JP2001345994A - 画像処理装置、画像形成システム、画像処理装置の制御方法、画像形成システムの制御方法、及び記憶媒体 - Google Patents

画像処理装置、画像形成システム、画像処理装置の制御方法、画像形成システムの制御方法、及び記憶媒体

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JP2001345994A
JP2001345994A JP2000168008A JP2000168008A JP2001345994A JP 2001345994 A JP2001345994 A JP 2001345994A JP 2000168008 A JP2000168008 A JP 2000168008A JP 2000168008 A JP2000168008 A JP 2000168008A JP 2001345994 A JP2001345994 A JP 2001345994A
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Japan
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image forming
forming apparatus
image processing
external
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JP2000168008A
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Yukio Nohata
之雄 野畠
Yukio Murata
幸雄 村田
Yasuo Komada
保雄 駒田
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファクシミリ装置のモノクロレーザ記録方式
の特徴を活かした上で、さらにカラープリントにも対応
できる画像形成システムを提供する。 【解決手段】 画像処理を行う画像処理装置100と、
この装置100に接続された情報処理端末200及び外
部画像形成装置150とを備え、画像処理装置100経
由で情報処理端末200から外部画像形成装置150を
制御する。外部画像形成装置150を用いて画像を形成
する際には、画像処理装置100が外部画像形成装置1
50に対するデータ処理を行うことが可能である場合に
は外部画像形成装置150と接続して画像形成動作を行
い、外部画像形成装置150に対するデータ処理を行う
ことが不可能である場合には一旦情報処理端末200を
経由させ、情報処理端末200にてデータ処理を行った
後に外部画像形成装置150と接続して画像形成動作を
行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装置
などの画像処理装置、及び該画像処理装置に外部画像形
成装置等を接続した画像形成システム等に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ装置は、通信回線の
み接続されて使用される場合が一般的であったが、近年
のパーソナルコンピュータの普及によって、ファクシミ
リ装置が有する読み取り/記録/FAX送受信機能をパ
ソコンで使用できるようにする技術が注目されている。
【0003】この技術では、ファクシミリ装置の読み取
り部及び記録部をコンピュータの画像入力装置並びに画
像出力装置として使用し、また通信回線を通して受信し
たファクシミリ画像をファクシミリ装置の記録部で記録
しないでパソコンに直接アップロードし、送信したいフ
ァクシミリ画像を読み取り部から入力せずにパソコンか
ら直接ダウンロードして送信する機能を有するマルチフ
ァンクション機が登場してきている。
【0004】さらに、従来、モノクロ情報のみを取り扱
ってきたファクシミリ装置にとって、カラー読み取りや
カラー記録機能は必要が無かったが、ファクシミリ装置
がパソコンの周辺機器の1つとして捉えられるようにな
ってきた現在、カラー読み取り方式やカラー記録方式を
有するマルチファンクション機も登場してきている。
【0005】マルチファンクション機に使用されている
記録方式としては、レーザビーム方式やインクジェット
方式等がある。このうちレーザビーム方式は、画像情報
に応じてドラム上に照射するレーザ点灯を制御し、ドラ
ム上の静電気を変化させてドラム上に潜像を形成する。
そして、ドラム上の潜像を樹脂製微粉末であるトナーを
用いて可視像化し記録紙に転写して、さらに記録紙に熱
を加えてトナーを記録紙上に定着させるものである。こ
の方式は、紙質に依存せずに高印字品質、高解像度及び
高速印字可能という利点を有している。
【0006】プリンタエンジンは、カラーエンジンも存
在するが、大型且つ非常に高価であるため、あまり一般
的ではないが、モノクロ専用プリンタは小型化、低コス
ト化が進み、一般的になってきている。このため、レー
ザビーム方式を用いたマルチファンクション機の多く
は、モノクロ専用のプリンタエンジンを搭載しており、
モノクロ画像の高印字品質・高速印字を特長の1つにし
ている。また、記録部がモノクロ専用であることから読
み取り部にもモノクロ専用のものを採用し、モノクロス
キャナとして、また高速モノクロコピー機としての機能
を塔載しているのが普通である。
【0007】これに対しインクジェット方式は、画像情
報に応じてインクを記録媒体に吐出して記録を行うもの
であり、吐出口内にピエゾ振動子やヒータを有する記録
ヘッドを用い、機械的圧力または熱による発泡現象によ
ってインクを直接記録媒体上へ吐出して画像を形成する
ように構成されている。この方式は、記録ヘッドのコン
パクト化により装置のコンパクト化が容易であり、普通
紙記録、多色インクを使用したカラー記録が容易、及び
低価格である等の利点を有している。レーザ方式に比べ
ると、モノクロ/カラーの印字共に印字品質、印字速度
及び解像度の点で大きく劣っているが、カラープリント
機能が有り且つ低価格であるという利点を活かし、市場
に大きく普及している。
【0008】また、記録部にカラーのプリンタエンジン
を搭載したマルチファンクション機は、読み取り部につ
いてもカラー専用のものを採用し、カラースキャナとし
て、またカラーコピー機として使用できるようにしたも
のも登場してきている。
【0009】このように、現在のマルチファンクション
機の市場では、カラースキャナ+カラーインクジェット
プリンタ+カラーコピーの機能を備えたマルチファンク
ション機と、モノクロスキャナ+モノクロ高画質高速レ
ーザプリンタ+モノクロコピーの機能を備えたマルチフ
ァンクション機が、それぞれの特徴を活かして共存して
いる。
【0010】しかし一方で、我々人間社会においてはカ
ラー情報が一般的であり、コンピュータの世界において
もモニタ画面上においてはカラーが当たり前になってい
る。そして、カラープリンタやカラースキャナ、さらに
はディジタルカメラやインターネット等の普及に伴い、
コンピュータの世界全体で取り扱うカラーの情報量は急
激に増加している。すなわち周辺機器も含めたコンピュ
ータ市場全体がカラー化に動いているのが現状である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】以上のようなカラー化
という市場の流れの中で、上記従来の、モノクロ高画質
高速レーザプリンタを用いたモノクロコピー機能を有す
るマルチファンクション機では、カラープリントに対応
ができないことから、ユーザにとって非常に不便であっ
た。
【0012】本発明は上記従来の問題点に鑑み、安価・
高印字品質・高速画像出力というモノクロレーザ記録方
式の特徴を活かした上で、さらに外部プリンタとして例
えばカラープリンタを接続することを可能にし、カラー
プリントにも対応できる画像形成システム等を提供する
ことを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明に係る画像処理装置では、画
像処理を行う画像処理手段と、前記画像処理手段を制御
する制御手段と、前記画像処理手段に接続される情報処
理端末装置との間でデータの送受を行うための第1の接
続手段と、前記画像処理手段に接続される外部画像形成
装置との間でデータの送受を行うための第2の接続手段
と、前記第1の接続手段にて接続される入出力信号群
を、前記第2の接続手段にて接続される入出力信号群に
