JP2783121B2 - エレベーター用かご - Google Patents
エレベーター用かごInfo
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- JP2783121B2 JP2783121B2 JP5119564A JP11956493A JP2783121B2 JP 2783121 B2 JP2783121 B2 JP 2783121B2 JP 5119564 A JP5119564 A JP 5119564A JP 11956493 A JP11956493 A JP 11956493A JP 2783121 B2 JP2783121 B2 JP 2783121B2
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- car
- ceiling
- bracket
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
- B66B7/00—Other common features of elevators
- B66B7/02—Guideways; Guides
- B66B7/04—Riding means, e.g. Shoes, Rollers, between car and guiding means, e.g. rails, ropes
- B66B7/047—Shoes, sliders
Landscapes
- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
- Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、主として小型エレベ
ーターのかごに使用されるエレベーター用かごに関す
る。
ーターのかごに使用されるエレベーター用かごに関す
る。
【0002】
【従来の技術】図5は、例えば実開昭60−19078
5号公報に示されたものに類似した従来のエレベーター
用かごを一部分解して示す斜視図である。図において、
(1)はかご枠で、ロ字状をなし上枠(2)、柱(3)及び下枠
(4)によって構成されている。(5)はかご枠(1)内に設け
られて下枠(4)の上に配置されたかご床、(6)はかご床
(5)の後寄りから柱(3)の上端寄りに設けられた筋かいで
ある。
5号公報に示されたものに類似した従来のエレベーター
用かごを一部分解して示す斜視図である。図において、
(1)はかご枠で、ロ字状をなし上枠(2)、柱(3)及び下枠
(4)によって構成されている。(5)はかご枠(1)内に設け
られて下枠(4)の上に配置されたかご床、(6)はかご床
(5)の後寄りから柱(3)の上端寄りに設けられた筋かいで
ある。
【0003】(7)はかご床(5)の縁部から立設された側
壁、(8)はかご床(5)の前縁から立設された出入口枠、
(9)は出入口枠(8)に接続した袖壁、(10)は側壁(7)、出
入口枠(8)及び袖壁(9)の上端に連結された天井、(11)は
かご枠(1)の上端寄りに締結されるかごドア装置、(12)
はかご床(5)の支持金具に連結されてかごを吊持した主
索、(13)はかご枠(1)の4隅にそれぞれ装着されたロー
ラガイドシューからなる案内具である。
壁、(8)はかご床(5)の前縁から立設された出入口枠、
(9)は出入口枠(8)に接続した袖壁、(10)は側壁(7)、出
入口枠(8)及び袖壁(9)の上端に連結された天井、(11)は
かご枠(1)の上端寄りに締結されるかごドア装置、(12)
はかご床(5)の支持金具に連結されてかごを吊持した主
索、(13)はかご枠(1)の4隅にそれぞれ装着されたロー
ラガイドシューからなる案内具である。
【0004】従来のエレベーター用かごは上記のように
構成され、かご床(5)、側壁(7)、出入口枠(8)、袖壁(9)
及び天井(10)を主要部として箱状のかごが形成される。
そして、かご床(5)の前側寄りにかご枠(1)が設けられ
て、案内具(13)が立設された案内レール(図示しない)
に昇降可能に係合して主索(12)により牽引されて所定経
路を昇降するようになっている。
構成され、かご床(5)、側壁(7)、出入口枠(8)、袖壁(9)
及び天井(10)を主要部として箱状のかごが形成される。
そして、かご床(5)の前側寄りにかご枠(1)が設けられ
て、案内具(13)が立設された案内レール(図示しない)
に昇降可能に係合して主索(12)により牽引されて所定経
路を昇降するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のエ
レベーター用かごでは、特に小型エレベーターの場合に
は容量に比べてかご自重が重くなり、また製作に手数が
掛かって製作費が増し、さらにかご自重の増加に伴って
エレベーターの巻上機、非常止め装置、レール、制御盤
電源容量等が大振りなものとなってエレベーター装置の
製作費が嵩むという問題点があった。
レベーター用かごでは、特に小型エレベーターの場合に
は容量に比べてかご自重が重くなり、また製作に手数が
掛かって製作費が増し、さらにかご自重の増加に伴って
エレベーターの巻上機、非常止め装置、レール、制御盤
電源容量等が大振りなものとなってエレベーター装置の
製作費が嵩むという問題点があった。
【0006】この発明は、かかる問題点を解消するため
になされたものであり、簡易に構成されたエレベーター
用かごを得ることを目的とする。
になされたものであり、簡易に構成されたエレベーター
用かごを得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1記載
の発明に係るエレベーター用かごにおいては、かご床に
立設された側壁外面に設けられて上下方向に配置された
側壁補強材と、側壁の上端に装着された天井外面に設け
られて間口方向に配置された天井補強材と、一側がかご
床に他側は側壁補強材に締結されたブラケットによって
構成された下部案内具と、一側が側壁補強材に他側は天
井補強材に締結されたブラケットによって構成された上
部案内具とが設けられる。
の発明に係るエレベーター用かごにおいては、かご床に
立設された側壁外面に設けられて上下方向に配置された
側壁補強材と、側壁の上端に装着された天井外面に設け
られて間口方向に配置された天井補強材と、一側がかご
床に他側は側壁補強材に締結されたブラケットによって
構成された下部案内具と、一側が側壁補強材に他側は天
井補強材に締結されたブラケットによって構成された上
部案内具とが設けられる。
【0008】また、この発明の請求項2記載の発明に係
るエレベーター用かごにおいては、かご床に立設された
側壁外面に設けられて上下方向に配置された側壁補強材
と、側壁の上端に装着された天井外面に設けられて間口
方向に配置された天井補強材と、一側がかご床に他側は
側壁補強材に締結されたブラケットによって構成された
下部案内具と、一側が側壁補強材に他側は天井補強材に
締結されたブラケットによって構成された上部案内具
と、上部案内具のブラケット、側壁に出入口を形成した
出入口枠及び天井の前縁部に締結されたかごドア装置と
が設けられる。
るエレベーター用かごにおいては、かご床に立設された
側壁外面に設けられて上下方向に配置された側壁補強材
と、側壁の上端に装着された天井外面に設けられて間口
方向に配置された天井補強材と、一側がかご床に他側は
側壁補強材に締結されたブラケットによって構成された
下部案内具と、一側が側壁補強材に他側は天井補強材に
締結されたブラケットによって構成された上部案内具
と、上部案内具のブラケット、側壁に出入口を形成した
出入口枠及び天井の前縁部に締結されたかごドア装置と
が設けられる。
【0009】
【作用】上記のように構成されたこの発明の請求項1記
載の発明では、箱状のかご自体により荷重が負担され
る。
載の発明では、箱状のかご自体により荷重が負担され
る。
【0010】また、上記のように構成されたこの発明の
請求項2記載の発明では、箱状のかご自体並びに箱状の
かごの前側寄りに配置されて上部案内具のブラケット、
側壁に出入口を形成した出入口枠及び天井の前縁部に締
結されたかごドア装置により荷重が負担される。
請求項2記載の発明では、箱状のかご自体並びに箱状の
かごの前側寄りに配置されて上部案内具のブラケット、
側壁に出入口を形成した出入口枠及び天井の前縁部に締
結されたかごドア装置により荷重が負担される。
【0011】
【実施例】実施例1. 図1及び図2は、この発明の一実施例を示す図で、図1
はエレベーター用かごを一部分解して示す斜視図、図2
は図1の出入口箇所の拡大縦断側面図である。図におい
て、(5)は下側に支持金具(14)が設けられたかご床、(7)
はかご床(5)の縁部から立設された側壁で、外面の上下
方向に側壁補強材(15)が設けられている。(8)はかご床
(5)の前縁から立設された出入口枠で、上縁に前板(16)
が設けられている。
はエレベーター用かごを一部分解して示す斜視図、図2
は図1の出入口箇所の拡大縦断側面図である。図におい
て、(5)は下側に支持金具(14)が設けられたかご床、(7)
はかご床(5)の縁部から立設された側壁で、外面の上下
方向に側壁補強材(15)が設けられている。(8)はかご床
(5)の前縁から立設された出入口枠で、上縁に前板(16)
が設けられている。
【0012】(9)は出入口枠(8)に接続した袖壁、(10)は
側壁(7)及び前板(16)の上端に連結された天井で、外面
の間口方向に天井補強材(17)が設けられいる。(18)は側
壁補強材(15)の上端寄り及び天井補強材(17)に締結され
たブラケットを有する上部案内具、(19)は側壁補強材(1
5)の下端寄り及びかご床(5)の支持金具(14)に締結され
たブラケットを有する下部案内具、(11)は上部案内具(1
8)のブラケット、出入口枠(8)の上端寄り及び天井(10)
の前縁に締結されるかごドア装置、(12)はかご床(5)の
支持金具(14)に連結されてかごを吊持した主索である。
側壁(7)及び前板(16)の上端に連結された天井で、外面
の間口方向に天井補強材(17)が設けられいる。(18)は側
壁補強材(15)の上端寄り及び天井補強材(17)に締結され
たブラケットを有する上部案内具、(19)は側壁補強材(1
5)の下端寄り及びかご床(5)の支持金具(14)に締結され
たブラケットを有する下部案内具、(11)は上部案内具(1
8)のブラケット、出入口枠(8)の上端寄り及び天井(10)
の前縁に締結されるかごドア装置、(12)はかご床(5)の
支持金具(14)に連結されてかごを吊持した主索である。
【0013】上記のように構成されたエレベーター用か
ごは、かご床(5)、側壁(7)、出入口枠(8)、袖壁(9)及び
天井(10)がそれぞれ相互に締結され、これらを主要部と
して箱状のかごが形成される。そして、上部案内具(18)
及び下部案内具(19)が立設された案内レール(図示しな
い)に昇降可能に係合して主索(12)により牽引されて所
定経路を昇降する。
ごは、かご床(5)、側壁(7)、出入口枠(8)、袖壁(9)及び
天井(10)がそれぞれ相互に締結され、これらを主要部と
して箱状のかごが形成される。そして、上部案内具(18)
及び下部案内具(19)が立設された案内レール(図示しな
い)に昇降可能に係合して主索(12)により牽引されて所
定経路を昇降する。
【0014】このエレベーター用かごにおいて、かご床
(5)、側壁(7)、出入口枠(8)、袖壁(9)及び天井(10)によ
り構成された箱状体、並びにこの箱状体の前側寄りに締
結されたかごドア装置(11)の桁部材によりエレベーター
用かごに作用する荷重が支持される。したがって、かご
の構成を簡略化、すなわち少なくとも図5のエレベータ
ー用かごにおけるかご枠(1)を省略することができ、製
作費の節減及び自重を軽減することができる。また、自
重の軽減によってエレベーター装置の各機器を小型化、
小容量化することができ製作費を低減することができ
る。
(5)、側壁(7)、出入口枠(8)、袖壁(9)及び天井(10)によ
り構成された箱状体、並びにこの箱状体の前側寄りに締
結されたかごドア装置(11)の桁部材によりエレベーター
用かごに作用する荷重が支持される。したがって、かご
の構成を簡略化、すなわち少なくとも図5のエレベータ
ー用かごにおけるかご枠(1)を省略することができ、製
作費の節減及び自重を軽減することができる。また、自
重の軽減によってエレベーター装置の各機器を小型化、
小容量化することができ製作費を低減することができ
る。
【0015】なお、エレベーター用かごの後寄りは、後
側の側壁(7)が隣接した他の側壁(7)及び天井(10)に締結
されることによって剛性が得られる。このため、側壁補
強材(15)及び天井補強材(17)はかごの前寄りに配置した
方がより大きい補強作用を得ることができる。また、出
入口枠(8)の上縁に前板(16)が設けられて出入口枠(8)及
び天井(10)に締結され、また、出入口枠(8)の上端寄り
及び天井(10)の前縁にかごドア装置(11)の桁部材が締結
されている。これによって、かごの上部前寄りにおける
剛性を増すことができ、1名〜2名の保守作業員が乗り
込むときの所要の剛性を容易に得ることができる。
側の側壁(7)が隣接した他の側壁(7)及び天井(10)に締結
されることによって剛性が得られる。このため、側壁補
強材(15)及び天井補強材(17)はかごの前寄りに配置した
方がより大きい補強作用を得ることができる。また、出
入口枠(8)の上縁に前板(16)が設けられて出入口枠(8)及
び天井(10)に締結され、また、出入口枠(8)の上端寄り
及び天井(10)の前縁にかごドア装置(11)の桁部材が締結
されている。これによって、かごの上部前寄りにおける
剛性を増すことができ、1名〜2名の保守作業員が乗り
込むときの所要の剛性を容易に得ることができる。
【0016】さらに、側壁補強材(15)及び天井補強材(1
7)はそれぞれ側壁(7)、天井(10)に溶接するよりも、接
着剤によって接着する方がかごの振動、騒音を少なくす
ることができる。
7)はそれぞれ側壁(7)、天井(10)に溶接するよりも、接
着剤によって接着する方がかごの振動、騒音を少なくす
ることができる。
【0017】実施例2. 図3及び図4は、この発明の他の実施例を示す図で、図
3はエレベーター用かごを一部分解して示す斜視図、図
4は図3の出入口箇所の拡大縦断側面図である。図にお
いて、(5)は下側に支持金具(14)が設けられたかご床、
(7)はかご床(5)の縁部から立設された側壁で、かごの前
寄りと後寄りの2枚の板体によって構成され、互いに対
向した縁部にその縁部が外側へ横断面コ字状に屈折され
てなる上下方向の側壁補強材(15)が設けられている。ま
た、側壁(7)はかごの前寄りと後寄りの2枚が屈折部に
おいて相互に締結されている。(8)はかご床(5)の前縁か
ら立設された出入口枠で、上縁に前板(16)が設けられて
いる。
3はエレベーター用かごを一部分解して示す斜視図、図
4は図3の出入口箇所の拡大縦断側面図である。図にお
いて、(5)は下側に支持金具(14)が設けられたかご床、
(7)はかご床(5)の縁部から立設された側壁で、かごの前
寄りと後寄りの2枚の板体によって構成され、互いに対
向した縁部にその縁部が外側へ横断面コ字状に屈折され
てなる上下方向の側壁補強材(15)が設けられている。ま
た、側壁(7)はかごの前寄りと後寄りの2枚が屈折部に
おいて相互に締結されている。(8)はかご床(5)の前縁か
ら立設された出入口枠で、上縁に前板(16)が設けられて
いる。
【0018】(9)は出入口枠(8)に接続した袖壁、(10)は
側壁(7)及び前板(16)の上端に連結された天井で、かご
の前寄りと後寄りの2枚の板体によって構成され、互い
に対向した縁部にその縁部が外側へ横断面コ字状に屈折
されてなる間口方向の天井補強材(17)が設けられてい
る。また、天井(10)はかごの前寄りと後寄りの2枚が屈
折部において相互に締結されている。
側壁(7)及び前板(16)の上端に連結された天井で、かご
の前寄りと後寄りの2枚の板体によって構成され、互い
に対向した縁部にその縁部が外側へ横断面コ字状に屈折
されてなる間口方向の天井補強材(17)が設けられてい
る。また、天井(10)はかごの前寄りと後寄りの2枚が屈
折部において相互に締結されている。
【0019】(18)は側壁補強材(15)の上端寄り及び天井
補強材(17)に締結されたブラケットを有する上部案内
具、(19)は側壁補強材(15)の下端寄り及びかご床(5)の
支持金具(14)に締結されたブラケットを有する下部案内
具、(11)は上部案内具(18)のブラケット、出入口枠(8)
の上端及び出入口枠(8)の上端寄りの天井(10)の前縁に
締結されるかごドア装置、(12)はかご床(5)の支持金具
(14)に連結されてかごを吊持した主索である。
補強材(17)に締結されたブラケットを有する上部案内
具、(19)は側壁補強材(15)の下端寄り及びかご床(5)の
支持金具(14)に締結されたブラケットを有する下部案内
具、(11)は上部案内具(18)のブラケット、出入口枠(8)
の上端及び出入口枠(8)の上端寄りの天井(10)の前縁に
締結されるかごドア装置、(12)はかご床(5)の支持金具
(14)に連結されてかごを吊持した主索である。
【0020】上記のように構成されたエレベーター用か
ごは、かご床(5)、側壁(7)、出入口枠(8)、袖壁(9)及び
天井(10)がそれぞれ相互に締結され、これらを主要部と
して箱状のかごが形成される。そして、上部案内具(18)
及び下部案内具(19)が立設された案内レール(図示しな
い)に昇降可能に係合して主索(12)により牽引されて所
定経路を昇降する。
ごは、かご床(5)、側壁(7)、出入口枠(8)、袖壁(9)及び
天井(10)がそれぞれ相互に締結され、これらを主要部と
して箱状のかごが形成される。そして、上部案内具(18)
及び下部案内具(19)が立設された案内レール(図示しな
い)に昇降可能に係合して主索(12)により牽引されて所
定経路を昇降する。
【0021】このエレベーター用かごにおいて、かご床
(5)、側壁(7)、出入口枠(8)、袖壁(9)及び天井(10)によ
り構成された箱状体、並びにこの箱状体の前側寄りに締
結されたかごドア装置(11)の桁部材によりエレベーター
用かごに作用する荷重が支持される。したがって、かご
の構成を簡略化、すなわち少なくとも図5のエレベータ
ー用かごにおけるかご枠(1)並びに前述の図1の別個に
構成された側壁補強材(15)及び天井補強材(17)を省略す
ることができる。これにより製作費を節減することがで
き、また自重をさらに軽減することができる。また、自
重の軽減によってエレベーター装置の各機器を一層小型
化、小容量化することができ製作費を低減することがで
きる。
(5)、側壁(7)、出入口枠(8)、袖壁(9)及び天井(10)によ
り構成された箱状体、並びにこの箱状体の前側寄りに締
結されたかごドア装置(11)の桁部材によりエレベーター
用かごに作用する荷重が支持される。したがって、かご
の構成を簡略化、すなわち少なくとも図5のエレベータ
ー用かごにおけるかご枠(1)並びに前述の図1の別個に
構成された側壁補強材(15)及び天井補強材(17)を省略す
ることができる。これにより製作費を節減することがで
き、また自重をさらに軽減することができる。また、自
重の軽減によってエレベーター装置の各機器を一層小型
化、小容量化することができ製作費を低減することがで
きる。
【0022】なお、エレベーター用かごの後寄りは、後
側の側壁(7)が隣接した他の側壁(7)及び天井(10)に締結
されることによって剛性が得られる。このためで側壁補
強材(15)及び天井補強材(17)はかごの前寄りに配置した
方がより大きい補強作用を得ることができる。また、出
入口枠(8)の上縁に前板(16)が設けられて出入口枠(8)及
び天井(10)に締結され、また、出入口枠(8)の上端寄り
及び天井(10)の前縁にかごドア装置(11)の桁部材が締結
されている。これによって、かごの上部前寄りにおける
剛性を増すことができ、1名〜2名の保守作業員が乗り
込むときの所要の剛性を容易に得ることができる。
側の側壁(7)が隣接した他の側壁(7)及び天井(10)に締結
されることによって剛性が得られる。このためで側壁補
強材(15)及び天井補強材(17)はかごの前寄りに配置した
方がより大きい補強作用を得ることができる。また、出
入口枠(8)の上縁に前板(16)が設けられて出入口枠(8)及
び天井(10)に締結され、また、出入口枠(8)の上端寄り
及び天井(10)の前縁にかごドア装置(11)の桁部材が締結
されている。これによって、かごの上部前寄りにおける
剛性を増すことができ、1名〜2名の保守作業員が乗り
込むときの所要の剛性を容易に得ることができる。
【0023】
【発明の効果】この発明の請求項1記載の発明は以上説
明したように、かご床に立設された側壁外面に設けられ
て上下方向に配置された側壁補強材と、側壁の上端に装
着された天井外面に設けられて間口方向に配置された天
井補強材と、一側がかご床に他側は側壁補強材に締結さ
れたブラケットによって構成された下部案内具と、一側
が側壁補強材に他側は天井補強材に締結されたブラケッ
トによって構成された上部案内具とが設けたものであ
る。
明したように、かご床に立設された側壁外面に設けられ
て上下方向に配置された側壁補強材と、側壁の上端に装
着された天井外面に設けられて間口方向に配置された天
井補強材と、一側がかご床に他側は側壁補強材に締結さ
れたブラケットによって構成された下部案内具と、一側
が側壁補強材に他側は天井補強材に締結されたブラケッ
トによって構成された上部案内具とが設けたものであ
る。
【0024】これによって、箱状のかご自体により荷重
が負担される。したがって、かごの構成を簡略化でき軽
量化して安価に製作することができ、またエレベーター
装置の各機器を小型化、小容量化することが可能になり
エレベーター装置の製作費を低減する効果がある。
が負担される。したがって、かごの構成を簡略化でき軽
量化して安価に製作することができ、またエレベーター
装置の各機器を小型化、小容量化することが可能になり
エレベーター装置の製作費を低減する効果がある。
【0025】また、この発明の請求項2記載の発明は以
上説明したように、かご床に立設された側壁外面に設け
られて上下方向に配置された側壁補強材と、側壁の上端
に装着された天井外面に設けられて間口方向に配置され
た天井補強材と、一側がかご床に他側は側壁補強材に締
結されたブラケットによって構成された下部案内具と、
一側が側壁補強材に他側は天井補強材に締結されたブラ
ケットによって構成された上部案内具と、上部案内具の
ブラケット、側壁に出入口を形成した出入口枠及び天井
の前縁部に締結されたかごドア装置とを設けたものであ
る。
上説明したように、かご床に立設された側壁外面に設け
られて上下方向に配置された側壁補強材と、側壁の上端
に装着された天井外面に設けられて間口方向に配置され
た天井補強材と、一側がかご床に他側は側壁補強材に締
結されたブラケットによって構成された下部案内具と、
一側が側壁補強材に他側は天井補強材に締結されたブラ
ケットによって構成された上部案内具と、上部案内具の
ブラケット、側壁に出入口を形成した出入口枠及び天井
の前縁部に締結されたかごドア装置とを設けたものであ
る。
【0026】これによって、箱状のかご自体並びに箱状
のかごの前側寄りに配置されて上部案内具のブラケッ
ト、側壁に出入口を形成した出入口枠及び天井の前縁部
に締結されたかごドア装置により荷重が負担される。し
たがって、かごの構成を一層簡略化でき軽量化して安価
に製作することがでる。これと共にエレベーター装置の
各機器を小型化、小容量化することが可能になりエレベ
ーター装置の製作費をさらに低減する効果がある。
のかごの前側寄りに配置されて上部案内具のブラケッ
ト、側壁に出入口を形成した出入口枠及び天井の前縁部
に締結されたかごドア装置により荷重が負担される。し
たがって、かごの構成を一層簡略化でき軽量化して安価
に製作することがでる。これと共にエレベーター装置の
各機器を小型化、小容量化することが可能になりエレベ
ーター装置の製作費をさらに低減する効果がある。
【図1】この発明の実施例1を示す図であり、エレベー
ター用かごを一部分解して示す斜視図。
ター用かごを一部分解して示す斜視図。
【図2】図1の出入口箇所の拡大縦断側面図。
【図3】この発明の実施例2を示す図であり、エレベー
ター用かごを一部分解して示す斜視図。
ター用かごを一部分解して示す斜視図。
【図4】図1の出入口箇所の拡大縦断側面図。
【図5】従来のエレベーター用かごを一部分解して示す
斜視図。
斜視図。
5 かご床 7 側壁8 出入口枠 10 天井 11 かごドア装置 15 側壁補強材 17 天井補強材 18 上部案内具 19 下部案内具
Claims (2)
- 【請求項1】 かご床に立設された側壁外面に設けられ
て上下方向に配置された側壁補強材と、上記側壁の上端
に装着された天井外面に設けられて間口方向に配置され
た天井補強材と、一側が上記かご床に他側は上記側壁補
強材に締結されたブラケットによって構成された下部案
内具と、一側が上記側壁補強材に他側は上記天井補強材
に締結されたブラケットによって構成された上部案内具
とを備えたエレベーター用かご。 - 【請求項2】 かご床に立設された側壁外面に設けられ
て上下方向に配置された側壁補強材と、上記側壁の上端
に装着された天井外面に設けられて間口方向に配置され
た天井補強材と、一側が上記かご床に他側は上記側壁補
強材に締結されたブラケットによって構成された下部案
内具と、一側が上記側壁補強材に他側は上記天井補強材
に締結されたブラケットによって構成された上部案内具
と、上記上部案内具のブラケット、上記側壁に出入口を
形成した出入口枠及び上記天井の前縁部に締結されたか
ごドア装置とを備えたエレベーター用かご。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5119564A JP2783121B2 (ja) | 1993-05-21 | 1993-05-21 | エレベーター用かご |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5119564A JP2783121B2 (ja) | 1993-05-21 | 1993-05-21 | エレベーター用かご |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06329370A JPH06329370A (ja) | 1994-11-29 |
JP2783121B2 true JP2783121B2 (ja) | 1998-08-06 |
Family
ID=14764459
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5119564A Expired - Fee Related JP2783121B2 (ja) | 1993-05-21 | 1993-05-21 | エレベーター用かご |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2783121B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
RU2787062C1 (ru) * | 2022-05-18 | 2022-12-28 | Акционерное общество "Щербинский Лифтостроительный Завод" | Система верхнего крепления переднего щита купе кабины лифта |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2012038558A1 (es) * | 2010-09-24 | 2012-03-29 | Dynatech, Dynamics & Technology, S.L. | Sistema integral de esquineros para bastidor de ascensor |
WO2012070098A1 (ja) | 2010-11-22 | 2012-05-31 | 三菱電機株式会社 | エレベータのかご |
JP2016088627A (ja) * | 2014-10-29 | 2016-05-23 | 三菱電機株式会社 | エレベータドアのリニューアル方法 |
WO2021124544A1 (ja) * | 2019-12-20 | 2021-06-24 | 株式会社日立製作所 | 乗りかご、エレベーター及び固定ブラケット |
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JPH0780660B2 (ja) * | 1987-09-08 | 1995-08-30 | 株式会社東芝 | 低層階用小形エレベータ |
-
1993
- 1993-05-21 JP JP5119564A patent/JP2783121B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
RU2787062C1 (ru) * | 2022-05-18 | 2022-12-28 | Акционерное общество "Щербинский Лифтостроительный Завод" | Система верхнего крепления переднего щита купе кабины лифта |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06329370A (ja) | 1994-11-29 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |