JP2007157203A - データ記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】機械的衝撃が頻繁に加わる環境での使用に適したデータ記憶装置を実現する。
【解決手段】アクセスのためのヘッドに対して相対的に移動可能な記憶媒体を内部に収めた密閉構造体である複数の記憶ユニットを備えたデータ記憶装置において、複数の記憶ユニットに加わる複数の方向の外力に応じた信号を出力する外力検出手段と、複数の記憶ユニットを制御するコントローラとを設け、複数の記憶ユニットを互いの間で記憶媒体とヘッドとの相対移動方向が異なるように配置し、外力検出手段の出力する信号に応じて、アクセス動作させる記憶ユニットをコントローラに選択させる。
【選択図】図3

Description

本発明は記憶媒体とヘッドとを相対移動させてデータの記録および再生の両方または一方を行うデータ記憶装置に関し、例えば記憶媒体としてハードディスクをもつ磁気ディスク装置に適用できる。
近年、磁気ディスク装置の用途は、コンピュータの外部記憶装置にとどまらず、自動車のナビゲーションシステムや首にぶら下げる携帯型ミュージックプレーヤを含む多種多様な機器に拡がっている。これにともなって、想定すべき使用の環境が、温度や湿度が大きく変動したり不特定方向の大きな衝撃が加わったりする苛酷な環境を含むようになった。このように使用形態が多様になっても、データの消失を防ぐことが重要であることに変わりはない。
ハードディスクを備える磁気ディスク装置はディスクへの塵埃の付着を防ぐ密閉構造に構成されている。ただし、実際にはフィルタを通して内部は外気とつながっている。密閉の理由は、回転するディスクに対して10nm程度の極めて僅かな距離だけヘッドを浮上させて記録および再生を行うからである。このような密閉構造体はディスクエンクロージャ、略してDEと呼ばれている。ディスクエンクロージャの中に、ディスクとともに、ヘッドジンバルアセンブリ(HGA)、ボイスコイルモータ(VCM)、ヘッドアンプ(HDA)、およびスピンドルモータ(SPM)などが収められている。記憶容量を増やすために複数枚のディスクを収めたものもある。
磁気ディスク装置における機械的衝撃の影響は衝撃力の方向に依存する。一般に、ディスクの周方向、すなわちディスクとヘッドとの相対移動方向の衝撃の影響は比較的に小さい。ディスクの径方向、すなわちシーク方向の衝撃はヘッドが所定トラックに追従しないオフトラックを招き、アクセスのエラーを引き起こす。ディスクの回転軸方向の衝撃はヘッドスライダとディスクとを衝突させる。衝突はクラッシュと呼ばれ、ディスク表面を部分的に削って粉塵を散らす。散った粉塵がさらなるクラッシュを招く。なお、典型的なヘッドジンバルアセンブリがもつ外力に対する抵抗力は、ヘッドをディスクから離なす方向の力に対して比較的に弱いが、ヘッドをディスクに押し付ける方向の力に対して比較的に強い。また、表裏両面に記録可能なディスクの場合、片面からヘッドを離す力は他の面においてヘッドを引き離す。
機械的衝撃に対するデータ保全に関する先行技術文献として、特開平6−259861号公報がある。同公報には、複数個の磁気ディスク装置を備え、ミラーリングが可能に構成されたシステムにおいて、ミラーリングにおけるマスターとする磁気ディスク装置とシャドウとする磁気ディスク装置とを、互いの間でディスク面の向きが異なるように配置することが開示されている。開示されたシステム構成においては、ある方向の衝撃がシステムに加わったとき、マスターまたはシャドウの受ける影響が他方の受ける影響よりも小さい。すなわち、全ての磁気ディスク装置を同じ向きに配置する構成と比べて、衝撃によってマスターおよびシャドウの双方がアクセス不能になる確率が小さい。
また、特開平11−45530号公報には、加速度センサを備えた磁気ディスク装置が記載されている。この装置は、加速度センサによって外力を監視し、所定の外力が加わったときにスライダを記録/再生領域から退避させる。
特開平6−259861号公報 特開平11−45530号公報
従来では、複数のディスクエンクロージャを備えるデータ記憶装置の用途として、サーバや大容量ストレージのように固定的に設置された状態で使用される比較的に大きな機器が想定されており、車載機器や携帯型プレーヤのように不特定の振動や衝撃が頻繁に加わる状態で使用される小型の機器が想定されていなかった。このため、従来のデータ記憶装置を振動や衝撃が頻繁に加わる環境で使用すると、データの消失するような重大な動作不良が起きたり、退避制御によってアクセスが中断された状態が長く続いたりすることが予想される。
本発明の目的は、機械的衝撃が頻繁に加わる環境での使用に適したデータ記憶装置の提供を目的としている。
上記目的を達成するデータ記憶装置は、アクセスのためのヘッドに対して相対的に移動可能な記憶媒体を内部に収めた密閉構造体である複数の記憶ユニットを備えたデータ記憶装置であって、前記複数の記憶ユニットに加わる複数の方向の外力に応じた信号を出力する外力検出手段と、前記複数の記憶ユニットを制御するコントローラとを備え、前記複数の記憶ユニットが、互いの間で記憶媒体とヘッドとの相対移動方向が異なるように配置されており、前記コントローラが、前記外力検出手段の出力する信号に応じて、前記複数の記憶ユニットに対して選択的にアクセス動作を行わせるものである。
配置の向きが互いに異なるので、ある方向の外力が加わったときの影響が複数の記憶ユニットの間で異なる。コントローラは、外力の方向または方向と大きさとに応じて、すなわち外力の影響の大小に応じて、複数の記憶ユニットから記録または再生のためのアクセス動作を行わせる記憶ユニットを選択する。外力に応じて複数の記憶ユニットのそれぞれについてアクセス動作の可否が決定され、データ保全に支障のない範囲内で可能な限り記憶ユニットの非稼動期間が短縮される。
アクセス動作を行わせる記憶ユニットの選択には2つの形態がある。1つは、コントローラが、各記憶ユニットがどの方向の外力に対して耐衝撃性に優れるかを示す情報をもち、当該情報と外力検出手段の出力する信号とに基づいて各記憶ユニットの耐衝撃性の優劣を判定し、耐衝撃性に優れる記憶ユニットを選択する形態である。他の1つは、各記憶ユニットに加速度センサを設けておき、コントローラが加速度センサの出力に基づいて各記憶ユニットに加わっている外力の大小を判定し、加わっている外力の小さい記憶ユニットを選択する形態である。
本発明によれば、機械的衝撃が頻繁に加わる環境での使用に適したデータ記憶装置を実現することができる。
図1は本発明に係る第1の磁気ディスク装置の概略構造を示し、図2はディスクエンクロージャの内部構成の一例を示す。
磁気ディスク装置1は、同一の構成をもつ6個のディスクエンクロージャ11,12,13,14,15,16と、集積回路からなるコントローラ80とを備えたデータ記憶装置である。ディスクエンクロージャ11〜16のそれぞれが本発明の記憶ユニットに相当する。コントローラ80はディスクエンクロージャ11〜16の動作を制御する。なお、以下においてディスクエンクロージャをDEと称することがある。
図2においてはディスクエンクロージャ11〜16の代表としてディスクエンクロージャ11が描かれている。ディスクエンクロージャ11には、記録媒体である少なくとも1枚のディスク10、図示しないヘッドスライダを支持するヘッドジンバルアセンブリ19、ディスク回転のためのスピンドルモータ20、シーク動作のためのボイスコイルモータ30、データ信号を増幅するヘッドアンプ50および本発明に深く関わる加速度センサ101が収められている。例示の外形は薄い直方体であるが、これに限定されない。
加速度センサ101は例えばピエゾ抵抗素子を応用した圧電型であり、1つの方向の衝撃力(加速度)の大きさに応じた信号を出力する1軸センサである。本例において、加速度センサ101は方向aの加速度を検出するように位置決めされて固定されている。方向aは、ディスク10を基準に定められた互いに直交する3つの方向a,b,cの1つであり、ディスク面と平行でディスク10とヘッドとの相対移動方向と平行またはそれに近い方向である。方向bはディスク面と平行でシーク動作に係るディスク径方向と平行またはそれに近い方向である。方向cはディスク10の回転軸(スピンドル軸)と平行な方向である。
図1に戻り、ディスクエンクロージャ11〜16は互いに向きが異なり且つ全体の体積が最小となるように密集配置されている。詳しくは、ディスクエンクロージャ11〜16に1個ずつ収められた計6個の加速度センサ101によって互いに異なる6つの方向X,X’,Y,Y’,Z,Z’の加速度(外力)を検出できるように配置の向きが選定されている。
ディスクエンクロージャ11における加速度センサ101の検出方向である方向aは方向Xである。ディスクエンクロージャ12における方向aは方向Xの反対の方向X’である。ディスクエンクロージャ13における方向aは方向Xと直交する方向Yである。ディスクエンクロージャ14における方向aは方向Yの反対の方向Y’である。ディスクエンクロージャ15における方向aは方向Xおよび方向Yの両方と直交する方向Zである。ディスクエンクロージャ16における方向aは方向Zの反対の方向Z’である。
このように磁気ディスク装置1においては、複数の加速度センサ101を組み合わせて複数の方向の衝撃を検出するので、各加速度センサ101として構成が単純で安価な1軸センサを用いることができる。ただし、より検出精度を高めるために2軸センサまたは3軸センサを各ディスクエンクロージャ11〜16に取り付けてもよい。圧電型に限らず、例えば静電容量型を採用してもよい。
図3は第1の磁気ディスク装置の構成を示す。磁気ディスク装置1は、セレクタ40、リードチャネル60、サーボ回路70、上述のコントローラ80、およびインタフェース90を備える。
セレクタ40はディスクエンクロージャ11〜16に繋がるデータバスのうちのコントローラ80が指定した1つのディスクエンクロージャに対応したデータ線を選択し、指定されたディスクエンクロージャとリードチャネル60とのデータの送受を可能にする。リードチャネル60は記録・再生の変復調、波形の均等化、信号弁別処理などを行う。サーボ回路70はディスク回転を制御する。コントローラ80は本発明に特有のアクセス制御を含む装置全体の制御を担う。インタフェース90は外部のデータ処理装置とのデータおよび制御信号の授受を担う。
磁気ディスク装置1では、ディスクエンクロージャ11〜16に備わる計6個の加速度センサ101で構成される外力検出手段100が、6方向の外力(加速度)の大きさを示す外力検出信号S100を出力する。外力検出信号S100はコントローラ80によって監視される。
コントローラ80は、各ディスクエンクロージャ11〜16がどの方向の外力に対して耐衝撃性に優れるかを示すデータテーブル150を備えており、データテーブル150と外力検出信号S100を照らし合わせて各ディスクエンクロージャ11〜16の耐衝撃性の優劣を判定し、耐衝撃性に優れるディスクエンクロージャ11〜16をアクセス可能なアクティブ状態とする。
図4は本発明に係るアクセス制御の第1例を示すフローチャートである。
上記コントローラ80は図4のアクセス制御を実行する。このアクセス制御はコントローラ80に予め記録された制御プログラムによって実現される。
コントローラ80は外部装置からの緊急信号に応答する。緊急信号としては、例えば車載の場合において車内に設置されたエレクトロニック・コントロール・ユニット(ECU)が発する電装機器への停止命令がある。ECUは、車の電装系を制御するユニットであり、例えば衝突事後が発生したときに、バンパーに設置されたエアバック用センサの信号を検知してエアバックを開く。このようなECUが発する緊急時の信号をディスクエンクロージャ11〜16の駆動制御に適用することができる。
緊急信号を受けると、コントローラ80は全てのディスクエンクロージャ11〜16に対してヘッドの退避を指示する退避処理を行う(#1、#7)。指示を受けたディスクエンクロージャ11〜16はディスク10の回転を止め、ヘッドを記録・再生領域から退避領域へ移動させる。
緊急信号が無ければ、コントローラ80は外力検出信号S110を取り込む(#2)。データテーブル150を参照し(#3)、耐衝撃性に優れる1個または複数個のディスクエンクロージャ11〜16をアクセス可能な記憶手段として選択する(#4)。また、耐衝撃性に劣るディスクエンクロージャ11〜16に対して、必要に応じて退避を指示する。そして、コントローラ80は、外部のデータ処理装置からの要求に応えて、アクセス可能なディスクエンクロージャのみにデータを記録し、またはアクセス可能なディスクエンクロージャのみからデータを読み出す記録・再生制御を行う(#5)。
図5はディスクエンクロージャの配置における向きの組み合わせの変形例を示す。
図5において、ディスクエンクロージャ11〜16は、各ディスクエンクロージャにおける上記方向aが他のディスクエンクロージャの方向aと同一でなく、各ディスクエンクロージャにおける上記方向bが他のディスクエンクロージャの方向bと同一でなく、且つ各ディスクエンクロージャにおける上記方向cが他のディスクエンクロージャの方向cと同一でないように配置されている。各ディスクエンクロージャにおける方向a,b,cと、互いに直交する3軸に沿った図示の方向X,X’,Y,Y’,Z,Z’との対応は図5(B)のとおりである。
スピンドル軸に注目すると、6個のディスクエンクロージャ11〜16におけるスピンドル軸の方向は、互いに直交する3つの方向に分かれる。例えば、スピンドル軸に沿う方向cが互いに反対であるディスクエンクロージャ11とディスクエンクロージャ12の組では、ディスクエンクロージャ12の向きは、ディスクエンクロージャ11を裏返して表裏面に沿って90度回転させたときの向きである。このような点対称の関係は、ディスクエンクロージャ13とディスクエンクロージャ14の組、およびディスクエンクロージャ15とディスクエンクロージャ16の組にも当てはまる。各組において、ヘッドジンバルアセンブリ19が受ける衝撃の方向が90度ずれるので、どちらかのディスクエンクロージャでは他方と比べてオフトラックが起きにくい。
図5のようにディスクエンクロージャ11〜16を配置することにより、ディスクエンクロージャ11〜16の少なくとも1個においてデータの記録・再生を安全に行い得る確率、すなわち完全な非稼動とならない確率を大きくすることができる。
次に、外力検出手段の構成の変形例を挙げる。
図6は本発明に係る第2の磁気ディスク装置の構成を示す。同図において図3と同一の構成要素には同一の符合を付してある。以下の図においても同様である。
図6の磁気ディスク装置2の基本的な構成は上記磁気ディスク装置1の構成と同様である。磁気ディスク装置2の特徴は、ディスクエンクロージャ11〜16に代わるディスクエンクロージャ11a,12a,13a,14a,15a,16aと、6方向の外力を検出する加速度センサ102を備えていることである。
ディスクエンクロージャ11a〜16aは同一の構成をもち、その構成は上記の例のディスクエンクロージャ11〜16において加速度センサ101の組み付けを省略したものに相当する。
ディスクエンクロージャ11a〜16aに加わる外力は、ディスクエンクロージャ11a〜16aの外部に配置された加速度センサ102によって検出される。そして、加速度センサ102の出力する外力検出信号S102に基づいて、コントローラ80は図4の手順でディスクエンクロージャ11a〜16aの動作を制御する。
図7は本発明に係る第3の磁気ディスク装置の構成を示す。
磁気ディスク装置3の基本的な構成は上記磁気ディスク装置1の構成と同様である。磁気ディスク装置3の特徴は、ディスクエンクロージャ11〜16に代わるディスクエンクロージャ11b,12b,13b,14b,15b,16bを備えていることである。
ディスクエンクロージャ11b〜16bは同一の構成をもち、その構成は上記の例のディスクエンクロージャ11〜16において加速度センサ101に代えて加速度センサ201の組み付けたものに相当する。
各ディスクエンクロージャ11b〜16bにおいて、加速度センサ201は、アクセス動作に最も大きな影響を与える方向の衝撃を検出するように位置決めされて固定されている。例えば、検出方向として、オフトラックに深く関わるシーク方向が挙げられる。ただし、加速度センサ201を1軸センサに限る必要はなく、複数方向の衝撃を検出し、各方向に衝撃の影響に応じて重みづけをして複数方向の検出結果を総合した信号を出力するものであってもよい。つまり、ある衝撃によって各ディスクエンクロージャ11b〜16bが受ける影響の大きさを表すことが加速度センサ201に求められる。
磁気ディスク装置3では、ディスクエンクロージャ11b〜16bに備わる計6個の加速度センサ201で外力検出手段200が構成される。外力検出手段200は、6個の加速度センサ201のそれぞれによる検出結果を示す外力検出信号S200を出力する。外力検出信号S200はコントローラ80bによって監視される。
図8は本発明に係るアクセス制御の第2例を示すフローチャートである。
上記コントローラ80bは図8のアクセス制御を実行する。本例のアクセス制御は図4のステップ#3およびステップ#4の処理に代えて次の処理を行うものである。
コントローラ80bは、外力検出信号S200に基づいて各ディスクエンクロージャ11b〜16bに加わっている外力の大小(設定値を超えるか否か)を判定し(#3b)、加わっている外力の小さいディスクエンクロージャ11b〜16bをアクセス可能な記憶手段として選択する(#4b)。必要に応じて、加わっている外力の大きいディスクエンクロージャ11b〜16bに退避を指示する。
図9は本発明に係る第4の磁気ディスク装置の概略構造を示す。
図9の磁気ディスク装置4は車載用途に好適である。車載の場合、車が横転しないかぎり、衝撃や振動の大半は前後・左右の2軸に沿うものである。このような用途では、必ずしも6方向の外力を検出する必要はなく、4方向の外力を検出する構成でもよい。
磁気ディスク装置4は、合計8個のディスクエンクロージャ11〜14、11B,12B,13B,14Bを備える。これらのうち、4個のディスクエンクロージャ11〜14は前後左右に向けられ、互いに配置の向きが異なる。ここでいう、前後左右とは車載状態での方向である。そして、配置の向きは、加速度センサ101の検出方向(図2の方向a)に対応する。
残りの4個のディスクエンクロージャ11B〜14Bはディスクエンクロージャ11〜14と同様に前後左右に向けられ、互いに配置の向きが異なる。ディスクエンクロージャ11B〜14Bのそれぞれの構成はディスクエンクロージャ11〜14と同一である。つまり、磁気ディスク装置4では、ディスクエンクロージャ11〜14からなる組と並列に
ディスクエンクロージャ11B〜14Bからなる組が配置されており、前後左右にそれぞれ2個のディスクエンクロージャが対応する。
ディスクエンクロージャの個数を多くすることは耐衝撃性の向上に貢献する。一般に、ディスクより小径であるほど、ヘッドジンバルアセンブリ19が短くてよいので、衝撃に対して強い構造が得られる。したがって、所望の記憶容量を得るに当たり、比較的に大きなディスクを用いてディスクエンクロージャの個数を少なくするよりも、小型のディスクを用いてディスクエンクロージャの個数を多くして小型のディスクを採用する方が耐衝撃性の観点では有利である。
本例の配置では、ディスクエンクロージャ11〜14からなる組とディスクエンクロージャ11B〜14Bからなる組で耐衝撃性が同等であるので、一方の組をマスターとするミラードライブ構成を採用し、それによってデータの安全性を高めることができる。
なお、図示では配置の向きの違いがよく理解されるようにディスクエンクロージャ11〜14、11B〜14Bの外形を直方体としているが、外形は任意である。密集配置の全体形状を整然とする上では、ディスクエンクロージャ11〜14、11B〜14Bの外形を上下面が正方形である平行6面体とするのが望ましい。また、配置の形態は2段重ねに限らず、3段以上の多段重ねにしてもよいし、重ねずに平面状に並べてもよい。さらに密集させなくてもよい。ディスク径を1.8インチまたは1インチとした場合、図9のように8個のディスクエンクロージャを並べれば、磁気ディスク装置4のサイズを3.5インチまたは2.5インチのディスクを想定した現在の標準的なフォームファクタに適合させることができる。
図10は本発明に係る第5の磁気ディスク装置の概略構造を示す。
図10の磁気ディスク装置5は、図9の磁気ディスク装置4にさらに4個のディスクエンクロージャ11C,11D,12C,12Dを加えたものである。ディスクエンクロージャ11C,11Dはディスクエンクロージャ11と同様に前に向けられ、ディスクエンクロージャ12C,12Dはディスクエンクロージャ12と同様に後ろに向けられている。つまり、磁気ディスク装置5では、左右にはそれぞれ2個のディスクエンクロージャが対応し、前後にはそれぞれ4個のディスクエンクロージャが対応する。
特定の方向について他の方向よりも多くのディスクエンクロージャを対応させることにより、特定の方向の衝撃に対して強い(トラブルが起こりにくい)構造が得られる。
図9および図10が示す磁気ディスク装置4,5にも、上述のように外力に応じてアクティブにするという、ディスクエンクロージャを動的に切り替えるアクセス制御を行うことができる。
図11は装置構成の変形例を示す。
図11(A)の磁気ディスク装置6は4個のディスクエンクロージャ11c,12c,13c,14cを備える。磁気ディスク装置4bの特徴は、ディスク回転のためのスピンドルモータ(SPM)20およびシーク動作のためのボイスコイルモータ(VCM)30が共に1個のみであり、4個のディスクエンクロージャ11c〜14cの外に配置されていることである。スピンドルモータ20はディスクエンクロージャ11c〜14cの全てのディスクを一括に回転させ、ボイスコイルモータ30はディスクエンクロージャ11c〜14cの全てのヘッドジンバルアセンブリを一括に駆動する。
ディスクエンクロージャ11c〜14cを4段重ねとすることにより、スピンドル軸を共通にし且つディスクエンクロージャ11c〜14cの間で配置の向きを互いに異ならせることができる。
本例のように1個のスピンドルモータ20で媒体を回転させる構成では、ディスクエンクロージャ間でディスク回転が同期するので、記録・再生を高速に行うことができる。
図11(B)の磁気ディスク装置7の特徴は、4個のディスクエンクロージャ11〜14のそれぞれに対して、リードチャネル60およびサーボ回路70が設けられていることである。本例のように各ディスクエンクロージャにスピンドルモータ20を設ける構成では、各ディスクエンクロージャに対してパケット記録を行い、ディスクエンクロージャ間でディスク回転を厳密には同期させず、信号系のメモリ上でデータを合成するのが好ましい。
図11(C)の磁気ディスク装置8の特徴は、4個のディスクエンクロージャ11d,12d,13d,14dのそれぞれがボイスコイルモータ30およびヘッドアンプ50を有し、これらディスクエンクロージャに対して1個のスピンドルモータ20が設けられていることである。
図11(D)の磁気ディスク装置9の特徴は、図11(A)の例と同様にディスクエンクロージャ11c〜14cを備え、これらディスクエンクロージャ11c〜14cのそれぞれに対してボイスコイルモータ30およびヘッドアンプ50が配置されていることである。本例は、ディスクエンクロージャ11c〜14cの外部に電気回路が配置されるので、回路の集積化に適している。
以上の磁気ディスク装置1〜9には、長期にわたって初期の信頼度が保たれる長寿命のデータ記憶を実現する以下の記録制御を適用することができる。
図12は記録制御の概要を示すフローチャートであり、図13は冗長度可変のデータ記憶の説明図である。ここでは、便宜的にディスクエンクロージャの個数を4として制御を説明する。
コントローラ80は、外部装置からの記録要求を受けると、インタフェース90を介して取り込んだ記録すべきデータを、その時点で正常に動作するDEの数から1を差し引いた数のデータに分割する(図12の#11、#12)。続いて、得られた分割データに対応するパリティデータを生成する(#13)。そして、分割データとパリティデータとをディスクエンクロージャに振り分けて書き込む(#14)。
例えば、図13(A)のように4個のディスクエンクロージャ11〜14が全て正常に動作する初期状態では、記録すべきデータD1が3(=4−1)個の分割データD1−1,D1−2,D1−3に分割され、分割データの排他的論理和演算によりパリティデータD1−pが生成される。そして、分割データD1−1はディスクエンクロージャ11に、分割データD1−2はディスクエンクロージャ12に、分割データD1−3はディスクエンクロージャ13に、パリティデータD1−pはディスクエンクロージャ14に書き込まれる。書き込み完了時には、予め各ディスクエンクロージャ11〜14に設けられているFAT(File Allocation Tables)が更新される。
このような処理は公知であり、外部からの記録要求があるごとに実行される。図13(A)の斜線部分は、分割データD1−1〜D1−3およびパリティデータD1−pの書き込み以前に書き込まれたデータである。パリティデータを書き込むディスクエンクロージャを固定してもよいし、適宜に変更してもよい。
図12に戻り、記録・再生動作の成否を監視する処理からディスクエンクロージャ11〜14のいずれかが故障である旨の通知を受けると(#15)、アクセス可能なディスクエンクロージャが2個以上であるか否かをチェックする(#16)。アクセス可能なディスクエンクロージャが1個であるとき、すなわち既に2個が故障しており今回の故障が3個目であるときは、データ記憶を冗長化することができず、記録されているデータの消失のおそれがあるので、外部装置に対してユーザへの報知を依頼する警告処理を行う(#21)。
一方、アクセス可能なディスクエンクロージャが2個以上であれば、次のように記憶の再編成を行う。
まず、アクセス不能になったディスクエンクロージャにアクセス不能になる以前に記憶させたデータを、残りの記憶ユニットが記憶するデータに基づいて復元する(#17)。次に、復元されたデータをその時点で正常に動作するディスクエンクロージャの数から1を差し引いた数のデータに分割し(#18)、得られた複数または単数の分割復元データに対応したパリティデータを生成する(#19)。そして、分割復元データとパリティデータとをアクセス可能な複数の記憶ユニットに振り分けて記憶させる(#20)。
以上の動作を、再び図13を参照して説明する。
図13(A)のように分割データD1−1〜D1−3およびパリティデータD1−pが記録された後、例えば図3(B)のようにディスクエンクロージャ13が故障した状況を想定する。実際には分割データD1−1〜D1−3およびパリティデータD1−pの記録の後で且つディスクエンクロージャ13が故障する以前に、さらに分割データおよびパリティデータが各ディスクエンクロージャ11〜ディスクエンクロージャ14に記録されるのが通例である。しかし、ここでは、理解を容易にするため、図示の分割データD1−1〜D1−3に着目してそれらに対する処置を説明する。この処置は他の既に記録された分割データについても同様に行われる。
ディスクエンクロージャ13が故障したので、ディスクエンクロージャ13に故障以前に記憶させた分割データD1−3を、残りのディスクエンクロージャ11,ディスクエンクロージャ12,ディスクエンクロージャ14が記憶する分割データD1−1、D1−2およびパリティデータD1−pに基づいて排他的論理和演算により復元する。復元された分割データD1−3を2(=3−1)個の分割復元データD1−3−1,D1−3−2に分割し、それらに対応したパリティデータD1−3−pを生成する。そして、分割復元データD1−3−1,D1−3−2およびパリティデータD1−3−pをディスクエンクロージャ11,ディスクエンクロージャ12,ディスクエンクロージャ14に振り分けて記憶させる。
つまり、図13(A)と(B)とで示されるように、ディスクエンクロージャ11〜14のいずれかの故障に呼応して、故障発生以前にディスクエンクロージャ11〜14が記憶していた全ての情報を、故障していない残りのディスクエンクロージャ11,ディスクエンクロージャ12,ディスクエンクロージャ14で分担させるよう記録し直す。故障発生以前では分割データ数Mが3でパリティデータ数mが1であって冗長度は1/4である。これに対して、故障発生後では冗長度は1/3である。冗長度の増加にともなって記憶エリアの利用率が低下するものの、既存の情報が保持されるとともに、以前と同じ信頼度が得られる。すなわち、さらにいずれかのディスクエンクロージャが故障してもデータの消失を回避することができる。
さらに、例えば図13(C)のようにディスクエンクロージャ12が故障した状況を想定する。
ディスクエンクロージャ12が故障したので、ディスクエンクロージャ12に故障以前に記憶させた復元分割データD1−3−2を、残りのディスクエンクロージャ11,ディスクエンクロージャ14が記憶する復元分割データD1−3−1およびパリティデータD1−3−pに基づいて復元する。復元された復元分割データD1−3−2とディスクエンクロージャ11が記憶する復元分割データD1−3−1とを合成して分割データD1−3を再生する。再生された分割データD1−3とディスクエンクロージャ11,ディスクエンクロージャ14が記憶する分割データD1−1およびパリティデータD1−pに基づいて分割データD1−2を復元する。そして、復元された分割データD1−2とそれに対応したパリティデータD1−2pとをディスクエンクロージャ11,ディスクエンクロージャ14に振り分けて記憶させるとともに、復元された復元分割データD1−3−2とそれに対応したパリティデータD1−3−2pとをディスクエンクロージャ11,ディスクエンクロージャ14に振り分けて記憶させる。これにともなって冗長度は1/2に変わる。
さらに図13(D)のようにディスクエンクロージャ14が故障すると、1個のディスクエンクロージャ11のみがアクセス可能である末期状態となる。この状態においても、ディスクエンクロージャ11が記憶するデータによって分割データD1−2を復元し、元のデータD1を再生することができる。しかし、冗長度は0であり、以後にディスクエンクロージャ11が故障すれば当然に全ての情報が消失する。したがって、遅くとも末期状態になった時点で、装置寿命の終了が近いことをユーザに通知するのが望ましい。末期状態になる以前の段階で通知してもよい。
図14は信頼度の維持を示すグラフ、図15は寿命の向上を示すグラフである。図14、15の例示は、従来の典型的な磁気ディスク装置と同等の平均故障間隔MTBF(Mean Time Between Failure)をもつ6個のディスクエンクロージャで磁気ディスク装置を構成した場合である。ここでは信頼度の許容下限を0.98とする。
上述のとおり冗長度を変化させてデータ記録動作を継続することにより、データ保全の信頼度が維持され且つ寿命が延びる。図14中に一点鎖線で示すように、従来のハードディスクドライブでは使用開始から2年が経過すると信頼度が0.98の近くまで下がる。これに対して、上記記録制御を適用した磁気ディスク装置では4年ないし5年で信頼度が0.98に下がる最初の時点を迎える。この時点で1個のディスクエンクロージャが故障したとすると、冗長度が変わって信頼度が0.98よりも大きくなる。さらに時間が経過して信頼度が0.98に下がる2回目の時点を迎える。再び冗長度が変化すると信頼度が0.98よりも大きくなる。このような繰り返しにより、冗長度が1/3で信頼度0.98になるまでの使用年数は10年以上となり、従来の5倍も高信頼度が継続することになる。
記録・再生することができる容量を比較すると図15のようになる。初期の容量は、冗長度が高い分だけ一点鎖線で示す従来例よりも少ない。しかし、信頼度が0.98になった時に平均的に故障すると仮定すると、従来例では2.5年程度で一気に記録・再生ができなくなるのに対し、本例の磁気ディスク装置では容量は減少していくものの冗長度1/3で使用を取りやめるとしても10年以上にわたって記録・再生が可能である。すなわち、寿命の長いことが判る。
以上の実施形態において、磁気ディスク装置1〜9と同様の構成をもつ複数の磁気ディスク装置を組み合わせてRAIDシステムを構築してもよい。磁気ディスク装置1〜9を1つのアーカイブ装置として構成しても構わない。ディスクエンクロージャの個数は例示に限定されず、2以上であれば任意である。
本発明は、固定ディスク装置に好適であるが、光ディスク、光磁気ディスク、半導体メモリを含む磁気ディスク以外の任意の記憶媒体を備えた記憶装置にも適用可能である。
本発明は、磁気ディスク装置を含む各種のデータ記憶装置の用途の拡大に貢献する。
本発明に係る第1の磁気ディスク装置の概略構造を示す図である。 ディスクエンクロージャの内部構成の一例を示す図である。 第1の磁気ディスク装置の構成を示す図である。 本発明に係るアクセス制御の第1例を示すフローチャートである。 ディスクエンクロージャの配置における向きの組み合わせの変形例を示す図である。 本発明に係る第2の磁気ディスク装置の構成を示す図である。 本発明に係る第3の磁気ディスク装置の構成を示す図である。 本発明に係るアクセス制御の第2例を示すフローチャートである。 本発明に係る第4の磁気ディスク装置の概略構造を示す図である。 本発明に係る第5の磁気ディスク装置の概略構造を示す図である。 装置構成の変形例を示す図である。 記録制御の概要を示すフローチャートである。 冗長度可変のデータ記憶の説明図である。 信頼度の維持を示すグラフである。 寿命の向上を示すグラフである。
符号の説明
11〜16 ディスクエンクロージャ(記憶ユニット)
11b〜16b ディスクエンクロージャ(記憶ユニット)
11c〜14c ディスクエンクロージャ(記憶ユニット)
11d〜14d ディスクエンクロージャ(記憶ユニット)
11B〜14B ディスクエンクロージャ(記憶ユニット)
11C,11D,12C,12D ディスクエンクロージャ(記憶ユニット)
1〜9 磁気ディスク装置(データ記憶装置)
80,80b コントローラ
100,200 外力検出手段
S100,S200 外力検出信号
101,201 加速度センサ

Claims (5)

  1. アクセスのためのヘッドに対して相対的に移動可能な記憶媒体を内部に収めた密閉構造体である複数の記憶ユニットを備えたデータ記憶装置であって、
    前記複数の記憶ユニットに加わる複数の方向の外力に応じた信号を出力する外力検出手段と、
    前記複数の記憶ユニットを制御するコントローラとを備え、
    前記複数の記憶ユニットは、互いの間で記憶媒体とヘッドとの相対移動方向が異なるように配置されており、
    前記コントローラは、前記外力検出手段の出力する信号に応じて、前記複数の記憶ユニットを選択的にアクセス動作させる
    ことを特徴とするデータ記憶装置。
  2. 前記コントローラは、各記憶ユニットがどの方向の外力に対して耐衝撃性に優れるかを示す情報をもち、当該情報と前記外力検出手段の出力する信号とに基づいて各記憶ユニットの耐衝撃性の優劣を判定し、耐衝撃性に優れる記憶ユニットにアクセス動作を行わせる
    請求項1に記載のデータ記憶装置。
  3. 前記外力検出手段は、互いに異なる方向の外力を検出する複数の加速度センサからなる
    請求項1または請求項2に記載のデータ記憶装置。
  4. 前記複数の記憶ユニットは同一構成であり、且つそれぞれが外力を検出する加速度センサを備えており、
    前記外力検出手段は前記複数の記憶ユニットに備わる複数の加速度センサからなり、
    前記コントローラは、前記外力検出手段の出力する信号に基づいて各記憶ユニットに加わっている外力の大小を判定し、加わっている外力の小さい記憶ユニットにアクセス動作を行わせる
    請求項1に記載のデータ記憶装置。
  5. 前記複数の記憶ユニットとともに、記憶媒体とヘッドとの相対移動方向が当該複数の記憶ユニットのいずれかと同一である少なくとも1個の記憶ユニットを備える
    請求項1に記載のデータ記憶装置。

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