JP2001347840A - 開閉部材の作動回路 - Google Patents

開閉部材の作動回路

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JP2001347840A JP2000212014A JP2000212014A JP2001347840A JP 2001347840 A JP2001347840 A JP 2001347840A JP 2000212014 A JP2000212014 A JP 2000212014A JP 2000212014 A JP2000212014 A JP 2000212014A JP 2001347840 A JP2001347840 A JP 2001347840A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウィング等の開閉部材が開いた状態で自動車
が移動するのを防止することができる開閉部材の作動回
路を提供する。 【解決手段】 イグニッションスイッチ11のオフ(O
FF)端子には、メインスイッチ12、昇降スイッチ1
3を介して駆動回路14が接続されている。また、オフ
(OFF)端子には、ウィングが開いていることを検出
するウィング開検出スイッチ16を介して、警報回路
(ブザー)15が接続されている。イグニッションスイ
ッチ11のスタータ(ST)端子には、ウィングが閉じ
ていることを検出するウィング閉検出スイッチ17を介
してスタータモータ18が接続されている。イグニッシ
ョンスイッチ11がオフ(OFF)にある時に、メイン
スイッチ12、昇降スイッチ13が有効となり開閉部材
の開閉操作が可能となる。また、自動車のエンジン始動
の際には、ウィングが閉じている状態にある時のみスタ
ータモータ18の起動が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の荷台部を
開閉するウィング等の開閉部材の作動回路に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、荷台部を開閉する開閉部材とし
て跳ね上げ式のウィングを用いた荷物輸送用の自動車が
知られている。このような自動車では、通常、荷物の積
み込み作業あるいは積み下ろし作業(以下、荷役作業と
いう)は、自動車のエンジンを停止させた後、ウィング
を開いて行う。荷役作業が終わると、ウィングを閉じ
る。そして、自動車のエンジンを始動させて自動車を移
動させている。このような自動車では、ウィングを開け
た状態で自動車を移動させると、自動車の車体より飛び
出しているウィングが他の機器等に接触し、ウィングあ
るいは他の機器が損傷するおそれがある。このため、従
来では、ウィングが開いていることを検出する検出手段
を設け、この検出手段が、ウィングが開いていることを
検出している時にはブザーを作動させるようにしてい
る。作業者は、荷役作業が終了して自動車を移動させる
時、ブザーが作動していることによってウィングを閉じ
忘れていることを判別することができる。このように、
作業者はブザーの作動によってウィングが開いているこ
とを判別することができるため、ウィングを開いた状態
で自動車が移動するのを防止することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来の方法では、
ウィングが開いている間ブザーが作動し続けるため、作
業者によっては耳障りと感じることがある。このため、
作業者がブザーの作動回路を切断してまうことがある。
この場合には、ウィングが開いた状態で自動車が移動す
る可能性が高くなる。そこで、本発明は、ウィング等の
開閉部材が開いた状態で自動車が移動するのをより確実
に防止することができる開閉部材の作動回路を提供する
ことを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明の第1発明は、請求項1に記載されたとおりの
開閉部材の作動回路である。請求項1に記載の開閉部材
の作動回路では、イグニッションスイッチがオフ位置に
ある時に開閉部材作動スイッチが操作された場合にのみ
開閉部材を作動させるようにしている。これにより、エ
ンジンを一旦停止させなければ開閉部材を開閉操作する
ことができないため、荷役作業が終了した後に自動車を
移動させる際には、作業員は必ずイグニッションスイッ
チをスタータ位置に操作しなければならない。このた
め、作業者は、イグニッションスイッチをスタータ位置
に操作してエンジンを始動させる時間だけ余裕ができ、
この間に開閉部材が閉じているか否かを確認することが
できる。したがって、開閉部材が開いた状態で自動車が
移動するのをより確実に防止することができる。また、
本発明の第2発明は、請求項2に記載されたとおりの開
閉部材の作動回路である。請求項2に記載の開閉部材の
作動回路を用いれば、開閉部材作動スイッチをイグニッ
ションスイッチのオフ端子に接続するだけでよいため、
開閉部材の作動回路を簡単に構成することができる。ま
た、本発明の第3発明は、請求項3に記載されたとおり
の開閉部材の作動回路である。請求項3に記載の開閉部
材の作動回路では、イグニッションスイッチがオフ位置
にある時に開閉部材作動スイッチが操作された場合にの
み開閉部材を作動させるようにしている。これにより、
エンジンを一旦停止させなければ開閉部材を開閉操作す
ることができないため、荷役作業が終了した後に自動車
を移動させる際には、作業者は必ずイグニッションスイ
ッチをスタータ位置に操作しなければならない。また、
イグニッションスイッチをスタータ位置に操作しても、
開閉部材が閉じていなければスタータモータが駆動され
ない。これにより、開閉部材が開いている状態ではエン
ジンを始動させることはできない。したがって、開閉部
材が開いている状態で自動車が移動するのを確実に防止
することができる。また、本発明の第4発明は、請求項
4に記載されたとおりの開閉部材の作動回路である。請
求項4に記載の開閉部材の作動回路を用いれば、イグニ
ッションスイッチのスタータ接点を第1の検出手段を介
してスタータモータに接続するだけでよいため、開閉部
材の作動回路を簡単に構成することができる。また、本
発明の第5発明は、請求項5に記載されたとおりの開閉
部材の作動回路である。請求項5に記載の開閉部材の作
動回路では、開閉部材作動スイッチを、直列に接続され
た第1のスイッチと第2のスイッチにより構成し、第1
のスイッチを自動車の車内に設け、第2のスイッチを荷
台に設けている。これにより、作業者は荷台部において
開閉部材の開閉操作を行なうことができるため作業性が
向上する。また、車内に設けた第1のスイッチを開放さ
せることによって、第2のスイッチの操作によって開閉
部材が開閉されるのを防止することができる。また、本
発明の第6発明は、請求項6に記載されたとおりの開閉
部材の作動回路である。請求項6に記載の開閉部材の作
動回路を用いれば、開閉部材が開いている時には報知手
段が作動するため、作業者は、エンジンが始動しない原
因が開閉部材が開いていることにあることを容易に判別
することができる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
図面を用いて説明する。本実施の形態は、図1に示すよ
うな、荷台部を開閉する跳ね上げ式のウィングに本発明
を適用したものである。図1は、自動車の荷台部3を開
閉する跳ね上げ式のウィングを有する輸送用自動車の概
略図を示したものである。図1に示す輸送用自動車は、
運転席2と、荷台部3を有している。また、荷台部3を
開閉する左右のウィング4−A、4−Bを有している。
この左右のウィング4−A、4−Bは、荷台上部に上下
に回動可能に取付けられている。なお、左右のウィング
4−A、4−Bは、個々に開閉操作可能である。
【0006】本実施の形態で開閉部材の作動回路の概略
構成図を図2に示す。本実施の形態では、イグニッショ
ンスイッチ11、ウィングを開閉する時に操作されるウ
ィング作動スイッチ、ウィングが閉じていることを検出
するウィング閉検出スイッチ、ウィングが開いているこ
とを検出するウィング開検出スイッチ、開閉部材を開閉
する駆動回路等により構成されている。ウィング作動ス
イッチは、メインスイッチ12と、ウィング(左)4−
A用の昇降スイッチ(左)13−A、ウィング(右)4
−B用の昇降スイッチ(右)13−Bにより構成されて
いる。メインスイッチ12の一端は、イグニッションス
イッチ11のオフ(OFF)端子に接続され、メインス
イッチ12の他端は、昇降スイッチ(左)13−A及び
昇降スイッチ(右)13−Bの一端に接続されている。
昇降スイッチ(左)13−A及び昇降スイッチ(右)1
3−Bの他端は、ウィング(左)4−A用の駆動回路
(左)14−A及びウィング(右)4−B用の駆動回路
(右)14−Bに接続されている。これにより、イグニ
ッションスイッチ11のオフ端子には、メインスイッチ
12、昇降スイッチ(左)13−A、駆動回路(左)1
4−Aの直列回路と、メインスイッチ12、昇降スイッ
チ(右)13−B、駆動回路(右)14−Bの直列回路
が接続されている。メインスイッチ12としては、オン
位置とオフ位置に切り替え可能なスイッチが用いられ
る。メインスイッチ12は、例えば自動車1の運転席2
に設けられる。また、ウィング(左)4−A用の昇降ス
イッチ(左)13−A及びウィング(右)4−B用の昇
