導体メモリをパッケージングした後、又は、ボード
に搭載した後でも、外部からヒューズ溶断信号(g)を
入力することにより、ヒューズ(12)を溶断すること
ができる。
【0026】当該半導体メモリにおいて、図8に示され
ているように、ヒューズ(12、12’)は、レーザ光
の照射により溶断することが可能なヒューズ(12’)
であることがある。この場合には、特にヒューズ(1
2’)を溶断するための電子回路を必要とせず、半導体
メモリの構成が簡略化され得る。
【0027】状態保持素子(12、12’、56)は、
図9に示されているように、不揮発性メモリ(56)を
含むことがある。このとき、第1状態は、不揮発性メモ
リ(56)が第1論理を記憶した状態であり、第2状態
は、不揮発性メモリ(56)が第2論理を記憶した状態
であることがある。
【0028】状態保持素子(12、12’、56)とし
て、図1に示されているように、ヒューズ(12、1
2’)を使用した場合、ヒューズを一度溶断した後に再
びヒューズ(12、12’)を接続することはできな
い。一方、図9に示されているように、状態保持素子
(12、12’、56)として不揮発性メモリ(56)
を使用した場合、状態保持素子(12、12’、56)
は、第1状態から第2状態への変更、又は、第2状態か
ら第1状態への変更を何度でも行うことができる。これ
により当該半導体メモリを再利用する際の自由度を高く
することができる。
【0029】当該半導体メモリは、図1に示されている
ように、更に、外部と信号を授受するための第2外部端
子(DQ8〜DQ15)と、第2遮断回路(31、3
2)とを更に具備することがある。このとき、第2遮断
回路(31、32)は、第2メモリ(33)が動作不良
を有するとき、第2外部端子(DQ8〜DQ15)と第
2メモリ(33)とを電気的に遮断する。
【0030】当該半導体メモリは、第2メモリ(33)
が動作不良を有するとき、第1メモリ(3)が第2メモ
リ(33)と一体に、且つ、分離不可能に形成されてい
ても、第1メモリ(3)のみを有する半導体メモリとし
て再利用することができる。
【0031】当該半導体メモリにおいて、第2遮断回路
(31、32)は、第2状態保持素子(42)を含むこ
とがある。このとき、第2状態保持素子(42)は、第
2メモリ(33)が動作不良を有するとき、第3状態を
保持し、且つ、前記第2メモリが動作不良を有しないと
き、第4状態を保持する。第2遮断回路(31、32)
は、第2状態保持素子(42)が第3状態を保持すると
き、第2メモリ(33)と、第2外部端子(DQ8〜D
Q15)とを電気的に遮断する。
【0032】当該半導体メモリは、図10に示されてい
るように、更に端子接続回路(57)を具備することが
ある。このとき、端子接続回路(57)は、状態保持素
子(12、12’、56)が第1状態を保持する場合、
外部端子(DQ0〜DQ7)と第2外部端子(DQ8〜
DQ15)とを電気的に接続する。また、端子接続回路
(57)は、第2状態保持素子(42)が第3状態を保
持する場合、外部端子(DQ0〜DQ7)と第2外部端
子(DQ8〜DQ15)とを電気的に接続する。
【0033】このとき、第1メモリ(3)と、第2メモ
リ(33)のいずれが動作不良であっても、外部端子
(DQ0〜DQ7)を介して第1メモリ(3)又は第2
メモリ(33)と信号を授受することができる。また、
第1メモリ(3)と、第2メモリ(33)のいずれが動
作不良であっても、第2外部端子(DQ8〜DQ15)
を介して第1メモリ(3)又は第2メモリ(33)と信
号を授受することもできる。従って、第1メモリ(3)
と、第2メモリ(33)のいずれが動作不良であって
も、同一のボードに当該半導体メモリを搭載して使用す
ることが可能である。
【0034】本発明による半導体メモリは、図1に示さ
れているように、第1メモリ(3)と、第1メモリ
(3)に接続するスイッチ回路(2)と、スイッチ回路
(2)に接続する外部端子(DQ0〜DQ7)と、ヒュ
ーズ(12、12’)を含む遮断信号生成回路(1)
と、第1メモリ(3)と一体に形成された第2メモリ
(33)とを具備する。遮断信号生成回路(1)は、ヒ
ューズ(12、12’)が溶断しているか否かに応じ
て、スイッチ回路(2)に、遮断信号(b)を出力す
る。スイッチ回路(2)は、遮断信号(b)に応答し
て、ヒューズ(12、12’)が溶断している場合に第
1メモリ(3)と外部端子(DQ0〜DQ7)とを電気
的に遮断する。
【0035】当該半導体メモリのヒューズ(12、1
2’)は、第1メモリ(3)が動作不良を有するとき溶
断され、且つ、第1メモリ(3)が動作不良を有しない
とき溶断されないで使用されることが好適である。
【0036】当該半導体メモリにおいて、遮断信号生成
回路(1)は、ヒューズ(12、12’)が溶断されて
ないとき、当該半導体メモリの外部から入力されるマス
ク信号(a)に応答して、遮断信号(b)を出力するこ
とがある。このとき、スイッチ回路(2)は、ヒューズ
(12、12’)が溶断されてないとき、マスク信号
(a)に応答して、第1メモリ(3)と外部端子(DQ
0〜DQ7)とを電気的に接続する。
【0037】当該半導体メモリにおいて、第2メモリ
(33)に接続する第2スイッチ回路(32)と、第2
スイッチ回路(32)に接続する第2外部端子(DQ8
〜DQ15)と、第2ヒューズ(42)を含む第2遮断
信号生成回路(31)とを更に具備することがある。こ
のとき、第2遮断信号生成回路(31)は、第2ヒュー
ズ(42)が溶断しているか否かに応じて、第2スイッ
チ回路(32)に、第2遮断信号(e)を出力する。第
2スイッチ回路(32)は、第2遮断信号(e)に応答
して、第2ヒューズ(42)が溶断している場合に第2
メモリ(33)と第2外部端子(DQ8〜DQ15)と
を電気的に遮断する。
【0038】当該半導体メモリの第2ヒューズ(42)
は、第2メモリ(33)が動作不良を有するとき溶断さ
れ、且つ、第2メモリ(33)が動作不良を有しないと
き溶断されないことが好適である。
【0039】当該半導体メモリにおいて、第2遮断信号
生成回路(31)は、第2ヒューズ(42)が溶断され
てないとき、当該半導体メモリの外部から入力される第
2マスク信号(d)に応答して、第2遮断信号(e)を
出力することがある。このとき、第2スイッチ回路(3
2)は、第2ヒューズ(42)が溶断されてないとき、
第2マスク信号(d)に応答して、第2メモリ(33)
と第2外部端子(DQ8〜DQ15)とを電気的に接続
する。
【0040】本発明による半導体メモリ搭載ボードは、
図7及び図13に示されているように、基板(71、8
1)と、基板(71、81)に設けられた、本発明によ
る半導体メモリ(100b)と、基板(71、81)に
設けられ、且つ、動作不良を有しない第2半導体メモリ
(400、400’)とを具備する。
【0041】本発明による半導体メモリ(100b)を
第2半導体メモリ(400、400’)と共に、同一の
半導体装置搭載ボード(300b、300b’)に搭載
して使用することにより、本発明による半導体メモリ
(100)をより有効に再利用することができる。
【0042】本発明による他の半導体メモリ搭載ボード
は、図4及び図5に示されているように、前述の本発明
による半導体メモリ(100)と、基板(61、71)
に設けられた第1配線(65−0〜65−7、75−0
〜75−7)と、基板(61、71)に設けられた第2
配線(65−8〜65−15、75−8〜75−15)
とを具備する。ここで前述の本発明による半導体メモリ
(100)は、基板(61、71)に搭載される。この
とき、第1配線(65−0〜65−7、75−0〜75
−7)は、外部端子(DQ0〜DQ7)に接続する。第
2配線(65−8〜65−15、75−8〜75−1
5)は、第2外部端子(DQ8〜DQ15)に接続す
る。
【0043】本発明による半導体メモリ(100)に含
まれる第1メモリ(3)と第2メモリ(33)とのいず
れもが動作不良を有しない場合、図4に示されているよ
うに、第1配線(65−0〜65−7)と、第2配線
(65−8〜65−15)とは、短絡されない。第1メ
モリ(3)と第2メモリ(33)とのいずれもが動作不
良を有しない場合には、第1メモリ(3)と第2メモリ
(33)との動作不良を有しない2つのメモリを有する
半導体メモリを搭載した半導体メモリ搭載ボードが提供
される。
【0044】一方、第1メモリ(3)と第2メモリ(3
3)とのいずれかが動作不良を有する場合には、図5に
示されているように、第1配線(75−0〜75−7)
と第2配線(75−8〜75−15)とは、電気的に短
絡される。第1配線(75−0〜75−7)と第2配線
(75−8〜75−15)とは、電気的に短絡されるこ
とにより、第1メモリ(3)と第2メモリ(33)との
いずれが動作不良を有している場合にも、あたかも、動
作不良を有しない一つのメモリを有する半導体メモリを
搭載したのと同等な半導体メモリ搭載ボードが提供され
る。第1メモリ(3)と第2メモリ(33)のいずれが
動作不良を有するかに応じて、異なる半導体メモリ搭載
ボードを使用する必要がない。
【0045】本発明による半導体メモリの検査方法は、
本発明による半導体メモリ(100)を検査する方法で
