JP2001346949A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2001346949A JP2000174167A JP2000174167A JP2001346949A JP 2001346949 A JP2001346949 A JP 2001346949A JP 2000174167 A JP2000174167 A JP 2000174167A JP 2000174167 A JP2000174167 A JP 2000174167A JP 2001346949 A JP2001346949 A JP 2001346949A
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知恵 酒井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入賞装置の機能を多様化させ、遊技の単調さ
を解消する。 【解決手段】 第1種始動口7等の入賞装置内部を例え
ば中領域19、左領域20、右領域21等複数の領域に分け、
振り分け部材22により遊技球を振り分けるよう構成す
る。そして、その振り分け動作を遊技者が視認できるよ
うにし、また、振り分ける領域をランプ23、24、25によ
って表示する。そして、遊技球がゲート11、12を通過す
ると、乱数値を抽選し、振り分け判定図柄表示装置5の
図柄変動を開始して、所定時間後に、抽選した乱数値に
相当する振り分け判定図柄を表示させるとともに、抽選
した乱数値に基づいて振り分け部材22の振り分け動作を
制御し、中領域19に振り分けた時は例えば大当たり確率
を「1/300」とし、左領域20に振り分けた時は例え
ば大当たり確率を「1/100」とし、右領域21に振り
分けた時は例えば大当たり確率を「1/200」とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、遊技機に関し、
特に、複数の領域を有する入賞装置を用いて遊技内容に
変化をつけることにより趣向性を高めるようにした遊技
機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の遊技機は、例えばパチンコ機の場
合、1種、2種等に区分され、1種パチンコ機の場合
は、第1種始動口への入賞を契機とする図柄変動後に特
別図柄に大当たり図柄が得られると大当たりが発生し、
大入賞口が開放される。また、2種パチンコ機の場合
は、第2種始動口への入賞により大入賞口が開放され、
その開放された大入賞口の特定領域を入賞球が通過する
と大当たりが発生する。
【0003】そして、例えば1種パチンコの場合、大当
たり図柄のうち特別な図柄が得られると、特別図柄に大
当たり図柄が得られる確率すなわち大当たり確率が高確
率に移行するとともに、普通図柄および特別図柄の変動
において時間短縮機能が作動し、また、第1種始動口の
開放等の時間が延長される。つまり、1種パチンコ機
は、遊技球が大入賞口に入賞すると、入賞球1個につき
例えば15個の遊技球が獲得でき、それ以外の入賞口に
入賞した時は例えば5個の遊技球が獲得できるもので、
遊技球の左ゲート又は右ゲートへの通過を作動契機とし
て、普通図柄表示装置の普通図柄表示器に表示されてい
る普通図柄が変動を開始し、所定時間経過後に図柄変動
が停止して、確定した普通図柄が表示される。そして、
確定した普通図柄が特定図柄を表示した時は当たりとな
り、当該特定図柄の表示を作動契機として普通電動役物
に係る入賞口すなわち第1種始動口が開放等の動作を行
う。
【0004】また、第1種始動口での遊技球の検出(す
なわち入賞)を作動契機として、特別図柄表示装置の図
柄がともに複数図柄で変動を開始し、所定時間が経過す
ると図柄変動が停止して、確定した特別図柄が表示され
る。そして、確定した特別図柄が所定の組み合わせを表
示した時は大当たりとなり、当該図柄の組み合わせの表
示を作動契機として、大入賞口が所定時間開放される。
また、特別図柄が特定図柄で大当たりとなった時は、そ
の大当たりによる条件装置の作動が終了した時点から特
定図柄表示装置が所定回作動するまでの期間(この期間
は、次回の大当たりによる条件装置の作動により終了す
る)、大当たりが得られる確率が高確率に移行するとと
もに、普通図柄、特別図柄の変動において時間短縮機能
が作動し、第1種始動口の開放等の時間が延長されるの
である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の遊技機は、例え
ば1種パチンコ機の場合、大当たりによる条件装置の作
動終了から次回の大当たりによる条件装置が作動するま
での間は高確率状態で、それ以外は低確率状態というよ
うに、大当たりか否かによって、特別図柄に大当たり図
柄が得られる確率すなわち大当たり確率が高確率と低確
率のいずれかに固定される。そして、大当たり時には大
入賞口の開放、図柄変動時間の短縮、第1種始動口の開
放等の時間延長など、遊技者に有利な状態になるよう遊
技条件が変化する。しかし、確率の変化を含めてそれら
遊技条件の変化は全て、第1種始動口への遊技球の入賞
を作動契機として一律に行われるため、遊技が単調にな
るきらいがあり、趣向性が十分でない。
【0006】例えば1種パチンコ機の場合、特別図柄の
図柄合わせと、そのための作動契機としての第1種始動
口への入賞があったかどうかが専ら注目される。そし
て、その第1種始動口への入賞にしても、遊技球が第1
種始動口へ入賞すると一律に所定数の遊技球が賞球とし
て払い出され、大当たり時と通常時とでそれぞれ一定の
確率で特別図柄が大当たり図柄となる図柄変動が開始さ
れるだけで、普通図柄が特定図柄となった時に電動役物
が作動して所定時間開放される等以外は単調であるた
め、遊技中に注目されることは殆どない。その他の通常
入賞口への入賞は、賞球として遊技球を所定数(例えば
5個)獲得できるというだけの単調なものである。ま
た、ゲートを通過したことを契機とする図柄変動後に普
通図柄表示装置が表示する普通図柄が特定図柄となるこ
とによる当たりは、それを作動契機として普通電動役物
に係る入賞口(第1種始動口)が所定時間開放され、ま
た、賞球として遊技球を所定数(例えば5個)獲得でき
るが、それ以上のものではなく、当たりとなって第1種
始動口が開放する時間も、大当たりでない普通遊技時は
0.5秒前後と短く、第1種始動口に入賞する確率も低
いことから、普通遊技中は、遊技球のゲート通過や普通
図柄表示器が表示する普通図柄が注目されることも殆ど
ない。
【0007】この発明は、上記問題点に鑑みてなされた
もので、入賞装置の機能を多様化させ、遊技の単調さを
解消することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、入賞装置に
入賞領域として遊技内容を異にする複数の領域を設け、
それら複数の領域へ遊技媒体を振り分けることにより、
変化に富んだ趣向性の高い遊技が可能となるようにした
ものである。
【0009】すなわち、請求項1に係る発明の遊技機
は、予め定められた図柄始動領域での遊技媒体の検出を
作動契機として図柄変動を開始し、所定時間経過後に図
柄変動を停止して、前記遊技媒体の検出時に抽選した乱
数値に基づいて確定した図柄を表示する図柄表示装置
と、遊技媒体の検出により入賞が発生する入賞領域を定
める入賞装置を備えた遊技機であって、前記入賞装置
は、入賞領域として遊技内容を異にする複数の領域を有
するとともに、遊技媒体をそれら複数の領域へ振り分け
る振り分け部材を有し、該振り分け部材を前記乱数値に
基づいて制御して、遊技媒体を前記複数の領域のいずれ
かに振り分けることを特徴とする。
【0010】この場合、図柄始動領域での遊技媒体の検
出を作動契機として図柄表示装置が図柄変動を開始し、
所定時間経過後に図柄変動を停止して、遊技媒体の検出
時に抽選した乱数値に基づいて確定した図柄を表示す
る。また、その抽選した乱数値に基づいて入賞装置の複
数の領域のいずれかを選択的に開くよう振り分け部材が
制御され、入賞装置に流入する遊技媒体がそれら複数の
領域のいずれかの開いた領域に振り分けられて、それら
領域毎に遊技内容が変化することで、変化に富んだ趣向
性の高い遊技となり、趣向性が向上する。
【0011】請求項2に係る発明は、請求項1に係る発
明の遊技機において、振り分け部材を遊技機前面から視
認可能としたものである。こうして、振り分け部材を遊
技機前面から視認可能とすることにより、振り分け動作
が見えて、趣向性が高まる。
【0012】請求項3に係る発明は、請求項1または2
に係る発明の遊技機において、入賞装置の複数の領域
を、領域によって遊技者にとっての有利性を異ならせる
ようにしたものである。こうして領域によって遊技者に
とっての有利性を異ならせることにより、遊技の趣向が
高まる。
【0013】請求項4に係る発明は、請求項1、2また
は3に係る発明の遊技機において、振り分け部材が振り
分ける領域を報知する報知手段を設けたものである。報
知手段はランプ等であってよく、それにより、どの領域
に振り分けられるかを遊技者に知らせ、遊技の趣向を高
めるようにできる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本件発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。
【0015】図1は、実施の形態の一例を示す遊技機の
盤面図である。図1において、1は遊技盤であり、その
盤面にはレール2によって遊技領域3が画定されてい
る。そして、遊技領域3の略中央に特別図柄表示装置4
が配置され、特別図柄表示装置4の上部中央に隣接して
振り分け判定図柄表示装置5(請求項1の図柄表示装置
に相当する)が配置され、その更に上方に隣接して天入
賞口6が配置され、特別図柄表示装置4の下方には第1
種始動口7を備えた入賞装置8が配置され、その直ぐ下
には大入賞口9を備えた特別電動役物10が配置されてい
る。そして、特別図柄表示装置4の左右側方に、振り分
け判定図柄作動左ゲート11および振り分け判定図柄作動
右ゲート12(請求項1の図柄始動領域に相当する)が配
置され、入賞領域としての第1種始動口7を備えた入賞
装置8の左右側方に左袖入賞口13および右袖入賞口14が
配置され、大入賞口9を備えた特別電動役物10の左右側
方に左下入賞口15および右下入賞口16が配置されてい
る。また、振り分け判定図柄表示装置5の下部には振り
分け判定図柄記憶表示ランプ17が配置され、特別図柄表
示装置4の下部には、特別図柄記憶表示ランプ18が配置
されている。
【0016】入賞装置8は、図2に示すように、入賞領
域である第1種始動口7が、内部で中領域19と左領域20
と右領域21の三つの領域に別れ、その前段部分には、図
示しない駆動部(例えばステッピングモータ)により駆
動されて左右に回動することにより遊技球を中領域19と
左領域20と右領域21とに振り分ける振り分け部材22が配
置されている。そして、入賞装置8は、振り分け部材22
が配置された部分の前面が、遊技中に振り分け部材22の
動作を視認可能なように透明とされている。また、中領
域19と左領域20と右領域21が位置する部分の前面に、領
域表示中LEDランプ23、領域表示左LEDランプ24お
よび領域表示右LEDランプ25がそれぞれ配設されてい
る。
【0017】振り分け判定図柄表示装置5は、例えば7
セグメントの表示器を備えたもので、振り分け判定図柄
乱数から抽選した乱数値に応じた振り分け判定図柄を0
から9までの数字で表現する。また、特別図柄表示装置
4は、右図柄表示領域、左図柄表示領域、中図柄表示領
域の三つの領域からなる表示器を備え、特別図柄乱数か
ら抽選した乱数値に応じて特別図柄を、三つの表示領域
に各々表示する0から9までの数字の組み合わせで表現
する。
【0018】この遊技機は、遊技領域に打ち込まれた遊
技球が大入賞口9へ入賞が検出された時は、入賞球1個
につき例えば15個の遊技球が獲得でき、その以外の入
賞口(第1種始動口7を含む)に入賞した時は、例えば
5個の遊技球が獲得できる。
【0019】また、遊技球が振り分け判定図柄作動左ゲ
ート11または振り分け判定図柄作動右ゲート12を通過し
たことが検出スイッチ(図示せず)により検出される
と、図示しない制御装置が振り分け判定図柄乱数(例え
ば0〜8)から乱数値を抽選して、その値を記憶すると
ともに、振り分け判定図柄表示装置5の図柄変動表示を
開始させる。そして、所定時間(例えば30秒)が経過
した時に図柄変動を停止させ、抽選した乱数値に相当す
る振り分け判定図柄を確定した図柄として表示させ、そ
の抽選した乱数値に基づいて(通常は確定した振り分け
判定図柄に応じたものとなる)、振り分け部材22の振り
分け動作を制御し、第1種始動口7内部の中領域19と左
領域20と右領域21のいずれに振り分けたかによって、領
域表示中LEDランプ23、領域表示左LEDランプ24お
よび領域表示右LEDランプ25のいずれかを点灯表示さ
せる。また、振り分け判定図柄表示装置5が表示する図
柄の変動中に新たに遊技球が振り分け判定図柄作動左ゲ
ート11または振り分け判定図柄作動右ゲート12を通過す
ると、振り分け判定図柄乱数(例えば0〜8)から乱数
値を抽選してその値を記憶するとともに、その都度、例
えば最大4個の遊技球について、保留球として記憶して
いることを表示するよう、振り分け判定図柄記憶表示ラ
ンプ17を新たに1個点灯表示させる。
【0020】第1種始動口7の中領域19、左領域20およ
び右領域21は、例えば中領域19が大当たり確率「1/3
00」の特別図柄乱数に対応し、左領域20が大当たり確
率「1/100」の特別図柄乱数に対応し、右領域21が
大当たり確率「1/200」の特別図柄乱数に対応する
もので、中領域19、左領域20または右領域21への遊技球
の入賞が検出スイッチ(図示せず)より検出されると、
制御装置は、遊技球が中領域19、左領域20および右領域
21のいずれに入ったかによって、いずれかの特別図柄乱
数を使用して乱数値を抽選し、その乱数値を記憶すると
ともに、特別図柄表示装置4の図柄変動表示を開始させ
る。そして、特別図柄表示装置4の特別図柄(左特別図
柄、中特別図柄、右特別図柄)がともに10図柄で変動
を開始し、それら特別図柄が変動を開始してから、所定
の停止時間が経過すると、図柄変動を停止し、抽選した
特別図柄乱数値に応じた図柄の組み合わせを確定した特
別図柄として表示させる。
【0021】そして、その確定した特別図柄が所定の組
み合わせを表示した時は大当たりとなって、大入賞口9
が所定時間開放される。また、特別図柄が特定図柄で大
当たりとなった時は、その大当たりによる条件装置の作
動が終了した時点から特定図柄表示装置が例えば100
00回作動するまでの期間(この期間は、次回の大当た
りによる条件装置の作動により終了する)、振り分け判
定図柄、特別図柄の変動において時間短縮機能が作動す
る。また、特別図柄表示装置4が表示する図柄の変動中
に新たに遊技球が第1種始動口7に流入すると、例えば
前記3種類の特別図柄乱数のいずれかを使用して乱数値
を抽選し、その乱数値を記憶するとともに、その都度、
例えば最大4個の遊技球について、保留球として記憶し
ていることを表示するよう、特別図柄記憶表示ランプ18
を新たに1個、遊技球が中領域19、左領域20および右領
域21のいずれに入ったかで態様が異なるように点灯表示
させる。この特別図柄記憶表示ランプ18の点灯表示は、
通過した領域に応じて点滅パターンや点滅速度を変える
ことで、点灯表示の態様をそれぞれ異ならせる。例えば
中領域19を通過した場合にはLEDを常時点灯させ、左
領域20を通過した場合にはLEDを第1の所定時間間隔
で点滅させ、右領域22を通過した場合にはLEDを第2
の所定時間間隔で点滅させる。また、この特別図柄記憶
表示ランプ18は、1個毎にそれぞれ例えば赤色LEDと
緑色LEDとで構成し、中領域19を通過した場合には緑
色LEDのみを点灯させ、左領域20を通過した場合は赤
色LEDのみを点灯させ、右領域21を通過した場合は赤
色LEDと緑色LEDとの両方を点灯させるなど、通過
した領域によって、点灯するLEDの組合せを変えて表
示するようにしてもよい。また大当たり確率「1/30
0」に相当する中領域19と、大当たり確率「1/20
0」に相当する右領域21を通過した場合は緑色LEDを
点灯させ、遊技者にとって最も有利な大当たり確率「1
/100」に相当する左領域19を通過した場合のみ赤色
LEDを点灯させるようにしてもよい。
【0022】入賞装置8の具体的な制御例を以下に説明
する。
【0023】入賞装置8の振り分け動作は、図3の
(A)〜(C)に示す3態様となる。図3の(A)は、
振り分け用の駆動部が非作動で、振り分け部材22が中領
域19への振り分け位置に保持された状態(初期状態)で
ある。
【0024】また、(B)は、(A)の初期状態から、
振り分け用の駆動部が一方向へ作動して、振り分け部材
22が右領域21への振り分け位置に移動した状態である。
【0025】また、(C)は、(A)の初期状態から、
振り分け用の駆動部が他方向へ作動して、振り分け部材
22が左領域20への振り分け位置に移動した状態である。
【0026】遊技領域に打ち込まれた遊技球が振り分け
判定図柄作動左ゲート11または振り分け判定図柄作動右
ゲート12を通過すると、振り分け判定図柄乱数(例えば
0〜8)から乱数値を抽選し、その値を記憶して、振り
分け判定図柄表示装置5による変動表示を開始し、所定
時間(例えば30秒)経過後、抽選した乱数値に相当す
る図柄を停止表示する。そして、抽選した乱数値に基づ
いて、図4に示すように振り分け動作を制御する。
【0027】例えば、抽選した乱数値が「7」の場合は
(抽選した乱数値が「8」の場合も同様)、図4に示す
ように大当たり確率「1/200」、振り分け領域「右
領域」(LEDランプ「右ON」)に相当し、この場合
は、入賞装置8を図3の(A)の初期状態から(B)の
状態へ所定時間変動させる。すなわち、振り分け用の駆
動部を一方向に作動させて、振り分け部材22を右領域21
への振り分け位置に移動させる。そして、領域表示右L
EDランプ25を点灯させる。この状態で入賞した遊技球
pは、大当たり確率「1/200」の特別図柄乱数(例
えば0〜199)を選択する右領域21に導かれる。
【0028】そして、振り分け判定図柄変動中に新たに
遊技球が振り分け判定図柄作動左ゲート11または振り分
け判定図柄作動右ゲート12を通過すると、例えば最大4
個まではその都度乱数値を抽選し、保留球として乱数値
を記憶するとともに、振り分け判定図柄記憶表示ランプ
17を新たに1個を点灯表示させる。そして、右領域21を
通過した遊技球pを検出スイッチが検出すると、大当た
り確率「1/200」の特別図柄乱数から乱数値を抽選
しその値を記憶するとともに、特別図柄表示装置4の図
柄変動表示を開始させる。そして、特別図柄変動中に新
たに遊技球が第1種始動口7に流入すると、例えば最大
4個の遊技球まではその都度大当たり確率「1/20
0」の特別図柄乱数から乱数値を抽選し、保留球として
乱数値を記憶するとともに、特別図柄記憶表示ランプ18
を新たに1個点灯表示させる。この時、遊技球が右領域
21に入ったことを表示できるように、例えばLEDを第
2の所定時間間隔で点滅させたり、1個毎に赤色LED
と緑色LEDとで構成した特別図柄記憶表示ランプ18の
赤色LEDと緑色LEDとの両方を点灯させる等、他の
場合と区別した表示とする。
【0029】また、抽選した乱数値が「0」の場合は、
図4に示すように大当たり確率「1/100」、振り分
け領域「左領域」(LEDランプ「左ON」)に相当
し、この場合は、入賞装置8を図3の(A)の初期状態
から(C)の状態へ所定時間変動させる。すなわち、振
り分け用の駆動部を他方向に作動させて、振り分け部材
22を左領域20への振り分け位置に移動させる。そして、
領域表示左LEDランプ24を点灯させる。この状態で入
賞した遊技球pは、大当たり確率「1/100」の特別
図柄乱数(例えば0〜99)を選択する左領域20に導か
れる。そして、振り分け判定図柄変動中に新たに遊技球
が振り分け判定図柄作動左ゲート11または振り分け判定
図柄作動右ゲート12を通過すると、例えば最大4個まで
はその都度乱数値を抽選し、保留球として乱数値を記憶
するとともに、振り分け判定図柄記憶表示ランプ17を新
たに1個を点灯表示させる。そして、左領域20を通過し
た遊技球pを検出スイッチが検出すると、大当たり確率
「1/100」の特別図柄乱数から乱数値を抽選しその
値を記憶するとともに、特別図柄表示装置4の図柄変動
表示を開始させる。そして、特別図柄変動中に新たに遊
技球が第1種始動口7に流入すると、例えば最大4個の
遊技球まではその都度大当たり確率「1/100」の特
別図柄乱数から乱数値を抽選し、保留球として乱数値を
記憶するとともに、特別図柄記憶表示ランプ18を新たに
1個点灯表示させる。この時、遊技球が左領域20に入っ
たことを表示できるように、例えばLEDを第1の所定
時間間隔で点滅させ、あるいは、1個毎に赤色LEDと
緑色LEDとで構成した特別図柄記憶表示ランプ18の赤
色LEDのみを点灯させる。
【0030】また、抽選した乱数値が「4」(抽選した
乱数値が「1」、「2」、「3」、(5」、「6」の場
合も同様)の場合は、図4に示すように大当たり確率
「1/300」、振り分け領域「中領域」(LEDラン
プ「中ON」)に相当し、この場合は、入賞装置8を図
3の(A)の初期状態のままとする。すなわち、振り分
け用の駆動部は作動させず、振り分け部材22を中領域19
への振り分け位置に保持する。そして、領域表示中LE
Dランプ23を点灯させる。この状態で入賞した遊技球p
は、大当たり確率「1/300」(例えば0〜299)
の特別図柄乱数を選択する中領域19に導かれる。そし
て、振り分け判定図柄変動中に新たに遊技球が振り分け
判定図柄作動左ゲート11または振り分け判定図柄作動右
ゲート12を通過すると、例えば最大4個まではその都度
乱数値を抽選し、保留球として乱数値を記憶するととも
に、振り分け判定図柄記憶表示ランプ17を新たに1個を
点灯表示させる。
【0031】そして、左領域20を通過した遊技球pを検
出スイッチが検出すると、大当たり確率「1/300」
の特別図柄乱数から乱数値を抽選しその値を記憶すると
ともに、特別図柄表示装置4の図柄変動表示を開始させ
る。そして、特別図柄変動中に新たに遊技球が第1種始
動口7に流入すると、例えば最大4個の遊技球まではそ
の都度大当たり確率「1/300」の特別図柄乱数から
乱数値を抽選し、保留球として乱数値を記憶するととも
に、特別図柄記憶表示ランプ18を新たに1個点灯表示さ
せる。この時、遊技球が中領域19に入ったことを表示で
きるように、例えばLEDを常時点滅させたり、1個毎
に赤色LEDと緑色LEDとで構成した特別図柄記憶表
示ランプ18の緑色LEDのみを点灯させる。
【0032】以上、実施の形態の一例を説明したが、こ
れに限定されるものではなく、発明の技術思想の範囲で
適宜態様を変更して実施することができる。
【0033】上記実施の形態で説明した例は、第1種始
動口に複数の領域を設けて、振り分け部材により振り分
けるよう構成した場合であるが、第1種入賞口以外の入
賞口に複数の領域を設けて、振り分け部材により振り分
けるよう構成とすることもでき、また、2種パチンコ機
等に適用し、第2種始動口の内部に大入賞口の開放回数
や開放時間の異なる複数の領域を設けて、振り分け部材
により振り分けるよう構成することも可能である。
【0034】また、上記実施の形態で説明した例は、入
賞装置に三つの領域を設けたものであるが、振り分ける
領域の数は様々に変えることができ、それにより遊技の
幅を広げることができる。
【0035】また、複数の領域は、例えば単に特別図柄
の表示内容を変えるなど、遊技者にとっての利益差のな
い遊技状態の変化を生ずるものであってもよい。
【0036】また、上記実施の形態で説明した例は、パ
チンコ機に関するものであるが、この発明はパチンコ機
に限定されるものではなく、スロットマシン、アレンジ
ボール等の他の遊技機にも適用できることは勿論であ
る。
【0037】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明によれば、入賞装置に遊技内容に異なる複数の領域を
設けて、振り分け制御することにより、遊技の単調さを
解消し、趣向性を高めることができる。
【0038】また、振り分け部材の動作を前面から視認
可能として、どの領域に振り分けられるかを遊技者に判
るようにすることにより、遊技者の興味が増すようにで
きる。
【0039】そして、振り分ける複数の領域は遊技者に
とって利益差があるようにすることにより、遊技の趣向
を高めることができる。
【0040】また、振り分ける領域を報知する手段を設
けることにより、どの領域に振り分けられるかを判りや
すく遊技者に知らせることができ、遊技の趣向を高める
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態の一例を示す遊技機の盤面図、
【図2】実施の形態の一例の遊技機において第1種始動
口を構成する入賞装置の斜視図、
【図3】実施の形態の一例の遊技機において第1種始動
口を構成する入賞装置の動作説明図(A)、(B)、
(C)、
【図4】実施の形態の一例の遊技機における遊技制御の
テーブルである。
【符号の説明】
1 遊技盤 3 遊技領域 7 第1種始動口 8 入賞装置 11 振り分け判定図柄作動左ゲート 12 振り分け判定図柄作動右ゲート 19 中領域 20 左領域 21 右領域 22 振り分け部材 23 領域表示中LEDランプ 24 領域表示左LEDランプ 25 領域表示右LEDランプ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め定められた図柄始動領域での遊技媒
    体の検出を作動契機として図柄変動を開始し、所定時間
    経過後に図柄変動を停止して、前記遊技媒体の検出時に
    抽選した乱数値に基づいて確定した図柄を表示する図柄
    表示装置と、遊技媒体の検出により入賞が発生する入賞
    領域を定める入賞装置を備えた遊技機であって、 前記入賞装置は、入賞領域として遊技内容を異にする複
    数の領域を有するとともに、遊技媒体をそれら複数の領
    域へ振り分ける振り分け部材を有し、該振り分け部材を
    前記乱数値に基づいて制御して、遊技媒体を前記複数の
    領域のいずれかに振り分けることを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 前記振り分け部材は、遊技機前面から視
    認可能である請求項1記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記複数の領域は、領域によって遊技者
    にとっての有利性を異ならせるものである請求項1また
    は2記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 前記振り分け部材が振り分ける領域を報
    知する報知手段が設けられた請求項1、2または3記載
    の遊技機。
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