JP2001344881A - ディスク装置の制御方法およびディスク装置 - Google Patents

ディスク装置の制御方法およびディスク装置

Info

Publication number
JP2001344881A
JP2001344881A JP2000164944A JP2000164944A JP2001344881A JP 2001344881 A JP2001344881 A JP 2001344881A JP 2000164944 A JP2000164944 A JP 2000164944A JP 2000164944 A JP2000164944 A JP 2000164944A JP 2001344881 A JP2001344881 A JP 2001344881A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disturbance
compensation
disk device
acceleration sensor
control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000164944A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4213850B2 (ja
Inventor
Koichi Aikawa
幸一 相川
Tatsuro Sasamoto
達郎 笹本
Susumu Yoshida
晋 吉田
Akihide Shinsenji
彰英 秦泉寺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2000164944A priority Critical patent/JP4213850B2/ja
Priority to US09/735,055 priority patent/US6721122B2/en
Publication of JP2001344881A publication Critical patent/JP2001344881A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4213850B2 publication Critical patent/JP4213850B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/58Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B5/596Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on disks
    • G11B5/59627Aligning for runout, eccentricity or offset compensation

Landscapes

  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
  • Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 加速度センサを搭載したディスク装置の外乱
の補償制御を好適に行うことができるディスク装置の制
御方法およびディスク装置を提供する。 【解決手段】 2つの加速度センサ1a、1bにより外
乱G、Gを検出する(S1)。外乱G、Gが同
符号かどうかを判断し(S2)、異符号の場合は、通常
の外乱補償制御方式に従う(S3)。一方、同符号の場
合は、さらに、外乱G、Gの差Gsubを算出し(S
4)、差Gsubが閾値A以上かどうかを判断する(S
5)。差Gsubが閾値A以上の場合は、通常の外乱補償
制御方式に従い(S3)、一方、閾値A未満の場合は、
さらに、外乱G、Gの和Gaddを算出する(S
6)。さらに、外乱G、Gの和Gaddが閾値B以
上かどうかを判断し(S7)、和Gaddが閾値B未満
の場合は、通常の外乱補償制御方式に従い(S3)、一
方、和Gaddが閾値B以上の場合は、さらに、並進振
動量Pを算出する(S8)。そして、並進振動量Pの大
きさに応じて外乱補償制御方式を変更する(S9)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加速度センサを搭
載した磁気ディスク装置の制御方法およびディスク装置
に関し、一層詳細には、外乱補償制御方法および外乱補
償制御部に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、磁気ディスク装置では、磁気デ
ィスクに対して情報の記録および再生を行うために磁気
ヘッドの位置決めが行われる。
【0003】この場合、磁気ディスク装置に外部からの
振動等によって外乱が発生すると磁気ヘッドの位置決め
に大きな影響を生じる。特に、外乱が回転方向の外乱の
ときは、磁気ヘッドの駆動機構としてロータリー型のア
クチュエータを用いたものでは、アクチュエータの機構
上、影響がより大きい。
【0004】そこで、外乱の影響を補償する方法とし
て、磁気ディスク装置の筐体若しくは回路基板上に加速
度センサを搭載し、外部からの振動や磁気ディスク装置
自体のシーク反力等によって発生する振動を検出し、検
出した情報を用いて外乱が磁気ヘッドの位置決めに与え
る影響を補償する方法が提案されている。
【0005】外乱のうちで特に回転方向の外乱(以下、
回転外乱という。)の影響を補償する方法として、単一
の加速度センサによって回転外乱の角加速度を直接に検
出する方式のものがあるが、この場合、センサが高価で
ある、応答周波数が低い、あるいはセンサが比較的大型
である等の問題がある。これに対して、上記費用等の観
点から、一軸方向の振動を検出する2つの加速度センサ
を磁気ディスク装置に同一方向に配置し、回転外乱の一
軸方向成分を含む一軸方向の振動成分を検出した2つの
加速度センサの出力を演算処理することにより一軸方向
の外乱とともに回転外乱を求める方式が提案されてい
る。
【0006】この2つの加速度センサを備えた方式の従
来例として、例えば、図1、図2に示す磁気ディスク装
置について説明する。
【0007】2つの加速度センサ1a、1bは、回路基
板2の図2中右側端部の2隅に距離L離間して配置され
ている。
【0008】磁気ディスク3に記録されたサーボ情報
は、磁気ヘッド4で読み込まれる。磁気ヘッド4からの
サーボ信号は、再生アンプ5aで増幅した後、サーボ復
調回路5bによって位置情報に復調する。サーボ復調回
