JP2001045271A - ネットワークシステムを構成可能な画像形成装置、画像形成システム、画像形成方法及び記憶媒体 - Google Patents

ネットワークシステムを構成可能な画像形成装置、画像形成システム、画像形成方法及び記憶媒体

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JP2001045271A
JP2001045271A JP11220457A JP22045799A JP2001045271A JP 2001045271 A JP2001045271 A JP 2001045271A JP 11220457 A JP11220457 A JP 11220457A JP 22045799 A JP22045799 A JP 22045799A JP 2001045271 A JP2001045271 A JP 2001045271A
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Yoshinobu Aiba
芳信 相葉
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワーク上に接続された各画像処理装置
間でデータを送受信するに際して、データの不正使用を
防止できるようにする。 【解決手段】 ネットワーク101を経由して上記デバ
イス端末装置10に送信する画像データに特定情報を付
加するための複数個の情報付加手段431〜43nと、
上記ネットワーク101を介して画像データを送信する
際に、上記画像データに応じて上記複数個の情報付加手
段431〜43nの何れか一つを選択し、上記選択した
情報付加手段により上記画像データに所定の特定情報を
付加させるようにする付加情報選択手段42とを設け、
上記画像データの流通経緯を追跡することができるよう
にして、ネットワーク101上におけるデータのセキュ
リティ保護、及びデータ作成者の著作権を確実に保護す
ることができるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はネットワークシステ
ムを構成可能な画像形成装置、画像形成システム、画像
形成方法及び記憶媒体に関し、特に、ネットワーク環境
におけるセキュリティ管理に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、ネットワークに複数の画像処
理装置を接続してなる画像形成システムにおいて、画像
データをはじめとする様々なデータが上記ネットワーク
を介して伝送される際のセキュリティ管理は種々存在
し、幾つかは実際に広く利用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ネット
ワークを介して送受される画像データをはじめとする様
々なデータに関して、そのデータに作成者の著作権を付
加したり、シグニチャ(署名)や認証キーを付加したり
することによって、作成されたデータの保護や管理を行
うことは困難であった。
【0004】また、著作権情報が不正にコピーされた
り、流出されたりした場合に、その情報がどのような経
路を通って流出されたのかを後から追跡することは困難
であった。
【0005】本発明は上述の問題点にかんがみ、ネット
ワーク上に接続された各デバイス間のデータの送受に対
して、人間の目には見えない形で画像データに所定の特
定情報を付加したり、あるいは、ネットワーク上でのみ
有効な付加データを画像データに上乗せすることによ
り、そのデータ作成者の著作権を設け、作成されたデー
タのセキュリティ保護、著作権などの知的財産の保護を
可能にするとともに、不正コピーや不正なデータの流出
を防止できるようにすることを第1の目的とする。
【0006】また、著作権情報が不正コピーされて流出
した場合に、その流通ルートを特定する追跡情報を画像
情報に付加することにより、データ流通ルートの追跡を
容易に可能にすることを第2の目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の画像形成装置
は、ネットワークに接続されているデバイス端末装置と
画像データを送受信する画像形成装置において、上記ネ
ットワークを経由して上記デバイス端末装置に送信する
画像データに特定情報を付加するための複数個の情報付
加手段と、上記ネットワークを介して画像データを送信
する際に、上記画像データに応じて上記複数個の情報付
加手段の何れか一つを選択し、上記選択した情報付加手
段により上記画像データに所定の特定情報を付加させる
ようにする付加情報選択手段とを具備することを特徴と
している。また、本発明の画像形成装置の他の特徴とす
るところは、上記付加情報選択手段は、上記ネットワー
クを介して送信する画像データがカラー画像データであ
る場合には付加情報をカラーで処理し、上記画像データ
が白黒画像データである場合には付加情報を白黒で処理
するように情報付加手段を選択することを特徴としてい
る。また、本発明の画像形成装置のその他の特徴とする
ところは、上記画像データに付加する特定情報は、個
人、グループ、あるいは上記画像形成装置に与えられた
固有のデジタル著作権情報であることを特徴としてい
る。
【0008】本発明の画像形成システムネットワークに
接続されてネットワークシステムを構成可能なデバイス
端末装置であって、上記ネットワークを経由して送信す
る画像データに特定情報を付加する情報付加手段を具備
するデバイス端末装置と、上記ネットワークを経由して
上記デバイス端末装置に送信する画像データに特定情報
を付加するための複数個の情報付加手段と、上記ネット
ワークを介して画像データを送信する際に、上記画像デ
ータに応じて上記複数個の情報付加手段の何れか一つを
選択し、上記選択した情報付加手段により上記画像デー
タに所定の特定情報を付加させるようにする付加情報選
択手段とを具備する画像形成装置とからなることを特徴
としている。また、本発明の画像形成システムの他の特
徴とするところは、ネットワークに接続されてネットワ
ークシステムを構成可能なデバイス端末装置であって、
上記ネットワークを経由して受信した画像データに特定
情報が付加されている場合に、上記付加されている特定
情報に上乗せして第n(nは自然数)の特定情報を重畳
する情報重畳手段を具備するデバイス端末装置と、上記
ネットワークを経由して上記デバイス端末装置に送信す
る画像データに特定情報を付加するための複数個の情報
付加手段と、上記ネットワークを介して画像データを送
信する際に、上記画像データに応じて上記複数個の情報
付加手段の何れか一つを選択し、上記選択した情報付加
手段により上記画像データに所定の特定情報を付加させ
るようにする付加情報選択手段とを具備する画像形成装
置とからなることを特徴としている。また、本発明の画
像形成システムのその他の特徴とするところは、ネット
ワークに接続されてネットワークシステムを構成可能な
デバイス端末装置であって、上記ネットワークを介して
受信した画像データに特定情報を付加されている特定情
報を解除する情報解除手段と、上記情報解除手段によっ
て特定情報が解除された画像データに新しい特定情報を
付加する情報付加手段とを具備するデバイス端末装置
と、上記ネットワークを経由して上記デバイス端末装置
に送信する画像データに特定情報を付加するための複数
個の情報付加手段と、上記ネットワークを介して画像デ
ータを送信する際に、上記画像データに応じて上記複数
個の情報付加手段の何れか一つを選択し、上記選択した
情報付加手段により上記画像データに所定の特定情報を
付加させるようにする付加情報選択手段とを具備する画
像形成装置とからなることを特徴としている。
【0009】本発明の画像形成方法は、ネットワークを
経由して送信する画像データに特定情報を付加する情報
付加処理をデバイス端末装置が行い、上記ネットワーク
を経由して上記デバイス端末装置に送信する画像データ
に特定情報を付加するための複数個の情報付加手段の何
れかを用いて行う情報付加処理と、上記ネットワークを
介して画像データを送信する際に、上記画像データに応
じて上記複数個の情報付加手段の何れか一つを選択し、
上記選択した情報付加手段により上記画像データに所定
の特定情報を付加させるようにする付加情報選択処理と
を画像形成装置が行うことを特徴としている。また、本
発明の画像形成方法の他の特徴とするところは、ネット
ワークを経由して受信した画像データに特定情報が付加
されている場合に、上記付加されている特定情報に上乗
せして第n(nは自然数)の特定情報を重畳する情報重
畳処理をデバイス端末装置が行い、上記ネットワークを
経由して上記デバイス端末装置に送信する画像データに
特定情報を付加するための複数個の情報付加手段の何れ
か一つを用いて行う情報付加処理と、上記ネットワーク
を介して画像データを送信する際に、上記画像データに
応じて上記複数個の情報付加手段の何れか一つを選択
し、上記選択した情報付加手段により上記画像データに
特定情報を付加させるようにする付加情報選択処理とを
画像形成装置が行うことを特徴としている。また、本発
明の画像形成方法のその他の特徴とするところは、ネッ
トワークを介して受信した画像データに特定情報を付加
されている特定情報を解除する情報解除処理と、上記情
報解除処理によって特定情報が解除された画像データに
新しい特定情報を付加する情報付加処理とをデバイス端
末装置が行い、上記ネットワークを経由して上記デバイ
ス端末装置に送信する画像データに特定情報を付加する
ための複数個の情報付加手段の何れか一つを用いて行う
情報付加処理と、上記ネットワークを介して画像データ
を送信する際に、上記画像データに応じて上記複数個の
情報付加手段の何れか一つを選択し、上記選択した情報
付加手段により上記画像データに所定の特定情報を付加
させるようにする付加情報選択処理とを画像形成装置が
行うことを特徴としている。
【0010】本発明の記憶媒体は、上記各処理としてコ
ンピュータを機能させるためのプログラムをコンピュー
タから読み出し可能に格納したことを特徴としている。
また、本発明の記憶媒体の他の特徴とするところは、上
記画像処理方法の手順をコンピュータに実行させるため
のプログラムをコンピュータから読み出し可能に格納し
たことを特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】[システム全体の概要説明]図1
は、本発明の概略を示す画像形成システムの構成図であ
る。図1に示したように、この画像形成システムは第1
のデバイス端末装置10、第2のデバイス端末装置2
0、第3のデバイス端末装置30、第1の画像形成装置
40、第2の画像形成装置50をネットワーク101に
接続して構成している。
【0012】第1のデバイス端末装置10は、情報付加
手段11及び通信手段12を有している。上記情報付加
手段11は上記ネットワーク101を経由して送信する
画像データに特定情報を付加する機能を有している。ま
た、通信手段12はネットワーク101から画像データ
を受信するとともに、上記情報付加手段11によって特
定情報を付加した画像データをネットワーク101に送
信する機能を有している。
【0013】第2のデバイス端末装置20は、情報重畳
手段21及び通信手段22を有している。上記情報重畳
手段21は、上記ネットワーク101を経由して受信し
た画像データに特定情報が既に付加されていた場合に
は、上記付加されていた特定情報に上乗せして第n(n
は自然数)の特定情報を上乗せして付加する機能を有し
ている。また、通信手段22はネットワーク101から
画像データを受信するとともに、特定情報を重畳した画
像データをネットワーク101に送信する機能を有して
いる。
【0014】第3のデバイス端末装置30は、情報解除
手段31と、情報付加手段32と、通信手段33とを有
している。上記情報解除手段31は、上記ネットワーク
101を介して受信した画像データに付加されている特
定情報を解除する機能を有している。
【0015】上記情報付加手段32は、上記情報解除手
段31によって特定情報が解除された画像データに新し
い特定情報を付加する機能を有し、また、上記通信手段
33ネットワーク101から画像データを受信するとと
もに、特定情報を付加した画像データをネットワーク1
01に送信する機能を有している。
【0016】上記第1画像形成装置40は、通信手段4
1と、付加情報選択手段42と、第1の情報付加手段4
31、第2の情報付加手段432、第3の情報付加手段
433、・・・第nの情報付加手段43nとを有してい
る。
【0017】上記第1〜第nの情報付加手段431、4
32、433、・・43nは、上記ネットワーク101
を介して送信する画像データに応じた特定情報を付加す
るためのものである。
【0018】また、付加情報選択手段42は、上記複数
個の情報付加手段431、432、433、・・43n
の何れか一つを選択し、上記ネットワーク101を介し
て送信する画像データに所定の特定情報を付加させるよ
うにするためのものである。例えば、送信する画像デー
タがカラー画像データである場合には付加情報をカラー
で処理し、上記画像データが白黒画像データである場合
には付加情報を白黒で処理するように情報付加手段の何
れか一つを選択する。
【0019】第2の画像形成装置50は、画像情報情報
解除手段51、画像形成手段52及び通信手段53を有
している。上記画像情報情報解除手段51は、上記ネッ
トワーク101を経由して受信した画像データに付加さ
れている特定情報を解除して元の情報に戻す機能を有し
ている。
【0020】上記画像形成手段52は、上記画像情報情
報解除手段51によって元に戻された画像データにより
画像を形成して出力する機能を有している。さらに、上
記通信手段53は、ネットワーク101から画像データ
を受信するとともに、特定情報を付加した画像データを
ネットワーク101に送信する機能を有している。
【0021】上述のように構成された本実施の形態の画
像形成システムによれば、ネットワーク上に接続された
各画像処理装置間でデータを送受信するに際して、人間
の目には見えない形で画像データに特定の情報を付加し
たり、あるいは、ネットワークシステム上でのみ有効な
付加データを画像に上乗せすることができる。
【0022】これにより、ネットワーク101を介して
各端末装置間で授受する画像データに、上記データを作
成した者の著作権を設けることが可能となる。また、作
成されたデータのセキュリティ保護や、著作権などの知
的財産の保護を行うことができる。さらに、データの不
正コピーや不正な流出を防止することができる。また、
著作権情報が不正コピーされて流出した場合に、その流
通ルートを特定する追跡情報を画像情報に付加すること
で、著作権が設定されたデータの不正な使用を追跡する
ことを可能にする。
【0023】以下、本発明のネットワークシステムを構
成可能なネットワークシステムを構成可能な画像形成装
置、デバイス端末装置、画像形成システム、画像形成方
法及び記憶媒体について、図面を参照しながら詳細に説
明する。
【0024】(第1の実施の形態) [装置全体の概要説明]図2に、本発明の実施形におけ
る装置全体の概観図を示す。ネットワーク101に接続
されたコンピュータ102、103は、それぞれサーバ
とクライアントの役割を果たしており、実際には、クラ
イアント103は複数台あり、図2では103a、10
3bで示してあるが、以後代表してクライアント103
とのみ表記する。
【0025】一方では、MFP(Mu1ti Func
tion Periphera1)と呼ばれる多目的な
ネットワーク機器104、105がネットワーク101
に接続されている。なお、104はフルカラーでスキャ
ン、プリントなどが可能なカラーMFPであり、105
はモノクロでスキャン、プリントなどを行う白黒MFP
である。
【0026】他方では、ネットワーク101に単一機能
で動作するネットワーク機器も接続されており、スキャ
ナ106やプリンタ107などが存在するが、動作的に
は上述のMFPとほとんど等価であるため、以後はこれ
らのデバイスもまとめてMFPにて表記する。
【0027】また、108はネットワークに接続された
データ格納のためのメモリ装置であり、ネットワーク1
01を経由して送られてきた各種データを一時的に保存
/格納することができる。
【0028】さらに、図示していないが、このネットワ
ーク101上にはクライアントや各種サーバ、及び上記
以外のMFPの他に、スキャナ、プリンタあるいは、F
AXなどその他の機器も接続されている。
【0029】ここで、コンピュータ102(または10
3)上では、いわゆるDTP(Desk Top Pu
blishing)のアプリケーションソフトウェアを
動作させ、各種文書/図形が作成/編集される。コンピ
ュータ102(または103)は作成された文書/図形
をPDL言語(Page DescriptionLa
nguage=ページ記述言語)に変換し、コンピュー
タ102(または103)上からプリンタドライバと呼
ばれる起動ソフトウェアによって指示することにより、
ネットワーク101を経由してMFP104、105、
またはプリンタ107に送られて出力される。
【0030】また、スキャナ106、またはMFP10
4、スキャナ部105に置かれた原稿は、コンピュータ
102(または103)上からスキャナドライバと呼ば
れる起動ソフトウェアによって指示することにより、ネ
ットワーク101へ画像データとして送られ、メモリ装
置108に保存されたり、コンピュータ102(または
103)のディスプレイに表示したり、MFP104、
105またはプリンタ107に送られて出力されること
が可能である。
【0031】次に、MFP104、105は、それぞれ
コンピュータ102(または103)側とネットワーク
101を介して情報交換できる通信手段を有しており、
MFP104、105の設定情報や装置状態がコンピュ
ータ102(または103)側に逐次知らせる仕組みと
なっている。
【0032】さらに、コンピュータ102(または10
3)側では、その情報を受けて動作するユーティリティ
ソフトウエアを持っており、MFPなどのデバイスは、
このコンピュータ102(または103)の下で一元管
理されている。
【0033】[MFP104、105の構成]次に、図
3〜図14を用いてMFP104、105の構成につい
て説明する。但し、MFP104とMFP105の差は
フルカラーとモノクロの差であり、色処理以外の部分で
はフルカラー機器がモノクロ機器の構成を包含すること
が多いため、ここではフルカラー機器に絞って説明し、
必要に応じて、随時モノクロ部分の説明を加えることと
する。
【0034】MFP104、105の構成を示す図3に
おいて、201は画像読み取りを行うスキャナ部で、2
02はその画像データを画像処理するRGB−IP部、
203はファクシミリなどに代表される電話回線を利用
した画像の送受信を行うFAX部、204はネットワー
クを利用して画像データや装置情報をやりとりするNI
C(Network Interface Card)
部分である。
【0035】205はコンピュータ側から送られてきた
ページ記述言語(PDL)を画像信号に展開するPDL
部である。アドオン部212は通常スルーであるが、ア
ドオン情報の付加と解除を行う際には有効になる。そし
て、MFP104、105の使い方に応じてコア部20
6で画像信号を一時保存したり、経路を決定したりす
る。
【0036】次に、コア部206から出力された画像デ
ータは、CMYK−IP部207を経由して、PWM部
208に送られた後、画像形成を行うプリンタ部209
に送られ、用紙の出力仕上げの処理を行うフィニッシャ
部210によりプリントアウトされる。また、ディスプ
レイ部211は、画像をプリントせずに済ませたり、プ
リント状態の是非を判断するためのプレビュー機能とし
て作動する。
【0037】[スキャナ部201の構成]次に、図4を
用いてスキャナ部201の構成を説明する。先ず、複写
機としての原稿の複写において、301は原稿台ガラス
であり、読み取られるべき原稿302が置かれる。原稿
302は、照明303によリ照射され、ミラー304、
305、306を経て、光学系307により、CCD3
08上に像が結ばれる。
【0038】さらに、モータ309により、ミラー30
4、照明303を含む第1ミラーユニット310は、速
度vで機械的に駆動され、ミラー305、306を含む
第2ミラーユニット311は、速度1/2vで駆動さ
れ、原稿302の全面が走査される。
【0039】[RGB−IP部202の構成]次に、図
5を用いて画像処理部202について説明する。入力さ
れた光学的信号は、CCDセンサ308により電気信号
に変換される。このCCDセンサ308はRGB3ライ
ンのカラーセンサであり、RGBそれぞれの画像信号と
してA/D変換部401に入力される。ここでゲイン調
整、オフセット調整をされた後、A/Dコンバータで、
各色信号毎に8bitのデジタル画像信号R0、G0、
B0に変換される。
【0040】その後、シェーディング補正402回路で
色ごとに、基準白色板の読み取り信号を用いた、公知の
シェーディング補正が施される。さらに、CCDセンサ
308の各色ラインセンサは、相互に所定の距離を隔て
て配置されているため、ラインディレイ調整回路403
において、副走査方向の空間的ずれが補正される。
【0041】次に、入力マスキング部404は、CCD
センサ308のR、G、Bフィルタの分光特性で決まる
読取色空間を、NTSCの標準色空間に変換する部分で
あり、CCDセンサ308の感度特性/照明ランプのス
ペクトル特性等の諸特性を考慮した装置固有の定数を用
いた3×3のマトリックス演算を行い、入力された(R
0、G0、B0)信号を標準的な(R、G、B)信号に
変換する。
【0042】さらに、輝度/濃度変換部(LOG変換
部)405はルックアップテーブル(LUT)RAMに
より構成され、RGBの輝度信号がC1、M1、Y1の
濃度信号になるように変換される。
【0043】MFP105によりモノクロの画像処理を
行う場合には、単色の1ラインセンサを用いて、単色で
A/D変換、シェーディングを行ったのち、入出力マス
キング、ガンマ変換、空間フィルタの順で処理しても構
わない。
【0044】[FAX部203の構成]次に、図6を用
いてFAX部203について説明する。まず、受信時に
は電話回線から来たデータをNCU部501で受け取り
電圧の変換を行い、モデム部502の中の復調部504
でA/D変換及び復調操作を行った後、伸張部506で
ラスタデータに展開する。
【0045】一般に、FAXでの圧縮伸張にはランレン
グス法などが用いられるが、公知であるためここではそ
の詳細な説明を割愛する。ラスタデータに変換された画
像は、メモリ部507に一時保管され、画像データに転
送エラーがないことを確認後にコア部206へ送られ
る。
【0046】次に、送信時は、コア部206よりやって
きたラスタイメージの画像信号に対して、圧縮部505
でランレングス法などの圧縮を施し、モデム部502内
の変調部503にてD/A変換及び変調操作を行った
後、NCU部501を介して電話回線へと送られる。
【0047】[NIC部204の構成]次に、図7を用
いてNIC部204について説明する。ネットワーク1
01に対してのインターフェイスの機能を持つのが、こ
のNIC部204であり、例えば10Base−T/1
00Base−TXなどのEthernetケーブルな
どを利用して外部からの情報を入手したり、外部へ情報
を流す役割を果たす。
【0048】外部より情報を入手する場合は、まず、ト
ランス部601で電圧変換され、LANコントローラ部
602に送られる。LANコントローラ部602は、そ
の内部に第1及び第2のバッファメモリを有し、入力さ
れる情報を第1のバッファメモリ(不図示)に記憶し、
その情報が必要な情報か否かを判断した上で、第2のバ
ッファメモリ(不図示)に送った後、PDL部205に
信号を流す。
【0049】次に、外部に情報を提供する場合には、P
DL部205より送られてきたデータは、LANコント
ローラ部602で必要な情報を付加して、トランス部6
01を経由してネットワークに接続される。
【0050】[PDL部205の構成]次に、同じく図
7を用いてPDL部205の説明をする。コンピュータ
上で動作するアプリケーションソフトウェアによって作
成された画像データは、文書、図形、写真などから構成
されており、それぞれは、文字コード、図形コード及び
ラスタ画像データなどによる画像記述の要素の組み合わ
せから成っている。
【0051】これが、いわゆるPDL(Page De
scription Language=ページ記述言
語)であり、Adobe社のPost Script
(登録商標)言語に代表されるものである。
【0052】さて、図7は、上記PDLデータからラス
タ画像データヘの変換処理を表わす部分であり、NIC
部204から送られてきたPDLデータは、CPU部6
03を経由してハードディスク(HD)のような大容量
メモリ604に一度格納され、ここで各ジョブ毎に管理
及び保存される。
【0053】次に、必要に応じて、CPU部603は、
RIP(Raster ImageProcessin
g)と呼ばれるラスタ化画像処理を行って、PDLデー
タをラスタイメージに展開する。
【0054】そして、展開されたラスタイメージデータ
は、CMYKの色成分母にDRAMなどの高速アクセス
可能なメモリ605にジョブ毎にページ単位で格納さ
れ、プリンタ部208の状況に合わせて、再びCPU部
603を介して、コア部206へ送られる。
【0055】[コア部206の構成]次に、図8を用い
てコア部206について説明する。コア部206のバス
セレクタ部701は、MFP104、105の利用にお
ける、いわば交通整理の役割を担っている。
【0056】すなわち、スタンドアローンとしての複写
機能、ネットワークスキャン、ネットワークプリント、
ファクシミリ送信/受信、あるいは、ディスプレイ表示
などMFP104、105における各種機能に応じてバ
スの切り替えを行うところである。
【0057】細かく説明するならば、そのフローは、以
下のような機能が考えられる。 ・スタンドアローン複写機:スキャナ201→コア20
6→プリンタ208 ・ネットワークスキャン:スキャナ201→コア206
→NIC部204 ・ネットワークプリント:NIC部204→コア206
→プリンタ208 ・ファクシミリ送信機能:スキャナ201→コア206
