JP2001346839A - 介護用リフト - Google Patents
介護用リフトInfo
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- JP2001346839A JP2001346839A JP2000173874A JP2000173874A JP2001346839A JP 2001346839 A JP2001346839 A JP 2001346839A JP 2000173874 A JP2000173874 A JP 2000173874A JP 2000173874 A JP2000173874 A JP 2000173874A JP 2001346839 A JP2001346839 A JP 2001346839A
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- Japan
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- arm
- sling
- mast
- care
- lift
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- Pending
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- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
- Invalid Beds And Related Equipment (AREA)
Abstract
及的に小さくしすることを第一の課題とし、普通乗用車
への移乗や車椅子への対応を容易とすることを課題とす
る。 【解決手段】 キャスターを有するベース1に、マスト
4を起伏可能に取り付け、マスト4の先端部にアーム7
を取り付け、前記アーム7は先端側を2本に分岐させ、
各先端部にスリングの取付部9、10を設けて、スリン
グ8を取り付けて被介護者を座位で懸吊し得るようにし
て介護用リフトを構成する。
Description
者を、ベッドから車椅子や自動車に移乗させる際に使用
される、介護用リフトに関するものである。
けに横たえた仰臥位で支持し、被介護者の上方から懸吊
するようにしたものが使用されている。ところで、仰臥
位での懸吊は底面部での面積を必要とし、介護者の手間
もかかるので好ましくない。また、被介護者の上方から
懸吊する構造上、マストが高くなり、自動車への移乗は
困難であった。
−580号及び特開平9−108277号の発明が提案
されている。これらの発明は、被介護者を座位で懸吊す
るようにした点で利点を有するものであるが、依然とし
て以下の問題点を残していた。
は、アームの先端に紐状体を取り付け、この紐状体に棒
状の吊上保持具を取り付け、この吊上保持具にスリング
を取り付ける構造であるから、スリングは1本の紐状体
でアームに取り付けられている結果となり、スリングは
極めて不安定で、揺れたり回転しやすく、被介護者の体
の揺れが大きく不安感をもたらすものであった。第二
に、アームに取り付けた紐状体を介して懸吊する構造で
あるから、アームの位置は懸吊時における被介護者の頭
上に位置することとなる。このため、車高の低い普通乗
用車への移乗に利用することはできない。第三に、マス
ト及びアームの高さが高いために安定性を確保する必要
からフレームの面積を大きくする必要があり、フレーム
を車椅子の車輪内側に挿入することができず、車椅子へ
の対応のためにはフレームを開閉可能にする(特開平9
−108277号)など、複雑な構造が必要とされてい
る。
は、キャスターを有するベースに、マストを起伏可能に
取り付け、マストの先端部にアームが取り付けてある。
前記アームは先端側が2本に分岐し、各先端部及びアー
ムの基端側にスリングの取付部を設けて、被介護者を座
位で懸吊し得るようにしてある。請求項2の発明は、ア
ームの先端側には、外側と内側とにスリングの係止具を
設け、外側の係止具にはスリングの胴部保持部の延長部
位を係止し、内側の係止具にはスリングの太腿支持部の
延長部位を係止するようにしたものであり、スリングが
きわめて安定する。請求項3の発明は、アームの高さ、
及びアーム先端の高さは、懸吊時における被介護者の首
よりも下方に位置するものとして自動車への移乗を容易
にしたものであり、請求項4の発明は、ベースは平面コ
字状とし、ベースの左右幅は車椅子の車輪内側間に挿入
し得る寸法として、車椅子への移乗を容易としたもので
ある。
アームに直接取り付けられるので揺れや回転は起こりに
くい。特に請求項2の発明においては、スリングが4点
で支持されることとなり、回転はほとんど生じない。更
に、請求項3の発明においては、マスト及びアームの高
さが被介護者の首よりも低い位置にあるので、被介護者
に圧迫感を与えることがなく、かつ車高の低い普通乗用
車への移乗も容易に行うことができる。また、請求項4
の発明においては、フレームを車椅子の車輪内側に挿入
することができ、車椅子への移乗が容易である。
キャスターが取り付けられている。このキャスターは、
フレーム1の基部は大径のキャスター2aとし、先端部
は小径のキャスター2bとしてあり、フレーム1の先端
側はその上面までの高さが、介護用ベッドのフレーム下
方に挿入し得る高さ(例えば70ミリ)としてある。ま
た、前記フレーム1の対向するフレーム桿1a、1bの
外側間の間隔は、車椅子の車輪内側に挿入できる間隔
(例えば370ミリ)としてある。
設けてあり、マスト装着座3にマスト4の基端部が装着
されている。前記マスト装着座3は、一端をフレーム1
に回動自在に取り付けてあり、前記マスト装着座3の回
動によってマスト4が起伏するようにしてある。前記マ
スト4は外筒4aと内筒4bとで構成され、内筒がモー
ター5により昇降可能としてある。図中符号6はマスト
4に取り付けられたハンドルである。
が着脱自在に、やや上方に傾斜して装着してある。前記
アーム7は、前記マスト4に嵌装される嵌装部11を有
し、アーム7の先端部はフォーク状をなし、2本の分岐
部7a、7bに分岐している。前記アーム7の両分岐部
7a、7bの先端部にはスリング取付用のフックが設け
てある。
グ)における被介護者の胴部を支持する部分の延長端8
aを係止するショルダーフック9と、被介護者の太腿を
支持する部分の延長短8bを係止するニーフック10と
であって、前記ショルダーフック9は各分岐部7a、7
bの外側先端に設けてあり、前記ニーフック10は各分
岐部7a、7bの内側で、かつ若干基部側に設けてあ
る。このような構造により、スリングを4点で支持する
ようにしてある。前記アーム7の先端位置は、使用時に
おける被介護者の首よりも下方に位置するようにしてあ
る(例えば最大高さ1200ミリ)。
法を説明する。 (1)ベッドから車椅子への移乗。 ベッドの背上げ機構を利用して被介護者の上体を起こ
し、両足をマットから床に降ろしてベッド上端座位姿勢
をとらせる。この時点でスリング8を用意し、上記介護
用リフトを接近させ、そのフレーム1をベッドのフレー
ムの下方へ差し込み、アーム7の分岐部7a、7bの先
端を被介護者の両側に位置させて、キャスターをロック
する。次いで前記スリング8の胴支持部8aの端部をア
ーム7の両分岐部のショルダーフック9に取り付け、前
記スリング8の太腿支持部8bの端部をそれぞれ膝の下
を通してニーフック10に取り付ける。この状態で、マ
スト4の内筒4bを上昇させて懸吊し、キャスターのロ
ックを解除して介護用リフトを車椅子へ接近させる。そ
して、フレーム1を車椅子の両側の車輪内側へ差し込み
(介護用ベッドのフレーム高は通常100ミリ程度であ
り、このリフトのフレーム高は68ミリであるから挿入
可能である)、介護者を車椅子の上方に位置させる。次
いでマスト4の内筒4bを下降させて被介護者を車椅子
に着座させる。車椅子からベッドへの移乗は上記の逆の
手順で行う。
トレストを跳ね上げ、車椅子の正面からフレーム1を車
椅子の車輪の間から差し込む。次いで、キャスターをロ
ックしてスリング8をアーム7の各フックに取り付け、
マストの内筒4bを上昇させて懸吊する。懸吊後、キャ
スターのロックを解除し自動車のドアを開け、ドア部分
の正面からフレームを自動車の下方に差し込む。ここ
で、自動車(普通乗用車)のドアの開口部の高さは16
00ミリ程度であり、このリフトのアームの最大高は1
200ミリ程度であるから、アーム及び被介護者は無理
なく自動車の車内へ入ることができる。次いでマストを
下降させて被介護者を自動車の座席に着座させる。自動
車から車椅子への移乗は上記の逆の手順で行う。
座位を維持し、しかもスリング8は4点で支持されてお
り揺れることもなく、更にアーム7は首よりも下にある
のでアームで視界を遮られることはないので、被介護者
は安心感を持って移乗することができる。また、脚分離
スリングを使用すれば、スリングは太腿部分を支承する
ので、膝に負担がかかることもない。
り外し、次いでマスト4を回動させてフレーム1上に倒
し、フレーム1先端部のフックで固定する。この操作に
より、リフトは、マスト4が折り畳まれたフレーム側部
分と、アーム7とに分割され、コンパクトであり容易に
運搬することができる。
7の分岐部先端部分に設けた4個のフックに係止するよ
うにしたので、スリングの安定性が極めて高く、使用時
における回転や揺れを可及的に防止することができ、被
介護者は安心してリフトを使用することができる。尤
も、スリングの取付態様は上記に限定されるものではな
く、例えばアーム7の基部側(分岐していない部分)に
ニーフックを1個設け、スリングの太腿支持部分の端部
8bは両側とも1個のニーフックに取り付けるようにす
ることもできる。
ームに直接取り付ける構成であるから、スリングの回転
や揺れは少なく、被介護者は不安感を抱くことなく、安
心してリフトを利用することができる。特に、請求項2
の発明のように、スリングを3点以上で支持する構造と
すればスリングの安定性は極めて高いものとなる。第二
に、スリングをアームに直接取り付けることによりアー
ムの位置を被介護者の偏りも低くすることが可能とな
り、被介護者は圧迫感なくリフトを使用できる。しか
も、アームの位置は懸吊時における被介護者の頭より下
に位置することとなるので、車高の低い普通乗用車への
移乗にも利用することが可能となる。第三に、マスト及
びアームの高さが低いので安定性が高く、フレームの面
積(幅)は小さくて足り、フレームを車椅子の車輪内側
に挿入できるようにすることが可能となる。
状態の正面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 キャスターを有するベースに、マストが
起伏可能に取り付けてあり、マストの先端部にアームが
取り付けてあり、 前記アームは先端側が2本に分岐し、各先端部にスリン
グの取付部を設けて、スリングを取り付けて被介護者を
座位で懸吊し得るようにした、介護用リフト - 【請求項2】 アームの先端側には、外側と内側とにス
リングの係止具を設け、 外側の係止具にはスリングの胴部保持部の延長部位を係
止し、内側の係止具にはスリングの太腿支持部の延長部
位を係止するようにした、請求項1記載の介護用リフト - 【請求項3】 アームの高さ、及びアーム先端の高さ
は、懸吊時における被介護者の肩よりも下方に位置する
ものとした、請求項1又は2記載の介護用リフト - 【請求項4】 ベースは平面コ字状とし、ベースの左右
幅は車椅子の車輪内側間に挿入し得る寸法とした、請求
項1ないし3の何れかに記載の介護用リフト
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000173874A JP2001346839A (ja) | 2000-06-09 | 2000-06-09 | 介護用リフト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000173874A JP2001346839A (ja) | 2000-06-09 | 2000-06-09 | 介護用リフト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001346839A true JP2001346839A (ja) | 2001-12-18 |
Family
ID=18676016
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000173874A Pending JP2001346839A (ja) | 2000-06-09 | 2000-06-09 | 介護用リフト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001346839A (ja) |
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-
2000
- 2000-06-09 JP JP2000173874A patent/JP2001346839A/ja active Pending
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Legal Events
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