ある。当該半導体メモリの検査方法は、図3に示されて
いるように、第1メモリ(3)に動作不良が含まれてい
るか否かを検査するステップ(S01)と、第1メモリ
(3)に動作不良が含まれる場合に、状態保持素子(1
2、12’、56)を第1状態に設定するステップ(S
02)とを具備する。
【0046】また、本発明による他の半導体メモリの検
査方法は、本発明による他の半導体メモリ(100)を
検査する方法である。当該半導体メモリの検査方法は、
図3に示されているように、第1メモリ(3)に動作不
良が含まれているか否かを検査するステップ(S01)
と、第1メモリ(3)に動作不良が含まれているか否か
に応答して、ヒューズ(12、12’)を溶断するステ
ップとを具備する。
【0047】また、本発明による更に他の半導体メモリ
の検査方法は、本発明による更に他の半導体メモリを検
査する方法である。当該半導体メモリの検査方法は、図
3に示されているように、第1メモリ(3)に動作不良
が含まれているか否かを検査するステップ(S01)
と、第1メモリ(3)に動作不良が含まれているか否か
に応答してヒューズ(12)に通電することにより、ヒ
ューズ(12)を溶断するステップ(S02)とを具備
する。
【0048】また、本発明による更に他の半導体メモリ
の検査方法は、本発明による更に他の半導体メモリを検
査する方法である。当該半導体メモリの検査方法は、図
3に示されているように、第1メモリ(3)に動作不良
が含まれているか否かを検査するステップ(S01)
と、第1メモリ(3)に動作不良が含まれているか否か
に応答して当該半導体メモリの外部からヒューズ溶断信
号(g)を入力するステップと、ヒューズ溶断信号
(g)に応答してヒューズ(12)に通電し、ヒューズ
(12)を溶断するステップとを具備する
【0049】また、本発明による更に他の半導体メモリ
の検査方法は、本発明による更に他の半導体メモリを検
査する方法である。当該半導体メモリの検査方法は、図
3に示されているように、第1メモリ(3)に動作不良
が含まれているか否かを検査するステップ(S01)
と、第1メモリ(3)に動作不良が含まれる場合に、状
態保持素子(12、12’、56)を第1状態に設定す
るステップ(S02)と、第2メモリ(33)に動作不
良が含まれているか否かを検査するステップ(S03)
と、第2メモリ(33)に動作不良が含まれる場合に、
第2状態保持素子(42)を第3状態に設定するステッ
プ(S04)とを具備する。
【0050】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明による半導体メモリについて詳細に説明する。
【0051】図1は、本発明による一実施の形態の半導
体メモリの構成を示す。図1を参照して、本実施の形態
の半導体メモリ100は、遮断信号生成回路1、スイッ
チ回路2、第1メモリブロック3、端子DQ0〜DQ7
及び端子LDQMを含む。第1メモリブロック3は、メ
モリサブブロック3−0〜3−7を含む。第1メモリブ
ロック3は、8個のメモリサブブロック3−0〜3−7
を含むパラレルメモリである。
【0052】但し、図1において、端子DQ3〜DQ6
と、メモリサブブロック3−3〜3−6は図示されてい
ない。また、スイッチ回路2のうち、端子DQ3〜DQ
6と第1メモリブロック3とを接続する部分も図示され
ていない。
【0053】遮断信号生成回路1はヒューズ12を含
む。ヒューズ12は、通電されることにより溶断され得
るヒューズである。第1メモリブロック3に含まれるメ
モリサブブロック3−0〜3−7のうち、少なくとも一
つ以上のメモリサブブロックが動作不良を有する場合、
ヒューズ12は溶断される。また、メモリサブブロック
3−0〜3−7のいずれも動作不良を有しない場合、ヒ
ューズ12は溶断されない。
【0054】その遮断信号生成回路1は、端子LDQM
に接続されている。端子LDQMからは、マスク信号a
が入力される。遮断信号生成回路1は、マスク信号a
と、ヒューズ12の状態とに応答して遮断信号bを生成
し、スイッチ回路2に出力する。
【0055】スイッチ回路2は、端子DQ0〜DQ7と
第1メモリブロック3との間に設けられる。スイッチ回
路2は、遮断信号bに応答して、第1メモリブロック3
と、端子DQ0〜DQ7とを接続し、又は、遮断する。
【0056】即ち、スイッチ回路2は、遮断信号bに応
答して、第1メモリブロック3のメモリサブブロック3
−0〜3−7と、端子DQ0〜DQ7とをそれぞれ接続
し、又は、遮断する。第1メモリブロック3は、スイッ
チ回路2が第1メモリブロック3と端子DQ0〜DQ7
とを接続しているとき、端子DQ0〜DQ7を介して外
部と信号を授受し、8個の入出力端子を有するパラレル
メモリとして動作する。
【0057】上述された遮断信号生成回路1は、更に、
ヒューズ12の状態に応じてメモリ停止信号cを生成
し、第1メモリブロック3に出力する。第1メモリブロ
ック3は、メモリ停止信号cに応答して、メモリとして
動作し、又は、その動作を停止する。
【0058】本実施の形態の半導体メモリ100は、更
に、遮断信号生成回路31、スイッチ回路32、第2メ
モリブロック33、端子UDQMを含む。第2メモリブ
ロック33は、メモリサブブロック33−8〜33−1
5を含む。第2メモリブロック23は、8個のメモリサ
ブブロック33−8〜33−15を含むパラレルメモリ
である。
【0059】但し、図1において、端子DQ11〜DQ
14と、メモリサブブロック33−11〜33−14は
図示されていない。また、スイッチ回路32のうち、端
子DQ11〜DQ14と第2メモリブロック33とを接
続する部分も図示されていない。
【0060】遮断信号生成回路31は、ヒューズ42を
含む。ヒューズ42は、通電されることにより溶断され
得るヒューズである。第2メモリブロック33に含まれ
るメモリサブブロック33−8〜33−15のうち、少
なくとも1つのメモリサブブロックが動作不良を有する
場合、ヒューズ42は溶断される。メモリサブブロック
33−8〜33−15のいずれも動作不良を有しない場
合ヒューズ42は溶断されない。
【0061】遮断信号生成回路31は、端子UDQMに
接続されている。端子UDQMには、マスク信号dが入
力される。遮断信号生成回路31は、マスク信号dと、
ヒューズ42の状態とに応じて遮断信号eを生成し、ス
イッチ回路32に出力する。
【0062】スイッチ回路32は、端子DQ8〜DQ1
5と第2メモリブロック33との間に設けられる。スイ
ッチ回路32は、遮断信号eに応答して、端子DQ8〜
DQ15と第2メモリブロック33とを接続し、又は、
遮断する。
【0063】即ち、スイッチ回路32は、遮断信号eに
応答して、第2メモリブロック33のメモリサブブロッ
ク33−8〜33−15と端子DQ8〜DQ15とをそ
れぞれ接続し、又は、遮断する。スイッチ回路32が第
2メモリブロック33と端子DQ8〜DQ15とを接続
しているとき、第2メモリブロック33は、端子DQ8
〜DQ15を介して外部と信号を授受し、8個の入出力
端子を有するパラレルメモリとして動作する。
【0064】前述された遮断信号生成回路31は、更
に、ヒューズ42の状態に応じてメモリ停止信号fを生
成し、第2メモリブロック33に出力する。第2メモリ
ブロック33は、メモリ停止信号fに応答して、メモリ
として動作し、又は、その動作を停止する。
【0065】続いて、本実施の形態の半導体メモリ10
0の各部を詳細に説明する。
【0066】まず、遮断信号生成回路1の構成を説明す
る。遮断信号生成回路1は、図1に示されているよう
に、抵抗器5、接地端子6、ANDゲート7、トランジ
スタ9、接地端子10、ヒューズ12、電源端子13、
インバータ14、トランジスタ16、及びNORゲート
17からなる。
【0067】遮断信号生成回路1は、端子NC1に接続
されている。その端子NC1は、遮断信号生成回路1の
ノード4を介して抵抗器5の一の端子に接続されてい
る。抵抗器5の他の端子は接地端子6に接続されてい
る。接地端子6は、接地電位に固定されている。
【0068】遮断信号生成回路1は、更に端子LDQM
に接続されている。端子LDQMは、ノード8を介して
ANDゲート7の一の入力端子に接続されている。ま
た、前述のノード4は、ANDゲート7の他の入力端子
に接続されている。ANDゲート7の出力端子は、トラ
ンジスタ9のゲートに接続されている。トランジスタ9
のソースは、接地端子10に接続されている。その接地
端子10は、接地電位に固定されている。
【0069】トランジスタ9のドレインは、ノード11
を介して、ヒューズ12の一の端子に接続されている。
ヒューズ12の他の端子は、電源端子13に接続されて
いる。電源端子13は、電源電位VCCに固定されてい
る。
【0070】前述のノード11は、更に、インバータ1
4の入力端子に接続されている。インバータ14は、ノ
ード15を介して、第1メモリブロック3にメモリ停止
信号cを出力する。
【0071】前述のノード11は、更に、トランジスタ
16のドレインに接続されている。トランジスタ16の
ソースは、接地端子10に接続されている。トランジス
タ16のゲートは、ノード15に接続されている。
【0072】遮断信号生成回路1は、更にNORゲート
17を含む。NORゲート17の入力端子には、前述の
ノード8と、ノード15とが接続されている。NORゲ
ート17は、その出力端子から遮断信号bを出力する。
遮断信号bは、スイッチ回路2に入力される。
【0073】続いて、スイッチ回路2の構成を説明す
る。スイッチ回路2は、図1に示されているように、ト
ライステートバッファ18−0〜18−7と、トライス
テートバッファ19−0〜19−7を含む。トライステ
ートバッファ18−0〜18−7の入力端子は、それぞ
れ、第1メモリブロック3のメモリサブブロック3−0
〜3−7に接続されている。トライステートバッファ1
8−0〜18−7の出力端子は、それぞれ端子DQ0〜
DQ−7に接続されている。
【0074】一方、トライステートバッファ19−0〜
19−7の入力端子は、それぞれDQ0〜DQ7に接続
されている。トライステートバッファ19−0〜19−
7の出力端子は、それぞれ、第1メモリブロック3のメ
モリサブブロック3−0〜3−7に接続されている。
【0075】トライステートバッファ18−0〜18−
7と、トライステートバッファ19−0〜19−7に
は、それぞれ遮断信号bが入力される。遮断信号bがH
ighレベルであるとき、トライステートバッファ18
−0〜18−7とトライステートバッファ19−0〜1
9−7とは、それぞれメモリサブブロック3−0〜3−
7と、端子DQ0〜DQ7とを接続する。遮断信号bが
Lowレベルであるとき、トライステートバッファ18
−0〜18−7とトライステートバッファ19−0〜1
9−7とは、それぞれメモリサブブロック3−0〜3−
7と、端子DQ0〜DQ7とを電気的に遮断し、端子D
Q0〜DQ7を開放状態(ハイインピーダンス状態)に
する。
【0076】続いて、遮断信号生成回路31の構成を以
下に説明する。遮断信号生成回路31の構成は、遮断信
号生成回路1の構成と同様である。遮断信号生成回路3
1は、図1に示されているように、抵抗器35、接地端
子36、ANDゲート37、トランジスタ39、接地端
子40、ヒューズ42、電源端子43、インバータ4
4、トランジスタ46、及びNORゲート47からな
る。
【0077】遮断信号生成回路31は、端子NC2に接
続されている。端子NC2は、遮断信号生成回路31の
ノード34を介して、抵抗器35の一の端子に接続され
ている。抵抗器35の他の端子は、接地端子36に接続
されている。接地端子36は、接地電位に固定されてい
る。
【0078】遮断信号生成回路31は、更に端子UDQ
Mに接続されている。端子UDQMは、遮断信号生成回
路31のノード38を介して、ANDゲート37の一の
入力端子に接続されている。前述のノード34は、AN
Dゲート37の他の入力端子に接続されている。AND
ゲート37の出力端子は、トランジスタ39のゲートに
接続されている。トランジスタ39のソースは、接地端
子40に接続されている。接地端子40は、接地電位に
固定されている。
【0079】トランジスタ39のドレインは、ノード4
1を介してヒューズ42の一の端子に接続されている。
ヒューズ42の他の端子は、電源端子43に接続されて
いる。電源端子43は電源電位(VCC)に固定されて
いる。ノード41は、更にインバータ44の入力端子に
接続されている。インバータ44の出力端子はノード4
5に接続されている。インバータ44は、ノード45を
介し、第2メモリブロック33にメモリ停止信号fを出
力する。
【0080】ノード41は、更にトランジスタ46のド
レインに接続する。トランジスタ46のソースは、接地
端子40に接続する。トランジスタ46のゲートは、ノ
ード45に接続する。
【0081】遮断信号生成回路31は、更にNORゲー
ト47を含む。NORゲート47の入力端子には、前述
のノード38と、前述のノード45とが接続する。NO
Rゲート47は、その出力端子から遮断信号eを出力す
る。遮断信号eは、スイッチ回路32に入力される。
【0082】続いて、スイッチ回路32の構成を説明す
る。スイッチ回路2は、トライステートバッファ48−
8〜48−15と、トライステートバッファ49−8〜
49−15を含む。トライステートバッファ48−8〜
48−15の入力端子は、それぞれ、第2メモリブロッ
ク33のメモリサブブロック33−8〜33−15に接
続されている。トライステートバッファ48−8〜48
−15の出力端子は、それぞれ端子DQ8〜DQ15に
接続されている。
【0083】一方、トライステートバッファ49−8〜
49−15の入力端子は、それぞれDQ8〜DQ15に
接続されている。トライステートバッファ49−8〜4
9−15の出力端子は、それぞれ、第2メモリブロック
33のメモリサブブロック33−8〜33−15に接続
されている。
【0084】トライステートバッファ48−8〜48−
15とトライステートバッファ49−8〜49−15と
には、それぞれ遮断信号eが入力される。遮断信号eが
Highレベルであるとき、トライステートバッファ4
8−8〜48−15とトライステートバッファ49−8
〜49−15とは、第2メモリブロック33に含まれる
メモリサブブロック33−8〜15と端子DQ8〜DQ
15とをそれぞれ接続する。また、遮断信号eがLow
レベルであるとき、トライステートバッファ48−8〜
48−15とトライステートバッファ49−8〜49−
15とは、メモリサブブロック33−8〜15と端子D
Q8〜DQ15とを電気的に遮断し、端子DQ8〜DQ
15を開放状態(ハイインピーダンス状態)にする。
【0085】続いて、本実施の形態の半導体メモリ10
0の動作を説明する。
【0086】本実施の形態の半導体メモリ100は、第
1メモリブロック3、第2メモリブロック33がいずれ
も動作不良を有しない場合、DQ0〜DQ15の16個
の入出力端子を有するパラレルメモリとして使用され
る。一方、本実施の形態の半導体メモリ100は、第1
メモリブロック3、第2メモリブロック33のいずれか
が動作不良を有する場合、DQ0〜DQ7、又は、DQ
8〜DQ15の8個の入出力端子を有するパラレルメモ
リとして使用される。
【0087】即ち、第1メモリブロック3、第2メモリ
ブロック33の一方が動作不良を有する場合、第1メモ
リブロック3、第2メモリブロック33がいずれも動作
不良を有しない場合の半分の容量を有するパラレルメモ
リとして使用される。
【0088】本実施の形態の半導体メモリ100は、第
1メモリブロック3、第2メモリブロック33がそれぞ
れ動作不良を有するか否かに応じて、それぞれヒューズ
12、42を溶断するか否かが定められる。本実施の形
態の半導体メモリ100は、ヒューズ12、42が溶断
されているか否かに応じて、DQ0〜DQ15の16個
の入出力端子を有するパラレルメモリとして動作し、又
は、DQ0〜DQ7若しくはDQ8〜DQ15の8個の
入出力端子を有するパラレルメモリとして動作する。
【0089】本実施の形態の半導体メモリ100は、第
1メモリブロック3が動作不良を有する場合、ヒューズ
12を溶断して使用される。ヒューズ12が溶断してい
る場合、遮断信号生成回路1は、マスク信号aに関わら
ず、遮断信号bをLowレベル(接地電位)にしてスイ
ッチ回路2に出力する。このときスイッチ回路2は、遮
断信号bがLowレベルであることに応じて、端子DQ
0〜DQ7と第1メモリブロック3とを遮断し、端子D
Q0〜DQ7を開放状態にする。
【0090】ヒューズ12が溶断している場合、本実施
の形態の半導体メモリ100は、端子DQ8〜DQ15
の8個の入出力端子を有するパラレルメモリとして動作
する。即ち、本実施の形態の半導体メモリは、第1メモ
リブロック3が動作不良を有する場合、端子DQ8〜D
Q15の8個の入出力端子を有するパラレルメモリとし
て再利用することができる。
【0091】このとき、前述の遮断信号生成回路1は、
ヒューズ12が溶断している場合、メモリ停止信号cを
Highレベル(電源電位)にして第1メモリブロック
3に出力する。第1メモリブロック3は、メモリ停止信
号cがHighレベルであることを検知してその動作を
停止する。従って、本実施の形態の半導体メモリ100
は、端子DQ8〜DQ15の8個の入出力端子を有する
パラレルメモリとして再利用される際、その消費電力を
低減することができる。
【0092】同様に、本実施の形態の半導体メモリ10
0は、第2メモリブロック33が動作不良を有する場
合、ヒューズ42を溶断して使用される。第2メモリブ
ロック33が動作不良を有する場合、第2メモリブロッ
ク33は、第1メモリブロックが動作不良を有する場合
と同様に、ヒューズ42が溶断されることにより端子D
Q8〜DQ15から切り離される。本実施の形態の半導
体メモリ100は、第2メモリブロック33が動作不良
を有する場合、端子DQ0〜DQ7の8個の入出力端子
を有するパラレルメモリとして再利用することができ
る。
【0093】更に、ヒューズ42が溶断されると、第2
メモリブロック33はその動作を停止する。従って、本
実施の形態の半導体メモリ100は、端子DQ0〜DQ
7の8個の入出力端子を有するパラレルメモリとして再
利用される際、その消費電力を低減することができる。
【0094】一方、本実施の形態の半導体メモリ100
は、第1メモリブロック3、第2メモリブロック33が
いずれも動作不良を有しない場合、ヒューズ12、42
のいずれも溶断せずに使用される。
【0095】ヒューズ12が接続しているとき、マスク
信号生成回路1は、マスク信号aに応答して、遮断信号
bをHighレベル又はLowレベルにして出力する。
スイッチ回路2は、遮断信号bに応じて第1メモリブロ
ック3と、端子DQ0〜DQ7とを接続し、又は、遮断
する。
【0096】ヒューズ12が接続しており、且つ、マス
ク信号aとしてLowレベルの信号が入力された時、マ
スク信号生成回路1は、遮断信号bとしてHighレベ
ルの電圧を出力する。このとき、遮断信号bがHigh
レベルであることに応答して、スイッチ回路2は、第1
メモリブロック3と、端子DQ0〜DQ7とを接続す
る。
【0097】一方、ヒューズ12が接続しており、且
つ、マスク信号aとしてHighレベルの信号が入力さ
れた時に、マスク信号生成回路1は、遮断信号bとして
Lowレベルの電圧を出力する。このとき、遮断信号b
がLowレベルであることに応答して、スイッチ回路2
は、第1メモリブロック3と、端子DQ0〜DQ7とを
遮断し、端子DQ0〜DQ7をハイインピーダンス状態
にする。
【0098】このように、ヒューズ12が接続している
場合、第1メモリブロック3は、マスク信号aに応答し
て、端子DQ0〜DQ7を介して信号を入出力すること
ができるパラレルメモリとして動作する。
【0099】同様に、ヒューズ42が接続している場
合、第2メモリブロック33は、マスク信号dに応答し
て、端子DQ8〜DQ15を介して信号を入出力するこ
とができるパラレルメモリとして動作する。
【0100】このように、本実施の形態の半導体メモリ
は、ヒューズ12、42のいずれも溶断されない場合、
16個の端子DQ0〜DQ15を有するパラレルメモリ
として動作する。このとき、第1メモリブロック3と第
2メモリブロック33には、それぞれマスク信号aとマ
スク信号dとに応答して信号が入出力される。
【0101】なお、本実施の形態において、遮断信号生
成回路1は、メモリ停止信号cを生成しないことも可能
である。このとき第1メモリブロック3は、ヒューズ1
2が溶断されたときも、その動作を停止しない。同様
に、遮断信号生成回路31は、メモリ停止信号fを生成
しないことも可能である。このとき第2メモリブロック
33は、ヒューズ42が溶断されたときも、その動作を
停止しない。かかる場合、本実施の形態の半導体メモリ
は、消費電力が多くなるが、回路構成は簡略化される。
【0102】また、本実施の形態において、第1メモリ
ブロック3が動作不良を有しない場合にヒューズ12が
溶断され、且つ、第1メモリブロック3が動作不良を有
する場合には、ヒューズ12が接続したままに保たれる
ことも可能である。この場合、遮断信号生成回路1の構
成が、適宜変更される。
【0103】同様に、第2メモリブロック33が動作不
良を有しない場合にヒューズ42が溶断され、且つ、第
2メモリブロック33が動作不良を有する場合には、ヒ
ューズ42が接続したままに保たれることも可能であ
る。この場合、遮断信号生成回路31の構成が、適宜変
更される。
【0104】但し、ヒューズ12、42を溶断すること
は、時間とコストを要する。また、第1メモリブロック
3及び第2メモリブロック33には、動作不良が含まれ
ない場合が多い。従って、本実施の形態のように、第1
メモリブロック3、第2メモリブロック33が動作不良
を有する場合にヒューズ12、42が溶断されること
は、ヒューズ12、42を溶断する頻度を減らし、もっ
て時間とコストとを節約できる観点から好適である。
【0105】本実施の形態の半導体メモリ100は、本
実施の形態の半導体メモリの検査方法により検査された
上で使用される。本実施の形態の半導体メモリ100
は、その検査結果に応じて、ヒューズ12又はヒューズ
42が溶断される。以下では、本実施の形態の半導体メ
モリの検査方法を説明する。
【0106】図2は、本実施の形態で使用される半導体
メモリの検査装置を示す。本実施の形態の半導体メモリ
の検査装置200は、検査部91と、ヒューズ溶断部9
2と、記憶装置93とを具備する。本実施の形態の半導
体メモリの検査装置200は、本実施の形態の半導体メ
モリ100を検査する。
【0107】図3は、本実施の形態の半導体メモリの検
査方法を示すフローチャートである。本実施の形態の半
導体メモリの検査方法を、ステップS01からステップ
S04に区分して説明する。
【0108】ステップS01:検査部91により、第1
メモリブロック3が検査される。第1メモリブロック3
が動作不良を有する場合、ステップS02が行われる。
第1メモリブロック3が動作不良を有しない場合、ステ
ップS02は実行されずに、ステップS03が行われ
る。
【0109】ステップS02:ヒューズ溶断部92によ
り、ヒューズ12が溶断される。ヒューズ溶断部92
は、端子LDQMからマスク信号aを、更に、端子NC
1からヒューズ溶断信号gを、いずれもHighレベル
にして半導体メモリ100に入力する。これにより、ト
ランジスタ9のゲートがHighレベルになり、トラン
ジスタ9が導通状態になる。トランジスタ9が導通状態
になるので、ヒューズ12は、電源端子13と接地端子
10とに接続され、ヒューズ12に通電される。ヒュー
ズ12に通電された結果、ヒューズ12が溶断する。
【0110】ヒューズ12が溶断されると、スイッチ回
路2は、端子DQ0〜DQ7と第1メモリブロック3と
を電気的に遮断し、端子DQ0〜DQ7は、外部からみ
て開放状態になる。ステップS02に続いて、ステップ
S03が行われる。
【0111】ステップS03:検査部91により、第2
メモリブロック33が検査される。第2メモリブロック
33が動作不良を有する場合、ステップS04が行われ
る。第2メモリブロック33が動作不良を有さない場
合、本実施の形態の半導体メモリ100の検査は終了す
る。
【0112】ステップS04:ヒューズ溶断部92によ
り、ヒューズ42が溶断される。ヒューズ溶断部92は
端子UDQMからマスク信号dを、更に、端子NC2か
らヒューズ溶断信号hを、いずれもHighレベルにし
て半導体メモリ100に入力する。これにより、トラン
ジスタ39のゲートがHighレベルになり、トランジ
スタ39が導通状態になる。ヒューズ42は、電源端子
43と接地端子40とに接続され、ヒューズ42に通電
される。ヒューズ42に通電された結果、ヒューズ42
が溶断する。
【0113】ヒューズ42が溶断されると、スイッチ回
路32は、端子DQ8〜DQ15と第2メモリブロック
33とを電気的に遮断し、端子DQ8〜DQ15は外部
からみて開放状態になる。本実施の形態の半導体メモリ
100の検査が終了する。
【0114】ステップS01からステップS04は、記
憶装置93に記憶されたプログラムに従って実行され
る。記憶装置93には、そのプログラムが記録された記
録媒体から、そのプログラムがインストールされる。
【0115】本実施の形態の半導体メモリの検査方法
は、本実施の形態の半導体メモリ100にパッケージン
グがなされた後に実行され得る。また、本実施の形態の
半導体メモリ100がボードに搭載された後に実行され
得る。なぜなら、端子LDQMと端子NC1にそれぞれ
マスク信号a及びヒューズ溶断信号gを入力し、又は、
端子UDQMと端子NC2にそれぞれマスク信号d及び
ヒューズ溶断信号hを入力することにより、電気的にヒ
ューズ12又はヒューズ42を溶断することができるか
らである。
【0116】続いて、本発明による一実施の形態の半導
体メモリ搭載ボードを説明する。本実施の形態の半導体
メモリ搭載ボードは、本実施の形態の半導体メモリ10
0を搭載する。
【0117】本実施の形態の半導体メモリ100は、そ
れに含まれるヒューズ12、42が溶断されているか否
かに応じて、異なる2種類のボードに搭載される。ここ
で、本実施の形態の半導体メモリ100のうち、ヒュー
ズ12、42のうちのいずれも溶断されていないもの
は、以後、半導体メモリ100aと記載する。また、本
実施の形態の半導体メモリ100のうち、ヒューズ1
2、42のうちのいずれか一方が溶断されたものは、以
後、半導体メモリ100bと記載する。
【0118】図4は、それに含まれるヒューズ12、4
2がいずれも溶断されていない半導体メモリ100aが
搭載された、本実施の形態の半導体メモリ搭載ボード3
00aを示す。その半導体メモリ搭載ボード300a
は、基板61を備えている。基板61には、搭載部62
が設けられている。搭載部62には、半導体メモリ10
0aが搭載される。半導体メモリ100aに含まれるヒ
ューズ12、42は、いずれも溶断されていない。
【0119】基板61には、配線63、配線64及び配
線65−0〜65−15が設けられる。配線63は、半
導体メモリ100aの端子LDQMに接続される。配線
64は、半導体メモリ100aの端子UDQMに接続さ
れる。配線65−0〜65−15は、それぞれ、半導体
メモリ100aの端子DQ0〜DQ15に接続される。
【0120】半導体メモリ搭載ボード300aには、更
に、ボード端子66−0〜66−15、67、68が設
けられている。ボード端子66−0〜66−15、6
7、68は、それぞれ、配線65−0〜65−15、6
3、64に接続されている。
【0121】ボード端子66−0〜66−15は、それ
ぞれ、半導体メモリ100aの端子DQ0〜DQ15に
接続される。従って、半導体メモリ搭載ボード300a
に搭載された半導体メモリ100aは、ボード端子66
−0〜66−15を介して、端子DQ0〜DQ15に信
号を入力し、又は、端子DQ0〜DQ15からの信号を
出力することができる。半導体メモリ搭載ボード300
aに搭載された半導体メモリ100aは、ボード端子6
6−0〜66−15を介して信号を入出力することが可
能な、16個の入出力端子を有するパラレルメモリとし
て動作する。
【0122】一方、図5は、それに含まれるヒューズ1
2、42のうちの一方が溶断されている半導体メモリ1
00bが搭載された、本実施の形態の半導体メモリ搭載
ボード300bを示す。その半導体メモリ搭載ボード3
00bは、基板71を備えている。基板71には、搭載
部72が設けられている。搭載部72には、半導体メモ
リ100bが搭載されている。その半導体メモリ100
bに含まれるヒューズ12、42のうちの一方は、溶断
されている。
【0123】基板71には、配線73、配線74及び配
線75−0〜75−15が設けられる。配線73は、半
導体メモリ100bの端子LDQMに接続される。配線
74は、端子UDQMに接続する。配線75−0〜75
−15は、それぞれ端子DQ0〜DQ15に接続する。
【0124】配線75−0は、配線75−15と短絡す
る。配線75−1は、配線75−14と短絡する。以
下、同様に、配線75−iは、配線75−(15−i)
と短絡する。但し、iは、0以上7以下の整数である。
【0125】半導体メモリ搭載ボード300bは、更
に、ボード端子76−0〜76−7を含む。ボード端子
76−0〜76−7は、それぞれ配線75−0〜75−
7に接続する。
【0126】半導体メモリ100bのヒューズ12が溶
断された場合、半導体メモリ100bは、第2メモリブ
ロック33のみを有する半導体メモリとして動作する。
このとき、端子DQ8〜DQ15を介して、第2メモリ
ブロック33は外部に信号を出力し、又は、外部から信
号を入力される。
【0127】端子DQ8〜DQ15は、それぞれ配線7
5−8〜75−15と配線75−7〜75−0を介し
て、ボード端子76−0〜76−7に接続する。従っ
て、半導体メモリ搭載ボード300bに搭載された半導
体メモリ100bは、半導体メモリ100bのヒューズ
12が溶断された場合、ボード端子76−0〜76−7
を介して、第2メモリブロック33に信号を入力し、又
は、第2メモリブロック33からの信号を出力すること
ができる。
【0128】即ち、半導体メモリ100bのヒューズ1
2が溶断された場合、半導体メモリ搭載ボード300b
に搭載された半導体メモリ100bは、ボード端子76
−0〜76−7を介して信号をパラレルに入出力するこ
とができる8個の入出力端子を有するパラレルメモリと
して動作する。
【0129】一方、半導体メモリ100bのヒューズ4
2が溶断された場合、半導体メモリ100bは、第1メ
モリブロック3のみを有する半導体メモリとして動作す
る。このとき、端子DQ0〜DQ7を介して、第1メモ
リブロック3は外部に信号を出力し、又は、外部から信
号を入力される。
【0130】端子DQ0〜DQ7は、それぞれ配線75
−0〜75−7を介してボード端子76−0〜76−7
に接続する。従って、半導体メモリ搭載ボード300b
に搭載された半導体メモリ100bは、半導体メモリ1
00bのヒューズ42が溶断された場合、ボード端子7
6−0〜76−7を介して第1メモリブロック3に信号
を入力し、又は、第1メモリブロック3からの信号を出
力することができる。
【0131】即ち、半導体メモリ100bのヒューズ4
2が溶断された場合、半導体メモリ搭載ボード300b
に搭載された半導体メモリ100bは、ボード端子76
−0〜76−7を介して信号をパラレルに入出力するこ
とができる、8個の入出力端子を有するパラレルメモリ
として動作する。
【0132】このように、半導体メモリ搭載ボード30
0bに搭載された半導体メモリ100bは、第1メモリ
ブロック3と、第2メモリブロック33のうちのいずれ
に動作不良が含まれる場合でも、ボード端子76−0〜
76−7から信号が入出力される、8個の入出力端子を
有するパラレルメモリとして動作する。
【0133】即ち、半導体メモリ搭載ボード300bに
搭載された半導体メモリ100bは、半導体メモリ搭載
ボード300aに搭載された半導体メモリ100aの半
分の容量を有するパラレルメモリとして動作することが
可能である。
【0134】変形例1:ヒューズ12、42のいずれか
一方が溶断されている半導体メモリ100bが搭載され
る半導体メモリ搭載ボード300bにおいて、図6で示
されている半導体メモリ400が、半導体メモリ100
bの代わりに搭載部72に搭載されることが可能であ
る。
【0135】半導体メモリ400は、図6に示されてい
るように、半導体メモリ100(100b)から遮断信
号生成回路31と、スイッチ回路32と、第2メモリブ
ロック33とが、取り除かれたのと同一の構成を有す
る。この半導体メモリ400の第1メモリブロック3
は、動作不良を有しないことが必要である。半導体メモ
リ400は、動作不良を有さず、且つ、DQ0〜DQ7
の8個の入出力端子を有するパラレルメモリである。
【0136】図7は、半導体メモリ100bの代わりに
半導体メモリ400が搭載された、本実施の形態の半導
体メモリ搭載ボードを示す300bを示す。
【0137】以下、半導体メモリ400が搭載された搭
載部72は、搭載部72’と記載する。また、配線7
3、配線74、配線75−0〜75−15、ボード端子
76−0〜76−7のうち、搭載部72’に対応して設
けられている配線73、配線74、配線75−0〜75
−15、ボード端子76−0〜76−7は、以下それぞ
れ、配線73’、配線74’、配線75−0’〜75−
15’ 、ボード端子76−0’〜76−7’と記載す
る。
【0138】半導体メモリ400が搭載部72’に搭載
されたとき、配線73’は、半導体メモリ400の端子
LDQMに接続する。このとき、半導体メモリ400の
端子DQ0〜DQ7は、配線75−0’〜75−7’に
それぞれ接続する。
【0139】半導体メモリ400が搭載部72’に搭載
されたとき、半導体メモリ400の端子DQ0〜DQ7
は、それぞれ、配線75−0’〜75−7’を介して、
ボード端子76−0’〜76−7’に接続する。半導体
メモリ400が搭載部72’に搭載されたとき、半導体
メモリ400は、DQ0〜DQ7の8個の入出力端子を
有するパラレルメモリとして動作する。
【0140】このように、半導体メモリ400は、ヒュ
ーズ12、42の一方が溶断されている半導体メモリ1
00bと同一の半導体メモリ搭載ボード300bに搭載
することが可能である。
【0141】半導体メモリ400は、半導体メモリ10
0aに比較して半分の容量しか有さない。従って、通
常、半導体メモリ400の歩留は、半導体メモリ100
aの歩留よりも高い。かかる半導体メモリ400と半導
体メモリ100bとを併用することにより、第1メモリ
ブロック3と第2メモリブロック33のいずれか一方に
動作不良を有するメモリ半導体メモリ100bを、より
効率良く再利用することができる。
【0142】変形例2:本実施の形態の変形例1におい
て、図13に示されているように、半導体メモリ400
の端子の配置は変更され得る。このとき、半導体メモリ
搭載ボード300bの配線75−0〜75−15の配置
は、半導体メモリ400の端子の配置に応答して変更さ
れる。以後、配線の配置が変更された半導体装置搭載ボ
ード300bは、半導体メモリ搭載ボード300b’と
記載する。また、端子の配置が変更された半導体メモリ
400は、以後、半導体メモリ400’と記載する。半
導体メモリ400’は、動作不良を有さず、且つ、DQ
0〜DQ7の8個の入出力端子を有するパラレルメモリ
である。
【0143】図13は、半導体メモリ100bと、端子
の配置が変更された半導体メモリ400’が搭載された
半導体メモリ搭載ボード300b’を示す。
【0144】半導体メモリ搭載ボード300b’は、基
板81を備えている。その基板81には、搭載部82a
と搭載部82bとが設けられている。基板81には、更
に、配線83−0〜83−15が設けられている。配線
83−0〜83−7には、ボード端子84−0〜84−
7が接続する。
【0145】搭載部82aと搭載部82bには、半導体
メモリ100bと、半導体メモリ400’のいずれかが
搭載される。本実施の形態では、搭載部82aに半導体
メモリ100bが搭載され、搭載部82bには、半導体
メモリ400’が搭載されている。
【0146】半導体メモリ100bの端子DQ0〜DQ
15は、それぞれ配線83−0〜83−15に接続す
る。このとき、端子DQ8〜端子DQ15は、それぞれ
配線83−8〜83−15を介して、それぞれ配線83
−6、83−7、83−4、83−5、83−2、83
−3、83−0、83−1に接続する。半導体メモリ1
00bの端子DQ8〜端子DQ15は、それぞれ、ボー
ド端子84−6、84−7、84−4、84−5、84
−2、84−3、84−0、84−1に接続することに
なる。
【0147】半導体メモリ100bのヒューズ12が溶
断され、半導体メモリ100bが、端子DQ8〜端子D
Q15から信号を入出力するパラレルメモリとして使用
される場合、端子DQ8〜端子DQ15には、それぞれ
ボード端子84−6、84−7、84−4、84−5、
84−2、84−3、84−0、84−1を介して信号
が入出力される。
【0148】一方、半導体メモリ100bのヒューズ4
2が溶断され、半導体メモリ100bが、端子DQ0〜
端子DQ7から信号を入出力するパラレルメモリとして
使用される場合、端子DQ0〜端子DQ7には、それぞ
れ、ボード端子86−0から86−7を介して、信号を
入出力される。
【0149】このように、本変形例の半導体装置搭載ボ
ード300b’に半導体メモリ100bが搭載された場
合、その半導体メモリ100bは、ヒューズ12、42
のいずれが溶断されていても、端子DQ0〜DQ7又は
端子DQ8〜DQ15を介して信号を入出力する8個の
入出力端子を有するパラレルメモリとして動作する。
【0150】一方、半導体メモリ400’の端子DQ0
〜DQ3には、それぞれ、配線83−0、83−2、8
3−4、83−6が接続する。半導体メモリ400’の
端子DQ0〜DQ3は、それぞれ配線83−0、83−
2、83−4、83−6を介してボード端子84−0、
84−2、84−4、84−6に接続する。
【0151】半導体メモリ400’の端子DQ4は、配
線83−9、配線83−7を介してボード端子84−7
に接続する。半導体メモリ400’の端子DQ5は、配
線83−11と配線83−5とを介してボード端子84
−5に接続する。半導体メモリ400’の端子DQ6
は、配線83−13と配線83−3を介してボード端子
84−3に接続する。半導体メモリ400’の端子DQ
7は、配線83−15と配線83−1とを介してボード
端子84−1に接続する。
【0152】このように、本変形例の半導体装置搭載ボ
ード300b’に半導体メモリ1400’が搭載された
場合、半導体メモリ400’の端子DQ0〜DQ7のそ
れぞれは、それぞれ、ボード端子84−0、84−2、
84−4、84−6、84−7、84−5、84−3、
84−1に接続する。即ち、半導体メモリ400’は、
ボード端子84−0〜84−7を介して信号を入出力さ
れる、8個の入出力端子を有するパラレルメモリとして
動作し得る。
【0153】以上に説明されたように、本変形例の半導
体メモリ400’は、ヒューズ12、42の一方が溶断
されている本変形例の半導体メモリ100bと同一の半
導体メモリ搭載ボード300b’に搭載することが可能
である。
【0154】本変形例の半導体メモリ400’と半導体
メモリ100bとを併用することにより、変形例1と同
様に、第1メモリブロック3と第2メモリブロック33
のいずれか一方に動作不良を有するメモリ半導体メモリ
100bを、より効率良く再利用することができる。
【0155】変形例3:本実施の形態において、遮断信
号生成回路1は、図8に示されている遮断信号生成回路
1’に置換されることが可能である。
【0156】遮断信号生成回路1’は、図8に示されて
いるように、電源端子13’を含む。電源端子13’は
電源電位に固定される。電源端子13’は、ヒューズ1
2’の一の端子に接続する。ヒューズ12’は、レーザ
ートリマーにより溶断することが可能なヒューズであ
る。ヒューズ12’の他の端子は、ノード11’に接続
する。ノード11’は、インバータ14’の入力端子に
接続する。
【0157】インバータ14’の出力端子は、ノード1
5’に接続する。インバータ14’は、ノード15’を
介してメモリ停止信号cを出力する。ノード15’は、
トランジスタ16’のゲートに接続する。トランジスタ
16’のドレインは、ノード11’に接続する。トラン
ジスタ16’のソースは、接地端子10’に接続する。
接地端子10’は、接地電位に固定される。
【0158】ノード15’は、NORゲート17’の一
の入力端子に接続する。NORゲート17’の他の入力
端子には、端子LDQMが接続する。NORゲート1
6’は、遮断信号bを出力する。
【0159】本実施の形態において、遮断信号生成回路
1が遮断信号生成回路1’に置換された場合、ヒューズ
12’の切断は、レーザートリマーによりレーザ光をヒ
ューズ12’に照射することにより行われる。ヒューズ
12’の切断に関する動作以外の遮断信号生成回路1’
の動作は、遮断信号生成回路1の動作と同様である。
【0160】本変形例による半導体メモリの遮断信号生
成回路1’の構成は、遮断信号生成回路1の構成よりも
簡略である。
【0161】また、本実施の形態において、遮断信号生
成回路31も、遮断信号生成回路1’に置換されること
が可能である。この場合、インバータ14’は、メモリ
停止信号cの代わりに、メモリ停止信号fを出力する。
更に、NORゲート17’の入力端子には、端子LDQ
Mの代わりに端子UDQMが接続する。更に、NORゲ
ート17’は、遮断信号bの代わりに遮断信号eを出力
する。
【0162】変形例4:本実施の形態において、遮断信
号生成回路1は、図9に示されている遮断信号生成回路
1’’に置換されることが可能である。遮断信号生成回
路1’’は、図9に示されているように、制御回路54
を備えている。制御回路54は、端子NC1に接続す
る。制御回路54は、ノード55に接続する。ノード5
5は、1Tr型強誘電体不揮発性メモリ56のドレイン
に接続する。
【0163】制御回路54は、更にノード57に接続す
る。ノード57は、1Tr型強誘電体不揮発性メモリ5
6のコントロールゲートに接続する。1Tr強誘電体不
揮発性メモリ56のソースは、ノード11’’に接続す
る。ノード11’’は、インバータ14’’の入力端子
に接続する。インバータ14’’の出力端子は、ノード
15’’に接続する。インバータ14’’は、ノード1
5’’を介してメモリ停止信号cを出力する。ノード1
5’’は、トランジスタ16’’のゲートに接続する。
トランジスタ16’’のドレインは、ノード11’に接
続する。トランジスタ16’’のソースは、接地端子1
0’’に接続する。接地端子10’’は、接地電位に固
定される。
【0164】ノード15’’は、NORゲート17’’
の入力端子に接続する。NORゲート17’’の他の入
力端子は、端子LDQMに接続する。NORゲート1
7’’は、遮断信号bを出力する。
【0165】本実施の形態の半導体メモリにおいて、遮
断信号生成回路1が遮断信号生成回路1’’に置換され
た場合の動作を説明する。このとき、ヒューズ12の切
断の代わりに、1Tr型強誘電体不揮発性メモリ56へ
のデータ書込みが行われる。
【0166】本実施の形態の半導体メモリの検査方法の
ステップS01において、第1メモリブロック3が検査
された結果、第1メモリブロック3が動作不良を有する
ことが判明したとする。この場合、ステップS02にお
いて、ヒューズ12を切断する代わりに1Tr型強誘電
体不揮発性メモリ56が遮断状態になるように、1Tr
型強誘電体不揮発性メモリ56に書込みが行われる。1
Tr型強誘電体不揮発性メモリ56が遮断状態になるこ
とは、1Tr型強誘電体不揮発性メモリ56に”0”を
書き込むことに相当する。
【0167】本実施の形態の半導体メモリが使用される
際、制御回路54は、ノード55をHighレベルに設
定する。従って、遮断信号生成回路1’’は、1Tr型
強誘電体不揮発性メモリ56が遮断状態になった場合、
遮断信号生成回路1のヒューズ12が切断された場合と
同様の動作を行う。
【0168】一方、本実施の形態の半導体メモリの検査
方法のステップS01において、第1メモリブロック3
が検査された結果、第1メモリブロック3が動作不良を
有しないことが判明したとする。この場合、1Tr型強
誘電体不揮発性メモリ56が導通状態になるように、1
Tr型強誘電体不揮発性メモリ56に書込みが行われ
る。1Tr型強誘電体不揮発性メモリ56が導通状態に
なることは、1Tr型強誘電体不揮発性メモリ56に”
1”を書き込むことに相当する。
【0169】本実施の形態の半導体メモリが使用される
際、制御回路54は、ノード55をHighレベルに設
定する。従って、遮断信号生成回路1’’は、1Tr型
強誘電体不揮発性メモリ56が導通状態になった場合、
遮断信号生成回路1のヒューズ12が接続している場合
と同様の動作を行う。
【0170】1Tr型強誘電体不揮発性メモリ56は、
導通状態から遮断状態への変更、又は、遮断状態から導
通状態への変更を何度でも行うことができる。1Tr型
強誘電体不揮発性メモリ56を使用した遮断信号生成回
路1’’は、当該半導体メモリを再利用する際の自由度
を高くすることができる。
【0171】なお、1Tr型強誘電体不揮発性メモリ5
6は、1ビットのEEPROM(Electrical
ly Erasable Programable R
ead Only Memory)に置換されることも
可能である。また、遮断信号生成回路1’’は、1T1
C型強誘電体メモリや、2T2C型強誘電体メモリを含
む構成に変更されることが可能である。
【0172】変形例5:本実施の形態の半導体メモリに
おいて、図10に示されているように、更に接続回路5
7、ORゲート58が設けられることが可能である。な
お、図10において、スイッチ回路2、32の構成は、
図1に示されているものと同様であるため、その構成の
詳細は図示されていない。
【0173】ORゲート58は、メモリ停止信号cと、
メモリ停止信号fの論理和をとって、接続回路57に出
力する。接続回路57は、メモリ停止信号cと、メモリ
停止信号fとのうちの少なくともいずれか一方がHig
hレベルにあるとき、接続回路57は、端子DQ0と端
子DQ15、端子DQ1と端子DQ14、端子DQ1と
端子DQ14、端子DQ2と端子DQ13、端子DQ3
と端子DQ12、端子DQ4と端子DQ11、端子DQ
5と端子DQ10、端子DQ6と端子DQ19、及び端
子DQ7と端子DQ8とを電気的に接続する。
【0174】一方、メモリ停止信号cと、メモリ停止信
号fの両方がLowレベルにあるとき、接続回路57
は、端子DQ0〜DQ7と、端子DQ8〜DQ15とを
電気的に遮断する。
【0175】メモリ停止信号cは、ヒューズ12が溶断
されたときHighレベルになる。メモリ停止信号f
は、ヒューズ42が溶断されたときHighレベルにな
る。従って、ヒューズ12、ヒューズ42のうちの少な
くとも一方が溶断されたとき、端子DQ0〜DQ7は、
それぞれ、端子DQ15〜DQ8と電気的に接続するこ
とになる。
【0176】本実施の形態の変形例5の半導体メモリ1
00’は、図11に示されている半導体搭載ボード30
0a’に搭載されて使用される。その半導体搭載ボード
300a’は、図11に示されているように、基板6
1’を備えている。基板61’には、搭載部62’が設
けられている。
【0177】基板61’には、配線63’、64’、6
5−0’〜65−15’が設けられる。配線63’、6
4’、65−0’〜65−15’には、それぞれボード
端子67’、68’、66−0’〜66−15’が接続
する。
【0178】搭載部62’には、半導体メモリ100’
が搭載される。半導体メモリ100’に含まれるヒュー
ズ12、42は、溶断されていても、溶断されていなく
てもよい。配線63’は、半導体メモリ100’に含ま
れる端子LDQMに接続する。配線64’は、半導体メ
モリ100’に含まれる端子UDQMに接続する。配線
65−0’〜65−15’は、それぞれ半導体メモリ1
00’に含まれる端子DQ0〜DQ15に接続する。
【0179】半導体メモリ100’の第1メモリブロッ
ク3と第2メモリブロック33のいずれもが動作不良を
有さず、ヒューズ12、42のいずれもが溶断されてい
ないときは、半導体メモリ100’の端子DQ0〜DQ
7と、端子DQ8〜DQ15は、遮断される。半導体メ
モリ100’は、端子DQ0〜DQ15の16個の入出
力端子を有するパラレルメモリとして動作する。その端
子DQ0〜DQ15には、ボード端子66−0’〜66
−15’を介して信号を入出力することができる。
【0180】一方、半導体メモリ100’の第1メモリ
ブロック3と第2メモリブロック33の一方が動作不良
を有し、ヒューズ12、42の一方が溶断されていると
きは、半導体メモリ100’の端子DQ0〜DQ7は、
それぞれ、端子DQ8〜DQ15と接続される。
【0181】このとき、半導体メモリ100’は、端子
DQ0〜DQ7の8個の入出力端子を有するパラレルメ
モリとして動作する。その端子DQ0〜DQ7には、ボ
ード端子66−0’〜66−7’を介して信号を入出力
することができる。ここで、ヒューズ12、42の一方
が溶断されているとき、端子DQ8〜DQ15に現れる
信号は、端子DQ0〜DQ7に現れる信号と同じであ
る。半導体メモリ100’は、端子DQ8〜DQ15を
入出力端子として使用することもできる。
【0182】このように、本変形例の半導体装置10
0’は、ヒューズ12又は42が溶断されていても、溶
断されていなくても、共通の半導体搭載ボード300
a’に搭載可能である。
【0183】
【発明の効果】本発明により、動作不良を有する半導体
メモリが、より有効に再利用される。
【0184】また、本発明により、動作不良を有する半
導体メモリがボードに搭載される場合に、ボードの配線
を動作不良が存在する部位に応じて変更する必要がない
半導体メモリ及び半導体メモリを搭載するボードが提供
される。
【0185】また、本発明により、パッケージングされ
た後、又は、ボードに搭載された後に動作不良を有する
ことが見出された半導体メモリが、有効に再利用され得
る構成を有する半導体メモリ及び半導体メモリを搭載す
るボードが提供される。
【0186】また、本発明により、動作不良を有する半
導体メモリが再利用された場合に、その半導体メモリの
消費電力が低減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一実施の形態の半導体メモリの構
成を示す図である。
【図2】一実施の形態の半導体メモリの検査装置の構成
を示す図である。
【図3】一実施の形態の半導体メモリの検査方法を示す
フローチャートである。
【図4】一実施の形態の半導体メモリ搭載ボード300
aの構成を示す図である。
【図5】一実施の形態の他の半導体メモリ搭載ボード3
00bの構成を示す図である。
【図6】一実施の形態の変形例1の半導体メモリ搭載ボ
ード300bであって、半導体メモリ400が搭載され
た場合の半導体メモリ搭載ボード300bの構成を示す
図である。
【図7】半導体メモリ400の構成を示す図である。
【図8】一実施の形態の変形例3の半導体メモリに含ま
れる遮断信号生成回路1’の構成を示す図である。
【図9】一実施の形態の変形例4の半導体メモリに含ま
れる遮断信号生成回路1’’の構成を示す図である。
【図10】一実施の形態の変形例5の半導体メモリの構
成を示す図である。
【図11】一実施の形態の変形例5の半導体メモリ搭載
ボード300a’の構成を示す図である。
【図12】従来の欠陥DRAMの再生方法において使用
される半導体回路の構成を示す図である。
【図13】一実施の形態の変形例2の半導体メモリ搭載
ボード300b’の構成を示す図である。
【符号の説明】
1、31:遮断信号生成回路 2、32:スイッチ回路 3、33:メモリブロック 12、42:ヒューズ DQ0〜DQ15:端子

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1メモリと、 前記第1メモリに接続する遮断回路と、 前記遮断回路に接続し、且つ、当該半導体メモリの外部
    と信号を授受するための外部端子と、 前記第1メモリと一体に形成された第2メモリとを具備
    し、 前記遮断回路は、前記第1メモリが動作不良を有すると
    き、前記外部端子と前記第1メモリとを電気的に遮断す
    る半導体メモリ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記遮断回路は、前記第1メモリが動作不良を有しない
    とき、当該半導体メモリの外部から入力されるマスク信
    号に応答して前記第1メモリと前記外部端子とを電気的
    に接続する半導体メモリ。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 前記外部端子は、前記第1メモリが動作不良を有すると
    き、当該半導体メモリの外部からみてハイインピーダン
    ス状態をとる半導体メモリ。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 前記第1メモリは、前記第1メモリが動作不良を有する
    とき、動作を停止する半導体メモリ。
  5. 【請求項5】 請求項1において、 前記遮断回路は、状態保持素子を含み、 前記状態保持素子は、前記第1メモリが動作不良を有す
    るとき、第1状態を保持し、且つ、前記第1メモリが動
    作不良を有しないとき、第2状態を保持し、 前記遮断回路は、前記状態保持素子が前記第1状態を保
    持することに応答して、前記第1メモリと前記外部端子
    とを電気的に遮断する半導体メモリ。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 前記遮断回路は、前記状態保持素子が前記第2状態を保
    持するとき、当該半導体メモリの外部から入力されるマ
    スク信号に応答して前記第1メモリと前記外部端子とを
    接続する半導体メモリ。
  7. 【請求項7】 請求項5において、 前記状態保持素子は、ヒューズを含み、 前記第1状態は、前記ヒューズが溶断した状態であり、 前記第2状態は、前記ヒューズが溶断していない状態で
    ある半導体メモリ。
  8. 【請求項8】 請求項5において、 前記状態保持素子は、ヒューズを含み、 前記第1状態は、前記ヒューズが溶断していない状態で
    あり、 前記第2状態は、前記ヒューズが溶断した状態である半
    導体メモリ。
  9. 【請求項9】 請求項7又は請求項8において、 前記遮断回路は、ヒューズ溶断回路を更に含み、 前記ヒューズ溶断回路は、前記ヒューズに通電すること
    により前記ヒューズを溶断する半導体メモリ。
  10. 【請求項10】 請求項9において、 前記ヒューズ溶断回路は、前記第1メモリが動作不良を
    有するか有しないかに基づいて当該半導体メモリの外部