路5bからの位置情報は、マイクロコントローラ6に取
り込まれる。
【0009】一方、加速度センサ1a、1bによって検
出された外乱情報もマイクロコントローラ6のA/Dコ
ンバータ6aに取り込まれる。
【0010】マイクロコントローラ6に取り込まれた位
置情報と外乱情報は、メモリ6bに記録されているプロ
グラムを用いてCPU6cによって処理を行い、制御信
号を生成する。
【0011】制御信号は、DAコンバータ6dを介して
VCMドライバ7に送られ、VCM8を駆動することに
より、外乱を補償した磁気ヘッド4の位置決めを行う。
【0012】この場合、回転外乱は、角加速度ω(単
位:rad/s)として得られるが、この角加速度ω
は、2つの加速度センサの出力G1、G2(単位:G)
と距離L(単位:m)とから以下の式によって求められ
る。ここで、gは重力加速度9.8(単位:m/s
である。
【0013】ω=(G1−G2)×g/L 外乱を補償した磁気ヘッドの位置決め方法について、さ
らに図3を参照して説明する。
【0014】加速度センサ1a、1bによって検出され
た外乱情報は、フィルタ9aによって処理されてゲイン
Gnを調整した補償信号Sbとされ、通常のフィードバ
ック制御系のコントローラ9bの出力信号Saから補償
信号Sbを減算することにより、外乱を打ち消す指令値
Sを制御対象9cに与える。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た同一方向、すなわち、並進方向の外乱成分を検出する
2つの加速度センサの検出値の差分から回転外乱を求め
る方式の場合、2つの加速度センサに感度のばらつきが
あると、並進方向の振動成分をキャンセルすることがで
きず、検出値の差分を誤まった回転外乱情報として処理
するため、補償の際に誤差を生じる原因となる。
【0016】また、この不具合とは別に、通常、加速度
センサにより検出した回転外乱情報に位相遅れがある
と、これも補償の際に誤差を生じる一因となる。
【0017】本発明は、上記の課題に鑑みてなされたも
のであり、加速度センサを搭載したディスク装置の外乱
の補償制御を好適に行うことができるディスク装置の制
御方法およびディスク装置を提供することを目的とす
る。
【0018】また、本発明は、並進方向の振動成分を検
出する2つの加速度センサの検出値の差分から外乱を求
めて補償する際に、制御系へ悪影響を及ぼすことなく好
適に補償制御することができるディスク装置の制御方法
およびディスク装置を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明に係るディスク装
置の制御方法は、加速度センサを搭載したディスク装置
の制御方法であって、該加速度センサの出力に基づい
て、リードまたはライト動作中におけるヘッドアクチュ
エータの制御量の算出シーケンスを変更することを特徴
とする(請求項1に係る発明)。また、かかる制御方法
を実現するために、本発明に係るディスク装置は、加速
度センサを搭載したディスク装置であって、該加速度セ
ンサの出力に基づいて、リードまたはライト動作中にお
けるヘッドアクチュエータの制御量の算出シーケンスを
変更する補償制御部を備えたことを特徴とする(請求項
5に係る発明)。
【0020】本発明の上記の構成により、加速度センサ
の所定の出力レベルにおいて外乱補償制御を行いあるい
は異常な出力レベルにおいて外乱制御を行わない等、加
速度センサの出力に応じて適宜外乱補償の制御方法を変
更することにより、すなわち、リードまたはライト動作
中におけるヘッドアクチュエータの制御量の算出シーケ
ンスを変更することにより、回転方向の外乱をフィード
フォワード補償制御する際に、フィードバック系に悪影
響を及ぼすことが阻止される。
【0021】また、本発明に係るディスク装置の制御方
法は、2つの加速度センサを所定距離離間して搭載した
ディスク装置の制御方法であって、該ディスク装置に作
用する外乱の並進方向成分を検出する該2つの加速度セ
ンサの出力に基づいて、リードまたはライト動作中にお
けるヘッドアクチュエータの制御量の算出シーケンスを
変更することを特徴とする(請求項2に係る発明)。
【0022】ここで、外乱の並進方向とは、後述する回
転外乱の回転方向に対応する概念として用いるものであ
り、一軸方向をいう。後述する発明において同一方向の
加速度を検出する加速度センサを併置した場合、この一
軸方向を並進方向と呼ぶ方が発明を理解し易いため、こ
のように定義する。したがって、以下の説明において、
一軸方向と並進方向の文言を使い分けることがあって
も、両者は同義である。この定義より、外乱の並進方向
成分には、一軸方向(並進方向)の外乱と回転外乱の一
軸方向(並進方向)成分の双方を含む。
【0023】これにより、特に、ヘッドの駆動機構とし
てロータリー型のアクチュエータを用いた磁気ディスク
装置等において、フィードバック系に悪影響を及ぼすこ
とが好適に阻止される。
【0024】また、本発明に係るディスク装置の制御方
法は、該加速度センサの出力の位相を調整して、補償出
力を調整することを特徴とする(請求項3に係る発
明)。
【0025】本発明の上記の構成により、加速度センサ
により検出した回転外乱情報に位相遅れがある場合に生
じうるヘッド位置決め補償制御の誤差を回避することが
できる。
【0026】この場合、ディスク装置の制御方法は、前
記加速度センサの出力の複数の所定周波数成分の位相を
調整するように構成すると(請求項4に係る発明)、外
乱の主要周波数成分である複数の所定周波数成分の位相
を調整することができ、より好適である。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明に係るディスク装置の制御
方法およびディスク装置の好適な実施の形態(以下、本
実施の形態例という。)について、加速度センサを備え
た磁気ディスク装置を例にとり、図を参照して、以下に
説明する。なお、本実施の形態例に係る磁気ディスク装
置の基本的な装置構成は図1〜図3に示した従来の磁気
ディスク装置と同じであるため、重複する説明を省略す
る。
【0028】本実施の形態の第1の例に係る磁気ディス
ク装置の制御方法および制御装置について、図4の装置
構成図および図5の補償制御手順のフローチャートを参
照して説明する。
【0029】図4に示すように、ディスク装置は、ディ
スク装置に作用する外乱の並進方向成分を含む加速度セ
ンサ1a、1bの出力に応じて、外乱補償の制御方法、
すなわち、リードまたはライト動作中におけるヘッドア
クチュエータの制御量の算出シーケンスを変更する補償
制御部11を備える。
【0030】図5を参照して、制御方法を説明する。
【0031】まず、2つの加速度センサ1a、1bによ
り外乱G、Gを検出する(S1)。前記したよう
に、外乱は一軸方向(並進方向)外乱と回転方向外乱の
並進方向成分の双方を含む。
【0032】ついで、外乱G、Gが同符号、すなわ
ち、同一方向の加速度であるかどうかを判断する(S
2)。ここで、外乱G、Gが異符号の場合は、回転
方向外乱が大きいことが明らかなため、通常の外乱補償
制御方式に従う(S3)。すなわち、外乱G、G
差により回転方向外乱を算出し、通常の外乱補償制御を
行う。一方、外乱G、Gが同符号の場合は、さら
に、外乱(外乱検出値)G 、Gの差(差分)Gsub
を算出する(S4)。
【0033】そして、外乱G、Gの差Gsubが閾値
A以上かどうかを判断する(S5)。ここで、閾値A
は、磁気ディスク装置のマイクロコントローラ6のフィ
ードバック制御系の特性や外乱の振動特性を考慮して、
経験的にあるいは実験的に求めて設定することができ
る。外乱G、Gの差Gsubが閾値A以上の場合は、
回転方向外乱が大きく、センサの感度ばらつきと併進振
動成分による悪影響を考慮しても、外乱補償制御が有効
に機能するため、通常の外乱補償制御方式に従う(S
3)。一方、外乱G、Gの差Gsubが閾値A未満の
場合は、さらに、外乱G、Gの和(加算値)G
addを算出する(S6)。
【0034】そして、外乱G、Gの和Gaddが閾
値B以上かどうかを判断する(S7)。外乱G、G
の和Gaddが閾値B未満の場合は、併進方向外乱が小
さくセンサの感度ばらつきによる悪影響が小さいため、
通常の外乱補償制御方式に従う(S3)。一方、外乱G
、Gの和Gaddが閾値B以上の場合は、さらに、
並進振動量Pを算出する(S8)。ここで、並進振動量
Pは、外乱G、Gの和Gaddの絶対値から外乱G
、Gの差Gsubの絶対値を引いた値として定義す
る。この場合、外乱G、Gの和Gaddの絶対値お
よび外乱G、G の差Gsubの絶対値のそれぞれに重
み付けを行ってもよい。そして、並進振動量Pの大きさ
に応じて外乱補償制御方式を変更する(S9)。すなわ
ち、外乱補償ゲインを調整する。
【0035】なお、上記ステップ6(S6)およびステ
ップ7(S7)において、外乱G、Gの和Gadd
に代えて、外乱G、Gのいずれか一方を用いてもよ
い。
【0036】以上説明した本実施の形態の第1の例に係
る磁気ディスク装置の制御方法およびディスク装置によ
れば、加速度センサ1a、1bの出力に応じて適宜外乱
補償の制御方法を変更することにより、回転方向の外乱
をフィードフォワード補償制御する際に、フィードバッ
ク系に悪影響を及ぼすことが阻止される。特に、ヘッド
の駆動機構としてロータリー型のアクチュエータを用い
た磁気ディスク装置等において、好適である。
【0037】本実施の形態の第2の例に係る磁気ディス
ク装置の制御方法について、図6の補償制御手順のフロ
ーチャートを参照して説明する。
【0038】まず、上記した本実施の形態の第1の例に
係る磁気ディスク装置の制御方法に従って、2つの加速
度センサ1a、1bにより外乱G、Gを検出する工
程(S1)から並進振動量Pを算出する工程(S8)ま
でを実施する。
【0039】ついで、並進振動量Pが閾値α以上かどう
かを判断する(S11)。ここで、並進振動量Pの閾値
αは、その並進振動量Pに基づいて補償制御を行っても
実用的な意味がなく、寧ろ補償制御を行うことがセンサ
の感度ばらつきによる回転外乱の誤検出により制御系に
悪影響を与えると考えられる限界値として、実験等によ
って適宜設定することができる。
【0040】そして、並進振動量Pが閾値α未満の場合
は、外乱補償ゲインの値を変更することなく、通常の外
乱制御方式に従う(図5中S3参照)。一方、並進振動
量Pが閾値α以上の場合は、外乱補償ゲインの値を変更
し(S12)、外乱補償量Sbを求め(S13)、制御
量Saに外乱補償量Sbを加算して制御量Sを求め(S
14)、制御量Sにより制御対象9cを目標位置に移動
する(S15)。
【0041】以上説明した本実施の形態の第2の例に係
る磁気ディスク装置の制御方法によれば、上記した本実
施の形態の第1の例に係る磁気ディスク装置と同様の効
果を得ることができる。
【0042】本実施の形態の第3の例に係る磁気ディス
ク装置の制御方法について、図7の補償制御手順のフロ
ーチャートを参照して説明する。
【0043】まず、上記した本実施の形態の第1の例に
係る磁気ディスク装置の制御方法に従って、2つの加速
度センサ1a、1bにより外乱G、Gを検出する工
程(S1)から並進振動量Pを算出する工程(S8)ま
でを実施する。
【0044】ついで、並進振動量Pが閾値β以上かどう
かを判断する(S21)。ここで、並進振動量Pの閾値
βは、磁気ディスク装置のマイクロコントローラ6のフ
ィードバック制御系の特性を考慮し、また、振動特性を
考慮し、センサの感度ばらつきによる回転外乱の誤検出
により、並進振動量Pに基づいて補償制御を行うことが
制御系へ悪影響を及ぼすと考えられる限界値として、実
験等によって適宜設定することができる。
【0045】そして、並進振動量Pが閾値β以上の場合
は、外乱補償を行うことなく(S22)、すなわち、外
乱を打ち消す指令値Sは制御量コントローラ9bの出力
信号Saと等価として、制御量Sにより制御対象9cを
目標位置に移動する(S25)(図3参照)。一方、並
進振動量Pが閾値β未満の場合は、上記した本実施の形
態の第2の例のステップ13〜15と同様に、外乱補償
ゲインの値を変更した後、外乱補償量Sbを求め(S2
3)、制御量Saに外乱補償量Sbを加算して制御量S
を求め(S24)、制御量Sにより制御対象9cを目標
位置に移動する(S25)。
【0046】以上説明した本実施の形態の第3の例に係
る磁気ディスク装置の制御方法によれば、上記した本実
施の形態の第1の例に係る磁気ディスク装置と同様の効
果を得ることができる。
【0047】本実施の形態の第4の例に係る磁気ディス
ク装置の制御方法について、図8の補償制御手順のフロ
チャートを参照して説明する。
【0048】本実施の形態の第4の例に係る磁気ディス
ク装置の制御方法は、上記本実施の形態の第3の例に係
る磁気ディスク装置の制御方法に関連し、並進振動量P
が閾値(スライスレベル)β以上かどうかを判断し(S
21)、並進振動量Pが閾値β以上の場合に、磁気ディ
スク3へのデータの書き込みを停止する(S26)。こ
