JP2001343679A - 回転ツマミ、ディスクユニットおよび撮像装置 - Google Patents

回転ツマミ、ディスクユニットおよび撮像装置

Info

Publication number
JP2001343679A
JP2001343679A JP2000164775A JP2000164775A JP2001343679A JP 2001343679 A JP2001343679 A JP 2001343679A JP 2000164775 A JP2000164775 A JP 2000164775A JP 2000164775 A JP2000164775 A JP 2000164775A JP 2001343679 A JP2001343679 A JP 2001343679A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
knob
disk
rotating body
shaft
rotating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000164775A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4439684B2 (ja
Inventor
Kazuyoshi Koga
和由 木我
Tomoyasu Katsuyama
智康 勝山
Shoichi Aoki
正一 青木
Tomomi Iguchi
知美 井口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujinon Corp
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Fuji Photo Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp, Fuji Photo Optical Co Ltd filed Critical Sony Corp
Priority to JP2000164775A priority Critical patent/JP4439684B2/ja
Publication of JP2001343679A publication Critical patent/JP2001343679A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4439684B2 publication Critical patent/JP4439684B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Blocking Light For Cameras (AREA)
  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】光学フィルタディスクの着脱が可能な撮像装置
(カメラ)に、手動操作用の回転ツマミを設ける。 【解決手段】回転ツマミ10は、回転体(ディスクユニ
ットの動力受け部)R1,R2を有した被操作物に対し
脱着可能に連結し、手動操作時の回転力を回転体R1,
R2に付与する。ツマミ軸体11と、その軸Xを中心に
回転し、回転体R1,R2に回転角を合わせながら連結
するツマミ13,15とを有している。ツマミ軸体11
は、回転ツマミ10の連結時に最初に回転体R1と係合
して軸合わせする第1係合部11aを有し、ツマミ軸体
11,ツマミ15は、軸合わせ後にツマミ13,15を
回し回転体R1,R2と回転角が一致したときに当該回
転体と係合する第2係合部11b,11c,12a,1
2bを有している。被操作物を抜く前に、回転ツマミ1
0を手前に引いて連結を解除し、退避させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、手動で被操作物に
回転力を付与する回転ツマミと、当該回転ツマミと着脱
可能に形成され、連結時に回転ツマミの回転力を受けて
ディスクを回転させるディスクユニットとに関する。ま
た、本発明は、複数の光学フィルタを保持したディスク
をユニットごと着脱可能に内蔵し、複数の光学フィルタ
の組合せが自由に変更できる放送用ポータブルビデオカ
メラなどの撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】放送用ポータブルビデオカメラは、被写
体の種類に応じて適切な光学フィルタを選択し、また撮
影画像に意図的に特殊効果をもたせるために、複数の光
学フィルタを保持したフィルタディスクを予め内蔵した
機種がある。
【0003】通常の撮影では、標準装備のフィルタディ
スクで十分対応できる。ところが、高度な撮影手法を行
う際に、被写体の種類、撮影環境の違い、さらにはカメ
ラマンの画作りの好みによって、フィルタディスクに保
持する光学フィルタの組合せを予め変えたフィルタディ
スクを複数枚用意しておき、状況に応じて自由にフィル
タディスクごと交換する必要がある。また、機器のメン
テナンス作業の際にも、フィルタディスクの取り出しが
容易にできると便利である。そこで、フィルタディスク
を脱着できる機種が既に実用化されている。
【0004】一方で、フィルタディスクを軸回転させ
て、使用するフィルタを切り換える動作は、内蔵したモ
ータを用いてリモートで行うのが一般的である。しか
し、たとえば、今使用していたフィルタを他のフィルタ
に切り換えて、さらに直ぐ元のフィルタに切り換えるな
どの高度なフィルタワークを行うには、リモートのフィ
ルタ切換動作では迅速な対応ができないことがある。こ
のような理由から、リモートのほかに手動によるフィル
タ切り換えができるようにしてほしいとのユーザの要望
がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の放送
