JP2008259118A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な機構により、複数枚のフィルタを良好な操作感で切り替えられるようにする。
【解決手段】フィルタ部102として、フィルタ板2と第1歯車4と第2歯車8cと駆動ギア5とを備えた。フィルタ板2は、1枚又は複数枚のフィルタ1を保持し、撮像光の通過位置から外れた位置に配置された回転軸3を中心として、回転可能に配置した。第1歯車4は、フィルタ板2の回転軸3に取り付け、第2歯車8cは、操作子8に連結した。駆動ギア5は、撮像光の通過位置を挟んで、フィルタ板2の回転軸と対向した位置に中心軸6を配置してあり、第1歯車4と噛み合う内歯車部5aと、第2歯車8cと噛み合う操作子側に連結された外歯車部5bとを備え、撮像光の通過位置の外側で内歯車部5aと外歯車部5bとを接続する形状とした。
【選択図】図5

Description

本発明は、例えばレンズを通して入射された光の特性を変化させるフィルタを備えた撮像装置に適用して好適な撮像装置に関する。
ビデオカメラ等の撮像装置において、撮像素子に入射する光の量を制限するためにND(Neutral Density)フィルタが使用されることがある。NDフィルタは、色にはほとんど影響を与えずに光量だけを減少させることができるフィルタであり、光量の多い屋外等での撮影時やスローシャッタ使用時に使用される。近年では、撮影効果に対する多様なニーズに応えられるよう、光透過率の異なる複数枚のNDフィルタを切り替えて使用できるようにしたものが増えてきている。
複数枚のNDフィルタを切り替える手法としては、複数のNDフィルタが所定の間隔を置いて配置された円盤状のフィルタ板を用い、その回転盤を手動又は電動で回転させることでフィルタを切り替える手法などがよく知られている。
特許文献1には、複数の光学フィルタを有するフィルタターレットを回転させることにより、撮像素子の光入射面の前方にフィルタを選択的に位置づけることについての開示がある。
特開平6−22187号公報
ところで、上述したようなフィルタ板を撮像装置に適用する場合は、使用したいNDフィルタを、レンズを通過した撮像光が通る位置に配置する必要がある。つまり、撮像光が通る位置には、回転盤を駆動する機構等を配置できないことになる。また、撮像装置の中でも、特に撮影者の肩に乗せて使用するタイプのビデオカメラにおいては、スイッチやダイヤル等の操作部は、撮影者側、つまり撮像装置を後側から見た場合の左側の面に配置することが一般的とされている。このようなビデオカメラの場合には、カメラの右側は、撮影者の手でカメラを保持しているため、右手でスイッチ等を操作するのは好ましくない。
撮像装置の径方向のサイズが比較的大きい場合には、これらの制限を満たす位置にフィルタ板やその駆動機構を配置することに、さほど大きな問題は生じない。しかし近年では撮像装置に対する小型化要求が高まっており、撮像装置の径も小さくなってきている。径の小さい撮像装置の筐体の中に、このような制限を満たすようにしてフィルタ板やその駆動機構を配置するとなると、駆動機構が複雑化してしまうという問題があった。図10に、この場合のフィルタ板及びフィルタ板の駆動機構の配置例を示してある。図10に示した図は、撮像装置の後側から見た場合の図であり、フィルタ板200及びフィルタ板の駆動機構(歯車)が筐体300の内部に配置された様子を示している。図10に示した状態では、フィルタ保持枠202aの配置位置が、レンズからの撮像光が通過する位置であり、その位置に、他のフィルタ保持枠202b,202cに保持されたフィルタについても配置可能とするために、回転軸203を中心にして回転可能に、円盤状のフィルタ板200を配置してある。
フィルタ板200には、フィルタ保持枠202a,202b,202cを設けてあり、フィルタ保持枠202aと202bには、それぞれ光透過率の異なるNDフィルタを装着してある。フィルタ保持枠202cは、NDフィルタを装着していない状態としてある。フィルタ板200は、回転軸203を中心に回転可能な状態でフィルタ収容部210内に取り付けてあり、回転軸203の外周には歯車204を設けてある。
筐体300の右端には、NDフィルタを切り替えるためのダイヤルとして、操作部205を設けてある。ダイヤルとして構成された操作部205は二段歯車の形状としてあり、外側のダイヤル部205aの一部が撮像装置の側面から少しだけ外に出るようにして配置してある。つまり、外側のダイヤル部205aが操作ダイヤルとして機能するようにしてある。内側の小径の歯車205bと、フィルタ板200の中心に設けられた歯車204との間には、撮像光が通過する位置を避けるようにして遊び歯車206,207,208,209を配置してあり、これらの複数の歯車でギアトレインを組んである。