降スイッチ(右)13−Bとしては、操作している間の
みオンとなる自動復帰式のスイッチを用いるのが好まし
い。ウィング(左)4−A用の昇降スイッチ(左)13
−A及びウィング(右)4−B用の昇降スイッチ(右)
13−Bは、例えば自動車1の荷台部3に設けられる。
なお、本実施の形態のメインスイッチ12、昇降スイッ
チ13−A及び13−Bが、本発明の開閉部材作動スイ
ッチに対応する。
【0007】イグニッションスイッチ11のスタータ
(ST)端子には、ウィング(左)4−Aが閉じている
時に閉路するウィング(左)閉検出スイッチ17−A、
ウィング(右)4−Bが閉じている時に閉路するウィン
グ(右)閉検出スイッチ17−B、エンジン始動用のス
タータモータ18が直列に接続されている。また、メイ
ンスイッチ12の他端には、ブザー15等の警報回路の
一端が接続されている。ブザー15の他端には、ウィン
グ(左)4−Aが開いている時に閉路するウィング
(左)開検出スイッチ16−A及びウィング(右)4−
Bが開いている時に閉路するウィング(右)開検出スイ
ッチ16−Bが接続されている。ウィング(左)開検出
スイッチ16−A及びウィング(右)開検出スイッチ1
6−Bは、ウィング(左)4−A及びウィング(右)4
−Bが完全に閉じられていない時に閉路するスイッチを
用いるのが好ましい。なお、本実施の形態のウィング
(左)閉検出スイッチ17−A及びウィング(右)閉検
出スイッチ17−Bが、本発明の第1の検出手段に対応
する。また、本実施の形態のウィング(左)開検出スイ
ッチ16−A及びウィング(右)開検出スイッチ16−
Bが、本発明の第2の検出手段に対応する。
【0008】次に、図2に示した開閉部材の作動回路の
動作を説明する。なお、自動車のイグニッションスイッ
チ11は、キーの操作によって可動接点がオフ端子、オ
ン端子、スタータ端子に接続される。すなわち、エンジ
ン停止時には、可動接点はオフ端子に接続され、オフ端
子に電源が供給される。エンジン始動時には、可動接点
はスタータ接点及びオン接点に接続され、スタータ端子
及びオン端子に電源が供給される。エンジン始動後ある
いはエンジン停止中に車内アクセサリーに電源を供給す
る時には、可動接点はオン端子に接続され、オン端子に
電源が供給される。
【0009】自動車1が荷役作業を行なう場所に到着
し、荷役作業を行なう場合には、作業者は自動車1のイ
グニッションスイッチ11をオフ位置に操作する。これ
により、イグニッションスイッチ11のオフ端子に電源
が供給される。この状態で、運転席に設けられているメ
インスイッチ12をオン位置に操作する。次に、ウィン
グ(左)4−Aを開ける場合には昇降スイッチ(左)1
3−Aを上昇側に操作(あるいは上昇側スイッチを操
作)し、ウィング(右)4−Bを開く場合には昇降スイ
ッチ(右)13−Bを上昇側に操作(あるいは上昇側ス
イッチを操作)する。昇降スイッチ(左)13−Aある
いは昇降スイッチ(右)13−Bを操作することによっ
て、ウィング(左)駆動回路14−Aあるいはウィング
(右)駆動回路14−Bにウィング上昇指令信号が供給
され、ウィング(左)4−Aあるいはウィング(右)4
−Bが開方向に移動する。この時、昇降スイッチ(左)
13−Aあるいは昇降スイッチ(右)13−Bの操作に
よってウィング(左)4−Aあるいはウィング(右)4
−Bの開度を調節することができる。一方、ウィング
(左)4−Aを閉じる場合には昇降スイッチ(左)13
−Aを下降側に操作(あるいは下降側スイッチを操作)
し、ウィング(右)4−Bを閉じる場合には昇降スイッ
チ(右)13−Bを下降側に操作(あるいは下降側スイ
ッチを操作)する。これによって、ウィング(左)駆動
回路14−Aあるいはウィング(右)駆動回路14−B
に下降指令信号が供給され、ウィング(左)4−Aある
いはウィング(右)4−Bが閉向に移動する。
【0010】ここで、イグニッションスイッチ11をオ
フ位置に操作していない場合には、イグニッションスイ
ッチ11のオフ端子に電源が供給されていないため、メ
インスイッチ12及び昇降スイッチ(左)13−Aある
いは昇降スイッチ(右)13−Bを操作してもウィング
(左)4−Aあるいはウィング(右)4−Bは開閉動作
しない。
【0011】また、ウィング(左)4−Aあるいはウィ
ング(右)4−Bが開くとウィング(左)開検出スイッ
チ16−Aあるいはウィング(右)開検出スイッチ16
−Bが閉路する。この時、メインスイッチ12はオン位
置に操作されているため、ブザー15に電源が供給さ
れ、ブザー15が作動する。これにより、作業者は、ウ
ィングが開いていることを判別することができる。
【0012】荷役作業が終了すると、昇降スイッチ
(左)13−Aあるいは昇降スイッチ(右)13−Bを
下降側に操作(あるいは下降側スイッチを操作)し、ウ
ィング(左)4−Aあるいはウィング(右)4−Bを閉
じる。ウィング(左)4−A及びウィング(右)4−B
が閉じると、ウィング(左)閉検出スイッチ17−A及
びウィング(右)閉検出スイッチ17−Bが閉路する。
同時に、ウィング(左)開検出スイッチ16−A及びウ
ィング(右)開検出スイッチ16−Bが開放されるた
め、ブザー15の作動が停止される。この状態で、作業
者がイグニッションスイッチ11をスタータ位置に操作
すると、イグニッションスイッチ11のスタータ接点に
電源が供給される。この時、ウィング(左)閉検出スイ
ッチ17−A及びウィング(右)閉検出スイッチ17−
Bが閉路していれば、スタータモータ18に電源が供給
されるため、スタータモータ18が回転しエンジンが始
動する。一方、ウィング(左)4−Aあるいはウィング
(右)4−Bが開いた状態でイグニッションスイッチ1
1をスタータ位置に操作した場合には、ウィング(左)
閉検出スイッチ17−Aあるいはウィング(右)閉検出
スイッチ17−Bが開路しているため、スタータモータ
18が回転しない。この時は、ウィング(左)開検出ス
イッチ16−Aあるいはウィング(右)開検出スイッチ
16−Bが閉路しているため、ブザー15が作動してい
る。これにより、作業者が、スタータモータ18が回転
しない原因が、ウィング(左)4−Aあるいはウィング
(右)4−Bが開いているためであることを判別するこ
とができる。この場合には、イグニッションスイッチ1
1をオフ位置に操作して、ウィング(左)4−A及びウ
ィング(右)4−Bを閉じた後、再度イグニッションス
イッチ11をスタータ位置に操作することによってエン
ジンを始動させることができる。
【0013】以上のように、本実施の形態では、イグニ
ッションスイッチ11がオフ位置に操作されている時に
のみウィングを開閉可能に構成するとともに、ウィング
が閉じている時にのみ自動車のエンジンの始動を可能に
構成したため、ウィングを開いた状態で自動車が移動す
るのを確実に防止することができる。これにより、ウィ
ングや他の機器等の損傷を確実に防止することができ
る。
【0014】以上の実施の形態では、イグニッションス
イッチのオフ端子に開閉部材作動スイッチを接続する方
法と、イグニッションスイッチのスタータ端子に第1の
手段を介してスタータモータを接続する方法を用いた
が、いずれか一方のみを用いてもよい。イグニッション
スイッチのスタータ端子に第1の手段を介してスタータ
モータを接続する方法のみを用いる場合には、例えば、
開閉部材が閉じている時に、イグニッションスイッチが
スタータ位置にある時にのみスタータモータを作動させ
るエンジン始動回路として、構成することができる。こ
の場合には、開閉部材が開いている時にはスタータモー
タの作動を禁止することができる。ここで、エンジンを
回転させた状態(アイドル状態)で開閉部材の開閉操作
を行なった場合には、開閉部材が開いた状態で自動車を
移動させることができる。しかしながら、通常は、エン
ジンを停止させた状態で荷役作業を行なうため、開閉部
材が開いた状態で自動車が移動する可能性は従来技術に
比べると低い。イグニッションスイッチのオフ端子に開
閉部材作動スイッチを接続する方法のみを用いる場合に
は、例えば、イグニッションスイッチがオフ端子にある
時に、開閉部材作動スイッチが操作された場合にのみ開
閉部材を作動させる開閉部材作動回路として、構成する
ことができる。この場合には、エンジンが停止した状態
でないと開閉部材を開閉操作することができない。ここ
で、開閉部材が開いた状態でイグニッションスイッチを
スタータ位置に操作した場合には、エンジンを始動させ
ることができる。しかしながら、開閉部材を開閉操作さ
せるためには必ずエンジンを停止させなければならない
ため、エンジンを始動させるには、イグニッションスイ
ッチを必ずスタータ位置に操作しなければならない。し
たがって、従来のようにアイドル回転状態で開閉部材の
開閉操作を行なうことができず、またイグニッションス
イッチを操作するまでの間に開閉部材の開閉状態を確認
する余裕があるため、開閉部材が開いた状態で自動車が
移動する可能性は従来技術に比べると低い。
【0015】また、荷台部を開閉するウィングの作動回
路について説明したが、本発明は、ウィング以外の荷台
部を開閉する開閉部材、荷台部以外の部分を開閉する開
閉部材の作動回路として用いることができる。また、開
閉部材作動スイッチとしてメインスイッチと昇降スイッ
チを用いたが、いずれか一方のみでもよい。また、ウィ
ングが開いていることを検出する第1の検出手段及びウ
ィングが閉じていることを検出する第2の検出手段とし
て、接触式のリミットスイッチを用いたが、光学式等の
非接触式の検出手段を用いてもよい。また、ウィングが
開いていることを報知する報知手段としてブザーを用い
たが、表示灯等種々の手段を用いることができる。ま
た、報知手段の配設位置は種々変更可能である。また、
報知手段は省略することもできうる。また、報知手段を
メインスイッチに接続したが、報知手段の接続位置はイ
グニッションスイッチのオフ端子等種々変更可能であ
る。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
開閉部材の作動回路を用いれば、イグニッションスイッ
チがオフ位置にある時にのみ、開閉部材を作動させるこ
とができるため、開閉部材が開いた状態で自動車が移動
するのをより確実に防止することができる。また、請求
項2に記載の開閉部材の作動回路を用いれば、開閉部材
作動スイッチをイグニッションスイッチのオフ端子に接
続するだけでよいため構成が簡単になる。また、請求項
3に記載の開閉部材の作動回路を用いれば、イグニッシ
ョンスイッチがオフ位置にある時にのみ開閉部材を作動
させることができ、開閉部材が閉じている時にのみスタ
ータモータが駆動させることができるため、開閉部材が
開いた状態で自動車が移動するのを確実に防止すること
ができる。また、請求項4に記載の開閉部材の作動回路
を用いれば、イグニッションスイッチのスタータ接点を
第1の検出手段を介してスタータモータに接続するだけ
でよいため構成が簡単になる。また、請求項5に記載の
開閉部材の作動回路を用いれば、作業者は荷台部におい
て開閉部材の開閉操作を行なうことができるため作業性
が向上する。請求項6に記載の開閉部材の作動回路を用
いれば、作業者はエンジンが始動しない原因が、開閉部
材が開いていることにあることを容易に判別することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ウィングボディ車両概略図である。
【図2】ウィング開閉の作動回路概略構成図である。
【符号の説明】
1…自動車 2…運転席 3…荷台部 4…ウィング 10…ウィング作動回路 11…イグニッションスイッチ 12…メインスイッチ 13…昇降スイッチ 14…駆動回路 15…ブザー 18…スタータモータ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のイグニッションスイッチと、開
    閉部材作動スイッチとを備え、イグニッションスイッチ
    がオフ位置にある時に開閉部材作動スイッチが操作され
    た場合にのみ開閉部材を作動させる開閉部材の作動回
    路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の開閉部材の作動回路で
    あって、開閉部材作動スイッチはイグニッションスイッ
    チのオフ端子に接続されている開閉部材の作動回路。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の開閉部材の作動
    回路であって、エンジンを起動させるスタータモータを
    備え、開閉部材が閉じている時にイグニッションスイッ
    チがスタータ位置に操作された場合にのみスタータモー
    タを作動させる開閉部材の作動回路。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の開閉部材の作動回路で
    あって、開閉部材が開いていることを検出する第1の検
    出手段と、エンジン始動用のスタータモータを備え、イ
    グニッションスイッチのスタータ端子は、第1の検出手
    段を介してスタータモータに接続されている開閉部材の
    作動回路。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の開閉部
    材の作動回路であって、開閉部材は、荷台部を開閉する
    荷台開閉部材であり、開閉部材作動スイッチは、直列に
    接続された第1のスイッチと第2のスイッチにより構成
    されており、第1のスイッチは自動車の車内に設けら
    れ、第2のスイッチは車外に設けられている開閉部材の
    作動回路。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の開閉部
    材の作動回路であって、開閉部材が開いていることを検
    出する第2の検出手段と、報知手段を備え、第2の検出
    手段が開閉部材が開いていることを検出している時に報
    知手段を作動させる開閉部材の作動回路。
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