用ビデオカメラでは、フィルタディスクを着脱可能とし
た機種において、手動でフィルタを切り換えるための手
段を設けたものは未だ実用化されていない。
【0006】本発明の第1の目的は、手動で被操作物の
回転体に回転力を付与し、かつ、被操作物の着脱が可能
な回転ツマミと、当該回転ツマミに適合した連結機構を
有するディスクユニットとを新たに提案することにあ
る。また、本発明の第2の目的は、上記回転ツマミを光
学フィルタを保持したディスクの手動操作用ツマミに応
用した撮像装置を新たに提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の観点に係
る回転ツマミは、回転体を有した被操作物に対し脱着可
能に連結し、手動で操作され、その操作時の回転力を上
記回転体に付与する回転ツマミであって、ツマミ軸体
と、上記ツマミ軸体の軸を中心に回転し、上記回転体に
回転角を合わせながら連結するツマミとを有し、上記ツ
マミ軸体は、上記回転ツマミを上記被操作物に近づけた
ときに最初に上記回転体と係合して軸合わせする第1係
合部を有し、上記ツマミ軸体または上記ツマミは、上記
軸合わせ後に当該ツマミを回し上記回転体と回転角が一
致したときに当該回転体と係合する第2係合部を有して
いる。
【0008】また、本発明では、上記被操作物は、同じ
軸中心に独立に回転する第1,第2回転体を有し、上記
ツマミは、上記ツマミ軸体と固定されて軸回転し、上記
第1回転体に回転角を合わせながら連結する第1ツマミ
と、上記ツマミ軸体を軸に上記第1ツマミと独立に回転
し、上記第2回転体に回転角を合わせながら連結する第
2ツマミとを有している。好適に、上記ツマミ軸体と上
記第2ツマミそれぞれに上記第2係合部を有している。
また、好適に、上記ツマミ軸体,上記第2ツマミは、大
きさが異なる複数の第2係合部を当該ツマミ軸体,第2
ツマミごとに有している。具体的には、上記ツマミ軸体
および上記第2ツマミそれぞれは、上記第1,第2回転
体に設けた対応するピン穴に適合した径の複数のピンを
有し、上記ツマミ軸体に設けた中心ピン、上記ツマミ軸
体,第2ツマミの一方に設けたピン、他方に設けたピン
の順で、上記被操作物側に上記複数のピンの各先端が突
出している。
【0009】本発明では、上記回転ツマミは、好適に、
上記ツマミ軸体および上記第1,第2ツマミを、当該回
転ツマミの固定面に対し抜き差しする方向に所定ストロ
ークで移動可能に保持した枠体と、上記固定面に対し上
記枠体を一定の力で押し、上記ツマミ軸体および上記第
2ツマミの上記被操作物との連結状態を維持する付勢手
段とを更に有している。
【0010】本発明の第2の観点に係るディスクユニッ
トは、ディスクと、当該ディスクを回転可能に保持した
保持体とを有したディスクユニットであって、上記保持
体の表面に、上記ディスクと連動して軸回転する回転体
が表出し、当該回転体の表出面に、回転角を合わせるた
めの手段を有している。上記回転体は、好適に、その中
心の軸合わせ用のピン穴と、当該軸合わせ用のピン穴を
中心とした周回方向に異なる径の複数のピン穴とを有し
ている。
【0011】また、本発明では、上記ディスクユニット
は、同じ軸中心に互いに独立に回転可能に上記保持体内
に少なくとも一部収容した第1,第2ディスクを有し、
上記保持体の表面に、上記第1ディスクと連動する第1
回転体と、当該第1回転体と同じ軸中心に独立に回転
し、上記第2ディスクと連動する第2回転体とが表出し
ている。好適に、上記第1回転体は、その中心に軸合わ
せ用のピン穴を有し、当該第1回転体および上記第2回
転体それぞれは、上記軸合わせ用のピン穴を中心とした
周回方向に異なる径の複数のピン穴を有している。
【0012】また、上記保持体内に、好適に、上記第1
ディスクと上記第1回転体との間に連結して動力を双方
向に伝達し、かつ、外部の第1駆動モータと動力の結合
および切り離しが可能な第1中間回転体と、上記第2デ
ィスクと上記第2回転体との間に連結して動力を双方向
に伝達し、かつ、外部の第2駆動モータと動力の結合お
よび切り離しが可能な第2中間回転体とが収容されてい
る。
【0013】本発明の第3の観点に係る撮像装置は、筐
体と、複数の光学フィルタを保持したディスクと、当該
ディスクを軸回転可能に保持した状態で筐体内から筐体
外に取り外し可能なディスクユニットとを有した撮像装
置であって、使用時に上記ディスクユニットと連結し、
手動で操作されて上記ディスクを軸回転させ、上記ディ
スクユニットを筐体外に取り外すときは外側に退避する
操作が可能な回転ツマミが、上記筐体に設けられ、当該
回転ツマミは、ツマミ軸体と、上記ツマミ軸体の軸を中
心に回転し、上記ディスクと回転角を合わせながら上記
ディスクユニットに連結するツマミとを有している。好
適に、上記ディスクユニットは、上記ディスクと連動し
て軸回転する回転体を有し、上記ツマミ軸体は、上記回
転ツマミを上記ディスクユニットに近づけたときに最初
に上記回転体と係合して軸合わせする第1係合部を有
し、上記ツマミ軸体または上記ツマミは、上記軸合わせ
後に当該ツマミを回し上記ディスクと回転角が一致した
ときに上記回転体に係合する第2係合部を有している。
【0014】また、本発明では、上記ディスクユニット
は、同じ軸中心に独立に回転する第1,第2ディスク
と、上記第1ディスクと連動して回転する第1回転体
と、上記第2ディスクと連動して回転する第2回転体と
を有し、上記ツマミは、上記ツマミ軸体と固定されて軸
回転し、上記第1ディスクと回転角を合わせながら上記
第1回転体に連結する第1ツマミと、上記ツマミ軸体を
軸に上記第1ツマミと独立に回転し、上記第2ディスク
と回転角を合わせながら上記第2回転体に連結する第2
ツマミとを有している。好適に、上記ツマミ軸体は、上
記回転ツマミを上記ディスクユニットに近づけたときに
最初に上記第1回転体と係合して軸合わせする第1係合