このような構成としてあるため、操作部205の外側のダイヤル部205aを回転させることで、内側の歯車205bを通してその回転が遊び歯車206,207,208,209及び歯車204に伝わり、フィルタ板200が回転する。つまり、操作部205を回転させることで所望のNDフィルタに切り替えることができるようになる。
しかし、このような構成とした場合には歯車を複数枚用意する必要があるため、部品点数が多くなってしまう上、機構も複雑となる。また、操作部205の回転のストロークは、NDフィルタの切り換え動作と連動していることが好ましいが、このような構成ではその対応を実現することができない。歯車の設置場所がかなり制限されているため、歯車の円直径を大きくすることができず、歯車間の速度伝達比を大きく変化させることができないためである。このため、NDフィルタを切り替えるために必要な回転角度をフィルタ板200に与えるには、操作部205を1回転以上回転させなければならなくなってしまうという問題があった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、簡易な機構により複数枚のフィルタを良好な操作感で切り替えられるようにすることを目的とする。
本発明は、撮像素子に入射する撮像光の光路にフィルタが配置されるフィルタ部を備え、フィルタ部に配置されるフィルタを操作子の操作で選択可能な撮像装置に適用される。フィルタ部は、フィルタ板と第1歯車と第2歯車と駆動ギアとを備える。フィルタ板は、1枚又は複数枚のフィルタを保持し、撮像光の通過位置から外れた位置に配置された回転軸を中心として、回転可能に配置される。第1歯車は、フィルタ板の回転軸に取り付けられる。第2歯車は、操作子に連結される。駆動ギアは、撮像光の通過位置を挟んで、フィルタ板の回転軸と対向した位置に中心軸を配置してあり、第1歯車と噛み合う内歯車部と、第2歯車と噛み合う操作子側に連結された外歯車部とを備え、撮像光の通過位置の外側で内歯車部と外歯車部とを接続する形状としてある。
このようにしたことで、外歯車部と内歯車部を備えた駆動ギアを介して、操作子からの動きがフィルタ板に伝わり、フィルタ板を回転させることができるようになる。
本発明によると、外歯車部と内歯車部を備えた駆動ギアによる動きの伝達でフィルタ板を回転させることができるようになるため、装置を小型化でき、部品点数を抑えることができるようになる。また、外歯車部と内歯車部とのギア比を調整することで、少ない操作子の移動量でフィルタの切り換えを行うことができるようになる。
以下、本発明の一実施の形態を、図1〜図9を参照して説明する。図1は、本実施の形態を適用した撮像装置100の構成例を示す斜視図である。撮像装置100は、複数枚のズームレンズ等で構成されるレンズ部101と、レンズ部101に入射する不要光を遮断するレンズフード101bと、レンズ部101を介して入射される光の量を減量するNDフィルタを備えたフィルタ部102と、レンズ部101とフィルタ部102を介して入射された被写体光を映像信号に変換する、撮像部が収納された撮像部収納部120と、撮像装置100の各部に電源を供給するバッテリが収納されたバッテリ収納部130とを有する。
レンズフード101bは、レンズ部101の光の入射側の先端部分に取り付けてあり、レンズ部101の光の出射側には、フィルタ部102を接続させてある。フィルタ部102は、光透過率の異なる2枚のNDフィルタが取り付けられた円盤状のフィルタ板を有しており、筐体の側面に設けたフィルタ切り換えスイッチ102aが、矢印A1として示した範囲内を上、中、下の3つのポジション間を移動させられることにより、2枚のNDフィルタのうちのいずれか、もしくはNDフィルタを使用しない状態とを切り替えられる構成としてある。フィルタ部102の詳細については後述する。フィルタ部102の後側には、撮像部収納部120を接続させてあり、撮像部収納部120の後方には、バッテリ収納部130を配置してある。
上述した各部の上部には、レンズ部101における光軸方向と平行に、ハンドル140を設けてある。撮像部収納部120やレンズ部101とハンドル140との間はある程度の間隔を空けてあり、撮像装置100をユーザ(撮影者)が持つ際には、ハンドル140を手でつかんで保持し易い形状としてある。
ハンドル140の末端部分には、撮影の構図決定や焦点合わせ等を行うためのビューファインダ109を取り付けてある。そしてビューファインダ109の先端部には、アイカップ111を取り付けてある。ビューファインダ109内には、画面サイズが1インチ程度の小型の表示部が配置してあり、撮影者はアイカップ111に直接の目を近づけて、表示を確認する。
ハンドル140の先端部分には、マイクロフォン108を配置してある。ハンドル140の上面のマイクロフォン108の配置位置から、ハンドル20上を若干奥に後退した位置には、撮像部が得た映像信号の再生や録画に関する操作信号を入力するための操作部116を配置してある。操作部116は、再生に関する操作を行うための再生操作ボタンや、録画の開始及び停止を指示する録画ボタン等で構成してある。
