JP2001349080A - 立体駐車装置 - Google Patents

立体駐車装置

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JP2001349080A
JP2001349080A JP2000166374A JP2000166374A JP2001349080A JP 2001349080 A JP2001349080 A JP 2001349080A JP 2000166374 A JP2000166374 A JP 2000166374A JP 2000166374 A JP2000166374 A JP 2000166374A JP 2001349080 A JP2001349080 A JP 2001349080A
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JP
Japan
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pallet
group
vehicle
thickness
weight
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Application number
JP2000166374A
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Inventor
Hiroaki Kuriyama
裕章 栗山
Takashi Asakura
崇 朝倉
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Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 地下ピット内に設置する複数段のパレット群
を昇降させる立体駐車装置において、パレット群の重量
を軽減して、コストを下げると共に昇降に必要な駆動力
を小さくして駆動装置を安価なものにすることが出来る
ようにする。 【解決手段】 上段パレット9と下段パレット10とを
連結支柱11にて一体化することによりパレット群4を
形成し、このパレット群4において、下段パレット10
に収容される車両に合わせて、下段パレット10で車両
を支持する搭載面23を有する搭載フレーム24の厚み
を上段パレット9の搭載フレーム13の厚みより薄くし
て、パレット群4全体の重量が小さくなるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地下ピット内にて
上段パレットと下段パレットとを一体化させたパレット
群を昇降させることにより、各パレットへの車両の出入
りが行える立体駐車装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、地下ピット内にてパレット群を
昇降させるようにした立体駐車装置では、下段パレット
と上段パレットとの上下間隔を大きくして、上下いずれ
のパレットにもあらゆる高さの乗用車等を搭載できるよ
うにすることが望ましい。しかし、下段パレットと上段
パレットとの上下間隔を大きくすると、上段パレットが
地面と同一面まで降下できるようにするためには、地下
ピットの深さを大きくする必要があり、そのため地下ピ
ット掘削のための作業時間が長引いたり作業費用が高額
になるなどの問題があった。
【0003】そこで、従来の立体駐車装置は、下段パレ
ットと上段パレットとの上下間隔を小さくして、下段パ
レットには背の低い車両(例えば一般的な乗用車は12
00mm)を搭載し、上段パレットには背の高い車両
(例えばワンボックス車やRV車は約2000mm)を
搭載するようにして上記問題点を解消するようにしてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記構造に
おいては、パレットの量産効率を図るために下段パレッ
トを上段パレットに合わせて同じ厚み(約3、2mm)
にしている。しかし、上段パレットに搭載する車両は高
さの制限が限定されないことから車両重量が大きく(約
2トン)なり、そのためにパレットの厚みを厚くして強
度を高めておく必要があるが、下段パレットに搭載する
車両では背の低い車両すなわち車両重量の小さい車両
(約1.5トン)しか載らないため、上段パレットと同
じ厚みでは過剰強度となり、コストの無駄が生じてい
る。
【0005】また、下段パレットの厚みが必要以上に厚
くなると、パレット群全体の重量が大きくなり、それを
昇降させる駆動装置の動力も大きなものが必要となり、
高価な駆動装置が必要となるという欠点がある。そこ
で、本発明はパレット群のコストを下げ、更にパレット
群の重量を小さくして、安価な駆動装置にてパレット群
の昇降を可能にする立体駐車装置を提供するものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、地下ピット内
に少なくとも上段パレットと下段パレットとを一体化さ
せたパレット群を昇降可能に設け、パレット群の下降に
て上段パレットからの車両の出し入れを行い、パレット
群の上昇にて下段パレットからの車両の出し入れを行う
ようにしてなる立体駐車装置において、下段パレットの
搭載面の板厚を上段パレットの搭載面の板厚より薄くし
たことを特徴とするものである。これにより、各パレッ
トへの車両の搭載を損なうことなく、パレット群の重量
を小さくしてコストを下げ、また駆動装置を安価なもの
にすることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は地下ピットに立体駐車装置
を設置した全体図である。1は立体駐車装置で、地下ピ
ット2内に設置されている。すなわち地下ピット2の前
後左右に固定フレーム3を立設し、この固定フレーム3
にてパレット群4を昇降可能に支持するようになってい
る。
【0008】前記固定フレーム3には、パレット群4を
昇降させる駆動装置5が設けられており、前記駆動装置
5は駆動モータ6とチェーン7と駆動軸8とからなり、
駆動モータ6の作動により駆動軸8が回転しチェーン7
が移動してパレット群4を昇降させるようになってい
る。前記パレット群4は、上段パレット9と下段パレッ
ト10とを前後左右の連結支柱11に支持フレーム11
a及び取付ブラケット11bを介して一体化し、上・下
段パレット9、10の上下隙間Hを約1550mmにし
て、下段パレット10には一般的な車両である背の低い
車両(高さが約1200mm)を搭載できるようになっ
ている。
【0009】これにより、通常は図1の如くパレット群
4が地下ピット2内に収容された状態で上段パレット9
が地上12と略同一面を形成するようになっており、駆
動装置5にてパレット群4を上昇させると図4の如く下
段パレット10が地上12と略同一面を形成するように
なっている。次に前記上段パレット9を図2にて説明す
ると、左右に一対の搭載フレーム13と搭載フレーム1
3間に遮蔽フレーム14とを設けた上段パレット本体1
5が形成され、上段パレット本体15の下面に断面ボッ
クス状若しくはU字状の補強桁16が設けられ、この補
強桁16に両フレーム13、14がボルト若しくはリベ
ットにて一体化されている。また、上段パレット本体1
5の前部に前部補強フレーム17が、後部には後部補強
フレーム18が設けられている。
【0010】前記搭載フレーム13には、中央に搭載面
19を形成し、左右には搭載面19の車両が側方に大き
く移動するのを規制するために立ち上がり状になった外
側規制部20と内側規制部21を形成してある。前記搭
載面19は直接車両を載せる部分なので表面に滑り止め
のための無数の突起22を設けてあり、また重量の大き
い車両を搭載することから板厚aを約3.2mmにして
強度を維持するようになっている。前記内側規制部21
は車両の下面を擦らないようにするために外側規制20
部より幾分低くしてあり、両規制部20、21の上面に
も無数の突起22を設けて車両への乗降人が滑ることな
く歩行できるようになっている。
【0011】前記遮蔽フレーム14は、左右の搭載フレ
ーム13の間の空間を遮蔽するもので、前記空間から乗
降者が落下したり、鍵等を落とすという問題を解消する
ために設けられたものである。遮蔽フレーム14の断面
は凹凸が連続的になっており、その形状が前後方向に延
びている。また、遮蔽フレーム14は乗降者が歩行でき
る程度の強度があれば足りるので、板厚(約1mm)は
搭載フレーム13より薄くなっている。
【0012】一方下段パレット10は、前記上段パレッ
ト9と略同一構造であるが、図5に示すように、下段パ
レット10には背の低い車両すなわち車両重量の小さい
車両を支持しうる強度があれば足りることから、搭載面
23を含んだ左右一対の搭載フレーム24の板厚bは上
段パレット9の搭載フレーム13よりも薄くして約2.
8mmにしてある。それ以外の部品の板厚等は上段パレ
ット9と同じになっている。
【0013】尚、実施の形態では2段式の駐車装置にて
説明したが、3段以上のパレットを配置するような構造
であっても同様の作用効果を有するものである。本発明
は前記の如き構成で、次に作用について説明すると、図
1の状態で上段パレット9から車両の出し入れを行う。
その際パレット群4が地上12に突出していないので周
囲の外観を損なうことがない。
【0014】次に下段パレット10上の車両の出し入れ
を行う場合には、駆動装置5の駆動モータ6を作動させ
てチェーン7の移動によりパレット群4を上昇させる。
下段パレット10が図4の如く地上12と同一面に達す
ると上昇を停止させ、下段パレット10から車両の出し
入れを行う。その際、下段パレット10の搭載フレーム
24の厚みを薄くして重量を軽減させているので、パレ
ット群4を昇降させるための動力は小さくて済む。
【0015】
【発明の効果】以上の如く本発明は、上段パレットと下
段パレットとを一体化させたパレット群を昇降させるよ
うにした立体駐車装置において、下段パレットの搭載面
の厚みを上段パレットの搭載面の厚みより薄くしたの
で、立体駐車装置としての機能を損なうことなく下段パ
レットの製作を安価に行うことができ、またパレット群
の重量が小さくなり駆動装置に作用する負荷を小さくす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の立体駐車装置を示す全体図である。
【図2】図1のA−A断面図である。パレットの全体平
面図である。
【図3】パレット群の上昇時の全体図である。
【図4】パレットの全体平面図である。
【図5】図1のA−A断面の部分拡大図である。
【符号の説明】
1 立体駐車装置 2 地下ピット 4 パレット群 9 上段パレット 10 下段パレット 13 搭載フレーム 19 搭載面 23 搭載面 24 搭載フレーム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地下ピット内に少なくとも上段パレット
    と下段パレットとを一体化させたパレット群を昇降可能
    に設け、パレット群の下降にて上段パレットからの車両
    の出し入れを行い、パレット群の上昇にて下段パレット
    からの車両の出し入れを行うようにしてなる立体駐車装
    置において、下段パレットの搭載面の板厚を上段パレッ
    トの搭載面の板厚より薄くしてなる立体駐車装置。
JP2000166374A 2000-06-02 2000-06-02 立体駐車装置 Pending JP2001349080A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010275833A (ja) * 2009-06-01 2010-12-09 Tokyu Car Corp 立体駐車装置の稼動停止構造及び稼動停止方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010275833A (ja) * 2009-06-01 2010-12-09 Tokyu Car Corp 立体駐車装置の稼動停止構造及び稼動停止方法

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