JP2001349129A - 昇降扉構造 - Google Patents

昇降扉構造

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Abstract

(57)【要約】 【課題】装置本体の開口部をコンパクトな構造のもとで
上下方向での手動操作により簡単で安定的に開閉できる
昇降扉構造を提供する。 【解決手段】装置本体11の開口部12に対し開時には
扉25を引き下げて、閉時には扉25を引き上げて用い
られる昇降扉構造であって、開口部12の左右両側に配
設されて上側部相互間に架設された上横枠15を有する
縦枠の13それぞれは、扉25の各縦框26側に付設さ
れたガイド部28を各別に案内するスライドレール14
を備え、上横枠15の左右位置には、各別に配置された
定荷重ばね体17を備えて形成され、スライドレール1
4にガイド部28を案内させて配設される扉25は、上
框27の左右位置のそれぞれに対し、対応する位置関係
にある定荷重ばね体17を構成している渦巻きばねの開
放端を各別に固定し、外力が付与されない限り常に静止
状態を維持するようにして吊持させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板検査装置等、
各種の装置本体が備える開口部をコンパクトな構造のも
とで上下方向での手動による昇降操作により安定的に開
閉できる扉を備えた昇降扉構造に関する。
【0002】
【従来の技術】基板検査装置や各種の実験装置を構成す
る装置本体は、作業を行うための開口部が設けられてお
り、該開口部は、通常、昇降扉により開閉できるように
形成されている。また、上記昇降扉は、外力が付与され
ない限り常に停止した状態を維持できるようにバランス
をとって吊持される構造が採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来からある
上記した昇降扉の吊持構造は、別途設置されるエレベー
タ式のバランス重りとの関係で均衡をとりながら停止し
た状態が維持できるようになっており、そのために重り
や滑車などの構成部材を収容するためのスペースが別途
に必要となるばかりでなく、昇降扉が重い場合には、均
衡をとる関係上、重りも大きくなってしまい、小型装置
への適用が難しくなるという不都合があった。
【0004】本発明は、従来技術にみられた上記課題に
鑑み、各種の装置本体が備える開口部をコンパクトな構
造のもとで上下方向での手動操作により簡単で安定的に
開閉できる昇降扉構造を提供することをその目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を実
現すべくなされたものであり、その構成上の特徴は、装
置本体に設けられた開口部に対し開時には扉を引き下げ
て、閉時には扉を引き上げて用いられる昇降扉構造であ
って、前記開口部の左右両側に配設されて上側部相互間
に架設された上横枠を有する縦枠のそれぞれは、前記扉
の各縦框側に付設されたガイド部を各別に案内すべく配
設されたスライドレールを備え、前記上横枠の左右位置
には、各別に配置された定荷重ばね体を備えて形成さ
れ、前記スライドレールにガイド部を案内させて配設さ
れる前記扉は、その上框側の左右位置のそれぞれに対
し、対応する位置関係にある前記定荷重ばね体を構成し
ている渦巻きばねの開放端を各別に固定し、外力が付与
されない限り常に静止状態を維持するようにして吊持さ
せたことにある。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一例についての
要部構造を示す正面図であり、装置本体11に設けられ
た開口部12に対し開時には取っ手30を把持して例え
ば透視のためのガラス窓31を有する扉25を引き下げ
て、閉時には取っ手30を把持して扉25を引き上げる
ことにより開閉操作ができる構造を備えて形成されてい
る。
【0007】この場合、装置本体11の開口部12は、
その縦方向が左右両側に配設される金属サッシ等により
形成された縦枠13により仕切られており、これら縦枠
13,13の上側部13a,13a相互間に架設された金
属サッシ等からなる上横枠15によりその上側が仕切ら
れている。そして、これら縦枠13のそれぞれは、扉2
5の左右に位置する各縦框26側に付設されたガイド部
28を各別に案内すべく配設されたスライドレール14
を備えている。また、上横枠15の左右両側には、扉2
5を吊持するために用いられる定荷重ばね体17が各別
に配設されている。
【0008】該定荷重ばね体17は、上横枠15の左側
と右側とに各別に取り付けられるものであり、これを図
2に従って右側の定荷重ばね体17を例により詳しく説
明する。
【0009】すなわち、上横枠15の右側には、図2
(a)に示すように取付け片16が一体となって立設さ
れている。また、該取付け片16は、図2(b),
(c)に示すように後方に略L字状に張り出させたブラ
ケット18を備えており、これら取付け片16とブラケ
ット18との間に配設した支軸19を介してリール部2
0が回転自在に軸支されている。しかも、該リール部2
0には、基端が固定された渦巻きばね21が巻装されて
おり、その開放端21aは、扉25の上框27に突設さ
れた連結片29に固定することにより、定荷重ばね体1
7の全体が形成されている。
【0010】また、図示例においては、上下に配置され
た2個のリール部20のそれぞれに渦巻きばね21が各
別に巻装されている二連装構造が示されているが、扉2
5の重量によっては一連装としたり、三連装とするな
ど、適宜個数を配設することができる。なお、上横枠1
5の左側に位置する定荷重ばね体17は、常に右側の構
成と同一の構成とし、扉25の重量を各1/2ずつ分担
できるようにして配設されることになる。
【0011】一方、スライドレール14にガイド部28
を案内させて配設される扉25は、その上框27側の左
右位置のそれぞれに対し、対応する位置関係にある定加
重ばね体17を構成している渦巻きばね21の開放端2
1aを各別に連結し、外力が付与されない限り常に停止
状態を維持するようにして吊持されている。
【0012】つまり、扉25は、その重量がXであると
すれば、左側の定荷重ばね体17が支える重量はX/2
で、右側の定荷重ばね体17が支える重量もX/2とな
るように調整することにより、他に外力が加えられない
自然状態にある限り、常にバランスのとれた静止状態を
維持して吊持されることになる。
【0013】次に、上記構成からなる本発明につき、そ
の作用を説明すれば、装置本体11の開口部12を閉じ
た状態にある扉25は、作業者が取っ手30を把持して
引き下ろすことにより、開口部12を開けることができ
る。
【0014】このとき、上横枠15の側に設置されてい
る定荷重ばね体17は、窓25の重量と均衡状態を保持
してこれを吊持しているので、作業者が引き下げ方向で
の力を解除すると同時にその動きを停止する。
【0015】また、開口部12を開けた状態にある扉2
5は、作業者が取っ手30を把持して引き上げることに
より、開口部12を閉じることができる。この際も作業
者が引き上げ方向での力を解除すると同時にその動きを
停止する。
【0016】このため、作業者は、上下方向での手動操
作により扉25を簡単で円滑に開閉でき、また、任意位
置で扉の動きを止めることもできるので、作業性の向上
に寄与させることができる。
【0017】しかも、扉25に対しこのような動きを付
与する定荷重ばね体17は、上横枠15の左右両側に配
設されたコンパクトに巻き取られた渦巻きばね21によ
り形成されているので、例えば左右の縦枠13の外側に
ロープに吊した重りを配置するためのスペースを確保す
る必要をなくして、装置本体11における開口部12周
りをコンパクト化することができる。
【0018】また、定荷重ばね体17のそれぞれは、上
横枠15の左右両側に取り付けたブラケット18を介し
てリール部20と渦巻きばね21を配設することにより
形成されており、その全体構造が簡単なので、コスト低
減に有効に寄与させることができ、さらには、保守の必
要をなくして長期にわたり安定的に使用することができ
る。
【0019】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、扉
は、作業者により容易に昇降でき、かつ、任意の位置に
て停止させることもできるので、作業を円滑に遂行する
ことができる。
【0020】しかも、扉に対しこのような動きを付与す
る定荷重ばね体は、上横枠の左右両側にまとめて配設で
きるので、装置本体における開口部周りをコンパクト化
することができる。また、定荷重ばね体は、その構造が
簡単なので、コスト低減に寄与させることができ、さら
には、保守の必要をなくして長期にわたり安定的に使用
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例についての要部構造を示す正面
図。
【図2】図1における一点鎖線による囲繞部分を拡大し
て示す説明図であり、そのうちの(a)は正面側からみ
た場合を、(b)は右側面側からみた場合を、(c)は
平面側からみた場合をそれぞれ示す。
【符号の説明】
11 装置本体 12 開口部 13 縦枠 13a 上側部 14 スライドレール 15 上横枠 16 取付け片 17 定荷重ばね体 18 ブラケット 19 支軸 20 リール部 21 渦巻きばね 21a 開放端 25 扉 26 縦框 27 上框 28 ガイド部 29 連結片 30 取っ手 31 ガラス窓

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体に設けられた開口部に対し開時
    には扉を引き下げて、閉時には扉を引き上げて用いられ
    る昇降扉構造であって、 前記開口部の左右両側に配設されて上側部相互間に架設
    された上横枠を有する縦枠のそれぞれは、前記扉の各縦
    框側に付設されたガイド部を各別に案内すべく配設され
    たスライドレールを備え、前記上横枠の左右位置には、
    各別に配置された定荷重ばね体を備えて形成され、 前記スライドレールにガイド部を案内させて配設される
    前記扉は、その上框側の左右位置のそれぞれに対し、対
    応する位置関係にある前記定荷重ばね体を構成している
    渦巻きばねの開放端を各別に固定し、外力が付与されな
    い限り常に静止状態を維持するようにして吊持させたこ
    とを特徴とする昇降扉構造。
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