部を有し、上記ツマミ軸体,上記第2ツマミそれぞれ
は、上記軸合わせ後に上記第1,第2ツマミを回したと
きに所定の順で上記第1,第2回転体と係合する第2係
合部を有している。また、上記ツマミ軸体,上記第2ツ
マミは、大きさが異なる複数の第2係合部を当該ツマミ
軸体,第2ツマミごとに有している。具体的に、上記第
1回転体は、その中心に軸合わせ用のピン穴を有し、当
該第1回転体および上記第2回転体それぞれは、上記軸
合わせ用のピン穴を中心とした周回方向に異なる径の複
数のピン穴を有している。また、上記ツマミ軸体および
上記第2ツマミそれぞれは、上記第1,第2回転体に設
けた対応するピン穴に適合した径の複数のピンを有し、
上記ツマミ軸体に設けた中心ピン、上記ツマミ軸体,第
2ツマミの一方に設けたピン、他方に設けたピンの順
で、上記筐体内側に上記複数のピンの各先端が突出して
いる。
【0015】このように構成された回転ツマミとディス
クユニットを備えた撮像装置では、ディスクユニットの
取り出しは、回転ツマミを引いて第1,第2係合部をデ
ィスクユニットと切り離して退避させた後に行う。ま
た、ディスクユニットの装着時に、同様に回転ツマミを
退避させた状態で、ディスクユニットを撮像装置の筐体
内に収容する。ディスクユニットが収容されたら、手前
に引いていた回転ツマミの力を緩めると、付勢手段の押
圧力により回転ツマミがディスクユニットに押し当てら
れる。このとき、まず、回転ツマミのツマミ軸体の第1
係合部(中心ピン)が第1回転体の軸穴に落ち込み、軸
合わせされる。つぎに、第1,第2ツマミを回すと、そ
の一方側の第2係合部(ピン)がピン穴に落ち込み、続
いて他方側の第2係合部(ピン)がピン穴に落ち込む。
これにより、第1ツマミと第1ディスクの回転角が一致
し、第2ツマミと第2ディスクの回転角が一致する。
【0016】これにより、第1ツマミに表示された光学
フィルタと、第2ツマミに表示された光学フィルタとが
重なって当該撮像装置のレンズマウント部の光軸に挿入
された状態が実現する。以後、第1または第2ツマミを
所定位置まで回すと、光軸に挿入されたフィルタが所望
のフィルタに切り換わる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態に係る
放送用ポータブルビデオカメラの要部外観を示す側面図
である。また、図2は、このカメラの要部外観を示す正
面図である。このカメラの筐体1は、その上部に把手2
が一体に形成され、また底部に肩載せ用パッド3が固定
されている。カメラ前面には、把手側にVF取付けシュ
ー4、筐体1の前パネル1aの中央やや下寄り位置にレ
ンズマウント部5が配置されている。
【0018】図1に示す筐体1の側パネル1bが取り外
し可能になっており、その側パネル1bに、標準装備し
たディスクに保持された光学フィルタの表示ラベル6が
貼着されている。図3に、表示ラベル6を拡大して示
す。本実施形態に係るカメラでは、5枚のND(neutral
density) フィルタ、すなわちCLEAR,1/4N
D,1/8ND,1/16NDおよび1/64NDが標
準装備されている。ここで、NDフィルタとは、可視光
の全域にわたって均等な吸収特性を持ったフィルタであ
って、入射光の分光特性を変えることなく画像の濃淡
(明るさ)を調整するために用いられる。CLEARが
フィルタリングなし、1/4ND,1/8ND,1/1
6NDおよび1/64NDは、それぞれ光量を1/4,
1/8,1/16,1/64に低減するフィルタであ
る。これら5枚のNDフィルタは、後述するように、内
蔵した1枚のNDフィルタディスクに保持されている。
さらに5枚のCCフィルタ、すなわちCROSS,32
00K,4300K,6300Kおよび8000Kが標
準装備されている。ここで、CCフィルタとは、画像に
像特殊効果を施したり色温度を変更するためのフィルタ
であり、“CROSS”は明るい箇所を十字状に裾引き
させる特殊効果用、他のフィルタは、表示した色温度を
標準光の3200Kに変換する色温度変更用である。こ
れら5枚のCCフィルタは、後述するように、内蔵した
1枚のCCフィルタディスクに保持されている。
【0019】この表示ラベル6の真横で、図2の前パネ
ル1aにおけるレンズマウント部5の斜め右上箇所に、
光学フィルタの手動切換用の回転ツマミ10がネジ止め
されている。このカメラでは、上記フィルタディスク枚
数に応じて2連同軸の回転ツマミ10となっている。
【0020】図4に、カメラ筐体1の側パネル1bを外
した状態におけるカメラ内の要部構成を示す。カメラ筐
体1内の前パネル1a側に、前記した2枚のフィルタデ
ィスクを回転自在に保持したディスクユニット30が配
置されている。ディスクユニット30は、筐体内の2箇
所の位置決めピン1cにより位置合わせされ、2本のネ
ジ36により筐体に固定されている。回転ツマミ10の
後方端が、ディスクユニット30に連結している。ディ
スクユニット30の後方には、NDフィルタディスクの
駆動用のモータMT1と回転位置検出用のポテンショメ
ータPM1、および、CCフィルタディスクの駆動用モ
ータMT2と回転位置検出用のポテンショメータPM2
が配置されている。それぞれのモータおよびポテンショ
メータは、ディスクユニット30の所定部位に、動力の
伝達および回転位置検出が可能に結合している。
【0021】図4において、モータおよびポテンショメ
ータの奥側にフィルタサーボ用の回路基板9が配置さ
れ、モータおよびポテンショメータの手前側に目隠し板
7が配置され、筐体にビス止めされている。目隠し板7
は、モータおよびポテンショメータを確認できるように
覗き窓や切欠き部を有している。目隠し板7には、図1
の表示ラベルと同様の内容が書かれたラベル7-1,7-2
が、NDフィルタ表示用とCCフィルタ表示用に分けて
貼着されている。また、目隠し板7に、モータ制御のオ
ン/オフ用のスイッチ8が設けられている。このスイッ
チがオフ状態ではフィルタ切換が回転ツマミによる手動
のみとなり、このスイッチをオンすると手動のほかに外
部スイッチの操作によるリモートでも行えるようにな
る。
【0022】図5は、ディスクユニット30を前パネル
側から見た正面図である。このディスクユニット30
は、大まかには、NDフィルタディスクFD1およびC
CフィルタディスクFD2と、この2枚のディスクを軸
32を中心に回転自在に保持する保持体33とからな
る。
【0023】2枚のフィルタディスクFD1,FD2そ
れぞれには、各ディスクにつき5枚の各種フィルタFが
留め具30により保持されている。各種フィルタFの取
付け順序は、一方の回転方向に図3のラベルに示した順
となっている。なお、図5の最下方に位置するフィルタ
Fの中心がレンズマウント部5の光軸とほぼ一致する。
【0024】保持体33は、前方と後方で回転軸32を
支持する軸支パネル34と、軸支パネル34と固定され
た側部35を有する。軸支パネル34の右隅に円形窓が
開口し、この開口から同軸で回転する2つの回転体、す
なわち内側の第1回転体R1と外側の第2回転体R2と
が表出している。この第1,第2回転体R1,R2に対
し前記した回転ツマミ10が連結する。
【0025】第1,第2回転体R1,R2、モータMT
1,MT2の各駆動軸、ポテンショメータPM1,PM
2の各軸、およびフィルタディスクFD1,FD2との
間に15枚のギア、すなわちギアG12,G13,G2
1,G22,G31,G32,G41,G42,G5〜
G11が結合している。ギアG12とG13は、回転軸
32を中心に前方と後方で独立に回転可能に配置されて
いる。ギアG12はフィルタディスクFD1に固定さ
れ、ギアG12はフィルタディスクFD2に固定されて
いる。同様に、ギアG21とG22、ギアG31とG3
2、ギアG41とG42も、同じ軸を中心に前方と後方
で独立に回転可能に配置されている。このうちギアG4
1は第1回転体R1と固定され、ギア42は第2回転体
R2と固定されている。
【0026】ギアG12,G21,G31は順に結合
し、ギアG31はギアG41,G5の双方と結合し、さ
らにギアG5はギアG6,G7の双方に結合している。
ギアG6は、NDフィルタ用のポテンショメータPM1
の軸と結合し、ギアG7は、NDフィルタ用のモータM
T1の駆動軸と結合している。また、ギアG13,G2
2は順に結合し、ギアG22はギアG32,G8の双方
と結合している。ギアG32はギアG42と結合し、ギ
アG8はギアG9と結合し、さらにギアG9はギアG1
0,G11の双方に結合している。ギアG10は、CC
フィルタ用のモータMT2の駆動軸と結合し、ギアG1
1は、CCフィルタ用のポテンショメータPM2の軸と
結合している。
【0027】このように結合されたギアによる動力の伝
達は、次のようにして行われる。リモートの場合、ND
フィルタ用のモータMT1からの動力は、MT1→G7
→G5→G31→G21→G12→FD1の経路を経
て、NDフィルタディスクFD1に伝達される。さら
に、この動力は途中のギアG5から、G5→G6→PM
1の経路を経て、NDフィルタ用のポテンショメータP
M1に伝えられ、これによりNDフィルタの回転位置検
出がなされる。同様に、CCフィルタ用のモータMT2
からの動力は、MT2→G10→G9→G8→G22→
G13→FD2の経路を経て、CCフィルタディスクF
D2に伝達される。さらに、この動力は途中のギアG9
から、G9→G11→PM2の経路を経て、CCフィル
タ用のポテンショメータPM2に伝えられ、これにより
CCフィルタの回転位置検出がなされる。
【0028】一方、手動の場合、第1回転体R1で受け
た回転力は、R1→G41→G31→G21→G12→
FD1の経路を経て、NDフィルタディスクFD1に伝
達される。さらに、この回転力は途中のギアG31か
ら、G31→G5→G6→PM1の経路を経て、NDフ
ィルタ用のポテンショメータPM1に伝えられ、これに
よりNDフィルタの回転位置検出がなされる。同様に、
第2回転体R2で受けた回転力は、R2→G42→G3
2→G22→G13→FD2の経路を経て、CCフィル
タディスクFD2に伝達される。さらに、この回転力は
途中のギアG22から、G22→G8→G9→G11→
PM2の経路を経て、CCフィルタ用のポテンショメー
タPM2に伝えられ、これによりCCフィルタの回転位
置検出がなされる。
【0029】図6は、この手動の際に操作され、第1,
第2回転体R1,R2に回転力を付与する回転ツマミ1
0の構造を示す拡大断面図である。回転ツマミ10は、
その回転軸Xに沿ったツマミ軸体11と、その外側に独
立に軸回転する筒体12とを有する。ツマミ軸体11の
前方端は筒体12端面より前方に突き出しており、その
ツマミ軸体11の突出部に、径が比較的小さな第1の操
作部(第1ツマミ13)が固定されている。第1ツマミ
13の後方側に、径が比較的大きな第2の操作部14が
設けられている。この第2の操作部14は、筒体12と
固定され、ツマミ軸体11および第1ツマミ13に対し
独立に軸回転する。第2の操作部14と筒体12によ
り、第2ツマミ15が構成される。なお、第2の操作部
14と筒体12との軸方向の隙間において、EリングE
1がツマミ軸体11に固定されている。これにより、第
1ツマミ13は第2ツマミ15から抜けない。
【0030】筒体12より径が一回り大きな筒状の可動
枠体16が、筒体12の外側に通されている。可動枠体
16は、筒体12の後方端側で外側に突出した係止部に
突き当てられ、前方端側がEリングE2により固定さ
れ、これにより筒体12に対し動かない。可動枠体16
は、その後方端16aと前方端16bが、軸と直行し互
いに平行なリング枠状に形成され、全体としてボビン形
状を有する。さらに、可動枠体16の胴体に、軸方向距
離が短い筒状の固定枠体17が通されている。固定枠体
17の前方端から上下に1対の取付片17aが前パネル
1aの外面側に延び、取付片17aの各先端部が前パネ
ル1aの外面にビス止めされている。固定枠体17は、
取付片17aの根元に接したバネ係止部を有し、このバ
ネ係止部と上記可動枠体16の後方側のリング枠状部1
6aとの間に、バネ20が装着されている。これによ
り、可動枠体16は、固定枠体17に対し後方側に付勢
されている。図6(A)では、上記可動枠体16の前方
側のリング枠状部16bが、取付片17aの外面に当接
することで、このバネ20の付勢力に対抗するストッパ
として機能している。この図6(A)状態が、外部から
力を加えていない定常状態である。
【0031】ツマミ軸体11は、その後方側端面の回転
軸中心に、第1係合部として中心ピン11aを有する。
また、中心ピン11aの周回方向の所定位置、ここでは
中心ピン11aを挟んで両側に、第2係合部として1対
の回転合わせピン11b,11cが設けられている。回
転合わせピンの径は、その一方11bが他方11cより
大きく設定されている。また、筒体12は、その後方側
端面の所定位置、ここでは回転軸Xを挟んで両側の位置
に、第2係合部として1対の回転合わせピン12a,1
2bが設けられている。回転合わせピンの径は、その一
方12aが他方12bより大きく設定されている。これ
らのピンの先端は、中心ピン11a,ツマミ軸体11の
回転合わせピン11b,11c、筒体12の回転合わせ
ピン12a,12bの順で、ディスクユニット側に突出
している。
【0032】図6(B)に、これら回転ツマミ側のピン
に対応してピン穴が設けれた、ディスクユニット30の
第1,第2回転体の拡大図を示す。第1回転体R1の中
心に、上記中心ピン11aに適合する径の軸穴H1aが
形成されている。また、第1回転体R1の軸穴H1aを
挟んだ両側に、上記ピン11bに適合する径のピン穴H
1bと、上記ピン11cに適合する径のピン穴H1cと
が形成されている。また、第2回転体R2の回転軸を挟
んだ両側に、上記ピン12aに適合する径のピン穴H2
aと、上記ピン12bに適合する径のピン穴H2bとが
形成されている。
【0033】以下、ディスクユニットの取り外しおよび
取り付け動作を、回転ツマミとの連結時の操作を含めて
説明する。図7は、ディスクユニットをカメラから取り
外した際の正面図である。ディスクユニットの取り出し
では、まず、カメラ筐体1の側パネル1bを外した後、
図4のようにディスクユニット30を固定していた2本
のビス36を緩める。
【0034】つぎに、第1ツマミ13または第2ツマミ
15を手でもって、図4に示すように、回転ツマミ10
を手前側に引く。すると、バネ20が縮むとともに、第
1,第2ツマミ13,15、ツマミ軸体11および可動
枠体16が前方に移動する。これにより、図6(A)と
(B)の関係で連結されていた回転ツマミ10がディス
クユニット30の第1,第2回転体R1,R2から切り
離され、かつ、前方に若干退避する。この状態で、図7
に示すように、ディスクユニット30を真横に引き出
す。
【0035】ディスクユニット30を装着するときは、
上記と同様に回転ツマミ10を前方に引いて退避させた
状態で、ディスクユニット30をカメラ筐体1内に差し
込む。このとき、第1,第2回転体R1,R2が前方上
側にくるように、あるいは位置決めピン1cの別で上下
を確認しながら、ディスクユニット30を筐体1内に収
容する。上下が逆だと位置決めピン1cが邪魔してディ
スクユニット30が最後まで差し込めないので、再度や
り直す。ディスクユニット30がきちんと収容された
ら、手前に引いていた回転ツマミ10の力を緩めると、
バネ20の力により回転ツマミ10がディスクユニット
30に押し当てられる。このとき、最初に、最も突出し
ているツマミ軸体11の中心ピン11aが第1回転体R
1の軸穴H1aに落ち込み、軸合わせされる。軸合わせ
後に、第1,第2ツマミ13,15を回すと、次に突出
量が大きい筒体12のピン12a,12bが、対応する
ピン穴H2a,H2bに落ち込む。そして、さらに第1
ツマミ13を回すと、ツマミ軸体11の他のピン11
b,11cが、対応するピン穴H1b,H1cに落ち込
む。これにより、回転ツマミ10とディスクユニット3
0の連結が完了し、第1ツマミ13とフィルタディスク
FD1の回転角が一致し、第2ツマミ15とフィルタデ
ィスクFD2の回転角が一致する。
【0036】第1ツマミ13に表示された光学フィルタ
と、第2ツマミ15に表示された光学フィルタとが重な
ってレンズマウント部5の光軸に挿入された状態が実現
する。以後、第1または第2ツマミ13,15を所定位
置まで回すと、その回転力が図5に示し先に説明した手
動時の動力経路を伝わってフィルタディスクFD1,F
D2を回し、その結果、光軸に挿入されたフィルタが所
望のフィルタに切り換わる。また、図5に示し先に説明
したリモート時の動力伝達により、スイッチ操作による
リモートでフィルタ切り換えを行うことができる。
【0037】本実施形態に係るカメラでは、フィルタデ
ィスクをユニットごと着脱できる構造としながら、フィ
ルタディスク駆動をリモートでも手動でもできるように
なった。ディスクユニットの取り出しは、ネジを緩めた
後、回転ツマミを引きながらディスクユニットを真横に
引き出すだけでよく、簡単に行うことができる。また、
ユニット装着は、回転ツマミを引きながらディスクユニ
ットを差し込んだ後、たとえば“カチッ”と音がするま
で回転ツマミを無造作に回転させるだけでよく、簡単に
行うことができる。また、各フィルタFは、留め具31
のネジを緩めることでディスクから容易に取り外しでき
るので、撮影対象等に応じて自由に組合せを変えること
ができる。これにより、種々のフィルタワークが可能と
なった。とくに手動のフィルタ切り換えができるので、
絶妙のタイミングで迅速性が要求される高度なフィルタ
ワークが可能となった。さらに、図5に示すディスクユ
ニット30は、手動時の動力受け部(第1,第2回転体
R1,R2)と、その連結ギアとを備えるものの、その
ために表面に突出箇所が形成されることがなく、コンパ
クトな出来上がりとなっている。したがって、このリモ
ートとマニュアルの切換が可能な機種のほか、マニュア
ル専用機種、さらにはリモート専用機種と、あらゆる機
種に兼用して用いることができる。したがって、例えリ
モートまたはマニュアル専用のディスクユニットより部
品点数は多くとも、開発費も含めてトータルとしてコス
ト削減が可能となる。
【0038】
【発明の効果】本発明に係る回転ツマミおよびディスク
ユニットによれば、手動で被操作物の回転体に回転力を
付与し、かつ、被操作物の着脱が可能な回転ツマミと、
当該回転ツマミに適合した連結機構を有するディスクユ
ニットとを新たに提案できた。本発明に係る撮像装置に
よれば、上記回転ツマミを光学フィルタを保持したディ
スクの手動操作用ツマミに応用した撮像装置を新たに提
供できた。この撮像装置では、筐体内へのディスクユニ
ットの着脱が容易で、回転ツマミおよびディスクユニッ
トの構造も余り複雑でない。また、ディスクユニットは
表面に回転体が表出しているのみであり、リモート専
用,マニュアル専用の機種、または両者の切換が可能な
機種と、あらゆる機種に適合したディスクユニットとし
て使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る放送用ポータブルビデオカメラ
の要部外観を示す側面図である。
【図2】実施形態に係るカメラの要部外観を示す正面図
である。
【図3】実施形態に係るカメラのフィルタ表示ラベルを
示す図である。
【図4】実施形態に係るカメラの側パネルを外した状態
における、内部の要部構成を示す図である。
【図5】実施形態に係るディスクユニットを前パネル側
から見た正面図である。
【図6】実施形態に係る回転ツマミの構造を示す断面
図、および、その回転ツマミと係合する第1,第2回転
体のピン穴配置図である。
【図7】実施形態に係るカメラにおいて、ディスクユニ
ットを取り外した際の正面図である。
【符号の説明】
1…筐体、1a…前パネル、1b…側パネル、1c…位
置決めピン、2…把手、3…肩載せパッド、4…VF取
付けシュー、5…レンズマウント部、6,7-1,7-2
表示ラベル、8…モータ制御スイッチ、9…回路基板、
10…回転ツマミ、11…ツマミ軸体、12…筒体、1
1a…中心ピン(第1係合部)、11b,11c,12
a,12b…回転合わせピン(第2係合部)、13…第
1ツマミ、14…操作部、15…第2ツマミ、16…可
動枠体(枠体)、16a,16b…リング状部、17…
固定枠体(枠体)、17a…取付け片、20…バネ(付
勢手段)、30…ディスクユニット、31…留め具、3
2…回転軸、33…保持体、34…軸止パネル、35…
側部、36…ビス、PM1,PM2…ポテンショメー
タ、MT1,MT2…モータ、FD1,FD2…フィル
タディスク、F…光学フィルタ、G11等…ギア、R1
…第1回転体、R2…第2回転体、H1a…軸穴、H1
b等…回転合わせ穴、X…軸。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 勝山 智康 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 青木 正一 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 井口 知美 埼玉県大宮市植竹町1丁目324番地 富士 写真光機株式会社内 Fターム(参考) 2H083 AA34 2H101 EE02 5C022 AC34 AC55 AC74 AC78 AC79

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転体を有した被操作物に対し脱着可能に
    連結し、手動で操作され、その操作時の回転力を上記回
    転体に付与する回転ツマミであって、 ツマミ軸体と、 上記ツマミ軸体の軸を中心に回転し、上記回転体に回転
    角を合わせながら連結するツマミとを有し、 上記ツマミ軸体は、上記回転ツマミを上記被操作物に近
    づけたときに最初に上記回転体と係合して軸合わせする
    第1係合部を有し、 上記ツマミ軸体または上記ツマミは、上記軸合わせ後に
    当該ツマミを回し上記回転体と回転角が一致したときに
    当該回転体と係合する第2係合部を有した回転ツマミ。
  2. 【請求項2】上記被操作物は、同じ軸中心に独立に回転
    する第1,第2回転体を有し、 上記ツマミは、上記ツマミ軸体と固定されて軸回転し、
    上記第1回転体に回転角を合わせながら連結する第1ツ
    マミと、 上記ツマミ軸体を軸に上記第1ツマミと独立に回転し、
    上記第2回転体に回転角を合わせながら連結する第2ツ
    マミとを有した請求項1記載の回転ツマミ。
  3. 【請求項3】上記ツマミ軸体と上記第2ツマミそれぞれ
    に上記第2係合部を有した請求項2記載の回転ツマミ。
  4. 【請求項4】上記ツマミ軸体,上記第2ツマミは、大き
    さが異なる複数の第2係合部を当該ツマミ軸体,第2ツ
    マミごとに有した請求項3記載の回転ツマミ。
  5. 【請求項5】上記ツマミ軸体および上記第2ツマミそれ
    ぞれは、上記第1,第2回転体に設けた対応するピン穴
    に適合した径の複数のピンを有し、 上記ツマミ軸体に設けた中心ピン、上記ツマミ軸体,第
    2ツマミの一方に設けたピン、他方に設けたピンの順
    で、上記被操作物側に上記複数のピンの各先端が突出し
    た請求項2記載の回転ツマミ。
  6. 【請求項6】上記回転ツマミは、上記ツマミ軸体および
    上記第1,第2ツマミを、当該回転ツマミの固定面に対
    し抜き差しする方向に所定ストロークで移動可能に保持
    した枠体と、 上記固定面に対し上記枠体を一定の力で押し、上記ツマ
    ミ軸体および上記第2ツマミの上記被操作物との連結状
    態を維持する付勢手段とを更に有した請求項2記載の回
    転ツマミ。
  7. 【請求項7】ディスクと、当該ディスクを回転可能に保
    持した保持体とを有したディスクユニットであって、 上記保持体の表面に、上記ディスクと連動して軸回転す
    る回転体が表出し、 当該回転体の表出面に、回転角を合わせるための手段を
    有したディスクユニット。
  8. 【請求項8】上記回転体は、その中心の軸合わせ用のピ
    ン穴と、 当該軸合わせ用のピン穴を中心とした周回方向に異なる
    径の複数のピン穴とを有した請求項7記載のディスクユ
    ニット。
  9. 【請求項9】上記ディスクユニットは、同じ軸中心に互
    いに独立に回転可能に上記保持体内に少なくとも一部収
    容した第1,第2ディスクを有し、 上記保持体の表面に、上記第1ディスクと連動する第1
    回転体と、 当該第1回転体と同じ軸中心に独立に回転し、上記第2
    ディスクと連動する第2回転体とが表出した請求項7記
    載のディスクユニット。
  10. 【請求項10】上記第1回転体は、その中心に軸合わせ
    用のピン穴を有し、 当該第1回転体および上記第2回転体それぞれは、上記
    軸合わせ用のピン穴を中心とした周回方向に異なる径の
    複数のピン穴を有した請求項9に記載のディスクユニッ
    ト。
  11. 【請求項11】上記保持体内に、上記第1ディスクと上
    記第1回転体との間に連結して動力を双方向に伝達し、
    かつ、外部の第1駆動モータと動力の結合および切り離
    しが可能な第1中間回転体と、 上記第2ディスクと上記第2回転体との間に連結して動
    力を双方向に伝達し、かつ、外部の第2駆動モータと動
    力の結合および切り離しが可能な第2中間回転体とが収
    容された請求項9に記載のディスクユニット。
  12. 【請求項12】筐体と、複数の光学フィルタを保持した
    ディスクと、当該ディスクを軸回転可能に保持した状態
    で筐体内から筐体外に取り外し可能なディスクユニット
    とを有した撮像装置であって、 使用時に上記ディスクユニットと連結し、手動で操作さ
    れて上記ディスクを軸回転させ、上記ディスクユニット
    を筐体外に取り外すときは外側に退避する操作が可能な
    回転ツマミが、上記筐体に設けられ、 当該回転ツマミは、ツマミ軸体と、 上記ツマミ軸体の軸を中心に回転し、上記ディスクと回
    転角を合わせながら上記ディスクユニットに連結するツ
    マミとを有した撮像装置。
  13. 【請求項13】上記ディスクユニットは、上記ディスク
    と連動して軸回転する回転体を有し、 上記ツマミ軸体は、上記回転ツマミを上記ディスクユニ
    ットに近づけたときに最初に上記回転体と係合して軸合
    わせする第1係合部を有し、 上記ツマミ軸体または上記ツマミは、上記軸合わせ後に
    当該ツマミを回し上記ディスクと回転角が一致したとき
    に上記回転体と係合する第2係合部を有した請求項12
    記載の撮像装置。
  14. 【請求項14】上記ディスクユニットは、同じ軸中心に
    独立に回転する第1,第2ディスクと、 上記第1ディスクと連動して回転する第1回転体と、 上記第2ディスクと連動して回転する第2回転体とを有
    し、 上記ツマミは、上記ツマミ軸体と固定されて軸回転し、
    上記第1ディスクと回転角を合わせながら上記第1回転
    体に連結する第1ツマミと、 上記ツマミ軸体を軸に上記第1ツマミと独立に回転し、
    上記第2ディスクと回転角を合わせながら上記第2回転
    体に連結する第2ツマミとを有した請求項12記載の撮
    像装置。
  15. 【請求項15】上記ツマミ軸体は、上記回転ツマミを上
    記ディスクユニットに近づけたときに最初に上記第1回
    転体と係合して軸合わせする第1係合部を有し、 上記ツマミ軸体,上記第2ツマミそれぞれは、上記軸合
    わせ後に上記第1,第2ツマミを回したときに所定の順
    で上記第1,第2回転体と係合する第2係合部を有した
    請求項14記載の撮像装置。
  16. 【請求項16】上記ツマミ軸体,上記第2ツマミは、大
    きさが異なる複数の第2係合部を当該ツマミ軸体,第2
    ツマミごとに有した請求項15記載の撮像装置。
  17. 【請求項17】上記第1回転体は、その中心に軸合わせ
    用のピン穴を有し、 当該第1回転体および上記第2回転体それぞれは、上記
    軸合わせ用のピン穴を中心とした周回方向に異なる径の
    複数のピン穴を有した請求項14に記載の撮像装置。
  18. 【請求項18】上記ツマミ軸体および上記第2ツマミそ
    れぞれは、上記第1,第2回転体に設けた対応するピン
    穴に適合した径の複数のピンを有し、 上記ツマミ軸体に設けた中心ピン、上記ツマミ軸体,第
    2ツマミの一方に設けたピン、他方に設けたピンの順
    で、上記筐体内側に上記複数のピンの各先端が突出した
    請求項17記載の撮像装置。
  19. 【請求項19】上記回転ツマミは、上記ツマミ軸体およ
    び上記第1,第2ツマミを、筐体面に対し抜き差しする
    方向に所定ストロークで移動可能に保持した枠体と、 上記筐体に対し上記枠体を一定の力で押し、上記ツマミ
    軸体および上記第2ツマミの上記ディスクユニットとの
    連結状態を維持する付勢手段とを更に有した請求項14
    記載の撮像装置。
  20. 【請求項20】上記ディスクユニット内に、上記第1デ
    ィスクと上記第1回転体との間に連結して動力を双方向
    に伝達し、かつ、外部の第1駆動モータと動力の結合お
    よび切り離しが可能な第1中間回転体と、 上記第2ディスクと上記第2回転体との間に連結して動
    力を双方向に伝達し、かつ、外部の第2駆動モータと動
    力の結合および切り離しが可能な第2中間回転体とが収
    容された請求項14に記載の撮像装置。
JP2000164775A 2000-05-30 2000-05-30 回転ツマミ、ディスク回転操作装置および撮像装置 Expired - Fee Related JP4439684B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000164775A JP4439684B2 (ja) 2000-05-30 2000-05-30 回転ツマミ、ディスク回転操作装置および撮像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000164775A JP4439684B2 (ja) 2000-05-30 2000-05-30 回転ツマミ、ディスク回転操作装置および撮像装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001343679A true JP2001343679A (ja) 2001-12-14
JP4439684B2 JP4439684B2 (ja) 2010-03-24

Family

ID=18668355

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000164775A Expired - Fee Related JP4439684B2 (ja) 2000-05-30 2000-05-30 回転ツマミ、ディスク回転操作装置および撮像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4439684B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005198242A (ja) * 2003-12-29 2005-07-21 Samsung Electronics Co Ltd 光学機器の光学フィルタ切換装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005198242A (ja) * 2003-12-29 2005-07-21 Samsung Electronics Co Ltd 光学機器の光学フィルタ切換装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4439684B2 (ja) 2010-03-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8023029B2 (en) Digital camera-projector hybrid
EP1337106B1 (en) Camera with flange back adjusting mechanism
JPH06141209A (ja) プロジェクタ機能を有するムービーカメラシステム
JP2005227365A (ja) 光学部品の製造方法
JP2008259118A (ja) 撮像装置
WO2018083921A1 (ja) 撮像装置
US4437126A (en) Electronic cinema camera
JP2001343679A (ja) 回転ツマミ、ディスクユニットおよび撮像装置
JPH1056589A (ja) 電子的撮像装置
JP4530689B2 (ja) カメラのダイヤル切替装置
JP2005354220A (ja) 撮像装置
JPS6023841A (ja) 交換レンズ鏡筒
JP3968479B2 (ja) 撮像装置
JP2003259167A (ja) 撮像装置およびその光学フィルター切換機構
KR100383694B1 (ko) 카메라용렌즈지지기구
JPH02285311A (ja) テレビカメラのレンズ装置
JPH07255027A (ja) スクリーン収納式投写型表示装置
JPH0946559A (ja) 複合カメラ
JP2009133944A (ja) レンズ駆動装置、レンズ鏡筒、撮像装置及び可動レンズ枠の位置出し方法
JP2002333660A (ja) カメラ
JPH04343310A (ja) 表面波モータ内蔵レンズ鏡筒
JPH06148721A (ja) インターナルフォーカスタイプ撮影レンズとフードを備えた撮影システム
JP2551329B2 (ja) レンズ鏡筒
JP2558353B2 (ja) 絞り板とステッピングモータとの位置調節方法
JP4269120B2 (ja) 光学フィルタ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061120

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090724

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090825

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091019

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091208

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100106

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130115

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees