JP4439684B2 - 回転ツマミ、ディスク回転操作装置および撮像装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、手動で被操作物に回転力を付与する回転ツマミと、当該回転ツマミと着脱可能に形成され、連結時に回転ツマミの回転力を受けてディスクを回転させるディスク回転操作装置とに関する。また、本発明は、複数の光学フィルタを保持したディスクをユニットごと着脱可能に内蔵し、複数の光学フィルタの組合せが自由に変更できる放送用ポータブルビデオカメラなどの撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
放送用ポータブルビデオカメラは、被写体の種類に応じて適切な光学フィルタを選択し、また撮影画像に意図的に特殊効果をもたせるために、複数の光学フィルタを保持したフィルタディスクを予め内蔵した機種がある。
【0003】
通常の撮影では、標準装備のフィルタディスクで十分対応できる。
ところが、高度な撮影手法を行う際に、被写体の種類、撮影環境の違い、さらにはカメラマンの画作りの好みによって、フィルタディスクに保持する光学フィルタの組合せを予め変えたフィルタディスクを複数枚用意しておき、状況に応じて自由にフィルタディスクごと交換する必要がある。また、機器のメンテナンス作業の際にも、フィルタディスクの取り出しが容易にできると便利である。
そこで、フィルタディスクを脱着できる機種が既に実用化されている。
【0004】
一方で、フィルタディスクを軸回転させて、使用するフィルタを切り換える動作は、内蔵したモータを用いてリモートで行うのが一般的である。
しかし、たとえば、今使用していたフィルタを他のフィルタに切り換えて、さらに直ぐ元のフィルタに切り換えるなどの高度なフィルタワークを行うには、リモートのフィルタ切換動作では迅速な対応ができないことがある。このような理由から、リモートのほかに手動によるフィルタ切り換えができるようにしてほしいとのユーザの要望がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来の放送用ビデオカメラでは、フィルタディスクを着脱可能とした機種において、手動でフィルタを切り換えるための手段を設けたものは未だ実用化されていない。
【0006】
本発明の第1の目的は、手動で被操作物の回転体に回転力を付与し、かつ、被操作物の着脱が可能な回転ツマミと、当該回転ツマミに適合した連結機構を有するディスク回転操作装置とを新たに提案することにある。また、本発明の第2の目的は、上記回転ツマミを光学フィルタを保持したディスクの手動操作用ツマミに応用した撮像装置を新たに提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の観点に係る回転ツマミは、中心軸周りを自転可能な回転体を有する被操作物に近づけたときに、上記回転体と係合して当該回転体との軸合わせをする第1係合部を有するツマミ軸体と、装着対象物に対し、上記ツマミ軸体とともに手動により一定のストロークで上記ツマミ軸体の軸方向に抜き挿しすることが可能に装着され、外力による軸回転操作が可能であり、上記軸合わせ後の軸回転操作時に、上記回転体に設けられた被係合部と回転外力を伝達可能に係合する第2係合部を有するツマミと、上記ツマミを抜き出す外力が解除されたときに、当該ツマミを上記ストロークの挿し込み限度の位置に戻す付勢手段と、を有する。
【0008】
また、本発明では好適に、上記被操作物は、同じ軸中心に独立に回転可能な第1回転体と第2回転体を有し、上記ツマミは、上記ツマミ軸体と固定されて軸回転し、上記第1回転体に設けられた被係合部に第2係合部が係合することで回転外力を第1回転体に伝達可能となる第1ツマミと、上記ツマミ軸体を軸に上記第1ツマミと独立に回転し、上記第2回転体に設けられた被係合部に第2係合部が係合することで回転外力を第2回転体に伝達可能となる第2ツマミとを有する。
また、好適に、上記ツマミ軸体と上記第1回転体、上記第2ツマミと上記第2回転体は、それぞれの組ごとに、係合部位の大きさが異なる複数の第2係合部と複数の被係合部とを有することで、上記ツマミ軸体と上記第1回転体、上記第2ツマミと上記第2回転体のそれぞれの組で、軸回転方向の相対的な位置が一意に決められる。具体的には、上記ツマミ軸体と上記第2ツマミの各々は、上記第1または第2回転体に設けた対応するピン穴に適合し大きさが異なる径の複数のピンを有し、上記ツマミ軸体に設けた中心ピン、上記ツマミ軸体と上記第2ツマミの一方に設けたピン、他方に設けたピンの順で、上記被操作物側に上記複数のピンの各先端が突出している。