れにより、既に書き込みされているデータを保護するこ
とができる。
【0049】本実施の形態の第5の例に係る磁気ディス
ク装置の制御方法について、図9の補償制御手順のフロ
ーチャートを参照して説明する。
【0050】この場合、2つの加速度センサ1a、1b
出力である外乱G、Gをサンプリングする毎にデク
リメントされるタイマに対して初期値Tncをセット
し、タイマ値Tが>0の間は外乱補償を行わないように
する。ここで、初期値Tncは、例えば、初期値Tnc
の時間内の並進振動量Pが大きいときに、初期値Tnc
の時間内に外乱補償を行うことがセンサの感度ばらつき
による回転外乱の誤検出により、かえって制御系への悪
影響を及ぼすと考えられる限界値を実験等により求めて
設定することができる。
【0051】具体的には、まず、2つの加速度センサ1
a、1bにより外乱G、Gを検出する(S1)。
【0052】ついで、タイマ値Tが0を超えるかどうか
を判断する(S31)。
【0053】そして、タイマ値Tが0を超える場合は、
タイマ値Tのデクリメントが行われ(S32 T=T−
1)、外乱補償は行わなわず(S33)、制御量Sによ
り制御対象9cを目標位置に移動する(S34)。一
方、タイマ値Tが0の場合は、並進振動量Pを算出し
(S35)、上記本実施の形態の第5の例のステップ2
1と同様の考え方で、並進振動量Pが閾値β以上かどう
かを判断する(S36)。
【0054】算出した並進振動量Pが閾値β以上の場合
は、タイマ値Tを初期値Tncにセットし(S37)、
外乱補償は行わなわず(S33)、制御量Sにより制御
対象9cを目標位置に移動する(S34)。一方、並進
振動量Pが閾値β未満の場合は、外乱補償量Sbを求め
(S38)、制御量Saに外乱補償量Sbを加算して制
御量Sを求め(S39)、制御量Sにより制御対象9c
を目標位置に移動する(S34)。
【0055】以上説明した本実施の形態の第5の例に係
る磁気ディスク装置の制御方法によれば、稼動中のディ
スク装置の並進振動量が閾値に近い場合に、外乱補償の
ON/OFFが頻繁に起こることによる制御系への悪影
響を回避することができる。本実施の形態の第6の例に
係る磁気ディスク装置の制御方法について、図10の補
償制御手順のフローチャートを参照して説明する。こ
の、第6の例は、上記した第5の例の手順を一部変更
し、所定時間(初期値)Tnc内に並進振動量Pが再度
閾値β以上になったとき、外乱の補償制御を行わない状
態を再度所定時間Tncの間継続するものである。
【0056】具体的には、まず、本実施の形態の第1の
例と同様の手順で、並進振動量Pを算出し(S8)、並
進振動量Pが閾値β以上かどうかを判断する(S4
3)。
【0057】並進振動量Pが閾値β以上の場合は、タイ
マ値Tを初期値Tncにセットし(S44)、外乱補償
は行わなわず(S45)、制御量Sにより制御対象9c
を目標位置に移動する(S50)。そして、次の出力サ
ンプリングの際に、並進振動量Pが引き続き閾値β以上
であれば(S43)、タイマ値Tのデクリメントが行わ
れることなく、再度タイマ値Tを初期値Tncにセット
する(S44)。これにより、並進振動量Pが閾値β以
上の状態が継続する限り、外乱補償を行わない状態が継
続する。
【0058】一方、並進振動量Pが閾値β未満の場合
は、タイマ値Tが0を超えるかどうかを判断する(S4
6)。そして、タイマ値Tが0を超える場合は、タイマ
値Tのデクリメントが行われ(S47 T=T−1)、
外乱補償は行わない(S45)。これに対して、タイマ
値Tが0の場合は、外乱補償量Sbを求め(S48)、
制御量Saに外乱補償量Sbを加算して制御量Sを求め
(S49)、制御量Sにより制御対象9cを目標位置に
移動する(S50)。
【0059】以上説明した本実施の形態の第6の例に係
る磁気ディスク装置の制御方法によれば、並進振動量が
閾値に近い状態が所定時間を超える場合においても上記
本実施の形態の第5の例に係る磁気ディスク装置の制御
方法の効果を得ることができる。
【0060】本実施の形態の第7の例に係る磁気ディス
ク装置の制御方法およびディスク装置について、図1
1、図12を参照して説明する。なお、本実施の形態の
第7の例を含め、以下に説明する実施例は、補償制御の
ための補償制御部に設けるフイルタについてのものであ
る。
【0061】図11の回路構成図に示すように、外乱補
償制御のための補償制御部18には、加速度センサの共
振点を除去するための高域除去フィルタや加速度センサ
1a、1bの出力を増幅する際に直流成分を除去するた
めの低域除去フィルタ等のアナログフィルタ20と、演
算回路22と、増幅した補償制御信号を得るための増幅
回路24が設けられる。
【0062】本実施の形態の第7の例においては、さら
に、位相進み補償フィルタがディジタルフィルタ26と
して設けられている。
【0063】補償制御部18が、ディジタルフィルタ2
6を除いたアナログフィルタ20、演算回路22、増幅
回路24等のみで構成される場合、これらの回路特性に
起因して、得られる外乱補償値の位相が外乱の位相とず
れることが起こり得る。この位相のずれは、結果とし
て、外乱補償効果の減少を招く。
【0064】この傾向をシミュレーションしたものを図
12のゲイン図に示す。図12中、Aは加速度センサに
よる補償制御を行わないケースであり、Bはディジタル
フィルタを設けずに補償制御を行ったケースであり、C
はディジタルフィルタ26を設けて補償制御を行ったケ
ースである。Aに比べてBでは、位相遅れのない200
Hzの周波数附近では大きな補償効果が得られている
が、200Hzより低い周波数領域では低域除去フィル
タによる位相進みにより、また、200Hzより高い周
波数領域では高域除去フィルタや演算時間遅れに起因す
る位相遅れによって、いずれも補償効果が減少してい
る。これらに対して、Cでは、位相進み補償フィルタの
作用で外乱補償値の位相と外乱の位相とが一致する周波
数が600Hzに移動し、この周波数において大きな外
乱補償効果が得られている。なお、図12中、Dについ
ては後述する。
【0065】上記した位相進み補償フィルタからなるデ
ィジタルフィルタ26のフィルタ設計方法について、図
13のフィルタ設計手順のフローチャートに従って説明
する。
【0066】まず、補償対象周波数fcを決定する(S
61)。図12中Cの場合、補償対象周波数は600H
zである。
【0067】ついで、対象周波数fcにおける位相遅れ
Δωを計算し(S62)、さらに、対象周波数fcにお
