JP2001350602A - 画像形成システム - Google Patents

画像形成システム

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JP2001350602A
JP2001350602A JP2000171960A JP2000171960A JP2001350602A JP 2001350602 A JP2001350602 A JP 2001350602A JP 2000171960 A JP2000171960 A JP 2000171960A JP 2000171960 A JP2000171960 A JP 2000171960A JP 2001350602 A JP2001350602 A JP 2001350602A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サーバ機能やコントローラ機能を有するソフ
トウェアの不適正な使用を確実に防止すること。 【解決手段】 ネットワークに接続されたサーバとクラ
イアントコンピュータ、前記ネットワークまたは、前記
サーバに接続された1つまたは複数の画像形成装置、前
記サーバに1つあるいは複数接続可能な治具とから成る
画像形成システムにおいて、前記治具に治具のIDを表す
データを記憶する記憶手段を有し、前記サーバに前記画
像形成装置をジョブの出力先として登録する登録手段
と、前記登録手段により出力先として登録される画像形
成装置を特定するための情報を取得する取得手段と、前
記治具の接続の有無、及び接続された前記治具夫々の記
憶手段にあるデータを認識する認識手段とを有すること
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、ドキュメ
ントサーバとクライアント及び画像形成装置からなる画
像形成システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、画像形成を行うに当たり、ユ
ーザはコンピュータ上から所望のプリンタを選択し、LA
Nなどの汎用のインターフェースや専用のハードウェア
を用いたインターフェースを経由して、所望のジョブを
選択したプリンタにプリントさせていた。また、サー
バ、クライアント方式と呼ばれ、クライアントユーザの
ジョブがドキュメントサーバを経由して、プリンタに送
られる方式も広く知られている。
【0003】そして、近年プリント・オン・ディマンド
といわれる軽印刷の市場において、コンピュータから画
像形成装置に大量のジョブをプリントする機会が増加し
ており、大量のジョブをいかに安く、いかに効率よくプ
リントするかが求められている。
【0004】そのためには、1つのジョブを1つの画像
形成装置にプリントさせるのでは効率が悪いため、大量
のジョブを扱えるサーバとそれにつながる複数台の画像
形成装置が必須となり、特に大量のプリントを行わせる
場合には、複数台の画像形成装置の状態を管理しかつ効
率よく動かす必要があり、高性能なコントローラがなく
てはならない。そのため、優れたコンピュータをサーバ
とし、コンピュータに同時にコントローラ機能を搭載し
たものが現れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、コンピ
ュータ上に搭載されたサーバ機能やコントローラ機能は
ソフトウェアで構成されるものが多く、特にコンピュー
タと画像形成装置とが汎用のインターフェースを介して
接続される場合は、ソフトウェアを他のコンピュータに
コピーしてしまえば、不正にコンピュータにサーバ機能
やコントローラ機能が搭載でき、画像形成装置によりプ
リントされてしまうという問題がある。
【0006】また、種類の異なるプリンタが接続される
場合、それぞれの特性に応じてプリントにおけるユーザ
に提供する機能に差があるため、プリンタの種類毎の管
理を考慮したセキュリティが必要となっている。
【0007】そこで、本願は、サーバ機能やコントロー
ラ機能を有するソフトウェアの不適正な使用を確実に防
止することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、本発明に係る画像形成システムは、ネットワーク
に接続されたサーバとクライアントコンピュータ、前記
ネットワークまたは、前記サーバに接続された1つまた
は複数の画像形成装置、前記サーバに1つあるいは複数
接続可能な治具とから成る画像形成システムにおいて、
前記サーバに前記画像形成装置よりプリントするための
ジョブを入力するジョブ入力手段と、前記入力手段より
入力されたジョブを処理しイメージに展開する展開手段
と、前記展開手段によって展開されたイメージを前記ジ
ョブにて指定された画像形成装置に出力する出力手段
と、前記治具において、治具のIDを表すデータを記憶す
る記憶手段と、前記サーバにおいて、前記画像形成装置
をジョブの出力先として登録する登録手段と、前記登録
手段により出力先として登録される画像形成装置を特定
するための情報を取得する取得手段と、前記治具の接続
の有無、及び接続された前記治具夫々の記憶手段にある
データを認識する認識手段と、前記登録手段により画像
形成装置を出力先として登録する際に、前記認識手段に
より認識される1つの治具の記憶手段が持つデータと前
記取得手段により取得される画像形成装置を特定するた
めの情報をもとに、登録される画像形成装置と治具とを
1対1に対応づけて保存する出力先情報保存手段とを有
することを特徴とする。
【0009】また、本願の画像形成システムは、ネット
ワークに接続されたサーバとクライアントコンピュー
タ、前記ネットワークまたは、前記サーバに接続された
1つまたは複数の画像形成装置、前記サーバに1つある
いは複数接続可能な治具とから成る画像形成システムに
おいて、前記治具は、前記サーバに接続される画像形成
装置の種別を表すデータを記憶する記憶手段を有し、前
記サーバは、前記サーバまたは前記クライアントから前
記画像形成装置にてプリントするためのジョブを入力す
るジョブ入力手段と、前記入力手段より入力されたジョ
ブを処理しイメージに展開する展開手段と、前記展開手
段によって展開されたイメージを前記ジョブにて指定さ
れた画像形成装置に出力する出力手段と、前記画像形成
装置をジョブの出力先として登録する登録手段と、前記
治具の接続の有無、及び接続された前記治具夫々の記憶
手段にあるデータを認識する認識手段とを有し、前記サ
ーバにおいて、前記登録手段により前記画像形成装置を
出力先として登録する際に、登録する前記画像形成装置
の種別に対応するデータが記憶された前記治具が接続さ
れていると前記認識手段にて認識された場合は、前記画
像形成装置を出力先として登録を許可し、認識されない
場合は、前記画像形成装置を出力先として登録を許可し
ない機能を有することを特徴とする。
【0010】本願の他の態様は、以下の図面の記載に基
づく説明から明らかになるであろう。
【0011】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態) 〔システムの概要説明〕図1(A)は、本発明の実施形
システムの概観図であり、従来例の図1(B)と比較し
て描かれている。
【0012】図1(A)はパフォーマンスを優先するた
めに図1(B)のネットワーク101を2系統に分割し、
パブリックネットワーク101a及び、プライベートネット
ワーク101bと呼ぶこととする。
【0013】ドキュメントサーバ102には、ハードウェ
ア上2系統のネットワークインターフェースカード(NI
C)を有しており、一方はパブリックネットワーク101a
側につながるNIC111、もう一方はプリンタ側に接続する
プライベートネットワーク101b側に接続されたNIC112が
存在する。
【0014】コンピュータ103a,103b及び103cはドキュ
メントサーバにジョブを送るクライアントである。図示
されていないがクライアントはこれらのほかにも多数接
続されている。以下クライアントを代表して103と表記
する。
【0015】更にプライベートネットワーク101bにはMF
P(Multi Function Peripheral:マルチファンクショ
ン周辺機器) 105及びプリンタ107が接続されている。10
5はモノクロにてスキャン、プリントまたは、低解像度
や2値の簡易的なカラースキャン、カラープリントなど
を行うMFPである。また、図示していないがプライベー
トネットワーク101b上には上記以外のMFPを初め、スキ
ャナ、プリンタあるいは、FAXなどその他の機器も接続
されている。
【0016】MFP104は高解像度、高階調のフルカラーで
スキャンまたは、プリントなどが可能なフルカラーMFP
であり、プライベートネットワーク101bに接続してデー
タの送受を行ってもよいが、データ量が膨大となるため
ここでは、独立したインターフェースで複数ビットを同
時に送受できるものとし、ドキュメントサーバ102と
は、独自のインターフェースカード113にて接続されて
いる。
【0017】また、スキャナ106は紙ドキュメントから
の画像イメージを取り込む装置で、SCSIインターフェー
スで接続される106bと、パブリックネットワーク101a
(または、プライベートネットワーク101b)に接続される
106aの2タイプがある。
【0018】次に、ドキュメントサーバ102のハードウ
ェアの構成は、CPUやメモリなどが搭載されたマザーボ
ード110と呼ばれる部分にPCIバスと呼ばれるインターフ
ェースで前述のNIC(Network Interface Card)111,112
や、専用I/Fカード113、あるいは、SCSIカード114など
が接続されている。
【0019】さらに、ドキュメントサーバ102はパラレ
ル/シリアルインターフェース115が備えられ、パラレ
ル/シリアルインターフェース115には、ドキュメント
サーバ102が接続及びその個数を認識できる治具である
プロテクタ116が任意の数、接続される。
【0020】ここで、クライアントコンピュータ103上
では、いわゆるDTP(Desk Top Publishing)を実行する
アプリケーションソフトウェアを動作させ、各種文書/
図形が作成/編集される。クライアントコンピュータ103
は作成された文書/図形をページ記述言語(Page Descrip
tion Language)に変換し、ネットワーク101aを経由して
MFP104や105に送られてプリントアウトされる。
【0021】MFP104,105はそれぞれ、ドキュメントサー
バ102とネットワーク101bまたは、専用インターフェー
ス109を介して情報交換できる通信手段を有しており、M
FP104,105の情報や状態をドキュメントサーバ102、ある
いは、それを経由してクライアントコンピュータ103側
に逐次知らせる仕組みとなっている。更に、ドキュメン
トサーバ102(あるいはクライアント103)は、その情報を
受けて動作するユーティリティソフトウェアを持ってお
り、MFP104,105はコンピュータ102(あるいはクライアン
ト103)により管理される。
【0022】〔MFP104,105の構成〕次に、図2〜図11
を用いてMFP104,105の構成について説明する。但し、MF
P104とMFP105の差はフルカラーとモノクロの差であり、
色処理以外の部分ではフルカラー機器がモノクロ機器の
構成を包含することが多いため、ここではフルカラー機
器に絞って説明し、必要に応じて、随時モノクロ機器の
説明を加えることとする。
【0023】MFP104,105は、画像読み取りを行うスキャ
ナ部201とその画像データを画像処理するスキャナIP部2
02、ファクシミリなどに代表される電話回線を利用した
画像の送受信を行うFAX部203、更に、ネットワークを利
用して画像データや装置情報をやりとりするNIC(Networ
k Interface Card:ネットワークインターフェースカ
ード)部分204と、フルカラーMFP104との情報交換を行う
専用I/F部205がある。そして、MFP104,105の使い方に応
じてコア部206で画像信号を一時保存したり、経路を決
定する。
【0024】次に、コア部206から出力された画像デー
タは、プリンタIP部207及び、PWM部208を経由して画像