接続するか、或いは前記制御手段の入出力信号群に接続
するかを切り替える切り替え手段とを備えたことを特徴
とする。
【0014】請求項2記載の発明に係る画像処理装置で
は、請求項1に記載の画像処理装置において、前記外部
画像形成装置を用いて画像を形成するときに、当該画像
処理装置が前記外部画像形成装置に対するデータ処理を
行うことが可能である場合には前記第2の接続手段によ
り前記外部画像形成装置と接続し、前記外部画像形成装
置に対するデータ処理を行うことが不可能である場合に
は前記第1の接続手段により一旦前記情報処理端末を経
由させ、前記情報処理端末によるデータ処理後に前記第
2の接続手段により前記外部画像形成装置と接続する構
成にしたことを特徴とする。
【0015】請求項3記載の発明に係る画像処理装置で
は、請求項1または請求項2に記載の画像処理装置にお
いて、前記外部画像形成装置は、カラーによる画像形成
が可能な構成にしたことを特徴とする。
【0016】請求項4記載の発明に係る画像形成システ
ムでは、画像処理を行う画像処理装置と、前記画像処理
装置に接続された情報処理端末及び画像形成装置とを備
え、前記画像処理装置経由で前記情報処理端末から前記
画像形成装置を制御する画像形成システムであって、前
記画像処理装置は、画像処理を行う画像処理手段と、前
記画像処理手段を制御する制御手段と、前記画像処理手
段に接続される前記情報処理端末装置との間でデータの
送受を行うための第1の接続手段と、前記画像処理手段
に接続される前記画像形成装置との間でデータの送受を
行うための第2の接続手段と、前記第1の接続手段にて
接続される入出力信号群を、前記第2の接続手段にて接
続される入出力信号群に接続するか、或いは前記制御手
段の入出力信号群に接続するかを切り替える切り替え手
段とを備えたことを特徴とする。
【0017】請求項5記載の発明に係る画像形成システ
ムでは、請求項4に記載の画像形成システムにおいて、
前記画像形成手段を用いて画像を形成する際に、前記画
像処理装置が前記画像形成装置に対するデータ処理を行
うことが可能である場合には前記第2の接続手段により
前記画像形成装置と接続して画像形成動作を行い、前記
画像形成装置に対するデータ処理を行うことが不可能で
ある場合には前記第1の接続手段により一旦前記情報処
理端末を経由させ、前記情報処理端末にてデータ処理を
行った後に前記第2の接続手段により前記画像形成装置
と接続して画像形成動作を行う構成にしたことを特徴と
する。
【0018】請求項6記載の発明に係る画像形成システ
ムでは、請求項4または請求項5に記載の画像形成シス
テムにおいて、前記画像形成装置は、カラーによる画像
形成が可能な構成にしたことを特徴とする。
【0019】請求項7記載の発明に係る画像処理装置の
制御方法では、画像処理を行う画像処理手段と、前記画
像処理手段を制御する制御手段とを備えた画像処理装置
の制御方法において、前記画像処理手段に接続される情
報処理端末装置との間でデータの送受を行うための第1
の接続手段と、前記画像処理手段に接続される外部画像
形成装置との間でデータの送受を行うための第2の接続
手段とを設けておき、当該画像処理装置の前記外部画像
形成装置に対応する画像処理能力の有無に応じて、前記
第1の接続手段にて接続される入出力信号群を、前記第
2の接続手段にて接続される入出力信号群に接続する
か、或いは前記制御手段の入出力信号群に接続するかを
切り替えることを特徴とする。
【0020】請求項8記載の発明に係る画像処理装置の
制御方法では、請求項7に記載の画像処理装置の制御方
法において、前記外部画像形成装置を用いて画像を形成
するときに、当該画像処理装置に前記外部画像形成装置
に対応する画像処理能力が有る場合には前記第2の接続
手段により前記外部画像形成装置と接続し、前記外部画
像形成装置に対応する画像処理能力が無い場合には前記
第1の接続手段により一旦前記情報処理端末を経由さ
せ、前記情報処理端末のデータ処理後に前記第2の接続
手段により前記外部画像形成装置と接続することを特徴
とする。
【0021】請求項9記載の発明に係る画像処理装置の
制御方法では、請求項7または請求項8に記載の画像処
理装置の制御方法において、前記外部画像形成装置を用
いて、カラーによる画像形成を行うことを特徴とする。
【0022】請求項10記載の発明に係る画像形成シス
テムの制御方法では、画像処理を行う画像処理装置と、
前記画像処理装置に接続された情報処理端末及び画像形
成装置とを備え、前記画像処理装置経由で前記情報処理
端末から前記画像形成装置を制御する画像形成システム
の制御方法であって、画像処理を行う画像処理手段と、
前記画像処理手段を制御する制御手段と、前記画像処理
手段に接続される前記情報処理端末装置との間でデータ
の送受を行うための第1の接続手段と、前記画像処理手
段に接続される前記画像形成装置との間でデータの送受
を行うための第2の接続手段とを、前記画像処理装置に
設けておき、前記画像処理装置の前記画像形成装置に対
応する画像処理能力の有無に応じて、前記第1の接続手
段にて接続される入出力信号群を、前記第2の接続手段
にて接続される入出力信号群に接続するか、或いは前記
制御手段の入出力信号群に接続するかを切り替えること
を特徴とする。
【0023】請求項11記載の発明に係る画像形成シス
テムの制御方法では、請求項10に記載の画像形成シス
テムの制御方法において、前記画像形成装置を用いて画
像を形成する際に、前記画像処理装置に前記画像形成装
置に対応する画像処理能力が有る場合には前記第2の接
続手段により前記画像形成装置と接続して画像形成動作
を行い、前記画像形成装置に対応する画像処理能力が無
い場合には前記第1の接続手段により一旦前記情報処理
端末を経由させ、前記情報処理端末にてデータ処理を行
った後に前記第2の接続手段により前記画像形成装置と
接続して画像形成動作を行うことを特徴とする。
【0024】請求項12記載の発明に係る画像形成シス
テムの制御方法では、請求項10または請求項11に記
載の画像形成システムの制御方法において、前記画像形
成装置を用いて、カラーによる画像形成を行うことを特
徴とする。
【0025】請求項13記載の発明に係る記憶媒体で
は、画像処理を行う画像処理手段と、前記画像処理手段
を制御する制御手段と、前記画像処理手段に接続される
情報処理端末装置との間でデータの送受を行うための第
1の接続手段と、前記画像処理手段に接続される外部画
像形成装置との間でデータの送受を行うための第2の接
続手段とを備えた画像処理装置の制御方法を実行する、
コンピュータで読み出し可能なプログラムを格納した記
憶媒体であって、前記画像処理装置の制御方法は、当該
画像処理装置の前記外部画像形成装置に対応する画像処
理能力の有無に応じて、前記第1の接続手段にて接続さ
れる入出力信号群を、前記第2の接続手段にて接続され
る入出力信号群に接続するか、或いは前記制御手段の入
出力信号群に接続するかを切り替える切り替えステップ
を備えたことを特徴とする。
【0026】請求項14記載の発明に係る記憶媒体で
は、請求項13に記載の記憶媒体において、前記切り替
えステップは、前記外部画像形成装置を用いて画像を形
成するときに、当該画像処理装置に前記外部画像形成装
置に対応する画像処理能力が有る場合には前記第2の接
続手段により前記外部画像形成装置と接続し、前記外部
画像形成装置に対応する画像処理機能が無い場合には前
記第1の接続手段により一旦前記情報処理端末を経由さ
せ、前記情報処理端末によるデータ処理後に前記第2の
接続手段により前記外部画像形成装置と接続することを
特徴とする。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0028】図1は、本発明の実施の一形態に係る画像
形成システムの構成を示すブロック図である。
【0029】この画像形成システムは、通信網124に
接続された画像処理装置(例えばファクシミリ装置)1
00を有し、この画像処理装置100には、電話機12
5と、情報処理端末200と、外部画像形成装置150
とが接続されている。情報処理端末200には、外部画
像形成装置150のリモート操作を行うためのアプリケ
ーションソフト及びドライバソフトがインストールされ
ているものとし、また、外部画像形成装置150は、カ
ラープリント可能な記録部を持つカラープリンタで構成
されているものとする。
【0030】このシステムによれば、画像処理装置10
0経由で情報処理端末200と外部画像形成装置150
の間のデータ送受信を行って、情報処理端末200から
外部画像形成装置150を制御する。これにより、情報
処理端末200にて加工されたカラー画像データを外部
画像形成装置150にダウンロードしてカラーで記録を
行うことができるようになる。
【0031】以下、本画像形成システムの中心を成す画
像処理装置100の構成及び動作について具体的に説明
する。
【0032】図2は、画像処理装置100の構成ブロッ
ク図である。
【0033】図2中の101は、画像処理装置100全
体を制御するマイクロプロセッサユニット(MPU)で
あり、システムバス102を介して画像処理装置100
全体を制御する。システムバス102内には、データ信
号線、内部プリンタ制御信号線、及び内部プリンタ応答
信号線が含まれる。
【0034】103はROMであり、MPU101の動
作のためのインストラクション群等のプログラムコー
ド、オペレーティングシステム(OS)プログラムコー
ド、初期値データ、及びテーブルデータなどが格納され
ている。
【0035】104は画像バッファ及び画像メモリ等に
使用されるDRAMであり、通信部121と送受信する
際の画像データや、情報処理端末200と送受信する際
のデータを一時的に保持するバッファとして使用され
る。また、通信部121を介して受信された画像データ
や、読み取り部101から読み取られた画像データ、そ
して情報処理端末200から送られてきた画像データ
(ダウンロードファイル、アップロードファイル、及び
通信管理情報)をファイルとして蓄積するためのメモリ
として使用される。このDRAM104はバッテリーバ
ックアップによって停電などの不慮の障害などから保護
されている。
【0036】105はユーザ登録データエリアや、ワー
クエリア等に使用されるSRAMであり、このSRAM
105はバッテリーバックアップによって停電などの不
慮の障害などから保護されている。
【0037】106は読み取り部であり、密着型イメー
ジセンサ107、読み取り画像補正部108、読み取り
画像処理部109、読み取り駆動部110、及びSRA
M111等により構成されるものである。この読み取り
部106においては、まず、読み取り駆動部110を駆
動して原稿を搬送し、密着型イメージセンサ107によ
って光学的に読み取って電気的な画像信号に変換する。
この密着型イメージセンサ107にはR(レッド),G
(グリーン),B(ブルー)の3色のLEDが内蔵され
ており、この3色のLEDを1ライン読み取り中に順次
点灯することにより、そのラインのR,G,Bそれぞれ
のデータを読み取ることができるカラースキャナとして
動作する。また、白黒原稿を読み取る場合には、3色の
LEDを同時に点灯することによりモノクロ読み取りが
可能となる。この信号を読み取り画像補正部108にて
シェーディング補正等を施し、さらに読み取り画像処理
部109によって2値化処理及び中間調処理等の画像処
理を施して高精細な画像データを出力する。SRAM1
11は画像処理を行う際のバッファとして使用される。
【0038】なお、本実施形態における読み取り部10
6は、原稿を搬送しながら読み取りを行うシート読み取
り制御としているが、原稿台にある原稿をスキャンする
ブック読み取り制御であっても構わない。
【0039】112はレーザビームプリンタから成る記
録部である。記録部112は、SRAM111、記録デ
ータ復号化部113、記録画像処理部114、プリンタ
制御用マイコン(ワンチップ)115、レーザビームプ
リンタエンジン116、及び記録インターフェース部1
17等により構成されるものである。
【0040】記録データ復号化部113は、ランレング
ス(RL)形式の画像データを生画像(RAW)データ
にデータ変換する。この際、参照ラインバッファ用とし
てSRAM111のうちレターサイズ画像の1ライン分
のサイズ(640バイト)を使用する。
【0041】記録画像処理部114は、走査解像度8p
el/mm或いは16pe1/mmの生画像データをプ
リンタの主走査解像度600dpi(dots per
inch)の生画像データに変換するための解像度変
換、そして画像の変倍や、スムージング、濃度補正等の
各種画像処理を施して高精細画像データに変換し、レー
ザビームプリンタに出力する。この際、画像処理を行う
前の生画像データ用としてSRAM111のうち10ラ
イン分のサイズ(640バイト×10ライン)を使用す
る。
【0042】プリンタ制御用マイコン115は、記録部
112の各動作の制御を行う記録制御用MPUと、記録
制御を行うための各種インストラクションを記述したR
OMと、ROMよりインストラクションを読み出す手段
と、読み出したインストラクションを処理する処理手段
と、処理手段が必要とする情報を記憶しておくための入
力が可能なRAMと、処理手段によって作り出された信
号を出力する出力手段等から成り、これらの相互作用に
よりレーザビームプリンタエンジン116の記録制御を
行うための信号の入出力が行われる。記録インターフェ
ース部117は、記録制御用マイコン115とMPU1
01の間で連携をとるためのインターフェースである。
【0043】なお、本実施形態における記録部112
は、レーザプリンタにより構成されているが、インクジ
ェットプリンタ等のページプリンタであっても構わな
い。
【0044】118は操作部であり、ダイヤルするとき
やデータを登録、設定するときなどに用いるテンキー、
各種機能を利用するためのファンクションキー、電話番
号等を登録しておきワンタッチでダイヤルするためなど
に用いるワンタッチキー、送信や受信、コピーなどを始
めるときに用いるスタートキー、送信や登録、設定など
の動作を中止したいときに用いるストップキー、等の各
種キースイッチ等により構成され、画像処理装置100
の動作指示及び各種情報の入力を行う。
【0045】119は表示部であり、通信状況の確認
や、データの登録/設定/確認メッセージなど各種メッ
セージの表示を行うLCD、通信中に点灯するランプ、
各種エラー時に点灯するランプ、読み取りモードや送信
モード等の表示を行うランプ等の各種LED等により構
成され、装置の状態、発呼する相手の電話番号、時刻情
報及び操作手順等の表示を行う。
【0046】120はパネルインターフェース部であ
り、MPU101と操作部118と表示部119の連携
をとるためのインターフェースである。121は通信部
であり、DSU(回線接続装置)やNCU(網制御装
置)等の通信接続部122と、モデム(変復調装置)等
の通信制御部123とにより構成されるものであり、P
STN回線・ISDN回線等の通信網124に接続して
G3及びG4のプロトコルにて通信制御を行うほか、通
信回線に対する発呼及び着呼などの回線制御を行うもの
である。さらに通信部121は、電話機125を接続し
通信やDTMFリモート制御などを行うことも可能であ
る。
【0047】126は音響装置であり、エラー状態を示
す音響、動作終了を示す音響、並びに操作を促す音響等
を鳴らすためのスピーカー等により構成され、各種状態
を音響によりオペレータに通知するものである。
【0048】127は外部インターフェース部であり、
画像処理装置100と情報処理端末200との間のデー
タ送受信を行って、情報処理端末200から画像処理装
置100を制御する。例えば、読み取り部106で原稿
を読み取った画像データ、及び通信部121を経由して
受信した画像データを情報処理端末200にアップロー
ドして加工を行ったり、逆に情報処理端末200にて加
工された画像データを画像処理装置100にダウンロー
ドして記録部112により記録を行ったり、通信部12
1を経由して送信することができるようになる。これら
インターフェースはRS232C、IEEE P128
4、SCSI、LAN、USB、IEEE1394等を
介して行われるが、本実施形態はIEEE P1284
規格に記載されている双方向パラレルインターフェース
に準拠したインターフェース仕様としている。また、情
報処理端末200には、リモート操作を行うためのアプ
リケーションソフト及びドライバソフトがインストール
されているものとしている。
【0049】128は不揮発性記憶装置であり、画像情
報等の保存に使用される大容量の不揮発性のメモリであ
る。この不揮発性記憶装置128は電源が切れても情報
が消えることはなく、消去命令があった場合に消去され
るものであり、ハードディスクや光ディスク等とそのド
ライブなどからなる。
【0050】129は画像符号/復号部であり、MH、
MR、MMR、JPEG符号等の画像データの符号化・
復号化を行う回路であり、画像復号化部129a、画像
符号化部129b、及びRAM129cにより構成され
る。
【0051】130は、本画像処理装置100に電源を
供給する電源であり、また、131は外部プリンタイン
ターフェース部であり、画像処理装置100と外部画像
形成装置150の間でデータの送受信を行う。
【0052】このインターフェースはRS232C、I
EEE P1284、SCSI、LAN、USB、IE
EE1394等を介して行われるが、本実施形態はIE
EEP1284規格に記載されている双方向パラレルイ
ンタフエースに準拠したインターフエース仕様としてい
る。
【0053】132は外部インターフェース信号線であ
り、外部データ信号線、外部制御信号線、及び外部応答
信号線により構成される。外部データ信号線は、情報処
理端末200と外部インターフェース部127でデータ
転送を行うためのデータバスである。外部制御信号線は
情報処理端末200側が制御する信号線であり、IEE
E P1284規格に記載のnSelectln信号、
nStrobe信号、nAutoFd信号、nlnit
信号等が該当する。また、外部応答信号線は、外部イン
ターフェース部127側が制御する信号線であり、IE
EE P1284規格に記載のBusy信号、nAck
信号、nFault信号、PError信号、Sele
ct信号等が該当する。各々の信号線の動作は、IEE
E P1284規格に準拠しており、情報処理端末20
0と外部インターフェース部127との間では双方向の
データ転送が可能である。
【0054】133は外部プリンタインターフェース信
号線であり、外部プリンタデータ信号線、外部プリンタ
制御信号線、及び外部プリンタ応答信号線により構成さ
れる。外部プリンタデータ信号線は、外部プリンタイン
ターフェース部131と外部画像形成装置150の間で
データ転送を行うためのデータバスである。
【0055】外部プリンタ制御信号線は、情報処理端末
200側が制御する信号線であり、IEEE P128
4規格に記載のnSelectln信号、nStrob
e信号、nAutoFd信号、nlnit信号等が該当
する。また、外部プリンタ応答信号線は、外部プリンタ
インターフェース部131側が制御する信号線であり、
IEEE P1284規格に記載のBusy信号、nA
ck信号、nFault信号、PError信号、Se
lect信号等が該当する。各々の信号線の動作は、I
EEE P1284規格に準拠しており、外部プリンタ
インターフェース部131と外部画像形成装置150の
間では双方向のデータ転送が可能である。
【0056】134は外部信号切り替え部であり、外部
インターフェース部127を介して接続されている情報
処理端末200とのインターフェース信号を本装置内部
のシステムバス102に接続するか、或いは外部プリン
タインターフェース部131を経由して外部画像形成装
置150に接続するか、または本装置内部のシステムバ
ス102を、外部プリンタインターフェース部131を
経由して外部画像形成装置150に接続するかを切り替
える回路である。
【0057】135は切り替え信号送出部であり、情報
処理端末200が本装置100とのインターフェースを
希望する信号を送出してきた時に、その情報処理端末2
00から送出されるインターフェース入力信号を処理し
て外部信号切り替え部134に対して信号送出を行い、
情報処理端末200とのインターフェース信号を本装置
内部のシステムバス102に切り替え、また本装置の読
み取り部106にて読み取った画像を送る回路である。
【0058】次に、上記構成の、ファクシミリ機能を含
んだ画像処理装置100の動作(A)から(D)につい
て説明する。
【0059】(A)画像読み取り時の動作 まず、本画像処理装置100の画像読み取り時の動作は
次の通りである。密着型イメージセンサ107によって
得られた信号は読み取り画像補正部108によってシェ
ーディング補正等の処理が施され、さらに読み取り画像
処理部109によって2値化及び画像変換処理を経て、
画像符号/復号部129の画像符号化部129bに入力
される。入力された画像データは、RAM129cに展
開され、画像符号化部129bによって圧縮符号化され
た後、DRAM104に蓄積される。また同時に、その
画像データの受け付番号、宛先情報、ページ数、及び格
納画像メモリブロック情報等の管理情報をSRAM10
5に格納する。
【0060】(B)画像記録動作 次に、本画像処理装置100の画像記録動作について説
明する。DRAM104に蓄積された画像符号化データ
は、画像符号/復号部129の画像復号化部129aに
よって伸長復号化され、RAM129cに画像データと
して展開される。展開された画像データは、記録画像処
理部114によって補正及び画像変換処理を行った後、
プリンタ制御用マイコン115の制御のもとレーザプリ
ンタエンジン116によって記録紙に印字出力される。
【0061】(C)ファクシミリ送信動作 次に本画像処理装置100のファクシミリ送信動作につ
いて説明する。発呼して回線が捕捉されると、まずファ
クシミリ通信の手順信号の送受信を行う。そして、DR
AM104に蓄積された画像符号化データは、通信画像
符号/復号部129の画像復号化部129aによって伸
長復号化され、RAM129cに画像データとして展開
される。展開された画像データは、画像符号/復号部1
29の画像符号化部129bによって送信データに符号
化され、送信バッファに転送される。送信バッファに転
送された送信データは、通信制御部123からの入力割
込み信号に応じてMPU101の制御のもと通信制御部
123に1バイトずつ転送され変調される。そして通信
接続部122を介して通信網124に送出される。
【0062】(D)ファクシミリ受信動作 次に本画像処理装置100のファクシミリ受信動作につ
いて説明する。着信があると、受信データは通信接続部
122を通して通信制御部123に入力される。そし
て、まずファクシミリ通信の手順信号の送受信を行い、
その後画像データの受信を開始する。画像データは、通
信制御部123で復調され、通信制御部123からの入
力割込み信号に応じて、MPU101の制御のもと1バ
イトずつDRAM104の受信バッファに転送される。
受信バッファに転送された受信データは、画像符号/復
号部129の画像復号化部129aによって伸長復号し
て画像誤りを検査し、RAM129cに画像データとし
て展開される。展開された画像データは、画像符号/復
号部129の画像符号化部129bによって圧縮符号化
されてDRAM104に蓄積されると共に、DRAM1
04に画像管理情報を格納する。
【0063】次に、画像処理装置100と情報処理端末
200と外部画像形成装置150との間の動作(E)〜
(G)を説明する。
【0064】(E)情報処理端末200からの画像処理
装置100へのダウンロード動作 情報処理端末200から本画像処理装置100への画像
のダウンロードについては、次の通りである。情報処理
端末200から外部インターフェース部127に対し、
コマンド及び受信パラメータが1バイトずつ送出され
る。コマンドには、各コマンドを識別するためのコマン
ドコード、及び次に続く受信パラメータのサイズ等が格
納されており、また受信パラメータ内には各コマンドに
対する動作を実行するために必要な設定値(ファイルI
D、データ形式、解像度、及び主走査長等)や画像デー
タが格納されている。
【0065】まずダウンロード開始時に、情報処理端末
200から本画像処理装置100に対し、画像のダウン
ロード先が本画像処理装置100であるか、或いは外部
画像形成装置150であるかを指定するコマンドコー
ド、及び信号が送出される。
【0066】ここで外部インターフェース信号132
が、あらかじめ外部信号切り替え部134によってシス
テムバス102と接続されている場合、このコマンドコ
ードは外部インターフェース部127にて受信され、外
部インターフェース部127からの入力割込み信号に応
じてMPU101の制御のもと1バイトずつDRAM1
04の受信バッファに転送される。受信バッファに転送
されたコマンドコードは、MPU101によって処理さ
れる。
【0067】また、外部信号切り替え部134によって
外部インターフェース信号132がシステムバス102
と接続されておらず、外部画像形成装置150を接続し
ている外部プリンタインターフェース部131の方に接
続されている場合、MPU101とのインターフェース
は無いため、コマンドコード及び信号は切り替え信号送
出部135にて解析する。そして、切り替え信号送出部
135での解析の結果、画像のダウンロード先として本
画像処理装置100が指定されたとき、切り替え信号送
出部135は、外部信号切り替え部134に対して切り
替え信号の“L”レベルを出力する。“L”レベルの切
り替え信号を受けた外部信号切り替え部134は、外部
データ信号線と外部プリンタデータ信号線、外部制御信
号線と外部プリンタ制御信号線、そして外部応答信号線
と外部プリンタ応答信号線の間が非接続状態となるよう
に制御し、外部データ信号線とデータ信号線、外部制御
信号線と内部プリンタ制御信号線、及び外部応答信号線
と内部プリンタ応答信号線の間が接続状態となるように
制御する。
【0068】さて、画像のダウンロード先として本画像
処理装置100が指定された場合、外部インターフェー
ス部127で受けたコマンド及び受信パラメータは、外
部インターフェース部127からの入力割込み信号に応
じてMPU101の制御のもと1バイトずつDRAM1
04の受信バッファに転送される。受信バッファに転送
されたコマンド及び画像データを除く受信パラメータ
は、MPU101によって処理される。ここで、受信パ
ラメータの内容が画像データの場合、その画像データを
構成する符号データ若しくは生データは、あらかじめ受
信した受信パラメータが示す画像データ形式情報に従っ
て画像符号/復号部129の画像復号化部129aによ
って伸張復号化され、RAM129cに画像データとし
て展開される。展開された画像データは、画像符号/復
号部129の画像符号化部129bによって圧縮符号化
されてDRAM104に蓄積されると共に、DRAM1
04に画像管理情報を格納する。
【0069】コマンド受信後は、該コマンドに対するレ
スポンス及び送出パラメータを生成し送出する。レスポ
ンスには受信したコマンドが受け付けられたことを示す
OKレスポンス、受信したコマンドが間違っていたため
受け付けられなかったことを示すNGレスポンス、及び
動作中等の理由により受信したコマンドが現在受け付け
られないことを示すBUSYレスポンスがあり、また送
出パラメータには、送信やプリントの結果、ファイルや
ページの属性、指示されたコマンドに対応した装置情
報、及び中止要求や再送要求等が格納されている。レス
ポンスは、MPU101によってDRAM104の送信
バッファにセットされ、外部インターフェース部127
からの入力割込み信号に応じてMPU101の制御のも
と1バイトずつ外部インターフェース部127に転送さ
れた後、情報処理端末200に送出される。
【0070】本ダウンロード動作と記録動作を組み合わ
せることで、情報処理端末200内で取り扱っているデ
ータを本画像処理装置100により記録することができ
る。
【0071】また、本ダウンロード動作と送信動作を組
み合わせることで、情報処理端末200内で取り扱って
いるデータを本画像処理装置100により通信網124
を通じて接続された他の画像処理装置100に送信する
ことができる。
【0072】(F)情報処理端末200への画像のアッ
プロード動作 次に本画像処理装置100から情報処理端末200への
画像のアップロードについて説明する。
【0073】まずアップロード開始時に、情報処理端末
200から本画像処理装置100に対し、画像のアップ
ロード元が本画像処理装置100であることを指定する
コマンドコード、及び信号が送出される。
【0074】ここで、外部インターフェース信号132
が、あらかじめ外部信号切り替え部134によってシス
テムバス102と接続されている場合、このコマンドコ
ードは外部インターフェース部127にて受信され、外
部インターフェース部127からの入力割込み信号に応
じてMPU101の制御のもと1バイトずつDRAM1
04の受信バッファに転送される。受信バッファに転送
されたコマンドコードは、MPU101によって処理さ
れる。
【0075】また、外部信号切り替え部134によって
外部インターフェース信号132がシステムバス102
と接続されておらず、外部画像形成装置150を接続し
ている外部プリンタインターフェース部131の方に接
続されている場合、MPU101とのインターフェース
は無いため、コマンドコード及び信号は切り替え信号送
出部135にて解析する。そして、切り替え信号送出部
135での解析の結果、画像のアップロード元として本
画像処理装置100が指定されたとき、切り替え信号送
出部135は外部信号切り替え部134に対して切り替
え信号の“L”レベルを出力する。“L”レベルの切り
替え信号を受けた外部信号切り替え部134は、外部デ
ータ信号線と外部プリンタデータ信号線、外部制御信号
線と外部プリンタ制御信号線、そして外部応答信号線と
外部プリンタ応答信号線の間が非接続状態となるように
制御し、外部データ信号線とデータ信号線、外部制御信
号線と内部プリンタ制御信号線、そして外部応答信号線
と内部プリンタ応答信号線の間が接続状態となるように
制御する。
【0076】続いて、情報処理端末200から外部イン
ターフェース部127に対しコマンド及び受信パラメー
タを1バイトずつ送出する。外部インターフェース部1
27で受けたコマンド及び受信パラメータは、外部イン
ターフェース部127からの入力割込み信号に応じてM
PU101の制御のもと1バイトずつDRAM104の
受信バッファに転送される。コマンドには、各コマンド
を識別するためのコマンドコード、及び次に続く受信パ
ラメータのサイズ等が格納されており、また受信パラメ
ータ内には、各コマンドに対する動作を実行するために
必要なファイルIDやデータ形式、解像度、主走査長等
の情報が格納されている。受信バッファに転送されたコ
マンド及び受信パラメータは、MPU101によって処
理される。
【0077】MPU101は、コマンドによりアップロ
ードを指示された時、画像の符号化方式、解像度、及び
主走査長が指示通りであることを確認してから画像のア
ップロードを開始する。コマンド受信後は該コマンドに
対するレスポンス及び送出パラメータを生成し送出す
る。レスポンスには受信したコマンドが受け付けられた
ことを示すOKレスポンス、受信したコマンドが間違っ
ていたため受け付けられなかったことを示すNGレスポ
ンス、及び動作中等の理由により受信したコマンドが現
在受け付けられないことを示すBUSYレスポンスがあ
り、また送出パラメータにはファイルやページの属性、
指示されたコマンドに対応した装置情報、画像データ及
び画像サイズ情報等が格納されている。レスポンスは、
MPU101によってDRAM104の送信バッファに
セットされ、外部インターフェース部127からの入力
割込み信号に応じて、MPU101の制御のもと1バイ
トずつ外部インターフェース部127に転送された後、
情報処理端末200に送出される。
【0078】本アップロード動作と読み取り動作を組み
合わせることで、本画像処理装置100内で取り扱って
いるデータを情報処理端末200上で利用することがで
きる。また、本アップロード動作と受信動作を組み合わ
せることで、通信網124を通じて接続された他の画像
処理装置100から受信したデータを、情報処理端末2
00上で利用することができる。
【0079】(G)外部画像形成装置150への画像の
ダウンロード動作 次に、情報処理端末200から外部画像形成装置150
への画像のダウンロードについて説明する。情報処理端
末200から外部インターフェース部127に対し、コ
マンド及び受信パラメータが1バイトずつ送出される。
コマンドには、各コマンドを識別するためのコマンドコ
ード、及び次に続く受信パラメータのサイズ等が格納さ
れており、また受信パラメータ内には、各コマンドに対
する動作を実行するために必要な設定値(ファイルI
D、データ形式、解像度、及び主走査長等)や画像デー
タが格納されている。
【0080】まずダウンロード開始時に、情報処理端末
200から本画像処理装置100に対し、画像のダウン
ロード先が外部画像形成装置150であることを指定す
るコマンドコードが送出される。ここで外部インターフ
ェース信号132は外部信号切り替え部134によって
システムバス102と接続されるようあらかじめ設定さ
れているものとする。このコマンドコードは、外部イン
ターフェース部127にて受信され、外部インターフェ
ース部127からの入力割込み信号に応じてMPU10
1の制御のもと1バイトずつDRAM104の受信バッ
ファに転送される。受信バッファに転送されたコマンド
コードは、MPU101によって処理される。
【0081】ここで、画像のダウンロード先として外部
画像形成装置150が指定された場合、MPU101は
外部信号切り替え部134に対して切り替え信号の
“H”レベルを出力する。“H”レベルの切り替え信号
を受けた外部信号切り替え部134は、外部データ信号
線と外部プリンタデータ信号線、外部制御信号線と外部
プリンタ制御信号線、そして外部応答信号線と外部プリ
ンタ応答信号線の間を接続状態となるように制御し、ま
た、外部データ信号線とデータ信号線、外部制御信号線
と内部プリンタ制御信号線、そして外部応答信号線と内
部プリンタ応答信号線の間が非接続状態となるように制
御する。
【0082】続いて、外部インターフェース部127で
受けたコマンド及び受信パラメータは、外部信号切り替
え部134及び外部プリンタインターフェース部131
を経由して外部画像形成装置150からの入力割込み信
号に応じて1バイトずつ外部画像形成装置150内の受
信バッファに転送される。受信バッファに転送されたコ
マンド及び画像データを除く受信パラメータは、外部画
像形成装置150内のマイクロコンピュータによって処
理される。
【0083】コマンド受信後は、該コマンドに対するレ
スポンス及び送出パラメータを生成し送出する。レスポ
ンスには、受信したコマンドが受け付けられたことを示
すOKレスポンス、受信したコマンドが間違っていたた
め受け付けられなかったことを示すNGレスポンス、及
び動作中等の理由により受信したコマンドが現在受け付
けられないことを示すBUSYレスポンスがあり、また
送出パラメータには、送信やプリントの結果、ファイル
やページの属性、指示されたコマンドに対応した装置情
報、及び中止要求や再送要求等が格納されている。レス
ポンスは外部画像形成装置150内のマイクロコンピュ
ータによって送信バッファにセットされ、情報処理端末
200からの入力割込み信号に応じ1バイトずつ外部プ
リンタインターフェース部131に転送された後、外部
信号切り替え部134及び外部インターフェース部12
7を介して情報処理端末200に送出される。
【0084】上記の動作を繰り返して、情報処理端末2
00から外部画像形成装置150への画像のダウンロー
ドを終了した後、情報処理端末200から本画像処理装
置100に対し、インターフェースをとる相手が本画像
処理装置100であることを指定するコマンドコード、
及び信号が送出される。この時、外部信号切り替え部1
34によって外部インターフェース信号132がシステ
ムバス102と接続されておらず、外部画像形成装置1
50を接続している外部プリンタインターフェース部1
31の方に接続されており、MPU101とのインター
フェースは無いため、コマンドコード及び信号は切り替
え信号送出部135にて解析する。
【0085】そして、切り替え信号送出部135での解
析の結果、インターフェースをとる相手として本画像処
理装置100が指定されたとき、切り替え信号送出部1
35は外部信号切り替え部134に対して切り替え信号
の“L”レベルを出力する。“L”レベルの切り替え信
号を受けた外部信号切り替え部134は、外部データ信
号線と外部プリンタデータ信号線、外部制御信号線と外
部プリンタ制御信号線、そして外部応答信号線と外部プ
リンタ応答信号線の間が非接続状態となるように制御
し、外部データ信号線とデータ信号線、外部制御信号線
と内部プリンタ制御信号線、そして外部応答信号線と内
部プリンタ応答信号線の間が接続状態となるように制御
する。
【0086】以上、本画像処理装置100と情報処理端
末200と外部画像形成装置150との間のコマンドコ
ード、並びに画像データの流れを説明した。次に、図3
のフローチャートを用いてこれらのデータの流れに基づ
いた、本画像処理装置100によって読み取られた画像
を外部画像形成装置150により印字動作を行うコピー
動作を説明する。なお、この場合のコピー動作は、本画
像処理装置100に内蔵された密着型イメージセンサ1
07を用いたカラーコピー動作である。モノクロコピー
動作の場合は本画像処理装置100に内蔵された密着型
イメージセンサ107によって読み取られた画像データ
を本画像処理装置100に搭載されている記録部112
を用いて画像形成を行う。このときは情報処理端末20
0と外部画像形成装置150は関与しないローカルコピ
ー動作となるため、ここでは説明しない。本実施形態で
は、本画像処理装置100の密着型イメージセンサ10
7により読み取ったカラー画像データを、外部画像形成
装置150を用いて画像形成、出力するカラーコピーに
限定して説明する。なお、上述した図3のフローチャー
トに従ったプログラムを例えばROM103に格納し動
作することにより、以下の制御方法を実現させることが
可能となる。
【0087】本画像処理装置100の原稿読み取り部に
原稿をセットし、操作部118のコピーキーを押下する
ことによりオペレータがコピー動作を指示すると、本画
像処理装置100は、外部信号切り替え部134によ
り、本画像処理装置100内部のシステムバス102
を、外部プリンタインターフェース部131を経由して
外部画像形成装置150に接続するように制御する。接
続されている外部画像形成装置150からのデバイスI
Dを読み取ることにより、外部画像形成装置150に対
応する画像データ処理が本画像処理装置100側で可能
かどうかを判断する(ステップS1)。ここで、本画像
処理装置100で外部画像形成装置150に対する画像
処理が可能な場合には、ステップS2で、本画像処理装
置100に搭載されている密着型イメージセンサ107
によって、まず原稿の読み取り動作を行う。
【0088】先に説明したように密着型イメージセンサ
107によって読み取られ、画像データがDRAM10
4に蓄積されると、MPU101により、蓄積された画
像データに対して画像処理と、外部画像形成装置150
に対応するコマンドコードの付加等の、外部画像形成装
置150への送信処理を行う。そして、外部画像形成装
置150に画像データべの送信処理が完了すると、本画
像処理装置100は、外部信号切り替え部134によ
り、本画像処理装置100内部のシステムバス102
を、外部プリンタインターフェース部131を経由して
外部画像形成装置150に接続するように制御する(ス
テップS3)。続くステップS4では、IEEE P1
284規格に準拠した外部プリンタインターフェース部
131と外部画像形成装置150の間でデータ転送が行
われ、外部画像形成装置150で画像形成が行われる
(ステップS5)。
【0089】一方、ステップS1で接続されている外部
画像形成装置150に対するデータ処理が本画像形成装
置側で可能でない場合には、同様に密着型イメージセン
サ107によってまず原稿の読み取り動作を行い(ステ
ップS6)、今度は外部信号切り替え部134を操作す
ることによってシステムバス102と外部インターフェ
ース部127を接続し(ステップS7)、DRAM10
4に蓄積された画像データを情報処理端末200にアッ
プロードする(ステップS8)。
【0090】画像データのアップロード終了後、情報処
理端末200で受信した画像データに対して、本画像処
理装置100に外部接続された外部画像形成装置150
に対応するコマンドコードの付加等のデータ加工処理を
行う。情報処理端末200によるデータの加工処理が終
了したならば(ステップS9)、ステップS10で、今
度は逆に情報処理端末200から本画像処理装置100
に対するデータのダウンロードを行う。このダウンロー
ドが終了したならば、ステップS3で、外部信号切り替
え部134により、本画像処理装置100内部のシステ
ムバス102を、外部プリンタインターフェース部13
1を経由して外部画像形成装置150に接続するように
制御する。以下同様に外部画像形成装置150に加工さ
れたデータを送信し(ステップS4)、外部画像形成装
置150による画像形成が行われる(ステップS5)。
【0091】このように本実施形態では、画像読み取り
手段を有するファクシミリ装置を備えたシステムにおい
て、ファクシミリ装置に既に設けられている内部プリン
タの、安価・高印字品質・高速画像出力というモノクロ
レーザ記録方式の特徴を活かした上で、さらに外部プリ
ンタとして例えばカラープリンタを接続することを可能
にしたので、次のような利点を有する。
【0092】(1)ファクシミリ装置で読み取った画像
をカラープリンタで記録出力することができ、カラープ
リントにも対応することが可能になる。
【0093】(2)ネットワーク接続を利用しなくと
も、1台の情報処理端末に対して2台のプリンタを接続
することができる。
【0094】(3)手動で接続をし直すことなく所望の
プリンタによる印刷が可能になる。
【0095】(4)外部プリンタ150のデータ処理を
情報処理端末200で行わせることにより、接続された
外部プリンタに対応したデータ処理手段をファクシミリ
装置100が持たなくとも情報処理端末200を経由す
ることによりプリントが可能となるため、ファクシミリ
装置100は、接続される外部画像形成装置150の形
態を選ばないような構成とすることができる。
【0096】なお、本実施形態では、切り替え信号送出
部135が送出する切り替え信号のレベル(“H”/
“L”レベル)を限定して説明したが、これが逆であっ
ても構わない。また、外部信号切り替え部134によっ
て外部インターフェース信号132がシステムバス10
2と接続されておらず、外部画像形成装置150を接続
している外部プリンタインターフェース部131の側に
接続されていてMPU101と情報処理端末200のイ
ンターフェースが無い時、切り替え信号送出部135は
情報処理端末200からのコマンドコード及び信号を受
信し解析するが、この時にnStrobe信号が“L”
レベル、そしてnSelectIn信号、nAutoF
d信号、及びnInit信号の全て、或いは一部が
“L”レベルであって、且つコマンドが指定のものであ
る場合にのみ、インターフェースの切り替えを行えるよ
うにすれば誤動作が無い。
【0097】また、画像処理装置100の記録部112
はLBPを用いたが、これがインクジェット方式であっ
ても構わない。
【0098】ここで、情報処理端末200装置と出力装
置を接続する手段としては、RS232C、IEEE
P1284、SCSI、LAN、USB、IEEE13
94等があり、主にはIEEE P1284規格に記載
されている双方向パラレルインターフェースに準拠した
インターフェース仕様が用いられている。
【0099】そして、モノクロレーザプリンタとカラー
インクジェットプリンタ等、複数の出力装置と情報処理
端末200装置間の接続形態は、通常、上記インターフ
ェース仕様に基づいたケーブルを用いて行われており、
1対1で接続するか、或いは情報処理端末200装置と
出力装置切り替え器間、及び出力装置切り替え器と各出
力装置間をケーブル接続し、出力装置切り替え器により
1つの出力装置を選択して接続している。
【0100】また、本発明は、上述した実施形態の装置
に限定されず、複数の機器から構成されるシステムに適
用しても、1つの機器から成る装置に適用してもよい。
前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプロ
グラムコードを記憶した記憶媒体をシステム或いは装置
に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(ま
たはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラ
ムコードを読み出し実行することによっても、完成され
ることは言うまでもない。
【0101】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。プログラムコードを供
給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー
(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、
光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テー
プ、不揮発性のメモリカード、ROMを用いることがで
きる。また、コンピュータが読み出したプログラムコー
ドを実行することにより、前述した実施形態の機能が実
現されるだけではなく、そのプログラムコードの指示に
基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際
の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述
した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは
言うまでもない。
【0102】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、次のプログラムコードの指
示に基づき、その拡張機能を拡張ボードや拡張ユニット
に備わるCPUなどが処理を行って実際の処理の一部ま
たは全部を行い、その処理によって前述した実施形態の
機能が実現される場合も含まれることは言うまでもな
い。
【0103】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1、請求項
4、請求項7、請求項10、及び請求項13に記載の発
明によれば、ネットワーク接続を利用しなくとも、1台
の情報処理端末に対して2台の画像形成装置を接続する
ことが可能になる。
【0104】請求項5、請求項8、請求項11、及び請
求項14に記載の発明によれば、第1の接続手段により
情報処理端末装置を経由してから第2の接続手段により
外部画像形成装置を用いて画像形成を行えるので、手動
で接続をし直すことなく所望の画像形成装置による画像
形成が可能となり、また外部画像形成装置のデータ処理
を情報処理端末で行わせることにより、画像処理装置
は、接続される外部画像形成装置の形態を選ばないよう
な構成とすることができる。
【0105】請求項3、請求項6、請求項9、及び請求
項12に記載の発明によれば、安価・高印字品質・高速
画像出力というモノクロレーザ記録方式の特徴を活かし
た上で、さらに外部画像形成装置として例えばカラープ
リンタを接続することにより、カラープリントにも対応
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る画像形成システム
の構成を示すブロック図である。
【図2】画像処理装置100の構成ブロック図である。
【図3】実施形態のコピー動作を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
100 画像処理装置 102 システムバス 127 外部インターフェース部 131 外部プリンタインターフェース部 132 外部インターフェース信号線 133 外部プリンタデータ信号線 134 外部信号切り替え部 150 外部画像形成装置 200 情報処理端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/40 H04N 1/40 Z 5C079 1/46 1/46 C (72)発明者 駒田 保雄 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2C061 AP03 AP07 AQ05 AQ06 AR01 HH03 HJ06 HJ08 HQ01 HQ20 HQ21 5B021 AA01 AA05 BB01 BB04 CC05 EE01 5B057 CA01 CA02 CB01 CB02 CE16 DB02 DB05 DB06 5C062 AA05 AB22 AC04 AE03 5C077 MP08 PQ08 PQ22 TT03 5C079 HA01 HA11 LA31 NA15 PA01 PA03

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像処理を行う画像処理手段と、 前記画像処理手段を制御する制御手段と、 前記画像処理手段に接続される情報処理端末装置との間
    でデータの送受を行うための第1の接続手段と、 前記画像処理手段に接続される外部画像形成装置との間
    でデータの送受を行うための第2の接続手段と、 前記第1の接続手段にて接続される入出力信号群を、前
    記第2の接続手段にて接続される入出力信号群に接続す
    るか、或いは前記制御手段の入出力信号群に接続するか
    を切り替える切り替え手段とを備えたことを特徴とする
    画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記外部画像形成装置を用いて画像を形
    成するときに、当該画像処理装置が前記外部画像形成装
    置に対するデータ処理を行うことが可能である場合には
    前記第2の接続手段により前記外部画像形成装置と接続
    し、前記外部画像形成装置に対するデータ処理を行うこ
    とが不可能である場合には前記第1の接続手段により一
    旦前記情報処理端末を経由させ、前記情報処理端末によ
    るデータ処理後に前記第2の接続手段により前記外部画
    像形成装置と接続する構成にしたことを特徴とする請求
    項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記外部画像形成装置は、カラーによる
    画像形成が可能な構成にしたことを特徴とする請求項1
    または請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 画像処理を行う画像処理装置と、前記画
    像処理装置に接続された情報処理端末及び画像形成装置
    とを備え、前記画像処理装置経由で前記情報処理端末か
    ら前記画像形成装置を制御する画像形成システムであっ
    て、 前記画像処理装置は、 画像処理を行う画像処理手段と、前記画像処理手段を制
    御する制御手段と、前記画像処理手段に接続される前記
    情報処理端末装置との間でデータの送受を行うための第
    1の接続手段と、前記画像処理手段に接続される前記画
    像形成装置との間でデータの送受を行うための第2の接
    続手段と、前記第1の接続手段にて接続される入出力信
    号群を、前記第2の接続手段にて接続される入出力信号
    群に接続するか、或いは前記制御手段の入出力信号群に
    接続するかを切り替える切り替え手段とを備えたことを
    特徴とする画像形成システム。
  5. 【請求項5】 前記画像形成手段を用いて画像を形成す
    る際に、前記画像処理装置が前記画像形成装置に対する
    データ処理を行うことが可能である場合には前記第2の
    接続手段により前記画像形成装置と接続して画像形成動
    作を行い、前記画像形成装置に対するデータ処理を行う
    ことが不可能である場合には前記第1の接続手段により
    一旦前記情報処理端末を経由させ、前記情報処理端末に
    てデータ処理を行った後に前記第2の接続手段により前
    記画像形成装置と接続して画像形成動作を行う構成にし
    たことを特徴とする請求項4に記載の画像形成システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記画像形成装置は、カラーによる画像
    形成が可能な構成にしたことを特徴とする請求項4また
    は請求項5に記載の画像形成システム。
  7. 【請求項7】 画像処理を行う画像処理手段と、前記画
    像処理手段を制御する制御手段とを備えた画像処理装置
    の制御方法において、 前記画像処理手段に接続される情報処理端末装置との間
    でデータの送受を行うための第1の接続手段と、前記画
    像処理手段に接続される外部画像形成装置との間でデー
    タの送受を行うための第2の接続手段とを設けておき、 当該画像処理装置の前記外部画像形成装置に対応する画
    像処理能力の有無に応じて、前記第1の接続手段にて接
    続される入出力信号群を、前記第2の接続手段にて接続
    される入出力信号群に接続するか、或いは前記制御手段
    の入出力信号群に接続するかを切り替えることを特徴と
    する画像処理装置の制御方法。
  8. 【請求項8】 前記外部画像形成装置を用いて画像を形
    成するときに、当該画像処理装置に前記外部画像形成装
    置に対応する画像処理能力が有る場合には前記第2の接
    続手段により前記外部画像形成装置と接続し、前記外部
    画像形成装置に対応する画像処理能力が無い場合には前
    記第1の接続手段により一旦前記情報処理端末を経由さ
    せ、前記情報処理端末のデータ処理後に前記第2の接続
    手段により前記外部画像形成装置と接続することを特徴
    とする請求項7に記載の画像処理装置の制御方法。
  9. 【請求項9】 前記外部画像形成装置を用いて、カラー
    による画像形成を行うことを特徴とする請求項7または
    請求項8に記載の画像処理装置の制御方法。
  10. 【請求項10】 画像処理を行う画像処理装置と、前記
    画像処理装置に接続された情報処理端末及び画像形成装
    置とを備え、前記画像処理装置経由で前記情報処理端末
    から前記画像形成装置を制御する画像形成システムの制
    御方法であって、 画像処理を行う画像処理手段と、前記画像処理手段を制
    御する制御手段と、前記画像処理手段に接続される前記
    情報処理端末装置との間でデータの送受を行うための第
    1の接続手段と、前記画像処理手段に接続される前記画
    像形成装置との間でデータの送受を行うための第2の接
    続手段とを、前記画像処理装置に設けておき、 前記画像処理装置の前記画像形成装置に対応する画像処
    理能力の有無に応じて、前記第1の接続手段にて接続さ
    れる入出力信号群を、前記第2の接続手段にて接続され
    る入出力信号群に接続するか、或いは前記制御手段の入
    出力信号群に接続するかを切り替えることを特徴とする
    画像形成システムの制御方法。
  11. 【請求項11】 前記画像形成装置を用いて画像を形成
    する際に、前記画像処理装置に前記画像形成装置に対応
    する画像処理能力が有る場合には前記第2の接続手段に
    より前記画像形成装置と接続して画像形成動作を行い、
    前記画像形成装置に対応する画像処理能力が無い場合に
    は前記第1の接続手段により一旦前記情報処理端末を経
    由させ、前記情報処理端末にてデータ処理を行った後に
    前記第2の接続手段により前記画像形成装置と接続して
    画像形成動作を行うことを特徴とする請求項10に記載
    の画像形成システムの制御方法。
  12. 【請求項12】 前記画像形成装置を用いて、カラーに
    よる画像形成を行うことを特徴とする請求項10または
    請求項11に記載の画像形成システムの制御方法。
  13. 【請求項13】 画像処理を行う画像処理手段と、前記
    画像処理手段を制御する制御手段と、前記画像処理手段
    に接続される情報処理端末装置との間でデータの送受を
    行うための第1の接続手段と、前記画像処理手段に接続
    される外部画像形成装置との間でデータの送受を行うた
    めの第2の接続手段とを備えた画像処理装置の制御方法
    を実行する、コンピュータで読み出し可能なプログラム
    を格納した記憶媒体であって、 前記画像処理装置の制御方法は、 当該画像処理装置の前記外部画像形成装置に対応する画
    像処理能力の有無に応じて、前記第1の接続手段にて接
    続される入出力信号群を、前記第2の接続手段にて接続
    される入出力信号群に接続するか、或いは前記制御手段
    の入出力信号群に接続するかを切り替える切り替えステ
    ップを備えたことを特徴とする記憶媒体。
  14. 【請求項14】 前記切り替えステップは、 前記外部画像形成装置を用いて画像を形成するときに、
    当該画像処理装置に前記外部画像形成装置に対応する画
    像処理能力が有る場合には前記第2の接続手段により前
    記外部画像形成装置と接続し、前記外部画像形成装置に
    対応する画像処理機能が無い場合には前記第1の接続手
    段により一旦前記情報処理端末を経由させ、前記情報処
    理端末によるデータ処理後に前記第2の接続手段により
    前記外部画像形成装置と接続することを特徴とする請求
    項13に記載の記憶媒体。
JP2000168008A 2000-06-05 2000-06-05 画像処理装置、画像形成システム、画像処理装置の制御方法、画像形成システムの制御方法、及び記憶媒体 Withdrawn JP2001345994A (ja)

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