ハンドル140の先端寄りの下側、つまり操作部116が配置された面の裏側には、撮像部で得た映像信号を画像として表示する表示部110を設けてある。表示部110は、例えは画面の対角線のサイズが3.5インチ程度の大きさの液晶画像表示パネルで構成される表示パネルを有しており、表示パネルを上面に向けた状態で筐体に収納可能な構成としてある。なお、表示部110の表示パネルとして、液晶表示パネル以外の画像表示パネルを使用してもよい。
次に図2を参照して、フィルタ部102の撮像装置100における配置位置について説明する。図2(a)では、レンズ部101に、フィルタ部102と光学ブロック60とを取り付けた状態を示してあり、図2(b)では、レンズ部101とフィルタ部102とを分解斜視図として示してある。図2(a)及び(b)においては、レンズ部101を二点鎖線で示してある。また、図2(a)及び(b)においては、フィルタ部102として、フィルタ板を収容したケースであるフィルタ収容部30のみを示しており、フィルタ収容部30内に収容されたフィルタ板等は図示を省略してある。
図2(a)において、フィルタ部102は、レンズ部101の出射面に装着してあり、フィルタ部102の裏面には、光学ブロック60を取り付けてある。レンズ部101とフィルタ部102、フィルタ部102と光学ブロック60とは、ネジ締めにより固定してある。
光学ブロック60は、フィルタ部102とのインターフェース部分であるベース部50と、色分解プリズム51と、色分解プリズムで分解されたBの光を光電変換する撮像素子52Bと、色分解プリズムで分解されたGの光を光電変換する撮像素子52Gと、色分解プリズムで分解されたRの光を光電変換する撮像素子52Rと、撮像素子52G,52R,52Bを搭載した回路基板53B,53R,53Bで構成してある。色分解プリズム51はベース部50上に固着させてあり、色分解プリズム51の各出射面上には、回路基板53B,53R,53B上に搭載された撮像素子52B,52G,52Rを固着させてある。
ベース部50には、フィルタ部102との位置決めを行うための位置決め孔50aと、50b(図示略)を設けてあり、これらの孔に、フィルタ部102から突出した、フィルタ板回転用の回転軸3(図示略)と、フィルタ板を駆動する機構の機軸である駆動ギア中心軸6が嵌め込まれることで、光学ブロック60がフィルタ部102に対して精度よく位置が合わせられる。フィルタ板及びその駆動機構の詳細については後述する。
図2(b)では、レンズ部101に位置決め孔50a及び50bが設けられている様子を示してあり、位置決め孔50aには、フィルタ部102の後方(入射光の方向)に突出した駆動ギア中心軸6が嵌めこまれ、位置決め孔50bには、同じくフィルタ部102の後方に突出したフィルタ回転軸3が嵌め込まれる。
図3には、フィルタ部102を背面側から見た場合の斜視図を示してある。図3においても、フィルタ部102内に収容されたフィルタ板及びフィルタ板の駆動機構は、図示を省略してある。フィルタ収容部30には中心部分に中空部31を設けてあり、中空部31が光路Ax1の位置に光路Ax1に対して垂直に配置されるように、筐体内に取り付けてある。
中空部31を囲む左右の位置には、駆動ギア中心軸6及びフィルタ回転軸3が突出している。本例においては、駆動ギア中心軸6及びフィルタ回転軸3を、レンズ部101との位置決め用のピンとしても使用している。
フィルタ部102から突出したフィルタ回転軸3及び駆動ギア中心軸6が、光学ブロック60のベース部50に設けられた位置決め孔50b及び50aに挿し込まれている状態の例を、図4に示してある。図4は、フィルタ部102及びその背面に装着された光学ブロック60とを、光が出射される側の方向から見た場合の斜視図である。
図4においては、フィルタ部102のフィルタ回転軸3が、光学ブロック60のベース部50上の位置決め孔50bに嵌めこまれており、駆動ギア中心軸6が、位置決め孔50aに挿し込まれている。そしてその状態で、ベース部50とフィルタ部102とがネジ55a〜55dでネジ留めされている。このように、フィルタ回転軸3及び駆動ギア中心軸6を位置決め孔に挿し込んでからネジ締めすることで、フィルタ部102と光学ブロック60との位置決め精度を上げることができる。
次に、図5を参照して、フィルタ部102の内部構成例について説明する。図5において、光路Ax1の位置には中空部31が配置されている。中空部31の左側にはフィルタ回転軸3を設けてあり、フィルタ回転軸3を中心に回転可能な状態で、フィルタ板2を嵌め込んである。フィルタ回転軸3の外周には歯車4(第1歯車)を設けてある。フィルタ板2をフィルタ回転軸3に嵌め込む際には、図示せぬ弓形の板バネを、たわみ側を上にしてフィルタ板2の下に挟むようにしてあり、フィルタ板2に対して光軸方向に押す力が常に働くようにしてある。これにより、歯車4と後述する駆動ギア5との歯車とが良好に噛み合うようになる。