ける位相遅れΔωを補償するフィルタを設計する(S6
3)。この場合、対象周波数fcを中心周波数とする位
相進み補償フィルタの伝達関数F(s)は、以下の式で
記述できる。
【0068】F(s)=(s+2πfc/√γ)/(s
+2πfc√γ) 上式においてγの値を変化させることにより、周波数f
cにおける位相進み量を調整することができる。この位
相補償フィルタによるゲイン変動に対し、外乱補償ゲイ
ンを調整する。そして、シミュレーションによる評価を
行い(S66)、その結果を判断する(S67)。
【0069】結果が悪ければ、対象周波数を微調整し、
シミュレーションモデルを調整する(S65)。一方、
結果が良ければ、実機評価を行い(S68)、その結果
を判断する(S69)。
【0070】そして、結果が悪ければ、対象周波数を微
調整し、シミュレーションモデルを調整する(S6
5)。一方、結果が良ければ、フィルター設計は終了す
る。
【0071】本実施の形態の第8の例に係る磁気ディス
ク装置の制御方法について、図14を参照して説明す
る。この制御方法は、上記本実施の形態の第7の例に係
る磁気ディスク装置の制御方法、すなわち、図12中C
のケースのフィルタ設計に関連して、図11のディジタ
ルフィルタ26に位相進み補償フィルタを高次に設け、
複数の補償対象周波数fi(i=1、2…n)につい
て、位相とともにゲインを調整するものである。
【0072】まず、磁気ディスク装置の設置環境から補
償対象周波数を決定する(S81)。
【0073】ついで、対象周波数fiにおける外乱に対
する補償値のゲインずれΔGi、位相遅れΔωiを計算
し(S82)、さらに、対象周波数fiにおけるゲイン
が−ΔGi、位相進みがΔωiとなるフィルタを設計す
る(S83)。
【0074】そして、フィルタの安定性を判断し(S8
4)、不安定であれば、対象周波数fiを調整し、シミ
ュレーションモデルを調整し(S85)、対象周波数f
iにおけるゲインずれΔGi、位相遅れΔωiを再計算
する(S82)。一方、フィルタが安定であれば、制御
効果を検証する(S86)。
【0075】結果が悪ければ、対象周波数を微調整し、
シミュレーションモデルを調整する(S85)。一方、
結果が良ければ、フィルター設計は終了する。
【0076】このようにして、位相進み補償フィルタを
高次に設けた図12中Dのケースでは、約200Hzと
約500Hzの2つの周波数において大きな外乱補償効
果が得られている。
【0077】本実施の形態の第9の例に係る磁気ディス
ク装置の制御方法およびディスク装置について、図15
の回路構成図に従って説明する。
【0078】図15に示すように、補償制御部30に
は、位相補償フィルタ(ディジタルフィルタ)32とと
もに、位相補償フィルタ32の前段にノッチフィルタ3
4が設けられ、さらにノッチフィルタ34と位相補償フ
ィルタ32との間に帯域制限フィルタ36が設けられて
いる。ノッチフィルタ34により加速度センサの共振周
波数成分を除去し、帯域制限フィルタ36によりノイズ
を除去する。
【0079】上記本実施の形態の第9の例に係る磁気デ
ィスク装置の制御方法によれば、加速度センサの共振に
よる外乱の誤検出を抑制し、補償制御への悪影響を低減
することができる。
【0080】以上の説明に関してさらに以下のような態
様が考えられる。
【0081】(付記1) 前記2つの加速度センサを前
記ディスク装置のディスク面に略平行な並進方向成分を
検出するように配置し、該2つの加速度センサの出力の
和および出力の差をそれぞれ算出し、該出力の和および
出力の差のそれぞれの値に基づいて補償ゲインを調整す
ることを特徴とするディスク装置の制御方法。
【0082】(付記2) 前記加速度センサによって検
出される前記並進方向成分の前記出力の和の絶対値およ
び前記出力の差の絶対値の差に基づいて求めた並進振動
量が閾値以上のときには、外乱の補償制御を行わないこ
とを特徴とする付記1記載のディスク装置の制御方法。
【0083】(付記3) 前記並進振動量が前記閾値以
上なったとき、外乱の補償制御を行わない状態を所定時
間継続することを特徴とする付記2記載のディスク装置
の制御方法。
【0084】(付記4) 前記所定時間内に前記並進振
動量が再度前記閾値以上なったとき、外乱の補償制御を
行わない状態を再度所定時間継続することを特徴とする
付記3記載のディスク装置の制御方法。
【0085】(付記5) 前記加速度センサによって検
出される前記並進方向成分の前記出力の和の絶対値およ
び前記出力の差の絶対値の差に基づいて求めた並進振動
量が閾値以上のときには、データの書き込みを停止する
ことを特徴とする付記1記載のディスク装置の制御方
法。
【0086】(付記6) 前記加速度センサの出力の所
定周波数成分の位相およびゲインを調整することを特徴
とするディスク装置の制御方法。
【0087】(付記7) 前記加速度センサの出力の位
相を調整するに先立ち、該加速度センサの共振周波数成
分を除去することを特徴とするディスク装置の制御方
法。
【0088】(付記8) 前記補償制御部は、位相進み
補償フィルタを有することを特徴とするディスク装置。
【0089】(付記9) 前記補償制御部は、前記位相
進み補償フィルタの前段にノッチフィルタをさらに有す
ることを特徴とする付記8記載のディスク装置。
【0090】
【発明の効果】請求項1に係るディスク装置の制御方法
によれば、加速度センサの出力に基づいて、リードまた
はライト動作中におけるヘッドアクチュエータの制御量
の算出シーケンスを変更し、また、請求項5に係るディ
スク装置によれば、加速度センサの出力に基づいて、リ
ードまたはライト動作中におけるヘッドアクチュエータ
の制御量の算出シーケンを変更する補償制御部を備えた
ため、加速度センサの所定の出力レベルにおいて外乱補
償制御を行いあるいは異常な出力レベルにおいて外乱制
御を行わない等、加速度センサの出力に応じて適宜外乱
補償の制御方法を変更することにより、回転方向の外乱
をフィードフォワード補償制御する際に、フィードバッ
ク系に悪影響を及ぼすことが阻止される。
【0091】また、請求項2に係るディスク装置の制御
方法によれば、2つの加速度センサを所定距離離間して
搭載し、この2つの加速度センサの出力に基づいて、リ
ードまたはライト動作中におけるヘッドアクチュエータ
の制御量の算出シーケンスを変更するため、特に、ヘッ
ドの駆動機構としてロータリー型のアクチュエータを用
いた磁気ディスク装置等において、フィードバック系に
悪影響を及ぼすことが好適に阻止される。
【0092】また、請求項3に係るディスク装置の制御
方法によれば、加速度センサの出力の位相を調整して、
補償出力を調整するため、加速度センサにより検出した
回転外乱情報に位相遅れがある場合に生じうるヘッド位
置決め補償制御の誤差を回避することができる。
【0093】また、請求項4に係るディスク装置の制御
方法によれば、加速度センサの出力の複数の所定周波数
成分の位相を調整するように構成するため、外乱の主要
周波数成分である複数の所定周波数成分の位相を調整す
ることができ、より好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の加速度センサを搭載した磁気ディスク装
置について、一部破断省略して示した回路基板の平面図
である。
【図2】従来の加速度センサを搭載した磁気ディスク装
置の動作を説明するための図である。
【図3】従来の加速度センサを搭載した磁気ディスク装
置の動作を説明するための回路構成図である。
【図4】本実施の形態例の加速度センサを搭載した磁気
ディスク装置の動作を説明するための図である。
【図5】本実施の形態の第1の例の加速度センサを搭載
した磁気ディスク装置の補償制御手順を示すフローチャ
ートである。
【図6】本実施の形態の第2の例の加速度センサを搭載
した磁気ディスク装置の補償制御手順を示すフローチャ
ートである。
【図7】本実施の形態の第3の例の加速度センサを搭載
した磁気ディスク装置の補償制御手順を示すフローチャ
ートである。
【図8】本実施の形態の第4の例の加速度センサを搭載
した磁気ディスク装置の補償制御手順を示すフローチャ
ートである。
【図9】本実施の形態の第5の例の加速度センサを搭載
した磁気ディスク装置の補償制御手順を示すフローチャ
ートである。
【図10】本実施の形態の第6の例の加速度センサを搭
載した磁気ディスク装置の補償制御手順を示すフローチ
ャートである。
【図11】本実施の形態の第7の例の加速度センサを搭
載した磁気ディスク装置の補償制御部を説明するための
図である。
【図12】本実施の形態例の加速度センサを搭載した磁
気ディスク装置の加速度センサの出力のゲイン図であ
る。
【図13】本実施の形態の第7の例のフィルタの設計手
順を示すフローチャートである。
【図14】本実施の形態の第8の例の加速度センサを搭
載した磁気ディスク装置の補償制御機部を説明するため
の図である。
【図15】本実施の形態の第9の例の加速度センサを搭
載した磁気ディスク装置の補償制御機部を説明するため
の図である。
【符号の説明】
1a、1b 加速度センサ 2 回路基板 3 磁気ディスク 4 磁気ヘッド 6 マイクロコントローラ 7 VCMドライバ 8 VCM 18、30 補償制御部 20 アナログフィルタ 22 演算回路 24 増幅回路 26 ディジタルフィルタ 32 位相補償フィルタ 34 ノッチフィルタ 36 帯域制限フィルタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 晋 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 秦泉寺 彰英 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5D088 MM09 5D096 AA02 BB01 DD09 HH18 KK12 VV03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加速度センサを搭載したディスク装置の
    制御方法であって、 該加速度センサの出力に基づいて、リードまたはライト
    動作中におけるヘッドアクチュエータの制御量の算出シ
    ーケンスを変更することを特徴とするディスク装置の制
    御方法。
  2. 【請求項2】 2つの加速度センサを所定距離離間して
    搭載したディスク装置の制御方法であって、 該ディスク装置に作用する外乱の並進方向成分を検出す
    る該2つの加速度センサの出力に基づいて、リードまた
    はライト動作中におけるヘッドアクチュエータの制御量
    の算出シーケンスを変更することを特徴とするディスク
    装置の制御方法。
  3. 【請求項3】 加速度センサを搭載したディスク装置の
    制御方法であって、 該加速度センサの出力の位相を調整して、補償出力を調
    整することを特徴とするディスク装置の制御方法。
  4. 【請求項4】 前記加速度センサの出力の複数の所定周
    波数成分の位相を調整することを特徴とする請求項3記
    載のディスク装置の制御方法。
  5. 【請求項5】 加速度センサを搭載したディスク装置で
    あって、 該加速度センサの出力に基づいて、リードまたはライト
    動作中におけるヘッドアクチュエータの制御量の算出シ
    ーケンスを変更する補償制御部を備えたことを特徴とす
    るディスク装置。
JP2000164944A 2000-06-01 2000-06-01 ディスク装置の制御方法およびディスク装置 Expired - Fee Related JP4213850B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000164944A JP4213850B2 (ja) 2000-06-01 2000-06-01 ディスク装置の制御方法およびディスク装置
US09/735,055 US6721122B2 (en) 2000-06-01 2000-12-11 Disk drive unit and control method for same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000164944A JP4213850B2 (ja) 2000-06-01 2000-06-01 ディスク装置の制御方法およびディスク装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006107459A Division JP2006221806A (ja) 2006-04-10 2006-04-10 磁気ディスク装置の制御方法およびディスク装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001344881A true JP2001344881A (ja) 2001-12-14
JP4213850B2 JP4213850B2 (ja) 2009-01-21