→FAX部203 ・ファクシミリ受信機能:FAX部203→コア206
→プリンタ208 ・ディスプレイ表示機能:スキャナ201→コア206
→ディスプレイ部211、 但し、ディスプレイ表示機能の入力元はFAX部203
やNIC部204でも構わない。
【0058】次に、バスセレクタ部701を出た画像デ
ータは、圧縮部702、ハードディスク(HD)などの
大容量メモリからなるメモリ部703及び、伸張部70
4を通ってプリンタ部208、またはディスプレイ部2
11へ送られる。
【0059】ここで、用いられる圧縮方式は、JPE
G、JBIG、ZIPなど一般的なものを用いればよ
い。次に、圧縮された画像データは、ジョブ毎に管理さ
れ、ファイル名、作成者、作成日時、ファイルサイズな
どの付加データと一緒に格納される。
【0060】さらに、ジョブの番号とパスワードを設け
て、それらも一緒に格納すれば、パーソナルボックス機
能をサポートすることができる。これは、データの一時
保存や特定の人にしかプリントアウト(ハードディスク
(HD)からの読み出し)ができない親展機能である。
【0061】格納されているそれぞれのジョブに対して
は、ジョブを指定して呼び出しが行われた場合には、パ
スワードの認証を行った後、ハードディスク(HD)よ
り呼び出し、画像伸張を行ってラスターイメージに戻し
てプリンタ部207に送られる。
【0062】[CMYK−IP部207の構成]図8に
より、CMYK−IP部207を説明する。コア部20
6より渡されたデータは、出力マスキング/UCR回路
部706に入り、上述のRGB−IP部202にて説明
したLOG変換(405)後のC1、M1、Y1信号を
画像形成装置のトナー色であるY、M、C、K信号にマ
トリクス演算を用いて変換する部分であり、CCDセン
サ308で読み込まれたRGB信号に基づいたC1、M
1、Y1、K1信号をトナーの分光分布特性に基づいた
C.M、Y、K信号に補正して出力する。
【0063】次に、ガンマ補正部707にて、トナーの
色味諸特性を考慮したルックアップテーブル(LUT)
RAMを使って画像出力のためのC、M、Y、Kデータ
に変換されて、空間フィルタ708では、シャープネス
またはスムージングが施された後、画像信号はPWM部
208へと送られる。
【0064】[PWM部208の構成]最初に、図9及
び図10を参照しながらPWM部208を説明する。C
MYK−IP部207を出たイエロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4色に色分解
された画像データは、それぞれのPWM部208を通っ
てそれぞれ画像形成される(MFP105の場合は、単
色となる。)。
【0065】図9及び図10において、801は三角波
発生部、802はD/Aコンバータであり、入力される
ディジタル画像信号をアナログ信号に変換する部分であ
る。これらの2つの信号は、図10(a)のようにコン
パレータ803に送られて大小が比較される。
【0066】そして、図10(b)のような信号となっ
てレーザ駆動部804に送られ、CMYKそれぞれが、
CMYKそれぞれのレーザ805でレーザビームに変換
される。そして、ポリゴンスキャナ913で、それぞれ
のレーザビームを走査して、それぞれの感光ドラム91
7、921、925、929に照射される。
【0067】[プリンタ部209の構成(カラーMFP
104の場合)]図11に、カラープリンタ部の概観図
を示す。図11において、913は、ポリゴンミラーで
あり、4つの半導体レーザ805より発光された4本の
レーザー光を受ける。その内の1本はミラー914、9
15、916をへて感光ドラム917を走査し、次の1
本はミラー918、919、920をへて感光ドラム9
21を走査し、次の1本はミラー922、923、92
4をへて感光ドラム925を走査し、次の1本はミラー
926、927、928をへて感光ドラム929を走査
する。
【0068】一方、930はイエロー(Y)のトナーを
供給する現像器であり、レーザー光に従い、感光ドラム
917上にイエローのトナー像を形成し、931はマゼ
ンタ(M)のトナーを供給する現像器であり、レーザー
光に従い、感光ドラム921上にマゼンタのトナー像を
形成する。
【0069】また、932はシアン(C)のトナーを供
給する現像器であり、レーザー光に従い、感光ドラム9
25上にシアンのトナー像を形成し、933はブラック
(K)のトナーを供給する現像器であり、レーザー光に
従い、感光ドラム929上にマゼンタのトナー像を形成
する。以上4色(Y、M、C、K)のトナー像が用紙に
転写され、フルカラーの出力画像を得ることができる。
【0070】用紙カセット934、935および、手差
しトレイ936のいずれかより給紙された用紙は、レジ
ストローラ937を経て、転写ベルト938上に吸着さ
れ、搬送される。
【0071】上記搬送のタイミングと給紙のタイミング
とは同期がとられて、予め感光ドラム917、921、
925、929には各色のトナーが現像されており、用
紙の搬送とともに、トナーが用紙に転写される。
【0072】各色のトナーが転写された用紙は分離さ
れ、搬送ベルト939により搬送され、定着器940に
よって、トナーが用紙に定着され排出される。なお、4
つの感光ドラム917、921、925、929は、距
離dをおいて等間隔に配置されており、搬送ベルト93
9により、用紙は一定速度vで搬送されており、このタ
イミング同期がなされて、4つの半導体レーザ805は
駆動される。
【0073】[プリンタ部209の構成(モノクロMF
P105の場合)]図12に、モノクロプリンタ部の概
観図を示す。1013は、ポリゴンミラーであり、4つ
の半導体レーザ805より発光されたレーザー光を受け
る。レーザー光はミラー1014、1015、1016
を経て感光ドラム1017を走査する。
【0074】一方、1030は黒色のトナーを供給する
現像器であり、レーザー光に従い、感光ドラム1017
上にトナー像を形成し、トナー像が用紙に転写され、出
力画像を得ることができる。
【0075】用紙カセット1034、1035及び手差
しトレイ1036のいずれかより給紙された用紙は、レ
ジストローラ1037を経て、転写ベルト1038上に
吸着され、搬送される。給紙のタイミングと同期がとら
れて、予め感光ドラム1017にはトナーが現像されて
おり、用紙の搬送とともに、トナーが用紙に転写され
る。トナーが転写された用紙は分離され、定着器104
0によって、トナーが用紙に定着され、カラー画像同様
に排出される。
【0076】[ディスプレイ部211の構成]図13
に、ディスプレイ部211を示す。コア部206より出
された画像データは、CMYデータであるため、逆LO
G変換部1101でRGBデータに変換する必要があ
る。
【0077】次に、出力されるCRTなどのディスプレ
イ装置1104の色の特性に合わせるためにガンマ変換
部1102でルックアップテーブルを使用して出力変換
を行う。変換された画像データは、一度メモリ部110
3に格納されて、CRTなどのディスプレイ装置110
4によって表示される。
【0078】ここで、ディスプレイ部211を使用する
のは、出力画像を予め確認するプレビュー機能や、出力
する画像が意図したものと間違いないか検証するプルー
フ機能、あるいは、プリントの必要がない画像を確認す
る場合にプリント用紙の無駄を省くためである。
【0079】[フィニッシャ部210の構成]図14
に、フィニッシャ部の概観図を示す。プリンタ部209
の定着部940(、または1040)を出た用紙は、フ
ィニッシュ部210に入る。フィニッシャ部210に
は、サンプルトレイ1001及びスタックトレイ100
2があり、ジョブの種類や排出される用紙の枚数に応じ
て切り替えて排出される。
【0080】ソート方式には2通りあり、複数のビンを
有して各ビンに振り分けるビンソート方式と、後述の電
子ソート機能とビン(、またはトレイ)を奥手前方向に
シフトしてジョブ毎に出力用紙を振り分けるシフトソー
ト方式によりソーティングを行うことができる。
【0081】電子ソート機能は、コレートと呼ばれ、上
述のコア部で説明した大容量メモリを持っていれば、こ
のバッファメモリを利用して、バッファリングしたペー
ジ順と排出順を変更する、いわゆるコレート機能を用い
ることで電子ソーティングの機能もサポートできる。次
に、グループ機能はソーティングがジョブ毎に振り分け
るのに対し、ページ毎に種別する機能である。
【0082】さらに、スタックトレイ1002に排出す
る場合には、用紙が排出される前の用紙をジョブ毎に蓄
えておき、排出する直前にステープラ1005にてバイ
ンドすることも可能である。
【0083】そのほか、上記2つのトレイに至るまで
に、紙をZ字状に折るためのZ折り機1004、ファイ
ル用の2つ(または3つ)の穴開けを行うパンチャー1
006があり、ジョブの種類に応じてそれぞれの処理を
行う。
【0084】また、インサータ1003は、中差し機能
を行うために用いられ、ここに中差し用の用紙を入れる
ことができる。さらに、サドルステッチャ1007は、
ブックレット形式に紙を二つ折りにし、その真ん中をバ
インドするために使用する。
【0085】この場合には、ブックレットトレイ100
8に排出される。そのほか、図には記載されていない
が、製本のためのグルー(糊付け)によるバインドや、
あるいはバインド後にバインド側と反対側の端面を揃え
るためのカッティングなどを加えることも可能である。
【0086】[ネットワーク101]さて、次にネット
ワーク101について説明する。図15に示すように、
ネットワーク101は上述の図2のような構成がルータ
と呼ばれるネットワークを相互に接続する装置により接
続され、LAN(Local Area Networ
k)と呼ばれる更なるネットワークを構成する。
【0087】また、LAN1306は、内部のルータ1
301を介して、専用回線1308を通して、別のLA
N1307内部のルータ1305に接続され、これらの
ネットワーク網は幾重にも張り巡らされて、広大な接続
形態を構築している。
【0088】次に、その中を流れるデータについて図1
6にて説明する。送信元のデバイスA(1400a)に
存在するデータ1401があり、そのデータは画像デー
タでも、PDLデータでも、プログラムであっても構わ
ない。これをネットワーク101を介して受信先のデバ
イスB(1400b)に転送する場合、データ1401
を細分化してイメージ的に1402のように分割する。
【0089】この分割されたデータ1403、140
4、1406などに対して、ヘッダ1405と呼ばれる
送り先アドレス(TCP/IPプロトコルを利用した場
合には、送り先のIPアドレス)などを付加し、パケッ
ト1407として順次ネットワーク101上にパケット
を送って行く、デバイスBのアドレスとパケット141
0のヘッダ1411が一致するとデータ1412は分離
され、デバイスAにあったデータの状態に再生される。
【0090】[スキャナドライバ]次に、スキャナドラ
イバについて説明する。図17は、コンピュータ102
(またはコンピュータ103)上にて、スキャン動作を
指示するためのスキャナドライバのGUI(Graph
ic UserInterface)を示したものであ
り、これで指示することでユーザは所望の設定パラメー
タを指示して、所望の画像イメージをデータ化すること
が可能となる。
【0091】まず、1501はスキャナドライバのウィ
ンドウであり、その中の設定項目として、1502はタ
ーゲットとなる送信元を選択するソースデバイス選択カ
ラムである。一般的には、上述のスキャナ201のよう
なものであるが、メモリ108から画像を持ってきた
り、あるいは、デジタルカメラのようなものからでも構
わない。
【0092】1503は選択されたソースデバイスに関
する詳細設定を行うためのものであり、ここをクリック
すると別画面にてそのデバイス固有の設定情報を入力
し、特殊な画像処理(例えば、文字モード/写真モー
ド)を選択して、それに合った処理モードで画像入力が
可能となる。
【0093】次に、1504はイメージサイズを決める
選択するイメージサイズカラム、1505で解像度を入
力し、1506にてカラーモードを選択する。また、1
507〜1509は画像エリアのサイズを決める部分で
あり、それぞれ単位と縦横の長さを入力する。
【0094】これらの指定を行った後、プリスキヤンキ
ー1512を押すと、コンピュータ102(または10
3)より、ソースデバイス選択カラム1502で選択さ
れたデバイスに指示がなされ、画像入力を開始する。
【0095】ここでは、プリスキャンであるため実際の
解像度より粗く画像読み取りが行われ、得られた画像は
プレビュー画像として1511に表示される。表示に当
たっては、先ほどの画像エリアの単位1507に従って
スケール1510表示される。
【0096】ここで、プレビュー画像でOKと判断した
場合には、1513のスキャンキーをクリックすること
により、今度は設定された解像度にて行う。プレビュー
画像がNGの場合には、再度プリスキャンを行って確か
め、キャンセルの場合には、キャンセルキー1514を
クリックする。
【0097】[プリンタドライバ]次に、図18を用い
て、コンピュータ102(または103)からプリンタ
ドライバにより画像データをプリンタに送信する行程に
ついて説明する。プリンタドライバは、プリント動作を
指示するためのGUIであり、これで指示することによ
りユーザは所望の設定パラメータを指示して、所望の画
像イメージをプリンタなどの送信先に送る事が可能とな
る。ここで、1601はプリンタドライバのウィンドウ
であり、その中の設定項目として、1602はターゲッ
トとなる出力先を選択する送信先選択カラムである。
【0098】一般的には、上述のMFP104、105
あるいは、プリンタ107のようなものであるが、保存
の目的でメモリ108に画像を転送しても構わない。1
603はジョブの中から出力ページを選択するページ設
定カラムであり、コンピュータ102(または103)
上で動作するアプリケーションソフトで作成された画像
イメージのどのページを出力するかを決定する。160
4は部数を指定する部数設定カラムである。
【0099】また、1607は送信先選択カラム160
2にて選択された送信先デバイスに関する詳細設定を行
うためのプロパティキーであり、ここをクリックすると
別画面にてそのデバイス固有の設定情報を入力し、特殊
な画像処理、例えば、CMYK−IP部207内のガン
マ変換部707や空間フィルタ部708のパラメータを
変更することにより、より細かい色再現やシャープネス
調整を行うことが可能となる。所望の設定が済めば、O
Kキー1605により印刷を開始する。取り消す場合に
は、キャンセルキー1606により印刷を取りやめる。
【0100】[ネットワークユーティリティソフトウェ
アの説明]再び、図2に戻って、コンピュータ102
(または103)上にて動作するユーティリティソフト
ウェアについて考える。MFP104、105内のネッ
トワークインターフェース部分(NIC部204+PD
L部205)にはMIB(Management In
formation Base)と呼ばれる標準化され
たデータベースが構築されている。
【0101】そして、SNMP(Simple Net
work ManagementProtocol)と
いうネットワーク管理プロトコルを介してネットワーク
上のコンピュータと通信し、MFP104、105をは
じめとして、ネットワーク上につながれたスキャナ、プ
リンタあるいは、FAXなどの管理が可能になってい
る。
【0102】一方、コンピュータ102(または10
3)には、ユーティリティと呼ばれるソフトウェアプロ
グラムが動作しており、ネットワークを介して、上記S
NMPの利用により上記MIBを使って必要な情報交換
が可能となる。
【0103】例えば、MFP104、105の装備情報
としてフィニッシャ部209が接続されているか否かを
検知したり、ステータス情報として現在プリントができ
るか否かを検知したり、あるいは、MFP104、10
5の名前や設置場所などを記入したり変更したり確認し
たりといった具合に、MIBを使うことにより、それぞ
れのユーザが情報のリードライト、あるいは、サーバ1
02とクライアント103を区別してリードライトに制
限を持たせることも可能である。
【0104】したがって、この機能を使うことにより、
MFP104、105の装備情報、装置の状態、ネット
ワークの設定、ジョブの経緯、使用状況の管理、制御な
どあらゆる静的情報を入手することが可能となる。
【0105】また、MFP104、105及びネットワ
ーク上の装置同士でもMIB情報を取得することで相互
に通信を行う場合に、相手の装置の状態、能力等の情報
を取得することが可能である。
【0106】[GUIの説明]次に、GUI(Grap
hic User Inteface)と呼ばれるコン
ピュータ102(または103)上で動作するユーティ
リティソフトウェアの画面について図19を使って説明
する。
【0107】コンピュータ102(または103)上で
ユーティリティソフトウェアを起動させると、図19の
ような画面が表示される。ここで、1701はウィンド
ウ、1720がカーソルで、マウスを使ってクリックす
ると別のウィンドウが開いたり、次の状態に遷移したり
する。
【0108】1702は、タイトルバーと呼ばれ、現在
のウィンドウの階層やタイトルを表示するのに用いられ
る。1703〜1707はそれぞれタブと呼ばれ、それ
ぞれの分類ごとに整理されており、必要な情報を見た
り、必要な情報を選択したりすることができる。
【0109】ここでは、1703がデバイスタブと呼ば
れデバイスの存在とその概要を知ることができる。デバ
イスタブには、1708、1709のようなMFP10
4と105を示すビットマップ画像があり、1710、
1711のメッセージによりこれらMFPがどんな状態
かが表示される。
【0110】装置状態の詳細は、ステータスタブ170
4を見ればわかる仕組みになっている。次に、1705
はキュータブで、それぞれの装置内にキューイングされ
ているジョブの様子やデバイスの混み具合を伺い知るこ
とができる。
【0111】次に、コンフィグタブ1706は、どんな
機能を持つフィニッシャが装着されているかなど装備情
報を知ることができる。例えば、MFP105にはフィ
ニッシャが装着されている。
【0112】上記フィニッシャが有する機能は、ステー
プラ、サドルスティッチャ、折り機、パンチ機、インサ
ータがあるとか、5000枚まで収納可能なレターサイ
ズのペーパーデッキが装着されているとか、その用紙残
量がどのくらいであるとか、あるいは両面処理を行うユ
ニットが装着されているといったことを報知するもので
ある。最後に1707のセットアップタブは、装置のネ
ットワーク設定情報を入手したり、変更したりすること
ができる。
【0113】[著作権情報について]さて、ここで図2
0に基づいて著作権情報の付加について説明する。原画
像1801は、コンピュータ102(または103)上
のアプリケーションソフトで作られた画像データである
が、これに著作権を与えることについて考える。
【0114】著作権情報は、例えば1802のようなあ
る画像パターンであり、これはコンピュータ上で作成さ
れた画像データを本実施の形態の装置に転送する際に、
上述のプリンタドライバーが作成したユーザーを特定す
るための情報で、ユーザーの名称やファイル名、あるい
はOSやネットワークサーバにログインしたときのID
などを画像データとともに転送された情報により構成さ
れたものである。
【0115】あるいは、装置自身を特定する情報も付加
する。図2のアドオン部212には装置を特定するため
に、装置ごとに異なる番号が書かれた不揮発性のメモリ
ーがあり、この番号を読み出して装置を特定する情報と
して画像パターンとして付加するようにしている。
【0116】ここで、アドオン画像1803は、原画像
1801に著作権情報1802を付加した画像であり、
もしアドオン画像1803が不正にプリントやコピーを
されたり、不正に流出した場合でも、アドオンされた著
作権情報が載っていれば、後で追跡調査が可能であり、
もし自分(あるいは、グループ、法人など)の著作権情
報が付加されていることが判別されれば、権利主張を行
うことが可能となる。また、装置の番号を特定すること
によって画像の流路決定を特定することが可能となる。
【0117】[付加パターン]次に、図21〜23は、
本実施の形態の付加パターンの一例を説明する図であ
る。図21において、領域1901に含まれる「4×
4」画素は、その画像信号の階調が、例えば「十α」と
なるように変調され、また領域1902及び1903に
含まれるそれぞれ「2×4」画素は、その画像信号の階
調が、例えば「−α」となるように変調され、領域19
01〜1903以外の画素は変調しない。
【0118】そして、領域1901〜1903に含まれ
る「8×4」画素を付加パターンの単位ドットとする。
このように、付加パターンの1単位に「8×4」画素を
用いるのは、本実施の形態のMFP104、105が公
知の画像領域における200ライン処理を行っているた
めであり、付加パターンの単位を1画素としたのでは付
加パターンが読み取り難い場合があるためである。
【0119】図22及び図23は、本実施の形態のアド
オンラインの一例を示す図である。図22において、2
001はアドオンラインで、例えば4画素の幅である。
2001a〜2001eは、それぞれ図21に示した単
位ドットで、例えば「8×4」画素である。単位ドット
2001a〜2001eは、主走査方向にd1(例え
ば、128画素)のほぼ一定周期で並んでいる。
【0120】さらに、図23において、2101〜21
10はアドオンラインで、例えば4画素の幅であり、副
走査方向にd2(例えば、16画素)のほぼ一定周期で
並んでいる。詳細は後述するが、例えば1本のアドオン
ラインは4ビットの情報を表し、アドオンライン210
2〜2109の8本のアドオンラインは一組となって、
32ビットの付加情報を表すことができる。尚、アドオ
ンラインは、副走査方向に繰り返し形成され、例えば図
23に示すアドオンライン2101及び2109は、同
一の情報を順次繰り返して表している。
【0121】図24及び図25は、アドオンラインによ
る情報の表現方法の一例を示している。図24におい
て、2201及び2202はアドオンラインで、両アド
オンラインは副走査方向に隣合っている。
【0122】また、2201a、2201b及び220
2aは単位ドットで、隣合ったアドオンラインの単位ド
ット同志が接近して目立つのを防ぐため、隣合ったアド
オンライン単位ドット同志は、主走査方向へ少なくとも
d3(例えば、32画素)の間隔が開くように設定す
る。単位ドットによって表されるデータは、単位ドット
2202aと、単位ドット2201aとの位相差によっ
て決定される。
【0123】図24は、4ビット情報を表す一例を示し
ているが、図24に示す例では、単位ドット2202a
はデータ“3”を表している。例えば、単位ドット22
02aが最左端にあればデータ“0”を、また単位ドッ
ト2202aが最右端にはればデータ“F”を表すこと
になる。
【0124】図25において、全付加情報を表す一組の
アドオンラインのうち、図25(a)に示すラインは1
番目のアドオンラインLine0を、図25(b)に示
すラインは4番目のアドオンラインLine3を表す。
【0125】図25に示すように、Line0には、本
来の単位ドット2301a〜2301dのすべての右側
に、d4(例えば、16画素)の間隔でドット2302
a〜2302dが追加され、Line3には、本来の単
位ドット2304a〜2304dのすべての右側に、d
5(例えば、32画素)の間隔でドット2305a〜2
305dが追加されている。
【0126】これら追加ドットは、各アドオンラインが
何番目のアドオンラインかを明確にするためのマーカで
ある。なお、2本のアドオンラインにマーカを追加する
のは、出力画像からでも、副走査方向の上下を確定する
ことができるようにするためである。
【0127】また、例えば付加するパターンは、例えば
MFP104のようにフルカラーMFPであるならば、
人間の目がYのトナーで描かれたパターンに対しては識
別能力が低いことを利用して、Yのトナーのみで付加さ
れる。
【0128】また、MFP105のように白黒MFPで
あれば、人聞の目にはわからない程度に、例えば256
階調(8bit)の濃度信号ならば、その信号値に−8
〜+8程度の値をアドオン情報として加算して付加する
ようにする。
【0129】さらに、付加パターンの主走査方向のドッ
ト間隔と、副走査方向の全付加情報の繰り返し間隔と
は、対象とする特定原稿において、ドットが確実に識別
できるような薄くて均一な領域へ、確実に全情報が付加
されるように定める必要がある。目安としては、対象と
する特定原稿において、ドットが確実に識別できるよう
な薄くて均一な領域の幅の2分の1以下のピッチで情報
を付加すればよい。
【0130】ユーザの情報と装置の情報の両方の情報を
付加する場合には交互に付加する。あるいは、特定周期
ごとに情報を入れ替えることなどが考えられる。また、
Yのアドオン情報と黒の濃度変換情報であれば混在する
ことも可能なので、同じ位置に付加することも可能であ
る。これらの付加情報をプリントアウトしたものは目視
では識別できないが、本実施の形態の装置で読み取った
場合には十分に識別することが可能な情報であるため、
紙情報になったとしても、権利の主張や追跡が可能であ
る。
【0131】[MFP104、105におけるアドオン
部212]次に、著作権情報パターンの付加方法につい
て述べる。これは、図3のアドオン部212に相当し、
その回路としては、例えば図26で説明する。
【0132】まず、PDL部よりラスタライズされた画
像信号2401が入力される。このとき、図21〜図2
3にて上述したような著作権情報を予めCPU2410
より書き込まれたアドオン情報ページメモリ2402か
らアドオンデータが画像信号2401に同期して出力さ
れる。
【0133】すなわち、アドオン情報メモリ2402内
部には図28に示されるような情報形式で、例えば−1
27〜+127のデータで最上位ビットを符号ビットと
する8bitのデータ形式で著作権データとして格納さ
れており、+4の部分及び−4の部分は、図21の19
01〜1903の部分に相当する。
【0134】再び、図26に戻って、同期して読み出さ
れた画像信号2401とアドオン情報ページメモリ24
02のアドオンデータは、加算器2403、または減算
器2404に入力され、「FFH」以上に飽和した場
合、あるいは「00H」以下になった場合の対策とし
て、キャリア信号とORゲート2405、またはAND
ゲート2406を通ってセレクタ2407に入る。
【0135】セレクタのセレクト信号2408は、アド
オン情報ページメモり2402の最上位ビット(符号ビ
ット)で、図28のようなアドオン情報の正負に応じて
切り替えられ、コア部206に送られる。
【0136】逆に、画像信号2401にすでにアドオン
データが付加された信号となっている場合に、それを解
除するには、アドオン情報ページメモリ2402の最上
位ビット(符号ビット)を反転させれば動作は逆転し、
同じアドオンデータであれば、解除される仕組みとなっ
ている。このアドオン付加回路は、YMC及びKの信号
系に付加されている。それぞれのぺーじメモリ2402
に付加パターンを書くことで、それぞれのパターンを画
像にすることができる。ここで、Yのページメモリにの
みパターンを書けばYのみでアドオンされる。
【0137】[コンピュータ102、103におけるア
ドオン部212]上記図26と同等のアドオン回路を、
ソフトウェアとメモリで実現するような回路を考える。
すなわち、図26におけるメモリ2402以外の部分を
CPU2410のソフトウェアで構成する場合には、図
27のようなフローチャートで示すような処理を行う。
【0138】すなわち、画像信号2401とアドオン情
報ページメモリ2402に記憶されているアドオン情報
とを同時に読み出し(ステップS2401)、アドオン
情報の最上位ビット(符号ビット)が“0”か“1”か
を判定(ステップS2407)する。
【0139】この判定の結果、最上位ビットが“0”な
らば、画像情報にアドオンデータを加算(ステップS2
403)する。また、最上位ビットが“1”ならば、画
像情報からアドオンデータを減算(ステップS240
4)する。
【0140】さらに、FFH以上に飽和した場合と、0
0H以下になった場合の対策として、出力をFFH(ま
たは00H)にする処理を(ステップS2405、ステ
ップS2406)を入れておく。
【0141】(本発明の他の実施形態)本発明は複数の
機器(例えば、ホストコンピュータ、インタフェース機
器、リーダ、プリンタ等)から構成されるシステムに適
用しても1つの機器からなる装置に適用しても良い。
【0142】また、上述した実施形態の機能を実現する
ように各種のデバイスを動作させるように、上記各種デ
バイスと接続された装置あるいはシステム内のコンピュ
ータに対し、上記実施形態の機能を実現するためのソフ
トウェアのプログラムコードを供給し、そのシステムあ
るいは装置のコンピュータ(CPUあるいはMPU)に
格納されたプログラムに従って上記各種デバイスを動作
させることによって実施したものも、本発明の範疇に含
まれる。
【0143】また、この場合、上記ソフトウェアのプロ
グラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコード自体、およびそのプ
ログラムコードをコンピュータに供給するための手段、
例えばかかるプログラムコードを格納した記憶媒体は本
発明を構成する。かかるプログラムコードを記憶する記
憶媒体としては、例えばフロッピーディスク、ハードデ
ィスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD一ROM、
磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用い
ることができる。
【0144】また、コンピュータが供給されたプログラ
ムコードを実行することにより、上述の実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードがコン
ピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティング
システム)あるいは他のアプリケーションソフト等の共
同して上述の実施形態の機能が実現される場合にもかか
るプログラムコードは本発明の実施形態に含まれること
は言うまでもない。
【0145】さらに、供給されたプログラムコードがコ
ンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続され
た機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そ
のプログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボー
ドや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の
一部または全部を行い、その処理によって上述した実施
形態の機能が実現される場合にも本発明に含まれること
は言うまでもない。
【0146】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ネットワーク上に接続された各デバイス端末間のデータ
の送受に対して、人間の目には見えない形で画像データ
に付加したり、あるいは、ネットワーク上でのみ有効な
付加データを画像データに上乗せするようにしたので、
上記画像データを作成した者の著作権を保護することが
できる。また、作成された画像データのセキュリティ保
護、及び著作権などの知的財産の保護を確実に行うこと
ができるとともに、不正コピーや不正なデータの流出を
防止することができる。さらに、著作権を保護するデー
タをランク付けしたり、課金サービスに利用したりする
ことができる。
【0147】また、本発明の他の特徴によれば、複数個
の情報付加手段を設けたので、画像データに応じた特定
情報を付加することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成システムの主要な構成を示す
ブロック図である。
【図2】本実施の形態のシステム全体構成を示す図であ
る。
【図3】画像形成装置全体のブロック図である。
【図4】画像形成装置のスキャナ部の模式図である。
【図5】画像形成装置のRGB−IP部のブロック図で
ある。
【図6】画像形成装置のFAX部のブロック図である。
【図7】画像形成装置のNIC/PDL部のブロック図
である。
【図8】画像形成装置のコア部/CMYK−IP部のブ
ロック図である。
【図9】画像形成装置のPWM部のブロック図である。
【図10】画像形成装置のPWM部の動作を示す波形図
である。
【図11】カラー画像形成装置のプリンタ部の模式図で
ある。
【図12】白黒画像形成装置のプリンタ部の模式図であ
る。
【図13】画像形成装置のディスプレイ部のブロック図
である。
【図14】画像形成装置のフィニッシャ部の模式図であ
る。
【図15】ネットワーク環境の模式図である。
【図16】ネットワーク経由のデータ転送の様子を示す
模式図である。
【図17】スキャナドライバの画面例を示す図である。
【図18】プリンタドライバの画面例を示す図である。
【図19】ユーティリティソフトの画面例を示す図であ
る。
【図20】著作権情報をアドオンする様子を示す概念図
である。
【図21】アドオン情報の付加パターンを示す図であ
る。
【図22】アドオンラインを示す図である。
【図23】アドオンライン群を示す図である。
【図24】アドオン情報の表現方法を示す図である。
【図25】アドオン情報の表現方法を示す図である。
【図26】画像形成装置のアドオン部の一例を示すブロ
ック図である。
【図27】画像形成装置のアドオン部の動作を説明する
フローチャートである。
【図28】アドオン情報メモリの内容を示す図である。
【符号の説明】
10 第1のデバイス端末装置 11 情報付加手段 12 通信手段 20 第2のデバイス端末装置 21 情報重畳手段 22 通信手段 30 第3のデバイス端末装置 31 情報解除手段 32 情報付加手段 33 通信手段 40 第1の画像形成装置 41 通信手段 42 付加情報選択手段 431 第1の情報付加手段 432 第2の情報付加手段 433 第3の情報付加手段 43n 第nの情報付加手段 50 第2の画像形成装置 51 画像情報解除手段 52 画像形成手段 53 通信手段 101 ネットワーク 102 コンピュータ(サーバ) 103 コンピュータ(クライアント) 104 カラーMFP 105 白黒MFP 106 スキャナ 107 プリンタ 108 メモリ装置

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークに接続されているデバイス
    端末装置と画像データを送受信する画像形成装置におい
    て、 上記ネットワークを経由して上記デバイス端末装置に送
    信する画像データに特定情報を付加するための複数個の
    情報付加手段と、 上記ネットワークを介して画像データを送信する際に、
    上記画像データに応じて上記複数個の情報付加手段の何
    れか一つを選択し、上記選択した情報付加手段により上
    記画像データに所定の特定情報を付加させるようにする
    付加情報選択手段とを具備することを特徴とする画像形
    成装置。
  2. 【請求項2】 上記付加情報選択手段は、上記ネットワ
    ークを介して送信する画像データがカラー画像データで
    ある場合には付加情報をカラーで処理し、上記画像デー
    タが白黒画像データである場合には付加情報を白黒で処
    理するように情報付加手段を選択することを特徴とする
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 上記画像データに付加する特定情報は、
    個人、グループ、あるいは上記画像形成装置に与えられ
    た固有のデジタル著作権情報であることを特徴とする請
    求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 ネットワークに接続されてネットワーク
    システムを構成可能なデバイス端末装置であって、上記
    ネットワークを経由して送信する画像データに特定情報
    を付加する情報付加手段を具備するデバイス端末装置
    と、 上記ネットワークを経由して上記デバイス端末装置に送
    信する画像データに特定情報を付加するための複数個の
    情報付加手段と、上記ネットワークを介して画像データ
    を送信する際に、上記画像データに応じて上記複数個の
    情報付加手段の何れか一つを選択し、上記選択した情報
    付加手段により上記画像データに所定の特定情報を付加
    させるようにする付加情報選択手段とを具備する画像形
    成装置とからなることを特徴とする画像形成システム。
  5. 【請求項5】 ネットワークに接続されてネットワーク
    システムを構成可能なデバイス端末装置であって、上記
    ネットワークを経由して受信した画像データに特定情報
    が付加されている場合に、上記付加されている特定情報
    に上乗せして第n(nは自然数)の特定情報を重畳する
    情報重畳手段を具備するデバイス端末装置と、 上記ネットワークを経由して上記デバイス端末装置に送
    信する画像データに特定情報を付加するための複数個の
    情報付加手段と、上記ネットワークを介して画像データ
    を送信する際に、上記画像データに応じて上記複数個の
    情報付加手段の何れか一つを選択し、上記選択した情報
    付加手段により上記画像データに所定の特定情報を付加
    させるようにする付加情報選択手段とを具備する画像形
    成装置とからなることを特徴とする画像形成システム。
  6. 【請求項6】 ネットワークに接続されてネットワーク
    システムを構成可能なデバイス端末装置であって、上記
    ネットワークを介して受信した画像データに付加されて
    いる特定情報を解除する情報解除手段と、上記情報解除
    手段によって特定情報が解除された画像データに新しい
    特定情報を付加する情報付加手段とを具備するデバイス
    端末装置と、 上記ネットワークを経由して上記デバイス端末装置に送
    信する画像データに特定情報を付加するための複数個の
    情報付加手段と、上記ネットワークを介して画像データ
    を送信する際に、上記画像データに応じて上記複数個の
    情報付加手段の何れか一つを選択し、上記選択した情報
    付加手段により上記画像データに所定の特定情報を付加
    させるようにする付加情報選択手段とを具備する画像形
    成装置とからなることを特徴とする画像形成システム。
  7. 【請求項7】 ネットワークを経由して送信する画像デ
    ータに特定情報を付加する情報付加処理をデバイス端末
    装置が行い、 上記ネットワークを経由して上記デバイス端末装置に送
    信する画像データに特定情報を付加するための複数個の
    情報付加手段の何れかを用いて行う情報付加処理と、上
    記ネットワークを介して画像データを送信する際に、上
    記画像データに応じて上記複数個の情報付加手段の何れ
    か一つを選択し、上記選択した情報付加手段により上記
    画像データに所定の特定情報を付加させるようにする付
    加情報選択処理とを画像形成装置が行うことを特徴とす
    る画像形成方法。
  8. 【請求項8】 ネットワークを経由して受信した画像デ
    ータに特定情報が付加されている場合に、上記付加され
    ている特定情報に上乗せして第n(nは自然数)の特定
    情報を重畳する情報重畳処理をデバイス端末装置が行
    い、 上記ネットワークを経由して上記デバイス端末装置に送
    信する画像データに特定情報を付加するための複数個の
    情報付加手段の何れかを用いて行う情報付加処理と、上
    記ネットワークを介して画像データを送信する際に、上
    記画像データに応じて上記複数個の情報付加手段の何れ
    か一つを選択し、上記選択した情報付加手段により上記
    画像データに所定の特定情報を付加させるようにする付
    加情報選択処理とを画像形成装置が行うことを特徴とす
    る画像形成方法。
  9. 【請求項9】 ネットワークを介して受信した画像デー
    タに付加されている特定情報を解除する情報解除処理
    と、上記情報解除処理によって特定情報が解除された画
    像データに新しい特定情報を付加する情報付加処理とを
    デバイス端末装置が行い、 上記ネットワークを経由して上記デバイス端末装置に送
    信する画像データに特定情報を付加するための複数個の
    情報付加手段の何れかを用いて行う情報付加処理と、上
    記ネットワークを介して画像データを送信する際に、上
    記画像データに応じて上記複数個の情報付加手段の何れ
    か一つを選択し、上記選択した情報付加手段により上記
    画像データに所定の特定情報を付加させるようにする付
    加情報選択処理とを画像形成装置が行うことを特徴とす
    る画像形成方法。
  10. 【請求項10】 請求項1〜6に記載の各手段としてコ
    ンピュータを機能させるためのプログラムをコンピュー
    タから読み出し可能に格納したことを特徴とする記憶媒
    体。
  11. 【請求項11】 請求項7〜9に記載の画像形成方法の
    手順をコンピュータに実行させるためのプログラムをコ
    ンピュータから読み出し可能に格納したことを特徴とす
    る記憶媒体。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010055574A (ja) * 2008-08-29 2010-03-11 Sharp Corp 印刷制御装置及び画像形成装置
US7916320B2 (en) 2006-12-07 2011-03-29 Sharp Kabushiki Kaisha Image processing apparatus for adding different specific images to image data in color and black-and-white modes
US8117665B2 (en) 2004-09-10 2012-02-14 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Data managing method, data managing device and data managing server suitable for restricting distribution of data
US8264719B2 (en) 2006-06-05 2012-09-11 Sharp Kabushiki Kaisha Image processing system and image processing method in which specific information including information concerning the own apparatus is added to image data after each processing by each component/step thereof
CN109040760A (zh) * 2018-08-19 2018-12-18 同创蓝天投资管理(北京)有限公司 网络图像版权信息保护方法、装置及存储介质

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