フィルタ板2上にはフィルタ保持枠2a,2b,2cを設けてあり、それぞれの枠は、フィルタ回転軸3を中心とした放射線上の位置に、それぞれが等間隔となるように配置してある。本例では、フィルタ保持枠2aにNDフィルタ1aを、フィルタ保持枠2bにNDフィルタ1bを嵌め込んであり、フィルタ保持枠2cは何も嵌めこまない状態としてある。NDフィルタ1aとしては、光量を1/32に減量するフィルタを用い、NDフィルタ1bとしては、光量を1/6に減量するフィルタを用いてある。
中空部31の右側には、フィルタ板2を回転させるための駆動ギア5の機軸となる、駆動ギア中心軸6(第2歯車)を設けてある。駆動ギア中心軸6の右側には、駆動ギア5に動力を与える機構である、フィルタ切り換えつまみ8を設けてある。フィルタ切り換えつまみ8は、光路Ax1と平行に配置された円柱部8aと、円柱部8aの先端部分に、円柱部8aに対して直角の角度で設けられたつまみ部8bと、円柱部8aの根元部分の外周上に設けられた歯車8cとで構成される。
図5においては図示を省略してあるが、つまみ部8bの先端には、フィルタ切り換えスイッチ102a(図1参照)を取り付けてあり、撮影者によりフィルタ切り換えスイッチ102aの位置が切り替えられることにより、連動してフィルタ切り換えつまみ8が回転するようにしてある。
フィルタ切り換えつまみ8の根元部分に設けられた歯車8cには、駆動ギア5の外歯車部5bが噛み合うようにしてあり、フィルタ回転軸3の外周上に設けられた歯車4には、駆動ギア5の内歯車部5aが噛み合うようにしてある。駆動ギア5は、内歯車部5aが設けられた円筒部分と、円筒部分から突起するようにして伸びた部分であり、その先端に外歯車部5bを有する部分とで構成してある。そして駆動ギア5においては、駆動ギア中心軸6を支点として、外歯車部5bと内歯車部5aとが相反する方向に回動する。
このような構成としてあることで、撮影者によりフィルタ切り換えスイッチ102a(図1参照)の位置が切り替えられると、その動きに連動してフィルタ切り換えつまみ8が回転し、フィルタ切り換えつまみ8の歯車8cと歯が噛み合っている駆動ギアの外歯車部5bが、フィルタ切り換えつまみの回転方向とは逆の方向に回転する。そして、駆動ギア5の支点である駆動ギア中心軸6を介して、外歯車部5bとは対称の位置にある内歯車部5aが、外歯車部5bの移動方向とは反対の方向に移動する。内歯車部5aは、フィルタ回転軸3上に設けられた歯車4と噛み合っているため、歯車4は、内歯車部5aの移動方向とは反対の方向に回転する。そして、フィルタ板2が回転する。
駆動ギア中心軸6から外歯車部5bまでの距離に対して、駆動ギア中心軸6から内歯車部5aまでの距離を長く取ってあるため、外歯車部5bに伝えられた回転は、増速されて内歯車部5aに伝えられる。本例においては、フィルタ切り換えつまみ8を80°回転させることで、フィルタ板2を120°回転させられるようにギア比を調整してある。
また、駆動ギア5においては、内歯車部5bが設けられた中空部分の径を大きくとってあり、駆動ギア5がどのような位置に配置されても、駆動ギア5が光軸上の光を遮らないような構成としてある。
さらに、本例では、フィルタ板2が延々回り続けてしまわないように、回り止めの機構を設けてある。回り止めの機構は、フィルタ板2の外周に設けた回り止め用溝2d,2e,2fと、これらの溝に嵌め込まれる回り止め部材7とで構成してある。
回り止め部材7は、板状で、かつフィルタ板2の円周に沿うような、くの字の形状としてある。回り止め部材7の先端部分は半円状の形状としてあり、フィルタ板2の外周部に沿って回転するローラ7cを設けてある。そして、回り止め回転軸7aを中心に回転可能な状態で、フィルタ収容部30に取り付けてある。回り止め回転軸7aの根元部分には、ねじりコイル形状のバネ7bを巻いてあり、バネ7bの一方の腕をフィルタ収容部30の側面に、もう一方の腕を回り止め部材7に固定してある。このため回り止め部材7には、常に、フィルタ板2の中心方向に働く力が加わっていることになる。このため、回り止め部材7の先端部分が、フィルタ板2の回り止め用溝2d,2e,2fに嵌め込まれた状態では、フィルタ板2の回転は制限されるようになる。
フィルタ板2に設けられた回り止め用溝2d,2e,2fは、フィルタ板2のNDフィルタ1a又は1b、もしくはフィルタが装着されていないフィルタ保持枠2cが、中空部31と重なる位置に配置された状態で固定されるように、位置を調整して設けてある。また、回り止め用溝2dの溝は緩やかなカーブで形成してあるのに対して、回り止め用溝2eと2fの溝は、ラチェット形状(くさび形状)としてある。これにより、回り止め部材7の先端部分が回り止め用溝2eと2fに嵌め込まれると、その状態からはフィルタ板2が一方向にしか回転しなくなる。
このように構成してあることで、フィルタ切り換えつまみ8の回転角度が240°に制限される。また、フィルタ切り換えつまみ8を80°回転させる毎に回り止め部材7の先端部分が回り止め用溝2d,2e,2fに嵌るようになるため、フィルタ切り換えつまみ8の回転80°が、1ストロークとなる。そして上述したとおり、フィルタ切り換えつまみ8を80°回転させるとフィルタ板2が120°回転するようにしてあるため、フィルタ切り換えつまみ8の1ストロークで、NDフィルタ1aと1b又はNDフィルタ無しの状態を切り替えられるようになる。
また本例では、現在選択されているNDフィルタの種類を、表示部110やビューファインダ109(共に図1参照)上に表示するようにしてあり、この機能を実現するための機構を、駆動ギア5に設けてある。現在どの種類のNDフィルタが選択されているかを検知するには、フィルタ収容部30の中空部31の位置に、フィルタ板2上のフィルタ保持枠2a,2b,2cのうち、どの枠が配置されているかを検知する必要がある。本例では、枠の位置を検出するためのセンサ部を、フィルタ部102の入射光側の面に接面された回路基板上に、入射光の方向に向けて配置してある。図5においては、位置検出用センサ部33a及び33bとして示してある。フィルタ収容部30の、位置検出用センサ部33a,33bの配置位置に対応する部分は中空としてあるため、位置検出用センサ部33a及び33bは、フィルタ板2の配置面と同一の面上に配置されるようになる。
位置検出用センサ部33a及び33bは、それぞれ、発光部33a−1,33b−1と受光部33a−2と33b―2とで構成してある。本例では、発光部で発光した光が被写体光と混じってしまわないように、発光部33a−1及び33b−1を光軸側に配置し、受光部33a−2及び33b−2を筐体の外側に配置するようにしてある。
図5では、発光部33b−1と受光部33b−2との間に、駆動ギア5上に設けられた突起部5dのうちの一枚が嵌めこまれている様子が示されている。つまり、図5に示した状態では、発光部33b−1が発した光は受光部33b−2に届かないため、位置検出センサ部33aにおいてのみ、光が検出されるようになる。突起部5dの位置は、駆動ギア5の位置に応じて図中に矢印A2で示した範囲を移動するため、位置検出用センサ部33aと33bのうち、いずれにおいて光が検出されたか、またはいずれにおいても光が検出されているかの判断により、フィルタ収容部30の中空部31の位置に、フィルタ保持枠2a,2b,2cのうち、どの枠が配置されているかを認識することができる。フィルタ保持枠2a,2b,2cの配置位置と、位置検出用センサ部33a及び33bにおける検出結果の対応については、図6〜図8を参照して説明する。
図6〜図8は、図5に示した斜視図に対応する正面図であり、フィルタ収容部30がカメラ筐体120の内部に配置された様子を示している。撮像装置100を後側から見た場合の図である。上下の方向は、図1に示した撮像装置100とは反転させてある(図4及び図5とは同一)。
図6では、フィルタ切り換えスイッチ102aが一番下のポジション(図1においては一番上)にある場合の例を示してある。フィルタ切り換えスイッチ102aの先端部分は、フィルタ切り換えつまみ8のつまみ部8bと接続させてあり、フィルタ切り換えつまみ8は、フィルタ切り換えスイッチ102aの切り換え動作に応じて回転するようにしてある。
図6に示した例では、フィルタ切り換えスイッチ102aが一番下のポジションにあるため、フィルタ切り換えつまみ8も下方に回転している。そして、フィルタ切り換えつまみ8の歯車8cと歯が噛み合っている駆動ギア5では、駆動ギア中心軸6を支点として外歯車部5bが上方に移動し、内歯車部5aが下方に移動している。本例では、フィルタ切り換えスイッチ102aが一番下のポジションにある場合には、フィルタ板2のフィルタ保持枠2aが、撮像光が通過する位置に配置されるようにしてあり、フィルタ保持枠2aに装着されたNDフィルタ1a(光量を1/32に減量)が選択されたことになる。
この状態では、駆動ギア5に設けられた突起部5dが、位置検出用センサ部33bの発光部33b−1と受光部33b−2との間に配置されるため、位置検出用センサ部33bでは光が検知されず、位置検出用センサ部33aのみで光が検知されるようになる。つまり、位置検出用センサ部33aのみで光が検知されている状態は、NDフィルタ1aが選択されている状態ということになる。このように、位置検出用センサ部33aと33bでの検出結果と選択されたフィルタの種類とを対応付けられる為、位置検出用センサ部33a及び33bの検出結果に応じて、選択されたNDフィルタの種類を表示部110等に表示するようにしてある。
また、図6に示したように、フィルタ切り換えスイッチ102aが一番下のポジションにある場合には、フィルタ板2の回転方向を制限する回り止め部材7は、フィルタ板2に設けられたくさび形の回り止め用溝2fに嵌め込まれるようにしてある。このため、フィルタ板2は図6における右回りの方向にしか回らなくなる。つまり、フィルタ板2において回転が制限される方向と、フィルタ切り換えスイッチ102aにおいて切り換えが制限される方向とが、対応することになる。
図7では、フィルタ切り換えスイッチ102aが中央のポジションにある場合の例を示してある。このような位置においては、フィルタ板2のフィルタ保持枠2bが、撮像光が通過する位置に配置されるようになる。つまり、フィルタ保持枠2bに装着された、NDフィルタ1b(光量を1/6に減量)が選択されたことになる。
この状態では、駆動ギア5に設けられた突起部5dは、位置検出用センサ部33aと33bとのちょうど真ん中の位置に位置するため、位置検出用センサ部33aと33bのいずれのセンサにおいても、光が検知されるようになる。つまり、位置検出用センサ部33a及び33bで光が検知されている状態では、NDフィルタ1b(光量を1/6に減量)が選択されていることになる。よって、表示部110には1/6等の表示が行われるようになる。
フィルタ切り換えスイッチ102aが中央のポジションにある状態では、フィルタ板2の回転方向を制限する回り止め部材7は、フィルタ板2に設けられた回り止め用溝2dに嵌め込まれるようなる。回り止め用溝2dは、緩やかなカーブで形成してあるため、フィルタ板2に回転方向の力が加わった場合には、回り止め部材7は、左右のどちらの方向にも回転が可能となる。
図8では、フィルタ切り換えスイッチ102aが一番上(図1においては一番下)のポジションにある場合の例を示してある。このような位置においては、フィルタ板2のフィルタ保持枠2cが、撮像光が通過する配置されるようになる。フィルタ保持枠2cは、NDフィルタを装着していない状態としてあるため、フィルタ未使用(NDフィルタOFF)の状態が選択されていることになる。
この状態では、駆動ギア5に設けられた突起部5dは、位置検出用センサ部33aの発光部33a−1と受光部33a−2との間に配置されるため、位置検出用センサ部33bにおいてのみ光が検知されるようになる。つまり、位置検出用センサ部33bで光が検知されている状態では、NDフィルタは選択されていないことになる。
フィルタ切り換えスイッチ102aが一番上のポジションにある状態では、フィルタ板2の回転方向を制限する回り止め部材7は、フィルタ板2に設けられたくさび形の回り止め用溝2eに嵌め込まれるようにしてある。このため、フィルタ板2は図6における左回りの方向にしか回らなくなる。このため図8に示した状態においても、フィルタ板2において回転が制限される方向と、フィルタ切り換えスイッチ102aにおいて切り換えが制限される方向とが、対応していることになる。
このように、内歯車部5aを備えた駆動ギア5を用いてフィルタ板2を切り替えるようにしたため、複数のギアを用いてギアトレインを組む必要がなくなる。よって、駆動機構を単純化することができると共に、撮像装置の小型化を図ることができるようになる。また、部品点数を抑えることもできる。
また、駆動ギア5の中空部分の径を広くとってあるため、駆動ギア5が移動することにより通過する撮像光を遮ってしまうようなことがなくなる。
また、フィルタ切り換えつまみ8の歯車8cと駆動ギア5の外歯車部5bとのギア比、内歯車部5aと歯車4とのギア比を調整してあるため、フィルタ切り換えつまみ8の先端部分に取り付けられたフィルタ切り換えスイッチ102aを切り替える1ストロークで、NDフィルタを切り替えられるようになる。これにより、撮影者の感覚にあった操作感を提供することが可能となる。
また、駆動ギア5の軸である駆動ギア中心軸6と、フィルタ板2の軸であるフィルタ回転軸3を、レンズ部101との位置決め用のピンとしても使用しているため、取り付けの精度が出しやすくなる。また、部品点数を削減することができる。
また、フィルタ板2を駆動するための駆動ギア5に突起部5dを設け、その突起部5dの位置を検知することでフィルタの種類を認識できるようにしたため、位置検出用センサ部33a,33bと共に用いる部材を、新たに追加する必要がなくなる。
次に、本例の撮像装置の内部構成例について、図9に示したブロック図を参照して説明する。図9に示す撮像装置100は、レンズ101aを含むレンズ群で構成されるレンズ部101と、レンズ部101を介して入射した光の量を減量するフィルタ部102と、レンズ部101のレンズ群及びフィルタ部102を通して結像された被写体光を光電変換し、映像信号として出力する撮像部103を備える。撮像部103は、図示せぬアナログ・デジタル変換部(以降、A/D変換部と称する)を備えており、その後段には、A/D変換部から出力されたデジタル映像信号に対するデジタル信号処理を行う、信号処理部104を接続してある。
信号処理部104では、ある輝度レベル以上の映像信号を圧縮するニー補正や、映像信号のレベルを予め設定されたγカーブに従って補正するγ補正、映像信号の信号レベルが所定範囲となるように制限するホワイトクリップ処理やブラッククリップ処理等を行う。
