JP2001344048A - インタフェース回路 - Google Patents

インタフェース回路

Info

Publication number
JP2001344048A
JP2001344048A JP2000164414A JP2000164414A JP2001344048A JP 2001344048 A JP2001344048 A JP 2001344048A JP 2000164414 A JP2000164414 A JP 2000164414A JP 2000164414 A JP2000164414 A JP 2000164414A JP 2001344048 A JP2001344048 A JP 2001344048A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
interface circuit
switching element
pull
state
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000164414A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiko Kumagai
勝彦 熊谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2000164414A priority Critical patent/JP2001344048A/ja
Publication of JP2001344048A publication Critical patent/JP2001344048A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Logic Circuits (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 後の設計変更にも対応することのできるイン
タフェース回路を実現する。 【解決手段】 図(a)に示されているように、インタ
フェース回路の入力段のバッファ2の入力側に、オン状
態においてプルアップ抵抗として作用するスイッチング
素子1を設けておく。このスイッチング素子1をオンオ
フさせるための制御端子(MOSトランジスタの場合、
ゲート端子)に外部から制御信号Sを与えてオンオフ制
御する。制御信号Sによってスイッチング素子1をオン
状態に制御すればプルアップ抵抗が接続された状態にな
り、オフ状態に制御すればプルアップ抵抗が接続されて
いない状態になるので、後の設計変更に対応できる。図
(b)のプルダウン抵抗の場合も同様である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインタフェース回路
に関し、特に半導体集積回路に用いられるインタフェー
ス回路に関する。
【0002】
【従来技術】一般に、半導体集積回路の内部においてプ
ルアップ(pull up)抵抗やプルダウン(pul
l down)抵抗を実現する場合、図8に示されてい
るように、抵抗器として作用するスイッチング素子1を
集積回路内に予め設けていた。本例では、バッファ2の
入力側にスイッチング素子1を設けている。バッファ2
は、図示せぬ他の回路の出力信号を伝達する信号ライン
100に接続される。スイッチング素子1には、例え
ば、MOSトランジスタが用いられる。
【0003】スイッチング素子1の一端(MOSトラン
ジスタを用いる場合、ソース端子)は信号ライン100
に接続し、他端(同じく、ドレイン端子)は電源4又は
5に接続する。そして、スイッチング素子1の制御端子
(同じく、ゲート端子)に所定電圧3を与えて常にオン
状態にしておく。こうすることにより、同図(a)の場
合にはプルアップ抵抗を実現でき、同図(b)の場合に
はプルダウン抵抗を実現できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したようにスイッ
チング素子を用いたプルアップ抵抗又はプルダウン抵抗
を用いてセルを構成する場合、実際には構成素子がほと
んど同じなのに、プルアップ抵抗又はプルダウン抵抗の
あり/なしでセル種名が異なるものとして別々に取り扱
っていた。このため、CAE(computer ai
ded engineering)のデータベースの容
量が大きなものになっていた。したがって、このデータ
ベースの容量をより小さくすることが望まれていた。
【0005】また、半導体集積回路の設計後、一旦製品
が完成してしまうと、後から内部を変更することができ
ず、設計変更に対応することができない。すなわち、図
9(a)に示されているように、入力側信号ライン10
0にプルアップ抵抗及びプルダウン抵抗がいずれも接続
されていないバッファ2を含む状態で製品が完成してし
まうと、後に同図(b)に示されているようにプルアッ
プ抵抗Rが接続されている状態や、同図(c)に示され
ているようにプルダウン抵抗Rを接続されている状態に
変更することはできない。逆に、同図(b)又は(c)
に示されている状態で製品が完成してしまうと、同図
(a)に示されている状態に変更することはできない。
【0006】したがって、このような製品内部の変更が
必要になった場合は、その部分を使用しないか、又はそ
の製品を廃棄するという対策が採られる。このため、後
の設計変更にも対応できる回路構成の実現が望まれてい
た。
【0007】本発明は上述した従来技術の欠点を解決す
るためになされたものであり、その目的はCAEのデー
タベースの容量をより小さくでき、また後の設計変更に
も対応することのできるインタフェース回路を提供する
ことである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によるインタフェ
ース回路は、他の回路と電気的に接続される信号線を含
むインタフェース回路であって、一端が前記信号線に接
続され他端が所定電源に接続され、かつ、オン状態にお
いて所定抵抗値を有する抵抗器として作用するスイッチ
ング素子を含み、外部制御信号に応じて前記スイッチン
グ素子をオンオフ制御するようにしたことを特徴とす
る。
【0009】本発明による他のインタフェース回路は、
他の回路と電気的に接続されるN本(Nは2以上の整
数、以下同じ)の信号線を含むインタフェース回路であ
って、前記N本の信号線に対応して設けられ対応する信
号線に一端が接続され他端が所定電源に接続され、か
つ、オン状態において所定抵抗値を有する抵抗器として
作用するN個のスイッチング素子と、このN個のスイッ
チング素子に一対一に対応して設けられ対応するスイッ
チング素子をオンオフ制御するための外部制御信号を与
えるN個のフリップフロップからなるN段シフトレジス
タとを含み、前記シフトレジスタに前記外部制御信号を
シフト入力するようにしたことを特徴とする。
【0010】前記信号線に対してオン状態における抵抗
値の互いに異なる複数のスイッチング素子を設け、これ
ら複数のスイッチング素子を択一的にオン状態に制御す
るようにしても良い。なお、前記所定電源は、オン状態
にある前記スイッチング素子をプルアップ抵抗として動
作させるための電圧値か、オン状態にある前記スイッチ
ング素子をプルダウン抵抗として動作させるための電圧
値を出力することを特徴とする。
【0011】また、前記スイッチング素子は、MOSト
ランジスタであり、そのゲート端子に前記外部制御信号
を印加する。前記シフトレジスタがシフト動作を行って
いるとき該シフトレジスタの出力について、対応するス
イッチング素子への入力を抑止する入力抑止手段を更に
設けても良い。前記入力抑止手段は、外部から入力され
る抑止信号を入力の1つとし、前記シフトレジスタの出
力を入力の他の1つとし、前記スイッチング素子に出力
を与えるゲート回路であることを特徴とする。なお、前
記シフトレジスタをシフト動作させるためのシフトクロ
ックは、外部から入力される。
【0012】自回路自体の電源が所定電圧に達するまで
リセット信号を送出し続けるパワーオンリセット部と、
前記リセット信号が送出されている期間において前記シ
フトレジスタをシフト動作させるためのシフトクロック
を発生させるシフトクロック発生部とを更に設けても良
い。
【0013】要するに、オン状態においてプルアップ抵
抗又はプルダウン抵抗として動作するスイッチング素子
を設け、このスイッチング素子を外部からオンオフ制御
しているのである。このため、プルアップ抵抗又はプル
ダウン抵抗の接続/非接続状態に関わらず、同一のセル
として扱えるので、CAEデータベースの記憶容量を従
来より小さくすることができる。また、スイッチング素
子を外部からオンオフ制御して、プルアップ抵抗又はプ
ルダウン抵抗の接続/非接続状態を自由に変更できるの
で、後の設計変更にも対応できるのである。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。なお、以下の説明において
参照する各図では、他の図と同等部分は同一符号によっ
て示されている。
【0015】図1は本発明によるインタフェース回路の
実施の一形態を示すブロック図である。同図に示されて
いるように、本実施形態においては、インタフェース回
路を構成するバッファ回路20内のバッファ2の入力側
に、オン状態においてプルアップ抵抗又はプルダウン抵
抗として作用するスイッチング素子1を設けておく。そ
して、このスイッチング素子1をオンオフさせるための
制御端子(MOSトランジスタの場合、ゲート端子)に
外部から制御信号Sを与えてオンオフ制御する。
【0016】すなわち、同図(a)において、外部制御
信号Sによってスイッチング素子1をオン状態に制御す
れば、プルアップ抵抗がバッファ2の入力側に接続され
た状態にすることができる。逆に、外部制御信号Sによ
ってスイッチング素子1をオフ状態に制御すれば、プル
アップ抵抗が接続されていない状態にすることができ
る。
【0017】同様に、同図(b)において、外部制御信
号Sによってスイッチング素子1をオン状態に制御すれ
ば、プルダウン抵抗がバッファ2の入力側に接続された
状態にすることができる。逆に、外部制御信号Sによっ
てスイッチング素子1をオフ状態に制御すれば、プルダ
ウン抵抗が接続されていない状態にすることができる。
【0018】スイッチング素子を複数設けておき、それ
らを別々にオンオフ制御しても良い。すなわち、同図
(a)に示されているスイッチング素子1と共に、同図
(b)に示されているスイッチング素子1をもバッファ
2の入力側に設けておく。そして、それら両スイッチン
グ素子1をそれぞれ別々にオンオフ制御すれば、プルア
ップ抵抗及びプルダウン抵抗のいずれか一方もしくは両
方が接続されている状態又は両方とも接続されていない
状態にすることもできる。
【0019】さらに、スイッチング素子を図2(a)に
示されているように、プルアップ抵抗として作用する複
数のスイッチング素子1−1及び1−2を設けても良
い。この場合、スイッチング素子1−1に対応する電源
4−1の電圧とスイッチング素子1−2に対応する電源
4−2の電圧とを異なる値にしておき、これらスイッチ
ング素子1−1及び1−2を制御信号S1、S2で択一
的にオン状態に制御すれば、インタフェース回路の用途
や入力側に接続される他の回路の仕様に適合することが
できる。電源4−1及び4−2の電圧値は同じにしてお
き、スイッチング素子1−1及び1−2となるトランジ
スタのサイズを異なるものにしておいても良い。
【0020】同様に、同図(b)に示されているよう
に、プルダウン抵抗として作用する複数のスイッチング
素子1−1及び1−2を設けてオンオフ制御しても良
い。この場合も、スイッチング素子1−1に対応する電
源5−1の電圧と電源5−2の電圧とを異なる値にして
おき、これらスイッチング素子1−1及び1−2を制御
信号S1、S2で択一的にオン状態に制御すれば、イン
タフェース回路の用途や入力側に接続される他の回路の
仕様に適合することができる。電源5−1及び5−2の
電圧値は同じにしておき、スイッチング素子1−1及び
1−2となるトランジスタのサイズを異なるものにして
おいても良い。
【0021】この図2に示されているように、複数種類
のプルアップ抵抗又はプルダウン抵抗を実現するための
スイッチング素子を予め用意しておけば、回路の電源が
オンの状態において、本インタフェース回路の入力側の
接続相手が変わった場合でも、プルアップ抵抗又はプル
ダウン抵抗の接続/非接続状態、更にはそれらの抵抗値
を自由に変更することができる。したがって、プルアッ
プ抵抗又はプルダウン抵抗の接続/非接続状態に関わら
ず、同一のセルとして扱うことができ、CAEデータベ
ースの記憶容量を従来より小さくすることができる。
【0022】以上のような図1及び図2に示されている
バッファ回路20を用いる場合、各スイッチング素子を
オンオフ制御するための制御信号を与える必要がある。
このため、バッファ回路20を多数用いる場合には、そ
れらに与える制御信号を入力するための制御端子が多数
必要になる。この場合、図3に示されているように、シ
フトレジスタを用いて制御信号を入力するように構成す
れば、制御端子数の増大を防ぐことができる。
【0023】すなわち、図3に示されているように、各
バッファ回路2−1〜2−N(Nは2以上の整数、以下
同じ)に一対一に対応するフリップフロップ6−1〜6
−Nを縦続接続してシフトレジスタを構成する。そし
て、このシフトレジスタにクロックCLKを与えつつ制
御信号SinをNビットのデータとしてシリアル入力す
る。こうすることにより、各バッファ回路2−1〜2−
Nに対応するフリップフロップ6−1〜6−Nの保持内
容に応じて制御信号S−1〜S−Nが出力される。
【0024】よって、制御信号Sinを構成するNビッ
トのデータの内容を変更すれば、各バッファ回路2−1
〜2−Nについてプルアップ抵抗又はプルダウン抵抗の
接続状態を自由に設定することができる。このようにシ
フトレジスタを用いれば、バッファ回路の数が多い場合
であっても、制御信号Sinを入力するための端子とク
ロックCLKを入力するための端子とを設けておけば、
バッファ回路の数が増大しても制御端子を入力するため
の端子の数は増大しないというメリットがある。
【0025】なお、図3においては、インタフェース回
路の各入力端子P1〜PNに対応する各信号線100−
1〜100−Nに対応して、バッファ回路20−1〜2
0−Nが設けられている。各バッファ回路20−1〜2
0−Nの出力は図示せぬ他の回路に入力されるものとす
る。
【0026】ところで、図3に示されている構成では、
シフトレジスタがシフト動作を行っている最中において
も制御信号S−1〜S−Nがバッファ回路20−1〜2
0−Nに印加されてしまう。すると、シフト動作中にお
いては、バッファ回路20−1〜20−Nについて、プ
ルアップ抵抗やプルダウン抵抗の接続/非接続状態が確
定せず、不要な信号がバッファ回路内の各バッファを介
して他の回路に入力されて不都合が生じることがある。
【0027】したがって、シフトレジスタの保持内容が
最終的に確定した状態になったときに始めて制御信号S
−1〜S−Nをバッファ回路20−1〜20−Nに印加
するように制御する必要がある。このためには、図4に
示されているように、各制御信号S−1〜S−Nに対応
してゲートG1〜GNを設け、各ゲートの2入力の一方
に印加するイネーブル信号ENによって各バッファ回路
20−1〜20−2への制御信号の入力タイミングを制
御すれば良い。シフトレジスタを構成する各フリップフ
ロップ6−1〜6−Nに保持させるべきデータをシフト
入力するためには、Nビットのデータからなる制御信号
SinをNパルス分のクロックCLKでシフトさせるこ
とになる。したがって、イネーブル信号ENをHレベル
にした状態(入力抑止状態)でクロックCLKをNパル
ス分入力し、このNパルス分の入力が終了したタイミン
グでイネーブル信号ENをLレベルにして入力抑止を解
除すれば良い。このように、ゲートを設けてシフト動作
中は制御信号S−1〜S−Nの入力を抑止すれば、不要
な信号がバッファ回路内の各バッファを介して他の回路
に入力されないというメリットがある。
【0028】イネーブル信号ENを外部から入力する代
わりに、N進カウンタ回路7を設け、回路内部でイネー
ブル信号ENを生成しても良い。すなわち、図4の回路
構成では、ゲートを制御するためのイネーブル信号EN
を入力するための端子が必要となる。これに対し、図5
(a)に示されているように、N進カウンタ回路7を設
け、そのカウント値が「N」になったときにイネーブル
信号ENをLレベルに変化させるようにしても良い。
【0029】例えば、同図(b)に示されているよう
に、クロックCLKの遷移タイミングでカウントアップ
するカウンタ71と、そのカウント値を入力とするナン
ドゲート72とでカウンタ7を構成し、カウンタ71の
カウント値がオール1(値「N」)になったときに、イ
ネーブル信号ENをLレベルにすれば良い。このよう
に、カウンタ7を設けて、そのカウント値に応じて全て
のゲートG1〜GNを制御すれば、図4の場合と同様な
動作を実現でき、しかも端子数はより少なくて済むとい
うメリットがある。
【0030】また、シフトレジスタについてのシフト入
力は、回路の通常動作時に限らず、パワーオンリセット
期間に行うこともできる。この場合、電源投入タイミン
グからリセット信号Resetを出力し、このリセット
信号Resetを所定時間経過後に出力断とする(リセ
ット状態を解除する)パワーオンリセット回路8と、リ
セット信号ResetがLレベルの期間(リセット期
間)においてクロックCLKを発生させるクロックジェ
ネレータ9とを追加すれば良い。パワーオンリセット回
路8は、当初リセット信号ResetをLレベルとして
出力し、一定の基準電圧よりも電源電圧VDDの方が大
きくなったときにリセット信号ResetをHレベルと
するように構成すれば良い。
【0031】これらを追加すれば、図7に示されている
ように、電源電圧VDDが上昇し、パワーオンリセット
回路8が出力するリセット信号ResetがLレベルの
期間において、クロックジェネレータ9からクロックC
LKがNパルス分出力される。これにより、上記と同様
にシフトレジスタを構成する各フリップフロップ6−1
〜6−Nにデータが保持され、制御信号S−1〜S−N
が各バッファ回路20−1〜20−Nに入力される。な
お、図7中のパワーオンリセット期間70の長さによっ
て、図7中のクロックCLKのパルス数が制限される。
このため、クロックCLKのパルス数に応じてシフトレ
ジスタを構成するフリップフロップの接続段数を決定す
れば良い。
【0032】なお、図6の回路構成に先述した図3〜図
5のいずれかの回路構成を追加しても良い。こうすれ
ば、パワーオンリセットの際には図6の回路構成によっ
てプルアップ抵抗又はプルダウン抵抗の接続/非接続状
態を設定でき、通常動作時(電源が立上がっている状
態)には図3〜図5のいずれかの回路構成によってプル
アップ抵抗又はプルダウン抵抗の接続/非接続状態を設
定できる。さらに、各バッファ回路内を図2に示されて
いるように構成しておけば、接続相手の仕様変更等にも
対応することができる。これらの場合には、図6の回路
構成におけるシフトレジスタの出力と、図3〜図5のい
ずれかの回路構成シフトレジスタの出力とをオアゲート
等を介して各バッファ回路20−1〜20−Nに入力す
れば良い。
【0033】また、以上説明した各実施形態において
は、プルアップ抵抗又はプルダウン抵抗を、MOSトラ
ンジスタによって実現しているので、本インタフェース
回路の集積化が容易であるというメリットがある。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、プルアッ
プ抵抗又はプルダウン抵抗を構成するスイッチング素子
を外部からオンオフ制御することにより、プルアップ抵
抗やプルダウン抵抗の有無に関わらず同じセル種名を使
用できるので、CAEのデータベースの容量をより小さ
くできるという効果がある。また、プルアップ抵抗又は
プルダウン抵抗を構成するスイッチング素子を外部制御
信号によってオンオフすることにより、後の設計変更に
も対応することのできるインタフェース回路を実現でき
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態によるインタフェース回
路を構成するバッファ回路の構成図であり、(a)はプ
ルアップ抵抗を実現した場合、(b)はプルダウン抵抗
を実現した場合である。
【図2】図1中のバッファ回路内に複数の抵抗を実現し
た場合の構成図であり、(a)はプルアップ抵抗を実現
した場合、(b)はプルダウン抵抗を実現した場合であ
る。
【図3】図1のバッファ回路を用いて構成したインタフ
ェース回路の入力段の構成を示すブロック図である。
【図4】図1のバッファ回路を用いて構成したインタフ
ェース回路の入力段の他の構成を示すブロック図であ
る。
【図5】(a)は図4の回路を改良した他のインタフェ
ース回路の入力段の他の構成を示すブロック図、(b)
は(a)中のカウンタ回路の構成例を示す図である。
【図6】図1のバッファ回路を用いて構成したインタフ
ェース回路の入力段の他の構成を示すブロック図であ
り、パワーオンリセット時に設定する場合の構成を示す
図である。
【図7】図6の各部の動作を示す波形図である。
【図8】(a)は従来のインタフェース回路等に用いる
プルアップ抵抗の構成を示す図、(b)は従来のインタ
フェース回路等に用いるプルダウン抵抗の構成を示す図
である。
【図9】(a)はバッファを示し、(b)はバッファの
入力側にプルアップ抵抗が付加された状態を示し、
(c)はバッファの入力側にプルダウン抵抗が付加され
た状態を示す。
【符号の説明】
1、1−1、1−2 スイッチング素子 2 バッファ 4、4−1、4−2、5−1、5−2 電源 6−1〜6−N フリップフロップ 7 カウンタ回路 8 パワーオンリセット回路 9 クロックジェネレータ 20,20−1〜20−N バッファ回路

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 他の回路と電気的に接続される信号線を
    含むインタフェース回路であって、一端が前記信号線に
    接続され他端が所定電源に接続され、かつ、オン状態に
    おいて所定抵抗値を有する抵抗器として作用するスイッ
    チング素子を含み、外部制御信号に応じて前記スイッチ
    ング素子をオンオフ制御するようにしたことを特徴とす
    るインタフェース回路。
  2. 【請求項2】 他の回路と電気的に接続されるN本(N
    は2以上の整数、以下同じ)の信号線を含むインタフェ
    ース回路であって、前記N本の信号線に対応して設けら
    れ対応する信号線に一端が接続され他端が所定電源に接
    続され、かつ、オン状態において所定抵抗値を有する抵
    抗器として作用するN個のスイッチング素子と、このN
    個のスイッチング素子に一対一に対応して設けられ対応
    するスイッチング素子をオンオフ制御するための外部制
    御信号を与えるN個のフリップフロップからなるN段シ
    フトレジスタとを含み、前記シフトレジスタに前記外部
    制御信号をシフト入力するようにしたことを特徴とする
    インタフェース回路。
  3. 【請求項3】 前記信号線に対してオン状態における抵
    抗値の互いに異なる複数のスイッチング素子を設け、こ
    れら複数のスイッチング素子を択一的にオン状態に制御
    するようにしたことを特徴とする請求項1又は2記載の
    インタフェース回路。
  4. 【請求項4】 前記所定電源は、オン状態にある前記ス
    イッチング素子をプルアップ抵抗として動作させるため
    の電圧値を出力することを特徴とする請求項1〜3のい
    ずれかに記載のインタフェース回路。
  5. 【請求項5】 前記所定電源は、オン状態にある前記ス
    イッチング素子をプルダウン抵抗として動作させるため
    の電圧値を出力することを特徴とする請求項1〜3のい
    ずれかに記載のインタフェース回路。
  6. 【請求項6】 前記スイッチング素子は、MOSトラン
    ジスタであり、そのゲート端子に前記外部制御信号を印
    加するようにしたことを特徴とする請求項1〜5のいず
    れかに記載のインタフェース回路。
  7. 【請求項7】 前記シフトレジスタがシフト動作を行っ
    ているとき該シフトレジスタの出力について、対応する
    スイッチング素子への入力を抑止する入力抑止手段を更
    に含むこと特徴とする請求項2〜6のいずれかに記載の
    インタフェース回路。
  8. 【請求項8】 前記入力抑止手段は、外部から入力され
    る抑止信号を入力の1つとし、前記シフトレジスタの出
    力を入力の他の1つとし、前記スイッチング素子に出力
    を与えるゲート回路であることを特徴とする請求項7記
    載のインタフェース回路。
  9. 【請求項9】 前記シフトレジスタをシフト動作させる
    ためのシフトクロックは、外部から入力されることを特
    徴とする請求項2〜8のいずれかに記載のインタフェー
    ス回路。
  10. 【請求項10】 自回路自体の電源が所定電圧に達する
    までリセット信号を送出し続けるパワーオンリセット部
    と、前記リセット信号が送出されている期間において前
    記シフトレジスタをシフト動作させるためのシフトクロ
    ックを発生させるシフトクロック発生部とを更に含むこ
    とを特徴とする請求項2〜8のいずれかに記載のインタ
    フェース回路。
JP2000164414A 2000-06-01 2000-06-01 インタフェース回路 Withdrawn JP2001344048A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000164414A JP2001344048A (ja) 2000-06-01 2000-06-01 インタフェース回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000164414A JP2001344048A (ja) 2000-06-01 2000-06-01 インタフェース回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001344048A true JP2001344048A (ja) 2001-12-14

Family

ID=18668036

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000164414A Withdrawn JP2001344048A (ja) 2000-06-01 2000-06-01 インタフェース回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001344048A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024100789A1 (ja) * 2022-11-09 2024-05-16 三菱電機株式会社 半導体装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024100789A1 (ja) * 2022-11-09 2024-05-16 三菱電機株式会社 半導体装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100381987B1 (ko) 가변임피던스출력버퍼
JPH10290147A (ja) 遅延量可変回路
JPH10117127A (ja) 論理記憶回路及び論理回路
US5666071A (en) Device and method for programming high impedance states upon select input/output pads
JP2001344048A (ja) インタフェース回路
JP2826404B2 (ja) 半導体集積回路装置及び半導体集積回路装置のバーンイン試験方法
JP4201833B2 (ja) 非同期動作副回路の動作のタイミングを調節する回路
JP2009017436A (ja) 半導体装置
JPH05268016A (ja) 半導体集積回路
US6646465B2 (en) Programmable logic device including bi-directional shift register
JP4384792B2 (ja) 入出力回路
TWI580186B (zh) 包含輸入輸出緩衝器驅動器之積體電路及其方法
US11798635B2 (en) Semiconductor integrated circuit
JP4657421B2 (ja) 集積回路のi/oシステムにおける小電力電荷遷移方法及び小電力i/oシステム
JPH04307809A (ja) Rsフリップフロップ
JP2001237691A5 (ja)
JP2697691B2 (ja) スキャンパスを有する半導体集積回路
JP2004056454A (ja) フリップフロップとシフトレジスタ及びその動作方法
JPH01276821A (ja) Cmos入力バッファ回路
JP2002335151A (ja) 多電源出力バッファ
JPH11145788A (ja) フリップフロップ装置および半導体装置
JP2000349606A (ja) 半導体集積回路装置
TW202038540A (zh) 高電壓及低電壓發信號輸出驅動器
JP2659663B2 (ja) ポート機能を有するlcd駆動回路
JP3249285B2 (ja) シリアル入出力回路

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070807