【0010】
本発明の第2の観点に係るディスク回転操作装置は、ディスク、上記ディスクを回転可能に保持する保持体、および、中心軸回りを自転するときの回転力で上記ディスクを回転させる回転体を備えるディスクユニットと、上記ディスクユニットを収容する収容物の壁部に設けられた穴に取り付けられる回転ツマミと、を有し、上記回転ツマミは、上記保持体を上記収容物に収容したときに、上記回転体と係合して当該回転体との軸合わせをする第1係合部を有するツマミ軸体と、上記壁部の穴に対し、上記ツマミ軸体とともに手動により一定のストロークで上記ツマミ軸体の軸方向に抜き挿しすることが可能に装着され、外力による軸回転操作が可能であり、上記軸合わせ後の軸回転操作時に、上記回転体に設けられた被係合部と回転外力を伝達可能に係合する第2係合部を有するツマミと、上記ツマミを抜き出す外力が解除されたときに、当該ツマミを上記ストロークの挿し込み限度の位置に戻す付勢手段と、を有する。
【0011】
また、本発明では、上記ディスク回転操作装置において、上記ディスクユニットは、同じ軸中心に独立に回転可能な第1回転体と第2回転体を有し、上記ツマミは、上記ツマミ軸体と固定されて軸回転し、上記第1回転体に設けられた被係合部に第2係合部が係合することで回転外力を第1回転体に伝達可能となる第1ツマミと、上記ツマミ軸体を軸に上記第1ツマミと独立に回転し、上記第2回転体に設けられた被係合部に第2係合部が係合することで回転外力を第2回転体に伝達可能となる第2ツマミとを有する。
【0013】
本発明の第3の観点に係る撮像装置は、筐体と、複数の光学フィルタを保持するディスクと、上記ディスクを軸回転させることで撮像光路に挿入する光学フィルタの切り換えができ、上記ディスクを軸回転可能に保持した状態で筐体内から筐体外に引き出すことが可能なディスクユニットと、上記ディスクユニットに設けられ、中心軸周りの自転量に応じて上記撮像光路に挿入するディスクの切り替えを行う回転体と、上記筐体の壁部に設けられ穴に装着され、上記ディスクユニットを引き出すときに退避可能な回転ツマミと、を有し、上記回転ツマミは、上記回転体と係合して当該回転体との軸合わせをする第1係合部を有するツマミ軸体と、上記壁部の穴に対し、上記ツマミ軸体とともに手動により一定のストロークで上記ツマミ軸体の軸方向に抜き挿しすることが可能に装着され、外力による軸回転操作が可能であり、上記軸合わせ後の軸回転操作時に、上記回転体に設けられた被係合部と回転外力を伝達可能に係合する第2係合部を有するツマミと、上記ツマミを抜き出す外力が解除されたときに、当該ツマミを上記ストロークの挿し込み限度の位置に戻す付勢手段と、を有する。
【0014】
また、本発明では好適に、上記被操作物は、同じ軸中心に独立に回転可能な第1回転体と第2回転体を有し、上記ツマミは、上記ツマミ軸体と固定されて軸回転し、上記第1回転体に設けられた被係合部に第2係合部が係合することで回転外力を第1回転体に伝達可能となる第1ツマミと、上記ツマミ軸体を軸に上記第1ツマミと独立に回転し、上記第2回転体に設けられた被係合部に第2係合部が係合することで回転外力を第2回転体に伝達可能となる第2ツマミとを有する。
好適に、上記ツマミ軸体と上記第1回転体、上記第2ツマミと上記第2回転体は、それぞれの組ごとに、係合部位の大きさが異なる複数の第2係合部と複数の被係合部とを有することで、上記ツマミ軸体と上記第1回転体、上記第2ツマミと上記第2回転体のそれぞれの組で、軸回転方向の相対的な位置が一意に決められる。具体的に、上記ツマミ軸体と上記第2ツマミの各々は、上記第1または第2回転体に設けた対応するピン穴に適合し大きさが異なる径の複数のピンを有し、上記ツマミ軸体に設けた中心ピン、上記ツマミ軸体と上記第2ツマミの一方に設けたピン、他方に設けたピンの順で、上記被操作物側に上記複数のピンの各先端が突出している。
【0015】
このように構成された回転ツマミとディスクユニットを備えた撮像装置では、ディスクユニットの取り出しは、回転ツマミを引いて第1,第2係合部をディスクユニットと切り離して退避させた後に行う。
また、ディスクユニットの装着時に、同様に回転ツマミを退避させた状態で、ディスクユニットを撮像装置の筐体内に収容する。ディスクユニットが収容されたら、手前に引いていた回転ツマミの力を緩めると、付勢手段の押圧力により回転ツマミがディスクユニットに押し当てられる。このとき、まず、回転ツマミのツマミ軸体の第1係合部(中心ピン)が第1回転体の軸穴に落ち込み、軸合わせされる。つぎに、第1,第2ツマミを回すと、その一方側の第2係合部(ピン)がピン穴に落ち込み、続いて他方側の第2係合部(ピン)がピン穴に落ち込む。これにより、第1ツマミと第1ディスクの回転角が一致し、第2ツマミと第2ディスクの回転角が一致する。
【0016】
これにより、第1ツマミに表示された光学フィルタと、第2ツマミに表示された光学フィルタとが重なって当該撮像装置のレンズマウント部の光軸に挿入された状態が実現する。以後、第1または第2ツマミを所定位置まで回すと、光軸に挿入されたフィルタが所望のフィルタに切り換わる。
【0017】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施形態に係る放送用ポータブルビデオカメラの要部外観を示す側面図である。また、図2は、このカメラの要部外観を示す正面図である。
このカメラの筐体1は、その上部に把手2が一体に形成され、また底部に肩載せ用パッド3が固定されている。カメラ前面には、把手側にVF取付けシュー4、筐体1の前パネル1aの中央やや下寄り位置にレンズマウント部5が配置されている。
【0018】
図1に示す筐体1の側パネル1bが取り外し可能になっており、その側パネル1bに、標準装備したディスクに保持された光学フィルタの表示ラベル6が貼着されている。図3に、表示ラベル6を拡大して示す。
本実施形態に係るカメラでは、5枚のND(neutral density) フィルタ、すなわちCLEAR,1/4ND,1/8ND,1/16NDおよび1/64NDが標準装備されている。ここで、NDフィルタとは、可視光の全域にわたって均等な吸収特性を持ったフィルタであって、入射光の分光特性を変えることなく画像の濃淡(明るさ)を調整するために用いられる。CLEARがフィルタリングなし、1/4ND,1/8ND,1/16NDおよび1/64NDは、それぞれ光量を1/4,1/8,1/16,1/64に低減するフィルタである。これら5枚のNDフィルタは、後述するように、内蔵した1枚のNDフィルタディスクに保持されている。
さらに5枚のCCフィルタ、すなわちCROSS,3200K,4300K,6300Kおよび8000Kが標準装備されている。ここで、CCフィルタとは、画像に像特殊効果を施したり色温度を変更するためのフィルタであり、“CROSS”は明るい箇所を十字状に裾引きさせる特殊効果用、他のフィルタは、表示した色温度を標準光の3200Kに変換する色温度変更用である。これら5枚のCCフィルタは、後述するように、内蔵した1枚のCCフィルタディスクに保持されている。
【0019】
この表示ラベル6の真横で、図2の前パネル1aにおけるレンズマウント部5の斜め右上箇所に、光学フィルタの手動切換用の回転ツマミ10がネジ止めされている。このカメラでは、上記フィルタディスク枚数に応じて2連同軸の回転ツマミ10となっている。
【0020】
図4に、カメラ筐体1の側パネル1bを外した状態におけるカメラ内の要部構成を示す。
カメラ筐体1内の前パネル1a側に、前記した2枚のフィルタディスクを回転自在に保持したディスクユニット30が配置されている。ディスクユニット30は、筐体内の2箇所の位置決めピン1cにより位置合わせされ、2本のネジ36により筐体に固定されている。回転ツマミ10の後方端が、ディスクユニット30に連結している。
ディスクユニット30の後方には、NDフィルタディスクの駆動用のモータMT1と回転位置検出用のポテンショメータPM1、および、CCフィルタディスクの駆動用モータMT2と回転位置検出用のポテンショメータPM2が配置されている。それぞれのモータおよびポテンショメータは、ディスクユニット30の所定部位に、動力の伝達および回転位置検出が可能に結合している。
【0021】
図4において、モータおよびポテンショメータの奥側にフィルタサーボ用の回路基板9が配置され、モータおよびポテンショメータの手前側に目隠し板7が配置され、筐体にビス止めされている。目隠し板7は、モータおよびポテンショメータを確認できるように覗き窓や切欠き部を有している。目隠し板7には、図1の表示ラベルと同様の内容が書かれたラベル7-1,7-2が、NDフィルタ表示用とCCフィルタ表示用に分けて貼着されている。また、目隠し板7に、モータ制御のオン/オフ用のスイッチ8が設けられている。このスイッチがオフ状態ではフィルタ切換が回転ツマミによる手動のみとなり、このスイッチをオンすると手動のほかに外部スイッチの操作によるリモートでも行えるようになる。
【0022】
図5は、ディスクユニット30を前パネル側から見た正面図である。
このディスクユニット30は、大まかには、NDフィルタディスクFD1およびCCフィルタディスクFD2と、この2枚のディスクを軸32を中心に回転自在に保持する保持体33とからなる。
【0023】
2枚のフィルタディスクFD1,FD2それぞれには、各ディスクにつき5枚の各種フィルタFが留め具31により保持されている。各種フィルタFの取付け順序は、一方の回転方向に図3のラベルに示した順となっている。なお、図5の最下方に位置するフィルタFの中心がレンズマウント部5の光軸とほぼ一致する。
【0024】
保持体33は、前方と後方で回転軸32を支持する軸支パネル34と、軸支パネル34と固定された側部35を有する。
軸支パネル34の右隅に円形窓が開口し、この開口から同軸で回転する2つの回転体、すなわち内側の第1回転体R1と外側の第2回転体R2とが表出している。この第1,第2回転体R1,R2に対し前記した回転ツマミ10が連結する。
【0025】
第1,第2回転体R1,R2、モータMT1,MT2の各駆動軸、ポテンショメータPM1,PM2の各軸、およびフィルタディスクFD1,FD2との間に15枚のギア、すなわちギアG12,G13,G21,G22,G31,G32,G41,G42,G5〜G11が結合している。
ギアG12とG13は、回転軸32を中心に前方と後方で独立に回転可能に配置されている。ギアG12はフィルタディスクFD1に固定され、ギアG12はフィルタディスクFD2に固定されている。同様に、ギアG21とG22、ギアG31とG32、ギアG41とG42も、同じ軸を中心に前方と後方で独立に回転可能に配置されている。このうちギアG41は第1回転体R1と固定され、ギア42は第2回転体R2と固定されている。
【0026】
ギアG12,G21,G31は順に結合し、ギアG31はギアG41,G5の双方と結合し、さらにギアG5はギアG6,G7の双方に結合している。ギアG6は、NDフィルタ用のポテンショメータPM1の軸と結合し、ギアG7は、NDフィルタ用のモータMT1の駆動軸と結合している。
また、ギアG13,G22は順に結合し、ギアG22はギアG32,G8の双方と結合している。ギアG32はギアG42と結合し、ギアG8はギアG9と結合し、さらにギアG9はギアG10,G11の双方に結合している。ギアG10は、CCフィルタ用のモータMT2の駆動軸と結合し、ギアG11は、CCフィルタ用のポテンショメータPM2の軸と結合している。
【0027】
このように結合されたギアによる動力の伝達は、次のようにして行われる。
リモートの場合、NDフィルタ用のモータMT1からの動力は、MT1→G7→G5→G31→G21→G12→FD1の経路を経て、NDフィルタディスクFD1に伝達される。さらに、この動力は途中のギアG5から、G5→G6→PM1の経路を経て、NDフィルタ用のポテンショメータPM1に伝えられ、これによりNDフィルタの回転位置検出がなされる。
同様に、CCフィルタ用のモータMT2からの動力は、MT2→G10→G9→G8→G22→G13→FD2の経路を経て、CCフィルタディスクFD2に伝達される。さらに、この動力は途中のギアG9から、G9→G11→PM2の経路を経て、CCフィルタ用のポテンショメータPM2に伝えられ、これによりCCフィルタの回転位置検出がなされる。
【0028】
一方、手動の場合、第1回転体R1で受けた回転力は、R1→G41→G31→G21→G12→FD1の経路を経て、NDフィルタディスクFD1に伝達される。さらに、この回転力は途中のギアG31から、G31→G5→G6→PM1の経路を経て、NDフィルタ用のポテンショメータPM1に伝えられ、これによりNDフィルタの回転位置検出がなされる。
同様に、第2回転体R2で受けた回転力は、R2→G42→G32→G22→G13→FD2の経路を経て、CCフィルタディスクFD2に伝達される。さらに、この回転力は途中のギアG22から、G22→G8→G9→G11→PM2の経路を経て、CCフィルタ用のポテンショメータPM2に伝えられ、これによりCCフィルタの回転位置検出がなされる。
【0029】
図6は、この手動の際に操作され、第1,第2回転体R1,R2に回転力を付与する回転ツマミ10の構造を示す拡大断面図である。
回転ツマミ10は、その回転軸Xに沿ったツマミ軸体11と、その外側に独立に軸回転する筒体12とを有する。ツマミ軸体11の前方端は筒体12端面より前方に突き出しており、そのツマミ軸体11の突出部に、径が比較的小さな第1の操作部(第1ツマミ13)が固定されている。第1ツマミ13の後方側に、径が比較的大きな第2の操作部14が設けられている。この第2の操作部14は、筒体12と固定され、ツマミ軸体11および第1ツマミ13に対し独立に軸回転する。第2の操作部14と筒体12により、第2ツマミ15が構成される。
なお、第2の操作部14と筒体12との軸方向の隙間において、EリングE1がツマミ軸体11に固定されている。これにより、第1ツマミ13は第2ツマミ15から抜けない。
【0030】
筒体12より径が一回り大きな筒状の可動枠体16が、筒体12の外側に通されている。可動枠体16は、筒体12の後方端側で外側に突出した係止部に突き当てられ、前方端側がEリングE2により固定され、これにより筒体12に対し動かない。可動枠体16は、その後方端16aと前方端16bが、軸と直行し互いに平行なリング枠状に形成され、全体としてボビン形状を有する。
さらに、可動枠体16の胴体に、軸方向距離が短い筒状の固定枠体17が通されている。固定枠体17の前方端から上下に1対の取付片17aが前パネル1aの外面側に延び、取付片17aの各先端部が前パネル1aの外面にビス止めされている。固定枠体17は、取付片17aの根元に接したバネ係止部を有し、このバネ係止部と上記可動枠体16の後方側のリング枠状部16aとの間に、バネ20が装着されている。これにより、可動枠体16は、固定枠体17に対し後方側に付勢されている。図6(A)では、上記可動枠体16の前方側のリング枠状部16bが、取付片17aの外面に当接することで、このバネ20の付勢力に対抗するストッパとして機能している。この図6(A)状態が、外部から力を加えていない定常状態である。
【0031】
ツマミ軸体11は、その後方側端面の回転軸中心に、第1係合部として中心ピン11aを有する。また、中心ピン11aの周回方向の所定位置、ここでは中心ピン11aを挟んで両側に、第2係合部として1対の回転合わせピン11b,11cが設けられている。回転合わせピンの径は、その一方11bが他方11cより大きく設定されている。
また、筒体12は、その後方側端面の所定位置、ここでは回転軸Xを挟んで両側の位置に、第2係合部として1対の回転合わせピン12a,12bが設けられている。回転合わせピンの径は、その一方12aが他方12bより大きく設定されている。
これらのピンの先端は、中心ピン11a,ツマミ軸体11の回転合わせピン11b,11c、筒体12の回転合わせピン12a,12bの順で、ディスクユニット側に突出している。
【0032】
図6(B)に、これら回転ツマミ側のピンに対応してピン穴が設けれた、ディスクユニット30の第1,第2回転体の拡大図を示す。
第1回転体R1の中心に、上記中心ピン11aに適合する径の軸穴H1aが形成されている。また、第1回転体R1の軸穴H1aを挟んだ両側に、上記ピン11bに適合する径のピン穴H1bと、上記ピン11cに適合する径のピン穴H1cとが形成されている。
また、第2回転体R2の回転軸を挟んだ両側に、上記ピン12aに適合する径のピン穴H2aと、上記ピン12bに適合する径のピン穴H2bとが形成されている。
【0033】
以下、ディスクユニットの取り外しおよび取り付け動作を、回転ツマミとの連結時の操作を含めて説明する。
図7は、ディスクユニットをカメラから取り外した際の正面図である。
ディスクユニットの取り出しでは、まず、カメラ筐体1の側パネル1bを外した後、図4のようにディスクユニット30を固定していた2本のビス36を緩める。
【0034】
つぎに、第1ツマミ13または第2ツマミ15を手でもって、図4に示すように、回転ツマミ10を手前側に引く。すると、バネ20が縮むとともに、第1,第2ツマミ13,15、ツマミ軸体11および可動枠体16が前方に移動する。これにより、図6(A)と(B)の関係で連結されていた回転ツマミ10がディスクユニット30の第1,第2回転体R1,R2から切り離され、かつ、前方に若干退避する。
この状態で、図7に示すように、ディスクユニット30を真横に引き出す。
【0035】
ディスクユニット30を装着するときは、上記と同様に回転ツマミ10を前方に引いて退避させた状態で、ディスクユニット30をカメラ筐体1内に差し込む。このとき、第1,第2回転体R1,R2が前方上側にくるように、あるいは位置決めピン1cの別で上下を確認しながら、ディスクユニット30を筐体1内に収容する。上下が逆だと位置決めピン1cが邪魔してディスクユニット30が最後まで差し込めないので、再度やり直す。
ディスクユニット30がきちんと収容されたら、手前に引いていた回転ツマミ10の力を緩めると、バネ20の力により回転ツマミ10がディスクユニット30に押し当てられる。このとき、最初に、最も突出しているツマミ軸体11の中心ピン11aが第1回転体R1の軸穴H1aに落ち込み、軸合わせされる。軸合わせ後に、第1,第2ツマミ13,15を回すと、次に突出量が大きい筒体12のピン12a,12bが、対応するピン穴H2a,H2bに落ち込む。そして、さらに第1ツマミ13を回すと、ツマミ軸体11の他のピン11b,11cが、対応するピン穴H1b,H1cに落ち込む。これにより、回転ツマミ10とディスクユニット30の連結が完了し、第1ツマミ13とフィルタディスクFD1の回転角が一致し、第2ツマミ15とフィルタディスクFD2の回転角が一致する。
【0036】
第1ツマミ13に表示された光学フィルタと、第2ツマミ15に表示された光学フィルタとが重なってレンズマウント部5の光軸に挿入された状態が実現する。以後、第1または第2ツマミ13,15を所定位置まで回すと、その回転力が図5に示し先に説明した手動時の動力経路を伝わってフィルタディスクFD1,FD2を回し、その結果、光軸に挿入されたフィルタが所望のフィルタに切り換わる。
また、図5に示し先に説明したリモート時の動力伝達により、スイッチ操作によるリモートでフィルタ切り換えを行うことができる。
【0037】
本実施形態に係るカメラでは、フィルタディスクをユニットごと着脱できる構造としながら、フィルタディスク駆動をリモートでも手動でもできるようになった。ディスクユニットの取り出しは、ネジを緩めた後、回転ツマミを引きながらディスクユニットを真横に引き出すだけでよく、簡単に行うことができる。また、ユニット装着は、回転ツマミを引きながらディスクユニットを差し込んだ後、たとえば“カチッ”と音がするまで回転ツマミを無造作に回転させるだけでよく、簡単に行うことができる。
また、各フィルタFは、留め具31のネジを緩めることでディスクから容易に取り外しできるので、撮影対象等に応じて自由に組合せを変えることができる。これにより、種々のフィルタワークが可能となった。とくに手動のフィルタ切り換えができるので、絶妙のタイミングで迅速性が要求される高度なフィルタワークが可能となった。
さらに、図5に示すディスクユニット30は、手動時の動力受け部(第1,第2回転体R1,R2)と、その連結ギアとを備えるものの、そのために表面に突出箇所が形成されることがなく、コンパクトな出来上がりとなっている。したがって、このリモートとマニュアルの切換が可能な機種のほか、マニュアル専用機種、さらにはリモート専用機種と、あらゆる機種に兼用して用いることができる。したがって、例えリモートまたはマニュアル専用のディスクユニットより部品点数は多くとも、開発費も含めてトータルとしてコスト削減が可能となる。
【0038】
【発明の効果】
本発明に係る回転ツマミおよびディスク回転操作装置によれば、手動で被操作物の回転体に回転力を付与し、かつ、被操作物の着脱が可能な回転ツマミと、当該回転ツマミに適合した連結機構を有するディスク回転操作装置とを新たに提案できた。本発明に係る撮像装置によれば、上記回転ツマミを光学フィルタを保持したディスクの手動操作用ツマミに応用した撮像装置を新たに提供できた。この撮像装置では、筐体内へのディスクユニットの着脱が容易で、回転ツマミおよびディスクユニットの構造も余り複雑でない。また、ディスクユニットは表面に回転体が表出しているのみであり、リモート専用,マニュアル専用の機種、または両者の切換が可能な機種と、あらゆる機種に適合したディスクユニットとして使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る放送用ポータブルビデオカメラの要部外観を示す側面図である。
【図2】実施形態に係るカメラの要部外観を示す正面図である。
【図3】実施形態に係るカメラのフィルタ表示ラベルを示す図である。
【図4】実施形態に係るカメラの側パネルを外した状態における、内部の要部構成を示す図である。
【図5】実施形態に係るディスクユニットを前パネル側から見た正面図である。
【図6】実施形態に係る回転ツマミの構造を示す断面図、および、その回転ツマミと係合する第1,第2回転体のピン穴配置図である。
【図7】実施形態に係るカメラにおいて、ディスクユニットを取り外した際の正面図である。
【符号の説明】
1…筐体、1a…前パネル、1b…側パネル、1c…位置決めピン、2…把手、3…肩載せパッド、4…VF取付けシュー、5…レンズマウント部、6,7-1,7-2…表示ラベル、8…モータ制御スイッチ、9…回路基板、10…回転ツマミ、11…ツマミ軸体、12…筒体、11a…中心ピン(第1係合部)、11b,11c,12a,12b…回転合わせピン(第2係合部)、13…第1ツマミ、14…操作部、15…第2ツマミ、16…可動枠体(枠体)、16a,16b…リング状部、17…固定枠体(枠体)、17a…取付け片、20…バネ(付勢手段)、30…ディスクユニット、31…留め具、32…回転軸、33…保持体、34…軸止パネル、35…側部、36…ビス、PM1,PM2…ポテンショメータ、MT1,MT2…モータ、FD1,FD2…フィルタディスク、F…光学フィルタ、G11等…ギア、R1…第1回転体、R2…第2回転体、H1a…軸穴、H1b等…回転合わせ穴、X…軸。
Claims (15)
- 中心軸周りを自転可能な回転体を有する被操作物に近づけたときに、上記回転体と係合して当該回転体との軸合わせをする第1係合部を有するツマミ軸体と、
装着対象物に対し、上記ツマミ軸体とともに手動により一定のストロークで上記ツマミ軸体の軸方向に抜き挿しすることが可能に装着され、外力による軸回転操作が可能であり、上記軸合わせ後の軸回転操作時に、上記回転体に設けられた被係合部と回転外力を伝達可能に係合する第2係合部を有するツマミと、
上記ツマミを抜き出す外力が解除されたときに、当該ツマミを上記ストロークの挿し込み限度の位置に戻す付勢手段と、
を有する回転ツマミ。 - 上記ツマミと上記回転体に、係合部位の大きさが異なる複数の第2係合部と複数の被係合部とを有することで、上記ツマミと上記回転体との軸回転方向の相対的な位置が一意に決められる
請求項1に記載の回転ツマミ。 - 上記被操作物は、同じ軸中心に独立に回転可能な第1回転体と第2回転体を有し、
上記ツマミは、
上記ツマミ軸体と固定されて軸回転し、上記第1回転体に設けられた被係合部に第2係合部が係合することで回転外力を第1回転体に伝達可能となる第1ツマミと、
上記ツマミ軸体を軸に上記第1ツマミと独立に回転し、上記第2回転体に設けられた被係合部に第2係合部が係合することで回転外力を第2回転体に伝達可能となる第2ツマミと
を有する請求項1記載の回転ツマミ。 - 上記ツマミ軸体と上記第1回転体、上記第2ツマミと上記第2回転体は、それぞれの組ごとに、係合部位の大きさが異なる複数の第2係合部と複数の被係合部とを有することで、上記ツマミ軸体と上記第1回転体、上記第2ツマミと上記第2回転体のそれぞれの組で、軸回転方向の相対的な位置が一意に決められる
請求項3に記載の回転ツマミ。 - 上記ツマミ軸体と上記第2ツマミの各々は、上記第1または第2回転体に設けた対応するピン穴に適合し大きさが異なる径の複数のピンを有し、上記ツマミ軸体に設けた中心ピン、上記ツマミ軸体と上記第2ツマミの一方に設けたピン、他方に設けたピンの順で、上記被操作物側に上記複数のピンの各先端が突出している
請求項4記載の回転ツマミ。 - ディスク、上記ディスクを回転可能に保持する保持体、および、中心軸回りを自転するときの回転力で上記ディスクを回転させる回転体を備えるディスクユニットと、
上記ディスクユニットを収容する収容物の壁部に設けられた穴に取り付けられる回転ツマミと、
を有し、
上記回転ツマミは、
上記保持体を上記収容物に収容したときに、上記回転体と係合して当該回転体との軸合わせをする第1係合部を有するツマミ軸体と、
上記壁部の穴に対し、上記ツマミ軸体とともに手動により一定のストロークで上記ツマミ軸体の軸方向に抜き挿しすることが可能に装着され、外力による軸回転操作が可能であり、上記軸合わせ後の軸回転操作時に、上記回転体に設けられた被係合部と回転外力を伝達可能に係合する第2係合部を有するツマミと、
上記ツマミを抜き出す外力が解除されたときに、当該ツマミを上記ストロークの挿し込み限度の位置に戻す付勢手段と、
を有するディスク回転操作装置。 - 上記ツマミと上記回転体に、係合部位の大きさが異なる複数の第2係合部と複数の被係合部とを有することで、上記ツマミと上記回転体との軸回転方向の相対的な位置が一意に決められる
請求項6に記載のディスク回転操作装置。 - 上記ディスクユニットは、同じ軸中心に独立に回転可能な第1回転体と第2回転体を有し、
上記ツマミは、
上記ツマミ軸体と固定されて軸回転し、上記第1回転体に設けられた被係合部に第2係合部が係合することで回転外力を第1回転体に伝達可能となる第1ツマミと、
上記ツマミ軸体を軸に上記第1ツマミと独立に回転し、上記第2回転体に設けられた被係合部に第2係合部が係合することで回転外力を第2回転体に伝達可能となる第2ツマミと
を有する請求項6記載のディスク回転操作装置。 - 上記ツマミ軸体と上記第1回転体、上記第2ツマミと上記第2回転体は、それぞれの組ごとに、係合部位の大きさが異なる複数の第2係合部と複数の被係合部とを有することで、上記ツマミ軸体と上記第1回転体、上記第2ツマミと上記第2回転体のそれぞれの組で、軸回転方向の相対的な位置が一意に決められる
請求項8に記載のディスク回転操作装置。 - 上記ツマミ軸体と上記第2ツマミの各々は、上記第1または第2回転体に設けた対応するピン穴に適合し大きさが異なる径の複数のピンを有し、上記ツマミ軸体に設けた中心ピン、上記ツマミ軸体と上記第2ツマミの一方に設けたピン、他方に設けたピンの順で、上記被操作物側に上記複数のピンの各先端が突出している
請求項9記載のディスク回転操作装置。 - 筐体と、
複数の光学フィルタを保持するディスクと、
上記ディスクを軸回転させることで撮像光路に挿入する光学フィルタの切り換えができ、上記ディスクを軸回転可能に保持した状態で筐体内から筐体外に引き出すことが可能なディスクユニットと、
上記ディスクユニットに設けられ、中心軸周りの自転量に応じて上記撮像光路に挿入するディスクの切り替えを行う回転体と、
上記筐体の壁部に設けられ穴に装着され、上記ディスクユニットを引き出すときに退避可能な回転ツマミと、
を有し、
上記回転ツマミは、
上記回転体と係合して当該回転体との軸合わせをする第1係合部を有するツマミ軸体と、
上記壁部の穴に対し、上記ツマミ軸体とともに手動により一定のストロークで上記ツマミ軸体の軸方向に抜き挿しすることが可能に装着され、外力による軸回転操作が可能であり、上記軸合わせ後の軸回転操作時に、上記回転体に設けられた被係合部と回転外力を伝達可能に係合する第2係合部を有するツマミと、
上記ツマミを抜き出す外力が解除されたときに、当該ツマミを上記ストロークの挿し込み限度の位置に戻す付勢手段と、
を有する撮像装置。 - 上記ツマミと上記回転体に、係合部位の大きさが異なる複数の第2係合部と複数の被係合部とを有することで、上記ツマミと上記回転体との軸回転方向の相対的な位置が一意に決められる
請求項11に記載の撮像装置。 - 上記被操作物は、同じ軸中心に独立に回転可能な第1回転体と第2回転体を有し、
上記ツマミは、
上記ツマミ軸体と固定されて軸回転し、上記第1回転体に設けられた被係合部に第2係合部が係合することで回転外力を第1回転体に伝達可能となる第1ツマミと、
上記ツマミ軸体を軸に上記第1ツマミと独立に回転し、上記第2回転体に設けられた被係合部に第2係合部が係合することで回転外力を第2回転体に伝達可能となる第2ツマミと
を有する請求項11記載の撮像装置。 - 上記ツマミ軸体と上記第1回転体、上記第2ツマミと上記第2回転体は、それぞれの組ごとに、係合部位の大きさが異なる複数の第2係合部と複数の被係合部とを有することで、上記ツマミ軸体と上記第1回転体、上記第2ツマミと上記第2回転体のそれぞれの組で、軸回転方向の相対的な位置が一意に決められる
請求項13に記載の撮像装置。 - 上記ツマミ軸体と上記第2ツマミの各々は、上記第1または第2回転体に設けた対応するピン穴に適合し大きさが異なる径の複数のピンを有し、上記ツマミ軸体に設けた中心ピン、上記ツマミ軸体と上記第2ツマミの一方に設けたピン、他方に設けたピンの順で、上記被操作物側に上記複数のピンの各先端が突出している
請求項14記載の撮像装置。
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