Family

ID=18668492

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000164944A Expired - Fee Related JP4213850B2 (ja) 2000-06-01 2000-06-01 ディスク装置の制御方法およびディスク装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6721122B2 (ja)
JP (1) JP4213850B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010146614A (ja) * 2008-12-16 2010-07-01 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands Bv ディスク・ドライブ及びその制御方法

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6960336B2 (en) * 2000-10-20 2005-11-01 Showa Denko K.K. Method of producing low soda alumina, low soda alumina produced by the method and method of producing porcelain
JP2003317465A (ja) * 2002-04-23 2003-11-07 Internatl Business Mach Corp <Ibm> データ記憶装置およびデータ記憶装置に装着される回路基板
US7042663B2 (en) * 2002-10-03 2006-05-09 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. Magnetic disk protection mechanism, computer system comprising protection mechanism, protection method for magnetic disk, and program for protection method
JP2005317130A (ja) * 2004-04-28 2005-11-10 Toshiba Corp ディスク記憶装置、ヘッド位置決め制御システム及びその方法
US7023640B1 (en) * 2004-05-27 2006-04-04 Western Digital Technologies, Inc. Acceleration disturbance detection subsystem for use with disk drives
JP4335123B2 (ja) * 2004-11-26 2009-09-30 ファナック株式会社 制御装置
US7493234B2 (en) * 2005-05-10 2009-02-17 International Business Machines Corporation Monitoring and reporting normalized device system performance
JP2007095119A (ja) * 2005-09-27 2007-04-12 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands Bv ディスク装置及びディスク装置の制御方法
US7525753B1 (en) * 2005-10-18 2009-04-28 Maxtor Corporation Reducing seek wind-up in a disk drive using early acceleration feedforward signal
JP2007157203A (ja) * 2005-12-01 2007-06-21 Fujitsu Ltd データ記憶装置
JP2007336705A (ja) * 2006-06-15 2007-12-27 Fanuc Ltd モータ制御装置
JPWO2008139586A1 (ja) * 2007-05-10 2010-07-29 東芝ストレージデバイス株式会社 記憶装置及び制御回路
JPWO2008146365A1 (ja) * 2007-05-29 2010-08-12 東芝ストレージデバイス株式会社 コントローラ及び記憶装置
JP2009238322A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Fujitsu Ltd センサ接続検出回路、センサ接続検出方法、および情報記憶装置
US8077420B2 (en) * 2008-05-12 2011-12-13 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and apparatus for adaptive control and/or use of a vibration sensor in a hard disk drive
US7852588B1 (en) * 2008-06-23 2010-12-14 Western Digital Technologies, Inc. Disk drive adjusting gain of shock detector relative to resonant frequency amplitude
JP2019160356A (ja) 2018-03-08 2019-09-19 株式会社東芝 磁気ディスク装置
JP2019160357A (ja) * 2018-03-08 2019-09-19 株式会社東芝 磁気ディスク装置
JP2022047914A (ja) 2020-09-14 2022-03-25 株式会社東芝 磁気ディスク装置及びリード処理方法