撮像部103による撮像や、信号処理部104での処理は、制御部115の制御に基づいて行われる。制御部115は、CPU(Central Processing Unit)等で構成される中央制御装置であり、撮像部103や信号処理部104の他にも、伝送ライン9を介して接続された撮像装置100の各部に対する制御を行う。制御部115から各部に対して行われる制御は、制御部115に接続された操作部116に対する操作入力に基づいて行われる。操作部116は、再生操作ボタンや録画スイッチ等(いずれも図示略)で構成される。
信号処理部104でデジタル信号処理された映像信号は、各部間で行われるデータのやりとりの仲介を行う、インターフェース部105に伝送される。インターフェース部105には、撮影の構図決定や焦点合わせ等を行うためのビューファインダ109と、撮像部103によって撮影中の映像又は、後述する外部記録媒体に記録された映像の再生映像を表示する表示部110と、映像信号の圧縮又は伸張を行う圧縮伸張処理部112を接続してある。伝送ライン9には、外部記録媒体I/F(インターフェース)部114を接続してあり、外部記録媒体I/F部114を介して外部記録媒体113が接続されている。
ビューファインダ109及び表示部110は、例えば液晶パネル等で構成され、撮影された映像のほかにも、各クリップの画像を縮小して生成したサムネイル画像の一覧表示や、映像の属性情報であるメタデータ等の表示も行う。
圧縮伸張処理部112では、撮像部103で撮像された映像信号を、例えばMPEG(Moving Picture Experts Group)形式等の規格に基づいて圧縮する処理を行う。圧縮伸張処理部112で圧縮されたデータは、外部記録媒体I/F部114を介して外部記録媒体113に伝送され、外部記録媒体113に記録される。圧縮伸張処理部112では、外部記録媒体113に記録された圧縮映像データを伸張する処理も行い、伸張した映像データは、インターフェース部105に伝送する。
なお、ここまで説明した実施の形態では、2種類のNDフィルタと、フィルタ無しの状態との3つの状態を切り換え可能な構成を例に挙げて説明したが、3種類のNDフィルタとフィルタ無しの状態とを切り換え可能な構成など、他の構成に適用するようにしてもよい。
また、上述した実施の形態ではフィルタ板2に装着するフィルタとしてNDフィルタを例に挙げて説明したが、赤外線フィルタや偏光フィルタ等、他のフィルタを用いた場合に適用するようにしても良い。
また、上述した実施の形態では、フィルタ板2の切り換えを手動で行う場合を例に挙げたが、駆動ギア5の駆動ギア中心軸6にモータを取り付けて、モータの動力によって回転させる構成としてもよい。
また、上述した実施の形態では、フィルタ板を回転させるための操作子としてフィルタ切り換えスイッチ102aを用いると共に、スイッチの動きを駆動ギア5に伝えるフィルタ切り換えつまみ8を用いた構成としたが、フィルタ切り換えつまみ8を二段歯車等で構成して、操作子と兼ねさせるようにしてもよい。
また、上述した実施の形態では、レンズ部101とフィルタ部102との位置決め用のピンとして、フィルタ回転軸3及び駆動ギア中心軸6を用いた構成としたが、フィルタ回転軸3及び駆動ギア中心軸6はフィルタ部102の背面に突出させず、他に位置決めピンを設ける構成としてもよい。
この場合のレンズ部101とフィルタ部102との取り付けの例を、図10に示してある。図10に示した例では、レンズ部101の後端面に位置決めピン50cと50dを設けてあり、フィルタ部102側に、位置決めピン50cに対応する位置決め孔35aと、位置決めピン50dに対応する位置決め用孔35bを設けてある。この構成においては、フィルタ部102の位置決め孔35a及び35bにレンズ部101の位置決めピン50c及び位置決め孔35bが嵌め込まれることで、レンズ部101とフィルタ部102との位置が定まるようになる。
本発明の一実施の形態による撮像装置の構成例を示す斜視図である。 本発明の一実施の形態によるレンズ部とフィルタ部及び光学ブロックとの取り付け例を示す斜視図であり、(a)は取り付け時の例であり、(b)は分解斜視図である。 本発明の一実施の形態によるフィルタ部の構成例を示す斜視図である。 本発明の一実施の形態によるフィルタ部と光学ブロックとの取り付け例を示す斜視図である。 本発明の一実施の形態によるフィルタ部の構成例を示す正面図である。 本発明の一実施の形態によるフィルタ切り換えの例を示す斜視図である。 本発明の一実施の形態によるフィルタ切り換えの例を示す斜視図である。 本発明の一実施の形態によるフィルタ切り換えの例を示す斜視図である。 本発明の一実施の形態による撮像装置の内部構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態によるレンズ部とフィルタ部及び光学ブロックとの取り付け例を示す分解斜視図である。 従来の駆動ギアの配置例を示す正面図である。
符号の説明
1a,2b…NDフィルタ、2…フィルタ板、2a,2b,2c…フィルタ保持枠、2c,2d,2e…回り止め用溝、3…フィルタ回転軸、4…歯車、5…駆動ギア、5a…内歯車部、5b…外歯車部、5c…中空部、5d…突起部、6…駆動ギア中心軸、7…回り止め部材、7a…回り止め回転軸、8…フィルタ切り換えつまみ、8c…歯車、31…中空部、33a,33b…位置検出用センサ部、33a−1…発光部、33a−2…受光部、33b−1…発光部、33b−2…受光部、11…回路基板、20…フィルタ板、30…フィルタ収容部、50…ベース部、50a,50b…位置決め孔、51…色分解プリズム、52R,52G,52B…撮像素子、53R,53G,53B…回路基板、60…光学ブロック、100…撮像装置、101…レンズ部、101b…レンズフード、102…フィルタ部、102a…フィルタ切り換えスイッチ、103…撮像部、104…信号処理部、105…インターフェース部、106…音声処理部、107…スピーカ、108…マイクロフォン、109…ビューファインダ、110…表示部、111…アイカップ、112…圧縮伸張処理部、113…外部記録媒体、114…外部記録媒体I/F部、115…操作部、116…制御部、120…撮像部収納部、130…バッテリ収納部

Claims (9)

  1. 撮像素子に入射する撮像光の光路にフィルタが配置されるフィルタ部を備え、前記フィルタ部に配置されるフィルタを操作子の操作で選択可能な撮像装置であって、
    前記フィルタ部は、
    前記1枚又は複数枚のフィルタを保持し、前記撮像光の通過位置から外れた位置に配置された回転軸を中心として、回転可能に配置されたフィルタ板と、
    前記回転軸に取り付けられた第1歯車と、
    前記操作子に連結された第2歯車と、
    前記撮像光の通過位置を挟んで、前記フィルタ板の回転軸と対向した位置に中心軸を配置してあり、前記第1歯車と噛み合う内歯車部と、前記第2歯車と噛み合う操作子側に連結された外歯車部と、前記撮像光の通過位置の外側で前記内歯車部と前記外歯車部とを接続する形状の駆動ギアとを備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 請求項1記載の撮像装置において、
    前記フィルタ部は、撮像光を得るレンズを備えたレンズ部と前記撮像素子との間に配置し、
    前記レンズ部の後端面に、前記フィルタ板の回転軸と前記駆動ギアの中心軸が嵌合する孔を設け、
    前記回転軸及び前記中心軸の前記孔への嵌合で、前記フィルタ部と前記レンズ部との位置が定まる構成としたことを特徴とする
    撮像装置。
  3. 請求項1記載の撮像装置において、
    前記フィルタ部は、撮像光を得るレンズを備えたレンズ部と前記撮像素子との間に配置し、
    前記レンズ部の後端面に、前記フィルタ部に設けられた孔に嵌合される突起部を設け、
    前記突起部の前記孔への嵌合で、前記フィルタ部と前記レンズ部との位置が定まる構成としたことを特徴とする
    撮像装置。
  4. 請求項2記載の撮像装置において、
    さらに前記回転軸及び前記中心軸の前記レンズ部とは反対側の端部の、前記撮像素子を取り付けたブロックの孔への嵌合で、前記フィルタ部と前記撮像素子を取り付けたブロックとの位置が定まる構成としたことを特徴とする
    撮像装置。
  5. 請求項1記載の撮像装置において、
    前記フィルタ板には、外周上に回り止め用の溝を所定間隔で複数配置し、
    前記フィルタ板の外周に接する回り止め部材を設け、
    前記回り止め部材が前記溝に嵌った状態においては、前記フィルタ板の回転方向の動きが制限されることを特徴とする
    撮像装置。
  6. 請求項5記載の撮像装置において、
    前記フィルタ板に設けられた溝のうち、少なくとも前記フィルタ板の回転を制限する位置に対応した溝は、前記回り止め部材が通過できない形状としたことを特徴とする
    撮像装置。
  7. 請求項1記載の撮像装置において、
    前記フィルタ板の回転位置を検出するための位置検出用センサ部を備えたことを特徴とする
    撮像装置。
  8. 請求項7記載の撮像装置において、
    前記位置検出用センサ部は、光を発光する発光部と、前記発光部から発光された光を受光する受光部とを有し、
    前記駆動ギアは、前記位置検出用センサ部の発光部から発光された光を遮る突起部を有することを特徴とする
    撮像装置。
  9. 請求項1記載の撮像装置において、
    前記操作子は、少なくとも2つの位置の間を移動可能であり、
    前記操作子の前記移動可能範囲での移動に対応して、前記フィルタ板が前記中心軸を中心に所定角度回動して、前記撮像光の通過位置に配置されるフィルタが変化するように構成したことを特徴とする
    撮像装置。
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