JP2001014782A - 磁気ディスク装置 - Google Patents

磁気ディスク装置

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JP2001014782A
JP2001014782A JP11184775A JP18477599A JP2001014782A JP 2001014782 A JP2001014782 A JP 2001014782A JP 11184775 A JP11184775 A JP 11184775A JP 18477599 A JP18477599 A JP 18477599A JP 2001014782 A JP2001014782 A JP 2001014782A
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acceleration
head
sensor
detecting means
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Kazuaki Usui
和明 薄井
Keiko Watanabe
恵子 渡辺
Hiroshi Anna
啓 安那
Tetsuya Hamaguchi
哲也 浜口
Takeshi Arai
毅 荒井
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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    • G11B33/02Cabinets; Cases; Stands; Disposition of apparatus therein or thereon
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/54Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head into or out of its operative position or across tracks
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    • G11B5/5521Track change, selection or acquisition by displacement of the head across disk tracks
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の目的は、外部より与えられる回転およ
び並進の衝撃・振動等の外乱を、確実に検出できるとと
もに、オフトラックによるデータの破壊等を確実に防ぐ
ことが可能な、ディスク装置を提供することである。 【解決手段】ディスク面と10度以下の角度を持つ面内の
互いに平行で一致しない2つの方向の加速度を検出する
加速度検出手段を筐体の長辺方向に対して,ピボット軸
よりディスク側の筐体あるいは回路基板上に設けること
により達成される。 【効果】本発明によれば角加速度検出手段と、角速度検
出手段を使用することで、回転振動・衝撃による回転外
乱を確実に検出することが可能となり、オフトラックに
よるデータの破壊等を確実に防ぐことが可能な、ディス
ク装置を提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスク装置に係
り、特に、携帯形機器用として好適なディスク装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】最近、磁気ディスク装置は携帯型のコン
ピュータ等の様々な機器に搭載される機会が増加し、装
置の小型化や薄型化が進んでいる。これら携帯型の機器
では、機器に設けられている磁気ディスク装置に外部か
らの衝撃や振動が加わりやすい。磁気ディスク装置に外
部からのディスク面に垂直な方向の軸周りの回転振動ま
たは、回転衝撃が加わると、ヘッド位置決め制御系は回
転角加速度の影響を受け、ヘッドが位置決めしているト
ラック中心から外れること(ヘッドのオフトラック)とな
る。また、磁気ディスク装置に外部からの並進振動また
は、並進衝撃が加わった場合でも、これらの並進加速度
がヘッドを支持するヘッド支持系の質量アンバランスに
より回転角加速度に変換され、ヘッドのオフトラックが
発生する。これらヘッドのオフトラックはディスク上に
記録されたデータの破壊やパフォーマンスの低下につな
がる。このような磁気ディスク装置外部からの非定常的
な衝撃や振動等に起因した回転角加速度外乱に対し、ヘ
ッドを目標トラックに完全に追従させることは非常に難
しい。
【0003】そこで、特開平9−45024号公報に
は、ディスク面とほぼ平行な面内で互いに平行で方向の
一致しない2つの方向の加速度と、これら2つの方向と
平行でない1つの方向の加速度をそれぞれ検出する加速
度検出手段を筐体または該筐体に取り付けられる回路基
板に設け、3つのセンサの出力を用いて磁気ディスク面
と平行な面内の衝撃や振動を検出する方法が開示されて
いる。なお、本公報では、センサを筐体または回路基板
の側壁に沿って配置している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】加速度を検出するため
のセンサを1個使用する方法では、センサは並進加速度
のみを検出している。これは、回転角加速度に関して
は、角加速度によって生じるセンサ部の並進加速度を検
出するもので、センサの感度方向を示す直線の近くに回
転中心が存在する場合には、センサが検出する加速度は
非常に小さくなり、回転中心がセンサの近辺にあるよう
な回転角加速度は検出できない。逆にセンサの感度方向
の直線から十分に離れた位置に回転中心が存在する場合
には、センサが検出する並進加速度は大きくなる。PC
に実装された状態で磁気ディスク装置に働く回転加速度
における回転中心の位置は様々であり、同じ角加速度で
あっても、センサで検出される加速度は大きく変動す
る。このように1つの加速度センサの出力に対し、実際
のオフトラックに対応し、ライト動作を中止するための
信号を発信する閾値を設定することは困難である。
【0005】特開平9-45024号公報に開示されるよう
に、互いに平行で方向の一致しない加速度を検出する2
個のセンサの出力の差をとることで、理論上は回転角速
度が検出できるはずである。しかし、一般に,加速度を
検出するセンサは、個体差や、環境、経時変化により検
出感度のばらつきが生じる.従来のセンサの感度のばら
つきは約20%である。このため、互いに平行で方向の
一致しない2つの方向の加速度を検出できるように加速
度検出手段を配置したとしても、検出感度ばらつきによ
り、角加速度のみを検出することは難しく、並進加速度
を角加速度として誤検出するという問題が発生する。
【0006】また、センサの出力は電源ノイズ等のさま
ざまなノイズの影響を受けやすいため、特開平9−45
024号公報に開示されるように互いに平行な2個のセ
ンサを基板の側壁に配置することは、センサとセンサ出
力を処理する回路との距離が離れるため、センサ出力に
より多くのノイズが含まれることになり、回転角加速度
を高感度で検出することが難しい。
【0007】実際の装置において、ディスク面に垂直方
向の並進加速度は、ディスク面に平行な面内の並進加速
度に比べて、ヘッドのオフトラック量は小さい。ライト
動作を中止するための信号を発信する際の閾値を垂直方
向の並進加速度にあわせて設定すると、平行方向の検出
感度が低下し、データの破壊へつながる。逆に平行な面
内の並進加速度にあわせて閾値を設定すると、データが
破壊されないような垂直方向の並進加速度を検出し,装
置の性能は低下し、性能の確保とデータの保護を両立さ
せることは難しい。
【0008】また、携帯型機器に搭載されている現状の
小型磁気ディスク装置では、小型磁気ディスク装置の薄
型化の観点からピボットからボイスコイルモータの存在
する領域に、センサを配置することは難しい。
【0009】本発明は、携帯型機器に搭載される磁気デ
ィスク装置において、外乱によりヘッドのオフトラック
を防止し、データの破壊の発生しない、高精度に読み書
きのできる磁気ディスク装置を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、情報を記録するディスクと、前記ディスクに記録さ
れた情報を読み書きするヘッドと、前記ヘッドを支持す
るヘッド支持系と前記ヘッド支持系を支持するピボット
軸と、前記ヘッド支持系を駆動するアクチュエータとを
備え、互いに平行で一致しない2つの方向の加速度を検
出する少なくとも2個の加速度検出手段を有し、前記加
速度検出手段が、ディスク筐体の長辺方向に対して、前
記ピボットより前記ディスク側の前記筐体あるいは前記
筐体に取り付けられる回路基板に設けるようにしてい
る。
【0011】また,前記加速度検出手段の検出する前記
加速度の方向を示す直線の互いの距離が、ディスク筐体
の長辺寸法の10%以上80%以下であるように配置し
ている。
【0012】また、前記ディスク面に平行な面に対して
10度以下の角度を持つ面内の加速度を検出する加速度検
出手段を筐体上あるいは該筐体に取り付けられた回路基
板上に設けるようにしている。
【0013】また、ディスク面と垂直な軸周りの回転角
速度を検出する手段と、ディスク面と10度以下の角度を
持つ面内方向の加速度を検出する加速度検出手段を、筐
体上あるいは該筐体に取り付けられた回路基板上に設け
るようにしている。また、ディスク面と垂直な軸周りの
回転角速度を検出する手段と、ディスク面と10度以下の
角度を持つ面内で、互いに平行で一致しない二つの方向
の加速度をそれぞれ検出する加速度検出手段または、二
つの加速度検出手段をひとつのチップに搭載したもの
を、筐体上あるいは該筐体に取り付けられた回路基板上
に設けるようにしている。
【0014】互いに平行に配置した少なくとも2個の加
速度検出手段により筐体に加わる回転角加速度を検出可
能であり、装置の小型化も実現できる。
【0015】また、互いに平行に配置した少なくとも2
個の加速度検出手段の検出感度のばらつきの存在下で
も、筐体に加わる回転角加速度を感度良く検出すること
ができる。
【0016】また、動作時に筐体に加わる10G程度の
ディスク面に垂直方向な加速度や、加速度検出手段が設
けられた回路基板の変形の影響によるディスク面に平行
な面内の加速度及び角加速度を感度良く検出することが
できる。
【0017】また、互いに平行に配置した少なくとも2
個の検出感度の異なる加速度検出手段では検出できな
い、筐体に加わる微少な回転衝撃・回転振動を感度良く
検出することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図1を用いて
説明する。
【0019】図1において、筐体101にはスピンドル
モータ102が設けられており、スピンドルモータ10
2で駆動する軸には磁気ディスク103が設けられてい
る。この磁気ディスク103上を、接触あるいは非接触
状態で移動するヘッド104が設けられている。ヘッド
104はヘッド支持系105により支持され、ヘッド支
持系105はピボット軸106に支持されている。ボイ
スコイルモータ107の駆動力よってヘッド支持系10
6が回転移動し、これに伴いヘッド104は磁気ディス
ク103の外周から内周方向あるいは逆方向へ移動し、
磁気ディスク103のトラック上に記録された情報を読
み取ったり、又はトラック上に情報を書き込んだりす
る。
【0020】本実施例では、ディスク面に対向する筐体
101上に、一方側の加速度検出手段109がスピンド
ル軸のディスク取り付け部の面との為す角TZが10度
以下である平面内に設けられ、それに平行に他方の加速
度検出手段108が設けられている。更のこれらの加速
度検出手段109、108は、磁気ディスク103面内
と平行な面内において筐体101の壁面との為す角TX
1が15度以上75度以下の範囲で、一致しない2つの
方向110、111の加速度を検出する位置に配置され
ている。図2に示すように,加速度検出手段108と加
速度検出手段109の距離L3は、筐体の長手方向の大
きさL1の10%から80%である。本発明の一実施例
では、加速度検出手段としてショックセンサを使用する
ものとして説明する。
【0021】図5は、本発明の一実施例である加速度検
出手段の出力を処理する回路を示している。
【0022】ここでは、センサの出力を取り扱う回路が
集積化されている例を用いて説明する。2個のショック
センサ108、109の出力値は、プリアンプ202、
203で増幅され、集積回路201に取り込まれる。以
後集積回路をICと記す。図6に示すように、ショック
センサの1つをIC201の近辺に配置することで、プ
リアンプを省略することも可能である。IC201内で
は、前段アンプ204、205により、プリアンプ20
2、203を含めたセンサ108、109の加速度に対
する感度が等しくなるように、プリアンプ202、20
3あるいはセンサ108、109の出力が増幅される。
前段アンプ204、205の増幅率は選択可能であり、
センサ108、109の検出感度ばらつきやプリアンプ
202、203の増幅率のばらつきの補正が可能であ
る。増幅されたセンサ出力は、フィルタ(ノッチフィル
タ、ハイパスフィルタ、ローパスフィルタ、バンドパス
フィルタ)206、207によって、ノイズ成分の除去
と、直流成分のオフセットの除去が行われる。
【0023】プリアンプ202、203や前段アンプ2
04、205に、ハイパスフィルタ等のフィルタ特性の
一部が含まれる場合もある。フィルタ206、207の
出力は、差動アンプ208により差動出力が求められ
る。差動アンプ208の出力は、ハイパスフィルタやバ
ンドパスフィルタなどの低域の周波数成分を遮断する特
性を持つフィルタを通して判定器210に送られる。判
定器210では、差動出力の絶対値がある値VTH1以
上となると、ライト動作を中断するための信号を発信す
る。判定器211では、それぞれ、フィルタ206、2
07の出力がある値VTH2を超えた時、ライト動作を
中断するための信号を発信する。
【0024】図7に示すように、判定器212ではフィ
ルタ206、207の出力の和が値VTH3を超えた
時、ライト動作を中断するための信号を発信する。判定
器210、211、212では、差動出力、単体の出
力、和の出力のそれぞれの出力に対して、独立にしきい
値の選択を行なう。また、判定器内のしきい値を固定と
し、判定器の前部に増幅回路を設け、増幅回路の増幅率
を選択することで、しきい値を選択する事と同等の効果
が可能となる。それぞれのセンサ単体出力の判定器出力
とセンサの和出力の判定器出力の少なくとも一方と、セ
ンサの差動出力の判定器出力の論理和をもとに、ライト
動作を中断するための信号を集積回路201から発信す
る。
【0025】筐体1に並進加速度及び回転角加速度が加
わった時の2つのセンサ108、109が検出する加速
度A1、A2はそれぞれ(1)、(2)式となる
【0026】
【数1】
【0027】
【数2】
【0028】ここで、図3に示すように、X1、Y1、
TX1はセンサ108の位置及びセンサ108の感度方
向角度を、X2、Y2、TX1はセンサ109の位置及
びセンサ109の感度方向角度を、MX、MYは、回転
角加速度の回転中心の位置を、RAは回転角加速度を、
AX、AYは並進加速度を示している。
【0029】(1)式と(2)式の差をとることで
(3)式が選られる.
【0030】
【数3】
【0031】ここで、G1、G2はセンサの感度を示し
ている。2つのセンサ108、109の感度G1、G2
が等しい時には、(3)式は(4)式となり、センサ出
力の差動から、角加速度RAのみを検出することが可能
となる。
【0032】
【数4】
【0033】また、(4)式のG1RAの係数である
(5)式は、センサ間距離L3を表わしており、センサ
間距離に比例して差動出力は増加する。
【0034】
【数5】
【0035】一般には2個のセンサ108、109の検
出感度感度G1、G2は異なっており、(3)式に示す
ように、2個のセンサ108、109の出力の差から角
加速度RAのみを検出することは不可能である。(3)
式の右辺第一項は並進加速度AX、AYにより、出力が
生じることを示している。またこの時の出力は感度ばら
つきG1−G2に比例する。(3)式の右辺第2項及び
第3項を整理し回転中心に関する項を取り出すと(6)
式となる。
【0036】
【数6】
【0037】(6)式は回転中心とセンサとの距離を示
しており、回転中心とセンサとの距離に比例して回転角
加速度のセンサの差動出力は変化する。
【0038】一般に、磁気ディスク装置が搭載される機
器としては、携帯型のパーソナルコンピュータが考えら
れる。携帯型パーソナルコンピュータの大きさは、大き
くてもA4サイズであるため、磁気ディスク装置に加わ
る回転角加速度の回転中心の存在する領域は、図4の範
囲内にあるもの考えられる。
【0039】センサ間距離が長辺寸法の10%以上80
%以下とすると、携帯型磁気ディスク装置の長辺寸法は
約100mmであるため、センサの検出感度のばらつき
が20%以下であり、回転中心が図4の範囲にあるもの
とすると、100ラジアン以下の回転角加速度を検出す
ることが可能となる。
【0040】筐体側壁に対して角度を設けて配置するこ
とにより、2個のセンサ108、109を使用して、デ
ィスク103の面とほぼ平行な面内の回転角加速度を検
出するだけでなく、並進加速度も検出することが可能で
ある。ディスク103の面に垂直な側壁との為す角TX
1が45度である方向の加速度を検出するセンサを配置
することにより、前記側壁方向の加速度に対する感度は
等しくなる。センサ間距離はディスク装置の短辺の約
1.4倍以下となる。
【0041】角加速度は、2個のセンサの出力の差から
求められるが、センサ出力それぞれについて、判定器2
11で判別して論理和を取ることでも、角加速度を検出
することが可能である。このとき、少なくとも2個のセ
ンサの感度方向直線の交点が前記回転中心領域外に位置
するように、少なくとも2個のセンサを配置する。回転
衝撃や、回転振動を考慮した場合、センサが検出する加
速度は、回転角加速度により生じる加速度であるため、
回転中心がセンサの感度方向直線に近くに位置する場
合、センサ部の加速度は小さくなり、目標となる角加速
度が検出できない領域が存在する。
【0042】従って、少なくとも2個のセンサの出力を
それぞれ使用することにより、目標となる角加速度が検
出できない領域を互いに補い、回転角加速度を感度よく
検出することが可能となる。センサの感度方向直線の交
点の近辺は、目標となる角加速度が検出できない領域と
なるが、前記回転中心領域外に位置するようにセンサを
配置することにより、磁気ディスク装置が搭載される携
帯型のパーソナルコンピュータで生じる回転角加速度が
検出可能となる。また、判定器211のしきい値を、各
センサに対して独立に設定可能とすることで、センサの
感度ばらつきが存在しても、角加速度を感度よく検出で
きる。
【0043】センサ108、109とIC201を離し
て配置する場合には、プリアンプ202、203でセン
サ出力を増幅してからIC201に送ることにより、セ
ンサ108、109の出力がIC201に取り込まれる
前に、受けるノイズの影響を防止することが可能とな
る。IC201内のフィルタ206、207のローパス
フィルタにより、高域のノイズ成分を圧縮しノイズの影
響を除去することが可能である。IC201内のフィル
タ206、207のノッチフィルタにより、センサの共
振周波数の影響や、電源に含まれる特定周波数のノイズ
の影響を除去することが可能である。IC201内のフ
ィルタ206、207のハイパスフィルタにより、セン
サ低域のノイズや出力の変動、オフセットの影響を除去
することが可能である。
【0044】センサの出力によりライト動作の中断を行
う場合、製品に保証されている各軸方向の動作時の並進
加速度以下でライト動作を中断するなどの誤動作は避け
る必要がある。動作保証されている並進加速度以下の並
進加速度で、ライトゲートを閉じるための信号を発信し
てはならない。このため、閾値VTH1は、並進加速度
による出力以上の値に設定しなければならない。センサ
間距離を前記の値にとることにより、回転角加速度によ
って生じるフィルタ出力が、前記閾値より大きな値とな
り、感度ばらつきによる誤検出を避けることが可能とな
る。
【0045】センサが基板上に設けられている場合、セ
ンサが検出する磁気ディスク103面に垂直な方向の加
速度は、基盤の振動により、筐体に加わる加速度の最大
2倍となる。また、動作時の垂直方向加速度はキーボー
ド入力やマウスパッドの操作等により発生し、その大き
さは一般に10G以下である。この10G程度の垂直方
向加速度により、ヘッドが目標トラックから外れること
はないため、ライト動作を中断するための信号を発信し
てはならない。鉛直面角度TZをディスク面と平行な面
に対して10度以下とすることで、センサ108、10
9が検出するディスク面に対して垂直な方向の加速度
は、ディスク面に平行な面内の加速度に比べて小さくな
るため、基板の振動や、キーボード入力などのような動
作時の加速度による後検出を避けることが可能となる。
【0046】IC201内では、前段アンプ204、2
05の増幅率を変更あるいは設定可能とすることで、セ
ンサの感度のばらつきを補正することが可能となる。セ
ンサの感度ばらつきを補正する方法を説明する。第1段
階として、筐体101または、回路基板に並進加速度を
加える。並進加速度は、ノイズの影響を避けるために、
衝撃のような比較的大きな正弦半波または正弦波とす
る。加速度を加えた時の2つのセンサ108、109の
出力を測定する。並進加速度波形が正弦半波の場合にセ
ンサ出力の最大値を、並進加速度波形が正弦波の時は、
センサ出力の全波整流後の積分値や、振幅を算出する。
第2段階として、第1段階で求めた2個のセンサの出力
の比を求める。第3段階として、プリアンプ202、2
03及び前段アンプ204、205の増幅率の比が前記
出力の比の逆数となる値、もしくは逆数に近い値となる
ように前段アンプ204、205の増幅率を設定あるい
は選択する。
【0047】本発明の他の一実施例を図8に示す。
【0048】筐体の角部外側に角速度を検出するジャイ
ロセンサ搭載のための凹み部分301を形成する。回路
基板303上に上記凹み部分と対応する位置に各速度を
検出する振動型ジャイロセンサ302を搭載する。基板
上には、互いに平行で一致しない二つの方向の加速度を
それぞれ検出するショックセンサ108、109、さら
にそれらの出力を入力し、書き込み中止命令を発信する
IC400を搭載する。本IC400は回路基板303
にあって、スピンドル制御等の他の用途と併用される場
合もある。二つのショックセンサは角加速度検出感度を
上げるために可能な限り距離をとって設定する。このシ
ョックセンサの感度方向は、ディスク面と5度程度の角
度を持つため、回転外乱とは別個のZ方向の振動、衝撃
の検出が可能である。
【0049】図9に各センサの出力の処理回路の概要例
を示す。本実施例では、先に図5で説明した、角加速度
検出センサ系に加え、角速度検出系を追加し点と、セン
サ以降の処理系をIC化して装置構成の小型化を図った
点に特徴がある。本来ショックセンサの出力は微弱なた
め、ノイズ等の影響を受けやすいためプリアンプ出力を
増幅することが不可欠である。本実施例においては、シ
ョックセンサ109をIC400の近傍に設けたため、
ショックセンサ109用のIC400に組み込まれた前
段アンプ205で増幅する構成とした。但し、ジャイロ
センサ用プリアンプ401、ショックセンサ108用プ
リアンプ202を設置した。このようにIC400内の
アンプを用いることで装置の構成の小型化を図ることが
できる。
【0050】IC400内では、加速度検出系に関して
は前段アンプ205により、プリアンプ202を含めた
センサ108、109の加速度に対する感度が等しくな
るように、センサ109の出力が増幅される。前段アン
プ205の増幅率は選択可能であり、センサ108、1
09の感度ばらつきやプリアンプ202の増幅率のばら
つきの補正が可能である。増幅されたセンサ出力は、フ
ィルタ(ノッチフィルタ、ハイパスフィルタ、ローパス
フィルタ、バンドパスフィルタ)206、207によっ
て、ノイズ成分の除去、直流成分のオフセットの除去、
が行われる。ハイパスフィルタ等のフィルタ特性の一部
は、プリアンプ202や前段アンプ205に含まれる場
合もある。フィルタ206、207の出力は差動アンプ
208により、差出力が求められる。
【0051】差動アンプ208の出力はアンプ405を
経由して判定器210に送られる。判定器210に送ら
れる前にもう一度ハイパスフィルタやバンドパスフィル
タなどの低域の周波数成分を遮断する特性を持つフィル
タを通す構成も考えられる。判定器210では、差動出
力の絶対値がある値VTH1以上となると、ライトゲー
トを閉じるための信号を発信する。単体の出力も同様に
アンプ406、407を経由して判定器211、221
に送られる。ここでも同様に出力の絶対値がある値VT
H2以上となると、ライトゲートを閉じるための信号を
発信する。
【0052】また、角速度検出系も同様にプリアンプ4
01で増幅されたジャイロセンサの出力がIC400内
に取り込まれ、フィルタ(ノッチフィルタ、ハイパスフ
ィルタ、ローパスフィルタ、バンドパスフィルタ)40
2によって、ノイズ成分の除去、直流成分のオフセット
の除去、が行われる。この出力がアンプ403を経由し
て判定器404に送られる。ここでも加速度検出系と同
様に出力の絶対値がある値VTH4以上となると、ライ
トゲートを閉じるための信号を発信する。各判定器のし
きい値は独立に設定されても良いし、同じしきい値を設
定し、前部の増幅回路の増幅率を選択することで、しき
い値を選択する事と同等の効果を可能とする方法も考え
られる。それぞれのセンサ単体出力の判定器出力と、セ
ンサの差動出力の判定器出力、およびジャイロセンサ出
力の判定器出力の論理和をもとに、ライト動作を中断す
るための信号を集積回路400から発信する。
【0053】図10に本発明の他の実施例を示す。本実
施例においては、互いに平行で一致しない二つの方向の
加速度をそれぞれ検出する加速度検出手段を一つのチッ
プ500に搭載している。角加速度の検出感度を上げる
ために二つのセンサの距離を離して配置するが、小さい
角加速度の領域は、併設されたジャイロセンサにより検
出可能であるため、角加速度検出は、応答の速く、大き
な角加速度での検出が可能であれば良いため、ひとつの
チップ上に収めることも可能である。一つのチップに収
めることで、ノイズ、感度ばらつきの低減も可能とな
る。
【0054】図11に本発明の別の実施例を示す。本実
施例においては、ジャイロセンサを筐体内部に設け、そ
の出力を回路基板に取り込む構成になっている。この構
成であれば、筐体の一部に凹み部を設けることなく本発
明が実現可能である。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば角加速度検出手段と、角
速度検出手段を使用することで、回転振動・衝撃による
回転外乱を確実に検出することが可能となり、オフトラ
ックによるデータの破壊等を確実に防ぐことが可能な、
回動型駆動機構によりヘッドを所定位置に位置決め制御
を行う磁気ディスク装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である磁気ディスク装置の概
略構成図。
【図2】一実施例の形態を説明するための図。
【図3】一実施例の形態を説明するための図。
【図4】一実施例の形態を説明するための図。
【図5】本発明の一実施例である磁気ディスク装置の概
略構成図。
【図6】一実施例の変形例を説明するための図。
【図7】一実施例の変形例を説明するための図。
【図8】本発明の実施例を示す装置斜視図。
【図9】本発明の検出論理回路の概略図。
【図10】本発明の別の実施例を示す概略図。
【図11】本発明の別の実施例を示す装置斜視図。
【符号の説明】
101…筐体、102…スピンドル、103…ディス
ク、104…ヘッド、105…ヘッド支持系、106…
ピボット軸、107…ボイスコイルモータ、108、1
09…加速度検出手段、110、111…センサの作用
方向直線、112…コネクタ、201…IC、202、
203…プリアンプ、204、205…前段アンプ、2
06、207…フィルタ、208…差動アンプ、209
…和出力算出回路、210…差動出力の閾値判別器、2
11…単体出力の閾値判別器、212…和出力の閾値判
別器、213…論理和、221…単体出力の閾値判別
器、301…筐体凹み部分、302…ジャイロセンサ、
303…回路基板、400…IC、401…プリアン
プ、402…フィルタ、403…アンプ、404…判定
器、405…アンプ、406…アンプ、407…アン
プ、500…2ショックセンサ搭載チップ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安那 啓 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 浜口 哲也 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所ストレージシステム事業部内 (72)発明者 荒井 毅 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所ストレージシステム事業部内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報を記録する磁気ディスクと、前記磁気
    ディスクに記録された情報を読み書きするヘッドと、前
    記ヘッドを支持するヘッド支持系と、前記ヘッド支持系
    を支持するピボット軸と、前記ヘッド支持系を駆動する
    アクチュエータとを備えた磁気ディスク装置において、 互いに平行で一致しない2つの方向の加速度を検出する
    少なくとも2個の加速度検出手段を有し、前記検出手段
    が、ディスク筐体の長辺方向に対して、前記ピボット軸
    より前記ディスク側の前記筐体あるいは前記筐体に取り
    付けられた回路基板に設けたことを特徴とする磁気ディ
    スク装置
  2. 【請求項2】情報を記録するディスクと、前記ディスク
    に記録された情報を読み書きするヘッドと、前記ヘッド
    を支持するヘッド支持系と、前記ヘッド支持系を駆動す
    るアクチュエータとを備えたディスク装置において、 互いに平行で一致しない2つの方向の加速度を検出する
    少なくとも2個の加速度検出手段を有し、前記加速度検
    出手段の検出する前記加速度の方向を示す直線の互いの
    距離が、筐体の長辺寸法の10%以上80%以下である
    ことを特徴とするディスク装置。
  3. 【請求項3】情報を記録するディスクと、前記ディスク
    に記録された情報を読み書きするヘッドと、前記ヘッド
    を支持するヘッド支持系と、前記ヘッド支持系を駆動す
    るアクチュエータとを備えたディスク装置において、 前記ディスク面に平行な面に対して10度以下の0度で
    はない角度を持つ面内の加速度を検出する少なくとも1
    個の加速度検出手段を筐体上あるいは該筐体に取り付け
    られた回路基板上に設けたことを特徴とするディスク装
  4. 【請求項4】情報を記録するディスクと、前記ディスク
    に記録された情報を読み書きするヘッドと、前記ヘッド
    を支持するヘッド支持系と前記ヘッド支持系を駆動する
    アクチュエータとを備えたディスク装置において、 ディスク面と垂直な軸周りの回転角速度を検出する手段
    を、筐体上あるいは該筐体に取り付けられた回路基板上
    に設けたことを特徴とする請求項1、2、3のいづれか
    に記載のディスク装置。
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