形成を行うプリンタ部209に送られる。プリンタ部209で
プリントアウトされたシートはフィニッシャ部210へ送
り込まれ、シートの仕分け処理やシートの仕上げ処理が
行われる。
【0025】〔スキャナ部201の構成〕図3を用いてス
キャナ部201の構成を説明する。301は原稿台ガラスであ
り、読み取られるべき原稿302が置かれる。原稿302は照
明ランプ303により照射され、その反射光はミラー304、
305、306を経て、レンズ307によりCCD308上に結像され
る。ミラー304、照明ランプ303を含む第1ミラーユニッ
ト310は速度vで移動し、ミラー305、306を含む第2ミラ
ーユニット311は速度1/2vで移動することにより、原稿3
02の全面を走査する。第1ミラーユニット310及び第2ミ
ラーユニット311はモータ309により駆動する。
【0026】〔スキャナIP部202の構成〕図4(A)を用
いてスキャナIP部202について説明する。入力された光
学的信号は、CCDセンサ308により電気信号に変換され
る。このCCDセンサ308はRGB3ラインのカラーセンサであ
り、RGBそれぞれの画像信号としてA/D変換部401に入力
される。ここでゲイン調整、オフセット調整をされた
後、A/Dコンバータで、各色信号毎に8bitのデジタル画
像信号R0,G0,B0に変換される。その後、402のシェーデ
ィング補正で色ごとに、基準白色板の読み取り信号を用
いた、公知のシェーディング補正が施される。更に、CC
Dセンサ308の各色ラインセンサは、相互に所定の距離を
隔てて配置されているため、ラインディレイ調整回路
(ライン補間部)403において、副走査方向の空間的ず
れが補正される。
【0027】次に、入力マスキング部404は、CCDセンサ
308のR,G,Bフィルタの分光特性で決まる読取色空間を、
NTSCの標準色空間に変換する部分であり、CCDセンサ308
の感度特性/照明ランプのスペクトル特性等の諸特性を
考慮した装置固有の定数を用いた3×3のマトリックス演
算を行い、入力された(R0,G0,B0)信号を標準的な(R,G,
B)信号に変換する。
【0028】更に、輝度/濃度変換部(LOG変換部)405
はルックアップテーブル(LUT)RAMにより、構成され、
RGBの輝度信号がC1,M1,Y1の濃度信号になるように変換
される。
【0029】MFP105によりモノクロの画像処理を行う場
合には、図4(B)に従って、単色の1ラインCCDセン
サ308を用いて、単色でA/D変換401及び、シェーディン
グ402を行ったのちコア部206に送られる。
【0030】〔FAX部203の構成〕図5を用いてFAX部203
について説明する。まず、受信時には、電話回線から来
たデータをNCU部501で受け取り電圧の変換を行い、モデ
ム部502の中の復調部504でA/D変換及び復調操作を行っ
た後、伸張部506でラスタデータに展開する。一般にFAX
での圧縮伸張にはランレングス法などが用いられる。ラ
スタデータに変換された画像は、メモリ部507に一時保
管され、画像データに転送エラーがないことを確認後、
コア部206へ送られる。
【0031】次に、送信時には、コア部よりやってきた
ラスタイメージの画像信号に対して、圧縮部505でラン
レングス法などの圧縮を施し、モデム部502内の変調部5
03にてD/A変換及び変調操作を行った後、NCU部501を介
して電話回線へと送られる。
【0032】〔NIC部204の構成〕図6(A)を用いてNI
C部204について説明する。ネットワーク101に対しての
インターフェースの機能を持つのが、このNIC部204であ
り、例えば10Base-T/100Base-TXなどのEtherne
t(登録商標)ケーブルなどを利用して外部からの情報
を入手したり、外部へ情報を流す役割を果たす。
【0033】外部より情報を入手する場合は、まず、ト
ランス部601で電圧変換され、602のLANコントローラ部
に送られる。LANコントローラ部602は、その内部に第1
バッファメモリ(不図示)を持っており、その情報が必要
な情報か否かを判断した上で、第2バッファメモリ(不図
示)に送った後、コア部206に信号を流す。
【0034】次に、外部に情報を提供する場合には、コ
ア部206より送られてきたデータは、LANコントローラ部
602で必要な情報を付加して、トランス部601を経由して
ネットワーク101に接続される。
【0035】〔専用I/F部205の構成〕また、専用I/F部2
05は、フルカラーMFP104とのインターフェース部分でCM
YKそれぞれ多値ビットがパラレルに送られているインタ
ーフェースであり、4色x8bitの画像データと通信線か
らなる。もし、Ethernetケーブルを利用して送信する
と、MFP104に見合ったスピードで出力できない点と、ネ
ットワークに接続された他のデバイスのパフォーマンス
も犠牲になる点からこのような専用のパラレルインター
フェースを用いている。
【0036】〔コア部206の構成〕図6(B)を用いて
コア部206について説明する。コア部206のバスセレクタ
部611は、MFP104,105の利用における、いわば交通整理
の役割を担っている。すなわち、複写機能、ネットワー
クスキャン、ネットワークプリント、ファクシミリ送信
/受信、あるいは、ディスプレイ表示などMFP104,105に
おける各種機能に応じてバスの切り替えを行うところで
ある。
【0037】以下に各機能を実行するためのパス切り替
えパターンを示す。 ・複写機能:スキャナ201→コア206→プリンタ209 ・ネットワークスキャン:スキャナ201→コア206→NI
C部204 ・ネットワークプリント:NIC部204→コア206→プリ
ンタ209 ・ファクシミリ送信機能:スキャナ201→コア206→FA
X部203 ・ファクシミリ受信機能:FAX部203→コア206→プリ
ンタ209
【0038】次に、バスセレクタ部611を出た画像デー
タは、圧縮部612、ハードディスク(HDD)などの大容量メ
モリからなるメモリ部613及び、伸張部614を介してプリ
ンタ部209へ送られる。圧縮部612で用いられる圧縮方式
は、JPEG,JBIG,ZIPなど一般的なものを用いればよい。
圧縮された画像データは、ジョブ毎に管理され、ファイ
ル名、作成者、作成日時、ファイルサイズなどの付加デ
ータと一緒に格納される。
【0039】更に、ジョブの番号とパスワードを設け
て、それらも一緒に格納すれば、パーソナルボックス機
能をサポートすることができる。これは、データの一時
保存や特定の人にしかプリントアウト(HDDからの読み出
し)ができない様にするための機能である。記憶されて
いるジョブのプリントアウトの指示が行われた場合に
は、パスワードによる認証を行った後にメモリ部613よ
り呼び出し、画像伸張を行ってラスタイメージに戻して
プリンタ部207に送られる。
【0040】〔プリンタIP部207の構成〕図7におい
て、701は出力マスキング/UCR回路部であり、M1,C1,Y1
信号を画像形成装置のトナー色であるY,M,C,K信号にマ
トリクス演算を用いて変換する部分であり、CCDセンサ3
08で読み込まれたRGB信号に基づいたC1,M1,Y1,K1信号を
トナーの分光分布特性に基づいたC,M,Y,K信号に補正し
て出力する。
【0041】次に、ガンマ補正部702にて、トナーの色
味諸特性を考慮したルックアップテーブル(LUT)RAMを
使って画像出力のためのC,M,Y,Kデータに変換されて、
空間フィルタ703では、シャープネスまたは、スムージ
ングが施された後、画像信号はコア部206へと送られ
る。
【0042】〔PWM部208の構成〕図8によりPWM部208を
説明する。プリンタIP部207を出たイエロー(Y)、マゼン
タ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4色に色分解された画
像データ(MFP105の場合は、単色となる)はそれぞれのPW
M部208を通ってそれぞれ画像形成される。801は三角波
発生部、802は入力されるデジタル画像信号をアナログ
信号に変換するD/Aコンバータ(D/A変換部)である。三
角波発生部801からの信号(8−2a)及びD/Aコンバー
タ802からの信号(8−2b)は、コンパレータ803で大
小比較されて、(8−2c)のような信号となってレー
ザ駆動部804に送られ、CMYKそれぞれが、CMYKそれぞれ
のレーザ805でレーザビームに変換される。
【0043】そして、ポリゴンスキャナ913で、それぞ
れのレーザビームを走査して、それぞれの感光ドラム91
7,921,925,929に照射される。
【0044】〔プリンタ部209の構成(カラーMFP104の場
合)〕図9に、カラープリンタ部の概観図を示す。913
は、ポリゴンミラーであり、4つの半導体レーザ805より
発光された4本のレーザ光を受ける。その内の1本はミラ
ー914、915、916をへて感光ドラム917を走査し、次の1
本はミラー918、919、920をへて感光ドラム921を走査
し、次の1本はミラー922、923、924をへて感光ドラム92
5を走査し、次の1本はミラー926、927、928をへて感光
ドラム929を走査する。
【0045】一方、930はイエロー(Y)のトナーを供給す
る現像器であり、レーザ光に従い、感光ドラム917上に
イエローのトナー像を形成し、931はマゼンタ(M)のトナ
ーを供給する現像器であり、レーザ光に従い、感光ドラ
ム921上にマゼンタのトナー像を形成し、932はシアン
(C)のトナーを供給する現像器であり、レーザ光に従
い、感光ドラム925上にシアンのトナー像を形成し、933
はブラック(K)のトナーを供給する現像器であり、レー
ザ光に従い、感光ドラム929上にマゼンタのトナー像を
形成する。以上4色(Y,M,C,K)のトナー像がシートに転写
され、フルカラーの出力画像を得ることができる。
【0046】シートカセット934、935および、手差しト
レイ936のいずれかより給紙されたシートは、レジスト
ローラ937を経て、転写ベルト938上に吸着され、搬送さ
れる。給紙のタイミングと同期がとられて、予め感光ド
ラム917、921、925、929には各色のトナーが現像されて
おり、シートの搬送とともに、トナーがシートに転写さ
れる。各色のトナーが転写されたシートは、分離され、
搬送ベルト939により搬送され、定着器940によって、ト
ナーがシートに定着される。定着器940を抜けたシート
はフラッパ950により一旦下方向へ導かれてシートの後
端がフラッパ950を抜けた後、スイッチバックさせて排
出する。これによりフェイスダウン状態で排出され、先
頭頁から順にプリントしたときに正しいページ順とな
る。
【0047】なお、4つの感光ドラム917、921、925、92
9は、距離dをおいて、等間隔に配置されており、搬送ベ
ルト939により、シートは一定速度vで搬送されており、
このタイミング同期がなされて、4つの半導体レーザ805
は駆動される。
【0048】〔プリンタ部209の構成(モノクロMFP105の
場合)〕図10に、モノクロプリンタ部の概観図を示す。1
013は、ポリゴンミラーであり、4つの半導体レーザ805
より発光されたレーザ光を受ける。レーザ光はミラー10
14、1015、1016をへて感光ドラム1017を走査する。一
方、1030は黒色のトナーを供給する現像器であり、レー
ザ光に従い、感光ドラム1017上にトナー像を形成し、ト
ナー像がシートに転写され、出力画像を得ることができ
る。
【0049】シートカセット1034、1035および、手差し
トレイ1036のいずれかより給紙されたシートは、レジス
トローラ1037を経て、転写ベルト1038上に吸着され、搬
送される。給紙のタイミングと同期がとられて、予め感
光ドラム1017にはトナーが現像されており、シートの搬
送とともに、トナーがシートに転写される。トナーが転
写されたシートは、分離され、定着器1040によって、ト
ナーがシートに定着される。定着器1040を抜けたシート
はフラッパ1050により一旦下方向へ導かれてシートの後
端がフラッパ1050を抜けた後、スイッチバックさせて排
出する。これによりフェイスダウン状態で排出され、先
頭頁から順にプリントしたときに正しいページ順とな
る。
【0050】〔フィニッシャ部209の構成〕図11に、
フィニッシャ部の概観図を示す。プリンタ部209の定着
部940(または、1040)を出たシートは、フィニッシャ部2
09に入る。フィニッシャ部209には、サンプルトレイ110
1及びスタックトレイ1102があり、ジョブの種類や排出
されるシートの枚数に応じて切り替えて排出される。
【0051】ソート方式には2通りあり、複数のビンを
有して各ビンに振り分けるビンソート方式と、後述の電
子ソート機能とビン(または、トレイ)を奥手前方向にシ
フトしてジョブ毎に出力シートを振り分けるシフトソー
ト方式によりソーティングを行うことができる。電子ソ
ート機能は、コレートと呼ばれ、前述のコア部で説明し
た大容量メモリを持っていれば、このバッファメモリを
利用して、バッファリングしたページ順と排出順を変更
する、いわゆるコレート機能を用いることで電子ソーテ
ィングの機能もサポートできる。次にグループ機能は、
ソーティングがジョブ毎に振り分けるのに対し、ページ
毎に仕分けする機能である。
【0052】更に、スタックトレイ1102に排出する場合
には、シートが排出される前のシートをジョブ毎に蓄え
ておき、排出する直前にステープラ1105にてバインドす
ることも可能である。
【0053】そのほか、上記2つのトレイに至るまで
に、紙をZ字状に折るためのZ折り機1104、ファイル用
の2つ(または3つ)の穴開けを行うパンチャ1106があ
り、ジョブの種類に応じてそれぞれの処理を行う。
【0054】更に、サドルステッチャ1107は、シートの
中央部分を2ヶ所バインドした後に、シートの中央部分
をローラに噛ませることによりシートを半折りし、週刊
誌やパンフレットのようなブックレットを作成する処理
を行う。サドルステッチャ1107で製本されたシートは、
ブックレットトレイ1108に排出される。
【0055】そのほか、図には記載されていないが、製
本のためのグルー(糊付け)によるバインドや、あるいは
バインド後にバインド側と反対側の端面を揃えるための
トリム(裁断)などを加えることも可能である。
【0056】また、インサータ1103はトレイ1110にセッ
トされたシートをプリンタへ通さずにトレイ1101、110
2、1108のいずれかに送るためのものである。これによ
ってフィニッシャ209に送り込まれるシートとシートの
間にインサータ1103にセットされたシートをインサート
(中差し)することができる。インサータ1103のトレイ
1110にはユーザによりフェイスアップの状態でセットさ
れるものとし、ピックアップローラ1111により最上部の
シートから順に給送する。従って、インサータ1103から
のシートはそのままトレイ1101、1102へ搬送することに
よりフェイスダウン状態で排出される。サドルステッチ
ャ1107へ送るときには、一度パンチャ1106側へ送り込ん
だ後スイッチバックさせて送り込むことによりフェース
の向きを合わせる。
【0057】〔ドキュメントサーバ102の構成〕次に、
図12を用いてドキュメントサーバ102を説明する。
【0058】NIC111やSCSI114から入力されたジョブ
は、入力デバイス制御部1201よりサーバ内に入り、サー
バに様々なクライアントアプリケーションと連結するこ
とにおいてその役割を果たす。入力としてPDLデータとJ
CL(Job Control Language)データを受け付ける。それは
プリンタとサーバに関する状態情報で様々なクライアン
トに対応し、このモジュールの出力は、適切なPDLとJCL
の構成要素すべてを結合する役割を持つ。
【0059】次に、入力ジョブ制御部1202はジョブの要
求されたリストを管理し、サーバに提出される個々のジ
ョブにアクセスするために、ジョブリストを作成する。
更に、このモジュールには、ジョブのルートを決めるジ
ョブルーティング、分割してRIPするか否かを司るジョ
ブスプリット、そしてジョブの順序を決めるジョブスケ
ジューリングの3つの機能がある。
【0060】ラスタライズ処理(RIP)部 1203は1つまた
は複数個存在する。1203-a, 1203-b, 1203-cあるいは必
要に応じて更に増やすことも可能だが、ここでは総称し
て1203と記載する。RIPモジュールは様々なジョブのPDL
をRIP処理して、適切なサイズと解像度のビットマップ
を作成する。RIP処理に関しては、PostScript(Adobe社
の商標登録)をはじめ、 PCL、 TIFF、 JPEG、PDFなど様
々なフォーマットのラスタライズ処理が可能である。
【0061】データ変換部1204は、RIPによって作り出
されるビットマップイメージを圧縮したり、フォーマッ
ト変換を施す役割を果たし、それぞれのプリンタにマッ
チした最適な画像イメージタイプを選び出す。例えば、
ジョブをページ単位で扱いたい場合には、TIFFやJPEGな
どをRIP部でラスタライズした後のビットマップデータ
にPDFヘッダを付けて、PDFデータとして編集するなどの
処理を行う。
【0062】出力ジョブ制御部1205は、ジョブのページ
イメージを取って、それらがコマンド設定に基づいてど
う扱われるのかを管理する。ページはプリンタに印刷さ
れたり、ハードディスク1207にセーブされる。印刷後の
ジョブは、ハードサーバ1207に残すか否かは選択可能で
あり、セーブされた場合には、再呼び出しすることもで
きる。さらに、このモジュールはハードディスク1207と
RAM1208との相互作用を管理する。
【0063】出力デバイス制御部1206は、どのデバイス
に出力するか、またどのデバイスをクラスタリング(複
数台接続して一斉にプリントすること)するかを司り、
選択されたデバイスのインターフェースカード112また
は113に送られる。また、このモジュールはデバイス104
や105の状態監視と装置状況をドキュメントサーバ102に
伝える役割も果たしている。
【0064】さらに、出力デバイス制御部1206は、パラ
レル/シリアルインターフェース115を介して、後述の
プロテクタ116の接続の有無及びその個数を認識し、か
つ認識した情報を保持しておく。ここで、プロテクタ11
6は複数シリアルに接続可能である。
【0065】〔ページ記述言語(Page Description Lang
uage:以後PDLと略する。)〕次にPDLデータについて説
明する。ADOBE社のPostScript(登録商標)言語に代表
されるPDLは、以下の3要素に分類される。 (a)文字コードによる画像記述 (b)図形コードによる画像記述 (c)ラスタ画像データによる画像記述 すなわち、PDLは、上記の要素を組み合わせで構成され
た画像を記述する言語であり、それで記述されたデータ
をPDLデータと呼ぶ。
【0066】図13(A)は、文字情報R1301を記述し
た例である。L1311は、文字の色を指定する記述であ
り、カッコの中は順にCyan、Magenta、Yellow、Blackの
濃度を表わしている。最小は0.0であり、最大は1.0であ
る。L1311では、文字を黒にすることを指定する。次
に、L1312は変数String1に文字列"IC"を代入している。
次にL1313では、第1、第2パラメータが、文字列をレイ
アウトする用紙上の開始位置座標のx座標とy座標を示
し、第3パラメータが文字の大きさ、第4パラメータが文
字の間隔を示しており、第5パラメータがレイアウトす
べき文字列を示している。要するにL1313は座標(0.0,
0.0)のところから、大きさ0.3、間隔0.1で文字列"IC"を
レイアウトするという指示となる。
【0067】次に、図形情報R1302を記述した例では、L
1321はL1311と同様、線の色を指定しており、ここで
は、Cyanが指定されている。次に、L1322は、線を引く
ことを指定するためのものであり、第1、2パラメータが
線の始端座標、第3、4パラメータが終端座標のそれぞ
れ、x、y座標である。第5パラメータは線の太さを示
す。
【0068】さらに、ラスタ画像情報を記述した例で
は、L1331は、ラスタ画像を変数image1に代入してい
る。ここで、第1パラメータはラスタ画像の画像タイ
プ、及び色成分数を表わし、第2パラメータは1色成分あ
たりのビット数を表わし、第3、第4パラメータは、ラス
タ画像のx方向、y方向の画像サイズを表わす。第5パラ
メータ以降が、ラスタ画像データである。ラスタ画像デ
ータの個数は、1画素を構成する色成分数、及び、x方
向、y方向の画像サイズの積となる。L1331では、CMYK画
像は4つの色成分(Cyan、Magenta、Yellow、Black)から
構成されるため、ラスタ画像データの個数は(4x5x5=)10
0個となる。次にL1332は、座標(0.0, 0.5)のところか
ら、0.5x0.5の大きさにimage1をレイアウトすることを
示している。
【0069】図13(B)は、1ページの中で上記3つ
の画像記述を解釈して、ラスタ画像データに展開した様
子を示したものである。R1301, R1302, R1303はそれぞ
れのPDLデータを展開したものである。これらのラスタ
画像データは、実際にはCMYK色成分毎にRAM1208(あるい
は、ImageDisk1207)に展開されており、例えばR1301の
部分は、各CMYKの RAM1208に、C=0、M=0、Y=0、K=255が
書かれており、R1302の部分は、それぞれ、C=255, M=0,
Y=0, K=0が書き込まれる。
【0070】ドキュメントサーバ102内では、クライア
ント103(あるいは、ドキュメントサーバ自身)から送ら
れてきたPDLデータは、PDLデータのままか、上記のよう
にラスタ画像に展開された形で、 RAM1208(あるいは、I
mageDisk1207)に書き込まれ、必要に応じて保存されて
いる。
【0071】〔ネットワーク101〕さて次に、ネットワ
ーク101について説明する。
【0072】ネットワーク101は図14(A)に示すよ
うに、前述の図1のような構成がルータと呼ばれるネッ
トワークを相互に接続する装置により接続され、LAN(Lo
calArea Network)と呼ばれる更なるネットワークを構成
する。
【0073】また、LAN1406は、内部のルータ1401を介
して、専用回線1408を通して、別のLAN1407内部のルー
タ1405に接続され、これらのネットワーク網は幾重にも
張り巡らされて、広大な接続形態を構築している。
【0074】次に、その中を流れるデータについて図1
4(B)にて説明する。
【0075】送信元のデバイスA(1420a)に存在するデ
ータ1421があり、そのデータは画像データでも、PDLデ
ータでも、プログラムであっても構わない。これがネッ
トワーク101を介して受信先のデバイスB(1420b)に転送
する場合、データ1421を細分化しイメージ的に1422のよ
うに分割する。この分割されたデータ1423,1424,1426な
どに対して、ヘッダ1425と呼ばれる送り先アドレス(TCP
/IPプロトコルを利用した場合には、送り先のIPアドレ
ス)などを付加し、パケット1427として順次ネットワー
ク101上にパケットを送って行く。デバイスBのアドレ
スとパケット1430のヘッダ1431が一致するとデータ1432
は分離され、デバイスAにあったデータの状態に再生さ
れる。
【0076】〔プロテクタ〕次にプロテクタ116につい
て説明する。プロテクタ116は図15に示すように、メ
モリ1501を搭載しており、さらにメモリ1501へ外部から
アクセスするため、パラレル/シリアルインターフェイ
ス−オス1502a,メス1502bを装備している。メモリ1501
には、本ドキュメントサーバ用であることを示すデータ
とともに夫々のプロテクタ唯一のデータであるシリアル
ナンバーが書かれており、かつデータはパラレル/シリ
アルインターフェイス1502aを介して、ドキュメントサ
ーバ102よりデータの読み書きができる。
【0077】また、パラレル/シリアルインターフェイ
ス1502bに別のプロテクタ116を接続することにより、複
数個のプロテクタ116を接続することができる。
【0078】即ち、このプロテクタは、その存在が所定
のソフトウエアの使用の妥当性(ライセンスと称する)
を示す根拠となる治具としての役割を有する。
【0079】〔スキャナドライバ〕次にスキャナドライ
バについて説明する。
【0080】図16はコンピュータ102(または、103)上
にて、スキャン動作を指示するためのスキャナドライバ
のGUI(Graphic User Interface)を示したものであり、
これで指示することでユーザは所望の設定パラメータを
指示して、所望の画像イメージをデータ化する事が可能
となる。
【0081】まず、1601はスキャナドライバのウィンド
ウであり、その中の設定項目として、1602はターゲット
となる送信元を選択するソースデバイス選択カラムであ
る。一般的には前述のスキャナ201のようなものである
が、メモリ108から画像を持ってきたり、あるいは、デ
ジタルカメラのようなものからでも構わない。1603は選
択されたソースデバイスに関する詳細設定を行うための
ものであり、ここをクリックすると別画面にてそのデバ
イス固有の設定情報を入力し、特殊な画像処理(例え
ば、文字モード/写真モード)を選択して、それに合った
処理モードで画像入力が可能となる。次に1604はイメー
ジサイズを決める選択するイメージサイズカラム、1605
で解像度を入力し、1606にてカラーモードを洗濯する。
また、1607〜1609は画像エリアのサイズを決める部分で
あり、それぞれ単位と縦横の長さを入力する。
【0082】これらの指定を行った後、プリスキャンキ
ー1612を押すと、コンピュータ102(または、103)より、
ソースデバイス選択カラム1602で選択されたデバイスに
指示がなされ、画像入力を開始する。ここでは、プリス
キャンであるため実際の解像度より粗く画像読み取りが
行われ、得られた画像はプレビュー画像として1611に表
示される。表示に当たっては、先ほどの画像エリアの単
位1607に従ってスケール1610表示される。
【0083】ここで、プレビュー画像でOKと判断した
場合には、1613のスキャンキーをクリックすることによ
り、今度は設定された解像度にて行う。プレビュー画像
がNGの場合には、再度プリスキャンを行って確かめ、
キャンセルの場合には、キャンセルキー1614をクリック
する。
【0084】〔プリンタ設定〕次に図17を用いて、プ
リンタ設定について説明する。プリンタ設定はコンピュ
ータ102(または、103)よりGUIにて、ドキュメントサー
バ102におけるプリントジョブの出力先またはスキャン
画像の入力元を指定するものである。
【0085】まず初めにGUIについて説明する。
【0086】1701はプリンタ設定のウィンドウであり、
ユーザはまずプリンタの追加1702、変更1703、削除1704
を選択する。そして追加1702を選択した場合は、プリン
タの種別1705を選択後、プリンタの種別に従った詳細な
情報を設定する。ネットワーク接続されるMFP105を選択
した場合は、プリンタ名称1706、IPアドレス1707やフィ
ニッシングオプションの装着状況1708を設定した後、OK
1709を選択することで登録される。また、登録を中断し
たい場合には、OK1709を選択せずに、キャンセル1710の
選択またはウィンドウを閉じる1711ことによって登録を
取り止めることができる。
【0087】変更1703、削除1704についても同様に行わ
れる。
【0088】〔クラスタ設定〕次に図18を用いて、ク
ラスタ設定について説明する。クラスタ設定ではどのプ
リンタをクラスタリング(複数台接続して一斉にプリン
トすること)の出力先とするかについての設定をする。
設定はコンピュータ102(または、103)よりGUIを用いて
行われる。
【0089】1801はクラスタ設定のウィンドウであり、
ユーザはまずクラスタの追加1802、変更1803、削除1804
を選択する。そして追加1802を選択した場合は、クラス
タ(ジョブの分割方法)の種別1805を選択する。ここで
はジョブ分割1806、部数分割1807、ページ分割1808、そ
してカラー白黒分割1809が用意されている。クラスタの
種別を選択した後、クラスタ名称1810を入力する。また
プリンタ設定で登録されたクラスタリングの出力先とし
て登録可能なプリンタの一覧1811が表示され、ユーザは
クラスタリングの出力先として登録するプリンタのチェ
ックボックスをチェックする。そして、OK1812を選択す
ることで登録される。また、登録を中断したい場合に
は、OK1812を選択せずに、キャンセル1813の選択または
ウィンドウを閉じる1814ことによって登録を取り止め
る。
【0090】変更1803、削除1804についても同様に行わ
れる。
【0091】〔プリンタドライバ〕次に図19を用い
て、コンピュータ102(または、103)からプリンタドライ
バにより画像データをプリンタに送信する行程について
説明する。プリンタドライバは、プリント動作を指示す
るためのGUIであり、これで指示することによりユーザ
は所望の設定パラメータを指示して、所望の画像イメー
ジをプリンタなどの送信先に送る事が可能となる。
【0092】ここで1901はプリンタドライバのウィンド
ウであり、その中の設定項目として、1902はターゲット
となる出力先を選択する送信先選択カラムである。一般
的には前述のMFP104,105、プリンタ107、あるいはクラ
スタ設定で登録されたクラスタである。1903はジョブの
中から出力ページを選択するページ設定カラムであり、
コンピュータ102(または、103)上で動作するアプリケー
ションソフトで作成された画像イメージのどのページを
出力するかを決定する。1904は部数を指定する部数設定
カラムである。また、1907は送信先選択カラム1902にて
選択された送信先デバイスに関する詳細設定を行うため
のプロパティキーであり、ここをクリックすると別画面
にてそのデバイス固有の設定情報を入力し、特殊な画像
処理、例えば、プリンタIP部207内のガンマ変換部702や
空間フィルタ部703のパラメータを変更することによ
り、より細かい色再現やシャープネス調整を行うことが
可能となる。
【0093】所望の設定が済めば、OKキー1905により印
刷を開始する。取り消す場合には、キャンセルキー1906
により印刷を取りやめる。
【0094】〔ジョブサブミッタ〕図20にてジョブサ
ブミッタ2001の説明を行う。利用方法は前述のプリント
ドライバと同様だが、これはクライアント103上のファ
イルをドキュメントサーバ102に投げ込むツールであ
り、プリントドライバがクライアント103上のアプリケ
ーションでデータを立上げて、そのデータをPS(またはP
CL)などのフォーマットに変換してドキュメントサーバ1
02に投げ込むのに対して、ジョブサブミッタは、様々な
フォーマットのデータを直接ドキュメントサーバ102に
送付するためのものである。
【0095】設定項目として、2002はターゲットとなる
出力先を選択する送信先選択カラムである。一般的には
前述のMFP104,105あるいは、プリンタ107、あるいはク
ラスタ設定で登録されたクラスタである。2005はジョブ
の中から出力ページを選択するページ設定カラムであ
り、コンピュータ102(または、103)内にある任意のファ
イルを選んでドキュメントサーバ102に投げ込むことが
可能となる。更に、詳細設定を行うためには、プロパテ
ィキー2004があり、ここをクリックすると次項のジョブ
チケットメニューが現れる。所望の設定が済めば、OKキ
ー2010によりジョブがドキュメントサーバ102に送信さ
れ、取り消す場合には、キャンセルキー2011により取り
やめることができる。
【0096】〔ジョブチケット〕次に、図21にてジョ
ブチケット2101の説明を行う。図19のようなプリント
ドライバまたは、図20のようなジョブサブミッタのプ
ロパティキー(1907または、2004)をクリックすると、図
21のようなジョブチケット設定画面が現れる。
【0097】ジョブチケットは、MFP104,105あるいは、
プリンタ107などのそれぞれ固有に有する機能をユーザ
が自由に選択する設定画面で、ターゲットとなる出力先
1902または2002に応じて別々の設定項目2102が表示され
る。その際にユーザは任意の設定項目2103を選択でき
る。
【0098】たとえば、Duplexの設定カラムには、ONと
OFFが用意されており、ONにすれば両面印刷にてプリン
トされ、OFFにすれば片面印刷にてプリントされる。た
だし、両面機能を有しないプリンタが選択された場合に
は、この項目そのものが表示されないしくみになってい
る。また、デフォルトの設定項目には頻度の高いものが
あらかじめ設定されており、Duplexでは片面プリントの
使用頻度が高いため、OFFがデフォルトに選ばれてい
る。
【0099】また、ここで設定される項目は、フィニッ
シング機能だけでなく、画像処理のパラメータやコピー
部数、紙サイズといったプリンタの基本機能も選択変更
可能となっている。
【0100】そして所望の設定が済めば、OKキー2104に
よりジョブサブミッタの画面に戻り、取り消す場合に
は、キャンセルキー2105により取りやめる。
【0101】〔デバイスステータス〕MFP104,105あるい
はプリンタ107内のネットワークインターフェース部分
にはMIB(Management Information Base)と呼ばれる標準
化されたデータベースが構築されており、SNMP(Simple
Network Management Protocol)というネットワーク管理
プロトコルを介してネットワーク上のコンピュータと通
信し、MFP104,105をはじめとして、ネットワーク上につ
ながれたデバイスの状態をコンピュータ102(または、10
3)と必要な情報の交換が可能である。
【0102】例えば、MFP104,105の装備情報としてどん
な機能を有するフィニッシャ210が接続されているかを
検知したり、ステータス情報として現在エラーやジャム
が起きていないか、プリント中かアイドル中かなど検知
したり、MFP104,105の装備情報、装置の状態、ネットワ
ークの設定、ジョブの経緯、使用状況の管理、制御など
あらゆる静的情報を入手することが可能となる。
【0103】図22は、デバイスステータスをあらわす
ユーティリティのGUI(Graphic UserInterface)で、たと
えば、MFP105aのタブ2202が選択された場合に、MFP105a
のデバイスの装備情報がグラフィック2203であらわさ
れ、2204,2205にて装置の状態が判断できる。また、220
7の詳細表示キーにて装備情報などの詳細も知ることが
可能である。
【0104】〔ジョブステータス〕図23にてジョブス
テータス2301を説明する。ジョブステータス画面は3つ
のステータスであらわされており、ドキュメントサーバ
102内にあるジョブの状態を知るジョブステータス230
2、プリンタに渡されたジョブの状況を知らせるプリン
トステータス2303、そして、終了したジョブの履歴を知
らせるフィニッシュドジョブ2304である。
【0105】ジョブステータス2302は、Waiting(RIP前)
または、Ripping(RIP中)で表現され、RIP後は、次のプ
リントステータスに渡される。
【0106】プリントステータス2303は、正常状態では
Waiting(Print待機中)または、Printing(Print中)で表
現され、エラーやジャムが生じた場合には、その旨表示
されユーザに知らせるプリント後は、次のフィニッシュ
ドジョブに渡される。
【0107】フィニッシュドジョブ2304は、ジョブの履
歴を見ることができ、正常終了の場合にはPrinted、途
中キャンセル時にはCanceledが示される。
【0108】〔ジョブの分割〕次にカラー画像と白黒画
像が同一ジョブに混在する場合について図24を用いて
説明する。このとき、ドキュメントサーバ102または、
クライアント103内において、ドライバまたは、ジョブ
サブミッタのDestinationでプリンタをカラー/白黒のク
ラスタプリントに選択して、ジョブをドキュメントサー
バ102に送る。
【0109】送られてきたジョブはS2401で一旦スプー
ルされ、S2402にてジョブのプライオリティなどを考慮
して、処理順序が決定される。送られてきたジョブは、
ジョブ指定S2403において、ジョブ全体がカラージョブ
か白黒ジョブかあらかじめManualに指定されていればS2
414へ進む。さらにジョブ全体が白黒RIPを指示されてい
れば白黒RIP(S2415)、カラーならばカラーRIP(S2416)を
行って、それぞれ白黒ジョブは白黒MFP105に出力され、
カラージョブならばカラーMFP104にてプリントアウトさ
れる。
【0110】一方、S2403にてAutoが指示された場合
は、ページ指定があらかじめされていたか否か(S2404)
で分岐し、Manualの場合はS2408に進む。S2408ではまず
送られてきたジョブをページ単位でRIPできるようにペ
ージ単位で管理されているフォーマットに変換する。こ
こでは、たとえば、PDF(Portable Data Format)ファイ
ルに変換する。次に、あらかじめページ単位で指定され
ていたとおりに白黒ページが指示されていたページは白
黒RIP(S2410)を行い、カラーページが指示されていたペ
ージはカラーRIP(S2411)を行う。この作業をページエン
ドまで行って、ジョブ出力制御部S2406に進み、出力デ
バイス制御S2407を行って、白黒ページは白黒MFP105
へ、カラーページはカラーMFP104にそれぞれ出力され
る。
【0111】〔クラスタリングプリント〕クラスタリン
グプリントとは、1つのコントローラから複数台接続さ
れたプリンタに一斉にプリントする方法であり、たとえ
ば、図1(A)のドキュメントサーバ102から4台の白
黒MFP(105a〜105d)に、あるいは、カラーMFP104と白黒M
FP105とに一斉にプリントするような動作である。
【0112】上記のようにカラー/白黒が混在するジョ
ブを分割し、それぞれカラー/白黒RIPが行われたジョブ
は、それぞれカラーMFP104と白黒MFP105へと出力デバイ
ス制御部(図12の1206)にて行き先が決められて、それ
ぞれのプリンタにジョブが送られて出力される。
【0113】このクラスタリングプリントは、白黒同士
のクラスタ、カラー同士のクラスタ、カラー/白黒のク
ラスタプリンタあるいは、それぞれ複数台ずつある場合
でもかまわない。
【0114】〔ジョブスプリット〕さらに、クラスタリ
ングプリントを行う場合には、下記の3種類のデータ分
割転送の方法がある。 (a)ジョブ分割:ジョブ1をMFP105aへ、ジョブ2をM
FP105bへといったように常にジョブがそれぞれのプリン
タに対して均等になるように比較的Waitingジョブが少
なくなるように空いているプリンタを見つけて転送して
いく、いわば負荷分散(ロードバランシング)を行う方
法。 (b)部数分割:1つのジョブの部数をクラスタリング
されたプリンタで均等分割する方法。(ただし、端数が
出た場合には、いずれかのプリンタに端数を割り当て
る。) (c)ページ分割:1つのジョブのページをクラスタリ
ングされたプリンタで均等分割する方法。(ただし、端
数が出た場合には、いずれかのプリンタに端数を割り当
てる。)
【0115】次に、本実施例における他のコンピュータ
に不正にサーバ機能やコントローラ機能のソフトウェア
をコピーしても、画像形成装置にプリントさせない例を
説明する。
【0116】<プリンタの追加>プリンタ設定画面1701に
おいてユーザが追加1702を選択した場合について図25
(A)を基に説明する。
【0117】ユーザが追加1702を選択した場合、S2501
にてドキュメントサーバ102はプリンタ設定画面1701内
に本ドキュメントサーバ102が対応しているプリンタの
種別一覧を表示する。続いて、ユーザが追加するプリン
タの種別を選択1705し、S2502にて、選択されたプリン
タ種別に応じた詳細な情報を設定する画面を表示する。
【0118】そして、ユーザが詳細な情報を設定し、S2
503にてOK1709が押下された際に、出力デバイス制御
部1206は、追加要求されたプリンタが汎用のインターフ
ェイスのネットワークで接続されたものであり、1プリ
ンタに対し1つのプロテクタを必要とするMFP105かを判
断する。
【0119】S2503でプロテクタを必要とするものと判
断した場合には、S2504において出力デバイス制御部120
6はパラレル/シリアルインターフェイス115を介して、
接続されているプロテクタ116-a,b,cそれぞれのメモリ1
501に書かれているシリアルナンバーを取得する。
【0120】そして、S2504にて取得した各プロテクタ1
16のシリアルナンバーは、S2505で出力デバイス制御部1
206により、RAM1208に記憶されている出力デバイス管理
テーブル2601にある登録済MFP105に割り当てられたプロ
テクタ116のシリアルナンバーと比較される。
【0121】ここで出力デバイス管理テーブルとは、図
26に示すように、プリンタ設定においてドキュメント
サーバ102のプリント先として登録された、プリンタの
種別2602と名称2603及び、種別に応じたフィニッシング
オプション2604の装着状況とIPアドレス2605やMFP105唯
一を表すデータであるMACアドレス2606などの詳細情報
とこのMFP105に対応するプロテクタ116のシリアルナン
バー2607、及び該当するシリアルナンバーを持つプロテ
クタがドキュメントサーバ102に接続されているか否か
を示すデータ2608から成るデータ群である。
【0122】そして、S2505において、出力デバイス管
理テーブル2601の登録済MFP105に割り当てられたプロテ
クタのシリアルナンバーと異なるシリアルナンバーを持
つプロテクタ(以下、未登録プロテクタ)があると判断
された場合は、S2506で、1707に入力されたIPアドレス
をもとに、指定されたプリンタ固有かつ固定のデータで
あるMACアドレスを取得し、S2507にて、指定されたプリ
ンタがプリンタの種別2602と名称2603及び、種別に応じ
たフィニッシングオプション2604の装着状況とIPアドレ
ス2605やMFP105唯一を表すデータであるMACアドレス260
6と未登録プロテクタのシリアルナンバー2607ととも
に、RAM1208の出力デバイス管理テーブル2601に追加さ
れ、新たにMFP105がドキュメントサーバ102のプリン
ト先として登録される。
【0123】一方、S2505にて、未登録プロテクタがな
いと判断された場合には、S2508にて図27のような画
面を表示し、MFP105の未登録プロテクタがない旨の表示
をし、プロテクタの追加、または他の登録済MFP105の削
除を促す。
【0124】<プリンタの変更>プリンタ設定画面1701に
おいてユーザが変更1703を選択した場合について図25
(B)を基に説明する。
【0125】ユーザが変更1703を選択した場合、S2521
にてドキュメントサーバ102はプリンタ設定画面1701内
に出力デバイス管理テーブル2601より登録済みプリンタ
の一覧を表示する。
【0126】ユーザは、表示された登録済みプリンタの
一覧より所望のプリンタを1つ選択し、S2522にて選択
されたプリンタの1706〜1708にあるような詳細情報を表
示する。
【0127】続いてS2523で詳細情報が変更された後、
OK1709が押下されたら、出力デバイス制御部1206はS2
524にて、変更された内容をもとに出力デバイス管理テ
ーブル2601を更新する。
【0128】<プリンタの削除>プリンタ設定画面1701に
おいてユーザが変更1704を選択した場合について図25
(C)を基に説明する。
【0129】ユーザが削除1704を選択した場合、S2541
にてドキュメントサーバ102はプリンタ設定画面1701内
に出力デバイス管理テーブル2601より登録済みプリンタ
の一覧を表示する。
【0130】S2542においてユーザが、表示された登録
済みプリンタの一覧より所望のプリンタを1つ選択し、
OK1709が押下したら、出力デバイス制御部1206はS254
3にて、削除指示されたプリンタを出力デバイス管理テ
ーブル2601から削除する。
【0131】このようにプロテクタとMFP105を関連付け
て設定することにより、不正にサーバ機能やコントロー
ラ機能のソフトウェアをコピーして画像形成装置にプリ
ントされてしまうことを防ぐことができる。
【0132】(第2の実施の形態) <ジョブのプリント>第2の実施の形態における画像形成
システムにおいて、ジョブがプリントされる際の例を、
図28をもとに説明する。
【0133】ドキュメントサーバ102起動後、S2801にお
いて、出力デバイス制御部1206はパラレル/シリアルイ
ンターフェイス115を介して、接続されている全てのプ
ロテクタ116のメモリ1501に書かれているシリアルナン
バーを認識する。
【0134】そしてS2801おいて認識されたプロテクタ1
16のシリアルナンバーをもとに、S2802で出力デバイス
制御部1206により、RAM1208に記憶されている出力デバ
イス管理テーブル2601における登録済MFP105のプロテク
タ接続状態2608を初期化する。
【0135】ここで例えば、図29のように、登録済MF
P105のうちMFP105cに割り当てられたシリアルナンバー
を持つプロテクタが接続されていないと判断された場合
は、出力デバイス制御部は2901のうようにMFP105のプロ
テクタについて接続なしとする。
【0136】その後S2803で一定時間(ここでは5秒)た
った後、出力デバイス制御部1206は再び、S2804で、接
続されている全てのプロテクタ116のメモリ1501に書か
れているシリアルナンバーを認識する。そしてS2804で
認識された全てのプロテクタ116のシリアルナンバーを
もとにS2805で出力デバイス制御部1206は出力デバイス
管理テーブル2601における登録済MFP105のプロテクタ接
続状態2608を更新する。このS2803〜S2805の一連の処理
はドキュメントサーバ102が終了されるまで繰り返し実
行される。これにより、ドキュメントサーバ102におけ
る各登録済MFP105に割り当てられたプロテクタの接続状
態が常時監視され、またその状態が出力デバイス管理テ
ーブル2601に反映される。
【0137】また、割り当てられたプロテクタが接続さ
れていないMFP105については、デバイスステータス画面
にて図30のように表示させることでユーザに通知され
る。
【0138】次に、ドキュメントサーバ102がプリント
ジョブを出力する場合について説明する。
【0139】第1の実施の形態にあるように、ドキュメ
ントサーバ102は、ドキュメントサーバ102または、クラ
イアント103内において、ドライバまたは、ジョブサブ
ミッタから投げ込まれたジョブに含まれる指示に従っ
て、ラスタライズ処理(RIP)部1203にて、出力デバイス
に対応した解像度のビットマップに展開され、出力デバ
イス制御部1206により、指定されたプリンタへの出力が
行われる。
【0140】ここで、プリンタへの出力される際の出力
デバイス制御部1206の動作について図28(B)を用い
て説明する。
【0141】S2821において、ジョブの出力(プリン
ト)指示を受けた出力デバイス制御部1206は、どのプリ
ンタに出力するのかを解析する。そして、S2822にて、
ジョブの出力先がクラスタリングの複数のプリンタへの
出力を行うものか、あるいは1つのプリンタへの出力を
行う(クラスタリングでない)ものなのかを判別する。
S2822にて、クラスタリング出力と判断された場合、出
力デバイス制御部1206は、S2823でジョブの指示に基づ
いてクラスタリングを構成するプリンタのいずれのプリ
ンタに対して出力するのかを判別し、S2824にてS2823で
判別したプリンタの中にプロテクタが必要なMFP105が含
まれているかを確認する。S2824にてプロテクタが必要
なMFP105が含まれていた場合は、S2825でプロテクタの
必要ないプリンタに対して割り当てられたジョブの出力
を開始するとともに、該当する1つまた複数のMFP105に
ついてS2826で常時監視されているプロテクタの接続状
態が反映された出力デバイス管理テーブル2601とそれぞ
れ照合し、それぞれ対応するプロテクタが接続されてい
るか否かを判別する。プロテクタが接続されていないと
判断されたMFP105に対しては、S2827において割り当て
られたジョブの出力を停止し、図31の3101にあるよう
にプロテクタがないことをジョブステータス画面にてユ
ーザに通知なども行う。その後、S2828において出力デ
バイス管理テーブルを監視し、対応するシリアルナンバ
ーを持ったプロテクタが接続され次第、S2829でプリン
トを開始する。
【0142】またS2826にてプロテクタが接続されてい
ると判断されたMFP105についてはS2829にて出力デバイ
ス制御部1206が割り当てられたジョブを出力させる。
【0143】S2824にてプロテクタが必要ないプリンタ
と判断された場合は、S2825にて、該当するプリンタに
割り当てられたジョブを出力する。
【0144】一方、S2822にて1つのプリンタへの出力で
あった場合は、S2830にて、プロテクタが必要なプリン
タか否かを判別し、プロテクタが必要なMFP105であった
場合は、S2831にて、常時監視されているプロテクタの
接続状態が反映された出力デバイス管理テーブル2601と
照合し、対応するプロテクタが接続されているか否かを
判断する。S2831においてが対応するプロテクタが接続
されていないと判断された場合は、S2827にて、出力デ
バイス制御部1206はジョブの出力を停止し、S2828にお
いて出力デバイス管理テーブルを監視し、対応するシリ
アルナンバーを持ったプロテクタが接続され次第、S282
9でプリントを開始する。また、S2831にて対応するシリ
アルナンバーを持ったプロテクタが接続されていると判
断された場合は、S2829にてジョブの出力が行われる。S
2830にてプロテクタが必要ないプリンタへのジョブであ
った場合は、S2825で出力デバイス制御部1206は該当す
るプリンタへジョブの出力を行う。
【0145】この方法により、実際のプリント時におい
てもMFP105に対応付けられたプロテクタが接続されてい
ないと該当するMFP105へのプリントが行われないため不
正にサーバ機能やコントローラ機能のソフトウェアをコ
ピーして画像形成装置にプリントされてしまうことを防
ぐことができる。
【0146】(第3の実施の形態) <プロテクタのシリアルナンバーのダウンロード>第1の
実施の形態における画像形成システムにおいて、複数の
プロテクタのシリアルナンバーを1つのプロテクタのメ
モリ1501内に、一まとめにする例を説明する。
【0147】図32はダウンロードする際にドキュメン
トサーバ102上に表示されるダウンロード画面である。
【0148】ここでは、ドキュメントサーバ102に接続
されている分3201のプロテクタの情報が表示され、ドキ
ュメントサーバ102に近い順からa, b, cと便宜的にID32
02が振られている。そして夫々のプロテクタのシリアル
ナンバーが有効か否か、つまり他のプロテクタにシリア
ルナンバーが移されているか否かを表す有効状態3203
と、各プロテクタの固有のシリアルナンバー3204と、ダ
ウンロードされた他のプロテクタのシリアルナンバー32
05が表示される。この例では、プロテクタaは有効であ
り、固有のシリアルナンバーは1201、また1202のシリア
ルナンバーがダウンロードされている。
【0149】プロテクタbは無効であり、固有のシリア
ルナンバーは1202である。
【0150】プロテクタcは有効であり、固有のシリア
ルナンバーは1203、またダウンロードされているシリア
ルナンバーはない。
【0151】ダウンロードキー3206を押下した場合は、
一番サーバに近いのプロテクタaに他のプロテクタb, c
のシリアルナンバーがダウンロードされる。図32では
すでにプロテクタbのシリアルナンバーがプロテクタaに
ダウンロードされているため、プロテクタcのシリアル
ナンバーのみがプロテクタaにダウンロードされる。ク
ローズキー3207が押下された場合はウィンドウが閉じら
れる。
【0152】実際のプロテクタのメモリ1501には、図3
3に示すように、0番地に有効/無効、及び他のプロテ
クタのシリアルナンバーがダウンロードされているかを
示す値3301が入っており、 0:無効 1:有効 2以上:他のプロテクタのシリアルナンバーがダウンロ
ードされていることを表す。
【0153】そして、1番地には固有のシリアルナンバ
ー3302が書かれており、2番地以降に3301の値−1個の
ダウンロードされた他のプロテクタのシリアルナンバー
3303が書かれている。図33は図32におけるプロテク
タaのメモリを表している。
【0154】これらのプロテクタにおけるシリアルナン
バーの有効/無効、及び他のプロテクタのシリアルナン
バーがダウンロードされているかを示す値3301や、1番
地以降のシリアルナンバーの情報は実施例1及び2と同
様に出力デバイス制御部1206よりパラレル/シリアルイ
ンターフェイス115を介して認識可能である。
【0155】次に実際にダウンロードされる手順を図3
4を用いて説明する。
【0156】ドキュメントサーバ102がダウンロードの
指示を受けた場合、S3401で出力デバイス制御部1206
は、パラレル/シリアルインターフェイス115を介し
て、接続されているプロテクタ116-a,b,cそれぞれのメ
モリ1501に書かれているシリアルナンバーを確認する。
次にS3402で、最もドキュメントサーバ102よりに接続さ
れているプロテクタ116-a(N=1:N番目にドキュメ
ントサーバ102に近いプロテクタ)0番地の値が0以外
であるか(シリアルナンバーが有効であるか)を確認す
る。
【0157】S3402において、プロテクタ116-aの0番地
の値が0以外であると判断された場合は、S3403でプロ
テクタ116-aの次にドキュメントサーバ102に近いプロテ
クタ(N=N+1:N番目にドキュメントサーバ102に
近いプロテクタ)があるかを確認し、S3403でプロテク
タがあると判断された場合は、S3404にてメモリ1501の
0番地の値を確認する。
【0158】S3404においてプロテクタ116-bの0番地の
値が2(他のプロテクタよりダウンロードされたシリア
ルナンバーを持っている)の場合は、S3405にてプロテ
クタ116-bのシリアルナンバーとともにプロテクタ116-b
にダウンロードされている他のプロテクタのシリアルナ
ンバーをプロテクタ116-aのメモリ1501に書き込み0番
地の値を2に更新するとともに、プロテクタ116-bのメ
モリ1501にある他のプロテクタよりダウンロードされた
シリアルナンバーを削除し、プロテクタ116-bの0番地
の値を0(シリアルナンバーを無効)にする。
【0159】また、S3404においてプロテクタ116-bの0
番地の値が1(シリアルナンバーは有効だが、他のプロ
テクタのシリアルナンバーはダウンロードされていな
い)の場合は、S3406にてプロテクタ116-bのシリアルナ
ンバーをプロテクタ116-aのメモリ1501に書き込み0番
地の値を2に更新するとともに、プロテクタ116-bの0
番地の値を0(シリアルナンバーを無効)にする。
【0160】そして、S3405またはS3406の処理の後、あ
るいはS3404においてプロテクタ116-bの0番地の値が0
(シリアルナンバーは無効)の場合は、再びS3403に
て、N=N+1:N番目にドキュメントサーバ102に近
いプロテクタがあるかが確認される。
【0161】このS3403〜S3406の一連の処理はS3403
で、N=N+1:N番目にドキュメントサーバ102に近
いプロテクタの接続が検出されなくなるまで行われる。
【0162】また一方、S3402にてプロテクタ116-aの0
番地の値が0であると判断された場合は、ダウンロード
の処理は行わない。
【0163】このように、複数のプロテクタのシリアル
ナンバーを1つのプロテクタ内に格納することができ、
複数のMFP105使用する場合にドキュメントサーバ102
に使用するMFP105と同数のプロテクタをつける必要
がなくなるため、ソフトウェアのセキュリティを損なう
ことなく、ドキュメントサーバ102のプロテクタ接続部
位に対して省スペース化を図ることができる。
【0164】以上説明したように、本発明の上述の実施
の形態によれば、ソフトウェアで構成されるサーバ機能
やコントローラ機能を他のコンピュータに不正にコピー
しても、汎用のインターフェースを介して接続された画
像形成装置にプリントされることを防ぐことができるた
め、サーバ機能やコントローラ機能を有するソフトウェ
アのセキュリティを守ることができる。
【0165】またさらに、ドキュメントサーバにおける
設置スペースを犠牲にすることなく、ソフトウェアのセ
キュリティを守ることも可能である。
【0166】(第4の実施の形態)図35を用いて、本
実施の形態におけるクラスタ設定について説明する。ク
ラスタ設定ではどのプリンタをクラスタリング(複数台
接続して一斉にプリントすること)の出力先とするかに
ついての設定をする。設定はコンピュータ102(または、
103)よりGUIを用いて行われる。
【0167】11801はクラスタ設定のウィンドウであ
り、ユーザはまずクラスタの追加11802、変更11803、削
除11804を選択する。そして追加11802を選択した場合
は、クラスタ(ジョブの分割方法)の種別11805を選択
する。ここではジョブ分割11806、部数分割11807、ペー
ジ分割11808、そしてカラー白黒分割11809が用意されて
いる。クラスタの種別を選択した後、クラスタ名称1181
0を入力する。またプリンタ設定で登録されたクラスタ
リングの出力先として登録可能なプリンタの一覧11811
が表示され、ユーザはクラスタリングの出力先として登
録するプリンタのチェックボックスをチェックする。そ
して、OK11812を選択することで登録される。また、登
録を中断したい場合には、OK11812を選択せずに、キャ
ンセル11813の選択またはウィンドウを閉じる11814こと
によって登録を取り止める。
【0168】変更11803、削除11804についても同様に行
われる。
【0169】図36は、デバイスステータスをあらわす
ユーティリティのGUI(Graphic UserInterface)で、たと
えば、MFP105aのタブ12202が選択された場合に、MFP105
aのデバイスの装備情報がグラフィック12203であらわさ
れ、12204,12205にて装置の状態が判断できる。また、1
2207の詳細表示キーにて装備情報などの詳細も知ること
が可能である。
【0170】プリンタ設定画面1701においてユーザが追
加1702を選択した場合について図37を基に説明する。
【0171】ユーザが追加1702を選択した場合、S12501
にてドキュメントサーバ102はプリンタ設定画面1701内
に本ドキュメントサーバ102が対応しているプリンタの
種別一覧を表示する。続いて、ユーザが追加するプリン
タの種別を選択1705し、S12502にて、選択されたプリン
タ種別に応じた詳細な情報を設定する画面を表示する。
【0172】そして、ユーザが詳細な情報を設定し、S1
2503にてOK1709が押下された際に、出力デバイス制御
部1206は、追加要求されたプリンタが汎用のインターフ
ェイスのネットワークで接続されたものであり、1プリ
ンタに対し1つのプロテクタを必要とするMFP105かPrin
ter107かを判断する。
【0173】S12503でプロテクタを必要とするMFP105で
あると判断した場合には、S12504において出力デバイス
制御部1206はパラレル/シリアルインターフェイス115
を介して、接続されているプロテクタ116-a,b,cそれぞ
れのメモリ1501に書かれている対応するプリンタの種別
を取得し、取得した情報からドキュメントサーバ102の
プリント先として登録できるMFP105の数(以下、MFP105
のライセンス数という)を認識する。
【0174】ここで、プロテクタにおけるプリンタの種
別は、図38(A)のように、メモリ1501の0番地に、 1:MFP105用 2:Printer107用 として表される。図38(A)ではMFP105用であること
がわかる。
【0175】そしてS12504において認識されたMFP105の
ライセンス数はS12505で出力デバイス制御部1206によ
り、RAM1208に記憶されている出力デバイス管理テーブ
ルにあるMFP105の数(以下、登録済MFP105の台数)と比
較される。ここで出力デバイス管理テーブルとは、図3
8(B)に示すように、プリンタ設定においてドキュメ
ントサーバ102のプリント先として登録された、プリン
タの種別12602と名称12603及び、種別に応じたフィニッ
シングオプションの装着状況やネットワーク情報など詳
細情報12604から成るデータ群である。
【0176】そしてS12505で、登録済MFP105の台数がMF
P105のライセンス数よりも少ないと判断された場合は、
S12506で、指定されたプリンタがその詳細情報ととも
に、RAM1208の出力デバイス管理テーブル12601に追加さ
れ、新たにMFP105がドキュメントサーバ102のプリント
先として登録される。
【0177】一方、S12505にて、登録済MFP105の台数が
MFP105のライセンス数と等しいかあるいは、MFP105のラ
イセンス数よりも多いと判断された場合には、S12507に
て図27のような画面を表示し、MFP105のライセンス数
が足りない旨の表示をし、MFP105用プロテクタの追加、
または他の登録済MFP105の削除を促す。
【0178】S12503において、プロテクタを必要とする
Printer107であると判断した場合には、S12508において
S2504と同様に出力デバイス制御部1206はドキュメント
サーバ102のプリント先として登録できるPrinter107の
数(以下、Printer107のライセンス数という)を認識す
る。そしてS12506において認識されたPrinter107のライ
センス数はS12509でS12505と同様に出力デバイス制御部
1206により、RAM1208に記憶されている出力デバイス管
理テーブル12601にあるPrinter107の数(以下、登録済P
rinter107の台数)と比較される。そしてS12509で、登
録済Printer107の台数がPrinter107のライセンス数より
も少ないと判断された場合は、S12506で、指定されたプ
リンタがその詳細情報とともに、RAM1208の出力デバイ
ス管理テーブル12601に追加され、新たにPrinter107が
ドキュメントサーバ102のプリント先として登録され
る。一方、S12509にて、登録済Printer107の台数がPrin
ter107のライセンス数と等しいかあるいは、Printer107
のライセンス数よりも多いと判断された場合には、S125
10にて、Printer107のライセンス数が足りない旨の表示
をし、Printer107用プロテクタの追加、または他の登録
済Printer107の削除を促す。
【0179】S12503において、プロテクタを必要としな
いものと判断された場合には、S12506において、設定さ
れたプリンタが出力デバイス管理テーブル12601に追加
され、ドキュメントサーバ102のプリント先として登録
される。
【0180】(第5の実施の形態)実施例4における画
像形成システムにおいて、ジョブがプリントされる際の
例を、図39をもとに説明する。
【0181】ドキュメントサーバ102起動後、S12801に
おいて、出力デバイス制御部1206はパラレル/シリアル
インターフェイス115を介して、接続されているプロテ
クタ116の数、及びそれぞれのメモリ1501に書かれてい
る対応するプリンタの種別を確認し、MFP105のライセン
ス数、及びPrinter107のライセンス数を認識する。
【0182】そしてS12801おいて認識されたMFP105のラ
イセンス数は、S12802で出力デバイス制御部1206によ
り、RAM1208に記憶されている出力デバイス管理テーブ
ル12601にある登録済MFP105の台数と比較される。
【0183】S12802において、MFP105のライセンス数M
が登録済MFP105の台数Nよりも少なかった場合、出力デ
バイス制御部1206は、S12803で出力デバイス管理テーブ
ル12601にあるMFP105のうちM台はライセンスがあり、N
−M台はライセンスがないことを記述し、出力デバイス
管理テーブル12601のライセンス情報を初期化する。
【0184】ここで例えば、MFP105のライセンス数Mが
2、MFP105の台数Nが3であった場合は、図40の12901
のように、任意の2(M)台のMFP105についてライセン
スありとし、任意の1(N―M)台のMFP105についてラ
イセンスがないこと記述する。ここでは、出力デバイス
管理テーブル12601のMFP105のうち前者から2台をライ
センスありとしているが、どの登録済MFP105をライセン
スあり/なしとするかは任意で構わない。
【0185】またS12802にて、MFP105のライセンス数M
が登録済MFP105の台数Nと等しいか多いと判断された場
合は、S12803で全ての登録済MFP105についてライセンス
ありとなる。
【0186】次にS12804にてS12802と同様に、出力デバ
イス制御部1206は、S12801で認識したPrinter107のライ
センス数とRAM1208に記憶されている出力デバイス管理
テーブル12601にある登録済Printer107の台数とを比較
する。そしてS12804において、Printer107のライセンス
数mが登録済Printer107の台数nよりも少なかった場
合、出力デバイス制御部1206は、S12805で出力デバイス
管理テーブル12601にあるPrinter107のうちm台はライ
センスがあり、n−m台はライセンスがないことを記述
し、出力デバイス管理テーブル12601のライセンス情報
を初期化する。またS12804にて、Printer107のライセン
ス数mが登録済Printer107の台数nと等しいか多いと判
断された場合は、S12805で全ての登録済Printer107につ
いてライセンスありとなる。
【0187】そしてS12806で一定時間(ここでは5秒)た
った後、出力デバイス制御部1206は再び、S12807で、MF
P105及びPrinter107のライセンス数を認識し、S12808で
再びMFP105のライセンス数と登録済MFP105比較する。そ
して、S12809において、出力デバイス制御部1206はS128
03と同様に出力デバイス管理テーブル12601の内容を更
新する。続いて、S12810で、出力デバイス制御部1206は
Printer107のライセンス数と登録済Printer107比較す
る。そして、S12811において、出力デバイス制御部1206
はS12805と同様に出力デバイス管理テーブル12601の内
容を更新する。
【0188】このS12806〜S12811の一連の処理はドキュ
メントサーバ102が終了されるまで繰り返し実行され
る。これにより、ドキュメントサーバ102におけるライ
センスの状況が常時監視され、またその状況が出力デバ
イス管理テーブル12601に反映される。
【0189】また、ライセンスがないMFP105またはPrii
nter107については、デバイスステータス画面にて図41
のように表示させることでユーザに通知される。
【0190】次に、ドキュメントサーバ102がプリント
ジョブを出力する場合について説明する。
【0191】実施例4にあるように、ドキュメントサー
バ102は、ドキュメントサーバ102または、クライアント
103内において、ドライバまたは、ジョブサブミッタか
ら投げ込まれたジョブに含まれる指示に従って、ラスタ
ライズ処理(RIP)部 1203にて、出力デバイスに対応した
解像度のビットマップに展開され、出力デバイス制御部
1206により、指定されたプリンタへの出力が行われる。
【0192】ここで、プリンタへの出力される際の出力
デバイス制御部1206の動作について図39(B)を用いて
説明する。
【0193】S12821において、ジョブの出力(プリン
ト)指示を受けた出力デバイス制御部1206は、どのプリ
ンタに出力するのかを解析する。そして、S12822にて、
ジョブの出力先がクラスタリングの複数のプリンタへの
出力を行うものか、あるいは1つのプリンタへの出力を
行う(クラスタリングでない)ものなのかを判別する。
S12822にて、クラスタリング出力と判断された場合、出
力デバイス制御部1206は、S12823でジョブの指示に基づ
いてクラスタリングを構成するプリンタのいずれのプリ
ンタに対して出力するのかを判別し、S12824にてS12823
で判別したプリンタの中にライセンスが必要なMFP105ま
たはPrinter107が含まれているかを確認する。S12824に
てライセンスが必要なMFP105、Printer107が含まれてい
た場合は、S12825でライセンスの必要ないプリンタに対
して割り当てられたジョブの出力を開始するとともに、
該当する1つまた複数のMFP105、Printer107についてそ
れぞれS12826で常時監視されているライセンスの状況が
反映された出力デバイス管理テーブル12601と照合し、
ライセンスがあるか否かを判別する。ライセンスがない
と判断されたMFP105、Printer107に対しては、S12827に
おいて割り当てられたジョブの出力を停止し、図31-3
101にあるようにライセンスがないことをジョブステー
タス画面にてユーザに通知なども行う。その後、S12828
において出力デバイス管理テーブルを監視し、ライセン
スが取得でき次第、S12829でプリントを開始する。
【0194】またS12826にてライセンスのあると判断さ
れたMFP105、Printer107についてはS12829にて出力デバ
イス制御部1206が割り当てられたジョブを出力させる。
【0195】S12824にてライセンスが必要ないプリンタ
と判断された場合は、S12825にて、該当するプリンタに
割り当てられたジョブを出力する。
【0196】一方、S12822にて1つのプリンタへの出力
であった場合は、S12830にて、ライセンスが必要なプリ
ンタか否かを判別し、ライセンスが必要なMFP105または
Printer107であった場合は、S12831にて、常時監視され
ているライセンスの状況が反映された出力デバイス管理
テーブル12601と照合し、ライセンスの有無を確認す
る。S12831においてライセンスがないと判断された場合
は、S12827にて、出力デバイス制御部1206はジョブの出
力を停止し、S12828において出力デバイス管理テーブル
を監視し、ライセンスが取得でき次第、S12829でプリン
トを開始する。また、S12831にてライセンスがあると判
断された場合は、S12829にてジョブの出力が行われる。
S12830にてライセンスが必要ないプリンタへのジョブで
あった場合は、S12825で出力デバイス制御部1206は該当
するプリンタへジョブの出力を行う。
【0197】この方法においても、MFP105、Printer107
についてそれぞれMFP105用プロテクタ数、Printer107用
プロテクタ数までしかMFP105及びPrinter107を設定させ
ないことにより、不正にサーバ機能やコントローラ機能
のソフトウェアをコピーして画像形成装置にプリントさ
れてしまうことをプリンタの種別ごとに防ぐことができ
る。
【0198】以上説明したように、本発明の上述の第
4、第5の実施の形態によれば、ソフトウェアで構成さ
れるサーバ機能やコントローラ機能を他のコンピュータ
に不正にコピーしても、汎用のインターフェイスを介し
て接続された画像形成装置にプリントされることを防ぐ
ことができるため、サーバ機能やコントローラ機能を有
するソフトウェアのセキュリティを守ることができ、か
つ、プリンタの種別ごとに異なるプロテクタを要するた
め、低機能のプリンタ用のプロテクタを不正に使用して
高機能なプリントがなされてしまうことも防ぐことがで
きる。
【0199】本発明は、前述した実施形態の機能を実現
するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒
体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあ
るいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が
記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行
することによっても達成できる。
【0200】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。プログラムコードを供
給するための記憶媒体としては、例えばフロッピー(登
録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁
気ディスク、CD―ROM、CD−R、磁気テープ、不
揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができ
る。
【0201】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペ
レーティングシステム)などが実際の処理の一部または
全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能
が実現される場合も含まれる。
【0202】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された拡張ボードや
機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そ
のプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボー
ドや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の
一部または全部を行い、その処理によって前述した実施
形態の機能が実現される。
【0203】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
サーバ機能やコントローラ機能を有するソフトウェアの
不適正な使用を確実に防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態及び従来例のシステム全体を
示す図。
【図2】画像形成装置全体のブロック図。
【図3】画像形成装置のスキャナ部を示す図。
【図4】画像形成装置のスキャナIP部のブロック図。
【図5】画像形成装置のFAX部のブロック図。
【図6】画像形成装置のNIC部、コア部のブロック図。
【図7】画像形成装置のプリンタIP部を示す図。
【図8】画像形成装置のPWM部のブロック図。
【図9】カラー画像形成装置のプリンタ部を示す図。
【図10】白黒画像形成装置のプリンタ部を示す図。
【図11】画像形成装置のフィニッシャ部を示す図。
【図12】本発明のドキュメントサーバ内部のジョブフ
ロー。
【図13】PDLデータの記述例、PDLデータのラスタ展開
後を示す図。
【図14】ネットワーク環境、ネットワークデータ転送
を示す図。
【図15】プロテクタのブロック図。
【図16】スキャナドライバの画面例を示す図。
【図17】プリンタ設定の画面例を示す図。
【図18】クラスタ設定の画面例を示す図。
【図19】プリンタドライバの画面例を示す図。
【図20】ジョブサブミッタの画面例を示す図。
【図21】ジョブチケットの画面例を示す図。
【図22】デバイスステータスの画面例を示す図。
【図23】ジョブステータスの画面例を示す図。
【図24】カラー/白黒混在ジョブ分割のフローチャー
ト。
【図25】プリンタ設定−追加時、変更時、削除時のフ
ローチャート。
【図26】出力デバイス管理テーブルの例を示す図。
【図27】ライセンスが不足している場合のプリンタ設
定の画面例を示す図。
【図28】第2の実施の形態の出力デバイス制御部、ジ
ョブ実行時のフローチャート。
【図29】第2の実施の形態の出力デバイス管理テーブ
ルの例を示す図。
【図30】第2の実施の形態のデバイスステータスの画
面例を示す図。
【図31】第2の実施の形態のジョブステータスの画面
例を示す図。
【図32】シリアルナンバーをダウンロードする際の画
面例を示す図。
【図33】第3の実施の形態のメモリ1501に書かれてい
るデータの例を示す図。
【図34】第3の実施の形態のシリアルナンバーをダウ
ンロードする時のフローチャート。
【図35】クラスタ設定の画面例を示す図。
【図36】デバイスステータスの画面例を示す図。
【図37】プリンタ設定−追加時、変更時、削除時のフ
ローチャート。
【図38】出力デバイス管理テーブルの例を示す図。
【図39】第5の実施の形態の出力デバイス制御部、ジ
ョブ実行時のフローチャート。
【図40】第5の実施の形態の出力デバイス管理テーブ
ルの例を示す図。
【図41】第5の実施の形態のデバイスステータスの画
面例を示す図。
【符号の説明】
101 ネットワーク 102 ドキュメントサーバコンピュータ 103 クライアントコンピュータ 104 カラーMFP 105 白黒MFP

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークに接続されたサーバとクラ
    イアントコンピュータ、前記ネットワークまたは、前記
    サーバに接続された1つまたは複数の画像形成装置、前
    記サーバに1つあるいは複数接続可能な治具とから成る
    画像形成システムにおいて、 前記サーバに前記画像形成装置よりプリントするための
    ジョブを入力するジョブ入力手段と、 前記入力手段より入力されたジョブを処理しイメージに
    展開する展開手段と、 前記展開手段によって展開されたイメージを前記ジョブ
    にて指定された画像形成装置に出力する出力手段と、 前記治具において、治具のIDを表すデータを記憶する記
    憶手段と、 前記サーバにおいて、前記画像形成装置をジョブの出力
    先として登録する登録手段と、 前記登録手段により出力先として登録される画像形成装
    置を特定するための情報を取得する取得手段と、 前記治具の接続の有無、及び接続された前記治具夫々の
    記憶手段にあるデータを認識する認識手段と、 前記登録手段により画像形成装置を出力先として登録す
    る際に、前記認識手段により認識される1つの治具の記
    憶手段が持つデータと前記取得手段により取得される画
    像形成装置を特定するための情報をもとに、登録される
    画像形成装置と治具とを1対1に対応づけて保存する出
    力先情報保存手段とを有することを特徴とする画像形成
    システム。
  2. 【請求項2】 前記サーバにおいて、ジョブの出力先と
    して新たに画像形成装置を登録する際に、前記出力先情
    報保存手段に保存されている治具のIDを表すデータ夫
    々と、サーバに接続されている全ての治具の記憶手段が
    持つ治具のIDを表すデータ夫々とを比較し、出力先情
    報保存手段にない治具のIDを表すデータを持つ治具が
    あった場合には新たな画像形成装置の登録を許可し、か
    つ出力先情報保存手段にない治具のIDを表すデータを
    持つ治具がなかった場合には新たな画像形成装置の登録
    を許可しない機能を有することを特徴とする請求項1に
    記載の画像形成システム。
  3. 【請求項3】 前記サーバは、常時あるいは一定の間隔
    にて、前記認識手段によりサーバに接続されている全て
    の治具の記憶手段が持つ治具のIDを表すデータ夫々確
    認し、確認したデータと前記出力先情報保存手段に保存
    されている治具のIDを表すデータ夫々とを比較し、出力
    先情報保存手段に保存されている治具のIDを表すデータ
    を記憶する治具が取り付けられていないと判断された場
    合、出力先情報保存手段において対応する画像形成装置
    への出力をさせない機能を有することを特徴とする請求
    項1に記載の画像形成システム。
  4. 【請求項4】 前記サーバは、前記治具の記憶手段への
    データの読み書きをする手段を有し、前記サーバにおい
    て、第1の治具の記憶手段に、第2の治具Bの記憶手段
    にある治具のIDを表すデータを書き込むとともに、前
    記第2の治具の記憶手段にその治具のIDを表すデータ
    が前記第1の治具に書き込まれたことを表すデータを書
    き込むことにより、複数の治具のIDを表すデータを1
    つの治具の記憶手段にまとめる機能を有することを特徴
    とする請求項1に記載の画像形成システム。
  5. 【請求項5】 ネットワークに接続されたサーバとクラ
    イアントコンピュータ、前記ネットワークまたは、前記
    サーバに接続された1つまたは複数の画像形成装置、前
    記サーバに1つあるいは複数接続可能な治具とから成る
    画像形成システムにおいて、 前記治具は、 前記サーバに接続される画像形成装置の種別を表すデー
    タを記憶する記憶手段を有し、 前記サーバは、 前記サーバまたは前記クライアントから前記画像形成装
    置にてプリントするためのジョブを入力するジョブ入力
    手段と、 前記入力手段より入力されたジョブを処理しイメージに
    展開する展開手段と、 前記展開手段によって展開されたイメージを前記ジョブ
    にて指定された画像形成装置に出力する出力手段と、 前記画像形成装置をジョブの出力先として登録する登録
    手段と、 前記治具の接続の有無、及び接続された前記治具夫々の
    記憶手段にあるデータを認識する認識手段とを有し、 前記サーバにおいて、前記登録手段により前記画像形成
    装置を出力先として登録する際に、登録する前記画像形
    成装置の種別に対応するデータが記憶された前記治具が
    接続されていると前記認識手段にて認識された場合は、
    前記画像形成装置を出力先として登録を許可し、認識さ
    れない場合は、前記画像形成装置を出力先として登録を
    許可しない機能を有することを特徴とする画像形成シス
    テム。
  6. 【請求項6】 前記画像形成装置の種別ごとに、同じ種
    別の画像形成装置を表すデータが記憶された前記治具の
    数まで登録を許可する機能を有することを特徴とする請
    求項5に記載の画像形成システム。
  7. 【請求項7】 ネットワークに接続されたサーバとクラ
    イアントコンピュータ、前記ネットワークまたは、前記
    サーバに接続された1つまたは複数の画像形成装置、前
    記サーバに1つあるいは複数接続可能な治具とから成る
    画像形成装置システムにおいて、 前記治具は、 前記サーバに接続される画像形成装置の種別を表すデー
    タを記憶する記憶手段を有し、 前記サーバは、 前記サーバまたは前記クライアントから前記画像形成装
    置にてプリントするためのジョブを入力するジョブ入力
    手段と、 前記入力手段より入力されたジョブを処理しイメージに
    展開する展開手段と、 前記展開手段によって展開されたイメージを前記ジョブ
    にて指定された画像形成装置に出力する出力手段と、 前記画像形成装置をジョブの出力先として登録する登録
    手段と、 前記治具の接続の有無、及び接続された前記治具夫々の
    記憶手段にあるデータを認識する認識手段とを有し、 前記サーバにおいて、前記ジョブ入力手段より入力され
    たジョブを前記画像形成装置に出力する際に、出力する
    前記画像形成装置の種別に対応するデータが記憶された
    前記治具が接続されていると認識された場合は、前記画
    像形成装置へのジョブの出力を開始し、認識されない場
    合は、出力する前記画像形成装置の種別に対応するデー
    タが記憶された前記治具の接続が認識されるまで前記画
    像形成装置へのジョブの出力を停止する機能を有するこ
    とを特徴とする画像形成装置システム。
  8. 【請求項8】 前記画像形成装置の種別ごとに、同じ種
    別の画像形成装置を表すデータが記憶された前記治具の
    数まで前記ジョブ入力手段より入力されたジョブの出力
    を行わせる機能を有することを特徴とする請求項7に記
    載の画像形成システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7433067B2 (en) * 2000-10-30 2008-10-07 Minolta Co., Ltd. Printer, printing system, recording medium and server requiring authentication

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