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5285431A (en) * 1987-12-02 1994-02-08 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Information storage device with head position detection outside a user utilizable region and an optical disk drive device having target velocity-controlled head actuation
US5184055A (en) * 1989-10-06 1993-02-02 Canon Kabushiki Kaisha Device for positioning control
US5371449A (en) * 1991-03-20 1994-12-06 Hitachi, Ltd. Servo control method for a servo system
US5426545A (en) * 1991-05-09 1995-06-20 Sidman; Michael D. Active disturbance compensation system for disk drives
JP3217522B2 (ja) * 1992-03-02 2001-10-09 キヤノン株式会社 精密位置決め装置
US5299075A (en) * 1992-06-04 1994-03-29 Hewlett-Packard Company Apparatus and method for shock attenuation in a disk recording and/or reproduction system using variable gain acceleration sensor
KR0128040B1 (ko) * 1993-11-27 1998-04-04 김광호 디스크 기록 매체를 이용하는 데이타 저장장치의 디지탈 서보제어장치 및 방법
JP3265149B2 (ja) * 1995-04-04 2002-03-11 シャープ株式会社 情報記録再生装置のモータ制御装置
JPH0973618A (ja) * 1995-09-07 1997-03-18 Toshiba Corp ディスク記録再生装置のヘッド位置決め制御システム及びそのシステムに適用する速度制御方法
JP2986083B2 (ja) * 1995-09-21 1999-12-06 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレイション デイスク装置およびデイスク装置における読み取り不良回復方法
JP3875294B2 (ja) * 1995-11-17 2007-01-31 富士通株式会社 ディスク装置
JP3321354B2 (ja) * 1996-03-28 2002-09-03 株式会社日立製作所 位置決め方法および位置決め装置ならびに回転型記憶装置
JPH1116259A (ja) * 1997-06-24 1999-01-22 Internatl Business Mach Corp <Ibm> ヘッド機構制御装置および信号供給制御装置ならびにディスクドライブ装置
TW448421B (en) * 1998-04-02 2001-08-01 Teac Corp Disk device
DE19916400C1 (de) * 1998-07-24 2000-05-25 Brose Fahrzeugteile Verfahren zur Regelung motorisch angetriebener Verstelleinrichtungen in Kraftfahrzeugen
JP2000260105A (ja) * 1999-03-10 2000-09-22 Fujitsu Ltd 記憶ディスク装置の加速度センサの校正方法
JP2001014782A (ja) * 1999-06-30 2001-01-19 Hitachi Ltd 磁気ディスク装置
US6257062B1 (en) * 1999-10-01 2001-07-10 Delphi Technologies, Inc. Angular Accelerometer

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010146614A (ja) * 2008-12-16 2010-07-01 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands Bv ディスク・ドライブ及びその制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
US6721122B2 (en) 2004-04-13
JP4213850B2 (ja) 2009-01-21
US20020135928A1 (en) 2002-09-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001344881A (ja) ディスク装置の制御方法およびディスク装置
US6914743B1 (en) Vibration cancellation in a disk drive by using an acceleration sensor and adaptively adjusting its gain to minimize external acceleration effects
US7345841B2 (en) Disk drive using a disturbance sensor for disturbance frequency-identification and suppression
JP2714905B2 (ja) 位置決め制御装置
US6538839B1 (en) Disk drive employing adaptive feed-forward vibration compensation to enhance a retry operation
US7869157B2 (en) Magnetic disk drive having dual actuator
US20030133218A1 (en) Active control system and method for reducing disk fluttering induced track misregistrations
JP3321354B2 (ja) 位置決め方法および位置決め装置ならびに回転型記憶装置
US7035034B2 (en) Data storage device, control device, off-track control method, and control method
US20100067357A1 (en) Magnetic recording disk drive with rotational vibration compensation having adaptive optimization of vibration sensor gains
JP2006221733A (ja) データ記憶装置及びその制御方法
EP1580731B1 (en) Disk storage apparatus
KR100424268B1 (ko) 자기기록을위한자기저항성판독헤드의슬라이딩모드제어시스템및방법
KR20020008083A (ko) 디스크 저장 장치
JP2006221806A (ja) 磁気ディスク装置の制御方法およびディスク装置
US6903896B2 (en) Head positioning method, and disk apparatus using the same
EP0875887A1 (en) Reduction of an error caused by a shock
JP2006221732A (ja) データ記憶装置及びその制御方法
KR100630006B1 (ko) 광기록재생기의 트래킹 제어방법
JP2005025852A (ja) ディスク記憶装置及びヘッド位置決め制御方法
JP4078184B2 (ja) ディスク装置およびその制御方法
JP4097062B2 (ja) ディスク装置
JPH01151021A (ja) 光学式ピックアップ
JP2000163895A (ja) 磁気ディスク装置
JPH11213403A (ja) トラッキングサーボ方法及び光ディスク装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050428

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050517

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050719

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060207

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060410

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20060515

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20060602

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081031

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111107

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111107

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111107

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees