JP2001347929A - 噴射ノズル - Google Patents

噴射ノズル

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JP2001347929A JP2000170831A JP2000170831A JP2001347929A JP 2001347929 A JP2001347929 A JP 2001347929A JP 2000170831 A JP2000170831 A JP 2000170831A JP 2000170831 A JP2000170831 A JP 2000170831A JP 2001347929 A JP2001347929 A JP 2001347929A
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    • B60SSERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60S1/00Cleaning of vehicles
    • B60S1/02Cleaning windscreens, windows or optical devices
    • B60S1/46Cleaning windscreens, windows or optical devices using liquid; Windscreen washers
    • B60S1/48Liquid supply therefor
    • B60S1/52Arrangement of nozzles; Liquid spreading means
    • B60S1/522Arrangement of nozzles; Liquid spreading means moving liquid spreading means, e.g. arranged in wiper arms
    • B60S1/528Arrangement of nozzles; Liquid spreading means moving liquid spreading means, e.g. arranged in wiper arms the spreading means being moved between a rest position and a working position

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ノズル本体の変位が可能で且つ接続管等の連
結部分とホース等とを無理なく連結できる噴射ノズルを
得る。 【構成】 可動シリンダ60の内側にはフレーム18に
保持された固定ピストン84が回動自在に収容されてお
り、可動シリンダ60の内圧が上昇すると可動シリンダ
60が移動し、可動シリンダ60の底部62に取り付け
られたノズル110が変位する。一方で、固定ピストン
84は自らの軸周りに回動自在にフレーム18に保持さ
れている。固定ピストン84の端部には連結部98が傾
斜した状態で形成されており、固定ピストン84を回動
させることで連結部98の向きが変わる。但し、上記の
ように、可動シリンダ70は固定ピストン84に対して
回動自在であるため、固定ピストン84が回動してもノ
ズル110の向きが変わることはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、例えば、車両のヘ
ッドランプの汚れを除去する洗浄液の噴射用のノズル
で、特に、使用時に所定位置までノズルの本体部分がス
ライド移動するタイプの噴射ノズルに関する。
【0002】
【従来の技術】車両のヘッドランプに付着した汚れ等を
除去するための装置としては、ヘッドランプの表面に洗
浄液を吹きかけて汚れ等を除去するヘッドランプクリー
ナがあり、その一例が実開平6−29960号に開示さ
れている。以下、この実開平6−29960号に開示さ
れたヘッドランプクリーナについて簡単に説明する。
【0003】このヘッドランプクリーナは車両のバンパ
に取り付けられたノズルケースを備えている。このノズ
ルケースはその一部が略筒形状とされており、バンパに
形成された孔を貫通している。このノズルケースの筒状
部分の一端側には洗浄液噴射ノズルが収容されている。
また、ノズルケースの筒状部分の他端側には接続管の一
端側が挿入されている。接続管の一端側の外周部には、
その外周方向に沿って周条が形成されており、ノズルケ
ースの他端側の内側に配置されたパッキンに食い込んだ
状態で密着している。パッキンはノズルケースの筒状部
分の内周部分にも密着しており、ノズルケースの筒状部
分の軸周りに接続管が回動可能な状態で接続管の外周部
とノズルケースの筒状部分の内周部との間をシールして
いる。
【0004】この接続管の他端側はモータポンプ等の駆
動手段並びに洗浄液を貯留するタンク等へ接続されてお
り、接続管へ供給された洗浄液はノズルケースの内部を
通過して洗浄液噴射ノズルに供給され、洗浄液噴射ノズ
ルから噴射される。
【0005】また、このヘッドランプクリーナでは、上
記のようにノズルケースの筒状部分に対して接続管が回
動自在にである。接続管はその軸方向中間部にて屈曲し
ており、ノズルケースの筒状部分に対して接続管を回動
させることで接続管の他端側の軸方向を変更できるよう
になっている。したがって、接続管の他端部に接続され
るホース等の位置や向きに応じて適宜に接続管を回動さ
せることで、接続管とホースとを無理なく接続できるよ
うになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うなヘッドランプクリーナの噴射ノズルには、通常は車
体側に収納され、或いは、車体から突出していてもその
突出量が極めて少ない位置に設けられ、洗浄液を噴射す
る際に予め設定された噴射位置までノズルの本体部分が
変位する構成の噴射ノズルがある。この種の噴射ノズル
は、底部側で洗浄液のタンクやモータポンプに接続され
たシリンダを備えている。このシリンダには筒状のピス
トンが摺動自在に収容されている。ピストンの先端側に
はノズルの本体部分が取り付けられていると共に、ノズ
ルの本体部分の内部とピストンの内部との間には、ピス
トンの内圧が所定の大きさ以上になると開放するチェッ
クバルブが設けられている。
【0007】モータポンプが作動するとシリンダ及びピ
ストン内部に洗浄液が供給されるが、ピストンの内圧が
所定の大きさ以上になるまではチェックバルブがノズル
の本体部分の内部とピストンの内部との間を閉塞してい
るため、シリンダの内圧が上昇するとピストンがシリン
ダから押し出され、これにより、所定の噴射位置までノ
ズルの本体部分が変位する。所定の噴射位置でそれ以上
のピストンの移動が規制されると、シリンダ及びピスト
ンの内圧が更に上昇し、これにより、ノズルの本体部分
の内部とピストンの内部との間が開放され、ノズルの本
体部分から洗浄液が噴射される。
【0008】ここで、この種の噴射ノズルでは、シリン
ダの底部に一体形成された接続管にホース等が接続され
てこのホース等を介してモータポンプやタンクに接続さ
れる。したがって、シリンダの軸方向に対して接続管の
軸方向を傾斜させれば、実開平6−29960号に開示
された接続管のように、シリンダの回動により接続管の
向きが変更されるため、接続管とホースとを無理なく接
続できる。しかしながら、このような噴射ノズルでは、
シリンダにピストンを収容することでシリンダがピスト
ンを摺動自在に保持する構成であるため、シリンダをそ
の軸周りに回動させるとピストンも共に回動してしま
い、ノズルの本体部分の向きが変わってしまう。
【0009】本発明は、上記事実を考慮して、ノズル本
体の変位が可能で且つ接続管等の連結部分とホース等と
を無理なく連結できる噴射ノズルを得ることが目的であ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の噴射ノズ
ルは、有底筒形状のシリンダと、前記シリンダに収容さ
れて前記シリンダ内での圧力の上昇により前記シリンダ
に対して相対的に前記シリンダの開口側へスライドする
中空の筒状のピストンと、前記シリンダの底部外側及び
前記シリンダの開口側での前記ピストンの端部の何れか
一方に設けられ、前記何れか一方の内部を通過した流体
を噴射するノズル本体と、前記シリンダ及び前記ピスト
ンの軸周りの前記ノズル本体が設けられた側の回動を規
制する規制手段と、前記シリンダ及び前記ピストンのう
ち前記ノズル本体が設けられていない側の軸方向に沿っ
た変位を制限した状態で前記軸周りに回動自在に保持す
る保持手段と、前記シリンダの内部と前記ピストンの内
部との連通部分とは反対側の前記ノズル本体が設けられ
ていない側の軸方向端部に形成されると共に、前記ノズ
ル本体が設けられていない側の軸方向に対して自らの軸
方向が傾斜した筒状に形成されて、前記ノズル本体が設
けられていない側の内部に前記流体を供給する供給部
と、を備えている。
【0011】上記構成の噴射ノズルでは、供給部から直
接或いはピストンの内部を介してシリンダの内部に流体
が供給されるとシリンダ内の内圧が上昇する。
【0012】ここで、ピストンにノズル本体が設けられ
ている構成であれば、ピストンとノズル本体との間には
弁が設けられており、シリンダにノズル本体が設けられ
ている構成であれば、シリンダとノズル本体との間には
弁が設けられているため、シリンダ内の内圧が所定の大
きさ未満であれば弁が開くことはなく、この状態で更に
流体がシリンダ内に供給されればシリンダの開口端側へ
向けてピストンがシリンダに対して相対的にスライド移
動する。
【0013】すなわち、シリンダが固定されピストンが
可動であるならば、ピストンがシリンダの開口端から抜
け出る方向へスライド移動し、ピストンが固定されシリ
ンダが可動であるならば、シリンダの内底がシリンダ内
の圧力上昇に伴い押圧されてシリンダの内底がピストン
の端部から離間する如くシリンダがスライド移動する
(シリンダを基準にしてみればピストンがシリンダの開
口端から抜け出る方向へ移動する)。これにより、ノズ
ル本体が予め設定された噴射位置へ向けてスライド移動
する。
【0014】シリンダの内圧が所定の大きさとなると、
ノズル本体が予め設定された噴射位置に達すると共に、
弁が開き、ノズル本体へ流体が供給されてノズル本体か
ら流体が噴射される。
【0015】このように、本噴射ノズルでは、ノズル本
体がスライド移動するため、使用しない場合にはノズル
本体をシリンダ及びピストンのうちのノズル本体が設け
られていない側へ移動させておくことができ、例えば、
壁等の遮蔽手段の裏側にノズル本体を隠したりケース等
の収納手段の内部にノズル本体を収納しておくことがで
きる。
【0016】また、本噴射ノズルでは、シリンダ及びピ
ストンのうちのノズル本体が設けられた側は規制手段に
よって自らの軸周りの回動が規制されているため、組付
時等においてノズル本体の向きが不用意に変更されるこ
とななく、したがって、確実に所定の方向へ流体を噴射
できる。
【0017】これに対し、シリンダ及びピストンのうち
のノズル本体が設けられていない側は保持手段によって
軸方向に沿った変位が制限されているものの、自らの軸
周りに関しては回動可能に保持されている。このノズル
本体が設けられていない側には供給手段が一体形成され
ており、ノズル本体が設けられていない側をその軸周り
に回動させると、供給手段もまたノズル本体が設けられ
ていない側の軸周りに回動する。
【0018】ここで、供給手段は筒状に形成されている
もののその軸方向はノズル本体が設けられていない側の
軸方向に対して傾斜しているため、ノズル本体が回動す
ることにより供給手段はその向きを変える。したがっ
て、例えば、組み付けに際して供給手段が適宜な方向に
向くまでノズル本体が設けられていない側を回動させる
ことで組み付け性等の向上を図ることが可能となる。
【0019】請求項2記載の噴射ノズルは、請求項1記
載の本発明において、各々が連結された状態で前記ノズ
ル本体が設けられた側が貫通する孔の内周部を形成する
切欠部を有し、各々が連結された状態で所定の取付部位
に固定されて直接或いは間接的に前記シリンダ及びピス
トンを支持する複数の取付部材を備えると共に、前記ノ
ズル本体が設けられた側の外周部及び前記孔の内周部の
何れか一方から突出形成され、何れか他方に形成された
係合溝の内側に入り込む係合部を含んで前記規制手段を
構成した、ことを特徴としている。
【0020】上記構成の噴射ノズルでは、複数の取付部
材が一体的に連結された状態で所定の取付部位に固定さ
れることでシリンダ及びピストンが複数の取付部材によ
り支持される。
【0021】また、この複数の取付部材の各々には切欠
部が形成されており、複数の取付部材が連結されると各
切欠部が繋がって孔となり、シリンダ及びピストンのう
ちノズル本体が設けられた側が貫通する。ここで、孔の
内周部(すなわち、切欠部の少なくとも何れか1つ)及
びノズル本体が設けられた側の外周部の何れか一方から
は係合部が突出形成されており、何れか他方に形成され
た係合溝に入り込んでいる。ノズル本体が設けられた側
が自らの軸周りに回動しようとすると、係合溝の内壁及
び係合部の何れか一方に何れか他方が干渉する。これに
より、ノズル本体が設けられた側の回動(すなわち、ノ
ズル本体の回動)が規制される。
【0022】さらに、組み立て面から見ると、上述した
ような孔に上述した係合部又は係合溝が形成されたシリ
ンダ或いはピストンを軸方向に貫通させることに比べ
て、ノズル本体の略軸直交方向から複数の取付部材を連
結させて収容する方が容易であるため、組み立て工程が
簡素化される。
【0023】
【発明の実施の形態】<本実施の形態の構成>図1には
本発明の一実施の形態に係る噴射ノズル10に適用した
分解斜視図が示されており、図2には本噴射ノズル10
の断面図が示されている。
【0024】(フレーム18の構成)図1及び図2に示
されるように、噴射ノズル10は一対のフレームパーツ
14、16により構成された保持手段としてのフレーム
18を備えている。フレーム18のフレームパーツ14
は長手方向に対して直交した方向に沿って切った断面が
略半円形状に湾曲しており、その長手方向一方の端部で
は、略半円形状の縦壁20が形成されている。また、フ
レームパーツ14の長手方向他方の端部からはフレーム
パーツ14の長手方向に対して直交し、且つ、フレーム
パーツ14の外側へ向けて略矩形板状の取付片22が延
出されている。取付片22にはその厚さ方向に貫通した
1乃至複数個の貫通孔24が形成されており、これらの
貫通孔24にボルト等の締結手段が貫通する。貫通孔2
4を貫通した締結手段は、例えば、車両のヘッドライト
近傍に設けられた支持体に形成された貫通孔(何れも図
示省略)をも貫通して締結固定される。
【0025】一方、フレームパーツ16もまたフレーム
パーツ14と同様に断面略半円形状で、その長手方向一
端部には縦壁26が形成され、長手方向一端部には取付
片28が形成されている。また、フレームパーツ16の
幅方向(周方向)両端部近傍及びフレームパーツ16の
湾曲部分とは接していない側の縦壁26の端部近傍では
肉厚が他の部分よりも薄く形成されており、フレームパ
ーツ16の内側ではこの薄肉の部分が段差30となって
いる。
【0026】この段差30には、フレームパーツ14の
幅方向(周方向)両端部及びフレームパーツ14の湾曲
部分とは接していない側の縦壁20の端部から延出され
た薄肉の嵌合片32が嵌まり込む。嵌合片32が段差3
0に嵌まり込んだ状態では、各フレームパーツ14、1
6の長手方向に対して直交する方向に沿って切った断面
が略円形の略円筒状で、しかも、縦壁20と縦壁26と
がフレーム18の軸方向一端の底部34で且つ取付片2
2、28側が開口端とされた略有底円筒形状となる。
【0027】また、フレームパーツ14の外周部には略
半リング形状(概ね円形のリングを二つに割った形状)
の固定部36が1つ乃至フレームパーツ14の長手方向
に沿って複数個形成されている。この固定部36の周方
向両端部からは固定部36の内外周に対する接線方向で
且つフレームパーツ14の開口方向へ向けて係合爪38
が突出形成されている。
【0028】一方、フレームパーツ16の外周部には略
半リング形状の固定部40が上述した固定部36に対応
して形成されている。この固定部40の長手方向両端部
にはフレームパーツ16の外方へ向けて略矩形板状の固
定片42が延出されている。これらの固定片42にはそ
の厚さ方向(より詳細にはフレームパーツ14とフレー
ムパーツ16とを嵌合させた状態における係合爪38の
突出方向)へ向けて貫通した矩形の係合孔44が形成さ
れており、フレームパーツ14とフレームパーツ16と
が嵌合した状態では係合爪38が係合孔44を貫通した
状態で嵌め合わされ、フレームパーツ16から離間する
方向へのフレームパーツ14の移動を制限する。
【0029】なお、本実施の形態では、固定部36、4
0をフレームパーツ14、16に形成した(すなわち、
固定部36をフレームパーツ14に予め一体に形成し、
固定部40をフレームパーツ16に予め一体に形成し
た)構成であったが、固定部36、40をフレームパー
ツ14、16とは別体で構成してもよい。しかしなが
ら、固定部36、40をフレームパーツ14、16に形
成した構成の方が部品点数を増加させずに済むというメ
リットがあるうえ、固定部36、40をフレームパーツ
14、16へ取り付けるといった作業を省くことができ
るというメリットもある。
【0030】さらに、フレームパーツ16には一対の排
水孔46、48が形成されている。排水孔46はフレー
ムパーツ16の軸方向(長手方向)中間部でフレームパ
ーツ16の内周部側と外周側とを貫通しており、排水孔
48はフレームパーツ16の縦壁26側でフレームパー
ツ16の内周部側と外周側とを貫通している。排水孔4
6、48は何れもフレーム18が車体の所定位置に組み
付けられた状態で概ね上下方向に貫通する孔となる。
【0031】また、上述した取付片22には1乃至複数
個の係合爪50が形成されている。係合爪50はその基
端部が取付片22の裏面(底部34側の面)で取付片2
2に繋がっており、先端部は取付片22の外周端部のう
ち、フレームパーツ14とフレームパーツ16とを嵌合
させた状態で取付片28と接する側の端部よりも取付片
28側へ向けて突出している。
【0032】この係合爪50に対応して取付片28には
係合孔52が形成されている。係合孔52は取付片28
の厚さ方向に貫通した矩形の孔で、フレームパーツ14
をフレームパーツ16へ嵌合させた状態では係合爪50
の先端側が係合孔52へ入り込み、その内周部がフレー
ムパーツ16からフレームパーツ14が離間する方向へ
の係合爪50の変位を制限する。
【0033】以上の構成のフレーム18の内部にはシリ
ンダとしての可動シリンダ60が収容されている。
【0034】(可動シリンダ60の構成)可動シリンダ
60はその外径寸法がフレーム18の内径寸法よりも充
分に小さく、フレーム18の底部34とは反対側の端部
が底部62とされた略有底円筒形状に形成されている。
この可動シリンダ60に対応して上述した取付片22と
取付片28にはそれぞれ略半円形状の切欠部64、66
が形成されている。フレームパーツ14、16が嵌合し
た状態では切欠部64と切欠部66とで内径寸法が可動
シリンダ60の外径寸法よりも僅かに大きな孔としての
円孔68となり、可動シリンダ60は円孔68を貫通し
てフレーム18の外側へ向けて延びることができる。
【0035】図1及び図3に示されるように、可動シリ
ンダ60の外周部には可動シリンダ60の軸方向に沿っ
て長手とされた係合部として規制手段を構成するリブ7
0が形成されている。このリブ70に対応して切欠部6
4には係合溝として規制手段を構成する溝72が形成さ
れており、少なくとも可動シリンダ60が円孔68を貫
通した状態ではリブ70が溝72の内側を貫通してい
る。
【0036】なお、本実施の形態では、リブ70及び溝
72は何れも1つであったが、図4に示されるように可
動シリンダ60の外周部周りに所定角度毎(図4の態様
では90度毎)にリブ70を形成し、これに応じて円孔
68の内周部(すなわち、切欠部64、66)に溝72
を形成してもよい。
【0037】また、図1及び図2に示されるように、可
動シリンダ60の開口端側にはフランジ74が形成され
ている。フランジ74は全体的にリング状でその外径寸
法は可動シリンダ60の外径寸法よりも充分に大きく且
つフレーム18の内径寸法よりも僅かに小さい。すなわ
ち、上述した円孔68の内周部が底部62側で可動シリ
ンダ60(すなわち、可動シリンダ60)の径方向の変
位(可動シリンダ60の軸方向に対して直交する方向へ
の変位)を制限すると共に、フレーム18の内周部がフ
ランジ74に干渉することで可動シリンダ60の径方向
の変位(可動シリンダ60の軸方向に対して直交する方
向への変位)を制限する。したがって、基本的には可動
シリンダ60の移動の方向はフレーム18の開口方向
(軸方向)に沿った方向に限定される。
【0038】また、フレーム18内部の取付片22、2
8側にはカップ76が収容されている。カップ76は外
径寸法がフレーム18の内径寸法よりも僅かに小さく、
内径寸法が可動シリンダ60の外径寸法よりも充分に大
きな有底円筒形状でその開口端はフレーム18の底部3
4側へ向いている。カップ76の底部には可動シリンダ
60の外径寸法よりも大きな孔が形成されており、この
孔を可動シリンダ60が貫通している。
【0039】また、可動シリンダ60の外側で且つフレ
ーム18の内側には圧縮コイルスプリング78が配置さ
れている。圧縮コイルスプリング78はその形状を円筒
形状とみなした場合、外径寸法がカップ76の内径寸法
よりも僅かに小さく、内径寸法が可動シリンダ60の外
径寸法よりも大きい。圧縮コイルスプリング78はその
一端がカップ76の底部に当接してカップ76を取付片
22、28へ圧接されており、他端がフランジ74に当
接してフレーム18の底部34側へ押圧している。カッ
プ76は取付片22、28に当接していることで基本的
に動くことができないため、結果的に圧縮コイルスプリ
ング78はその付勢力でフランジ74を介して可動シリ
ンダ60(すなわち、可動シリンダ60)を底部34側
へ付勢している。
【0040】また、図2に示されるように、上述したフ
ランジ74の内周部には環状の溝80が形成されてお
り、その内側にはゴムや比較的柔軟で弾性を有する合成
樹脂材により形成されたリング状のOリング(オーリン
グ)82が配置されている。さらに、この可動シリンダ
60の内側にはピストンとしての固定ピストン84が可
動シリンダ60の軸方向に沿って相対的に摺動自在(ス
ライド移動自在)で且つ可動シリンダ60の中心軸線周
り回動自在にに収容されている。
【0041】(固定ピストン84の構成)図1及び図2
に示されるように、固定ピストン84は外径寸法が可動
シリンダ60の内径寸法よりも僅かに小さな円柱形状と
されている。したがって、この固定ピストン84によっ
ても可動シリンダ60の変位は自らの軸方向にのみ制限
されている。
【0042】また、図2及び図9に示されるように、固
定ピストン84の外周部のうち、上述したフランジ74
に対応した部分では上述したOリング82が圧接してい
る。Oリング82は弾性変形して溝80の底部と固定ピ
ストン84の外周部の双方へ圧接し密着することで可動
シリンダ60の内周部と固定ピストン84の外周部との
間をシールしている。
【0043】フレーム18の底部側の固定ピストン84
の外周部には環状の溝86が形成されている。この溝8
6の部分に対応してフレームパーツ14の縦壁20には
半円径の切欠部88が形成されており、フレームパーツ
16の縦壁26には半円径の切欠部90が形成されてい
る。これらの切欠部88、90はフレームパーツ14と
フレームパーツ16とを嵌め合わせた状態で底部34の
円孔92となる。円孔92はその内径寸法が溝86での
本体の外径寸法よりも極僅かに大きい程度とされ、固定
ピストン84は溝86の部分で円孔92を貫通してい
る。
【0044】また、フレーム18の底部34には円孔9
2と同心の環状の段部94が形成されており、この段部
94では底部34の肉厚が他の部分よりも薄い。この段
部94にはリング状のシール96が嵌め込まれている。
シール96はその一方の端面が段部94に密着している
と共に、他方の端面が段部94と対向する側の溝86の
内壁及び溝86の底部に密着し、固定ピストン84が円
孔92の中心軸線周りに回動自在の状態で円孔92をシ
ールしている。
【0045】さらに、円孔92を貫通してフレーム18
の外部に露出した固定ピストン84の一端部には供給部
としての連結部98が形成されている。
【0046】連結部98は固定ピストン84よりも外径
寸法が充分に小さな円筒状に形成されており、その内部
は固定ピストン84の軸方向端部にて開口した供給孔1
02に連通している。また、図2及び図9の一点鎖線A
で示される連結部98の軸線は、同じく図2の一点鎖線
Bで示される固定ピストン84の軸線に対して0度以上
90度未満の角度θ1で傾斜している。さらに、この連
結部94の外周部には固定ピストン84とは反対側へ向
けて漸次外形寸法が小さくなる係合環100が形成され
ている。
【0047】この係合環100は内径寸法が連結部98
の外径寸法程度とされたホースやチューブ等の管状部材
104の内側に連結部98が挿入された際に、管状部材
104の内周部に係合環100が食い込んで連結部98
が管状部材104から抜けることを防止する。この図示
しない管状部材104は連結部98とは反対側で直接或
いは間接的にモータポンプ及び洗浄液が溜められたタン
ク(何れも図示省略)へ接続されており、モータポンプ
が作動することでタンク内の洗浄液が管状部材104へ
供給され、更に、連結部98の内部に供給される。
【0048】また、上述した固定ピストン84には供給
孔102が形成されている。供給孔102は一端が連結
部98の内部と連通し、他端が可動シリンダ60の底部
62側の固定ピストン84の端部で開口している。
【0049】(ノズル110及びチェックバルブ12の
構成)一方、図1及び図2に示されるように、上述した
可動シリンダ60の底部62の外側側方にはノズル本体
としてのノズル110が設けられている。ノズル110
は略半球形状に形成されており、その外周一部には噴射
口112が形成されている。このノズル110にはチェ
ックバルブ12を構成するボディ114が形成されてい
る。
【0050】図2及び図5に示されるように、ボディ1
14は外径寸法が上述した可動シリンダ60の外径寸法
よりも小さな略円柱形状とされ、その内側には弁収容部
116が形成されている。
【0051】図6に示されるように、弁収容部116は
ノズル110の本体部分(略半球形状の部分)とは反対
側のボディ114の軸方向端部で開口した有底の孔でボ
ディ114の外周部と略同軸とされており、その内側に
は球状弁118が収容されている。球状弁118はその
外形状が球状とされており、且つ、その外径寸法は弁収
容部116の内径寸法よりも充分に小さい。
【0052】また、弁収容部116の内周部からは弁収
容部116の軸心へ向けて複数の凸部120が突出形成
されている。各凸部120は弁収容部116の軸方向に
沿って長手方向とされた棒状若しくは板状で、弁収容部
116の内周方向に沿って所定間隔毎に形成されてい
る。これらの凸部120の先端(弁収容部116の軸心
側の端部)を通る仮想円の直径寸法は、上述した球状弁
118の外径寸法よりも僅かに大きく、球状弁118は
これらの凸部120の先端によって弁収容部116の軸
方向に対して直交する方向への変位が制限された状態で
弁収容部116の軸方向に沿って移動可能に弁収容部1
16に収容されている。
【0053】ここで、上述したように複数の凸部120
は弁収容部116の内周方向に沿って所定間隔毎に形成
されているため、弁収容部116の内周方向に沿って互
いに隣り合う凸部120同士の間には隙間が形成され
る。これらの隙間は洗浄液流路122とされ、ここに上
述した洗浄液が流れる。
【0054】また、各凸部120は弁収容部116の底
部側には連続してスプリング保持片124が形成されて
いる。スプリング保持片124は基本的に各凸部120
と同様に弁収容部116の内周部から弁収容部116の
軸心へ向け突出形成された棒状部若しくは板状部である
が、弁収容部116の内周部からの突出寸法が各凸部1
20よりも大きく、スプリング保持片124の先端部を
通る仮想円は、弁収容部116と略同軸ではあるものの
直径寸法が球状弁118の外径寸法よりも小さくなる。
したがって、球状弁118は、基本的に凸部120より
もスプリング保持片124側へ移動することはできな
い。
【0055】なお、スプリング保持片124に関してこ
れまで凸部120とスプリング保持片124を別の部位
のように説明してきたが、これは機能上、便宜的に別部
位として説明したものである。もちろん、スプリング保
持片124と凸部120とを真に別部位として形成して
もよいが、図5に示されるように、実質的には凸部12
0の一部(弁収容部116の底部側の部分)における弁
収容部116の内周部からの突出寸法を大きくしただけ
でのもので構わない。
【0056】さらに、図5に示されるように、弁収容部
116の内側には圧縮コイルスプリング126が収容さ
れている。圧縮コイルスプリング126はその形状を円
筒形状とみなした場合、内径寸法が球状弁118の外径
寸法よりも充分に小さく、且つ、外径寸法が上述したス
プリング保持片124の先端部を通る仮想円の直径寸法
よりも僅かに小さい。
【0057】圧縮コイルスプリング126は球状弁11
8と弁収容部116の底部との間に配置されており、そ
の一端は球状弁118へ当接しいると共に、他端は弁収
容部116のスプリング保持片124側に入り込んで弁
収容部116の底部へ当接し、球状弁118を弁収容部
116の開口端側へ向けて付勢している。上述したよう
に、圧縮コイルスプリング126の形状を円筒とみなし
た場合の外径寸法はスプリング保持片124の先端部を
通る仮想円の直径寸法よりも僅かに小さいため、スプリ
ング保持片124側では各スプリング保持片124の先
端部によって弁収容部116の内径方向に沿った変位が
制限されている。
【0058】また、ボディ114の内部にはボディ11
4の外周部と同軸の洗浄液流路128が形成されてい
る。洗浄液流路128は弁収容部116と略同軸とさ
れ、その内径寸法は上述したスプリング保持片124の
先端部を通る仮想円の直径寸法よりも小さい。これに対
し、洗浄液流路128の他端部はノズル110の本体部
分側で屈曲して噴射口112に連通している。
【0059】さらに、ボディ114の外周部には環状の
溝130が形成されており、この溝130にはゴムや比
較的柔軟で弾性を有する合成樹脂材により形成されたリ
ング状のOリング(オーリング)132が嵌め込まれて
いる。
【0060】また、ボディ114に対応して上述した可
動シリンダ60には筒体134が形成されている。筒体
134は可動シリンダ60と底部の外側で可動シリンダ
60と同軸的に形成されると共に可動シリンダ60の底
部62を底とする有底円筒状部で、その内径寸法はボデ
ィ114の外径寸法よりも僅かに大きく、その内側にボ
ディ114を嵌挿できる。さらに、可動シリンダ60の
底部62の略中央には底部62の厚さ方向に沿って貫通
した透孔136が形成されており、筒体134内と可動
シリンダ60内とが連通している。したがって、ボディ
114を筒体134に嵌挿した状態では、透孔136及
び筒体134内を介して可動シリンダ60内と弁収容部
116とが連通可能であると共に、筒体134及びボデ
ィ114の軸方向に沿って透孔136と球状弁118と
が対向する(すなわち、概ね透孔136の軸線の仮想延
長線上に球状弁118の中心が位置する)。また、上述
したOリング132はボディ114を筒体134に嵌挿
した状態で溝130の底部と筒体134の内周部とから
の押圧力で弾性変形しつつ溝130の底部と筒体134
の内周部へ密着してボディ114の外周部と筒体134
の内周部との間をシールする。
【0061】さらに、筒体134の内側にはゴムや比較
的柔軟で弾性を有する合成樹脂材により形成されたシー
ル138が配置されている。シール138は内径寸法が
球状弁118の外径寸法よりも充分に小さな孔が透孔1
36に対して同軸的に形成されたリング状の部材で、外
径寸法は筒体134の内径寸法よりも僅かに小さく、弁
収容部116の内径寸法よりも充分に大きい。したがっ
て、筒体134内にボディ114を嵌挿した状態では底
部62とボディ114の軸方向端面とで挟まれて少なく
ともボディ114の端面に対応した部分が底部62側で
底部62へ密着し、ボディ114側でボディ114の端
面へ密着する。
【0062】一方、筒体134の開口縁部からは筒体1
34の径方向に互いに対向する如く延出された一対のノ
ズル保持爪140が形成されている。各ノズル保持爪1
40は筒体134よりも薄肉とされた基部142を備え
ている。基部142は一端が筒体134の開口縁のなか
でも径方向外側部分で筒体134の開口縁に接続されて
おり、このため、図5に示されるように、対となる基部
142同士の間隔は筒体134の内径寸法よりも大き
く、基部142と筒体134の内周部とでは筒体134
の径方向に沿って段差が生じる。
【0063】この基部142の他端には爪144が形成
されている。爪144は基部142との連結部分側で基
部142よりも厚肉とされ、この部分では対となる爪1
44同士の間隔が対となる基部142同士の間隔よりも
大きい。但し、爪144は先端側へ向けて漸次薄肉とさ
れており、筒体134の半径内方側に沿った各爪144
の端面は筒体134の開口方向に沿った方向へ傾斜した
斜面146となっている。
【0064】以上の構成のノズル保持爪140に対応し
てボディ114外周部にはリング状の係合リング148
が一体形成されている。係合リング148はその軸方向
寸法が筒体134の開口縁から爪144までの間隔(す
なわち、筒体134の軸方向に沿った基部142の長
さ)よりも僅かに小さく、さらに、その形成位置はボデ
ィ114の端面がシール138に密着した状態でその一
部がボディ114の径方向に沿って基部142と対向し
て筒体134の開口縁と爪144との間に入り込むよう
になっている。
【0065】なお、本実施の形態では、上述したノズル
110の本体部分(略半球状の部分)とボディ114と
が基本的に一体の構成であるが、例えば、ノズル110
の本体部分とボディ114とを別体で構成して、後に一
体的に連結する構成としてもよい。その一例としては、
ノズル110の本体部分及びボディ114の何れか一方
に雄ねじ部を形成すると共に、何れか他方に雌ねじ部を
形成し、雄ねじ部と雌ねじ部とを螺合させることでノズ
ル110を組み立てる構成などがある。
【0066】このように、ノズル110の本体部分とボ
ディ114とを別体で構成した場合には、組付工数が増
えるという欠点があるものの、車両の仕様、例えば、噴
射ノズル10の設置位置に対するヘッドライトの位置に
応じて噴射口112の位置を変えた各種のノズル110
を用意しておけば、車種が異なった場合でもノズル11
0以外の部品を共用できたり、噴射口112から噴射さ
れる洗浄液の噴射態様が異なる各種のノズル110を用
意しておけば適宜にノズル110を交換し、車両の使用
環境等に最も適した噴射態様にすることが可能になる等
のメリットがある。
【0067】<本実施の形態の作用、効果>次に、本実
施の形態の作用並びに効果について本噴射ノズル10の
組立面(製造面)と作動面の双方から説明する。
【0068】(噴射ノズル10の組立工程)本噴射ノズ
ル10を組み立てる際には、先ず、ピストン−シリンダ
組付工程で可動シリンダ60の開口端から固定ピストン
84が嵌挿される。また、このピストン−シリンダ組付
工程に前後してスプリング装着工程で可動シリンダ60
の外側にカップ76及び圧縮コイルスプリング78が取
り付けられる。このスプリング装着工程及びピストン−
シリンダ組付工程の終了後には、カップ76の内底に圧
縮コイルスプリング78の一端が当接し、固定ピストン
84のフランジ74に圧縮コイルスプリング78の他端
が当接する。
【0069】また、上記のピストン−シリンダ組付工程
及びスプリング装着工程に前後してノズル装着工程でノ
ズル110のボディ114が筒体134へ嵌挿される。
ボディ114を筒体134へ嵌挿する際には、筒体13
4とボディ114とが略同軸となった状態で概ねその軸
線に沿ってボディ114を相対的に筒体134へ接近さ
せて筒体134内にボディ114を挿入する。所定長さ
ボディ114を筒体134に挿入すると、ボディ114
に形成された係合リング148が爪144の斜面146
へ当接する。斜面146は筒体134の半径内方側に対
して筒体134の開口方向に沿った方向へ傾斜している
ため、ボディ114及び筒体134の軸線に沿った方向
の力を係合リング148から受けた爪144は基部14
2の筒体134との接続部分周りにボディ114及び筒
体134の軸線から遠ざかるように回動する如く弾性変
形する。この状態から更にボディ114を筒体134内
に挿入すると、爪144が係合リング148の外周面に
乗り上げ、更に、係合リング148よりもノズル110
の本体部分側に爪144が位置することで、基部142
の弾性によりノズル保持爪140が元の形状に復元す
る。この復元状態では、爪144の底部62側の端面と
ノズル110の本体部分側の係合リング148の端面と
がボディ114及び筒体134の軸線方向に沿って互い
に対向する。このため、この状態でボディ114を筒体
134から抜き取ろうとすると、爪144が係合リング
148に干渉して筒体134からのボディ114の抜き
取りが規制される。これにより、筒体134とボディ1
14とが一体的に連結される。
【0070】また、ピストン−シリンダ組付工程及びス
プリング装着工程が終了した後にはピストン−シリンダ
収容工程にて可動シリンダ60と固定ピストン84とが
フレーム18の内部に収容される。
【0071】このピストン−シリンダ収容工程では、分
割状態のフレームパーツ14、16の何れか一方の内側
に可動シリンダ60が収容される。このとき、フレーム
パーツ14、16のうち可動シリンダ60が収容された
側の取付片22若しくは取付片28にカップ76の外底
部を当接させられる。また、可動シリンダ60がフレー
ムパーツ14、16の何れか一方に収容される際に、固
定ピストン84の溝86がフレームパーツ14、16の
うち可動シリンダ60が収容された側の切欠部88若し
くは切欠部90に嵌め合わされる。
【0072】次いで、フレームパーツ14とフレームパ
ーツ16とが各々の断面形状である略半円形の開口が互
いに対向した状態で相対的に互いに接近させられる。フ
レームパーツ14とフレームパーツ16とが所定距離接
近すると、フレームパーツ16の段差30にフレームパ
ーツ14の嵌合片32が嵌まり込む。また、このとき、
固定部36の係合爪38が固定片42の係合孔44が貫
通する。係合孔44を係合爪38が貫通した状態では、
フレームパーツ14の本体部分側の係合爪38の端面が
取付片28の端面と対向し、フレームパーツ14をフレ
ームパーツ16から相対的に離間させようとすると係合
爪38の端面と取付片28とが互いに干渉する。これに
より、フレームパーツ14とフレームパーツ16との機
械的な連結が維持される。
【0073】また、フレームパーツ16の段差30にフ
レームパーツ14の嵌合片32が嵌まり込む際には取付
片22の係合爪50が取付片28に乗り上げて弾性変形
し、段差30に嵌合片32が嵌まり込んだ状態ではフレ
ーム18の軸方向に沿って係合孔52と係合爪50とが
対向し、係合爪50の弾性で係合爪50が元の形状に復
元しつつ係合孔52に入り込む。この状態でフレームパ
ーツ14をフレームパーツ16から相対的に離間させよ
うとすると係合爪50の取付片22側の端面と係合孔5
2の内周部とが互いに干渉する。したがって、これによ
ってもフレームパーツ14とフレームパーツ16との機
械的な連結が維持される。
【0074】以上の各工程を経た本噴射ノズル10は管
状部材104連結工程にて連結部98に管状部材104
の一端が連結される。なお、この管状部材104の他端
には直接或いは他の接続部材を介して間接的に洗浄液を
貯留するタンクやタンクに貯留された洗浄液を管状部材
104側へ供給するモータポンプへ接続されるが、この
管状部材104の他端側の連結(すなわち、管状部材1
04と上述したタンクやモータポンプ、或いは他の接続
部材との連結)工程は連結部98と管状部材104との
連結工程である管状部材104連結工程の前後何れでも
構わない。
【0075】ところで、固定ピストン84は可動シリン
ダ60に対して回動自在であり、また、フレーム18の
底部34側ではシール96が溝86の内壁及び底に密着
しているものの円孔92の中心軸線周りに固定ピストン
84は回動自在である。したがって、管状部材104連
結工程においても固定ピストン84は自らの軸線周りに
自由に回動できる。しかも、リブ70が溝72に入り込
んでいるため、可動シリンダ60の回動は規制されるた
め、可動シリンダ60を回動させることなく固定ピスト
ン84の回動が可能である。
【0076】ここで、本噴射ノズル10にあっては、上
述したように、図2及び図9の一点鎖線Aで示される連
結部98の軸線が図2及び図9の一点鎖線Bで示される
固定ピストン84の軸線に対して角度θ1で傾斜してい
るために、固定ピストン84が自らの軸線周りに回動す
ると、連結部98の先端部は固定ピストン84の軸線周
りに固定ピストン84の回動角度分だけ変位し、連結部
98の軸線の向きも変わる。したがって、管状部材10
4の一端部における軸線方向に対応した位置、すなわ
ち、例えば、図9の実線状態から二点鎖線状態まで等、
適宜に固定ピストン84の軸線周りに連結部98を回動
させることで連結部98と管状部材104とを容易に連
結できる。しかも、この状態における連結部98の軸線
方向が管状部材104の一端部での軸線方向に対応して
いるため、連結時及び連結後における管状部材104の
屈曲や捩じれ、無理な湾曲等を防止でき、管状部材10
4の損傷等を防止できる。また、管状部材104に屈曲
や捩じれ、無理な湾曲が生じた状態では、管状部材10
4の内部が極端に狭くなる可能性があり、この状態では
洗浄液を円滑に流すことができないばかりか、洗浄液の
水圧で管状部材104が連結部98から外れたり、管状
部材104に亀裂や破裂等が生じたりする。しかしなが
ら、本実施の形態では上述したように、連結部98への
連結時において管状部材104の屈曲や捩じれ、無理な
湾曲等を生じさせないため、常に洗浄液を円滑に流すこ
とができ、また、洗浄液の水圧による管状部材104の
連結部98からの脱落や管状部材104に亀裂や破裂等
を防止できる。
【0077】さらに、上述したように、連結部98を適
宜に回動させることで連結部98の軸線を管状部材10
4の軸線方向に対応させるため、配置位置や一端部にお
ける軸線方向が異なる他の管状部材104でも適用する
ことができる。すなわち、本噴射ノズル10では、その
構成部材を基本的に多くの車種で共通して使用すること
ができるため、大幅にコストを下げることができる。
【0078】また、上述したように、本噴射ノズル10
では、組立時において略一体すべき部材の連結は係合リ
ング148と爪144との嵌合、嵌合片32と段差30
との嵌合、係合爪38と係合孔44との嵌合、及び係合
爪50と係合孔52との嵌合等で行なわれ、これらの連
結に際してねじやボルト等の締結手段や接着材等を用い
ることはなく、極めて容易に連結でき、組立作業に熟練
を要さずとも簡単に本噴射ノズル10を組み立てること
ができる。このため、組立工程を簡素化できると共に、
固着や締結のための別の部材や特別な装置を要しないた
め組み立てコストを安価にでき、ひいては本噴射ノズル
10の製造コストを安価にできる。
【0079】(噴射ノズル10の作動面からの作用、効
果)次に、本噴射ノズル10及びチェックバルブ12の
作動面から見た作用、効果について説明する。
【0080】洗浄液を貯留したタンクの側に設けられた
モータポンプが作動して、タンクから洗浄液を吸い上げ
ると、この洗浄液はモータポンプの出力に対応した水圧
でホースやチューブ等の管状部材104へ送られ、更
に、この管状部材104を通過した洗浄液が固定ピスト
ン84の内部、すなわち、供給孔102を通過して可動
シリンダ60の内部に供給される。
【0081】一方、可動シリンダ60の透孔136の外
側(すなわち、筒体134側)では、圧縮コイルスプリ
ング126の付勢力で球状弁118がシール138の孔
へ圧接されてシール138の孔が閉塞されている。シー
ル138はボディ114並びに底部62へ密着してお
り、しかも、シール138の孔は透孔136と連通して
いるため透孔136は球状弁118により閉塞される。
【0082】可動シリンダ60の内部に供給された洗浄
液は底部62の透孔136を通過して可動シリンダ60
の外部へ出ようとするが、上述したように、透孔136
は球状弁118により閉塞されているため、洗浄液は可
動シリンダ60の外部に出ることができない。この状態
であっても、可動シリンダ60へは洗浄液が供給され続
けるため、可動シリンダ60の内部では内圧が高まり、
可動シリンダ60の開口端から固定ピストン84を押し
出そうとするが、固定ピストン84は溝86にてフレー
ム18の円孔92へ係合していることで基本的には動く
ことができない。したがって、可動シリンダ60の内部
で洗浄液の水圧が高まることで圧縮コイルスプリング7
8の付勢力に抗して底部62が固定ピストン84から離
間する方向へ向けて可動シリンダ60が自らの軸方向に
沿って移動する。これにより、可動シリンダ60がフレ
ーム18から突出する。
【0083】また、このとき、洗浄液は可動シリンダ6
0の内周部と固定ピストン84の外周部との間を通り可
動シリンダ60の開口端から漏れようともするが、可動
シリンダ60の開口端側ではOリング82が可動シリン
ダ60の内周部と固定ピストン84の外周部との間をシ
ールしているため、基本的には洗浄液が可動シリンダ6
0の開口端から漏れ出ることはない。
【0084】さらに、可動シリンダ60の内圧が上昇す
ると、可動シリンダ60の軸方向中間部ではその内径寸
法が拡大するように可動シリンダ60が弾性変形する
が、上述したOリング82は内径寸法が拡大しないか或
いは拡大量が極めて小さな可動シリンダ60の開口端に
設けられている。しかも、可動シリンダ60の開口端に
はフランジ74が形成されており、そのために可動シリ
ンダ60の開口端では肉厚が他の部分よりも厚く剛性が
高い。これにより、Oリング82の緊迫力が低下を防止
でき、シール性を維持できる。
【0085】上述した状態でフレーム18の外部へ可動
シリンダ60が突出し続けると可動シリンダ60のフラ
ンジ74がカップ76の開口端に干渉して可動シリンダ
60の突出する方向への移動が規制される。この状態か
ら更に洗浄液が可動シリンダ60の内部に供給され続け
ると、可動シリンダ60の内圧が圧縮コイルスプリング
126の付勢力を上回り、洗浄液が圧縮コイルスプリン
グ126の付勢力に抗して球状弁118を押圧してシー
ル138から離間する方向へ球状弁118を移動させ
る。これにより、透孔136は開放され、洗浄液は透孔
136を通過して弁収容部116の内側へ流れ込み、更
に、洗浄液流路128を通過してノズル110の噴射口
112からヘッドランプへ向けて噴射される。
【0086】ここで、可動シリンダ60がスライドした
り、或いは、その他の外力が作用した場合に洗浄液の水
圧やそのたの外力の作用方向によっては可動シリンダ6
0が自らの軸周りに回転しようとすることがあり、可動
シリンダ60が回転した場合には、洗浄液の噴射方向が
変化してしまい、ヘッドランプへ洗浄液を噴きかけるこ
とができなくなってしまう。しかしながら、本実施の形
態においては可動シリンダ60が回転しようとすると、
可動シリンダ60の外周部に形成されたリブ70に溝7
2が干渉し、可動シリンダ60の軸周り方向に沿ったリ
ブ70の変位、すなわち、可動シリンダ60の回転が制
限される。このため、本実施の形態では確実に洗浄液を
ヘッドランプへ噴きかけることができる。
【0087】一方、本実施の形態では、球状弁118は
複数の凸部120によって弁収容部116の軸方向に対
して直交する方向への変位が制限されているため、洗浄
液の水圧による球状弁118の移動方向は弁収容部11
6の軸方向、すなわち、透孔136及びシール138の
孔の軸方向となる。このため、モータポンプの停止等に
より圧縮コイルスプリング126の付勢力よりも洗浄液
の水圧が低くなると、圧縮コイルスプリング126の付
勢力で球状弁118は透孔136の軸方向に沿ってシー
ル138の孔へ同軸(心)的に接近してシール138の
孔を閉塞する。このように、シール138の孔及び透孔
136の軸線と球状弁118の中心が略一致した状態で
球状弁118がシール138へ圧接することでシール1
38の孔と球状弁118との間には隙間が形成されるこ
とはなく、確実に球状弁118でシール138の孔及び
透孔136を閉塞できる。
【0088】また、上記のように各凸部120で球状弁
118の変位を制限しているものの、弁収容部116の
内周方向に沿って各凸部120の間には隙間、すなわ
ち、洗浄液流路122が形成されているため、洗浄液は
円滑に流れることができる。
【0089】さらに、圧縮コイルスプリング126の一
端側はスプリング保持片124によって弁収容部116
の内径方向に沿った変位が制限されているため、基本的
に付勢方向が変化することはない。したがって、圧縮コ
イルスプリング126は常に球状弁118を透孔136
及びシール138の孔に対して同軸(心)的に付勢で
き、これによっても確実に球状弁118でシール138
の孔及び透孔136を閉塞できる。
【0090】(その他の作用、効果)次に、組立面、作
動面以外での本実施の形態の作用並びに効果について説
明する。上述したように本噴射ノズル10は車体に取り
付けられる。しかも、洗浄液をヘッドランプに噴きかけ
るという機能上、ノズル110は外部に露出できなけれ
ばならず、当然、フレーム18の内部は車両の外部と連
通する。このため、円孔68を介して雨水等がフレーム
18の内部に浸入することがありうる。このような雨水
等がフレーム18の内部に浸入し、且つ、冬季等で浸入
した雨水等が冷却されて氷となると、可動シリンダ60
の外周部とフレーム18の内周部とを機械的に連結して
しまい、可動シリンダ60を円滑にスライドさせること
ができなくなる。
【0091】しかしながら、本実施の形態では、フレー
ムパーツ16に排水孔46、48が形成されているた
め、円孔68から浸入した雨水等は排水孔46にてフレ
ーム18の外部へ排水され、また、排水孔46の側方を
通過して縦壁26側まで達した雨水等は排水孔48にて
フレーム18の外部へ排水される。このため、本噴射ノ
ズル10では、フレーム18の内部で雨水等が貯留され
ることはなく、冬季等においても可動シリンダ60を円
滑にスライドさせることができる。
【0092】また、本実施の形態では、固定ピストン8
4の双方がフレーム18に収容されているため、固定ピ
ストン84に雨水や泥等の異物が付着することはなく、
しかも、使用していない状態では可動シリンダ60の内
部に固定ピストン84が収容されるため、固定ピストン
84に雨水や泥等の異物が付着する可能性はより一層低
くなる。雨水や泥等の異物が固定ピストン84の外周部
に付着した状態で可動シリンダ60がスライドすると固
定ピストン84の外周部及び可動シリンダ60の内周部
に傷がついたり、Oリング82を損傷したりする可能性
があるが、本実施の形態では、そもそも固定ピストン8
4に雨水や泥等の異物が付着する可能性が極めて低いた
め、そのような不具合が生じることはない。
【0093】<本実施の形態の変形例> (凸部120に関する変形例)なお、本実施の形態で
は、図6に示されるように、弁収容部116の軸線周り
に90度毎に4つの凸部120を形成した構成であった
が、例えば、図7に示されるように、弁収容部116の
軸線周りに120度毎に3つの凸部120を形成した構
成としてもよい。すなわち、単純に凸部120が球状弁
118に接触して球状弁118の変位を制限するのであ
れば、120度毎に3つの凸部120を形成し、この3
つの凸部120により球状弁118を3点支持する構成
とすれば確実に球状弁118の変位を制限できる。
【0094】また、図8に示されるように、凸部120
に代えて凸部162を弁収容部116の内周部に設ける
構成でもよい。この凸部162は凸部120とは異なり
180度毎に2つしか形成されていないが、各々の先端
部には弁収容部116の軸線側へ向けて開口した凹部1
64が形成されており、球状弁118はその一部が凹部
164の内側に入り込む。したがって、凹部164の周
方向両端側では一方の凸部162と他方の凸部162と
の間の距離が球状弁118の外径寸法未満となり、一対
の凸部162による球状弁118の保持が解除されるこ
とはない。したがって、この構成では凸部162は2つ
しか形成されていないものの確実に球状弁118の変位
を制限できる。
【0095】(連結部98に関する変形例)また、本実
施の形態では、固定ピストン84の軸線方向に対する連
結部98の軸線方向の傾斜角度θ1を0度以上90度未
満としたが、例えば、図10に示されるように、傾斜角
度θ1を90度に設定しても構わないし、90度を越え
る大きさに設定しても構わない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る噴射ノズルの分解
斜視図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る噴射ノズルの側面
断面図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係る噴射ノズルの正面
断面図である。
【図4】本発明の一実施の形態に係る噴射ノズルの変形
例を示す図3に対応した正面断面図である。
【図5】チェックバルブの要部を示す拡大側面断面図で
ある。
【図6】図5の6−6線に沿った断面図である。
【図7】チェックバルブの変形例を示す図6に沿った断
面図である。
【図8】チェックバルブの別の変形例を示す図6に沿っ
た断面図である。
【図9】供給部が回動した際の供給部の位置並びに向き
が変化した状態を示す可動ノズルの要部を拡大した断面
図である。
【図10】供給部の変形例を示す図9に対応した断面図
である。
【符号の説明】
10 噴射ノズル 18 フレーム(保持手段) 60 可動シリンダ(シリンダ) 64 切欠部 66 切欠部 68 円孔(孔) 70 リブ(係合部、規制手段) 72 溝(係合溝、規制手段) 84 固定ピストン(ピストン) 98 連結部(供給部) 110 ノズル(ノズル本体)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有底筒形状のシリンダと、 前記シリンダに収容されて前記シリンダ内での圧力の上
    昇により前記シリンダに対して相対的に前記シリンダの
    開口側へスライドする中空の筒状のピストンと、 前記シリンダの底部外側及び前記シリンダの開口側での
    前記ピストンの端部の何れか一方に設けられ、前記何れ
    か一方の内部を通過した流体を噴射するノズル本体と、 前記シリンダ及び前記ピストンの軸周りの前記ノズル本
    体が設けられた側の回動を規制する規制手段と、 前記シリンダ及び前記ピストンのうち前記ノズル本体が
    設けられていない側の軸方向に沿った変位を制限した状
    態で前記軸周りに回動自在に保持する保持手段と、 前記シリンダの内部と前記ピストンの内部との連通部分
    とは反対側の前記ノズル本体が設けられていない側の軸
    方向端部に形成されると共に、前記ノズル本体が設けら
    れていない側の軸方向に対して自らの軸方向が傾斜した
    筒状に形成されて、前記ノズル本体が設けられていない
    側の内部に前記流体を供給する供給部と、 を備える噴射ノズル。
  2. 【請求項2】 各々が連結された状態で前記ノズル本体
    が設けられた側が貫通する孔の内周部を形成する切欠部
    を有し、各々が連結された状態で所定の取付部位に固定
    されて直接或いは間接的に前記シリンダ及びピストンを
    支持する複数の取付部材を備えると共に、 前記ノズル本体が設けられた側の外周部及び前記孔の内
    周部の何れか一方から突出形成され、何れか他方に形成
    された係合溝の内側に入り込む係合部を含んで前記規制
    手段を構成した、 ことを特徴とする請求項1記載の噴射ノズル。
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