JPH11146235A - Vtr一体型ビデオカメラ及び電子カメラ - Google Patents

Vtr一体型ビデオカメラ及び電子カメラ

Info

Publication number
JPH11146235A
JPH11146235A JP9310495A JP31049597A JPH11146235A JP H11146235 A JPH11146235 A JP H11146235A JP 9310495 A JP9310495 A JP 9310495A JP 31049597 A JP31049597 A JP 31049597A JP H11146235 A JPH11146235 A JP H11146235A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
finder
liquid crystal
backlight
image
optical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP9310495A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Hirai
良幸 平井
Hideo Tamamura
秀雄 玉村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP9310495A priority Critical patent/JPH11146235A/ja
Publication of JPH11146235A publication Critical patent/JPH11146235A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Studio Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 VTR一体型ビデオカメラにおいて、録画を
していない間でも電池が消費され続け、また光学的ファ
インダと、液晶光の表示手段を独立に装備している場合
は、撮影中にカメラの操作性が悪く、また、一方電子カ
メラにおいて、光学的ファインダのみの場合は、その場
で写した画像の確認ができず、液晶板を使用したファイ
ンダの場合は、液晶用のバックライトの電池の電力消費
が大きい等の問題点を解消する手段を提供する。 【解決手段】 このため、VTR一体型ビデオカメラに
おいては、録画開始と同時に液晶表示に切り替わり、ま
た録画中以外は光学像表示に切替わるよう電気的制御を
行い、また一方、電子カメラにおいては、光学ファイン
ダの対物レンズユニットと接眼レンズとの間に液晶とバ
ックライトとミラーとを進退自在に構成し、また液晶フ
ァインダも外光利用の節電可能に構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録映像の確認を
するための表示部に入れ替え可能に構成された光学像表
示手段と電気的映像表示手段(液晶または陰極線管(C
RT))とを兼ね備え、ビデオカメラの録画準備の段階
または録画開始と同時に、電気的映像表示手段に切り替
わり、また、録画中以外は、光学像表示手段に切り替わ
るよう電気的に制御された記録映像表示装置を持つこと
を特徴とするVTR一体型ビデオカメラ、もしくは、レ
ンズ、撮像素子を介して記録媒体上に画像を記録させる
電子カメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のビデオカメラの記録映像
表示手段といえば、光学的表示手段か、もしくは電気的
映像表示手段(液晶またはCRT)であり、これらの表
示手段は1つのビデオカメラに対してはいずれか一方の
表示手段が採用されているか、または、光学像表示手段
と電気的映像表示手段とをそれぞれ独立に装備してい
た。
【0003】また、従来の電子カメラのファインダは、
光学的ファインダもしくは液晶を使用した電子式ビウフ
ァインダ(EVF)であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、下記のような問題点があった。すなわち、 1.この種のビデオカメラにおける電気的映像表示手段
(液晶またはCRT)は、ビデオカメラ本体の電源投入
と同時に駆動電圧が供給され、録画をしていない間でも
電気が消費され続けてしまう。
【0005】2.また、光学像表示手段のみ、または光
学像表示手段と電気的映像表示手段とをそれぞれ独立に
装備しているビデオカメラでは、その場で実際に撮影さ
れる映像を、接眼部から目を離すことなく撮影中に確認
することができないため、ビデオカメラとしての操作性
が悪かった。
【0006】3.一方、従来の電子カメラの光学ファイ
ンダは、光学的ファインダは被写体をレンズを透して目
で視るため、奇麗であり、また電池の有無に無関係とい
った利点があるが、この種のビデオカメラの最大メリッ
トであるその場で写した画像が確認できるということが
不可能であった。
【0007】また液晶を使用したファインダは画像確認
は可能であるが、液晶を見るためのバックライトの電力
消費が多く、すぐに電池がなくなってしまう傾向があ
り、また、外光透過タイプや反射タイプは、暗いとこで
は見難いといった欠点があった。
【0008】本発明は、以上のような局面にかんがみて
なされたもので、以上のような各問題点を解消するVT
R一体型ビデオカメラ及び電子カメラの提供を目的とし
ている。
【0009】
【課題を解決するための手段】このため、本発明におい
ては、下記(1)〜(9)項のいずれかに示すVTR一
体型ビデオカメラを提供することにより、前記目的を達
成しようとするものである。
【0010】(1)記録映像の確認をするための表示部
に入れ替え可能に構成された光学像表示手段と電気的映
像表示手段とを兼ね備え、ビデオカメラの録画開始と同
時に前記電気的映像表示手段に切り替わり、また、録画
中以外は前記光学像表示手段に切り替わるよう電気的に
制御された記録映像表示装置を有することを特徴とする
VTR一体型ビデオカメラ。
【0011】(2)前項(1)において、2段階の操作
が可能の録画スイッチを有し、その1段階目を押すこと
により、前記光学像表示手段から前記電気的映像表示手
段に切り替わって録画準備状態となり、さらに2段階目
を押すことにより、録画開始となるよう電気的に制御さ
れた記録映像表示装置を有することを特徴とするVTR
一体型ビデオカメラ。
【0012】(3)前項(1)において、前記ビデオカ
メラ本体内に配置された撮像レンズの中のズームレンズ
に連動して実際の被写体像を表示し、かつ、前記光学像
表示手段の光軸上に構成された光学像用ズームレンズを
持つ記録映像表示装置を有することを特徴とするVRT
一体型ビデオカメラ。
【0013】(4)前項(1)において、固定及び回転
可能な2枚の反射鏡を用いて前記両表示手段の切換を行
うことができる記録映像表示装置を有することを特徴と
するVTR一体型ビデオカメラ。
【0014】(5)撮影レンズにより形成された被写体
像を電気信号に変換する撮像素子を有する撮像部と、前
記被写体を確認するためのファインダユニットとを有す
る電子カメラにおいて、対物レンズユニットと接眼レン
ズとの前記ファインダ光学系の間に、液晶板とバックラ
イトとを構成し、前記バックライト、もしくは液晶板と
バックライトとを前記ファインダ光路に対して進退可能
に構成したことを特徴とする電子カメラ。
【0015】(6)撮影レンズにより形成された被写体
像を電気信号に変換する撮像素子を有する撮像部と、前
記被写体を確認するためのファインダとを有する電子カ
メラにおいて、対物レンズユニットと接眼レンズとの前
記ファインダ光学系の間に、液晶板とバックライトとミ
ラーとを構成し、前記バックライトとミラーとを前記フ
ァインダ光路に対して進退可能に構成し、前記バックラ
イトが退避した場合には、前記ミラーが前記光路内に進
入するよう構成すると共に、外光を前記ミラーで反射さ
せて液晶の光源とすることを特徴とする電子カメラ。
【0016】(7)撮影レンズにより形成された被写体
像を電気信号に変換する撮像素子を有する撮像部と、前
記被写体を確認するためのファインダとを有する電子カ
メラにおいて、対物レンズユニットと接眼レンズとの前
記ファインダ光学系の間に、液晶板とバックライトとミ
ラーとを構成し、前記バックライトとミラーとを前記フ
ァインダ光路に対して進退可能に構成し、前記バックラ
イトを前記液晶板の光源として使用し、前記ミラーを退
避状態とした時に、前記ミラーで外光採り入れ窓の外周
を前記外光が内部に漏れないように構成したことを特徴
とする電子カメラ。
【0017】(8)撮影レンズにより形成された被写体
像を電気信号に変換する撮像素子を有する撮像部と、前
記被写体を確認するためのファインダとを有する電子カ
メラにおいて、対物レンズユニットと接眼レンズとの前
記ファインダ光学系の間に、液晶板とバックライトとミ
ラーとを備え、光学ファインダと液晶ファインダのいず
れかに切り替えが可能に構成し、前記光学ファインダの
時は、再生モードにならないよう構成したことを特徴と
する電子カメラ。
【0018】(9)撮影レンズにより形成された被写体
像を電気信号に変換する撮像素子を有する撮像部と、前
記被写体を確認するためのファインダとを有する電子カ
メラにおいて、対物レンズユニットと接眼レンズとの間
に、液晶とバックライトとを配置した前記ファインダユ
ニットで、前記対物レンズと接眼レンズとのみが移動可
能に構成されていることを特徴とする電子カメラ。
【0019】
【作用】以上のような本発明構成により、VTR一体型
ビデオカメラの電源投入後の録画準備状態、又は録画状
態になっていないときには電気的映像表示手段(液晶ま
たはCTR)への駆動電圧の供給がないため消費電力の
浪費を防止することができ、また、撮影中には、接眼部
から目を離さずに実際の記録映像を確認することができ
るので、ビデオカメラの操作性が向上する。
【0020】一方、電子カメラにおいては、光学ファイ
ンダと液晶ファインダを双方備えれば、使用上極めて有
利であるが、カメラが大型化すると共に、操作も複雑化
するため、前項の解決手段(5)〜(9)項により、光
学ファインダの対物レンズユニットと接眼レンズとの間
に、液晶とバックライトとミラーとを進退自由に構成し
たため、光学ファインダとしても、またバックライトを
使用した液晶ファインダあるいは外光を利用した節電タ
イプの液晶ファインダとしても使用できるコンパクトな
使い勝手の良いファインダを構成できる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を、V
TR一体型ビデオカメラ及び電子カメラのそれぞれの実
施例に基づき、図面を参照して詳細に説明する。
【0022】
【実施例】(実施例1)図1ないし図5に、本発明を最
もよく表したVTR一体型ビデオカメラの第1の実施例
の説明図を示す。ここで図1(a),(b)は、本発明
実施例1の機械的な動作を表した各断面図であり、図2
は、本実施例のVTR一体型ビデオカメラの内部におけ
る電気的な信号の流れを表した図、図3(a),
(b),(c)は、それぞれ電気的映像表示手段3が回
動する機構を説明した図、図4及び図5は本実施例1に
よるVTR一体型ビデオカメラの動作フローチャートの
2例を示した図である。
【0023】図1(a),(b)において、1はVTR
一体型ビデオカメラの記録映像表示装置の断面図であ
り、2は光学像表示のための対物レンズ、3は電気的映
像表示手段(液晶又はCTR)、6は撮影者の眼、7
は、接眼部に取り付けられた接眼ゴム、15は反射鏡で
ある。
【0024】また、図2において、8は、CCD等のよ
うな光電変換装置であり、31は光路延長のためのリレ
ーレンズ、32は接眼レンズ、33は撮像レンズ、34
は、被写体の光を2方向に分割するビームスプリッタ
(プリズム)である。この際、反射鏡15と対物レンズ
2とリレーレンズ31とで光学像表示手段を形成する。
【0025】さらに図3(a)において、14はモー
タ、10はウォームギヤ、11は、電気的映像表示手段
3を開かせる方向に力を掛けるねじりスプリング、12
は各部品を保持するための土台、13はカム付きギヤで
ある。また、図4及び図5において、S1〜S19は各
々の処理ステップ番号を示している。
【0026】図4のフローチャート(その1)に則して
本発明実施例によるVTR一体型ビデオカメラの動作を
図1から図3により説明する。まず図2において、撮影
者6がVTR一体型ビデオカメラ1のカメラ電源を入れ
る(ステップS1)と、図1(a)の状態となり、この
際電源を切ると終了(ステップS9)となる。
【0027】電源を切らずに進めると、ビデオカメラ本
体1は、矢印16の光を被写体映像として撮像レンズ3
3に取り込み、ビームスプリッタ34でその光を光学像
表示手段と光電変換装置8の両方向に分割する。光電変
換装置8に入った光は、光電変換装置8によって電気信
号に変換され制御回路に送られる(矢印9b)。またそ
の時には、撮影者6は光学像表示手段に送られてきた被
写体像を確認している。
【0028】次に撮影者6が録画スイッチを押す(ステ
ップS3)とその信号が制御回路に送られ(矢印9
a)、それを受けた制御回路がモータ14に信号を送っ
て(矢印9c)電気的映像表示手段3を回動しながら下
におろし、かつ、電気的映像表示手段3に映像信号の送
信と駆動回路電圧の供給(矢印9d)を行い(ステップ
S4)、ビデオテープに記録し始める(ステップS
5)。その状態が図1(b)となって、ここでは電圧と
信号供給を受けた電気的映像表示手段3aの映像を撮影
者6は確認することになる。
【0029】その後再び録画スイッチを押す(ステップ
S6)ことでビデオテープへの記録を停止(ステップS
7)し、更に制御回路は電気的映像表示手段3への映像
信号の送信と駆動回路電圧の供給を停止し、かつモータ
14に信号を送って回転させ、電気的映像表示手段3を
光学像表示のための規定の位置に戻す(ステップS
8)。その後また電源を切るか否かの選択を行う(ステ
ップS2)。
【0030】ここで電気的映像表示手段3が回動する機
構を説明すると、まず図3(a)は、電気的映像表示手
段3が光学像表示のための規定の位置にある状態で、制
御回路からモータ14へ信号が送られてくるとモータ1
4は、その先端に着いているウォームギア10を回転さ
せる。
【0031】すると、図3(b)に示すように、カム付
きギア13が回転し始め、そのカムの動きに連動して電
気的映像表示手段3が回動し出す。そして更にカム付き
ギア13が回転して電気的映像表示手段3を回動させる
と、電気的映像表示手段3は最終的に光学系の光軸上に
おりてきて図3(c)の状態になる。
【0032】さらに別な操作方法として、図5に示すよ
うなフローチャート(その2)を示す。図5は、図4と
同様、本発明実施例1によるVTR一体型ビデオカメラ
の電源投入から録画、停止、電源オフまでの流れを示し
たフローチャートであるが、図4との相違点は、録画ス
イッチが2段階で操作できるという点(ステップS1
2,S16)である。
【0033】この図5について説明すると、まずビデオ
カメラのカメラ電源を入れる(ステップS10)、次に
電源を切るか否かを選択(ステップS11)し、電源を
切るならば終了(ステップS19)、切らないなら、こ
のまま続ける。そして、撮影を始めようとする際、2段
階ある録画スイッチの1段目を押す(ステップS12)
と、電気的映像表示手段の表示と回転が行われ(ステッ
プS13)撮影者に実際の記録映像の確認を促す。
【0034】続いて録画スイッチの2段目を押す(ステ
ップS14)と録画が開始(ステップS15)される。
その後、録画スイッチを2段階一辺に押し込む(ステッ
プS16)と録画が停止(ステップS17)し、電気的
映像表示手段の表示と回転が行われ(ステップS1
8)、電源を切るか否かの選択に戻る。ステップS14
で録画スイッチの2段目を押さずに、押す前の状態の戻
すと、ステップS18の処理に続く。
【0035】以上のように、録画準備状態または録画中
以外には、電気的映像表示手段への映像信号及び駆動電
圧の供給がないので、消費電力の浪費を防止することが
でき、また、撮影中には、接眼部から目を離さずに実際
の記録映像を確認することができるので、ビデオカメラ
の操作性が向上する。
【0036】(実施例2)図6は、本発明に係る第2の
実施例のVTR一体型ビデオカメラであり、(a)図に
おいて24は、VTR一体型ビデオカメラに装備された
記録映像表示装置の断面図であり、25は、光学像表示
のための対物レンズ、26は、光学像表示のための光を
反射させる固定反射鏡、27は、光学像表示のための光
を反射させ、かつ、一端を支点として回動可能に設置さ
れた回転反射鏡、28は電気的映像表示手段(液晶又は
CRT)、29は、VTR一体型ビデオカメラ本体のズ
ーム運動に連動するズームレンズである。30は撮影者
(の眼)を示す。
【0037】これは撮像レンズ系以外に光学表示用の光
学系を備えたビデオカメラに関するもので、光学像反射
のための固定反射鏡及び回転反射鏡を新たに設置した形
態であり、電源を投入した状態では(a)図のようにな
っている。そこからさらに録画スイッチを押すか、また
は2段階ある録画スイッチの1段目を押すと、回転反射
鏡27が回転し、(b)図のように電気的映像表示の形
態となる。
【0038】以上のように、録画準備状態または録画中
以外には、電気的映像表示手段への映像信号及び駆動電
圧の供給がないので消費電力の浪費を防止することがで
きる。さらに、電気的映像表示手段を固定することがで
きるので、映像信号や駆動電圧を安定的に供給すること
が可能となる、さらに、撮影中には、接眼部から目を離
さずに実際の記録映像を確認することができるで、ビデ
オカメラの操作性が向上する。
【0039】(実施例3)図7から図12に、本発明に
係る第3の実施例の電子カメラの各説明図を示す。図7
(a),(b)は、本実施例3の電子カメラのそれぞれ
前側及び後側斜視図、図8は、同カメラのファインダ部
分解斜視図、図9は、光学ファインダ図、図10は液晶
ファインダ図、図11は液晶と外光のファインダ図、図
12は、液晶と光学ファインダ図である。
【0040】図7〜12において、41は電子カメラ本
体、42は撮影レンズであり、後部に撮像素子であるC
CDが配置されている。43はファインダである対物レ
ンズユニットを示す。
【0041】本発明実施例3では、光軸方向に長さが長
いタイプなので、ファインダの光像は結像面までの光路
が比較的長くとれる実像式タイプが望ましい。
【0042】46は外光採り入れ窓で、拡散板となって
いる。47は、再生と記録とのモードを切り換えるモー
ド選択スイッチである。48は、ファインダモードを切
り換えるつまみ(スイッチ)である。
【0043】このモードには、液晶とバックライトを利
用する第1のモード、液晶を外光で見るモード、液晶板
を光学ファインダと一緒に見るモード、光学ファインダ
だけの各モードがある。49はレリーズボタンで、これ
を押すと画像が記録される。51はメインスイッチであ
る。50はファインダ部であり、42は接眼レンズ、5
6は接眼保護ガラスである。
【0044】図8において、53は液晶板であり、軸5
3aで矢印53F方向へ回転可能に軸支されている。ま
た液晶板53は、フレキシブルプリント板53bによっ
て電気的につながっている。54はバックライトであ
り、軸54aで矢印54F方向へ回転可能に軸支されて
いる。また、バックライト54は、フレキシブルプリン
ト板44bによって電気的につながっている。
【0045】55はミラーであり、軸55aで矢印55
F方向へ回転可能に軸支されている。ミラー55の反射
面は55b側であり、裏側は極力反射しないような処理
を施されている。
【0046】57は、光を透しずらい材料でできた遮光
部分でありミラー45が図8の状態の時は、ミラー55
の反射面55bの面と密着するように構成されており、
外光採り入れ窓46からの光がファインダ50内部に行
かないようになっている。
【0047】次に、図9から図12により本ファインダ
の使い方を説明する:図9は光学ファインダのみの状態
である。液晶板53、バックライト54、ミラー55と
も、図のようにファインダ光路から退避している状態で
あり、これは記録するときで、電池があまりない時に使
用するモードである。
【0048】図10は、通常の液晶ファインダと呼ばれ
るもので、液晶53をバックライト54で照らしてその
画像を見るものである。これは記録の時は、ほぼリアル
タイムで撮像素子の画像を再生し、再生モードの時は撮
影した画像を再生する。ファインダ対物レンズから入っ
てきた光線はバックライト54で止め、液晶側に光りが
漏れるのを防いである。外光窓46からの光りはミラー
55が防いでいる。
【0049】図11は図10の場合の省エネタイプで、
バックライト54の変わりにミラー55で外光窓から入
った光りを反射させて液晶を照らすようにしたものであ
る。このモードも、外が明るい時の記録と再生の両方に
使用できる。
【0050】図12は、光学ファインダの間に液晶板5
3のみを入れたときの状態である。液晶板53に文字や
図形の情報を入れたり、オートフォーカスマークを入れ
たり等、楽に情報を負荷できる。但し、液晶板53は、
透過率が低いので被写体が明るいものでないと使い難
い。また被写体が見えるので、液晶画像とダブらせた再
生の機能は使い難い。
【0051】(実施例4)図13(a),(b)は、第
4の実施例として、ファインダモードの構成を切り換え
る機械的シーケンス説明図である。これはファインダが
光学系の時は、再生ができないようにしている。
【0052】つまみ48の48a部があるために、つま
み47の屈曲部47aの端面47b部が当たり、つまみ
47が再生側へ行かないように構成してある。つまみ4
8を図13(b)のように、液晶と外光とを利用し、対
物レンズ43からの光路を遮断したときに初めて再生モ
ードつまみ47は、再生側へ移動できる。
【0053】このようにすることにより、不用意に再生
側にスイッチが入り、液晶53とバックライト54とに
電源が入っても気がつかないので、すぐに電池が無くな
ってしまう。
【0054】(実施例5)図14及び図15は本発明に
係る第5の実施例の各説明図であり、図14(a),
(b),(c)は本実施例5の電子カメラの、それぞれ
前側、後側及び前側ファインダアップ状態の各斜視図、
図15(a),(b)は、液晶ファインダ状態の2断面
図を示す。
【0055】本実施例5は、液晶とバックライトとを動
かさずに、ファインダレンズ系を動かすタイプのもので
ある。図15,16において、61はカメラ本体、62
は撮影レンズであり、レンズ後部に撮像素子であるCC
D66がついている。63はレリーズボタン、64は再
生と記録を選択するモードボタン、65は電源スイッチ
である。
【0056】また、70はファインダ部であり図14
(c)に示すように、上に上がるように構成されてい
る。ファインダ部70内には対物レンズ71、接眼レン
ズ72があり、本実施例5では、薄いタイプであるの
で、ファインダの構成は“アルバダファインダ”で実施
している。
【0057】図15の75は液晶板、76はバックライ
トであり、両方ともカメラ本体61に固定されている。
図16(a),(b)は液晶ファインダの状態であり、
対物レンズ71と接眼レンズ72との間に液晶板75と
バックライト76があるため、バックライト76で照ら
された液晶75を見ることになる。
【0058】図15(b)はファインダ70を上に持ち
上げたところの図であり、この時には、記録モードのみ
であり、電池残量が少ない時には極めて有効である。1
15は移動ファインダによってオン、オフするスイッチ
で、図15(b)の状態の時には、再生モードでも液晶
75とバックライト76とがオンしないようになってい
る。またはファインダ部70が上に上がっているときに
は再生モードにならないようにしてもよい。
【0059】次に、静止画を取り込む基本的な回路構成
について、図16の構成ブロック図を用いて説明する。
【0060】101は、被写体を取り込むためのレン
ズ、102は撮像素子であるCCD、103はディジタ
ル信号処理回路である。104は、1チップマイコンで
あるCPUであり、全体のシステムコントロールと圧
縮、伸長、メモリのコントロール、DA変換等を行う。
【0061】105は、デジタル信号を圧縮、伸長を行
う回路、106は、圧縮を行う時のワーク用のメモリ、
107は、圧縮されたデータ等を保存するためのメモリ
である。108はLCD駆動回路であり、109はLC
D,バックパネルのユニットである。
【0062】110は操作部材であり、オン、オフ、レ
リーズ等のスイッチである。111は、各ユニットを駆
動するための電源回路である。112はビデオアウトで
あり、このラインには映像信号が出ている。115はフ
ァインダ切り換えスイッチで、オフの時は液晶、バック
ライト共にオフとなっている。
【0063】図17、図18は、前記図16のスイッチ
115の動作シーケンスを説明する各フローチャートで
ある。これは図14に示す機構をそれぞれ電機に書き換
えた動作シーケンスを示すものである。
【0064】図17は、前記図14及び図15の再生、
記録のモードスイッチが、再生モードの時の動作シーケ
ンスを示す。
【0065】ステップS21でモードダイアルが再生モ
ードを示し、ステップS22で図14の電源スイッチ6
5がオンし、ステップS23で図16のファインダスイ
ッチ115がオフ(ファインダ部70が上がっている)
の時、図示のようにこのステップの前に戻る。一方、フ
ァインダスイッチ115オン(ファインダ部70が下が
っている)の時には次のステップに進み、ステップS2
4で液晶75、バックライト76の電源をオンし、ステ
ップS25で再生画を出力する。
【0066】図18は、図14及び図15の再生、記録
のモードスイッチ画記録モードの時を示す。すなわち、
ステップS31でモードダイアルが記録モードを示し、
ステップS32で電源スイッチ65がオンし、ステップ
S33で図17のファインダスイッチ115がオフし
(ファインダ部70が上がっている)の時には、レリー
ズ待機状態に入る。一方、ファインダスイッチ115オ
ン(ファインダ部70が下がっている)の時には次のス
テップに進み、ステップS34で液晶75、バックライ
ト76の電源をオンし、ステップS35でカメラはレリ
ーズ待機状態となる。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
〜4によれば、VTR一体型ビデオカメラの電源投入後
の録画準備状態、または録画状態になっていない時に
は、電気的映像表示手段(液晶またはCRT)への駆動
電圧の供給がないため、消費電力の浪費を防止すること
ができ、また、撮影中には、接眼部から目を離さずに実
際の記録映像を確認することができるので、ビデオカメ
ラの操作性が向上する。
【0068】さらにまた、本発明の請求項5〜9によれ
ば、電子カメラのファインダ光学系の間に液晶バックラ
イトを構成することで、通常は液晶ファインダで撮影や
再生を行うが、電池容量が少なくなってきた時、沢山撮
影をするために省エネルギーを必要とする時等は、簡単
に液晶ファインダから光学ファインダに切り換えること
ができる。
【0069】また、光学ファインダの間に液晶ユニット
を配設しているため、カメラの大きさはほとんど大型化
しない。
【0070】また、液晶の後ろにミラーを進退自在に構
成することで、省エネタイプの再生をも実現している。
【0071】そして再生と記録のモード切り換えにおい
ては、光学的なファインダモードの時には、再生にして
も、液晶バックライトとには電源が入らないように構成
することにより、不用意な電池の消耗を無くしている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の機械的動作説明断面図
【図2】 実施例1のカメラ内容の信号の説明図
【図3】 実施例1の電気的映像表示手段の回動図
【図4】 実施例1の動作シーケンスフローチャート
(その1)
【図5】 実施例1の動作シーケンスフローチャート
(その2)
【図6】 実施例2の記録映像表示装置の断面図
【図7】(a),(b) 実施例3の電子カメラの前側
及び後側斜視図
【図8】 実施例3のファインダ部の分解斜視図
【図9】 実施例3の光学ファインダ図
【図10】 実施例3の液晶ファインダ図
【図11】 実施例3の液晶と外光のファインダ図
【図12】 実施例3の液晶と光学ファインダ図
【図13】(a),(b) 実施例4のファインダの構
成を切り換える機械的シーケンス説明図
【図14】(a),(b) 実施例5の電子カメラの前
側斜視図、後側斜視図及び前側ファインダアップ斜視図
【図15】(a),(b) 実施例5の電子カメラの液
晶ファインダ状態の2断面図
【図16】 実施例のカメラの基本的な回路構成ブロッ
ク図
【図17】 実施例5の再生モード時の動作シーケンス
フローチャート
【図18】 実施例3のカメラが記録モード時の動作シ
ーケンスフローチャート
【符号の説明】
1,24 記録映像表示装置 2,25 対物レンズ 3,28 電気的映像表示手段 6,30 撮影者 7 接眼ゴム 8 光電変換装置 10 ウォームギア 11 スプリング 12 土台 13 カム付きギア 14 モータ 15,26,27 反射鏡 29 ズームレンズ 31,32,33 レンズ 34 ビームスプリッタ 41,61 電子カメラ 42 撮影レンズ 43 対物レンズユニット(ファインダ) 46 外光採り入れ窓 47 モード選択つまみ 48 ファインダモード切り換えつまみ(スイッチ) 49,63 レリーズボタン 50,70 ファインダ部 51 メインスイッチ 52,72 接眼レンズ 53,75 液晶板 54,76 バックライト 55 ミラー 57 遮光部材 58 撮像素子 61 カメラ本体 62 撮影レンズ 66 CCD 71 対物レンズ 101 レンズ 102 CCD 111 電源回路 115 ファインダスイッチ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録映像の確認をするための表示部に入
    れ替え可能に構成された光学像表示手段と電気的映像表
    示手段とを兼ね備え、ビデオカメラの録画開始と同時に
    前記電気的映像表示手段に切り替わり、また、録画中以
    外は前記光学像表示手段に切り替わるよう電気的に制御
    された記録映像表示装置を有することを特徴とするVT
    R一体型ビデオカメラ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、2段階の操作が可能
    の録画スイッチを有し、その1段階目を押すことによ
    り、前記光学像表示手段から前記電気的映像表示手段に
    切り替わって録画準備状態となり、さらに2段階目を押
    すことにより、録画開始となるよう電気的に制御された
    記録映像表示装置を有することを特徴とするVTR一体
    型ビデオカメラ。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記ビデオカメラ本
    体内に配置された撮像レンズの中のズームレンズに連動
    して実際の被写体像を表示し、かつ、前記光学像表示手
    段の光軸上に構成された光学像用ズームレンズを持つ記
    録映像表示装置を有することを特徴とするVRT一体型
    ビデオカメラ。
  4. 【請求項4】 請求項1において、固定及び回転可能な
    2枚の反射鏡を用いて前記両表示手段の切換を行うこと
    ができる記録映像表示装置を有することを特徴とするV
    TR一体型ビデオカメラ。
  5. 【請求項5】 撮影レンズにより形成された被写体像を
    電気信号に変換する撮像素子を有する撮像部と、前記被
    写体を確認するためのファインダユニットとを有する電
    子カメラにおいて、 対物レンズユニットと接眼レンズとの前記ファインダ光
    学系の間に、液晶板とバックライトとを構成し、前記バ
    ックライト、もしくは液晶板とバックライトとを前記フ
    ァインダ光路に対して進退可能に構成したことを特徴と
    する電子カメラ。
  6. 【請求項6】 撮影レンズにより形成された被写体像を
    電気信号に変換する撮像素子を有する撮像部と、前記被
    写体を確認するためのファインダとを有する電子カメラ
    において、 対物レンズユニットと接眼レンズとの前記ファインダ光
    学系の間に、液晶板とバックライトとミラーとを構成
    し、前記バックライトとミラーとを前記ファインダ光路
    に対して進退可能に構成し、前記バックライトが退避し
    た場合には、前記ミラーが前記光路内に進入するよう構
    成すると共に、外光を前記ミラーで反射させて液晶の光
    源とすることを特徴とする電子カメラ。
  7. 【請求項7】 撮影レンズにより形成された被写体像を
    電気信号に変換する撮像素子を有する撮像部と、前記被
    写体を確認するためのファインダとを有する電子カメラ
    において、 対物レンズユニットと接眼レンズとの前記ファインダ光
    学系の間に、液晶板とバックライトとミラーとを構成
    し、前記バックライトとミラーとを前記ファインダ光路
    に対して進退可能に構成し、前記バックライトを前記液
    晶板の光源として使用し、前記ミラーを退避状態とした
    時に、前記ミラーで外光採り入れ窓の外周を前記外光が
    内部に漏れないように構成したことを特徴とする電子カ
    メラ。
  8. 【請求項8】 撮影レンズにより形成された被写体像を
    電気信号に変換する撮像素子を有する撮像部と、前記被
    写体を確認するためのファインダとを有する電子カメラ
    において、 対物レンズユニットと接眼レンズとの前記ファインダ光
    学系の間に、液晶板とバックライトとミラーとを備え、
    光学ファインダと液晶ファインダのいずれかに切り替え
    が可能に構成し、前記光学ファインダの時は、再生モー
    ドにならないよう構成したことを特徴とする電子カメ
    ラ。
  9. 【請求項9】 撮影レンズにより形成された被写体像を
    電気信号に変換する撮像素子を有する撮像部と、前記被
    写体を確認するためのファインダとを有する電子カメラ
    において、 対物レンズユニットと接眼レンズとの間に、液晶とバッ
    クライトとを配置した前記ファインダユニットで、前記
    対物レンズと接眼レンズとのみが移動可能に構成されて
    いることを特徴とする電子カメラ。
JP9310495A 1997-11-12 1997-11-12 Vtr一体型ビデオカメラ及び電子カメラ Withdrawn JPH11146235A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9310495A JPH11146235A (ja) 1997-11-12 1997-11-12 Vtr一体型ビデオカメラ及び電子カメラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9310495A JPH11146235A (ja) 1997-11-12 1997-11-12 Vtr一体型ビデオカメラ及び電子カメラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11146235A true JPH11146235A (ja) 1999-05-28

Family

ID=18005922

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9310495A Withdrawn JPH11146235A (ja) 1997-11-12 1997-11-12 Vtr一体型ビデオカメラ及び電子カメラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11146235A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004191980A (ja) * 2002-12-12 2004-07-08 Eastman Kodak Co 光学的なビューファインディングと、電子捕捉及び表示のための共有光学部品を有するカメラ
EP1464164A1 (de) * 2001-12-30 2004-10-06 P + S Technik GmbH Videokamera-einheit
JP2010103790A (ja) * 2008-10-24 2010-05-06 Canon Inc 撮像装置、ファインダーの切り換え方法
WO2013046952A1 (ja) * 2011-09-30 2013-04-04 富士フイルム株式会社 撮像装置およびその制御方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1464164A1 (de) * 2001-12-30 2004-10-06 P + S Technik GmbH Videokamera-einheit
JP2004191980A (ja) * 2002-12-12 2004-07-08 Eastman Kodak Co 光学的なビューファインディングと、電子捕捉及び表示のための共有光学部品を有するカメラ
JP2010103790A (ja) * 2008-10-24 2010-05-06 Canon Inc 撮像装置、ファインダーの切り換え方法
WO2013046952A1 (ja) * 2011-09-30 2013-04-04 富士フイルム株式会社 撮像装置およびその制御方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3988102B2 (ja) 腕装着型カメラ
GB2263840A (en) Still video camera
KR100216232B1 (ko) 촬상장치
JP2002062578A (ja) カメラ撮影用ホルダ
JPH11355618A (ja) 電子ビューファインダー
JPH11146235A (ja) Vtr一体型ビデオカメラ及び電子カメラ
JPH1115072A (ja) 可動グリップ付デジタルカメラ
JP3846768B2 (ja) 電子カメラ
JP3571469B2 (ja) カメラ
JP4211429B2 (ja) 撮像装置
JPH11125852A (ja) 撮像装置
JPH10253886A (ja) 電子カメラ装置
JP3825880B2 (ja) ビデオカメラ
JPH0946559A (ja) 複合カメラ
JP2672149B2 (ja) ビデオカメラ
JP3912915B2 (ja) ビデオカメラ
JPH03102979A (ja) カメラ一体型vtr
JPH0436508B2 (ja)
JPH10260471A (ja) 多焦点カメラ
JPH1098637A (ja) 電子カメラ
JP2606448Y2 (ja) 電子的撮像装置
JP2515398B2 (ja) 電子望遠機能付撮像装置
JP2004015098A (ja) デジタルカメラ
JPH11194407A (ja) 電子カメラ装置
JP2000122167A (ja) カメラ

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050201