    から前記ヒューズ溶断回路に入力されるヒューズ溶断信
    号に応答して、前記ヒューズを溶断する半導体メモリ。
  11. 【請求項11】 請求項7又は請求項8において、 前記ヒューズは、レーザ光の照射により溶断され得る半
    導体メモリ。
  12. 【請求項12】 請求項5において、 前記状態保持素子は、不揮発性メモリを含み、 前記第1状態は、前記不揮発性メモリが第1論理を記憶
    した状態であり、 前記第2状態は、前記不揮発性メモリが第2論理を記憶
    した状態である半導体メモリ。
  13. 【請求項13】 請求項5において、 前記第2メモリに接続する第2遮断回路と、 前記第2遮断回路に接続し、且つ、当該半導体メモリの
    外部と信号を授受するための第2外部端子とを更に具備
    し、 前記第2遮断回路は、前記第2メモリが動作不良を有す
    るとき、前記第2外部端子と前記第2メモリとを電気的
    に遮断する半導体メモリ。
  14. 【請求項14】 請求項13において、 前記第2遮断回路は、第2状態保持素子を含み、 前記第2状態保持素子は、前記第2メモリが動作不良を
    有するとき、第3状態を保持し、且つ、前記第2メモリ
    が動作不良を有しないとき、第4状態を保持し、 前記第2遮断回路は、前記第2状態保持素子が前記第3
    状態を保持することに応答して、前記第2メモリと、前
    記第2外部端子とを電気的に遮断する半導体メモリ。
  15. 【請求項15】 請求項14において、 前記第2遮断回路は、前記第2状態保持素子が前記第4
    状態を保持するとき、 当該半導体メモリの外部から入力される第2マスク信号
    に応答して前記第2メモリと、前記第2外部端子とを電
    気的に接続する半導体メモリ。
  16. 【請求項16】 請求項13において、 端子接続回路を更に具備し、 前記端子接続回路は、前記状態保持素子が前記第1状態
    を保持する場合又は前記第2状態保持素子が前記第3状
    態を保持する場合に、前記外部端子と前記第2外部端子
    とを電気的に接続する半導体メモリ。
  17. 【請求項17】 第1メモリと、 前記第1メモリに接続するスイッチ回路と、 前記スイッチ回路に接続する外部端子と、 ヒューズを含む遮断信号生成回路と、 前記第1メモリと一体に形成された第2メモリとを具備
    し、 前記遮断信号生成回路は、前記ヒューズが溶断している
    か否かに応じて、前記スイッチ回路に、遮断信号を出力
    し、 前記スイッチ回路は、前記遮断信号に応答して、前記ヒ
    ューズが溶断している場合に前記第1メモリと前記外部
    端子とを電気的に遮断する半導体メモリ。
  18. 【請求項18】 請求項17において、 前記ヒューズは、前記第1メモリが動作不良を有すると
    き溶断され、且つ、前記第1メモリが動作不良を有しな
    いとき溶断されない半導体メモリ。
  19. 【請求項19】 請求項17において、 前記遮断信号生成回路は、前記ヒューズが溶断されてな
    いとき、当該半導体メモリの外部から入力されるマスク
    信号に応答して、前記遮断信号を出力し、 前記スイッチ回路は、前記ヒューズが溶断されてないと
    き、前記マスク信号に応答して、前記第1メモリと前記
    外部端子とを電気的に接続する半導体メモリ。
  20. 【請求項20】 請求項17において、 前記第2メモリに接続する第2スイッチ回路と、 前記第2スイッチ回路に接続する第2外部端子と、 第2ヒューズを含む第2遮断信号生成回路とを更に具備
    し、 前記第2遮断信号生成回路は、前記第2ヒューズが溶断
    しているか否かに応じて、前記第2スイッチ回路に、第
    2遮断信号を出力し、 前記第2スイッチ回路は、前記第2遮断信号に応答し
    て、前記第2ヒューズが溶断している場合に前記第2メ
    モリと前記第2外部端子とを電気的に遮断する半導体メ
    モリ。
  21. 【請求項21】 請求項20において、 前記第2ヒューズは、前記第2メモリが動作不良を有す
    るとき、溶断され、且つ、前記第2メモリが動作不良を
    有しないとき、溶断されない半導体メモリ。
  22. 【請求項22】 請求項20において、 前記第2遮断信号生成回路は、前記第2ヒューズが溶断
    されてないとき、当該半導体メモリの外部から入力され
    る第2マスク信号に応答して、前記第2遮断信号を出力
    し、 前記第2スイッチ回路は、前記第2ヒューズが溶断され
    てないとき、前記第2マスク信号に応答して、前記第2
    メモリと前記第2外部端子とを電気的に接続する半導体
    メモリ。
  23. 【請求項23】 基板と、 請求項1から請求項22のいずれかに記載された半導体
    メモリと、ここで前記半導体メモリは、前記基板に設け
    られ、 前記基板に設けられ、且つ、動作不良を有しない第2半
    導体メモリとを具備する半導体メモリ搭載ボード。
  24. 【請求項24】 基板と、 請求項13から請求項16又は請求項20から請求項2
    2のいずれかに記載された半導体メモリと、ここで前記
    半導体メモリは、前記基板に設けられ、 前記基板に設けられた第1配線と、 前記基板に設けられた第2配線とを具備し、 前記第1配線は、前記外部端子に接続し、 前記第2配線は、前記第2外部端子に接続する半導体メ
    モリ搭載ボード。
  25. 【請求項25】 請求項24において、 前記第1配線と前記第2配線とは、電気的に短絡する半
    導体メモリ搭載ボード。
  26. 【請求項26】 請求項25において、 前記基板に設けられ、且つ、動作不良を有しない第2半
    導体メモリを更に具備する半導体メモリ搭載ボード。
  27. 【請求項27】 請求項1から請求項22までのうちの
    いずれか一の請求項に記載された半導体メモリを検査す
    る方法であって、 前記第1メモリに動作不良が含まれているか否かを検査
    するステップと、 前記第1メモリに動作不良が含まれる場合に、前記状態
    保持素子を前記第1状態に設定するステップとを具備す
    る半導体メモリの検査方法。
  28. 【請求項28】 請求項7から請求項11のうちのいず
    れか一の請求項に記載された半導体メモリを検査する方
    法であって、 前記第1メモリに動作不良が含まれているか否かを検査
    するステップと、 前記第1メモリに動作不良が含まれているか否かに応答
    して、前記ヒューズを溶断するステップとを具備する半
    導体メモリの検査方法。
  29. 【請求項29】 請求項9に記載された半導体メモリを
    検査する方法であって、 前記第1メモリに動作不良が含まれているか否かを検査
    するステップと、 前記第1メモリに動作不良が含まれているか否かに応答
    して前記ヒューズに通電することにより、前記ヒューズ
    を溶断するステップとを具備する半導体メモリの検査方
    法。
  30. 【請求項30】 請求項10に記載された半導体メモリ
    を検査する方法であって、 前記第1メモリに動作不良が含まれているか否かを検査
    するステップと、 前記第1メモリに動作不良が含まれているか否かに応答
    して前記ヒューズ溶断信号を生成し、前記半導体メモリ
    に入力するステップと、 前記ヒューズ溶断信号に応答して前記ヒューズに通電
    し、前記ヒューズを溶断するステップとを具備する半導
    体メモリの検査方法。
  31. 【請求項31】 請求項13から請求項16又は請求項
    20から請求項22のうちのいずれか一の請求項に記載
    された半導体メモリを検査する方法であって、 前記第1メモリに動作不良が含まれているか否かを検査
    するステップと、 前記第1メモリに動作不良が含まれる場合に、前記状態
    保持回路を前記第1状態に設定するステップと、 前記第2メモリに動作不良が含まれているか否かを検査
    するステップと、 前記第2メモリに動作不良が含まれる場合に、前記第2
    状態保持素子を前記第3状態に設定するステップとを具
    備する半導体メモリの検査方法。
  32. 【請求項32】 請求項1から請求項22までのうちの
    いずれか一の請求項に記載された半導体メモリを検査す
    る検査装置であって、 前記第1回路に動作不良が含まれているか否かを検査す
    る手段と、 前記第1回路に動作不良が含まれる場合に、前記状態保
    持素子を前記第1状態に設定する手段とを具備する検査
    装置。
  33. 【請求項33】 請求項1から請求項22までのうちの
    いずれか一の請求項に記載された半導体メモリを検査す
    るためのプログラムが記憶された記憶媒体であって、 前記第1回路に動作不良が含まれているか否かを検査す
    るステップと、 前記第1回路に動作不良が含まれる場合に、前記状態保
    持素子を前記第1状態に設定するステップとを実行する
    プログラムが記録された記憶媒体。
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